JP2003265548A - 身体装着型倍力装置 - Google Patents

身体装着型倍力装置

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JP2003265548A
JP2003265548A JP2002069041A JP2002069041A JP2003265548A JP 2003265548 A JP2003265548 A JP 2003265548A JP 2002069041 A JP2002069041 A JP 2002069041A JP 2002069041 A JP2002069041 A JP 2002069041A JP 2003265548 A JP2003265548 A JP 2003265548A
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drive unit
booster
wire
interlocking
reaction force
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JP2002069041A
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Hiroshi Yokoi
浩史 横井
Keitaro Naruse
継太郎 成瀬
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DENKI KOSAKUGYO NO SUZUKI KK
Original Assignee
DENKI KOSAKUGYO NO SUZUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介助者等の作業者が筋力以上の力を発揮する
ことができるから、腰痛を患う事態を解消できるし、肉
体労働を効率よく行なうことができる。身体に装着して
使用するので機動性に優れており、大掛かりな設備を必
要としない。 【解決手段】 使用者の臀部に着脱可能に装着する駆動
部装着機構1には駆動部としてのワイヤ巻取りドラム3
が搭載してある。駆動部装着機構1の上側には、使用者
の上半身に着脱可能に装着する倍力伝達機構11が前後
方向に回動可能に軸着してあり、下側には使用者の下肢
の動きに連動する反力受承機構31が設けてある。駆動
部装着機構1の駆動部と倍力伝達機構11との間には倍
力伝達ワイヤ24が張設してあり、駆動部装着機構1と
反力受承機構31との間には張力伝達ワイヤ38が張設
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝たきりの障害者
や高齢者等のように自力で身体を動かすことができない
要介助者を助ける場合や重量物を持ち上げる場合の作業
者の肉体上の負担を軽減し、また円滑な肉体作業を行う
ことができるようにするための身体装着型倍力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】要介助者が成人男性の場合には体重もあ
るため、女性介助者の力では対処できないという問題が
ある。そこで、要介助者を補助する手段として、ハンモ
ック状の支持体を備えたクレーンをベッドの上方の天井
に設置し、要介助者をハンモックに乗せてクレーンによ
り移動したり、上半身を起こしたりする作業を行ってい
る。或は油圧式リフトで要介助者を吊り上げるといった
手段も行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術のクレーンや油圧リフトを用いる場合、装置
が大型であること、設置するために家屋の補強等の造作
を加えなければならないこと等から費用が嵩むという欠
点がある。また、機器を設置するためと動作のためのス
ペースが必要であることから相応の広い部屋でなければ
ならず、要介助者が簡単に設置することはできないとい
う欠点がある。なお、身体に負担の大きい労働に従事す
る労働者を保護するための労働災害防止機器も知られて
いる。しかし、この種の機器は腰痛等の予防を主目的と
するもので、荷重を軽減する機能を有するものではな
