JP2003264558A - イーサネット(登録商標)冗長化システムおよび方法 - Google Patents

イーサネット(登録商標)冗長化システムおよび方法

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JP2003264558A JP2002063944A JP2002063944A JP2003264558A JP 2003264558 A JP2003264558 A JP 2003264558A JP 2002063944 A JP2002063944 A JP 2002063944A JP 2002063944 A JP2002063944 A JP 2002063944A JP 2003264558 A JP2003264558 A JP 2003264558A
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Ryuichi Ikematsu
龍一 池松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イーサネットを基幹系ネットワークとして利
用する際、予備系イーサネットパスが正常の場合には、
正常と判断され、予備系への切替を適切に行うことがで
きるイーサネット冗長化方法およびシステムを実現する
こと。 【解決手段】 イーサネット端末間を二重に接続するイ
ーサネット終端装置にて構成された複数のパスと、両イ
ーサネット端末と複数のパスとの間に設けられ、イーサ
ネット端末を現用系のパスを構成するイーサネット終端
装置に接続し、予備系のパスを構成するイーサネット終
端装置についてはその出力が入力となるように接続し、
現用系のパスに障害があった場合には予備系のパスに切
り替える二重化スイッチと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサネットを用
いてコンピュータ間通信を行う通信方法および通信シス
テムに関し、特に、障害発生に対応して冗長化されたイ
ーサネット冗長化方法およびシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】イーサネットをコンピュータ(特にパソ
コン)間通信として利用する場合には、インターネット
としての統括的なネットワーク監視は行われていなかっ
た。これは、インターネットが元々、Best Effortサー
ビス(帯域に空きがあれば利用できるが、帯域や品質の
保証はしないというサービス)で提供されるものである
ことによる。しかしながら、インターネットを基幹系ネ
ットワークとして利用しようという動きがあり、このよ
うな場合には帯域や品質の保証が必要となる。例えば、
伝送路に障害が発生したときには予備の伝送路に切り替
えて回線の救済を行うプロテクション機能を実現するこ
とが品質を保証するために必要となる。
【0003】SDH(Synchronous Digital Hierarch
y:同期ディジタル・ハイアラーキ)にて行われている
伝送装置の二重化方法では、端末からの入力信号を分岐
して現用系パスと予備系パスに多重化して接続してお
き、現用系パスと予備系パスの選択装置では、現用系パ
スの障害時に予備系パスに切り替えるという方法が行わ
れている。
【0004】図4は従来の二重化装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0005】分岐回路1202は信号S1201を信号S
1204とS1205に分岐し、選択回路1205は入
力される信号S1206とS1207のいずれかを選択し
て信号S1212として出力する。分岐回路1202お
よび選択回路1205はイーサネット端末とイーサネッ
ト終端装置との間に設けられ、選択回路1205は現用
系の信号(例えばS1206)を選択し、現用系の障害
時に予備系の信号(例えばS1207)を選択する。
【0006】伝送路に障害が発生し、端末からのデータ
を一旦終端し、GFP(Generic Framing Procedure)
等の技術によりカプセル化を行って中継区間を転送する
場合には、端末間のデータリンク制御が行えないため、
警報転送用フレームを定義して対向装置に障害発生の通
知を行うことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在のところ、上述し
たようにインターネットは基幹系ネットワークとして利
用されておらず、このため、予備の伝送路に切り替える
ことは行われていない。
【0008】イーサネットでは、イーサネット端末とイ
ーサネット終端装置間でリンクが確立されていることが
これらのイーサネット端末やイーサネット終端装置を含
むパスが正常であるかの判断基準となる。
【0009】上記のSDHの切替方法をそのままイーサ
ネットパスの切替方法に適用すると、現用系が正常であ
る場合、予備系のイーサネット端末とイーサネット終端
装置間でのオートネゴシエーションにおいては、イーサ
ネット終端装置はイーサネット端末からの信号は受信で
きるものの、自身が送信した信号がイーサネット端末と
接続されていないためにオートネゴシエーションが完了
しない。この結果、予備系のイーサネット端末とイーサ
ネット終端装置間でのリンクが確立せず、現用系と予備
系の切替を行う制御装置では予備系パスが正常であって
も予備系パスに障害が発生していると認識してしまい、
切替が実行されないという問題があった。
【0010】本発明は、上述したようなイーサネットを
基幹系ネットワークとして利用する際、予備系イーサネ
