JP6007819B2 - 通信システムおよびネットワーク中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムおよびネットワーク中継装置に関し、例えば、2台の装置を跨いでリンクアグリゲーションが設定されるネットワーク中継装置と、それを含んだ通信システムに関する。
例えば、特許文献1には、冗長用ポートで接続された一対の中位スイッチ装置と、当該一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対してリンクアグリゲーションが設定された状態で接続される下位スイッチ装置および上位スイッチ装置とを備えた構成が示されている。
特開2008−78893号公報
例えば、冗長化方式として、特許文献1に示されるように、1台のスイッチ装置[A]内の2個のポートと2台のスイッチ装置[B]内のそれぞれ1個ずつのポートとの間をそれぞれ通信回線で接続する方式が知られている。この際に、1台のスイッチ装置[A]は、自身の2個のポートに対してリンクアグリゲーションを設定し、2台のスイッチ装置[B]も、各装置を跨いだ1個ずつのポートに対してリンクアグリゲーションを設定する。
当該冗長化方式では、物理的に1台のスイッチ装置を相手として設定される一般的なリンクアグリゲーションと異なり、物理的に2台のスイッチ装置[B]を相手として、当該2台のスイッチ装置[B]を跨いでリンクアグリゲーションが設定される。このため、通信回線の障害に対する冗長化や通信帯域の拡大といった一般的なリンクアグリゲーションによって得られる効果に加えて、スイッチ装置の障害に対する冗長化が実現できる。本明細書では、このように2台のスイッチ装置[B]を跨いでリンクアグリゲーションを設定する冗長化方式をマルチシャーシスリンクアグリゲーションと呼び、当該2台のスイッチ装置[B]をマルチシャーシスリンクアグリゲーション装置と呼ぶ。
また、スイッチ装置では、セキュリティー等の観点から、フレームを中継する際の経路を制限したい場合がある。具体的には、スイッチ装置内の所定の中継元のポートから所定の中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止したい場合がある。このような中継の制限は、例えば、予めスイッチ装置内に、前述した所定の中継元および中継先のポートを中継条件として設定しておくことで実現可能である。しかしながら、このような中継条件を前述したマルチシャーシスリンクアグリゲーション装置に設定した場合、マルチシャーシスリンクアグリゲーションが設定されたポートのいずれかにリンク障害が有る場合に所望の中継条件を満たせない事態が生じ得ることが本発明者等の検討によって見いだされた。
本発明は、このようなことを鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置となる2台のネットワーク中継装置(スイッチ装置)において、障害が発生した際にもフレームを中継する際の経路を制限し、耐障害性の向上を実現することにある。また、当該ネットワーク中継装置を備えた通信システムを実現することにある。本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態の概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本実施の形態による通信システムは、それぞれ、第1および第2ポートを含む複数のポートとブリッジ用ポートとを持ち、ブリッジ用ポートを介して互いに通信回線で接続される第1および第2スイッチ装置を備える。第1および第2スイッチ装置のそれぞれは、複数のポートの中で所定の中継元のポートから所定の中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止することを定めた中継条件と、第1および第2スイッチ装置の第1および第2ポートにそれぞれリンクアグリゲーションが設定されたことを表すリンクテーブルとを備える。第1および第2ポートにリンク障害が無い場合、第1および第2スイッチ装置のそれぞれは、ブリッジ用ポートで受信したフレームの第1および第2ポートからの転送を禁止する。第1スイッチ装置の第2ポートにリンク障害が有る場合、第2スイッチ装置は、ブリッジ用ポートで受信したフレームの第2ポートからの転送を許可する。ここで、第1スイッチ装置は、第1ポートで受信したフレームに対して受信したポートを表すポート識別子を付加してブリッジ用ポートから転送する。これを受けて、第2スイッチ装置は、ブリッジ用ポートで受信したフレームからポート識別子を検出し、中継条件の中継元のポートがポート識別子が表すポートである場合、中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する。
本願において開示される発明のうち、代表的な実施の形態によって得られる効果を簡単に説明すると、マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置となる2台のネットワーク中継装置において、障害が発生した際にもフレームを中継する際の経路を制限でき、耐障害性の向上が実現可能となる。
本発明の実施の形態1による通信システムにおいて、その構成例および主要部の動作例を示す概略図である。 図1において、ブリッジ用フレームの構造例を示す概略図である。 図1の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2による通信システムにおいて、その構成例および動作例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2による通信システムにおいて、その構成例および他の動作例を示す概略図である。 (a)は、本発明の実施の形態3によるネットワーク中継装置において、その主要部の概略構成例を示すブロック図であり、(b)は、(a)におけるテーブルユニットの構成例を示す概略図である。 図6(a)および図6(b)のネットワーク中継装置の主要な動作例を示すフロー図である。 図6(a)および図6(b)のネットワーク中継装置の主要な動作例を示すフロー図である。 本発明の前提として検討した通信システムにおいて、その構成例および障害が無い場合の動作例を示す概略図である。 図9の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。 図9の通信システムにおいて、更に中継条件を設定した場合の動作例を示す概略図である。 図11の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。 図11の通信システムにおいて、図12とは異なる障害が有る場合の動作例を示す概略図であり、問題点の一例を示す図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
