JP2003274456A - 通信端末、操作装置、通信システム、及び、通信制御方法 - Google Patents

通信端末、操作装置、通信システム、及び、通信制御方法

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JP2003274456A JP2002073009A JP2002073009A JP2003274456A JP 2003274456 A JP2003274456 A JP 2003274456A JP 2002073009 A JP2002073009 A JP 2002073009A JP 2002073009 A JP2002073009 A JP 2002073009A JP 2003274456 A JP2003274456 A JP 2003274456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークとの間で送受信される情報の操
作を行う操作装置を決定する際に、その操作装置の選択
の自由度をより高めることのできる携帯電話機を提供す
ること。 【解決手段】 この携帯電話機10の制御部102は、
着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するための
着信ベアラ情報を各操作装置(操作部)に出力し、当該
出力に応じて各操作装置(操作部)が出力する、第1呼
設定受付情報、第2呼設定受付情報、着信拒否情報、に
基づいて通信を行うためのベアラを決定し、当該決定し
たベアラを特定するための決定ベアラ情報を、第1呼設
定受付情報又は第2呼設定受付情報を出力した操作装置
(操作部)に出力し、この出力に応じて応答可能情報を
出力した操作装置(操作部)の内、ユーザによって選択
される操作装置(操作部)を情報の操作を行う部分とし
て決定し、当該決定した部分を除いた他の部分は解放す
る、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークとの
間で情報の送受信を行う通信システム、その通信システ
ムに含まれる通信端末及び操作装置、及び通信制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、ネットワークとの間で情報の送
受信を行う通信端末の一例としての携帯電話機といった
移動局は、そのネットワークの基地局との間で送受信さ
れる情報の操作を行うことが可能な操作装置と、移動局
の外部に接続され基地局との間で送受信される情報の操
作を行うことが可能な操作装置と、を含み、更にそれら
の操作装置の中から基地局との間で送受信される情報の
操作を行う操作装置を決定する制御手段を備えるもので
あった。
【0003】制御手段がその操作装置を決定する態様と
しては、基地局から送信される着信通知に含まれる着信
ベアラ情報によって特定される着信のベアラに適合する
操作装置を、予め定められている優先順位や取り決めに
基づいて、基地局との間で送受信される情報の操作を行
う操作装置として決定し、決定した操作装置以外の操作
装置は解放して情報の操作を行えないように決定するも
のであった。
【0004】つまり、着信のベアラが「非制限デジタ
ル」であって、実際に通信を行うベアラも「非制限デジ
タル」に決定された場合には、同じ「非制限デジタル」
のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受付情報を出力
してくる操作装置以外、例えば「音響・映像」のベアラ
で着信を受け付けるといった第2呼受付情報を出力して
くる操作装置は解放していた。尚、本明細書においてベ
アラとは、情報伝達能力(ITC:Informati
on Transfer Capability)、通
信品質、符号化方式、通信速度といったものの組み合わ
せによって特定されるものとしている。従って、ベアラ
サービス種別が「非制限デジタル」であっても、その通
信品質の違いによりベアラとしては例えば「非制限デジ
タル1」や「非制限デジタル2」といったように異なっ
たベアラとして取り扱われる場合もある。従って、本明
細書においてベアラが異なる場合とは、例えば「非制限
デジタル」と「音響・映像」とのように異なる場合も、
通信品質の違いにより「非制限デジタル1」と「非制限
デジタル2」とのように異なる場合も含むものとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動局の制
御手段が実際に通信を行うベアラを決定する場合に、着
信のベアラと実際に通信を行うベアラが異なる場合もあ
る。上述の例を用いれば、着信のベアラが「非制限デジ
タル」であっても、何らかの要因によって「音響・映
像」のベアラに決定する場合もある。このような場合に
従来の移動局では、「音響・映像」のベアラで着信を受
け付ける旨の第2呼受付情報を出力してくる操作装置以
外の操作装置は解放されてしまうために、実際には「音
響・映像」のベアラに対応可能であるにもかかわらず情
報の操作を行う操作装置として決定されることがなくな
ってしまうという事態が発生する可能性があり、その場
合には情報の操作を行う操作装置を決定する選択肢が狭
められてしまうといった解決すべき課題がある。
【0006】そこで本発明では、ネットワークとの間で
送受信される情報の操作を行う操作装置を決定する際
に、その操作装置の選択の自由度をより高めることので
きる通信端末、操作装置、通信システム、及び、通信制
御方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信端末は、ネ
ットワークとの間で情報の送受信を行うデータ送受信手
段と、当該データ送受信手段を介して送受信される情報
の操作を行うことが可能な複数の操作装置の中からネッ
トワークとの間で送受信される情報の操作を行う操作装
置を決定する制御手段と、を含む通信端末であって、制
御手段は、データ送受信手段がネットワークから受信す
る着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するため
の着信ベアラ情報を、複数の操作装置それぞれに出力
し、当該出力された着信ベアラ情報に応じて複数の操作
装置が出力する、着信のベアラで着信を受け付ける旨の
第1呼受付情報、着信のベアラ以外のベアラで着信を受
け付ける旨の第2呼受付情報、又は着信を拒否する着信
拒否情報、に基づいてネットワークと通信を行うための
ベアラを決定し、当該決定したベアラを特定するための
決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報
を出力した操作装置に出力し、当該決定ベアラ情報の出
力に応じて、決定したベアラに応答可能である旨の応答
可能情報を出力した操作装置の内、当該通信端末を使用
するユーザによって選択される操作装置をネットワーク
との間で送受信される情報の操作を行う操作装置として
決定し、当該決定した操作装置を除いた他の操作装置は
解放する、ことを特徴とする。
【0008】本発明の通信端末によれば、制御手段が決
定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を
出力した操作装置に出力するので、例えば、着信ベアラ
情報の出力に応じて決定ベアラとは異なる第2呼受付情
報を出力した操作装置であっても情報の操作を行う部分
として決定される可能性が与えられ、操作装置の選択の
自由度が向上する。
【0009】本発明の操作装置は、ネットワークとの間
で情報の送受信を行う通信端末に含まれる制御手段を介
して当該情報の授受を行うと共に当該情報の操作を行う
ことが可能な操作装置であって、制御手段から出力され
る、ネットワークから受信する着信通知に含まれる当該
着信のベアラを特定するための着信ベアラ情報に応じ
て、着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受付情
報、着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付ける旨の
第2呼受付情報、又は着信を拒否する着信拒否情報のい
ずれかを制御手段に出力し、当該出力に応じて制御手段
から出力される、ネットワークと通信を行うための決定
されたベアラを特定するための決定ベアラ情報に応じ
て、決定されたベアラに応答可能である旨の応答可能情
報、又は解放を要求する解放要求情報を制御手段に出力
する、ことを特徴とする。
【0010】本発明の操作装置によれば、制御手段が出
力する着信ベアラ情報に応じて、第1呼受付情報、第2
呼受付情報、又は着信拒否情報のいずれかを出力する。
例えば、他のベアラで着信を受け付ける旨の情報を制御
手段に伝達したい場合には第2呼受付情報を制御手段に
出力する。また、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を
