JP2003270693A - 像振補正装置およびこれを用いた撮像装置 - Google Patents

像振補正装置およびこれを用いた撮像装置

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displacement
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lens
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Akira Shimokawabe
明 下河邉
Tetsuharu Kamata
徹治 鎌田
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Rikogaku Shinkokai
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Rikogaku Shinkokai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の振れを適切に補正すると共に、装置の
小型化および低コスト化を図ることができる像振補正装
置を提供する。 【解決手段】 鏡筒1Cの長手方向における任意の1点
1の変位量xd1を検出する第1変位検出手段411
と、レンズ変位検出手段44で検出された前記鏡筒1C
に対する補正レンズ42の変位量ydと、前記補正レン
ズ42を変位させる際の駆動手段43の駆動力faとに
基づき、前記鏡筒1Cの長手方向における他の任意の1
点L2の変位量xd2を検出する第2変位検出手段412
と、前記第1変位検出手段411および前記第2変位検
出手段412で検出された鏡筒1Cの変位量に基づき像
振れ量を算出する像振量算出手段413とから構成され
た像振量検出手段41を備えることを特徴とする像振補
正装置4を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像振補正装置およ
びこれを用いた撮像装置並びに光学機器全般に係り、特
に、像振れを補正する駆動手段をセンサとして機能させ
ることにより、撮像装置の角度および並進の振れに起因
した像振れを補正するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ、ビデオ等の撮像機器、望
遠鏡または双眼鏡等の光学機器においては、手ぶれ等に
よる前記光学機器の画像の乱れを防ぐために、この画像
の乱れ(以下「像振れ」という)を補正するための像振
補正装置が備えられたものがある。
【0003】ここで、前記従来の光学機器における像振
れは、光学機器の光軸が所定角度から傾く角度振れと、
前記光軸が所定位置から平行に移動する並進振れに大別
される。すなわち、前記従来の光学機器においては、図
1の従来の1例のカメラの概念図に示すように、鏡筒1
Cの軸線方向(以下「X軸方向」という)と垂直なY軸
方向、または前記X軸方向およびY軸方向と垂直なZ軸
方向で光軸が所定位置から平行移動する並進振れと、Y
軸回り(Φ方向)またはZ軸回り(Ψ方向)で光軸が所
定角度から傾く角度振れとが像振れの大きな要因となっ
ていた。
【0004】このため、前記従来の光学機器、例えば、
従来のカメラに備えられた像振補正装置では、XY平面
内でX軸方向に互いに所定間隔で離間された一対の加速
度センサが鏡筒1B上に設けられ、Z軸回り(Ψ方向)
の角度振れおよびY軸方向の並進振れが検出されると共
に、XZ平面内においてX軸方向で互いに所定間隔で離
間された一対の加速度センサが鏡筒1B上に設けられ
て、Y軸回り(Φ方向)の角度振れおよびZ軸方向の並
進振れが検出され、これらの加速度センサによる検出値
に基づいて、前記Y軸回り(Φ方向)およびZ軸回り
(Ψ方向)の角度振れ、並びにY軸方向およびZ軸方向
の並進振れに起因する像振れが補正されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の像振補正装置では、前記XY平面
およびXZ平面の各々に加速度センサが備えられるた
め、装置の構成が複雑化すると共に、装置が大型化し、
さらにコストが増大するという問題があった。
【0006】また、前記従来の像振補正装置において
は、前記Y軸回り(Φ方向)およびZ軸回り(Ψ方向)
の各々で角度振れのみを検出するように構成され、装置
が比較的簡素化されたものもあるが、このような像振補
正装置では前記Y軸方向およびZ軸方向の各々の並進振
れを補正できないため、画像の振れを適切に補正するの
