JP2003268714A - 路面溝形成法、路面再生法、ブレード組立体及びグルービング装置 - Google Patents

路面溝形成法、路面再生法、ブレード組立体及びグルービング装置

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JP2003268714A JP2002076722A JP2002076722A JP2003268714A JP 2003268714 A JP2003268714 A JP 2003268714A JP 2002076722 A JP2002076722 A JP 2002076722A JP 2002076722 A JP2002076722 A JP 2002076722A JP 2003268714 A JP2003268714 A JP 2003268714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路面の研削及び溝条形成を同時に行う。 【解決手段】 シャフト(3)に一体回転可能に取り付け
られ同一の外径を有する複数の浅削ブレード(1)と、シ
ャフト(3)に一体回転可能に取り付けられかつ浅削ブレ
ード(1)より大きい直径を有する単一又は複数の深削ブ
レード(2)とをブレード組立体(4)に設ける。回転駆動装
置(16)にシャフト(3)を作動連結してブレード組立体(4)
を回転させながら、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)
とを路面(20)に接触させて、研削面(22)と溝条(21)とを
路面(20)に同時にかつ連続的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製又
はアスファルト製の舗装路面に連続的な複数の溝を並行
に形成する溝形成法及び路面再生法並びに溝形成法の実
施に使用するブレード組立体及びグルービング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】降雨時に車両及び航空機が高速で路面上
を走行すると、路面とタイヤとの間に形成される水膜に
よって、タイヤが浮いて路面に直接接触せず、ブレーキ
もハンドルも効かない制御不能状態となるハイドロプレ
ーニング現象が発生する。空港での航空機のハイドロプ
レーニング現象による事故及びスリップ事故を防止して
航空機の離着陸の滑走距離を減少させるために、舗装路
面に複数の溝を形成するグルービング(安全溝)工法が
アメリカで考案された。近年日本国内の一般道路、高速
道路又は空港の滑走路等でも急速にグルービング工法が
普及している。グルービング工法によって、路面の長さ
方向又は幅方向に連続的な複数の溝を並行に形成する
と、タイヤと路面との摩擦力増加に伴うスリップ事故の
防止、制動距離の短縮化、カーブでは操縦安定性向上、
路面の排水性の向上及び凍結防止、雨天時の横滑り防止
を図ることができ、事故防止に優れた効果を発揮する。
また、グルービング工法では、路面の異なる状況及び環
境、予想される事故の種類に応じて、溝の幅、深さ、溝
ピッチの組み合わせを適宜変更して、多様な溝パターン
を路面に形成することができる。また、最近では、舗装
を行なった商店街の歩道及び通路に、縦及び横のマス目
状に溝を形成して、舗装面を一見タイル貼りの様に見せ
て、歩行を容易にするグルービングも施工されている。
【0003】図10に示すように、グルービングを行う
ブレード組立体(30)は同一の外径を有する複数の研削ブ
レード(31)と、研削ブレード(31)間に配置されるスペー
サ(32)とをシャフト(33)に装着して、研削ブレード(31)
をシャフト(33)上に一定間隔で固定した構造を有する。
ブレード組立体(30)は図示しないフレームに回転可能に
取り付けられ、フレームは、複数の車輪を有する移動可
能な研削装置に垂直方向に調節可能に取り付けられる。
フレーム上でブレード組立体(30)を一体回転させなが
ら、路面(20)に接触させる研削ブレード(31)によって、
研削溝(21)を路面(20)に連続的に形成することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1度グルービングを行
った路面でも路面上を通過する車輌のタイヤとの接触及
び摩耗により、図11に示すように、数年後には研削溝
(21)が圧潰され又は損耗すると共に、タイヤ又は路面の
摩耗屑(24)、砂又はアスファルト片等が研削溝内に堆積
