JP2003264306A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

太陽電池の製造方法

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JP2003264306A JP2002062584A JP2002062584A JP2003264306A JP 2003264306 A JP2003264306 A JP 2003264306A JP 2002062584 A JP2002062584 A JP 2002062584A JP 2002062584 A JP2002062584 A JP 2002062584A JP 2003264306 A JP2003264306 A JP 2003264306A
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Yasuhiro Hashimoto
泰宏 橋本
Takuya Sato
▲琢▼也 佐藤
Takayuki Negami
卓之 根上
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ZnとMgとOとを含む層を備えた太陽電池
を、従来に比べてさらに高効率化できる製造方法を提供
する。 【解決手段】 (i)ZnとMgとOとを含む化合物相
13と、光吸収層として機能するp形半導体層12とを
含む多層膜10を基板20上に形成する工程と、(ii)
多層膜10を150℃〜250℃の範囲内の温度で熱処
理する工程とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】Ib族元素、IIIb族元素およびVIb族
元素からなる化合物半導体薄膜(カルコパイライト構造
化合物半導体薄膜)であるCuInSe2(以下、CI
Sという場合がある)あるいはこれにGaを固溶させた
Cu(In,Ga)Se2(以下、CIGSという場合
がある)を光吸収層に用いた薄膜太陽電池が高いエネル
ギー変換効率を示し、光照射等による変換効率の劣化が
ないという利点を有していることが報告されている。
【0003】従来の高効率CIS太陽電池および高効率
CIGS太陽電池では、一般に、窓層としてZnO層が
用いられている。近年、光吸収層と窓層のコンダクショ
ンバンドオフセットを最適値にするために、ZnOの代
わりにZnとMgとOとを含む層(Zn1-xMgxO層)
を用いた太陽電池が検討されている。また、Zn1-x
xO層を用いることによって、従来の太陽電池に用い
られていたバッファー層を不要としたCISおよびCI
GS太陽電池も開発されている。これらの太陽電池に用
いられるZn1-xMgxO層は、スパッタリングによって
形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CIS
層(またはCIGS層)上に、Zn1-xMgxO層を直接
形成するとスパッタダメージによって太陽電池特性が低
下するという問題があった。現在、太陽電池のさらなる
高効率化が求められており、Zn1-xMgxO層を用いる
太陽電池においてもさらなる高効率化を実現する必要が
ある。
【0005】このような状況に鑑み、本発明は、Znと
MgとOとを含む層を備えた太陽電池を、従来に比べて
さらに高効率化できる製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の太陽電池の製造方法は、(i)ZnとMg
とOとを含む層Aと、光吸収層として機能する半導体層
とを含む多層膜を基板上に形成する工程と、(ii)前記
多層膜を150℃〜250℃の範囲内の温度で熱処理す
る工程とを含むことを特徴とする。この製造方法によれ
ば、ZnとMgとOとを含む層Aの形成によって生じる
ダメージを解消できるため、変換効率が高い太陽電池を
製造できる。
【0007】上記製造方法では、前記(i)の工程にお
いて、前記層Aをスパッタ法で形成することが好まし
い。この構成によれば、任意の組成の層Aを容易に形成
できる。
【0008】上記製造方法では、前記(ii)の工程にお
いて、前記多層膜を5分間〜15分間の範囲内のあいだ
熱処理することが好ましい。この構成によれば、熱処理
時に層Aが変質して変換効率が低下することを防止でき
る。
【0009】上記製造方法では、前記多層膜は、前記基
板側から順に積層された第1の電極層と、前記半導体層
と、前記層Aと、第2の電極層とを含み、前記半導体層
が、InおよびGaから選ばれる少なくとも1つの元素
と、SeおよびSから選ばれる少なくとも1つの元素
と、Cuとを含むp形の化合物半導体からなるものでも
よい。あるいは、上記製造方法では、前記多層膜は、前
記基板側から順に積層された第1の電極層と、前記半導
