JP2003276149A - 防汚性化粧板 - Google Patents

防汚性化粧板

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に付着した汚染物質を光により分解す
る。 【解決手段】 基材1と,樹脂含浸化粧紙2と,樹脂含
浸表面紙3と,プラスチックフィルムにシリコーン系バ
インダーを塗布したシリコーン塗布フィルムを順次積層
し,熱圧成形後,該プラスチックフィルムを除去し,光
触媒コーティング剤を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧板に関し,より詳し
くは表面の汚れが光により分解されやすい防汚性化粧板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,テーブル,カウンター,キッチン
などの水平面や,壁,ブースなどの垂直面に供される化
粧板があり,例えば耐摩耗性,耐衝撃性などの諸物性に
優れるジアリルフタレート樹脂化粧板やメラミン樹脂化
粧板などの熱硬化性樹脂化粧板が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,化粧板
の表面には日常生活上種々の汚染物質が付着し,放置す
ると容易に除去できなくなることがあった。特に化粧表
面にエンボス加工が施されている場合は,力を入れて布
等で擦ることを余儀なくされ,たとえ表面がフラットで
あっても,その表面は金属プレートやプラスチックフィ
ルムの超微細な面が転写されたものであることから簡単
に,しかも楽に汚れを除去できるというものではなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる状況に鑑
み検討されたもので以下のことを特徴とするものであ
る。すなわち,基材と,樹脂含浸化粧紙と,プラスチッ
クフィルムにシリコーン系バインダーが塗布されたシリ
コーン塗布フィルムとを順次積層し,熱圧成形後,該プ
ラスチックフィルムを除去し,光触媒コーティング剤を
塗布してなることを特徴とする防汚性化粧板,該樹脂含
浸化粧紙と,該シリコーン塗布フィルムの間に,樹脂含
浸表面紙を積層したことを特徴とする請求項1記載の防
汚性化粧板である。
【0005】
【作用】本発明で示されるように,シリコーン系バイン
ダー塗布したプラスチックフィルムを熱圧成形して,表
面にプライマー層を設けた後,光触媒コーティング剤を
塗布することにより,化粧表面に光触媒層を形成するこ
とができる。以下,本発明について詳細に説明する。
【0006】発明の詳細な説明 本発明で用いる基材としては,化粧板用のクラフト紙,
不織布,クロスなどに熱硬化性樹脂から樹脂を含浸処理
した樹脂含浸コア紙や,合板,MDF(中密度繊維
板),パーティクルボードなどの木質系基材が挙げら
れ,適宜用途,要求される品質により選択される。
【0007】中でも,耐水性,強度,耐熱性などの物性
面からクラフト紙を用いた樹脂含浸コア紙が好ましく,
含浸用に供される樹脂としては,フェノール樹脂,不飽
和ポリエステル樹脂,アミノ−ホルムアルデヒド樹脂な
どの熱硬化性樹脂からなる樹脂液を含浸し,乾燥したも
のが用いられるが,とりわけ,強度,耐熱性などに優れ
るフェノール樹脂が好ましい。フェノール樹脂はフェノ
ール類とアルデヒド類とをフェノール性水酸基1モルに
対してアルデヒド類を1〜1.3モルの割合で塩基性触
媒下にて反応させることにより得ることができる。
【0008】フェノール類としては,フェノール,クレ
ゾール,キシレノール,オクチルフェノール,フェニル
フェノール,ビスフェノールA,ビスフェノールS,ビ
スフェノールFなどが挙げられ,アルデヒド類として
は,ホルムアルデヒド,パラホルムアルデヒド,グリオ
キザール,トリオキザールなどが挙げられる。また,必
要に応じてパラスルフォンアミド,桐油,DOP,TC
P(トリクレジルホスフェート)などの可塑化を促す変
性剤で変性されたものも適用でき,塩基性触媒として
は,ナトリウム,カリウムなどのアルカリ金属,及びマ
グネシウム,カルシウムなどのアルカリ土類金属の酸化
物や水酸化物,及びトリエチルアミン,トリエタノール
