JP2003274851A - 液状ヨーグルト様食品の製造方法 - Google Patents

液状ヨーグルト様食品の製造方法

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JP2003274851A
JP2003274851A JP2002080055A JP2002080055A JP2003274851A JP 2003274851 A JP2003274851 A JP 2003274851A JP 2002080055 A JP2002080055 A JP 2002080055A JP 2002080055 A JP2002080055 A JP 2002080055A JP 2003274851 A JP2003274851 A JP 2003274851A
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soybean
lactic acid
food
lactobacillus
soymilk
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Kazumasa Sato
和正 佐藤
Tadashi Mizutani
忠士 水谷
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オカラを発生せずに咽喉ごしの良い香風味に優
れた液状ヨーグルト様食品を製造する。 【構成】本発明は、搾油後の未変性脱脂大豆フレークを
平均粒径10μ以下に微粉砕することにより、デカンタ
ー等による固液分離工程の必要のない非常に咽喉ごしの
良い豆乳を製造し、この豆乳を80℃〜95℃10〜2
0分加熱処理することにより、豆乳の豆臭を除去し、更
に乳酸菌、ラクトバチラス アシドフィラス、ラクトバ
チラス ブルガリカス、ストレプトコッカス サーモフ
ィラス、ビヒドバクテリュウム属乳酸菌を等量接種する
かラクトバチラス ヘルビティカスを単独接種して乳酸
醗酵を行うことにより、好ましくはポリグルタミン酸を
添加することにより雑味を消去し従来にない香風味共に
優れた液状ヨーグルト様食品を製造するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、従来にない咽喉
ごしの良い、しかも青臭み苦渋味のない香風味に優れた
液状ヨーグルト様食品の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】大豆は古来より日本人の食生活にはなく
てはならない食品素材として、味噌醤油納豆等の発酵食
品として、又豆乳飲料として又豆腐湯葉等のタンパク利
用加工食品として利用されて来た。近年健康志向の高ま
りから日本食が再認識され、特に良質の植物性タンパク
質を多く含む大豆食品の評価が高まった。特に1999年10
月米国食品医薬品局(FDA)が25g以上/日の大豆タン
パクを摂取すれば、低飽和脂肪酸及び低コレステロール
の食事療法につながり、心臓病の危険性を低減すると云
う表示を認可したことにより、豆乳飲料及び豆腐が再認
識され大幅に需要が拡大した。豆乳は、現在でこそ豆乳
飲料として認知されており、近来その需要が増大し種々
製法改良がなされ一定の評価を得るに至っているが、豆
乳自体が持つ特有の青豆臭、苦渋味等を完全に消去する
には至っていないことにより忌避されがちであるばかり
でなく、豆乳製造時に分離されるオカラの処理が問題に
なっている。
【0003】 豆乳の製造に関する知見及び豆乳が本来
持つn−ヘキサナールに由来する青豆臭、サポニン由来
の苦渋味、イソフラボン由来の収斂味等を乳酸菌醗酵に
よって改善する研究が、特開昭50−48162、特公
昭61−32941、特開平3−201944、特開平
5−184320、特開平10−201415、特開平
10−201416、特開平11−243894、特開
平11−318371でなされている。しかしながら豆
乳の製造に際し、いずれも遠心分離機又はデカンターで
固液分離をして豆乳とオカラに分けなければ、咽喉ごし
