JP2019080630A - トレーニング機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を抑制可能なトレーニング機器を提供する。
【解決手段】力変換機構(40)は、回転部材(42)と、それぞれ回転部材(42)に巻き付けられる部分(52b、50b)と引出される部分(52c、50c)とを有する第1、第2紐状部材(52、50)と、を含み、第1紐状部材(52)に付与された引張力(F1)に応じて第2紐状部材(50)に牽引力(G1)を付与する。力発生装置(20)は、それぞれ弾性力を生む複数の弾性部材(24)と、弾性力を第1紐状部材(52)に伝達する中継部材と、を含み、第1紐状部材(52)に引張力(F1)を付与する。力付与機構(10)は、牽引力(G1)に応じて運動者に負荷を与える。複数の弾性部材(24)は、中継部材(26)を挟んで配置される2組の弾性部材(28b、28c)群を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレーニング機器および力変換機構に関する。
従来、運動者に対して負荷を加えるトレーニング機器が知られている。本出願人は、特許文献1により、紐状部材の巻き取り量に応じて力を変換する荷重変換装置と弾性機構とを備えるトレーニング機器の技術を開示した。
特開2016−209445号公報
本発明者は、トレーニング機器について以下の認識を得た。トレーニング機器は、ユーザにとって使いやすいことが望ましい。ユーザは、使用前にトレーニング機器を保管場所から使用場所に移動し、使用後はトレーニング機器を保管場所に移動して収納することが考えられる。トレーニング機器が大きい場合には、ユーザは使用場所および保管場所として広い空間を用意することになる。しかし、広い空間を用意することは難しいことも考えられる。したがって、大きなトレーニング機器はユーザにとって使いやすいとはいえない。
これらから、本発明者は、トレーニング機器には、トレーニング機器の大型化を抑制して使いやすさを向上する観点で改善する余地があることを認識した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的は、大型化を抑制可能なトレーニング機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のトレーニング機器は、回転部材と、それぞれ回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、第1紐状部材に付与された引張力に応じて第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構と、それぞれ弾性力を生む複数の弾性部材と、弾性力を第1紐状部材に伝達する中継部材と、を含み、第1紐状部材に引張力を付与する力発生装置と、牽引力に応じて運動者に負荷を与える力付与機構と、を備える。複数の弾性部材は、中継部材を挟んで配置される2組の弾性部材群を含む。
本発明の別の態様もまた、トレーニング機器である。このトレーニング機器は、回転部材と、それぞれ回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、第1紐状部材に付与された引張力に応じて第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構と、弾性力を生む複数の弾性機構と、弾性力を第1紐状部材に伝達する中継部材と、を含み、第1紐状部材に引張力を付与する力発生装置と、牽引力に応じて運動者に負荷を与える力付与機構と、を備える。各弾性機構は、中継部材を挟んで離隔して配置される一対の弾性部材を含む。力発生装置は、中継部材とそれぞれ連結可能なN個(Nは2以上の整数)の連結部材を含み、中継部材の連結相手をi番目(iは、2以上でN以下の整数)の連結部材からi−1番目の連結部材に切り替えたとき、引張力に寄与する弾性機構の数を1つ変化させる。
本発明のさらに別の態様は、力変換機構である。この力変換機構は、回転部材と、それぞれ回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、第1紐状部材に付与された引張力に応じて第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、回転部材は、第2紐状部材を巻き付けるための案内部を有する。案内部の回転部材の半径は、第2紐状部材の引出し側に向かって徐々に小さくなるように定められている。
本発明のさらに別の態様もまた、力変換機構である。この力変換機構は、回転部材と、それぞれ回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、第1紐状部材に付与された引張力に応じて第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、回転部材は、第2紐状部材を巻き付けるための案内部と、第1紐状部材を巻き付けるための別の案内部と、を有する。案内部の回転部材の半径は、第2紐状部材の引出し側に向かって徐々に変化するように定められ、別の案内部の半径は案内部の最大半径より小さい。
本発明のさらに別の態様もまた、力変換機構である。この力変換機構は、回転部材と、それぞれ回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、第1紐状部材に付与された引張力に応じて第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、第1紐状部材を引出した引出し長さが短くなるにつれて、引張力に対する牽引力の比率が徐々に小さくなるように構成されている。
本発明によれば、大型化を抑制可能なトレーニング機器を提供することができる。
第1実施形態に係るトレーニング機器の一例を示す正面図である。 図1のトレーニング機器の中継部材の周辺を示す正面視の分解図である。 図1のトレーニング機器の中継部材の周辺を示す側面視の分解図である。 図1のトレーニング機器の中継部材の周辺を示す側面視の断面図である。 図1のトレーニング機器の弾性部材の伸縮端の周辺を示す説明図である。図5(a)は吊り部材が伸縮端を持上げた状態を示し、図5(b)は環囲部材が伸縮端を上方に持上げた状態を示している。 図1のトレーニング機器の力変換機構の周辺を示す説明図である。図6(a)は側面視の力変換機構を示し、図6(b)は正面視の力変換機構を示している。 図1のトレーニング機器における引張力と牽引力の関係の一例を示す表である。 図1のトレーニング機器における弾性部材の変位と牽引力の関係の一例を示すグラフである。 第2実施形態に係るトレーニング機器の一例を示す斜視図である。 図9のトレーニング機器の構成を示す正面図である。 図9のトレーニング機器の構成を示す背面図である。 図9のトレーニング機器の構成を示す側面図である。 図9のトレーニング機器の構成を示す底面図である。 図9のトレーニング機器の弾性部材と環囲部材の配置を示す底面図である。 図9のトレーニング機器の連結部材の配置を示す分解斜視図である。 図9のトレーニング機器の環囲部材の配置を示す分解斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施の形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
