JP2003273098A - 低誘電率膜形成用組成物、低誘電率膜及びその製造方法、並びに半導体装置 - Google Patents

低誘電率膜形成用組成物、低誘電率膜及びその製造方法、並びに半導体装置

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JP2003273098A
JP2003273098A JP2002077380A JP2002077380A JP2003273098A JP 2003273098 A JP2003273098 A JP 2003273098A JP 2002077380 A JP2002077380 A JP 2002077380A JP 2002077380 A JP2002077380 A JP 2002077380A JP 2003273098 A JP2003273098 A JP 2003273098A
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Japan
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low dielectric
constant film
film
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JP2002077380A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakada
義弘 中田
Katsumi Suzuki
克己 鈴木
Iwao Sugiura
巌 杉浦
Ei Yano
映 矢野
Takahisa Namiki
崇久 並木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度で低誘電率な膜を形成可能な低誘電率
膜形成用組成物等の提供。 【解決手段】 150〜350℃で熱分解する熱分解性
基を側鎖に有するシロキサン樹脂を含む低誘電率膜形成
用組成物である。熱分解性基が、エステル結合及びエー
テル結合の少なくともいずれかを含む態様、シロキサン
樹脂が、シランに結合する4つの基における少なくとも
1つがエステル結合及びエーテル結合の少なくともいず
れかを含む基であるシラン化合物を重合して得られた態
様、シラン化合物が、下記一般式(1)及び(2)の少
なくともいずれかで表される態様、シロキサン樹脂の重
量平均分子量(Mw)が、5,500〜50,000,
000である態様、などが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
おける多層配線に好適な低誘電率膜形成用組成物、該低
誘電率膜形成用組成物を用いて形成した低誘電率膜及び
その製造方法、並びに該低誘電率膜を用いた半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の集積度の増加及
び素子密度の向上に伴い、特に半導体素子の多層化への
要求が高まっている。この半導体集積回路の高集積化に
伴い、配線間隔は更に狭くなることから、配線間の容量
増大による配線遅延が問題となっている。ここで、前記
配線遅延(T)は、次の式(1)、T∝CR・・・式
(1)、で表され、配線抵抗(R)及び配線間の容量
(C)に影響を受ける。そして、前記誘電率(ε)と前
記配線間の容量(C)との関係は、次の式(2)、C=
εε・S/d・・・式(2)、で表される。なお、
前記式(2)において、Sは電極面積、εは真空の誘
電率、εは絶縁膜の誘電率、dは配線間隔をそれぞれ
表す。
【0003】前記配線間の容量(C)は、配線厚を薄く
し配線面積を小さくすることで低減できるものの、配線
厚を薄くすると、更に前記配線抵抗(T)の上昇を招く
ために高速化を達成し得ない。したがって、前記配線遅
延(T)を小さくし、高速化を図るためには、絶縁膜の
低誘電率化が有効な手段となる。
【0004】従来、前記絶縁膜としては、一般的に、二
酸化珪素(SiO)、窒化珪素(SiN)、燐珪酸ガ
ラス(PSG)等の無機膜や、ポリイミド等の有機系高
分子等が用いられてきた。
【0005】しかし、半導体デバイスで多用されている
CVD−SiO膜でも、その誘電率は4程度と高く、
また、低誘電率CVD膜として検討されているSiOF
膜では、誘電率は約3.3〜3.5であるものの、吸湿
性が高く、誘電率が上昇してしまうという問題があっ
た。
【0006】更に、低誘電率膜としては、加熱により蒸