し、研削溝(21)本来の機能が減殺され又は消失する。そ
こで再びグルービングを行う必要があるが、1度グルー
ビングを行った路面(20)に更にグルービングを行うと、
図12に示すように、既存の研削溝(21)又はグルービン
グ痕を有する路面(20)に新たな研削溝(21)が重複して段
差状又は不規則な溝間隔で形成される。
【0005】また、舗装路面には、時間の経過と共に車
両の通行に伴う凹凸、亀裂、轍、目地付近の段差が形成
され、このような不陸の路面(20)にグルービングを行う
と、図13に示すように、路面(20)の平坦面には研削溝
(21)が形成されても凹面にはグルービング装置の研削ブ
レード(31)が届かず、充分に研削溝(21)をできない難点
がある。
【0006】従って、グルービング痕、不陸を有する路
面(20)では、既存の路面(20)上にコンクリート又はアス
ファルトを重ねて塗るオーバーレイ又は路面の表層を除
去する路面表層除去法を施す必要がある。現在最も普及
している路面修復法であるオーバーレイ工法では、コン
クリート又はアスファルトにより不陸を埋めて平坦な路
面(20)に修復した後、グルービングを行えば所望の研削
溝を形成できる。しかしながら、オーバーレイ工法で
は、重ね塗りしたコンクリート又はアスファルトが乾燥
硬化するまで路面の交通を中止しなければならないた
め、施工期間も長く建設コストも高くなる。また、コン
クリート又はアスファルトの重ね塗りにより形成される
表皮層が薄いと、表皮層の剥離又は亀裂が発生し、逆に
表皮層が厚いと、排水性の低下又は流去溜りが減少する
など多くの欠点がある。
【0007】これに対し、嵩上げせずに、損傷した凹凸
のある路面(20)の表面を薄く研削して路面(20)を平坦に
修復する路面表層除去法は、グラインディング工法と呼
ばれ、欧米では1980年代より導入されている。路面
表層除去法に使用する路面の表層除去装置は、グルービ
ング装置と同様の駆動装置を使用するが、図10に示す
ブレード組立体(30)に比べ、隣り合うブレード間の間隔
が小さくかつ研削深さも浅く細い幅の直線縞状に路面を
研削する。また、隣り合う研削溝間には、ブレード間に
配置されるスペーサに対応して未研削の線状舗装面が路
面に残り、直線縞状の鋭い凹凸によってスリップ防止効
果を発揮する。路面表層除去法は、コンクリート又はア
スファルトによって新規舗装を行うオーバーレイとは異
なり、研削のみによって路面を再生することができる。
しかしながら、路面表層除去法により路面に形成される
溝は比較的浅いため、短期間で摩滅又は圧潰して本来の
機能が低下する上、空港滑走路又は高速道路のように、
高速で走行する航空機又は車両のスリップ事故及びハイ
ドロプレーニング現象を確実に抑制し、防止するには、
路面表層除去法のみでは不十分であり、路面の表層除去
とグルービングとを施工しなければならない。しかしな
がら、現在では、路面の表層除去及びグルービングを施
すには、路面の表層除去装置により路面(20)を研削した
後、グルービング装置により路面(20)に安全溝を形成す
るしかなく、施工期間の長期化及び高コスト化となる。
【0008】従って、本発明は、路面の表層除去及びグ
ルービングを路面に同時に施す路面溝形成法及び路面溝
形成法を使用した路面再生法を提供することを目的とす
る。また、路面溝形成法の実施に使用するブレード組立
体及びグルービング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による路面溝形成
法は、同一の外径を有する複数の浅削ブレード(1)及び
浅削ブレード(1)より大きい直径を有する単一又は複数
の深削ブレード(2)とを同一のシャフト(3)に取り付けて
ブレード組立体(4)を形成する過程と、ブレード組立体
(4)を一体回転可能にフレーム(12)に取り付ける過程
と、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)とを路面(20)に
接触させて、ブレード組立体(4)を回転させながら、シ
ャフト(3)に対して直角にフレーム(12)を移動させる過
程とを実施して、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)と
により研削面(22)と溝条(21)とを路面(20)に同時に形成
することができる。また、路面(20)の表面に形成された
クラック、水溜り、凹凸等の不陸、目地付近の段差又は
