JP7131370B2 - 通信装置、通信システム、及び通信制御方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本件は、通信装置、通信システム、及び通信制御方法に関する。
リングネットワークにアクセスするアクセス回線がMC-LAG(Multi Chassis-Link Aggregation)の技術により冗長化された通信システムがある(例えば特許文献1)。リングネットワークにおいて、冗長化されたアクセス回線にそれぞれ接続される各通信装置間の通信に障害が発生した場合、例えばERP(Ethernet Ring Protection)の機能により主信号の経路が障害箇所の迂回経路に切り替えられる。
このとき、さらにMC-LAGの監視制御機能によって、各通信装置間の冗長系の切り替えに制御信号の経路も迂回経路に切り替えられる。このため、主信号及び制御信号の切り替えの所要時間が、主信号だけの経路を切り替える場合より延びるだけでなく、制御信号の帯域が、切り替え前より経路長が延びた分だけ多くのリンクで確保されるため、主信号の帯域が減少してしまう。
特開2015-211402号公報
これに対し、各通信装置の間の通信回線を二重化し、例えば一方の通信回線を制御信号用のIPL(Intra Portal Link)として用いれば、主信号の通信回線に障害が発生しても主信号の経路のみを切り替えればよいため、切り替えの所要時間の増加と制御信号の帯域の増加が抑制される。
しかし、IPLの通信回線に障害が発生した場合、各通信装置は、互いに制御信号を送受信できないため、冗長系の切り替えができない。したがって、さらに現用系のアクセス回線などに障害が発生すると、主信号の通信を継続することができなくなるおそれがある。
そこで本件は、冗長構成の相手方の通信装置に制御信号を送信できない場合に障害が発生しても主信号の通信を継続させることができる通信装置、通信システム、及び通信制御方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、通信装置は、リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートと、前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える切替部と、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有する。
1つの態様では、通信システムは、リング回線に接続された一組の通信装置を有し、前記一組の通信装置の一方は、前記リング回線を介し前記一組の通信装置の他方に接続される第1ポートと、前記リング回線の外部の通信装置と前記通信装置の他方の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続される第2ポートと、前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記通信装置の他方に接続される第3ポートと、前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える第1切替部と、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有し、前記一組の通信装置の他方は、前記第1アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続されるアクセスポートと、前記第1アクセス回線の障害を検出する第3検出部と、前記第1ポートのシャットダウンを検出する第4検出部と、前記制御回線の障害の検出中、前記第1アクセス回線の障害が検出されていないとき、前記第1ポートのシャットダウンの検出に応じて前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替える第2切替部とを有する。
1つの態様では、通信制御方法は、リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートとを有する通信装置を用いて、前記制御回線の障害を検出し、前記第2アクセス回線の障害を検出し、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする方法である。
1つの側面として、冗長構成の相手方の通信装置に制御信号を送信できない場合に障害が発生しても通信を継続させることができる。
通信システムの一例を示す構成図である。 通信装置の一例を示す構成図である。 制御回線の障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 リング回線の障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 アクセス回線の障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 アクセス回線及び制御回線の各障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 制御回線の障害とリング装置の故障の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 状態制御部が管理するリング装置の状態の例を表す状態遷移図である。 リング装置の状態の制御処理の一例を示すフローチャートである。 現用系のリング装置の状態に応じた処理の一例を示すフローチャートである。 予備系のリング装置の状態に応じた処理の一例を示すフローチャートである。 制御回線の障害の検出中にアクセス回線の障害が検出された場合の冗長構成のリング装置の組の動作例を示すシーケンス図である。 制御回線の障害の検出中に故障が検出された場合の冗長構成のリング装置の組の動作例を示すシーケンス図である。 リング装置の間のリング回線を二重化した通信システムの一例を示す構成図である。 一方のリング回線の障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。 リング装置の他の例を示す構成図である。 主信号及び制御信号の制御処理の一例を示すフローチャートである。 状態制御部が管理するリング装置の状態の例を表す状態遷移図である。
図1は、通信システムの一例を示す構成図である。通信システムには、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの端末装置90,91、アクセス装置92,93、及びリングネットワークNWを構成するリング装置1a~1dが含まれる。アクセス装置92,93及びリング装置1a~1dとしては、例えばレイヤ2スイッチが挙げられるが、これに限定されず、ルータなどの他の中継装置であってもよい。なお、リング装置1a~1dは通信装置の一例であるが、以下の例では通信装置1aの動作を挙げて説明する。
端末装置90,91は、例えば有線LAN(Local Area Network)または無線LANを介してアクセス装置92,93にそれぞれ接続されている。端末装置90側のアクセス装置92は、冗長構成されたアクセス回線La,Lbを介してリング装置1a,1bにそれぞれ接続され、端末装置91側のアクセス装置93は、冗長構成されたアクセス回線Lc,Ldを介してリング装置1c,1dにそれぞれ接続されている。
リング装置1a~1dは、例えばリングネットワークNWでERP(Ethernet(投資六商標、以下同様) Ring Protection)の機能を備えたリング回線Lrに接続されている。リング装置1a~1dは、それぞれポートA1~A4,B1~B4,C1~C4,D1~D4を有する。各ポートA1~A4,B1~B4,C1~C4,D1~D4は、光信号を送信する送信器、及び光信号を受信する受信器などを含む。
リング装置1aのポートA2はアクセス回線Laに接続され、リング装置1bのポートB2はアクセス回線Lbに接続されている。ポートA2,B2は、アクセス回線La,Lbがアクセス装置92に対してMC-LAGを構成するように設定されている。初期状態において、アクセス回線Laは現用回線に設定され、アクセス回線Lbは予備回線に設定されている。
リング装置1aのポートA3は、制御回線Lfを介してリング装置1bのポートB3と対向するように接続されている。ポートA3,B3は、制御回線Lfを介して、アクセス回線La,Lbに関する制御信号Scを送受信する。例えば制御信号Scには、アクセス回線La,Lbを予備回線から現用回線に切り替えるための障害通知などが含まれる。
リング装置1aのポートA1,A4とリング装置1bのポートB1,B4は、リング回線Lrに接続されている。ポートA1とポートB1は、リング回線Lrを介して対向するように互いに接続されている。ポートA1,A4,B1,B4は、端末装置90,91が送信したデータが含まれる主信号Sgを、リング回線Lrを介し送受信する。