発又は分解する有機樹脂等を、絶縁膜形成用材料に添加
することにより、成膜時の加熱により多孔質化する多孔
質膜が提案されている。しかし、これらの多孔質膜にお
ける空孔サイズは、10nm以上と大きいことから、誘
電率を低減するために空隙率を高くすると、吸湿性が高
くなり、吸湿による誘電率の上昇や膜強度の低下が生じ
てしまうという問題があった。一方、耐湿性の優れた膜
として、有機高分子膜が挙げられるが、ガラス転移点が
200〜350℃と低く、熱膨張率も高いことから、配
線へのダメージが問題であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来におけ
る諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題と
する。即ち、本発明は、高強度で低誘電率な膜を形成可
能な低誘電率膜形成用組成物、それを用いて形成される
高強度な低誘電率膜及びその効率的な製造方法、並びに
高速で信頼性の高い半導体装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段としては、以下の通りである。 <1> 150〜350℃で熱分解する熱分解性基を側
鎖に有するシロキサン樹脂を含むことを特徴とする低誘
電率膜形成用組成物である。 <2> 熱分解性基が、エステル結合及びエーテル結合
の少なくともいずれかを含む前記<1>に記載の低誘電
率膜形成用組成物である。前記<1>又は<2>に記載
の低誘電率膜形成用組成物は、基板上に塗布され、15
0〜350℃の範囲で熱処理されて使用される。該熱処
理により、前記熱分解性基のみが分解され脱離する。こ
の熱分解性基が脱離した箇所には、多数の微細孔が形成
され、誘電率の低く多孔質の低誘電率膜が容易に形成さ
れる。また、前記熱分解性基のみが分解・脱離するた
め、これに伴って他のシリカ分子等に構造欠陥が生じ吸
湿性の高いシラノールが生成したり、コアを形成するシ
リカ密度が低下してしまう等の問題がない。このため、
高強度の低誘電率膜が形成可能であり、高速で信頼性の
高い半導体装置等の製造に好適に利用される。 <3> 基板上に前記<1>又は<2>に記載の低誘電
率膜形成用組成物を塗布し、熱処理することを特徴とす
る低誘電率膜の製造方法である。該低誘電率膜の製造方
法においては、前記低誘電率膜形成用組成物を基板上に
塗布し、150〜350℃の範囲で熱処理する。該熱処
理により、前記熱分解性基のみが分解され脱離する。こ
の熱分解性基が脱離した箇所には、多数の微細孔が形成
され、誘電率の低く多孔質の低誘電率膜が容易に形成さ
れる。また、前記熱分解性基のみが分解・脱離するた
め、これに伴って他のシリカ分子等に構造欠陥が生じ吸
湿性の高いシラノールが生成したり、コアを形成するシ
リカ密度が低下してしまう等の問題がない。このため、
高強度の低誘電率膜が形成可能であり、高速で信頼性の
高い半導体装置等の製造に好適に利用される。 <4> 前記<3>に記載の低誘電率膜の製造方法によ
り製造されることを特徴とする低誘電率膜である。該低
誘電率膜は、シリカ分子等に構造欠陥が生じ吸湿性の高
いシラノールが生成したり、コアを形成するシリカ密度
が低下してしまう等の問題がない。このため、高強度の
低誘電率膜が形成可能であり、高速で信頼性の高い半導
体装置等の製造に好適に利用される。 <5> 前記<4>に記載の低誘電率膜を層間絶縁膜と
して有することを特徴とする半導体装置である。該半導
体装置は、前記低誘電率膜を層間絶縁膜として有するの
で、配線遅延が無く、高速で信頼性が高い。
【0009】
【発明の実施の形態】(低誘電率膜形成用組成物)本発
明の低誘電率膜形成用組成物は、熱分解性基を側鎖に有
するシロキサン樹脂を含み、必要に応じてその他の成分
を含む。
【0010】−シロキサン樹脂− 前記シロキサン樹脂は、熱分解性基を側鎖に有する。前
記熱分解性基は、150〜350℃で熱分解する基であ
ることが必要である。前記熱分解性基における熱分解の
温度が、150℃未満であると、多孔質の低誘電率膜を
形成することができず、一方、350℃を超えると、低
誘電率膜の形成の際に、膜が固まり過ぎるため、空孔が
形成され難く、またシロキサン樹脂のポリマー骨格が変
性したり、高熱によりゲル化してしまう点で、いずれの
場合も好ましくない。
【0011】なお、本発明において、前記熱分解温度
は、公知の熱重量分析計を用いた通常の熱重量分析法に
より測定することができる。このとき、該熱重量分析計
に質量分析計を装備させておくと、熱分解により発生し
