JP4487487B2 - ブレ補正装置を備えた撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ、レンズ鏡筒、ビデオ等の撮影装置でレンズの一部又は全部を動かすことにより、像ブレを補正するブレ補正装置を備えた撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラのブレを防止するために、カメラの振れを検知し、カメラの振れに沿って、レンズの一部を動かすことにより、フィルム面上の像のブレを補正するブレ補正装置の技術が確立されつつある。
【0003】
図10は、ブレ補正装置を備えたカメラを示す概念図である。
カメラ200のブレは、6自由度を有しており、3自由度の回転運動であるピッチング・ヨーイング・ローリング運動と、3自由度の並進運動であるX・Y・Z方向の運動とに分けられる。カメラ200のブレ補正は、通常、ピッチング、ヨーイングの2自由度の運動に対して行われている。
【0004】
カメラ200のブレ運動は、角速度センサ102x,102yによりモニタされる。角速度センサ102x,102yは、通常回転により生じるコリオリ力を検出する圧電振動式のセンサであって、角速度センサ102xは、ピッチングブレ検出用の角速度計であり、同じく、角速度センサ102yは、ヨーイングブレ検出用の角速度計である。
【0005】
ブレ補正装置は、ブレ補正を行うときに、この角速度センサ102x,102yの出力をCPU103x,103yに送り、ブレ補正レンズ101の目標駆動位置を算出する。CPU103x,103yは、ブレ補正レンズ101を目標駆動位置に駆動するために、電圧ドライバ104x,104yに指示信号を送り、電圧ドライバ104x,104yは、この指示信号に沿ってVCM105x,105yへの電力供給を行う。このVCM105x,105yによって、ブレ補正レンズ101が駆動される。このようにブレに応じて、ブレ補正レンズ101を駆動することにより、ブレ補正を行うことができる。
【0006】
【発明か解決しようとする課題】
上述した従来のブレ補正装置では、ブレ補正効果を高めるために、露光前にブレ補正レンズ101を、その可動中心へ一旦シフト(センタリング)してから露光を開始することも行われている。
このセンタリングには、例えば、以下のような利点がある。
(1)ブレ補正レンズ101の可動範囲を、全ての方向に対して均一に確保することができる。
(2)光学的に収差の少ない位置で写真を撮ることができる。
しかし、従来のブレ補正装置には、ブレ補正レンズ101を動かしてから写真を撮るために、構図が変わってしまうという課題があった。
【0007】
本発明の課題は、ブレ補正レンズの動作に伴う構図の変更を防止することができるブレ補正装置を備えた撮影装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、振れを検出する振れ検出部(24)と、前記振れ検出部(24)の出力に応じて、像ブレを光学的に補正するように動作するブレ補正光学部材(1)と、撮影準備動作と撮影との間に前記ブレ補正光学部材を可動範囲の中心位置へ向けて駆動させるセンタリング動作を行う制御部と、前記ブレ補正光学部材センタリング動作後、結像面上の光学像を画像信号に変換して出力する撮像部(30)と、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作前の位置に対応する第1情報、及び、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作後の位置に対応する第2情報を検出する検出部と、前記第1情報及び前記第2情報を用いて、前記画像信号の前記センタリング動作後の光学像と、前記センタリング動作前の光学像との構図の変化が低減するように前記画像信号を修正する画像修正部と、を含むブレ補正装置を備えた撮影装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、前記検出部は、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作前に前記第1情報を検出し、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作後かつ前記撮像部による撮像前に前記第2情報を検出すること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、前記ブレ補正光学部材は、前記検出部が前記第2情報を検出した後に、像ブレを光学的に補正するように動作し、前記制御部は、前記検出部が前記第2情報を検出した後に前記ブレ補正光学部材が像ブレを光学的に補正するように動作しているとき、前記センタリング動作を行わないこと、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、前記撮像部から出力された画像信号を記憶する画像記憶部を有し、前記画像修正部は、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記記憶部に記憶された画像信号を修正すること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置である。