JP2003263566A - 請求通知機能付銀行システム - Google Patents

請求通知機能付銀行システム

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JP2003263566A
JP2003263566A JP2002062659A JP2002062659A JP2003263566A JP 2003263566 A JP2003263566 A JP 2003263566A JP 2002062659 A JP2002062659 A JP 2002062659A JP 2002062659 A JP2002062659 A JP 2002062659A JP 2003263566 A JP2003263566 A JP 2003263566A
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Japan
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bank
payer
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JP2002062659A
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English (en)
Inventor
Shunryo Bando
俊良 板東
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Sumitomo Mitsui Banking Corp
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Banking Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 銀行システムを使用した代金の支払におい
て、支払の承認を行った後、代金の支払を行うようにす
る。 【解決手段】 代金請求者はPC50を使用して代金の
請求内容を示す請求情報を銀行システム200に送信す
る。請求情報はデータ記憶装置110に保存され、代金
支払者が入出金用端末10を使用したときに請求情報が
入出金用端末10の表示画面に表示される。代金支払者
は入出金用端末10から現金を投入するか、自己の銀行
口座からの代金の引き落としを指示する。情報処理用サ
ーバ100は請求情報により指定された銀行口座に対し
て、代金を振込または振替により支払処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、預金者から預金を
預かり、銀行口座に入金し、引出しの要求に応じて預金
を出金する銀行システムに関し、さらに詳しくは、振込
処理や振替処理が可能な銀行システムに好適な銀行シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】購入商品の代金の支払を代金支払者(商
品購入者)と代金請求者(商品販売者)の間で行う方法
には銀行で行う方法と銀行外で行う方法がある。
【0003】銀行で行う方法には口座振替と振込とがあ
る。
【0004】口座振替の場合は予め代金支払者が代金請
求者に自分の口座番号を伝え、かつ銀行に対しては指定
した代金請求者から自己の口座に対して行われた請求に
対する支払いを予め承諾しておくことで代金請求者が代
金支払者の銀行口座宛に請求をし資金を受け取る。この
場合、代金支払者は予め代金請求者と銀行に対して依頼
をしておけばあとは支払の都度の手続きは不要となる。
【0005】これに対し振込の場合は代金請求者が代金
支払者に自分の口座番号と請求額を伝え、代金支払者が
当該口座宛に資金を振り込む。
【0006】この場合、代金支払者は特に予め代金請求
者と銀行に対し何かの依頼をしておく必要はなく、振込
を行うときに代金請求者の口座番号と口座名を振込先と
して指定すればよい。
【0007】一方、銀行外で行う代表的な方法としては
コンビニでの支払がある。この場合、代金支払者は代金
請求者から送られた支払用紙を現金とともにコンビニに
持参し、コンビニが代金請求者に代わって代金を受け取
ることで支払いを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法のうち銀行
外で支払いを行う方法では原則として現金を持参してコ
ンビニに行く必要がある。
【0009】現金は通常銀行口座から出金する必要があ
るので、銀行口座から直接支払う方法に比べると出金の
ためのプロセスが余計に発生する。
【0010】一方、銀行で支払いを行う方法のうち口座
振替の場合は、代金支払者は予め代金請求者と銀行に対
し口座振替のための依頼をしておく手続きが必要であ
り、各三者にとってそれぞれ煩雑である。また、一旦口
座振替依頼手続きをすれば、間違った請求に対しても自
動的に引き落とされてしまうため代金支払者にとっては
リスクがある。
【0011】また振込の場合は事前の依頼等の手続きは
不要なものの、振込を行う都度、振込先の口座番号等振
込先の指定と振込金額を自分で入力しなければならず、
