JP2003276328A - マイクロカプセル - Google Patents
マイクロカプセルInfo
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- JP2003276328A JP2003276328A JP2002079726A JP2002079726A JP2003276328A JP 2003276328 A JP2003276328 A JP 2003276328A JP 2002079726 A JP2002079726 A JP 2002079726A JP 2002079726 A JP2002079726 A JP 2002079726A JP 2003276328 A JP2003276328 A JP 2003276328A
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- melamine
- microcapsule
- aromatic hydroxy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐光性にメラミン−ホルマリン樹脂壁膜を有
するマイクロカプセルの提供。 【解決手段】 電子供与性無色染料を芯物質として内包
しメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセルの壁膜が、メ
ラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメラ
ミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、または
これらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくとも
1種と、芳香族ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドと
の混合体、芳香族ヒドロキシメチロール化合物、芳香族
ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒド初期縮合物、また
はこれらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくと
も1種とから形成されるマイクロカプセル。
するマイクロカプセルの提供。 【解決手段】 電子供与性無色染料を芯物質として内包
しメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセルの壁膜が、メ
ラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメラ
ミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、または
これらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくとも
1種と、芳香族ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドと
の混合体、芳香族ヒドロキシメチロール化合物、芳香族
ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒド初期縮合物、また
はこれらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくと
も1種とから形成されるマイクロカプセル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子供与性無色染料
を芯物質として内包するマイクロカプセルに関するもの
である。
を芯物質として内包するマイクロカプセルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】感圧複写紙は電子供与性無色染料(ロイ
コ系染料)溶液を芯物質として内包するマイクロカプセ
ルを紙の裏面に塗布してなる上用紙、酸性物質からなる
顕色剤を表面に、ロイコ系染料溶液内包マイクロカプセ
ルを裏面に塗布してなる中用紙、顕色剤を表面に塗布し
てなる下用紙より構成され、筆圧、タイプライター、機
械的圧力を与えることで発色させ同時に多数の複写を得
ることのできる複写紙である。
コ系染料)溶液を芯物質として内包するマイクロカプセ
ルを紙の裏面に塗布してなる上用紙、酸性物質からなる
顕色剤を表面に、ロイコ系染料溶液内包マイクロカプセ
ルを裏面に塗布してなる中用紙、顕色剤を表面に塗布し
てなる下用紙より構成され、筆圧、タイプライター、機
械的圧力を与えることで発色させ同時に多数の複写を得
ることのできる複写紙である。
【0003】感圧複写紙に使用されるマイクロカプセル
の製造方法としては、コアセルベーション法、in-situ
重合法、界面重合法等が知られている。この中のin-sit
u重合法では壁材料としてアミノ樹脂を使用するのが一
般的であり、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂等をマイクロカプセル壁物質とし
て利用する特許もいくつか出願されている。
の製造方法としては、コアセルベーション法、in-situ
重合法、界面重合法等が知られている。この中のin-sit
u重合法では壁材料としてアミノ樹脂を使用するのが一