ットパスが正常の場合には、正常と判断され、予備系へ
の切替を適切に行うことができるイーサネット冗長化方
法およびシステムを実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のイーサネット冗
長化システムは、イーサネット端末間を二重に接続する
イーサネット終端装置にて構成された複数のパスと、両
イーサネット端末と複数のパスとの間に設けられ、イー
サネット端末を現用系のパスを構成するイーサネット終
端装置に接続し、予備系のパスを構成するイーサネット
終端装置についてはその出力が入力となるように接続
し、現用系のパスに障害があった場合には予備系のパス
に切り替える二重化スイッチと、を有することを特徴と
する。
【0012】この場合、パスに、中継装置が含まれるこ
ととしてもよい。
【0013】また、二重化スイッチは、第1ないし第3
の入力端子および出力端子を備え、各入力端子と出力端
子とを任意に接続可能なスイッチであるとしてもよい。
【0014】また、二重化スイッチは、イーサネット端
末に対して設けられた第一の分岐回路および第一の選択
回路と、現用系および予備系のパスを構成する各イーサ
ネット終端装置のそれぞれに対して設けられた第二およ
び第三の分岐回路、第二および第三の選択回路とを具備
し、第一の分岐回路はイーサネット端末からの信号を分
岐して第二および第三の選択回路に出力し、第二および
第三の分岐回路のそれぞれは、対応するイーサネット終
端装置からの信号を分岐して第一の選択回路と第二およ
び第三の選択回路に出力し、第一の選択回路は現用系の
パスを構成するイーサネット終端装置に対して設けられ
た分岐回路からの信号を選択して前記イーサネット端末
に出力し、第二の選択回路は第一の分岐回路からの信号
を選択して対応するイーサネット終端装置に出力し、第
三の選択回路は第三の分岐回路からの信号を選択して対
応するイーサネット終端装置に出力することとしてもよ
い。
【0015】本発明の他の形態によるイーサネット冗長
化システムは、イーサネット端末間をN重に接続するイ
ーサネット終端装置にて構成された複数のパスと、両イ
ーサネット端末と複数のパスとの間に設けられ、イーサ
ネット端末を現用系のパスを構成するイーサネット終端
装置に接続し、予備系のパスを構成するイーサネット終
端装置についてはその出力が入力となるように接続し、
現用系のパスに障害があった場合には予備系のパスに切
り替えるN重化スイッチと、を有することを特徴とす
る。
【0016】この場合、パスに、中継装置が含まれるこ
とを特徴とするイーサネット冗長化システム。
【0017】また、N重化スイッチは、複数の入力端子
および出力端子を備え、各入力端子と出力端子とを任意
に接続可能なスイッチであるとしてもよい。
【0018】また、N重化スイッチは、イーサネット端
末に対して設けられた分岐回路および選択回路と、複数
のパスを構成する各イーサネット終端装置のそれぞれに
対して設けられた複数の分岐回路および選択回路とを具
備し、前記イーサネット端末に対して設けられた分岐回
路はイーサネット端末からの信号を分岐して各イーサネ
ット終端装置のそれぞれに対して設けられた複数の選択
回路に出力し、各イーサネット終端装置に対して設けら
れた複数の分岐回路のそれぞれは、対応するイーサネッ
ト終端装置からの信号を分岐して前記イーサネット端末
に対して設けられた選択回路および対応するイーサネッ
ト終端装置に対して設けられた選択回路に出力し、前記
イーサネット端末に対して設けられた選択回路は現用系
のパスを構成するイーサネット終端装置に対して設けら
れた分岐回路からの信号を選択して前記イーサネット端
末に出力し、現用系のパスを構成するイーサネット終端
装置に対して設けられた選択回路は前記イーサネット端
末に対して設けられた分岐回路からの信号を選択して対
応するイーサネット終端装置に出力し、予備系のパスを
構成するイーサネット終端装置に対して設けられた選択
回路は対応するイーサネット終端装置に対して設けられ
た分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネット
終端装置に出力するとしてもよい。
【0019】本発明のイーサネット冗長化方法は、イー
サネット端末間を二重に接続するイーサネット終端装置
にて構成された複数のパスを設け、両イーサネット端末
と複数のパスとの間に、イーサネット端末を現用系のパ
スを構成するイーサネット終端装置に接続し、予備系の
パスを構成するイーサネット終端装置についてはその出
力が入力となるように接続し、現用系のパスに障害があ
った場合には予備系のパスに切り替える二重化スイッチ
を設けることを特徴とする。
【0020】この場合、二重化スイッチとして、第1な
いし第3の入力端子および出力端子を備え、各入力端子
と出力端子とを任意に接続可能なスイッチを用いるとし
てもよい。
【0021】また、二重化スイッチとして、イーサネッ
ト端末に対して設けられた第一の分岐回路および第一の
選択回路と、現用系および予備系のパスを構成する各イ
ーサネット終端装置のそれぞれに対して設けられた第二
および第三の分岐回路、第二および第三の選択回路とを
具備し、第一の分岐回路はイーサネット端末からの信号
を分岐して第二および第三の選択回路に出力し、第二お
よび第三の分岐回路のそれぞれは、対応するイーサネッ
ト終端装置からの信号を分岐して第一の選択回路と第二
および第三の選択回路に出力し、第一の選択回路は現用
系のパスを構成するイーサネット終端装置に対して設け
られた分岐回路からの信号を選択して前記イーサネット