代金支払人にとって手続きが煩雑であるとともに、銀行
外で請求したものに対する支払いが銀行を通じて行われ
るため代金請求者にとっても振り込まれた資金がどの請
求に対応するものかを照合するための負担が発生する。
【0012】そこで、本発明の目的は、上述の点を考慮
して、代金請求者と代金支払者の双方にとって簡便でか
つ安全な支払いを可能とする銀行システムを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、資金の入出金サービスを
提供する銀行システムにおいて、代金請求者から特定の
代金支払者に向けた代金の請求内容を示す請求情報を受
け取る請求情報受取手段と、記憶装置を有し、当該受け
取った請求情報を前記記憶装置に格納する請求情報格納
手段と、該請求情報格納手段に格納した請求情報を代金
支払者に対して通知する請求情報通知手段と、前記請求
情報に係わる代金の支払いについての前記代金支払者よ
りの承認を受け取るための支払承認受取手段と、当該承
認された代金に相当する資金を前記代金支払者から受け
取るための代金受取処理手段と、当該受け取った資金の
一部または全部を前記代金請求者に支払うための代金支
払処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1に記載の銀行
システムにおいて、前記代金受取処理手段による資金の
受け取り方法は現金による受取りであることを特徴とす
る。
【0015】請求項3の発明は、請求項1に記載の銀行
システムにおいて、前記代金受取処理手段により受け取
る資金は前記代金支払者の銀行口座から出金された資金
であることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項3に記載の銀行
システムにおいて、前記代金支払者の銀行口座は他行の
銀行口座であることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項3に記載の銀行
システムにおいて、前記代金支払者の出金のための銀行
口座の銀行口座番号が前記請求情報の中に含まれてお
り、前記代金受取処理手段は、前記銀行口座番号の示す
代金支払者の銀行口座から代金支払いのために出金する
ことを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項3に記載の銀行
システムにおいて、前記代金支払者の出金のための銀行
口座の銀行口座番号とは異なる、前記代金支払者の識別
情報が前記請求情報の中に含まれており、前記代金支払
者の出金のための銀行口座番号と該代金支払者の識別情
報の対応表を記憶した記憶手段と、前記対応表から、前
記請求情報の中に含まれている識別情報に対応する銀行
口座番号を検索する検索手段とをさらに備え、前記代金
受取処理手段は、前記検索手段により検索された銀行口
座番号の示す代金支払者の銀行口座から代金支払のため
に出金することを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項1から6いずれ
かに記載の銀行システムにおいて、前記代金請求者の銀
行口座の銀行口座番号が前記請求情報の中に含まれてお
り、前記代金支払処理手段は前記銀行口座番号の示す代
金請求者の銀行口座に対して資金を入金することにより
支払うこと特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、請求項1から6いずれ
かに記載の銀行システムにおいて、前記代金請求者の入
金のための銀行口座の銀行口座番号とは異なる、前記代
金請求者の識別情報が前記請求情報の中に含まれてお
り、前記代金請求者の入金のための銀行口座の銀行口座
番号と該代金請求者の識別情報の対応表を記憶した記憶
手段と、前記対応表から、前記請求情報の中に含まれて
いる識別情報に対応する銀行口座番号を検索する検索手
段とをさらに備え、前記代金支払処理手段は、前記検索
手段により検索された銀行口座番号の示す代金請求者の
銀行口座に対して前記受け取った資金の一部または全部
を入金することを特徴とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項1から8いずれ
かに記載の銀行システムにおいて、前記請求情報通知手
段は、入出金用端末の表示装置に請求情報を表示するこ
とにより請求情報の通知を行うことを特徴とする。
【0022】請求項10の発明は、請求項9に記載の銀
行システムにおいて、前記入出金用端末の表示装置への
請求情報の表示は前記入出金用端末で入出金時に行なわ
れることを特徴とする。
【0023】請求項11の発明は、請求項10に記載の
銀行システムにおいて、前記入出金用端末で行う入出金
は、前記請求情報が関連付けられた銀行口座に対する入
出金であることを特徴とする。
【0024】請求項12の発明は、請求項10に記載の
銀行システムにおいて、前記入出金用端末で行う入出金
は、前記請求情報が関連付けられた銀行口座とは異なる
銀行口座に対する入出金であることを特徴とする。
【0025】請求項13の発明は、請求項1から12い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、前記請求情報通
