JP2007089601A - トレーニングマシン - Google Patents

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明尋 大岡
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Abstract

【課題】 脛骨を外側に傾けることによって効果的なヒップアブダクション運動を行うことができるトレーニングマシンを提供すること。
【解決手段】 装置本体6と、装置本体6に旋回自在に装着された一対の旋回アーム36,38と、一対の旋回アーム36,38に取り付けられたクッション56,58と、負荷を付与するための負荷付与手段66と、負荷付与手段66からの負荷を一対の旋回アーム36,38に伝達するための負荷伝達手段74と、シート手段26とを具備するトレーニングマシン。シート手段26に座った状態にて、一対のクッション56,58の内側にトレーニング者の両膝を位置付け、両足を一対の旋回アーム36,38の基部内側近傍に位置付け、かかる状態にて、両膝を開くようにして脛骨を外側に傾動させ、一対の旋回アーム36,38を外側に旋回させてヒップアブダクション運動を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、筋肉を疲労させて鍛えるトレーニングマシンに関する。
ヒップアブダクション運動(脛骨を外側に傾ける運動)を行うトレーニングマシンとして、床面に設置される装置本体と、装置本体に設けられたシート部と、このシート部の下側から前方に延びる一対の旋回アームと、一対の旋回アームの先端部に取り付けられた支持クッション部と、一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、を備えたものが広く実用に供されている。このトレーニングマシンを用いてヒップアブダクション運動を行うときには、トレーニング者は後にもたれるようにシート部に座り、両足を一対の支持クッション部に載せ、このような状態にて、負荷付与手段の負荷に抗して両脚全体を外側に開くようにして運動を行っている(非特許文献1参照)。
また、ヒップアダクション運動(脛骨を内側に傾ける運動)を行うトレーニングマシンとして、床面に設置される装置本体と、装置本体に設けられたシート部と、このシート部の下側から前方に延びる一対の旋回アームと、一対の旋回アームの先端部に取り付けられた支持クッション部と、一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、を備えたものが広く実用に供されている。このトレーニングマシンを用いてヒップアダクション運動を行うときには、トレーニング者は後にもたれるようにシート部に座り、両足を一対の支持クッション部に載せ、このような状態にて、負荷付与手段の負荷に抗して両脚全体を内側に閉じるようにして運動を行っている(非特許文献2参照)。
目で見る筋力トレーニングの解剖学 第106頁 目で見る筋力トレーニングの解剖学 第91頁
しかしながら、上述した従来のトレーニングマシンでは、次の通りの解決すべき問題がある。即ち、ヒップアブダクション運動を行うトレーニングマシンでは、負荷付与手段の負荷に抗して両脚全体を外側に開くようになるが、従来のマシンを用いた運動においては脚全体を股関節を中心として外側に開くようになり、それ故に、両脚を外側に開き始めるときには外転筋の収縮が行われるが、脚全体を外側に大きく開くときには外転筋の収縮がほとんど行われておらず、従って、外転筋の強化のための外転運動になっていないという問題がある。
また、ヒップアダクション運動を行うトレーニングマシンでは、負荷付与手段の負荷に抗して両脚全体を内側に開くようになるが、従来のマシンを用いた運動においては脚全体を股関節を中心として内側に閉じるようになり、それ故に、両脚を内側に閉じ始めるときには内転筋の収縮が行われるが、脚全体を内側に大きく閉じるときには内転筋の収縮がほとんど行われておらず、従って、内転筋の強化のための内転運動になっていないという問題がある。
本発明の目的は、脛骨を外側に傾けることによって効果的なヒップアブダクション運動を行うことができるトレーニングマシンを提供することである。
本発明の他の目的は、脛骨を内側に傾けることによって効果的なヒップアダクション運動を行うことができるトレーニングマシンを提供することである。
本発明の更に他の目的は、ヒップアブダクション運動及びヒップアダクション運動を行うことができるトレーニングマシンを提供することである。
本発明の請求項1に記載のトレーニングマシンは、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの内側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が前記一対の旋回アームの基部の内側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を開くようにして脛骨を外側に傾動させて前記一対の旋回アームを前記旋回軸線を中心として外側に旋回させてヒップアブダクション運動を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のトレーニングマシンでは、前記一対の旋回アームは横方向に間隔をおいて前後方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着され、前記一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の案内プーリに内側から巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の案内プーリに内側から巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のトレーニングマシンは、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの外側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の外側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を閉じるようにして脛骨を内側に傾動させて前記一対の旋回アームを前記旋回軸線を中心として内側に旋回させてヒップアダクション運動を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のトレーニングマシンでは、前記一対の旋回アームは横方向に間隔をおいて前後方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着され、前記一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の案内プーリに外側から巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の案内プーリに外側から巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のトレーニングマシンは、床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
