JP2007130368A - 機能回復訓練装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きなスペースを必要とせず、無理なく簡単に、かつ楽しく高齢者が機能回復訓練を行うことができる安価な機能回復訓練装置を提供する。
【解決手段】 この機能回復訓練装置は、ベース2と、椅子12と、二つの回動枠20と、2本の支柱30と、上部枠32とを備えている。更に、第1〜第3の上肢上下運動用機構40、50、60と、下肢開閉運動用機構70と、胸部屈伸運動用機構80と、下肢上下運動用機構90とを備えている。これによって6セクションの機能回復訓練を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、高齢者の介護予防のために残存機能を維持・回復するリハビリテーション(略してリハビリ)に用いられる機能回復訓練装置に関する。
従来、高齢者の機能回復訓練には、例えば上肢上下運動、胸部屈伸運動、下肢上下運動、下肢開閉運動等の各運動(この各運動は、セクションとも呼ばれる)専用の筋力トレーニング装置を、例えば5〜6台配置しておいて、5〜6セクションの機能回復訓練装置として使用されていた。
各筋力トレーニング装置は、電気モータ装置または油圧装置によって、トレーニング時の負荷をかける構造である。
従来のように筋力トレーニング装置を5〜6台用いて、高齢者の介護予防のために残存機能を維持・回復する訓練を行うことには、主として次のような課題がある。
(1)5〜6セクションの機能回復訓練を行うためには、訓練者が5〜6台の筋力トレーニング装置間を順次移動しなければならないが、その移動は高齢者にとって困難な場合が多く、また各移動ごとに介護者を要する場合が多く、かつ移動時の訓練者の転倒等の危険性も高い。従って、簡単に機能回復訓練を行うことができない。
(2)筋力トレーニング装置が5〜6台必要であるので、非常に広い設置スペースが必要であり、かつ装置全体のコストも非常に高価になる。
(3)各筋力トレーニング装置は、電気モータ装置または油圧装置によって負荷をかけるものであり、これらは一般的に高齢者にとっては負荷が大き過ぎるので、高齢者の機能回復訓練に適していない。しかも、そのような負荷の大きい装置を使用して機能回復訓練を行うことは高齢者にとって楽しくないので、訓練を継続して行うことが難しい。
そこでこの発明は、大きなスペースを必要とせず、無理なく簡単に、かつ楽しく高齢者が機能回復訓練を行うことができる安価な機能回復訓練装置を提供することを主たる目的としている。
この発明に係る機能回復訓練装置は、ベースと、前記ベース上に固定された椅子と、前記ベース上であって前記椅子の左右両側に設けられた二つの枠であって、各枠は扇形をしていてその要の部分に取り付けられた軸で互いに連結されていて前後に回動可能な二つの回動枠と、前記ベース上に立設された少なくとも2本の支柱と、前記支柱によって前記椅子の上方に支持された上部枠と、前記上部枠の前部であって前記椅子の左右に位置する部分に取り付けられた二つの滑車にワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの両端に取っ手をそれぞれ取り付けて成る第1の上肢上下運動用機構と、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第1のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付け、かつ、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第2のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付けて成る第2の上肢上下運動用機構と、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第1のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端に重りを取り付け、かつ、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第2のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端に重りを取り付けて成る第3の上肢上下運動用機構と、前記椅子の左側に位置する前記回動枠の前部付近に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付け、かつ、前記椅子の右側に位