の良好な豆乳には成り得ず、豆乳生産に付随して出来る
オカラ部分の処理が問題となっている。
【0004】 通常豆乳は丸大豆又は脱皮大豆を一晩大
豆と同量の水に浸漬した後、元の大豆に対し約5倍量の
90℃以上の熱水で磨砕した後、デカンター等で固液分
離することにより豆乳と不溶性部分の所謂オカラとに分
けられる。豆乳製造時分離されるオカラは、我が国古来
の「卯の花」の食材として又飼料肥料利用される。しか
しながら食品としての機能性が優れているのにもかかわ
らず、大部分は余剰物質として廃棄されているのが現状
で有り、その数量も年間100万トンに及ぶと言われ、
その投棄場所にも苦慮している現状である。同様に搾油
後の脱脂大豆も分離タンパクの製造や飼料肥料に転化利
用されているものの、余剰物質として廃棄されるケース
も多く又廃棄場所にも事欠く現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、未変
性脱脂大豆を原料にした豆乳の製造法において、オカラ
の発生しない製造法を提案することであり、青豆臭、苦
渋味等のない香風味に優れた豆乳を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記問題点を
解決すべく鋭意検討を行った結果、搾油後の未変性脱脂
大豆から豆乳を製造するにあたり、該未変性脱脂大豆を
予め微粉砕することにより、豆乳製造時にオカラとして
除去する必要がなく全て使用可能であることをみいだ
し、咽喉ごしの優れた豆乳を製造できるばかりでなく、
該豆乳成分以外に他の素材、例えばカルシウム塩、マグ
ネシウム塩、などの2価の金属塩や、蔗糖、ブドウ糖、
オリゴ糖等の乳酸菌資化性糖を添加することなく乳酸醗
酵を可能にし、青臭み苦渋味のない嗜好性を向上させた
液状ヨーグルト様食品を完成することができた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0008】未変性脱脂大豆粉の微粉砕調製工程本発明
の一つの特徴は、未変性脱脂大豆(油脂分0〜1%含有)
を10μ以下に微粉化することにより、豆乳調製時に固
液分離の必要性をなくし、かつ得られる豆乳が極めて咽
喉ごしの良いなめらかさになることにある。一般的に未
変性脱脂大豆中には、繊維分が2.2%以上、灰分が6.
1%(程度)存在し、一部の不溶性タンパクと共に除去し
なければ咽喉ごしの良い滑らかな豆乳は得られない。不
溶性の粉体の粒径を10μ以下にすれば、液系に分散さ
せて、それを飲んでも咽喉に違和感を生じない。
【0009】 すなわち、搾油後の未変性脱脂大豆を乾
式の機械式粉砕機を使用して粉砕し、10μ以下の微粉
砕脱脂大豆粉を得る。この微粉砕された未変性脱脂大豆
に加水調製して、7%の豆乳溶液(脱脂大豆固形分7
%、粗タンパク3.60%)を調製し、咽喉ごしの良さの
評価を行ったところ、粉砕平均粒径7.0〜9.5μであ
れば咽喉ごしは良好であり、違和感はなく10.4μ以
上になると咽喉ごし及び溶解分散性が極端に低下するこ
とが判明した。表1はその結果である。
【0010】
【表1】
【0011】 コントロールは市販の大豆粉(大豆を細
胞単位で分解して大豆のすべてを丸ごと食用化する為に
開発された商材)を使用し、固形分濃度7%に豆乳溶液
を調製して各試験区の7%固型分濃度豆乳の咽喉ごしを
相対評価した。各試験区のサンプルはKTE1型クリプ
トロンエデイ(川崎重工業株社製)粉砕機を使用して各
粉砕条件で粉砕した。粒度分布の測定はレーザ回折散乱
式マイクロトラックFRA(Microtrac Inc.製)を使用、
アルコールによる湿式法で行った。沈降度は各7%固型
分濃度豆乳液を100mlシリンダーに採り2時間迄室
温に静置して沈降によって生ずる上澄み量を測定してm
lで表示した。結果は上述の通り、粉体平均粒径が7.
11〜9.5μ以下であれば、豆乳の咽喉ごしは良好で
あった。
【0012】豆乳の調製 微粉砕された未変性脱脂大豆(平均粒径7.0〜9.5
μ)を、3〜8.5w/v%(粗タンパク量1.5〜4.