般的であり、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂等をマイクロカプセル壁物質とし
て利用する特許もいくつか出願されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカプセ
ルを感圧複写紙に用いると、日光や蛍光灯の光を照射さ
れることによって、感圧複写紙の発色性能が劣化しやす
い。そのため、高価な紫外線防止剤を多量に用いなけれ
ばならないなど問題が多い。
ン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカプセ
ルを感圧複写紙に用いると、日光や蛍光灯の光を照射さ
れることによって、感圧複写紙の発色性能が劣化しやす
い。そのため、高価な紫外線防止剤を多量に用いなけれ
ばならないなど問題が多い。
【0005】そこで、本発明が目的とするところは、耐
光性の改良されたメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜
を有するマイクロカプセルを提供し、感圧複写紙の日光
や蛍光灯の光による発色性能の劣化を防止することにあ
る。
光性の改良されたメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜
を有するマイクロカプセルを提供し、感圧複写紙の日光
や蛍光灯の光による発色性能の劣化を防止することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、電子供与性無色染料を芯物質として内包す
るメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセルの壁膜が、メ
ラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメラ
ミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、または
これらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくとも
1種と、芳香族ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドと
の混合体、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒ
ド、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒド初期縮
合物、またはこれらの組み合わせよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種とから形成されることにより、課題を
達成できることを見出した。
重ねた結果、電子供与性無色染料を芯物質として内包す
るメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセルの壁膜が、メ
ラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメラ
ミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、または
これらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくとも
1種と、芳香族ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドと
の混合体、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒ
ド、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒド初期縮
合物、またはこれらの組み合わせよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種とから形成されることにより、課題を
達成できることを見出した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のマイクロカプセルは、電
子供与性無色染料を含有する疎水性液体を親水性液体に
乳化分散した後、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜
を形成することにより製造される。
子供与性無色染料を含有する疎水性液体を親水性液体に
乳化分散した後、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜
を形成することにより製造される。
【0008】本発明においては、壁膜の前駆体として、
メラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメ
ラミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、また
はこれらの組み合せと、並びに、芳香族ヒドロキシ化合
物とホルムアルデヒドとの混合体、芳香族ヒドロキシメ
チロール化合物、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアル
デヒド初期縮合物、またはこれらの組み合せとを併用す
