JP2003270224A - 探触子ホルダー、超音波探傷方法及び装置 - Google Patents

探触子ホルダー、超音波探傷方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面のスケールが剥離し易い被検査材を対象
として信頼性の高い超音波探傷を行うことができ、また
搬送中の被検査材の位置変動に柔軟に追従することがで
き、また簡便に探傷領域を拡大することのできる探触子
ホルダー、超音波探傷方法及び探傷装置を提供する。 【解決手段】 超音波探触子(201)を有する探触子
ホルダー(10)の超音波を発射する開口部に音響イン
ピーダンスが探触子ホルダー内部に供給される音響媒体
とほぼ同一の透過部材(205)を設けこの透過部材を
通して被検査材に超音波を照射するように構成される探
触子ホルダーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送中の被検査材
に超音波を照射して被検査材の内部欠陥を検出するため
の超音波探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レール等の形鋼は1300度以上に加熱
した鋼片を、カリバーと呼ばれる上下の圧延ロール間の
穴型を通すことによって圧延製造される。圧延されたレ
ールは所定の長さに切断され冷却されるが、レールの形
状は一様ではなく部位ごとに冷却速度が異なるため、冷
却した時点で曲がりが生じる。この曲がりはロールを千
鳥状に配置したローラー矯正機によって修正される。ロ
ーラー矯正機で曲がりを修正されたレールは、長さ、形
状等の検査を行った後搬送されるが、この搬送途中で表
面欠陥と内部欠陥の検査が行われる。そして両端部を切
落して所定の長さに揃えられ、さらに曲がり修正の必要
があるものはプレス矯正される。
【0003】以上の一連の製造過程で行われる品質検査
の内、内部欠陥の検査に関しては一般的に超音波探傷が
用いられており、搬送中のレールの超音波探傷技術とし
ては、次の2つの方法が知られている。
【0004】その1つの方法は、超音波探触子(以下、
「探触子」という)をホルダー内に装着し、該ホルダー
を被検査材に接材させて被検査材表面と探触子間の距離
を一定に保ちながら探傷する方法である。そして、この
方法には、ホルダー内に水を充満させこの水を通して超
音波を被検査材に照射する局部水浸法と、ホルダー内に
は水を用いずに探触子として分割型探触子を用いるギャ
ップ法とがある。
【0005】他の1つの方法は、水柱超音波法と呼ばれ
ているもので、探触子を装着したホルダーと被検査材と
の間に一定の間隔を設け、探触子を装着したホルダーか
ら水を噴射させ、ホルダーと被検査材との間に水柱を形
成させてこの水柱を通して超音波をレールに照射させ探
傷するものである。
【0006】さらに、特開平10−282069号公報
に開示された技術では、探触子ホルダーを被検査材に位
置決めする際には、表面反射エコーが最大になるように
探触子ホルダーの角度調整が容易に行える機構が提案さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】探触子をホルダーに装
着しホルダーを被検査材に密着させて探傷する方法のう
ち、ギャップ法では探触子と被検査材表面との間隙を
0.5mm程度と微小な値に保持することと、分割型探
触子の音響分割面である遮蔽板の突起によって超音波発
信側から被検査材表面と探触子間での多重反射エコーが
受信側に入り込むことを防止することが必要である。
【0008】ところで、レールでは曲がりを矯正するた
めのローラー矯正機を通すことによって、圧延時に生じ
たレール表面のスケールが破壊され密着状態から剥がれ
易い状態になっている。そのため、表面のスケールが浮
いた状態の表面性状のものを探傷した場合には、遮蔽板
の突起が削られて消耗し、また遮蔽板の突起は破損しや
すいため長期にわたって健全に保つことが困難となる。
そして、遮蔽板の突起に損傷をきたすと超音波発信側か
らレール表面と探触子間での多重反射エコーが受信側に
入り込んでしまいノイズが増加し信頼性の高い探傷がで
きなくなってしまう。
【0009】一方、局部水浸法は遮蔽板の損傷といった
問題は生じないが、レールのように表面のスケールが浮
いた状態の被検査材を探傷した場合、探傷中にレール表
面から剥離したスケールがホルダー内の水溜めに侵入