体層と、n形半導体層と、前記層Aと、第2の電極層と
を含み、前記半導体層が、InおよびGaから選ばれる
少なくとも1つの元素と、SeおよびSから選ばれる少
なくとも1つの元素と、Cuとを含むp形の化合物半導
体からなり、前記n形半導体層が、InおよびGaから
選ばれる少なくとも1つの元素と、SeおよびSから選
ばれる少なくとも1つの元素と、Cuと、Znとを含む
化合物半導体からなるものでもよい。これらの構成によ
れば、特に高効率のCIS太陽電池またはCIGS太陽
電池を製造できる。
【0010】上記製造方法では、前記第1の電極層がM
oからなり、前記第2の電極層が透明電極であってもよ
い。
【0011】上記製造方法では、前記層Aが、組成式Z
1-xMgxO(ただし、0.05≦x≦0.35)で表
される材料からなることが好ましい。この構成によれ
ば、特に高効率の太陽電池を製造できる。
【0012】上記製造方法では、前記(ii)の工程にお
いて、窒素ガス、アルゴンガスおよび酸素ガスからなる
群より選ばれる少なくとも1つのガスからなる雰囲気中
で熱処理を行うことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明の製造方法では、まず、ZnとMg
とO(酸素)とを含む層Aと、光吸収層として機能する
半導体層とを含む多層膜を基板上に形成する(工程
(i))。基板上に形成される多層膜の一例を図1
(a)に示す。
【0015】図1の多層膜10は、基板20上に形成さ
れており、基板20側から順に積層された第1の電極層
11、p形半導体層12、化合物層(層A)13および
第2の電極層14を含む。
【0016】基板20には、太陽電池の基板として一般
的な基板を用いることができ、たとえば、ガラス基板、
ステンレス基板またはポリイミド基板を用いることがで
きる。
【0017】第1の電極層11は導電性の材料で形成で
き、たとえばMo(モリブデン)などの金属で形成でき
る。第1の電極層11は、蒸着法やスパッタ法で形成で
きる。
【0018】p形半導体層12は、光吸収層として機能
する。p形半導体層12は、InおよびGaから選ばれ
る少なくとも1つの元素と、SeおよびSから選ばれる
少なくとも1つの元素と、Cuとを含むp形の化合物半
導体で形成できる。具体的には、CuInSe2、Cu
(In,Ga)Se2、またはこれらのSeの一部をS
(硫黄)で置換した半導体を用いることができる。p形
半導体層12は、蒸着法やスパッタ法で形成できる。
【0019】化合物層(層A)13は、ZnとMgとO
(酸素)とを含む。具体的には、化合物層13として、
Zn1-xMgxO(ただし、0.05≦x≦0.35)を
用いることができる。化合物層13は、スパッタ法で形
成できる。
【0020】第2の電極層14は、透光性の導電性材料
で形成でき、たとえばITO(Indium−Tin
Oxide)で形成できる。第2の電極層14は、スパ
ッタ法で形成できる。
【0021】なお、本発明の製造方法では、多層膜がさ
らに他の層を備えてもよい。たとえば、多層膜10の代
わりに、p形半導体層12と化合物層13との間にさら
にn形半導体層を備える多層膜を用いてもよい。この場
合の多層膜10aを図2に示す。多層膜10aは、p形
半導体層12と化合物層13との間にn形半導体層15
を備える。n形半導体層15は、InおよびGaから選
ばれる少なくとも1つの元素と、SeおよびSから選ば
れる少なくとも1つの元素と、Cuと、ドーパントとを
含むn形の化合物半導体で形成できる。ドーパントに
は、Zn、Cd、Be、MgまたはCaを用いることが
できる。具体的には、n形半導体層15は、CuInS
2、Cu(In,Ga)Se2、またはこれらのSeの
一部をS(硫黄)で置換した化合物半導体に、さらにZ
nなどのドーパントが添加された化合物半導体層で形成
できる。p形半導体層12とn形半導体層15とは、p
形半導体層12となる半導体層を形成したのち、その表
面にドーパントをドーピングすることによって形成でき
る。また、p形半導体層12を形成したのち、その上
に、蒸着法などによってn形半導体層15を形成しても
よい。
【0022】多層膜10を形成したのち、必要に応じて
図1(b)に示すように、電子ビーム蒸着法などによっ
て取り出し電極16および17を形成する。取り出し電
極16および17は、それぞれ、金属で形成できる。な
お、1つの基板上に複数のユニットセルが直列接続され
た集積型の太陽電池の場合には、取り出し電極が不要と
なる場合がある。また、取り出し電極を形成したのち
に、第2の電極層14上に反射防止膜を形成してもよ
い。
【0023】その後、多層膜10を150℃〜250℃
(好ましくは、180℃〜220℃)の範囲内の温度で
熱処理(アニール)する(工程(ii))。熱処理の時間
