JP3802045B1 - 屈伸動作補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】体に大きな負担がかけられることなく、屈伸運動を行うことのできる屈伸動作補助具を提供する。
【解決手段】屈伸動作補助具1は、床面に立設された本体2と、本体2の上部に設けられた前リール3及び後リール4と、両リール3、4に掛装され、後リール4から垂下する一端側に重り6が連結されたワイヤ5と、前リール3から垂下するワイヤ5の他端側に吊支され、使用者の胴部を固定するベスト51とを備えている。また、前リール3の下方に起立した使用者に装着されたベスト51の下方への所定距離以上の移動を規制する規制手段を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屈伸動作を補助する屈伸動作補助具に関するものである。
高齢者や、怪我等により足腰の筋力が落ちてしまった人のリハビリテーション用の器具の一種として、屈伸動作を補助するための器具がある。例えば、使用者の上方に設けられたゼンマイばねと、ロープを介してゼンマイばねに吊支され、使用者の胴体に装着される装着具とを備え、装着具を装着した使用者に対してゼンマイばねによる所定の吊上げ力が作用して、少ない力で屈伸動作等を行うことができるといった技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−339801号公報
ところが、上記特許文献1の器具を使用するにあっては、使用者がバランスを崩したときにロープが伸びすぎてしまい、そのまま体が流されて場合によっては転倒してしまうおそれがある。また、膝が大きく曲げられてしまうと、膝に大きな負担がかかってしまうおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、体に大きな負担がかけられることなく、屈伸運動を行うことのできる屈伸動作補助具を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.使用者の胴部を固定する保持体と、
綱部材を介して前記保持体を所定の高さ位置で吊支するとともに、前記保持体が前記所定の高さ位置よりも下方に位置した場合に、前記保持体に対して所定の吊上げ力を付加する吊支手段と、
使用者に装着された前記保持体の下方への所定距離以上の移動を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする屈伸動作補助具。
手段1によれば、使用者の屈伸動作に伴って保持体が下方に移動した場合、保持体には所定の吊上げ力が作用する。つまり、上方へと吊られるような力が使用者に対して働くこととなる。このため、膝を曲げた状態においては自重が軽減され、本来の体重を支える場合に比べて、少ない力で屈伸動作を行うことができる。従って、足腰が弱った人のリハビリテーションをスムースに行うことができる。
また、使用者の下方への所定距離以上の移動が規制されるようになっている。このため、使用者がバランスを崩した場合には、転倒する前に使用者を保持することができる。また、例えば、使用者が膝を屈めていく段階において、膝が大きく曲げられた状態になると(例えば、膝の角度が90度よりも小さくなると)、体を支えるために大きな力を必要とするため、膝への負担が大きくなってしまうおそれがある。特に下半身の力が未だ十分についてなく、屈伸動作に慣らしていく初期段階においてはバランスを崩しやすいということも懸念される。この点、本手段によれば、使用者の下方への所定距離以上の移動を規制することで、使用者の膝が大きく曲がらないように規制することができる。従って、使用者の膝に対して必要以上に大きな負担がかかってしまうといった事態を防止することができる。また、上記のように転倒も未然に防ぐことができる。結果として、使用者に対して無理なく屈伸運動を行わせることができる。また、膝が大きく曲げられることがなく、転倒のおそれがないことを確認した使用者は、膝を曲げることに対する恐怖心を緩和することができ、比較的スムースに屈伸動作のリハビリテーションに取組むことができる。
また、全身を動かすことができることから、状況によって上半身を傾けたり、手でバランスをとったりすることができる。つまり、屈伸動作を行うにしても全身を使った運動とすることができ、例えば、寝た状態で屈伸運動を行ったりする場合に比べて、膝に集中的に負荷がかかってしまうといったおそれを抑止することができる。