し、このスケールと被検査材表面あるいはスケールと探
触子の間で超音波が多重反射してノイズが発生する結
果、信頼性の高い探傷ができないという問題がある。
【0010】このように、ホルダーを被検査材に接材さ
せて探傷する方法では、表面のスケールが剥離し易い被
検査材を対象として信頼性の高い超音波探傷を行う方法
は未だ確立していなかった。
【0011】水柱超音波法では、上述の剥離スケールの
混入に伴うノイズの問題は生じないが、搬送中の被検査
材が上下左右に位置変動することによって水柱の形状が
変化し、このために超音波が水柱内で反射を起こしてノ
イズが発生する場合がある。これに対し探触子ホルダー
は常に被検査材と所定の距離を保ったまま、被検査材に
精度良く追従して動く必要があるが、このための倣い制
御装置が必要となり設備コストが高価となる。
【0012】したがって、簡便な機構で搬送中の被検査
材の位置変動に柔軟に追従することのできる倣い機構が
望まれていた。
【0013】さらに、特開平10−282069号公報
に開示された技術では、探触子ホルダーを被検査材に対
してプリセットする際は、各レールの軌種に対応して表
面反射エコーが最大になるように角度調整を行うが、こ
の場合、各プローブに角度調整機構と、その制御を行う
ための機能が必要となるため機構が複雑なってしまう。
そして、レール断面の探傷カバー範囲を広げるためには
このような機構を備えた多数の探触子を取り付ける必要
があり、装置が大掛かりになるばかりか装置の製作費用
の高騰を招くこととなる。
【0014】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ホルダーを被検査材に接材させて探傷する方
法を用いて、表面のスケールが剥離し易い被検査材を対
象として信頼性の高い超音波探傷を行うことができ、ま
た搬送中の被検査材の位置変動に柔軟に追従することが
でき、また簡便に探傷領域を拡大することのできる探触
子ホルダー、超音波探傷方法及び探傷装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
の本発明は、超音波探触子を有する探触子ホルダーの超
音波を発射する開口部に音響インピーダンスが探触子ホ
ルダー内部に供給される音響媒体とほぼ同一の透過部材
を設けこの透過部材を通して被検査材に超音波を照射す
るように構成される探触子ホルダーである。
【0016】また本発明は、上記記載の発明である探触
子ホルダーにおいて、透過部材の音響インピーダンスが
前記音響媒体の音響インピーダンスIを用いて表した場
合に、0.8I以上で1.2I以下である探触子ホルダ
ーである。
【0017】また本発明は、上記記載の発明である探触
子ホルダーにおいて、探触子ホルダーを被検査材に接材
したときの透過部材と被検査材との間隔が被検査材表面
からの表層不感帯の1/4以下である探触子ホルダーで
ある。
【0018】また本発明は、アレイ探触子のそれぞれの
振動子の励振タイミングを所定時間間隔をおいてずらし
ながら振動させてアレイ探触子の表面に直角方向から角
度を持った進行方向の超音波を発生させ、さらに所定時
間間隔を超音波の照射一回毎に変更して前回発生させた
超音波と重なりをもたせながら超音波の進行方向を変化
させ、超音波の照射一回毎に非検査材の形状に合わせて
欠陥ゲートの設定を行う超音波探傷方法である。
【0019】また本発明は、搬送中の被検査材の内部欠
陥を検査するための超音波探触子ホルダーを配設した被
検査材を貫通せしめる機構枠と、機構枠の側面に対向し
て設けられ被検査材の両側面に所定圧力をもって当接す
る接離可能な倣いロールと、機構枠を被検査材の断面左
右方向に移動自在として被検査材の断面左右方向の動き
に機構枠を倣わせるスライド機構とを備えた超音波探傷
装置である。
【0020】また本発明は、上記記載の発明である超音
波探傷装置において、被検査材の上方から昇降可能な他
の探触子ホルダーを配設した上部フレームと、上部フレ
ームの入側と出側の下面に設けられ被検査材の上面を補
足する倣いロールと、上部フレームを被検査材の断面上
下方向に移動自在として被検査材の断面上下方向の動き
に上部フレームを倣わせるリンク機構とを備えた超音波
探傷装置である。
【0021】また本発明は、上記記載の発明である超音
波探傷装置において、被検査材は、圧延したレールであ
る超音波探傷装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る超音波探傷装
