JP2003273352A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003273352A
JP2003273352A JP2002075730A JP2002075730A JP2003273352A JP 2003273352 A JP2003273352 A JP 2003273352A JP 2002075730 A JP2002075730 A JP 2002075730A JP 2002075730 A JP2002075730 A JP 2002075730A JP 2003273352 A JP2003273352 A JP 2003273352A
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transistor
gate electrode
electrode
terminal
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JP2002075730A
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English (en)
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Kiyoyuki Morita
清之 森田
Kenji Toyoda
健治 豊田
Michihito Ueda
路人 上田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート電極と基板電極とを電気的に短絡した
構造を有するDTMOSと同等の高い駆動電流を持ちさ
らに漏れ電流を従来のMOSトランジスタ以下に低減す
る。 【解決手段】 N型MOSトランジスタのゲート電極と
基板電極とを電気的に短絡し、かつゲート端子に印加す
る電圧として電源電圧から負電圧までの電圧振幅で用い
る。トランジスタをONするときはゲート電極及び基板
電極に共に大きな正の電圧が印加されるため、DTMO
Sと同等の大きな駆動電流を得ることができる。一方、
トランジスタをOFFするときはゲート電極及び基板電
極に共に負の電圧が印加されるため、従来に比べて漏れ
電流を大幅に低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ON時の駆動電流
が大きく、かつOFF時の漏れ電流が小さな半導体装置
を可能とし、半導体集積回路の低消費電力化、高速化を
同時に実現するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のMOSトランジスタの構成を図7
(a)に示す。MOSトランジスタは、ゲート端子70
1、ソース端子702、ドレイン端子703、基板端子
704の4つの端子で構成され、通常は基板端子704
を一定の電位に固定して使用していた。また一般に、ゲ
ート端子701に印加する電圧は0Vから電源電圧Vd
dの間の電圧である。回路動作の関係で、通常はN型M
OSトランジスタの基板端子は0Vに接地し、P型MO
Sトランジスタの基板端子は電源電圧に固定して使用し
ている。以降、N型MOSトランジスタを例に説明する
が、P型MOSトランジスタも極性が異なるだけで本質
的には同じである。
【0003】N型MOSトランジスタのVg−log(Id)特
性を図7(c)の特性1に示す。ゲート端子701に印加
する電圧は前述の通り0Vから電源電圧Vddの間の電
圧である。ゲート端子701に電源電圧Vddを印加す
るときは、N型MOSトランジスタをONさせる場合で
あり、このときのIdの値Ion1を駆動電流と呼ぶ。
一方、ゲート端子701に0Vを印加するときは、N型
MOSトランジスタをOFFさせる場合であり、このと
きには電流は流れないことが望ましいが、Idは一定の
漏れ電流Ioff1を示す。駆動電流は回路を駆動させ
るために必要な電流であり、大きいことが望ましい。一
方、漏れ電流は不必要な電流であり、できるだけ削減す
ることが望ましい。
【0004】これを実現するために、図7(b)に示すよ
うなトランジスタ(DTMOS)が提案されている。こ
のトランジスタはゲート端子711と基板端子714と
を短絡させるものである。ゲート端子711が0Vのと
きは、基板端子も0Vであり、従来のMOSと同じ漏れ
電流Ioff1を示す。一方、ゲート端子711が電源