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、前記画像修正部(13,14,33)は、露光前の前記センタリング量に基づいて、前記画像信号をシフトすること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置である。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、前記画像修正部(13,14,33)は、露光前の前記センタリング量に基づいて、前記画像信号をシフトして、画像切りだしエリアを小さくすること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置である。
請求項7の発明は、撮影準備動作と撮影との間にブレ補正光学部材を可動範囲の中心位置へ向けて駆動させるセンタリング動作を行った後で像ブレを光学的に補正するように動作するブレ補正光学部材のセンタリング動作前の位置に対応する第1情報、及び、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作後の位置に対応する第2情報を記憶可能な記憶部と、前記ブレ補正光学部材センタリング動作後、結像面上の光学像を画像信号に変換して出力する撮像部と、前記画像信号の前記センタリング動作後の光学像と、前記センタリング動作前の光学像との構図の変化が低減するように、前記記憶部に記憶された前記第1情報及び前記第2情報を用いて前記画像信号を修正する画像修正部とを有することを特徴とするカメラ本体である。
請求項8の発明は、請求項7に記載されたカメラ本体を備えたことを特徴とするカメラシステムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるブレ補正装置の実施形態を示すブロック図である。ここでは、ブレ補正装置100を中心に、DSC(Digital Still Camera,デジタルスチルカメラ)システムの概要を説明する。
また、図1では、ピッチング方向のブレ補正装置100について説明するが、ヨーイング方向のブレ補正装置に関しても同様である。また、カメラ本体、カメラに備えられたレンズ鏡筒については、図10で示したカメラ200に対応しているので、内部構成のみ図示する。なお、DSCシステムは、ブレ補正装置100を備えた撮影装置の一例として示したものである。
【0015】
ブレ補正装置100は、CPUと、CPUに接続された各部材等とを備えており、説明の便宜上、CPUを中心に説明した後、各部材についての機能等を説明する。
CPUは、メインCPU13と、ブレ補正CPU14等とを備えている。メインCPU13は、DSCシステムのシーケンス処理及び画像処理関連を主に行うものであって、ブレ補正ON/OFFスイッチ27、レリーズスイッチ28、ズームレバー29、CCD30、液晶モニタ37、画像処理部34等が接続されている。
【0016】
また、ブレ補正CPU14は、ズーム制御部15、フォーカス制御部16、目標位置変換部17、ブレ補正制御部18等を備えている。ブレ補正CPU14は、ズーム駆動、フォーカス駆動、シャッタ駆動及びブレ補正駆動制御等を行うものであって、ドライバ回路19、ステッピングモータドライバ回路22、電圧ドライバ回路39、EEPROM26、ブレ補正ユニット38等が接続されている。
【0017】
ズーム制御部15は、メインCPU13から送られてきたズーム情報を基に、ドライバ回路19を経由して、ズーム用DCモータ20の駆動を行う。このズーム用DCモータ20は、減速機構(不図示)を介して、第1〜3群のレンズ(L1〜L3)を操作し、焦点距離を変えることができる。また、ズーム用DCモータ20の駆動により、レンズ鏡筒の沈胴動作も行うことができる。
ズーム用DCモータ20は、ズーム用DCモータ20の回転角を検出するためのエンコーダ(例えば、フォトインタラプタ等)21を備えている。このエンコーダ21の出力は、ズーム制御部15を介して、ズームエンコーダ情報として目標位置変換部17に入力される。
【0018】
フォーカス制御部16は、メインCPU13から送られてきたフォーカス駆動量情報を基に、ステッピングモータドライバ回路22を経由し、フォーカス駆動用ステッピングモータ23の駆動を行う。このフォーカス駆動用ステッピングモータ23は、第4群のフォーカスレンズL4を光軸40の方向に駆動して、焦点調整動作を行う。また、フォーカス駆動量情報は、フォーカス制御部16を介して、目標位置変換部17に入力される。
