JP2003267088A - 車両の減速度制御装置 - Google Patents

車両の減速度制御装置

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JP2003267088A
JP2003267088A JP2002067494A JP2002067494A JP2003267088A JP 2003267088 A JP2003267088 A JP 2003267088A JP 2002067494 A JP2002067494 A JP 2002067494A JP 2002067494 A JP2002067494 A JP 2002067494A JP 2003267088 A JP2003267088 A JP 2003267088A
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    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定減速度の大きさを感覚的にとらえ易く
し、扱い易い車両の減速度制御装置を提供する。 【解決手段】 設定変更許可手段126(SA5)によ
り、車両の減速走行中であることを条件として走行ポジ
ション選択操作装置(減速度設定操作装置)86の操作
による減速度の設定変更が許可されることから、その減
速度の変更操作に応答して実際の車両の減速度が変化す
るので、運転者にとって減速度の操作量に対する減速度
の大きさの変化が容易に感覚的に把握され、操作性が良
く扱い易い車両の減速度制御装置となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の減速走行時
における減速度レベルを設定することが可能な減速度設
定操作装置を備えた車両の減速度制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】たとえば電動機やモータジェネレータな
どの駆動力源の回転抵抗を用いた減速走行可能な車両に
おいて、運転者による操作によって車両の減速度を設定
することができる減速度設定操作装置を備えたものが提
案されている。たとえば、特開平8−79907号公報
に記載されたハイブリッド車両がそれである。このよう
な車両によれば、アクセルペダルが操作されない車両の
減速走行において、運転者による減速度設定操作装置の
操作により設定された所望の減速度で減速走行が行われ
る利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の車両において減速度設定操作装置の操作により
設定された所望の減速度、すなわち減速度設定操作装置
の操作により設定された減速度は、その大きさが感覚的
にとらえ難い。特に、たとえば「+」ポジションおよび
「−」ポジションへ操作することにより増減させるよう
な相対値で設定減速度が設定される場合に顕著である。
このため、減速走行に入ると、それまでに設定された設
定減速度で減速走行が開始されることにより、意に反し
て急に大きな減速度が発生することもあり、扱い難いも
のとなる可能性があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、設定減速度の大
きさを感覚的にとらえ易くし、扱い易い車両の減速度制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するための第1発明の要旨とするところは、車両の減速
走行時における減速度を設定することが可能な減速度設
定操作装置を備えた車両の減速度制御装置であって、前
記車両の減速走行中であることを条件として、前記減速
度設定操作装置の操作による前記減速度の設定変更を許
可する設定変更許可手段を、含むことにある。
【0006】
【第1発明の効果】このようにすれば、設定変更許可手
段により、車両の減速走行中であることを条件として前
記減速度設定操作装置の操作による前記減速度の設定変
更が許可されることから、減速度の変更操作に応答して
車両の減速度が変化するので、運転者にとって減速度の
操作量に対する減速度の大きさの変化が容易に感覚的に
把握され、操作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置
となる。
【0007】
【第1発明の他の態様】ここで、好適には、前記設定変
更許可手段は、前記車両が所定車速より低い低車速走行
である場合には、減速走行であるか否かに拘わらず前記
減速度設定操作装置の操作による前記減速度の設定変更
を許可するものである。このようにすれば、減速走行開
始時の減速度変化発生がそれほど影響しない低車速走行
では、減速走行中であることを条件としないで減速度設
定操作装置の操作による減速度の設定変更が許可されて
減速度変更操作可能域が拡大されるので、一層、操作性
が良く扱い易い車両の減速度制御装置となる。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明の要旨とするところは、車両の
減速走行時における減速度を設定することが可能な減速
度設定操作装置を備えた車両の減速度制御装置であっ
て、前記減速度設定操作装置の操作による前記減速度の
設定変更を車両状態に基づいて制限する設定変更制限手
段を、含むことにある。
【0009】
【第2発明の効果】このようにすれば、設定変更制限手
段により減速度設定操作装置の操作による前記減速度の
設定変更が車両状態に基づいて制限されることから、操
作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
たとえば、車両の非減速走行中であることを条件として
前記減速度設定操作装置の操作による前記減速度の設定
変更が制限されることにより、減速度の変更操作に応答
して車両の減速度が変化しない走行状態では減速度の設
定変更が抑制されるので、運転者にとって減速度の操作
量に対する減速度の大きさの変化が容易に感覚的に把握
される減速走行状態において専ら減速度の設定変更が可
能となり、操作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置
となる。
【0010】
【第2発明の他の態様】ここで、好適には、前記設定変
更制限手段は、車両の非減速走行時のみ前記減速度設定
操作装置の操作による減速度の設定変更を制限するもの
である。このようにすれば、車両の非減速走行中におい
て減速度の設定変更が制限される一方で、減速走行中で
あれば減速度の設定変更が許可されることから、減速度
の変更操作に応答して車両の減速度が変化させられるの
で、運転者にとって減速度の操作量に対する減速度の大
きさの変化が容易に感覚的に把握され、操作性が良く扱
い易い車両の減速度制御装置となる。