また、リング装置1cのポートC2はアクセス回線Lcに接続され、リング装置1dのポートD2はアクセス回線Ldに接続されている。ポートC2,D2は、アクセス回線Lc,Ldがアクセス装置93に対してMC-LAGを構成するように設定されている。初期状態において、アクセス回線Lcは現用回線に設定され、アクセス回線Ldは予備回線に設定されている。なお、リング装置1a,1bの組、及びリング装置1c,1dの組は、それぞれ、通信システムの一例であるが、以下の例ではリング装置1a,1bの組の動作を挙げる。
リング装置1cのポートC3は、制御回線Leを介してリング装置1dのポートD3と対向するように接続されている。ポートC3,D3は、ポートA3,B3と同様に、制御回線Le介して、アクセス回線Lc,Ldに関する制御信号を送受信する。
リング装置1cのポートC1,C4とリング装置1dのポートD1,D4は、リング回線Lrに接続されている。ポートC1とポートD1は、また、ポートC4はリング回線Lrを介してポートB4と対向するように接続され、ポートD4はリング回線Lrを介してポートA4と対向するように接続されている。リング回線Lrを介して対向するように互いに接続されている。ポートC1,C4,D1,D4は、端末装置90,91が送信したデータが含まれる主信号を、リング回線Lrを介し送受信する。
各端末装置90,91は、一例として経路Rを介して互いに通信する。経路Rは、アクセス回線La,Lc、及びリング装置1a,1b,1c間のリング回線Lrを経由する。また、リング装置1dのポートD1とリング装置1cのポートC1の間は、主信号がリング回線Lrをループし続けないようにブロッキングポイントBPに設定されている。このため、ポートC1,D1は主信号を送受信することができない。
次に通信装置1a~1dの構成を述べる。以下の例では通信装置1aを例に挙げるが、他の通信装置1b~1dも通信装置1aと同様の構成を有する。
図2は、通信装置1aの一例を示す構成図である。通信装置1aは、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、ハードウェアインターフェース部(HW-IF)13、スイッチ(SW)デバイス14、スイッチメモリ15、及びポートA1~A4を有する。CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、及びHW-IF13と、バス19を介して接続されている。
ROM11は、CPU10を駆動するプログラムが格納されている。プログラムには、実施例の通信制御方法を実行するためのソフトウェアなどが含まれる。RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして機能する。
HW-IF13は、CPU10と、スイッチデバイス14及びポートA1~A4との間の通信を処理する。HW-IF13は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specified Integrated Circuit)などのハードウェアから構成される回路である。
ポートA1~A4は、例えばLAN(Local Area Network)ポートであり、イーサネット(登録商標、以下同様)信号を送受信する光送受信器(不図示)を有する。イーサネット信号には、主信号Sgだけでなく、ERPにより主信号Sgの経路切り替えに関わる監視制御データも含まれる。
ポートA1は、第1ポートの一例であり、リング回線Lrを介し通信装置1bのポートB1に接続される。なお、通信装置1bは第1通信装置の一例である。
ポートA2は、第2ポートの一例であり、アクセス回線Laを介しアクセス装置92に接続される。アクセス回線Laは、上述したように、アクセス装置92とリング装置1bの間のアクセス回線Lbに対して冗長構成されている。なお、アクセス装置92は、リング回線Lrの外部の第2通信装置の一例であり、アクセス回線La,Lbは、それぞれ、第2アクセス回線及び第1アクセス回線の一例である。また、リング装置1bのポートB2は、アクセス回線Lbを介してアクセス装置92に接続されるアクセスポートの一例である。
ポートA3は、第3ポートの一例であり、制御回線Lfを介しリング装置1bのポートB3に接続される。制御回線Lfは、例えばIPLとして構成される。このため、制御回線Lfには、主信号Sgは流れず、制御信号Scだけが流れる。
ポートA4は、第4ポートの一例であり、リング回線Lrを介しリング装置1dのポートD4に接続される。主信号Sgの経路RがポートA4,D4を経由する場合、ポートA4,D4は、リング回線Lrを介して主信号Sgを送受信する。なお、通信装置1dは第3通信装置の一例である。
スイッチデバイス14は、ポートA1~A4にそれぞれ接続されている。スイッチデバイス14は、ポートA1~A4ごとの通信の状態を監視する監視回路141~144を有する。例えば監視回路141~144は、アクセス回線La及びリング回線Lrによる通信のビットエラーレートや光の入出力の断などを検出して警報を出力する。
また、スイッチデバイス14は、ポートA1,A2,A4の間で主信号Sgを交換する。図1に示される経路Rに沿って主信号Sgが転送される場合、スイッチデバイス14は、ポートA1,A2の間で主信号Sgを転送する。なお、スイッチデバイス14は、例えばFPGAやASICなどのハードウェアから構成される回路である。
また、スイッチデバイス14には、アドレス学習テーブル(TBL)151が格納されたスイッチメモリ15が接続されている。スイッチデバイス14は、主信号Sgのイーサネット信号のアドレスを学習してアドレス学習テーブル151に記憶させる。アドレス学習テーブル151には、例えば各ポートA1,A2,A4から転送される主信号Sgの宛先アドレスが登録されている。
スイッチデバイス14は、アドレス学習テーブル151に従って主信号SgをポートA1,A2,A4の間で転送する。スイッチデバイス14は、CPU10からERPの機能による経路Rの切り替えが指示された場合、アドレス学習テーブル151の内容を初期化してアドレスを再学習する。
また、スイッチデバイス14は、ポートA3を介して制御信号Scを送受信する。スイッチデバイス14は、受信した制御信号Scを、HW-IF13を介してCPU10に出力する。一方、送信される制御信号Scは、CPU10からHW-IF13を介してスイッチデバイス14に入力される。
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、機能として、状態制御部100、故障検出部101、MCLAG制御部102、ERP制御部103、及び障害検出部104~107が形成される。
障害検出部104は、第1検出部の一例であり、監視回路143から警報を収集することにより制御回線Lfの障害を検出する。障害検出部104は、例えば冗長構成の相手方のリング装置1bとの間で制御信号Scの同期外れを条件として制御回線Lfの障害を検出する。制御回線Lfの障害としては、制御回線Lfの光ファイバの断、及びポートA3,B3の故障が挙げられる。
障害検出部105は、第2検出部の一例であり、監視回路142から警報を収集することによりアクセス回線Laの障害を検出する。アクセス回線Laの障害としては、アクセス回線Laの光ファイバの断、及びポートA4の故障が挙げられる。なお、リング装置1bの障害検出部105は、アクセス回線Lbの障害を検出する第3検出部の一例である。
故障検出部101はリング装置1aの故障を検出する。故障検出部101は、例えば監視対象の回路からの周期的な検査信号が途絶えたことを条件として故障を検出する。
障害検出部106は、リング障害検出部の一例であり、監視回路141から警報を収集することによりポートA1側のリング回線Lrの障害を検出する。ポートA1側のリング回線Lrの障害としては、ポートA1,B1の間の光ファイバの断、及びポートA1の故障が挙げられる。
障害検出部107は、監視回路144から警報を収集することによりポートA4側のリング回線Lrの障害を検出する。ポートA4側のリング回線Lrの障害としては、ポートA4,D4の間の光ファイバの断、及びポートA4の故障が挙げられる。
状態制御部100は、MCLAG制御部102及びERP制御部103と連携して、所定の条件に応じてリング装置1aの状態を制御する。状態制御部100は、リング装置1aの状態に応じて各ポートA1~A4を制御する。
MCLAG制御部102は、障害検出部104,105及び故障検出部101の検出結果に従って、MC-LAGにより冗長構成されたアクセス回線La,Lbの冗長系の切り替え制御を行う。MCLAG制御部102は、障害検出部104により制御回線Lfの障害が検出されていない場合、制御回線Lfを介してリング装置1bとの通信を行う。
例えばMCLAG制御部102は、制御回線Lfの障害が検出されていない場合、障害検出部105によるアクセス回線Laの障害の検出に応じて、その障害通知を含む制御信号Scを生成し、HW-IF13を介してスイッチデバイス14に出力する。これにより、アクセス回線Laの障害通知は、制御回線Lfを介してポートA3から冗長構成の相手方のリング装置1bに送信される。