置の実施の形態を、レールの超音波探傷装置を例として
説明する。
【0023】図1は本発明に係る超音波探傷装置の正面
図、図2は側面図である。
【0024】図1および図2において、基礎面上には、被
検査材であるレール1の搬送方向と直交する方向に軌道
32a、32bが敷設されており、この軌道32a、3
2b上を走行する台車3は、下面に設けられた車輪31
a、31b、31c、31dによって図1の左右方向に
移動可能になっている。
【0025】以下、台車の進行方向を左右方向として説
明する。
【0026】そして、台車3上にはスライド機構7a、
7b、7c、7dが配設され、さらに機構枠2がこのス
ライド機構7a、7b、7c、7d上を左右方向に移動
自在に積載されている。また、台車3上の左右端部には
この機構枠2を所定の位置に移動させるためのエアーシ
リンダで構成されるセンタリング装置8a、8bが設け
られている。
【0027】機構枠2は直方体形状で構成され、レール
1がこの機構枠2の内部を貫通して搬送されるように少
なくともレール1の搬送方向の前後2方向に開口部を有
している。
【0028】以下、レール1の搬送方向を前後方向とし
て説明する。
【0029】機構枠2の天井にはパルスモータ41を備
えた昇降装置4が設けられており、このパルスモータ4
1の回転軸と図示しない歯車機構を介して歯合するボー
ルネジ42a、42b、42c、42dを立設した昇降
フレーム43が機構枠2の内部にボールネジ42a、4
2b、42c、42dを昇降装置4のネジ孔に螺合して
懸架されている。
【0030】この昇降フレーム43にはエアシリンダ4
4がロッド45を下向きにして搭載され、昇降フレーム
43を貫通するロッド45の先端には上部フレーム5が
その面を機構枠2の天井面と平行になるように接続され
ている。さらにこの上部フレーム5は平行リンク機構5
1a、51b、51c、51dによって機構枠2の天井
に設置されたそれぞれの支点部と接続されている。
【0031】そして、上部フレーム5の前後端部下面に
は倣いロール52a、52bが取り付けられると共に、
レール1の頭頂用探傷ホルダー9をその1端で回動自在
に接続するアーム91、レール1の頭側用探傷ホルダー
10、11をその1端で回動自在に接続するアーム10
1、111及びレール1のウエブ用探傷ホルダー12を
その1端で回動自在に接続するアーム121のそれぞれ
の他端が上部フレーム5に設置された各支点部と回動自
在に接続されている。
【0032】また、機構部2の底面にはレール1の足裏
用探傷ホルダー13をその1端で回動自在に接続するア
ーム131がその他端を底面部に設けられた支点部と回
動自在に接続されている。
【0033】さらに、機構部2の左右の側面の前後端部
の合計4箇所にはエアシリンダ61a、61b、61
c、61dがロッド軸を機構部2の内面に挿入して取り
付けられており、このロッド軸先端にはレール1の足側
部に接触して倣うための倣いロール62a、62b、6
2c、62dが設けられている。そしてこれらのエアシ
リンダと倣いロールによってレール補足機構6a、6
b、6c、6dを構成している。
【0034】次に、本探傷装置の動作について説明す
る。レール1の探傷を開始するための準備動作として、
車輪31a、31b、31c、31dを図示しないモー
ターで駆動することによって、台車3をレール32a、
32b上を左右方向に移動し、レール1の搬送テーブル
中心が機構枠2の所定位置になるように位置決めする。
この動作をライン挿入動作という。尚、この逆の動作を
ライン抽出動作という。
【0035】続いて、レール1の種類(軌種)に対する
プリセット動作を行う。図示しない制御装置を介してレ
ール1の軌種設定を行うと、予め制御装置内に記憶した
設定値に従って、パルスモータ41が回転しこれによっ
てボールネジ42a、42b、42c、42dが回転す
る。このボールネジ42a、42b、42c、42dの
回転によって昇降フレーム43が昇降するが、上部フレ
ーム5と昇降フレーム43とは昇降フレーム43に搭載
したエアーシリンダー44の軸を介して接続されている
ため、上部フレーム5も同昇降フレーム43と一体とな
って昇降する。
【0036】そして、これから探傷を行おうとするレー
ル1の高さ寸法に適合する位置に上部フレーム5が設定
される。ここで、上部フレーム5は平行リンク機構51