【0011】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、車両の減速走行および非減速走行に基づいて前記減
速度設定操作装置の操作による減速度の設定変更に対す
る制限を変更するものである。このようにすれば、車両
の減速走行および非減速走行に基づいて前記減速度設定
操作装置の操作による減速度の設定変更に対する制限が
変更されるので、操作性が良く扱い易い車両の減速度制
御装置が得られる。
【0012】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、車両の非減速走行時には減速走行時よりも前記減速
度設定操作装置の操作による減速度の設定変更を制限す
るものである。このようにすれば、車両の非減速走行時
には減速走行時よりも前記減速度設定操作装置の操作に
よる減速度の設定変更が制限されるので、操作性が良く
扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
【0013】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、車速領域に基づいて前記減速度設定操作装置の操作
による減速度の設定変更を制限するものである。このよ
うにすれば、車速領域に基づいて前記減速度設定操作装
置の操作による減速度の設定変更が制限されるので、操
作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
【0014】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、前記車両が所定車速より低い低車速走行である場合
には、前記減速度設定操作装置の操作による減速度の設
定変更に対する制限を解除するものである。このように
すれば、車両が所定車速より低い低車速走行である場合
には、前記減速度設定操作装置の操作による減速度の設
定変更に対する制限が解除されることから、低車速走行
には減速度の設定変更可能となって減速度変更操作可能
域が拡大されるので、一層、操作性が良く扱い易い車両
の減速度制御装置が得られる。
【0015】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、前記減速度設定操作装置の操作により新たに設定さ
れた設定減速度と現在の設定減速度との差に基づいて、
その減速度設定操作装置の操作による減速度の設定変更
を制限するものである。このようにすれば、減速度設定
操作装置の操作により新たに設定された設定減速度と現
在の設定減速度との差に基づいてその減速度設定操作装
置による減速度の設定変更操作が制限されるので、操作
性が良く扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
【0016】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、車速に基づいて前記減速度設定操作装置の操作によ
る前記減速度の設定変更を制限するものである。このよ
うにすれば、車速に基づいてその減速度設定操作装置に
よる減速度の設定変更操作が制限されるので、操作性が
良く扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
【0017】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、前記減速度設定操作装置の設定減速度変更操作の前
の設定減速度に基づいてその減速度設定操作装置の操作
による前記減速度の設定変更を制限するものである。こ
のようにすれば、減速度設定操作装置の設定減速度変更
操作の前の設定減速度に基づいてその減速度設定操作装
置による減速度の設定変更が制限されるので、操作性が
良く扱い易い車両の減速度制御装置が得られる。
【0018】また、好適には、前記設定変更制限手段
は、前記減速度設定操作装置の設定減速度変更操作によ
る実際の設定減速度に基づいてその減速度設定操作装置
の操作による前記減速度の設定変更を制限するものであ
る。このようにすれば、減速度設定操作装置の設定減速
度変更操作による実際の設定減速度に基づいてその減速
度設定操作装置の操作による減速度の設定変更が制限さ
れるので、操作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置
が得られる。
【0019】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例のエンジン制御
装置が適用された車両用動力伝達装置の構成を説明する
骨子図である。図において、駆動力源としてのエンジン
10の出力は、自動クラッチ12、トルクコンバータ1
4を介して自動変速機16に入力され、図示しない差動
歯車装置および車軸を介して一対の駆動輪(後輪)へ伝
達されるようになっている。上記自動クラッチ12は、
モータ走行時においてエンジン10を切り離すためや急
発進時のための摩擦係合装置としても機能するものであ
り、図示しない電磁式、油圧式などのクラッチアクチュ
エータによって湿式或いは乾式の摩擦板が係合作動させ
られる摩擦式自動クラッチである。上記自動クラッチ1
2とトルクコンバータ14との間には、駆動力源として
の電動モータおよび発電機として機能する第1モータジ
ェネレータMG1が配設されている。上記トルクコンバ
ータ14は、自動クラッチ12に連結されたポンプ翼車
20と、自動変速機16の入力軸22に連結されたター
ビン翼車24と、それらポンプ翼車20およびタービン
翼車24の間を直結するためのロックアップクラッチ2
6と、一方向クラッチ28によって一方向の回転が阻止
されているステータ翼車30とを備えている。
【0021】上記自動変速機16は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機32と、後進変速段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機34とを備
えている。第1変速機32は、サンギヤS0、リングギ
ヤR0、およびキャリアK0に回転可能に支持されてそ
れらサンギヤS0およびリングギヤR0に噛み合わされ
ている遊星ギヤP0から成るHL遊星歯車装置36と、
サンギヤS0とキャリアK0との間に設けられたクラッ
チC0および一方向クラッチF0と、サンギヤS0およ
びハウジング38間に設けられたブレーキB0とを備え
ている。
【0022】第2変速機34は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリアK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置40
