JP2003264940A - インバータ装置及び電力消費システム - Google Patents

インバータ装置及び電力消費システム

Info

Publication number
JP2003264940A
JP2003264940A JP2002063968A JP2002063968A JP2003264940A JP 2003264940 A JP2003264940 A JP 2003264940A JP 2002063968 A JP2002063968 A JP 2002063968A JP 2002063968 A JP2002063968 A JP 2002063968A JP 2003264940 A JP2003264940 A JP 2003264940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
circuit
inverter
inverter device
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002063968A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujimoto
洋 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2002063968A priority Critical patent/JP2003264940A/ja
Publication of JP2003264940A publication Critical patent/JP2003264940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部電力供給側に供給停止等の問題が発生し
た場合でも電力負荷側の良好な動作を維持できるインバ
ータ装置を得る。 【解決手段】 交流を直流に変換するコンバータ回路5
と、前記コンバータ回路5で得られる直流を直流回路6
を経てインバータ回路7に送り、前記インバータ回路7
により交流に変換可能なインバータ装置1を構成する
に、直流回路6より電力を取り出して貯蔵する電力貯蔵
装置62を備え、コンバータ回路5への入力である交流
電力の供給停止時に、前記電力貯蔵装置62より、前記
直流回路6へ電力を放出する電力放出装置63を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流を直流に変換
するコンバータ回路と、このコンバータ回路で得られる
直流を直流回路を経てインバータ回路に送り、インバー
タ回路により交流に変換可能なインバータ装置に関する
ととともに、このようなインバータ装置を設備する電力
消費システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コージェネレーション設備等において
は、図3に示す様に、消費サイトに備えられるガスエン
ジン発電機(発電設備の一例)3、4と連系して、イン
バータ装置1を介して、外部電力(商用電力)が受電さ
れ、共通の電力負荷に電力を供給する手法が取られる。
【0003】一般に、電力負荷はエンジン発電機の定格
より大きく、その不足分を商用電力で補う。商用電源と
の連系において、インバータ装置1が介挿される理由
は、商用電力のトラブル時に逆潮流を発生させない為で
ある。この手法は、コンバータに逆阻止型のものを使用
することにより安価に実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電力負
荷は通常のエンジン負荷より大きいため、商用電力側が
停電した時、エンジンが過負荷でトリップしたり、電力
負荷にパソコン等がある場合は、これが暴走して被害が
拡大する。本願の目的は、このような電力供給側に供給
停止等の供給異常が発生した場合でも電力負荷側の動作
を良好に維持できるインバータ装置を得ることにある。
但し、通常の停電の殆どは、数秒以内に回復する所謂瞬
間停止や電圧低下であるため、この種の状況に対応でき
れば良い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によるインバータ装置の特徴構成は、請求項1
に記載されているように、直流回路より電力を取り出し
て貯蔵する電力貯蔵装置を備え、前記コンバータ回路へ
の入力である交流電力の供給異常時に、前記電力貯蔵装
置より、直流回路へ電力を放出する電力放出装置を備え
ることにある。
【0006】この装置にあっては、正常に交流電力の供
給が行われる状況で、電力貯蔵装置に電力を貯えてお
き、交流電力の供給停止時に、これを直流回路側へ放出
することが可能となり、交流電力の供給が途絶えた場合
にあっても、これに対応することができる。
【0007】さて、上記の構成を採用するに、請求項2
に記載されているように、前記電力貯蔵装置の貯蔵部分
がパワーキャパシタであり、貯蔵電圧が、正常な受電状
態での前記直流回路の電圧より高く設定されていること
が、好ましい。
【0008】パワーキャパシタを採用するとともに、そ
の貯蔵電圧を高くすることで、大電力の貯蔵が可能とな
り、貯蔵設備の利用効率を高くすることができる。
【0009】さらに、請求項3に記載されているよう
に、正常な受電状態における前記直流回路の電圧から
の、前記直流回路の電圧低下に基づいて、前記交流電力
の供給異常を検知する構造を採用することが好ましい。
【0010】インバータ装置を介して、その下手側に電