a、51b、51c、51dを介して機構枠2と接続さ
れている。このため、上部フレーム5は昇降機構4で昇
降された場合にも水平を保つことができる。
【0037】次にレール1の探傷動作を開始する。レー
ル1が図2に示す矢印Aの方向から機構枠2内に搬送さ
れた場合、レール1の先端が左右倣いロール62a、6
2cを通過するタイミングで左右捕捉機構6a、6cの
エアーシリンダー61a、61cを動作させ、左右倣い
ロール62a、62cを前進させてレール1に押付けて
捕捉し所定の圧力をかけたまま保持する。
【0038】もし、レール1の中心が機構枠2の中央か
ら左右方向に移動した場合、例えば、レール1が倣いロ
ール62aの方向に動いた場合は、倣いロール62aに
作用する力はレール補足機構61aを介して機構枠2に
作用する。この結果、機構枠2がスライド機構7a、7
c上を図1の右方向に移動して、レール1の中心と機構
枠2の中央が一致する位置で停止する。このようにし
て、レール1の左右移動に対して機構枠2を倣わせるこ
とができる。
【0039】またこの機構枠2の倣い動作と併せて、エ
アーシリンダー44を動作させて上部フレーム5を下降
して上部倣いロール52aをレール1の頭頂に接触さ
せ、レール1の上下移動に対して前記上部フレーム5を
倣わせる。
【0040】さらにレール1の進行に合わせ、レール1
が所定位置を通過するごとに、図示しないエアーシリン
ダーでそれぞれアーム91、アーム131、アーム12
1、アーム101、アーム111を動作させて、頭頂用
探傷ホルダー9、足裏用探傷ホルダー13、ウエブ用探
傷ホルダー12、頭側用探傷ホルダー10,11をレー
ル1に接触させる。
【0041】頭頂用探傷ホルダー9とアーム91、足裏
用探傷ホルダー13とアーム131、ウエブ用探傷ホル
ダー12とアーム121、頭側用探傷ホルダー10とア
ーム101、頭側用探傷ホルダー11とアーム111は
それぞれジンバル機構で接続され、レール1との接触面
の角度変化に追従できるようになっている。
【0042】本実施の形態では局部水浸法を採用してい
るため、前記頭頂用探傷ホルダー9、足裏用探傷ホルダ
ー13、ウエブ用探傷ホルダー12、頭側用探傷ホルダ
ー10,11には水が供給されレール1との接触面から
噴出するようになっている。
【0043】図3は前述の動作によって頭頂用探傷ホル
ダー9、足裏用探傷ホルダー13、ウエブ用探傷ホルダ
ー12、頭側用探傷ホルダー10,11がレール1に着
材した状態をレール1の断面方向で示す図である。
【0044】こうして、頭頂用探傷ホルダー9、足裏用
探傷ホルダー13、ウエブ用探傷ホルダー12、頭側用
探傷ホルダー10,11のそれぞれのホルダー内に取付
けた超音波探触子から発射する超音波がホルダー内に供
給される水を介してレール1に照射され、探傷動作が開
始される。
【0045】さらに、レール1が進行して先端が左右倣
いロール62b、62dを通過するタイミングで左右捕
捉機構6b、6dのエアーシリンダー61b、61dを
動作させ、左右倣いロール62b、62dを前進させて
レール1に押付けて捕捉し所定の圧力をかけたまま保持
する。
【0046】もし、レール1の中心が機構枠2の中央か
ら左右方向に移動した場合、例えば、レール1が倣いロ
ール62bの方向に動いた場合は、倣いロール62bに
作用する力はレール補足機構61bを介して機構枠2に
作用する。この結果、機構枠2がスライド機構7b、7
d上を図1の右方向に移動して、レール1の中心と機構
枠2の中央が一致する位置で停止する。
【0047】次にレール1の探傷終了動作について説明
する。レール1の後端が左右倣いロール62a、62c
を通過するタイミングで左右捕捉機構6a、6cのエア
ーシリンダー61a、61cを動作させて左右倣いロー
ル62a、62cを後退させる。左右捕捉機構6a、6
cが捕捉を解除した場合でも、なお左右捕捉機構6b、
6dが左右倣いロール62b、62dでレール1を捕捉
しているため機構枠2はレール1の左右移動に追従する
ことができる。
【0048】さらにレール1の後端が所定の位置を通過
するごとにそれぞれアーム91、アーム131、アーム
121、アーム101、111を図示しないエアーシリ
ンダーで動作させて、前記頭頂用探傷ホルダー9、足裏
用探傷ホルダー13、ウエブ用探傷ホルダー12、頭側
用探傷ホルダー10,11をレール1から離材させる。
【0049】そしてレール1の後端が左右倣いロール6