置する前記回動枠の前部付近に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付けて成る下肢開閉運動用機構と、前記椅子の左側に位置する前記回動枠の部分であって前記下肢開閉運動用機構用の滑車よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付け、かつ、前記椅子の右側に位置する前記回動枠の部分であって前記下肢開閉運動用機構用の滑車よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付けて成る胸部屈伸運動用機構と、前記ベースの裏面側であって前記椅子の左側前方に位置する部分に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの前方端を前記ベース上に出してそこに下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付け、かつ、前記ベースの裏面側であって前記椅子の右側前方に位置する部分に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの前方端を前記ベース上に出してそこに下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付けて成る下肢上下運動用機構とを備えていることを特徴としている。
上記機能回復訓練装置によれば、1台の装置で、3種類の上肢上下運動、胸部屈伸運動、下肢開閉運動および下肢上下運動の合計6セクションの機能回復訓練を行うことができる。
この発明によれば次の効果を奏する。
(1)1台の装置で合計6セクションの機能回復訓練を行うことができるので、従来のように高齢者が何台もの装置間を移動する必要がなく、従って移動に伴って介護者を必要とする頻度を大幅に低減することができ、かつ移動時の訓練者の転倒等の危険性も大幅に低減することができる。従って、簡単にかつ安全に機能回復訓練を行うことができる。
(2)1台の装置で済むので、従来のように何台もの装置を設ける場合に比べて、小さな設置スペースで済み、設置場所の自由度が大きい。しかも、装置全体のコストも安くでき、かつ装置全体として大幅な軽量化が可能である。
(3)負荷をかけるのに引張コイルばねや重りを用いているので、従来の電気モータ装置や油圧装置に比べて軽い負荷をかけることができ、高齢者、例えば筋力が衰え関節の柔軟性に欠ける高齢者が、無理なく楽に、かつ楽しく機能回復訓練を行うことができる。従って、訓練を継続して行うことが容易になる。
(4)回動枠は、前記滑車を取り付ける支持体であると共に、訓練者が移動する時(装置に出入りする時)の手摺りにもなり、かつ訓練時に訓練者が転倒するのを防止する安全柵にもなる。しかも、回動枠を回動させて前側を開くことができるので、訓練者が移動する時に邪魔になるものがなく、移動を安全かつスムーズに行うことができる。
図1は、この発明に係る機能回復訓練装置の一実施形態を示す概略斜視図である。図2は、図1の機能回復訓練装置の概略正面図であり、椅子は省略している。図3は、図1の機能回復訓練装置の概略右側面図であり、説明に用いない部分は省略している。図4は、図1の機能回復訓練装置のベースおよび下肢上下運動機構を示す概略平面図である。
この機能回復訓練装置は、以下に述べる構成要素の支持台であるベース2と、ベース2上に固定された椅子12と、二つの回動枠20と、ベース2上に立設された2本の支柱30と、この支柱30によって椅子12の上方に支持された方形の上部枠32と、第1の上肢上下運動用機構40と、第2の上肢上下運動用機構50と、第3の上肢上下運動用機構60と、下肢開閉運動用機構70と、胸部屈伸運動用機構80と、下肢上下運動用機構90とを備えている。
ベース2は、この実施形態では、図4に示すように、方形の枠4および中央の横桟5上にベース板6を取り付けた構造をしている。但し、これ以外の構造でも良い。
椅子12に訓練者が腰を掛けて機能回復訓練を行う(後述する図6〜図11参照)。椅子12は、この実施形態のように、そのヘッドレスト14の高さを調整可能(図1中の矢印G参照)にしておくのが好ましい。
回動枠20は、ベース2上であって椅子12の左右両側に一つずつ、合計二つ設けられている。各回動枠20は、二つの放射状部21(図3参照)およびその先に取り付けられた円弧部24をそれぞれ有していて、全体として、開き角度α(図3参照)が110度〜120度程度の扇形をしている。そして、その要の部分22に取り付けられた軸26で互いに連結されていて、矢印Hで示すように前後に回動可能である。軸26は、ベース2上の左右端部に固定された軸受部28に軸支されている。各軸受部28の前部には、ループ金具29がそれぞれ取り付けられている。回動枠20の円弧部24は、各支柱30に固定された保持金具34(図3参照)内を回動自在に通して、がたつきを防止している。
