JP2003274024A - ナースコールシステム - Google Patents

ナースコールシステム

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JP2003274024A
JP2003274024A JP2002068973A JP2002068973A JP2003274024A JP 2003274024 A JP2003274024 A JP 2003274024A JP 2002068973 A JP2002068973 A JP 2002068973A JP 2002068973 A JP2002068973 A JP 2002068973A JP 2003274024 A JP2003274024 A JP 2003274024A
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nurse
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light
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Tatsuo Murata
達男 村田
Norikichi Ando
範吉 安藤
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼出ボタンにより呼出操作をした際に呼出中
であることを病床にて認識し易くする。 【解決手段】 集合廊下灯3に、呼出検出回路9、通話
音増幅回路13、通話音切替回路14に加え、確認音鳴
動回路10、確認音増幅回路11、確認音切替回路12
を設けた。呼出ボタン6を押下操作して子機2から送出
された呼出信号を呼出検出回路9が検知したら、集合廊
下灯3のCPU15が確認音鳴動回路10、確認音切替
回路12を動作させて、押下操作された呼出ボタン6を
備えた子機2のスピーカ8から確認音を鳴動させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナースセンタと病
室の各病床との間で通話を可能とするナースコールシス
テムに関し、特に病室内の病床から呼出ボタンにより看
護師の呼出しを行った際に呼出中であることを病床にて
確認可能なナースコールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナースコールシステムは図2のブ
ロック図に示す構成のものが知られている。図2におい
て、21はナースセンタに設置されるナースコール親
機、22は病室内の各病床毎に設置される子機、23は
各病室前の廊下に設置される集合廊下灯であり、24は
ナースコール親機21と集合廊下灯23を制御する制御
機である。
【0003】子機22は、押下操作して看護師を呼出す
呼出ボタン26と、呼出操作を受けて点灯する呼出表示
灯27及びナースコール親機からの呼出しを報知するス
ピーカ28を有し、集合廊下灯23は呼出ボタン26に
よる子機22からの呼出しを検出する呼出検出部29、
通話音増幅回路33、通話音切替回路34及びCPU3
5を有している。CPU35は子機22の呼出表示灯2
7、通話音切替回路34を制御し、呼出ボタン26が押
下されたら、集合廊下灯23は呼出検出部29により呼
出しを検出し、CPU35が制御機24に呼出信号を送
出し、同時に子機22内の呼出表示灯27を点灯させ
る。
【0004】そして、制御機24は、子機22からの呼
出信号を集合廊下灯23を介して受信するとナースコー
ル親機21に呼出信号を送出する。子機22からの呼出
信号を受け取ったナースコール親機21は呼出音を親機
スピーカ(図示せず)から報音し、看護師に子機22か
ら呼出しがかかったことを知らせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のナ
ースコールシステムは、呼出ボタン26による看護師呼
出操作をした際に例えばLEDから成る子機22の呼出
表示灯27が点灯するが、この子機22は患者からは確
認しづらい病室壁面等に設置されているため、本当に看
護師を呼び出しているのか分かり難く、患者が不安にな
ることがあった。また、システムの呼出系統に異常が生
じて、呼出信号がナースセコール親機に届かなかった場
合は、その異常箇所の検出が難しくシステムの管理が面
倒であった。そこで、本発明はこのような問題点に鑑
み、請求項1の発明は呼出ボタンにより呼出操作をした
