JP2003265316A - 電気炊飯器 - Google Patents
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Abstract
ィスプレイ等表示手段の全ての表示を行わせないように
することによって、上記バックアップ用電源電池の寿命
を可及的に延命させる。 【解決手段】 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、
該加熱手段の加熱出力を制御するマイコン式の加熱制御
手段と、所定の表示面に時計表示その他各種の表示を行
う表示手段と、電源コンセントが接続されていない非給
電状態において、上記表示手段に電源を供給するバック
アップ用の電源電池とを備えてなる電気炊飯器におい
て、当該電気炊飯器の組立検査終了後に少なくとも上記
表示手段の表示動作を完全にOFFにする電池延命制御
モードを実行し、それによって上記バックアップ用電源
電池の電力消費量を低減する一方、その後同制御モード
解除の条件が成立したときに、再び上記表示手段の表示
動作を行わせる電池延命制御手段を設けた。
Description
およびバックアップ用の電源電池を備えた電気炊飯器の
構成に関するものである。
制御手段としてマイコン式の制御ユニットを備え、炊飯
メニューや炊飯量に応じた適切な加熱量、加熱パターン
で炊飯制御するとともに、例えば図6に示すように、そ
の操作パネル部20には、当該制御に必要な各種の情報
(炊飯メニュー等)を液晶ディスプレイ等よりなる所定
の表示手段の表示面21に表示するようになっている。
えばタイマー予約炊飯その他の必要から、一般に時計機
能が付加されており、同図6に示すように、上記表示面
21には併せて時計表示(時刻等表示)が行われるよう
になっている。
マイコン制御ユニットの必要なメモリデータの保持や上
記時計表示のために、仮に電源コンセントが抜かれた場
合にも、必要な駆動電源が確保されるように、所定の電
圧のバックアップ用の電源電池が併設されている。そし
て、それにより電源コンセントが抜かれた炊飯器非給電
状態においても、例えば図7に示すように、少なくとも
時計表示のみは表示されるようになっている。
の構成の場合、例えば製品の組立が終了すると、上記バ
ックアップ用の電源電池も当然にマイコン基板部分等に
組付セットされて、バックアップ作動することになる。
立が完了し、さらに製品検査ラインでの検査が終了した
製品は、例えば製品倉庫内や運搬中等(さらには店頭ま
で)の電源コンセントが抜かれた長い在庫状態において
も、上記液晶ディスプレイ等の表示手段が駆動されて、
その表示面には上記図7と同様の時計表示がなされるこ
とになる。
も必要とされない上記のような在庫時間(期間)中にお
いても、当該時計表示によって不必要にバックアップ用
電源電池の電力が消費され、その本来の寿命(ユーザー
に渡ってからの寿命)が短かくなる問題がある。
めになされたもので、製品在庫時等の表示機能不要時に
は、液晶ディスプレイ等表示手段の全ての表示を行わせ
ないようにすることによって、上記バックアップ用電源
電池の寿命を可及的に延命させるようにした電気炊飯器
を提供することを目的とするものである。
的を達成するために、それぞれ次のような有効な課題解
決手段を備えて構成されている。
熱手段と、該加熱手段の加熱出力を制御するマイコン式
の加熱制御手段と、所定の表示面に時計表示その他各種
の表示を行う表示手段と、電源コンセントが接続されて
いない非給電状態において、上記表示手段に電源を供給
するバックアップ用の電源電池とを備えてなる電気炊飯
器において、当該電気炊飯器の組立検査終了後に少なく
とも上記表示手段の表示動作を完全にOFFにする電池
延命制御モードを実行し、それによって上記バックアッ
プ用電源電池の電力消費量を低減する一方、その後同制
御モード解除の条件が成立したときに、再び上記表示手
段の表示動作を行わせる電池延命制御手段を設けたこと
を特徴としている。
制御手段の電池延命制御モードにより、当該電気炊飯器
の組立検査終了後に、少なくとも上記表示手段の時計表
示を含む全ての表示動作がOFFにされる。したがっ
て、在庫状態における上記バックアップ用電源電池の電
力消費量が低減され、その寿命が延びることになる。
解除の条件が成立したときには、同制御モードによる上
記表示手段の完全なOFF状態が解除されて、上記表示
手段の時計表示等必要な所定の情報の表示動作を行わせ
る。
おいて、上記電池延命制御手段による電池延命制御モー
ドは、所定の操作スイッチの操作によって設定されるよ
うに構成されていることを特徴としている。
することができる。
構成において、上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードは、ユーザーによる操作によっても設定できる
ように構成されていることを特徴としている。