リング装置1bのポートB3は、障害通知を含む制御回線Lfを受信する。スイッチデバイス14は、ポートB3から入力された障害通知を、HW-IF13を介してCPU10に出力する。リング装置1bのMCLAG制御部102は、障害通知に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。このとき、MCLAG制御部102は、アクセス回線LbのポートB2を通信不可能な状態から通信可能な状態に制御する。なお、リング装置1bのMCLAG制御部102は第2切替部の一例である。
このように、リング装置1aのMCLAG制御部102は、アクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替えるための制御信号Scを、制御回線Lfを介して隣接ノードのリング装置1bに送信する。このため、主信号Sgの経路Rにおいて、障害のアクセス回線Laが、障害のないアクセス回線Lbに切り替わることにより主信号Sgの通信が障害後も継続される。なお、MCLAG制御部102は切替部及び第1切替部の一例である。
また、リング装置1aのMCLAG制御部102は、制御回線Lfの障害の有無によらず、障害検出部105によるアクセス回線Laの障害の検出に応じてアクセス回線Laを現用回線から予備回線に切り替える。このとき、MCLAG制御部102は、アクセス回線LaのポートA2を通信可能な状態から通信不可能な状態に制御する。
このように、リング装置1aは、アクセス回線Laの障害が発生した場合、現用系から予備系に切り替わる。
しかし、リング装置1aは、制御回線Lfの障害の発生中、アクセス回線Laの障害が発生すると、制御回線Lfを介して冗長構成の相手方のリング装置1bに障害通知を送信することができない。
そこで、状態制御部100は、制御回線Lfの障害の検出中、アクセス回線Laの障害の検出に応じてポートA1をシャットダウンする。状態制御部100は、例えばHW-IF13を介してポートA1を通信可能な状態から通信不可能な状態に制御する。これにより、ポートA1は主信号Sgの送受信を停止する。
冗長構成の相手方のリング装置1bでは、監視回路141が、例えばポートA1からの光入力が途絶えたことからポートA1のシャットダウンを検出する。障害検出部106は、監視回路141からシャットダウンの警報を取得してERP制御部103に通知する。なお、監視回路141は、シャットダウンを検出する第4検出部の一例である。
リング装置1bの状態制御部100は、ERP制御部103と連携することで、制御回線Lfの障害の検出中、障害検出部105によりアクセス回線Lbの障害が検出されていない場合、ポートA1のシャットダウンの検出に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。このため、アクセス装置92は、障害中のアクセス回線Laに代えて、アクセス回線Lbを介しリング装置1bと通信することができる。
このため、リング装置1aは、冗長構成の相手方のリング装置1bに制御信号Scを送信できない場合に障害が発生しても通信を継続させることができる。なお、状態制御部100は、ポートA1をシャットダウンする制御部の一例である。
また、MCLAG制御部102は、故障検出部101により故障が検出された場合もアクセス回線Laを現用回線から予備回線に切り替える。このとき、状態制御部100は、故障時の主信号Sg及び制御信号Scの送信により他のリング装置1a~1d及びアクセス装置92に故障が影響しないように全てのポートA1~A4をシャットダウンする。
リング装置1bのMCLAG制御部102は、ポートA1のシャットダウンの検知に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。
このため、一方のリング装置1aが故障しても、他方のリング装置1bが通信を継続することができる。しかし、リング装置1aは、制御回線Lfの障害の発生中に故障が発生すると、制御信号Scを冗長構成の相手方のリング装置1bに送信することができない。
そこで、リング装置1aの状態制御部100は、故障検出部101による故障の検出に応じて全てのポートA1~A4をシャットダウンする。このとき、状態制御部100は、HW-IF13を介してポートA1~A4を通信可能な状態から通信不可能な状態に制御する。
このため、相手方のリング装置1bのMCLAG制御部102は、ポートA1のシャットダウンの検出に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。したがって、冗長系の一方のリング装置1aは、故障が発生しても他方のリング装置1bに通信を継続させることができる。
また、リング装置1aは、全てのポートA1~A4をシャットダウンするため、例えば故障で生じた異常な主信号Sgまたは制御信号Scの送信によりアクセス装置92及び他のリング装置1b~1dに故障が波及することが抑制される。
ERP制御部103は、障害検出部106,107及び故障検出部101の検出結果に従って、リング回線Lrによる主信号Sgの通信を制御する。ERP制御部103は、障害検出部106,107によるリング回線Lrの障害の検出に応じて主信号Sgの経路Rを切り替える。ERP制御部103は、切り替え後の経路Rに応じてブロッキングポイントBPを設定する。このため、リング回線Lrのうち、リング装置1a,1bの間またはリング装置1a,1cの間の区間に障害が発生しても、リング回線Lr内の通信は継続する。
また、MCLAG制御部102は、アクセス回線Laの障害またはリング装置1aの故障の何れも検出されていない場合、リング回線Lrのうち、リング装置1aとリング装置1b及び通信装置1dの少なくとも一方との間の区間に障害がないとき、アクセス回線Lcを現用回線に維持する。
制御回線Lfには主信号Sgが流れていないため、リング装置1aは、制御回線Lfの障害が発生中であっても、アクセス回線Laの障害またはリング装置1aの故障が発生しない限り、ポートA1,A4の少なくとも一方からリング回線Lrを介して主信号Sgの通信を継続することができる。このため、MCLAG制御部102は、アクセス回線Laを現用回線から予備回線に切り替えず、その所要時間を省くことができる。
次にリング装置1aの障害及び故障の発生時の動作例を挙げる。なお、以下の各動作例について、通信システムの初期状態は、図1に示される通りである。
(制御回線Lfの障害の発生時)
図3は、制御回線Lfの障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図3において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
バツ印(×)は障害の発生箇所の例を表す。なお、これは以降の動作例においても同様である。本例では、制御回線Lfに障害が発生しているが、アクセス回線La及びリング回線Lrには障害が発生しておらず、また、リング装置1aの故障も発生していない。
このため、リング装置1aのMCLAG制御部102は、アクセス回線Laを現用回線に維持する。したがって、アクセス回線Laを予備回線に切り替える所要時間が省かれる。また、リング装置1a,1bは、制御回線Lfに障害が発生しても、障害箇所を迂回するようにリング回線Lrに制御信号Scの経路を設定せず、制御信号Scの送受信を停止する。このため、制御回線Lfの障害がリング回線Lrの主信号Sgに影響することが抑制される。
(リング回線Lrの障害の発生時)
図4は、リング回線Lrの障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図4において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例では、リング回線LrのポートA1,B1の間の区間において障害が発生しているが、アクセス回線La及びリング回線LrのポートA4,D4の間の区間には障害が発生しておらず、また、リング装置1aの故障も発生していない。このため、リング装置1aのMCLAG制御部102は、アクセス回線Laを現用回線に維持する。
リング装置1a,1bのERP制御部103は、障害検出部106によりリング回線Lrの上記の区間の障害が検出されると、ポートA4,B4を介して他のリング装置1d,1cにそれぞれ通知する。各リング装置1a~1dのERP制御部103は、障害の発生箇所を迂回するように経路Rを切り替える。このとき、各リング装置1a~1dのERP制御部103は、ブロッキングポイントBPをリング回線Lrの障害の発生箇所の区間に設定する。このため、切り替え後の経路Rは、アクセス装置92,93及びリング装置1a,1dを経由する。
このように、リング装置1aは、リング回線LrのポートA4,D4の間の区間には障害が発生していないため、アクセス回線Laを予備回線に切り替えずに、その区間を経由する経路Rを設定することにより主信号Sgの通信を継続することができる。このため、リング回線Lrの障害が制御回線Lfに影響することが抑制される。