前記一対の旋回アームの各々に関連して第1及び第2案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の前記第1及び第2案内プーリの間を通して一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の前記第1及び第2案内プーリの間を通して他方の旋回アームに連結され、
ヒップアブダクション運動を行うときには、前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの内側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の内側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を開く用にして脛骨を外側に傾動させて前記負荷付与手段の負荷に抗して前記一対の旋回アームを外側に旋回すると、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の片側が前記一方の第1案内プーリに内側から巻き掛けられるとともに、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側が前記他方の第1案内プーリに内側から巻き掛けられ、
また、ヒップアダクション運動を行うときには、前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの外側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の外側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を閉じる用にして脛骨を内側に傾動して前記負荷付与手段の負荷に抗して前記一対の旋回アームを内側に旋回すると、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の片側が前記一方の第2案内プーリに外側から巻き掛けられるとともに、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側が前記他方の第2案内プーリに外側から巻き掛けられることを特徴とする。
更に、本発明の請求項6に記載のトレーニングマシンでは、前記負荷付与手段は重力を利用したウエイト体を備え、前記ウエイト体に関連して、前記ウエイト体の上移動から下移動に切り替わる際に下方向の力を発生させるための反発抵抗付与手段が設けられ、前記反発抵抗付与手段は、ばね定数の比較的大きい第1コイルばね部材と、ばね定数が比較的小さい第2コイルばね部材とから構成され、前記第1及び第2コイルばねが直列的に配設され、前記第1コイルばね部材は主として反発抵抗付与として作用し、前記第2コイルばね部材は主として緩衝として作用することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のトレーニングマシンによれば、一対の旋回アームが所定方向、例えば前後方向に延びる旋回軸線を中心に旋回自在に装着され、これら旋回アームの先端部にクッションが取り付けられ、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに伝達されるように構成されている。ヒップアブダクション運動(脛骨を外側に傾ける運動)を行うときには、トレーニング者はシート手段に座り、両膝を一対の旋回アームの内側に位置付けるとともに、両足を一対の旋回アームのイブの内側近傍に位置付け、このような状態にて両膝を開きながら脛骨を外側に傾動させる。かく外側に傾動するときには、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに伝達され、トレーニング者はかかる負荷に抗して一対の旋回アームを外側に動かすようになる。このとき、両足は一対の旋回アームの基部内側近傍に保たれるので、両膝を開くときには、股関節及び両足を支点として脛骨を外側に傾動させるようになり、従って、この傾動中は外転筋が収縮され、この傾動を大きくすることによって外転筋の収縮量も大きくなり、かくして、外転筋に対するヒップアブダクション運動を効果的に行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載のトレーニングマシンによれば、一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが設けられ、負荷伝達手段は一対の出力連結部を備え、片方の出力連結部は一方の案内プーリに内側から外側に巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、また他方の出力連結部は他方の案内プーリに内側から外側に巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結される。従って、ヒップアブダクション運動を行うために脛骨を外側に傾動させると、負荷伝達手段の出力連結部が案内プーリに内側から外側に巻き掛けられながら負荷付与手段からの負荷がかかる出力連結部を介して旋回アームに伝達され、負荷付与手段かの負荷を一対の旋回アームに所要の通りに作用させながらヒップアブダクション運動を行うことができる。
また、本発明の請求項3に記載のトレーニングマシンによれば、一対の旋回アームが所定方向、例えば前後方向に延びる旋回軸線を中心に旋回自在に装着され、これら旋回アームの先端部にクッションが取り付けられ、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに伝達されるように構成されている。ヒップアダクション運動(脛骨を内側に傾ける運動)を行うときには、トレーニング者はシート手段に座り、両膝を一対の旋回アームの外側に位置付けるとともに、両足を一対の旋回アームのイブの外側近傍に位置付け、このような状態にて両膝を閉じながら脛骨を内側に傾動させる。かく内側に傾動するときには、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに伝達され、トレーニング者はかかる負荷に抗して一対の旋回アームを内側に動かすようになる。このとき、両足は一対の旋回アームの基部外側近傍に保たれるので、両膝を閉じるときには、股関節及び両足を支点として脛骨を内側に傾動させるようになり、従って、この傾動中は内転筋及び下腹部の筋肉が収縮され、この傾動を大きくすることによって内転筋及び下腹部の筋肉の収縮量も大きくなり、かくして、内転筋及び下腹部の筋肉、特に内転筋に対するヒップアダクション運動を効果的に行うことができる。