が困難であった。
【0007】本発明は前記問題点を解決するために創作
されたものであって、その目的は、画像の振れを適切に
補正すると共に、装置の小型化および低コスト化を図る
ことが可能な像振補正装置およびこれを用いた撮像装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、鏡筒内に配置された結像光学系により結
像面上に結像された像の像振れ量を像振量算出手段で算
出し、この算出結果に基づいて駆動手段により前記鏡筒
の軸線に対して垂直な方向に補正レンズを変位させ、さ
らに、この変位量をレンズ変位検出手段で検出すること
によって結像面上に結像された像の像振れ量を補正する
像振補正装置において、前記像振量算出手段を、前記鏡
筒の長手方向における任意の1点の変位量を検出する第
1変位検出手段と、前記レンズ変位検出手段で検出され
た前記鏡筒に対する前記補正レンズの変位量と、前記補
正レンズを変位させる際の前記駆動手段の駆動力とに基
づき、前記鏡筒の長手方向における他の任意の1点の変
位量を検出する第2変位検出手段と、前記第1変位検出
手段手段および前記第2変位検出手段で検出された鏡筒
の変位量に基づき像振れ量を算出する像振量算出手段と
から構成された像振補正装置を提供する。
【0009】このように構成すれば、前記鏡筒に対する
補正レンズの変位量を検出するためのレンズ変位検出手
段と、前記補正レンズを変位させるための駆動手段を、
第2変位検出手段として用いるため、第1変位検出手段
以外に検出手段を備えずに、結像面に結像される被写体
の像の像振れ量を検出し、この像振れ量を適切に補正す
ることができるので、結像面における被写体の像振れ量
の補正に必要な検出手段の数量を削減することができ、
この装置の小型化および低コスト化を図ることが可能な
像振補正装置が具現される。
【0010】また、前記課題を解決するために、本発明
は、鏡筒の前方に配置された被写体の像を、この鏡筒内
に配置された結像光学系により、この鏡筒の後方に配置
された結像面上に結像させると共に、請求項1に記載の
像振補正装置によって前記結像面上に結像される被写体
の像振れを補正して撮像する撮像装置で、前記第1変位
検出手段により前記鏡筒の長手方向における任意の1点
の変位量を検出し、前記第2変位検出手段により前記鏡
筒の長手方向における他の任意の1点の変位量を検出
し、前記第1変位検出手段および前記第2変位検出手段
による検出結果に基づき、前記像振補正装置に含まれる
像振量算出手段により前記結像面上に結像された像の像
振れ量を算出し、この算出結果に基づいて前記像振補正
装置に含まれる駆動手段により補正レンズを変位させ、
前記結像面上に結像される被写体の像振れ量を補正する
像振補正装置を用いた撮像装置を提供する。
【0011】このように構成すれば、請求項1に記載の
像振補正装置を用いて、結像光学系により結像面に結像
される被写体の像の像振れを補正することができるた
め、像振れの補正に必要な検出手段の数量を削減し、こ
の装置の小型化および低コスト化を図ることが可能な撮
像装置が具現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る一
実施形態のカメラ1の全体を模式的に示す斜視図であ
り、図2は図1に示すカメラ1に含まれる鏡筒1Cとそ
の周辺部分の模式的な断面図である。図1および図2に
示すように、本発明に係るカメラ1は、カメラ本体1A
と、カメラ本体1Aの前面の略中央部から、カメラ本体
1Aの前方に向けて突出して設けられた鏡筒1Cと、こ
の鏡筒1Cの内部に配置された結像光学系2と、カメラ
本体1Aに含まれる鏡筒1Cの後方に、ハロゲン化銀の
銀塩を含む感光材料が塗布された感光フィルムである銀
塩フィルムを配置して構成された結像面3と、結像光学
系2により結像面3上に結像された像の像振れ量を補正
するための像振補正装置4と、結像光学系2を鏡筒1C
の軸線方向(X軸方向)に移動させて結像面3上におけ
る被写体の像の焦点を調節するための図示しない焦点機
構とを備えて構成されている。
【0013】(像振補正装置)本発明に係る像振補正装
置4(図2)は、結像面3上に結像された像の振れ量を
算出するための像振量算出手段41と、結像光学系2の
光軸上に配置された補正レンズ42と、像振量算出手段
41で算出された像振れ量に基づいて鏡筒1Cの軸線方
向(X軸方向)と垂直なZ軸方向に補正レンズ42を変
位させるための駆動手段としてVCM(Voice c
oil motor;ボイスコイルモータ)等を含んで