2b、62dを通過するタイミングで左右捕捉機構6
b、6dのエアーシリンダー61b、61dを動作させ
て左右倣いロール62b、62dを後退させてレール1
の捕捉を解除する。
【0050】その後センタリング装置8a、8bのエア
ーシリンダーを動作させ機構枠2の位置を台車3の中
央、すなわちレール1を搬送するテーブルの幅方向中央
に戻し、次材の探傷に備える。
【0051】以上の動作によってレール1の全長にわた
る探傷が行われる。本実施の形態によれば、レール1が
搬送中に位置が変化する場合であっても精度良く探触子
ホルダーを倣わせることができるため、ローラーテーブ
ルで搬送中の圧延したレールの超音波探傷を安定して行
うことができる。さらに、探傷ホルダー毎に倣い機構を
設ける必要がないため装置の構成が複雑になることがな
い。また、超音波探傷を行うレールの軌種が変更されて
も短時間で探触子ホルダー位置のプリセットができるた
め軌種変更のための作業効率が向上する。
【0052】次に、本発明に係る剥離スケールによるノ
イズ除去方法について説明するに先だち、当該スケール
によるノイズ発生機構について説明する。一般に、金属
体の内部欠陥を検査するための超音波探傷は、探触子か
ら発射した超音波を水等の音響媒体を介して金属体に照
射して金属体内部に超音波を伝播させ、金属体内部の探
傷範囲を超音波が通過する時間の範囲で欠陥ゲートを設
定し、金属体内部の欠陥から反射する超音波を欠陥ゲー
ト時間範囲で検出して欠陥の判定を行うものである。
【0053】図4は、スケールによるノイズ発生機構を
説明する図である。
【0054】探触子201と金属体202の間の音響媒
体中に異物203が存在すると、探触子201から発射
された超音波Tが異物203で反射しエコーE1となっ
て探触子201に到達する。一方、異物203で反射し
なかった超音波Tは、金属体表面で反射して表面エコー
Sとなって探触子201に到達する。また、表面エコー
Sの一部は異物203で反射し、さらに金属体表面で反
射したエコーE2が探触子201に到達する。
【0055】図5は、超音波の挙動を探触子201の送
受信波形で表す図である。異物203からの反射エコー
E2は金属体表面で反射する表面エコーSを中心にして
異物203で直接反射するエコーE1と時間軸上対称的
な位置に現れる。この結果、エコーE2が欠陥ゲートの
時間範囲の中で検出されてノイズとなるのである。
【0056】レール1の探傷中においては、頭頂用探傷
ホルダー9、足裏用探傷ホルダー13、ウエブ用探傷ホ
ルダー12、頭側用探傷ホルダー10,11がレール1
に接材しているため、レール1の表面に付着するスケー
ルが剥がれてホルダー内に侵入し、上述の機構によって
ノイズが発生する。
【0057】図6は、剥離スケールによるノイズ発生防
止方法を説明した図である。図6はレール1の頭部側面
に頭側探傷用ホルダー10が接材した状態を示してい
る。頭側探傷用ホルダー10の内部には音響媒体として
給水された水が満たされており、頭側探傷用ホルダー1
0とレール1の隙間から流れ出るようになっている。
【0058】この頭側探傷用ホルダー10の内部には、
探触子201から発射される超音波を透過させる透過部
材205がレール1の表面と微小な間隙で取り付けられ
ている。この透過部材205の材質としては、音響イン
ピーダンスが水と同程度の材質、例えばアクリル樹脂等
を用いることが望ましい。
【0059】一般に音響インピーダンスの異なる材料に
超音波を入射しようとした場合、その境界面において超
音波の反射が発生する。このため、音響インピーダンス
が大きく異なれば入射する超音波のエネルギーが減衰し
て探傷能力を低下させることとなる。
【0060】ここで、発明者らの調査した結果によれ
ば、透過部材としてアクリル樹脂を用いた場合には超音
波の減衰は特に問題とならず、従来と同程度の探傷能力
を発揮することが確認できた。
【0061】水の音響インピーダンスは約3.7、アク
リルの音響インピーダンスは約3.3であることから推
定すると、透過部材はその音響インピーダンスが3.0
程度までであれば本発明に使用することができると考え
られる。水の音響インピーダンスを1とした場合には、
透過部材の音響インピーダンスは約0.8に相当する値
である。従って、透過部材の音響インピーダンスは、水
の音響インピーダンスをIとした場合は、0.8I〜
1.2Iの範囲にあることが望ましい。