ることにより、耐光性に優れた感圧複写紙用マイクロカ
プセルを得ることができる。
メラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメ
ラミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、また
はこれらの組み合せと、並びに、芳香族ヒドロキシ化合
物とホルムアルデヒドとの混合体、芳香族ヒドロキシメ
チロール化合物、芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアル
デヒド初期縮合物、またはこれらの組み合せとを併用す
ることにより、耐光性に優れた感圧複写紙用マイクロカ
プセルを得ることができる。
【0009】本発明において優れた効果が得られる理由
は明らかではないが、次のように考えられる。光照射に
より感圧複写紙の発色性能が低下する原因は、光を受け
て電子供与性無色染料が光分解されるためと考えられる
が、本発明では芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデ
ヒド初期縮合物等をともに用いることにより、壁膜の光
透過性が制御されるものと推察される。
は明らかではないが、次のように考えられる。光照射に
より感圧複写紙の発色性能が低下する原因は、光を受け
て電子供与性無色染料が光分解されるためと考えられる
が、本発明では芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデ
ヒド初期縮合物等をともに用いることにより、壁膜の光
透過性が制御されるものと推察される。
【0010】本発明に用いられるメラミンとホルムアル
デヒドとの混合体、メチロールメラミン、またはメラミ
ン−ホルムアルデヒド初期縮合物、並びに、芳香族ヒド
ロキシ化合物とホルムアルデヒドとの混合体、芳香族ヒ
ドロキシメチロール化合物、芳香族ヒドロキシ化合物−
ホルムアルデヒド初期縮合物とは、以下のようなもので
ある。
デヒドとの混合体、メチロールメラミン、またはメラミ
ン−ホルムアルデヒド初期縮合物、並びに、芳香族ヒド
ロキシ化合物とホルムアルデヒドとの混合体、芳香族ヒ
ドロキシメチロール化合物、芳香族ヒドロキシ化合物−
ホルムアルデヒド初期縮合物とは、以下のようなもので
ある。
【0011】まず、前者について、メラミンとホルムア
ルデヒドとを適当な比率で混合した混合体を加熱攪拌す
ると、メラミンにホルムアルデヒドが付加してメチロー
ル化が起こり、メチロールメラミンが生成される。そし
て、これらの間でさらに縮重合反応(メチレン化反応)
が進行し、メラミン−ホルムアルデヒドの縮合物が生成
される。本発明においてメチロールメラミンとは、メラ
ミン単位が1個のメラミン−ホルムアルデヒド単量体を
いい、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物とは、メ
ラミン単位が2個以上のものをいう。
ルデヒドとを適当な比率で混合した混合体を加熱攪拌す
ると、メラミンにホルムアルデヒドが付加してメチロー
ル化が起こり、メチロールメラミンが生成される。そし
て、これらの間でさらに縮重合反応(メチレン化反応)
が進行し、メラミン−ホルムアルデヒドの縮合物が生成
される。本発明においてメチロールメラミンとは、メラ
ミン単位が1個のメラミン−ホルムアルデヒド単量体を
いい、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物とは、メ
ラミン単位が2個以上のものをいう。
【0012】後者も同様に、芳香族ヒドロキシ化合物と
して例えばフェノールとホルムアルデヒドとを適当な比
率で混合した混合体に、触媒として苛性ソーダあるいは
アンモニア水溶液を用いて加熱攪拌することにより、メ
チロール化が起こりフェノール単位が1個の芳香族ヒド
ロキシメチロール化合物が生成され、さらに縮重合反応
が進行して、フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物
が生成される。
して例えばフェノールとホルムアルデヒドとを適当な比
率で混合した混合体に、触媒として苛性ソーダあるいは
アンモニア水溶液を用いて加熱攪拌することにより、メ
チロール化が起こりフェノール単位が1個の芳香族ヒド
ロキシメチロール化合物が生成され、さらに縮重合反応
が進行して、フェノール−ホルムアルデヒド初期縮合物
が生成される。
【0013】本発明に用いられるメチロールメラミンお
よびその初期縮合物は、以下に述べるように簡単に調製
することができる。また、縮重合反応の指標として濁度
を用いることにより、さらに緻密性に優れた良好なマイ
クロカプセルを調製することができる。濁度の測定は次
のようにして行う。メラミン−ホルムアルデヒド初期縮
合物から測定に必要な量を分取し、20℃の蒸留水で3
%濃度に希釈し、希釈2分後に以下の測定条件でAb
s.(吸光度)を測定し、その値を濁度とする。濁度の
測定値が0.1〜0.5の範囲にある初期縮合物が、緻
密性の高いマイクロカプセルを与え好ましい。測定条件
は以下の通りである。 検出器:分光光度計 測定温度:20℃ 測定波長:660nm スリット幅:3.0 リファレンス:蒸留水
よびその初期縮合物は、以下に述べるように簡単に調製
することができる。また、縮重合反応の指標として濁度
を用いることにより、さらに緻密性に優れた良好なマイ