構成される駆動手段43と、PSD(Position
sensitive detector;位置決め検
出器)等のセンサを含み、鏡筒1Cに対する補正レンズ
42の変位量ydを検出するためのレンズ変位検出手段
44とを備えて構成されている。以下、本発明に係る像
振補正装置4およびこれを用いた撮像装置(カメラ1)
に含まれる各部材について説明する。
【0014】(補正レンズ)本発明に含まれる補正レン
ズ42(図2)は、鏡筒1Cに対する変位量ydに基づ
き、駆動手段43の駆動により、鏡筒1Cの軸線方向
(X軸方向)に対して垂直なZ軸方向に変位され、この
ようにして鏡筒1Cで補正レンズ42に変位を生じさせ
て、結像光学系2で結像面3上に結像された像を、像振
れを打ち消す方向に変位させて像振れを補正するもので
ある。本発明では、この補正レンズ42は、特に限定さ
れるものではなく、従来公知の各種の凹レンズまたは凸
レンズを用いることが可能である。この補正レンズ42
は、鏡筒1Cで、鏡筒1Cの軸線(X軸)と結像面3と
の交点Oに対して鏡筒1Cの前端側に距離L2だけ離間
した位置である点L2に、平行板ばね等の弾性支持体4
21で弾性支持されると共に、結像光学系2を構成する
各レンズの鏡筒1Cの軸線方向(X軸方向)に対する相
対位置が固定されて配置されている。
【0015】なお、この補正レンズ42は、鏡筒1Cに
対して弾性支持体421により弾性支持されることが好
ましい。本発明では、この弾性支持体421は、特に限
定されるものではなく、補正レンズ42を鏡筒1Cの軸
線方向(X軸方向)に対して垂直な方向(Z軸方向)に
変位させ、かつ弾性支持できるものであれば従来公知の
各種の弾性部材を用いることが可能である。例えば、補
正レンズ42を弾性支持するための弾性支持体421と
してコイルばねを用いてもよい。
【0016】(像振量算出手段)本発明に含まれる像振
量算出手段41(図2)は、鏡筒1Cの軸線方向(X軸
方向)と結像面3との交点Oに対して鏡筒1Cの前端側
に距離L1だけ離間した点L1の変位量xd1を検出するた
めの第1変位検出手段411と、鏡筒1Cの点L2にお
ける鏡筒1Cの変位量xd2を検出するための第2変位検
出手段部412と、第1変位検出手段411および第2
変位検出手段412で検出された鏡筒1Cの点L1、点
2の各変位量xd1、xd2に基づき像振れ量を算出する
ための像振量算出手段413とを備えて構成されてい
る。
【0017】(第1変位検出手段)本発明に含まれる第
1変位検出手段411(図2)は、例えば、鏡筒1Cの
点L1に加速度センサ等を取り付けて構成され、鏡筒1
Cに作用する加速度に基づいて、鏡筒1Cの軸線方向
(X軸方向)に対して垂直なZ軸方向への鏡筒1Cの点
1の変位量xd1を検出するものである。このような第
1変位検出手段411は、当該分野で従来公知の各種の
検出器の中から選択された各種のセンサを適用すること
ができ、例えば、加速度センサを第1変位検出手段41
1に用いることができる。
【0018】(第2変位検出手段)本発明に含まれる第
2変位検出手段412(図2)は、レンズ変位検出手段
44で検出された鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変
位量ydと、補正レンズ42を変動させる際の駆動手段
43の駆動力faとに基づき、鏡筒1Cの軸線方向(X
軸方向)に対して垂直なZ軸方向への鏡筒1Cの点L2
の変位量xd2を検出するものである。このとき、駆動手
段43の駆動力faは、駆動手段43へ入力される電流
の電流値に比例するので、本発明では、この電流値を検
出して得られた電流値に基づいて駆動力faを決定する
ように構成される。
【0019】(結像光学系)本発明に含まれる結像光学
系2はレンズ群で構成され、鏡筒1Cの前方に配置され
た被写体の像を結像面3上に結像するものである。本発
明では、このような結像光学系2は、特に限定されるも
のではなく、従来公知の各種のレンズを適用することが
できる。そして、この結像光学系2は、各レンズ群の相
対位置が固定されている形態、または変倍操作や焦点調
節を行う際に、各レンズ群の相対位置が変化する形態の
いずれの形態とすることが可能である。
【0020】(補正レンズを変位させる駆動手段)本発
明に含まれる、補正レンズ42を(図2)駆動させるた
めの駆動手段は、特に限定されるものではなく、補正レ
ンズ42を変位させる際の駆動力faを求めることがで
きるものであれば、従来公知の各種の駆動手段を用いる
ことができる。例えば、この駆動手段43として、従来