をもOFFにする電池延命制御モードを、製品がユーザ
ーに渡った後にも必要に応じて設定できるようにして置
くと、例えば旅行に出るなどしてユーザーが長期間家を
留守にする時などにも、同制御モードに設定し、電源コ
ンセントを抜いて置きさえすれば、商用電源電力、バッ
クアップ用電源電池電力の両方の電力を有効に節約する
ことができるようになる。
明の構成において、上記電池延命制御手段による電池延
命制御モードは、設定後所定時間内は、如何なる解除条
件の成立によっても解除できないように構成されている
ことを特徴としている。
製品在庫期間は、時間的に見て相当の長時間に亘る。
上記電池延命制御モードの設定が解除されたのでは、折
角の電源電池の消費電力低減効果が低くなる。
に対応した所定時間内は、上記電池延命制御モードの解
除を行えないようにしておくのが好ましい。
の発明の構成において、上記電池延命制御手段による電
池延命制御モードの解除条件は、電源コンセントが接続
されたことであることを特徴としている。
合にも、修理や不具合の調整が必要な場合がある。
ンセントが電源回路に接続されるので、これをトリガー
として上記電池延命制御モードを解除し、時計表示等の
必要な表示(又は全ての表示)を復帰させて、適正な修
理、調整を行えるようにする。
記バックアップ用の電源電池に対する電源負担もなくな
るので、特に寿命を短縮することにはならない。
の発明の構成において、上記電池延命制御手段による電
池延命制御モードの解除条件は、実際の炊飯工程の全工
程が完了したことであることを特徴としている。
その吸水、炊き上げ加熱から沸とう維持、むらし(さら
には保温)までの全工程が完了したということは、明ら
かに製品の在庫時間が過ぎて、ユーザーの手に渡り、少
なくとも第1回目の使用がなされたことを示す。
示その他の各種の情報の表示が必要とされるから、上記
電池延命制御モードの設定を解除して、通常の表示制御
モードに移行させる。
の発明の構成において、上記電池延命制御手段による電
池延命制御モードの解除条件は、実際の炊飯工程の全工
程が何らの異常もなく完了したことであることを特徴と
している。
整を行う場合、ケースによっては空炊き状態で炊飯加熱
に近い加熱を行うことがある。
程での加熱とは異なって、未だ在庫状態と同様であるの
で、特に時計等の表示が必要とされない限り、上述の電
池延命制御モードはそのまま継続させる。
の発明の構成において、上記電池延命制御手段による電
池延命制御モードの解除条件は、内鍋の温度を検出する
温度センサが、沸とう温度を所定時間以上検出したこと
であることを特徴としている。
れると、当然ながら、炊飯開始後、所定時間以上の沸と
う維持工程を経て、炊飯が終了する。
沸とう温度の加熱で行われる沸とう維持工程の継続時間
を確認することによっても、当該製品が在庫時間を過ぎ
て、ユーザーの手に渡ったことを判断することができ
る。
の発明の構成において、製品検査ラインにおける炊き上
げ工程検査は、実際の炊飯工程の操作方法とは異なる操
作方法でなされ、その何れの操作方法であるかを基準と
して、上記電池延命制御モードの解除判定がなされるよ
うに構成されていることを特徴としている。
理や調整に必要な炊飯加熱をユーザーの手に渡った後の
炊飯加熱と区別できるようにし、後者の場合にのみ、電
池延命制御モードを解除する方法として有効となる。
の組立検査終了後、ユーザーの手に渡るまでの相当に長
い在庫時間内の無駄なバックアップ用電源電池の消費電
力を低減して、その使用寿命を有効に延長することがで
きる。
をも長くすることが可能となる。
形態に係る時計等表示機能を備えたマイコン式電気炊飯
器の炊飯器本体の全体的な構成および同炊飯器本体の操
作パネル部、マイコン基板部、内部制御回路部の構成、
並びにバックアップ用電源電池延命制御の内容をそれぞ
れ示している。
ン式電気炊飯器は、その炊飯器本体側において例えば内
鍋3として電磁誘導の可能な磁性金属板よりなるものが
採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱
手段として、合成樹脂製の保護枠(内ケース)4を介し
て当該内鍋3の底壁部3aから側壁部3bの略全体を包
み込むように当該内鍋3の底壁部3aの中央部側と側方
部側、および側壁部3bの下方側の3ケ所の全周に対応
する3組のワークコイルC1,C2,C3が設けられ、ま
た当該内鍋3に対する保温時の加熱手段として、当該内
鍋3の側壁部3bの上方側全周に対応する保温ヒータH
1が設けられている。そして、それらをマイコン制御ユ
ニット32によって適切に駆動制御することによって適
切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになってい
る。
約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニュー
に対応した加熱パターンの操作設定は、当該電気炊飯器