また、本発明の請求項4に記載のトレーニングマシンによれば、一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが設けられ、負荷伝達手段は一対の出力連結部を備え、片方の出力連結部は一方の案内プーリに外側から内側に巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、また他方の出力連結部は他方の案内プーリに外側から内側に巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結される。従って、ヒップアダクション運動を行うために脛骨を内側に傾動させると、負荷伝達手段の出力連結部が案内プーリに外側から内側に巻き掛けられながら負荷付与手段からの負荷がかかる出力連結部を介して旋回アームに伝達され、負荷付与手段からの負荷を一対の旋回アームに所要の通りに作用させながらヒップアダクション運動を行うことができる。
また、本発明の請求項5に記載のトレーニングマシンによれば、旋回自在に装着された一対の旋回アームの各々に関連して第1及び第2案内プーリが回転自在に設けられ、負荷付与手段からの負荷を一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段の出力連結部の片側は片方の組の第1及び第2案内プーリの間を通して一方の旋回アームに連結され、負荷伝達手段の出力連結部の他側は他方の組の第1及び第2案内プーリの間を通して他方の旋回アームに連結されている。ヒップアブダクション運動を行うときには、シート手段に座った状態にて、一対の旋回アームのクッションの内側にトレーニング者の両膝を位置付けるとともに、このトレーニング者の両足を一対の旋回アームの基部の内側近傍に位置付け、かかる状態にて、両膝を開くようて脛骨によって一対の旋回アームを外側に傾動させる。かく傾動させると、荷伝達手段の出力連結部の片側が一方の組の第1案内プーリに内側から外側に巻き掛けられるとともに、負荷伝達手段の出力連結部の他側が他方の組の第1案内プーリに内側から外側に巻き掛けられる。従って、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに所要の通りに作用し、脛骨の外側への傾動によって効果的なヒップアブダクション運動を行うことができる。
また、ヒップアダクション運動を行うときには、シート手段に座った状態にて、一対の旋回アームのクッションの外側にトレーニング者の両膝を位置付けるとともに、このトレーニング者の両足を一対の旋回アームの基部の外側近傍に位置付け、かかる状態にて、両膝を閉じるようにして脛骨を内側に傾動させる。かく傾動させると、負荷伝達手段の出力連結部の片側が一方の組の第2案内プーリに外側から内側に巻き掛けられるとともに、負荷伝達手段の出力連結部の他側が他方の組の第2案内プーリに外側から内側に巻き掛けられる。従って、このときにも、負荷付与手段からの負荷が負荷伝達手段を介して一対の旋回アームに所要の通りに作用し、脛骨の内側への傾動によって効果的なヒップアダクション運動を行うことができる。このように一つのマシンでもって、効果的なヒップアブダクション運動及びヒップアダクション運動を行うことができる。
更に、本発明の請求項6に記載のトレーニングマシンによれば、負荷付与手段は重力を利用したウエイト体を備え、このウエイト体に関連して、ウエイト体の上移動から下移動に切り替わる際に下方向の力を発生させるための反発抵抗付与手段が設けられ、反発抵抗付与手段は、直列的に配設された第1及び第2コイルばね部材から構成されている。従って、ウエイト体が上移動から下移動に切り替わる際には、第1コイルばねが収縮して慣性によるウエイト体の浮き上がりを防止して下方向への戻り力を付与することができるとともに、この第1コイルばねが収縮して大きな戻り力を付与するまえに第2コイルばねが収縮して上移動から下移動に切り替わる際の衝撃を緩衝することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うトレーニングマシンの最良の形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図6を参照して、本発明に従うトレーニングマシンの第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図であり、図2は、図1のトレーニングマシンの側面図であり、図3は、図1のトレーニングマシンの一対の旋回アームの動きを説明するための図であり、図4は、図1のトレーニングマシンにおけるクッションの高さ調整機構を説明するための部分斜視図であり、図5は、図1のトレーニングマシンを用いたヒップアブダクション運動を説明するための正面図であり、図6は、ヒップアブダクション運動を説明するための側面図である。
図1〜図3において、図示のトレーニングマシン2は、床面4に設置される装置本体6を備え、この装置本体6の前部(図1及び図3において紙面に対して手前側、図2において右側)がトレーニング部8となり、その後部(図1及び図3において紙面に対して背面側、図2において左側)が負荷部10となっている。トレーニング部8はフレーム構造12となり、負荷部10は後面が開放されたハウジング構造14となっている。
図示のトレーニング部8のフレーム構造12は、基台フレーム16と、この基台フレーム16から上方に延びる一対の前フレーム18,20とを有し、これら前フレーム18,20の上端部が横フレーム22,24を介してハウジング構造12に固定されている。基台フレーム16の横方向(図1及び図3において左右方向、図2において紙面に垂直な方向)中央部にはシート手段26(図1において省略して示している)が設けられている。シート手段26は基台フレーム16から上方に延びる脚部材28と、この脚部材28の上端部に設けられた座部30とから構成され、脚部材28に後述する高さ調整機構31が設けられている。また、また、横フレーム22,24の所定部位には、把持部材32,34が設けられている。このように構成されているので、トレーニング者は、この座部30に座わり、両手で把持部材32,34を把持した状態で後述するようにヒップアブダクション運動を行う。