さらに、使用者は、保持体を着用した状態においても腕を自由に動かすことができる。腕が使えることで、補助者に腕を支えてもらったり、自分で別途の支持部材等に掴まったりしてバランスをとることができる。また、通常は手に何も掴んでいない状態で屈伸運動を行うにしても、バランスを崩したときに別途の支持部材等に掴まったり、手で体をかばったりすることができる。このように、手がいつでも自由に使えることで、使用者に安心感を与えることができる。
なお、「所定の高さ位置」としては「起立した状態の使用者が装着したときの保持体の高さ位置」とするのが望ましい。この場合、使用者が膝を曲げたときには必ず使用者に対して吊上げ力が作用することとなる。また、起立した状態において、体が無理に上方に伸ばされてしまうといった事態も回避することができる。綱部材としては、ロープ、チェーン等が挙げられる。
手段2.床面に立設された本体と、
前記本体の上部に設けられたリールと、
前記リールに掛装され、一端側に重りが連結された綱部材と、
前記リールから垂下する前記綱部材の他端側に吊支され、使用者の胴部を固定する保持体と、
前記リールの下方に起立した使用者に装着された前記保持体の下方への所定距離以上の移動を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする屈伸動作補助具。
手段2によれば、リールに掛装された綱部材によって重りと保持体とが接続されている。そして、保持体を装着した使用者が膝を曲げる際には、保持体が取付けられた綱部材の端部が下側に引っ張られるため、他方の綱部材の端部が上方に引っ張られ、重りが持ち上げられる(宙吊り状態とされる)。このとき、使用者には、重りに連結されている綱部材から上方へと吊られるような力が働くこととなる。すなわち、膝を曲げた状態においては自重が軽減されることとなり、本来の体重を支える場合に比べて、少ない力で屈伸動作を行うことができる。結果として、手段1と同様の作用効果が奏される。なお、本手段2に記載の重りは、保持体に吊上げ力を付加するものであるから、手段1における吊支手段に相当するものであると言える。
また、本手段の重りは、使用者が視認できるように配設できるため、自分がどのくらいの重さで屈伸運動を行っているかを明確に把握することができる。このように、自分の現状を把握できることで、リハビリテーションに対する意欲を向上させることができる。また、見えない力によって吊られているといった不安もないため、安心して屈伸運動を行うことができる。
また、ばねやゴムを用いて吊上げ力を発生させるような構成も考えられるが、この場合には、調整の幅が小さくて個々の使用者に合わせての適切な調節ができなかったり、調節が面倒であったりするおそれがある。また、これらの問題を解決するためには、構成の複雑化を招くおそれがある。さらに、ばねやゴムは、伸びている状態のときと伸びていない状態のときとでは、吊上げ力が大きく異なるため、屈伸運動に際して必要とする筋肉が十分に鍛えられないおそれがある。また、吊上げ力が一定でないことによって、該補助具を使用した状態においての屈伸動作に慣れてしまうと、補助具を使用していない状態において屈伸動作を行う場合に力の入れ具合が分からず、バランスをとることが難しくなってしまうおそれがある。このため、完全に自分で屈伸動作を行えるようになるまでにより多くの時間を費やしてしまうことが懸念される。また、ばねやゴムが収縮する際、反動で保持体が初期位置(起立した状態の使用者に装着されたときの高さ位置)よりもさらに上方に引っ張られることも考えられ、この場合には、使用者が無理に体を伸ばされてしまうといったおそれがある。
この点、本手段によれば、重りを用いて吊上げ力を発生させるため、複雑な機構を必要とすることなく、様々な使用者に対応して大きな調節から微調節まで比較的容易に行うことができる。また、屈伸動作中は、ほぼ均一な吊上げ力が付加されるため、補助具を使用していない状態に近い感覚で屈伸運動を行うことができる。従って、屈伸運動に際して必要とする筋肉を十分鍛えることができるとともに、屈伸動作のバランス感覚を掴むことができる。さらに、起立したときに、反動でさらに上方に引っ張られるといったこともなく、体が無理に伸ばされてしまうといった事態も回避することができる。
手段3.前記規制手段は、前記綱部材に連結された当接部材と、少なくとも前記保持体の移動に際しては動くことのない支持手段に設けられた受部材とからなり、前記保持体の下方への移動に伴って前記綱部材が移動した際に前記当接部材が前記受部材に当接することで、前記綱部材の所定距離以上の移動が規制されることを特徴とする手段1又は2に記載の屈伸動作補助具。
