JP2003263782A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JP2003263782A
JP2003263782A JP2002062175A JP2002062175A JP2003263782A JP 2003263782 A JP2003263782 A JP 2003263782A JP 2002062175 A JP2002062175 A JP 2002062175A JP 2002062175 A JP2002062175 A JP 2002062175A JP 2003263782 A JP2003263782 A JP 2003263782A
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JP2002062175A
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English (en)
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Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各層間の密着性が高く、安定した記録再生特
性をもつ光情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 基板上に、記録層、バリア層、粘着剤層
又は接着剤層、及びカバーシートをこの順に有し、トラ
ックピッチが300〜600nmで、溝深さが40nm
〜150nmで、500nm以下の波長のレーザー光を
照射して情報を記録再生する、中心孔を有するディスク
状の光情報記録媒体であって、前記基板と前記バリア層
とが、内周近傍及び/又は外周近傍の少なくとも一部の
領域において密着し、かつ該密着領域の径方向長の最大
値が0.4mm以上である光情報記録媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体に
関し、特にヒートモードによる追記型光情報録媒体に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来から、レーザー光により一回限りの
情報の記録が可能な光情報記録媒体(光ディスク)が知
られている。この光ディスクは、追記型CD(所謂CD
−R)とも称され、その代表的な構造は、透明な円盤状
基板上に有機色素からなる記録層、金等の金属からなる
反射層、さらに樹脂製の保護層(カバー層)がこの順に
積層したものである。そしてこのCD−Rへの情報の記
録は、近赤外域のレーザ光(通常は780nm付近の波
長のレーザー光)をCD−Rに照射することにより行わ
れ、記録層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度
上昇し、物理的あるいは化学的変化(例えば、ピットの
生成)によりその部分の光学的特性が変化することによ
り情報が記録される。一方、情報の読み取り(再生)も
また記録用のレーザー光と同じ波長のレーザー光をCD
−Rに照射することにより行われ、記録層の光学的特性
が変化した部位(記録部分)と変化していない部位(未
記録部分)との反射率の違いを検出することにより行わ
れている。 【0003】近年、記録密度のより高い光情報記録媒体
が求められている。このような要望に対して、追記型デ
ジタル・ヴァーサタイル・ディスク(所謂DVD−R)
と称される光ディスクが提案されている(例えば、「日
経ニューメディア」別冊「DVD」、1995年発
行)。このDVD−Rは、照射されるレーザー光のトラ
ッキングのための案内溝(プレグルーブ)がCD−Rの
半分以下(0.74〜0.8μm)という狭い溝幅で形
成された透明な円盤状基板上に、通常、有機色素を含有
する記録層、反射層、および保護層をこの順に積層した
ディスク2枚を記録層を内側にして貼り合わせた構造、
あるいはこのディスクと同じ形状の円盤状保護基板とを
記録層を内側にして貼り合わせた構造を有している。そ
して、このDVD−Rへの情報の記録および再生は、可
視レーザー光(通常は、630nm〜680nmの範囲
の波長のレーザー光)を照射することにより行われてお
り、CD−Rより高密度の記録が可能である。 【0004】最近、インターネット等のネットワークや
ハイビジョンTVが急速に普及している。また、HDT
V(High Definition Televis
ion)の放映開始も間近にひかえている。このような
状況の下で、画像情報を安価簡便に記録することができ
る大容量の光情報記録媒体が必要とされている。DVD
−Rは現状では大容量の光情報記録媒体としての役割を
十分に果たしているが、大容量化、高密度化の要求は高
まる一方であり、これらの要求に対応できる光情報記録
媒体の開発も必要である。このため、DVD−Rよりも
更に短波長の光で高密度の記録を行なうことができる、