(アクセス回線Laの障害の発生時)
図5は、アクセス回線Laの障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図5において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例では、リング装置1a側のアクセス回線Laの障害が発生しているが、制御回線Lfには障害が発生していない。また、リング装置1aの故障も発生していない。
このため、リング装置1aのMCLAG制御部102は、アクセス回線Laを現用回線から予備回線に切り替え、アクセス回線Laの障害通知を、制御回線Lfを介して冗長構成の相手方のリング装置1bに送信する。リング装置1bのMCLAG制御部102は、障害通知に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。
また、リング装置1a,1bのERP制御部103は、MCLAG制御部102と連携し、アクセス回線La,Lbの冗長系の切り替えに従って主信号Sgの経路Rを切り替える。このため、アクセス回線Laの障害の発生後も主信号Sgの通信が継続される。
(アクセス回線La及び制御回線Lfの各障害の発生時)
図6は、アクセス回線La及び制御回線Lfの各障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図6において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例は、図3に示される状態において、アクセス回線Laの障害が発生した場合である。リング装置1aのMCLAG制御部102は、アクセス回線Laの障害の検出に応じてアクセス回線Laを現用回線から予備回線に切り替える。しかし、リング装置1aは、制御回線Lfの障害のため、アクセス回線Laの障害通知を含む制御信号Scを冗長構成の相手方のリング装置1bに送信することができない。
このため、リング装置1aの状態制御部100は、制御回線Lfの障害の検出中、アクセス回線Laの障害の検出に応じてポートA1をシャットダウンする。
冗長構成の相手方のリング装置1bのMCLAG制御部102は、制御回線Lfの障害の検出中、障害検出部105によりアクセス回線Lbの障害が検出されていないとき、ポートA1のシャットダウンの検出に応じてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。例えばMCLAG制御部102は、シャットダウンの要因がリング装置1bにはないことを条件としてアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替える。
このため、リング装置1aは、冗長構成の相手方のリング装置1bに制御信号Scを送信することができない場合でも、ポートA1のシャットダウンにより障害を通知することができるため、リング装置1bに通信を継続させることができる。なお、本例では、各リング装置1a,1bのERP制御部103は、図5に示される動作例の場合と同様に、主信号Sgの経路R及びブロッキングポイントBPを切り替える。
また、リング装置1a,1bは、上記の動作により現用系及び予備系が入れ替わる。このため、リング装置1a,1bの両方が現用系となることが抑制されるので、アクセス装置92及びリング装置1a,1bを経由する主信号Sgのループが発生することが抑制される。
(制御回線Lfの障害とリング装置1aの故障の発生時)
図7は、制御回線Lfの障害とリング装置1aの故障の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図7において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例は、図3に示される状態において、リング装置1aの故障が発生した場合である。リング装置1aは、制御回線Lfの障害に加えて故障のため、冗長構成の相手方のリング装置1bに故障を通知することができない。
リング装置1aの状態制御部100は、故障の検出に応じてポートA1~A4をそれぞれシャットダウンする。冗長構成の相手方のリング装置1bは、ポートA1のシャットダウンの検出に応じて、上記の動作例と同様にアクセス回線Lbを予備回線から現用回線に切り替えるため、通信を継続させることが可能である。
また、リング装置1aは全てのポートA1~A4をシャットダウンするため、故障により生じ得る異常な主信号Sg及び制御信号Scの送信が抑制される。このため、リング装置1aの故障が他のリング装置1b~1dに影響することが抑制される。
(CPU10の処理)
次にCPU10の処理について述べる。
図8は、状態制御部100が管理するリング装置1a~1dの状態の例を表す状態遷移図である。リング装置1a~1dの状態としては、一例として正常状態、非同期状態、アクセス回線障害状態、及び故障状態が規定されている。各状態の間を結ぶ矢印には、遷移条件となるイベントが記載されている。
正常状態は、リング装置1a~1dに障害及び故障が発生していない通常の状態である。非同期状態は、制御回線Lf,Leの障害のためにリング装置1a,1bの間、またはリング装置1c,1dの間で制御信号Scの同期が外れている状態である。
アクセス回線障害状態は、アクセス回線La~Ldに障害が発生中である状態である。故障状態は、リング装置1a~1dに故障が発生中である状態である。
状態制御部100は、正常状態において、制御回線Lf,Leの障害の発生(「制御回線障害発生」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態を非同期状態に遷移させる。一方、状態制御部100は、非同期状態において、制御回線Lf,Leの障害の復旧(「制御回線障害復旧」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態を通常状態に遷移させる。
また、状態制御部100は、正常状態において、アクセス回線La~Ldの障害の発生(「アクセス回線障害発生」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態をアクセス回線障害状態に遷移させる。一方、状態制御部100は、アクセス回線障害状態において、アクセス回線La~Ldの障害の復旧(「アクセス回線障害復旧」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態を通常状態に遷移させる。
また、状態制御部100は、非同期状態において、アクセス回線La~Ldの障害の発生(「アクセス回線障害発生」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態をアクセス回線障害状態に遷移させる。一方、状態制御部100は、アクセス回線障害状態において、制御回線Lf,Leの障害の発生(「制御回線障害発生」参照)とアクセス回線La~Ldの障害(「アクセス回線障害復旧」参照)に応じて、リング装置1a~1dの状態を非同期状態に遷移させる。
また、状態制御部100は、正常状態、アクセス回線障害状態、及び非同期状態において、リング装置1a~1dの故障の検出に応じて、リング装置1a~1dの状態を装置故障状態に遷移させる。なお、リング装置1a~1dの故障は復旧しないため、状態制御部100は、リング装置1a~1dの状態が装置故障状態に遷移すると、状態遷移の制御を停止する。この場合、故障したリング装置1a~1dは新しい他のリング装置に交換される。
図9は、リング装置1a~1dの状態の制御処理の一例を示すフローチャートである。ERP制御部103及びMCLAG制御部102は、主信号Sg及び制御信号Scの導通をそれぞれ開始する(ステップSt1)。このとき、ERP制御部103及びMCLAG制御部102は、ポートA1~A4及びスイッチデバイス14などに各種の設定を行う。
次にERP制御部103は、障害検出部106,107によりリング回線Lrの障害が検出されているか否かを判定する(ステップSt2)。リング回線Lrの障害が検出されていない場合(ステップSt2のNo)、後述するステップSt5以降の各処理が実行される。
ERP制御部103は、リング回線Lrの障害が検出されている場合(ステップSt2のYes)、リング回線Lr内のブロッキングポイントBPを変更する(ステップSt3)。このとき、ERP制御部103は、ブロッキングポイントBPに該当するポートA1~A4,B1~B4,C1~C4,D1~D4を通信不可能な状態に制御する。
次にERP制御部103は、リング回線Lr内の主信号Sgの経路Rを切り替える(ステップSt4)。このとき、ERP制御部103は、アドレス学習テーブル151をいったん初期化してスイッチデバイス14にアドレスを再学習させる。