手段3によれば、綱部材の所定距離以上の移動が規制されることで、使用者の下方への所定距離以上の移動を規制することができる。結果として、使用者が転倒してしまうといったおそれを回避することができる。また、当接部材又は受部材の取付位置を調節可能に構成することで、使用者が着席したときに膝が大きく(例えば90度以上)曲がらないように調節することができ、使用者の膝に必要以上の負担がかかってしまうといったおそれを回避することができる。なお、手段2に対応しては、受部材を本体に設けることとしてもよい。この場合、本体が支持手段に相当する。
手段4.前記規制手段は、前記保持体の下方において設けられた高さ調節可能な椅子であることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の屈伸動作補助具。
手段4によれば、使用者が膝を曲げることで腰掛けることのできる椅子を設けることによって、使用者の下方への所定距離以上の移動を規制することができる。また、実際に視認することのできる椅子を設けることで、膝を曲げるときに後ろに倒れ込んでも大丈夫だという安心感を与えることができる。さらには、使用者の移動を吊支えることで使用者の移動を規制する場合に比べて、使用者の移動を規制したときに使用者が受ける衝撃を緩和することができる。また、椅子の高さを、使用者が着席したときに膝が大きく(例えば90度以上)曲がらないように調節することによって、使用者の膝に、必要以上の負担がかかってしまうといったおそれを回避することができる。
手段5.前記保持体は、使用者が腕を通して着用するベストであることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の屈伸動作補助具。
手段5によれば、屈伸動作に際して使用者に働く上方に吊られる力を局所的にではなく、上半身(腕部、頭部を除く)全体に分散させることができる。従って、上方に吊られる力が局所的に作用してしまい、その部分の負担が大きくなってしまうといったおそれを防止することができる。また、例えば、保持体が下半身や腰周りのみを保持するような場合に比べて、ワイヤに吊られるようにして上側に向かう力がかかったときに使用者がバランスを保ちやすく、屈伸運動に際しての安定性を高めることができる。特に、ベストの肩部において吊支される構成とすることで、使用者がつんのめってしまうといったおそれをより確実に防止することができる。また、使用者が袖を通して装着するベストであるため、屈伸動作中に当該ベストが脱げてしまうといったおそれを抑止することができる。
手段6.前記保持体から延びるベルトを備え、
前記綱部材又は前記ベルトのうち一方にその長手方向に沿って所定間隔を隔てて複数の係止部を設けるとともに、他方に被係止部を設け、
前記係止部に前記被係止部を係止させることで、前記綱部材と前記保持体とを連結することを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載の屈伸動作補助具。
手段6によれば、被係止部を係止する係止部を適宜異ならせることで、ベルトの長さ、すなわち保持体の高さ位置を調節することができる。結果として、使用者の身長に合わせて保持体の高さ位置を調節することができ、様々な使用者が屈伸動作補助具を適切に使用することができる。また、保持体が綱部材に対して着脱自在なため、使用者は、保持体を綱部材から取外した状態において装着することができる。このため、保持体を比較的スムースに装着することができる。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は使用者が起立した状態における屈伸動作補助具を示す側面図である。図2は保持機構の構成を示す模式正面図である。
屈伸動作補助具1は、床面に立設された本体2と、本体2の上端部に設けられた前リール3及び後リール4と、前リール3及び後リール4に掛装された綱部材としてのワイヤ5と、複数の重り6を具備する重り機構7と、使用者の胴部を固定する保持機構8とを備えている。
本体2は、床面に支持される枠状の基部11と、基部11の四隅からそれぞれ上方に延びる支柱部12と、各支柱部12の上端部同士を連結する枠状の梁部13と、梁部13のうち前側(図1の右側)の辺部の中央部から前方に突出する張出部14とを備えている。
前リール3は、張出部14の前端部に対して、左右方向を軸線方向として回転可能に設けられている。後リール4は、梁部13のうち後側の辺部の中央部に対して、左右方向を軸線方向として回転可能に設けられている。なお、各リール3、4には、ワイヤ5が脱落しないようにリールカバーが設けられている(図示略)。