37%含有)溶液になるように、望ましくは5%(粗タ
ンパク量2.57%)溶液になるように、70〜80℃
の温水に溶解し、更に温度を上げ80〜95℃にて10
〜20分加熱処理、望ましくは95℃にて20分の加熱
処理を行うことにより、青豆臭を除去できる。95℃に
て20分の熱処理が終了したら、直ちに品温を40℃に
冷却する。尚プレートヒーターを使用して115℃〜1
35℃にて5〜15秒の加熱処理及びプレートクーラー
での冷却も勿論可能である。この様にして調製された豆
乳は、固液分離されて調製される通常の豆乳に比べても
何ら品質的に遜色ない。
【0013】乳酸醗酵 次いでこの豆乳に乳酸菌を添加し乳酸醗酵を行った。豆
乳の風味向上の為の知見として、特開平3―20194
4、特開平5−184320、特開平10−20141
5、特開平10−201416、特開平11−2438
94等が挙げられる。前記提案はいずれもデカンター等
で固液分離した通常の豆乳を使用する点に特色が有り、
当然オカラも産出されその処理も生ずる。微粉砕された
未変性脱脂大豆を使用した豆乳の場合はオカラの処理問
題は生じない。又豆乳の乳酸菌醗酵に際し、固液分離さ
れた豆乳にカルシウム、マグネシウム等の塩や乳酸菌資
化性糖類、食用有機酸が乳酸醗酵促進の為に添加されこ
とが実施例で述べられている。
【0014】 本発明にあっては乳酸醗酵促進の為の上
記塩、乳糖資化性糖、食用有機酸の添加は全く必要とし
ない。乳酸菌は通常ヨ−グルトの製造に使用される乳酸
菌例えば、ラクトバチラス・ブルガリカス(Lactobacill
us bulgaricus)、ラクトバチラス・アシドフィラス(Lac
tobacillus acidophilus)、ラクトバチラス・カゼィ(L
actobacillus casei)、ストレプトコッカス・サーモフ
ィラス(Streptococcus thermophilus)、ストレプトコッ
カス・ラクティス(Streptococcus lactis)、ストレプ
トコッカス・ダイアセチラクティス(Streptococcus di
acetylactis)、ビヒドバクテリユウム(Bifidobacteriu
m)属乳酸菌、及びラクトバチラス・フェルビテカス(Lac
tobacillus helveticus)等である。望ましくはラクト
バチラス・アシドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリ
カス、ストレプトコッカス・サーモフィラス、ビヒドバ
クテリユウムの4種等量混合菌或いはラクトバチラス・
フェルビテカスの単一菌を用いれば好ましい。
【0015】 これらは常法で前培養したものをスター
ターとして添加するか市販のバルクスターターを使用し
ても良く、該豆乳を乳酸醗酵させる場合には前記塩や糖
類、有機酸等を添加する必要はない。乳酸醗酵は30〜
42℃にて7〜25時間、好ましくは35〜40℃にて
7〜8時間行う。乳酸醗酵に伴いpHが低下し、カード
が形成される。pH4.0〜4.3をもって醗酵終了とす
る。尚微粉砕された未変性脱脂大豆を用いて調製された
豆乳を乳酸醗酵する場合、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、硫酸カルシウム等の二価の金属塩や蔗糖、ブド
ウ糖、乳糖、オリゴ糖等の乳酸菌資化性糖類は添加する
必要はない。
【0016】 平均粒径7.4μに微粉砕された未変性脱
脂大豆から調製した6%固形豆乳と市販6%固形豆乳及
び市販大豆粉より6%固形に調製した豆乳に常法より前
培養したラクトバチラス・アシドフィラス、ラクトバチ
ラス・ブルガリカス、ストレプトコッカス・サーモフィ
ラス、ビピドバクテリウム属乳酸菌の4種等量混合菌体
を2%添加し40℃下で乳酸醗酵を行ってそれぞれの豆
乳pHの低下推移を図1に示した。この結果からも明ら
かなように、微粉砕の未変性脱脂大豆粉より調製した豆
乳は常法通り調製された豆乳(市販豆乳)と比べてpH低
下速度に遜色無かった。
【0017】又ラクトバチラス・フェルビテカス(Lacto
bacillus helveticus)で乳酸醗酵を行う場合、良好な
カードを7〜8時間で生成させるには、豆乳に対し1〜
3%のブドウ糖を添加することを要する。好ましくは2
%ブドウ糖を添加するとフェルビテカスの生酸が早まる
