JP2007111382A - 歩行訓練器 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行補助装具の装着が容易で準備に時間がかからず簡単に訓練を行うことができ、装具を腰部と大腿部に装着するので身体が安定して吊支され、歩行動作が妨げられることなく、身体的苦痛や疲労が少なく快適に訓練できる歩行訓練器の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の歩行訓練器1は、複数の車輪3を備えたベースフレーム2と、ベースフレーム2上に立設された支持フレーム4と、被訓練者の身体に装着される歩行補助装具20と、歩行補助装具20を吊支する吊支部材16と、を備えた歩行訓練器1であって、歩行補助装具20が、吊支部材16に連結され被訓練者の腰部に巻着される腰部保持体21と、大腿部に巻着される一対の大腿部保持体22a,22bと、腰部保持体21と大腿部保持体22a,22bとを連結する棒状部材で形成された一対の連結部24a,24bと、連結部24a,24bの所定部に形成されたヒンジ部と、を備えた構成を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被訓練者の足にかかる体重負荷を軽減させ自力歩行を補助しながら歩行訓練を行うことができる歩行訓練器に関するものである。
従来、疾病や外傷の治療は終えたが、後遺症或いは治療段階での筋力低下等から歩行が困難な者に対して、歩行機能を回復するための訓練が行われている。このような歩行訓練としては、平行に設けられた2本の手摺りの間を両手で体重を支えながら歩行することや、プール等に入り浮力で足に加わる体重負荷を軽減しながら歩行すること、天井にレールを設けレールに摺動自在に設けられた吊り上げ具で訓練者を吊り上げて体重付加を軽減しつつレールに沿って歩行すること等が行われている。
しかし、手擦りによるものは常に腕で体重を支える必要があり、肉体的な苦痛や疲労を伴うと共に、ある程度自力で立つことができる人でなければ訓練できないという問題があった。また、水中歩行は水着への着替えやそのための介助等の準備が必要であり、さらに訓練中は溺れないようにするための監視と介助が必要であり、またプール等の設備のないところではできないという問題があった。さらに、レールに沿って摺動する吊り上げ具を用いるものは、設備が大掛かりになり、広大な設置スペース、多大な設備費及び管理費が必要になるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、特許文献1には「移動自在な略門型フレ−ムの上方部に上下動可能に設置したハ−ネスをほぼ一定の支持力で支持可能な支持機構によって支持することを特徴とする歩行支援機器」が開示されている。
また、特許文献2には「身長より高い歩行器本体を設け、該歩行器本体の上部より吊り下げ具を介してパラシュートハーネスをつり下げて設け、該吊り下げ具でパラシュートハーネスの高さを調節することを特徴とする自力歩行が可能な歩行器」が開示されている。
また、特許文献3には「体の側方と後方腰高さ以上を囲ったフレームの後ろ側に電動ウィンチ、後ろ側上部にガイドプーリ、脚にキャスタを取り付け、前記電動ウィンチで途中にスプリング、先端に吊り上げバンドを付けたロープを巻き上げ、下げするようにした吊り上げ歩行補助訓練装置」が開示されている。
特開2003−126193号公報 特開2002−35065号公報 特開2001−346842公報
しかしながら、上記従来の技術では以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1では、歩行補助装具として使用者(被訓練者)の胸部等に巻きつけるハーネスを用いているので、身体の局部、例えば脇部等に集中して体重負荷がかかり、肉体的な苦痛や疲労を伴うため効果の高い訓練を行うことができないという課題を有していた。
(2)特許文献2では、歩行補助装具として身体の肩部と胸部と股部に巻回されるベルト部材からなるパラシュートハーネスを用いているので、装着作業が煩雑であると共に、股部等に集中して体重負荷がかかり、肉体的な苦痛や疲労を伴うという課題を有していた。