《通信システムの概略構成》
図1は、本発明の実施の形態1による通信システムにおいて、その構成例および主要部の動作例を示す概略図である。図1に示す通信システムは、マルチシャーシスリンクアグリゲーションが設定される2台のスイッチ装置(ネットワーク中継装置)SW1,SW2と、複数(ここでは3台)のスイッチ装置SWU1〜SWU3と、複数の端末TM1,TM2を備える。SW1,SW2のそれぞれは、ボックス型スイッチ装置で構成される。また、SW1,SW2は、前述したように、マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置MLAGSWを構成する。
スイッチ装置(第1および第2スイッチ装置)SW1,SW2のそれぞれは、複数(ここでは4個)のポートP1〜P4と、ブリッジ用ポートPbとを備える。SW1,SW2は、Pbを介して互いに通信回線(ブリッジ用通信回線)で接続される。
スイッチ装置SWU1〜SWU3のそれぞれは、2個のポートP1,P2を含む。SWU1は、P1,P2がSW1,SW2のポート(第1ポート)P1にそれぞれ異なる通信回線を介して接続され、当該通信回線の接続元となるP1,P2にリンクアグリゲーション(マルチシャーシスリンクアグリゲーション)を設定する。SWU2は、P1,P2がSW1,SW2のポート(第2ポート)P2にそれぞれ異なる通信回線を介して接続され、当該通信回線の接続元となるP1,P2にリンクアグリゲーション(マルチシャーシスリンクアグリゲーション)を設定する。同様に、SWU3は、P1,P2がSW1,SW2のポート(第3ポート)P3にそれぞれ異なる通信回線を介して接続され、当該通信回線の接続元となるP1,P2にリンクアグリゲーション(マルチシャーシスリンクアグリゲーション)を設定する。
本明細書では、このマルチシャーシスリンクアグリゲーションが設定されるポートをMLAG用ポート(略してMLAG)と呼ぶ。スイッチ装置SWU1は、自身のポートP1,P2をMLAG1として設定し、スイッチ装置SWU2は、自身のポートP1,P2をMLAG2として設定し、スイッチ装置SWU3は、自身のポートP1,P2をMLAG3として設定する。MLAGSWは、SWU1のMLAG1の設定に応じてスイッチ装置SW1,SW2のポートP1をMLAG1として設定し、当該2個のP1を論理的(仮想的)に1個のポートとして機能させる。同様に、MLAGSWは、SWU2のMLAG2の設定に応じてSW1,SW2のポートP2をMLAG2として設定し、SWU3のMLAG3の設定に応じてSW1,SW2のポートP3をMLAG3として設定し、当該2個のP2および当該2個のP3を、それぞれ論理的(仮想的)に1個のポートとして機能させる。
また、図1では、スイッチ装置SW1のポートP4は、端末TM1に接続され、スイッチ装置SW2のポートP4は、端末TM2に接続される。SW1,SW2のポートP4は、マルチシャーシスリンクアグリゲーションが設定されないポート(本明細書では一般用ポートと呼ぶ)となっている。なお、図示は省略するが、SW1,SW2のそれぞれは、ポート(第1ポート〜第3ポート)P1〜P3にそれぞれリンクアグリゲーションが設定された(言い換えればP1〜P3がそれぞれMLAG1〜MLAG3として設定された)ことを表すリンクテーブルを備えている。
《通信システム(前提)の概略ならびに問題点》
ここで、図1の通信システムの動作の説明に先だって、図1の通信システムの前提として検討した通信システムの動作ならびに当該動作を用いた場合の具体的な問題点の一例について図9〜図13を用いて説明する。
図9は、本発明の前提として検討した通信システムにおいて、その構成例および障害が無い場合の動作例を示す概略図である。図9の通信システムは、図1の通信システムにおいてマルチシャーシスリンクアグリゲーション装置MLAGSWを構成するスイッチ装置SW1,SW2がスイッチ装置SW’1,SW’2に置き換わった構成となっている。図9に示すように、SW’1,SW’2のぞれぞれは、MLAG1〜MLAG3として設定される自身のポートP1〜P3が全て正常である場合、MLAG1〜MLAG3の間でのフレームの中継を自身のP1〜P3を用いて行う。図9の例では、SW’1は、自身のポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信した場合、当該FLを自身のポートP2(MLAG2)および自身のポートP3(MLAG3)を含めて受信したポート以外のポートから転送する。
これに伴い、スイッチ装置SW’2は、フレームFLをブリッジ用ポートPbで受信する。SW’2は、スイッチ装置SW’1によって既に行われているMLAG2,MLAG3からのフレームFLの転送が重複して行われるのを防止するため、Pbで受信したFLを、受信したポートと自身のポートP2,P3(MLAG2,MLAG3)とを除いたポート(ここではP4)から転送する。更に、SW’2は、所謂フレームの折り返しを防止するため、自身のポートP1(MLAG1)からのFLの転送も禁止する。このように、MLAGSW内のSW’1,SW’2のぞれぞれは、Pbで受信したフレームの自身のMLAG用ポートからの転送を禁止する機能を持つ。
図10は、図9の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。図10の例では、MLAGSW内の一方のスイッチ装置(ここではSW’1)において、MLAG用ポート(MLAG3)として設定されたポートP3にリンク障害が生じている。すなわち、SW’1のP3と、スイッチ装置SWU3のポートP1と、その間の通信回線とからなるリンクに障害が生じている。この場合、スイッチ装置SW’1は、予め、MLAG3として設定された自身のポートP3にリンク障害が有ることをブリッジ用ポートPbを介して他方のスイッチ装置SW’2に通知する。この通知を受けて、SW’2は、図9で述べた動作の例外として、予め、Pbで受信したフレームFLの、MLAG3に対応する自身のポートP3からの転送を許可する。