このフレーム構造12の後部、即ちハウジング構造12の前側に一対の旋回アーム36,38が旋回自在に装着されている。基台フレーム16には横方向に間隔をおいて取付ブラケット39(図2参照)が固定され、この取付ブラケット39間に固定された軸部材40,42に軸受部材(図示せず)を介して支持スリーブ44,46が回転自在に支持され、かかる支持スリーブ44,46に旋回アーム36,38の基部が固定されている。また、この支持スリーブ44,46には内側に突出するように足載置部48,50が固定され(図1及び図3参照)、トレーニング者の両足が足載置部48,50に載置される。従って、足載置部48,50が基台フレーム16の上面に当接することによって、旋回アーム36,38は、図1及び図2に示すとともに、図3に実線で示す通常位置に保持され、この通常位置から更に内側に旋回移動するのを阻止され、この通常位置から矢印で示す方向に例えば図3に一点鎖線で示すように外側への旋回移動が許容される。
一対の旋回アーム36,38の先端部には支持軸52,54が固定され、これら支持軸52,54にローラ状のクッション56,58が取り付けられている。クッション56,58は柔らかい弾性部材から構成され、かかるクッション56,58の内側にトレーニング者の膝が位置付けられる。尚、一対の旋回アーム36,38には、クッション56,58の高さを調整するために、シート手段26の高さ調整機構31と同様の構成の高さ調整機構60,62が設けられている。
次に、負荷部10のハウジング構造14について説明すると、図示のハウジング構造14は、基台フレーム16の後端部から上方に延びる垂直ハウジング64を備えている。この垂直ハウジング64の横断面形状はコ字状であり、その内部に負荷付与手段66が配設されている。負荷付与手段66は、複数のウエイト体68と、これらウエイト体68を支持するための支持ロッド70と、これらウエイト体68を支持ロッド70に解除自在にロックするための連結ピン(図示せず)から構成されている。各ウエイト体68は重量が例えば5kg程度のブロック状に形成され、その中央部には上下方向に貫通して貫通孔が設けられ、これら貫通孔内に支持ロッド70が挿入される。また、各ウエイト体68の底部には、水平方向に延びる連結凹部(図示せず)が設けられているとともに、支持ロッド70には、上下方向に積層されたウエイト体68の連結凹部に対応して連結孔72が設けられている。ウエイト体68を支持ロッド70に連結するために連結ピン(図示せず)が用いられ、この連結ピンを特定のウエイト体68の連結凹部及び支持ロッド70の対応する連結孔72を通して挿通することによって、この連結ピンを介して特定ウエイト体68から上側のウエイト体68を支持ロッド70に着脱自在に連結することができる。ウエイト体68の連結構造については、国際公開WO2005/044391号公報を参照されたい。
この負荷付与手段66により付与される負荷は負荷伝達手段74を介して一対の旋回アーム36,38に伝達される。図示の負荷伝達手段74は伝達ワイヤ76から構成されている。支持ロッド70の上端部には支持プーリ78が回転自在に装着され、この支持プーリ78に伝達ワイヤ76の長手方向中央部が巻き掛けられ、この伝達ワイヤ76の一端部(一方の出力連結部を構成する)が垂直ハウジング64に回転自在に支持された上案内プーリ80に巻き掛けられてトレーニング部8側に導かれ、またその他端部(他方の出力連結部を構成する)が垂直ハウジング64に回転自在に装着された他方の上案内プーリ82を介してトレーニング部8側に導かれている。一対の旋回アーム36,38に関連して一対の案内プーリ84,86が設けられている。一対の案内プーリ84,86は横方向に間隔をおいて配設され、通常位置にある旋回アーム36,28より幾分両外側に配置され、垂直ハウジング64の前面に支持軸88,90を介して回転自在に支持されている。伝達ワイヤ76の一端部は一方の案内プーリ84の内側を通して、好ましくはこの案内プーリ84に内側から外側に幾分巻き掛けて一方の旋回アーム36の連結部92に連結されている。また伝達ワイヤ76の他端部は他方の案内プーリ86の内側を通して、好ましくはこの案内プーリ86に内側から外側に幾分巻き掛けて他方の旋回アーム38の連結部(図示せず)に連結されている。
このように構成されているので、負荷付与手段66による負荷は伝達ワイヤ76を介して一対の旋回アーム36,38に伝達され、一対の旋回アーム36,38を矢印で示す外側に旋回させると、これらの旋回動に伴って伝達ワイヤ76の両端部は案内プーリ84,86に巻き掛けながら外側に引っ張られ、かかる伝達ワイヤ76を介して支持ロッド70に連結されたウエイト体68が上方に持ち上げられ、持ち上げられた支持ロッド70及びウエイト体68の重量が負荷として一対の旋回アーム36,38に作用する。
次に、旋回アーム36,38に設けられた高さ調整機構60,62について説明する。高さ調整機構60,62は同一の構成であり、図4を参照して、旋回アーム36(38)に設けられた高さ調整機構60(62)について説明すると、旋回アーム36(38)は、支持スリーブ44(46)に固定された第1部材94と、この第1部材94に収容可能に軸線方向(即ち、上下方向)に移動自在に装着された第2部材96とから構成され、第2部材96に支持軸52(54)を介してクッション56(58)が取り付けられている。第1部材94の上端部には、これを貫通して挿入孔98が設けられ、また第2部材96には軸線方向に間隔をおいて複数(例えば、5個程度)の連結孔100が設けられ、第1部材94の挿入孔98及び第2部材96の選択した連結孔100を通して連結ピン102挿入することによって、第2部材96の第1部材94からの突出量、即ちクッション56(58)の高さ位置を調整することができる。尚、シート手段26の脚部材28の高さ調整機構31は、旋回アーム36(38)の上述した高さ調整機構60(62)と同様の構成である。
このトレーニングマシン2は、図5及び図6に示すようにしてヒップアブダクション運動のトレーニングに用いられる。尚、トレーニング者Hは、トレーニングマシン2に対して図6に示す位置関係に位置し、図5では、理解を容易にするために、トレーニング者Hの向きを前後反対に示している。