(3)特許文献3では、歩行補助装具として腰部と脇部を締める吊り上げバンドを用いているので、脇部等に集中して体重負荷がかかり、肉体的な苦痛や疲労を伴うという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、歩行補助装具の装着が容易で準備に時間がかからず簡単に訓練を行うことができ、歩行補助装具を腰部と大腿部に装着するので身体が安定して吊支され、歩行動作が妨げられることなく、身体的苦痛や疲労が少なく快適に訓練できる歩行訓練器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の歩行訓練器は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の歩行訓練器は、複数の車輪を備えたベースフレームと、前記ベースフレーム上に立設された支持フレームと、被訓練者の身体に装着される歩行補助装具と、前記支持フレームの上部から前記歩行補助装具を吊り下げて支持する紐状又は帯状の吊支部材と、を備えた歩行訓練器であって、前記歩行補助装具が、前記吊支部材に直接又はストラップ部等を介して連結され前記被訓練者の腰部に巻着される腰部保持体と、大腿部に巻着される一対の大腿部保持体と、前記腰部保持体と各々の前記大腿部保持体とを連結する棒状部材で形成された一対の連結部と、前記連結部の所定部に形成された折り曲げ自在なヒンジ部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)歩行補助装具が腰部保持体と大腿部保持体と連結部とで構成されているので、被訓練者が車椅子等に座ったままで歩行補助装具を装着することができ、被訓練者自ら装着する場合も介護者等が装着させる場合も装着が容易で準備に時間がかからず簡単に訓練を行うことができる。
(2)腰部保持体で腰部(骨盤)を保持し大腿部保持体で大腿部を保持するので、被訓練者の姿勢を安定させることができると共に、被訓練者の股に負荷がかからず、負荷が集中して陰部等を傷めることがなく快適に訓練できる。
(3)連結部が棒状部材で構成されると共にヒンジ部を備えているので、大腿部を確実に保持しながら自由に動かすことができ円滑な歩行を行うことができる。
ここで、支持フレームとしては、ベースフレームに立設された左右一対の支柱部とその上端部に架設された横架部を有し前記横架部の中央部等に吊支プーリが配設されたものや、ベースフレームの前部中央部に立設された1の支柱部とその上端部で後方へ折り曲げられた折り曲げ部を有しその折り曲げ部の先端部等に吊支プーリが配設されたもの等が用いられる。
また、支持フレームに脱着自在又は高さ調節自在に配設された1乃至複数の手摺り部を備えることができる。手摺り部としては、支持フレームの一対の支柱部間又は補助支柱部間に架設され被訓練者の前部に配設される前部手摺り部や前記1の支柱部に固定されたU字フレーム状等の手摺り部、略L字形状に形成され一端部が支柱部に連結され他端部がベースフレームに固定され被訓練者の側部に配設される側部手摺り部等が用いられる。これにより、被訓練者の身長等に応じて手摺り部の高さや位置を調節できる。
また、支持フレームの上端部に高さ調節自在に配設された吊支フレームを備え、吊支フレームに配設された吊支プーリから吊支部材を吊り下げるようにすることができる。これにより、被訓練者の身長に応じて吊支プーリの高さを調整できる。
腰部保持体や大腿部保持体としては、熱可塑性樹脂等の板状体で腰部又は大腿部を包囲する形状に形成された本体部の内面にスポンジ等のクッション部を添設しその表面及び外面を外布で覆ったもの等が用いられる。これにより、腰部や大腿部に柔軟に密着すると共に確実に保持することができる。
連結部としては、2乃至複数の長板状の連結板等の棒状部材をその端部で互いに軸着して連結したもの等が用いられる。なお、連結板等の軸着部(ヒンジ部)は弾性体で形成され或いは所定の遊びを有して軸着され、又は複数の連結板の内いずれか1以上又は全てをばね鋼等の弾性板により形成することが好ましい。連結板同士が軸着部の軸周方向に折れ曲がるだけでなく、軸着部の軸に直交する方向にも所定角度折れ曲がるので、腰部に対する大腿部の自由度が高く、通常の歩行の状態と略変わりない歩行訓練を行うことができ、高い訓練効果が得られるためである。
ヒンジ部としては、棒状部材を軸着するピン等の軸着部等が用いられる。なお、ヒンジ部にはその可動範囲(回動角)を所定の範囲に制限するための突起やストッパ部材等を設けることができる。これにより、関節を損傷したり脱臼したりするのを防止できる。
本発明の請求項2に記載の歩行訓練器は、請求項1に記載の発明において、前記連結部が2乃至複数の前記ヒンジ部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)連結部が2乃至複数のヒンジ部を備えているので、大腿部を略垂直方向に移動させる動作がスムーズにでき大腿部をさらに自由に動かすことができ、実際の歩行動作に極めて近い動作を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
本発明の請求項3に記載の歩行訓練器は、請求項1又は2に記載の発明において、前記連結部の前記腰部保持体への連結部分に配設された左右にスライド自在な位置調節部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)位置調節部を備えているので、連結部のヒンジ部の位置を大腿部の動作を妨げない位置、例えば大腿骨の付け根の突出した部分に位置するように調節でき、腰回りの大きい人や小さい人、男性や女性の被訓練者であってもその被訓練者の体格や骨格に応じてヒンジ部の位置を調節でき、円滑な歩行を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