より大容量の光情報記録媒体の開発が進められている。 【0005】例えば、高密度記録に適した高NAのレン
ズを通した光による記録を前提とする、基盤上に金属反
射層、記録層、基盤よりも薄いカバー層、をこの順で設
けた光情報記録媒体が開示されており、また記録層側か
ら光反射層側に向けて波長550nm以下の短波長側の
レーザ光を照射することによって、情報の記録再生を行
なう記録再生方法が開示されている。そして、そのよう
な短波のレーザ光を利用する光情報記録媒体の記録層形
成色素として、ポルフィリン化合物、アゾ色素、金属ア
ゾ系色素、キノフタロン系色素、トリメチンシアニン色
素、ジシアノビニルフェニル骨格色素、そしてクマリン
化合物等が提案されている(例、特開平4−74690
号広報、同7−304256号広報、同7−30425
7号広報、8−1271705号公報、同11−537
58号公報、同11−334204号公報、同11−3
34205号公報、同11−334206号公報、同1
1−334207号公報、特開2000−43423号
公報、同2000−108513号公報、同2000−
149320号公報、同2000−158818号広
報、同2000−228028号広報、及び同2001
−146074号広報など)。これら以外の化合物であ
っても記録に用いるレーザー光を吸収し得る化合物であ
れば原理的には記録層用色素として用いることができる
ことは当業者にとって容易に想起し得ることである。そ
して、記録再生用のレーザー光としては、青紫色(波長
405nmあるいは410nm)、青色(波長430n
mあるいは488nm)または青緑色(波長515n
m)が提案されている。 【0006】以上の短波のレーザー光により情報の記録
再生が可能な光情報記録媒体は、一般に、基板上に、例
えば、反射層、記録層、バリア層、粘着剤層又は接着剤
層、及びカバーシートをこの順に有し、CD−RやDV
D−Rとは層構成が異なる。そのため、レーザー光の照
射方向がCD−RやDVD−Rとは逆であり、CD−R
やDVD−Rでは問題とならなかった層の剥離が問題と
なる場合があり、各層間の高い密着性が要求される。し
かし、有機物(記録層等)と無機物(反射層、バリア層
等)とが隣接するという層構成上、剥離しやすい界面が
存在するため、十分な貼り合わせ強度が得られないこと
があり改善の余地が残されていた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の従来
の問題点に鑑みてなされたものであり、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明の目的は、各層
間の密着性が高く、安定した記録再生特性をもつ光情報
記録媒体を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決する手段
は以下の通りである。即ち、基板上に、記録層、バリア
層、粘着剤層又は接着剤層、及びカバーシートをこの順
に有し、トラックピッチが250〜400nm、溝深さ
が10〜150nmで、500nm以下の波長のレーザ
ー光を照射して情報を記録再生する、中心孔を有するデ
ィスク状の光情報記録媒体であって、前記基板と前記バ
リア層とが、内周近傍及び/又は外周近傍の少なくとも
一部の領域において密着し、かつ該密着領域の径方向長
の最大値が0.4mm以上であることを特徴とする光情
報記録媒体である。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の光情報記録媒体の
実施の形態について説明する。本発明の光情報記録媒体
は、基板上に、必要に応じて反射層、記録層、バリア
層、粘着剤層又は接着剤層、及びカバーシートをこの順
に有し、トラックピッチが250〜400nmで、溝深
さが10〜150nmで、500nm以下の波長のレー
ザー光を照射して情報を記録再生する、中心孔を有する
ディスク状の光情報記録媒体であり、前記基板と前記バ
リア層とが、内周近傍及び/又は外周近傍の少なくとも
一部の領域において密着し、かつ該密着領域の径方向長
の最大値が0.4mm以上であることを特徴としてい
る。 【0010】図1、図2は、それぞれ、本発明を適用し
た光情報記録媒体の一例を示す上面図、模式断面図であ
る。光情報記録媒体10は、基板12上に、反射層1
4、記録層16、バリア層18、接着剤層20、及びカ
バーシート22をこの順に有してなり、中央部に中心孔
24を備えている。光情報記録媒体10は、図1におい
て破線で示す、外周近傍及び内周近傍のそれぞれ4箇所
の領域(以下、「密着領域」と呼ぶ。)において、基板
12とバリア層18とが密着している。これら内周近傍
及び外周近傍に設けられたそれぞれ4箇所の密着領域の
径方向長の最大値は0.5mmである。そして、これら
密着領域の存在により、基板12上に、反射層14と記
録層16とが、強固に密着している。そのため、光情報
記録媒体10の各層の剥離を防止することができる。な
お、図1においては、密着領域は、外周と内周にそれぞ
れ4箇所設けられているが、本発明はこれに限定される