このような前提のもと、図10に示すように、スイッチ装置SW’1は、自身のポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信した場合、当該FLを、受信したポートとリンク障害が有る自身のポートP3(MLAG3)とを除いたポートから転送する。これに伴い、スイッチ装置SW’2は、ブリッジ用ポートPbでFLを受信し、当該FLを、MLAG用ポートを除いたポート(ここではP4)から転送することに加えて、MLAG用ポートの中で転送が許可されたポートP3(MLAG3)からも転送する。
図11は、図9の通信システムにおいて、更に中継条件を設定した場合の動作例を示す概略図である。図11に示すように、MLAGSWを構成するスイッチ装置SW’1,SW’2のそれぞれに対して、予め中継条件が設定可能となっている。当該中継条件では、例えば、MLAG用ポート(MLAG1〜MLAG3)として設定されたポートP1〜P3の間で、所定の中継元のポートで受信したフレームFLを所定の中継先のポートに中継することを禁止することが定められる。図11の例では、SW’1,SW’2のそれぞれに対して、予め中継元のポートP1から中継先のポートP2に向けた中継を禁止する旨の中継条件が設定されている。
この場合、スイッチ装置SW’1は、例えば、自身のポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信した場合、受信したポートと、自身の中継条件に基づく自身のポートP2(MLAG2)とを除いたポートから当該FLを転送する。これに伴い、スイッチ装置SW’2は、ブリッジ用ポートPbでFLを受信するが、図9で述べたように自身のポートP2(MLAG2)からの転送を元々禁止している。このため、SW’2のP2(MLAG2)からFLは転送されず、所望の中継条件は満たされる。なお、図示は省略するが、同様にして、SW’2に予め設定された中継条件により、例えば、SW’2が自身のポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームを受信した場合にも、所望の中継条件は満たされる。
ただし、このような中継条件は、MLAGSWが持つMLAG用ポートが全て正常である場合に満たされ、MLAG用ポートにリンク障害が有る場合には満たされない場合がある。図12は、図11の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。図13は、図11の通信システムにおいて、図12とは異なる障害が有る場合の動作例を示す概略図であり、問題点の一例を示す図である。
図12に示すように、例えば、スイッチ装置SW’1のポートP3(MLAG3)にリンク障害が有る場合を想定する。この場合、SW’1は、自身に設定された中継元のポートP1から中継先のポートP2への中継を禁止する旨の中継条件に基づいて、P1(MLAG1)で受信したブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLをP2(MLAG2)から転送しない。また、スイッチ装置SW’2は、図10の場合と同様に、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームFLを、リンク障害に伴い許可されたポートP3(MLAG3)からは転送するが、ポートP2(MLAG2)からは転送しない。したがって、結果的に、所望の中継条件は満たされる。
しかしながら、図13に示すように、図12の場合に加えて、更に、スイッチ装置SW’1のポートP2(MLAG2)にもリンク障害が有る場合を想定する。この場合、スイッチ装置SW’2は、図10で述べたような障害時の動作を行うことで、リンク障害が有るMLAG用ポート(MLAG2)に対応する自身のポートP2からの転送を許可してしまう。この際に、仮にSW’2に対して、中継元のポートP1から中継先のポートP2への中継を禁止する旨の中継条件を設定したとしても、SW’2から見て中継元のポート(すなわちフレームを受信したポート)はブリッジ用ポートPbであるため、当該中継条件は適合しない。その結果、所望の転送条件は満たされなくなる。
なお、ここでは、スイッチ装置SW’1のポートP3(MLAG3)に加えてポートP2(MLAG2)に障害が有る場合を例としたが、SW’1のP3(MLAG3)には障害が無く、ポートP2(MLAG2)のみに障害が有る場合でも同様に、所望の中継条件は満たされなくなる。また、図13のリンク障害が有る前提で、仮に、SW’1のポートP1(MLAG1)で受信したフレームが宛先のポートをポートP2(MLAG2)とするユニキャストのフレームであった場合を想定する。この場合、例えば、SW’1に、自身の中継条件に基づいて当該フレームを破棄させると共にブリッジ用ポートPbからの転送を停止させるような動作を行わせることで、所望の中継条件を満たすことは可能である。ただし、受信したフレームがブロードキャスト又はマルチキャストの場合には、ブリッジ用ポートPbを介した転送が生じてしまうため、図13のように所望の中継条件を満たせなくなる。
《通信システムの概略動作》
そこで、図1の通信システムでは、前提として、MLAG用ポート(MLAG1〜MLAG3)(すなわち第1〜第3ポートP1〜P3)にリンク障害が無い場合、第1および第2スイッチ装置SW1,SW2のそれぞれは、図9で述べたように、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームのMLAG1〜MLAG3(P1〜P3)からの転送を禁止する。また、前提として、SW1,SW2の一方(例えばSW1)のMLAG用ポート(例えばMLAG2(第2ポートP2))にリンク障害が有る場合、SW1,SW2の他方(SW2)は、図10の場合と同様にして、Pbで受信したフレームのP2(MLAG2)からの転送を許可する。