く、介助者及び作業者の身体的負担を軽減するものでは
ない。
【0004】本発明は上述した従来技術の諸欠点に鑑み
なされたもので、倍力装置の補助力が介助者や作業者の
筋力負荷を分担して軽減することにより、腰痛を患う事
態を解消することや、重労働の作業効率を高めることが
でき、また身体に装着して使用するので場所的、空間的
制約を受けることがなく機動性に優れていると共に、使
用のために家屋の造作を変更する必要もないので設備費
を無くすことができる身体装着型倍力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、駆動部を有し、使用
者の臀部側に着脱可能に装着される駆動部装着機構と、
該駆動部装着機構に下端側が軸支されて前後方向に回動
可能な伝達軸を有し、前記使用者の上半身に着脱可能に
装着される倍力伝達機構と、前記使用者の左右の下肢に
夫々着脱可能に装着される連結体を有し、前記駆動部装
着機構に上端側が設けられた反力受承機構とからなり、
前記駆動部装着機構の駆動部と前記倍力伝達機構との間
に該駆動部により牽引される倍力伝達体を張設し、前記
駆動部装着機構と反力受承機構との間に該駆動部装着機
構が受ける反力を解消する張力付与体を張設したものか
らなる。
【0006】そして、前記駆動部は、前記倍力伝達体か
ら分岐する一対の牽引索の各々を交互に巻き取る巻取り
ドラムと、該巻取りドラムの前方に配設され、電動モー
ターにより回転駆動されて前記牽引索の各々に交互に倍
力となる張力を付与する付勢カムとから構成し、前記巻
取りドラムは該付勢カムにより張力が付与されない弛緩
状態時の牽引索を巻取るように構成するとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。図1乃至図6は第1の実施の形態を
示す。図において、1は介助者Aの臀部Bに着脱可能に
装着される駆動部装着機構を示す。2は該駆動部装着機
構1を構成し、介助者Aの臀部Bに当接する臀部装着体
で、該臀部装着体2は縦長板状の金属製又は繊維強化プ
ラスチック製の基部2Aと、略楕円状の環体からなり、
該基部2Aの前面に横長に設けたバンド取着部2Bと、
該バンド取着部2Bの前側に設けたゴム或はウレタンフ
ォーム等の弾性体からなる横長矩形状の臀当てパッド2
Cとから構成してある。3は前記基部2Aの上端両側か
ら後方に突設した一対の支持アーム4、4に軸支した駆
動部としてのワイヤ巻取りドラムで、該ワイヤ巻取りド
ラム3はアウターロータ型モーターに設けられ、後述す
る制御装置41からの信号により作動するロック機構を
備えた構成になっている。5は基部2Aの下端に設けた
電源ボックスで、該電源ボックス5にはワイヤ巻取りド
ラム3の駆動電源となる電池を収容する。
【0008】11は前記駆動部装着機構1の上部に軸支
され、介助者Aの腰Cから肩Dにかけた上半身に補助力
を伝達するための倍力伝達機構を示す。12、12は該
倍力伝達機構11を構成する一対の連動ロッドで、該連
動ロッド12、12は上端側12Aが外側に向けて湾曲
した鋼管製の中空管からなり、下端側12Bは駆動部装
着機構1の基部2Aに両側から連結ピン13によりピン
結合されている。そして、該一対の連動ロッド12、1
2の上端側に架設した支持軸14にガイド滑車15が設
けてある。
【0009】16は前記一対の連動ロッド12、12間
に配設されて上方に伸長するステンレス管からなる傾動
ロッドを示し、該傾動ロッド16は下端側が各連動ロッ
ド12の下端側12Bに突設したブラケット12C、1
2Cに連結ピン17によりピン結合された外筒16A
と、該外筒16Aに軸方向に進退可能に挿装された進退
軸16Bとから構成してあり、外筒16Aの上端側には
ワイヤ固定部18が設けてある。傾動ロッド16を伸縮
型としたのは、前傾時には臀部Bから肩Dまでの長さが
長くなることを考慮したものである。そして、上記傾動
ロッド16と連動ロッド12、12により本発明の伝達
軸を構成している。
【0010】19は連動ロッド12、12間に架設した
バンド取着体で、該バンド取着体19の前側にはゴム或
はウレタンフォーム等の弾性体からなる横長矩形状の背
当てパッド20が設けてある。かくして、倍力伝達機構