端末に出力し、第二の選択回路は第一の分岐回路からの
信号を選択して対応するイーサネット終端装置に出力
し、第三の選択回路は第三の分岐回路からの信号を選択
して対応するイーサネット終端装置に出力するものを用
いるとしてもよい。
【0022】本発明の他の形態によるイーサネット冗長
化方法は、イーサネット端末間をN重に接続するイーサ
ネット終端装置にて構成された複数のパスを設け、両イ
ーサネット端末と複数のパスとの間に、イーサネット端
末を現用系のパスを構成するイーサネット終端装置に接
続し、予備系のパスを構成するイーサネット終端装置に
ついてはその出力が入力となるように接続し、現用系の
パスに障害があった場合には予備系のパスに切り替える
N重化スイッチを設けることを特徴とする。
【0023】この場合、N重化スイッチとして、複数の
入力端子および出力端子を備え、各入力端子と出力端子
とを任意に接続可能なスイッチを用いるとしてもよい。
【0024】また、N重化スイッチとして、イーサネッ
ト端末に対して設けられた分岐回路および選択回路と、
複数のパスを構成する各イーサネット終端装置のそれぞ
れに対して設けられた複数の分岐回路および選択回路と
を具備し、前記イーサネット端末に対して設けられた分
岐回路はイーサネット端末からの信号を分岐して各イー
サネット終端装置のそれぞれに対して設けられた複数の
選択回路に出力し、各イーサネット終端装置に対して設
けられた複数の分岐回路のそれぞれは、対応するイーサ
ネット終端装置からの信号を分岐して前記イーサネット
端末に対して設けられた選択回路および対応するイーサ
ネット終端装置に対して設けられた選択回路に出力し、
前記イーサネット端末に対して設けられた選択回路は現
用系のパスを構成するイーサネット終端装置に対して設
けられた分岐回路からの信号を選択して前記イーサネッ
ト端末に出力し、現用系のパスを構成するイーサネット
終端装置に対して設けられた選択回路は前記イーサネッ
ト端末に対して設けられた分岐回路からの信号を選択し
て対応するイーサネット終端装置に出力し、予備系のパ
スを構成するイーサネット終端装置に対して設けられた
選択回路は対応するイーサネット終端装置に対して設け
られた分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネ
ット終端装置に出力するものを用いるとしてもよい。
【0025】上記のように構成される本発明において
は、予備系のパスを構成するイーサネット終端装置は、
出力と入力とが折り返されて接続されているため、擬似
的にイーサネット端末と接続されているように見えるた
め、リンク確立状態となる。このため、現用系と予備系
のパス切替を行う際に、予備系のパスは正常であると判
断され、切替が実行される。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明による通信システムの一実施
例の構成を示すブロック図、図2は図1中の二重化装置
21,22の構成を示すブロック図である。
【0028】本実施例は、イーサネット端末11,1
2、二重化装置21,22、イーサネット終端端末3
1,32,41,42から構成されている。
【0029】イーサネット端末11,12は二重化装置
21,22に接続され、二重化装置21,22はイーサ
ネット終端端末31,32,41,42を介して接続さ
れている。これらの各部のうち、イーサネット終端装置
31とイーサネット終端装置32が対向して配置され、
イーサネット終端装置41とイーサネット終端装置42
が対向して配置されており、イーサネット端末11とイ
ーサネット端末12は、二重化装置21,22およびイ
ーサネット終端端末31,32を介する第1のパスと、
二重化装置21,22およびイーサネット終端端末4
1,42を介する第2のパスにより接続されている。
【0030】イーサネットのリンク確立制御はイーサネ
ット端末11,12とイーサネット終端装置31,3
2,41,42との間で行われ、イーサネット終端装置
31,32,41,42間はイーサネットのMAC(Me
dia Access Control)レイヤ終端後にGFP等でカプセ
ル化をしてデータ転送を行う。
【0031】イーサネット終端装置31,32,41,
42は、障害発生時には対向するイーサネット終端装置
に警報転送を行う。警報通知を受信したイーサネット終
端装置は、二重化装置21,22に出力する信号を断に
することで二重化装置21,22へ障害情報を通知す
る。
【0032】二重化装置21,22は、図2に示される
ように、3×3スイッチ回路201を備えるもので、3
×3スイッチ回路201により入力信号S201を出力
信号S204,S205のいずれかとして任意に出力可
能とし、また、入力信号S206,S207のいずれか
を出力信号S212として任意に出力可能とされてい
る。
【0033】なお、本実施例における3×3スイッチ回
路201の切替動作は二重化装置21,22に設けられ
た制御装置(不図示)により行われる。制御装置は、3
×3スイッチ回路201を通過する信号の状態を検出
し、その内容に応じて3×3スイッチ回路201の切替
を行う。
【0034】図1に示した実施例の場合、二重化装置2
1は、イーサネット端末11とは入力信号S201およ
び出力信号S212にて接続し、イーサネット終端装置
31とは入力信号S206および出力信号S204にて
接続し、イーサネット終端装置41とは入力信号S20
7および出力信号S205にて接続する。また、二重化
装置22は、イーサネット端末12とは入力信号S20
1および出力信号S212にて接続し、イーサネット終