力負荷が、さらにこの電力負荷に別系統から電力を供給
する電力供給設備が設備されている場合、電力供給設備
の発電能力を上まわる電力負荷状況は、直流回路におけ
る電圧降下として現れる。この場合、インバータ装置へ
の交流供給が不足しているのであるが、一時的な電力供
給設備と電力負荷とのアンバラスの解消という点からす
ると、直流回路の電圧降下をもって、この状況を検出す
ることが迅速且つ確実であり、本願のような電力貯蔵装
置側からの電力供給で、この状況に適切に対応でき、結
果的に、本願の目的を、迅速且つ確実に達成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本願の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1には、本願のインバータ装置1を備え
た電力消費設備2が示されている。この設備2は、例え
ば、所謂、発電機3に接続されるガスエンジン4を備
え、発電機3により発生する電力を電力負荷(例えばビ
ルディング内部で消費される電力)に供給し、ガスエン
ジン4の運転により発生する排熱を熱回収して、給湯用
に使用する、コジェネレーション設備である。
【0012】この設備2にあっては、前記電力負荷に対
して、独立の発電設備である前記ガスエンジン4及びそ
れに連結された発電機3が備えられるとともに、外部か
ら商用電力の供給を受ける構成とされる。ここで、外
部、商用電力は、前記発電機3で発電される電力の不足
分を補うものとされている。
【0013】さて、内部電力系統Iと外部系統Oとの系
統連結部に、本願のインバータ装置1が備えられる。装
置1は、コンバータ回路5と、このコンバータ回路5に
直流回路6を経て接続されるインバータ回路7を備えて
構成されており、直流回路6に、平滑コンデンサ8が備
えられている。
【0014】図1に示すように、このインバータ装置1
は、その直流回路6に充電装置61を介して接続される
電力貯蔵装置62を備えるとともに、この電力貯蔵装置
62から直流回路6への電力供給を目的とした放電装置
(電力放出装置)63を備えて構成されている。充電装
置61は、その動作状態にあって、直流回路6から電力
の供給を受けて、所定の電圧まで昇圧し、貯蔵装置62
側の電圧が低い場合に、これを充電する。放電装置63
は、その動作状態にあって、前記電力貯蔵装置62に貯
蔵された電力を直流回路6側へ放出する。
【0015】電力貯蔵装置62は、電気二重層キャパシ
タを6ブロック直列接続したものを複数並列接続して、
その主要部(貯蔵部)が構成されており、貯蔵電圧は6
00Vに設定されている。一方、直流回路の電圧は、通
用の141V程度である。上記、充電装置・放電装置6
1、63は、基本的にはチョッパ機能により、昇圧、放
電機能を発揮する。
【0016】前記充電装置・放電装置61、63の動作
を制御するための動作制御装置64が備えられている。
この動作制御装置64により、商用電力側の電力供給状
態(正常な電力供給が行われているかどうかの状態)の
監視が可能とされているとともに、商用電力側で、正常
な電力供給が行われている場合には充電装置61を働か
せ、正常な電力供給が行われず、瞬間停止等が発生した
ことが検知された場合に、放電装置63を動作させるよ
うに構成されている。従って、商用電力側で、瞬間停止
が発生した場合にも、電力負荷への電力供給がおこなわ
れ、問題が発生することはない良好な電力消費システム
が構築されている。
【0017】〔別実施の形態〕 (イ) 上記の実施の形態にあっては、電力放出装置の
動作制御に関し、前記動作制御装置が商用電力側の瞬間
停止を検出した場合に、電力放出装置に動作指令を出す
ものとしたが、図2に示すように、放電装置63側の内
部設定により、自動的に作動するように構成することも
可能である。この場合、放電装置(電力放出装置)63
0を直流回路6の電圧を一定にする機能を備えておき、
その放電設定電圧を停電が無い時の電圧(141V程
度)より少し低く(130V程度)しておく。このよう
にしておくと、商用電力の停電時、即座に放出開始し
て、エンジントリップを防止できる。さらに制御もシン
プルなものとでき信頼性が高くなる。充電側は、先に実
施の形態で説明したとおりである。 (ロ) 上記の実施の形態にあっては、電力貯蔵装置と
して、これが電気二重層キャパシタを主体とするものと
したが、鉛電池等であっても良い。 (ハ) 上記の実施の形態にあっては、本願のインバー
タ装置の設備先として、コジェネレーション設備の場合
を示したが発電専用装置であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願のインバータ装置を設備したシステム例を
示す図
【図2】直流回路の電圧に基づく放電が行われる実施の
形態例
【図3】従来のインバータ装置の設備例
【符号の説明】
1 インバータ装置 2 電力消費設備 3 発電機 4 ガスエンジン 5 コンバータ回路 6 直流回路 7 インバータ回路 8 平滑コンデンサ 61 充電装置 62 電力貯蔵装置 63 放電装置(電力放出装置) 64 動作制御装置 I 内部電力系統 O 外部電力系統

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を直流に変換するコンバータ回路
    と、前記コンバータ回路で得られる直流を直流回路を経
    てインバータ回路に送り、前記インバータ回路により交
    流に変換可能なインバータ装置であって、 前記直流回路より電力を取り出して貯蔵する電力貯蔵装