出力した場合には、制御手段が決定ベアラ情報を出力し
てくるので、その決定ベアラ情報に基づいて決定された
ベアラに応答可能かどうかを判断できる。
【0011】本発明の通信システムは、ネットワークと
の間で情報の送受信を行うデータ送受信手段と、当該デ
ータ送受信手段を介して送受信される情報の操作を行う
ことが可能な複数の操作装置の中からネットワークとの
間で送受信される情報の操作を行う操作装置を決定する
制御手段とを含む通信端末と、複数の操作装置と、を含
む通信システムであって、制御手段が、データ送受信手
段がネットワークから受信する着信通知に含まれる当該
着信のベアラを特定するための着信ベアラ情報を、複数
の操作装置それぞれに出力し、当該出力に応じて複数の
操作装置それぞれが、着信のベアラで着信を受け付ける
旨の第1呼受付情報、着信のベアラ以外のベアラで着信
を受け付ける旨の第2呼受付情報、又は着信を拒否する
着信拒否情報のいずれかを制御手段に出力し、当該出力
に応じて制御手段が、ネットワークと通信を行うための
ベアラを決定すると共に、当該決定されたベアラを特定
するための決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2
呼受付情報を出力した操作装置に出力し、当該出力に応
じて操作装置が、決定されたベアラに応答可能である旨
の応答可能情報を制御手段に出力し、当該出力に応じて
制御手段が、当該応答可能情報を出力した操作装置の内
で当該通信システムを使用するユーザによって選択され
る操作装置をネットワークとの間で送受信される情報の
操作を行う操作装置として決定し、当該決定した操作装
置を除いた他の操作装置は解放する、ことを特徴とす
る。
【0012】本発明の通信システムによれば、制御手段
が決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情
報を出力した操作装置に出力するので、例えば、着信ベ
アラ情報の出力に応じて第2呼受付情報を出力した操作
装置であっても情報の操作を行う部分として決定される
可能性が与えられ、操作装置の選択の自由度が向上す
る。また、制御手段が出力する着信ベアラ情報に応じ
て、第1呼受付情報、第2呼受付情報、又は着信拒否情
報のいずれかを出力するので、例えば、第2呼受付情報
を出力した場合には、他のベアラで着信を受け付ける旨
の情報を制御手段に伝達できる。また、第1呼受付情報
又は第2呼受付情報を出力した場合には、制御手段が決
定ベアラ情報を出力してくるので、その決定ベアラ情報
に基づいて決定されたベアラに応答可能かどうかを判断
できる。
【0013】本発明の通信端末は、ネットワークとの間
で情報の送受信を行うデータ送受信手段と、当該データ
送受信手段を介して送受信される情報の操作を行うこと
が可能な複数の操作装置の中からネットワークとの間で
送受信される情報の操作を行う操作装置を決定する制御
手段と、を含む通信端末であって、ネットワークとの通
信中に更に着信通知を受信した場合に、制御手段は、着
信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するための着
信ベアラ情報を、複数の操作装置それぞれに出力し、当
該出力された着信ベアラ情報に応じて複数の操作装置が
出力する、着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼
受付情報、着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付け
る旨の第2呼受付情報、又は着信を拒否する着信拒否情
報、に基づいてネットワークと通信を行うためのベアラ
を決定し、当該決定したベアラを特定するための決定ベ
アラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を出力
した操作装置に出力し、当該決定ベアラ情報の出力に応
じて、通信中の操作装置であって当該通信端末を使用す
るユーザによって入力される保留切断要求情報によって
特定される操作装置は保留状態又は切断状態となるよう
に処理を行い、決定したベアラに応答可能である旨の応
答可能情報を出力した操作装置の内ユーザによって選択
される操作装置をネットワークとの間で送受信される情
報の操作を行う操作装置として決定し、当該決定した操
作装置を除いた他の操作装置は解放する、ことを特徴と
する。
【0014】本発明の通信端末によれば、制御手段が決
定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を
出力した操作装置に出力するので、操作装置が着信処理
を継続するかどうかを判断するための情報を提供するこ
とができ、各操作装置にはそれぞれの通信状態にかかわ
らず情報の操作を行う部分として決定される可能性が与
えられ、操作装置の選択の自由度が向上する。また、制
御手段は、ユーザによって選択される通信中の操作装置
を保留状態又は切断状態にするので、例えば、ユーザが
現在通信中の操作装置以外の操作装置で応答したい場合
に対応できる。
【0015】また本発明の通信端末では、通信中のベア
ラと、着信のベアラが同一である場合に、保留切断要求
情報によって特定される操作装置は保留状態となるよう
に処理を行うようにしてもよい。通信中のベアラと着信
のベアラとが同一である場合に保留状態となるような処
理をすれば、通信中の呼と着信の呼とで無線チャネルを
張り替える必要がなく効率的である。
【0016】本発明の通信制御方法は、ネットワークと
の間で情報の送受信を行う通信端末の制御手段が、通信
端末のデータ送受信手段がネットワークから受信した着
信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するための着
信ベアラ情報を、データ送受信手段を介して送受信され
る情報の操作を行うことが可能な複数の操作装置それぞ
れに出力する着信ベアラ出力ステップと、当該着信ベア
ラ情報の出力に応じて複数の操作装置が出力する、着信
のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受付情報、着信
のベアラ以外のベアラで着信を受け付ける旨の第2呼受
付情報、又は着信を拒否する着信拒否情報、に基づいて
制御手段が、ネットワークと通信を行うためのベアラを
決定するベアラ決定ステップと、制御手段が、当該決定
したベアラを特定するための決定ベアラ情報を、第1呼
受付情報又は第2呼受付情報を出力した操作装置に出力
するベアラ出力ステップと、制御手段が、当該決定ベア
ラ情報の出力に応じて、決定したベアラに応答可能であ
る旨の応答可能情報を出力した操作装置の内、当該通信
端末を使用するユーザによって選択される操作装置をネ
ットワークとの間で送受信される情報の操作を行う操作
装置として決定する決定ステップと、制御手段が、決定
したベアラに応答可能である旨の応答可能情報を出力し
た操作装置の内、決定ステップにおいて決定した操作装
置を除いた他の操作装置を解放する解放ステップと、を
含む。
【0017】本発明の通信制御方法によれば、制御手段
が決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情
報を出力した操作装置に出力するので、例えば、着信ベ
アラ情報の出力に応じて第2呼受付情報を出力した操作
装置であっても情報の操作を行う部分として決定される
可能性が与えられ、操作装置の選択の自由度が向上す
る。
【0018】本発明の通信制御方法は、ネットワークと
の間で情報の送受信を行う通信端末に含まれる制御手段
を介して当該情報の授受を行うと共に当該情報の操作を
行うことが可能な操作装置が、制御手段から、ネットワ
ークから受信する着信通知に含まれる当該着信のベアラ
を特定するための着信ベアラ情報を受け取る着信ベアラ
受容ステップと、操作装置が、当該受け取った着信のベ
アラに応じて、着信のベアラで着信を受け付ける旨の第
1呼受付情報、着信のベアラ以外のベアラで着信を受け
付ける旨の第2呼受付情報、又は着信を拒否する着信拒
否情報のいずれかを制御手段に出力する呼受付ステップ
と、操作装置が、当該出力に応じて制御手段から出力さ
れる、ネットワークと通信を行うための決定されたベア
ラを特定するための決定ベアラ情報に応じて、当該決定
されたベアラに応答可能である旨の応答可能情報、又は
解放を要求する解放要求情報を制御手段に出力する応答
ステップと、を含む。
【0019】本発明の通信制御方法によれば、制御手段
が出力する着信ベアラ情報に応じて、第1呼受付情報、
第2呼受付情報、又は着信拒否情報のいずれかを出力す
る。例えば、他のベアラで着信を受け付ける旨の情報を
制御手段に伝達したい場合には第2呼受付情報を制御手
段に出力する。また、第1呼受付情報又は第2呼受付情
報を出力した場合には、制御手段が決定ベアラ情報を出