11は連動ロッド12、12が駆動部装着機構1に対し
て連結ピン13を中心に前後方向に回動し、傾動ロッド
16が連動ロッド12、12に対して連結ピン17を中
心に前後方向に回動する二段屈曲型に構成することによ
り、介助者Aが上半身を円滑に前屈・起立することがで
きるようにしてある。
【0011】また、21は前記傾動ロッド16と臀部装
着体2との間に設けられた連動関節機構を示す。該連動
関節機構21は傾動ロッド16の下端に前記連結ピン1
7と同軸に固着され、湾曲状のカム面が回転中心に対し
て曲率中心が変位した異形カムに形成した略扇状の連動
カム22と、一端23Aは該連動カム22に取着し、他
端23Bは臀部装着体2の支持アーム4に取着すること
により連動カム22に巻装した連動ワイヤ23とから構
成してある。そして、該連動関節機構21によれば、傾
動ロッド16が直立状態に戻る時に連動カム22のカム
面に沿って引かれる連動ワイヤ23に張力が加わること
により、連動ロッド12、12も直立状態に戻され、こ
れに追随して基体2Aを略直立方向に起立させることが
できる。かくして、前屈・起立という身体の一連の動作
に対して基体2A、連動ロッド12、12及び傾動ロッ
ド16は連動関節機構21により連続して作動するか
ら、倍力を身体に効率的に伝えることができるし、身体
に無理な力を加えることがない。
【0012】24は倍力伝達機構11に駆動力を伝達す
るための倍力伝達体としての倍力伝達ワイヤを示す。該
倍力伝達ワイヤ24は一端側は前記ワイヤ巻取りドラム
3に巻回され、ガイド滑車15を介して傾動ロッド16
上端のワイヤ固定部18に固定されており、ワイヤ巻取
りドラム3が倍力伝達ワイヤ24を巻き取ることにより
傾動ロッド16、12を引き起こすことができる。な
お、倍力伝達体は倍力伝達ワイヤ24に限定されるもの
ではなく、例えばベルト、超高強力繊維ロープ或はチェ
ーン等を用いる構成にしてもよい。
【0013】25は駆動部装着機構1及び倍力伝達機構
11を介助者Aに着脱可能に取着するための締結手段と
しての胴部固定具を示す。該胴部固定具25は一端を前
記バンド取着部2Bに取着し、他端をバンド取着体19
に取着した左右一対のバンド25A、25Aと、該各バ
ンド25Aに両端側の係合ピン25Bが摺動可能に係合
されたバックル25Cとから構成してあり、介助者Aの
腰と腹部にかけて締着するようになっている。
【0014】また、26は傾動ロッド16の進退軸16
B先端に自在継手27を介して取着された肩固定具で、
該肩固定具26は脇の下で胸に巻着自在な胸バンド26
Aと、該胸バンド26Aの幅方向両側に取着され、肩に
掛ける一対の肩バンド26B、26Bから構成してあ
る。そして、これら胴部固定具25と肩固定具26によ
って、駆動部装着機構1と倍力伝達機構11は介助者A
の臀部Bから肩Dの上半身にかけて一体に装着され、上
半身に倍力を確実に伝達できるようにしている。
【0015】次に、31は駆動部装着機構1と介助者A
の左右の下肢E、Fにかけて設けた反力受承機構を示
す。32、32は該反力受承機構31を構成し、電源ボ
ックス5の下面に突設した各一対のブラケット33、3
3により回動可能に支持された連動軸で、該連動軸3
2、32の内側軸端には連動ドラム34が設けてあり、
外側軸端には連動支持板35が固着してある。36、3
6は介助者Aの左右の下肢E、Fに着脱可能に取着する
連結ロッドで、該各連結ロッド36は上側軸端が該連動
支持板35に軸支されて横方向に揺動可能な外筒36A
と、該外筒36Aに摺動可能に挿装された可動軸36B
とから伸縮型に構成してある。各連結ロッド36を伸縮
型に構成したのは、屈んだ姿勢の時には臀部Bから膝G
までの長さが直立の姿勢の時よりも長くなることを考慮
したものである。また、連結ロッド36は、電源ボック
ス5に回動可能な連動軸32に固着した連動支持板35
に軸支することにより前後左右方向に自在に可動であ
り、下肢の動きを拘束しないようにしてある。
【0016】該可動軸36Bの先端側には介助者Aの膝
Gに係着する装着バンド37が設けてある。38、38
は張力付与体としての張力付与ワイヤで、該張力付与ワ
イヤ38、38は一端側38Aが支持アーム4に係着さ