本体Aの前面側操作パネル部20に設けられた各種入力
スイッチ群22a〜22hを介してユーザーにより行わ
れ、その設定内容に応じて最終的に上記ワークコイルC
1〜C3および保温ヒータH1、肩ヒータH2が制御される
ようになっている。
は、炊飯、保温の各メニュー、並びに現在時刻等の時計
表示および炊飯完了までの残時間表示その他の必要事項
を表示する液晶表示面21が設けられている。この液晶
表示面21は、上記操作パネル部20の内側にあるマイ
コン基板6B上に設けられている液晶ディスプレイ(液
晶ディスプレイ装置)31のディスプレイ画面によって
構成されている。
板は、例えば図1に示すように、IGBT等ワークコイ
ルC1〜C3の電力制御部品を備えた制御基板6Aと、上
記のマイコン基板6Bとからなっており、上記マイコン
基板6Bは、さらに例えば図3に示すように、上記各種
入力スイッチ群22a〜22hおよび液晶ディスプレイ
31等を備えた操作基板61部分とマイコン制御ユニッ
ト32および液晶ディスプレイ31それぞれのバックア
ップ駆動用の電源電池45および定格出力可変抵抗46
等を備えたマイコン用電源基板62部分とからなってい
る。
該製品の組立検査終了後は、その製品在庫状態(ユーザ
ーに渡るまでの状態)においては、後述するような上記
バックアップ用電源電池45の寿命を長持ちさせるため
の電池延命制御モードによるOFF駆動制御が行われる
ようになっており、従来の時計表示(図7参照)までも
が消灯されるようになっている。この電池延命制御は、
後述するマイコン制御ユニット32の電池延命制御手段
によってなされる。そして、同制御手段による上記電池
延命制御モードは、その設定操作スイッチが、例えば後
述するように取消・節電兼用スイッチ22cとして従来
の取消スイッチと兼用されており、同スイッチ22cを
5秒間以上続けてON操作した時に設定されるようにな
っている。
該電気炊飯器の炊飯器本体は、例えば図1に示すよう
に、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能
な例えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋
(飯器ないし保温容器)3と、該内鍋3を任意にセットし
得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の保護枠
(内ケース)4と、該保護枠(内ケース)4を保持する
外部筺体である有底筒状の外ケース1と、該外ケース1
と上記保護枠(内ケース)4とを一体化して形成された
炊飯器器体Aの上部に開閉可能に設けられた蓋ユニット
(蓋)2とから構成されている。
部)4aの下方側にはコイル台7が設けられ、その上部
には、フェライトコアを介し、上記内鍋3の底壁部(底
部)3aの中央部と側方部および内鍋3の側壁部3bの
各位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された3
組のワークコイルC1,C2,C3が、それぞれ内鍋3の
底壁部3aから側壁部3bに到る略全体を包み込むよう
に設けられており、それらにより通電時には内鍋3の略
全体にうず電流を誘起して、その全体を略均一に加熱す
るようになっている。そして、該ワークコイルC1,
C2,C3は、それぞれ相互に直列に接続されている。そ
して、その一端は、整流回路35および平滑回路(平滑
コンデンサ36)を介したワークコイル駆動回路の電源
ラインに、また他端は同回路中のIGBT(パワートラ
ンジスタ)37にそれぞれ接続されている(図4参
照)。
方部には、保温時において加熱手段として機能する保温
ヒータH1が設けられており、保温時において上記内鍋
3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。
イル台7の前方部側には、図4に示すワークコイルC
(C1,C2,C3)、保温ヒータH1、肩ヒータH2等を
駆動制御するIGBT37や保温ヒータ,肩ヒータ駆動
回路33,24、マイコン制御ユニット32、電源電圧
整流用のダイオードブリッジよりなる整流回路35、平
滑回路(平滑コンデンサ36)などを備えた制御基板6
Aおよび制御基板収納ボックス5Aが上下方向に立設状
態で設けられている。
で形成された上下方向に筒状のカバー部材1aと、該カ
バー部材1aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材
11と、上記カバー部材1aの下端部に一体化された合
成樹脂製の底部材1bとからなり、かつ上記保護枠(内
ケース)4の底壁部4aとの間に所定の広さの断熱およ
び通風空間部を形成した全体として有底の筒状体に構成
されている。そして、該外ケース1の前面部上方には、
例えば図2に示すような形状の操作パネル部20が設け
られている。該操作パネル部20のパネル面には、中央