力してくるので、その決定ベアラ情報に基づいて決定さ
れたベアラに応答可能かどうかを判断できる。
【0020】本発明の通信制御方法は、ネットワークと
の間で情報の送受信を行う通信端末の制御手段が、通信
端末のデータ送受信手段がネットワークから受信した着
信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するための着
信ベアラ情報を、データ送受信手段を介して送受信され
る情報の操作を行うことが可能な複数の操作装置それぞ
れに出力する着信ベアラ出力ステップと、操作装置が、
当該受け取った着信のベアラに応じて、着信のベアラで
着信を受け付ける旨の第1呼受付情報、着信のベアラ以
外のベアラで着信を受け付ける旨の第2呼受付情報、又
は着信を拒否する着信拒否情報のいずれかを制御手段に
出力する呼受付ステップと、当該出力に応じて制御手段
が、ネットワークと通信を行うためのベアラを決定する
ベアラ決定ステップと、制御手段が、当該決定したベア
ラを特定するための決定ベアラ情報を、第1呼受付情報
又は第2呼受付情報を出力した操作装置に出力するベア
ラ出力ステップと、当該出力に応じて操作装置が、当該
決定されたベアラに応答可能である旨の応答可能情報を
制御手段に出力する応答ステップと、当該出力に応じて
制御手段が、応答可能情報を出力した操作装置の内、通
信端末を使用するユーザによって選択される操作装置を
ネットワークとの間で送受信される情報の操作を行う操
作装置として決定する決定ステップと、制御手段が、応
答可能情報を出力した操作装置の内、決定ステップにお
いて決定した操作装置を除いた他の操作装置を解放する
解放ステップと、を含む。
【0021】本発明の通信制御方法によれば、制御手段
が決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情
報を出力した操作装置に出力するので、例えば、着信ベ
アラ情報の出力に応じて第2呼受付情報を出力した操作
装置であっても情報の操作を行う部分として決定される
可能性が与えられ、操作装置の選択の自由度が向上す
る。また、制御手段が出力する着信ベアラ情報に応じ
て、第1呼受付情報、第2呼受付情報、又は着信拒否情
報のいずれかを出力するので、例えば、第2呼受付情報
を出力した場合には、他のベアラで着信を受け付ける旨
の情報を制御手段に伝達できる。また、第1呼受付情報
又は第2呼受付情報を出力した場合には、制御手段が決
定ベアラ情報を出力してくるので、その決定ベアラ情報
に基づいて決定されたベアラに応答可能かどうかを判断
できる。
【0022】本発明の通信制御方法は、ネットワークと
の間で情報の送受信を行う通信端末の制御手段が、ネッ
トワークとの通信中に更に着信通知を受信した場合に、
当該着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するた
めの着信ベアラ情報を、通信端末のデータ送受信手段を
介して送受信される情報の操作を行うことが可能な複数
の操作装置それぞれに出力する着信ベアラ出力ステップ
と、当該着信ベアラ情報の出力に応じて複数の操作装置
が出力する、着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1
呼受付情報、着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付
ける旨の第2呼受付情報、又は着信を拒否する着信拒否
情報、に基づいて制御手段が、ネットワークと通信を行
うためのベアラを決定するベアラ決定ステップと、制御
手段が、当該決定したベアラを特定するための決定ベア
ラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を出力し
た操作装置に出力するベアラ出力ステップと、制御手段
が、当該決定ベアラ情報の出力に応じて、通信中の操作
装置であって当該通信端末を使用するユーザによって入
力される保留切断要求情報によって特定される操作装置
は保留状態又は切断状態となるように処理を行う保留切
断ステップと、制御手段が、当該決定ベアラ情報の出力
に応じて、決定したベアラに応答可能である旨の応答可
能情報を出力した操作装置の内ユーザによって選択され
る操作装置をネットワークとの間で送受信される情報の
操作を行う操作装置として決定する決定ステップと、制
御手段が、決定したベアラに応答可能である旨の応答可
能情報を出力した操作装置の内当該決定した操作装置を
除いた他の操作装置は解放する解放ステップと、を含
む。
【0023】本発明の通信制御方法によれば、制御手段
が決定ベアラ情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情
報を出力した操作装置に出力するので、操作装置が着信
処理を継続するかどうかを判断するための情報を提供す
ることができ、各操作装置にはそれぞれの通信状態にか
かわらず情報の操作を行う部分として決定される可能性
が与えられ、操作装置の選択の自由度が向上する。ま
た、制御手段は、ユーザによって選択される通信中の操
作装置を保留状態又は切断状態にするので、例えば、ユ
ーザが現在通信中の操作装置以外の操作装置で応答した
い場合に対応できる。
【0024】また本発明の通信制御方法では、通信中の
ベアラと、着信のベアラが同一である場合に、保留切断
要求情報によって特定される操作装置は保留状態となる
ように処理を行うようにしてもよい。通信中のベアラと
着信のベアラとが同一である場合に保留状態となるよう
な処理をすれば、通信中の呼と着信の呼とで無線チャネ
ルを張り替える必要がなく効率的である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示のみのため
に示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮
することによって容易に理解することができる。引き続
いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説
明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。
【0026】本発明の実施形態である携帯電話機(通信
端末)10について図1を用いて説明する。図1は携帯
電話機10、パーソナルコンピュータ40、及び、外部
ハンドセット(操作装置)203からなる通信システム
30の構成を示した図である。携帯電話機10は移動体
通信網50を介して、図示しない他の携帯電話機やパー
ソナルコンピュータといった情報機器とデータ通信が可
能なように構成されている。移動体通信網(ネットワー
ク)50は、図示しない基地局や基地局制御装置や交換
機といった機器によって構成されており、携帯電話機1
0は基地局(図示しない)を介して移動体通信網50と
接続されている。
【0027】パーソナルコンピュータ40は、携帯電話
機10とデータ交換可能なように接続されており、携帯
電話機10が移動体通信網50を介して行うデータ通信
で送受信される情報の操作を行うことが可能なように構
成されている。本実施形態の場合、パーソナルコンピュ
ータ40は、非制限デジタル操作装置(操作装置)20
1と、音響・映像操作装置(操作装置)202とを含ん
で構成されている。
【0028】非制限デジタル操作装置201は、非制限
デジタル端末部201a及び非制限デジタルインタフェ
イス部201bを含んで構成されている。非制限デジタ
ル端末部201aは非制限デジタル情報を取り扱うこと
が可能な部分であり、携帯電話機10が送受信する情報
の内、その情報のベアラが非制限デジタルであるものを
取り扱う。非制限デジタル端末部201aは、携帯電話
機10からベアラを特定するためのベアラ情報を受け取
ると、そのベアラ情報で特定されるベアラが非制限デジ
タルであればそのベアラで着信を受け付ける旨の呼設定
受付情報(第1呼受付情報)を出力し、その他のベアラ
であれば非制限デジタルのベアラで着信を受け付ける旨
の呼設定受付情報(第2呼受付情報)や、着信を拒否す
る着信拒否情報を出力する。非制限デジタルインタフェ
イス部201bは、携帯電話機10に接続されて非制限
デジタル情報を授受する部分である。
【0029】音響・映像操作装置202は、音響・映像
端末部202a及び音響・映像インタフェイス部202
bを含んで構成されている。音響・映像端末部202a
は音響・映像情報を取り扱うことが可能な部分であり、
携帯電話機10が送受信する情報の内、その情報のベア
ラが音響・映像であるもの、例えば音響・映像情報とい
った情報を取り扱う。音響・映像端末部202aは、携
帯電話機10からベアラを特定するためのベアラ情報を
受け取ると、そのベアラ情報で特定されるベアラが音響
・映像であればそのベアラで着信を受け付ける旨の呼設
定受付情報(第1呼受付情報)を出力し、その他のベア
ラであれば音響・映像のベアラで着信を受け付ける旨の