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリアK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置42と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリアK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置44とを備
えている。
【0023】上記サンギヤS1とサンギヤS2は互いに
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリアK2とキ
ャリアK3とが一体的に連結され、そのキャリアK3は
出力軸46に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸48との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸48との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング38
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング38との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸22と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
【0024】キャリアK1とハウジング38との間には
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング38との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
【0025】以上のように構成された自動変速機16で
は、例えば図2に示す作動表に従って後進ギヤ段と変速
比γが順次小さくなる第1速ギヤ段乃至第5速ギヤ段の
前進5段のうちのいずれかの変速段に切り換えられる。
図2において「○」は係合状態を表し、空欄は解放状態
を表し、「◎」はエンジンブレーキのときの係合状態を
表し、「△」は動力伝達に関与しない係合を表してい
る。この図2から明らかなように、第2変速段(2n
d)から第3変速段(3rd)へのアップシフトでは、
ブレーキB3を解放すると同時にブレーキB2を係合さ
せるクラッチツークラッチ変速が行われ、ブレーキB3
の解放過程で係合トルクを持たせる期間とブレーキB2
の係合過程で係合トルクを持たせる期間とがオーバラッ
プして設けられる。それ以外の変速は、1つのクラッチ
またはブレーキの係合或いは解放作動だけで行われるよ
うになっている。上記クラッチおよびブレーキは何れも
油圧アクチュエータによって係合させられる油圧式摩擦
係合装置である。
【0026】図3および図4は、上記出力軸46の回転
をロックするためのハイブリッド車両のパーキングロッ
ク装置60を説明するものであり、図3は出力軸46の
軸心方向から見た図であり、図4はその軸心に直交する
方向から見た図である。パーキングロック装置60は、
出力軸46に固設されたロックギヤ62と、ロックギヤ
62と噛み合ってその回転を阻止するための噛合歯64
を有し、そのロックギヤ62に対して噛み合う噛合位置
と非噛合位置との間で回動可能にそのハウジング38に
設けられたロックポール66と、そのロックポール66
の先端部に設けられたカム面68と、上記出力軸46の
軸心方向に平行となるように長手方向に移動可能にハウ
ジング38に支持されたパーキングロッド70と、その
パーキングロッド70の先端部に設けられて上記カム面
68に係合してパーキングロッド70をロックギヤ62
側へ移動させるためのテーパ面72と、そのパーキング
ロッド70の基端部に形成されたラック74に噛み合う
ピニオン76を有する電動モータ78と、上記のパーキ
ングロッド70の先端部を嵌め入れてそれを案内する案
内穴80を有し、ハウジング38に固定された案内部材
82とを備え、その電動モータ78によりパーキングロ
ッド70が先端側に移動させることによりロックポール
66をロックギヤ62側へ駆動させてそれを噛合位置と
するとともに、電動モータ78によりパーキングロッド
70を基端部側へ移動させることによりロックポール6
6を非噛合位置へ移動させる。上記パーキングロッド7
0は、好適には、油圧回路に設けられたマニアル弁の弁
子を兼ねており、走行ポジション毎に対応した位置に移
動させられる。このようなシフト機構は、ワイヤ(電
線)を介して油圧回路が走行ポジションに応じた切換作
動させられるので、シフトバイワイヤと称されている。
これにより、後述の電子制御装置98からの指令に従っ
て自動的にパーキングロックが行われたり、そのパーキ
ングロックが解放されたりするようになっている。
【0027】図5および図6は、走行ポジション選択操
作装置86を説明するものであり、図5はその走行ポジ
ション選択操作装置86の配置を概略示す車両の運転席
88付近を示し、図6はその走行ポジション選択操作装
置86の斜視図である。本実施例の走行ポジション選択
操作装置86は、運転者の利き腕などにより左右のいず
れであっても所望の手で操作可能となるように、ステア
リングホイール84を操作するための運転席88の左右
両側にそれぞれ設けられている。右側の走行ポジション
選択操作装置86はドア90の内側に設けられ、左側の
走行ポジション選択操作装置86は図示しない助手席と
運転席88のとの間に設けられている。走行ポジション
選択操作装置86は、前後および左右のいずれの方向に
も傾動操作可能に設けられることにより、減速度を小さ
くするための「+」ポジション、減速度を大きくするた
めの「−」ポジション、後進走行を選択するためのR
(リバース)ポジション、前進走行を選択するためのD
(ドライブ)ポジションの4位置へ択一的に選択操作さ
れる自動復帰型のシフト操作レバー92と、そのシフト
操作レバー92の前方側位置に設けられ、P(パーキン
グ)ポジションを選択するために操作される自動復帰型
ボタンから成るPスイッチ94と、同様に上記シフト操
作レバー92の前方側位置に設けられ、N(ニュートラ
ル)ポジションを選択するために操作される自動復帰型
ボタンから成るNスイッチ96とを備えている。上記シ
フト操作レバー92、Pスイッチ94、Nスイッチ96
は、車両の走行ポジションを選択するために操作される
シフト操作部材、車両の設定減速度を設定変更するため
の減速度設定操作体として機能している。また、上記
「+」ポジションおよび「−」ポジションは、車両の減
速走行時においてその減速度を選択するために操作され
る減速走行ポジションであり、シフト操作レバー92が
「−」ポジションへ操作される回数或いは保持時間に応
じて目標減速度が順次大きくされ、「+」ポジションへ
操作される回数或いは保持時間に応じて目標減速度が順
次小さくされる。すなわち、シフト操作レバー92が