わけではない。密着領域は、多数設けること、あるい
は、外周と内周の全周に設けることが好ましい。 【0011】本発明においては、前記密着領域の径方向
長の最大値を0.4mm以上としているが、該最大値が
0.4mm未満では、密着力が不十分で層の剥離が起こ
る場合がある。該最大値は、より具体的には、外周近傍
においては、より好ましくは0.6mm以上であり、さ
らに好ましくは0.7mm以上である。また、外周近傍
における該最大値の上限は2mmである。また、内周近
傍における密着領域の径方向長の最大値は、2.5mm
以上がより好ましく、3mm以上がさらに好ましく、4
mm以上が特に好ましい。また、内周近傍における該最
大値の上限は15mmである。 【0012】本実施形態の光情報記録媒体では、内周及
び外周に密着領域を有する形態を示し、その形態が最も
好ましいが、内周及び外周のいずれか一方に密着領域を
形成してもよい。 【0013】以下に、本発明の光情報記録媒体の基板及
び各層について詳述する。 <基板>基板としては、従来の光情報記録媒体の基板材
料として用いられている各種の材料を任意に選択して使
用することができる。具体的には、ガラス;ポリカーボ
ネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂;エポキシ樹脂;アモルファスポリオレフィン;ポ
リエステル;アルミニウム等の金属;等を挙げることが
でき、所望によりこれらを併用してもよい。上記材料の
中では、耐湿性、寸法安定性および低価格等の点から、
ポリカーボネート、アモルファスポリオレフィンが好ま
しく、ポリカーボネートが特に好ましい。また、基板の
厚さは、0.5〜1.4mmとすることが好ましい。 【0014】基板には、トラッキング用の案内溝または
アドレス信号等の情報を表わす凹凸(プレグルーブ)が
形成されている。より高い記録密度を達成するためにC
D−RやDVD−Rに比べて、より狭いトラックピッチ
のプレグルーブが形成された基板を用いることが好まし
い。プレグルーブのトラックピッチは、250〜400
nmである。また、プレグルーブの深さ(溝深さ)は、
10〜150nmの範囲であり、好ましくは15〜10
0nmであり、さらに好ましくは20〜80nmであ
り、最も好ましくは20〜60nmである。 【0015】なお、後述する反射層が設けられる側の基
板表面には、平面性の改善、接着力の向上の目的で、下
塗層を形成することが好ましい。該下塗層の材料として
は、例えば、ポリメチルメタクリレート、アクリル酸・
メタクリル酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重
合体、ポリビニルアルコール、N−メチロールアクリル
アミド、スチレン・ビニルトルエン共重合体、クロルス
ルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビ
ニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミ
ド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート等の高分子物質;シランカップリング剤等
の表面改質剤;を挙げることができる。下塗層は、上記
材料を適当な溶剤に溶解または分散して塗布液を調製し
た後、この塗布液をスピンコート、ディップコート、エ
クストルージョンコート等の塗布法により基板表面に塗
布することにより形成することができる。下塗層の層厚
は、一般に0.005〜20μmの範囲にあり、好まし
くは0.01〜10μmの範囲である。 【0016】<反射層>反射層には、レーザー光に対す
る反射率が高い光反射性物質が用いられる。当該反射率
としては、70%以上である。反射率の高い光反射性物
質としては、Mg、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、
Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fe、C
o、Ni、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、A
g、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Si、G
e、Te、Pb、Po、Sn、Bi等の金属および半金
属あるいはステンレス鋼を挙げることができる。これら
の光反射性物質は単独で用いてもよいし、あるいは二種
以上の組合せで、または合金として用いてもよい。これ
らのうちで好ましいものは、Cr、Ni、Pt、Cu、
Ag、Au、Alおよびステンレス鋼である。特に好ま
しくは、Au、Ag、Alあるいはこれらの合金であ
り、最も好ましくは、Au、Agあるいはこれらの合金
である。 【0017】反射層は、前述した光反射性物質を蒸着、
スパッタリングまたはイオンプレーティングすることに
より基板上に形成することができる。反射層の層厚は、