呼設定受付情報(第2呼受付情報)や、着信を拒否する
着信拒否情報を出力する。音響・映像インタフェイス部
202bは、携帯電話機10に接続されて音響・映像情
報を授受する部分である。
【0030】外部ハンドセット203は、外部音声端末
部203a及び音声インタフェイス部203bを含んで
構成されている。外部音声端末部203aは音声情報を
取り扱うことが可能な部分であり、携帯電話機10が送
受信する情報の内、その情報のベアラが音声であるもの
を取り扱う。外部音声端末部203aは、携帯電話機1
0からベアラを特定するためのベアラ情報を受け取る
と、そのベアラ情報で特定されるベアラが音声であれば
そのベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第
1呼受付情報)を出力し、その他のベアラであれば音声
のベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第2
呼受付情報)や、着信を拒否する着信拒否情報を出力す
る。音声インタフェイス部203bは、携帯電話機10
に接続されて音声情報を授受する部分である。なお、携
帯電話機10に接続される機器は、これらに限定される
ものではない。パーソナルコンピュータ40は、非制限
デジタル操作装置201又は音響・映像操作装置202
のいずれか一方のみを含んでいてもよく、また、パーソ
ナルコンピュータ40又は外部ハンドセット203のい
ずれかを用いることとしてもよい。また、携帯電話機1
0に接続される機器としては何も接続されていなくても
よい。
【0031】携帯電話機10は、データ通信機能を併せ
持った携帯電話機である。携帯電話機の代わりに通信機
能を持ったPDA(Personal Digital
Assistance)といった携帯情報端末を用い
てもよく、情報通信可能な機器が広く適用可能となる。
携帯電話機10は、物理的には、CPU(中央処理装
置)、メモリ、入力キーやマイクといった入力装置、デ
ィスプレイやスピーカといった出力装置、ハードディス
クといった格納装置、増幅装置、信号変換装置、アンテ
ナを含む移動局として構成されている。
【0032】携帯電話機10は機能的な構成要素とし
て、データ送受信部(データ送受信手段)101と、制
御部(制御手段)102と、音声操作部(操作装置)1
03aと、音響・映像操作部(操作装置)103bと、
非制限デジタル操作部(操作装置)103cとを含む。
引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0033】データ送受信部101は、移動体通信網5
0を構成する基地局(図示しない)との間で情報の送受
信を行う部分である。より具体的には、着信時において
はデータ送受信部101は基地局から着信通知を受信
し、その着信通知を制御部102に出力する。この着信
通知には、基地局(図示しない)から送信されてくる着
信のベアラを特定するための着信ベアラ情報が含まれて
いる。データ送受信部101は、制御部102から出力
される呼設定受付情報や、応答情報を基地局(図示しな
い)に送信すると共に、基地局(図示しない)から受信
する無線ベアラ設定情報や応答確認情報を制御部102
に出力する。
【0034】制御部102は、音声操作部(操作装置)
103a、音響・映像操作部(操作装置)103b、非
制限デジタル操作部(操作装置)103c、パーソナル
コンピュータ40、外部ハンドセット203の中から基
地局(図示しない)との間で送受信される情報の操作を
行う部分や操作装置を決定する部分である。より具体的
には、制御部102は、データ送受信部101が基地局
(図示しない)から受信する着信通知に含まれ、その着
信のベアラを特定するための着信ベアラ情報を、音声操
作部(操作装置)103aと、音響・映像操作部(操作
装置)103bと、非制限デジタル操作部(操作装置)
103cと、パーソナルコンピュータ40と、外部ハン
ドセット203とに出力する。制御部102は、この出
力された着信ベアラ情報に応じて出力される、着信のベ
アラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第1呼受
付情報)、着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付け
る旨の呼設定受付情報(第2呼受付情報)、又は着信を
拒否する着信拒否情報、に基づいて移動体通信網50と
通信を行うためのベアラを決定する。制御部102は、
更に、この決定したベアラを特定するための決定ベアラ
情報が含まれる呼出情報を、呼設定受付情報を出力した
部分に出力し、この決定ベアラ情報が含まれる呼出情報
の出力に応じて、決定したベアラに応答可能である旨の
応答可能情報としての呼出開始通知情報を出力した部分
の内、ユーザによって選択される部分を移動体通信網5
0との間で送受信される情報の操作を行う部分として決
定し、当該決定した部分を除いた他の部分は解放する。
【0035】制御部102は更に、ユーザによって入力
される保留要求(保留切断要求情報)によって特定され
る一部分を保留状態にする。例えば、外部ハンドセット
203を用いて音声情報の送受信を行っており、基地局
(図示しない)から更に着信通知を受信した場合であっ
て双方のベアラが同一である場合に、ユーザが外部ハン
ドセット203による通信を保留させたいとする指示を
入力した場合には、制御部102は外部ハンドセット2
03を保留状態にする。制御部102はまた、ユーザに
よって入力される切断要求(保留切断要求情報)によっ
て特定される一部分を切断状態にする。例えば、音声操
作部103aを用いて音声情報の送受信を行っており、
基地局(図示しない)から更に着信通知を受信した場合
であって双方のベアラが異なる場合に、ユーザが音声操
作部103aによる通信を切断したいとする指示を入力
した場合には、制御部102は音声操作部103aを切
断状態にする。尚、保留状態にする場合も、切断状態に
する場合も、既に通信中のベアラと新たな着信のベアラ
とが同一であっても、異なっていてもよい。
【0036】音声操作部103aは音声情報を取り扱う
ことが可能な部分であり、携帯電話機10が送受信する
情報の内、その情報のベアラが音声であるものを取り扱
う。音声操作部103aは、制御部102からベアラを
特定するための着信ベアラ情報を受け取ると、その着信
ベアラ情報で特定されるベアラが音声であればそのベア
ラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第1呼受付
情報)を出力し、その他のベアラであれば音声のベアラ
で着信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第2呼受付情
報)や、着信を拒否する着信拒否情報を出力する。音声
操作部103aは、入出力手段としてマイクやスピーカ
を含み、データ送受信部101が受信した音声はスピー
カを駆動することによって再生し、マイクから入力され
た音声を符号化して制御部102を経由してデータ送受
信部101に出力する。
【0037】音響・映像操作部103bは音響・映像情
報又は非制限デジタル情報を取り扱うことが可能な部分
であり、携帯電話機10が送受信する情報の内、その情
報のベアラが音響・映像である音響・映像情報や、ベア
ラが非制限デジタルである非制限デジタル情報を取り扱
う。音響・映像操作部103bは、制御部102からベ
アラを特定するための着信ベアラ情報を受け取ると、そ
の着信ベアラ情報で特定されるベアラが音響・映像操作
部103bが応答したい音響・映像又は非制限デジタル
であればそのベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付
情報(第1呼受付情報)を出力し、その着信ベアラで特
定されるベアラ以外のベアラで音響・映像操作部103
bが応答したい場合にはその応答したいベアラで着信を
受け付ける旨の呼設定受付情報(第2呼受付情報)を出
力し、着信を拒否する場合には着信拒否情報を出力す
る。また、音響・映像操作部103bは、例えば音響・
映像情報の取り扱いを優先させるように設定されていて
もよく、その場合には、着信ベアラ情報が非制限デジタ
ルのベアラを特定していれば、音響・映像のベアラで着
信を受け付ける旨の呼設定受付情報(第2呼受付情報)
を出力するようにする。音響・映像操作部103bは、
入出力手段としてディスプレイ、カメラ、マイク、スピ
ーカを含み、データ送受信部101が受信した音響・映
像はディスプレイ及びスピーカを駆動することによって
再生し、カメラ及びマイクから入力された音響・映像を
符号化して制御部102を経由してデータ送受信部10
1に出力する。
【0038】非制限デジタル操作部103cは、非制限
デジタル情報又は音響・映像情報を取り扱うことが可能
な部分であり、携帯電話機10が送受信する情報の内、