図1は、回動枠20を前に回動させた状態を示し、この状態を閉じた状態と呼ぶ。図3は、回動枠20を後に回動させた状態を示し、この状態を開いた状態と呼ぶ。更にこの実施形態では、安全のために、閉じた状態の回動枠20を図示しないねじによって前方の固定金具10に、開いた状態の回動枠20を図示しないねじによって後方の固定金具11に、それぞれ固定することができるようにしている。各回動枠20は、後述する機能から、安全柵または転倒防止柵と呼ぶこともできる。
第1の上肢上下運動用機構40は、負荷の一番軽い、両上肢交互の上下運動(これはチェストプレスとも呼ばれる)用のものであり、上部枠32の前部であって椅子12の左右に位置する部分に取り付けられた二つの滑車41にワイヤー42を懸け渡し、当該ワイヤー42の両端に左手用および右手用の取っ手43をそれぞれ取り付けた構造をしている。椅子12の左右というのは、例えば、当該椅子12に座った訓練者から見て左右のことであるが、椅子に向かって左右と見ても良い(以下においても同様)。
各取っ手43は、グリップとも呼ばれる。後述する他の取っ手も同様である。各取っ手43は、この実施形態では環状をしているが、他の形状でも良い。
各取っ手43は、この実施形態では、図5に示すように、リング100およびフック102を用いて、ループ状にしたワイヤー42の端部42aに取り付けている。このような構造は、後述するワイヤー52に取っ手53を、ワイヤー62に取っ手63および重り64を、ワイヤー72に下肢固定ベルト73を、ワイヤー82に取っ手83を、ワイヤー92に下肢固定ベルト93を、それぞれ取り付けることにも採用している。
更にワイヤーの端部をループ状にすると共にフック102を用いる構造は、後述するワイヤー52に引張コイルばね54を、ワイヤー72に引張コイルばね74を、ワイヤー82に引張コイルばね84を、ワイヤー92に引張コイルばね94を、それぞれ取り付けることにも採用している。
各滑車41は、この実施形態では、上部枠32に取り付けられた二つのU金具45に、上記フック102と同様のフックを用いてそれぞれ取り付けている。このようなフックを用いる構造は、後述する各滑車71をU金具75に、各滑車81をU金具85に、各引張コイルばね54をU金具55に、各引張コイルばね74および84をループ金具29に、各引張コイルばね94をU金具95に、それぞれ取り付けることにも採用している。
第2の上肢上下運動用機構50は、負荷のやや軽い、両上肢の同時または交互の上下運動(これはライトプレスとも呼ばれる)用のものであり、上部枠32の前部および後部(図3参照)であって椅子12の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車51に第1のワイヤー52を懸け渡し、当該ワイヤー52の前方端に左手用の取っ手53を取り付け、同ワイヤー52の後方端を引張コイルばね54を介してベース2に取り付け、かつ、上部枠32の前部および後部であって椅子12の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車51に第2のワイヤー52を懸け渡し、当該ワイヤー52の前方端に右手用の取っ手53を取り付け、同ワイヤー52の後方端を引張コイルばね54を介してベース2に取り付けた構造をしている。
各取っ手53は、この実施形態では環状をしているが、他の形状でも良い。また、前記取っ手43と異なる色にしておくのが、互いに区別が容易になるので好ましい。
各引張コイルばね54の一方端に各ワイヤー52がそれぞれ取り付けられており、各引張コイルばね54の他方端は、ベース2上に取り付けられたU金具55にそれぞれ取り付けられている。
第3の上肢上下運動用機構60は、負荷の重い、両上肢の同時または交互の上下運動(これはプッシュアップ/プルダウンとも呼ばれる)用のものであり、上部枠32の前部および後部(図3参照)であって椅子12の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車61に第1のワイヤー62を懸け渡し、当該ワイヤー62の前方端に左手用の取っ手63を取り付け、同ワイヤー62の後方端に重り64を取り付け、かつ、上部枠32の前部および後部であって椅子12の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車61に第2のワイヤー62を懸け渡し、当該ワイヤー62の前方端に右手用の取っ手63を取り付け、同ワイヤー62の後方端に重り64を取り付けた構造をしている。