[第1実施形態]
図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態に係るトレーニング機器100について説明する。図1は、第1実施形態に係るトレーニング機器100の構成の一例を示す正面図である。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は水平な左右方向に対応し、Y軸方向は水平な前後方向に対応し、Z軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。以下の説明において、各図面における右方または左方を右方または左方と、各図上における上方または下方を上方または下方と、表記する。なお、複数の図面を参照している場合は正面図の表記に基づく。このような方向の表記はトレーニング機器100の使用姿勢を制限するものではなく、トレーニング機器100は任意の姿勢で使用されうる。
図1では、理解を容易にするため、後述する滑車群12がトレーニング機器100のZ軸方向中央に表示されている。図2は、トレーニング機器100の中継部材26の周辺を示す正面視の分解図である。図3は、トレーニング機器100の中継部材26の周辺を示す側面視の分解図である。図4は、トレーニング機器100の中継部材26の周辺を示す側面視の断面図である。図5は、トレーニング機器100の弾性部材24の伸縮可能な端部である伸縮端24bの周辺を示す説明図である。図6は、トレーニング機器の力変換機構40の周辺を示す説明図である。
トレーニング機器100は、一例として運動者に対して牽引負荷を付与するベンチプレスとして機能する。トレーニング機器100は、力付与機構10と、力発生装置20と、力変換機構40と、シャーシ60と、を主に含む。トレーニング機器100は、力発生装置20で発生させた力を力変換機構40と力付与機構10とを介して運動者に与える装置である。
シャーシ60は、フレーム組立62と、可動フレーム62wと、を含む。フレーム組立62は直方体の各辺に対応する複数のフレームから構成される。フレーム組立62は、力付与機構10と、力発生装置20と、力変換機構40と、を支持する骨組みとして機能する。シャーシ60は図示しない筐体に包囲されてもよい。可動フレーム62wは、フレーム組立62に回動可能に取付けられる。可動フレーム62wは所望の方向に回動可能に設けられてもよい。可動フレーム62wは、後述する出口滑車14dと、抑え滑車14eと、を支持する。
力発生装置20は、引張力F1を発生する装置として機能する。力変換機構40は、引張力F1に応じて牽引力G1を出力する機構として機能する。力付与機構10は、牽引力G1を応じた張力G2を負荷として運動者に与える機構として機能する。力変換機構40は、後述する第1紐状部材を引出した引出し長さが短くなるにつれて、引張力F1に対する牽引力G1の比率が徐々に小さくなるように構成されている。
(力発生装置)
力発生装置20は、弾性機構22を複数含んでいる。各弾性機構22は、1または複数の弾性部材24から構成されている。換言すると、力発生装置20は、複数の弾性部材24を含んでいる。力発生装置20は、引張力F1に寄与する弾性機構22の数を変更可能に構成されている。力発生装置20は、中継部材26と、N個(Nは2以上の整数、この例では4)の連結部材36と、2N個の環囲部材38と、連結具34と、動滑車18と、2N個の吊り部材48と、ガイド部材26gと、を含んでいる。図2に示すように、連結部材36の両端に一対の環囲部材38が結合されており、連結部材36と一対の環囲部材38とは伝達機構30を構成する。伝達機構30は、弾性部材24の弾性力を中継部材26に伝達する。換言すると、中継部材26は伝達機構30を介して弾性部材24の弾性力を集める。弾性力は、収縮力と伸展力とを含むが、本例では主に収縮力を使用している。
複数の弾性部材24は、2組の弾性部材群28b、28cに区分けすることができる。図1に示すように、2組の弾性部材群28b、28cは、中継部材26を挟んで離れて配置される。つまり、中継部材26は、2組の弾性部材群28b、28cの間の空間に配置され、その空間内をZ軸方向に移動可能に設けられている。
(中継部材)
中継部材26は、各弾性部材24の弾性力を各伝達機構30を介して集める中継部として機能する。中継部材26は、Z軸方向に移動可能に支持される。中継部材26は、Y軸方向に離間して平行に配置される一対の中継部材26b、26cを含んでいる。図2、図3に示すように、中継部材26b、26cそれぞれは、Z軸方向に伸びてY軸方向に薄い板状の部材である。中継部材26b、26cそれぞれは、基部26dと、本体部26eと、孔26fと、複数の係合部26hと、を有する。本体部26eはZ軸方向に伸びる帯状の部分である。基部26dは、本体部26eから上側に突き出した帯状の部分である。基部26dにはY軸方向に貫通する孔26fが設けられる。孔26fは後述する動滑車18の軸部18bを支持する。本体部26eには複数の係合部26hが設けられる。図2の例では、係合部26hはY軸方向に穿設された孔である。複数の係合部26hは、Z軸方向に等間隔で配置される。
一対の中継部材26b、26cは、その各基部26dにより動滑車18をY軸方向に挟んで、回転自在に支持する。一対の中継部材26b、26cは、その各本体部26eによりN個の連結部材36をY軸方向に挟んでいる。各本体部26eの間の間隔は、各連結部材36がスライドできるように、各連結部材36のY軸方向幅より僅かに大きく設定されている。
ガイド部材26gは中継部材26をZ軸方向に移動可能にガイドするレールとして機能する。ガイド部材26gは中継部材26のZ軸方向以外の方向への移動を規制する。
(連結部材)
連結部材36は連結部32を有している。この例では、連結部32は連結部材36のX軸方向の中央においてY軸方向に穿設された孔である。連結部材36はX軸方向に伸びるレバー状の部材である。各連結部材36は、それぞれ個別に中継部材26と連結可能に構成されている。各連結部材36は、並べて配置されている。この例では、各連結部材36は、中継部材26の可動方向であるZ軸方向に並べて配置されている。並べて設けられたN個の連結部材36を、上から順に1番目の連結部材36(1)〜N番目の連結部材36(N)と表記する。各連結部材36は各環囲部材38を介して各弾性機構22に繋がっている。この例では、各環囲部材38には後述する一対の弾性部材24の伸縮端24bが連結されている。中継部材26の複数の係合部26hは、並べて配置された各連結部材36の各連結部32に対応する位置に設けられている。
(連結具)