このような前提のもと、第1および第2スイッチ装置SW1,SW2の一方(例えばSW1)は、図1に示すように、MLAG用ポート(ここではMLAG1(ポートP1))からフレームFLを受信し、当該FLをブリッジ用ポートPbから転送する際に、当該FLに対して受信したポートを表すポート識別子を付加したブリッジ用フレームFLBを生成する。SW1は、当該FLBを自身のPbからSW2のPbに向けて転送する。
図2は、図1において、ブリッジ用フレームFLBの構造例を示す概略図である。図2に示すように、例えば、スイッチ装置SW1がMLAG1(第1ポートP1)で受信したフレームFLは、送信元アドレス(送信元MACアドレス)SMACおよび宛先アドレス(宛先MACアドレス)DMACを含んでいる。ブリッジ用フレームFLBは、当該FLに対して、受信したポートを表すポート識別子RPIDが付加された構造となっている。例えば、SW1がMLAG1(P1)でFLを受信した場合、RPIDは、MLAG1(P1)を表す識別子となる。
更に、図1の通信システムでは、図11の場合とほぼ同様に、第1および第2スイッチ装置SW1,SW2のそれぞれに対して、予め中継条件が設定可能となっている。当該中継条件では、所定の中継元のポート(MLAGxx)から所定の中継先のポート(MLAGyy)に向けたフレームの中継を禁止することが定められる。
ここで、図1に示すように、受信したポートを表すポート識別子RPID(ここではMLAG1)を含むブリッジ用フレームFLBが第1スイッチ装置SW1のブリッジ用ポートPbから転送された場合、第2スイッチ装置SW2は、まず、自身のPbで受信したFLBからRPIDを検出する。そして、SW2は、自身の中継条件の中継元のポート(MLAGxx)をPbではなくRPIDが表すポート(ここではMLAG1)と判断し、自身の中継条件を満たすようにフレームFLの中継を行う。
具体的には、第2スイッチ装置SW2は、自身の中継条件の中継元のポートがポート識別子RPIDが表すポート(ここではMLAG1)である場合、中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する。例えば、SW2は、自身の中継条件で設定された中継元のポート(MLAGxx)がMLAG1であり、中継先のポート(MLAGyy)がMLAG2の場合には、ブリッジ用ポートPbで受信したブリッジ用フレームFLBに含まれるフレームFLのMLAG2(自身のポートP2)に向けた中継を禁止する。
図3は、図1の通信システムにおいて、障害が有る場合の動作例を示す概略図である。図3では、図1の通信システムにおいて、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2(MLAG2)にリンク障害が有る場合の動作例が示されている。また、第1および第2スイッチ装置SW1,SW2のそれぞれは、中継元のポート(ここではMLAG1)から中継先のポート(ここではMLAG2)に向けたフレームの中継を禁止することを定めた中継条件を予め備えている。
ここで、図3に示すように、第1スイッチ装置SW1は、自身のポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信した場合、FLに対して、その受信したポートを表すポート識別子RPID(ここではMLAG1)を付加したブリッジ用フレームFLBを生成し、当該FLBをブリッジ用ポートPbから転送する。また、SW1は、P1で受信したフレームを自身のポートP3(MLAG3)およびポートP4からも転送する。この際に、SW1は、第2ポートP2(MLAG2)の障害の有無に関わらず、FLBを生成し、Pbから転送する。ただし、仮に第2スイッチ装置SW2の一般用ポートP4からの転送が不要であることを前提とした場合、SW1は、場合によっては、自身のMLAG用ポートに障害が有る場合にのみFLBを生成し、Pbから転送してもよい。
一方、第2スイッチ装置SW2では、予め、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2(MLAG2)のリンク障害に応じて、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームの自身の第2ポートP2(MLAG2)からの転送が許可されている。この状態で、SW2は、Pbでブリッジ用フレームFLBを受信する。SW2は、当該FLBから受信したポートを表すポート識別子RPIDを検出し、自身の中継条件の中継元のポートを当該RPIDが表すポート(ここではMLAG1)と判断する。そして、SW2は、仮に自身の中継条件の中継先のポートがMLAG2(P2)で無い場合に、FLBに含まれるフレームFLを自身のP2に向けて中継する。その結果、P2からFLが転送される。
なお、図3の例では、スイッチ装置SW2の中継条件における中継元および中継先のポートはそれぞれMLAG1およびMLAG2であるため、SW2は、当該中継条件に基づいて、自身のP2(MLAG2)に向けた中継を禁止し、P2(MLAG2)からの転送を禁止する。また、SW2のポートP1(MLAG1)およびポートP3(MLAG3)からの転送も、図9で述べたような動作により予め禁止されている。その結果、SW2は、ブリッジ用フレームFLBに含まれるフレームFLをポートP4からのみ転送する。
このように、図1の通信システムを用いて図3のような動作を行うことで、図13の場合と異なり、所望の中継条件を満たすことが可能になる。図13では、図3と比較して更にスイッチ装置SW1のポートP3にもリンク障害が生じているが、この場合、図3において、単に、SW1のP3からの転送がSW2のP3からの転送に代わるだけである。
また、図3では、フレームFLがブロードキャスト又はマルチキャストの場合で説明したが、例えばMLAG2を宛先のポートするユニキャストの場合でも、図3と同様の動作によって中継条件を満足させることが可能である。また、ユニキャストの場合には、SW1が中継条件に基づいてブリッジ用ポートPbからの転送を止めることで、中継条件を満足させることも可能である。更に、ここではポート識別子RPIDをMLAG1等としたが、勿論、これに限定されるものではなく、例えば、SW1がP1でフレームを受信した場合には、このP1を意味する識別子であればよい。SW1,SW2は、共に、互いのP1にマルチシャーシスリンクアグリゲーションが設定されていることを予め認識しているため、SW2は、例えばP1を意味する識別子を含んだブリッジ用フレームFLBを受信した際に、そのフレームを自身のP1で受信したフレームとみなして中継条件を判別すればよい。