「−」ポジションへ操作される回数或いは保持時間に応
じて目標減速度が大きくされる毎に、減速度が大きい走
行ポジションが選択され、「+」ポジションへ操作され
る回数或いは保持時間に応じて減速度が小さい走行ポジ
ションが選択されるのである。したがって、上記走行ポ
ジション選択操作装置86は、車両の設定減速度を選択
する減速度設定操作装置としても機能している。ここ
で、減速度とは負の加速度の意味であり、その加速度の
絶対値でその大小が表される。
【0028】図7は、電子制御装置98に入力される信
号およびその電子制御装置98から出力される信号を例
示している。たとえば、電子制御装置98には、アクセ
ルペダルの操作量であるアクセル開度θACC を表すアク
セル開度信号、出力軸46の回転速度に対応する車速信
号、加速度センサにより検出される車両の加速度Gを表
す信号、シフト操作レバー92の操作位置であるシフト
ポジションを表す信号などが図示しないセンサから供給
されている。また、電子制御装置98からは、燃料噴射
弁からエンジン10の気筒内へ噴射される燃料の量を制
御するための噴射信号、エンジン10の起動のための点
火信号およびモータジェネレータMG1の作動指令、モ
ータ走行のためのモータジェネレータMG2の作動指
令、回生のためのモータジェネレータMG1の作動指
令、ダッシュボードに設けられた表示装置99にシフト
操作レバー92の操作ポジションを表示させるための表
示指令などが出力される。
【0029】上記電子制御装置98は、CPU、RO
M、RAM、入出力インターフェースなどから成る所謂
マイクロコンピュータを含んで構成されており、RAM
の一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプ
ログラムに従って信号処理を行うことにより、予め記憶
された関係から実際の車速および要求駆動力(=アクセ
ル開度θACC )に基づいてモータ走行かエンジン走行か
を判定し、判定された駆動力源(原動機)で車両を駆動
させる駆動力源切換制御、アクセルペダルが操作されな
いすなわちアクセル開度θACC およびスロットル開度θ
THが零である減速走行時における目標減速度が決定さ
れ、その目標減速度が得られるようにする回生制御、シ
フト操作レバー92が減速ポジションである「−」ポジ
ション或いは「+」ポジションへ操作されることに応答
して目標減速度を複数段階に切り換える減速度選択操作
制御、シフト操作レバー92が減速走行ポジションであ
る「−」ポジション或いは「+」ポジションから非減速
ポジションであるDポジション或いはNポジションへ操
作されたときの操作量に対する設定減速度の変化量を制
御する設定減速度変更制御などを実行する。
【0030】図8は、上記電子制御装置98の制御機能
の要部、すなわち走行ポジション選択操作装置86のシ
フト操作レバー92の操作に応じて目標減速度を記憶す
る目標減速度学習制御機能を説明する機能ブロック線図
である。図8において、駆動源切換制御手段100は、
燃費をよくするために最適な駆動力源すなわちエンジン
10、モータジェネレータMG1のいずれかを、予め記
憶された関係から実際の車速および要求負荷に基づいて
選択し、選択された駆動力源に切り換える。これによ
り、たとえば低車速低負荷領域ではモータジェネレータ
MG1を用いたモータ走行が選択され、それ以外の領域
では、エンジン10を用いたエンジン走行が選択され
る。さらに詳しくは、たとえばエンジン10の暖機後で
あり、エアコン用コンプレッサの駆動が不要であり、且
つ図示しない二次電池の充電量が十分な状態における停
車時には、エンジン10およびモータジェネレータMG
1が停止させられる。しかし、停車時であっても、エン
ジン10の暖機が必要な場合、或いは二次電池の充電が
必要な場合は、モータジェネレータMG1を回転駆動す
るために停車時においてもエンジン10が回転駆動され
る。通常の車両の発進時では、モータ走行のために、自
動クラッチ12が解放された状態で専らモータジェネレ
ータMG1が回転駆動されることにより駆動輪が回転さ
せられる。所定車速以上となったりして低車速低負荷領
域から外れると、モータとしても機能する図示しない第
2のモータジェネレータMG2によりエンジン10が始
動させられるとともに自動クラッチ12が係合させられ
ることにより、エンジン10による走行が行われる。
【0031】減速度制御手段102は、シフト操作レバ
ー92により減速走行ポジションが選択されているとき
には、エンジン10の回転状態に拘わらず出力軸46に
自動変速機16を介して連結させられたモータジェネレ
ータMG1が車両の運動エネルギにより回転駆動されて
そのモータジェネレータMG1による発電電力はそのモ
ータジェネレータMG1の回転抵抗に対応することを利
用して、そのモータジェネレータMG1により発電され
た電気エネルギーを二次電池に充電させてエネルギ回収
(回生)を行なうことにより、予め車両走行条件(路面
勾配および車速V)毎に記憶された減速度レベル(設定
減速度すなわち目標減速度)が得られるように、車両の
減速度を制御する。すなわち、アクセルペダルが操作さ
れない車両の非加速走行時すなわち減速走行時(所謂エ
ンジンブレーキ走行時)であって、減速度変更制御手段
112により路面勾配および車速Vに基づいて目標減速
度が決定されると、その決定された目標減速度と実際の
減速度とが一致するように、モータジェネレータMG1
による発電量を制御する。また、減速走行中のブレーキ
ペダル操作時では、上記目標減速度が得られるように、
そのブレーキペダル操作量に基づく要求制動力が得られ
るようにたとえば油圧式の車輪ブレーキ装置104と上
記モータジェネレータMG1による回生ブレーキとを協
調制御するとともに、エネルギ効率が一層高められるよ
うに、その回生ブレーキが優先的に作動させられるよう
にする。なお、減速度制御手段102は、シフト操作レ
バー92によって非減速走行ポジションが選択されるこ
とにより上記目標減速度がキャンセルされると、目標減
速度を得るように車両減速度を制御する減速制御を実行
しない。
【0032】車両走行条件検出手段106は、車速V、
路面勾配Kなどの車両走行条件(車両走行状態)を検出
するために、出力軸46の回転速度に基づいて車速V
(km/h)を算出する車速検出手段108と、たとえ
ばアクセル操作量(スロットル開度)に対応する実際の
車両加速度と平坦路加速度との比較に基づいて或いは傾
斜センサの出力信号に基づいて路面勾配を検出する路面
勾配検出手段110とを備えている。
【0033】減速度変更制御手段112は、たとえば図
9の複数本の実線に示すように予め記憶された複数種類
の関係(目標減速度マップ或いは関係式など)から実際
の車速V(km/h)に基づいて目標減速度すなわち設
定減速度を決定し、その目標減速度を減速度制御手段1
02へ出力する。上記図9において、A線は、平坦路面
において用いられる目標減速度の基本値(基本減速レベ