連結具34は、各係合部26hに各連結部32を固定する留め具として機能する。図4の例では、連結具34は係合部26hと連結部32とに嵌合するシャフト部を有する嵌合ピンである。図4に示すように、連結具34が、中継部材26bの係合部26hと、連結部材36の連結部32と、中継部材26cの係合部26hと、に嵌合することによって、中継部材26と連結部材36とが連結される。より具体的には、連結具34が、係合部26h(i)とi番目の連結部材36(i)の連結部32(i)とに嵌合することによって、中継部材26はi番目の連結部材36(i)に連結される。連結具34を外すことにより、中継部材26とi番目の連結部材36(i)の連結は解除される。
(弾性機構)
各弾性機構22は、Z軸方向に伸縮してその伸縮端24bの変位に比例して変化する収縮力を発生させる一対の弾性部材24を含んでいる。本明細書で、各弾性部材24の伸縮可能な方向を伸縮方向と表記する。この例では、伸縮方向はZ軸方向に実質的に一致している。各弾性部材24の伸縮端24bとは反対側の固定端24cはフレームに固定されている。この例では、各弾性部材24はZ軸方向に伸縮可能なコイルスプリングである。各弾性部材24は、自然長の状態で所定の収縮力により縮んでいる。各弾性部材24は、自然長からZ軸方向に引き伸ばすと、その伸縮端24bの変位量に比例して増加する収縮力を出力する。一対の弾性部材24それぞれは、X軸方向において連結部32から等距離の位置に離隔して平行に配置されている。
各吊り部材48は、各弾性部材24の伸張可能な端部である伸縮端24bを伸張させる方向に吊る部材として機能する。図1では、吊り部材48は1つだけ示しているが、吊り部材48は弾性部材24それぞれについて設けられている。図1に示すように、吊り部材48の上側の端部48cは支持部68を介してシャーシ60に固定されている。図5(a)、(b)に示すように、吊り部材48の下側には折返し部48bが設けられている。
弾性部材24の伸縮端24bにはS字部24sが設けられている。S字部24sは、上面視でS文字形状を有する部分である。S字部24sは、環囲部材38の内径より外側に張出し、伸縮端24bからの抜け止めとして機能する。吊り部材48の折返し部48bはS字部24sに鎖状にリンクしている。図5(a)に示すように、吊り部材48がS字部24sを吊り上げることにより、伸縮端24bは吊られた状態になる。
図5(a)は、吊り部材48が伸縮端24bを上方に吊った状態を示している。図5(a)の状態では、環囲部材38は、伸縮端24bから離れており伸縮端24bには作用しない。この状態では、吊り部材48は、弾性部材24の伸縮端24bに上向きの張力fpを作用させて伸縮端24bを吊り上げている。一例として、張力fpは5kgfであってもよい。
図5(b)は、環囲部材38が伸縮端24bを上方に持上げた状態を示している。図5(b)の状態では、吊り部材48の折返し部48bは、伸縮端24bから下方に離れており伸縮端24bに作用しない。この状態では、連結部材36は、弾性部材24の伸縮端24bに上向きの力fqを作用させて伸縮端24bを持上げている。
(環囲部材)
複数の環囲部材38それぞれは、複数の弾性部材24それぞれの少なくとも一部を環囲する部材である。図5(a)の例では、環囲部材38は、上側の筒端部から下側の筒端部38fまでZ軸方向に延在する円筒状の部材である。環囲部材38は、環囲本体部38bと、連携部38eと、延長部38cと、固定部38gと、を含んでいる。環囲本体部38bおよび延長部38cは一体に形成されている。環囲本体部38bおよび延長部38cは弾性部材24を環囲する。
固定部38gは連結部材36に固定される部分である。連結部材36の両端部は各環囲部材38の固定部38gに固定されている。固定部38gは環囲本体部38bの延長部38cに寄った領域に設けられている。連携部38eは、環囲本体部38bの上側の筒端部であり、伸縮端24bに係合している。各環囲部材38の連携部38eが所定の位置から上方に移動するとき、伸縮端24bは連携部38eと一体に上方に移動する。延長部38cは、固定部38gから連携部38eとは反対側に伸びる部分である。
各環囲部材38は各連結部材36と一体に運動する。中継部材26がZ軸方向に移動すると、中継部材26に連結された連結部材36がZ軸方向に移動する。連結部材36がZ軸方向に移動すると、環囲部材38は一体にZ軸方向に移動する。環囲部材38がZ軸方向に移動すると、弾性部材24の伸縮端24bは一体にZ軸方向に移動する。したがって、中継部材26がZ軸方向で上方に移動すると、弾性部材24は引き伸ばされて収縮力fsを出力する。収縮力fsは、中継部材26のZ軸方向の変位量に比例して変化する。各弾性部材24の収縮力fsは張力F0に集約される。張力F0は、後述する動滑車18によって引張力F1に変換される。この場合、引張力F1は張力F0の1/2である。このように、各弾性部材24の各収縮力fsは引張力F1に寄与する。
(動滑車)
力発生装置20は、後述する第1紐状部材52の経路上に動滑車18を備えている。動滑車18は、策輪18cと、策輪18cの中心に設けられる軸部18bとを含む。動滑車18の軸部18bは、中継部材26の孔26fに支持され、中継部材26を介して張力F0を受ける。図1に示すように、第1紐状部材52の引出された部分52cの中途部52eは、動滑車18の策輪18cに巻き掛けられる。第1紐状部材52の中途部52eの先の端部52fはフレーム組立62に固定されている。軸部18bに張力F0が加えられると、第1紐状部材52には引張力F1(=張力F0/2)が付与される。第1紐状部材52の経路には別の滑車装置が設けられてもよい。力発生装置20が動滑車18を含むことにより第1紐状部材52の可動幅は弾性部材24の可動幅の2倍に拡大される。
(力変換機構)
次に、図6も参照して力変換機構40について説明する。図6(a)、(b)は、力変換機構40の要部の一例を示す説明図である。図6(a)は側面視の力変換機構40を示し、図6(b)は正面視の力変換機構40を示している。力変換機構40は、回転部材42と、第1紐状部材52と、第2紐状部材50と、を主に含む。力変換機構40は、第1紐状部材52に入力された引張力F1に応じて第2紐状部材50に牽引力G1を出力する力変換機構として機能する。第1紐状部材52は、回転部材42に巻き付けられる部分52bと、引出される部分52cとを含む。第2紐状部材50は、回転部材42に巻き付けられる部分50bと、引出される部分50cとを含む。
(回転部材42)
回転部材42は、側面視で円形の部材である。回転部材42は、部材本体42bと、部材本体42bの回転中心Cに沿って設けられるシャフト42cと、を含む。シャフト42cは部材本体42bをX軸方向に貫通している。シャフト42cは図示しない軸受手段により支持されており、回転部材42は、回転中心Cを中心に回転可能に設けられている。