電圧Vddのときは、ゲート端子711が電源電圧Vd
dになるとともに、基板端子714も電源電圧Vddに
なるため、通常MOSの駆動電流であるIon1より大
きなIon2を示す。図7(c)の特性2は基板端子71
4を電源電圧Vddに固定したときの、通常のN型MO
Sトランジスタの特性であり、ゲート端子711と基板
端子714とを短絡させたN型MOSトランジスタの駆
動電流Ion2はこの特性2上に位置する。よって、ゲ
ート端子711と基板端子714とを短絡させたN型M
OSトランジスタはゲート電圧が0Vより大きくなるに
つれ、同時に基板バイアスを印加することになるため、
その特性としては、図7(c)の特性1と特性2との間に
軌跡を描き、特性4のようになる。特性4を見てわかる
ように、駆動電流を大きくしてかつ漏れ電流を従来と同
等に抑えていることがわかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、以下のような課題があった。上記
ようなDTMOSを用いても、ゲート端子711に印加
する電圧が0Vから電源電圧Vddの間の電圧である通
常の動作をさせる限り、漏れ電流を従来と同等のIof
f1に抑えるのがやっとであり、漏れ電流をさらに低減
することはできない。一方、携帯機器の普及により、動
作速度に関係ない漏れ電流低減の要望はどんどん強くな
っており、DTMOSと同等の高い駆動電流を持ちさら
に漏れ電流を従来のMOSトランジスタ以下に低減する
ことのできる半導体装置が求められていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
電界効果型のトランジスタであって、ゲート電極と基板
電極とを電気的に短絡し、前記トランジスタのソース電
極とドレイン電極を電気的に短絡動作するときには、前
記トランジスタのチャネル部に反転層を形成する方向の
極性の第一の電圧を前記ゲート電極に少なくとも電源電
圧以上の大きさで印加し、前記トランジスタを電気的に
短絡動作させないときには、前記トランジスタのチャネ
ル部に蓄積層を形成する方向の極性の第二の電圧を前記
ゲート電極に印加することを特徴とする半導体装置であ
る。前記第二の電圧の絶対値として0V以上0.3V以
内の大きさの電圧を用いると小さな電圧で大きな効果が
得られ、好ましい場合が多い。前記電界効果型のトラン
ジスタとしてN型のトランジスタを用いた場合は、第一
の電圧として電源電圧以上の正の電圧を用い、第二の電
圧として負の電圧を用いる。一方、前記電界効果型のト
ランジスタとしてP型のトランジスタを用いた場合は、
第一の電圧としてソース電圧もしくはドレイン電圧に対
して相対的に負の電圧でありかつ電源電圧以上の絶対値
を有する電圧を用い、第二の電圧としてソース電圧もし
くはドレイン電圧に対して相対的に正の電圧を用いる。
【0007】さらに本発明のその他の発明は、スイッチ
ングトランジスタとデータ蓄積用容量からなるメモリセ
ルをアレイ上に並べたダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(DRAM)において、前記スイッチングト
ランジスタのゲート電極と基板電極とを電気的に短絡
し、前記トランジスタのソース電極とドレイン電極を電
気的に短絡動作するときには、前記トランジスタのチャ
ネル部に反転層を形成する方向の極性の第一の電圧を前
記ゲート電極に少なくとも電源電圧以上の大きさで印加
し、前記トランジスタを電気的に短絡動作させないとき
には、前記トランジスタのチャネル部に蓄積層を形成す
る方向の極性の第二の電圧を前記ゲート電極に印加する
ことを特徴とするダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ(DRAM)である。本発明の構成によってリフ
レッシュサイクルが少なくできるため、待機時消費電力
を低減することができ、かつ高速動作が可能なDRAM
を実現することができる。第一の電圧及び前記第二の電
圧の供給に関しては、前記第一の電圧及び前記第二の電
圧を発生する電位発生装置を直接もしくは適当なスイッ
チ素子を介して前記スイッチングトランジスタのゲート
電極に接続する構造を有することで実現することができ
る。
【0008】また、本発明のその他の発明は、スイッチ
ングトランジスタと2つのインバータからなるメモリセ
ルをアレイ上に並べたスタティック・ランダム・アクセ
ス・メモリ(SRAM)において、前記スイッチングト