公知の電磁アクチュエータを用いることができる。
【0021】前記の点L2の変位量xd2を検出する方法
について具体的に説明すると、例えば、レンズ変位検出
手段44(図2)で検出された鏡筒1Cに対する補正レ
ンズ42の変位量をydとし、駆動手段43の駆動力を
aとしたとき、第2変位検出手段412では、次の式
(1)を用いた演算を実行することにより、鏡筒1Cの
軸線方向(X軸方向)に対して垂直なZ軸方向への鏡筒
1Cの点L2の変位量xd 2を算出することができる。
【0022】
【数1】
【0023】前記式(1)中、mは補正レンズ42の質
量であり、cは補正レンズ42と鏡筒1Cとの間の減衰
係数であり、kは補正レンズ42と鏡筒1Cとの間のバ
ネ係数を示す。
【0024】また、像振量算出手段413(図2)は、
第1変位検出手段411で検出された鏡筒1Cの点L1
の変位量xd1と、第2変位検出手段412で検出された
鏡筒1Cの点L2の変位量xd2とに基づき、結像面3に
結像された像の像振れ量を算出するものである。
【0025】例えば、第2変位検出手段411(図2)
で検出された点L1における変位量がxd1であり、第2
変位検出手段412で算出された点L2における変位量
がxd 2である場合、像振量算出手段413では、次の式
(2)および式(3)を用いた演算を実行することによ
り、図3に示すY軸の回り(Φ方向)の鏡筒1Cの角度
振れ量φdと、図3に示すZ軸方向への鏡筒1Cの並進
振れ量zdとを算出することができる。
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】次いで、次の式(4)および式(5)とを
用いた演算を実行することにより、鏡筒1C(図2)の
角度振れ量と並進振れ量とに基づき、結像面3に結像さ
れた像の図4(a)に示すY軸回り(Φ方向、点Oから
紙面に対して鉛直方向に延びる軸回り)の角度振れによ
る像振れ量diaと、図4(b)に示すZ軸方向への並進
振れによる像振れ量dipとを算出することができる。
【0029】
【数4】
【0030】
【数5】
【0031】前記式(4)および式(5)中、aは結像
光学系2(図2)の前側主点H1から被写体までの距離
であり、bは結像光学系2の後側主点H2から結像面3
までの距離であり、Rは結像面3から被写体までの距離
であり、Tは結像光学系2を構成するレンズ群と補正レ
ンズ42とから構成される光学系の厚さであり、a、
b、Rは各々、結像光学系3のX軸上における位置を測
定するための図示しないエンコーダで測定されるように
なっている。
【0032】そして、結像面3上に結像された像のY軸
(図2)を基準とした像振れ量diは、Y軸回り(Φ方
向)の角度振れによる像振れ量diaとZ軸方向の並進振
れによる像振れ量dipとを加えて構成されるので、次の
式(6)で表される。
【0033】
【数6】
【0034】そして、鏡筒1Cに対する補正レンズ42
の変位量ydと、結像面3上に結像される像の変位量q
との関係は、次の式(7)で表される。
【0035】
【数7】
【0036】前記式(7)中、KLは補正レンズ42を
含んだ光学系の特性によって決定される定数であり、光
学系の設計段階で所定の値に設定されるものである。そ
して、補正レンズ42が凹レンズの場合にはKL<0で
あり、補正レンズ42が凸レンズの場合には、KL>0
である。
【0037】以上の点を踏まえると、駆動手段43によ
り補正レンズ42を変位動作させた後における、結像面
3に結像された像の鏡筒1Cの軸線方向(X軸方向)に
対して垂直な方向(Z軸方向)への像振れ量pは、次の
式(8)で表すことができる。
【0038】
【数8】
【0039】そこで、像振量算出手段41(図2)で
は、前記式(1)〜式(8)を踏まえて、次の式(9)
を用いた演算を実行し、前記式(8)で表される、補正
後における結像面3に結像された像の像振れ量p=0と
なるような、鏡筒1に対する補正レンズ42の変位量y
dを算出する。
【0040】
【数9】
【0041】そして、この像振補正装置4(図2)で
は、鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変位量ydが、
像振量算出手段413で算出された補正レンズ42の変
位量ydとなるよう駆動手段43を駆動制御して、結像
面3に結像された像の像振れを補正するようになってい
る。この補正レンズ42の移動動作を行う際にも、駆動
手段43の駆動力faとレンズ変位検出手段44で検出
された鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変位量yd
に基づき、第2変位検出手段412で前記式(1)を用
いた演算を実行することにより鏡筒1Cの点L2の変位
量xd2を算出し、さらに第1変位検出手段411で検出
された鏡筒1Cの点L1の変位量xd1と、第2変位検出
手段412で検出された鏡筒1Cの点L2の変位量xd2
とに基づいて、像振量算出手段413で前記式(2)〜
式(9)を用いた演算を実行することにより、結像面3
に結像された像の鏡筒1Cの軸線方向(X軸方向)に対
して垂直な方向(Z軸方向)への像振れ量p=0となる
ような、鏡筒1に対する補正レンズ42の変位量ydを
算出し、鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変位量yd
が、像振量算出手段413で算出した補正レンズ42の
変位量ydとなるよう駆動手段43を駆動制御するとい
った動作を繰り返すようになっている。
【0042】このように構成される本発明に係る像振補
正装置4を備えたカメラ1(図1)は、鏡筒1Cの前方
に配置された被写体の像を、図示しない従来公知の焦点
機構で結像光学系2の焦点調節を行いながら、結像光学
系2で結像面3上に結像させると共に、その像の像振れ
量を像振補正装置4で補正するものである。
【0043】この像振補正装置4による像振れの補正
は、以下のようにして行われる。本発明に係る像振補正
装置4を備えたカメラ1は、この像振補正装置4により
Y軸方向の並進振れおよびY軸回り(Φ方向)の角度振
れと、Z軸方向の並進振れおよびZ軸回り(Ψ方向)の
角度振れに基づいて、結像面3上に結像された被写体の
像の像振れを補正するものである。ここでは、理解を容
易にするためにZ軸方向の並進振れおよびY軸回り(Φ
方向)の角度振れから構成される像振補正装置4を例と
して、前記カメラ1の像振れについて説明する。
【0044】カメラ1(図1)は、その作動中には、本
発明に係る像振補正装置4で、鏡筒1Cの軸線(X軸)
と結像面3との交点Oに対し、鏡筒1Cで前端側に距離
1だけ離間した点L1の変位量xd1が第1変位検出手段
411で常時検出されるようになっている。また、鏡筒
1Cに対する補正レンズ42の変位量ydがレンズ変位
検出手段44で常時検出されると共に、駆動手段43の
駆動力faが常時検出されるようになっている。
【0045】カメラ1(図1)では、このように検出さ
れた鏡筒1Cで前端側に距離L1だけ離間した点L1の変
位量xd1、補正レンズ42の変位量ydおよび駆動手段
43の駆動力faに基づき、第2変位検出手段412で
前記式(1)を用いた演算が繰り返し適宜回数、実行さ
れ、続いて鏡筒1Cの交点Oに対して鏡筒1Cで前端側
に距離L2だけ離間した点L2の変位量xd2が算出される
ようになっている。
【0046】そして、第1変位検出手段411で検出さ
れた変位量xd1と第2変位検出手段412で検出された
変位量xd2とに基づき、像振量算出手段413で前記式
(2)〜式(9)を用いた演算が繰り返し実行され、結
像面3に結像された像の鏡筒1Cの軸線方向(X軸方
向)に対して垂直な方向(Z軸方向)への像振れ量p=
0となるような、鏡筒1に対する補正レンズ42の変位
量ydを算出し、鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変
位量ydが、像振量算出手段413で算出した補正レン
ズ42の変位量ydとなるよう駆動手段43を駆動制御
するようになっている。
【0047】例えば、本発明では、像振れが生じていな
い状態では、第1変位検出手段411で検出される鏡筒
1Cの点L1の変位量xd1は「0」であり、第2変位検
出手段412で検出される鏡筒1Cの点L2における変
位量xd2は「0」であるため、像振量算出手段413で
算出される像振れ量diは「0」となる。このため、像
振れ補正を行うために必要な補正レンズ42の変位量y
dは「0」となり、その結果、駆動手段43による補正
レンズ42の変位動作は実行されない。
【0048】このような状態で、カメラ1(図1)の作
動中に手振れ等によるカメラの振れが発生して、鏡筒1
Cが静止した状態からZ軸方向に並進移動し、さらにY
軸回り(Φ方向)で角度振れが生じると、第1変位検出
手段411で鏡筒1Cの点L 1(図2)の変位量xd1
検出される。一方、このような状態では、駆動手段43
(図2)で補正レンズ42の変位動作が未だ実行されて
おらず、したがって駆動手段43の駆動力faは「0」