【0019】
角速度センサ24は、DSCシステムのカメラ本体に取り付けられており(図10参照)、角速度センサ24の出力は、アンプ及びローパスフィルタ25を介して、A/Dコンバータで量子化され、ブレ補正CPU14内に入力される。ブレ補正CPU14の目標位置変換部17は、ズームエンコーダ情報と、フォーカス駆動量情報と、EEPROM26に書き込まれた調整値(レンズ固有情報)とを基に、角速度センサ24の出力を、ブレ補正レンズ1の目標位置情報に変換し、この目標位置情報をブレ補正制御部18に入力する。
【0020】
ブレ補正制御部18は、ブレ補正レンズ1がその目標位置情報通りに駆動されるように、ブレ補正ユニット38のPSD10(図2参照)から得られるブレ補正レンズ1の位置情報(後述)も用いて、PID制御により追従制御を行う。また、ブレ補正制御部18の出力は、デジタル駆動信号として、電圧ドライバ回路39に入力される。この電圧ドライバ回路39は、この駆動信号に対して、スイッチングを行い、ブレ補正ユニット38のコイル3(図2参照)に電圧を印加する。
【0021】
図2は、ブレ補正ユニット38を示す拡大図である。
ブレ補正ユニット38は、ブレ補正レンズ1、レンズ室2、コイル3、マグネット4、ヨーク5、右基板6、左基板7、バネ材8、可動電気基板9、スリット9a、PSD10、LED11、電気基板12等を備えている。
ブレ補正レンズ1は、レンズ室2によって、カシメ保持されている。レンズ室2には、可動電気基板9が接着され、可動電気基板9には、ブレ補正レンズ1を駆動するためのコイル3が取り付けられている。コイル3は、電流を流すことによって、マグネット4、ヨーク5を有する磁気回路中の磁束により、光軸40と垂直な方向に駆動力を発生させることができる。ヨーク5は、右基板6に固定され、マグネット4とコイル3間のギャップが適正に保たれるようになっている。
【0022】
PSD10は、光の重心位置をモニタすることができる位置検出素子であり、ブレ補正レンズ1の位置をモニタしている。LED11は、右基板6に固定された電気基板12に取り付けられている。LED11から投光された光は、可動電気基板9に形成されたスリット9aを通り、左基板7に固定されたPSD10上に入射される。ブレ補正レンズ1の動きとスリット9aの移動とは対応している。このため、ブレ補正レンズ1の動きに伴って、スリット9aが移動することにより、PSD10に入射される光の重心位置が動く。これにより、PSD10は、ブレ補正レンズ1の位置をモニタすることができる。
【0023】
レンズ室2は、例えば、4本のバネ材8により保持されている。このバネ材8には、りん青銅等の導電性のある材料が用いられており、上述したコイル3への給電は、このバネ材8を通して行われる。ブレ補正レンズ1は、バネ材8のたわみにより、一種のリンク機構のように光軸40と垂直な面内を移動することができる。
【0024】
図1の説明に戻る。ブレ補正レンズ1の位置は、上述したブレ補正ユニット38のPSD10によってモニタされており、PSD10の出力は、アンプ及びローパスフィルタ(不図示)及びA/Dコンバータを介して、ブレ補正CPU14のブレ補正制御部18に入力される。
ブレ補正制御部18は、PSD10の素子両端出力に対応した電圧V1及びV2に基づいて、(V1−V2)/(V1+V2)の演算を行い、例えば、工場出荷時に書き込まれたゲイン調整値を掛けることにより、PSD10の出力をブレ補正レンズ1の位置情報に変換する。この位置情報は、ブレ補正制御部18にフィードバックされ、追従制御に用いられる。
【0025】
ブレ補正CPU14は、メインCPU13と一定間隔で通信を行っている。この通信される情報としては、ブレ補正ON/OFFスイッチ27の状態、レリーズスイッチ28の状態、ズームレバー29の情報、ボディシーケンス情報等がある。ブレ補正ON/OFFSW27は、その状態から、ブレ補正のON/OFFを判別するスイッチである。また、ボディシーケンス情報としては、レンズ鏡筒の繰り出し開始、沈胴開始、ストロボポップアップ開始等がある。
【0026】
CCD30には、光学系(ここでは、第1〜4群のレンズL1〜4)を通して、被写体像が結像される。このCCD30は、撮像回路31と接続されており、撮像回路31は、CCD30の読込タイミング等の処理を行う。
撮像回路31の出力である画像信号(画像データ)は、A/Dコンバータを介して、フィールドメモリ32で保存された後に、画像処理部34に送られる。また、フィールドメモリ32で保存された画像信号は、メモリ制御回路33によりコントロールされる(後述)。
画像処理部34は、画像データを画像記憶部35に記憶する時の圧縮処理や表示制御部36への画像データ処理等を行う。表示制御部36は、液晶モニタ37の表示制御を行う。