ルのデフォルト値)を示す目標減速度マップであり、B
線は路面勾配が所定値以上である登坂路或いは降坂路に
おいて用いられる目標減速度の基本値(基本目標減速度
すなわち減速度レベルのデフォルト値)を示す目標減速
度マップである。また、上記減速度変更制御手段112
は、減速走行時において運転者のシフト操作レバー92
による変更操作に基づいて所望の減速度レベルが得られ
るように上記目標減速度マップを修正する。図9におい
て、破線で示されるAa線或いはAb線は、平坦路面で
の減速走行時において運転者のシフト操作レバー92に
よる変更操作に基づいて設定(決定)された上記A線か
らの変更値を示す修正線であり、Ba線は、傾斜路面で
の減速走行時において運転者のシフト操作レバー92に
よる変更操作に基づいて設定(決定)された上記B線か
らの変更値を示す修正線である。そして、減速度変更制
御手段112は、次回の減速走行においてそのような修
正線を優先的に選択する。すなわち、減速走行における
運転者の減速指向を反映させて減速度変更操作の煩雑さ
が低減されるように、運転者により設定された減速度レ
ベルが次回の減速走行において自動的に選択されるよう
になっている。
【0034】このため、上記減速度変更制御手段112
は、図9に示すような、路面勾配に応じて選択され且つ
シフト操作レバー92による変更操作に基づいて設定さ
れることにより運転者の指向する減速度レベルに対応す
るように修正された最新の関係(目標減速度マップ)を
学習により記憶する減速度レベル記憶手段116と、そ
の減速度レベル記憶手段116に記憶されるとともに、
路面勾配に応じて選択され且つ運転者の減速指向に応じ
て更新(修正)された最新の関係(目標減速度マップ)
から実際の車速V(km/h)に基づいて目標減速度を
決定する目標減速度決定手段114とを備え、たとえば
平坦路面においてシフト操作レバー92による変更操作
があると、その変更操作量が減速度を小さくするもので
あればそれに応じて前記A線から目標減速度を小さくす
る側へずらす(修正)ことによりAa線或いはAb線に
示すように更新して減速度レベル記憶手段116にその
修正後の目標減速度マップを記憶させる。この修正は、
図9に示す車速Vを表す車速軸と目標減速度を表す目標
減速度軸との二次元座標において車速に拘わらず同じ修
正量の平行移動であってもよいが、運転者の減速指向に
可及的に近似させるために、破線に示す上記Aa線およ
びBa線では、低車速側ほど修正の重み付けが小さくさ
れ、変更幅が低車速ほど小さくされている。反対に、2
点鎖線に示す上記Ab線では、高車速側ほど修正の重み
付けが小さくされ、変更幅が高車速ほど小さくされてい
る。
【0035】前方走行車両判定手段118は、車両の前
方において走行する前方走行車両があるか否かを、たと
えば前方車両の後尾反射鏡から反射光と車速Vとに基づ
いて前方走行車両を検知する光学式レーダなどからの検
知信号に基づいて判断する。前記減速度レベル記憶手段
116は、その前方走行車両判定手段118によって前
方走行車両があると判定された場合には上記修正によっ
て更新された最新の目標減速度マップを記憶しないが、
その前方走行車両判定手段118によって前方走行車両
がないと判定された場合には上記の修正によって更新さ
れた最新の目標減速度マップを記憶して、減速度制御手
段102による減速度制御に用いるようにする。
【0036】表示制御手段120は、上記目標減速度決
定手段114においてシフト操作レバー92の操作に応
答して修正された目標減速度マップから実際の車速Vに
基づいて決定された目標減速度或いは減速度レベルを、
数字などのデジタル値或いはバーグラフなどのアナログ
値によって表示装置99に表示させる。
【0037】低車速判定手段122は、実際の車速Vが
たとえば5km/h程度に予め設定された低車速判断値
1 よりも低い極低車速状態であるか否かを判断する。
この低車速判断値V1 は、減速走行開始時にそれ以前に
設定された最大目標減速度で減速制御が開始されたとし
てもそれほど運転者に違和感を与えない値であって、予
め実験的に求められたものである。減速走行判定手段1
24は、エンジン10或いはモータジェネレータMG1
などの駆動力源の負の駆動力を発生させる車両の減速走
行を、たとえばアクセルペダル操作量が零%であること
などに基づいて判定する。
【0038】設定変更許可手段126は、上記減速走行
判定手段124により車両が減速走行中であると判定さ
れていることを条件として、走行ポジション選択操作装
置86のシフトレバー92の操作による減速度の設定変
更を許可する。また、設定変更許可手段126は、低車
速判定手段122により車両が低車速であると判定され
ている場合は、上記減速走行判定手段124の判定結果
に拘わらずすなわち車両が減速走行であるか否かに拘わ
らず、走行ポジション選択操作装置86のシフトレバー
92の操作による前記減速度の設定変更を許可する。す
なわち、設定変更許可手段126は、車両が低車速であ
る場合を除いて、車両が減速走行中であるときのみ減速
度の設定変更を許可し、車両の非減速走行中であるとき
はその減速度の設定変更を禁止する。
【0039】図10は、電子制御装置98による制御作
動の要部すなわち走行ポジション選択操作装置86のシ
フト操作レバー92の操作に基づいて目標減速度を更新
する制御を実行するための目標減速度変更制御作動を説
明するフローチャートであり、数msec 乃至数十msec
程度の周期で繰り返し実行される。
【0040】図10において、減速度走行選択操作判定
手段或いは目標減速度変更操作判定手段に対応するSA
1では、シフト操作レバー92が「−」ポジション或い
は「+」ポジションへ操作されたことにより減速走行が
選択され且つ減速走行の目標減速度変更操作が行われた
か否かが走行ポジション選択操作装置86からの信号に
基づいて判断される。このSA1の判断が否定される場
合は、SA2において、シフト操作レバー92の実際の
操作ポジションである他のポジションすなわち非減速走
行ポジションが表示装置99において表示され、且つ他
の制御が実行された後、本ルーチンが終了させられる。
【0041】しかし、上記SA1の判断が肯定される場
合は、前記車速検出手段108および路面勾配検出手段
110に対応するSA3において、車両の実際の走行状
態を表すパラメータである車速Vおよび路面勾配Kが読
み込まれる。次いで、前記低車速判定手段122に対応
するSA4では、車両の低車速走行であるか否かが車速
Vに基づいて判断される。このSA4の判断が否定され
る場合は、前記減速走行判定手段124および設定変更
許可手段126に対応するSA5において、車両の減速
走行中であるか否かがたとえばアクセルペダル操作量に
基づいて判断される。このSA5の判断が否定される場
合は、SA6の減速度設定切換制御が実行されることな
く本ルーチンが終了させられることにより、その減速度