際に呼出中であることを病床にて認識し易くすることを
目的とし、請求項2の発明は更にシステムの呼出系統の
管理をし易くすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ナースステーションに設置さ
れ、患者との呼出し・通話を行うナースコール親機と、
病室内の各病床に設けられ看護師を呼び出す呼出ボタン
及びナースコール親機からの呼出しを報知するスピーカ
を備えた子機と、呼出ボタンによる呼出しを検出しナー
スコール親機に呼出信号を送信する集合廊下灯と、ナー
スコール親機及び集合廊下灯を制御する制御機とを備え
たナースコールシステムであって、集合廊下灯は、呼出
ボタンによる呼出しを検出したらスピーカから確認音を
鳴動させる確認音鳴動回路を備えて成ることを特徴と
し、このように構成することで、呼出中であることを音
で報知でき、呼出中であることを認識しやすく患者に安
心感を与えることができる。
【0007】請求項2の発明は、ナースステーションに
設置され、患者との呼出し・通話を行うナースコール親
機と、病室内の各病床に設けられ看護師を呼び出す呼出
ボタン及びナースコール親機からの呼出しを報知するス
ピーカを備えた子機と、呼出ボタンによる呼出しを検出
したらナースコール親機に呼出信号を送信する集合廊下
灯と、ナースコール親機及び集合廊下灯を制御する制御
機とを備えたナースコールシステムであって、制御機は
呼出信号の送信を受けて呼出確認信号を送出し、集合廊
下灯は、呼出確認信号を受信したらスピーカから確認音
を鳴動させる確認音鳴動回路を備えて成ることを特徴と
する。
【0008】このように構成することで、呼出中である
ことを音で報知するため、呼出中であることを認識しや
すく患者に安心感を与えることができ、呼出ボタンの呼
出信号が制御機に送信された時点で呼出確認信号を集合
廊下灯に送出すれば、呼出系統に異常が生じて呼出信号
がナースコール親機に届かなかった場合に、異常発生箇
所が制御機のナースコール親機側か、集合廊下灯側か容
易に判断でき、システムの管理がし易くなる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の目的に加え
て更に呼出中であることを認識し易くするもので、請求
項2の発明において、子機が点灯/点滅する呼出表示灯
を備えると共に、集合廊下灯は、制御機からの呼出確認
信号を受信したときに呼出表示灯を点灯/点滅制御する
CPUを備えたことを特徴とし、このように構成するこ
とで、音と共に呼出表示灯を点灯/点滅させて、呼出中
であることを報知するので、一層認識しやすい。
【0010】請求項4の発明は、請求項2の目的に加え
て更にシステム管理をし易くするもので、請求項2の発
明において、子機が点灯/点滅する呼出表示灯を備える
と共に、集合廊下灯は、呼出ボタンによる呼出しを検出
したとき呼出表示灯を点灯/点滅制御するCPUを備え
たたことを特徴とし、このように構成することで、子機
スピーカの鳴動と子機呼出表示灯の点灯/点滅動作のス
イッチング信号が異なるため、システムの呼出系統に異
常が生じて呼出信号がナースコール親機に届かない場合
は異常発生箇所の特定が更にし易くなり、システムを管
理し易い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係るナースコールシステムの第1実施形態を示すブロ
ック図であり、1はナースセンタに設置されるナースコ
ール親機、2は病室内の各病床毎に設置される子機、3
は病室前の廊下に設置される集合廊下灯、4はナースコ
ール親機と集合廊下灯を制御する制御機を示している。
【0012】子機2は、押下操作して看護師を呼出す呼
出ボタン6と呼出操作をした際に点灯する例えばLED
から成る呼出表示灯7及びナースコール親機1からの呼
出しを報知するスピーカ8を有している。集合廊下灯3
は呼出ボタン6による子機2からの呼出しを検出する呼
出検出部9を有し、10は確認音鳴動回路、11は確認
音増幅回路、12は確認音切替回路、13は通話音増幅
回路、14は通話音切替回路であり15はCPUであ
る。CPU15は、子機2の呼出表示灯7、確認音鳴動
回路10、確認音切替回路12、通話音切替回路14を
制御している。
【0013】次に上記ナースコールシステムの子機から
の呼出操作に伴う動作を説明する。まず、呼出ボタン6
が押下されたら、子機2は呼出信号を集合廊下灯3に出
力する。集合廊下灯3は呼出検出部9にて、その呼出し
を検出した後、CPU15は以下の制御をする。CPU