た分解ガスも分析できる点で有利である。
【0012】前記熱分解性基としては、前記150〜3
50℃で熱分解する基であれば特に制限はないが、この
温度範囲における熱分解性に優れる点で、エステル結合
及びエーテル結合の少なくともいずれかを含むのが好ま
しい。
【0013】前記熱分解性基を側鎖に有するシロキサン
樹脂としては、以下のようなモノマーユニット、即ち、
シランに結合する4つの基のうち1以上がエステル結合
及びエーテル結合の少なくともいずれかを有するシラン
化合物をモノマーユニットとして重合して得られたもの
が好ましく、下記一般式(1)又は下記一般式(2)で
表されるシラン化合物をモノマーユニットとして重合し
て得られたものが特に好ましい。
【0014】
【化1】
【0015】前記一般式(1)において、R及びR
は、少なくとも一方がエステル結合及びエーテル結合の
少なくともいずれかを含む基を表す。R及びRは、
炭化水素基を表す。RとRと、及び、RとR
は、各々互いに同一であってもよいし異なっていてもよ
い。
【0016】
【化2】
【0017】前記一般式(2)において、Rは、エス
テル結合及びエーテル結合の少なくともいずれかを含む
基を表す。R〜Rは、炭化水素基を表す。Rは、
総て同一であってもよいし異なっていてもよい。また、
〜Rは、総て同一であってもよいし異なっていて
もよい。
【0018】前記一般式(1)において、R及びR
としては、例えば、炭素数1〜10の炭化水素基、不飽
和炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基の
ほか、水素、フッ素、シリルエーテル基(但し、官能基
として1分子中に炭化水素基、芳香族炭化水素基、及
び、水素などを有するもの)、などが好適に挙げられ
る。前記炭化水素基としては、炭素数が1〜3であるの
が好ましい。R及びRとしては、例えば、炭素数が
1〜3の炭化水素基、芳香族炭化水素基、などが好適に
挙げられる。
【0019】前記一般式(2)において、Rとして
は、例えば、炭素数1〜10の炭化水素基、不飽和炭化
水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基のほか、
水素、フッ素、シリルエーテル基(但し、官能基として
1分子中に炭化水素基、芳香族炭化水素基、及び、水素
などを有するもの)、などが好適に挙げられる。前記炭
化水素基としては、炭素数が1〜3であるのが好まし
い。R〜Rとしては、例えば、炭素数が1〜3の炭
化水素基、芳香族炭化水素基、などが挙げられる。
【0020】前記シラン化合物としては、具体的には、
テトラアルコキシシラン、トリアルコキキシシラン、メ
チルトリアルコキシシラン、エチルトリアルコキシシラ
ン、プロピルトリアルコキシシラン、フェニルトリアル
コキシシラン、ビニルトリアルコキシシラン、アリルト
リアルコキシシラン、グリシジルトリアルコキシシラ
ン、ジアルコキキシシラン、ジメチルジアルコキシシラ
ン、ジエチルジアルコキシシラン、ジプロピルジアルコ
キシシラン、ジフェニルジアルコキシシラン、ジビニル
ジアルコキシシラン、ジアリルジアルコキシシラン、ジ
グリシジルジアルコキシシラン、フェニルメチルジアル
コキシシラン、フェニルエチルジアルコキシシラン、フ
ェニルプロピルトリアルコキシシラン、フェニルビニル
ジアルコキシシラン、フェニルアリルジアルコキシシラ
ン、フェニルグリシジルジアルコキシシラン、メチルビ
ニルジアルコキシシラン、エチルビニルジアルコキシシ
ラン、及び、プロピルビニルジアルコキシシラン、など
が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。
【0021】また、前記一般式(1)又は前記一般式
(2)で表されるシラン化合物と、下記一般式(3)で
表されるシラン化合物を併用してもよい。
【0022】
【化3】
【0023】前記一般式(3)において、R〜R12
は、炭化水素、及び芳香族炭化水素の少なくともいずれ
かを表す。該炭化水素における炭素数としては、1〜1
0が好ましく、1〜3がより好ましい。R〜R
12は、総て同一であってもよいし、異なっていてもよ
い。
【0024】前記シロキサン樹脂の重量平均分子量(M
w)としては、500〜50,000,000が好まし
く、7,000〜48,000,000がより好まし
い。前記重量平均分子量(Mw)が、500未満である
と、沸点が低く、熱処理時に、熱分解性基と共に分解・
脱離してしまうことがある一方、50,000,000