設定変更が禁止される。しかし、上記SA5の判断が肯
定される場合は、前記減速度変更制御手段112に対応
するSA6において、シフト操作レバー92の「−」ポ
ジション或いは「+」ポジションへの操作に従う減速度
変更が許可され、減速度設定切換制御が実行される。た
とえば、路面勾配Kに従って選択された目標減速度マッ
プたとえば図9の平坦路用のA線が、運転者によるシフ
ト操作レバー92の変更操作量たとえば「+」位置への
回数或いは操作時間に基づいて大きくなる変更幅でたと
えば図9の破線に示す如く修正され、その修正によって
更新された最新の目標減速度マップから路面勾配Kおよ
び車速Vに基づいて目標減速度が逐次決定され、前記減
速度制御手段102で、その目標減速度と実際の車両の
減速度とが一致するようにモータジェネレータMG1の
回生制動量が制御されるようにする。
【0042】上述のように、本実施例によれば、設定変
更許可手段126(SA5)により、車両の減速走行中
であることを条件として走行ポジション選択操作装置
(減速度設定操作装置)86の操作による減速度の設定
変更が許可されることから、その減速度の変更操作に応
答して実際の車両の減速度が変化するので、運転者にと
って減速度の操作量に対する減速度の大きさの変化が容
易に感覚的に把握され、操作性が良く扱い易い車両の減
速度制御装置となる。
【0043】また、本実施例によれば、上記設定変更許
可手段126(SA5)は、車速Vが所定車速V1 より
低い低車速走行である場合には、車両が減速走行である
か否かに拘わらず上記走行ポジション選択操作装置(減
速度設定操作装置)86の操作による減速度の設定変更
が許可されることから、減速度制御の開始時にそれまで
設定された目標減速度で減速制御が開始されても運転者
に違和感を発生させない範囲で減速度変更操作可能域が
拡大されるので、一層、操作性が良く扱い易い車両の減
速度制御装置となる。
【0044】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0045】図11は、本実施例の電子制御装置98の
制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。こ
の図11の機能ブロック線図では、図8に比較して、設
定変更許可手段126に代えて設定変更制限手段128
が設けられている点、および減速度レベル記憶手段11
6に記憶された関係は、図9のものだけでなく図12に
示す設定減速度制限用の関係が更に加えられている点
が、主に相違する。この図12では、設定減速度変更幅
の制限のない図9に比較して、平坦路面において用いら
れる目標減速度の基本値(基本減速レベルのデフォルト
値)を示す目標減速度マップを表すA線に対して、破線
に示すAc線(制限値)が低車速側ほど修正の重み付け
が大きくされて変更幅が低車速ほど大きくされている。
また、路面勾配が所定値以上である登坂路或いは降坂路
において用いられる目標減速度の基本値(基本目標減速
度すなわち減速度レベルのデフォルト値)を示す目標減
速度マップを表すB線に対して、破線に示すBc線(制
限値)では、低車速側ほど修正の重み付けが大きくされ
て変更幅が低車速ほど大きくされている。
【0046】上記設定変更制限手段128は、走行ポジ
ション選択操作装置(減速度設定操作装置)86の操作
による減速度の設定変更すなわち目標減速度の変更を、
車両の減速走行、非減速走行、車速などの車両状態に基
づいて禁止或いは設定変更制限状態の変更するなどして
制限する。たとえば、設定変更制限手段128は、車両
の非減速走行時には上記走行ポジション選択操作装置8
6のシフト操作レバー92の操作による減速度の設定変
更を禁止したり抑制したりして制限する。たとえば、設
定変更制限手段128は、上記走行ポジション選択操作
装置86のシフト操作レバー92の操作による減速度の
設定変更すなわち目標減速度の変更を、たとえば図12
の関係から、車速に基づいて制限する。また、設定変更
制限手段128は、車速領域に基づいて目標減速度の変
更を制限する。たとえば、車両が所定車速より低い低車
速走行である場合には、走行ポジション選択操作装置8
6のシフト操作レバー92の操作による減速度の設定変
更に対する制限を解除する。
【0047】さらに、上記設定変更制限手段128は、
走行ポジション選択操作装置86のシフト操作レバー9
2の操作により新たに設定された設定減速度と現在の設
定減速度との差に基づいて、その走行ポジション選択操
作装置86のシフト操作レバー92の操作前の設定減速
度に基づいて、或いは、走行ポジション選択操作装置8
6のシフト操作レバー92の操作後の新たな実際(現
在)の設定減速度に基づいて、走行ポジション選択操作
装置86のシフト操作レバー92の操作による減速度の
設定変更すなわち目標減速度の変更を制限する。
【0048】図13は、本実施例における電子制御装置
98の制御作動の要部を説明するフローチャートであ
る。図13において、減速度走行選択操作判定手段或い
は目標減速度変更操作判定手段に対応するSB1では、
シフト操作レバー92が「−」ポジション或いは「+」
ポジションへ操作されたことにより減速走行が選択され
且つ減速走行の目標減速度変更操作が行われたか否かが
走行ポジション選択操作装置86からの信号に基づいて
判断される。このSB1の判断が否定される場合は、S
B2において、シフト操作レバー92の実際の操作ポジ
ションである他のポジションすなわち非減速走行ポジシ
ョンが表示装置99において表示され、且つ他の制御が
実行された後、本ルーチンが終了させられる。
【0049】しかし、上記SB1の判断が肯定される場
合は、前記車速検出手段108および路面勾配検出手段
110に対応するSB3において、車両の実際の走行状
態を表すパラメータである車速Vおよび路面勾配Kが読
み込まれる。次いで、前記低車速判定手段122に対応
するSB4では、車両の低車速走行であるか否かが車速
Vに基づいて判断される。このSB4の判断が否定され
る場合は、前記減速走行判定手段124に対応するSB
5において、車両の減速走行中であるか否かがたとえば
アクセルペダル操作量に基づいて判断される。このSB
5の判断が肯定される場合すなわち減速走行中は、運転
者によるシフト操作レバー92の減速度変更操作に応答
して車両の減速度が変化することを体感できるので、前
記減速度変更制御手段112に対応するSB6におい
て、シフト操作レバー92の「−」ポジション或いは
「+」ポジションへの操作に従う減速度変更が許可さ
れ、減速度設定切換制御が実行される。たとえば、路面
勾配Kに従って選択された目標減速度マップたとえば図
9の平坦路用のA線および登坂路用のB線が、運転者に
よるシフト操作レバー92の変更操作量たとえば「+」
位置への回数或いは操作時間に基づいて大きくなる変更
幅でたとえば図9の破線Aa或いはBaに示す如く修正
