JP2003273243A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
も、高い絶縁耐性でコンタクト間の分離を確実に行うこ
とができる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 ストッパ膜20、22を有する第1の導
電膜16の間に絶縁膜28を埋め込む第1の工程と、ス
トッパ膜22上及び絶縁膜28上に形成したマスク層3
0により絶縁膜28をパターニングする第2の工程と、
全面に堆積した第2の導電膜を平坦化して、パターニン
グされた絶縁膜28の間に第2の導電膜32、34を埋
め込む第3の工程とを有する半導体装置の製造方法にお
いて、ストッパ膜を、第1の導電膜16上に形成された
下層ストッパ膜20と、下層ストッパ膜20上に形成さ
れた上層ストッパ膜22との二層構造とし、第2の工程
において部分的にエッチングされた上層ストッパ膜22
を、第2の工程の後に除去する。
Description
方法に係り、特に、マスクパターンを用いたセルフアラ
インプロセスを含む半導体装置の製造方法に関する。
は、高集積化に伴う更なる微細化により、リソグラフィ
プロセスにおける位置合わせ余裕を確保することが困難
になってきている。このため、セルフアライン(自己整
合)技術が必要不可欠である。例えば、ワードラインや
ビットライン等の導電膜にコンタクトするためのコンタ
クトホールを形成する際にも、微小なホールパターンを
用いずに、導電膜上にストッパ膜を形成し、露光が容易
な単純なラインパターンやバーパターンを用いるセルフ
アラインコンタクトプロセスが用いられている。
図14を用いて説明する。
とストレージノードコンタクトプラグの形成方法の工程
図であり、図13及び図14は、ストレージノードコン
タクトの形成方法の工程図である。
00表面に活性領域102とSTI(Sharrow Trench I
solation)領域104を形成する。半導体基板100上
にゲート電極を兼ねるワードライン106を形成する。
ワードライン106上に、コンタクト層108を介して
窒化シリコンからなるストッパ膜110を形成し、ワー
ドライン106の側面に窒化シリコンからなるサイドウ
オール膜112を形成する。ワードライン106間に窒
化シリコンからなるコンタクトエッチングストッパ層1
14を介して、BPSGからなる絶縁膜116を埋め込
む。ストッパ膜110及び絶縁膜116の上面にバー型
のレジスト層118を形成する。
ト層118をマスクとして絶縁膜116をエッチングす
る。ストッパ膜110によりワードライン106の形成
部分はエッチングされないので、ビットラインコンタク
トプラグのためのホール120′とストレージノードコ
ンタクトプラグのためのホール122′が自己整合的に
形成される。このとき、エッチングの際のスパッタリン
グ効果によりストッパ膜110の表面もエッチングされ
段差が形成される。
トポリシリコンからなる導電膜を全面に堆積し、化学機
械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)に
より表面を平坦化すると、ビットラインコンタクトプラ
グ120とストレージノードコンタクトプラグ122が
形成される。
ン106(ストッパ膜110)とレジスト層118との
位置関係を示しており、ビットラインコンタクトプラグ
120とストレージノードコンタクトプラグ122が自
己整合的に形成されていることがわかる。
(c)の素子基板上に層間絶縁膜124を形成し、層間
絶縁膜124上にワードライン106と直交するように
ビットライン126を形成する。ビットライン126は
ビットラインコンタクトプラグ120に接続されてい
る。ビットライン126上に窒化シリコンからなるスト
ッパ膜128を形成する。ビットライン126間にサイ
ドウオール膜129を介して、PECVD−SiO2か
らなる絶縁膜130を埋め込む。ストッパ膜128及び
絶縁膜130の上面にライン型のレジスト層132を形
成する。
ト層132をマスクとして絶縁膜130をエッチングす
る。ストッパ膜128によりビットライン126の形成
部分はエッチングされないので、ストレージノードコン
タクトのためのホール134′が自己整合的に形成され
る。このとき、エッチングの際のスパッタリング効果に
よりストッパ膜128の表面もエッチングされ段差が形
成される。
すように、全面にタングステン等からなる導電膜を堆積
し、化学機械研磨により表面を平坦化すると、ストレー
ジノードコンタクト134が形成される。ストレージノ
ードコンタクト134は、ストレージノードコンタクト
プラグ122に接続されている。
ン106とビットライン126とレジスト層132との
位置関係を示しており、ストレージノードコンタクト1
34が自己整合的に形成されていることがわかる。
ラインコンタクトプロセスを用いる場合、図12(b)