であり、かつレンズ変位検出手段44における検出値y
dも「0」であるため、その結果、第2変位検出器41
2で検出される鏡筒1Cの点L2の変位量xd2も「0」
となる。そして、これらの変位量xd1、xd2に基づき、
像振量算出手段413が前記式(2)〜式(9)を用い
た演算を実行することにより、結像面3上に結像された
像の像振れ量p、および像振れ量の補正に必要な補正レ
ンズ42の変位量ydを算出することができる。
【0049】さらに、このようにして得られた補正レン
ズ42の変位量ydに基づき、駆動手段43を駆動させ
て、鏡筒1Cの軸線方向(X軸方向)に対して垂直な方
向(Z軸方向)に補正レンズ42を移動させると共に、
鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変位量ydをレンズ
変位検出手段44で検出する。
【0050】この補正レンズ42の変位動作を行う際に
も、第1変位検出手段411で鏡筒1Cの点L1の変位
量xd1を検出し、また、駆動手段43の駆動力faとレ
ンズ変位検出手段44における検出値ydとに基づき、
第2変位検出手段412で前記式(1)を用いた演算を
実行して点L2の変位量xd2を算出し、これらの変位量
d1,xd2に基づき、像振量算出手段413で前記式
(2)〜式(9)を用いた演算を実行して、像振れ補正
に必要な補正レンズ42の変位量ydを算出することが
できる。
【0051】そして、このようにして得られた算出結果
に基づいて、駆動手段43により補正レンズ42が変位
されると共に、鏡筒1Cに対する補正レンズ42の変位
量y dがレンズ変位検出手段44により検出されるとい
った動作が適宜繰り返される。本発明では、このような
動作が実行されることによって、カメラ1の作動中に手
振れ等が発生しても、結像面3上に結像された像の像振
れが打ち消される方向に補正レンズ42が継続的に変位
され、結像面3上の像の像振れが順次補正されるように
なっている。
【0052】このように構成された本発明に係る像振補
正装置4によれば、鏡筒1Cに対する補正レンズ42の
変位量ydを検出するためのレンズ変位検出手段44
と、補正レンズ42を鏡筒1Cの軸線方向(X軸方向)
に対して垂直な方向(Z軸方向)に変位させるための駆
動手段43とを、第2変位検出手段412として用いる
ため、第1変位検出手段411を構成する加速度センサ
以外に検出手段を備える必要なく、結像面3に結像され
る被写体の像の像振れ量を検出し、この像振れ量を適切
に補正することができる。その結果、本発明に係る像振
補正装置4およびこれを用いた撮像装置1は、結像面3
における被写体の像振れ量の補正に必要な検出手段の数
量を削減することができ、ひいては装置の小型化および
低コスト化を図ることが可能となる。
【0053】
【実施例】次に、本発明に係る像振補正装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら具体的に説明する。前記の
構成を有する本発明に係る像振補正装置4に対して、い
わゆる手振れの帯域(3Hz〜7Hz)で振動を作用さ
せ、結像面3上に結像された像の角度振れおよび並進振
れの補正に関するシミュレーションを行った。その結
果、角度振れに関しては図5に示すような補正性能が得
られ、並進振れに関しては図6に示すような補正性能が
得られた。図5は、本発明に係る像振補正装置4で、結
像面3上に結像された像の角度振れの補正のシミュレー
ションを行った際の補正性能を示す図であり、図6は、
本発明に係る像振補正装置4で、結像面3上に結像され
た像の並進振れの補正のシミュレーションを行った際の
並進振れに関する補正性能を示す図である。
【0054】図5に示すように、この実施例で本発明に
係る像振補正装置4に作用させた角度振れの像振れ量は
−83dB(m/rad.)である。この像振れ量は、
1deg.の角度振れに対して像振れ量1.2μmに相
当する。また、図6に示すように、本発明に係る像振補
正装置4に作用させた並進振れの像振れ量は、−74d
B(m/m)である。この並進振れの像振れ量は、1m
mの並進振れに対して像振れ量0.2μmに相当する。
【0055】通常の写真用フィルムの場合、結像面3上
に結像された被写体の像のボケ量の大きさを表す、いわ
ゆる「許容錯乱円」で、人間が識別することが可能な最
小許容錯乱円は直径30μm程度とされているので、こ
のような本発明に係る像振補正装置4が有する補正の性
能は、像振れを補正するために実用上充分なものである
と言える。このように、本発明に係る像振補正装置4に