端装置32とは入力信号S206および出力信号S20
4にて接続し、イーサネット終端装置42とは入力信号
S207および出力信号S205にて接続する。
【0035】次に、本実施例の動作について説明する。
【0036】イーサネット終端装置31,32を経由す
るパスが現用系として運用され、イーサネット終端装置
41,42を経由するパスが予備系として運用される場
合、二重化装置21では、3×3スイッチ回路201で
イーサネット端末11からの入力信号S201をイーサ
ネット終端装置31への出力信号S204とし、イーサ
ネット終端装置31からの入力信号S206をイーサネ
ット端末11への出力信号S212とし、イーサネット
終端装置41からの入力信号S207をイーサネット終
端装置41への出力信号S205とする。
【0037】同様に、二重化装置22では、3×3スイ
ッチ回路201でイーサネット端末12からの入力信号
S201をイーサネット終端装置32への出力信号S2
04とし、イーサネット終端装置32からの入力信号S
206をイーサネット端末12への出力信号S212と
し、イーサネット終端装置42からの入力信号S207
をイーサネット終端装置42への出力信号S205とす
る。
【0038】上記の接続状態となることで、イーサネッ
ト端末11とイーサネット終端装置31との間でリンク
が確立し、イーサネット端末12とイーサネット終端装
置32との間でリンクが確立する。また、イーサネット
終端装置41,42は、擬似的にイーサネット端末1
1,12と接続されているように見えるため、リンク確
立状態となる。
【0039】ここで、イーサネット終端装置31,32
を経由する現用系パスに障害が発生したときの動作を説
明する。例として、二重化装置21からイーサネット終
端装置31に接続される伝送路で障害が発生した場合に
ついて説明する。
【0040】障害発生により、イーサネット終端装置3
1ではデータが不通状態となり、オートネゴシエーショ
ン機能が働いて、リンクパートナーであるイーサネット
端末11との間のリンクがダウンする。また、イーサネ
ット終端装置31は対向するイーサネット終端装置32
に対して警報転送を行う。
【0041】イーサネット終端装置32はイーサネット
終端装置31から送られてきた警報通知を検出すると、
二重化装置22に対して出力している信号を断状態にす
る。二重化装置22では、イーサネット終端装置32か
らの入力信号が断になったことを検出すると、予備系の
イーサネット終端装置42からの入力信号が断状態でな
いことを確認してから、3×3スイッチ回路201の接
続を変更して、イーサネット終端装置41,42を経由
する予備系パスとイーサネット端末12とを接続する。
具体的な接続内容は、イーサネット端末12からの入力
信号S201をイーサネット終端装置42への出力信号
S205とし、イーサネット終端装置42からの入力信
号S207をイーサネット端末12への出力信号S21
2とし、イーサネット終端装置32からの入力信号S2
06をイーサネット終端装置32への出力信号S204
とする。
【0042】二重化装置22でのパス切替が発生する前
には、イーサネット終端回路32が二重化装置22に対
して出力する信号が断になっているため、イーサネット
端末12へ入力される信号も断状態となる。このため、
イーサネット終端装置12ではリンクダウン状態にな
る。イーサネット終端装置12では、リンクダウン状態
になるとオートネゴシエーションが働いて、リンクパー
トナーとのリンク確立動作を開始する。二重化装置22
で切替が行われるまでは、イーサネット終端装置32が
リンクパートナーであるため、信号不通状態が続き、リ
ンクは確立しない。二重化装置22でパス切替が行われ
ると、イーサネット端末12のリンクパートナーがイー
サネット終端装置42に代わるため、信号が接続されて
オートネゴシエーション機能によりリンクが確立する。
【0043】イーサネット終端装置31は、伝送路障害
を検出した時点で、二重化装置21に対して出力する信
号を断にする。二重化装置21はイーサネット終端装置
31からの入力信号の断を検出すると、3×3スイッチ
回路201の接続を切り替えて、予備系のイーサネット
終端装置41をイーサネット端末11のリンクパートナ
ーとする。このときの二重化装置21及びイーサネット
端末11の動作は、先述した二重化回路22及びイーサ
ネット端末12の動作と同様である。
【0044】二重化装置21,22の3×3スイッチ回
路201の接続を切り替えた後も、障害が継続している
間は、イーサネット終端装置31は障害を検出しつづ
け、二重化装置21への出力信号断を継続するととも
に、イーサネット終端装置32への警報転送も継続す
る。このため、二重化装置21ではイーサネット終端装
置31からの入力信号断の検出が継続され、また、二重
化装置22ではイーサネット終端装置32からの入力信
号断を検出し続ける。
【0045】障害が復旧すると、イーサネット終端装置
31は障害検出を解除し、二重化装置21への出力信号
断を解除する。同時に、イーサネット終端装置32への
警報転送を停止し、イーサネット終端装置32は警報通
知を検出しなくなると、二重化装置22への出力信号断
を停止する。
【0046】二重化装置21,22では、イーサネット
終端装置31,32から二重化装置21,22への出力
信号が正常に戻ったことからイーサネット終端装置3
1,32を経由する元現用系パスが正常に戻ったことを
検出する。また、イーサネット終端装置31はリンクダ
ウンしている間、オートネゴシエーションを続けるが、
障害が復旧したことにより、擬似的にイーサネット端末