各取っ手63は、この実施形態では、力を入れやすくするために、木製の把持部を有する四角形のものであるが、他の形状でも良い。
更にこの実施形態では、重り64の横揺れ等を防止するために、図2に示すように、上部枠32の後部とベース2との間に2本のガイドワイヤー66を設けて、各ワイヤー62に取り付けたループ67内に各ガイドワイヤー66をそれぞれ通している。
負荷調節のために、各重り64の重さを調節可能にしておくのが好ましい。この実施形態では、袋の中に鉄片を詰めた、500g、1kg、1.5kgおよび2kgの重さの重り64を各ワイヤー62に対して交換して取り付けることができるようにしている。
下肢開閉運動用機構70は、両下肢同時の開閉運動(これはレッグプレスとも呼ばれる)用のものであり、椅子12の左側に位置する回動枠20(より具体的には、その円弧部24)の前部付近に取り付けられた滑車71に第1のワイヤー72を懸け、当該ワイヤー72の一方端(前方端)に左足用の下肢固定ベルト73を取り付け、同ワイヤー72の他方端を引張コイルばね74を介して回動枠20の要の部分22またはその近傍のベース2に取り付け、かつ、椅子12の右側に位置する回動枠20(より具体的には、その円弧部24)の前部付近に取り付けられた滑車71に第2のワイヤー72を懸け、当該ワイヤー72の一方端(前方端)に右足用の下肢固定ベルト73を取り付け、同ワイヤー72の他方端を引張コイルばね74を介して回動枠20の要の部分22またはその近傍のベース2に取り付けた構造をしている。
両下肢固定ベルト73は、例えば両足の踝(くるぶし)付近に巻き付けて固定する。訓練者が自分で固定することができない場合は、介護者等に固定してもらえば良い。後述する下肢固定ベルト93についても同様である。
各引張コイルばね74の一方端に各ワイヤー72がそれぞれ取り付けられており、各引張コイルばね74の他方端は、この実施形態では、前記ループ金具29にそれぞれ取り付けられている。但し、回動枠20の要の部分22にループ金具29を取り付けて、これに引張コイルばね74および後述する引張コイルばね84を取り付けても良い。いずれにしても、引張コイルばね74、84の一端を回動枠20の要の部分22またはその近傍に位置するベース2に取り付けることができるので、回動枠20を回動させても引張コイルばね74、84に余分な力が加わるのを防止することができる。
各回動枠20の円弧部24の前部付近の内側に、この実施形態では3個のU金具75をそれぞれ取り付けている。この3個のU金具75の内の任意のものに滑車71を掛け替えることかできる。それによって、ベース2からの滑車71の高さを調節することができる。
胸部屈伸運動用機構80は、左右胸部同時の屈伸運動(これはチェストプレスとも呼ばれる)用のものであり、椅子12の左側に位置する回動枠20(より具体的には、その円弧部24)の部分であって下肢開閉運動用機構70用の滑車71よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車81に第1のワイヤー82を懸け、当該ワイヤー82の一方端に左手用の取っ手83を取り付け、同ワイヤー82の他方端を引張コイルばね84を介して回動枠20の要の部分22またはその近傍のベース2に取り付け、かつ、椅子12の右側に位置する回動枠20(より具体的には、その円弧部24)の部分であって下肢開閉運動用機構70用の滑車71よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車81に第2のワイヤー82を懸け、当該ワイヤー82の一方端に右手用の取っ手83を取り付け、同ワイヤー82の他方端を引張コイルばね84を介して回動枠20の要の部分22またはその近傍のベース2に取り付けた構造をしている。
各取っ手83は、この実施形態では環状をしているが、他の形状でも良い。
各引張コイルばね84の一方端に各ワイヤー82がそれぞれ取り付けられており、各引張コイルばね84の他方端は、この実施形態では、前記ループ金具29にそれぞれ取り付けられている。各引張コイルばね84の他方端の取り付け場所については前述のとおりである。
各回動枠20の円弧部24の内側であって、前記U金具75よりも奥に位置する部分(換言すれば、円弧部24の周方向のより中央に近い部分。図1に示すように回動枠20を閉じた状態では、前記U金具75よりも上側に位置する部分)にU金具85をそれぞれ取り付けており、各滑車81はこのU金具85にそれぞれ取り付けている。