15は、制御機4に呼出信号を送出すると同時に子機2
内の呼出表示灯7を点灯させ、確認音鳴動回路10を起
動して確認音信号を発生させる。その確認音信号は確認
音増幅回路11で増幅された後、CPU15が確認音切
替回路12を切替制御して呼出信号を送出した子機2の
スピーカ8から呼出確認音を鳴動出力させる。
【0014】制御機4は、子機2からの呼出信号を集合
廊下灯3を介して受信すると、ナースコール親機1に呼
出信号を送出する。集合廊下灯3、制御機4を介して子
機2からの呼出信号を受け取ったナースコール親機1
は、内部の呼出発生回路(図示せず)を通じて呼出音を
親機スピーカ(図示せず)から報音して看護師に子機か
ら呼出がかかっていることを知らせる。
【0015】このように、呼出中であることを呼出表示
灯7の点灯に加え、スピーカ8から音で報知するので呼
出中であることを容易に認識でき、患者に安心感を与え
ることができる。尚、スピーカ8からの報知音はブザー
のような単純な音であっても良いが、メロディ音であっ
ても良いし、メモリに記憶させた人工音声により例えば
「ただいま呼出しています。」等の言葉で報知しても良
い。また、呼出表示灯7は呼出し時は点滅表示させても
良い。
【0016】次に本発明にかかるナースコールシステム
の第2の実施形態を説明する。この場合、システム構成
は上記第1の実施形態と同一であるので、ブロックの説
明は省略する。子機2からの呼出操作に伴う動作を説明
すると、先ず呼出ボタン6が押されたら、子機2は呼出
信号を集合廊下灯3に出力する。そして集合廊下灯3の
呼出検出部9がその呼出しを検出したら、CPU15は
制御機4に呼出信号S1を送出する。制御機4は呼出信
号S1を正常に受信すると、集合廊下灯3に対して呼出
確認信号S2を送出し、この呼出確認信号S2は呼出信
号S1とは逆の経路をたどって集合廊下灯3のCPU1
5で受信され、CPU15の制御によって確認音鳴動回
路10を起動させる。この確認音は確認音増幅回路11
にて増幅された後、CPU15により確認音切替回路1
4を制御して、呼出信号を出力した子機2のスピーカ8
から呼出確認音を鳴動させ、更に呼出表示灯7を点灯さ
せる。
【0017】このように制御動作することで、制御機4
からの呼出確認信号を受けて子機2のスピーカ8から報
音するので、呼出ボタン6を押下操作しても集合廊下灯
3と制御機4の間に不具合が生じてナースコール親機1
に呼出信号が届かない場合には、呼出確認信号が送出さ
れず呼出確認音は鳴動しない。従って、呼出中であれば
スピーカ8から確認音を鳴動するので、呼出中であるこ
とを認識でき、患者に安心感を与えることができ、集合
廊下灯3と制御機4の間に不具合が生じて呼出信号がナ
ースコール親機に届かなかった際にはスピーカ8が鳴動
しないので、異常箇所の特定に役立ち、システムの管理
がし易くなる。
【0018】尚、上記第2の実施形態では呼出信号S1
を制御機4で正常に受信した時に呼出確認信号S2を返
信しているが、集合廊下灯3から制御機4に送られてき
た呼出信号S1を制御機4が更にナースコール親機1へ
送信して、ナースコール親機1が正常に受信したら初め
てナースコール親機1から呼出確認信号S2を返信させ
て、上述するように逆の経路をたどって集合廊下灯3で
受信させるようにしても良い。そうすることで、集合廊
下灯3と制御機4の区間に加えてナースコール親機1と
制御機4の間に不具合が生じて呼出信号がナースコール
親機に届かなかった際にもスピーカ8が鳴動することが
ないので、確認音の鳴動を精度良く実施できる。また上
記第2の実施形態では、制御機4からの呼出確認信号を
受けてスピーカ8から報音すると共に呼出表示灯7を点
灯させる制御動作をしているが、呼出表示灯7は、第1
の実施形態のごとく集合廊下灯3が子機2からの呼出信
号を検出したら、呼出表示灯7を点灯させてるようにし
ても良い。このように動作させれば、子機スピーカの鳴
動と子機呼出表示灯の点灯/点滅動作のスイッチング信
号が異なるため、システムに不具合が生じた際に故障箇
所の特定が更にし易くなる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2の発
明によれば、呼出中であることを音で報知するので患者
は呼出中であることを認識しやすく安心感を与えること
ができる。また請求項2の発明によれば、更にシステム
の呼出系統に異常が生じて呼出信号が制御機或いはナー
スコール親機に届かない場合は子機スピーカが鳴動しな