ここで、位置調節部としては、板状に形成され略中央部に連結部の上端部が固定されその両側に長手方向に沿って長孔状の1列乃至複数列のスライド孔が形成されたもので、各々のスライド孔に挿通されたガイドねじで腰部保持体に螺着等で固定され、ガイドねじに沿ってスライドするもの等が用いられる。
本発明の請求項4に記載の歩行訓練器は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明において、前記腰部保持体及び前記大腿部保持体が、前記腰部又は前記大腿部を包囲する形状に形成された板状の本体部と、前記本体部の端部同士を連結する長さ調節自在なベルト部と、前記本体部の内面に添設されたクッション部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)クッション部が腰部や大腿部に柔軟に密着すると共に、本体部で腰部や大腿部を確実に包囲し、ベルト部で締結して確実に保持することができる。
本発明の請求項5に記載の歩行訓練器は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の発明において、前記吊支部材の端部に配設された2乃至複数のフックが放射状に形設されたフック体と、上端部が各々の前記フックに係着又は結着され下端部が前記腰部保持体に略等間隔又は左右対称の位置で連結された2乃至複数のストラップ部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)歩行補助装具が、2乃至複数のフックが放射状に形設されたフック体と、各々のフックに係着又は結着されたストラップ部とを介して吊支され、ストラップ部の下端部が腰部保持体に略等間隔又は左右対称の位置で連結されているので、被訓練者を安定した姿勢のまま吊り上げることができ、円滑な歩行を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
ここで、フック及びストラップ部の数としては、各々3個〜5個が好適に用いられる。被訓練者を安定して吊支できると共に、ストラップ部がからまったり歩行時の手や肩、首等の動作の邪魔になったりし難いためである。
ストラップ部を構成する帯体又は紐体を端部で折り返して留め具等で留める等してストラップ部を長さ調節自在に形成することができる。これにより、被訓練者の身長等に応じて歩行補助装具からフック体までの長さを調整できる。
本発明の請求項6に記載の歩行訓練器は、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の発明において、前記ベースフレームの内側又は前記支持フレームに配設された他の歩行器が固定される係合固定手段を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)被訓練者は他の歩行器から歩行訓練器に乗り移ることなく、歩行器と共に歩行訓練器の内部に移動して係合固定するだけで円滑に歩行訓練器を用いた吊り上げ状態での歩行訓練を行うことができる。
(2)歩行器に形設された身体支え部等を歩行訓練器における手摺りとして使用できるので、手摺りの高さ調節等が不要であり、被訓練者の体型等に合った歩行器をそのまま使用できるので使用感が変わらず安心して訓練できると共に高い訓練効果が得られる。また、手摺り部を架設固定するための一対の支柱部が不要で1の支柱部で足りるので、支持フレームの構造を簡略化及び軽量化でき、歩行訓練器の被訓練者に対する追従性に優れる。
ここで、係合固定手段としてはL字状や鉤状の係合固定部や先端に嵌着部を有するアーム等が用いられる。
以上説明したように本発明の歩行訓練器によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)被訓練者が車椅子等に座ったままで歩行補助装具を装着することができ、被訓練者自ら装着する場合も介護者等が装着させる場合も装着が容易で準備に時間がかからず手間のかからない使用性に優れた歩行訓練器を提供することができる。
(2)被訓練者の姿勢を安定させることができると共に、被訓練者の股に負荷がかからず、負荷が集中して陰部等を傷めることがなく快適に訓練でき、被訓練者の訓練意欲を低下させることがない歩行訓練器を提供することができる。