11との通信ができたように見えるため、リンクが再度
確立される。イーサネット終端装置32も同様である。
【0047】なお、図1には示されていないが、イーサ
ネット終端装置31,41及び32,42の間に長距離
伝送を行うための中継装置が配置されても良い。
【0048】上記のように構成される本実施例において
は、現用系のイーサネット端末とイーサネット終端装置
のリンクが確立されている場合でも、予備系のイーサネ
ット終端装置のリンクが確立した状態とすることができ
る。このため、切替を行う二重化装置は予備系パスが正
常状態か異常状態であるかを判断することができ、現用
系で障害が発生し、予備系が正常の時にイーサネットパ
スの切替を実行する。
【0049】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例は図1に示した二重化装置21,22の
構成を第1の実施例と異なるものとしたもので、その他
の構成は第1の実施例と同様である。
【0050】図3は本実施例における二重化装置21,
22の構成を示すブロック図である。
【0051】本実施例における二重化装置21,22
は、第一の分岐回路202、第二の分岐回路203、第
三の分岐回路204、第一の選択回路205、第二の選
択回路206、第三の選択回路207から構成されてい
る。
【0052】第一の分岐回路202は、入力信号S20
2を分岐して信号S202およびS203として第二の
選択回路206および第三の選択回路207へそれぞれ
出力する。第二の分岐回路203は入力信号S206を
分岐して信号S208およびS209として第一の選択
回路205および第二の選択回路206へそれぞれ出力
する。第三の分岐回路207は入力信号S207を分岐
して信号S210およびS211として第一の選択回路
205および第三の選択回路207へそれぞれ出力す
る。第一の選択回路205は入力される信号S208お
よびS210のいずれかを選択して信号S212として
出力する。第二の選択回路206は入力される信号S2
02およびS209のいずれかを選択して信号S204
として出力する。第三の選択回路207は入力される信
号S203およびS211のいずれかを選択して信号S
205として出力する。
【0053】なお、本実施例における第一ないし第三の
選択回路205〜207における信号の選択は二重化装
置21,22に設けられた制御装置(不図示)により行
われる。制御装置は、第一ないし第三の選択回路205
〜207を通過する信号の状態を検出し、その内容に応
じて第一ないし第三の選択回路205〜207の切替を
行う。
【0054】イーサネット終端装置31,32を経由す
るパスが現用系として運用され、イーサネット終端装置
41,42を経由するパスが予備系として運用される場
合、二重化装置21では、第二の選択回路206はイー
サネット端末11からの入力信号S201をイーサネッ
ト終端装置31への出力信号S204とし、第一の選択
回路205はイーサネット終端装置31からの入力信号
S206をイーサネット端末11への出力信号S212
とし、第三の選択回路207はイーサネット終端装置4
1からの入力信号S207をイーサネット終端装置41
への出力信号S205とする。
【0055】同様に、二重化装置22では、第二の選択
回路206はイーサネット端末12からの入力信号S2
01をイーサネット終端装置32への出力信号S204
とし、第一の選択回路205はイーサネット終端装置3
2からの入力信号S206をイーサネット端末12への
出力信号S212とし、第三の選択回路207はイーサ
ネット終端装置42からの入力信号S207をイーサネ
ット終端装置42への出力信号S205とする。
【0056】上記の接続状態となることで、イーサネッ
ト端末11とイーサネット終端装置31との間でリンク
が確立し、イーサネット端末12とイーサネット終端装
置32との間でリンクが確立する。また、イーサネット
終端装置41,42は、擬似的にイーサネット端末1
1,12と接続されているように見えるため、リンク確
立状態となる。
【0057】ここで、イーサネット終端装置31,32
を経由する現用系パスに障害が発生したときの動作を説
明する。例として、二重化装置21からイーサネット終
端装置31に接続される伝送路で障害が発生した場合に
ついて説明する。
【0058】障害発生により、イーサネット終端装置3
1ではデータが不通状態となり、オートネゴシエーショ
ン機能が働いて、リンクパートナーであるイーサネット
端末11との間のリンクがダウンする。また、イーサネ
ット終端装置31は対向するイーサネット終端装置32
に対して警報転送を行う。
【0059】イーサネット終端装置32はイーサネット
終端装置31から送られてきた警報通知を検出すると、
二重化装置22に対して出力している信号を断状態にす
る。二重化装置22では、イーサネット終端装置32か
らの入力信号が断になったことを検出すると、予備系の
イーサネット終端装置42からの入力信号が断状態でな
いことを確認してから、接続を変更して、イーサネット
終端装置41,42を経由する予備系パスとイーサネッ
ト端末12とを接続する。具体的な接続内容は、第三の
選択回路207がイーサネット端末12からの入力信号
S201をイーサネット終端装置42への出力信号S2
05とし、第一の選択回路205がイーサネット終端装
置42からの入力信号S207をイーサネット端末12
への出力信号S212とし、第二の選択回路206がイ
ーサネット終端装置32からの入力信号S206をイー
サネット終端装置32への出力信号S204とする。