や図13(b)に示すように、ストッパ膜110、12
8表面がエッチングされ段差が生じてしまうという問題
があった。段差が大きいと、その後の化学機械研磨によ
って平坦化する際に、段差部分に導電膜が残ってしま
い、ビットラインコンタクトプラグ120や、ストレー
ジノードコンタクトプラグ122、ストレージノードコ
ンタクト134が、残った導電膜により短絡してしまう
という問題があった。
8を除去した後の図12(b)の状態のSEM断面写真
を示す。レジスト層118が存在した領域と存在してい
ない領域とで大きな段差が生じていることがわかる。図
15(c)、(d)は、レジスト層132を除去した後
の図13(b)の状態のSEM断面写真を示す。レジス
ト層132が存在した領域と存在していない領域とで大
きな段差が生じていることがわかる。
ドコンタクト134を形成した後の図13(c)及び図
14(a)の状態のSEM断面写真を示す。大きな段差
により導電膜が残ってしまっていることがわかる。
トプロセスを用いても、高い絶縁耐性でコンタクト間の
分離を確実に行うことができる半導体装置の製造方法を
提供することにある。
を有する第1の導電膜の間に絶縁膜を埋め込む第1の工
程と、前記ストッパ膜上及び前記絶縁膜上に形成したマ
スク層により前記絶縁膜をパターニングする第2の工程
と、全面に堆積した第2の導電膜を平坦化して、パター
ニングされた前記絶縁膜の間に前記第2の導電膜を埋め
込む第3の工程とを有する半導体装置の製造方法であっ
て、前記ストッパ膜を、前記第1の導電膜上に形成され
た下層ストッパ膜と、前記下層ストッパ膜上に形成され
た上層ストッパ膜との二層構造とし、前記第2の工程に
おいて部分的にエッチングされた前記上層ストッパ膜
を、前記第2の工程の後に除去することを特徴とする半
導体装置の製造方法によって達成される。
施形態による半導体装置の製造方法について図1乃至図
4を用いて説明する。図1は本実施形態による半導体装
置の製造方法の工程図(その1)であり、図2は本実施
形態による半導体装置の製造方法の工程図(その2)で
あり、図3は本実施形態による半導体装置の製造方法の
工程図(その3)であり、図4は本実施形態による半導
体装置の製造方法の工程図(その4)である。
表面に活性領域12とSTI(Sharrow Trench Isolati
on)領域14を形成する。半導体基板10上にワードラ
イン用の約70nm厚のドープトポリシリコンからなる
導電膜16を形成する。導電膜16上に、約50nm厚
のタングステンからなるコンタクト層18を介して約1
50nm厚の窒化シリコンからなる下層ストッパ膜20
を形成し、下層ストッパ膜20上には約50nm厚の窒
化シリコンからなる上層ストッパ膜22を形成する。
としては、(a)後述するセルフアラインコンタクトの
ためのエッチングレートがほぼ同じ、(b)後述する化
学機械研磨によりエッチングされる研磨レートがほぼ同
じ、(c)後述するふっ酸系エッチャントによるエッチ
ングレートが上層ストッパ膜22の方が下層ストッパ膜
20よりも大きい、という条件を満足するようにする。
20と上層ストッパ膜22の組み合わせの具体例として
次のようなものがある。
xaCloroDisilane)/NH3ソースガスを用い、約700
℃でのLPCVD(Low Pressure Chemical Vopor Depo
sition)により堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ
膜22を、HCD/NH3ソースガスを用い、約650
℃でのLPCVDにより堆積したSi3N4膜とする。
CloroSilane)/NH3ソースガスを用い、約700℃で
のLPCVDにより堆積したSi3N4膜とし、上層スト
ッパ膜22を、DCS/NH3ソースガスを用い、約6
50℃でのLPCVDにより堆積したSi3N4膜とす
る。
H3ソースガスを用い、約780℃でのLPCVDによ
り堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ膜22を、D
CS/NH3ソースガスを用い、約650℃でのLPC
VDにより堆積したSi3N4膜とする。
H3ソースガスを用い、約780℃でのLPCVDによ
り堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ膜22を、D
CS/NH3ソースガスを用い、約700℃でのLPC
VDにより堆積したSi3N4膜とする。
H3ソースガスを用い、約650〜780℃でのLPC
VDにより堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ膜2
2を、HCD/NH3ソースガスを用い、約650℃で
のLPCVDにより堆積したSi3N4膜とする。
H3ソースガスを用い、約650〜700℃でのLPC