(3)大腿部を自由に動かすことができ円滑な歩行を行うことができ、実際の歩行動作に極めて近い動作を行うことができ高い訓練効果が得られる歩行訓練器を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)大腿部を略垂直方向に移動させる動作がスムーズにでき大腿部をさらに自由に動かすことができ、実際の歩行動作に極めて近い動作を行うことができ、さらに高い訓練効果が得られる歩行訓練器を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)連結部のヒンジ部の位置を大腿部の動作を妨げない位置に位置するように調節でき、被訓練者の体格や骨格に応じてヒンジ部の位置を調節でき、円滑な歩行を行うことができ、高い訓練効果が得られる歩行訓練器を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、
(1)クッション部が腰部や大腿部に柔軟に密着すると共に、本体部で腰部や大腿部を確実に包囲し、ベルト部で締結して確実に保持することができる歩行補助装具の装着性に優れた歩行訓練器を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果に加え、
(1)被訓練者を安定した姿勢のまま吊り上げることができ、円滑な歩行を行うことができ、高い訓練効果が得られる歩行訓練器を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果に加え、
(1)歩行器と共に歩行訓練器の内部に移動して係合固定するだけで歩行訓練器を用いた吊り上げ状態での歩行訓練を行うことができる簡易性及び使用性に優れた歩行訓練器を提供することができる。
(2)被訓練者の体型等に合った歩行器をそのまま使用できるので使用感が変わらず安心して訓練できると共に高い訓練効果が得られる歩行訓練器を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における歩行訓練器の全体斜視図である。
図中、1は実施の形態1における歩行訓練器、2は角形鋼管等で略コ字形状に形成されたベースフレーム、3はベースフレーム2の下部に配設された複数のキャスタ、4はベースフレーム2上に立設された支持フレーム、5a,5bは丸形鋼管等で形成された支持フレーム4を構成する左右一対の支柱部、6a,6bは支持フレーム4の支柱部5a,5bの前部に略平行に立設され上端部で支柱部5a,5bに連結された補助支柱部、7は支持フレーム4の上端部に上下動自在に配設された吊支フレーム、8は吊支フレーム7の上端横架部、8aは上端横架部8の下部に略平行に形設された補助横架部、9a,9bは支柱部5a,5bの上端部から摺動自在に挿入されピン9cで固定された左右一対の吊支柱部、10は上端横架部8の略中央部に配設された吊支プーリであり、歩行訓練器1の略重心を通る垂線上に配設されている。10a,10bは補助横架部8a及び吊支柱部9aに各々配設された補助プーリ、11は支柱部5a,5b間に脱着自在に架設された前部手摺り部、12は丸形鋼棒等からなる前部手摺り部11の手摺り本体、12aは手摺り本体12の両端部に配設された挟着式の脱着固定部、12bは脱着固定部12aを締める又は緩めるためのレバー部、13a,13bは支柱部5a,5bの後部に配設された高さ調節自在な側部手摺り部、14は略L字形状の丸型鋼棒等からなる側部手摺り本体、14a,14bは側部手摺り本体14の水平部及び垂直部、14cは水平部14aの端部に固設された摺動固定筒部、14dは摺動固定筒部14cを支柱部5a,5bにボルトで締め付け固定するための水平固定部、15a,15bは丸形鋼管等で形成されベースフレーム2の後端部に立設され垂直部14bが摺動自在に挿入される摺動支柱部、15cは垂直部14bをボルトで締め付け固定するための垂直固定部である。
なお、脱着固定部12aとしては、ボルト等で螺着固定するものや摺動固定筒部14c及び水平固定部14dと同様の構成のものや、支柱部5a,5bと多数の孔を開けた吊支柱部9a,9bとをピン9cで固定する構造と同様のもの等を用いてもよい。
16は吊支プーリ10及び補助プーリ10a,10bに巻回され後述の歩行補助装具を吊り下げて支持する紐状又は帯状の吊支部材、17は支柱部5aと補助支柱部6aの上端部近傍に固定され吊支部材16の吊支長さを調節する巻き取り機、17aは巻き取り機17のハンドル部、18は中心部が吊支部材16の端部に結着され4個のフック18aが仮想長方形状に形設されたフック体、19は上端部が各々のフック18aに係着又は結着されたストラップ部、20はストラップ部19を介して吊支部材16に連結され支持フレーム4の上部から吊支された歩行補助装具、21は歩行補助装具20の腰部保持体、22a,22bは歩行補助装具20の左右一対の大腿部保持体、23は腰部保持体21の上端部に腰部回りに略等間隔又は左右対称の位置に配設されストラップ部19の下端部が脱着自在に連結されるストラップ連結部、24a,24bは腰部保持体21と各々の大腿部保持体22a,22bとを連結する所定部で前後に折り曲げ自在に形成された一対の連結部である。
図2(a)は歩行補助装具20の全体斜視図であり、図2(b)は腰部保持体21及び大腿部保持体22a,22bの要部断面図である。