下肢上下運動用機構90は、両下肢の同時または交互の上下運動(これはレッグエクステンションとも呼ばれる)用のものであり、図4も参照して、ベース2の裏面側であって椅子12の左側前方に位置する部分に取り付けられた滑車91に第1のワイヤー92を懸け、当該ワイヤー92の前方端をベース2上に出してそこに左足用の下肢固定ベルト93を取り付け、同ワイヤー92の後方端を引張コイルばね94を介してベース2に取り付け、かつ、ベース2の裏面側であって椅子12の右側前方に位置する部分に取り付けられた滑車91(図に表れていないが、左側参照。他も同様)に第2のワイヤー92を懸け、当該ワイヤー92の前方端をベース2上に出してそこに右足用の下肢固定ベルト93を取り付け、同ワイヤー92の後方端を引張コイルばね94を介してベース2に取り付けた構造をしている。
各下肢固定ベルト93は、この実施形態では、踵を乗せる環状部を有するが、それに限られるものではない。
各ワイヤー92の前方端は、この実施形態では、ベース2を構成するベース板6に設けた各穴8を通してベース2上に出している。
各滑車91は、前記穴8の下方に位置するように、ベース2に取り付けられている。
各引張コイルばね94の一方端に各ワイヤー92がそれぞれ取り付けられており、各引張コイルばね94の他方端は、この実施形態では、前記横桟5に取り付けられたU金具95にそれぞれ取り付けられている。
次に、この機能回復訓練装置の使用方法の例を説明する。いずれも訓練者104(図6〜図11参照)が椅子12に腰を掛けて機能回復訓練を行う。なお、訓練者104がこの装置に出入りする時は、両回動枠20を後方に回動させて固定して、図3に示すように開いた状態にしておく。胸部屈伸運動用機構80を使用して図9に示すように胸部屈伸運動を行う時も両回動枠20を開いた状態に固定しておく。それ以外において、訓練者がこの装置を使用して機能回復訓練を行う時は、両回動枠20を前方に回動させて固定して、図1に示すように閉じた状態にしておく。
第1の上肢上下運動用機構40を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図6に示すように、訓練者104は両手で取っ手43をそれぞれ掴み、矢印Aで示すように、両上肢を交互に上下運動させる。この場合、上肢上下運動用機構40には他の機構と違ってばねも重りも付いていないので、負荷はかからず、一番軽い運動を行うことができる。これによって、大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部線維等の訓練を行うことができる。
第2の上肢上下運動用機構50を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図7に示すように、訓練者104は両手で両取っ手53をそれぞれ掴み、矢印Bで示すように、両上肢を通常は同時に上下運動させる。このとき、引張コイルばね54によって負荷がかかる。これによって、上腕三頭筋、三角筋前部線維、広背筋、菱形筋等の訓練を行うことができる。
なお、上記引張コイルばね54による負荷は、初めは(初動負荷は)引張コイルばね54の弾性に抗する力に相当するものであって比較的軽いが、引張コイルばね54が伸び切る状態に近付くと引張コイルばね54を更に伸ばすにはより大きな力を要するので負荷は重くなる。初めから負荷が重いと楽しくなく、やる気を無くさせるが、この上肢上下運動用機構50では、初めは軽いので、無理なく楽しく、気持ち良く訓練を行うことができる。ばねを用いた他の下肢開閉運動用機構70、胸部屈伸運動用機構80および下肢上下運動用機構90についても同様である。
第3の上肢上下運動用機構60を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図8に示すように、訓練者104は両手で両取っ手63をそれぞれ掴み、矢印Cで示すように、両上肢を通常は同時に上下運動させる。このとき、重り64によって負荷がかかる。この負荷は、重り64の重さによって調節することができる。これによって、三角筋、僧帽筋、広背筋、前鋸筋等の訓練を行うことができる。
例えば、引張コイルばね54による負荷よりも重り64による負荷を重くしておいて、第1の上肢上下運動用機構40、第2の上肢上下運動用機構50、第3の上肢上下運動用機構60の順に使用して訓練を行っても良い。そのようにすると、負荷の軽い順から訓練を行うことができるので、無理なくかつ効果的に訓練を行うことができる。