と同時に良好なカードが得られる。豆乳にブドウ糖無添
加と2%添加した場合の比較を図2に示した。
【0018】 すなわち平均粒径7.11μに微粉砕し
た未変性脱脂大豆粉を加水して6%固形豆乳に調製す
る。豆乳液に対しグルコース0%、2%添加豆乳に常法
通り前培養して得られたフェルビテカス菌体液1%を加
えて40℃下で培養した。グルコース無添加のコントロ
ールがpH4.2に到達するのに18時間を要するのに
対しグルコース2%添加では7時間であった。
【0019】 乳酸醗酵終了後のカードは、プランジャ
ー式乳化機で150〜200kg/cmの加圧下で均
質化する。豆乳の持つ特異的な青豆臭苦渋味を除去出来
ればより嗜好性は向上することは過去の研究結果からも
明らかで有り、乳酸醗酵又はサイクロデキストリン、特
にβ-サイクロデキストリンによる苦渋味青豆臭のマス
キング効果は良く知られた所である(特開平11−33
2496)。
【0020】 乳酸醗酵による苦渋味青豆臭の除去も効
果的であるが、更に本発明においても鋭意マスキング物
質の検討を行った結果、ポリグルタミン酸(以下「PG
A」という場合もある)にその効果を見出した。PGA
を対液0.5〜2%、好ましくは1〜1.5%添加するこ
とにより味に幅が広がると共に苦渋味、青豆臭を減少さ
せることが出来ることを見出した。表2はPGAの添加
効果を市販豆乳の固型分を6%に調整し実施例2と同様
に乳酸醗酵して得られる液状ヨーグルト様食品をコント
ロールとし、実施例2で得られた液状ヨーグルト様食品
に対し各濃度のPGAを添加し、その効果をコントロー
ルと比較したものである。
【0021】
【表2】
【0022】 上述の通り対液1〜1.5%のPGA添
加により明らかに、苦渋味青豆臭の改善がみられた。P
GAの製造法は特に限定する必要はなく、納豆の粘着質
中のγ−PGAを抽出したもの、納豆菌等バチルス属の
細菌の菌体外に分泌されるものなどを用いることができ
る。PGAの添加時機はどの工程でも変わらない。均質
化前、必要に応じて糖類例えば蔗糖であれば5〜7%、
好ましくは6.5%を添加する事あるいはヨーグルトフ
レーバー等の種々の香料添加も可能である。
【0023】
【実施例】以下実施例により本発明をより詳しく説明す
る。
【0024】
【実施例1】未変性脱脂大豆(水溶性窒素指数NSI:
82)をKTE1型クリプトロンエディ微粉砕機(川崎
重工業株製)を使用して(原料供給量15kg/hr、粉砕
機回転数10537rpm、の粉砕機運転条件で)平均
粒径7.11μの微粉砕した未変性脱脂大豆粉を得た。
この微粉砕脱脂大豆粉116gを、60℃熱水に溶解し
全量を2000ml(固形分5.8%、粗タンパク2.9
5%)とし、次いで95℃20分加熱処理を行った。加
熱処理後直ちに40℃に冷却し、ラクトバチラス・アシ
ドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリカス、ストレプ
トコッカス・サーモフィラス、ビヒドバクテリウムの等
量混合菌の常法による前培養を行い、乳酸菌スターター
として2%を接種し40℃にて7時間培養した。その時
の終点pHは4.2であり、良好なカードを生成した。
【0025】 次いでこのカードをプランジャータイプ
乳化機ミニラボ8.30H型(APV Rannie社製)で180k
g/cmで均質化した後、ポリグルタミン酸(納豆の
粘質物より抽出する、あるいは納豆菌を醗酵培養しその
培養液より単離することによって得られたもの)を1%
添加溶解した後5℃に保存した。得られた液状ヨーグル
ト様食品は滑らかで咽喉ごしも良く青豆臭、苦渋味もな
い高品質のものであった。
【0026】
【実施例2】実施例1と同様に得られた平均粒径7.4
6μの未変性脱脂大豆粉116gを、70℃の熱水20
00mlに溶解分散し、固形分5.8%、粗タンパク2.
95%の豆乳を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分
加熱処理後直ちに40℃に冷却して、市販乳酸菌スター
ターABY-1DVS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.
02%接種して乳酸菌醗酵を行った。38℃7時間醗酵
後のpHは4.2であり、良好なカードを生成した。次
いでこのカードをプランジャータイプ乳化機ミニラボ8.