図中、25は腰部保持体21の端部同士を重ね合わせて締結する長さ調節自在な腰部ベルト部、26は大腿部保持体22a,22bの端部同士を締結する長さ調節自在な大腿部ベルト部であり、腰部ベルト部25及び大腿部ベルト部26の少なくとも先端部の裏面には面ファスナ部が形成され、腰部保持体21又は大腿部保持体22a,22bの表面に脱着自在に係着固定されている。27は腰部ベルト部25及び大腿部ベルト部26を挿通して折り返すための挿通具、28は連結部24a,24bの所定部に折り曲げ自在に形設されたヒンジ部、34は腰部側連結板、35は大腿部側連結板、36は中間連結板であり、連結部24a,24bは腰部側連結板34と中間連結板36と大腿部側連結板35をヒンジ部28で連結して形成されている。
図2(b)において、30はフレキシブルな材質で腰部又は大腿部を包囲する形状に形成された合成樹脂製や金属製の板状の本体部、31は本体部30の内面に添設されたクッション部、32は本体部30及びクッション部31の外面を覆う外布である。
図3(a)は連結部24a,24bのヒンジ部28の要部拡大側面図であり、図3(b)は連結部24a,24bの要部断面図であり、図3(c)は連結部24a,24bの折れ曲がった状態を示す要部断面図であり、図3(d)は位置調節部の要部拡大側面図である。
図中、28aはヒンジ部28の回動軸である軸部、28bは軸部28aの両端部に固定され後述の各連結板を抜け止めする軸止め部、37は連結部24a,24bの腰部保持体21への連結部分に配設された左右にスライド自在な位置調節部、38は腰部保持体21の形状に沿って湾曲した長板状に形成され略中央部に腰部側連結板34の上端部がビス止め等で固定されその両側に長手方向に沿って長孔状のスライド孔38aが形成された位置調節部37のスライド部、39は各々のスライド孔38aに挿通され腰部保持体21の本体部30に螺着固定されたガイドねじ、40は位置調節部37を覆うように外布32に縫着されたカバー布であり、延伸性の素材等で形成され、位置調節時にはカバー布40を引っ張って位置調節部37を露出させることができるようになっている。なお、大腿部側連結板35の下端部は大腿部保持体22a,22bの本体部30に螺着等で固定されている。また、連結部24a,24bの少なくともヒンジ部28を含む部分は管状のカバー材を装着することが好ましい。被訓練者の皮膚をヒンジ部28で傷付けるのを防止するためである。
図4(a)は大腿部側連結板が上位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図であり、図4(b)は大腿部側連結板が中位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図であり、図4(c)は大腿部側連結板が下位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図である。
図中、Cは腰部側連結板34の中心線、Dは大腿部側連結板35の中心線である。中心線Cと各中心線Dとがなす角度は図4(a)乃至(c)のいずれの状態においても同一である。このように、腰部保持体21に対する大腿部保持体22a,22bの向きを一定にしたまま、大腿部保持体22a,22bの垂直方向の高さを変化させることができる。すなわち、連結部24a,24bが2個のヒンジ部28を備えているので、大腿部を略垂直方向に移動させる動作がスムーズにでき、ヒンジ部28が1個の場合に比べ大腿部を自由に動かすことができる。なお、連結部24a,24bが3個のヒンジ部28を備える場合は、大腿部をさらに自由に動かすことができる。
以上のように構成された本実施の形態1における歩行訓練器1について、その使用方法を図1乃至図4を用いて説明する。
まず、被訓練者の身長等に合わせて吊支フレーム7の高さを調節する。この高さ調節は、図1に示すように、吊支柱部9a,9bを支柱部5a,5bに挿入した状態で上下に移動させ、吊支柱部9a,9bの所定部に形成された孔部(図示せず)と支柱部5a,5bの上端部近傍に形成された孔部とにピン9cを連挿することで行われる。
次に、前部手摺り部11の取り付け位置を調節する。前部手摺り部11は被訓練者の身長や握り易さ等に応じた所定の高さで支柱部5a,5bに両端部で固定され架設される。支柱部5a,5bへの固定は、手摺り本体12の一端部において脱着固定部12aの一対の挟着部間に支柱部5aを挿入しレバー部12bを回動させて支柱部5aを締め付けることで行われる。手摺り本体12の他端部も支柱部5bに同様に固定される。なお、前部手摺り部11は補助支柱部6a,6bに所定の高さで架設することもでき、上下方向の高さだけでなく前後方向の取り付け位置を調節することもできる。