回転部材42は、第1案内部46と、第2案内部44と、を有する。第1案内部46は、部材本体42bのX軸方向の一方の側面に設けられ、第2案内部44は、部材本体42bの第1案内部46とはX軸方向で反対側の側面に設けられている。図6の例では、第2案内部44は、回転中心Cからの半径R2が螺旋状に変化する案内溝である。特に、第2案内部44は、第2紐状部材50の引出し側に向かって回転中心Cからの半径R2が徐々に小さくなるように構成されている。換言すると、半径R2は、X軸方向で第1案内部46から遠ざかるにつれて徐々に小さくなる。第1案内部46は、回転中心Cから一定の半径R1を有する案内溝として機能する。第1案内部46の半径R1は第2案内部44の最大半径より小さく設定されてもよい。好ましくは、半径R1は第2案内部44の平均半径より小さく設定されてもよい。この例では、半径R1は第2案内部44の最少半径と等しく設定されている。第2案内部44と第1案内部46とは離れていてもよい。本例では、第2案内部44と第1案内部46とは繋がっている。なお、本明細書において「一定」とは、製造誤差などを考慮することなく実質的に一定であることを意味する。
(紐状部材)
第1紐状部材52および第2紐状部材50は、柔軟性を有し張力を伝達可能なものであれば特に制限されない。第1紐状部材52および第2紐状部材50は、例えば、負荷に応じてワイヤ、ロープ、ケーブル、紐、糸、ベルト、チェーンなどから選択することができる。第1紐状部材52は、第1案内部46に巻き付けられた部分52bと引き出された部分52cとを有する。部分52bと部分52cとは一方が長くなると、他方が短くなる関係にある。第2紐状部材50は、第2案内部44に巻き付けられた部分50bと引き出された部分50cとを有する。部分50bと部分50cとは一方が長くなると、他方が短くなる関係にある。
第2紐状部材50の部分50bは第1紐状部材52の部分52bと分離されていてもよいが、本例では一体に繋がっている。第2紐状部材50と第1紐状部材52とは、一方が回転部材42から引き出されると他方が回転部材42に巻き付けられる関係にある。
第1紐状部材52の部分52cは力発生装置20の出力に接続されており、第1紐状部材52には引張力F1が入力される。引張力F1は第1紐状部材52を回転部材42から引き出す方向に入力される。引張力F1は第2紐状部材50を回転部材42に巻き付ける方向にトルクを付与し、このトルクに基づいて第2紐状部材50から牽引力G1が出力される。つまり、牽引力G1は、引張力F1により回転部材42に加えられたトルクを、第2紐状部材50の引き出し部の半径R2で除した大きさである。牽引力G1は、引張力F1、半径R1および半径R2から式(1)で示される。
牽引力G1=引張力F1×(半径R1/半径R2)・・・(1)
式(1)から、引張力F1に対する牽引力G1の比率K1は、式(2)で示される。
比率K1=牽引力G1/引張力F1=半径R1/半径R2・・・(2)
つまり、比率K1は半径R1に比例し半径R2に反比例する。図6(a)の状態から第1紐状部材52を巻き付けると、第2紐状部材50が引出され、半径R2は徐々に大きくなるから、比率K1は徐々に小さくなる。逆に、第1紐状部材52を引出すと、第1紐状部材を引出した引出し長さ(以下、引出量という)が長くなるにつれて、比率K1は徐々に大きくなる。第1紐状部材52の引出量は部分52cのZ軸方向の変位に対応する。したがって、部分52cが上方に変位するにつれて、引出量は徐々に短くなり、半径R2は徐々に大きくなり、比率K1が徐々に小さくなる。部分52cが下方に変位するにつれて、引出量は徐々に長くなり、半径R2は徐々に小さくなり、比率K1は徐々に大きくなる。つまり、比率K1は部分52cの変位を変数とする関数として与えられる。これらの原理に基づき、力変換機構40は引張力F1を牽引力G1に変換する。
(力付与機構)
力付与機構10は、負荷として牽引力G1に対応する張力G2を運動者に与える手段として機能する。力付与機構10は、滑車装置14と、第3紐状部材16と、を含んでいる。滑車装置14は、動滑車14bと、滑車群12と、出口滑車14dと、抑え滑車14eと、を含んでいる。動滑車14bの軸部14fには第2紐状部材50の引き出された部分50cの端部が接続されている。第3紐状部材16の中途部16aは、動滑車14bの策輪14gに巻き掛けられている。
滑車群12は、X軸方向に配列された滑車12b、12c、12dおよび12eを含む。第3紐状部材16の中途部16aから伸びた一方の部分16bは滑車12b、12cを経由して外部に伸びている。第3紐状部材16の中途部16aから伸びた他方の部分16cは滑車12d、12eを経由して外部に伸びている。牽引力G1は動滑車14bにより、部分16b、16cに半分ずつに分配される。部分16b、16cの各端部16dにはリング16gが接続されている。リング16gは運動者に負荷を加える出力部として機能する。運動者が各腕で各リング16gを引っ張ることにより、トレーニング機器100は、運動者の各腕の筋肉に張力G2(=G1/2)を負荷として加える。第3紐状部材16の経路には別の滑車装置が設けられてもよい。
滑車群12は、トレーニング機器100のZ軸方向中央から力付与機構10とは反対側の下端部に配置されている。滑車群12は、張力G2を所定の出口に向けて伝達するガイドとして機能する。滑車群12は、下方に伸びる第3紐状部材16を左右に屈曲させ、左右に伸びる第3紐状部材16を上方に屈曲させる。本例では、滑車群12は、4つの定滑車を含んでいる。
出口滑車14dと抑え滑車14eは第3紐状部材16の各端部16dの出口位置を規定するためのガイドとして機能する。出口滑車14dは、トレーニング機器100のZ軸方向中央より上方側の領域で、トレーニング機器100のX軸方向の外側に張出した位置に配置されている。出口滑車14dおよび抑え滑車14eは、可動フレーム62wに設けられている。第3紐状部材16の滑車12c、12eから上方に伸びる部分16b、部分16cは、出口滑車14dの索輪に巻き掛けられている。抑え滑車14eは、出口滑車14dに巻き掛けられた第3紐状部材16を抑える位置に配置されている。第3紐状部材16の各端部16dは、出口滑車14dと抑え滑車14eの間の隙間から引出されている。
次に、図7、図8を参照して、トレーニング機器100における引張力F1と牽引力G1の関係について説明する。図7は、トレーニング機器100における引張力F1と牽引力G1の関係の一例を示す表である。牽引力G1が、引き始めから弾き終わりの間で大きく変化する場合、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、トレーニング機器100では、牽引力G1の変化を抑制するように構成している。具体的には、第2紐状部材50の引き始め荷重(後述するセット状態の牽引力G1)と、引き終り荷重(後述する最大伸張状態の牽引力G1)との荷重差を、引き始め荷重の50%以内にしている。この荷重差は、引き始め荷重の30%以内が好ましく、引き始め荷重の15%以内はより好ましい。以下、この荷重差を抑制する構成について説明する。