    置を備え、 前記コンバータ回路への入力である交流電力の供給異常
    時に、前記電力貯蔵装置より、前記直流回路へ電力を放
    出する電力放出装置を備えたインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記電力貯蔵装置の貯蔵部分がパワーキ
    ャパシタであり、貯蔵電圧が、正常な受電状態での前記
    直流回路の電圧より高く設定されている請求項1記載の
    インバータ装置。
  3. 【請求項3】 正常な受電状態における前記直流回路の
    電圧からの、前記直流回路の電圧の低下に基づいて、前
    記交流電力の供給異常を検知する請求項1又は2記載の
    インバータ装置。
  4. 【請求項4】 電力負荷に対して、独立の発電設備を備
    えるとともに、前記発電設備で発電される電力の前記電
    力負荷に対する不足分を、請求項1、2又は3記載のイ
    ンバータ装置から出力される電力で補う電力消費システ
    ム。
JP2002063968A 2002-03-08 2002-03-08 インバータ装置及び電力消費システム Pending JP2003264940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063968A JP2003264940A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 インバータ装置及び電力消費システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063968A JP2003264940A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 インバータ装置及び電力消費システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003264940A true JP2003264940A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002063968A Pending JP2003264940A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 インバータ装置及び電力消費システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003264940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125218A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Tokyo Electric Power Co Inc:The 分散型電源制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125218A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Tokyo Electric Power Co Inc:The 分散型電源制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5517398B2 (ja) 蓄電システム
JP5437707B2 (ja) 重要負荷の自立運転制御システム
JP6790071B2 (ja) 発電システム、パワーコンディショナ、電力制御装置、電力制御方法及び電力制御プログラム
JP6725647B2 (ja) 無停電電源装置
US7307360B2 (en) Uninterruptible power supplies
KR101673717B1 (ko) 연료전지 자동차를 이용한 이동식 발전 시스템 및 그 제어 방법
JP2002171674A (ja) 電力貯蔵型太陽光発電システム
JP5614626B2 (ja) 電力システム
CN109066964A (zh) 飞轮储能与在线式高频双变换ups集成系统、控制方法
JP4763660B2 (ja) 電源システム
JP6306778B2 (ja) 電気エネルギー蓄積装置
JP2004357377A (ja) 分散型発電システム
JP4996017B2 (ja) 受電電力調整装置ならびに自家発電装置およびその制御方法
JP2005237121A (ja) 電力貯蔵機能を備えた太陽光発電システム
JP2012075274A (ja) 無停電電源装置
JP2015033234A (ja) 電源システム
WO2013046685A1 (ja) 電力供給システム及び電力制御方法
JP2010142076A (ja) 蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム
JP2003153448A (ja) 発電システム
JP6391473B2 (ja) 蓄電池システム
JP2009224126A (ja) 電源制御システム
JP2003264940A (ja) インバータ装置及び電力消費システム
JP2001178024A (ja) 非常用電源装置
KR101663445B1 (ko) 에너지저장시스템을 이용한 무정전전원공급장치 및 상기 장치의 동작방법
JP2008228481A (ja) 無停電電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061012