され、その修正によって更新された最新の目標減速度マ
ップから路面勾配Kおよび車速Vに基づいて目標減速度
が逐次決定され、前記減速度制御手段102で、その目
標減速度と実際の車両の減速度とが一致するようにモー
タジェネレータMG1の回生制動量が制御されるように
する。上記SB4の判断が肯定される場合も、SB8に
おいて上記と同様にシフト操作レバー92の「−」ポジ
ション或いは「+」ポジションへの操作に従う減速度変
更が許可され、減速度設定切換制御が実行される。
【0050】しかし、上記SB5の判断が否定される場
合すなわち非減速走行中は、前記設定変更制限手段12
6に対応するSB7において、運転者によるシフト操作
レバー92の減速度変更操作に応答して車両の減速度が
変化することを体感できない非減速走行中であって目標
減速度を意外に大きな値に設定してしまうことがあるの
で、目標減速度がたとえば図12の実線と破線との間の
幅内となるように決定されることにより、そのシフト操
作レバー92の減速度変更操作に対応した減速度設定切
換制御が制限される。たとえば、運転者によるシフト操
作レバー92が「−」ポジション或いは「+」ポジショ
ンへ操作されることによる目標減速度の変更幅が減速走
行中よりも制限され、たとえば予め設定された一定の範
囲内に制限される。この一定の範囲の上限値すなわち制
限値は、予め記憶された関係から、現在の車速V、現在
の(目標)減速度と減速度変更操作により新たに設定さ
れた目標減速度との差、減速度変更操作(直)前の(目
標)減速度、減速度変更操作後の目標減速度などに基づ
いて決定される。たとえば、図12の平坦路用のAc線
および登坂路用のBc線に示すように車速Vが高いほど
制限値が小さくされ、車速Vが低いほど大きくされて制
限が緩和される。また、現在の(目標)減速度と新たに
設定された目標減速度との差、減速度変更操作(直)前
の(目標)減速度、減速度変更操作後の目標減速度が低
いほど大きくされて制限が緩和され、高いほど小さくさ
れて制限がきつくされる。
【0051】上述のように、本実施例によれば、設定変
更制限手段128(SB7)により走行ポジション選択
操作装置86のシフト操作レバー92の操作による減速
度の設定変更すなわち目標減速度の変更が、車両の減速
走行、非減速走行、車速などの車両状態に基づいて禁止
或いは設定変更制限状態の変更するなどして制限され
る。たとえば、設定変更制限手段128(SB7)で
は、車両の非減速走行時には上記走行ポジション選択操
作装置86のシフト操作レバー92の操作による減速度
の設定変更が禁止されたり抑制されたりして制限され
る。また、設定変更制限手段128(SB7)では、上
記走行ポジション選択操作装置86のシフト操作レバー
92の操作による減速度の設定変更すなわち目標減速度
の変更が、車速に基づいて或いは車速領域に基づいて制
限される。たとえば、車両が所定車速V 1 より低い低車
速走行である場合には、走行ポジション選択操作装置8
6のシフト操作レバー92の操作による減速度の設定変
更に対する制限が解除される。さらに、上記設定変更制
限手段128(SB7)では、走行ポジション選択操作
装置86のシフト操作レバー92の操作により新たに設
定された設定減速度と現在の設定減速度との差に基づい
て、その走行ポジション選択操作装置86のシフト操作
レバー92の操作前の設定減速度に基づいて、或いは、
走行ポジション選択操作装置86のシフト操作レバー9
2の操作後の新たな実際(現在)の設定減速度に基づい
て、走行ポジション選択操作装置86のシフト操作レバ
ー92の操作による減速度の設定変更すなわち目標減速
度の変更が制限される。このため、運転者にとって減速
度の操作量に対する減速度の大きさの変化が容易に感覚
的に把握される減速走行状態において専ら減速度の設定
変更が可能となり、操作性が良く扱い易い車両の減速度
制御装置が得られる。
【0052】また、本実施例によれば、設定変更制限手
段は、車速Vが所定車速V1 より低い低車速走行である
場合には、走行ポジション選択操作装置86のシフト操
作レバー92の操作による減速度の設定変更に対する制
限が解除されることから、低車速走行では減速度の設定
変更可能となって減速度変更操作可能域が拡大されるの
で、一層、操作性が良く扱い易い車両の減速度制御装置
が得られる。
【0053】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0054】たとえば、前述の実施例において、目標減
速度を算出するための目標減速度マップは、図9や図1
2に示すように、運転者の減速度要求操作量に従ってず
らされていたが、予め複数種類の目標減速度マップを示
す線が記憶され、その減速度要求操作量に従って上記複
数種類の目標減速度マップから1つの目標減速度マップ
が選択されるようにしてもよい。
【0055】また、前述の実施例において、減速度制御
手段102により用いられる目標減速度を決定するため
の図9や図12の関係は、車速Vおよび路面勾配Kを変
数とする関係であったが、いずれか一方の変数とする関
係であってもよい。
【0056】また、前述の実施例では、駆動力源として
エンジン10およびモータジェネレータMG1を備え、
それらを選択的に用いるハイブリッド自動車について説
明されていたが、自動変速機16を備えない車両や、駆
動力源として電動機(回転電機)を備えた電機自動車な
どであってもよい。
【0057】また、前述の実施例では、シフト操作レバ
ー92が「−」ポジションへ操作される回数や時間に応
じて複数種類の目標減速度の減速走行ポジションが選択
される形式の走行ポジション選択操作装置86が用いら
れていたが、たとえばシフト操作レバー92がDポジシ
ョンに続いて設けられた複数種類のエンジンブレーキ走
行ポジションである3ポジション、2ポジション、Lポ
ジションへ操作される形式の走行ポジション選択操作装
置が用いられてもよい。また、シフト操作レバー92と
は独立した目標減速度設定のための操作装置が設けられ
てもよい。
【0058】また、前述の実施例において用いられる減
速度や設定(目標)減速度は、車両の目標とする減速度
を示す負の加速度であるが、その減速度の大きさを示す
指標で表される減速度レベルや、それに対応する変数、
たとえば回生量、回生制動量などであってもよい。
【0059】その他、一々例示はしないが、本発明は当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のハイブリッド車両の動力伝
達装置の構成を説明する骨子図である。
【図2】図1の自動変速機の摩擦係合装置の作動の組み
合わせにより得られるギヤ段を説明する係合表を示す図
である。
【図3】図1の自動変速機の出力軸に設けられた自動パ
ーキングロック装置の構成を説明する図であって、その
出力軸の軸心方向から見た図である。
【図4】図1の自動変速機の出力軸に設けられた自動パ