まず、各弾性部材24のZ軸方向の長さ寸法Lsと収縮力fsとについて説明する。自然長状態とは、弾性部材24に外力が加えられない状態で、Ls=24.5cmである。セット状態とは、吊り部材48によって弾性部材24に吊り荷重が加えられた状態で、Ls=37.4cmである。最大伸張状態とは、使用範囲において弾性部材24が最大限に伸びた状態で、Ls=60.6cmである。寄与数は、引張力F1に寄与する弾性機構22の寄与数である。弾性機構22は一対の弾性部材24を含むため、弾性部材24単体を説明するときは、寄与数=0.5としている。
弾性部材24は、自然長状態においても収縮力fsを発生するように形成されている。図7に示すように、弾性部材24の収縮力fsは、自然長状態で2.42kgf、セット状態で5.00kgf、最大伸張状態で9.64kgfである。各状態における弾性機構22の収縮力Fsは収縮力fsの2倍であり、図7に示す値となる。
変位量ΔLsは、セット状態を基準とした場合の、弾性部材24の伸縮端24bの変位量であり、式(3)により算出される。
変位量ΔLs=寸法Ls−37.4cm・・・(3)
変位量ΔLpは、第1紐状部材52の変位量である。各状態における変位量ΔLpは、動滑車18の作用により変位量ΔLsの2倍であり、図7に示す値となる。
引張力F1は、各状態において、動滑車18の作用により収縮力Fsの1/2であり、セット状態で5kgf、最大伸張状態で9.64kgfである。収縮力Fsから、牽引力G1は式(1)により求めることができる。図7では、寄与数が1〜4の場合の牽引力G1を牽引力G1(1)〜G1(4)と表記している。
次に、式(1)から、各状態での牽引力G1の変化を最少にする最適条件を求める。セット状態の引張力F1、牽引力G1、半径R1、R2を、F1(s)、G1(s)、R1(s)、R2(s)と表記すると、式(4)が成立する。
G1(s)=F1(s)・(R1(s)/R2(s))・・・(4)
最大伸張状態の引張力F1、牽引力G1、半径R1、R2を、F1(m)、G1(m)、R1(m)、R2(m)と表記すると、式(5)が成立する。
G1(m)=F1(m)・(R1(m)/R2(m))・・・(5)
ここで、R1(s)=R1(m)としたとき、G1(m)がG1(s)と等しくなる条件は式(6)で示される。
R2(m)/R2(s)=F1(m)/F1(s)・・・(6)
式(6)から、最大伸張状態の半径R2をセット状態の半径R2で除した値を半径変化比Kcと定義する。半径変化比Kcを最大伸張状態の引張力F1をセット状態の引張力F1で除した値と等しくすることにより、各状態での牽引力G1の変化が最少になる。この例では、上述の引張力F1から、最適条件は半径変化比Kc=1.9と得られる。
図8は、トレーニング機器100における第1紐状部材52の変位量ΔLpと牽引力G1の関係の一例を示すグラフである。図8は、半径変化比Kcを1〜2.4の範囲で変化させたときの牽引力G1(4)を示している。半径変化比Kc=1(半径R2は一定)の場合、牽引力G1(4)は大きく変化し、荷重差は90%を超えている。半径変化比Kc=1.5〜2.4の範囲内の場合、牽引力G1(4)の変化は抑制され、荷重差は約30%以内である。半径変化比Kc=1.9の場合、牽引力G1(4)の変化は最少になり、荷重差は5%以下である。なお、この最適条件は一例であり、最適条件は、弾性部材24の形状、バネ係数などと所望の牽引力特性をパラメータとした演算やシミュレーションにより求めることができる。
次に、図1〜図4を参照して、中継部材26とN個の連結部材36のとの連結構造について説明する。トレーニング機器では、荷重を一段階変更するために複雑な操作を要するものは使いやすいとはいえない。そこで、第1実施形態のトレーニング機器100は、一つのピンを1回抜き差しする簡単な操作により荷重を一段階変更できるように構成されている。
力発生装置20は、中継部材26の連結相手をN個の連結部材36の一つから他の一つに切り替えることができる。図1に示すように、中継部材26の連結相手がi番目の連結部材36(i)である場合(2≦i≦N)、中継部材26を上方に移動させると、i番目の連結部材36(i)は、第1〜i−1番目の連結部材36を突き動かして上方に移動させる。つまり、中継部材26の連結相手がi番目の連結部材36(i)である場合、第1〜i番目の連結部材36に連結された弾性機構22が協働して引張力F1を発生する。この場合、中継部材26が上方に移動しても、第1〜i番目の連結部材36以外の連結部材36は移動しない。つまり、第1〜i番目の連結部材36に連結された弾性機構22は、引張力F1の発生に寄与し、第1〜i番目の連結部材36以外の弾性機構22は、引張力F1の発生に寄与しない。図1は、i=3の場合を示している。
この構成では、中継部材26の連結相手を、i番目の連結部材36(i)からi−1番目の連結部材36(i−1)に切り替えると、引張力F1の発生に寄与する弾性機構22の数は−1変化する。中継部材26の連結相手を、i番目の連結部材36(i)からi+1番目の連結部材36(i+1)に切り替えると、引張力F1の発生に寄与する弾性機構22の数は+1変化する。
次に、このように構成された第1実施形態に係るトレーニング機器100の作用・効果を説明する。
第1実施形態に係るトレーニング機器100は、回転部材(42)と、それぞれ回転部材(42)に巻き付けられる部分(52b、50b)と引出される部分(52c、50c)とを有する第1、第2紐状部材(52、50)と、を含み、第1紐状部材(52)に付与された引張力(F1)に応じて第2紐状部材(50)に牽引力(G1)を付与する力変換機構(40)と、それぞれ弾性力を生む複数の弾性部材(24)と、弾性力を第1紐状部材(52)に伝達する中継部材と、を含み、第1紐状部材(52)に引張力(F1)を付与する力発生装置(20)と、牽引力(G1)に応じて運動者に負荷を与える力付与機構(10)と、を備え、複数の弾性部材(24)は、中継部材(26)を挟んで配置される2組の弾性部材群(28b、28c)を含む。この構成によれば、中継部材(26)を2組の弾性部材群(28b、28c)の間の隙間空間に配置できるので、隙間空間の外側に中継部材(26)を配置する場合に比べて、トレーニング機器100の大型化を抑制することができる。
第1実施形態に係るトレーニング機器100では、力発生装置(20)は、各弾性部材(24)を環囲する複数の環囲部材(38)と、中継部材(26)とそれぞれ連結可能な複数の連結部材(36)と、を含み、各環囲部材(38)は、各弾性部材(24)の伸縮可能な端部(24b)と連携する連携部(38e)と、各連結部材(36)に固定される固定部(38g)と、を有している。この構成によれば、各弾性部材(24)の収縮力(fs)を、環囲部材(38)と連結部材(36)とを介して中継部材(26)に伝えることができる。この場合、環囲部材(38)を備えない場合に比べて、中継部材(26)と連結部材(36)の連結位置を下方に配置できるので、環囲部材(38)を備えない場合にトレーニング機器100の上下方向のサイズを小さくすることができる。