次に状態制御部100は、障害検出部104,105及び故障検出部101による障害及び故障の検出結果から状態遷移の条件となるイベントが発生したか否かを判定する(ステップSt5)。イベントが発生していない場合(ステップSt5のNo)、再びステップSt2以降の各処理が実行される。
状態制御部100は、イベントが発生した場合(ステップSt5のYes)、図8に示されるように、イベントに応じてリング装置1a~1dの状態を遷移させる(ステップSt6)。次に状態制御部100は、リング装置1a~1dの状態が故障状態であるか否かを判定する(ステップSt7)。
リング装置1a~1dの状態が故障状態ではない場合(ステップSt7のNo)、再びステップSt2以降の各処理が実行される。また、リング装置1a~1dの状態が故障状態である場合(ステップSt7のYes)、制御処理は終了する。このようにして、状態の制御処理は実行される。
図10は、現用系のリング装置1a,1cの状態に応じた処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、現用系のリング装置1a,1cの状態の制御処理と同時並行で繰り返し実行される。
状態制御部100は、リング装置1a,1cの状態が故障状態であるか否かを判定する(ステップSt11)。リング装置1a,1cの状態が故障状態である場合(ステップSt11のYes)、MCLAG制御部102は、状態制御部100の指示に従いアクセス回線La,Lcを現用回線から予備回線に切り替える(ステップSt12)。次に状態制御部100は、全てのポートA1~A4,C1~C4をシャットダウンする(ステップSt13)。
このように、MCLAG制御部102は、故障の検出に応じてアクセス回線La,Lcを現用回線から予備回線に切り替え、状態制御部100は、故障の検出に応じてポートA1~A4,C1~C4をそれぞれシャットダウンする。このため、リング装置1a,1bは、冗長構成の相手方のリング装置1b,1dのアクセス回線Lb,Ldを予備回線から現用回線に切り替えることができ、また、故障が他のリング装置1a~1d及びアクセス装置92,93に影響することが抑制される。
また、状態制御部100は、リング装置1a,1cの状態が故障状態ではない場合(ステップSt11のNo)、状態が非同期状態であるか否かを判定する(ステップSt14)。状態制御部100は、リング装置1a,1cの状態が非同期状態である場合(ステップSt14のYes)、障害検出部105によりアクセス回線La,Lcの障害が検出されたか否かを判定する(ステップSt15)。
アクセス回線La,Lcの障害が検出された場合(ステップSt15のYes)、MCLAG制御部102は、状態制御部100の指示に従いアクセス回線La,Lcを現用回線から予備回線に切り替える(ステップSt16)。次に状態制御部100は、リング回線LrのポートA1,C1をシャットダウンする(ステップSt17)。また、アクセス回線La,Lcの障害が検出されていない場合(ステップSt15のNo)、処理は終了する。
このように、MCLAG制御部102は、アクセス回線La,Lcの障害の検出に応じてアクセス回線La,Lcを現用回線から予備回線に切り替え、状態制御部100は、制御回線Lfの障害の検出中、アクセス回線La,Lcの障害の検出に応じてポートA1をシャットダウンする。このため、リング装置1a,1bは、冗長構成の相手方のリング装置1b,1dのアクセス回線Lb,Ldを予備回線から現用回線に切り替えることができる。
また、状態制御部100は、リング装置1a,1cの状態が非同期状態ではない場合(ステップSt14のNo)、状態が通常状態であるか否かを判定する(ステップSt18)。リング装置1a,1cの状態が通常状態ではない場合(ステップSt18のNo)、処理は終了する。状態制御部100は、リング装置1a,1cの状態が通常状態である場合(ステップSt18のYes)、障害検出部105によりアクセス回線La,Lcの障害が検出されたか否かを判定する(ステップSt19)。
アクセス回線La,Lcの障害が検出されていない場合(ステップSt19のYes)、MCLAG制御部102は、状態制御部100の指示に従いアクセス回線La,Lcを現用回線から予備回線に切り替える(ステップSt20)。次に状態制御部100は、アクセス回線La,Lcの障害通知を冗長構成の相手方のリング装置1b,1dに送信する(ステップSt21)。また、アクセス回線La,Lcの障害が検出されていない場合(ステップSt19のNo)、処理は終了する。
このように、MCLAG制御部102は、制御回線Lf,Leの障害が検出されていない場合、アクセス回線La,Lcの障害の検出に応じて、障害通知を、制御回線Lf,Leを介して予備系のリング装置1b,1dに送信する。このため、リング装置1a,1bは、冗長構成の相手方のリング装置1b,1dのアクセス回線Lb,Ldを予備回線から現用回線に切り替えることができる。このようにして、現用系のリング装置1a,1cは状態に応じて処理を実行する。
図11は、予備系のリング装置1b,1dの状態に応じた処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、予備系のリング装置1b,1dの状態の制御処理と同時並行で繰り返し実行される。
状態制御部100は、リング装置1b,1dの状態が非同期状態であるか否かを判定する(ステップSt31)。状態制御部100は、リング装置1b,1dの状態が非同期状態である場合(ステップSt31のYes)、冗長構成の相手方のリング装置1a,1cのポートA1,C1のシャットダウンが監視回路141により検出されているか否かを判定する(ステップSt32)。監視回路141は、例えばポートA1,C1からの光入力が途絶えたときにシャットダウンを検出する。
シャットダウンが検出されていない場合(ステップSt32のNo)、処理は終了する。また、状態制御部100は、シャットダウンが検出されている場合(ステップSt32のYes)、シャットダウンの原因となり得る警報が監視回路141~144から出力されているか否かを判定する(ステップSt33)。警報が出力されている場合(ステップSt33のYes)、処理は終了する。
シャットダウンの原因となり得る警報が出力されていない場合(ステップSt33のNo)、MCLAG制御部102は、障害検出部105によりアクセス回線Lb,Ldの障害が検出されているか否かを判定する(ステップSt34)。アクセス回線Lb,Ldの障害が検出されている場合(ステップSt34のYes)、処理は終了する。
MCLAG制御部102は、アクセス回線Lb,Ldの障害が検出されていない場合(ステップSt34のNo)、アクセス回線Lb,Ldを予備回線から現用回線に切り替える(ステップSt35)。次にERP制御部103は、主信号Sgの経路Rをアクセス回線Lb,Ldを経由するように切り替え(ステップSt36)、処理は終了する。
このように、MCLAG制御部102は、制御回線Lf,Leの障害の検出中、アクセス回線La,Lcの障害が検出されていないとき、冗長構成の相手方のリング装置1a,1cのポートA1,C1のシャットダウンの検出に応じてアクセス回線Lb,Ldを予備回線から現用回線に切り替える。このため、リング装置1b,1dは主信号Sgの通信を継続することができる。
また、状態制御部100は、リング装置1b,1dの状態が非同期状態ではない場合(ステップSt31のNo)、状態が通常状態であるか否かを判定する(ステップSt37)。リング装置1b,1dの状態が通常状態ではない場合(ステップSt37のNo)、処理は終了する。
MCLAG制御部102は、リング装置1b,1dの状態が通常状態である場合(ステップSt37のYes)、冗長構成の相手方のリング装置1a,1cからアクセス回線La,Lcの障害通知を受信したか否かを判定する(ステップSt38)。障害通知が受信されていない場合(ステップSt38のNo)、処理は終了する。また、障害通知が受信されている場合(ステップSt38のYes)、ステップSt35,St36の各処理が実行されて処理が終了する。このようにして、予備系のリング装置1b,1dは状態に応じた処理を実行する。
図12は、制御回線Lfの障害の検出中にアクセス回線Laの障害が検出された場合の冗長構成のリング装置1a,1bの組の動作例を示すシーケンス図である。本例では、リング装置1a,1bの組の動作を挙げるが、他方のリング装置1c,1dの組の動作もこれと同様である。シーケンスの開始時点において、リング装置1a,1bはともに正常状態であり、リング装置1aは現用系であり、リング装置1bは予備系である。
現用系のリング装置1aは、制御回線Lfの障害を検出すると(符号SQ1a)、正常状態から非同期状態に遷移する。また、予備系のリング装置1bは、制御回線Lfの障害を検出すると(符号SQ1b)、正常状態から非同期状態に遷移する。
次に現用系のリング装置1aは、非同期状態においてアクセス回線Laの障害を検出すると(符号SQ2)、ポートA1をシャットダウンする(符号SQ3)。また、リング装置1aは、現用系から予備系となり、状態がアクセス回線障害状態に遷移する。