【0027】
図3は、本発明によるブレ補正装置100でのシーケンスを説明するフローチャートである。なお、以下の各ステップは、ブレ補正CPU14、メインCPU13、メモリ制御回路33等の各処理を示している。
まず、電源ONでスタートし(S100)、上述したズーム駆動用DCモータ20を駆動して、鏡筒繰り出し動作を行う(S101)。
ブレ補正CPU14は、エンコーダ21をモニタすると共に、鏡筒繰り出し位置に鏡筒が位置したか否か判断し(S102)、鏡筒繰り出し位置にくるまで、ズーム駆動用DCモータ20の駆動を行う。
【0028】
ブレ補正CPU14は、電源ONの状態を常にモニタしており(S103)、電源OFFの場合には(S103:No)、ズーム駆動用DCモータ20を駆動して、鏡筒沈胴動作(S104)を行い、処理を終了する(S105)。一方、電源ONの場合には(S103:Yes)、ブレ補正ON/OFFSW27がONかOFFかを判断し(S106)、ブレ補正ONの場合は、ブレ補正ONシーケンス(S200)へ、また、ブレ補正OFFの場合は、ブレ補正OFFシーケンス(S300)へそれぞれ分岐する。
【0029】
(ブレ補正ONシーケンスについて)
図4は、本発明によるブレ補正装置100でのブレ補正ONシーケンスを説明するフローチャートである。なお、ステップS201,205,210等については、図5〜7を用いて適宜説明する。
ブレ補正CPU14は、ブレ補正ONを認識した場合には(S200)、後述する画像シフト処理のための余裕を確保するために、画像サイズの変更を行う(S201)。この画像サイズ変更の処理は、メモリ制御回路33によって、フィールドメモリ32内の画像情報の読込位置を変えることにより行われる。
【0030】
図5は、画像サイズの変更を示す図である。なお、説明の便宜上、変更前の画像サイズを横X、縦Yとする。
画像サイズ変更の処理では、図示のように、X,Y共に、dsだけ画像サイズを小さくする。dsの値は、ブレ補正レンズ1の可動範囲内を移動した際の像移動量の1/2に相当する量とする。例えば、ブレ補正レンズ1の可動範囲が±0.3mmであり、VR補正係数(後述)が1の場合は、dsは0.3mmとなる。
【0031】
図4に戻り説明する。ブレ補正CPU14の目標位置変換部17は、画像サイズ変更の後に、ブレ補正制御を開始する(S202)。目標位置変換部17は、ズーム制御部15から得られたズームエンコーダ情報(例えば、焦点距離値)、フォーカス制御部16から得られたフォーカス駆動量情報(例えば、フォーカス位置)、EEPROM26に書き込まれた調整値(例えば、レンズ固有情報)等に基づいて、角速度センサ24の出力を、ブレ補正レンズ1の目標位置情報に変換し、この目標位置情報をブレ補正制御部18に出力する。ブレ補正制御部18は、この目標位置情報に基づいて、ブレ補正レンズ1を駆動するように制御を行う。これにより、ブレ補正制御が実行される。
【0032】
ブレ補正制御の実行について説明する。通常、交換レンズの場合には、ブレ補正SW27がONでも半押し動作を行わない限り、ブレ補正動作は行われない。しかし、本実施形態によるDSCシステムでは、ブレ補正SW27の状態のみで、ブレ補正制御を実行するか否か決定される。
【0033】
ブレ補正CPU14は、ブレ補正制御の開始の後に(S202)、レリーズスイッチ28の状態を基に、全押し信号のモニタを行う(S203)。全押しOFFの場合には(S203:NO)、ブレ補正継続のままブレ補正ONシーケンスを抜け(S213)、再び、上述したステップS103の処理へ戻る。一方、全押しONの場合には(S203:Yes)、露光時のシーケンスへ移行する。
【0034】
露光時のシーケンスについて説明する。
ブレ補正CPU14は、全押しONを認識した後(S203)、上述したPSD10の情報を基に、センタリング前のブレ補正レンズ1の位置情報(LRX1,LRY1)を記憶する(S204)。
ブレ補正CPU14は、ブレ補正レンズ1の位置情報を記憶した後に(S204)、センタリング動作を行う(S205)。センタリング動作とは、一般には、ブレ補正レンズ1を可動範囲中心(光学中心)位置へほぼステップ的に駆動することをいう。しかし、本実施形態では、ブレ補正レンズ1を駆動する際の目標位置波形を、単純なステップ形状ではなく、多少勾配を持たせた形状としている。これにより、ブレ補正レンズ1を安定して、光学中心位置へ駆動することができる。
ブレ補正CPU14は、センタリング動作終了の後に(S205)、センタリング後のブレ補正レンズ1の位置情報(LRX2,LRY2)を記憶する(S206)。なお、センタリング動作終了後、ブレ補正レンズ1は、可動範囲中心(光学中心)にあるので、位置情報(LRX2,LRY2)は定数として処理してもよい。
【0035】