主として図5及び図6を参照して、上述したトレーニングマシン2を用いてヒップアブダクション運動を行うときには、トレーニング者Hはシート手段26の座部30に座り、両膝を一対の旋回アーム36,38のクッション56,58の内側に位置付けて閉じるとともに、両足を支持スリーブ44,46に設けられた足載置部48,50に載置し、このように載置すると、両足は旋回アーム36,38の基部の内側近傍に位置付けられる。更に、両手で横フレーム22,24に設けられた把持部材32,34を把持し、ヒップアブダクション運動を行うに適した安定な姿勢に保つ(図6参照)。尚、この実施形態では、支持スリーブ44,46に足載置部48,50を設けているが、これら足載置部48,50を省略するようにしてもよく、かかる場合、両足は例えば基台フレーム16の所定部位、即ち旋回アーム36,38の基部の内側近傍に位置する部位に載せるようになる。
このような状態にて、両膝を矢印で示すように外側に開くように動かす。かく動かすと、両足が旋回アーム36,38の基部の内側近傍に保持されているので、両膝の脛骨が外側に大きく傾動されるようになり、かかる傾動中は外転筋が収縮され、大きく傾動させることによって、外転筋の収縮量も大きくなり、かくして、両膝の開閉を繰り返して行うことにより、効果的なヒップアブダクション運動を行って外転筋を鍛えることができる。
このように脛骨を外側に傾動させると、クッション56,58を介して一対の旋回アーム36,38が図5に実線で示す通常位置から図5に一点鎖線で示す位置に向けて外側に旋回され、かく旋回されると、伝達ワイヤ76の両端部が案内プーリ84,86に内側から外側に巻き掛けるようにして外側に引っ張られ、この伝達ワイヤ76を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68が上方に持ち上げられ、これら支持ロッド70及びウエイト体68の重量が負荷として伝達ワイヤ76を介して旋回アーム36,38に作用し、トレーニング者Hは、これら重量による負荷に抗して旋回アーム36,38を外側に旋回させるようになり、適度な負荷によるヒップアブダクション運動を行うことができる。
第2の実施形態
次に、図7〜図9を参照して、第2の実施形態のトレーニングマシンについて説明する。図7は、第2の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図であり、図8は、図7のトレーニングマシンを用いたヒップアダクション運動を説明するための正面図であり、図9は、ヒップアダクション運動を説明するための側面図である。尚、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一のものには同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図7において、このトレーニングマシン2Aはヒップアダクション運動のトレーニングをするのに用いられ、図1〜図6に示す第1の実施形態のトレーニングマシンに次の修正が施されている。一対の旋回アーム36,38に関連して設けられる一対の案内プーリ84A,86Bの配設位置が異なり、かかる案内プーリ84A,86Bが通常位置(図7に示すとともに、図8に実線で示す位置)にある一対の旋回アーム36,38より幾分両内側に配設されている。そして、かく構成することに関連して、負荷付与手段66からの負荷を伝達する負荷伝達手段74の伝達ワイヤ76が、次の通りに一対の旋回アーム36,38に連結されている。即ち、伝達ワイヤ76の一端部(一方の出力連結部を構成する)は一方の案内プーリ84Aの外側を通して、好ましくはこの案内プーリ84Aに外側から内側に幾分巻き掛けて一方の旋回アーム36の連結部に連結され、またその他端部(他方の出力連結部を構成する)は他方の案内プーリ86Aの外側を通して、好ましくはこの案内プーリ86Aに外側から内側に幾分巻き掛けて他方の旋回アーム38の連結部に連結されている。また、旋回アーム36,38の基部に設けられる足載置部48A,50Aは、支持スリーブ44,46に外側に突出するように固定されている。第2の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
このトレーニングマシン2Aは、図8及び図9に示すようにしてヒップアブダクション運動のトレーニングに用いられる。尚、トレーニング者Hは、トレーニングマシン2Aに対して図9に示す位置関係に位置し、図8では、理解を容易にするために、トレーニング者Hの向きを前後反対に示している。
主として図8及び図9を参照して、上述したトレーニングマシン2Aを用いてヒップアダクション運動を行うときには、トレーニング者Hはシート手段26の座部30に座り、両膝を開いて一対の旋回アーム36,38のクッション56,58の外側に位置付けるとともに、両足を支持スリーブ44,46に設けられた足載置部48A,50Aに載置し、このように載置すると、両足は旋回アーム36,38の基部の外側近傍に位置付けられる。更に、両手で横フレーム22,24に設けられた把持部材32,34を把持し、ヒップアダクション運動を行うに適した安定な姿勢に保つ(図9参照)。尚、この実施形態においても、足載置部48A,50Aを省略するようにしてもよく、かかる場合、両足は例えば基台フレーム16の所定部位、即ち旋回アーム36,38の基部の内側近傍に位置する部位に載せるようになる。
このような状態にて、両膝を矢印で示すように内側に閉じるように動かす。かく動かすと、両足が旋回アーム36,38の基部の外側近傍に保持されているので、両膝の脛骨が内側に大きく傾動されるようになり、かかる傾動中は内転筋が収縮され、大きく傾動させることによって、内転筋の収縮量も大きくなり、かくして、両膝の開閉を繰り返して行うことにより、効果的なヒップアダクション運動を行って外転筋を鍛えることができる。
このように脛骨を内側に傾動させると、クッション56,58を介して一対の旋回アーム36,38が図8に実線で示す通常位置から図8に一点鎖線で示す位置に向けて内側に旋回され、かく旋回されると、伝達ワイヤ76の両端部が案内プーリ84A,86Aに外側から内側に巻き掛けるようにして内側に引っ張られ、この伝達ワイヤ76を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68が上方に持ち上げられ、これら支持ロッド70及びウエイト体68の重量が負荷として伝達ワイヤ76を介して旋回アーム36,38に作用し、トレーニング者Hは、これら重量による負荷に抗して旋回アーム36,38を内側に旋回させるようになり、適度な負荷によるヒップアダクション運動を行うことができる。
第3の実施形態
次に、図10を参照して、第3の実施形態のトレーニングマシンについて説明する。図10は、第3の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図である。