【0062】尚、被検査材である鉄の音響インピーダン
スが約45.3と音響媒体である水の音響インピーダン
スとは十数倍の違いがある場合にも超音波の探傷が可能
であることを考えると、上記の透過部材の音響インピー
ダンスの範囲は音響媒体が水である場合に限定されず通
常局部浸水法において使用される音響媒体についても適
用できることが推定される。
【0063】尚、この透過部材205の音場外の位置に
は頭側探傷用ホルダー10内の水を透過部材205とレ
ール1間に供給させるための貫通孔が適宜設けられてい
る。この結果、探触子201とレール1の間でかつ超音
波Tの音場内にレール1から剥がれたスケール203が
侵入した場合であっても、このスケール203は、透過
部材205とレール1の間にのみ存在することになる。
即ち、レール1表面からごく近傍にのみ存在し、頭側探
傷用ホルダー10の内部まで侵入することはない。従っ
て、スケール203とレール1の間で超音波が多重反射
してエコーE2が発生するが、そのエコーE2は欠陥ゲ
ート開始前の時点で探触子201に入射されるため欠陥
ゲート内で検出されずノイズにはならない。
【0064】尚、本実施の形態では、レール1と透過部
材205との間隔dが重要である。一般に、水中での音
速は1480m/秒、鋼材中での音速は5960m/秒
であるため、鋼材中では音速は水中の約4倍の速度とな
る。このことは、水中における間隔dを不感帯とするよ
うに欠陥ゲートの時間範囲を定めると、被検査材である
鋼材の不感帯は4dに拡大されてしまうことを意味す
る。
【0065】従って、スケール203侵入の影響を低減
するため間隔dを大きくとると、レール1の不感帯も大
きくなる。そこで、本実施の形態では、間隔dはレール
1の表層不感帯の1/4以下になるように設定してい
る。
【0066】尚、透過部材205の厚みについては特に
制限はない。但し、透過部材205の音響インピーダン
スは水と同一値ではないため、超音波の伝播を考えると
薄い方が望ましい。従って、ホルダの内と外を、給水圧
に抗して遮蔽できるだけの強度が得られる厚さであれば
良い。
【0067】本実施の形態によれば、圧延したレールの
探傷のように表面のスケールが剥離する場合であっても
そのスケールによるノイズを回避でき、欠陥検出能を向
上させることができる。
【0068】次に、レール断面の探傷カバー範囲の変
更、拡大を簡便に実施する方法について説明するが、そ
の前に本実施の形態に用いられる探触子の動作について
説明する。
【0069】図7は、6個の振動子をアレイ状に並べた
超音波探触子(以下、「アレイ探触子」)からの超音波
の発射方法を説明する図である。振動子V1、振動子V
2、振動子V3、振動子V4、振動子V5、振動子V6を同
時に励振した場合は、これらの波面が合成されて超音波
探触子の音波発射面に直角方向に超音波が発射されるこ
とになる。
【0070】ここで、振動子V1、振動子V2、振動子V
3、振動子V4、振動子V5、振動子V6を順番に微小時
間Δt1ずつ遅らせながら励振させると、これらの波面
が合成されて超音波探触子の音波発射面に直角方向から
角度θ1方向に超音波が発射されることになる。
【0071】さらに同様に微小時間Δt2ずつ(Δt1
<Δt2)遅らせながら励振させると、超音波探触子の
音波発射面に直角方向から角度θ2(θ1<θ2)方向
に超音波が発射される。
【0072】また、振動子V6、振動子V5、振動子V
4、振動子V3、振動子V2、振動子V1の順番に微小時
間Δt1づつ遅らせながら励振させると、超音波探触子
の音波発射面に直角方向から角度−θ1方向に超音波が
発射される。
【0073】さらに同様に微小時間Δt2ずつ(Δt1
<Δt2)遅らせながら励振させると、超音波探触子の
音波発射面に直角方向から角度−θ2(θ1<θ2)方
向に超音波が発射される。
【0074】以上のように振動子V1、振動子V2、振動
子V3、振動子V4、振動子V5、振動子V6の振動子を微
小時間づつ遅らせながら励振させると、超音波探触子の
音波発射面に直角方向から角度を持った超音波が発射で
き、その角度は前記微小時間によって変更することがで
きる。
【0075】従って、アレイ探触子を用い、アレイ探触
子の個々の振動子の励振タイミングを微小時間間隔おい
てずらしながら振動させることでアレイ探触子の表面に
直角方向から角度を持った進行方向の超音波を発生さ
せ、さらに微小時間間隔を超音波の照射一回毎に変更し