れ、他端側38Bは連動ドラム34に巻き取られるよう
になっている。なお、張力付与体は張力付与ワイヤ38
に限定されるものではなく、例えばベルトやチェーンを
用いる構成にしてもよい。
【0017】本実施の形態に係る身体装着型倍力装置は
上述の構成からなるが、その動作制御は例えば音声によ
って行なうことが望ましい。即ち、駆動部装着機構1に
制御装置41を搭載し、肩固定具26の肩バンド26B
に音声マイク42を設ける。制御装置41には「前
屈」、「起立」、「停止」、「速く」、「ゆっくり」等
の音声パターンを記憶する記憶部と、音声マイク42か
ら入力された音声信号と音声パターンを判定する判定部
と、当該判定に基づいてワイヤ巻取りドラム3の作動を
制御する制御部とから構成してある。
【0018】次に、本件装置の作動について説明する。
先ず、介助者Aは駆動部装着機構1、倍力伝達機構11
及び反力受承機構31を身体に装着する(図4参照)。
起立した状態から前屈する場合は、「前屈」と発声する
と制御装置からの信号によりワイヤ巻取りドラム3のロ
ックが解除されてフリーの状態になる。介助者Aが上半
身を前方に倒していくのに伴って倍力伝達ワイヤ24は
伸長し、連動ロッド12、12及び傾動ロッド16が一
体に回転する。傾動ロッド16の傾斜角度が深くなると
進退軸16Bが進出し、身体に無理な力が加わることな
く自由に上半身を前屈することができる(図5参照)。
【0019】他方、重量物を持って立ち上がる場合は、
「起立」と発声すると制御装置からの信号によりワイヤ
巻取りドラム3が回転して倍力伝達ワイヤ24を巻き取
り、傾動ロッド16が引き上げられる。傾動ロッド16
に伴って連動カム22も回転し、連動ワイヤ23に張力
が加わることにより基部2Aが引き上げられ、最後に連
動ロッド12、12が引き上げられる(図6参照)。こ
のように、本実施の形態によれば、身体の動きにとって
は不自然な二段モーション、即ち傾動ロッド16が最後
まで引き上げられた後に連動ロッド12が引き上げられ
るという動作を行うことはなく、傾動ロッド16、基部
2A、後述する連結ロッド36、36そして連動ロッド
12、12の順に円滑に起立しながら上半身と下半身の
大腿部を引き起すから、介助者Aは無理なく重量物の持
ち上げ作業を行うことができる。
【0020】なお、動作制御を音声により行うものとし
て述べたが、例えば駆動部装着機構1と倍力伝達機構1
1の適宜の位置に歪センサを設けて構成フレームの応力
を検知することで荷重の有無を認識し、介助者の身体の
適宜の位置に筋電センサを取着して介助者の筋肉電位を
計測することで何かを抱え上げようとする意志を予測又
は認識し、駆動部装着機構1と倍力伝達機構11の適宜
の位置にエンコーダを設けて変位角を検知することで信
号系に起因する制御上の共鳴現象を防ぎ、介助者の身体
の適宜の位置、例えば膝に可変抵抗ゴムを張設して抵抗
値の変化を検知することで起立、前屈を膝の動きから直
接認識する、といった他の手段により動作制御を行うよ
うにすることもできる。
【0021】また、上記引き上げ動作中駆動部装着機構
1には傾動ロッド16側からの反力が働き、当該反力は
介助者Aの腰Cや腹部に掛って大きな負担になるが、こ
の反力は反力受承機構31により受承するようにしてあ
る。即ち、基部2Aと連動ドラム34との間に張設した
張力付与ワイヤ38、38を、左右の下肢の前後方法の
動きによる連動ドラム34の回転で交互に巻き取り、張
力を駆動部装着機構1に常時付与することにより腰Cと
腹部に加わる反力を解消するものである。なお、本実施
の形態において想定する牽引力の最大値は、約60kg
f・mである。
【0022】次に、図7乃至図12は第2の実施の形態
に係る身体装着型倍力装置を示す。なお、本実施の形態
において第1の実施の形態の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号を付して援用し、その説明を省略する。
図7において、51は身体装着型倍力装置を構成する駆
動部装着機構を示し、該駆動部装着機構51は臀部装着
体2と、該臀部装着体2に支持アーム4、4を介して矢
示イ、ロ方向に揺動可能に設けられた駆動部52と、電
源ボックス5とから構成してある。ここで、該駆動部5