また、予備系のリング装置1bは、非同期状態においてポートA1のシャットダウンを検出すると(符号SQ4)、予備系から現用系となる。このように、リング装置1a,1bは、制御回線Lfの障害の検出中にアクセス回線Laの障害が検出された場合、ポートA1のシャットダウンにより現用系及び予備系を切り替える。
図13は、制御回線Lfの障害の検出中に故障が検出された場合の冗長構成のリング装置1a,1bの組の動作例を示すシーケンス図である。図13において、図12と共通する動作には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例では、リング装置1a,1bの組の動作を挙げるが、他方のリング装置1c,1dの組の動作もこれと同様である。シーケンスの開始時点において、リング装置1a,1bはともに正常状態であり、リング装置1aは現用系であり、リング装置1bは予備系である。
現用系のリング装置1aは、故障を検出すると(符号SQ5)、予備系となり、状態が故障状態に遷移する。さらにリング装置1aはポートA1~A4をシャットダウンする(符号SQ6)。
予備系のリング装置1bは、非同期状態においてポートA1のシャットダウンを検出すると(符号SQ7)、予備系から現用系となる。このように、リング装置1a,1bは、制御回線Lfの障害の検出中に故障が検出された場合、ポートA1のシャットダウンにより現用系及び予備系を切り替える。
(リング装置1a,1bの間のリング回線Lrを二重化した通信システム)
上記の通信システムにおいて、リング装置1a,1bのポートA1,B1の間は、制御信号Scのみが流れる制御回線Lfにより接続されているが、これに限定されない。例えばリング装置1a,1bのポートA1,B1の間は、主信号Sg及び制御信号Scの両方が流れる2つのリング回線により接続されてもよい。
図14は、リング装置1a,1bの間のリング回線Lrを二重化した通信システムの一例を示す構成図である。図14において、図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。なお、本例では、一方の組のリング装置1a,1bの間のリング回線Lf1,Lf2だけが二重化された構成を挙げるが、これに限定されず、他方の組もリング装置1c,1dもこれと同様に二重化することができる。
リング装置1aはポートA1x,A2,A3x,A4を有し、リング装置1bはポートB1x,B2,B3x,B4を有する。ポートA3x,B3xはリング回線Lf1を介して対向するように互いに接続され、ポートA1x,B1xはリング回線Lf2を介して対向するように互いに接続されている。なお、リング回線Lf1は制御回線の一例である。
リング回線Lf1,Lf2には、障害が発生していない場合、主信号Sg及び制御信号Scの両方が流れる。ポートA3x,B3xは、リング回線Lf1を介して主信号Sg及び制御信号Scを互いに送受信し、ポートA1x,B1xは、リング回線Lf2を介して主信号Sg及び制御信号Scを互いに送受信する。
このため、主信号Sgの経路Rは、リング装置1a,1bの間において2つのリング回線Lf1,Lf2を経由する。また、ポートA3x,B3x、及びポートA1x,B1xは、リング回線Lf1,Lf2で送受信する制御信号Scによりそれぞれ同期している。
図15は、一方のリング回線Lf1の障害の発生時の通信システムの動作例を示す図である。図15において、図14と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
リング装置1a,1bは、一方のリング回線Lf1の障害を検出すると、他方のリング回線Lf2を介した制御信号Scの送受信を停止する。これにより、リング回線Lf2に流れる主信号Sgの帯域を、制御信号Scの帯域分だけ増加させることが可能である。
また、図示は省略するが、本例とは逆にリング回線Lf2の障害を検出されると、リング回線Lf1を介した制御信号Scの送受信が停止する。これにより、リング回線Lf1に流れる主信号Sgの帯域を、制御信号Scの帯域分だけ増加させることが可能である。
また、リング装置1a,1bは、リング回線Lf1,Lf2の一方の障害だけを検出した場合、アクセス回線La,Lbを現用回線及び予備回線にそれぞれ維持する。このため、アクセス回線La,Lbの切り替え処理が省かれる。
図16は、リング装置1aの他の例を示す構成図である。図16において、図2と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。なお、リング装置1bは、ポートA1x,A2,A3x,A4に代えてポートB1x,B2,B3x,B4を有するが、他の構成についてはリング装置1aと同様である。
ポートA1xは、リング回線Lf2を介してリング装置1bと主信号Sg及び制御信号Scを送受信する。ポートA3xは、リング回線Lf1を介してリング装置1bと主信号Sg及び制御信号Scを送受信する。
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、障害検出部105,106に代えて障害検出部105a,106aが機能として形成され、状態制御部100、MCLAG制御部102、及びERP制御部103に代えて状態制御部100a、MCLAG制御部102a、及びERP制御部103aがそれぞれ形成される。障害検出部105aはリング回線Lf1の障害を検出し、障害検出部106aはリング回線Lf2の障害を検出する。
ERP制御部103aは、障害検出部105a,106a及び故障検出部101の検出結果に従って、リング回線Lf1,Lf2による主信号Sgの通信を制御する。ERP制御部103aは、障害検出部105a,106aの検出結果をMCLAG制御部102aに出力する。
MCLAG制御部102aは、障害検出部104,105a,106aの検出結果に従って制御信号Scの通信を制御する。また、MCLAG制御部102aは、上記の例のMCLAG制御部102と同様にアクセス回線La,Lbを現用回線または予備回線に切り替える。
状態制御部100aは、制御部の一例であり、上記の例の状態制御部100の機能に加えて、MCLAG制御部102a及びERP制御部103aと連携して、ポートA1x,A3xで送受信する主信号Sg及び制御信号Scの帯域を制御する。状態制御部100aは、障害検出部106aによるリング回線Lf2の障害の検出に応じて、ポートA3xにリング回線Lf1を介した制御信号Scの送受信を停止させ、障害検出部105aによるリング回線Lf1の障害の検出に応じて、ポートA1xにリング回線Lf2を介した制御信号Scの送受信を停止させる。このとき、状態制御部100aは、例えばスイッチデバイス14及びMCLAG制御部102aに対して制御信号Scの転送及び生成の停止をそれぞれ指示する。
また、状態制御部100aは、障害検出部106aによるリング回線Lf2の障害の検出に応じて、ポートA3xがリング回線Lf1を介して送受信する主信号Sgの帯域を増加させ、障害検出部105aによるリング回線Lf1の障害の検出に応じて、ポートA3xがリング回線Lf1を介して送受信する主信号Sgの帯域を増加させる。状態制御部100aは、例えばスイッチデバイス14及びERP制御部103aに対して主信号Sgの転送帯域の増加をそれぞれ指示する。
このように、状態制御部100aは、リング回線Lf1,Lf2の一方の障害が検出された場合、リング回線Lf1,Lf2の他方を介した制御信号Scの送受信を停止することにより、主信号Sgに割り当て可能な帯域を増加させることができる。したがって、リング装置1a,1bの間における主信号Sgの減少が抑制される。
図17は、主信号Sg及び制御信号Scの制御処理の一例を示すフローチャートである。状態制御部100aは、図9~図11に示された処理と同時並行で本処理を繰り返し行う。
状態制御部100aは、リング回線Lf1,Lf2の何れかの障害が検出されたか否かを判定する(ステップSt41)。状態制御部100aは、リング回線Lf1,Lf2の何れかの障害も検出されていない場合(ステップSt41のNo)、処理を終了する。
また、状態制御部100aは、リング回線Lf1,Lf2の何れかの障害が検出された場合(ステップSt41のYes)、障害が未検出のリング回線Lf1,Lf2を介した制御信号Scの送受信を、その該当するポートA1x,A3xに停止させる(ステップSt42)。次に状態制御部100aは、障害が未検出のリング回線Lf1,Lf2を介して送受信される主信号Sgの帯域を増加させ(ステップSt43)、処理を終了する。このようにして、主信号Sg及び制御信号Scの制御処理は実行される。
図18は、状態制御部100aが管理するリング装置1a,1bの状態の例を表す状態遷移図である。図18において、図8と共通する内容の説明は省略する。
状態制御部100aは、上記の例の状態制御部100とは異なり、リング回線Lf1,Lf2の一方の障害の発生(「リング回線障害発生」参照)に応じてリング回線Lf1,Lf2の状態を正常状態から非同期状態に遷移させる。また、状態制御部100aは、リング回線Lf1,Lf2の一方の障害の復旧(「リング回線障害復旧」参照)に応じてリング回線Lf1,Lf2の状態を非同期状態から正常状態に遷移させる。