クロカプセルを調製することができる。濁度の測定は次
のようにして行う。メラミン−ホルムアルデヒド初期縮
合物から測定に必要な量を分取し、20℃の蒸留水で3
%濃度に希釈し、希釈2分後に以下の測定条件でAb
s.(吸光度)を測定し、その値を濁度とする。濁度の
測定値が0.1〜0.5の範囲にある初期縮合物が、緻
密性の高いマイクロカプセルを与え好ましい。測定条件
は以下の通りである。 検出器:分光光度計 測定温度:20℃ 測定波長:660nm スリット幅:3.0 リファレンス:蒸留水
【0014】メラミンとホルムアルデヒドとのモル比に
関して、ホルムアルデヒドのモル比が多い方がマイクロ
カプセルに良好な耐熱性を付与させる上で好ましいが、
多すぎるとメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の重
合が進みやすくなり、目標とする重合進行度以下、即
ち、目標以下の濁度であるメラミン−ホルムアルデヒド
初期縮合物を得にくくなる。従って、好ましいモル比と
してはメラミン:ホルムアルデヒド=1:2.5〜1:
4である。
関して、ホルムアルデヒドのモル比が多い方がマイクロ
カプセルに良好な耐熱性を付与させる上で好ましいが、
多すぎるとメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の重
合が進みやすくなり、目標とする重合進行度以下、即
ち、目標以下の濁度であるメラミン−ホルムアルデヒド
初期縮合物を得にくくなる。従って、好ましいモル比と
してはメラミン:ホルムアルデヒド=1:2.5〜1:
4である。
【0015】加熱溶解時のpHについては、メラミンと
ホルムアルデヒドのモル比によって重合の進行を遅らせ
る最適pHが変動する。モル比1:2.5〜1:4のと
きは、中性付近(pH6〜8)が最適である。
ホルムアルデヒドのモル比によって重合の進行を遅らせ
る最適pHが変動する。モル比1:2.5〜1:4のと
きは、中性付近(pH6〜8)が最適である。
【0016】メラミンの溶解温度および溶解時間は、高
温、長時間で溶解するほど重合は進行しやすいので、よ
り低温、短時間で、具体的には60〜70℃、15〜3
0分で溶解することが好ましい。
温、長時間で溶解するほど重合は進行しやすいので、よ
り低温、短時間で、具体的には60〜70℃、15〜3
0分で溶解することが好ましい。
【0017】また、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮
合物の生成時にアルコールを添加し、メチロール基をア
ルキル化することで、重合が進行していないメラミン−
ホルムアルデヒド初期縮合物を得ることも可能である。
合物の生成時にアルコールを添加し、メチロール基をア
ルキル化することで、重合が進行していないメラミン−
ホルムアルデヒド初期縮合物を得ることも可能である。
【0018】メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の
使用量は電子供与性無色染料(ロイコ染料)を含有する
疎水性液体100部に対し5〜30部、好ましくは10
〜20部を用いる。
使用量は電子供与性無色染料(ロイコ染料)を含有する
疎水性液体100部に対し5〜30部、好ましくは10
〜20部を用いる。
【0019】次に、本発明において用いられる芳香族ヒ
ドロキシ化合物としては、例えば、フェノール、クレゾ
ール、キシレノール、またはレゾルシン類を好ましく挙
げることができる。
ドロキシ化合物としては、例えば、フェノール、クレゾ
ール、キシレノール、またはレゾルシン類を好ましく挙
げることができる。
【0020】芳香族ヒドロキシ化合物に対するホルムア
ルデヒドのモル比は、1.5〜4.0、好ましくは2.
0〜3.5が望ましい。
ルデヒドのモル比は、1.5〜4.0、好ましくは2.
0〜3.5が望ましい。
【0021】反応温度は40〜80℃、好ましくは50
〜70℃、反応時間は2〜5時間、好ましくは3〜4時
間である。
〜70℃、反応時間は2〜5時間、好ましくは3〜4時
間である。
【0022】芳香族ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒ
ド初期縮合物等の使用量は、少なすぎる場合は効果が発
現されず、多すぎる場合はカプセルスラリーが着色し、
感圧複写紙としたときの白色度が低下し品質が損なわれ
る傾向がある。本発明において最適な使用量は、メラミ
ン−ホルムアルデヒドに対し5〜40%、好ましくは1
0〜30%程度である。
ド初期縮合物等の使用量は、少なすぎる場合は効果が発
現されず、多すぎる場合はカプセルスラリーが着色し、
感圧複写紙としたときの白色度が低下し品質が損なわれ
る傾向がある。本発明において最適な使用量は、メラミ
ン−ホルムアルデヒドに対し5〜40%、好ましくは1
0〜30%程度である。
【0023】次に、本発明の感圧複写紙は、上記の壁膜
前駆体を用い通常の製法に従って得ることができる。基
本的に次の工程よりなる。 (1)芯物質の調製 電子供与性無色染料を含有する疎水性液体を単独、ある
いは必要に応じ他の物質を添加して、加熱攪拌等によっ
て疎水性液体に溶解しカプセル芯物質とする。
前駆体を用い通常の製法に従って得ることができる。基
本的に次の工程よりなる。 (1)芯物質の調製 電子供与性無色染料を含有する疎水性液体を単独、ある