ランジスタのゲート電極と基板電極とを電気的に短絡
し、前記トランジスタのソース電極とドレイン電極を電
気的に短絡動作するときには、前記トランジスタのチャ
ネル部に反転層を形成する方向の極性の第一の電圧を前
記ゲート電極に少なくとも電源電圧以上の大きさで印加
し、前記トランジスタを電気的に短絡動作させないとき
には、前記トランジスタのチャネル部に蓄積層を形成す
る方向の極性の第二の電圧を前記ゲート電極に印加する
ことを特徴とするスタティック・ランダム・アクセス・
メモリ(SRAM)である。第一の電圧及び前記第二の
電圧の供給に関しては、上記と同様、前記第一の電圧及
び前記第二の電圧を発生する電位発生装置を直接もしく
は適当なスイッチ素子を介して前記スイッチングトラン
ジスタのゲート電極に接続する構造を有することで実現
することができる。
【0009】本発明の目的は、従来提案されてきたDT
MOSと同等の高い駆動電流を持ちさらに漏れ電流を大
幅に低減することのできる半導体装置を提供することに
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
【0011】(実施の形態1)図1(b)に本発明にかか
るN型トランジスタの構成を示す。図面の上では、従来
から提案されているDTMOSと同じ構成を示している
ように見えるが、後述の通り、動作方法に違いがある。
参考のために、従来のMOSトランジスタの構成を図1
(a)に示す。
【0012】本発明にかかるN型トランジスタは、ゲー
ト端子111、ソース端子112、ドレイン端子11
3、基板端子114の4つの端子で構成され、かつゲー
ト端子111と基板端子114とを短絡させる。また、
ゲート端子111に印加する電圧はVb1から電源電圧
Vddの間の電圧である。ここで、Vb1は0V以下の
負の電圧である。前述の通り、ゲート端子111が電源
電圧Vddのときは、ゲート端子111が電源電圧Vd
dになるとともに、基板端子114も電源電圧Vddに
なるため、通常MOSの駆動電流である図1(c)のIo
n1より大きなIon2を示す。この電位は本N型トラ
ンジスタのチャネル部に反転層を形成する方向の電位で
ある。一方、ゲート端子711がVb1のときは、ゲー
ト端子111がVb1になるとともに、基板端子114
もVb1になる。この電位は本N型トランジスタのチャ
ネル部に蓄積層を形成する方向の電位である。基板電圧
が負になるため、漏れ電流は、図1(a)に示す通常のM
OSトランジスタの、ゲート端子101をVb1にした
ときの値であるIoff4よりも小さなIoff3とな
る。参考のために、通常のMOSトランジスタの基板端
子104をVb1に固定したときの特性を特性3として
図1(c)に示す。よって、ゲート端子111と基板端子
114とを短絡させたN型MOSトランジスタの漏れ電
流Ioff3はこの特性3上に位置する。よって、本実
施形態にかかるN型トランジスタの特性は、図1(c)の
特性4に示す通り、図1(c)の特性2と特性3との間に
軌跡を描き、特性4のようになる。特性4を見てわかる
ように、駆動電流を大きくしてかつ漏れ電流も従来より
も抑制していることがわかる。例えば、サブスレッショ
ルド特性が100mV/decのトランジスタを用いた
場合、Vb1を−0.2Vとすることで、漏れ電流を従
来よりも2桁以上抑制することが可能となり、DTMO
Sと同等の高い駆動電流を持ちさらに漏れ電流を従来の
MOSトランジスタ以下に低減することのできる半導体
装置を実現することが可能となる。
【0013】本実施形態の半導体装置は、N型トランジ
スタを例に説明したが、P型トランジスタも同様に用い
ることができる。この場合、電圧の極性を全て変更すれ
ばそのまま同様のことが成り立ち、高い駆動電流と低い
漏れ電流を両立させることができる。
【0014】本実施形態に係る半導体装置であるN型ト
ランジスタもしくはP型トランジスタのゲート端子を集
積回路のクロックに接続してクロック同期回路を形成す
れば、高速で、漏れ電流の少ない高性能な回路を形成す
ることができる。基板端子の電圧がゲート端子と同じに
なるため、従来のMOSで問題となる基板バイアス効果
によるソース−ドレイン間の電圧伝達ロスはほぼ軽減さ
れる。よって、ゲート端子の電源電圧以上の昇圧は必要
でなくなる場合が多い。
【0015】本実施形態の半導体装置においては、負バ
イアスをトランジスタのゲート端子に印加する必要があ