次に、側部手摺り部13a,13bの高さを調節する。側部手摺り部13a,13bは被訓練者の身長や握り易さ等に応じた所定の高さで水平部14aの端部が支柱部5a,5bに固定されると共に垂直部14bの下端部側が摺動支柱部15a,15bに固定される。支柱部5a,5bへの固定は、水平部14aの端部に形設された摺動固定筒部14cを支柱部5aに挿着し水平固定部14dを回動させてボルトで支柱部5aを締め付けることで行われる。また、摺動支柱部15a,15bへの固定は、図1に示すように、垂直部14bを摺動支柱部15aに挿入し垂直固定部15cを回動させてボルトで垂直部14bを締め付けることで行われる。
次に、歩行補助装具20を被訓練者の身体に装着する。このとき、被訓練者は立った状態でも車椅子等に座った状態でもよい。歩行補助装具20の装着は次のようにして行う。図2(a)に示すように、まず、腰部保持体21の腰部ベルト部25を挿通具27から外し、腰部保持体21の両端部を開いて被訓練者の腰部に巻回させ、腰部ベルト部25を挿通具27に挿通させ折り返して適当な締め付け力で締め付ける。腰部ベルト部25の先端部は裏面に形成された面ファスナ部で腰部保持体21の表面の面ファスナ部(図示せず)に固定される。次に、大腿部保持体22a,22bの大腿部ベルト部26を挿通具27から外し、大腿部保持体22a,22bの両端部を開いて被訓練者の大腿部に巻回させ、大腿部ベルト部26を挿通具27に挿通させ折り返して適当な締め付け力で締め付ける。大腿部ベルト部26の先端部も同様に面ファスナ部を大腿部保持体22a,22bの表面の面ファスナ部(図示せず)に固定される。
なお、図3(b)に示すように、ヒンジ部28において各連結板34〜36は所定の遊びSを有して軸部28aに軸着されることが好ましい。連結板34〜36同士が軸着部の軸周方向(図3(a)の矢印Aに示す方向)に折れ曲がるだけでなく、図3(c)に示すように、軸部28aに直交する方向(矢印Bに示す方向)にも所定角度折れ曲がるので、腰部に対する大腿部の自由度が高く、通常の歩行の状態と略変わりない歩行訓練を行うことができるためである。また、遊びSを形成する替わりに、各連結板34〜36の内いずれか1以上又は全て、例えば中間連結板36を硬質ゴムやばね鋼等の弾性板により形成しても、矢印Bに示す方向に所定角度曲げることができ、同様の効果が得られる。
また、図3(d)に示すように、スライド部38を各々のスライド孔38aに挿通されたガイドねじ39に沿って左右にスライドさせ、ガイドねじ39を締め付けることでスライドさせた位置で固定して、腰部保持体21に対する連結部24a,24bの連結位置を調節できるようになっている。これにより、ヒンジ部28を大腿部の動作を妨げない位置、例えば大腿骨の付け根の突出した部分に位置するように調節することができ、歩行補助装具20を装着した際に円滑に歩行動作を行うことができる。
次に、被訓練者をコ字形状のベースフレーム2の内部に移動させ、立った状態或いは車椅子等に座った状態で各ストラップ部19の下端部を歩行補助装具20の各ストラップ連結部23に連結する。次に、ハンドル部17aを操作して巻き取り機17により吊支部材16を巻き上げ、歩行補助装具20と共に被訓練者を足は接地した状態で体重を支持するように上方に吊り上げる。ここで、巻き取り機17はラチェット機構等により吊支部材16を巻き取る方向の一方向のみ回動可能で逆方向の回動はロックされるように構成されている。また、吊支部材16の引き出し長さを調節するために、ラチェット機構等を解除して正逆方向に自由に回転可能にすることもできるように構成されている。
被訓練者が前部手摺り部11又は側部手摺り部13a,13bを握って前後左右に歩行すると、歩行訓練器1はベースフレーム2のキャスタ3により被訓練者の移動に追従して任意の方向に走行するため、被訓練者は足にかかる体重負荷が軽減した状態で歩行訓練を行うことができる。
以上のように本実施の形態1における歩行訓練器は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)歩行補助装具20が腰部保持体21と大腿部保持体22a,22bと連結部24a,24bとで構成され、板状の腰部保持体21で腰部を包囲して端部を重ねて腰部ベルト部25で締結し、板状の大腿部保持体22a,22bで大腿部を包囲して端部を大腿部ベルト部26で締結しているので、被訓練者が車椅子等に座ったままで歩行補助装具を装着することができ、被訓練者自ら装着する場合も介護者等が装着させる場合も装着が容易で準備に時間がかからず、簡単に装着を行うことができる。
(2)腰部保持体21及び大腿部保持体22a,22bで腰部及び大腿部を包囲して適当な締め付け力で締め付けて保持するので、クッション部31が腰部や大腿部に柔軟に密着し、本体部30で腰部や大腿部を確実に包囲して保持することができると共に、吊り上げた際に被訓練者の姿勢を安定させることができ、且つ、被訓練者の股に負荷がかからず、負荷が集中して陰部等を傷めることがなく快適に訓練できる。