以上、本実施の形態1の通信システムを用いることで、マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置MLAGSWにおいて、障害が発生した際にも、フレームを中継する際の経路を制限することができる。すなわち、図9に示したようにフレームの重複転送や折り返しを禁止する機能や、図10に示したようにリンク障害が生じた際に代替え経路を確保する機能といったMLAGSWとして必要な機能を備えた上で、更に、リンク障害の有無に関わらず所望の中継条件が満たせるようになる。その結果、通信システムの耐障害性を向上させることが可能になる。
(実施の形態2)
前述した実施の形態1では、MLAG用ポート間でのフレームの中継を制限する場合の動作例について説明したが、図1に示したような受信したポートを表すポート識別子RPIDを用いることで、MLAG用ポートと一般用ポートとの間でのフレームの中継を制限することも可能になる。以下、その詳細について説明する。
《通信システムの概略動作(応用例[1])》
図4は、本発明の実施の形態2による通信システムにおいて、その構成例および動作例を示す概略図である。図4の通信システムは、図1および図3の通信システムと同様の構成を備え、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2にリンク障害が有る。ただし、図4では、図3の場合と異なり、SW1のポート(一般用ポート)P4でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信している。更に、ここでは、SW1のP4からMLAG用ポート(MLAG2)に向けたフレームの中継を禁止したい場合を想定する。
この場合、第1スイッチ装置SW1は、自身のポートP4で受信したフレームFLを、自身のポートP1(MLAG1)およびポートP3(MLAG3)から転送する。更に、SW1は、FLに受信したポートを表すポート識別子RPIDを付加したブリッジ用フレームFLBを生成し、ブリッジ用ポートPbから転送する。RPIDは、SW1のポートP4を表す識別子となる。この際に、SW1は、第2ポートP2(MLAG2)の障害の有無に関わらず、FLBを生成し、Pbから転送する。ただし、仮に第2スイッチ装置SW2の一般用ポートP4からの転送が不要であることを前提とした場合、SW1は、場合によっては、自身のMLAG用ポートに障害が有る場合にのみFLBを生成し、Pbから転送してもよい。
一方、第2スイッチ装置SW2では、予め、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2(MLAG2)のリンク障害に応じて、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームの自身の第2ポートP2(MLAG2)からの転送が許可されている。この状態で、SW2は、Pbでブリッジ用フレームFLBを受信する。SW2は、当該FLBから受信したポートを表すポート識別子RPIDを検出し、自身の中継条件の中継元のポートを当該RPIDが表すポート(ここではSW1のP4)と判断する。
そこで、予め、第2スイッチSW2に対して、中継元のポート(ここではSW1のP4)から中継先のポート(ここでは第2ポートP2(MLAG2))に向けたフレームの中継を禁止する旨の中継条件を定めておく。これによって、SW2において、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームがリンク障害に応じて許可となったポートP2(MLAG2)から転送される事態を防止することができる。また、SW2のポートP1(MLAG1)およびポートP3(MLAG3)からの転送も、図9で述べたような動作により予め禁止されている。その結果、SW2は、ブリッジ用フレームFLBに含まれるフレームFLを自身のポートP4からのみ転送する。なお、SW2は、仮に自身の中継条件の中継先のポートがMLAG2(P2)で無い場合には、FLを自身のP2から転送する。
《通信システムの概略動作(応用例[2])》
図5は、本発明の実施の形態2による通信システムにおいて、その構成例および他の動作例を示す概略図である。図5の通信システムは、図1および図3の通信システムと同様の構成を備え、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2にリンク障害が有る。また、ここでは、図3の場合と同様に、SW1の第1ポートP1(MLAG1)でブロードキャスト又はマルチキャストのフレームFLを受信している。ただし、ここでは、図3の場合と異なり、MLAG用ポート(MLAG1)からスイッチ装置SW2のポートP4に向けたフレームの中継を禁止したい場合を想定する。
この場合、第1スイッチ装置SW1は、自身のポートP1(MLAG1)で受信したフレームFLを、自身のポートP3(MLAG3)およびポート(一般用ポート)P4から転送する。更に、SW1は、FLに受信したポートを表すポート識別子RPIDを付加したブリッジ用フレームFLBを生成し、ブリッジ用ポートPbから転送する。RPIDは、MLAG1を表す識別子となる。この際に、SW1は、第2ポートP2(MLAG2)の障害の有無に関わらず、FLBを生成し、Pbから転送する。ただし、仮に第2スイッチ装置SW2の一般用ポートP4からの転送が不要であることを前提とした場合、SW1は、場合によっては、自身のMLAG用ポートに障害が有る場合にのみFLBを生成し、Pbから転送してもよい。
一方、第2スイッチ装置SW2では、予め、第1スイッチ装置SW1の第2ポートP2(MLAG2)のリンク障害に応じて、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームの自身の第2ポートP2(MLAG2)からの転送が許可されている。この状態で、SW2は、Pbでブリッジ用フレームFLBを受信する。SW2は、当該FLBから受信したポートを表すポート識別子RPIDを検出し、自身の中継条件の中継元のポートを当該RPIDが表すポート(ここではMLAG1)と判断する。