いは必要に応じ他の物質を添加して、加熱攪拌等によっ
て疎水性液体に溶解しカプセル芯物質とする。
【0024】(2)連続相の調製
アニオン性水溶性高分子を室温において水に添加し攪拌
して溶解する。水溶性高分子の添加量はカプセル製造時
全体の0.5〜7重量%である。水溶性高分子のモノマ
ー配合比、壁膜形成材料の種類、芯物質の種類、目的と
する粒子径等で異なるが、カプセル製造時全体の1〜5
重量%がより適当な範囲である。
して溶解する。水溶性高分子の添加量はカプセル製造時
全体の0.5〜7重量%である。水溶性高分子のモノマ
ー配合比、壁膜形成材料の種類、芯物質の種類、目的と
する粒子径等で異なるが、カプセル製造時全体の1〜5
重量%がより適当な範囲である。
【0025】(3)乳化
上記連続相を攪拌しながら、その中に芯物質溶液を加え
て混合する。ホモジナイザー、静止型混合機等の乳化機
によって混合液体を乳化する。
て混合する。ホモジナイザー、静止型混合機等の乳化機
によって混合液体を乳化する。
【0026】(4)カプセル壁膜形成反応
乳化液が所定の粒径になった後、pHを調整する。pH
は低いほど反応は速いが、あまり急激な反応は均一なカ
プセル壁膜形成の妨げになること等を考慮に入れて、p
H3〜8程度に調整する。その後、カプセル壁膜前駆体
として前述のメチロールメラミンまたはその期縮合物、
並びに芳香族ヒドロキシメチロール化合物またはその初
期縮合物等を、添加するとともに加熱を開始、あるいは
加熱をしながら添加する。温度は35〜90℃に加熱す
るが、通常50〜80℃に調節する。設定した温度に到
達後一定時間以上設定温度に保つ必要があり、50〜6
0℃での反応の場合は少なくとも1時間は保持すること
好ましい。壁膜前駆体と芯物質の割合は固形分重量比で
1:1〜20である。
は低いほど反応は速いが、あまり急激な反応は均一なカ
プセル壁膜形成の妨げになること等を考慮に入れて、p
H3〜8程度に調整する。その後、カプセル壁膜前駆体
として前述のメチロールメラミンまたはその期縮合物、
並びに芳香族ヒドロキシメチロール化合物またはその初
期縮合物等を、添加するとともに加熱を開始、あるいは
加熱をしながら添加する。温度は35〜90℃に加熱す
るが、通常50〜80℃に調節する。設定した温度に到
達後一定時間以上設定温度に保つ必要があり、50〜6
0℃での反応の場合は少なくとも1時間は保持すること
好ましい。壁膜前駆体と芯物質の割合は固形分重量比で
1:1〜20である。
【0027】(5)後処理
上記の壁膜前駆体から壁膜が形成されカプセル化が終了
した後、目的に応じて、濃度の調整、pHの調整、洗
浄、ろ過、乾燥、粉体化等を行う。通常、スラリー中に
存在する余剰のホルムアルデヒドの減少処理を行う。そ
の方法としては、アンモニア、尿素、亜硫酸塩、亜硫酸
水素塩、エチレン尿素、ヒドロキシアミン塩およびアセ
ト酢酸メチル等の活性水素を有する物質を単独で、ある
いは組み合わせて使用し、さらに多種の炭酸塩を併用す
る化学的除去法、水蒸気蒸留、限外ろ過等の物理的除去
法が知られており、いずれを採用してもよい。
した後、目的に応じて、濃度の調整、pHの調整、洗
浄、ろ過、乾燥、粉体化等を行う。通常、スラリー中に
存在する余剰のホルムアルデヒドの減少処理を行う。そ
の方法としては、アンモニア、尿素、亜硫酸塩、亜硫酸
水素塩、エチレン尿素、ヒドロキシアミン塩およびアセ
ト酢酸メチル等の活性水素を有する物質を単独で、ある
いは組み合わせて使用し、さらに多種の炭酸塩を併用す
る化学的除去法、水蒸気蒸留、限外ろ過等の物理的除去
法が知られており、いずれを採用してもよい。
【0028】本発明で用いられる電子供与性無色染料
(ロイコ系染料)としては、感圧複写紙の分野で公知の
ものを使用すればよく、例えば3,3−ビス(p−ジメチル
アミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−
ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド等のトリ
アリルメタン系化合物、4,4−ビスジメチルアミノベン
ズヒドリルベンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフ
ェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタン系化合
物、7−ジエチルアミノ−3−クロロフルオラン、7−ジ
エチルアミノ−3−クロロ−2−メチルフルオラン等のフ
ルオラン系化合物、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−プロピル
−スピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジベ
ンゾピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等
のスピロ系化合物、等の電子供与性発色剤が挙げられ
る。
(ロイコ系染料)としては、感圧複写紙の分野で公知の
ものを使用すればよく、例えば3,3−ビス(p−ジメチル
アミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−
ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド等のトリ