(3)連結部24a,24bがヒンジ部28を備えているので、大腿部を自由に動かすことができ円滑な歩行を行うことができる。特に、2乃至複数のヒンジ部28を備えることで、大腿部を略垂直方向に移動させる動作がスムーズにでき大腿部をさらに自由に動かすことができ、通常の歩行の状態と略変わりない歩行訓練を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
(4)位置調節部37を備えているので、スライド部38を左右にスライドさせ、腰部保持体21に対する連結部24a,24bの連結位置を調節することで、ヒンジ部28の位置を大腿部の動作を妨げない位置、例えば大腿骨の付け根の突出した部分に位置するように調節でき、腰回りの大きい人や小さい人、男性や女性の被訓練者であってもその被訓練者の体格や骨格に応じてヒンジ部28の位置を調節でき、円滑な歩行を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
(5)歩行補助装具20が、2乃至複数のフック18aが放射状に形設されたフック体18と、各々のフック18aに係着又は結着されたストラップ部19とを介して吊支され、ストラップ部19の下端部が腰部保持体21に略等間隔又は左右対称の位置でストラップ連結部23に連結されているので、被訓練者を安定した姿勢のまま吊り上げることができ、また、被訓練者の手や肩、首等の動作を妨げることがなく、円滑な歩行動作を行うことができ、高い訓練効果が得られる。
(6)吊支フレーム7や手摺り部11,13a,13bを備えているので、被訓練者の身長等に合わせて、吊支フレーム7の高さを調節することができ、また、前部手摺り部11を支柱部5a,5bや補助支柱部6a,6bの所定部に所定の高さで架設することで、高さや取り付け位置を調節することができ、さらに、側部手摺り部13a,13bの水平部14aを高さ調節することができるので、被訓練者は正しい姿勢或いは楽な姿勢で快適に歩行訓練を行うことができる。
(7)ハンドル部17aを操作して吊支部材16を巻き取る巻き取り機17を備えているので、被訓練者は自身の体重をどの程度支持するかを任意に調節しながら吊り上げることができ、足にかかる負荷等を確かめながら調整できる。
(実施の形態2)
図5(a)は実施の形態2における歩行訓練器の概略側面図であり、図5(b)はその概略平面図である。
図中、2はベースフレーム、3はキャスタ、4は支持フレーム、5aは支柱部、10は吊支プーリ、10aは補助プーリ、16は吊支部材、17は巻き取り機、18はフック体、19はストラップ部、20は歩行補助装具であり、これらは実施の形態1において説明したものと同様のものであるので同一の符号を付けて説明を省略する。51は実施の形態2における歩行訓練器、2a,2bはベースフレーム2の前部及び側部であり、ベースフレーム2の前部2aには支持フレーム4を構成する1の支柱部5aがその略中央部に立設されている。52a,52aはベースフレーム2の前部2aの内側面(背面)に配設された一対のL字状係合固定部(係合固定手段)、53は歩行器、54は前部フレーム54aと側部フレーム54bからなる歩行器53本体フレーム、55は本体フレーム54の下部に配設された複数のキャスタ、56は本体フレーム54の各側部フレーム54bに立設固定された歩行器支柱部、57は歩行器支柱部56の上端部に固定された略U字板状の身体支え部、57aは身体支え部57の上面に配設されたクッション部である。
L字状係合固定部52a,52aは前部2aの背面に固定された基部52bに端部が固定されL字状部が水平方向に回動自在に形成されている。これにより、歩行器53を移動させ略コ字状のベースフレーム2の内部に収容し、L字状係合固定部52a,52aを回動させて歩行器53の側部フレーム54bの前端部や前部フレーム54a等に係合することで、歩行器53を歩行訓練器51に固定することができる。なお、L字状係合固定部52a,52aの他に、支柱部5a,5b等に係合固定手段を設けて歩行器支柱部56や身体支え部57に係合固定してもよい。
以上のように本実施の形態2における歩行訓練器は構成されているので、歩行器53を使用している被訓練者が歩行訓練器51を使用する場合、乗り移る必要がなく、歩行器53と共に歩行訓練器51の内部に移動して、L字状係合固定部52a,52aで固定するだけでよく、円滑に歩行訓練器51を用いた吊り上げ状態での歩行訓練を行うことができる。この場合、歩行器53の身体支え部57を手摺りとして使用できるので、手摺りの高さ調節等が不要であり、被訓練者の体型等に合った歩行器53をそのまま使用できるので使用感が変わらず安心して訓練できると共に高い訓練効果が得られる。
以上説明したように、本発明は被訓練者の足にかかる体重負荷を軽減させ自力歩行を補助しながら歩行訓練を行うことができる歩行訓練器に関し、特に本発明によれば、歩行補助装具の装着が容易で準備に時間がかからず簡単に訓練を行うことができ、歩行補助装具を腰部と大腿部に装着するので身体が安定して吊支され、歩行動作が妨げられることなく、身体的苦痛や疲労が少なく快適に訓練できる歩行訓練器を提供することができる。