ここで、センタリング動作に伴う被写体のずれ(構図の変更)について説明する。
図6は、センタリング前の像とセンタリング後の像との関係を示す図である。センタリング前は、被写体が画面中心に位置していたが、センタリング動作によって、例えば、X方向にLRX2−LRX1、Y方向にLRY2−LRY1だけ画像がシフトして、被写体が相対的に画像中心からずれてしまう。本実施形態では、画像をシフトすることによって、被写体のずれを修正する。
【0036】
以下、画像シフトについて説明する。
ブレ補正CPU14は、ブレ補正レンズ1の位置情報を記憶した後に(S206)、露光中ブレ補正制御をONにする(S207)。
露光中ブレ補正制御と通常のブレ補正制御との異なる点としては、例えば、通常のブレ補正制御では、センタバイアスにより常に中心に向かってバイアスを掛けていたのに対して、露光中ブレ補正制御では、このセンタバイアスを用いない点が挙げられる。センタバイアスを用いる場合には、ブレ補正レンズ1が可動限界に達した際に、ブレ補正レンズ1の急激な動きを防ぐことができるが、上述した目標位置情報を歪ませているため補正誤差となってしまう。これに対して、センタバイアスを用いない露光中ブレ補正制御をONにすることで、補正誤差をなくし、ブレ補正効果を最大限に発揮することができる。
【0037】
ブレ補正CPU14は、露光中ブレ補正制御の開始後に(S207)、メインCPU13から露光終了信号が入力されたか否かを判断する(S208)。露光終了の場合には(S208:Yes)、露光中ブレ補正制御を終了する(S209)。一方、露光が終了していない場合には(S208:No)、再び、ステップS207に戻る。
【0038】
ブレ補正CPU14は、露光中ブレ補正制御の終了後に(S209)、センタリング動作に伴う構図の変更(図6参照)を修正するために、画像のシフト処理を行う(S210)。また、画像のシフト処理は、メモリ制御回路33によりフィールドメモリ32内の画像情報の読込位置を変えることにより行われる。
画像シフトの修正量は、ステップS204で記憶したセンタリング前のブレ補正レンズ1の位置情報(LRX1,LRY1)と、ステップS206で記憶したセンタリング後のブレ補正レンズ1の位置情報(LRX2,LRY2)と、VR補正係数とに基づいて、算出される。具体的には、「X方向の修正量=(LRX2−LRX1)×VR補正係数、Y方向の修正量=(LRY2−LRY1)×VR補正係数」の演算を行う。
【0039】
VR補正係数について説明する。VR補正係数は、像の移動量/ブレ補正レンズの移動量で表される。このVR補正係数は、光学系の構成にもよるが、本実施形態の光学系の場合には、フォーカス値により変化する。これは、本実施形態では、ブレ補正レンズ1よりCCD30側に、フォーカス群L4があるためであり、フォーカス群L4の移動により、ブレ補正レンズ1の以降の焦点距離が変わってくるからである。
【0040】
図7は、修正後の画像を示す図である。
画像シフト処理後の画像は、ブレ補正開始前に画像サイズを変更しており(ステップS201、図5参照)、画像シフトを行っても画像情報が欠落することはない。
メインCPU13は、画像シフトの後に(S210)、画像処理部34に、例えば、JPEG圧縮処理を行わせ、画像記憶部35に画像情報を記憶させる(S211)。メインCPU13は、画像情報を記憶させた後(S211)、通常のブレ補正を再開し(S212)、ブレ補正継続のまま、ブレ補正ONシーケンスを抜け(S213)、再び、上述したステップS103の処理へ戻る。
【0041】
(ブレ補正OFFシーケンスについて)
図8は、本発明によるブレ補正装置100でのブレ補正OFFシーケンスを説明するフローチャートである。
ブレ補正CPU14は、ブレ補正OFFを認識した場合には(S300)、ブレ補正ON/OFFSW27がOFFであっても、位置保持制御を行う(S301)。
ここで、位置保持制御について説明する。上述したブレ補正ユニット38では、小型化のためにロック機構が省かれ、さらに、バネ材8によりレンズ室2が支持されている。このため、ブレ補正レンズ1は、衝撃によって、その可動マス(可動部分の重量)とバネ力より得られる1次共振周波数で振動を起こす場合がある。したがって、位置保持制御を行うことで、ブレ補正レンズ1の振動を防止することができる。
【0042】
ブレ補正CPU14は、位置保持制御の後に(S301)、全押し信号のモニタを行う(S302)。ブレ補正CPU14は、全押しONを認識した後に(S302:Yes)、露光が終了したか否かを判断し(S303)、露光が終了した場合に(S303:Yes)、位置保持制御を終了する(S304)。
つぎに、メインCPU13は、画像情報を画像記憶部35に記憶させた後(S305)、ブレ補正OFFのシーケンスから抜け(S306)、再び、上述したステップS103へ戻る。
【0043】