図10において、このトレーニングマシン2Bはヒップアブダクション運動及びヒップアダクション運動のトレーニングをするのに用いられ、図1〜図6に示す第1の実施形態のトレーニングマシンに次の修正が施されている。一対の旋回アーム36,38に関連して案内プーリ組112,114が設けられている。旋回アーム36に対応する一方の案内プーリ組112は、横方向に隣接して垂直ハウジング64に回転自在に支持された第1及び第2案内プーリ116,118から構成され、第1案内プーリ116は通常位置(図10に示す位置)にある旋回アーム36より幾分外側に配設され、第1の実施形態の案内プーリ84と同様の作用を行い、また第2案内プーリ118は通常位置の旋回アーム36より幾分内側に配設され、第2の実施形態の案内プーリ84Aと同様の作用を行う。また、旋回アーム38に対応する他方の案内プーリ組114も、横方向に隣接して垂直ハウジング64に回転自在に支持された第1及び第2案内プーリ120,122から構成され、第1案内プーリ120は通常位置の旋回アーム38より幾分外側に配設され、第1の実施形態の案内プーリ86と同様の作用を行い、また第2案内プーリ122は通常位置の旋回アーム38より幾分内側に配設され、第2の実施形態の案内プーリ86Aと同様の作用を行う。
このように構成されていることに関連して、更に、負荷付与手段66からの負荷を伝達する負荷伝達手段74の伝達ワイヤ76が、次の通りに一対の旋回アーム36,38に連結されている。即ち、伝達ワイヤ76の一端部(一方の出力連結部を構成する)は一方の案内プーリ組112の第1及び第2案内プーリ116,118の間を通して旋回アーム36の連結部に連結され、またその他端部(他方の出力連結部を構成する)は他方の案内プーリ組114の第1及び第2案内プーリ120,122の間を通して旋回アーム38の連結部に連結されている。更に、旋回アーム36,38の外側及び内側への旋回動を許容するように、足載置部が省略されている。第3の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
トレーニングマシン2Bを用いてヒップアブダクション運動を行うときには、トレーニング者はシート手段の座部に座り、両膝を一対の旋回アーム36,38のクッション56,58の内側に位置付け、両足を旋回アーム36,38の基部の内側近傍に位置付け、更に両手でフレーム構造12の把持部材32,34を把持し、ヒップアブダクション運動を行うに適した安定な姿勢に保つ(図5、図6参照)。
そして、このような状態にて、両膝を矢印124で示すように外側に開くように動かす。かく動かすと、図5及び図6を参照して説明したように、両足が旋回アーム36,38の基部の内側近傍に保持されているので、両膝の脛骨が外側に大きく傾動され、かかる傾動によって、外転筋が大きく収縮され、かくして、両膝の開閉を繰り返して行うことにより、効果的なヒップアブダクション運動を行うことができる。脛骨を外側に傾動させるときには、伝達ワイヤ76の両端部が案内プーリ組112,114の第1案内プーリ116,120に内側から外側に巻き掛けるようにして外側に引っ張られ、この伝達ワイヤ76を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68の重量が負荷として旋回アーム36,38に作用し、適度な負荷によるヒップアブダクション運動を行うことができる。
このトレーニングマシン2Bを用いてヒップアダクション運動を行うときには、トレーニング者はシート手段の座部に座り、両膝を一対の旋回アーム36,38のクッション56,58の外側に位置付け、両足を旋回アーム36,38の基部の外側近傍に位置付け、更に両手でフレーム構造12の把持部材32,34を把持し、ヒップアダクション運動を行うに適した安定な姿勢に保つ(図8、図9参照)。
そして、このような状態にて、両膝を矢印126で示すように内側に閉じるように動かす。かく動かすと、図8及び図9を参照して説明したように、両足が旋回アーム36,38の基部の外側近傍に保持されているので、両膝の脛骨が内側に大きく傾動され、かかる傾動によって、内転筋が大きく収縮され、かくして、両膝の開閉を繰り返して行うことにより、効果的なヒップアダクション運動を行うことができる。脛骨を内側に傾動させるときには、伝達ワイヤ76の両端部が案内プーリ組112,114の第2案内プーリ118,122に外側から内側に巻き掛けるようにして外側に引っ張られ、この伝達ワイヤ76を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68の重量が負荷として旋回アーム36,38に作用し、適度な負荷によるヒップアダクション運動を行うことができる。
第4の実施形態
次に、図11及び図12を参照して、第4の実施形態のトレーニングマシンについて説明する。図11は、第4の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図であり、図12は、図11のトレーニングマシンにおける負荷付与手段及びそれに関連する構成を示す背面図である。
図11において、このトレーニングマシン2Cはヒップアブダクション運動用トレーニング及びヒップアダクション運動用トレーニングマシンに選択的に用いられ、図1〜図6に示す第1の実施形態のトレーニングマシンに次の修正が施されている。一対の旋回アーム36,38に関連して設けられる案内プーリ84C,86Cの配設位置が異なっており、かかる案内プーリ84C,86Cが通常位置(図11に示す位置)にある一対の旋回アーム36,38に前後方向にほぼ一致するように垂直ハウジング64に回転自在に装着されている。また、負荷付与手段66からの負荷を伝達する負荷伝達手段74Cにも修正が施されている。即ち、負荷伝達手段74Cは、主伝達ワイヤ132、連結部材134及び出力伝達ワイヤ136から構成されている。主伝達ワイヤ132の一端部は、ウエイト体を連結支持する支持ロッドに連結され、その他端側は垂直ハウジング64に回転自在に支持された上案内プーリ138に巻き掛けられて前面側に導かれた後に連結部材134の上端部に連結されている。この連結部材134には連結プーリ140が回転自在に装着され、出力伝達ワイヤ136はこの連結プーリ140に巻き掛けられ、その一端部(一方の出力連結部を構成する)が一方の旋回アーム36に連結され、その他端部(他方の出力連結部を構成する)が他方の旋回アーム38に連結される。