るが、負バイアス発生回路としては、図2〜図3に示す
各種のチャージポンプ回路や、図4に示す強誘電体を用
いた負電位発生回路などを用いることができる。この場
合、各回路の出力端子を直接もしくは適当な回路を通し
て間接的にゲート端子に接続する。
【0016】本実施形態にかかる半導体装置は、ゲート
端子とソース端子とドレイン端子と基板端子とを有し前
記ゲート端子と前記基板端子とが電気的に接続されてい
る電界効果型トランジスタを具備しており、負の電圧を
前記ゲート端子に印加する手段を有しているので、従来
提案されてきたDTMOSと同等の高い駆動電流を持
ち、さらに漏れ電流を大幅に低減することができる。
【0017】(実施の形態2)実施の形態1にかかるN
型トランジスタをDRAMメモリセル内のスイッチング
トランジスタに用いた場合の回路図を図5に示す。各メ
モリセルはスイッチングトランジスタ54とデータ蓄積
用コンデンサ55で構成される。一方、スイッチングト
ランジスタ54のゲート端子はワードライン(WL)5
7と接続され、通常WL57を介して複数のメモリセル
のスイッチングトランジスタと接続されている。また、
WL57は、スイッチ素子52を介して電位発生装置5
1と接続されている。また、スイッチングトランジスタ
54のソース端子はビットライン(BL)53と接続さ
れている。このBL53には通常複数のスイッチングト
ランジスタ54のソース端子が接続されている。メモリ
セルにデータを保持した状態のときは、WL57には負
電圧が印加される。この負電圧は、スイッチ素子52を
介して電位発生装置51から供給される。実施の形態1
で述べた通り、例えば電源電圧0.6Vに対して、WL
57に印加される負電圧が−0.2Vの場合、漏れ電流
は従来の2桁以上低減することができる。漏れ電流が低
減されると、DRAMに必要なリフレッシュ動作のサイ
クルを単位時間当たり削減することが可能となる。この
ことも、待機時の消費電力低減に大きく貢献する。一
方、メモリセルのデータを読み出すとき、あるいはデー
タをメモリセルに格納するときは、WL57に電源電圧
もしくはそれ以上の高電圧を印加し、大きな駆動電流で
スイッチングトランジスタ54を駆動し、メモリセル内
のデータをBL53上に高速で読み出したり、BL53
上のデータをメモリセル内に高速で書き込んだりするこ
とができる。本実施形態にかかるN型トランジスタは、
ゲート端子と基板端子とを短絡させているため、WL5
7に電源電圧を印加したときに、基板端子にも同じ電圧
が印加されるため、従来のMOSで問題となる基板バイ
アス効果によるソース−ドレイン間の電圧伝達ロスはほ
ぼ軽減される。よって、従来のDRAMで用いられるW
L57の昇圧は必要でなくなる場合がある。
【0018】本実施形態にかかる半導体装置を用いる
と、漏れ電流が減少し、リフレッシュサイクルが少なく
できるため、待機時消費電力を低減することができ、か
つ高速動作が可能なDRAMを実現することができる。
このDRAMがその他のブロックと同一チップ上に形成
され、システムLSIの一部として機能することができ
ることは言うまでもない。
【0019】(実施の形態3)実施の形態1にかかるN
型トランジスタをSRAMメモリセル内のスイッチング
トランジスタに用いた場合の回路図を図6に示す。各メ
モリセルは2つのスイッチングトランジスタ64と、2
つのインバータ65で構成されるデータ蓄積用ラッチと
で構成される。スイッチングトランジスタ64のゲート
端子はワードライン(WL)67で複数のメモリセルの
スイッチングトランジスタと接続されている。また、W
L67は、スイッチ素子62を介して電位発生装置61
と接続されている。また、2つのスイッチングトランジ
スタ64の内、1つのスイッチングトランジスタ64の
ソース端子はビットライン(BL)63と接続されてお
り、もう一方のスイッチングトランジスタ64のソース
端子はビットラインバー(/BL)66と接続されてい
る。BL63や/BL66には通常複数のスイッチング
トランジスタ54のソース端子が接続されている。メモ
リセルにデータを保持した状態のときは、WL67には
負電圧が印加される。この負電圧は、スイッチ素子62
を介して電位発生装置61から供給される。実施の形態
1で述べた通り、例えば電源電圧0.6Vに対して、W
L67に印加される負電圧が−0.2Vの場合、漏れ電
流は従来の2桁以上低減することができる。漏れ電流が
低減されると、待機時の消費電力が低減される。一方、