轍を除去し、路面(20)を平坦に再生することができ、研
削面(22)と溝条(21)とにより路面(20)の排水及びスリッ
プ防止を図ることができる。また、本発明による路面再
生法は、路面溝成形法を路面(20)上に複数回施工した
後、路面(20)の再舗装を行う。
【0010】本発明によるブレード組立体は、シャフト
(3)と、シャフト(3)に一体回転可能に取り付けられ同一
の外径を有する複数の浅削ブレード(1)と、シャフト(3)
に一体回転可能に取り付けられかつ浅削ブレード(1)よ
り大きい直径を有する単一又は複数の深削ブレード(2)
とを備え、深削ブレード(2)は、複数の浅削ブレード(1)
を介して一定間隔でシャフト(3)に取り付けられる。更
に、本発明によるグルービング装置は、複数の車輪(13)
上に懸架されたシャーシ(11)と、シャーシ(11)上に設け
られかつ車輪(13)に作動連結された動力装置(14)と、シ
ャーシ(11)上に取り付けられたフレーム(12)と、フレー
ム(12)により回転可能に支持されたシャフト(3)を有す
るブレード組立体(4)と、シャフト(3)を回転する回転駆
動装置(16)とを備えている。回転駆動装置(16)にシャフ
ト(3)を作動連結してブレード組立体(4)を回転させなが
ら、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)とを路面(20)に
接触させて、研削面(22)と溝条(21)とを路面(20)に同時
にかつ連続的に形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるブレード組立
体、グルービング装置、路面溝形成法及び路面再生法の
実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
【0012】図1及び図2に示すように、本発明による
ブレード組立体(4)は、同一の外径を有する複数枚の浅
削ブレード(1)と、浅削ブレード(1)より大きい直径を有
する複数枚の深削ブレード(2)と、浅削ブレード(1)と深
削ブレード(2)とを取り付けるシャフト(3)とを備えてい
る。図示の実施の形態では、8枚の浅削ブレード(1)と
1枚の深削ブレード(2)を1セットとして、複数のセッ
トを一列に配置し、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)
の各々に形成された中心孔(6)に同一のシャフト(3)が挿
通される。また、浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)の
各々に同一円周上に形成された貫通孔(7)にロッド(8)を
挿通してナット(9)によりロッド(8)を取り付けて、ブレ
ード組立体(4)は強固に一体に形成される。また、シャ
フト(3)に固定されたキー(25)により浅削ブレード(1)と
深削ブレード(2)はシャフト(3)に一体回転可能に取り付
けられ、直径の大きい深削ブレード(2)は、浅削ブレー
ド(1)の外周部から径方向に不連続に突出する。
【0013】図3に示すように、ブレード組立体(4)を
備えたグルービング装置(10)は、複数の車輪(13)上に懸
架されたシャーシ(11)と、シャーシ(11)上に設けられか
つ車輪(13)に作動連結された動力装置(14)と、シャーシ
(11)上に取り付けられたフレーム(12)と、フレーム(12)
により回転可能に支持されたシャフト(3)を有するブレ
ード組立体(4)と、ブレード組立体(4)を回転する回転駆
動装置(16)とを備える。ブレード組立体(4)のシャフト
(3)を回転駆動装置(16)に作動連結してブレード組立体
(4)を回転させながら、浅削ブレード(1)と深削ブレード
(2)とを路面(20)に接触させて、図1及び図4に示すよ
うに、研削面(22)と溝条(21)とを路面(20)に同時にかつ
連続的に形成できる。隣り合う浅削ブレード(1)の先端
チップ(1a)間に間隙(1b)が設けられるため、間隙(1b)に
対応して、隣り合う研削面(22)間に突条(23)が形成され
る。図5に示すように、隣り合う浅削ブレード(1)間及
び深削ブレード(2)間にスペーサ(5)を配置して、シャフ
ト(3)に一体に固定することができる。更に、図6に示
すように、隣り合う幅広の浅削ブレード(1)間に深削ブ
レード(2)を交互に配置してブレード組立体(4)を構成す
ると、路面(20)上に突条(23)が形成されない。
【0014】また、昇降装置(15)によりシャーシ(11)に