そこで、予め、第2スイッチSW2に対して、中継元のポート(ここではMLAG1)から中継先のポート(ここではポート(一般用ポート)P4)に向けたフレームの中継を禁止する旨の中継条件を定めておく。これによって、SW2において、ブリッジ用ポートPbで受信したフレームがポート(一般用ポート)P4から転送される事態を防止することができる。また、SW2のポートP1(MLAG1)およびポートP3(MLAG3)からの転送も、図9で述べたような動作により予め禁止されている。その結果、SW2は、ブリッジ用フレームFLBに含まれるフレームFLを自身のポートP2(MLAG2)からのみ転送する。
以上のように、受信したポートを表すポート識別子RPIDを用いることで、リンク障害の有無に関わらず、フレームを中継する際の経路を一般用ポートを含めて制限することができる。なお、ここでは、MLAG用ポートと一般用ポートとの間でのフレームの中継を制限する場合について説明したが、図4に示したように、RPIDを一般用ポートとすることで、同様にして、一般用ポートの間(例えばSW1のP4とSW2のP4)でのフレームの中継を制限することも可能になる。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、実施の形態1および2の通信システムにおける、マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置MLAGSWを構成するスイッチ装置(ネットワーク中継装置)SW1,SW2の主要な構成例および動作例について説明する。
《スイッチ装置(ネットワーク中継装置)の概略構成》
図6(a)は、本発明の実施の形態3によるネットワーク中継装置において、その主要部の概略構成例を示すブロック図であり、図6(b)は、図6(a)におけるテーブルユニットの構成例を示す概略図である。図6(a)に示すスイッチ装置(ネットワーク中継装置)SWは、例えば、フレーム転送制御部FFCTLと、テーブルユニットTBLUと、複数のポート(P1,P2,P3,P4,…,Pb1,Pb2,…)を備えている。この内、Pb1,Pb2,…は、図1に示したブリッジ用ポートPbに対応する。ここでは、冗長性や帯域を確保するため、複数のブリッジ用ポートPb1,Pb2,…が設けられ、Pb1,Pb2,…にはリンクアグリゲーションが設定されている。
例えば、図1のスイッチ装置SW1を例とすると、ポートP1,P2,P3にはそれぞれ通信回線を介してスイッチ装置SWU1,SWU2,SWU3が接続され、ポートP4には通信回線を介して端末TM1が接続される。また、ブリッジ用ポートPbには通信回線(ブリッジ用通信回線)を介してスイッチ装置SW2が接続される。テーブルユニットTBLUには、アドレステーブルMACTBLおよびリンクテーブルMLAGTBL等に加えて中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLが保持されている。
アドレステーブルMACTBLには、各ポート(一般用ポートおよびMLAG用ポート)と各ポートの先に存在する端末等のMAC(Media Access Control)アドレスとの関係が保持される。MACTBLは、受信したフレームに対して、その宛先のポートを定める際に使用される。リンクテーブルMLAGTBLには、各ポートとリンクアグリゲーション(マルチシャーシスリンクアグリゲーション)との関係が保持される。この例では、第1ポートP1〜第3ポートP3にそれぞれリンクアグリゲーションが設定された(言い換えればP1〜P3がそれぞれMLAG1〜MLAG3として設定された)ことが示される。中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLでは、前述したように、所定の中継元のポートから所定の中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止することが定められる。この例では、MLAG用ポート(MLAG1)からMLAG用ポート(MLAG2)に向けたフレームの中継を禁止することが定められている。
フレーム転送制御部FFCTLは、ポート障害検出部PDDETと、中継条件処理部SPCTLと、ブリッジ用ポート処理部BPCTLと、を含んでいる。FFCTLは、概略的には、テーブルユニットTBLUに基づいて、各ポート(P1,P2,P3,P4,…,Pb)間でフレームを転送する際の中継経路の構築や、受信したフレームに基づいて宛先のポートの決定ならびにアドレステーブルMACTBLの更新等を行う。
この際に、ポート障害検出部PDDETは、各ポート(P1,P2,P3,P4,…,Pb)のリンク障害を検出する。中継条件処理部SPCTLは、中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLに基づいて特定の中継経路を介するフレームの中継を禁止する。ブリッジ用ポート処理部BPCTLは、前述したように、ブリッジ用フレームFLBの生成および送信や、受信したFLBの解析を行う。更に、BPCTLは、PDDETでリンク障害が検出されたポートの情報を制御フレームを用いてブリッジ用ポートPbから送信する処理や、その逆にPbで受信した制御フレームからリンク障害が検出されたポートを認識する処理等を行う。
《スイッチ装置(ネットワーク中継装置)の動作》
図7および図8は、図6(a)および図6(b)のネットワーク中継装置の主要な動作例を示すフロー図である。図7は、主に、ポート障害検出部PDDETおよびブリッジ用ポート処理部BPCTLを用いてリンク障害が検出されたポートの情報をMLAGSW間で共有する際の処理内容を表す。図8は、主に、中継条件処理部SPCTLおよびポート障害検出部PDDETを用いて、リンク障害の状況や中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLに基づいてフレームの中継経路を制御する際の処理内容を表す。