2は、基体2Aに揺動可能に軸支された一対の取付板5
2A、52Aと、該取付板52A、52Aに支持された
電動モーター52Bと、減速機及びカップリングを介し
て該電動モーター52Bにより駆動されるチェーンブロ
ック52Cと、前記取付板52A、52Aに架設された
回転軸52Dと、該回転軸52Dに設けられたスプロケ
ット52E及びワイヤ巻取りドラム52Fと、前記チェ
ーンブロック52Cのスプロケットと回転軸52Dのス
プロケット52Eとの間に巻装されたチェーン52Gと
から構成してある。
【0023】55は駆動部装着機構51の上部に連結さ
れ、介助者Aの腰Cから肩Dにかけた上半身の動きと連
動する倍力伝達機構を示し、該倍力伝達機構構55は基
部2Aに連結ピン13によりピン結合された一対の連動
ロッド12、12と、該連動ロッド12、12の上端側
に架設した支持軸14に設けたガイド滑車15と、該支
持軸14に設けたワイヤ止着部56と、連動ロッド1
2、12に連結ピン17によりピン結合された傾動ロッ
ド16と、該傾動ロッド16に設けたブラケット57に
軸支した動滑車58とから構成してある。そして、駆動
部52のワイヤ巻取りドラム52Fとワイヤ固定部56
との間にはガイド滑車15から動滑車58を介して倍力
伝達ワイヤ24が巻装してある。
【0024】更に、61は駆動部装着機構51の下部に
連結され、介助者Aの右左の下肢E、Fに着脱可能に取
着された反力受承機構を示す。62は該反力受承機構6
1を構成する連動軸で、該連動軸62は前記電源ボック
ス5の幅方向両側に固着した一対の両端ブラケット6
3、63と中央に固着した中間ブラケット64、64に
回動可能に架設してある。そして、連動軸62には中間
ブラケット64、64の間に位置して連動プーリー65
が設けてあり、両軸端には爪66Aを有する送りカム6
6、66が固着してある(図9参照)。また、連動軸6
2の両端に回動可能に嵌着した回動支持板67、67に
は前記送りカム66が平均的な歩幅の範囲で回動可能な
爪当接面67A1 、67A2 を周方向に離間して有する
カム嵌合部67Aが形成してある。そして、各回動支持
板67に連結ロッド36、36が第1の実施の形態と同
様に横方向に揺動可能に軸支してある。68は張力付与
ワイヤで、該張力付与ワイヤ68は一端68Aが駆動部
52の掛止軸52Hに係止され、他端側68Bは前記連
動プーリー65に巻装してある。
【0025】次に、上述した反力受承機構61の作動を
説明する。先ず、介助者Aが図7に示す直立の姿勢にあ
る場合、介助者Aの上半身側の荷重は倍力伝達ワイヤ2
4を介して駆動部52のワイヤ巻き取りドラム52Gに
掛かっており、臀部装着体2に揺動可能に軸支されてい
る駆動部52はこの荷重により矢示イ方向に引っ張られ
るが、この荷重は駆動部52と反力受承機構61の連動
プーリー65との間に張設した張力付与ワイヤ68が支
えている。これにより、駆動部52に掛る荷重は反力受
承機構61と臀部装着体2に分散される。他方、連動プ
ーリー65に掛る回転力は連動軸62、送りカム66の
爪66Aから爪当接面67A1 を介して回動支持板67
に伝達される結果、両連結ロッド36、36には図9中
矢示ハ方向の踏み出し方向とは逆の矢示ニ方向の回転力
が掛かった状態にある。
【0026】介助者Aが歩行時に連動ロッド36に掛る
矢示ニ方向の回転力に抗して一方の足Eを踏み出すと、
連結ロッド36が矢示ハ方向に回転して回動支持板67
が回転し、送りカム66の爪66Aが爪当接面67A1
に当たって連動軸62を同方向に回転させる(図10
(A)参照)。これにより、張力付与ワイヤ68は連動
プーリー65に巻き取られて駆動部52を矢示ロ方向に
引き寄せる張力が働く結果、上半身側の荷重に対する下
半身側の反力が釣り合う。この間、他方の足Fの送りカ
ム66はフリーの状態にある。
【0027】介助者Aが踏み出した足Eを着地した時に
は(図10(B)参照)、送りカム66と回動支持板6
7は図10(B)に示す位置の状態にある。この状態か
ら、介助者Aが他方の足Fを踏み出すと直立位置までフ
リーであった送りカム66が直立位置で回動支持板67
に当接し、当接後足Eの荷重は足Fに移る。更に足Fを
踏み出すと、一方の足Eの動作の場合と同様に連動軸6