第1実施形態に係るトレーニング機器100では、環囲部材(38)は、固定部(38g)から連携部(38e)とは反対側に伸びる延長部を有している。この構成によれば、延長部(38c)が固定部(38g)より下側で弾性部材(24)を支えることができる。このため、収縮力(fs)によって連携部(38e)が下向きに押し下げられて環囲部材(38)が傾斜したときに、延長部(38c)が弾性部材(24)に当接することによって環囲部材(38)の過度な傾きを抑制することができる。
第1実施形態に係るトレーニング機器100では、力発生装置(20)は、各弾性部材(24)の伸張可能な端部(24b)を懸架する複数の吊り部材(48)を含んでいる。この構成によれば、吊り部材(48)によって弾性部材(24)に所望の吊り荷重を加えることができる。この場合、吊り部材(48)を含まない場合に比べて、セット状態での牽引力(G1)と最大伸張状態での牽引力(G1)との差を小さくすることができる。また、この構成によれば、セット状態において環囲部材(38)と弾性部材(24)との間にZ軸方向の遊びを設けることができるので、中継部材(26)と連結部材(36)の連結作業を楽にすることができる。
第1実施形態に係るトレーニング機器100は、回転部材(42)と、それぞれ回転部材(42)に巻き付けられる部分(52b、50b)と引出される部分(52c、50c)とを有する第1、第2紐状部材(52、50)と、を含み、第1紐状部材(52)に付与された引張力(F1)に応じて第2紐状部材(50)に牽引力(G1)を付与する力変換機構(40)と、弾性力を生む複数の弾性機構(22)と、弾性力を第1紐状部材(52)に伝達する中継部材(26)と、を含み、第1紐状部材(52)に引張力(F1)を付与する力発生装置(20)と、牽引力(G1)に応じて運動者に負荷を与える力付与機構(10)と、を備え、各弾性機構(22)は、中継部材(26)を挟んで離隔して配置される一対の弾性部材(24)を含み、力発生装置(20)は、中継部材(26)とそれぞれ連結可能なN個(Nは2以上の整数)の連結部材(36)を含み、中継部材(26)の連結相手をi番目(iは、2以上でN以下の整数)の連結部材(36)からi−1番目の連結部材(36)に切り替えたとき、引張力(F1)に寄与する弾性機構(22)の数を1つ変化させる。この構成によれば、中継部材(26)を一対の弾性部材(24)の間の隙間空間に配置できるので、隙間空間の外側に中継部材(26)を配置する場合に比べて、トレーニング機器100の大型化を抑制することができる。この構成によれば、連結相手を切り替えることで引張力(F1)に寄与する弾性機構(22)の数を1つずつ変更することができるので、運動者に加える荷重を一段階変更する操作が簡単になる。
第1実施形態に係る力変換機構40は、回転部材(42)と、それぞれ回転部材(42)に巻き付けられる部分(52b、50b)と引出される部分(52c、50c)とを有する第1、第2紐状部材(52、50)と、を含み、第1紐状部材(52)に付与された引張力(F1)に応じて第2紐状部材(50)に牽引力(G1)を付与する力変換機構(40)であって、回転部材(42)は、第2紐状部材(50)を巻き付けるための案内部(44)と、第1紐状部材(52)を巻き付けるための別の案内部(46)と、を有し、案内部(44)の回転部材(42)の半径(R2)は、第2紐状部材(50)の引出し側に向かって徐々に変化するように定められ、別の案内部(46)の半径(R1)は案内部(44)の最大半径より小さい。この構成によれば、セット状態での牽引力(G1)と最大伸張状態での牽引力(G1)との差を小さくすることができる。
第1実施形態に係る力変換機構40では、別の案内部(46)の半径(R1)は、案内部(44)の平均半径より小さい。この構成によれば、セット状態での牽引力(G1)と最大伸張状態での牽引力(G1)との差を一層小さくすることができる。
第1実施形態に係る力変換機構40は、回転部材(42)と、それぞれ回転部材(42)に巻き付けられる部分(52b、50b)と引出される部分(52c、50c)とを有する第1、第2紐状部材(52、50)と、を含み、第1紐状部材(52)に付与された引張力(F1)に応じて第2紐状部材(50)に牽引力(G1)を付与する力変換機構(40)であって、第1紐状部材(52)を引出した引出し長さが短くなるにつれて、引張力(F1)に対する牽引力(G1)の比率(K1)が徐々に小さくなるように構成されている。この構成によれば、引張力(F1)に対する牽引力(G1)の比率(K1)が一定である場合に比べて、セット状態での牽引力(G1)と最大伸張状態での牽引力(G1)との差を小さくすることができる。
以下、第1実施形態の変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
(第1変形例)
第1実施形態では、中継部材26と第1紐状部材52の間に動滑車18を備える例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。動滑車18を介さず、中継部材26が第1紐状部材52に直接連結されてもよい。この変形例は第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
(第2変形例)
第1実施形態では、力付与機構10が動滑車14bを含む例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。動滑車14bを用いずに、第3紐状部材16の中途部16aは、第2紐状部材50の端部50eに接続されてもよい。この変形例は第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
(第3変形例)
第1実施形態では、トレーニング機器100は、運動者の各腕の筋肉に張力G2を加える例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。トレーニング機器100は、脚など腕以外の部位に負荷を加えるようにしてもよい。この変形例は第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
[第2実施形態]
図9〜図16を参照して、本発明の第2実施形態に係るトレーニング機器200について説明する。図9は、第2実施形態に係るトレーニング機器200の一例を示す斜視図である。図10は、トレーニング機器200の構成を示す正面図である。図11は、トレーニング機器200の構成を示す背面図である。図12は、トレーニング機器200の構成を示す側面図である。図13は、トレーニング機器200の構成を示す底面図である。図14は、弾性部材24および環囲部材38の配置を示す底面図である。これらの図面では、理解を容易にするために、弾性部材24や一部のフレームなどの記載を省略している。特に、これらの図では、可動フレーム62w、出口滑車14dおよび抑え滑車14eの記載を省略している。