VDにより堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ膜2
2を、SiH4/NH3の反応性ガスを用い、約450℃
以下でのPECVD(PlasmaEnhanced Chemical Vopor
Deposition)により堆積したSi3N4膜とする。
H3ソースガスを用い、約650〜780℃でのLPC
VDにより堆積したSi3N4膜とし、上層ストッパ膜2
2を、SiH4/NH3の反応性ガスを用い、約450℃
以下でのPECVDにより堆積したSi3N4膜とする。
ッパ膜22上にワードラインを形成するためのレジスト
層24を形成する。
層24をマスクとして反応性イオンエッチングにより上
層ストッパ膜22と下層ストッパ膜20をパターニング
し、続いて、反応性イオンエッチングにより導電膜16
をパターニングして、二層構造のストッパ膜を有するワ
ードライン16を形成する。ワードライン16の幅は約
130nmであり、ワードライン16のピッチは約26
0nmである。
イン16の側面に約20nm厚の窒化シリコンからなる
サイドウオール膜24を形成する。ワードライン16間
に、約20nm厚の窒化シリコンからなるコンタクトエ
ッチングストッパ層26を形成する。全面にBPSGか
らなる絶縁膜28を形成する。続いて、化学機械研磨に
より絶縁膜28を平坦化して、ワードライン16間に絶
縁膜28を埋め込む。
ッパ膜22及び絶縁膜28の上面にバー型のレジスト層
30を形成する。続いて、レジスト層30をマスクとし
て、反応性イオンエッチングにより絶縁膜28をパター
ニングする。ストッパ膜20、22によりワードライン
16の形成部分はエッチングされないので、図2(a)
に示すように、ビットラインコンタクトプラグのための
ホール32′とストレージノードコンタクトプラグのた
めのホール34′が自己整合的に形成される。このと
き、反応性イオンエッチングの際のスパッタリング効果
により上層ストッパ膜22の表面もエッチングされ段差
が形成される。レジスト層30を除去すると、上層スト
ッパ膜22表面に段差があらわれる。
よりコンタクト形成の前処理を行うと、エッチングレー
トが高い上層ストッパ膜22だけが除去されて、表面に
あった段差がなくなる。
ヒ素の不純物を濃度1020cm-3以上ドープしたドープ
トポリシリコンからなる導電膜を全面に堆積し、化学機
械研磨により表面を平坦化すると、ビットラインコンタ
クトプラグ32とストレージノードコンタクトプラグ3
4が形成される。表面に段差がないので、化学機械研磨
によって導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残る
ことなく、ビットラインコンタクトプラグ32同士やス
トレージノードコンタクトプラグ34同士が短絡するこ
とがない。
(c)の素子基板上に、約200nm厚のBPSGから
なる層間絶縁膜36を形成する。層間絶縁膜36上に、
ワードライン16と直交するように、約60nm厚のタ
ングステンからなる導電膜38を形成する。導電膜38
はビットラインコンタクトプラグ32に接続されてい
る。導電膜38上には、約150nm厚の窒化シリコン
からなる下層ストッパ膜40を形成し、下層ストッパ膜
40上には約50nm厚の窒化シリコンからなる上層ス
トッパ膜42を形成する。ふっ酸に対する上層ストッパ
膜42のエッチングレートは、下層ストッパ膜40より
も大きい。上層ストッパ膜42上に、ビットラインを形
成するためのレジスト層44を形成する。
に、レジスト層44をマスクとして反応性イオンエッチ
ングにより上層ストッパ膜42と下層ストッパ膜40を
パターニングし、続いて、反応性イオンエッチングによ
り導電膜38をパターニングして、二層構造のストッパ
膜を有するビットライン38を形成する。ビットライン
38の幅は約130nmであり、ビットライン38のピ
ッチは約260nmである。
に、ビットライン38と下層ストッパ膜40と上層スト
ッパ膜42に、約20nm厚の窒化シリコンからなるサ
イドウオール膜45を形成し、ビットライン38間には
サイドウオール膜45を介して、PECVD−SiO2
からなる絶縁膜46を埋め込む。上層ストッパ膜42及
び絶縁膜46の上面にライン型のレジスト層48を形成
する。
に、反応性イオンエッチングにより、レジスト層48を
マスクとして絶縁膜46をエッチングする。上層ストッ
パ膜42及び下層ストッパ膜40によりビットライン3
8の形成部分はエッチングされないので、ストレージノ
ードコンタクトのためのホール50′が自己整合的に形
成される。このとき、エッチングの際のスパッタリング
効果により上層ストッパ膜42の表面もエッチングさ
れ、レジスト層48を除去すると表面に段差があらわれ
る。
に、ふっ酸により前処理を行うと、エッチングレートが
高い上層ストッパ膜42だけが除去されて、表面にあっ
た段差がなくなる。
に、タングステンからなる導電膜を全面に堆積し、化学