は、5分間〜15分間(好ましくは、8分間〜12分
間)の範囲内であることが好ましい。また、熱処理は、
窒素ガス、アルゴンガスおよび酸素ガスからなる群から
選ばれる少なくとも1つのガス雰囲気中で行うことが好
ましい。この熱処理によって、化合物層13を形成した
ときに半導体層に生じるダメージを解消し、変換効率が
高い太陽電池を得ることができる。また、熱処理を25
0℃以下で行うことによって、化合物層13が変質する
ことを防止できる。
【0024】このようにして、太陽電池を製造できる。
なお、多層膜の熱処理は、ZnとMgとOとを含む層
と、光吸収層として機能する半導体層とを形成したのち
であれば、どの段階で行ってもよい。たとえば、多層膜
10および10aの場合には、化合物層13を形成した
のちに熱処理を行い、その後に、第2の電極層14や、
取り出し電極17および18を形成してもよい。
【0025】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をより具体的に
説明する。
【0026】(実施例1)実施例1では、熱処理(アニ
ール)によるZn1-xMgxO膜の特性変化について説明
する。
【0027】まず、ガラス基板上に、ZnOおよびMg
Oターゲットを用いた二元スパッタによってZn0.9
0.1O膜(膜厚:100nm)を形成した。スパッタ
の条件は、アルゴンガス圧が2.66Pa(2×10-2
Torr)であり、ZnOターゲットに加えた高周波パ
ワーは200Wであり、MgOターゲットに加えた高周
波パワーは100Wであった。
【0028】このようにして複数の膜を作製し、作製し
た膜について、窒素雰囲気中において異なる温度でアニ
ールした。そして、アニール後の膜についてX線回折に
よって結晶層の同定および結晶層の比率を求めた。結晶
層の比率はZn0.9Mg0.1Oの004ピーク強度とMg
Oの200ピーク強度から求めた。図3に、MgO/Z
0.9Mg0.1Oの比率(モル比)とアニール温度との関
係を示す。アニール温度が250℃以下ではZn0.9
0.1Oの単一相であるが、アニール温度が250℃を
越えるとMgO相が出現し、温度が高くなるほどMgO
相の割合が増えた。また、温度を200℃に固定してア
ニール時間を変えてアニールすると、アニール時間が1
5分を越えたところからMgO相が現れた。したがって
アニール条件は250℃以下でなければならず、また、
15分以下であることが好ましい。
【0029】(実施例2)本実施例では、本発明の製造
方法で太陽電池を製造した一例について説明する。
【0030】まず、スパッタ法によって、ガラス基板上
にMo膜を形成し、その上に蒸着法によってCu(I
n,Ga)Se2膜(膜厚:2μm)を形成した。その
後、基板温度を300℃にし、Znを3分間、Cu(I
n,Ga)Se2膜上に蒸着した。このZnの蒸着によ
って、Cu(In,Ga)Se2膜の表面から50nm
の深さまでZnを添加し、Znがドープされていないp
形化合物半導体層と、Znがドープされたn形化合物半
導体層とを形成した。
【0031】次に、ZnOおよびMgOターゲットを用
いた二元スパッタによって、n形化合物半導体層上に、
Zn0.9Mg0.1O膜(膜厚:100nm)を形成した。
このとき、アルゴンガス圧が2.66Pa(2×10-2
Torr)であり、ZnOターゲットに加えた高周波パ
ワーは200Wであり、MgOターゲットに加えた高周
波パワーは100Wであった。
【0032】次に、透明導電膜であるITO膜(膜厚:
100nm)をスパッタ法によって形成した。ITO膜
は、アルゴンガス圧が1.064Pa(8×10-3To
rr)で、高周波パワーが400Wの条件によって形成
した。その後、NiCr膜とAg膜とを電子ビーム蒸着
法によって積層することによって、取り出し電極を形成
した。
【0033】このようにして形成された多層膜を、窒素
雰囲気中、200℃で10分間アニールした。最後に、
電子ビーム蒸着法によって多層膜の表面にMgF2
(膜厚:120nm)を形成した。
【0034】このようにして得られた太陽電池に、AM
1.5、100mW/cm2の疑似太陽光を照射して特
性を測定した。その結果、短絡電流が40.2mA/c
2、開放電圧が0.587V、曲線因子が0.68
9、変換効率が16.2%であった。
【0035】一方、上記太陽電池にアニール処理を行わ
なかった場合の特性は、短絡電流が34.5mA/cm
2、開放電圧が0.524V、曲線因子が0.630、
変換効率が11.4%であった。また、上記太陽電池を
300℃でアニールした場合の特性は、短絡電流が3
6.2mA/cm2、開放電圧が0.553、曲線因子
が0.642、変換効率が12.9%であった。このよ
うに、上記アニール条件によるアニール処理は、変換効
率の向上に効果があった。