を超えると、希釈溶剤への溶解性が悪いことがある。
【0025】前記シロキサン樹脂の前記低誘電率膜形成
用組成物における含有量としては、20〜80質量%が
好ましく、30〜70質量%がより好ましい。
【0026】−その他の成分− 前記その他の成分としては、前記シロキサン樹脂を溶解
可能な希釈溶媒、等が挙げられる。該希釈溶剤として
は、シロキサン樹脂やポリカルボシランが溶解すれば特
に制限はなく、例えば、シクロヘキサノン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルエチルケトン、メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブ、オクタン、デカン、プロピレン
グリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、及び、プロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、等が挙げられる。これらは、1種単独で使用
してもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0027】<低誘電率膜形成用組成物の製法>本発明
の低誘電率膜形成用組成物の製法としては、特に制限は
なく、目的に応じて適宜選択することができるが、例え
ば、前記シラン化合物等を前記希釈溶剤に溶解させた
後、該シラン化合物を重合する高分子化触媒を添加する
方法、等が挙げられる。
【0028】前記高分子化触媒としては、例えば、1分
子中に脂肪族、脂環族及び芳香族の少なくともいずれか
の炭化水素を含んでいる化合物が好ましく、具体的に
は、マレイン酸、酢酸、スルホン酸、トルエンスルホン
酸等の有機酸化合物、ピリジン、トリエチルアミン等の
有機アルカリ化合物、などが挙げられる。これらは、1
種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記高分子化触媒として、前記有機酸化合物や前記有機
アルカリ化合物を用いることにより、低誘電率膜を形成
する際に、シリカ分子の構造欠陥の発生が更に抑制され
るため好ましい。また、前記高分子化触媒として、前記
有機アルカリ化合物を用いることにより、低誘電率膜の
形成の際、高密度シリカが形成されるため、膜強度低下
が効果的に抑制される。
【0029】本発明の低誘電率膜形成用組成物は、高強
度の低誘電率膜を容易に形成することができるので、各
種分野において好適に使用することができるが、以下の
本発明の低誘電率膜、該低誘電率膜の製造方法、半導体
装置等に特に好適に使用することができる。
【0030】(低誘電率膜及びその製造方法)本発明の
低誘電率膜は、本発明の低誘電率膜の製造方法により製
造される。本発明の低誘電率膜の製造方法においては、
基板上に本発明の低誘電率膜形成用組成物を塗布し、熱
処理する。
【0031】−塗布− 前記塗布の方法としては、特に制限はなく、公知の塗布
方法、例えば、スピンコート法、デップコート法、ニー
ダーコート法、カーテンコート法、ブレードコート法、
等が挙げられる。これらの中でも、塗布効率等の点で、
スピンコート法、ディップコート法、等が好ましい。
【0032】−熱処理− 前記熱処理としては、第一の熱処理工程、及び、該第一
の熱処理工程における熱処理温度以上で更に熱処理する
第二の熱処理工程を有するのが特に好ましい。前記第一
の熱処理工程において、熱処理温度としては、100〜
400℃が好ましく、150〜350℃がより好まし
い。該第一の熱処理工程において、前記熱処理は、酸素
を1%程度含む雰囲気中で行われるのが好ましい。前記
第二の熱処理工程において、熱処理温度としては、20
0〜500℃が好ましく、250〜450℃がより好ま
しい。該第二の熱処理工程において、前記熱処理は、不
活性雰囲気、真空雰囲気、及び酸素濃度10ppm以下
の雰囲気のいずれか中で行われるのが好ましい。
【0033】本発明の低誘電率膜の製造方法は、高強度
の低誘電率膜を効率的に製造することができ、高速で信
頼性の高い半導体装置等の製造に好適であり、本発明の
半導体装置に特に好適である。
【0034】本発明の低誘電率膜の製造方法により製造
された本発明の低誘電率膜は、多孔質であり低誘電率特
性を示し、シリカ分子構造欠陥が少なく高密度であるた
め、耐湿性に優れ、空隙率増加による強度低下が抑制さ
れている。このため、高速で高い信頼性の要求される各
種のデバイス、例えば、IC、LSI等の高集積度の半