機械研磨により表面を平坦化すると、ストレージノード
コンタクト50が形成される。ストレージノードコンタ
クト50は、ストレージノードコンタクトプラグ34に
接続されている。表面に段差がないので、化学機械研磨
によって導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残る
ことなく、ストレージノードコンタクト50同士が短絡
することがない。
膜上の段差を除去して平坦化したので、化学機械研磨に
より導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残ること
なく、高い絶縁耐性でコンタクトノード間の分離を確実
に行うことができる。
よる半導体装置の製造方法について図5乃至図7を用い
て説明する。図5は本実施形態による半導体装置の製造
方法の工程図(その1)であり、図6は本実施形態によ
る半導体装置の製造方法の工程図(その2)であり、図
7は本実施形態による半導体装置の製造方法の工程図
(その3)である。図1乃至4に示す第1実施形態にお
ける構成要素と同一又は同種の構成要素には同じ符号を
付して説明を省略又は簡略にする。
子基板上に層間絶縁膜36を形成する。層間絶縁膜36
上に、ワードライン16と直交するように導電膜38を
形成する。導電膜38はビットラインコンタクトプラグ
32に接続されている。導電膜38上には、約200n
m厚の窒化シリコンからなるストッパ膜60を形成す
る。このときには導電膜38上に形成されたストッパ膜
60は二層構造ではない。
に、レジスト層44をマスクとして反応性イオンエッチ
ングによりストッパ膜60をパターニングし、続いて、
反応性イオンエッチングにより導電膜38をパターニン
グして、ストッパ膜60を有するビットライン38を形
成する。
に、ビットライン38とストッパ膜60に、サイドウオ
ール膜45を形成し、ビットライン38間にはサイドウ
オール膜45を介して、PECVD−SiO2からなる
絶縁膜46を埋め込む。ストッパ膜60及び絶縁膜46
の上面にライン型のレジスト層48を形成する。
に、不純物イオンを所定の条件でイオン注入し、続い
て、所定の条件でアニール処理する。この処理によりス
トッパ膜60の露出した表面が改質し、ストッパ膜60
表面に約80nm厚の改質ストッパ膜62が形成され
る。これらイオン注入と熱処理により、改質ストッパ膜
62のふっ酸に対するエッチングレートをストッパ膜6
0よりも小さくする。
しては、ストッパ膜60を、HCD(HexaCloroDisilan
e)/NH3ソースガスを用い、約600〜650℃での
LPCVD(Low Pressure Chemical Vopor Depositio
n)により堆積した場合、イオン注入は、(a)窒素イ
オンを加速エネルギーを1〜10keV、ドーズ量を1
E14〜1E16/cm2とするイオン注入条件か、
(b)アルゴンイオンを加速エネルギーを1〜20ke
V、ドーズ量を1E14〜1E16/cm2とするイオ
ン注入条件で行い、アニール処理は、(a)窒素雰囲気
中で約600℃以上のFA(Flash Lamp Annealing)
か、(b)窒素雰囲気中で約800℃以上のRTA(Ra
pid Thermal Annealing)で行う。
に、反応性イオンエッチングによりレジスト層48をマ
スクとして絶縁膜46をエッチングする。ストッパ膜6
0によりビットライン38の形成部分はエッチングされ
ないので、ストレージノードコンタクトのためのホール
50′が自己整合的に形成される。このとき、エッチン
グの際のスパッタリング効果によりストッパ膜60表面
の改質ストッパ膜62の表面もエッチングされ、レジス
ト層48を除去すると表面に段差があらわれる。
に、ふっ酸により前処理を行うと、エッチングレートが
高い改質されていないストッパ膜60が改質ストッパ膜
62に対して選択的に除去されて、表面にあった段差が
なくなる。
に、タングステンからなる導電膜を全面に堆積し、化学
機械研磨により表面を平坦化すると、ストレージノード
コンタクト50が形成される。ストレージノードコンタ
クト50は、ストレージノードコンタクトプラグ34に
接続されている。表面に段差がないので、化学機械研磨
によって導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残る
ことなく、ストレージノードコンタクト50同士が短絡
することがない。
膜上の段差を除去して平坦化したので、化学機械研磨に
より導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残ること
なく、高い絶縁耐性でコンタクトノード間の分離を確実
に行うことができる。
よる半導体装置の製造方法について図8乃至図11を用
いて説明する。図8は本実施形態による半導体装置の製
造方法の工程図(その1)であり、図9は本実施形態に
よる半導体装置の製造方法の工程図(その2)であり、