【0036】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
によれば、ZnとMgとOとを含む層を用いる太陽電池
であって、効率が高い太陽電池を製造できる。特に、こ
の製造方法によれば、高効率のCISまたはCIGS太
陽電池を、湿式法を用いることなく製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の太陽電池の製造方法について一例を
示す工程断面図である。
【図2】 本発明の太陽電池の製造方法について他の一
例の一工程を示す断面図である。
【図3】 Zn0.9Mg0.1Oの熱処理温度とMgO相の
割合との関係を示す図である。
【符号の説明】
10、10a 多層膜 11 第1の電極層 12 p形半導体層(光吸収層) 13 化合物層(層A) 14 第2の電極層 15 n形半導体層 16、17 取り出し電極 20 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根上 卓之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F051 AA10 AA16 AA20 BA13 BA14 CB15 CB24 DA03 DA20 EA18 FA04 FA06 FA13 GA03 HA19 5F103 AA08 DD30 LL04 PP03 RR10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)ZnとMgとOとを含む層Aと、
    光吸収層として機能する半導体層とを含む多層膜を基板
    上に形成する工程と、 (ii)前記多層膜を150℃〜250℃の範囲内の温度
    で熱処理する工程とを含むことを特徴とする太陽電池の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記(i)の工程において、前記層Aを
    スパッタ法で形成する請求項1に記載の太陽電池の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記(ii)の工程において、前記多層膜
    を5分間〜15分間の範囲内のあいだ熱処理する請求項
    1または2に記載の太陽電池の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記多層膜は、前記基板側から順に積層
    された第1の電極層と、前記半導体層と、前記層Aと、
    第2の電極層とを含み、 前記半導体層が、InおよびGaから選ばれる少なくと
    も1つの元素と、SeおよびSから選ばれる少なくとも
    1つの元素と、Cuとを含むp形の化合物半導体からな
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の太陽電池の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記多層膜は、前記基板側から順に積層
    された第1の電極層と、前記半導体層と、n形半導体層
    と、前記層Aと、第2の電極層とを含み、 前記半導体層が、InおよびGaから選ばれる少なくと
    も1つの元素と、SeおよびSから選ばれる少なくとも
    1つの元素と、Cuとを含むp形の化合物半導体からな
    り、 前記n形半導体層が、InおよびGaから選ばれる少な
    くとも1つの元素と、SeおよびSから選ばれる少なく
    とも1つの元素と、Cuと、Znとを含む化合物半導体
    からなる請求項1ないし3のいずれかに記載の太陽電池
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の電極層がMoからなり、前記
    第2の電極層が透明電極である請求項4または5に記載
    の太陽電池の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記層Aが、組成式Zn1-xMgxO(た
    だし、0.05≦x≦0.35)で表される材料からな
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の太陽電池の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記(ii)の工程において、窒素ガス、
    アルゴンガスおよび酸素ガスからなる群より選ばれる少
    なくとも1つのガスからなる雰囲気中で熱処理を行う請
    求項1ないし7のいずれかに記載の太陽電池の製造方
    法。
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