アミンなどのアミン類が挙げられる。
【0009】樹脂含浸化粧紙は,坪量が20〜200g
/m2で,着色,あるいは印刷により各種の模様を施し
た化粧紙に熱硬化性樹脂からなる樹脂液を含浸処理した
もので,熱硬化性樹脂としては,ジアリルフタレート樹
脂,不飽和ポリエステル樹脂,アミノ−ホルムアルデヒ
ド樹脂,あるいはこれらの混合物などが例示され,とり
わけ,耐熱性,耐水性などの表面物性の面からアミノ−
ホルムアルデヒド樹脂を用いるのが好ましい。
【0010】アミノ−ホルムアルデヒド樹脂としてはア
ミノ化合物,例えばメラミン,尿素,ベンゾグアナミ
ン,アセトグアナミンなどとホルムアルデヒドを反応さ
せた初期縮合物のほか,メチルアルコール,エチルアル
コールなどの低級アルコ−ルによるエ−テル化,パラト
ルエンスルホンアミドなどの可塑化を促す反応性変性剤
で変性されたものが適用できる。
【0011】樹脂含浸表面紙は,樹脂含浸化粧紙の柄を
保護し、傷がつきにくくするためのもので,坪量が20
〜40g/m2で化粧板用の表面紙に前述のアミノ−ホ
ルムアルデヒド樹脂を含浸したものが適用できる。
【0012】本発明で用いるシリコーン塗布フィルム
は,シリコーン系バインダーをプラスチックフィルムに
公知の手段,例えば,リバースロール法、ダイレクトロ
ール法、ブレード法、ナイフ法、カーテン法、グラビア
ロール法、バーコート法、ディップ法、キスコート法、
スクイズ法、噴霧、吹き付けなどにより付着させたもの
である。
【0013】シリコーン系バインダーは後述の光触媒コ
ーティング剤との密着を強固にし,光触媒を固着するた
めのもので,シリコーン系バインダーとしては,光触媒
作用による分解機能の影響を受けない化1で示されるシ
ラン化合物,あるいは分解機能に耐えるポリシロキサ
ン,シリコーン変性樹脂などが利用できる。
【0014】
【化1】 (式中,nは0,1,2,3のいずれかの整数を表し,
1はC1からC4のアルキル基,フェニル基,ビニル
基,γ−グリシドキシプロピル基,γ−メタクリロキシ
プロピル基,γ−(2−アミノエチル)アミノプロピル
基,γ−クロロプロピル基,γ−メルカプトプロピル
基,γ−アミノプロピル基,1−アクリロキシプロピル
基などが挙げられる。)
【0015】Xについて式中バインダーとして効果的な
ものはアルコキシ基で,nが0〜3の整数であるアルコ
キシシランとしては,例えば,nが0の場合,テトラメ
トキシシラン,テトラエトキシシラン,テトラプロポキ
シシラン,テトラブトキシシランなどの4官能シランが
挙げられる。nが1の場合は,メチルトリメトキシシラ
ン,メチルトリエトキシシラン,エチルトリメトキシシ
ラン,エチルトリエトキシシラン,プロピルトリメトキ
シシラン,プロピルトリエトキシシランなど3官能シラ
ンが挙げられる。nが2の場合は,ジメチルジメトキシ
シラン,ジメチルジエトキシシラン,ジフェニルジメト
キシシラン,ジフェニルジエトキシシランなどの2官能
シランが挙げられる。nが3の場合は,トリメチルメト
キシシラン,トリメチルエトキシシラン,トリメチルイ
ソプロポキシシラン,ジメチルイソブチルメトキシシラ
ンなどの単官能シランが挙げられる。
【0016】ポリシロキサンとしては,前述のアルコキ
シシランの如き加水分解性シリコーン化合物モノマーあ
るいはこれらの部分加水分解生成物から得られる重合体
や,コロイダルシリカなどを挙げることができる。
【0017】シリコーン変性樹脂は,合成樹脂にシリコ
ーンを導入したもので,合成樹脂としては,例えば,ア
クリル樹脂,エポキシ樹脂,アルキッド樹脂,ウレタン
樹脂,ポリエステル樹脂などの合成樹脂などが挙げられ
る。シリコーンが導入された合成樹脂の内,アクリルシ
リコーン樹脂,エポキシシリコーン樹脂は,成膜性,膜
強度及び担体との密着性の点で優れている。
【0018】また,前述のシリコーン系バイダーの支持
基材であるフィルムには,各種プラスチックフィルムを
用いることができ,例えば,ポリエステルフィルム,ポ
リプロピレン,ポリエチレンなどのポリオレフィンフィ
ルム,ナイロンに代表されるポリアミドフィルム,ポリ
塩化ビニルフィルム,ポリカーボネートフィルム,アク