アリルメタン系化合物、4,4−ビスジメチルアミノベン
ズヒドリルベンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフ
ェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタン系化合
物、7−ジエチルアミノ−3−クロロフルオラン、7−ジ
エチルアミノ−3−クロロ−2−メチルフルオラン等のフ
ルオラン系化合物、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−プロピル
−スピロ−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジベ
ンゾピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等
のスピロ系化合物、等の電子供与性発色剤が挙げられ
る。
【0029】また、疎水性液体も、感圧複写紙の分野で
公知のものを使用すればよく、例えばフェニルキシリル
エタン、フェニルキシリルメタン、フェニルエチルフェ
ニルエタン、フェニルブチルフェニルメタン、フェニル
ブチルフェニルエタンなどのジアリールアルカン系化合
物、モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフ
タレンなどのアルキルナフタレン系化合物、モノイソプ
ロピルビフェニール、ジイソプロピルビフェニールモノ
ブチルビフェニールなどのアルキルビフェニール系化合
物、部分水素化ターフェニール系化合物、アルキルベン
ゼン系化合物、トリアリールジメタン系化合物、フェニ
レンオキサイド系化合物、ジアリールアルキレン系化合
物、等を挙げることができる。
公知のものを使用すればよく、例えばフェニルキシリル
エタン、フェニルキシリルメタン、フェニルエチルフェ
ニルエタン、フェニルブチルフェニルメタン、フェニル
ブチルフェニルエタンなどのジアリールアルカン系化合
物、モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフ
タレンなどのアルキルナフタレン系化合物、モノイソプ
ロピルビフェニール、ジイソプロピルビフェニールモノ
ブチルビフェニールなどのアルキルビフェニール系化合
物、部分水素化ターフェニール系化合物、アルキルベン
ゼン系化合物、トリアリールジメタン系化合物、フェニ
レンオキサイド系化合物、ジアリールアルキレン系化合
物、等を挙げることができる。
【0030】電子供与性無色染料を含有する疎水性液体
を乳化分散するアニオン性水溶性高分子とは、例えばエ
チレンー無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテ
ルー無水マレイン酸共重合体、スチレンー無水マレイン
酸共重合体、イソブチレンー無水マレイン酸共重合体、
ポリアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸等を挙げるこ
とができる。
を乳化分散するアニオン性水溶性高分子とは、例えばエ
チレンー無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテ
ルー無水マレイン酸共重合体、スチレンー無水マレイン
酸共重合体、イソブチレンー無水マレイン酸共重合体、
ポリアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸等を挙げるこ
とができる。
【0031】得られたマイクロカプセルは、一般の水溶
性バインダー、ラテックス系バインダーとともに、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク等のカプセル保護剤
などを必要に応じて添加して、感圧複写紙用マイクロカ
プセル塗布液を調整する。
性バインダー、ラテックス系バインダーとともに、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク等のカプセル保護剤
などを必要に応じて添加して、感圧複写紙用マイクロカ
プセル塗布液を調整する。
【0032】
【実施例】以下に、本発明の効果をより一層明確にする
ため、製造例、実施例および比較例を挙げるが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、各
例中の部及び%は、重量部及び重量%を表す。
ため、製造例、実施例および比較例を挙げるが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、各
例中の部及び%は、重量部及び重量%を表す。
【0033】[カプセル壁膜前駆体(I)の調製]メラ
ミン10部に37%ホルマリン水溶液20部を加え、密
閉容器中で撹拌しながら60℃で20分反応させた後、
冷却し反応を停止させメチロールメラミン水溶液を得
た。この水溶液の濁度は0.3であった。
ミン10部に37%ホルマリン水溶液20部を加え、密
閉容器中で撹拌しながら60℃で20分反応させた後、
冷却し反応を停止させメチロールメラミン水溶液を得
た。この水溶液の濁度は0.3であった。
【0034】[カプセル壁膜前駆体(II)の調製]フェ
ノール10部に37%ホルマリン水溶液25部、苛性ソ
ーダ0.2部を加え、密閉容器中で撹拌しながら60℃
で3時間反応させた後、冷却しメチロールフェノール水