一般的には10〜300nmの範囲とし、50〜200
nmの範囲とすることが好ましい。また、密着領域を確
保するため、マスクを使用して反射層が形成されない領
域を設ける。以上の反射層は、以下の記録層の反射率が
十分大きい場合には必ずしも必要ではなく、その場合記
録層が反射層の役割を果たす。 【0018】<記録層>記録層は、色素化合物を含有す
る層であり、色素化合物としては、トリアゾール系化合
物、フタロシアニン化合物、ポリフィリン系化合物、ア
ミノブタジエン系化合物、シアニン系化合物等でこれら
の少なくとも一種であることが好ましく、フタロシアニ
ン化合物としては、アルコキシ置換体、スルホンアミド
置換体、スルフォモイル置換体、スルホン酸置換体のつ
いてものの少なくとも一種であることが好ましい。 【0019】また、特開平4−74690号公報、特開
平8−127174号公報、同11−53758号公
報、同11−334204号公報、同11−33420
5号公報、同11−334206号公報、同11−33
4207号公報、特開2000−43423号公報、同
2000−108513号公報、および同2000−1
58818号公報等に記載されている色素を併用するこ
とができる。さらに、上記色素には限定されず、トリア
ゾール化合物、トリアジン化合物、シアニン化合物、メ
ロシアニン化合物、アミノブタジエン化合物、フタロシ
アニン化合物、桂皮酸化合物、ビオロゲン化合物、アゾ
化合物、オキソノールベンゾオキサゾール化合物、ベン
ゾトリアゾール誘導体等の有機化合物も好適に用いられ
る。これらの化合物の中では、ベンゾトリアゾール誘導
体、フタロシアニン化合物が特に好ましい。 【0020】記録層は、上記色素(有機物等)等の記録
物質を、結合剤等と共に適当な溶剤に溶解して記録層塗
布液を調製し、次いでこの記録層塗布液を基板表面に形
成された反射層上(反射層を設けない場合は基板上)に
塗布して塗膜を形成したのち乾燥することにより形成さ
れる。そして、密着領域を設けるため、塗布後、該領域
を溶剤で洗い流して除去する。記録層塗布液中の記録物
質の濃度は、一般に0.01〜15質量%の範囲であ
り、好ましくは0.1〜10質量%の範囲、より好まし
くは0.5〜5質量%の範囲、最も好ましくは0.5〜
3質量%の範囲である。また、記録物質等を溶解処理す
る方法としては、超音波処理、ホモジナイザー、加温等
の方法を適用することができる。 【0021】記録層塗布液を調製する際の溶剤として
は、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、セロソルブ
アセテート等のエステル;メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン、メチルイソブチルケトン等のケトン;ジク
ロルメタン、1,2−ジクロルエタン、クロロホルム等
の塩素化炭化水素;ジメチルホルムアミド等のアミド;
メチルシクロヘキサン等の炭化水素;テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル、ジオキサン等のエーテル;エタノ
ール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタ
ノールジアセトンアルコール等のアルコール;2,2,
3,3−テトラフルオロプロパノール等のフッ素系溶
剤;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル等のグリコールエーテル類;等を挙
げることができる。 【0022】上記溶剤は使用する記録物質の溶解性を考
慮して単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用す
ることができる。塗布液中にはさらに酸化防止剤、UV
吸収剤、可塑剤、潤滑剤等各種の添加剤を目的に応じて
添加してもよい。 【0023】結合剤を使用する場合に、結合剤の例とし
ては、ゼラチン、セルロース誘導体、デキストラン、ロ
ジン、ゴム等の天然有機高分子物質;ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン等の炭
化水素系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビニル系
樹脂;ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル
等のアクリル樹脂;ポリビニルアルコール、塩素化ポリ
エチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘導
体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹
脂の初期縮合物等の合成有機高分子;等を挙げることが
できる。記録層の材料として結合剤を併用する場合に、
結合剤の使用量は、一般に記録物質に対して0.01倍
量〜50倍量(質量比)の範囲にあり、好ましくは0.