その情報のベアラが非制限デジタル又は音響・映像であ
るものを取り扱う。非制限デジタル操作部103cは、
制御部102からベアラを特定するための着信ベアラ情
報を受け取ると、その着信ベアラ情報で特定されるベア
ラが非制限デジタル操作部103cが応答したい非制限
デジタル又は音響・映像であればそのベアラで着信を受
け付ける旨の呼設定受付情報(第1呼受付情報)を出力
し、その着信ベアラで特定されるベアラ以外のベアラで
非制限デジタル操作部103cが応答したい場合にはそ
の応答したいベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付
情報(第2呼受付情報)を出力し、着信を拒否する場合
には着信拒否情報を出力する。また、非制限デジタル操
作部103cは、例えば非制限デジタル情報の取り扱い
を優先させるように設定されていてもよく、その場合に
は、着信ベアラ情報が音響・映像のベアラを特定してい
れば、非制限デジタルのベアラで着信を受け付ける旨の
呼設定受付情報(第2呼受付情報)を出力するようにす
る。非制限デジタル操作部103cは、非制限デジタル
情報が動画像を含むものである場合には、入出力手段と
して含むディスプレイ、カメラ、マイク、スピーカを操
作し、データ送受信部101が受信した動画像はディス
プレイ及びスピーカを駆動することによって再生し、カ
メラ及びマイクから入力された動画像を符号化して制御
部102を経由してデータ送受信部101に出力する。
【0039】引き続いて、携帯電話機10を含む通信シ
ステム30を用いて、着信時にユーザの意図に沿った部
分で応答する方法について図2を用いて説明する。図2
は、携帯電話機10を含む通信システム30の各部の処
理を示したシーケンス図である。尚、図2を用いて説明
する方法では、それぞれの通信品質の違いによって非制
限デジタルのベアラが、非制限デジタル1と非制限デジ
タル2に区分されて取り扱われているものとする。
【0040】携帯電話機10に着呼があると、基地局
(図示しない)から携帯電話機10に着信通知が送信さ
れ、携帯電話機10のデータ送受信部101が受信す
る。着信通知には、当該通信のベアラを特定するための
着信ベアラ情報が含まれており、本実施形態では非制限
デジタル1であることを特定しているものとする。デー
タ送受信部101は受信した着信通知を携帯電話機10
の制御部102に出力する(S101)。
【0041】制御部102は、入力された着信通知を携
帯電話機10の音声操作部103a、音響・映像操作部
103b、非制限デジタル操作部103c、及び非制限
デジタル操作装置201にそれぞれ出力する。尚、本実
施形態の説明では理解を容易にするために音響・映像操
作装置202及び外部ハンドセット203については省
略する。(S102)。制御部102から着信通知を出
力された音声操作部103a、音響・映像操作部103
b、非制限デジタル操作部103c、非制限デジタル操
作装置201のそれぞれは、着信通知に含まれる着信ベ
アラ情報で特定されるベアラに対応可能であるかどうか
を判断する(S103〜S106)。各部はその判断の
結果に基づいて、着信のベアラで着信を受け付ける旨の
呼設定受付情報か、着信のベアラ以外のベアラで着信を
受け付ける旨の呼設定受付情報か、着信を拒否する着信
拒否情報かを、それぞれ制御部102に出力する。本実
施形態の場合には、非制限デジタル操作部103cは着
信のベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情報を
(S107)、音響・映像操作部103bは非制限デジ
タル1のベアラにも対応可能であるが、音響・映像のベ
アラの方がより好ましいように設定されているので、音
響・映像のベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情
報を(S108)、非制限デジタル操作装置201は非
制限デジタル2のベアラに対応可能であるので、非制限
デジタル2のベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付
情報を(S109)、音声操作部103bは着信拒否情
報を(S110)、それぞれ制御部102に出力する。
【0042】このように、携帯電話機10の音声操作部
103a、音響・映像操作部103b、非制限デジタル
操作部103c、及び非制限デジタル操作装置201の
それぞれは、着信のベアラに応じて、その着信のベアラ
で着信を受け付ける旨の呼設定受付情報、その着信のベ
アラ以外のベアラで着信を受け付ける旨の呼設定受付情
報、又は着信を拒否する着信拒否情報を出力する。本実
施形態において「着信のベアラに応じて」とは、複数の
ベアラに対応可能である場合に予め定められている優先
順位に従ってどのベアラで着信を受け付けるかという態
様にしてもよい。また、対応可能な複数のベアラをその
内部に格納しておき、着信のベアラと格納されているベ
アラを比較してどのベアラで着信を受け付けるかという
態様にしてもよい。
【0043】制御部102は、操作部103の音声操作
部103a、音響・映像操作部103b、非制限デジタ
ル操作部103c、非制限デジタル操作装置201のそ
れぞれから呼設定受付情報又は着信拒否情報を受け取る
と、実際に通信を行うベアラの決定を行う(S11
1)。
【0044】制御部102は、ベアラを非制限デジタル
1に決定した旨の情報をデータ送受信部101に出力す
る。データ送受信部101は、制御部102からの入力
に応じて、基地局(図示しない)を介して移動体通信網
50に呼設定受付情報(非制限デジタル1)を送信する
(S112)。移動体通信網50から基地局(図示しな
い)を介して、ユーザデータが送受信可能である無線チ
ャネルが割り当てられたことを示す無線ベアラ設定情報
が携帯電話機10に送信される(S113)。
【0045】携帯電話機10のデータ送受信部101が
基地局(図示しない)から送信される無線ベアラ設定情
報を受信すると、その情報を制御部102に出力する。
制御部102は、その無線ベアラ設定情報を契機とし
て、音声操作部103a、音響・映像操作部103b、
非制限デジタル操作部103c、非制限デジタル操作装
置201の内、呼設定受付情報を出力した部分に、決定
したベアラを特定する情報を含む呼出情報を出力する
(S114)。
【0046】制御部102から呼出情報を出力された音
響・映像操作部103b、非制限デジタル操作部103
c、非制限デジタル操作装置201の各部分は、その呼
出情報によって特定されるベアラに応答可能かどうかを
判断し(S115〜S117)、その判断結果を制御部
102に出力する。具体的には、そのベアラに応答可能
であれば呼出開始通知情報を、そのベアラに応答不可能
であれば解放要求情報を制御部102に出力する。本実
施形態では、音響・映像操作部103bも、非制限デジ
タル操作部103cも非制限デジタル1のベアラに応答
可能であると判断するものとし、双方から呼出開始通知
情報が出力される(S118、S119)。また、非制
限デジタル操作装置201は応答不可能であると判断す
るものとし、解放要求情報が出力される(S121)。
ここで制御部102は、呼出開始通知情報を受け取ると
その部分が応答可能であると判断し、解放要求情報を受
け取るとその部分が応答不可能であると判断する。制御
部102は、解放要求情報を出力してきた非制限デジタ
ル操作装置201を解放して当該データ通信では情報の
操作を行わないように決定し、解放確認情報を非制限デ
ジタル操作装置201に出力する(S122)。
【0047】呼出開始通知情報が出力されると、制御部
102はデータ送受信部101を介して呼出開始通知情
報を移動体通信網50に送信する(S120)。呼出開
始通知情報を制御部102に出力した音響・映像操作部
103b及び非制限デジタル操作部103cは、それぞ
れユーザに対して呼出を開始する。本実施形態の場合は
この呼出に対してユーザが音響・映像操作部103bで
応答するという選択をするものとする(S123)。こ
の応答選択に対して音響・映像操作部103bは、制御
部102に応答選択された旨の情報を出力する(S12
4)。
【0048】この出力に応じて、制御部102は移動体
通信網50との間で送受信される情報の操作を行う部
分、すなわち通信を行う部分としてとして音響・映像操
作部103bを決定する(S125)。制御部102は
データ送受信部101を介して応答情報を移動体通信網
50に送信する(S126)。この決定に応じて制御部
102は非制限デジタル操作部103cを解放する(S
127)。移動体通信網50からはS126の応答の送
信に対して、応答確認が送信される(S128)。この
応答確認は通信を行う部分として決定された音響・映像
操作部103bに出力され(S129)、ユーザは音響
・映像操作部103cを用いて通信を行う(S13
0)。
【0049】引き続いて、携帯電話機10を用いてユー