ワイヤ5は、前リール3及び後リール4に掛装されることで、梁部13の左右の辺部に沿うようにして延設されており、その一方の端部は後リール4から垂下し、他方の端部は前リール3から垂下している。また、ワイヤ5の両端部には、環状の留め具21が設けられている(図2参照)。留め具21は、側部に間隙を有するべく略C字状をなす本体部22と、本体部22の一方の端部に図示しないヒンジを介して回動可能に設けられた回動部23とを備えている。回動部23は、常には図示しないばねの働きによって前記間隙をなくす位置(つまり、留め具21が閉状態)となるよう構成されている。また、回動部23の閉状態においては、回動部23が本体部22の外周方向へ回動するのを規制するべく、回動部23の先端部が本体部22の他方の端部に係合するよう構成されている。なお、本実施形態では、前リール3から垂下するワイヤ5の端部に設けられた留め具21が被係止部に相当する。
重り機構7は、後リール4の直下方において、本体2の基部11上に積み重ねられ、上下方向に移動可能に設けられた複数の重り6(吊支手段)と、ワイヤ5に連結される支軸部31とを備えている。各重り6には、上下方向に貫通する挿通孔と、挿通孔と交差するようにして前後方向に貫通する支持孔とが形成されている。支軸部31は、積み重ねられた重り6の各挿通孔に対して挿通される棒状の軸部42と、軸部42の上端部に設けられた拡径部43とを備えている。拡径部43は、その上面から突出する略D字状の係止部44を具備しており、後リール4から垂下するワイヤ5の端部に設けられた留め具21が係止部44に挿通されることで、支軸部31とワイヤ5とが連結されている。また、軸部42には、前後方向に貫通する貫通孔が、積み重ねられた重り6の各支持孔に対応して複数形成されている。そして、積み重ねられた重り6のうちいずれかの支持孔と、対応する貫通孔とに対してピン45を挿通することで、ピン45が挿通された重り6及びそれよりも上方に位置する重り6が支軸部31を介してワイヤ5に連結されることとなる。これにより、ピン45が挿通された重り6及びそれよりも上方に位置する重り6及び支軸部31の重さがワイヤ5に付加されるようになっている。以上のような重り機構7においては、ピン45を差し込む対象となる重り6を適宜異ならせることで、ワイヤ5に連結される重り6の数、すなわち重さを簡単に調節することができる。なお、重り6は、本体2に設けられた図示しない規制部によって上下方向以外の方向への移動が規制されている。
保持機構8は、使用者が着用する保持体としてのべスト51と、該べスト51から延びるベルト52とを備えている。べスト51には、使用者の腹部から骨盤の辺りにかけて腰周りを適度に締めつけるための帯状の腰巻部53が設けられている。腰巻部53は、一端側がべスト51の腹部辺りに縫付けられており、他端側をべスト51の腰部を廻して一周させてから両端同士を押付けて面ファスナーでとめるようになっている。ベルト52は、帯状の連結部54と、連結部54の一方の端部から2つに(図2では左右に)分岐して延びる分岐部55と、各分岐部55の先端部から2つに(図2では前後に)分岐して延びる固定部56とから構成されている。各分岐部55から枝分かれする固定部56のうち一方側(後側)は、べスト51の肩部から腰部にかけてべスト51に縫付けられて固定されている。また、各分岐部55から枝分かれする固定部56のうち他方側(前側)は、べスト51の肩部から腹部にかけてべスト51に縫付けられて固定されている。連結部54には、留め具21に挿通、係止される係止孔57が長手方向に沿って所定間隔を隔てて複数設けられており、留め具21に係止させる係止孔57を適宜異ならせることでベルト52の長さ、すなわちべスト51の高さ位置を調節可能になっている。なお、べスト51はノースリーブでもよいが、本実施形態では若干袖が設けられている。また、本実施形態では、係止孔57が係止部に相当する。
また、基部11のうちの前辺部には、背もたれを有し、座部の高さを調節可能な規制手段としての椅子71が設けられている。本実施形態では、前リール3が、梁部13よりも前方に突出する張出部14に設けられていることから、椅子71は、前リール3から垂下するワイヤ5の端部よりも若干後側に位置している。この椅子71は、使用者が腰掛けた状態において、使用者の膝が90度以上曲がらない高さに調節される。
以上のように構成されてなる屈伸動作補助具1の使用方法について説明する。
まず、使用者にべスト51を着用させる。べスト51の着用は、両腕を袖に通してから、腰巻部53で使用者の腰周りを適度に締め付け、面ファスナーで留める。