1〜5倍量(質量比)の範囲にある。このようにして調
製される塗布液中の記録物質の濃度は、一般に0.01
〜10質量%の範囲にあり、好ましくは0.1〜5質量
%の範囲にある。 【0024】塗布方法としては、スプレー法、スピンコ
ート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート
法、ドクターロール法、スクリーン印刷法等を挙げるこ
とができる。記録層は単層でも重層でもよい。また、記
録層の層厚は、一般に20〜500nmの範囲にあり、
好ましくは30〜300nmの範囲にあり、より好まし
くは50〜100nmの範囲にある。また、塗布温度と
しては、23〜50℃であれば特に問題はないが、好ま
しくは24〜40℃、さらに好ましくは25〜37℃で
ある。 【0025】粘度制御のため、塗布温度は23〜50℃
の範囲が好ましく、24〜40℃の範囲がより好まし
く、25〜37℃の範囲がさらに好ましい。ディスクの
反りを防止するため、塗布膜への紫外線の照射はパルス
型の光照射器(好ましくは、UV照射器)を用いて行う
のが好ましい。パルス間隔はmsec以下が好ましく、
μsec以下がより好ましい。1パルスの照射光量は特
に制限されないが、3kW/cm2以下が好ましく、2
kW/cm2以下がより好ましい。また、照射回数は特
に制限されないが、20回以下が好ましく、10回以下
がより好ましい。 【0026】記録層には、該記録層の耐光性を向上させ
るために、種々の褪色防止剤を含有させることができ
る。褪色防止剤としては、一般的に一重項酸素クエンチ
ャーが用いられる。一重項酸素クエンチャーとしては、
既に公知の特許明細書等の刊行物に記載のものを利用す
ることができる。その具体例としては、特開昭58−1
75693号公報、同59−81194号公報、同60
−18387号公報、同60−19586号公報、同6
0−19587号公報、同60−35054号公報、同
60−36190号公報、同60−36191号公報、
同60−44554号公報、同60−44555号公
報、同60−44389号公報、同60−44390号
公報、同60−54892号公報、同60−47069
号公報、同63−209995号公報、特開平4−25
492号公報、特公平1−38680号公報、および同
6−26028号公報等の各公報、ドイツ特許3503
99号明細書、そして日本化学会誌1992年10月号
第1141頁等に記載のものを挙げることができる。 【0027】前記一重項酸素クエンチャー等の褪色防止
剤の使用量は、記録するための化合物の量に対して、通
常0.1〜50質量%の範囲であり、好ましくは、0.
5〜45質量%の範囲、更に好ましくは、3〜40質量
%の範囲、特に好ましくは5〜25質量%の範囲であ
る。 【0028】<バリア層>バリア層は、上記記録層と後
述する粘着剤層又は接着剤層との間に形成される層であ
る。バリア層を構成する材料としては、レーザー光を透
過する材料であれば、特に制限はないが、誘電体である
ことが好ましく、より具体的には、ZnS、TiO2
SiO2、ZnS−SiO2、GeO2、Si34、Ge3
4、MgF 2、等の無機酸化物、窒化物、硫化物が挙げ
られ、ZnS−SiO2、あるいはSiO2が好ましい。
バリア層は、スパッタリング、イオンプレーティング等
により形成すること可能で、その厚さは、1〜100n
mとすることが好ましい。 【0029】本発明の光情報記録媒体においては、以上
の記録層又はバリア層上に、後述するカバーシートが、
以下に示す粘着剤層又は接着剤層を介して貼り合わせら
れる。 【0030】<粘着剤層>粘着剤層は、後述するカバー
シートを接着するために形成される層であり、従来公知
のものを広く使用することができる。粘着剤としては、
アクリル系粘着剤や、天然ゴム、スチレン−イソプレン
−スチレン共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン
−スチレン共重合体(SBS)等のゴム系粘着剤を適宜
選択して用いることができる。当該粘着剤は、カバーシ
ートの貼り合わせ面に予め塗布されていることが好まし
い。粘着剤層の層厚は1〜10μm、特に好ましくは2
〜5μmの範囲である。 【0031】<接着剤層>接着剤層は、粘着剤層と同様
に、後述するカバーシートを接着するために形成される
層である。接着剤層を構成する材料としては、光硬化性
樹脂、2液硬化型接着剤など挙げられ、中でも、光硬化