さらに、状態制御部100は、アクセス回線障害状態において、リング回線Lf1,Lf2の一方の障害の発生(「リング回線障害発生」参照)とアクセス回線La~Ldの障害(「アクセス回線障害復旧」参照)に応じて、リング装置1a,1bの状態を非同期状態に遷移させる。
このように、状態制御部100aは、正常状態及びアクセス回線障害状態から非同期状態への遷移条件、及び非同期状態から正常状態への遷移条件が上記の例の状態制御部100とは異なる。しかし、状態制御部100aは、各状態における制御処理は状態制御部100と同様である。
例えば状態制御部100aは、図6に示された動作と同様に、非同期状態において、アクセス回線Laの障害の検出に応じて、ポートA1x,A3xのうち、障害が検出されていないポートをシャットダウンする。このため、リング装置1aは、上記の例と同様に、冗長構成の相手方のリング装置1bに通信を継続させることができる。
なお、本例において、リング装置1a,1bの間に二重のリング回線Lf1,Lf2が設けられたが、これに限定されず、例えば上記の例の制御回路Lfの帯域の一部に主信号Sgを導通させてもよい。この場合、MCLAG制御部102は、ERP制御部103と連携して主信号Sgの帯域を割り当てることができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、
前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、
前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートと、
前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、
前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、
前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える切替部と、
前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有することを特徴とする通信装置。
(付記2) 前記切替部は、前記制御回線の障害が検出されていない場合、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて、前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替えるための前記制御信号を、前記制御回線を介して前記第1通信装置に送信することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3) 前記通信装置の故障を検出する故障検出部を有し、
前記切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
前記制御部は、前記故障の検出に応じて前記第1ポート、前記第2ポート、及び前記第3ポートをそれぞれシャットダウンすることを特徴とする付記1または2に記載の通信装置。
(付記4) 前記リング回線を介し第3通信装置に接続される第4ポートを有し、
前記切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の何れも検出されていない場合、前記リング回線のうち、前記通信装置と前記第1通信装置及び前記第3通信装置の少なくとも一方との間の区間に障害がないとき、前記第2アクセス回線を現用回線に維持することを特徴とする付記3に記載の通信装置。
(付記5) 前記リング回線の障害を検出するリング障害検出部を有し、
前記第1ポートは、前記リング回線を介して前記第1通信装置と主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記第3ポートは、前記制御回線を介して前記第1通信装置と前記主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記制御部は、
前記リング回線の障害の検出に応じて、前記第3ポートに前記制御信号の送受信を停止させ、前記リング回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第3ポートをシャットダウンし、
前記制御回線の障害の検出に応じて、前記第1ポートに前記リング回線を介した前記制御信号の送受信を停止させ、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載の通信装置。
(付記6) リング回線に接続された一組の通信装置を有し、
前記一組の通信装置の一方は、
前記リング回線を介し前記一組の通信装置の他方に接続される第1ポートと、
前記リング回線の外部の通信装置と前記通信装置の他方の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続される第2ポートと、
前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記通信装置の他方に接続される第3ポートと、
前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、
前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、
前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える第1切替部と、
前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有し、
前記一組の通信装置の他方は、
前記第1アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続されるアクセスポートと、
前記第1アクセス回線の障害を検出する第3検出部と、
前記第1ポートのシャットダウンを検出する第4検出部と、
前記制御回線の障害の検出中、前記第1アクセス回線の障害が検出されていないとき、前記第1ポートのシャットダウンの検出に応じて前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替える第2切替部とを有することを特徴とする通信システム。
(付記7) 前記第1切替部は、前記制御回線の障害が検出されていない場合、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて、前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替えるための前記制御信号を、前記制御回線を介して前記一組の通信装置の他方に送信することを特徴とする付記6に記載の通信システム。
(付記8) 前記一組の通信装置の一方は、前記一組の通信装置の一方の故障を検出する故障検出部を有し、
前記第1切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
前記制御部は、前記故障の検出に応じて前記第1ポート、前記第2ポート、及び前記第3ポートをそれぞれシャットダウンすることを特徴とする付記6または7に記載の通信システム。
(付記9) 前記一組の通信装置の一方は、前記リング回線を介し他の通信装置に接続される第4ポートを有し、
前記第1切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の何れも検出されていない場合、前記リング回線のうち、前記一組の通信装置の一方と前記一組の通信装置の他方及び前記他の通信装置の少なくとも一方との間の区間に障害がないとき、前記第2アクセス回線を現用回線に維持することを特徴とする付記8に記載の通信システム。
(付記10) 前記一組の通信装置の一方は、前記リング回線の障害を検出するリング障害検出部を有し、
前記第1ポートは、前記リング回線を介して前記通信装置の他方と主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記第3ポートは、前記制御回線を介して前記通信装置の他方と前記主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記制御部は、
前記リング回線の障害の検出に応じて、前記第3ポートに前記制御信号の送受信を停止させ、前記リング回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第3ポートをシャットダウンし、
前記制御回線の障害の検出に応じて、前記第1ポートに前記リング回線を介した前記制御信号の送受信を停止させ、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする付記6乃至10の何れかに記載の通信システム。