【0060】二重化装置22でのパス切替が発生する前
には、イーサネット終端回路32が二重化装置22に対
して出力する信号が断になっているため、イーサネット
端末12へ入力される信号も断状態となる。このため、
イーサネット終端装置12ではリンクダウン状態にな
る。イーサネット終端装置12では、リンクダウン状態
になるとオートネゴシエーションが働いて、リンクパー
トナーとのリンク確立動作を開始する。二重化装置22
で切替が行われるまでは、イーサネット終端装置32が
リンクパートナーであるため、信号不通状態が続き、リ
ンクは確立しない。二重化装置22でパス切替が行われ
ると、イーサネット端末12のリンクパートナーがイー
サネット終端装置42に代わるため、信号が接続されて
オートネゴシエーション機能によりリンクが確立する。
【0061】イーサネット終端装置31は、伝送路障害
を検出した時点で、二重化装置21に対して出力する信
号を断にする。二重化装置21はイーサネット終端装置
31からの入力信号の断を検出すると、接続を切り替え
て、予備系のイーサネット終端装置41をイーサネット
端末11のリンクパートナーとする。このときの二重化
装置21及びイーサネット端末11の動作は、先述した
二重化回路22及びイーサネット端末12の動作と同様
である。
【0062】二重化装置21,22の接続を切り替えた
後も、障害が継続している間は、イーサネット終端装置
31は障害を検出しつづけ、二重化装置21への出力信
号断を継続するとともに、イーサネット終端装置32へ
の警報転送も継続する。このため、二重化装置21では
イーサネット終端装置31からの入力信号断の検出が継
続され、また、二重化装置22ではイーサネット終端装
置32からの入力信号断を検出し続ける。
【0063】障害が復旧すると、イーサネット終端装置
31は障害検出を解除し、二重化装置21への出力信号
断を解除する。同時に、イーサネット終端装置32への
警報転送を停止し、イーサネット終端装置32は警報通
知を検出しなくなると、二重化装置22への出力信号断
を停止する。
【0064】二重化装置21,22では、イーサネット
終端装置31,32から二重化装置21,22への出力
信号が正常に戻ったことからイーサネット終端装置3
1,32を経由する元現用系パスが正常に戻ったことを
検出する。また、イーサネット終端装置31はリンクダ
ウンしている間、オートネゴシエーションを続けるが、
障害が復旧したことにより、擬似的にイーサネット端末
11との通信ができたように見えるため、リンクが再度
確立される。イーサネット終端装置32も同様である。
【0065】なお、以上説明した実施例において、イー
サネット端末間を二重化するものとして説明したが、さ
らに予備系を増やしてN重化し(Nは2以上の整数)、N
重化スイッチは、イーサネット端末を現用系のパスを構
成するイーサネット終端装置に接続し、予備系のパスを
構成するイーサネット終端装置についてはその出力が入
力となるように接続し、現用系のパスに障害があった場
合には予備系のパスに切り替えるものとしてもよい。
【0066】N重化スイッチは、第1の実施例と同様
に、複数の入力端子および出力端子を備え、各入力端子
と出力端子とを任意に接続可能なものとしてもよく、ま
た、第2の実施例のように、イーサネット端末に対して
設けられた分岐回路および選択回路と、複数のパスを構
成する各イーサネット終端装置のそれぞれに対して設け
られた複数の分岐回路および選択回路とを具備し、前記
イーサネット端末に対して設けられた分岐回路はイーサ
ネット端末からの信号を分岐して各イーサネット終端装
置のそれぞれに対して設けられた複数の選択回路に出力
し、各イーサネット終端装置に対して設けられた複数の
分岐回路のそれぞれは、対応するイーサネット終端装置
からの信号を分岐して前記イーサネット端末に対して設
けられた選択回路および対応するイーサネット終端装置
に対して設けられた選択回路に出力し、前記イーサネッ
ト端末に対して設けられた選択回路は現用系のパスを構
成するイーサネット終端装置に対して設けられた分岐回
路からの信号を選択して前記イーサネット端末に出力
し、現用系のパスを構成するイーサネット終端装置に対
して設けられた選択回路は前記イーサネット端末に対し
て設けられた分岐回路からの信号を選択して対応するイ
ーサネット終端装置に出力し、予備系のパスを構成する
イーサネット終端装置に対して設けられた選択回路は対
応するイーサネット終端装置に対して設けられた分岐回
路からの信号を選択して対応するイーサネット終端装置
に出力するものとしてもよい。
【0067】
【発明の効果】上記のように構成される本発明において
は、現用系、予備系に関わらずにイーサネット端末とイ
ーサネット終端装置とのリンクがオートネゴシエーショ
ンにより確立される。このため、予備系パスが正常状態
か異常状態であるかを判断することが可能となり、現用
系で障害が発生した時に予備系が正常であればイーサネ
ットパスの切替を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信システムの一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1中の二重化装置21,22の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1中の二重化装置21,22の他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図4】従来の二重化装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11,12 イーサネット端末 21,22 二重化装置 31,32,41,42 イーサネット終端装置 201 3×3スイッチ回路 202 第一の分岐回路 203 第二の分岐回路 204 第三の分岐回路 205 第一の選択回路 206 第二の選択回路 207 第三の選択回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イーサネット端末間を二重に接続するイ