30H型(APV Rannie社製)で150kg/cmの条件
で均質化し5℃に保存した。得られた液状ヨーグルト様
食品は実施例1と同様高品質のものであった。
【0027】
【実施例3】微粉砕機で得られた平均粒径7.60μの
未変性脱脂大豆100gを60℃の熱水2000mlに
溶解分散させ、固形分5%、粗タンパク2.6%の豆乳
を得た。この豆乳を90℃に昇温し20分加熱処理し
た。この豆乳の青豆臭は殆ど消去していた。次いで35
℃に冷却後、実施例2と同様市販乳酸菌スターターAB
Y-1DVS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.02%接
種し、35℃下で8時間乳酸醗酵を行い、pH4.28
の良好なカードが得られた。次いでこのカードにPGA
1.0%を添加して、実施例2と同条件の均質化を行な
い5℃に保存した。得られた液状ヨーグルト様食品は苦
渋味、青豆臭のない咽喉ごしの極めて良好なものであっ
た。
【0028】
【実施例4】実施例3で得られた液状ヨーグルト様食品
に対液6.5%の蔗糖、0.001%のヨーグルトフレー
バーを添加したものは更に嗜好性を向上させた。
【0029】
【実施例5】微粉砕機で得られた平均粒径7.11μの
未変性脱脂大豆粉120gを70℃の熱水2000ml
に分散溶解させ、固形分6%、粗タンパク3.09%の
豆乳を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分加熱処理
すると殆ど青豆臭がなくなった。次いで35℃に冷却後
ブドウ糖2%を添加溶解し市販ラクトバチラス・ヘルベ
ティカスLh-B02DVS(クリスチィヤンハンセン社製)1%
を加えて35℃8時間乳酸醗酵を行いpH4.3の良好
なカードを得た。次いでこのカードにPGA1%、蔗糖
6.5%、ヨーグルトフレーバー0.001%を添加して
実施例1の条件で均質化をした後5℃下に保存した。得
られたヨーグルト様食品は従来にない滑らかな嗜好性の
高いものであった。
【0030】
【比較例1】微粉砕機で得られた平均粒径10.5μの
未変性脱脂大豆120gを70℃の熱水2000mlに
分散溶解させ、固形分6%、粗タンパク3.09%の豆
乳を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分間熱処理を
した後、38℃に冷却、市販乳酸菌スターターABY-
1DVS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.02%接種し
た。38℃7時間醗酵後のpHは4.35で良好なカー
ドを生成した。得られたカードを実施例2と同条件で均
質化した。均質化して得られた液状ヨーグルト様食品は
使用した脱脂大豆粉の平均粒径が10.5μと大きい為
に、均質化しても沈降度が激しく咽喉ごしも非常に悪く
口中でざらついて飲料にはならなかった。
【0031】
【比較例2】市販大豆粉(平均粒径D50:52.55
μ)を固形分6%、粗タンパク2.4%に調製後95℃2
0分加熱処理を行った後40℃に冷却市販乳酸菌バルク
スターターABY−1DVS(クリスチィヤンハンセン社
製)を0.02%接種し,8時間乳酸醗酵を行いpH4.
3のやや軟らかいカードを得た。実施例1と同条件での
均質化を行い得られた液状ヨーグルト様食品は咽喉ごし
は極めて悪く口中で大変ザラついた。
【0032】
【比較例3】市販豆乳を固形分6%、粗タンパク3%に
調製し95℃20分の加熱処理を行った後40℃に冷却
市販乳酸菌バルクスターターABY−1DVS(クリスチィ
ヤンハンセン社製)を0.02%接種し、40℃8時間
乳酸醗酵を行いpH4.25の良好なカードを得た。こ
のカードにポリグルタミン酸1%を添加実施例1の均質
化条件で得られた液状ヨーグルト様食品の品質は良好で
あった。
【0033】 この様に比較例1、比較例2、比較例3
及び実施例1から得られる液状ヨーグルト様食品の評価
を表3に示した。実施例1から得られる液状ヨーグルト
様食品は咽喉越し(ざらつき)、青豆臭、苦渋味等すべて
に満足の出来るものであった。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】オカラ部分を除去しないと咽喉ごしの良
いザラ付きのない滑らかな豆乳は得られなかったが、本
発明では、搾油後の未変性脱脂大豆を平均粒径10μ以
下に微粉砕することで、固液分離の必要のない滑らかな
高品質の豆乳が得られた。又該豆乳をラクトバチラス・
アシドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリカス、スト
レプトコッカス・サーモフィラス、ビドバクテリウム属
乳酸菌の4種等量混合菌又はラクトバチラス・ヘルビテ