導体装置等における安定な層間絶縁膜に好適に用いら
れ、本発明の半導体装置に特に好適に用いることができ
る。
【0035】前記低誘電率膜に形成された孔(空隙)の
径(平均径)としては、特に制限はなく、目的に応じて
適宜選択することができるが、低誘電率特性に優れる点
で、10nm以下が好ましく、8nm以下がより好まし
い。なお、前記孔の径(平均径)は、透過型顕微鏡(T
EM)により観察し測定することができる。前記低誘電
率膜の厚みとしては、特に制限はなく、目的に応じて適
宜選択することができるが、50〜3000nm程度が
好ましい。
【0036】(半導体装置)本発明の半導体装置は、本
発明の低誘電率膜を層間絶縁膜として有すること以外に
は特に制限はなく、目的に応じて適宜選択した部材等を
有してなる。本発明の半導体装置の具体例としては、フ
ラッシュメモリ、DRAM、FRAM、MOSトランジ
スタ、などが好適に挙げられる。本発明の半導体装置
は、本発明の低誘電率膜を層間絶縁膜として有するた
め、各層の層間の絶縁性に優れ、高速で信頼性が高い。
【0037】以下に、本発明の半導体装置の一例につい
て、図1を参照しながら説明する。本発明の半導体装置
は、例えば以下のようにして得られる。即ち、図1に示
すように、先ず素子間分離膜2で分離され、ソース拡散
層5a、ドレイン拡散層5b、及び、サイドウォール絶
縁膜3を有するゲート電極4を形成したトランンジスタ
層が形成されたシリコンウエハ1上に、層間絶縁膜(リ
ンガラス)6及びストッパー膜7を形成し、電極取り出
し用のコンタクトホールを形成する。このコンタクトホ
ールに、スパッタ法でバリア膜8(TiN;50nm)
を形成した後、WF及び水素を混合し還元することで
導体プラグ(W)9を埋め込み、化学的機械研磨法(C
MP)によりビア以外の部分を除去する。
【0038】続いて、ストッパー膜7上に、本発明の低
誘電率膜形成用組成物を前記塗布方法により塗布し、低
誘電率膜10(厚み:450nm)を形成した後、TE
OS−SiO(キャップ膜12)を50nm積層させ
る。このキャップ膜12を、1層目配線パターンを施し
たレジスト層をマスクとして、CF/CHFガスを
原料としたFプラズマによって加工する。
【0039】この配線溝に、Cuの絶縁層への拡散バリ
アとして働くバリア膜8(TiN)(50nm)と、電
解メッキの際に電極として働くシード層Cu(50n
m)とを、スパッタにより形成する。更に、電解メッキ
により銅(600nm)を積層した後、CMPにより配
線パターン部以外のメタルを除去し、銅配線14の層を
形成する。
【0040】次に、ビア層及び配線層を同時に形成する
デュアルダマシン法について説明する。第1層目配線層
上に、Cu拡散防止を目的として、シラン及びアンモニ
アガスを用い、プラズマCVDにより、拡散防止膜13
としてSiN膜(50nm)を形成し、本発明の低誘電
率膜形成用組成物を前記塗布方法により塗布し、低誘電
率膜10(650nm)を積層する。配線層部分に、シ
ラン及びアンモニアガスを用い、プラズマCVDによ
り、ストッパー膜7としてSiN膜(50nm)を成膜
し、更に、本発明の低誘電率膜形成用組成物を前記塗布
方法により塗布し、その上に低誘電率膜10(400n
m)を形成する。キャップ膜12(50nm)として、
TEOS−SiO膜を積層する。この低誘電率膜10
に、ビアパターンを形成したレジスト層をマスクとし
て、CF/CHFガスを原料としたFプラズマによ
り、ガス組成を変えることでSiO/低誘電率絶縁膜
/SiN/低誘電率絶縁膜/SiNの順に加工する。続
いて、第2層目目配線パターンを施したレジスト層をマ
スクとして、CF/CHFガスを原料としたFプラ
ズマにより加工する。このビアと配線溝に、Cuの絶縁
層への拡散バリアとして働くバリア膜8(TiN;50
nm)、及び、電解メッキの際に電極として働くシード
層Cu(50nm)をスパッタにより形成する。更に、
電解メッキにより銅(1400nm)を積層した後、C
MPにより配線パターン部以外のメタルを除去し、銅配
線14を形成した化学的機械研磨法(CMP)によりビ
ア以外の部分を除去しビア層を形成する。これにより、
前記工程を繰り返して、3層配線を形成することができ
る。このようにして、得られる多層配線において、10
0万個の連続ビアの歩留まりを90%以上とすることが
できる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0042】(実施例1) −低誘電率膜形成用組成物の作製− テトラエトキシシラン20.8g(0.1mol)、メ