リル系フィルム,フッ素系フィルムなどを挙げることが
できる。これらのうち,機械的強度,寸法安定性などが
優れポリエステルフィルムが好ましく用いられる。
【0019】ポリエステルフィルムは,エステル結合を
主鎖の主要な結合鎖とする高分子化合物からなるフィル
ムの総称であり,特に好ましいポリエステルフィルムと
しては,ポリエチレンテレフタレートフィルム,ポリエ
チレン−2,6ナフタレートフィルム,ポリブチレンテ
レフタレートフィルム,ポリブチレン−2,6ナフタレ
ートフィルムなどを挙げることができ,これらの中でも
ポリエチレンテレフタレートフィルム,ポリエチレン−
2,6ナフタレートフィルムが好ましい。
【0020】表面に塗布される光触媒コーティング剤は
光触媒とシリコン系バインダー,及び必要に応じて用い
る光触媒活性触媒などからなるもので,光触媒は,特定
の波長の光が照射されると光化学反応を起こすことによ
り有機物を分解する触媒として作用したり,抗菌または
防黴作用等の働きが得られる金属酸化物のことをいい,
例えば,酸化チタン(TiO2),酸化亜鉛(Zn
O),酸化錫(SnO),チタン酸ストロンチウム(S
rTiO3),酸化セリウム(CeO),酸化鉄(Fe2
3)等が挙げられ,これらの酸化物のうち,太陽光や
日常生活で用いられる照明光で高い触媒活性を有する酸
化チタンがとりわけ望ましい。
【0021】酸化チタンとしてはルチル型酸化チタン,
アナターゼ型酸化チタン,フルッカイト型酸化チタンな
どが例示されるが,アナターゼ型の方が入手しやすく安
価で特性が安定しており,かつ,人体に無害であり,光
触媒として優れた効果を発揮し好ましい。
【0022】更に,熱硬化性樹脂化粧板の表面の柄,色
調を妨げない範囲で白金,ルテニウム,銀,酸化ルテニ
ウム,ニオブ,銅,スズ,酸化ニッケルなどの金属及び
金属酸化物を光触媒活性促進剤として酸化チタン表面に
付着または被覆させてもよい。
【0023】フィルムに塗布するシリコーン系バインダ
ーと,表面塗布用の光触媒コーティング剤に含まれるシ
リコーン系バインダーは同一組成のものでも異なる組成
ものでもよく,化粧表面に光触媒を固着させるためのプ
ライマー層となりえばよい。光触媒コーティング剤中の
シリコーン系バインダーには,良好な硬度と平滑性を確
保するためにポリシロキサンを併用するのが望ましい。
【0024】光触媒コーティング剤中には光触媒である
金属酸化物とシリコーン系バインダーとの密着性をより
強固なものとするため,チタニウム系カップリング剤,
シラン系カップリング剤を含ませてもよい。
【0025】光触媒コ−ティング組成物の塗布方法とし
ては,スプレ−コ−ティング法,フロ−コ−ティング
法,バーコート法,ロ−ルコ−ティング法,刷毛塗り,
スポンジ塗りなどの公知の方法が利用できる。
【0026】光触媒を光励起させるための光源として
は,蛍光灯,白熱電灯,メタルハライドランプ,水銀ラ
ンプ,太陽光などが挙げられる。
【0027】以下,本発明について,実施例,比較例に
基づいてより詳細に説明する。
【実施例】実施例1 シリコーン塗布フィルム 厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
に,シリコーン系バインダーとしてアクリルシリコン樹
脂エマルジョン(チタン工業株式会社製 PCU−10
3)を10μmの厚さに塗布してシリコーン塗布フィル
ムを得た。 メラミン樹脂含浸表面紙 メラミンに対するホルムアルデヒドのモル比が1.5の
メラミン初期縮合物にパラトルエンスルホン酸アミド6
部,硬化剤(キャタニットA 日東理研工業株式会社社
製)3部,離型剤1部(セパ−ル328 中京油脂株式
会社社製)を添加してメラミン樹脂液を得た,坪量22
g/m2の表面紙に含浸用樹脂を含浸量が固形分換算値
で55g/m2となるように含浸し乾燥してメラミン樹
脂含浸表面紙を得た。 メラミン樹脂含浸化粧紙 坪量100g/m2の白色無柄の化粧紙に前記のメラミ
ン樹脂液を含浸量が固形分換算値で100g/m2とな
るように含浸し乾燥してメラミン樹脂含浸化粧紙を得
た。 フェノール樹脂含浸紙 フェノールとホルムアルデヒドのモル比を1:1.15
とし水酸化ナトリウム下で反応させてレゾール型フェノ