第2実施形態に係るトレーニング機器200は、第1実施形態に係るトレーニング機器100に対して、力発生装置220に備える弾性部材24の数が異なり、他の構成は同様である。したがって、共通する構成については説明を省略し、相違する構成について重点的に説明する。トレーニング機器100の説明では、力発生装置20が8個の弾性部材24を含む例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、力発生装置は、7個以下または9個以上の弾性部材を含んでもよい。一例として、トレーニング機器200の力発生装置220は28個の弾性部材24を含んでいる。
トレーニング機器200は、一例としてベンチプレスとして使用することができる。トレーニング機器200は、力付与機構10と、力発生装置220と、力変換機構40と、シャーシ60と、を主に含む。トレーニング機器200は、力発生装置220からの引張力F1を力変換機構40によって牽引力G1に変換し、力付与機構10を介して牽引力G1に応じた張力G2を負荷として運動者に与えることができる。力発生装置220は、力発生装置20の3.5倍の数の弾性部材24を含むから、牽引力G1の最大値を3.5倍にすることができる。
力発生装置220は、引張力F1を発生する装置として機能する。図14に示すように、力発生装置220は、中継部材226を挟んで離れて配置される2組の弾性部材群28b、28cを含む。力発生装置220は、中継部材226と、14個の連結部材36と、連結具34と、28個の弾性部材24と、28個の環囲部材38と、28個の吊り部材48と、動滑車18と、ガイド部材26gと、を主に含んでいる。なお、図9では、吊り部材48は1つしか示されていないが、各弾性部材24それぞれについて吊り部材48が設けられている。中継部材226は、第1実施形態の中継部材26に対してZ軸方向に長く形成されて、14個の係合部26hが設けられている。連結具34と、各環囲部材38と、各弾性部材24と、動滑車18と、各吊り部材48と、ガイド部材26gと、は第1実施形態と同様である。
多数の弾性部材24を1列に配置すると、トレーニング機器の列方向の寸法が大きくなることが考えられる。そこで、力発生装置220では、各弾性部材24の伸縮可能な伸縮方向と直交する列方向に配列された2以上の弾性部材24からなる各弾性部材列24hを複数含んでいる。図14の例では、伸縮方向はZ軸方向に沿った方向であり、列方向はX軸方向に沿った方向である。各弾性部材列24hは、伸縮方向および列方向と交差する行方向に重ねて配置されている。図14の例では、行方向はY軸方向である。図14に示すように、力発生装置220では、X軸方向に並べられた6または8個の弾性部材24からなる弾性部材列24hがY軸方向に4段重ねて配置されている。28個の弾性部材24を1列に配置する場合に比べて、トレーニング機器のX軸方向の寸法を小さくすることができる。
図15は、連結部材36の配置を示す分解斜視図である。図16は、環囲部材38の配置を示す分解斜視図である。これらの図面では各部材のZ軸方向の間隔を拡げて表示している。各連結部材36を、上から順に連結部材36(1)〜36(14)と表示する。連結部材36(1)、36(2)、36(5)、36(6)、36(9)、36(10)、36(13)、36(14)は、X軸方向に伸びる延在部36eと、延在部36eの両方の延伸端から屈曲してY軸方向にそれぞれ反対向きに伸びる一対の曲げ部36fと、を有している。各曲げ部36fのX軸方向側の面には環囲部材38が固定される。
連結部材36(3)、36(4)、36(7)、36(8)、36(11)、36(12)は、X軸方向に伸びる延在部36gを有し、曲げ部を有していない。各延在部36gの両方の延伸端のY軸方向側の面には環囲部材38が固定される。つまり、各連結部材36には2つの環囲部材38が固定されており、2つの環囲部材38は、上面視で2回回転対称の位置で各連結部材36に固定される。
連結部材36(1)、36(2)の延在部36eのX軸方向寸法は等しい。連結部材36(5)、36(6)の延在部36eのX軸方向寸法は等しく、連結部材36(1)、36(2)の延在部36eのX軸方向寸法に環囲部材38の直径2個分足した寸法より僅かに大きい。連結部材36(9)、36(10)の延在部36eのX軸方向寸法は等しく、連結部材36(5)、36(6)の延在部36eのX軸方向寸法に環囲部材38の直径2個分足した寸法より僅かに大きい。連結部材36(13)、36(14)の延在部36eのX軸方向寸法は等しく、連結部材36(9)、36(10)の延在部36eのX軸方向寸法に環囲部材38の直径2個分足した寸法より僅かに大きい。
連結部材36(3)、36(4)の延在部36gのX軸方向寸法は等しい。連結部材36(7)、36(8)の延在部36gのX軸方向寸法は等しく、連結部材36(3)、36(4)の延在部36gのX軸方向寸法に環囲部材38の直径2個分足した寸法より僅かに大きい。連結部材36(11)、36(12)の延在部36gのX軸方向寸法は等しく、連結部材36(7)、36(8)の延在部36gのX軸方向寸法に環囲部材38の直径2個分足した寸法より僅かに大きい。
次に、トレーニング機器200の他の構成について説明する。フレーム組立62は、図9に示すように複数のフレームによって構成されている。図9に示すフレーム組立62は、一例に過ぎず、フレーム組立62は、所望の大きさ、重量および強度を達成可能な構成であれば特に限定されない。フレーム組立62は、縦フレーム62a、横フレーム62b、縦フレーム62c、横フレーム62d、縦フレーム62e、横フレーム62f、縦フレーム62g、横フレーム62h、複数の接続フレーム62j、縦接続フレーム62k、一対の支持フレーム62mおよび横フレーム62nを主に含む。縦フレーム62a、62c、62e、62gおよび縦接続フレーム62kはZ軸方向に延在する。横フレーム62b、62d、62f、62h、62nおよび一対の支持フレーム62mはX軸方向に延在する。複数の接続フレーム62jそれぞれはY軸方向に延在する。
前方(図9上でY軸方向右方)の縦長の矩形枠62pは、縦フレーム62a、横フレーム62b、縦フレーム62cおよび横フレーム62dによって構成される。後方(図9上でY軸方向左方)の縦長の矩形枠62sは、縦フレーム62e、横フレーム62f、縦フレーム62gおよび横フレーム62hによって構成される。各接続フレーム62jは、前方の矩形枠62pと後方の矩形枠62sの間に介在して、これらを接続する。各接続フレーム62jの間の間隔は所望の強度に応じて増減することができる。一対の支持フレーム62mは、滑車群12の4つの滑車12b、12c、12dおよび12eをY軸方向に挟んでこれらを回転自在に支持する。縦接続フレーム62kは、複数の接続フレーム62jのうち下から1番目と2番目の接続フレーム62jの間に介在して、これらの中途部を接続する。横フレーム62nは、縦フレーム62g、62eの間に介在して、これらの中途部を接続する。