よれば、カメラに備えられる検出器の点数を増やすこと
なく、実用上充分な像振れの補正を行うことが可能であ
る。
【0056】この実施例では、Y軸を中心とした(Φ方
向への)角度振れとZ軸方向への並進振れとを含む、結
像面3上に結像された像の像振れ量を補正する場合を例
として説明したが、本発明はこの実施例のみに限定され
るものではなく、適宜変更することができる。例えば、
前記Z軸方向への並進振れのみ、またはY軸を中心とし
た(Φ方向への)角度振れのみを含む像振れでも実用上
充分な補正を行うことができる。また、この実施例は、
Y軸回りの角度振れとZ軸方向の並進振れとからなる像
振れの補正を行うように構成されたものであるが、本発
明ではZ軸回りの角度振れとY軸方向の並進振れとから
なる像振れの補正も、前記したのと同様にして実用上充
分な補正を行うことが可能である。
【0057】さらに、本発明では、レンズ変位検出手段
44を、鏡筒1CのX軸方向に対するY軸およびZ軸方
向への補正レンズ42の変位量を検出するよう構成し、
かつ駆動手段43で補正レンズ42をY軸およびZ軸方
向に変位させるよう構成し、レンズ変位検出手段42で
検出された補正レンズ42のY軸およびZ軸方向への変
位量と補正レンズ42をY軸およびZ軸方向に変位させ
るための駆動手段43の駆動力とに基づき、それぞれY
軸およびZ軸を基準として、前記のY軸を基準とする像
振れ補正と同様の操作を行い、Y軸およびZ軸を基準と
する結像面3上に結像された像の像振れを補正するよう
に構成してもよい。本発明に係る像振補正装置4は、こ
のようにして像振れ補正を行う場合でもより精度良く像
振れの補正を行うことができる。
【0058】また、この実施例では、結像面3としてハ
ロゲン化銀の銀塩を含む感光材料が塗布された感光フィ
ルムである銀塩フィルムを用いた場合について説明した
が、本発明にあっては、結像光学系2によって任意の被
写体の像を結像させることができる画像媒体あれば、各
種のものを使用することが可能である。例えば、前記銀
塩フィルムに代えて、当該分野で従来公知のCCD(c
harge coupled device:電荷結合
素子)等の画像蓄積アレイを用いてもよい。
【0059】さらに、結像光学系2を構成するレンズ群
は、鏡筒1Cの前方に配置された被写体の像を結像面3
上に結像できるものであれば使用することが可能であ
る。さらにまた、本発明では、結像光学系2として、各
レンズ群の相対位置が固定されている形態のみならず、
変倍操作や焦点調節を行う際に、各レンズ群の相対位置
が変化する形態とすることも可能である。このようにし
て、本発明によれば、カメラに備えられる検出器の点数
をより削減して、かつ実用的に充分な像振れ補正を行う
ことが可能となり、ひいてはコストの上昇を抑えて、適
切な像振れ補正を行うことが可能な像振補正装置を具現
することができる。
【0060】以上、本発明に好適な実施例について説明
したが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
なく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて適宜変
更することが可能である。例えば、補正レンズ42を弾
性支持する弾性支持体421である平行板ばねを用いて
構成されているが、この平行板バネに代えてコイルばね
を用いることも可能である。
【0061】また、この実施例では駆動手段43として
VCMを用いたが、このVCMに代えてDCモータを用
いることも可能である。さらに、この実施例では、第1
変位検出手段411の配置位置を鏡筒1Cの内面とした
が、本発明では、円筒部1Bであってもよい。そして、
鏡筒1Cの軸線(X軸)と結像面3との交点Oから点L
1、点L2までの距離は任意とすることができる。すなわ
ち、本発明では、第1変位検出手段411やレンズ変位
検出手段44を構成するセンサの取り付けや鏡筒1Cの
振れ量の検出を行うために、必要に応じて、鏡筒1Cの
軸線(X軸)と結像面3との交点Oから点L1、点L2
での距離を適宜設定することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば、以下の効果を奏する。すなわち、本発明に係る
請求項1によれば、鏡筒に対する補正レンズの変位量を
検出するためのレンズ変位検出手段と、補正レンズを変
位させるための駆動手段とを、第2変位検出手段として
用いるため、第1変位検出手段以外に検出手段を備える
ことなく、結像面に結像される被写体の像の像振れ量を