ザが通信中に着信通知があった場合において、通信中の
部分を保留してユーザの意図に沿った部分で応答する方
法について図3を用いて説明する。図3は、携帯電話機
10の各部の処理を示したシーケンス図である。
【0050】ユーザが携帯電話機10の非制限デジタル
操作部103cを用いて、非制限デジタルのベアラで通
信中であるものとする(S131)。ここで、携帯電話
機10に着信があると、基地局(図示しない)から携帯
電話機10に着信通知が送信され、携帯電話機10のデ
ータ送受信部101が受信する。着信通知には、当該通
信のベアラを特定するための着信ベアラ情報が含まれて
おり、本実施形態では非制限デジタル情報であることを
特定しているものとする。データ送受信部101は受信
した着信通知を携帯電話機10の制御部102に出力す
る(S132)。ここで、制御部102が着信通知を各
部に出力してから、呼出開始通知情報を受け取るまでの
シーケンス、すなわち図3におけるS133からS14
6までのシーケンスは、既に説明した、図2におけるS
102からS119までのシーケンスとそれぞれ対応し
ているので説明を省略する。
【0051】呼出開始通知情報が出力されると、制御部
102はデータ送受信部101を介して呼出開始通知情
報を移動体通信網50に送信する(S147)。呼出開
始通知情報を制御部102に出力した音響・映像操作部
103b及び非制限デジタル操作部103cは、それぞ
れユーザに対して呼出を開始する。
【0052】本実施形態においてユーザは、音響・映像
操作部103b及び非制限デジタル操作部103cから
の呼出に対し、既に通信中の非制限デジタル操作部10
3cを保留状態にし、音響・映像操作部103bを用い
て通信を行うことを選択するものとする。従って、非制
限デジタル操作部103cには保留要求が入力され(S
148)、その保留要求は制御部102に出力される
(S149)。制御部102はデータ送受信部101を
介して移動体通信網50に保留要求を送信し(S15
0)、移動体通信網50からは保留の処理が完了した旨
の保留完了情報が送信される(S151)。制御部10
2はその保留完了情報を非制限デジタル操作部103c
に出力し(S152)、保留の処理が完了する。
【0053】ユーザが音響・映像操作部103bで応答
するという選択をすると(S153)、この応答選択に
対して音響・映像操作部103bは、制御部102に応
答選択された旨の情報を出力する(S154)。この出
力に応じて、制御部102は移動体通信網50との間で
送受信される情報の操作を行う部分、すなわち通信を行
う部分としてとして音響・映像操作部103bを決定す
る(S155)。制御部102はデータ送受信部101
を介して応答情報を移動体通信網50に送信する(S1
56)。
【0054】この決定に応じて制御部102は非制限デ
ジタル操作部103cを解放する(S157)。移動体
通信網50からはS156の応答の送信に対して、応答
確認が送信される(S158)。この応答確認は通信を
行う部分として決定された音響・映像操作部103bに
出力され(S159)、ユーザは音響・映像操作部10
3bを用いて通信を行う(S160)。
【0055】引き続いて、携帯電話機10を用いてユー
ザが通信中に着信通知があった場合において、通信中の
部分を切断してユーザの意図に沿った部分で応答する方
法について図4を用いて説明する。図4は、携帯電話機
10の各部の処理を示したシーケンス図である。
【0056】ユーザが携帯電話機10の非制限デジタル
操作部103cを用いて、非制限デジタルのベアラで通
信中であるものとする(S161)。ここで、携帯電話
機10に着呼があると、基地局(図示しない)から携帯
電話機10に着信通知が送信され、携帯電話機10のデ
ータ送受信部101が受信する。着信通知には、当該通
信のベアラを特定するための着信ベアラ情報が含まれて
おり、本実施形態では音響・映像情報であることを特定
しているものとする。データ送受信部101は受信した
着信通知を携帯電話機10の制御部102に出力する
(S162)。ここで、制御部102が着信通知を各部
に出力してから、呼出開始通知情報を受け取るまでのシ
ーケンス、すなわち図4におけるS163からS176
までのシーケンスは、既に説明した、図2におけるS1
02からS119までのシーケンスとそれぞれ対応して
いるので説明を省略する。
【0057】呼出開始通知情報が出力されると、制御部
102はデータ送受信部101を介して呼出開始通知情
報を移動体通信網50に送信する(S177)。呼出開
始通知情報を制御部102に出力した音響・映像操作部
103b及び非制限デジタル操作部103cは、それぞ
れユーザに対して呼出を開始する。
【0058】本実施形態においてユーザは、音響・映像
操作部103b及び非制限デジタル操作部103cから
の呼出に対し、既に通信中の非制限デジタル操作部10
3cを切断し、音響・映像操作部103bを用いて通信
を行うことを選択するものとする。従って、非制限デジ
タル操作部103cには切断要求が入力され(S17
8)、その切断要求は制御部102に出力される(S1
79)。制御部102はデータ送受信部101を介して
移動体通信網50に切断要求を送信し(S180)、移
動体通信網50からは切断の処理が完了した旨の切断完
了情報が送信される(S181)。制御部102はその
切断完了情報を非制限デジタル操作部103cに出力し
(S182)、切断の処理が完了する。
【0059】ユーザが音響・映像操作部103bで応答
するという選択をすると(S183)、この応答選択に
対して音響・映像操作部103bは、制御部102に応
答選択された旨の情報を出力する(S184)。この出
力に応じて、制御部102は移動体通信網50との間で
送受信される情報の操作を行う部分、すなわち通信を行
う部分としてとして音響・映像操作部103bを決定す
る(S185)。制御部102はデータ送受信部101
を介して応答情報を移動体通信網50に送信する(S1
86)。
【0060】この決定に応じて制御部102は非制限デ
ジタル操作部103cを解放する(S187)。移動体
通信網50からは基地局(図示しない)を介して、音響
・映像のベアラに対応するチャネルが割り当てられたこ
とを示す無線ベアラ設定情報が携帯電話機10に送信さ
れる(S188)。移動体通信網50からはS186の
応答の送信に対して、応答確認が送信される(S18
9)。この応答確認は通信を行う部分として決定された
音響・映像操作部103bに出力され(S190)、ユ
ーザは音響・映像操作部103bを用いて通信を行う
(S191)。
【0061】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。制御部102が決定ベアラ情報を、呼設定受付情報
(第1呼受付情報又は第2呼受付情報)を出力した操作
装置(操作部)に出力するので、例えば、着信ベアラ情
報の出力に応じて第2呼受付情報が含まれる呼設定受付
情報を出力した操作装置(操作部)であっても情報の操
作を行う部分として決定される可能性が与えられ、操作
装置(操作部)の選択の自由度が向上する。
【0062】また、制御部102は、通信中の部分であ
ってユーザによって選択される部分を保留状態にするよ
うに処理するので、例えば、非制限デジタル操作部10
3cを用いて非制限デジタルのベアラで通信中に、同じ
非制限デジタルのベアラの着信があった場合であって、
ユーザが現在通信中の非制限デジタル操作部103c以
外の音響・映像操作部103bで応答したい場合には、
ユーザは通信中の非制限デジタル操作部103cを保留
にして音響・映像操作部103bを情報の操作を行う部
分として決定でき、着信呼に応答できる。
【0063】また、制御部102は、通信中の部分であ
ってユーザによって選択される部分を切断状態にするよ
うに処理するので、例えば、非制限デジタル操作部10
3cを用いて非制限デジタルのベアラで通信中に、音響
・映像のベアラの着信があった場合であって、ユーザが
現在通信中の非制限デジタル操作部103c以外の音響
・映像操作部103bで応答したい場合には、ユーザは
通信中の非制限デジタル操作部103cを切断して音響
・映像操作部103bを情報の操作を行う部分として決
定でき、着信呼に応答できる。
【0064】尚、本実施形態ではベアラとして、非制限
デジタル、音響・映像、音声といったものを例示した
が、ベアラは情報伝達能力、通信品質、符号化方式、通
信速度といったものの組み合わせによって特定されるも
のなので、例えば通信速度の違いにより非制限デジタル
を更に細分化して、非制限デジタル1、非制限デジタル
2といったように区分して取り扱ってもよい。ここで説
明した本実施形態の効果は、各操作部及び各インタフェ
イス部が多くのベアラに対応していればより大きな効果
となる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段が決定ベアラ