28個の吊り部材48の上側(弾性部材24から遠い側)の端部48cは支持部68を介してシャーシ60に固定されている。支持部68は、二対の縦棒68bと、4本の横棒68cと、一対のシャフト押え68dと、を含む。各縦棒68bは、接続フレーム62jからZ軸方向で下方に伸びる。各シャフト押え68dは、Y軸方向に伸びて各対の縦棒68bの延伸端の間に固定される。各シャフト押え68dは、X軸方向に離間して平行に配置される。4本の横棒68cは、X軸方向に伸びて一対のシャフト押え68dの間に固定される。各横棒68cはY軸方向に離間して平行に配列される。各吊り部材48の端部48cは、8本ずつX軸方向に離間して各横棒68cに固定されている。
このように構成された第2実施形態に係るトレーニング機器200は、第1実施形態に係るトレーニング機器100と同様の作用・効果を奏する。加えてトレーニング機器200は、以下の作用・効果を奏する。
第2実施形態に係るトレーニング機器200では、力発生装置(220)は、各弾性部材(24)の伸縮可能な伸縮方向(Z軸方向)と直交する列方向(X軸方向)に配列された2以上の弾性部材(24)からなる各弾性部材(24)列を複数含み、各弾性部材(24)列は、伸縮方向(Z軸方向)および列方向(X軸方向)と交差する行方向(Y軸方向)に重ねて配置されている。この構成によれば、多数の弾性部材(24)を1列に配置する場合に比べて、力発生装置(220)の列方向(X軸方向)の寸法を小さくすることができる。この場合、力発生装置(220)を備えるトレーニング機器200の大型化を抑制することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
10・・力付与機構、 20、220・・力発生装置、 22・・弾性機構、 24・・弾性部材、 24h・・弾性部材列、 26・・中継部材、 28b、28c・・弾性部材群、 32・・連結部、 36・・連結部材、 38・・環囲部材、 40・・力変換機構、 42・・回転部材、 44・・第2案内部、 46・・第1案内部、 48・・吊り部材、 50・・第2紐状部材、 52・・第1紐状部材、 100、200・・トレーニング機器。
本発明は、トレーニング機器に関する。

Claims (10)

  1. 回転部材と、それぞれ前記回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、前記第1紐状部材に付与された引張力に応じて前記第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構と、
    それぞれ弾性力を生む複数の弾性部材と、前記弾性力を前記第1紐状部材に伝達する中継部材と、を含み、前記第1紐状部材に前記引張力を付与する力発生装置と、
    前記牽引力に応じて運動者に負荷を与える力付与機構と、
    を備え、
    前記複数の弾性部材は、前記中継部材を挟んで配置される2組の弾性部材群を含むことを特徴とするトレーニング機器。
  2. 前記力発生装置は、前記各弾性部材を環囲する複数の環囲部材と、前記中継部材とそれぞれ連結可能な複数の連結部材と、を含み、
    前記各環囲部材は、前記各弾性部材の伸縮可能な端部と連携する連携部と、前記各連結部材に固定される固定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のトレーニング機器。
  3. 前記環囲部材は、前記固定部から前記連携部とは反対側に伸びる延長部を有することを特徴とする請求項2に記載のトレーニング機器。
  4. 前記力発生装置は、前記各弾性部材の伸縮可能な伸縮方向と直交する列方向に配列された2以上の弾性部材からなる各弾性部材列を複数含み、
    前記各弾性部材列は、前記伸縮方向および前記列方向と交差する行方向に重ねて配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のトレーニング機器。
  5. 前記力発生装置は、前記各弾性部材の伸張可能な端部を懸架する複数の吊り部材を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のトレーニング機器。
  6. 回転部材と、それぞれ前記回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、前記第1紐状部材に付与された引張力に応じて前記第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構と、
    弾性力を生む複数の弾性機構と、前記弾性力を前記第1紐状部材に伝達する中継部材と、を含み、前記第1紐状部材に前記引張力を付与する力発生装置と、
    前記牽引力に応じて運動者に負荷を与える力付与機構と、
    を備え、
    前記各弾性機構は、前記中継部材を挟んで離隔して配置される一対の弾性部材を含み、
    前記力発生装置は、前記中継部材とそれぞれ連結可能なN個(Nは2以上の整数)の連結部材を含み、前記中継部材の連結相手をi番目(iは、2以上でN以下の整数)の連結部材からi−1番目の連結部材に切り替えたとき、前記引張力に寄与する前記弾性機構の数を1つ変化させることを特徴とするトレーニング機器。
  7. 回転部材と、それぞれ前記回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、前記第1紐状部材に付与された引張力に応じて前記第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、
    前記回転部材は、前記第2紐状部材を巻き付けるための案内部を有し、
    前記案内部の前記回転部材の半径は、前記第2紐状部材の引出し側に向かって徐々に小さくなるように定められていることを特徴とする力変換機構。
  8. 回転部材と、それぞれ前記回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、前記第1紐状部材に付与された引張力に応じて前記第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、
    前記回転部材は、前記第2紐状部材を巻き付けるための案内部と、前記第1紐状部材を巻き付けるための別の案内部と、を有し、
    前記案内部の前記回転部材の半径は、前記第2紐状部材の引出し側に向かって徐々に変化するように定められ、
    前記別の案内部の半径は前記案内部の最大半径より小さいことを特徴とする力変換機構。
  9. 前記別の案内部の半径は、前記案内部の平均半径より小さいことを特徴とする請求項8に記載の力変換機構。
  10. 回転部材と、それぞれ前記回転部材に巻き付けられる部分と引出される部分とを有する第1、第2紐状部材と、を含み、前記第1紐状部材に付与された引張力に応じて前記第2紐状部材に牽引力を付与する力変換機構であって、
    前記第1紐状部材を引出した引出し長さが短くなるにつれて、前記引張力に対する前記牽引力の比率が徐々に小さくなるように構成されていることを特徴とする力変換機構。
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