胸部屈伸運動用機構80を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図9に示すように、訓練者104は両手で両取っ手83をそれぞれ掴み、矢印Dで示すように、両上肢を前方に伸ばした状態で通常は両方同時に開閉運動させる。このとき、引張コイルばね84によって負荷がかかる。これによって、上腕三頭筋、三角筋前部線維等の訓練を行うことができる。
下肢開閉運動用機構70を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図10に示すように、訓練者104は両足の踝付近に下肢固定ベルト73をそれぞれ巻き付けておき、矢印Eで示すように、両下肢を前方に伸ばした状態で通常は両方同時に開閉運動させる。このとき、引張コイルばね74によって負荷がかかる。これによって、大腿四頭筋、大腿筋、ハムストリングス、下腿二頭筋等の訓練を行うことができる。
下肢上下運動用機構90を使用して機能回復訓練を行う時は、例えば図11に示すように、訓練者104は両足に下肢固定ベルト93をそれぞれ巻き付けておき、矢印Fで示すように、両下肢を前方に伸ばした状態で両方同時または交互に上下運動させる。このとき、引張コイルばね94によって負荷がかかる。これによって、大腿四頭筋等の訓練を行うことができる。
以上のようにして、1台の装置で、3種類の上肢上下運動、胸部屈伸運動、下肢開閉運動および下肢上下運動の合計6セクションの機能回復訓練を行うことができる。
なお、両回動枠20を図1に示すように閉じた状態に固定しておいて、胸部屈伸運動用機構80の両取っ手83に左右の足をそれぞれ入れて、レッグプレスを行うこともできる。また、両回動枠20を図3に示すように開いた状態に固定しておいて、下肢開閉運動用機構70の両下肢固定ベルト73を左右の手でそれぞれ掴んで、チェストプレスを行うこともできる。
この機能回復訓練装置によれば次の効果を奏する。
(1)1台の装置で合計6セクションの機能回復訓練を行うことができるので、従来のように高齢者が何台もの装置間を移動する必要がなく、従って移動に伴って介護者を必要とする頻度を大幅に低減することができ、かつ移動時の訓練者の転倒等の危険性も大幅に低減することができる。従って、簡単にかつ安全に機能回復訓練を行うことができる。
(2)1台の装置で済むので、従来のように何台もの装置を設ける場合に比べて、小さな設置スペースで済み、設置場所の自由度が大きい。しかも、装置全体のコストも安くでき、かつ装置全体として大幅な軽量化が可能である。
(3)負荷をかけるのに引張コイルばねや重りを用いているので、従来の電気モータ装置や油圧装置に比べて軽い負荷をかけることができ、高齢者、例えば筋力が衰え関節の柔軟性に欠ける高齢者が、無理なく楽に、かつ楽しく機能回復訓練を行うことができる。従って、訓練を継続して行うことが容易になる。
(4)回動枠20は、前記滑車71、81を取り付ける支持体であると共に、訓練者が移動する時(装置に出入りする時)の手摺りにもなり、かつ訓練時に訓練者が転倒するのを防止する安全柵にもなる。しかも、回動枠20を回動させて前側を開くことができるので、訓練者が移動する時に邪魔になるものがなく、移動を安全かつスムーズに行うことができる。
この発明に係る機能回復訓練装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図1の機能回復訓練装置の概略正面図であり、椅子は省略している。 図1の機能回復訓練装置の概略右側面図であり、説明に用いない部分は省略している。 図1の機能回復訓練装置のベースおよび下肢上下運動機構を示す概略平面図である。 ワイヤーに取っ手を取り付ける構造の一例を示す概略図である。 訓練者が第1の上肢上下運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。 訓練者が第2の上肢上下運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。 訓練者が第3の上肢上下運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。 訓練者が胸部屈伸運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。 訓練者が下肢開閉運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。 訓練者が下肢上下運動用機構を使用している状態の一例を示す概略図である。
符号の説明
2 ベース
12 椅子
20 回動枠
22 要の部分
26 軸
30 支柱
32 上部枠