知手段は電子メールにより請求情報の通知を行うことを
特徴とする。
【0026】請求項14の発明は、請求項13に記載の
銀行システムにおいて、前記電子メールにはハイパーリ
ンクが埋め込まれており、電子メールを受信した情報処
理機器に該ハイパーリンクを使用して承認指示のための
画面を表示させ、前記代金支払者は該画面から承認指示
を行うことを特徴とする。
【0027】請求項15の発明は、請求項1から14い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、前記請求情報通
知手段は、該銀行システムに対して前記代金支払者が使
用する外部の機器によりアクセスがあったときに請求情
報を前記外部の機器に送信することを特徴とする。
【0028】請求項16の発明は、請求項1から15い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、前記支払承認受
取手段は、前記代金支払者による支払拒否を受取可能で
あり、該支払拒否がなされた場合には、前記請求情報の
以後の通知を中止することを特徴とする。
【0029】請求項17の発明は、請求項1から16い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、支払期限が前記
請求情報の中に含まれており、前記請求情報通知手段
は、予め定められた支払期限までに支払の承認の指示が
なされなかった場合に、前記請求情報の通知を中止する
ことを特徴とする。
【0030】請求項18の発明は、請求項1、3から1
7いずれかに記載の銀行システムにおいて、前記代金受
取手段による資金の受け取りは予め指定された期日に前
記代金支払者の銀行口座から出金が行われることを特徴
とする。
【0031】請求項19の発明は、請求項1、3から1
8いずれかに記載の銀行システムにおいて、前記代金受
取処理手段による資金の受け取りは、該銀行口座の預金
残高が支払承認された金額以上となったときに該銀行口
座からの出金が行われることを特徴とする。
【0032】請求項20の発明は、請求項1から19い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、前記代金の支払
承認を受け取る際に、前記支払承認受取手段により支払
代金金額の指示の受け取りが可能であり、前記代金受取
処理手段は、当該指示された金額について代金の受け取
りを実行することを特徴とする。
【0033】請求項21の発明は、請求項1から20い
ずれかに記載の銀行システムにおいて、前記代金受取処
理手段に対して、代金受取のための方法に関する指示を
受け取る支払方法指示受取手段をさらに有し、前記代金
受取処理手段は前記支払方法指示受取手段により受け取
った指示の示す方法にしたがって、前記代金に相当する
資金を受け取ることを特徴とする。
【0034】請求項22の発明は、請求項21に記載の
銀行システムにおいて、前記代金支払者の銀行口座の銀
行口座番号が前記請求情報の中に含まれておらず、前記
支払方法指示受取手段は代金支払者が出金を行う銀行口
座の指定の受け取りが可能であり、前記代金受取処理手
段は代金支払者により指定された銀行口座から代金支払
のために出金することを特徴とする。
【0035】請求項23の発明は、請求項1に記載の銀
行システムにおいて、前記請求情報通知手段による請求
情報の通知は代金支払者に対して複数組の請求情報をま
とめて通知することを特徴とする。
【0036】請求項24の発明は、請求項1または23
に記載の銀行システムにおいて、前記支払承認受取手段
による支払承認の受取は複数組の請求情報に対する支払
いの承認をまとめて受け取ることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0038】(実施形態1)図1は本発明実施形態の基
本構成を示す。図1において、資金の入出金サービスを
提供する銀行システムは、代金請求者からの代金の請求
内容を示す請求情報を受け取る請求情報受取手段100
0と、記憶装置を有し、当該受け取った請求情報を銀行
システム内の前記記憶装置に格納する請求情報格納手段
1010と、該請求情報格納手段に格納した請求情報を
代金支払者に対して通知する請求情報通知手段1020
と、前記請求情報に係わる代金の支払いについての前記
代金支払者よりの承認を受け取るための支払承認受取手
段1030と、当該承認された代金に相当する資金を前
記代金支払者から受け取るための代金受取処理手段10
50と、当該受け取った資金の一部または全部を前記代
金請求者に支払うための代金支払処理手段1040とを
備えている。
【0039】このような機能を有する具体的なシステム
構成を図2に示す。図2において、銀行システム200
は、情報処理用サーバ100、データ記憶装置110、
パーソナルコンピュータ(PCと略記する)120、通
信サーバ130、磁気テープ読取装置140、接続装置
150、応答装置160、WEBサーバ170、メール
サーバ180およびこれらを接続するためのLAN19