(付記11) リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートとを有する通信装置を用いて、
前記制御回線の障害を検出し、
前記第2アクセス回線の障害を検出し、
前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする通信制御方法。
(付記12) 前記制御回線の障害が検出されていない場合、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて、前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替えるための前記制御信号を、前記制御回線を介して前記第1通信装置に送信することを特徴とする付記11に記載の通信制御方法。
(付記13) 前記通信装置は、前記通信装置の故障を検出する故障検出部を有し、
前記第2アクセス回線の障害または前記故障の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
前記故障の検出に応じて前記第1ポート、前記第2ポート、及び前記第3ポートをそれぞれシャットダウンすることを特徴とする付記11または12に記載の通信制御方法。
(付記14) 前記通信装置は、前記リング回線を介し第3通信装置に接続される第4ポートを有し、
前記第2アクセス回線の障害または前記故障の何れも検出されていない場合、前記リング回線のうち、前記通信装置と前記第1通信装置及び前記第3通信装置の少なくとも一方との間の区間に障害がないとき、前記第2アクセス回線を現用回線に維持することを特徴とする付記13に記載の通信制御方法。
(付記15) 前記通信装置は、前記リング回線の障害を検出するリング障害検出部を有し、
前記第1ポートは、前記リング回線を介して前記第1通信装置と主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記第3ポートは、前記制御回線を介して前記第1通信装置と前記主信号及び前記制御信号を送受信し、
前記リング回線の障害の検出に応じて、前記第3ポートに前記制御信号の送受信を停止させ、前記リング回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第3ポートをシャットダウンし、
前記制御回線の障害の検出に応じて、前記第1ポートに前記リング回線を介した前記制御信号の送受信を停止させ、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする付記11乃至14の何れかに記載の通信制御方法。
1a~1d リング装置
91,92 アクセス装置
100,100a 状態制御部
101 故障検出部
102,102a MCLAG制御部
103,103a ERP制御部
104~107,105a,106a 障害検出部
A1~A4,B1~B4,C1~C4,D1~D4 ポート
A1x,A3x,B1x,B3x ポート
Lr,Lf1,Lf2 リング回線
La~Ld アクセス回線

Claims (7)

  1. リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、
    前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、
    前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートと、
    前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、
    前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、
    前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える切替部と、
    前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記切替部は、前記制御回線の障害が検出されていない場合、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて、前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替えるための前記制御信号を、前記制御回線を介して前記第1通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置の故障を検出する故障検出部を有し、
    前記切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
    前記制御部は、前記故障の検出に応じて前記第1ポート、前記第2ポート、及び前記第3ポートをそれぞれシャットダウンすることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記リング回線を介し第3通信装置に接続される第4ポートと、
    前記切替部は、前記第2アクセス回線の障害または前記故障の何れも検出されていない場合、前記リング回線のうち、前記通信装置と前記第1通信装置及び前記第3通信装置の少なくとも一方との間の区間に障害がないとき、前記第2アクセス回線を現用回線に維持することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記リング回線の障害を検出するリング障害検出部を有し、
    前記第1ポートは、前記リング回線を介して前記第1通信装置と主信号及び前記制御信号を送受信し、
    前記第3ポートは、前記制御回線を介して前記第1通信装置と前記主信号及び前記制御信号を送受信し、
    前記制御部は、
    前記リング回線の障害の検出に応じて、前記第3ポートに前記制御信号の送受信を停止させ、前記リング回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第3ポートをシャットダウンし、
    前記制御回線の障害の検出に応じて、前記第1ポートに前記リング回線を介した前記制御信号の送受信を停止させ、前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の通信装置。
  6. リング回線に接続された一組の通信装置を有し、
    前記一組の通信装置の一方は、
    前記リング回線を介し前記一組の通信装置の他方に接続される第1ポートと、
    前記リング回線の外部の通信装置と前記通信装置の他方の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続される第2ポートと、
    前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記通信装置の他方に接続される第3ポートと、
    前記制御回線の障害を検出する第1検出部と、
    前記第2アクセス回線の障害を検出する第2検出部と、
    前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替える第1切替部と、
    前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンする制御部とを有し、
    前記一組の通信装置の他方は、
    前記第1アクセス回線を介し前記外部の通信装置に接続されるアクセスポートと、
    前記第1アクセス回線の障害を検出する第3検出部と、
    前記第1ポートのシャットダウンを検出する第4検出部と、
    前記制御回線の障害の検出中、前記第1アクセス回線の障害が検出されていないとき、前記第1ポートのシャットダウンの検出に応じて前記第1アクセス回線を予備回線から現用回線に切り替える第2切替部とを有することを特徴とする通信システム。
  7. リング回線を介し第1通信装置に接続される第1ポートと、前記リング回線の外部の第2通信装置と前記第1通信装置の間の第1アクセス回線に対して冗長構成された第2アクセス回線を介し前記第2通信装置に接続される第2ポートと、前記第1アクセス回線に関する制御信号を送受信するための制御回線を介し前記第1通信装置に接続される第3ポートとを有する通信装置を用いて、
    前記制御回線の障害を検出し、
    前記第2アクセス回線の障害を検出し、
    前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第2アクセス回線を現用回線から予備回線に切り替え、
    前記制御回線の障害の検出中、前記第2アクセス回線の障害の検出に応じて前記第1ポートをシャットダウンすることを特徴とする通信制御方法。
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