2が回転して連動プーリー65が張力付与ワイヤ68を
巻き取り(図10(C)及び(D)参照)、駆動部52
を矢示ロ方向に牽引する。かくして、駆動部52を介し
て上半身側の荷重による張力が掛かる張力付与ワイヤ6
8には介助者Aが両足立ちの時にも歩行時にも連結ロッ
ド36、36により反力が付与され、上半身側の荷重に
釣り合った下半身側の反力でバランスを取ることができ
る。
【0028】また、介助者Aが膝Zを折ってしゃがむよ
うな場合、臀部Bの厚みで反力受承機構61との間が離
れて張力付与ワイヤ68に無理な力が働く恐れがある
が、駆動部装着機構51の駆動部52は支持アーム4、
4に軸支されて矢示イ、ロ方向に揺動可能であり、駆動
部52が矢示ロ方向の臀部装着体2側に変位することに
より張力付与ワイヤ68に無理な引っ張り力が働くのを
解消できる。
【0029】本実施の形態に係る身体装着型倍力装置は
上述の構成からなり、身体に装着して使用する方法は第
1の実施の形態と異なるところはないが、倍力伝達機構
55に動滑車58を用いることにより、駆動部52に掛
る牽引力の負荷を半分にすることができる。
【0030】図11及び図12は反力受承機構の変形例
を示す。該反力受承機構71の特徴とするところは、電
源ボックス5に固着した2組の取付ブラケット72、7
2、・・に架設した一対の連動軸73、73と、該各連
動軸73の内側端に嵌着した連動プーリー74、74
と、駆動部52の掛止軸52Eに取着した定滑車75
と、該定滑車75に巻装され、両端側が前記連動プーリ
ー74、74に係着した張力付与ワイヤ76とから構成
したことにある。この構成によれば、歩行時の左右の足
の動きで張力付与ワイヤ76を連動プーリー74、74
で交互に巻き取ることにより、簡単な機構で駆動部装着
機構1の受ける反力は左右の下肢に常時均等に掛るよう
にしたから、常に駆動部装着機構1の中心に荷重を位置
させることができ、作業時の安定性を得ることができ
る。
【0031】次に、図13乃至図16は他の実施の形態
に係る駆動部装着機構を構成する駆動部81を示す。図
において、82は該駆動部81のケーシングで、該ケー
シング82は臀部装着体1の基部2Aに設けた支持アー
ム4、4に上部側を軸着することにより、矢示イ、ロ方
向の前後方向に揺動可能になっている(図7参照)。該
ケーシング82の上部には開口部82Aが形成してあ
り、ケーシング82の外側には減速機付きの可逆電動モ
ータ83が設けてある。84、85は該可逆電動モータ
83の駆動軸83Aに設けられ、倍力となる張力を付与
するための一対の付勢カムで、該各付勢カム84、85
は周方向に120度離間した3個のカム面84A、84
A、84A及び85A、85A、85Aを有しており、
カム84、85は周方向に60度位相を変えて配置して
ある(図14参照)。
【0032】86は駆動軸83Aに設けた第1の伝動歯
車、87はケーシング82に軸受けを介して軸支され、
該第1の伝動歯車86に噛合するワンウエイクラッチ
で、該ワンウエイクラッチ87はワイヤ巻き取り時には
空転し、巻き戻し時には係合するものである。ワンウエ
イクラッチ87には同軸に第2の伝動歯車88が設けて
ある。89、89は後述する牽引ワイヤ94の一側ワイ
ヤ部94Aと他側ワイヤ部94Bを夫々巻き取る一対の
ワイヤドラムで、該一対のワイヤドラム89、89の中
空軸部89Aは軸受を介してケーシング82に支持され
ている。中空軸部89Aに偏心させて挿通し、軸受を介
してケーシング82に支持させた偏心軸90には第2の
伝動歯車88に噛合する第3の伝動歯車91が軸着して
ある。
【0033】また、92、92は中空軸部89Aの両軸
端側に組み込んだ一対の逆転防止機構で、該各逆転防止
機構92は中空軸部89Aの内周面に形成した外輪92
Aと、偏心軸90の軸端側に設けた内輪92Bと、転動
体92C(図15参照)とから構成してあり、逆転防止
機構92の機構自体は公知のものである。また、中空軸
部89Aの外周にはぜんまい型の定荷重ばね機構93が
夫々設けてある。該各定荷重ばね機構93は中空軸部8
9Aに軸着したドラム93Aの外側にケーシング82に
軸支した3組のゼンマイばね93B、93B、93Bを