ヒップアブダクション運動用トレーニングマシンとして用いるときには、図11(a)で示すように、出力伝達ワイヤ136が連結される。即ち、出力伝達ワイヤ136の一端部は一方の案内プーリ84Cに内側から外側に幾分巻き掛けるようにして一方の旋回アーム36の連結部に連結され、またその他端部は他方の案内プーリ86Cに内側から外側に幾分巻き掛けるようにして他方の旋回アーム38の連結部に連結される。従って、ヒップアブダクション運動を行うために両膝を一対のクッション56,58の内側に位置付け、両足を一対の旋回アーム36,38の基部内側近傍に位置付け、かかる状態にて両膝を開くようにして脛骨を外側に傾動させると、出力伝達ワイヤ136の両端部が案内プーリ84C,86Cに沿って内側から外側に巻き掛けるようにして外側に引っ張られ、この出力伝達ワイヤ136、連結プーリ140、連結部材134及び主伝達ワイヤ132を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68の重量が負荷として旋回アーム36,38に作用し、適度な負荷によるヒップアブダクション運動を行うことができる。
また、ヒップアダクション運動用トレーニングマシンとして用いるときには、図11(b)で示すように、出力伝達ワイヤ136の一端部は一方の案内プーリ84Cに外側から内側に幾分巻き掛けるようにして一方の旋回アーム36の連結部に連結され、またその他端部は他方の案内プーリ86Cに外側から内側に幾分巻き掛けるようにして他方の旋回アーム38の連結部に連結される。従って、ヒップアダクション運動を行うために両膝を一対のクッション56,58の外側に位置付け、両足を一対の旋回アーム36,38の基部外側近傍に位置付け、かかる状態にて両膝を閉じるようにして脛骨を内側に傾動させると、出力伝達ワイヤ136の両端部が案内プーリ84C,86Cに沿って外側から内側に巻き掛けるようにして内側に引っ張られ、この出力伝達ワイヤ136、連結プーリ140、連結部材134及び主伝達ワイヤ132を介して支持ロッド70及びこれに連結されたウエイト体68の重量が負荷として旋回アーム36,38に作用し、適度な負荷によるヒップアダクション運動を行うことができる。このように負荷伝達手段74Cの出力伝達ワイヤ136の連結様式を変えることによって、ヒップアブダクション運動用トレーニング及びヒップアダクション運動用トレーニングマシンに選択的に用いることができる。
この形態のトレーニングマシン2Cにおいては、負荷付与手段66D及びそれに関連する構成が、図12に示すように構成されている。図12において、基台フレーム16と垂直ハウジング64の上端部に設けられた上フレーム152との間に一対のガイドポスト154,156が設けられ、かかるガイドポスト154,156にウエイト体68がガイドポスト154,156に沿って上下方向に移動自在に装着され、このウエイト体68に関連して反発抵抗付与手段154,155が設けられている。反発抵抗付与手段154,155は実質上同一の構成であり、以下、一方の反発抵抗付与手段154(155)について説明する。図示の反発抵抗付与手段154(155)は、ガイドポスト156,158に被嵌された第1及び第2コイルばね部材160,162から構成され、第1及び第2コイルばね部材160,162が直列的に配設されている。第1ばね部材160は、比較的ばね定数が大きいばねから構成され、弾性変形し難くて主として反発抵抗付与作用を発揮し、第2ばね部材162は、比較的ばね定数が小さいばねから構成され、弾性変形し易くて主として衝撃緩衝作用を発揮する。
この形態では、最上位のウエイト体68の両端部に凸部164が設けられ、ガイドポスト154,156はかかる凸部164を貫通して上方に延びており、かかる凸部164の上面に当接するように第1コイルばね160が載置され、この第1コイルばね160に当接するように第2コイルばね162が載置され、ウエイト体68の凸部164と第1コイルばね部材160との間に第1ばね受け166が介在され、第1コイルばね部材160と第2コイルばね部材162との間に第2ばね受け168が介在され、また第2コイルばね部材162の上側に第3ばね受け170が装着されている。
一対のガイドポスト156,158には、反発抵抗付与手段154,155の上方に移動拘束部材172,174が取り付けられている。この移動拘束部材172,174は、例えば固定用ねじ(図示せず)によってガイドポスト156,158に取り付けられ、固定用ねじを緩めることによって高さ位置を調整することができ、これによって、反発抵抗付与手段154,156に対する相対的位置を調整することができる。
このような反発抵抗付与手段154,155を備えた負荷付与手段66Cにおいては、ウエイト体68が上移動から下移動に切り替わる際、即ちヒップアブダクション運動において収縮した外転筋が伸展する(又はヒップアダクション運動において収縮した内転筋が伸展する)際に、移動拘束部材172,174により上移動が阻止されて反発抵抗付与手段154,155の第1コイルばね部材160が持ち上げられたウエイト体68に作用するので、この反発抵抗力が主伝達ワイヤ132、連結部材134、連結プーリ140及び出力伝達ワイヤ136を介して旋回アーム36,38に伝達されて戻り方向に力として作用する。従って、トレーニング者は、この戻り方向に力によってウエイト体68の慣性による浮き上がりが防止され、ウエイト体68の上移動から下移動への切り替えの際にも負荷を感じるようになる。その結果、外転筋(又は内転筋)の緊張状態が保たれ、外転筋(又は内転筋)を効果的に刺激してより効果的なヒップアブダクション運動(又はヒップアダクション運動)を行うことができる。このとき、反発抵抗付与手段154,155の第2コイルばね部材62は大きく弾性変形して第1コイルばね部材160によって付与される反発抵抗力を緩衝するので、ウエイト体68の上下移動を安定的にスムースにすることができる。尚、このような反発抵抗付与手段154,155を備えた負荷付与手段66Cの構成は、上述した第1〜第3の実施形態のトレーニングマシン2,2A,2Bにも同様に適用することができる。
以上、本発明に従うトレーニングマシンの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
第1の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図。 図1のトレーニングマシンの側面図。 図1のトレーニングマシンの一対の旋回アームの動きを説明するための図。 図1のトレーニングマシンにおけるクッションの高さ調整機構を説明するための部分斜視図。 図1のトレーニングマシンを用いたヒップアブダクション運動を説明するための正面図。 ヒップアブダクション運動を説明するための側面図。 第2の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図。 図7のトレーニングマシンを用いたヒップアダクション運動を説明するための正面図。 ヒップアダクション運動を説明するための側面図。 第3の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図。 第4の実施形態のトレーニングマシンを示す正面図。 図11のトレーニングマシンを示す背面図。