    ーサネット終端装置にて構成された複数のパスと、 両イーサネット端末と複数のパスとの間に設けられ、イ
    ーサネット端末を現用系のパスを構成するイーサネット
    終端装置に接続し、予備系のパスを構成するイーサネッ
    ト終端装置についてはその出力が入力となるように接続
    し、現用系のパスに障害があった場合には予備系のパス
    に切り替える二重化スイッチと、を有することを特徴と
    するイーサネット冗長化システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイーサネット冗長化シス
    テムにおいて、 パスに、中継装置が含まれることを特徴とするイーサネ
    ット冗長化システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のイーサネ
    ット冗長化システムにおいて、 二重化スイッチは、第1ないし第3の入力端子および出
    力端子を備え、各入力端子と出力端子とを任意に接続可
    能なスイッチであることを特徴とするイーサネット冗長
    化システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のイーサネ
    ット冗長化システムにおいて、 二重化スイッチは、イーサネット端末に対して設けられ
    た第一の分岐回路および第一の選択回路と、現用系およ
    び予備系のパスを構成する各イーサネット終端装置のそ
    れぞれに対して設けられた第二および第三の分岐回路、
    第二および第三の選択回路とを具備し、第一の分岐回路
    はイーサネット端末からの信号を分岐して第二および第
    三の選択回路に出力し、第二および第三の分岐回路のそ
    れぞれは、対応するイーサネット終端装置からの信号を
    分岐して第一の選択回路と第二および第三の選択回路に
    出力し、第一の選択回路は現用系のパスを構成するイー
    サネット終端装置に対して設けられた分岐回路からの信
    号を選択して前記イーサネット端末に出力し、第二の選
    択回路は第一の分岐回路からの信号を選択して対応する
    イーサネット終端装置に出力し、第三の選択回路は第三
    の分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネット
    終端装置に出力することを特徴とするイーサネット冗長
    化システム。
  5. 【請求項5】 イーサネット端末間をN重に接続するイ
    ーサネット終端装置にて構成された複数のパスと、 両イーサネット端末と複数のパスとの間に設けられ、イ
    ーサネット端末を現用系のパスを構成するイーサネット
    終端装置に接続し、予備系のパスを構成するイーサネッ
    ト終端装置についてはその出力が入力となるように接続
    し、現用系のパスに障害があった場合には予備系のパス
    に切り替えるN重化スイッチと、を有することを特徴と
    するイーサネット冗長化システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のイーサネット冗長化シス
    テムにおいて、 パスに、中継装置が含まれることを特徴とするイーサネ
    ット冗長化システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6記載のイーサネ
    ット冗長化システムにおいて、 N重化スイッチは、複数の入力端子および出力端子を備
    え、各入力端子と出力端子とを任意に接続可能なスイッ
    チであることを特徴とするイーサネット冗長化システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項5または請求項6記載のイーサネ
    ット冗長化システムにおいて、 N重化スイッチは、イーサネット端末に対して設けられ
    た分岐回路および選択回路と、複数のパスを構成する各
    イーサネット終端装置のそれぞれに対して設けられた複
    数の分岐回路および選択回路とを具備し、前記イーサネ
    ット端末に対して設けられた分岐回路はイーサネット端
    末からの信号を分岐して各イーサネット終端装置のそれ
    ぞれに対して設けられた複数の選択回路に出力し、各イ
    ーサネット終端装置に対して設けられた複数の分岐回路
    のそれぞれは、対応するイーサネット終端装置からの信
    号を分岐して前記イーサネット端末に対して設けられた
    選択回路および対応するイーサネット終端装置に対して
    設けられた選択回路に出力し、前記イーサネット端末に
    対して設けられた選択回路は現用系のパスを構成するイ
    ーサネット終端装置に対して設けられた分岐回路からの
    信号を選択して前記イーサネット端末に出力し、現用系
    のパスを構成するイーサネット終端装置に対して設けら
    れた選択回路は前記イーサネット端末に対して設けられ