に十分に広く大きな表示面積をもつ液晶表示面21が、
また、その外周囲には炊飯スイッチ22a、タイマー予
約スイッチ22b、取消・節電兼用スイッチ22c、保
温スイッチ22d、再加熱スイッチ22e、メニュー選
択スイッチ22f、時スイッチ22g、分スイッチ22
h等の各種入力スイッチ(タッチキーのタッチ部)が設
けられている。また、上記肩部材11の肩部内周側に
は、肩ヒータH2が設けられている。
部20の内側部分(裏側空間)には、上記制御基板6A
の上端側位置から斜め前方に下降傾斜する状態で、上述
のマイコン基板6Bが傾斜設置されている。このマイコ
ン基板6Bは、例えば図3に示すように、液晶ディスプ
レイ31、炊飯スイッチ22a、タイマー予約スイッチ
22b、取消・節電兼用スイッチ22c、保温スイッチ
22d、再加熱スイッチ22e、メニュー選択スイッチ
22f、時スイッチ22g、分スイッチ22h等の各種
入力スイッチ(タッチキーの動作機構部)が設けられた
操作基板部61と、その下方側にあって、円形をなすマ
イコン制御ユニット32および液晶ディスプレイ31バ
ックアップ駆動用の電源電池45、ワークコイルの定格
出力(定格加熱出力)の調節設定用の可変抵抗46等を
有するマイコン用電源基板部62とからなっており、そ
れらは中間のスリット部を基準として相互に分割されて
も良いように、ジャンパー線等で接続されている。そし
て、これらは設置形態によっては、例えば上記中間のス
リット部位置で相互に分割して設置固定される(なお図
1では、そのまま設置している)。
ケース)4下方側のコイル台7の中央部には、上下方向
に同心状に貫通したセンタセンサ収納空間部が形成され
ており、該センタセンサ収納空間部中に上下方向に昇降
自在な状態で、かつ常時コイルスプリングにより上方に
上昇付勢された状態で内鍋温度検知センサ(図4中の
S)および内鍋検知スイッチ(図4中のLS)を備えた
センタセンサが設けられている。
ットであり、該蓋ユニット2は、その外周面を構成する
合成樹脂製の外カバー12と、該外カバー12と内枠1
4との間に設けられた金属製の断熱構造体13と、該断
熱構造体13の内側にパッキン17を介して設けられた
金属製の内カバー15と、該内カバー15の下方に設け
られた金属製の放熱板16とによって内側が中空の断熱
構造体に形成されている。また、上記断熱構造体13は
上下2枚の金属板13a,13bを閉断面構造に対向さ
せて一体化することにより形成されている。
の肩部材11に対してヒンジ機構を介して回動自在に取
付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2の
所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉
を行うロック機構18が設けられている。
は、上記内鍋3は、上記3組のワークコイルC1,C2,
C3の駆動によりその底壁部3aから側壁部3b側にか
けて略全体が均一に発熱し、例えば内鍋3内の水に浸さ
れた飯米が断熱部として作用する吸水工程などにおいて
も内鍋3の上部側をもムラなく加熱して略全体に均一な
吸水性能を可能にするとともに、炊飯量が多い時などに
も内鍋3の全体を略均一に加熱して加熱ムラなく効率良
く炊き上げることができる。また、沸騰工程以降の水分
がなくなった状態における内鍋3の底壁部3aの局部的
な熱の集中を防止して焦げ付きの発生を防止することが
できる。次に、保温時には、上記内鍋3の側壁部3bに
対応して設けられた上記保温ヒータH1および肩ヒータ
H2の駆動により、内鍋3の底壁部3aから側壁部3b
および上方部の全体が適切な加熱量で均一に加熱されて
加熱ムラのない保温が実現される。
ニット32には、上記各入力スイッチ22a〜22hを
介して入力されたユーザーの指示内容を判断する所望の
認識手段が設けられており、該認識手段で認識されたユ
ーザーの指示内容に応じて所望の炊飯又は保温機能、所
望の炊飯又は保温メニュー、それら炊飯又は保温メニュ
ーに対応した所定の加熱出力、加熱パターンを設定し
て、その炊飯加熱制御手段又は保温加熱制御手段として
のマイコン制御ユニット32を適切に作動させて所望の
炊飯又は保温を行うようになっている。
ッチ22a〜22hを使って炊飯又は保温、タイマー予
約、予約時刻設定、白米、早炊、玄米、おかゆ、炊き込
み、おこわ、無洗米、雑炊、ピラフ、蒸し等各種メニュ
ーの炊き分け、通常保温又は低温保温その他の各種の炊
飯又は保温機能の選択設定内容を入力すれば、それに対
応した機能内容が当該マイコン制御ユニット32内の上
記認識手段を介して炊飯および保温加熱パターン等設定
部に自動的に設定入力され、対応する炊飯又は保温加熱
制御が所望の制御パターンで適切になされるようにな
る。
電池延命制御モード設定機能および電池延命制御機能が
設けられており、上述した取消・節電兼用スイッチ22
cが5秒間以上ON操作されると、それに対応して同延