メモリセルのデータを読み出すとき、あるいはデータを
メモリセルに格納するときは、WL67に電源電圧もし
くはそれ以上の高電圧を印加し、大きな駆動電流で2つ
のスイッチングトランジスタ64を駆動し、メモリセル
内のデータをBL63上に高速で読み出したり、BL6
3上のデータをメモリセル内に高速で書き込んだりする
ことができる。
【0020】よって、待機時消費電力を低減し、かつ高
速動作が可能なSRAMを実現することができる。この
SRAMがその他のブロックと同一チップ上に形成さ
れ、システムLSIの一部として機能することができる
ことは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
N型MOSトランジスタのゲート端子と基板端子を短絡
させ、かつゲート端子に印加する電圧として電源電圧か
ら負電圧までを用いることにより、従来提案されてきた
DTMOSと同等の高い駆動電流を持ちさらに漏れ電流
を大幅に低減することのできる半導体装置を実現するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)従来のトランジスタの構成図 (b)本発明のトランジスタの構成図 (c)従来及び本発明のトランジスタの特性を示す図
【図2】本発明の半導体装置を構成する負電源発生回路
の回路図例を示す図
【図3】本発明の半導体装置を構成する負電源発生回路
の回路図例を示す図
【図4】本発明の半導体装置を構成する負電源発生回路
の回路図例を示す図
【図5】本発明の半導体装置を用いて構成したDRAM
回路例を示す図
【図6】本発明の半導体装置を用いて構成したSRAM
回路例を示す図
【図7】(a)従来のトランジスタの構成図 (b)DTMOSのトランジスタの構成図 (c)従来のトランジスタの特性を示す図
【符号の説明】
101 ゲート端子 102 ソース端子 103 ドレイン端子 104 基板端子 111 ゲート端子 112 ソース端子 113 ドレイン端子 114 基板端子 21 入力端子 22 チャージポンプキャパシタ 23 N型MOSトランジスタ 24 中間端子Vcp 25 N型MOSトランジスタ 27 出力端子 31 入力端子 32 インバータ 33 チャージポンプキャパシタ1 34 チャージポンプキャパシタ2 35 p型MOSトランジスタ1 36 p型MOSトランジスタ2 37 N型MOSトランジスタ 38 出力端子 1 N型MOSトランジスタ 2 リセット制御端子Vrg 3 強誘電体書き込み端子Vwp 4 常誘電体キャパシタ 5 接続端子Vcp 6 強誘電体キャパシタ 7 強誘電体リセット端子Vrp 8 出力制御端子Vog 9 N型MOSトランジスタ 11 出力端子 51 電位発生装置 52 スイッチ素子 53 ビットライン(BL) 54 スイッチングトランジスタ 55 データ蓄積用コンデンサ 56 ビットライン(BL) 57 ワードライン(WL) 61 電位発生装置 62 スイッチ素子 63 ビットライン(BL) 64 スイッチングトランジスタ 65 インバータ 66 ビットラインバー(/BL) 67 ワードライン(WL)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/108 (72)発明者 上田 路人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AV06 BG03 BG05 CA02 DF05 DF08 EZ20 5F083 GA06 HA03 5F140 AA01 AA24 AC10 AC32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果型のトランジスタであって、ゲ
    ート電極と基板電極とを電気的に短絡し、前記トランジ
    スタのソース電極とドレイン電極を電気的に短絡動作す
    るときには、前記トランジスタのチャネル部に反転層を
    形成する方向の極性の第一の電圧を前記ゲート電極に少
    なくとも電源電圧以上の大きさで印加し、前記トランジ
    スタを電気的に短絡動作させないときには、前記トラン
    ジスタのチャネル部に蓄積層を形成する方向の極性の第
    二の電圧を前記ゲート電極に印加することを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 第二の電圧の絶対値として0V以上0.