溶液を得た。
ノール10部に37%ホルマリン水溶液25部、苛性ソ
ーダ0.2部を加え、密閉容器中で撹拌しながら60℃
で3時間反応させた後、冷却しメチロールフェノール水
溶液を得た。
【0035】[カプセル壁膜前駆体(III)の調製]p
−クレゾール10部に37%ホルマリン水溶液20部、
苛性ソーダ0.2部を加え、密閉容器中で撹拌しながら
60℃で3時間反応させた後、冷却しメチロール−p−
クレゾール水溶液を得た。
−クレゾール10部に37%ホルマリン水溶液20部、
苛性ソーダ0.2部を加え、密閉容器中で撹拌しながら
60℃で3時間反応させた後、冷却しメチロール−p−
クレゾール水溶液を得た。
【0036】[実施例1]アニオン性水溶性高分子とし
て濃度10%イソブチレン−無水マレイン酸共重合体
(クラレ株式会社製イソバン)水溶液75部を水80部
で稀釈溶解し、この混合液のpHを苛性ソーダ水溶液で
4.5に調整した。別にフェニルキシリルエタンを主成
分とする高沸点溶媒(日本石油化学製,ハイゾールSA
S−296)135部にクリスタルバイオレットラクト
ン5部、紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール)1部を加
え100℃に加熱攪拌しながら溶解した。溶解後、室温
まで冷却し、先に調整したアニオン性水溶性高分子を含
む水溶液中に転相に注意しながら混合し、次いでホモミ
キサーM型(特殊機化製)を用いて、10000rp
m,3分間攪拌、乳化し、平均粒径4.6μmのO/W
型の安定した乳化物を得た。稀釈水70部、カプセル壁
膜前駆体(I)を30部、カプセル壁膜前駆体(II)6
部をあらかじめ均一に混合しこの混合物を20分間で加
えてから加熱し55℃に達してから、2時間カプセル膜
形成反応を続け反応を終了させた。残留ホルムアルデヒ
ドを減少させるために、30℃に冷却後29%アンモニ
ア水をpH7.5になるまで添加して感圧複写紙用のカ
プセルスラリーを得た。
て濃度10%イソブチレン−無水マレイン酸共重合体
(クラレ株式会社製イソバン)水溶液75部を水80部
で稀釈溶解し、この混合液のpHを苛性ソーダ水溶液で
4.5に調整した。別にフェニルキシリルエタンを主成
分とする高沸点溶媒(日本石油化学製,ハイゾールSA
S−296)135部にクリスタルバイオレットラクト
ン5部、紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール)1部を加
え100℃に加熱攪拌しながら溶解した。溶解後、室温
まで冷却し、先に調整したアニオン性水溶性高分子を含
む水溶液中に転相に注意しながら混合し、次いでホモミ
キサーM型(特殊機化製)を用いて、10000rp
m,3分間攪拌、乳化し、平均粒径4.6μmのO/W
型の安定した乳化物を得た。稀釈水70部、カプセル壁
膜前駆体(I)を30部、カプセル壁膜前駆体(II)6
部をあらかじめ均一に混合しこの混合物を20分間で加
えてから加熱し55℃に達してから、2時間カプセル膜
形成反応を続け反応を終了させた。残留ホルムアルデヒ
ドを減少させるために、30℃に冷却後29%アンモニ
ア水をpH7.5になるまで添加して感圧複写紙用のカ
プセルスラリーを得た。
【0037】[実施例2]実施例1におけるカプセル壁
膜前駆体(II)をカプセル壁膜前駆体(III)に変更し
た以外は実施例1と同様にカプセルスラリーを得た。
膜前駆体(II)をカプセル壁膜前駆体(III)に変更し
た以外は実施例1と同様にカプセルスラリーを得た。
【0038】[実施例3]実施例1におけるカプセル壁
膜前駆体(II)6部を9部に変更した以外は実施例1と
同様にカプセルスラリーを得た。
膜前駆体(II)6部を9部に変更した以外は実施例1と
同様にカプセルスラリーを得た。
【0039】[実施例4]実施例1におけるカプセル壁
膜前駆体(II)6部を12部に変更した以外は実施例1
と同様にカプセルスラリーを得た。
膜前駆体(II)6部を12部に変更した以外は実施例1
と同様にカプセルスラリーを得た。
【0040】[比較例1]実施例1におけるカプセル壁
膜前駆体(II)を使用しなかった以外は実施例1と同様
にカプセルスラリーを得た。
膜前駆体(II)を使用しなかった以外は実施例1と同様
にカプセルスラリーを得た。
【0041】[上用紙の作成]各例で得られたカプセル
スラリー100部、でんぷん粒35部、ポリビニルアル
コール15部の配合処方で塗料を作成し、メイヤーバー
で42g/m2の原紙に塗布量が3g/m2になるよう
塗布乾燥し、感圧複写紙上用紙を得た。
スラリー100部、でんぷん粒35部、ポリビニルアル
コール15部の配合処方で塗料を作成し、メイヤーバー
で42g/m2の原紙に塗布量が3g/m2になるよう
塗布乾燥し、感圧複写紙上用紙を得た。
【0042】[耐光性の評価]上記で得られた上用紙の
カプセル塗布面に日光を5時間照射した後、市販の下用
紙(日本製紙(株)製、CCPエース下用紙NW40B
A)の顕色剤層面とを重ね合わせ、100kg/m2の
加重圧をかけて発色させた。顕色剤層面に形成された画
像の発色濃度をハンター白色度計(東洋精機製作所製)
により測定した。また、別に、日光照射を施さなかった
上用紙を下用紙と重ね合わせて同様に発色させ、発色濃
度を測定した。次式から耐光性を求めた。値が小さい方
が耐光性に優れる。 耐光性=(日光照射後の発色濃度−日光照射前の発色濃