命制御モードが設定され、例えば後に述べる図5のフロ
ーチャートに示すような電池延命制御が行われるように
なっている。
に、図4は、上述のように構成された炊飯器本体側の炊
飯および保温制御並びに電池延命制御等、必要な各種の
制御を行うマイコン制御ユニット32を中心とする制御
回路部分の構成を示す。
御手段および保温加熱制御手段、電池延命制御手段とし
ての機能に加え、内鍋温度判定手段、内鍋検知手段、ブ
ザー報知手段としての機能を備えたマイコン制御ユニッ
ト(CPU)であり、該マイコン制御ユニット32は、
マイクロコンピュータを中心として構成され、例えば内
鍋3の温度検知回路部、内鍋3の検知回路部、ワークコ
イル駆動制御回路部、発振回路部、リセット回路部、保
温ヒータおよび肩ヒータ等駆動制御回路部、停電検知回
路部、ブザー報知部、電源回路部等を各々有して構成さ
れている。
ンタセンサ部の内鍋温度検知センサS、内鍋検知スイッ
チLSに対応して設けられた温度検知回路43および鍋
検知回路44には、例えば上記内鍋温度検知センサSに
よる内鍋3の底壁部3aの温度検知信号、内鍋検知スイ
ッチLSによる鍋検知信号がそれぞれ入力されるように
なっている。
は、例えばパルス幅変調回路(PWM回路)41、同期
トリガー回路40、IGBT駆動回路42、IGBT3
7、共振コンデンサ38によって形成されている。そし
て、上記マイコン制御ユニット32のワークコイル駆動
制御回路部により、上記パルス幅変調回路41を制御す
ることにより、例えば炊飯工程に応じて上記ワークコイ
ルC(C1,C2,C3)の出力値および同出力値でのO
Nデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適
切に変えることによって、炊飯工程の各工程における内
鍋3の加熱温度と加熱パターンを炊飯量を考慮して適切
に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのな
い御飯の炊き上げを実現するための適切な出力制御が行
われるようになっている。
ータ駆動制御回路部および肩ヒータ駆動制御回路部によ
り、それぞれ保温ヒータ駆動回路33および肩ヒータ駆
動回路34を制御することにより、例えば保温又は炊飯
工程に応じて上記保温ヒータH1、肩ヒータH2の出力値
および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/
16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、保温又
は炊飯工程の各工程における内鍋3の加熱温度と加熱パ
ターンとを炊飯量を考慮して適切に可変コントロールす
るための適切な出力制御が行われるようになっている。
入力スイッチ部であり、同スイッチの必要なものが適切
に操作されると、上記マイコン制御ユニット32側の認
識手段によってユーザーの指示内容が認識され、その認
識内容に応じて所望の炊飯又は保温加熱パターンを設定
して上記炊飯加熱制御手段又は保温加熱制御手段を適切
に作動させて所望の炊飯又は保温を行うようになってい
る。
22a〜22hを使用して炊飯又は保温、タイマー予
約、予約時刻設定、白米又は玄米、早炊、おかゆ、かた
め又はやわらかめ、すしめし、炊き込み等の炊き分け、
通常保温又は低温保温等の各種の炊飯又は保温機能の選
択設定内容を入力すれば、それに対応した機能内容が当
該マイコン制御ユニット32の上述した認識手段を介し
て炊飯又は保温加熱パターン設定部に自動的に設定入力
され、対応する炊飯又は保温加熱制御が適切になされ
る。
ザー報知部、21は液晶ディスプレイ31の液晶表示面
である。この実施の形態の場合、上記液晶表示面21に
は、少なくとも電源コンセントが接続されている給電状
態では、上記入力スイッチ22a〜22hのON操作に
対応して、例えば図2に示すような所望のメニューや時
刻等の必要事項が多数表示され、以後設定内容に応じて
必要な表示が取捨選択されて行くようになっている。
るために、要旨である上述のバックアップ用の電源電池
45のみを示し、上記マイコン制御ユニット32側への
メイン電源であるAC電源30側からの定電圧電源回路
は省略して示している。
御)次に図5のフローチャートは、上述のバックアップ
用電源電池45の延命制御モードの設定および延命制御
の内容を示している。
S1,S2で、当該電気炊飯器の組立および検査工程が終
了し、かつ上述した電池延命制御モードを設定する節電
スイッチ(取消兼用)22cがON(5秒間以上)にな
っているか否かを判定する。そして、それらの判定結果
が、共にYESの時に初めてステップS3に進んで、上
述した電池延命制御モードを設定するとともに対応する
「電池延命モード制御」を開始し、続くステップS4で
具体的に上述した液晶ディスプレイ31を完全にOFF
状態に制御して上記液晶表示面21の「時計表示」をも
消灯させる。そして、それによって、上記バックアップ