べスト51の着用後、使用者に椅子の前側(前リール3の直下方)に位置してもらい、使用者の起立状態において、ワイヤ5が緊張状態となるようにベルト52の係止孔57を選択し、該係止孔57に留め具21を挿通させてベルト52をワイヤ5に取付ける。このとき、前リール3から垂下するワイヤ5は、ほぼ鉛直に、又はやや後方(図1の左側)に向けて延びている。なお、ここでいう緊張状態とは、ワイヤ5が完全に張っていなくても、べスト51が下方に移動すればすぐに緊張状態となるような状態が含まれる。但し、この使用者の起立状態においては、重り6は宙に浮いていない状態である。また、使用者に合った重さとなるように重り機構7の重り6を調節する。以上のようにして準備が完了する。
次に、使用に際しての使用者の動作及び作用について説明する。
図1に示すように、ワイヤ5に吊支されたべスト51を着用し、起立状態にある使用者は、例えば、前方の補助者に両手を持ってもらいながら、べスト51に体を預けるようにして、図3に示すように椅子71に腰掛けるまで、ゆっくりと膝を曲げていく。この動作に伴って、べスト51が取付けられたワイヤ5の端部が下方に引っ張られて重り6が持ち上げられ、宙吊り状態とされる。このとき、重り6に連結されたワイヤ5によって、使用者には上方に吊られるような力が働くこととなる。例えば、ワイヤ5に連結された5kgの支軸部31に対して5kgの重り6を連結した場合、膝を曲げる際に使用者の自重が10kg軽減されることとなり、使用者は比較的スムースに腰を沈めていくことができる。
また、図3の着座した状態から図1の起立した状態とする際には、例えば前方の補助者に両手を持ってもらいながら、ゆっくりと膝を伸ばしていく。この動作に伴って、ベスト51の取付けられたワイヤ5の端部が上方に移動し、ワイヤ5が後リール4側に引き出された分だけ、重り6がワイヤ5に吊支されながら自重により下方へ移動する。このときにも、使用者にはワイヤ5によって上方に吊られるような力が働いており、使用者の自重が軽減されることから、より少ない負荷で比較的スムースに立ち上がることができる。
以上のように、本実施形態では、屈伸動作を行う使用者に対して上方に向かう力が働くため、自分の本来の体重を丸ごと支える場合に比べて、より少ない力で屈伸動作を行うことができる。従って、足腰が弱った人のリハビリテーションをスムースに行うことができる。
加えて、使用者が膝を曲げることで腰掛けることのできる椅子71を設けることによって、使用者のそれ以上の下方への移動が規制されることとなる。このため、例えば、使用者が膝を曲げていく際にバランスを崩した場合には、転倒する前に椅子71に着座して体を保持することができる。また、例えば、使用者が膝を屈めていく段階において、膝が大きく曲げられた状態になると、体を支えるために大きな力を必要とするため、膝への負担が大きくなってしまうおそれがある。特に下半身の力が未だ十分についてなく、屈伸動作に慣らしていく初期段階においてはバランスを崩しやすいということも懸念される。この点、本実施形態によれば、椅子71によって使用者の下方への移動が規制され、使用者の膝が90度以上曲がらないようになっている。従って、使用者の膝に対して必要以上に大きな負担がかかってしまうといった事態を防止することができる。また、上記のように転倒も未然に防ぐことができる。結果として、使用者に対して無理なく屈伸運動をさせることができる。また、膝が大きく曲げられることがなく、転倒のおそれがないことを確認した使用者は、膝を曲げることに対する恐怖心を緩和することができ、比較的スムースに屈伸動作のリハビリテーションに取組むことができる。
また、全身を動かすことができることから、状況によって上半身を傾けたり、手でバランスをとったりすることができる。つまり、屈伸動作を行うにしても全身を使った運動とすることができ、例えば、寝た状態で屈伸運動を行ったりする場合に比べて、膝に集中的に負荷がかかってしまうといったおそれを抑止することができる。また、実際に立ち上がったり椅子71に腰掛けたりするため、寝た状態で屈伸運動を行ったりする場合に比べて、屈伸動作に対しての自信がつき、メンタル面での効果も期待することができる。
さらに、使用者は、べスト51を着用した状態においても腕を自由に動かすことができる。腕が使えることで、補助者に腕を支えてもらったり、自分で本体2等に掴まったりしてバランスをとることができる。また、通常は手に何も掴んでいない状態で屈伸運動を行うにしても、バランスを崩したときに、本体2等に掴まったり、手で体をかばったりすることができる。このように、手がいつでも自由に使えることで、使用者に安心感を与えることができる。