度) ×100/(100−日光照射前の発色濃度)
カプセル塗布面に日光を5時間照射した後、市販の下用
紙(日本製紙(株)製、CCPエース下用紙NW40B
A)の顕色剤層面とを重ね合わせ、100kg/m2の
加重圧をかけて発色させた。顕色剤層面に形成された画
像の発色濃度をハンター白色度計(東洋精機製作所製)
により測定した。また、別に、日光照射を施さなかった
上用紙を下用紙と重ね合わせて同様に発色させ、発色濃
度を測定した。次式から耐光性を求めた。値が小さい方
が耐光性に優れる。 耐光性=(日光照射後の発色濃度−日光照射前の発色濃
度) ×100/(100−日光照射前の発色濃度)
【0043】[白色度の評価]上記で得られた感圧複写
紙上用紙のカプセル塗布面を、ハンター白色度計で測定
した。値が大きい方が白色度に優れる。
紙上用紙のカプセル塗布面を、ハンター白色度計で測定
した。値が大きい方が白色度に優れる。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】表1から明らかなように、本発明のマイ
クロカプセルを用いることにより、光を照射されても発
色性能が低下することがなく、耐光性に優れた感圧複写
紙を得ることができる。
クロカプセルを用いることにより、光を照射されても発
色性能が低下することがなく、耐光性に優れた感圧複写
紙を得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 大森 隆志
東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙
株式会社商品研究所内
Fターム(参考) 2H085 AA07 CD02 CD04
Claims (3)
- 【請求項1】 電子供与性無色染料を芯物質として内包
しメラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセルの壁膜が、メ
ラミンとホルムアルデヒドとの混合体、メチロールメラ
ミン、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、または
これらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくとも
1種と、芳香族ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドと
の混合体、芳香族ヒドロキシメチロール化合物、芳香族
ヒドロキシ化合物−ホルムアルデヒド初期縮合物、また
はこれらの組み合わせよりなる群から選ばれる少なくと
も1種とから形成されることを特徴とするマイクロカプ
セル。 - 【請求項2】 芳香族ヒドロキシ化合物が、フェノー
ル、クレゾール、キシレノール、またはレゾルシン類の
少なくとも1種である請求項1記載のマイクロカプセ
ル。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のマイクロカプセ
ルを用いた感圧複写紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079726A JP2003276328A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | マイクロカプセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079726A JP2003276328A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | マイクロカプセル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003276328A true JP2003276328A (ja) | 2003-09-30 |
Family
ID=29206309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002079726A Pending JP2003276328A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | マイクロカプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003276328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111423742A (zh) * | 2019-01-10 | 2020-07-17 | 上海安诺其数码科技有限公司 | 一种三聚氰胺-甲醛树脂染料分散体的制备方法及其染料色浆及其对棉织物的印花方法 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002079726A patent/JP2003276328A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111423742A (zh) * | 2019-01-10 | 2020-07-17 | 上海安诺其数码科技有限公司 | 一种三聚氰胺-甲醛树脂染料分散体的制备方法及其染料色浆及其对棉织物的印花方法 |
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