ール樹脂を得た後,190g/m2のクラフト紙に含浸
量が固形分換算値で90g/m2となるように含浸し乾
燥してフェノール樹脂含浸紙を得た。 防汚性化粧板の製造 5枚のフェノール樹脂含浸紙とメラミン樹脂含浸化粧紙
とメラミン樹脂含浸表面紙とを積層し,シリコーン塗布
フィルム,ステンレスプレートを配し,温度170℃,
圧力50kg/cm2,時間100分の条件で熱圧成形
した。熱圧成形後,酸化チタンとアクリルシリコン樹脂
エマルジョンなどからなる酸化チタン光触媒塗料(チタ
ン工業株式会社製 PC−401)を1μm塗布して実
施例1の防汚性化粧板を得た。
【0028】比較例1 実施例1において,シリコーン塗布フィルムを用いず,
熱圧成形した後,表面にシリコーン系バインダーとして
アクリルシリコン樹脂エマルジョン(チタン工業株式会
社製 PCU−103)を10μmの厚さに塗布し,酸
化チタン光触媒塗料(チタン工業株式会社製 PC−4
01)を1μm塗布して比較例1の化粧板を得た。
【0029】比較例2 実施例1において,シリコーン塗布フィルムを用いず,
酸化チタン光触媒塗料を塗布しなかった以外は同様に実
施して比較例1の化粧板を得た。
【0030】評価結果を表1に示す。
【表1】
【0031】評価方法 光触媒・アンダーコート密着性 実施例1の防汚性化粧板,比較例1の化粧板にセロハン
テープを密着させ,剥離後の状態を観察し,光触媒層の
剥離のないものを○,光触媒層の剥離があるものを×,
とした。 光触媒分解機能 実施例1の防汚性化粧板,比較例1,2の化粧板に,2
0倍希釈の赤インクを塗布し,色測計にてLabを測定
し,10Wブラックライト10cm直下に17時間曝
し,Labを測定して色差ΔEを求めた。ΔEが10以
上を○,ΔEが3〜10を△,ΔEが3未満を×とし
た。 表面状態:バインダー,光触媒の脱落がないものを○,
脱落があるものを×とした。
【0032】実施例では,樹脂含浸表面紙の表面にプラ
イマー層を形成したが,樹脂含浸表面紙を用いず,樹脂
含浸化粧紙の上に形成してもよく、光触媒分解機能に影
響はない。
【0033】
【発明の効果】本発明の防汚性化粧板は,化粧表面に光
触媒層が形成されているため有機物分解力の機能性を保
持しており,付着した汚れが拭き取りやすいものとな
る。従って,本発明の防汚性化粧板は,台所,トイレな
どを構成する部材の表面材として好適に用いることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の防汚性化粧板の断面図。
【符号の説明】
1 基材 2 樹脂含浸化粧紙 3 樹脂含浸表面紙 5 光触媒層 9 防汚性化粧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F006 AA12 AA17 AA18 AA22 AA35 AA36 AA38 AB39 AB67 BA01 4F100 AA21C AK01B AK01D AK25C AK25G AK36B AK36D AK52C AK52G AT00A BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA13 CC00C DG10B DG10D EJ65 EJ82B EJ82D GB08 HB00B JL06 JL08C JM01G 4G069 AA03 AA08 BA04B BA22B BA48A BD05B CA11 EA08 ED04 FB23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と,樹脂含浸化粧紙と,プラスチッ
    クフィルムにシリコーン系バインダーが塗布されたシリ
    コーン塗布フィルムとを順次積層し,熱圧成形後,該プ
    ラスチックフィルムを除去し,光触媒コーティング剤を
    塗布してなることを特徴とする防汚性化粧板。
  2. 【請求項2】 該樹脂含浸化粧紙と,該シリコーン塗布
    フィルムの間に,樹脂含浸表面紙を積層したことを特徴
    とする請求項1記載の防汚性化粧板。
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