ィカスの単一菌で乳酸醗酵し、ポリグルタミン酸を添加
することにより、今までない酪農ヨーグルトの香風味に
近い液状ヨーグルト様食品の製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、各種原料を乳酸醗酵した場合、それぞれの
豆乳のpH低下推移を示す。
【図2】は、豆乳にブドウ糖無添加と2%添加した場
合、それぞれの豆乳のpH低下推移を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月1日(2002.4.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 通常豆乳は丸大豆又は脱皮大豆を一晩大
豆と同量の水に浸漬した後、元の大豆に対し約5倍量の
90℃以上の熱水で磨砕した後、デカンター等で固液分
離することにより豆乳と不溶性部分の所謂オカラとに分
けられる。豆乳製造時分離されるオカラは、我が国古来
の「卯の花」の食材として又飼料肥料利用される。し
かしながら食品としての機能性が優れているのにもかか
わらず、大部分は余剰物質として廃棄されているのが現
状で有り、その数量も年間100万トンに及ぶと言わ
れ、その投棄場所にも苦慮している現状である。同様に
搾油後の脱脂大豆も分離タンパクの製造や飼料肥料に転
化利用されているものの、余剰物質として廃棄されるケ
ースも多く又廃棄場所にも事欠く現状である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 コントロールは市販の大豆粉(大豆を細
胞単位で分解して大豆のすべてを丸ごと食用化する為に
開発された商材)を使用し、固形分濃度7%に豆乳溶液
を調製して各試験区の7%固分濃度豆乳の咽喉ごしを
相対評価した。各試験区のサンプルはKTE1型クリプ
トロンエデイ(川崎重工業株社製)粉砕機を使用して各
粉砕条件で粉砕した。粒度分布の測定はレーザ回折散乱
式マイクロトラックFRA(Microtrac Inc.製)を使用、
アルコールによる湿式法で行った。沈降度は各7%固
分濃度豆乳液を100mlシリンダーに採り2時間迄室
温に静置して沈降によって生ずる上澄み量を測定してm
lで表示した。結果は上述の通り、粉体平均粒径が7.
11〜9.5μ以下であれば、豆乳の咽喉ごしは良好で
あった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】豆乳の調製 微粉砕された未変性脱脂大豆(平均粒径7.0〜9.5
μ)を、3〜8.5w/v%(粗タンパク量1.5〜4.
37%含有)溶液になるように、望ましくは5%(粗タ
ンパク量2.57%)溶液になるように、20〜80℃
の水に溶解し、更に温度を上げ80〜95℃にて10〜
20分加熱処理、望ましくは95℃にて20分の加熱処
理を行うことにより、青豆臭を除去できる。95℃にて
20分の熱処理が終了したら、直ちに品温を40℃に冷
却する。尚プレートヒーターを使用して115℃〜13
5℃にて5〜15秒の加熱処理及びプレートクーラーで
の冷却も勿論可能である。この様にして調製された豆乳
は、固液分離されて調製される通常の豆乳に比べても何
ら品質的に遜色ない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 本発明にあっては乳酸醗酵促進の為の上
記塩、乳糖資化性糖、食用有機酸の添加は全く必要とし
ない。乳酸菌は通常ヨ−グルトの製造に使用される乳酸
菌例えば、ラクトバチラス・ブルガリカス(Lactobacill
us bulgaricus)、ラクトバチラス・アシドフィラス(Lac
tobacillus acidophilus)、ラクトバチラス・カゼィ(L
actobacillus casei)、ストレプトコッカス・サーモフ
ィラス(Streptococcus thermophilus)、ストレプトコッ
カス・ラクティス(Streptococcus lactis)、ストレプ
トコッカス・ダイアセチラクティス(Streptococcus di
acetylactis)、ビヒドバクテリユウム(Bifidobacteriu
m)属乳酸菌、及びラクトバチラス・フェルビテカス(L
actobacillus helveticus)等である。望ましくはラク
トバチラス・アシドフィラス、ラクトバチラス・ブルガ
リカス、ストレプトコッカス・サーモフィラス、ビヒド
バクテリユウムの4種等量混合菌或いはラクトバチラス
・フェルビテカスの単一菌を用いれば好ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 平均粒径7.4μに微粉砕された未変性脱
脂大豆から調製した6%固形豆乳と市販6%固形豆乳及