チルトリエトキシシラン17.8g(0.1mol)、
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン23.6g
(0.1mol)、及び、メチルイソブチルケトン3
9.6gを、200mlの反応容器に仕込み、1質量%
のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液1
6.2g(0.9mol)を、10分間で滴下し、滴下
終了後2時間の熟成反応を行った。次に、硫酸マグネシ
ウム5gを添加し、過剰の水分を除去した後、ロータリ
ーエバポレータにて熟成反応により生成したエタノール
を、反応溶液が50mlになるまで除去した。得られた
反応溶液にメチルイソブチルケトン20mlを添加し、
200℃のオーブンによりメチルイソブチルケトンを除
去し、低誘電率膜形成用組成物(固形分濃度;18.2
wt%、シロキサン樹脂の重量平均分子量;172,0
00)を得た。なお、該シロキサン樹脂における熱分解
性基を加熱昇温脱ガス分析装置を用いて分析したとこ
ろ、該熱分解性基の熱分解温度は、280℃であり、該
熱分解性基が分解して生じたガスは、グリシドキシ基で
あった。
【0043】−低誘電率膜の形成・誘電率・膜強度(密
着性)測定− 得られた低誘電率膜形成用組成物を、シリコンウエハ上
に、スピンコート法にて塗布(3000回転、20秒)
した後、200℃で熱処理を行った後、酸素濃度100
ppm以下の窒素雰囲気中で、400℃で30分間アニ
ールを行うことにより低誘電率膜を形成した。得られた
低誘電率膜上に、1mmφの金電極を形成し、誘電率を
測定したところ、誘電率は1.98であった。また、こ
の低誘電率膜に、エポキシ接着剤によりスタッドピン
(2mmφ)を貼り付け、セバスチャン測定器により密
着性を測定したところ、595kgf/cmであっ
た。更に、透過型顕微鏡(TEM)により平均孔径を測
定したところ、7.4nmであった。
【0044】(実施例2) −低誘電率膜形成用組成物の作製− テトラエトキシシラン20.8g(0.1mol)、ト
リエトキシシラン16.1g(0.1mol)、グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン23.6g(0.1
mol)、及び、メチルイソブチルケトン39.6g
を、200ml反応容器に仕込み、1質量%のテトラメ
チルアンモニウムハイドロキサイド水溶液16.2g
(0.9mol)を10分間で滴下し、滴下終了後2時
間の熟成反応を行った。次に、硫酸マグネシウム5gを
添加し、過剰の水分を除去した後、ロータリーエバポレ
ータにて熟成反応により生成したエタノールを反応溶液
が50mlになるまで除去した。得られた反応溶液に、
メチルイソブチルケトンを20ml添加し、200℃の
オーブンによりメチルイソブチルケトンを除去し、低誘
電率膜形成用組成物(固形分濃度;15.4wt%シロ
キサン樹脂の重量平均分子量;260,000)を得
た。なお、該シロキサン樹脂における熱分解性基を加熱
昇温脱ガス分析装置を用いて分析したところ、該熱分解
性基の熱分解温度は、280℃であり、該熱分解性基が
分解して生じたガスは、グリシドキシ基であった。
【0045】−低誘電率膜の形成・誘電率・膜強度(密
着性)測定− 得られた低誘電率膜形成用組成物を、用い、実施例1の
「低誘電率膜の形成・誘電率・膜強度測定」と同様にし
て低誘電率膜を形成し、誘電率、膜強度を測定したとこ
ろ、誘電率は1.84、膜強度(密着性)は、654k
gf/cmであった。更に、透過型顕微鏡(TEM)
により平均孔径を測定したところ、7.4nmであっ
た。
【0046】(実施例3)本発明の低誘電率膜形成用組
成物を用いて製造した本発明の低誘電率膜を備えた本発
明の半導体装置を以下のようにして得た。即ち、図1に
示すように、先ず、素子間分離膜2で分離され、ソース
拡散層5a、ドレイン拡散層5b、及び、サイドウォー
ル絶縁膜3を有するゲート電極4を形成したトランンジ
スタ層が形成されたシリコンウエハ1上に、層間絶縁膜
(リンガラス)6及びストッパー膜7を形成し、電極取
り出し用のコンタクトホールを形成した。このコンタク
トホールに、スパッタ法でバリア膜8(TiN;50n
m)を形成した後、WF及び水素を混合し還元するこ
とにより導体プラグ(W)9を埋め込み、化学的機械研
磨法(CMP)によりビア以外の部分を除去した。
【0047】続いて、ストッパー膜7上に、本発明の低