    た分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネット
    終端装置に出力し、予備系のパスを構成するイーサネッ
    ト終端装置に対して設けられた選択回路は対応するイー
    サネット終端装置に対して設けられた分岐回路からの信
    号を選択して対応するイーサネット終端装置に出力する
    ことを特徴とするイーサネット冗長化システム。
  9. 【請求項9】 イーサネット端末間を二重に接続するイ
    ーサネット終端装置にて構成された複数のパスを設け、 両イーサネット端末と複数のパスとの間に、イーサネッ
    ト端末を現用系のパスを構成するイーサネット終端装置
    に接続し、予備系のパスを構成するイーサネット終端装
    置についてはその出力が入力となるように接続し、現用
    系のパスに障害があった場合には予備系のパスに切り替
    える二重化スイッチを設けることを特徴とするイーサネ
    ット冗長化方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のイーサネット冗長化方
    法において、 二重化スイッチとして、第1ないし第3の入力端子およ
    び出力端子を備え、各入力端子と出力端子とを任意に接
    続可能なスイッチを用いることを特徴とするイーサネッ
    ト冗長化方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のイーサネット冗長化方
    法において、 二重化スイッチとして、イーサネット端末に対して設け
    られた第一の分岐回路および第一の選択回路と、現用系
    および予備系のパスを構成する各イーサネット終端装置
    のそれぞれに対して設けられた第二および第三の分岐回
    路、第二および第三の選択回路とを具備し、第一の分岐
    回路はイーサネット端末からの信号を分岐して第二およ
    び第三の選択回路に出力し、第二および第三の分岐回路
    のそれぞれは、対応するイーサネット終端装置からの信
    号を分岐して第一の選択回路と第二および第三の選択回
    路に出力し、第一の選択回路は現用系のパスを構成する
    イーサネット終端装置に対して設けられた分岐回路から
    の信号を選択して前記イーサネット端末に出力し、第二
    の選択回路は第一の分岐回路からの信号を選択して対応
    するイーサネット終端装置に出力し、第三の選択回路は
    第三の分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネ
    ット終端装置に出力するものを用いることを特徴とする
    イーサネット冗長化方法。
  12. 【請求項12】 イーサネット端末間をN重に接続する
    イーサネット終端装置にて構成された複数のパスを設
    け、 両イーサネット端末と複数のパスとの間に、イーサネッ
    ト端末を現用系のパスを構成するイーサネット終端装置
    に接続し、予備系のパスを構成するイーサネット終端装
    置についてはその出力が入力となるように接続し、現用
    系のパスに障害があった場合には予備系のパスに切り替
    えるN重化スイッチを設けることを特徴とするイーサネ
    ット冗長化方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のイーサネット冗長化
    方法において、 N重化スイッチとして、複数の入力端子および出力端子
    を備え、各入力端子と出力端子とを任意に接続可能なス
    イッチを用いることを特徴とするイーサネット冗長化方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のイーサネット冗長化
    方法において、 N重化スイッチとして、イーサネット端末に対して設け
    られた分岐回路および選択回路と、複数のパスを構成す
    る各イーサネット終端装置のそれぞれに対して設けられ
    た複数の分岐回路および選択回路とを具備し、前記イー
    サネット端末に対して設けられた分岐回路はイーサネッ
    ト端末からの信号を分岐して各イーサネット終端装置の
    それぞれに対して設けられた複数の選択回路に出力し、
    各イーサネット終端装置に対して設けられた複数の分岐
    回路のそれぞれは、対応するイーサネット終端装置から
    の信号を分岐して前記イーサネット端末に対して設けら
    れた選択回路および対応するイーサネット終端装置に対
    して設けられた選択回路に出力し、前記イーサネット端
    末に対して設けられた選択回路は現用系のパスを構成す
    るイーサネット終端装置に対して設けられた分岐回路か
    らの信号を選択して前記イーサネット端末に出力し、現
    用系のパスを構成するイーサネット終端装置に対して設
    けられた選択回路は前記イーサネット端末に対して設け
    られた分岐回路からの信号を選択して対応するイーサネ
    ット終端装置に出力し、予備系のパスを構成するイーサ
    ネット終端装置に対して設けられた選択回路は対応する
    イーサネット終端装置に対して設けられた分岐回路から
    の信号を選択して対応するイーサネット終端装置に出力
    するものを用いることを特徴とするイーサネット冗長化
    方法。
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