て前回発生させた超音波と重なりを持たせながら超音波
の進行方向を高速で変化させることで、探触子を変更す
ることなく任意の探傷範囲を選定することができる。
【0076】そしてこの振動子をアレイ状に並べた超音
波探触子からの超音波の発射方向によって金属体の底面
までの距離が変わる場合には、予め超音波の発射方向毎
に金属体の底面までの距離に合わせたゲート設定を行え
ば、金属体断面の探傷カバー範囲を広げることができ
る。
【0077】図8は、アレイ探触子を用いたレール1の
頭頂の探傷を説明する図である。図8は、レール1に頭
頂探傷用ホルダー9が接材した状態を示している。この
頭頂探傷用ホルダー9の内部には音響媒体として給水さ
れた水が満たされ、頭頂探傷用ホルダー9とレール1の
隙間から流れ出るようになっている。
【0078】この頭頂探傷用ホルダー9の内部にはアレ
イ探触子Haとアレイ探触子Hbが組み込まれている。
まず、アレイ探触子Haの全ての振動子を同時に励振さ
せると超音波Ta1が発射される。図8では前記超音波
Ta1の進行方向でのレール1の断面の探傷範囲に設定
された欠陥ゲートの終点まで超音波の照射範囲を表現し
ている。
【0079】次にアレイ探触子Haの個々の振動子の励
振タイミングを微小時間間隔ずらしながら振動させ、超
音波Ta1に重なりを持たせた超音波Ta2を発射させ
る。この場合にも、同様に超音波Ta2の進行方向での
レール1の断面の探傷範囲に欠陥ゲートを設定してい
る。
【0080】以下同様に、アレイ探触子Haの個々の振
動子の励振タイミングの微小時間間隔を変更してずらし
ながら振動させ、前回照射の超音波に重なりを持たせた
超音波Ta3、Ta4、Ta5を発射させる。
【0081】同様にアレイ探触子Hbの個々の振動子の
励振タイミングの微小時間間隔を変更してずらしながら
振動させ、前回照射の超音波に重なりを持たせた超音波
Tb1、Tb2、Tb3、Tb4、Tb5を発射させ
る。
【0082】以上のように前回発生させた超音波と重な
りを持たせながら超音波の進行方向を高速で変化させ、
一回毎の超音波の照射に対して予めレールの形状に合わ
せた欠陥ゲートを設定することによってレール1の首部
の形状に沿った探傷範囲を設定することができる。
【0083】尚、本実施の形態では、アレイ探触子をH
aとHbの2つを備えているが、アレイ探触子の数は探
傷時間とのトレードオフで決定されるものであるため、
本発明はこの形態に限定されるものではなく、アレイ探
触子を1つで構成しても良くまたアレイ探触子を3つ以
上で構成しても良い。
【0084】また本実施の形態では、頭頂探傷用ホルダ
ー9の内部にアレイ探触子を取り付けてあるが、足裏用
探傷ホルダー13、ウエブ用探傷ホルダー12、頭側用
探傷ホルダー10,11のいずれに取り付けるものであ
っても良い。
【0085】本実施の形態によれば、少ない探触子数で
レール断面の探傷カバー範囲を大幅に広げることができ
るので装置がコンパクトでかつ設備費用を安価にするこ
とができる。また、被検査体毎に探触子の位置調整を行
う必要がないため、効率的に作業をすすめることができ
る。
【0086】以上述べたように本発明を適用すればレー
ルの内部欠陥検査において、信頼性の高い超音波探傷が
可能となるばかりか検査作業の効率化も図ることが可能
となる。
【0087】尚、上記実施形態には種々の段階の発明が
含まれており、開示される複数の構成要件における適宜
な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例え
ば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要
件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で
述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられてい
る効果が得られる場合には、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得る。
【0088】
【発明の効果】本発明により、表面のスケールが剥離し
易い被検査材を対象として信頼性の高い超音波探傷を行
うことができ、また搬送中の被検査材の位置変動に柔軟
に追従することができ、また簡便に探傷領域を拡大する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波探傷装置の正面図。