ーキングロック装置の構成を説明する図であって、その
出力軸の軸心に直角な方向から見た図である。
【図5】図1のハイブリッド車両の運転席付近を概略説
明する図である。
【図6】図5の運転席付近に設けられた走行ポジション
選択操作装置を説明する斜視図である。
【図7】図1の実施例の車両に設けられた電子制御装置
の入出力信号を説明する図である。
【図8】図7の電子制御装置の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。
【図9】図8の減速度変更制御手段において用いられる
目標減速度を決定するために用いられる関係を示す図で
ある。
【図10】図7の電子制御装置の制御作動の要部すなわ
ち減速度制御作動を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例における電子制御装置の
制御機能の要部を説明する機能ブロック線図であって、
図8に相当する図である。
【図12】図11の減速度変更制御手段において用いら
れる目標減速度の変更を制限するために用いられる関係
を示す図である。
【図13】図12の電子制御装置の制御作動の要部すな
わち減速度制御作動を説明するフローチャートであっ
て、図10に相当する図である。
【符号の説明】
86:走行ポジション選択操作装置(減速度設定操作装
置) 92:シフト操作レバー(減速度設定操作体) 98:電子制御装置(減速度制御装置) 102:減速度制御手段 126:設定変更許可手段 128:設定変更制限手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 6/04 730 B60L 11/14 B60L 11/14 B60T 8/00 E B60T 8/00 F02D 29/02 301C F02D 29/02 301 341 341 B60K 6/04 Fターム(参考) 3D044 AA04 AA45 AB01 AC05 AC16 AC22 AC26 AC28 AC57 AC59 AD00 AD01 AD17 AE01 AE04 AE14 AE15 AE16 AE19 AE21 3D046 BB00 CC02 CC06 GG01 GG06 HH05 HH07 HH22 HH26 JJ05 3G093 AA05 AA07 BA14 BA23 CB07 CB10 DA01 DA06 DB00 DB05 DB11 DB16 DB18 EA01 EB03 EB08 FA02 FA07 FA09 FA10 FA11 FA12 FB01 FB02 5H115 PA01 PA08 PC06 PG04 PI22 PU21 QE10 QN03 SJ13 TO02 TO24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の減速走行時における減速度を設定
    することが可能な減速度設定操作装置を備えた車両の減
    速度制御装置であって、 前記車両の減速走行中であることを条件として、前記減
    速度設定操作装置の操作による前記減速度の設定変更を
    許可する設定変更許可手段を、含むことを特徴とする車
    両の減速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定変更許可手段は、前記車両が所
    定車速より低い低車速走行である場合には、減速走行で
    あるか否かに拘わらず前記減速度設定操作装置の操作に
    よる前記減速度の設定変更を許可するものである請求項
    1の車両の減速度制御装置。
  3. 【請求項3】 車両の減速走行時における減速度を設定
    することが可能な減速度設定操作装置を備えた車両の減
    速度制御装置であって、 前記減速度設定操作装置の操作による前記減速度の設定
    変更を車両状態に基づいて制限する設定変更制限手段
    を、含むことを特徴とする車両の減速度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記設定変更制限手段は、車両の非減速
    走行時にのみ前記減速度設定操作装置の操作による減速
    度の設定変更を制限するものである請求項3の車両の減
    速度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記設定変更制限手段は、車両の減速走
    行および非減速走行に基づいて前記減速度設定操作装置
    の操作による減速度の設定変更に対する制限を変更する
    ものである請求項3の車両の減速度制御装置。
  6. 【請求項6】 前記設定変更制限手段は、車両の非減速
    走行時には減速走行時よりも前記減速度設定操作装置の
    操作による減速度の設定変更を制限するものである請求
    項5の車両の減速度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記設定変更制限手段は、車速領域に基
    づいて前記減速度設定操作装置の操作による減速度の設
    定変更を制限するものである請求項3乃至6のいずれか
    の車両の減速度制御装置。
  8. 【請求項8】 前記設定変更制限手段は、前記車両が所
    定車速より低い低車速走行である場合には、前記減速度
    設定操作装置の操作による減速度の設定変更に対する制
    限を解除するものである請求項7の車両の減速度制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記設定変更制限手段は、前記減速度設
    定操作装置の操作により新たに設定された設定減速度と
    現在の設定減速度との差に基づいて、該減速度設定操作
    装置の操作による減速度の設定変更を制限するものであ
    る請求項3乃至8のいずれかの車両の減速度制御装置。
  10. 【請求項10】 前記設定変更制限手段は、車速に基づ
    いて前記減速度設定操作装置の操作による前記減速度の
    設定変更を制限するものである請求項3乃至9のいずれ
    かの車両の減速度制御装置。
  11. 【請求項11】 前記設定変更制限手段は、前記減速度
    設定操作装置の設定減速度変更操作の前の設定減速度に
    基づいて該減速度設定操作装置の操作による前記減速度
    の設定変更を制限するものである請求項3乃至10のい
    ずれかの車両の減速度制御装置。
  12. 【請求項12】 前記設定変更制限手段は、前記減速度
    設定操作装置の設定減速度変更操作による実際の設定減
    速度に基づいて該減速度設定操作装置の操作による前記
    減速度の設定変更を制限するものである請求項3乃至1
    0のいずれかの車両の減速度制御装置。
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