配設した構成からなっている。
【0034】そして、介助者Aが上半身を前屈するのに
伴なって牽引ワイヤ94が伸長するとワイヤドラム8
9、89が回転し、これに伴なってドラム93Aが回転
して各ゼンマイばね93Bはドラム93Aに巻き取られ
て定荷重ばね機構93にばね力が蓄えられる。他方、介
助者Aが上半身を起すのに伴って、定荷重ばね機構93
に蓄積されているばね力がワイヤドラム89、89を回
転させ、後述するように付勢カム84、85の回転によ
り弛緩した一側ワイヤ部94A、他側ワイヤ部94Bを
巻き取る。
【0035】94は倍力伝達ワイヤ24に連結した牽引
ワイヤで、該牽引ワイヤ94は途中から一側ワイヤ部9
4Aと他側ワイヤ部94Bに分岐して伸長しており、そ
の端部はワイヤドラム89、89に止着してある。
【0036】次に、上記駆動部の作動について図15及
び図16を参照しつつ説明する。図15は倍力伝達機構
11、55に倍力を付与する場合を示す。可逆電動モー
タ83を正回転させると、ワンウエイクラッチ87はフ
リーの状態にあり、逆転防止機構92により逆転が防止
された状態にあるワイヤドラム89、89には巻き取り
方向に定荷重ばね機構93のばね力が働いており、牽引
ワイヤ94を介して倍力伝達ワイヤ24を牽引した状態
にある。この状態で可逆電動モータ83の回転により付
勢カム84、85も一体に回転すると、付勢カム84、
85は60度位相を変えてあるから、一方の付勢カム8
4のカム面84Aにより一側ワイヤ部94Aは持ち上げ
られて倍力となる張力が付与され、倍力伝達ワイヤ24
を引っ張る。これに対し、他側ワイヤ部94Bは他方の
付勢カム85によって持ち上げられずに弛緩した状態に
あり、他側ワイヤ部94Bは弛緩した長さ分が定荷重ば
ね機構93のばね力によってワイヤドラム89に巻き取
られる。
【0037】次に、上述の如く一方の付勢カム84によ
り張力が付与されていた一側ワイヤ部94Aは付勢カム
84が回転することにより弛緩した状態になり、弛緩状
態の他側ワイヤ部94Bは他方の付勢カム85によって
持ち上げられて張力が付与されて倍力が発生し、倍力伝
達ワイヤ24を引っ張る。そして、一側ワイヤ部94A
の弛緩した長さ分はワイヤドラム89がばね力により巻
き取る。このように、付勢カム84、85が回転するこ
とにより一側ワイヤ部94A及び他側ワイヤ部94Bか
ら交互に倍力伝達ワイヤ24を介して倍力伝達機構1
1、55に倍力が与えられる。また、一側ワイヤ部94
A及び他側ワイヤ部94Bは弛緩状態を間欠的に繰り返
す間に定荷重ばね機構93によりワイヤドラム89、8
9に交互に巻き取られる。そして、付勢カム84、85
の駆動には小型でトルクは小さいが高回転の可逆電動モ
ータ83を用いることが可能であり、使用するバッテリ
ー電源も小型のものを用いることが可能になるから、装
置全体の軽量化を図ることができる。
【0038】他方、図16は牽引ワイヤ94を一対のワ
イヤドラム89、89からリリースする場合を示す。可
逆電動モータ83を逆回転すると、ワンウエイクラッチ
87はロックした状態になり、第2の伝動歯車88、第
3の伝動歯車91を介して回転する逆転防止機構92の
内輪92Bに対する転動体92Cのストッパが外れて各
逆転防止機構92はフリーの状態になることにより、一
対のワイヤドラム89、89は空転して牽引ワイヤ94
はリリースされる。そして、ワイヤドラム89、89の
回転と共に定荷重ばね機構93のドラム93Aが同方向
に回転して各ゼンマイばね93Bを巻き取ることによ
り、牽引ワイヤ94を巻き取る方向のばね力が蓄えられ
る。
【0039】なお、上記作動において、牽引ワイヤ94
の各ワイヤ部94A、94Bを押動して緊張状態にする
一対のカム84、85は各ワイヤ部94A、94Bに対
して略垂直方向に押動するから、押動時の力は垂直方向
の変位量にもよるが、一側ワイヤ部94A(他側ワイヤ
部94B)に掛る張力の略10%以下で足りる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)身体に装着した状態で使用者は上半身の動作を倍
力することができるから、重量物を持ち上げる際に小さ
な負担で効率よく作業することができるし、腰に大きな