用電源電池45の電力消費量を可及的に節約する(電源
の供給を、最低限必要なマイコン側メモリ部のみに限定
する)。
り電源コンセント(電源プラグ部)がON、つまり電源
回路に電源が入力されたか否かを判定し、YESの時は
続くステップS6に進んで上述の液晶ディスプレイ31
を駆動し、上記一旦消灯した「時計表示」等を改めて点
灯させる一方、NOの時はステップS6に進んで、その
まま当該「時計表示」をも消した上記液晶ディスプレイ
31自体がOFFの「電池延命モード制御」を継続す
る。この状態は、該ステップS6から、上述のステップ
S3,S4,S5を介して、ステップS5で少なくとも電源
コンセントがONにされたことが判定されない限り、繰
り返し続けられる。従って、製品在庫状態においては、
少なくとも特別な修理が必要であるなどとして、電源コ
ンセントがONにされない限り、確実に上記液晶表示面
21の「時計表示」も消灯されて、確実なバックアップ
用電源電池45の使用寿命の延命が図られる。
ンセントがONになったと判定された場合には、上述の
ような製品在庫状態での修理等の場合に限らず、当該製
品がユーザー側に渡り、実際に炊飯又は保温が行われて
いる場合もある。
がONになり、それに対応してステップS6で少なくと
も「時計表示」が点灯された場合には、さらにステップ
S7に進んで、再度取消・節電兼用スイッチ22cがO
N操作されたか否かを判定し、同取消・節電兼用スイッ
チ22cが一応ON操作されたYESの時には、さらに
ステップS8に進んで、そのON操作はON操作時間が
5秒間以上連続した節電スイッチとしてのON操作であ
るか否かを判定し、NOの時は、再びステップS 6に戻
って「時計表示」の点灯状態を継続させる。一方、同取
消・節電兼用スイッチ22cのON操作時間が5秒間以
上連続した節電スイッチとしてのものである場合には、
当該ON操作が2度目のものであり、電池延命制御モー
ドの解除を意図するものであると判断し、ステップS9
に進んで、上記電池延命モードの設定を解除し、通常の
表示動作に進む。
節電兼用スイッチ22cが全くON操作されていないN
Oの時は、さらにステップS10,S11に進んで、炊飯開
始スイッチ22aがON操作されて実際に炊飯が開始さ
れ、かつ当該炊飯開始後30分以上経過したか否か、つ
まり在庫中における特別な修理中の短時間内の空炊き加
熱であるか、ユーザーの手に渡った実際の炊飯時のもの
であるかを、判定する。
炊飯が開始され、かつ同炊飯を開始してから少なくとも
30分以上の加熱状態が継続された実際にユーザーによ
る炊飯が実行されていると予想される場合は、略製品が
ユーザーに渡ったものと判断されるが、さらに確実性を
高めるために、続くステップS12で、その後、さらに炊
き上げ検知が行われたか否か(つまり、炊飯工程の略全
工程が異常なく行われた否か)を判定し、YESとなっ
た時に初めてステップS9に進んで上記電池延命制御モ
ードの設定を解除する一方、NOの時にはステップS13
に進んで、なお上記「電池延命モード制御」を継続す
る。また、上記ステップS11で炊飯開始後30分以上経
過していないNOの時もステップS14に進んで、同様に
「電池延命モード制御」が継続される。
S10の炊飯開始判定において、NOの時は、順次ステッ
プS15,S16,S17に進んで、すでに保温工程にある
か、内鍋3の温度が72℃以上の通常保温温度状態であ
るか、さらには保温工程に移行し、かつ72℃保温され
てから60分以上経過している保温継続状態であるか否
かを各々判定し、それぞれYESと判定された時には、
ユーザーの使用による保温であると判定して上述のステ
ップS9に進んで、実際にユーザーによる炊飯が行われ
た場合同様、上記の電池延命制御モードの設定を解除す
る。
に使用が開始された場合にも対応することができる。
の場合、また保温工程ではあっても72℃以上の通常保
温状態でないステップS16でNOの場合には、それぞれ
「時計表示」を点灯させて、再度上記ステップS6以下
の制御を行う。
工程に入り、かつ72℃以上の保温状態ではあっても、
上記ステップS17でNOの保温工程に入ってから60分
以上経過していない時は、ユーザーの使用ではなく、製
品検査上での保温加熱の場合であることも考えられるの
で、さらにステップS18に進んで、上記「電池延命制御
モード」を継続して上記バックアップ用電源電池45の
消費電力の節約を図る。
では、当該電気炊飯器の組立検査終了後に、少なくとも
上記液晶ディスプレイ31の表示動作を完全にOFFに
する電池延命制御モードを実行し、それによって上記バ
ックアップ用電源電池45の電力消費量を可及的に低減
する一方、その後所定の同制御モード解除の条件が成立
したときに、再び上記液晶ディスプレイ31の表示動作
を行わせる電池延命制御手段を設けたことを特徴として
いる。
イコン制御ユニット32中のプログラムにより構成され
る上記電池延命制御手段の電池延命制御モードにより、