対してフレーム(12)の垂直高さを調整し、フレーム(12)
の垂直高さを変化させてブレード組立体(4)の研削深さ
を変えることができるので、不陸を有する路面(20)に対
し昇降装置(15)によりブレード組立体(4)を十分に下降
させて、不陸の最低面又はこれより深くかつ平坦に路面
(20)を研削することができる。
【0015】また、図8に示す小型のグルービング装置
(10)は、複数の車輪(13)上に懸架されたシャーシ(11)
と、シャーシ(11)上に設けられかつ車輪(13)に作動連結
された動力装置(14)と、シャーシ(11)により回転可能に
支持されたシャフト(3)と、動力装置(14)に接続されか
つシャフト(3)を回転する回転駆動装置(16)とを備え、
図3に示すグルービング装置(10)と同様のブレード組立
体(4)がシャフト(3)に取り付けられる。小型のグルービ
ング装置(10)では、フレームはシャーシ(11)と一体に形
成され、車輪(13)を支点としてグルービング装置(10)全
体を斜めに傾斜させてブレード組立体(4)を路面(20)に
接触させて、研削面(22)及び溝条(21)を路面(20)に形成
できるので、昇降装置(15)を必要としない。また、グル
ービング装置(10)では、動力装置(14)から独立した別の
回転駆動装置(16)を搭載せずに動力装置(14)によりシャ
フト(3)を回転させても良い。
【0016】また、路面(20)の研削時に発生する浅削ブ
レード(1)及び深削ブレード(2)の摩擦熱の上昇を抑制す
ると共に、研削面での潤滑剤となる冷却水を浅削ブレー
ド(1)及び深削ブレード(2)に供給する給水装置を設けて
も良く、更に、コンクリート又はアスファルトの研削屑
を回収する図示しない回収装置を設けても良い。
【0017】コンクリート製又はアスファルト製の路面
を研削する浅削ブレード(1)及び深削ブレード(2)は、通
常のグルービング装置又は路面の表層除去装置に使用さ
れる研削刃と同様の方法で製造され、図9に示すよう
に、中心孔(6)が形成された薄い円形板(17)と、円形板
(17)の外周に一定の角度間隔で溶接された多数の円弧状
のチップ(18)とを有し、隣り合うチップ(18)間にスリッ
ト(19)が形成される。円弧状のチップ(18)は、ダイヤモ
ンド砥粒をメタルボンド、レジンボンド又はセラミック
スボンドにより所定の形状に硬化させた構造を有する。
また、図7に示すブレードのように、隣り合う円形板(1
7)のチップ(18)を厚さ方向に互いに密着させてシャフト
(3)に取り付けると、突条(23)のない溝条(21)のみを有
する路面(20)を研削することができる。また、浅削ブレ
ード(1)又は深削ブレード(2)を構成する隣り合う円形板
(17)のスリット(19)を円周方向にずらしてシャフト(3)
に取り付けると、研削時にスリット(19)が同時に路面(2
0)に当接せず、路面研磨、研削時のスリット(19)の衝撃
を緩和して円滑な研削が可能となる。
【0018】複数の浅削ブレード(1)と、単数又は複数
の深削ブレード(2)とを規則的にシャフト(3)上に配置し
てブレード組立体(4)を形成すると、シャフト(3)の長さ
方向に規則的に整列される研削面(22)と溝条(21)とを路
面(20)に形成することができる。
【0019】例えば、図2に示すように、1枚の深削ブ
レード(2)と8枚の浅削ブレード(1)とを1セットにして
6セットを所定の順序で順次シャフト(3)上に取り付け
ると、図4に示すように、6本の溝条(21)と、溝条(21)
間に研削される8本の研削面(22)とを路面(20)に形成で
きる。図5に示すように、複数の浅削ブレード(1)間及
び浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)との間にスペーサ
(5)を配置したブレード組立体(4)によって路面加工を行
うと、スペーサ(5)に対応する路面(20)の位置に突条(2
3)が形成され、排水機能、スリップ防止機能を向上させ
ることができる。また、図示しないが、複数の浅削ブレ
ード(1)と単一の深削ブレード(2)とによりブレード組立
体を構成すれば、融雪溝として1本の溝条(21)を路面(2
0)に形成することができる。
【0020】ブレード組立体(4)を構成する深削ブレー
ド(2)の幅、ピッチ及び浅削ブレード(1)と深削ブレード
(2)との外径の差は、路面(20)に形成される安全溝の
幅、ピッチ及び深さとなる。ブレード組立体(4)の幅に