負担が掛らないので腰を痛める事態を軽減することがで
きる。 (2)使用者の臀部に着脱可能に装着する駆動部装着機
構と、使用者の上半身に着脱可能に装着し、駆動部装着
機構に軸支されて前後方向に回動可能な伝達軸を有する
上半身倍力伝達機構と、使用者の左右の下肢に夫々着脱
可能に装着される連結体を有する反力受承機構とから構
成したから、要介助者や荷物を抱えることにより使用者
に倍力伝達機構の荷重が掛ったままでも容易に歩行する
ことができる。また、構造が簡単で軽量であり、取り扱
い性に優れている。 (3)本発明による装置は使用者が身体に着脱可能に装
着して使用するから、従来技術のような大掛かりな設備
は不要であるし、使用する場所的制約を受けない。ま
た、必要に応じて装着することができるから、他の作業
の妨げになることがない。 (4)倍力伝達機構は駆動部装着機構に軸支されて前後
方向に回動可能に構成してあるから、使用者は上半身の
前屈動作を無理なく行うことができるので作業性に優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図6は本発明の第1の実施の形態に係
り、図1は身体装着型倍力装置の全体構成を示す側面図
である。
【図2】身体装着型倍力装置の背面図である。
【図3】倍力伝達機構を前傾させた状態で示す身体装着
型倍力装置の側面図である。
【図4】身体装着型倍力装置を装着して身体を直立させ
た状態の説明図である。
【図5】身体装着型倍力装置を装着して身体を屈めた状
態の説明図である。
【図6】身体装着型倍力装置を装着して身体を中腰にし
た状態の説明図である。
【図7】図7乃至図15は本発明の第2の実施の形態に
係り、図7は身体装着型倍力装置の全体構成を示す側面
図である。
【図8】身体装着型倍力装置の背面図である。
【図9】反力受承機構の要部拡大図である。
【図10】(A)乃至(D)は反力受承機構において右
足、左足を踏み出す動作説明図である。
【図11】図11及び図12は反力受承機構の変形例に
係り、図11は反力受承機構の要部背面である。
【図12】反力受承機構の側面図である。
【図13】図13乃至図16は第3の実施の形態に係
り、図13は駆動部の縦断面図である。
【図14】駆動部の部分断面図である。
【図15】駆動部が牽引ワイヤを巻き取る作動を説明す
る概念図である。
【図16】駆動部が牽引ワイヤをリリースする作動を説
明する概念図である。
【符号の説明】
1、51 駆動部装着機構 3、52、81 駆動部 11、55 倍力伝達機構 12 連動リンク 16 傾動ロッド 24 倍力伝達ワイヤ 31、61、71 反力受承機構 38、68、76 張力付与ワイヤ 94 牽引ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部を有し、使用者の臀部側に着脱可
    能に装着される駆動部装着機構と、該駆動部装着機構に
    下端側が軸支されて前後方向に回動可能な伝達軸を有
    し、前記使用者の上半身に着脱可能に装着される倍力伝
    達機構と、前記使用者の左右の下肢に夫々着脱可能に装
    着される連結体を有し、前記駆動部装着機構に上端側が
    設けられた反力受承機構とからなり、前記駆動部装着機
    構の駆動部と前記倍力伝達機構との間に該駆動部により
    牽引される倍力伝達体を張設し、前記駆動部装着機構と
    反力受承機構との間に該駆動部装着機構が受ける反力を
    解消する張力付与体を張設してなる身体装着型倍力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、前記倍力伝達体から分岐
    する一対の牽引索の各々を交互に巻き取る巻取りドラム
    と、該巻取りドラムの前方に配設され、電動モーターに
    より回転駆動されて前記牽引索の各々に交互に倍力とな
    る張力を付与する付勢カムとから構成し、前記巻取りド
    ラムは該付勢カムにより張力が付与されない弛緩状態時
    の牽引索を巻取るようにしてなる請求項1記載の身体装
    着型倍力装置。
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