【図2】本発明に係る超音波探傷装置の側面図。
【図3】探触子ホルダーがレールに着材した状態をレー
ルの断面方向で示す図。
【図4】スケールによるノイズ発生機構を説明する図。
【図5】超音波の挙動を探触子の送受信波形で表す図。
【図6】剥離スケールによるノイズ発生防止方法を説明
する図。
【図7】6個の振動子をアレイ状に並べた超音波探触子
からの超音波の発射方法を説明する図。
【図8】アレイ探触子を用いたレールの頭頂の探傷を説
明する図。
【符号の説明】
1…レール 2…機構枠 5…上部フレーム 5a…倣いロール 51a…リンク機構 61a…レール捕捉機構 62a…倣いロール 7a…スライド機構 9…頭頂用探傷ホルダー 10…頭側用探傷ホルダー 11…頭側用探傷ホルダー 12…ウエブ用探傷ホルダー 13…足裏用探傷ホルダー 201…探触子 203…スケール 205…透過部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊豆田 耕三 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2G047 AA07 AB01 AC09 BA03 BB05 BC09 CA01 DA01 DB02 DB03 DB10 DB16 EA08 EA10 GA03 GA07 GB02 GB03 GE02 GE04 GF17 GG02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子を有する探触子ホルダーの
    超音波を発射する開口部に音響インピーダンスが前記探
    触子ホルダー内部に供給される音響媒体とほぼ同一の透
    過部材を設け、この透過部材を通して被検査材に超音波
    を照射するように構成されることを特徴とする探触子ホ
    ルダー。
  2. 【請求項2】 前記透過部材の前記音響インピーダンス
    が、前記音響媒体の音響インピーダンスIを用いて表し
    た場合に、0.8I以上で1.2I以下であることを特
    徴とする請求項1記載の探触子ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記探触子ホルダーを被検査材に接材し
    たときの前記透過部材と前記被検査材との間隔が、被検
    査材表面からの表層不感帯の1/4以下であることを特
    徴とする請求項1または2の記載の探触子ホルダー。
  4. 【請求項4】 アレイ探触子のそれぞれの振動子の励振
    タイミングを所定時間間隔をおいてずらしながら振動さ
    せて前記アレイ探触子の表面に直角方向から角度を持っ
    た進行方向の超音波を発生させ、 さらに前記所定時間間隔を超音波の照射一回毎に変更し
    て前回発生させた超音波と重なりをもたせながら超音波
    の進行方向を変化させ、 超音波の照射一回毎に非検査材の形状に合わせて欠陥ゲ
    ートの設定を行うことを特徴とする超音波探傷方法。
  5. 【請求項5】 搬送中の被検査材の内部欠陥を検査する
    ための超音波探触子ホルダーを配設した、前記被検査材
    を貫通せしめる機構枠と、 前記機構枠の側面に対向して設けられ、前記被検査材の
    両側面に所定圧力をもって当接する接離可能な倣いロー
    ルと、 前記機構枠を前記被検査材の断面左右方向に移動自在と
    して前記被検査材の断面左右方向の動きに前記機構枠を
    倣わせるスライド機構とを備えたことを特徴とする超音
    波探傷装置。
  6. 【請求項6】 前記被検査材の上方から昇降可能な、他
    の探触子ホルダーを配設した上部フレームと、 前記上部フレームの入側と出側の下面に設けられ、前記
    被検査材の上面を補足する倣いロールと、 前記上部フレームを前記被検査材の断面上下方向に移動
    自在として前記被検査材の断面上下方向の動きに前記上
    部フレームを倣わせるリンク機構とを備えたことを特徴
    とする請求項5に記載の超音波探傷装置。
  7. 【請求項7】 前記被検査材は、圧延したレールである
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の超音波探傷
    装置。
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