本実施形態によれば、(1)ブレ補正CPU14は、PSD10の情報に基づいてセンタリング前後の位置情報を記憶して、画像シフト処理で用いる修正量を算出し、この修正量に基づいて、メモリ制御回路33にフィールドメモリ32内の画像情報の読込位置を変えるように指示することで、画像シフト処理を行うので、ブレ補正レンズ1の動作に伴う構図の変更を防止することができる。
(2)メモリ制御回路33は、画像シフト処理の前に、ブレ補正CPU14及びメインCPU13からの指示に従い、フィールドメモリ32内の画像情報の読込位置を変えるようにして、画像サイズ変更の処理を行うので、画像シフト処理に伴う画像データの欠落を防止することができる。
(3)ブレ補正CPU14は、メモリ制御回路33にフィールドメモリ32内の画像情報を修正させ、この修正された画像信号を、画像記憶部35に記憶するようにしたので、画像信号の修正を、高い精度で行うことができる。
(4)ブレ補正CPU14は、露光前のセンタリング量に基づいて、メモリ制御回路33に画像信号をシフトするように指示するので、露光前のセンタリング動作に伴う構図の変更を防止することができる。
【0044】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲である。
(1)ブレ補正OFFシーケンスでは、位置保持制御を、全押し信号のモニタ中にも行っていたが、露光中のみ行うようにしてもよい。以下、具体的に説明する。図9は、本発明によるブレ補正装置100での露光中のみ位置保持制御を行うシーケンスを説明するフローチャートである。
このシーケンスは、ブレ補正OFFシーケンスと比べると、ブレ補正ONシーケンスと同様の処理である画像サイズの変更処理(S401)、センタリング処理(S403〜405)、画像シフト処理(S409)を行う点、位置保持制御を露光中のみ行う(S406〜408)点が異なる。
このシーケンスでは、露光時のみ位置保持制御を行うので、省電力化を図ることができる。
【0045】
(2)本発明は、撮像記録媒体として銀塩フィルムを用いたいわゆる銀塩カメラにも適用できる。銀塩カメラでは、撮影準備動作と撮影との間に、ブレ補正光学系の移動量をカメラ内の記憶装置に記憶させ、撮影終了後、この記憶装置に記憶されたデータ及びVR補正係数を、外部記憶装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)に転送し、さらに、写真のプリント時、この外部記憶装置に記憶された情報に基づいて、プリント中心位置をシフトさせるようにすればよい。
また、銀塩カメラの視野率は、一般に92%程度であり、実際に記録される撮影範囲は、撮影準備動作中に視認される範囲よりも広い。このため、写真のプリント時、プリント中心位置をシフトさせても違和感のないプリントを得ることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、(1)ブレ補正光学部材が、撮影準備動作と撮影との間に移動するときに、位置検出部の出力に基づいて、ブレ補正光学部材の位置情報を記憶するようにしたので、ブレ補正の精度を高めることができる。
【0047】
(2)ブレ補正光学部材が、撮影準備動作と撮影との間に移動するときに、位置検出部の出力に基づいて、画像記憶部に記憶された画像信号を修正するようにしたので、ブレ補正レンズの動作に伴う構図の変更を防止することができる。
【0048】
(3)ブレ補正光学部材が、撮影準備動作と撮影との間に可動範囲の中心に所定のセンタリング量だけ移動するときに、そのセンタリング量に基づいて、画像信号を修正するようにしたので、センタリング動作を考慮した画像信号の修正を行うことができる。
【0049】
(4)露光前の前記センタリング量に基づいて、画像信号をシフトするようにしたので、露光前のセンタリング動作に伴う構図の変更を防止することができる。
【0050】
(5)露光前の前記センタリング量に基づいて、画像信号をシフトして、画像切りだしエリアを小さくするようにしたので、画像シフトに伴う画像データの欠落を防止することができる。
【0051】
(6)画像信号を修正した後に、画像記憶部に記憶するようにしたので、画像信号の修正を、高い精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】ブレ補正ユニット38を示す拡大図である。
【図3】本発明によるブレ補正装置100でのシーケンスを説明するフローチャートである。
【図4】本発明によるブレ補正装置100でのブレ補正ONシーケンスを説明するフローチャートである。
【図5】画像サイズの変更を示す図である。
【図6】センタリング前の像とセンタリング後の像との関係を示す図である。
【図7】修正後の画像を示す図である。
【図8】本発明によるブレ補正装置100でのブレ補正OFFシーケンスを説明するフローチャートである。