性樹脂が好ましく、ディスクの反りを防止するため、硬
化収縮率の小さいものが好ましい。このような光硬化性
樹脂としては、例えば、大日本インキ化学工業(株)製
の「SD−640」、「SD−661」、「SD−34
7」等のUV硬化性樹脂(UV硬化性接着剤)を挙げる
ことができる。また、接着剤層の厚さは、弾力性を持た
せるため、1〜1000μmの範囲が好ましく、5〜5
00μmの範囲がより好ましく、10〜100μmの範
囲が特に好ましい。 【0032】接着剤層を形成する材料の他の例を挙げ
る。該材料は、放射線照射により硬化可能な樹脂であっ
て、分子中に2個以上の放射線官能性の2重結合を有す
る樹脂であり、アクリル酸エステル類、アクリルアミド
類、メタクリル酸エステル類、メタクリル酸アミド類、
アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類な
どがあげられる。好ましくは2官能以上のアクリレート
化合物、メタクリレート化合物である。 【0033】2官能の具体例としては、エチレングリコ
ールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレ
ート、ブタンジオールジアクリレート、ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジ
メタクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレン
グリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタク
リレート、トリプロピレングリコールジメタクリレート
などに代表される脂肪族ジオールにアクリル酸、メタク
リル酸を付加させたものを用いることができる。 【0034】また、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなど
のポリエーテルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸
を付加したポリエーテルアクリレート、ポリエーテルメ
タクリレートや公知の二塩基酸、グリコールから得られ
たポリエステルポリオールにアクリル酸、メタクリル酸
を付加させたポリエステルアクリレート、ポリエステル
メタクリレートも用いることができる。さらに、公知の
ポリオール、ジオールとポリイソシアネートを反応させ
たポリウレタンにアクリル酸、メタクリル酸を付加させ
たポリウレタンアクリレート、ポリウレタンメタクリレ
ートを用いてもよい。 【0035】また、ビスフェノールA、ビスフェノール
F、水素化ビスフェノールA、水素化ビスフェノールF
やこれらのアルキレンオキサイド付加物にアクリル酸、
メタクリル酸を付加させたものやイソシアヌル酸アルキ
レンオキサイド変性ジアクリレート、イソシアヌル酸ア
ルキレンオキサイド変性ジメタアクリレート、トリシク
ロデカンジメタノールジアクリレート、トリシクロデカ
ンジメタノールジメタクリレートなどの環状構造を有す
るものも用いることができる。 【0036】前記放射線としては、電子線および紫外線
を使用することができる。紫外線を使用する場合には以
下の化合物に光重合開始剤を添加することが必要とな
る。光重合開始剤として芳香族ケトンが使用される。芳
香族ケトンは、特に限定されないが、紫外線照射光源と
して通常使用される水銀灯の輝線スペクトルを生ずる。
254,313,865nmの波長において吸光係数の
比較的大なるものが好ましい。その代表例としては、ア
セトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエー
テル、ベンジルメチルケタール、ベンジルエチルケター
ル、ベンゾインイソブチルケトン、ヒドロキシジメチル
フェニルケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン、2−2ジエトキシアセトフェノン、Mich
ler’sケトンなどがあり、種々の芳香族ケトンが使
用できる。芳香族ケトンの混合比率は、化合物(a)1
00質量部に対し0.5〜20質量部、好ましくは2〜
15質量部、さらに好ましくは3〜10質量部である。
紫外線硬化型接着剤としてあらかじめ光開始剤を添加し
たものが市販しており、それを使用してもかまわない。
紫外線光源としては、水銀灯が用いられる。水銀灯は2