当該電気炊飯器の組立検査が終了すると、少なくとも上
記液晶ディスプレイ31の時計表示を含む全ての表示動
作がOFFにされる。したがって、在庫状態における上
記バックアップ用電源電池45の電力消費量が低減さ
れ、その寿命が延びることになる。
解除の条件が成立したときには、同制御モードによる上
記液晶ディスプレイ31の完全なOFF状態が解除され
て、時計表示等必要な所定の情報の表示が行われる。
延命制御モードは、所定の操作スイッチ、例えば取消ス
イッチを兼用した取消・節電兼用スイッチ22cの異な
るスイッチ操作によって設定されるように構成されてい
る。
する通常のワンタッチ方式でのON操作を行うと本来の
取消スイッチ機能が実現されるが、他方同スイッチ22
cを5秒間以上押し続けると、電池延命制御モード設定
機能が実現されるようになっている。したがって、その
設定操作は容易であり、スイッチの数も1個で足りる。
のものとすることもできる。
延命制御モードは、組立検査終了時だけでなく、必要に
応じて、例えばユーザーによる操作によっても設定でき
るように構成してもよい。
FFにする電池延命制御モードを、例えば製品がユーザ
ーに渡った後にも必要に応じて設定できるようにして置
くと、例えば旅行に出るなどしてユーザーが長期間家を
留守にする時などにも、同制御モードに設定し、電源コ
ンセントを抜いて置きさえすれば、商用電源電力、バッ
クアップ用電源電池電力の両方の電力を有効に節約する
ことができるようになる。
命制御モードは、上記設定後所定時間内は、如何なる解
除条件の成立によっても解除できないように構成するこ
とも可能である。
に渡るまでの製品在庫期間は、時間的に見て相当の長時
間に亘る。
上記電池延命制御モードの設定が解除されたのでは、折
角の電源電池45の消費電力低減効果が低くなる。
間に対応した所定設定時間内は、上記電池延命制御モー
ドの解除を行えないようにして置くのが好ましい。
延命制御手段による電池延命制御モード自体の解除の条
件は、上述のように先ず電源コンセントが接続されて電
源回路に電源が供給され、さらに同状態において所定の
操作ないし処理が行われたことを必要とするように構成
している。
了した場合にも、修理や不具合の調整が必要な場合があ
る。
ンセントが電源回路に接続されて電源が入力されるの
で、これをトリガーとして一旦上記液晶ディスプレイ3
1を駆動することは、修理面からも必要である。しか
し、そのような工場内での修理は、通常の場合、短時間
で終了するので、上記電池延命制御モードまでを解除す
る必要はない。従って、これらの場合を除くためにも、
上記電源コンセントの接続に加えて、それ以外の所定の
操作ないし処理が行われて、確実に製品がユーザー側に
渡ったことが確認された時に始めて上記電池延命制御モ
ードを解除し、時計表示等の必要な表示(又は全ての表
示)を復帰させて、以後の適正な使用を行えるようにし
ている。
れに対応して時計表示等を点灯させるようにしている
が、電源の入力により上記バックアップ用の電源電池に
対する電源負担もなくなるので、特に寿命を短縮するこ
とにはならない。
延命制御モードの解除条件としての上記所定の操作ない
し処理は、例えば実際の炊飯工程の全工程が完了したこ
とであることを特徴としている。
その吸水、炊き上げ加熱から沸とう維持、むらし(さら
には保温)までの全工程が完了したということは、明ら
かに製品の在庫時間が過ぎて、ユーザーの手に渡り、少
なくとも第1回目の使用がなされたことを示す。
示その他の各種の情報の表示が必要とされるから、上記
電池延命制御モードの設定を解除して、通常の表示制御
モードに移行させる。
は、例えば製品検査ライン上での検査炊飯との区別のた
めに、全工程が何らの異常もなく完了したことであると
いうようにしてもよい。
整を行う場合、ケースによっては空炊き状態で炊飯加熱
に近い加熱を行うことがある。
程での加熱とは異なって、未だ在庫状態と同様であるの
で、特に時計等の表示が必要とされない限り、上述の電
池延命制御モードはそのまま継続させるようにする。
延命制御モードの解除条件としての所定の操作ないし処
理は、上記の他に内鍋の温度を検出する温度検知センサ
Sが、沸とう温度を所定時間以上検出したことであると
してもよい。
れると、当然ながら、炊飯開始後、所定時間以上の沸と
う維持工程を経て、炊飯が終了する。
て上記沸とう温度の加熱で行われる沸とう維持工程の継
続時間を確認することによっても、当該製品が在庫時間
を過ぎて、ユーザーの手に渡ったことを判断することが
できる。
品検査ラインにおける炊き上げ工程検査を、実際の炊飯
工程の操作方法とは異なる操作方法で行うようにし、そ
の何れの操作方法であるかを基準として、上記電池延命
制御モードの解除判定を行うように構成することもでき
る。
終了後の修理や調整に必要な炊飯加熱をユーザーの手に
渡った後の実際の炊飯加熱と区別できるようにし、後者