情報を、第1呼受付情報又は第2呼受付情報を出力した
操作装置に出力するので、例えば、着信ベアラ情報の出
力に応じて決定ベアラとは異なる第2呼受付情報を出力
した操作装置であっても情報の操作を行う部分として決
定される可能性が与えられ、操作装置の選択の自由度が
向上する。また、通信中に着信があった場合には、操作
装置が着信処理を継続するかどうかを判断する情報を提
供することができ、各操作装置が出力する呼受付情報や
各操作装置の通信状態にかかわらず情報の操作を行う部
分として決定される可能性が与えられ、操作装置の選択
の自由度が向上する。従って本発明の目的とする、ネッ
トワークとの間で送受信される情報の操作を行う操作装
置を決定する際に、その操作装置の選択の自由度をより
高めることのできる通信端末、操作装置、通信システ
ム、及び、通信制御方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である携帯電話機を説明する
ための図である。
【図2】応答時の携帯電話機の処理を示したシーケンス
図である。
【図3】応答時の携帯電話機の処理を示したシーケンス
図である。
【図4】応答時の携帯電話機の処理を示したシーケンス
図である。
【符号の説明】
10…携帯電話機、30…通信システム、40…パーソ
ナルコンピュータ、50…移動体通信網、101…デー
タ送受信部、102…制御部、103a…音声操作部、
103b…音響・映像操作部、103c…非制限デジタ
ル操作部、201…非制限デジタル操作装置、201a
…非制限デジタル端末部、201b…非制限デジタルイ
ンタフェイス部、202…音響・映像操作装置、202
a…音響・映像端末部、202b…音響・映像インタフ
ェイス部、203…外部ハンドセット、203a…外部
音声端末部、203b…音声インタフェイス部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柚木 一文 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 服部 弘幸 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 CC08 HH26 HH29 KK01 5K034 DD03 EE03 HH11 LL01 LL02 5K067 AA21 BB04 BB21 DD52 DD53 DD54 EE02 EE10 EE16 FF23 FF25 GG11 HH22 KK13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    うデータ送受信手段と、当該データ送受信手段を介して
    送受信される情報の操作を行うことが可能な複数の操作
    装置の中から前記ネットワークとの間で送受信される情
    報の操作を行う操作装置を決定する制御手段と、を含む
    通信端末であって、 前記制御手段は、 前記データ送受信手段が前記ネットワークから受信する
    着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するための
    着信ベアラ情報を、前記複数の操作装置それぞれに出力
    し、 当該出力された着信ベアラ情報に応じて前記複数の操作
    装置が出力する、前記着信のベアラで着信を受け付ける
    旨の第1呼受付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで
    着信を受け付ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を
    拒否する着信拒否情報、に基づいて前記ネットワークと
    通信を行うためのベアラを決定し、 当該決定したベアラを特定するための決定ベアラ情報
    を、前記第1呼受付情報又は前記第2呼受付情報を出力
    した操作装置に出力し、 当該決定ベアラ情報の出力に応じて、前記決定したベア
    ラに応答可能である旨の応答可能情報を出力した操作装
    置の内、当該通信端末を使用するユーザによって選択さ
    れる操作装置を前記ネットワークとの間で送受信される
    情報の操作を行う操作装置として決定し、当該決定した
    操作装置を除いた他の操作装置は解放する、ことを特徴
    とする通信端末。
  2. 【請求項2】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    う通信端末に含まれる制御手段を介して当該情報の授受
    を行うと共に当該情報の操作を行うことが可能な操作装
    置であって、 前記制御手段から出力される、前記ネットワークから受
    信する着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定する
    ための着信ベアラ情報に応じて、 前記着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受付情
    報、前記着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付ける
    旨の第2呼受付情報、又は前記着信を拒否する着信拒否
    情報のいずれかを前記制御手段に出力し、 当該出力に応じて前記制御手段から出力される、前記ネ
    ットワークと通信を行うための決定されたベアラを特定
    するための決定ベアラ情報に応じて、 前記決定されたベアラに応答可能である旨の応答可能情
    報、又は解放を要求する解放要求情報を前記制御手段に
    出力する、ことを特徴とする操作装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    うデータ送受信手段と、当該データ送受信手段を介して
    送受信される情報の操作を行うことが可能な複数の操作
    装置の中から前記ネットワークとの間で送受信される情
    報の操作を行う操作装置を決定する制御手段とを含む通
    信端末と、前記複数の操作装置と、を含む通信システム
    であって、 前記制御手段が、前記データ送受信手段が前記ネットワ
    ークから受信する着信通知に含まれる当該着信のベアラ
    を特定するための着信ベアラ情報を、前記複数の操作装
    置それぞれに出力し、 当該出力に応じて前記複数の操作装置それぞれが、前記
    着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受付情報、
    前記着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付ける旨の
    第2呼受付情報、又は前記着信を拒否する着信拒否情報
    のいずれかを前記制御手段に出力し、 当該出力に応じて前記制御手段が、前記ネットワークと
    通信を行うためのベアラを決定すると共に、当該決定さ
    れたベアラを特定するための決定ベアラ情報を、前記第
    1呼受付情報又は前記第2呼受付情報を出力した操作装
    置に出力し、 当該出力に応じて前記操作装置が、前記決定されたベア
    ラに応答可能である旨の応答可能情報を前記制御手段に
    出力し、 当該出力に応じて前記制御手段が、当該応答可能情報を
    出力した操作装置の内で当該通信システムを使用するユ
    ーザによって選択される操作装置を前記ネットワークと
    の間で送受信される情報の操作を行う操作装置として決
    定し、当該決定した操作装置を除いた他の操作装置は解
    放する、ことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    うデータ送受信手段と、当該データ送受信手段を介して
    送受信される情報の操作を行うことが可能な複数の操作
    装置の中から前記ネットワークとの間で送受信される情
    報の操作を行う操作装置を決定する制御手段と、を含む
    通信端末であって、前記ネットワークとの通信中に更に
    着信通知を受信した場合に、 前記制御手段は、 前記着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するた
    めの着信ベアラ情報を、前記複数の操作装置それぞれに
    出力し、 当該出力された着信ベアラ情報に応じて前記複数の操作
    装置が出力する、前記着信のベアラで着信を受け付ける
    旨の第1呼受付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで
    着信を受け付ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を
    拒否する着信拒否情報、に基づいて前記ネットワークと