0〜200W/cmのランプを用い速度0.3m/分〜
20m/分で使用される。基体と水銀灯との距離は一般
に1〜30cmであることが好ましい。 【0037】電子線加速器としてはスキャニング方式、
ダブルスキャニング方式あるいはカーテンビーム方式が
採用できるが、好ましいのは比較的安価で大出力が得ら
れるカーテンビーム方式である。電子線特性としては、
加速電圧が100〜1000kV、好ましくは150〜
300kVであり、吸収線量として0.5〜20Mra
d、好ましくは1〜10Mradである。加速電圧が1
0kV以下の場合は、エネルギーの透過量が不足し10
00kVを超えると重合に使われるエネルギー効率が低
下しコスト的に好ましくない。 【0038】<カバーシート>カバーシートを形成する
材質としては、透明な材質であれば特に限定されない
が、材質としては、ポリカーボネート、三酢酸セルロー
ス、アクリル系ポリマーであることが好ましい。また、
23℃50%RHでの吸湿率が5%以下の材質であるこ
とが好ましい。更に、カバーシートは、表面粗さが5n
m以下であることが好ましく、複屈折率が10nm以下
であることが好ましい。なお、「透明」とは、記録再生
するレーザー光に対して、該光を透過する(透過率:8
0%以上)ほどに透明であることを意味する。カバーシ
ートの厚みは、好ましくは0.01〜0.2mmの範囲
であり、より好ましくは0.03〜0.1mmの範囲で
あり、さらに好ましくは0.05〜0.095mmの範
囲である。 【0039】上記粘着剤層を用いてカバーシートを、バ
リア層上に貼り付ける方法としては、カバーカバーシー
ト上に粘着剤を塗布し、溶剤を乾燥させた後、該粘着剤
を介して中間層上にカバーシートを載せてローラーによ
り圧力をかけてカバーシートを貼り合わせる方法が挙げ
られる。 【0040】粘着剤の塗布温度としては、粘度制御のた
め、23〜50℃の範囲であることが好ましく、24〜
40℃の範囲であることがより好ましく、25〜37℃
の範囲であることがさらに好ましい。塗布後、好ましく
は50〜300℃、より好ましくは80〜200℃、更
に好ましくは100〜150℃で乾燥させる。また、バ
リア層上にカバーシートを貼り合わせる時の温度として
は、0〜100℃の範囲であることが好ましく、15〜
50℃の範囲であることがより好ましい。 【0041】また、使用する粘着剤に対し、離型性をも
った離型フィルム上に粘着剤を塗布して溶剤を乾燥した
後、カバーシートを貼り合わせ、さらに、離型フィルム
を剥離してカバーシート上に粘着剤を設けた後に、バリ
ア層上に貼り合わせることにより、カバーシートを貼付
することもできる。特に、粘着剤に含有する溶剤がカバ
ーシートを溶かす場合には、この方法が望ましい。 【0042】離型フィルム上に粘着剤層が設けられたシ
ートを使用する場合には、基材として用いられるフィル
ムは粘着剤に含まれる溶剤に不溶であれば、特に制限さ
れるものでなく、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等のプ
ラスチックフィルムや、クラフト紙、上質紙、クレコー
ト紙、和紙等の紙、レーヨン、ポリエステル等の不織
布、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維よ
りなる織布、アルミニウム、銅、ステンレス鋼等の金属
箔が用いられるが、フィルム上に離型剤層を連続的に薄
く均一に塗布する点からは、プラスチックフィルムが好
ましい。また、使用される離型剤としては、シリコーン
系離型剤や長鎖アルキル系離型剤等の従来から使用され
ている各種離型剤を適宜選択して用いることができる。 【0043】 【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 【0044】(実施例1)厚さ1.1mm、外径120
mm、内径15mmのスパイラル状のグルーブ(トラッ
クピッチ:340nm、溝深さ:30nm、溝幅:15
nm)を有する射出成形ポリカーボネート樹脂基板のグ
ルーブを有する面上に、Unaxis社製Cubeを用
いて、Ar雰囲気下でAgをスパッタして120nmの
層厚の反射層を形成した。このスパッタに際し、密着領
域を確保するため、マスクを用い、図1の破線部に示
す、内周近傍及び外周近傍の領域に反射層が形成されな
いようにした。 【0045】次いで、下記構造式で示される色素A2g