【図9】本発明によるブレ補正装置100での露光中のみ位置保持制御を行うシーケンスを説明するフローチャートである。
【図10】ブレ補正装置を備えたカメラを示す概念図である。
【符号の説明】
1 ブレ補正レンズ
10 PSD
13 メインCPU
14 ブレ補正CPU
15 ズーム制御部
16 フォーカス制御部
17 目標位置変換部
18 ブレ補正制御部
24 角速度センサ
27 ブレ補正ON/OFFスイッチ
28 レリーズスイッチ
29 ズームレバー
30 CCD
31 撮像回路
32 フィールドメモリ
33 メモリ制御回路
34 画像処理部
35 画像記憶部
36 表示制御部
37 液晶モニタ
38 ブレ補正ユニット
40 光軸
100 ブレ補正装置
L1〜L3 第1〜3群のレンズ
L4 第4群のフォーカスレンズ

Claims (8)

  1. 振れを検出する振れ検出部と、
    前記振れ検出部の出力に応じて、像ブレを光学的に補正するように動作するブレ補正光学部材と、
    撮影準備動作と撮影との間に前記ブレ補正光学部材を可動範囲の中心位置へ向けて駆動させるセンタリング動作を行う制御部と、
    前記ブレ補正光学部材センタリング動作後、結像面上の光学像を画像信号に変換して出力する撮像部と、
    前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作前の位置に対応する第1情報、及び、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作後の位置に対応する第2情報を検出する検出部と、
    前記第1情報及び前記第2情報を用いて、前記画像信号の前記センタリング動作の光学像と、前記センタリング動作前の光学像との構図の変化が低減するように前記画像信号を修正する画像修正部と、を含むブレ補正装置を備えた撮影装置。
  2. 請求項1に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、
    前記検出部は、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作前に前記第1情報を検出し、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作かつ前記撮像部による撮像前に前記第2情報を検出すること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、
    前記ブレ補正光学部材は、前記検出部が前記第2情報を検出した後に、像ブレを光学的に補正するように動作し、
    前記制御部は、前記検出部が前記第2情報を検出した後に前記ブレ補正光学部材が像ブレを光学的に補正するように動作しているとき、前記センタリング動作を行わないこと、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、
    前記撮像部から出力された画像信号を記憶する画像記憶部を有し、
    前記画像修正部は、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記記憶部に記憶された画像信号を修正すること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、
    前記画像修正部は、露光前の前記センタリング量に基づいて、前記画像信号をシフトすること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載されたブレ補正装置を備えた撮影装置において、
    前記画像修正部は、露光前の前記センタリング量に基づいて、前記画像信号をシフトして、画像切りだしエリアを小さくすること、を特徴とするブレ補正装置を備えた撮影装置。
  7. 撮影準備動作と撮影との間にブレ補正光学部材を可動範囲の中心位置へ向けて駆動させるセンタリング動作を行った後で像ブレを光学的に補正するように動作するブレ補正光学部材のセンタリング動作前の位置に対応する第1情報、及び、前記ブレ補正光学部材のセンタリング動作の位置に対応する第2情報を記憶可能な記憶部と、
    前記ブレ補正光学部材センタリング動作後、結像面上の光学像を画像信号に変換して出力する撮像部と、
    前記画像信号の前記センタリング動作後の光学像と、前記センタリング動作前の光学像との構図の変化が低減するように、前記記憶部に記憶された前記第1情報及び前記第2情報を用いて前記画像信号を修正する画像修正部とを有することを特徴とするカメラ本体。
  8. 請求項7に記載されたカメラ本体を備えたことを特徴とするカメラシステム。
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