び市販大豆粉より6%固形に調製した豆乳に常法より前
培養したラクトバチラス・アシドフィラス、ラクトバチ
ラス・ブルガリカス、ストレプトコッカス・サーモフィ
ラス、ビドバクテリウム属乳酸菌の4種等量混合菌体
を2%添加し40℃下で乳酸醗酵を行ってそれぞれの豆
乳pHの低下推移を図1に示した。この結果からも明ら
かなように、微粉砕の未変性脱脂大豆粉より調製した豆
乳は常法通り調製された豆乳(市販豆乳)と比べてpH低
下速度に遜色無かった。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】又ラクトバチラス・フェルビテカス(Lac
tobacillus helveticus)で乳酸醗酵を行う場合、良好
なカードを7〜8時間で生成させるには、豆乳に対し1
〜3%のブドウ糖を添加することを要する。好ましくは
2%ブドウ糖を添加するとフェルビテカスの生酸が早
まると同時に良好なカードが得られる。豆乳にブドウ糖
無添加と2%添加した場合の比較を図2に示した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 すなわち平均粒径7.11μに微粉砕し
た未変性脱脂大豆粉を加水して6%固形豆乳に調製す
る。豆乳液に対しグルコース0%、2%添加豆乳に常法
通り前培養して得られたフェルビテカス菌体液1%を
加えて40℃下で培養した。グルコース無添加のコント
ロールがpH4.2に到達するのに18時間を要するの
に対しグルコース2%添加では7時間であった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 乳酸醗酵による苦渋味青豆臭の除去も効
果的であるが、更に本発明においても鋭意マスキング物
質の検討を行った結果、ポリグルタミン酸(以下「PG
A」という場合もある)にその効果を見出した。PGA
を対液0.5〜2%、好ましくは1〜1.5%添加するこ
とにより味に幅が広がると共に苦渋味、青豆臭を減少さ
せることが出来ることを見出した。表2はPGAの添加
効果を市販豆乳の固分を6%に調整し実施例2と同様
に乳酸醗酵して得られる液状ヨーグルト様食品をコント
ロールとし、実施例2で得られた液状ヨーグルト様食品
に対し各濃度のPGAを添加し、その効果をコントロー
ルと比較したものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【実施例1】未変性脱脂大豆(水溶性窒素指数NSI:
82)をKTE1型クリプトロンエディ微粉砕機(川崎
重工業株製)を使用して(原料供給量15kg/hr、粉砕
機回転数10537rpm、の粉砕機運転条件で)平均
粒径7.11μの微粉砕した未変性脱脂大豆粉を得た。
この微粉砕脱脂大豆粉116gを、25℃の水に溶解し
全量を2000ml(固形分5.8%、粗タンパク2.9
5%)とし、次いで95℃20分加熱処理を行った。加
熱処理後直ちに40℃に冷却し、ラクトバチラス・アシ
ドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリカス、ストレプ
トコッカス・サーモフィラス、ビヒドバクテリウム属乳
酸菌の等量混合菌の常法による前培養を行い、乳酸菌ス
ターターとして2%を接種し40℃にて7時間培養し
た。その時の終点pHは4.2であり、良好なカードを
生成した。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【実施例2】実施例1と同様に得られた平均粒径7.4
6μの未変性脱脂大豆粉116gを、30℃の水200
0mlに溶解分散し、固形分5.8%、粗タンパク2.9
5%の豆乳を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分加
熱処理後直ちに40℃に冷却して、市販乳酸菌スタータ
ーABY-1DVS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.0
2%接種して乳酸菌醗酵を行った。38℃7時間醗酵後
のpHは4.2であり、良好なカードを生成した。次い
でこのカードをプランジャータイプ乳化機ミニラボ8.30
H型(APV Rannie社製)で150kg/cmの条件で
均質化し5℃に保存した。得られた液状ヨーグルト様食
品は実施例1と同様高品質のものであった。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例3】微粉砕機で得られた平均粒径7.60μの
未変性脱脂大豆100gを25℃の水2000mlに溶
解分散させ、固形分5%、粗タンパク2.6%の豆乳を
得た。この豆乳を90℃に昇温し20分加熱処理した。
この豆乳の青豆臭は殆ど消去していた。次いで35℃に