を2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール100
mlに溶解し色素塗布液を調製した。この色素塗布液を
スピンコート法により基板に均一に塗布し、溝内の厚み
100nm、ランド部の厚み70nmの記録層を形成し
た。その後、前記反射層が形成されていない内周及び外
周の一部の領域を洗い流し除去した。次に、クリーンオ
ーブンを用い、40℃で1時間アニールを行った。この
際、基板は垂直のスタックポールにスペーサで間隔を開
けた状態で支持した。 【0046】 【化1】 【0047】アニール後、ZnS−SiO2(8:2)
を50nmの厚さとなるようにRFスパッタリングによ
り、スパッタパワー4kW、圧力2×10-2hPa、1
0秒の条件下でスパッタし、バリア層を形成した。この
際、反射層の形成で用いたマスクを用い、内周及び外周
の一部の領域にバリア層が形成されないようにした。 【0048】大日本インキ化学工業製のex8204
(接着剤)を環状にディスペンスし(ノズルを固定した
状態で基板を約1回転)、その後、ポリカーボネート・
カバーシート(帝人社製ピュアエース、厚み:85μ
m)を、基板とカバーシートのセンター同士を一致させ
た状態で基板上に載置し、回転数5000rpmで3秒
間回転させ、接着剤を全面に広げ、かつ余分な接着剤を
振り飛ばした。そして、紫外線を照射し接着剤を硬化さ
せた。以上のようにして、層厚25μmの接着剤層を気
泡もなく形成することができた。カバーシートと接着剤
層の厚みの合計が100μmとなるように設定した。以
上の工程により、実施例1の光情報記録媒体を得た。 【0049】(比較例1)実施例1において、記録層の
全面を基板の縁部まで形成したこと以外、実施例1と同
様にして比較例1の光情報記録媒体を得た。 【0050】[評価]実施例1及び比較例1〜4で得ら
れた光情報記録媒体に対し、以下の(1)剥離テスト、
(2)落下テスト、及び(3)記録特性評価を行なっ
た。 【0051】(1)剥離テスト 得られた光情報記録媒体のカバーシート側の面にガムテ
ープを貼付し、剥がすテストを行ない以下の評価基準に
従って評価した。結果を表1に示す。 [評価基準] ○:剥離が生じなかった。 ×:剥離が生じた。 【0052】(2)落下テスト コンクリート床に20回、1mの高さから落下させ、基
板の外側端部の剥れを観察し、以下の評価基準に従って
評価した。結果を表1に示す。 [評価基準] A:基板外側端部の剥れが殆ど観察されなかった。 B:基板外側端部の剥れがわずかに観察された。 C:基板外側端部の剥れがかなり観察された。 【0053】(3)記録特性評価 DDU1000(パルステック(株)製)により、線速
4.9m/s、ピット長160nmで記録し、上記
(1)剥離テスト及び(2)落下テストの前後のC/N
を測定した。測定結果を表1に示す。 【0054】 【表1】 【0055】表1より、実施例1の光情報記録媒体は、
上記(1)剥離テスト、(2)落下テスト、及び(3)
記録特性評価の結果から、高い密着性を有するととも
に、高い記録特性を有することが分かる。 【0056】 【発明の効果】本発明によれば、各層間の密着性が高
く、安定した記録再生特性をもつ光情報記録媒体を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明を適用した光情報記録媒体を示す上面
図である。 【図2】 図1のII−II線に沿った断面を模式的に
示す図である。 【符号の説明】 10 光情報記録媒体 12 基板 14 反射層 16 記録層 18 バリア層 20 粘着剤層 22 カバーシート 24 中心孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板上に、記録層、バリア層、粘着剤層
    又は接着剤層、及びカバーシートをこの順に有し、トラ
    ックピッチが250〜400nm、溝深さが10〜15
    0nmで、500nm以下の波長のレーザー光を照射し
    て情報を記録再生する、中心孔を有するディスク状の光
    情報記録媒体であって、 前記基板と前記バリア層とが、内周近傍及び/又は外周
    近傍の少なくとも一部の領域において密着し、かつ該密
    着領域の径方向長の最大値が0.4mm以上であること
    を特徴とする光情報記録媒体。
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