の場合にのみ、電池延命制御モードを解除する方法とし
て有効となる。
によると、製品の組立検査終了後、ユーザーの手に渡る
までの相当に長い在庫時間内の無駄なバックアップ用電
源電池45の消費電力を低減して、その使用寿命を有効
に延長することができる。
をも長くすることが可能となる。
略全体的な構成を示す一部切欠側面図である。
作パネル部分の拡大図である。
構成を示す図である。
ユニットを中心とする制御回路部分のブロック図であ
る。
池延命制御の内容を示すフローチャートである。
時の表示状態を示す図である。
トOFF時の表示状態を示す図である。
ス、6Aは制御基板、6Bはマイコン基板、21は液晶
表示面、31は液晶ディスプレイ、32はマイコン制御
ユニット、45はバックアップ用電源電池である。
Claims (9)
- 【請求項1】 内鍋と、該内鍋を加熱する加熱手段と、
該加熱手段の加熱出力を制御するマイコン式の加熱制御
手段と、所定の表示面に時計表示その他各種の表示を行
う表示手段と、電源コンセントが接続されていない非給
電状態において、上記表示手段に電源を供給するバック
アップ用の電源電池とを備えてなる電気炊飯器におい
て、当該電気炊飯器の組立検査終了後に少なくとも上記
表示手段の表示動作を完全にOFFにする電池延命制御
モードを実行し、それによって上記バックアップ用電源
電池の電力消費量を低減する一方、その後同制御モード
解除の条件が成立したときに、再び上記表示手段の表示
動作を行わせる電池延命制御手段を設けたことを特徴と
する電気炊飯器。 - 【請求項2】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードは、所定の操作スイッチの操作によって設定さ
れるように構成されていることを特徴とする請求項1記
載の電気炊飯器。 - 【請求項3】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードは、ユーザーによる操作によっても設定できる
ように構成されていることを特徴とする請求項1又は2
記載の電気炊飯器。 - 【請求項4】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードは、設定後所定時間内は、如何なる解除条件の
成立によっても解除できないように構成されていること
を特徴とする請求項1,2又は3記載の電気炊飯器。 - 【請求項5】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードの解除条件は、電源コンセントが接続されたこ
とであることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載
の電気炊飯器。 - 【請求項6】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードの解除条件は、実際の炊飯工程の全工程が完了
したことであることを特徴とする請求項1,2,3又は
4記載の電気炊飯器。 - 【請求項7】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードの解除条件は、実際の炊飯工程の全工程が何ら
の異常もなく完了したことであることを特徴とする請求
項1,2,3又は4記載の電気炊飯器。 - 【請求項8】 上記電池延命制御手段による電池延命制
御モードの解除条件は、内鍋の温度を検出する温度セン
サが、沸とう温度を所定時間以上検出したことであるこ
とを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の電気炊飯
器。 - 【請求項9】 製品検査ラインにおける炊き上げ工程検
査は、実際の炊飯工程の操作方法とは異なる操作方法で
なされ、その何れの操作方法であるかを基準として、上
記電池延命制御モードの解除判定がなされるように構成
されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記
載の電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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---|---|---|---|---|
JP2008272143A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
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2002
- 2002-03-18 JP JP2002074054A patent/JP3627713B2/ja not_active Expired - Fee Related
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