制約はないが、300mm以上3000mm以下、特に10
00mm以上1250mm以下が好ましい。路面(20)を研削
する浅削ブレード(1)の幅及びピッチは、研削路面の寿
命及び摩擦に大きく影響を及ぼす。本実施の形態では、
浅削ブレード(1)の幅は1mm以上250mm以下、ピッチ
は1mm以上3.5mm以下であり、シャフト(3)100mm当
たり18枚程度での配置が好ましい。これに対し、路面
(20)に溝条(21)を形成する深削ブレード(2)の幅は3mm
以上50mm以下、ピッチは30mm以上250mm以下がよ
いが、施工目的、路面の場所又は環境応じて前記幅値を
適宜設定することができる。例えば、緩斜な坂道、ゆる
やかなカーブ、横風を受ける箇所では道路の長さ方向に
並行な縦溝を形成するが、深削ブレード(2)の幅は6mm
程度、ピッチは40mm程度である。急勾配箇所、橋上、
急カーブ、交差点の手前、トンネル内では道路の長さ方
向に直角な横溝を形成するが、幅は6mm程度、ピッチは
50mm程度である。また、轍に流入する雨水を排除する
ため交通量の多い高速道路等に形成する排水溝は、幅は
25mm又は35mm程度、ピッチは200mm程度である。
図6に示すように、深削ブレード(2)の幅に対し、浅削
ブレード(1)の幅を大きく設定しても良いが、浅削ブレ
ード(1)及び深削ブレード(2)の幅の大小は適宜選択され
る。浅削ブレード(1)と深削ブレード(2)との外径寸法の
差は、本実施の形態では1mm以上50mm以下、好ましく
は3mm以上25mm以下とする。
【0021】本願の溝成形法では、深削ブレード(2)に
より路面(20)に新たな溝条(21)を形成すると共に、浅削
ブレード(1)により凹凸等の不陸を除去して路面(20)を
平坦に再生することができる。通常、舗装路面のコンク
リート厚さ又はアスファルト厚さは、高速道路で約10
00mm程度、滑走路では50mmから60mm程度であり、
路面(20)の研削回数には限度があるが、溝成形法を路面
(20)上に複数回施工した後、路面(20)の再舗装を行って
も良い。再舗装をした後に研削すれば、長期的な路面(2
0)の使用が可能である。
【0022】本発明の実施の形態では、下記の作用・効
果が得られる。 [1] 浅削ブレード(1)及び深削ブレード(2)により研
削面(22)及び溝条(21)を同時にかつ規則的に路面(20)に
形成できる。 [2] 浅削ブレード(1)により路面(20)を平坦に研削
して、路面(20)の表面に形成されたクラック、轍、目地
付近の段差等の不陸を除去して、路面(20)を再生するこ
とができる。 [3] 研削面(22)及び溝条(21)により路面(20)の排水
作用を促進し、スリップを防止することができる。 [4] ブレード組立体(4)の研削深さを調整でき、研
削面(22)及び溝条(21)を任意の深さに形成できる。 [5] 複数の浅削ブレード(1)間及び浅削ブレード(1)
と深削ブレード(2)との間に突条(23)を形成でき、排水
機能、スリップ防止機能を向上できる。
【0023】
【発明の効果】路面に研削面及び溝条を同時に形成でき
るので、施工時間と手間を大幅に削減でき、施工に伴う
交通規制を早期に解除し施工コストを大幅に削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるブレード組立体を示す斜視図
【図2】 本発明によるブレード組立体の第1の実施の
形態を示す断面図
【図3】 グルービング装置を示す左側面図
【図4】 図2のブレード組立体により研削された路面
の断面図
【図5】 本発明によるブレード組立体の第2の実施の
形態を示す断面図
【図6】 本発明によるブレード組立体の第3の実施の
形態を示す断面図
【図7】 本発明によるブレード組立体の第4の実施の
形態を示す断面図
【図8】 小型グルービング装置を示す左側面図
【図9】 浅削ブレード又は深削ブレードに使用される
研削刃を示す正面図
【図10】 従来のブレード組立体を示す斜視図
【図11】 車輌の通過により圧潰又は損耗した研削溝
を示す断面図
【図12】 図11の路面にグルービングを行った場合
の研削溝を示す断面図
【図13】 不陸を有する路面にグルービングを行った
場合の研削溝を示す断面図
【符号の説明】
(1)・・浅削ブレード、 (2)・・深削ブレード、 (3)
・・シャフト、 (4)・・ブレード組立体、 (5)・・ス
ペーサ、 (11)・・シャーシ、 (12)・・フレーム、
(13)・・車輪、 (14)・・動力装置、 (15)・・昇降装