図10は本実施形態による半導体装置の製造方法の工程
図(その3)であり、図11は本実施形態による半導体
装置の製造方法の工程図(その4)である。図1乃至4
に示す第1実施形態における構成要素と同一又は同種の
構成要素には同じ符号を付して説明を省略又は簡略にす
る。
表面に活性領域12とSTI領域14を形成する。半導
体基板10上にワードライン16を形成する。ワードラ
イン16上にコンタクト層18を介して約150nm厚
の窒化シリコンからなる下層ストッパ膜70を形成し、
下層ストッパ膜70上には約50nm厚のドープトシリ
コンからなる上層ストッパ膜72を形成する。ドープト
シリコンはシリコンにリン又はヒ素の不純物を濃度10
20cm-3以上ドープしたものであり、ビットラインコン
タクトプラグやストレージノードコンタクトプラグの形
成材料と同じである。なお、不純物をドープしないノン
ドープシリコンにより上層ストッパ膜72を形成しても
よい。
イン16と下層ストッパ膜70と上層ストッパ膜72の
側面に窒化シリコンからなるサイドウオール膜24を形
成する。
イン16間にコンタクトエッチングストッパ層26を形
成する。全面にBPSGからなる絶縁膜28を形成す
る。続いて、化学機械研磨により絶縁膜28を平坦化し
て、ワードライン16間に絶縁膜28を埋め込む。
ッパ膜72及び絶縁膜28の上面にバー型のレジスト層
30を形成する。続いて、レジスト層30をマスクとし
て、反応性イオンエッチングにより絶縁膜28をパター
ニングする。ストッパ膜70、72によりワードライン
16の形成部分はエッチングされないので、図9(a)
に示すように、ビットラインコンタクトプラグのための
ホール32′とストレージノードコンタクトプラグのた
めのホール34′が自己整合的に形成される。このと
き、反応性イオンエッチングの際のスパッタリング効果
により上層ストッパ膜72の表面もエッチングされてい
る。レジスト層30を除去すると、上層ストッパ膜72
表面に段差があらわれる。
ヒ素の不純物を濃度1020cm-3以上ドープしたドープ
トポリシリコンからなる導電膜74を全面に堆積する。
堆積した導電膜74と上層ストッパ膜72は同じ材料な
ので、上層ストッパ膜72が導電膜74に埋め込まれて
一体化する。
研磨により導電膜74の表面を平坦化すると、ビットラ
インコンタクトプラグ32とストレージノードコンタク
トプラグ34が形成される。上層ストッパ膜72が導電
膜74が同じ材料なので、研磨レートが同じであり、化
学機械研磨によって導電膜を平坦化する際に部分的に導
電膜が残ることなく、ビットラインコンタクトプラグ3
2同士やストレージノードコンタクトプラグ34同士が
短絡することがない。
(c)の素子基板上に層間絶縁膜36を形成する。層間
絶縁膜36上に、ワードライン16と直交するようにビ
ットライン38を形成する。ビットライン38はビット
ラインコンタクトプラグ32に接続されている。ビット
ライン38上には、約150nm厚の窒化シリコンから
なる下層ストッパ膜76を形成し、下層ストッパ膜76
上には約50nm厚のタングステンからなる上層ストッ
パ膜78を形成する。上層ストッパ膜78のタングステ
ンは、ストレージノードコンタクトの形成材料と同じで
ある。
ライン38と下層ストッパ膜76と上層ストッパ膜78
にサイドウオール膜45を形成し、ビットライン38間
にはサイドウオール膜45を介して、PECVD−Si
O2からなる絶縁膜46を埋め込む。上層ストッパ膜4
2及び絶縁膜46の上面にライン型のレジスト層(図示
せず)を形成する。
レジスト層(図示せず)をマスクとして絶縁膜46をエ
ッチングする。上層ストッパ膜78及び下層ストッパ膜
76によりビットライン38の形成部分はエッチングさ
れないので、ストレージノードコンタクトのためのホー
ルが自己整合的に形成される。このとき、エッチングの
際のスパッタリング効果により上層ストッパ膜78の表
面もエッチングされ、図10(c)に示すように、上層
ストッパ膜78表面に、レジスト層(図示せず)による
段差があらわれる。
nm厚のTiN/Tiからなるバリアメタル層80を介
してタングステンからなる導電膜82を全面に堆積す
る。堆積した導電膜82と上層ストッパ膜78は同じ材
料のタングステンなので、上層ストッパ膜78が導電膜
82に埋め込まれて一体化する。
に、化学機械研磨により表面を平坦化してストレージノ
ードコンタクト50を形成する。ストレージノードコン
タクト50は、ストレージノードコンタクトプラグ34
に接続されている。化学機械研磨の処理において、図1
1(a)に示すように、バリアメタル層80により化学
機械研磨の工程で不連続な部分があらわれるが、上層ス
トッパ膜78と導電膜82が同じ材料なので、研磨レー
トが同じであり、平坦化する際に部分的に導電膜が残る
ことなく、ストレージノードコンタクト50同士が短絡
することがない。
膜上の段差を除去して平坦化したので、化学機械研磨に