冷却後、実施例2と同様市販乳酸菌スターターABY-
1DVS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.02%接種
し、35℃下で8時間乳酸醗酵を行い、pH4.28の
良好なカードが得られた。次いでこのカードにPGA
1.0%を添加して、実施例2と同条件の均質化を行な
い5℃に保存した。得られた液状ヨーグルト様食品は苦
渋味、青豆臭のない咽喉ごしの極めて良好なものであっ
た。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【実施例5】微粉砕機で得られた平均粒径7.11μの
未変性脱脂大豆粉120gを30℃の水2000mlに
分散溶解させ、固形分6%、粗タンパク3.09%の豆
乳を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分加熱処理す
ると殆ど青豆臭がなくなった。次いで35℃に冷却後ブ
ドウ糖2%を添加溶解し市販ラクトバチラス・ヘルベテ
ィカスLh-B02DVS(クリスチィヤンハンセン社製)1%を
加えて35℃8時間乳酸醗酵を行いpH4.3の良好な
カードを得た。次いでこのカードにPGA1%、蔗糖
6.5%、ヨーグルトフレーバー0.001%を添加して
実施例1の条件で均質化をした後5℃下に保存した。得
られたヨーグルト様食品は従来にない滑らかな嗜好性の
高いものであった。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【比較例1】微粉砕機で得られた平均粒径10.5μの
未変性脱脂大豆120gを25℃の水2000mlに分
散溶解させ、固形分6%、粗タンパク3.09%の豆乳
を得た。この豆乳を95℃に昇温し20分間熱処理をし
た後、38℃に冷却、市販乳酸菌スターターABY-1D
VS(クリスチィヤンハンセン社製)を0.02%接種し
た。38℃7時間醗酵後のpHは4.35で良好なカー
ドを生成した。得られたカードを実施例2と同条件で均
質化した。均質化して得られた液状ヨーグルト様食品は
使用した脱脂大豆粉の平均粒径が10.5μと大きい為
に、均質化しても沈降度が激しく咽喉ごしも非常に悪く
口中でざらついて飲料にはならなかった。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【比較例2】市販大豆粉(平均粒径D50:52.55
μ)を固形分6%、粗タンパク2.4%に調製後95℃2
0分加熱処理を行った後40℃に冷却市販乳酸菌バルク
スターターABY−1DVS(クリスチィヤンハンセン社
製)を0.02%接種し,8時間乳酸醗酵を行いpH4.
3のやや軟らかいカードを得た。実施例1と同条件での
均質化を行い得られた液状ヨーグルト様食品咽喉ごし
は極めて悪く口中で大変ザラついた。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】オカラ部分を除去しないと咽喉ごしの良
いザラ付きのない滑らかな豆乳は得られなかったが、本
発明では、搾油後の未変性脱脂大豆を平均粒径10μ以
下に微粉砕することで、固液分離の必要のない滑らかな
高品質の豆乳が得られた。又該豆乳をラクトバチラス・
アシドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリカス、スト
レプトコッカス・サーモフィラス、ビドバクテリウム
属乳酸菌の4種等量混合菌又はラクトバチラス・ヘルビ
ティカスの単一菌で乳酸醗酵し、ポリグルタミン酸を添
加することにより、今までない酪農ヨーグルトの香風味
に近い液状ヨーグルト様食品の製造が可能となった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未変性脱脂大豆を平均粒径10μ以下に
    微粉砕化して得られる微粉砕未変性脱脂大豆に、加水し
    た後、乳酸菌スターターを添加し乳酸醗酵を行うことを
    特徴とする液状ヨーグルト様食品の製造方法。
  2. 【請求項2】乳酸発酵後にポリグルタミン酸を0.5〜
    2.0%添加することを特徴とする請求項1に記載の液
    状ヨーグルト様食品の製造方法。
  3. 【請求項3】乳酸菌スターターが、ラクトバチラス・ア
    シドフィラス、ラクトバチラス・ブルガリカス、ストレ
    プトコッカス・サーモフィラス、ビドバクテリウム属乳
    酸菌の4種等量混合菌又はラクトバチラス・ヘルビティ
    カスの単一菌であることを特徴とする請求項1ないし請
    求項2に記載の液状ヨーグルト様食品の製造方法。
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