検出し、この像振れ量を適切に補正することができる。
したがって、結像面における被写体の像振れ量の補正に
必要な検出手段の数量を削減でき、装置の小型化および
低コスト化が図られた像振補正装置を提供することがで
きる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、請求項1
に記載の像振補正装置を用いて、結像光学系により結像
面に結像される被写体の像の像振れを補正するので、像
振れの補正に必要な検出手段の数量を削減して、装置の
小型化および低コスト化が図られた撮像装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態を含むカメラ全体の概
略を説明するための斜視図である。
【図2】図1に示されるカメラを構成する鏡筒部分を模
式的に示す断面図である。
【図3】図2に示されるカメラの鏡筒の角度振れおよび
並進振れの量と検出位置との関係を説明するための図で
ある。
【図4】図1に示されるカメラの鏡筒の角度振れおよび
並進振れの量と結像面に結像される像の角度振れおよび
並進振れの量との関係を説明するための図である。
【図5】本発明に係る像振補正装置の角度振れの補正の
補正性能を説明するための図である。
【図6】本発明に係る像振補正装置の並進振れの補正の
補正性能を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カメラ 1A カメラ本体 1C 鏡筒 2 結像光学系 3 結像面 4 像振補正装置 41 像振量算出手段 411 第1変位検出手段 412 第2変位検出手段 413 像振量算出手段 42 補正レンズ 421 弾性支持体 43 駆動手段 44 レンズ変位検出手段 L1 鏡筒の長手方向における任意の1点 L2 鏡筒の長手方向における他の任意の1点 xd1 鏡筒の点L1の変位量 xd2 鏡筒の点L2の変位量 yd 鏡筒に対する補正レンズの変位量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡筒内に配置された結像光学系により結
    像面上に結像された像の像振れ量を像振量算出手段で算
    出し、この算出結果に基づいて駆動手段により前記鏡筒
    の軸線に対して垂直な方向に補正レンズを変位させ、さ
    らに、この変位量をレンズ変位検出手段で検出すること
    によって結像面上に結像された像の像振れ量を補正する
    像振補正装置において、 前記像振量算出手段は、前記鏡筒の長手方向における任
    意の1点の変位量を検出する第1変位検出手段と、前記
    レンズ変位検出手段で検出された前記鏡筒に対する前記
    補正レンズの変位量と、 前記補正レンズを変位させる際の前記駆動手段の駆動力
    とに基づき、前記鏡筒の長手方向における他の任意の1
    点の変位量を検出する第2変位検出手段と、 前記第1変位検出手段、および前記第2変位検出手段で
    検出された鏡筒の変位量に基づき像振れ量を算出する像
    振量算出手段と、から構成されることを特徴とする像振
    補正装置。
  2. 【請求項2】 鏡筒の前方に配置された被写体の像を、
    この鏡筒内に配置された結像光学系により、この鏡筒の
    後方に配置された結像面上に結像させると共に、請求項
    1に記載の像振補正装置によって前記結像面上に結像さ
    れる被写体の像振れ量を補正して撮像する撮像装置であ
    って、 前記第1変位検出手段により前記鏡筒の長手方向におけ
    る任意の1点の変位量を検出し、前記第2変位検出手段
    により前記鏡筒の長手方向における他の任意の1点の変
    位量を検出し、前記第1変位検出手段および前記第2変
    位検出手段による検出結果に基づき、前記像振補正装置
    に含まれる像振量算出手段により前記結像面上に結像さ
    れた像の像振れ量を算出し、この算出結果に基づいて前
    記像振補正装置に含まれる駆動手段により補正レンズを
    変位させ、前記結像面上に結像される被写体の像振れ量
    を補正することを特徴とする像振補正装置を用いた撮像
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154403A (ja) * 2011-05-02 2011-08-11 Hoya Corp 手ぶれ補正装置

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