より導電膜を平坦化する際に部分的に導電膜が残ること
なく、高い絶縁耐性でノード間の分離を確実に行うこと
ができる。
限らず種々の変形が可能である。
ングステン(W)やドープトポリシリコン(Doped Poly
-Si)を用いたが、他の導電材料、例えば、チタン
(Ti)、窒化チタン(TiN)、ルテニウム(R
u)、ドープトアモルファスシリコン(Doped a-Si)
でもよい。
た実施形態において記載したものはあくまで例示であっ
て、その他の製造方法であってもよい。
膜を有する第1の導電膜の間に絶縁膜を埋め込む第1の
工程と、ストッパ膜上及び絶縁膜上に形成したマスク層
により絶縁膜をパターニングする第2の工程と、全面に
堆積した第2の導電膜を平坦化して、パターニングされ
た絶縁膜の間に第2の導電膜を埋め込む第3の工程とを
有する半導体装置の製造方法において、ストッパ膜を、
第1の導電膜上に形成された下層ストッパ膜と、下層ス
トッパ膜上に形成された上層ストッパ膜との二層構造と
し、第2の工程において部分的にエッチングされた上層
ストッパ膜を、第2の工程の後に除去するようにしたの
で、セルフアラインコンタクトプロセスを用いても、高
い絶縁耐性でコンタクト間の分離を確実に行うことがで
きる。
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その2)である。
方法の工程図(その3)である。
方法の工程図(その4)である。
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その2)である。
方法の工程図(その3)である。
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その2)である。
造方法の工程図(その3)である。
造方法の工程図(その4)である。
1)である。
2)である。
3)である。
ト層を除去した状態の断面を示す図である。
ージノードコンタクトを形成した状態の断面を示す図で
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 ストッパ膜を有する第1の導電膜の間に
絶縁膜を埋め込む第1の工程と、前記ストッパ膜上及び
前記絶縁膜上に形成したマスク層により前記絶縁膜をパ
ターニングする第2の工程と、全面に堆積した第2の導
電膜を平坦化して、パターニングされた前記絶縁膜の間
に前記第2の導電膜を埋め込む第3の工程とを有する半
導体装置の製造方法であって、 前記ストッパ膜を、前記第1の導電膜上に形成された下
層ストッパ膜と、前記下層ストッパ膜上に形成された上
層ストッパ膜との二層構造とし、 前記第2の工程において部分的にエッチングされた前記
上層ストッパ膜を、前記第2の工程の後に除去すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記上層ストッパ膜のウエットエッチングレートを、前
記下層ストッパ膜のウエットエッチングレートよりも大
きくすることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記上層ストッパ膜の成膜温度を前記下層ストッパ膜の
成膜温度よりも低くすることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記ストッパ膜の表面を改質することにより、前記上層
ストッパ膜を形成することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記上層ストッパ膜の研磨レートを、前記第2の導電膜
の研磨レートとほぼ同等にし、 前記第3の工程において前記第2の導電膜を研磨により
平坦化する際に、前記上層ストッパ膜を除去することを
特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002070802A JP4475859B2 (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003273243A true JP2003273243A (ja) | 2003-09-26 |
JP4475859B2 JP4475859B2 (ja) | 2010-06-09 |
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-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002070802A patent/JP4475859B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4475859B2 (ja) | 2010-06-09 |
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