符号の説明
2,2A,2B,2C トレーニングマシン
6 装置本体
26 シート手段
36,38 旋回アーム
44,46 支持スリーブ
48,48A,50,50A 足載置部
56,58 クッション
66,66C 負荷付与手段
68 ウエイト体
74,74C 負荷伝達手段
84,84A,84C,86,86A,86C 案内プーリ
116,118,120,122 案内プーリ
H トレーニング者

Claims (6)

  1. 床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
    前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの内側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が前記一対の旋回アームの基部の内側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を開くようにして脛骨を外側に傾動させて前記一対の旋回アームを前記旋回軸線を中心として外側に旋回させてヒップアブダクション運動を行うことを特徴とするトレーニングマシン。
  2. 前記一対の旋回アームは横方向に間隔をおいて前後方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着され、前記一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の案内プーリに内側から巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の案内プーリに内側から巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結されていることを特徴とする請求項1に記載のトレーニングマシン。
  3. 床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
    前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの外側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の外側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を閉じるようにして脛骨を内側に傾動させて前記一対の旋回アームを前記旋回軸線を中心として内側に旋回させてヒップアダクション運動を行うことを特徴とするトレーニングマシン。
  4. 前記一対の旋回アームは横方向に間隔をおいて前後方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に装着され、前記一対の旋回アームに関連して一対の案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の案内プーリに外側から巻き掛けられるように一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の案内プーリに外側から巻き掛けられるように他方の旋回アームに連結されていることを特徴とする請求項3に記載のトレーニングマシン。
  5. 床面に設置される装置本体と、前記装置本体に所定方向に延びる軸線を中心として旋回自在に装着された一対の旋回アームと、前記一対の旋回アームに取り付けられたクッションと、前記一対の旋回アームに負荷を付与するための負荷付与手段と、前記負荷付与手段からの負荷を前記一対の旋回アームに伝達するための負荷伝達手段と、前記一対の旋回アーム間に配設されたシート手段と、を具備し、
    前記一対の旋回アームの各々に関連して第1及び第2案内プーリが回転自在に設けられ、前記負荷伝達手段の出力連結部の片側は一方の前記第1及び第2案内プーリの間を通して一方の旋回アームに連結され、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側は他方の前記第1及び第2案内プーリの間を通して他方の旋回アームに連結され、
    ヒップアブダクション運動を行うときには、前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの内側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の内側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を開くようにして脛骨を外側に傾動させて前記負荷付与手段の負荷に抗して前記一対の旋回アームを外側に旋回させると、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の片側が前記一方の第1案内プーリに内側から巻き掛けられるとともに、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側が前記他方の第1案内プーリに内側から巻き掛けられ、
    また、ヒップアダクション運動を行うときには、前記シート手段に座った状態にて、前記一対の旋回アームの前記クッションの外側にトレーニング者の両膝が位置付けられるとともに、このトレーニング者の両足が一対の旋回アームの基部の外側近傍に位置付けられ、かかる状態にて、両膝を閉じるようにして脛骨を内側に傾動させて前記負荷付与手段の負荷に抗して前記一対の旋回アームを内側に旋回させると、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の片側が前記一方の第2案内プーリに外側から巻き掛けられるとともに、前記負荷伝達手段の前記出力連結部の他側が前記他方の第2案内プーリに外側から巻き掛けられることを特徴とするトレーニングマシン。
  6. 前記負荷付与手段は重力を利用したウエイト体を備え、前記ウエイト体に関連して、前記ウエイト体の上移動から下移動に切り替わる際に下方向の力を発生させるための反発抵抗付与手段が設けられ、前記反発抵抗付与手段は、ばね定数の比較的大きい第1コイルばね部材と、ばね定数が比較的小さい第2コイルばね部材とから構成され、前記第1及び第2コイルばねが直列的に配設され、前記第1コイルばね部材は主として反発抵抗付与として作用し、前記第2コイルばね部材は主として緩衝として作用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトレーニングマシン。
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