また、使用者が保持機構8を着用することで、屈伸動作に際して働く上方に吊られる力を局所的にではなく、上半身全体に分散させることができる。従って、上方に吊られる力が局所的に作用してしまい、その部分の負担が大きくなってしまうといったおそれを防止することができる。さらに、本実施形態では、腰巻部53によって使用者の腰周りを適度に締付けることができ、ベスト51のだぶつきをなくして、ベスト51を使用者に密着させることができる。従って、上記作用効果が一層確実に奏される。加えて、ベスト51に袖があることで、使用者の脇の部位に当たるベスト51の面積が増えるため、上方に吊られる力を分散させる効果が高められる。また、例えば、保持機構8が下半身を保持するような場合に比べて、ワイヤ5に吊られるようにして上側に向かう力がかかったときに使用者がバランスを保ちやすく、屈伸運動に際しての安定性を高めることができる。特に、ベルト52がベスト51の肩部から延びていることから、使用者は肩部において吊支されることとなる。このため、使用者がつんのめってしまうといったおそれをより確実に防止することができる。また、使用者が袖を通して装着するベスト51であるため、屈伸動作中に当該ベスト51が脱げてしまうといったおそれを抑止することができる。
さらに、保持機構8がワイヤ5に対して着脱自在であることから、使用者は、保持機構8をワイヤ5から取外した状態において装着することができる。このため、保持機構8を比較的スムースに装着することができる。また、ワイヤ5が緊張状態となるように、使用者の身長に合わせてベルト52の長さ、すなわちベスト51の高さ位置を調節することができる。結果として、様々な使用者が(例えば、腰の曲がった高齢者であっても)屈伸動作補助具1を適切に使用することができる。
また、上記のようにシンプルな構成を採用し、あくまでも使用者の自重を負荷として運動を行うため、例えば、操作ミスや機械の故障等が発生しにくい。また、メンテナンス面でのメリットも大きい。
また、使用者が重り6を視認することができるため、自分がどのくらいの重さで屈伸運動を行っているかを明確に把握することができる。このように、自分の現状を把握できることで、リハビリテーションに対する意欲を向上させることができる。また、見えない力によって吊られているといった不安もないため、安心して屈伸運動を行うことができる。
また、例えば、ばねやゴムを用いて吊上げ力を発生させるような構成を採用する場合、調整の幅が小さくて個々の使用者に合わせての適切な調節ができなかったり、調節が面倒であったりするおそれがある。また、これらの問題を解決するためには、構成の複雑化を招くおそれがある。さらに、ばねやゴムは、伸びている状態のときと伸びていない状態のときとでは、吊上げ力が大きく異なるため、屈伸運動に際して必要とする筋肉が十分に鍛えられないおそれがある。また、吊上げ力が一定でないことによって、該補助具を使用した状態においての屈伸動作に慣れてしまうと、補助具を使用していない状態において屈伸動作を行う場合に力の入れ具合が分からず、バランスをとることが難しくなってしまうおそれがある。このため、完全に自分で屈伸動作を行えるようになるまでにより多くの時間を費やしてしまうことが懸念される。また、ばねやゴムが収縮する際、反動で初期位置よりもさらに上方に引っ張られることも考えられ、この場合には、使用者が無理に体を伸ばされてしまうといったおそれがある。
この点、本手段によれば、重り6を用いて吊上げ力を発生させている。このため、ワイヤ5に連結する重り6の数を調節するといった簡単な構成で、様々な使用者に対応して大きな調節から微調節まで比較的容易に行うことができる。また、屈伸動作中は、ほぼ均一な吊上げ力が付加されるため、補助具を使用していない状態に近い感覚で屈伸運動を行うことができる。従って、屈伸運動に際して必要とする筋肉を十分鍛えることができるとともに、屈伸動作のバランス感覚を掴むことができる。さらに、起立したときに、反動でさらに上方に引っ張られるといったこともなく、体が無理に伸ばされてしまうといった事態も回避することができる。
加えて、椅子71の取付け位置が、前リール3よりも若干後側であるため、使用者が椅子71に着席した状態においては、前リール3から垂下するワイヤ5は後方に向けて傾いて延在することになる。従って、起立動作に際して、ワイヤ5から使用者にかけられる力が若干前側に向かう方向にかかるため、スムースな起立動作を行うことができる。