いので、システムを管理しやすい。
【0020】請求項3の発明によれば、請求項2の効果
に加えて、音と共に子機呼出表示灯を点灯/点滅させ
て、呼出中であることを報知するので、一層認識しやす
い。請求項4の発明によれば、請求項2の効果に加え
て、子機スピーカの鳴動と子機呼出表示灯の点灯/点滅
動作のスイッチング信号が異なるため、システムの呼出
系統に異常が生じて呼出信号がナースコール親機に届か
ない場合は異常発生箇所の特定が更にし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すナースコールシ
ステムのブロック図である。
【図2】従来のナースコールシステムを示すブロック図
である。
【符号の説明】
1・・ナースコール親機、2・・子機、3・・集合廊下
灯、4・・制御機、6・・呼出ボタン、7・・呼出表示
灯、8・・スピーカ、9・・呼出検出部、10・・確認
音鳴動回路、11・・確認音増幅回路、12・・確認音
切替回路、15・・CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C341 LL10 5K038 AA06 BB01 CC02 DD12 DD16 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナースステーションに設置され、患者と
    の呼出し・通話を行うナースコール親機と、病室内の各
    病床に設けられ看護師を呼び出す呼出ボタン及び前記ナ
    ースコール親機からの呼出しを報知するスピーカを備え
    た子機と、前記呼出ボタンによる呼出しを検出し前記ナ
    ースコール親機に呼出信号を送信する集合廊下灯と、前
    記ナースコール親機及び前記集合廊下灯を制御する制御
    機とを備えたナースコールシステムであって、前記集合
    廊下灯は、前記呼出ボタンによる呼出しが成されたら前
    記スピーカから確認音を鳴動させる確認音鳴動回路を備
    えて成ることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 【請求項2】 ナースステーションに設置され、患者と
    の呼出し・通話を行うナースコール親機と、病室内の各
    病床に設けられ看護師を呼び出す呼出ボタン及び前記ナ
    ースコール親機からの呼出しを報知するスピーカを備え
    た子機と、前記呼出ボタンによる呼出しを検出したら前
    記ナースコール親機に呼出信号を送信する集合廊下灯
    と、前記ナースコール親機及び前記集合廊下灯を制御す
    る制御機とを備えたナースコールシステムであって、前
    記制御機は前記呼出信号の送信を受けて呼出確認信号を
    送出し、前記集合廊下灯は、前記呼出確認信号を受信し
    たら前記スピーカから確認音を鳴動させる確認音鳴動回
    路を備えて成ることを特徴とするナースコールシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記子機が点灯/点滅する呼出表示灯を
    備えると共に、前記集合廊下灯は、前記制御機からの呼
    出確認信号を受信したときに前記呼出表示灯を点灯/点
    滅制御するCPUを備えた請求項2記載のナースコール
    システム。
  4. 【請求項4】 前記子機が点灯/点滅する呼出表示灯を
    備えると共に、前記集合廊下灯は、前記呼出ボタンによ
    る呼出しを検出したとき前記呼出表示灯を点灯/点滅制
    御するCPUを備えた請求項2記載のナースコールシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026293A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
JP2013248068A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Carecom Co Ltd ナースコールシステム

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JP2006026293A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Aiphone Co Ltd ナースコール装置
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