図7において、まず、フレーム転送制御部FFCTL(ポート障害検出部PDDET)は、自身のMLAG用ポートを監視し、リンク障害が有る場合にはそれを検出する(ステップS101)。ここで、リンク障害が検出された場合、FFCTL(ブリッジ用ポート処理部BPCTL)は、リンク障害が検出されたMLAG用ポートを表す第1識別情報をブリッジ用ポートPbを介して同一のMLAGSW内の対向するスイッチ装置(ネットワーク中継装置)に通知し(ステップS102)、ステップS104へ移行する。一方、ステップS101でリンク障害が検出されない場合、FFCTL(BPCTL)は、その旨を表す第2識別情報を対向するスイッチ装置に通知し(ステップS103)、ステップS104へ移行する。
ステップS104において、FFCTL(ブリッジ用ポート処理部BPCTL)は、対向するスイッチ装置から第1識別情報が通知されたか否かを判別する。第1識別情報が通知された場合、FFCTL(BPCTL)は、当該第1識別情報をテーブルユニットTBLU等に記憶し(ステップS105)、ステップS101に戻る。一方、第1識別情報が通知されない場合、FFCTL(BPCTL)は、対向するスイッチ装置から第2識別情報が通知されたか否かを判別する(ステップS106)。第2識別情報が通知された場合、FFCTL(BPCTL)は、第1識別情報が記憶されている場合にはそれを消去し(ステップS107)、ステップS101に戻る。これは、対向するスイッチ装置のリンク障害が回復したことを意味する。一方、ステップS106において、第2識別情報が通知されない場合、FFCTLは、ステップS101に戻る。
例えば、図7のように、ステップS101〜S107の処理を定期的に実行することで、自身のMLAG用ポートのリンク障害の状況を定期的に監視し、また対向するスイッチ装置におけるMLAG用ポートのリンク障害の状況を定期的に入手することが可能になる。なお、図7の処理内容は、MLAGSW間でリンク障害の状況を共有できる処理内容であればよく、図7に限らず様々に変形することが可能である。
図8において、まず、フレーム転送制御部FFCTLは、フレームを受信する(ステップS201)。次いで、FFCTLは、フレームを受信したポートがブリッジ用ポートPbであるか否かを判別する(ステップS202)。フレームを受信したポートがPbである場合、FFCTLは、図7に示した第1識別情報が表すMLAG用ポート(すなわち対向するスイッチ装置でリンク障害が有るMLAG用ポート)に対応する自身のMLAG用ポートからの転送を許可し、それ以外の自身のMLAG用ポートからの転送を禁止する(ステップS203)。
続いて、フレーム転送制御部FFCTL(ブリッジ用ポート処理部BPCTL)は、受信したブリッジ用フレームFLBからポート識別子RPIDを検出する(ステップS204)。次いで、FFCTLは、FLBに対する単数または複数の宛先のポートを決定する(ステップS205)。例えば、FLB内のフレームFLがブロードキャスト又はマルチキャストとなる場合には、受信したポート(ここではブリッジ用ポートPb)以外のポートが宛先のポートとして決定され、FLがユニキャストとなる場合には、例えばアドレステーブルMACTBL等に基づいて単数の宛先のポートが決定される。
続いて、フレーム転送制御部FFCTL(中継条件処理部SPCTL)は、ステップS204で検出したポート識別子RPIDが表すポートを中継元のポートと判断し、ステップS205で定めた宛先のポートを中継先のポートとして、その組合せを中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLと比較する(ステップS206)。次いで、FFCTLは、ブリッジ用フレームFLBを通常用のフレームFLに戻す(ステップS207)。その後、FFCTLは、ステップS206で中継条件に適合した宛先のポートと、ステップS203において転送が禁止されたMLAG用ポートとを除いた宛先のポートから、通常用のフレームFLを転送する(ステップS208)。
一方、ステップS202において、受信したポートがブリッジ用ポートPbで無い場合、フレーム転送制御部FFCTLは、自身のMLAG用又は一般用ポートで受信したフレーム(通常用のフレーム)FLに対して単数又は複数の宛先のポートを決定する(ステップS209)。例えば、受信したフレームFLがブロードキャスト又はマルチキャストとなる場合には、受信したポート以外のポートが宛先のポートとして決定され、FLがユニキャストとなる場合には、アドレステーブルMACTBLに基づいて単数の宛先のポートが決定される。
続いて、フレーム転送制御部FFCTLは、決定した宛先のポートの中に、自身のポート障害検出部PDDETでリンク障害を検出した自身のMLAG用ポートが含まれるか否かを判別する。また、FFCTLは、決定した宛先のポートの中にブリッジ用ポートPbが含まれるか否か(すなわち、例えば図5のように、対向するスイッチ装置SW2の一般用ポートP4からの転送が必要か否か)を判別する(ステップS210)。決定した宛先のポートの中にリンク障害が有るMLAG用ポートが含まれるか、またはPbが含まれる場合、FFCTL(ブリッジ用ポート処理部BPCTL)は、受信したポートを表すポート識別子RPIDを付加したブリッジ用フレームFLBを生成する(ステップS211)。そして、FFCTL(BPCTL)は、当該FLBをPbから転送し(ステップS212)、ステップS213へ移行する。
一方、ステップS210において、決定した宛先のポートの中にリンク障害が有るMLAG用ポートが含まれず、かつブリッジ用ポートPbも含まれない場合、フレーム転送制御部FFCTLは、ステップS213へ移行する。ステップS213において、FFCTL(中継条件処理部SPCTL)は、受信したポートを中継元のポートと判断し、ステップS209で定めた宛先のポートを中継先のポートとして、その組合せを中継条件(中継条件の設定テーブル)SPTBLと比較する。その後、FFCTLは、ブリッジ用ポートPbと、ステップS213で中継条件に適合した宛先のポートと、リンク障害が有る自身のMLAG用ポートとを除いた宛先のポートから通常用のフレームFLを転送する(ステップS214)。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、前述した実施の形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、前述した各実施の形態では、主に、レイヤ2(L2)レベルのスイッチ装置(ネットワーク中継装置)を例として説明を行ったが、勿論、レイヤ3(L3)レベルのスイッチ装置(ネットワーク中継装置)であっても同様に適用可能である。