置、 (16)・・回転駆動装置、 (19)・・スリット、
(20)・・路面、 (21)・・溝条、 (22)・・研削面、

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の外径を有する複数の浅削ブレード
    及び浅削ブレードより大きい直径を有する単一又は複数
    の深削ブレードとを同一のシャフトに取り付けてブレー
    ド組立体を形成する過程と、 ブレード組立体を一体回転可能にフレームに取り付ける
    過程と、 浅削ブレードと深削ブレードとを路面に接触させて、ブ
    レード組立体を回転させながら、シャフトに対して直角
    にフレームを移動させる過程とを含むことを特徴とする
    路面溝形成法。
  2. 【請求項2】 フレームを支持するシャーシに対してフ
    レームの垂直高さを変化させる過程を含む請求項1に記
    載の路面溝形成法。
  3. 【請求項3】 複数の浅削ブレードと、単一又は複数の
    深削ブレードとを規則的にシャフト上に配置してブレー
    ド組立体を形成する過程を含む請求項1又は2に記載の
    路面溝形成法。
  4. 【請求項4】 複数の浅削ブレード間及び浅削ブレード
    と深削ブレードとの間にスペーサを配置する過程を含む
    請求項1〜3の何れか1項に記載の路面溝形成法。
  5. 【請求項5】 浅削ブレードにより複数の研削面を溝条
    と並行にかつ各々一定間隔で形成する過程を含む請求項
    1〜4の何れか1項に記載の路面溝形成法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載された
    路面溝成形法を路面上に複数回施工した後、路面の再舗
    装を行うことを特徴とする路面再生法。
  7. 【請求項7】 シャフトと、シャフトに一体回転可能に
    取り付けられ同一の外径を有する複数の浅削ブレード
    と、シャフトに一体回転可能に取り付けられかつ浅削ブ
    レードより大きい直径を有する単一又は複数の深削ブレ
    ードとを備え、深削ブレードは、複数の浅削ブレードを
    介して一定間隔でシャフトに取り付けられることを特徴
    とするブレード組立体。
  8. 【請求項8】 複数の浅削ブレードと複数の深削ブレー
    ドとに貫通孔を形成し、貫通孔に挿通するロッドによ
    り、浅削ブレードと深削ブレードとを一体回転可能にシ
    ャフトに固定した請求項7に記載のブレード組立体。
  9. 【請求項9】 複数の車輪上に懸架されたシャーシと、
    シャーシ上に設けられかつ車輪に作動連結された動力装
    置と、シャーシ上に取り付けられたフレームと、フレー
    ムにより回転可能に支持されたシャフトを有する請求項
    7又は8に記載のブレード組立体と、シャフトを回転す
    る回転駆動装置とを備え、 回転駆動装置にシャフトを作動連結してブレード組立体
    を回転させながら、浅削ブレードと深削ブレードとを路
    面に接触させて、研削面と溝条とを路面に同時にかつ連
    続的に形成することを特徴とするグルービング装置。
  10. 【請求項10】 シャーシに対してフレームの垂直高さ
    を調整する昇降装置を備えた請求項9に記載のグルービ
    ング装置。
  11. 【請求項11】 ブレード組立体は、規則的にシャフト
    に取り付けられた複数の浅削ブレードと、単一又は複数
    の深削ブレードとを有する請求項9又は10に記載のグ
    ルービング装置。
  12. 【請求項12】 複数の浅削ブレード間及び浅削ブレー
    ドと深削ブレードとの間に配置されたスペーサを有する
    請求項9〜11の何れか1項に記載のグルービング装
    置。
  13. 【請求項13】 シャフトの長さ方向に各々一定間隔で
    浅削ブレード及び深削ブレードを配置した請求項9〜1
    2の何れか1項に記載のグルービング装置。
  14. 【請求項14】 隣り合う浅削ブレードのスリット又は
    深削ブレードのスリットとを回転方向に異なる角度にず
    らして配置した請求項9〜13の何れか1項に記載のグ
    ルービング装置。
  15. 【請求項15】 動力装置は回転駆動装置となる請求項
    9〜14の何れか1項に記載のグルービング装置。
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