実施の形態1における歩行訓練器の全体斜視図 (a)歩行補助装具の全体斜視図(b)腰部保持体及び大腿部保持体の要部断面図 (a)連結部のヒンジ部の要部拡大側面図(b)連結部の要部断面図(c)連結部の折れ曲がった状態を示す要部断面図(d)位置調節部の要部拡大側面図 (a)大腿部側連結板が上位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図(b)大腿部側連結板が中位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図(c)大腿部側連結板が下位置にある場合の各連結板及びヒンジ部の状態を示す要部拡大側面図 (a)実施の形態2における歩行訓練器の概略側面図(b)実施の形態2における歩行訓練器の概略平面図
符号の説明
1 歩行訓練器
2 ベースフレーム
3 キャスタ(車輪)
4 支持フレーム
5a,5b 支柱部
6a,6b 補助支柱部
7 吊支フレーム
8 上端横架部
8a 補助横架部
9a,9b 吊支柱部
9c ピン
10 吊支プーリ
10a,10b 補助プーリ
11 前部手摺り部
12 手摺り本体
12a 脱着固定部
12b レバー部
12c,12d 固定部材
12e 嵌着部
12f 挟着部
12g ボルト部
12h 挿通孔部
12i 雌ねじ孔部
13a,13b 側部手摺り部
14 側部手摺り本体
14a 水平部
14b 垂直部
14c 摺動固定筒部
14d 水平固定部
14e ボルト部
14f 孔部
15a,15b 摺動支柱部
15c 垂直固定部
16 吊支部材
17 巻き取り機
17a ハンドル部
18 フック体
18a フック
19 ストラップ部
20 歩行補助装具
21 腰部保持体
22a,22b 大腿部保持体
23 ストラップ連結部
24a,24b 連結部
25 腰部ベルト部
26 大腿部ベルト部
27 挿通具
28 ヒンジ部
28a 軸部
28b 軸止め部
30 本体部
31 クッション部
32 外布
34 腰部側連結板
35 大腿部側連結板
36 中間連結板
37 位置調節部
38 スライド部
38a スライド孔
39 ガイドねじ
40 カバー布
51 歩行訓練器
52a,52a L字状係合固定部(係合固定手段)
53 歩行器
54 本体フレーム
54a 前部フレーム
54b 側部フレーム
55 キャスタ
56 歩行器支柱部
57 身体支え部
57a クッション部

Claims (6)

  1. 複数の車輪を備えたベースフレームと、前記ベースフレーム上に立設された支持フレームと、被訓練者の身体に装着される歩行補助装具と、前記支持フレームの上部から前記歩行補助装具を吊り下げて支持する紐状又は帯状の吊支部材と、を備えた歩行訓練器であって、
    前記歩行補助装具が、前記吊支部材に直接又はストラップ部等を介して連結され前記被訓練者の腰部に巻着される腰部保持体と、大腿部に巻着される一対の大腿部保持体と、前記腰部保持体と各々の前記大腿部保持体とを連結する棒状部材で形成された一対の連結部と、前記連結部の所定部に形成された折り曲げ自在なヒンジ部と、を備えていることを特徴とする歩行訓練器。
  2. 前記連結部が2乃至複数の前記ヒンジ部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の歩行訓練器。
  3. 前記連結部の前記腰部保持体への連結部分に配設された左右にスライド自在な位置調節部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行訓練器。
  4. 前記腰部保持体及び前記大腿部保持体が、前記腰部又は前記大腿部を包囲する形状に形成された板状の本体部と、前記本体部の端部同士を連結する長さ調節自在なベルト部と、前記本体部の内面に添設されたクッション部と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の歩行訓練器。
  5. 前記吊支部材の端部に配設された2乃至複数のフックが放射状に形設されたフック体と、上端部が各々の前記フックに係着又は結着され下端部が前記腰部保持体に略等間隔又は左右対称の位置で連結された2乃至複数のストラップ部と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の歩行訓練器。
  6. 前記ベースフレームの内側又は前記支持フレームに配設された他の歩行器が固定される係合固定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の歩行訓練器。
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