40 第1の上肢上下運動用機構
41 滑車
42 ワイヤー
43 取っ手
50 第2の上肢上下運動用機構
51 滑車
52 ワイヤー
53 取っ手
54 引張コイルばね
60 第3の上肢上下運動用機構
61 滑車
62 ワイヤー
63 取っ手
64 重り
70 下肢開閉運動用機構
71 滑車
72 ワイヤー
73 下肢固定ベルト
74 引張コイルばね
80 胸部屈伸運動用機構
81 滑車
82 ワイヤー
83 取っ手
84 引張コイルばね
90 下肢上下運動用機構
91 滑車
92 ワイヤー
93 下肢固定ベルト
94 引張コイルばね

Claims (1)

  1. ベースと、
    前記ベース上に固定された椅子と、
    前記ベース上であって前記椅子の左右両側に設けられた二つの枠であって、各枠は扇形をしていてその要の部分に取り付けられた軸で互いに連結されていて前後に回動可能な二つの回動枠と、
    前記ベース上に立設された少なくとも2本の支柱と、
    前記支柱によって前記椅子の上方に支持された上部枠と、
    前記上部枠の前部であって前記椅子の左右に位置する部分に取り付けられた二つの滑車にワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの両端に取っ手をそれぞれ取り付けて成る第1の上肢上下運動用機構と、
    前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第1のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付け、かつ、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第2のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付けて成る第2の上肢上下運動用機構と、 前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の左側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第1のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端に重りを取り付け、かつ、前記上部枠の前部および後部であって前記椅子の右側に位置する部分に取り付けられた二つの滑車に第2のワイヤーを懸け渡し、当該ワイヤーの前方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの後方端に重りを取り付けて成る第3の上肢上下運動用機構と、
    前記椅子の左側に位置する前記回動枠の前部付近に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付け、かつ、前記椅子の右側に位置する前記回動枠の前部付近に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付けて成る下肢開閉運動用機構と、
    前記椅子の左側に位置する前記回動枠の部分であって前記下肢開閉運動用機構用の滑車よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付け、かつ、前記椅子の右側に位置する前記回動枠の部分であって前記下肢開閉運動用機構用の滑車よりも奥に位置する部分に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの一方端に取っ手を取り付け、同ワイヤーの他方端を引張コイルばねを介して当該回動枠の要の部分またはその近傍のベースに取り付けて成る胸部屈伸運動用機構と、
    前記ベースの裏面側であって前記椅子の左側前方に位置する部分に取り付けられた滑車に第1のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの前方端を前記ベース上に出してそこに下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付け、かつ、前記ベースの裏面側であって前記椅子の右側前方に位置する部分に取り付けられた滑車に第2のワイヤーを懸け、当該ワイヤーの前方端を前記ベース上に出してそこに下肢固定ベルトを取り付け、同ワイヤーの後方端を引張コイルばねを介して前記ベースに取り付けて成る下肢上下運動用機構とを備えている機能回復訓練装置。
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