    3V以内の大きさの電圧を用いることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 電界効果型のトランジスタとしてN型の
    トランジスタを用い、第一の電圧として電源電圧以上の
    正の電圧を用い、第二の電圧として負の電圧を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 電界効果型のトランジスタとしてP型の
    トランジスタを用い、第一の電圧としてソース電圧もし
    くはドレイン電圧に対して相対的に負の電圧でありかつ
    電源電圧以上の絶対値を有する電圧を用い、第二の電圧
    としてソース電圧もしくはドレイン電圧に対して相対的
    に正の電圧を用いることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 スイッチングトランジスタとデータ蓄積
    用容量からなるメモリセルをアレイ上に並べたダイナミ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)におい
    て、前記スイッチングトランジスタのゲート電極と基板
    電極とを電気的に短絡し、前記トランジスタのソース電
    極とドレイン電極を電気的に短絡動作するときには、前
    記トランジスタのチャネル部に反転層を形成する方向の
    極性の第一の電圧を前記ゲート電極に少なくとも電源電
    圧以上の大きさで印加し、前記トランジスタを電気的に
    短絡動作させないときには、前記トランジスタのチャネ
    ル部に蓄積層を形成する方向の極性の第二の電圧を前記
    ゲート電極に印加することを特徴とするダイナミック・
    ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)。
  6. 【請求項6】 第一の電圧及び第二の電圧を発生する電
    位発生装置を直接もしくは適当なスイッチ素子を介して
    前記スイッチングトランジスタのゲート電極に接続する
    構造を有することを特徴とする請求項5記載のダイナミ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)。
  7. 【請求項7】 スイッチングトランジスタと2つのイン
    バータからなるメモリセルをアレイ上に並べたスタティ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)におい
    て、前記スイッチングトランジスタのゲート電極と基板
    電極とを電気的に短絡し、前記トランジスタのソース電
    極とドレイン電極を電気的に短絡動作するときには、前
    記トランジスタのチャネル部に反転層を形成する方向の
    極性の第一の電圧を前記ゲート電極に少なくとも電源電
    圧以上の大きさで印加し、前記トランジスタを電気的に
    短絡動作させないときには、前記トランジスタのチャネ
    ル部に蓄積層を形成する方向の極性の第二の電圧を前記
    ゲート電極に印加することを特徴とするスタティック・
    ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)。
  8. 【請求項8】 第一の電圧及び第二の電圧を発生する電
    位発生装置を直接もしくは適当なスイッチ素子を介して
    前記スイッチングトランジスタのゲート電極に接続する
    構造を有することを特徴とする請求項7記載のスタティ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)。
  9. 【請求項9】 第一の電圧及び第二の電圧を発生する電
    位発生装置として、チャージポンプ式の負電圧発生回路
    か強誘電体を用いた負電位発生回路の少なくとも1つを
    用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の半導体装置。
  10. 【請求項10】 第一の電圧及び第二の電圧を発生する
    電位発生装置として、チャージポンプ式の負電圧発生回
    路か強誘電体を用いた負電位発生回路の少なくとも1つ
    を用いることを特徴とする請求項5または6記載のダイ
    ナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)。
  11. 【請求項11】 第一の電圧及び第二の電圧を発生する
    電位発生装置として、チャージポンプ式の負電圧発生回
    路か強誘電体を用いた負電位発生回路の少なくとも1つ
    を用いることを特徴とする請求項7または8記載のスタ
    ティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)。
  12. 【請求項12】 ゲート端子とソース端子とドレイン端
    子と基板端子とを有し前記ゲート端子と前記基板端子と
    が電気的に接続されている電界効果型トランジスタを具
    備する半導体装置であって、 負の電圧を前記ゲート端子に印加する手段を有すること
    を特徴とする半導体装置。
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