誘電率膜形成用組成物を塗布し、低誘電率膜10(厚
み:450nm)を形成した後、TEOS−SiO
(キャップ膜12)を50nm積層させた。このキャ
ップ膜12を、1層目配線パターンを施したレジスト層
をマスクとして、CF/CHFガスを原料としたF
プラズマによって加工した。
【0048】この配線溝に、Cuの絶縁層への拡散バリ
アとして働くバリア膜8(TiN)(50nm)と、電
解メッキの際に電極として働くシード層Cu(50n
m)とを、スパッタにより形成した。更に、電解メッキ
により銅(600nm)を積層した後、CMPにより配
線パターン部以外のメタルを除去し、銅配線14の層を
形成した。
【0049】次に、ビア層及び配線層を同時に形成する
デュアルダマシン法について説明する。第1層目配線層
上に、Cu拡散防止を目的として、シラン及びアンモニ
アガスを用い、プラズマCVDにより、拡散防止膜13
としてSiN膜(50nm)を形成し、実施例2の前記
低誘電率膜形成用組成物を塗布し、低誘電率膜10(6
50nm)を形成し積層した。配線層部分に、シラン及
びアンモニアガスを用い、プラズマCVDにより、スト
ッパー膜7としてSiN膜(50nm)を成膜し、更に
実施例2の低誘電率膜形成用組成物を塗布し、その上に
低誘電率膜10(400nm)を形成した。キャップ膜
12(50nm)として、TEOS−SiO膜を積層
した。この低誘電率膜10に、ビアパターンを形成した
レジスト層をマスクとして、CF/CHFガスを原
料としたFプラズマにより、ガス組成を変えることでS
iO/低誘電率絶縁膜/SiN/低誘電率絶縁膜/S
iNの順に加工した。続いて、第2層目目配線パターン
を施したレジスト層をマスクとして、CF/CHF
ガスを原料としたFプラズマにより加工した。このビア
と配線溝に、Cuの絶縁層への拡散バリアとして働くバ
リア膜8(TiN;50nm)、及び電解メッキの際に
電極として働くシード層Cu(50nm)をスパッタに
より形成した。更に、電解メッキにより銅(1400n
m)を積層した後、CMPにより配線パターン部以外の
メタルを除去し、銅配線14を形成した化学的機械研磨
法(CMP)によりビア以外の部分を除去しビア層を形
成した。これにより、前記工程を繰り返して、3層配線
を形成した。以上のようにして、得た半導体装置におけ
る多層配線では、100万個の連続ビアの歩留まりを9
0%以上とすることができた。
【0050】ここで、本発明の好ましい態様を付記する
と、以下の通りである。 (付記1) 150〜350℃で熱分解する熱分解性基
を側鎖に有するシロキサン樹脂を含むことを特徴とする
低誘電率膜形成用組成物。 (付記2) 熱分解性基が、エステル結合及びエーテル
結合の少なくともいずれかを含む付記1に記載の低誘電
率膜形成用組成物。 (付記3) シロキサン樹脂が、シランに結合する4つ
の基における少なくとも1つがエステル結合及びエーテ
ル結合の少なくともいずれかを含む基であるシラン化合
物を重合して得られた付記1又は2に記載の低誘電率膜
形成用組成物。 (付記4) シラン化合物が、下記一般式(1)及び
(2)の少なくともいずれかで表される付記3に記載の
低誘電率膜形成用組成物。
【0051】
【化4】
【0052】前記一般式(1)において、R及びR
は、少なくとも一方が、エステル結合及びエーテル結合
の少なくともいずれかを含む基である。R及びR
は、炭化水素基を表す。RとRとは、及び、R
とRとは、各々互いに同一であってもよいし異なって
いてもよい。
【0053】
【化5】
【0054】前記一般式(2)において、Rは、エス
テル結合及びエーテル結合の少なくともいずれかを含む
基を表す。R〜Rは、炭化水素基を表す。Rは、
総て同一であってもよいし異なっていてもよい。R
は、総て同一であってもよいし異なっていてもよ
い。 (付記5) シロキサン樹脂の重量平均分子量(Mw)
が、5,000〜50,000,000である付記1か
ら4のいずれかに記載の低誘電率膜形成用組成物。 (付記6) シロキサン樹脂が、脂肪族炭化水素、脂環
族炭化水素及び芳香族炭化水素の少なくともいずれかを
1分子中に含む有機酸化合物を用いてシラン化合物を重
合して得られた付記1から5のいずれかに記載の低誘電
率膜形成用組成物。 (付記7) 有機酸化合物が、マレイン酸、酢酸、スル
ホン酸及びトルエンスルホン酸から選択される付記6に
記載の低誘電率膜形成用組成物。 (付記8) シロキサン樹脂が、脂肪族炭化水素、脂環
族炭化水素及び芳香族炭化水素の少なくともいずれかを
1分子中に含む有機アルカリ化合物を用いてシラン化合