また、上記実施形態の屈伸動作補助具1の使用法としては、屈伸運動の他にも、膝を曲げた状態をキープすることでもリハビリを行うことができる。この場合においても、もちろん使用者の自重が軽減される。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態におけるベスト51とワイヤ5との連結方法等は特に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、一端側がベスト51の腹部から肩部にかけて縫付けられ、他端側がベスト51の腰部から肩部にかけて縫付けられることで、ベスト51の肩部から輪状に延びる左右一対の支持帯81を設ける。さらに、支持帯81を引っ掛けるために両端部が上方に折返された略棒状の帯掛部84と、帯掛部84から上方に突出するようにして設けられた略く字状の突部85と、留め具21を挿通する係止孔86を有し、一端側が突部85に固定された連結帯87とを備えた中間体83を設ける。そして、支持帯81を帯掛部84に引っ掛け、連結帯87の係止孔86を留め具21に挿通させて係止した状態で、使用者が屈伸運動を行う。このような構成を採用する場合、帯掛部84に対して支持帯81がその周方向に沿って摺動可能となり、使用者の上半身の傾きに応じて支持帯81が自然と使用者のバランスが安定する位置に移動することとなる。従って、使用者の上半身の傾きによらず、吊上げ力をベスト51の前面側と背面側とにほぼ均等に付加させることができ、局所的な負担が大きくなってしまうといったおそれをより確実に防止することができる。
(b)また、上記実施形態における留め具21及びベルト52の形状や数は特に限定されるものではなく、例えば、留め具21を鉤状に構成するとともに、ベルト52を鎖で構成してもよい。また、前リール3から垂下するワイヤ5にその長手方向に沿って所定間隔を隔てて複数の留め具21を設け、ベルト52の連結部54に1つの係止孔57を設けてもよい。加えて、上記実施形態では、ベルト52の長さを調節してワイヤ5を緊張状態としていたが、例えば、重り6との連結部側でワイヤ5の長さを調節してワイヤ5の緊張状態を保つよう構成してもよい。また、ベルト52を省略してもよく、前リール3から垂下するワイヤ5の端部に直接ベスト51を取付ける構成を採用してもよい。さらに、ワイヤ5に対してベスト51(ベルト52)が着脱可能になっていなくてもよく、固定的に連結されてもよい。
(c)上記実施形態では、使用者の膝が90度以上曲がらないように使用者の下方への移動を規制する規制手段として椅子71を設けているが、椅子71に加えて他の規制手段を設けてもよい。態様例を挙げると、図5に示すように、本体2の後側において、支持部11から梁部13にかけて延びる支持手段としてのポール91と、ポール91の長手方向に沿ってスライド可能に設けられた受部材としての規制部材92とを設ける。ポール91には、長手方向に沿って所定間隔毎に左右方向に貫通する複数のポール孔93が形成されている。規制部材92は、ポール91に略嵌合状態とされた円筒状のベース部94と、ベース部94の外周面から後側に突出する突出部95とを備えている。突出部95には、上下方向に貫通する挿通孔96が形成されており、該挿通孔96に対して後リール4から垂下するワイヤ5が挿通されている。また、ベース部94には、左右方向に貫通するベース孔97が形成されており、該ベース孔97とポール孔93のうちのいずれかとを位置合わせして、ベース孔97及びポール孔93に対してピン98を挿通することで規制部材92がポール91に固定される。屈伸動作補助具1の使用にあっては、重り6が持上げられていくときに、当接部材を構成する支軸部31の拡径部43の上面が突出部95の下面に当接して、それ以上の重り6の上方への移動、すなわちワイヤ5の上方への移動が規制される。これにより、使用者の下方への移動が規制され、使用者の転倒を防止することができるとともに、膝が大きく曲がらないようすることができる。また、ピン98が挿通されるポール孔93を適宜変更することで、使用者の膝が90度以上曲がらないように、使用者の身長に合わせて、ベスト51の最下点位置を変更することができる。
(e)上記実施形態では、べスト51に腰巻部53が設けられ、腰巻部53で使用者の腰周りを適度に締め上げるよう構成されているが、例えば、べスト51を多層構造にし、べスト51内部に空気を送り込むことでべスト51が膨張するよう構成してもよい。この場合、ベスト51のだぶつきをなくし、使用者の上半身を全体的に適度に締め付けることができる。従って、屈伸動作に際して使用者にかかる負荷を、使用者の上半身全体に分散させることができるといった作用効果が一層確実に奏される。もちろん、腰巻部53を省略し、ベスト51のみで保持体を構成してもよい。