BPCTL ブリッジ用ポート処理部
DMAC 宛先アドレス(宛先MACアドレス)
FFCTL フレーム転送制御部
FL フレーム
FLB ブリッジ用フレーム
MACTBL アドレステーブル
MLAGSW マルチシャーシスリンクアグリゲーション装置
MLAGTBL リンクテーブル
P1〜P4 ポート
PDDET ポート障害検出部
Pb ブリッジ用ポート
RPID ポート識別子
SMAC 送信元アドレス(送信元MACアドレス)
SPCTL 中継条件処理部
SPTBL 中継条件(中継条件の設定テーブル)
SW,SW’ スイッチ装置(ネットワーク中継装置)
SWU スイッチ装置
TBLU テーブルユニット
TM 端末

Claims (5)

  1. それぞれ、第1および第2ポートを含む複数のポートとブリッジ用ポートとを持ち、前記ブリッジ用ポートを介して互いに通信回線で接続される第1および第2スイッチ装置を備え、
    前記第1および第2スイッチ装置のそれぞれは、
    前記複数のポートの中で、所定の中継元のポートから所定の中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止することを定めた中継条件と、
    前記第1および第2スイッチ装置の前記第1ポートにリンクアグリゲーションが設定され、前記第1および第2スイッチ装置の前記第2ポートにリンクアグリゲーションが設定されたことを表すリンクテーブルと、を備え、
    前記第1および第2ポートにリンク障害が無い場合、前記第1および第2スイッチ装置のそれぞれは、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームの前記第1および第2ポートからの転送を禁止し、
    前記第1スイッチ装置の前記第2ポートにリンク障害が有る場合、前記第2スイッチ装置は、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームの前記第2ポートからの転送を許可し、
    前記第1スイッチ装置は、前記第1ポートで受信したフレームに対して受信したポートを表すポート識別子を付加して前記ブリッジ用ポートから転送し、前記第2スイッチ装置は、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームから前記ポート識別子を検出し、前記中継条件の前記中継元のポートが前記ポート識別子が表すポートである場合、前記中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する、通信システム。
  2. 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記第1および第2スイッチ装置のそれぞれが持つ前記複数のポートの中には、更に、リンクアグリゲーションが設定されない一般用ポートが含まれ、
    前記第1スイッチ装置は、前記一般ポートで受信したフレームに対して受信したポートを表すポート識別子を付加して前記ブリッジ用ポートから転送し、前記第2スイッチ装置は、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームから前記ポート識別子を検出し、前記中継条件の前記中継元のポートが前記ポート識別子が表すポートである場合、前記中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する、通信システム。
  3. 請求項2記載の通信システムにおいて、
    前記第1および第2スイッチ装置のそれぞれは、ボックス型スイッチ装置で構成される通信システム。
  4. 第1および第2ポートを含む複数のポートと、
    他のネットワーク中継装置と通信回線を介して接続するためのブリッジ用ポートと、
    前記複数のポートの中で、所定の中継元のポートから所定の中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止することを定めた中継条件と、
    自身の前記第1ポートと前記他のネットワーク中継装置の第1ポートとにリンクアグリゲーションが設定され、自身の前記第2ポートと前記他のネットワーク中継装置の第2ポートとにリンクアグリゲーションが設定されたことを表すリンクテーブルと、を備え、
    前記他のネットワーク中継装置の前記第1および第2ポートにリンク障害が無い場合、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームの自身の前記第1および第2ポートからの転送を禁止し、
    前記他のネットワーク中継装置の前記第2ポートにリンク障害が有る場合、前記ブリッジ用ポートで受信したフレームの自身の前記第2ポートからの転送を許可し、
    前記第1ポートでフレームを受信した場合、当該フレームに対して受信したポートを表すポート識別子を付加して前記ブリッジ用ポートから転送し、
    前記他のネットワーク中継装置によって前記ポート識別子が付加されたフレームを前記ブリッジ用ポートで受信した場合、当該フレームから前記ポート識別子を検出し、前記中継条件の前記中継元のポートが前記ポート識別子が表すポートである場合、前記中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する、ネットワーク中継装置。
  5. 請求項4記載のネットワーク中継装置において、
    前記複数のポートの中には、更に、リンクアグリゲーションが設定されない一般用ポートが含まれ、
    前記一般用ポートでフレームを受信した場合、当該フレームに対して受信したポートを表すポート識別子を付加して前記ブリッジ用ポートから転送し、
    前記他のネットワーク中継装置によって前記ポート識別子が付加されたフレームを前記ブリッジ用ポートで受信した場合、当該フレームから前記ポート識別子を検出し、前記中継条件の前記中継元のポートが前記ポート識別子が表すポートである場合、前記中継先のポートに向けたフレームの中継を禁止する、ネットワーク中継装置。
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