物を重合して得られた付記1から5のいずれかに記載の
低誘電率膜形成用組成物。 (付記9) 有機アルカリ化合物が、ピリジン及びトリ
エチルアミンから選択される付記8に記載の低誘電率膜
形成用組成物。 (付記10) 基板上に付記1から9のいずれかに記載
の低誘電率膜形成用組成物を塗布し、熱処理することを
特徴とする低誘電率膜の製造方法。 (付記11) 熱処理が、第一の熱処理工程と、該第一
の熱処理工程より高い温度で熱処理する第二の熱処理工
程とを含む付記10に記載の低誘電率膜の製造方法。 (付記12) 第一の熱処理工程が、酸素を0.1〜
5.0%含む雰囲気中、100〜400℃で行われる付
記11に記載の低誘電率膜の製造方法。 (付記13) 第二の熱処理工程が、不活性雰囲気、真
空雰囲気及び酸素濃度10ppm以下の雰囲気のいずれ
か中、200〜500℃で行われる付記11又は12に
記載の低誘電率膜の製造方法。 (付記14) 付記10から13のいずれかに記載の低
誘電率膜の製造方法により製造されることを特徴とする
低誘電率膜。 (付記15) 平均径が10nm以下の空孔を複数有し
てなる付記14に記載の低誘電率膜。 (付記16) 付記14又は15に記載の低誘電率膜を
層間絶縁膜として有することを特徴とする半導体装置。
【0055】
【発明の効果】本発明によると、従来における諸問題を
解決することができ、高強度で低誘電率な膜を形成可能
な低誘電率膜形成用組成物、それを用いて形成される高
強度な低誘電率膜及びその効率的な製造方法、並びに高
速で信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の低誘電率膜を用いた本発明の
半導体装置の一例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1・・・シリコンウエハ 2・・・素子間分離膜 3・・・サイドウォール絶縁膜 4・・・ゲート電極 5a・・ソース拡散層 5b・・ドレイン拡散層 6・・・層間絶縁膜(リンガラス) 7・・・ストッパー膜 8・・・バリア膜 9・・・導体プラグ(W) 10・・低誘電率膜 12・・キャップ膜 13・・拡散防止膜 14・・銅配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 巌 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 矢野 映 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 並木 崇久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 4J035 BA01 BA06 BA11 BA16 CA01 CA162 EA01 5F033 HH11 HH33 JJ19 JJ33 KK01 KK11 KK33 MM01 MM02 MM12 MM13 NN06 NN07 PP15 PP27 QQ09 QQ10 QQ12 QQ25 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR14 RR23 RR29 SS02 SS04 SS22 TT02 TT04 TT08 VV06 VV16 WW03 XX01 XX24 5F058 AA10 AC03 AD05 AF04 AH02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 150〜350℃で熱分解する熱分解性
    基を側鎖に有するシロキサン樹脂を含むことを特徴とす
    る低誘電率膜形成用組成物。
  2. 【請求項2】 熱分解性基が、エステル結合及びエーテ
    ル結合の少なくともいずれかを含む請求項1に記載の低
    誘電率膜形成用組成物。
  3. 【請求項3】 基板上に請求項1又は2に記載の低誘電
    率膜形成用組成物を塗布し、熱処理することを特徴とす
    る低誘電率膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の低誘電率膜の製造方法
    により製造されることを特徴とする低誘電率膜。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の低誘電率膜を層間絶縁
    膜として有することを特徴とする半導体装置。
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