(f)上記実施形態において、椅子71に設けられた検出スイッチと、検出スイッチの検出回数をカウントするカウンタと、カウンタのカウント回数を表示する表示装置とを設け、椅子71に使用者が座った回数、すなわち、屈伸回数を表示してもよい。この場合、使用者の運動意欲を向上させることができる。また、膝を曲げた状態をキープすることでもリハビリを行うような場合に対応させて、椅子71に腰掛けていない(かつ直立していない)時間を計測して表示する機能を設けてもよい。
(g)重り6と重り6との間にばねを設けてもよい。起立動作に際しては、最初に大きな力が必要となり、ある程度膝が伸びてくればあまり大きな力を必要としなくなるのであるが、上記構成を採用すれば、最初は自重が軽減されて立ち上がりやすく、ある程度膝が伸びてきたときには、なるべく自重に近い感じで立ち上がるようになる。また、ゆっくりと着座するときには深く腰を下ろしていくにつれて大きな力を必要とするのであるが、上記構成を採用することで、膝を曲げていくに連れ、徐々に上側に吊られる力が強まり、小さい力で自分の体を支えられるようになる。結果として、初期段階におけるリハビリテーションの促進を図ることができる。
(h)上記実施形態における本体2の構成は特に限定されるものではなく、様々な構成を採用することができる。例えば、基部11の下部においてキャスターや、当該キャスターの回転を止めるためのストッパーを備えることとしてもよい。この場合、屈伸動作補助具1をスムースに移動させることができる。また、例えば、支柱部12を伸縮自在に構成してもよい。さらには、本体部2を組立式としたり、折りたたみ可能に構成したりしてもよい。加えて、張出部14を前後方向に伸縮自在に構成し、ワイヤ5の垂下位置を調節可能としてもよい。
使用者が起立した状態における屈伸動作補助具を示す側面図である。 保持機構の構成を示す模式正面図である。 使用者が椅子に着席した状態における屈伸動作補助具を示す側面図である。 別の実施形態における保持機構の構成を示す模式正面図である。 別の実施形態における規制部材等の規制手段の構成を示す部分斜視図である。
符号の説明
1…屈伸動作補助具、2…本体、3…前リール3、4…後リール4、5…綱部材としてのワイヤ、6…吊支手段としての重り、21…被係止部としての留め具、51…保持体としてのベスト、52…ベルト、57…係止部としての係止孔、71…規制手段としての椅子。

Claims (5)

  1. 使用者の胴部を固定する保持体と、
    綱部材を介して前記保持体を所定の高さ位置で吊支するとともに、前記保持体が前記所定の高さ位置よりも下方に位置した場合に、前記保持体に対して所定の吊上げ力を付加する吊支手段と、
    使用者に装着された前記保持体の下方への所定距離以上の移動を規制する規制手段とを備え
    前記規制手段は、前記保持体の下方において設けられた高さ調節可能な椅子であることを特徴とする屈伸動作補助具。
  2. 床面に立設された本体と、
    前記本体の上部に設けられたリールと、
    前記リールに掛装され、一端側に重りが連結された綱部材と、
    前記リールから垂下する前記綱部材の他端側に吊支され、使用者の胴部を固定する保持体と、
    前記リールの下方に起立した使用者に装着された前記保持体の下方への所定距離以上の移動を規制する規制手段とを備え
    前記規制手段は、前記保持体の下方において設けられた高さ調節可能な椅子であることを特徴とする屈伸動作補助具。
  3. 前記綱部材に連結された当接部材と、少なくとも前記保持体の移動に際しては動くことのない支持手段に設けられた受部材とを具備し、前記保持体の下方への移動に伴って前記綱部材が移動した際に前記当接部材が前記受部材に当接することで、前記綱部材の所定距離以上の移動が規制されることを特徴とする請求項1又は2に記載の屈伸動作補助具。
  4. 前記保持体は、使用者が腕を通して着用するベストであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の屈伸動作補助具。
  5. 前記保持体から延びるベルトを備え、
    前記綱部材又は前記ベルトのうち一方にその長手方向に沿って所定間隔を隔てて複数の係止部を設けるとともに、他方に被係止部を設け、
    前記係止部に前記被係止部を係止させることで、前記綱部材と前記保持体とを連結することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の屈伸動作補助具。
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