    通信を行うためのベアラを決定し、 当該決定したベアラを特定するための決定ベアラ情報
    を、前記第1呼受付情報又は前記第2呼受付情報を出力
    した操作装置に出力し、 当該決定ベアラ情報の出力に応じて、通信中の操作装置
    であって当該通信端末を使用するユーザによって入力さ
    れる保留切断要求情報によって特定される操作装置は保
    留状態又は切断状態となるように処理を行い、前記決定
    したベアラに応答可能である旨の応答可能情報を出力し
    た操作装置の内前記ユーザによって選択される操作装置
    を前記ネットワークとの間で送受信される情報の操作を
    行う操作装置として決定し、当該決定した操作装置を除
    いた他の操作装置は解放する、ことを特徴とする通信端
    末。
  5. 【請求項5】 前記通信中のベアラと、前記着信のベア
    ラが同一である場合に、前記保留切断要求情報によって
    特定される操作装置は保留状態となるように処理を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    う通信端末の制御手段が、前記通信端末のデータ送受信
    手段が前記ネットワークから受信した着信通知に含まれ
    る当該着信のベアラを特定するための着信ベアラ情報
    を、前記データ送受信手段を介して送受信される情報の
    操作を行うことが可能な複数の操作装置それぞれに出力
    する着信ベアラ出力ステップと、 当該着信ベアラ情報の出力に応じて前記複数の操作装置
    が出力する、前記着信のベアラで着信を受け付ける旨の
    第1呼受付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで着信
    を受け付ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を拒否
    する着信拒否情報、に基づいて前記制御手段が、前記ネ
    ットワークと通信を行うためのベアラを決定するベアラ
    決定ステップと、 前記制御手段が、当該決定したベアラを特定するための
    決定ベアラ情報を、前記第1呼受付情報又は前記第2呼
    受付情報を出力した操作装置に出力するベアラ出力ステ
    ップと、 前記制御手段が、当該決定ベアラ情報の出力に応じて、
    前記決定したベアラに応答可能である旨の応答可能情報
    を出力した操作装置の内、当該通信端末を使用するユー
    ザによって選択される操作装置を前記ネットワークとの
    間で送受信される情報の操作を行う操作装置として決定
    する決定ステップと、 前記制御手段が、前記決定したベアラに応答可能である
    旨の応答可能情報を出力した操作装置の内、前記決定ス
    テップにおいて決定した操作装置を除いた他の操作装置
    を解放する解放ステップと、を含む通信制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    う通信端末に含まれる制御手段を介して当該情報の授受
    を行うと共に当該情報の操作を行うことが可能な操作装
    置が、前記制御手段から、前記ネットワークから受信す
    る着信通知に含まれる当該着信のベアラを特定するため
    の着信ベアラ情報を受け取る着信ベアラ受容ステップ
    と、 前記操作装置が、当該受け取った着信のベアラに応じ
    て、前記着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受
    付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付
    ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を拒否する着信
    拒否情報のいずれかを前記制御手段に出力する呼受付ス
    テップと、 前記操作装置が、当該出力に応じて前記制御手段から出
    力される、前記ネットワークと通信を行うための決定さ
    れたベアラを特定するための決定ベアラ情報に応じて、
    当該決定されたベアラに応答可能である旨の応答可能情
    報、又は解放を要求する解放要求情報を前記制御手段に
    出力する応答ステップと、を含む通信制御方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    う通信端末の制御手段が、前記通信端末のデータ送受信
    手段が前記ネットワークから受信した着信通知に含まれ
    る当該着信のベアラを特定するための着信ベアラ情報
    を、前記データ送受信手段を介して送受信される情報の
    操作を行うことが可能な複数の操作装置それぞれに出力
    する着信ベアラ出力ステップと、 前記操作装置が、当該受け取った着信のベアラに応じ
    て、前記着信のベアラで着信を受け付ける旨の第1呼受
    付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで着信を受け付
    ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を拒否する着信
    拒否情報のいずれかを前記制御手段に出力する呼受付ス
    テップと、 当該出力に応じて前記制御手段が、前記ネットワークと
    通信を行うためのベアラを決定するベアラ決定ステップ
    と、 前記制御手段が、当該決定したベアラを特定するための
    決定ベアラ情報を、前記第1呼受付情報又は前記第2呼
    受付情報を出力した操作装置に出力するベアラ出力ステ
    ップと、 当該出力に応じて前記操作装置が、当該決定されたベア
    ラに応答可能である旨の応答可能情報を前記制御手段に
    出力する応答ステップと、 当該出力に応じて前記制御手段が、前記応答可能情報を
    出力した操作装置の内、前記通信端末を使用するユーザ
    によって選択される操作装置を前記ネットワークとの間
    で送受信される情報の操作を行う操作装置として決定す
    る決定ステップと、 前記制御手段が、前記応答可能情報を出力した操作装置
    の内、前記決定ステップにおいて決定した操作装置を除
    いた他の操作装置を解放する解放ステップと、を含む通
    信制御方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークとの間で情報の送受信を行
    う通信端末の制御手段が、前記ネットワークとの通信中
    に更に着信通知を受信した場合に、当該着信通知に含ま
    れる当該着信のベアラを特定するための着信ベアラ情報
    を、前記通信端末のデータ送受信手段を介して送受信さ
    れる情報の操作を行うことが可能な複数の操作装置それ
    ぞれに出力する着信ベアラ出力ステップと、 当該着信ベアラ情報の出力に応じて前記複数の操作装置
    が出力する、前記着信のベアラで着信を受け付ける旨の
    第1呼受付情報、前記着信のベアラ以外のベアラで着信
    を受け付ける旨の第2呼受付情報、又は前記着信を拒否
    する着信拒否情報、に基づいて前記制御手段が、前記ネ
    ットワークと通信を行うためのベアラを決定するベアラ
    決定ステップと、 前記制御手段が、当該決定したベアラを特定するための
    決定ベアラ情報を、前記第1呼受付情報又は前記第2呼
    受付情報を出力した操作装置に出力するベアラ出力ステ
    ップと、 前記制御手段が、当該決定ベアラ情報の出力に応じて、
    通信中の操作装置であって当該通信端末を使用するユー
    ザによって入力される保留切断要求情報によって特定さ
    れる操作装置は保留状態又は切断状態となるように処理
    を行う保留切断ステップと、 前記制御手段が、当該決定ベアラ情報の出力に応じて、
    前記決定したベアラに応答可能である旨の応答可能情報
    を出力した操作装置の内前記ユーザによって選択される
    操作装置を前記ネットワークとの間で送受信される情報
    の操作を行う操作装置として決定する決定ステップと、 前記制御手段が、前記決定したベアラに応答可能である
    旨の応答可能情報を出力した操作装置の内当該決定した
    操作装置を除いた他の操作装置は解放する解放ステップ
    と、を含む通信制御方法。
  10. 【請求項10】 前記通信中のベアラと、前記着信のベ
    アラが同一である場合に、前記保留切断ステップにおい
    て前記保留切断要求情報によって特定される操作装置は
    保留状態となるように処理を行うことを特徴とする請求
    項9に記載の通信制御方法。
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