0からなるセンターシステムと、専用または一般(電
話)回線80を介して接続装置150に接続された入出
金用端末10および銀行端末20を有している。
【0040】情報処理用サーバ100は、従来から周知
の、銀行業務に係わる情報処理および後述の本発明に係
わる情報処理を実行する。情報処理用サーバ100は図
1の代金支払処理手段1040として機能する。
【0041】データ記憶装置110は、預金者の銀行口
座に関する情報(銀行口座情報と総称する)、たとえ
ば、預金残高、入金(預け入れ)および出金(引き出
し)に関する金額、日付等の履歴情報、銀行口座保有者
の氏名、住所等の個人情報をデータベースの形態で記憶
している。このデータベースは一般的には、元帳あるい
は元帳データベースと呼ばれる。
【0042】PC120は銀行内に設置され、情報処理
用サーバ100に対する動作指示を入力したり、情報処
理用サーバ100の情報処理結果を表示したり、あるい
は顧客から受け取ったフロッピー(登録商標)ディスク
のデータを読み込む等の銀行業務に使用される。
【0043】通信サーバ130は他の銀行システムと情
報処理用サーバ100との間の情報転送を行う。通信サ
ーバ130の機能を情報処理用サーバ100に持たせる
場合には、通信サーバ130に代わり、ルータなど通信
方法に合致した接続装置を使用することができる。
【0044】磁気テープ読取装置140は顧客から受け
取った磁気テープのデータを読み込む処理に使用され
る。
【0045】接続装置150には、この形態ではルータ
が使用され、入出金用端末10、銀行端末20、電話機
30、PC40および顧客等他社のコンピュータ50等
と専用または一般(電話)回線80を介して接続する。
【0046】応答装置160は、電話機30等と一般
(電話)回線80を介して接続し、代金請求書が届いた
ことを音声にて、代金支払者に通知する。
【0047】WEBサーバ170は、PC60や携帯電
話機70とインターネット90を介して、WEBサービ
ス(HTML等による情報サービス)を提供する。
【0048】メールサーバ180は、PC60や携帯電
話機70との間で電子メールを送受信する。
【0049】LAN190については説明は不要であろ
う。
【0050】入出金用端末10はATMとも呼ばれる。
入出金用端末10は銀行、スーパーマーケット、その
他、銀行の外部に設置され、現金の受け入れ、あるいは
預金の引き出し処理を行う。入出金用端末10は、周知
のように情報入力用のキー入力装置と、情報表示用の表
示装置を有している。入出金用端末10は図1の請求情
報通知手段1020、支払承認受取手段1030および
代金受取処理手段1050としても機能する。
【0051】銀行端末20は、情報処理用サーバ100
に対して、顧客の銀行口座に関連する請求情報に関する
照会や記帳を行うための端末であり、ハードウェアとし
ては周知のものを使用することができる。銀行端末20
は図1の請求情報通知手段1020および支払承認受取
手段1030としても機能する。
【0052】電話機30は特に説明を要しないであろ
う。電話機30が、応答装置160に対して電話をかけ
た場合に、応答装置160は、音声メッセージの形態
で、銀行システムに届いた請求情報を代金支払者に対し
て通知し、また、代金支払者による電話機のボタン操作
で支払承認の指示を受け付けて、情報処理用サーバ10
0に対して代金の支払承認の指示および関連情報を伝え
る。したがって、このケースでは、応答装置160が図
1の請求情報通知手段1020および支払承認受取手段
1030としても機能する。
【0053】PC40,60には通信機能付の市販の汎
用パーソナルコンピュータを使用することができる。P
C40は、専用/一般回線80、接続装置150を介し
て情報処理用サーバ100と接続している。PC40を
代金支払者が使用する場合にはPC40の表示装置にお
いて、接続装置150により銀行システム200から送
られた請求情報が表示される。また、PC40のキーボ
ード入力装置またはマウスの操作により代金支払の承認
指示や、この指示に関連する情報が入力され、接続装置
150により銀行システム200で受け取られる。した
がってこのケースでは、接続装置150が図1の請求情
報通知手段1020および支払承認受取手段1030と
して機能する。
【0054】また、PC40を代金請求者が使用する場
合には、PC40から接続装置150を介して情報処理
用サーバ100に請求情報が送られるので、このケース
では接続装置150が図1の請求情報受取手段1000
として動作する。
【0055】また接続装置150は専用/一般回線80
を介して顧客等他社のコンピュータと情報の交換が可能
である。接続装置150が専用/一般回線80を介して
代金請求者のコンピュータと接続される場合は代金請求
者のコンピュータから接続装置150を介して情報処理
用サーバ100に請求情報が送られるので、このケース
では接続装置150が図1の請求情報受取手段1000
として動作する。一方、接続装置150が専用/一般回
線80を介して代金支払者のコンピュータと接続される
場合は情報処理用サーバ100から接続装置150を介
して代金支払者のコンピュータに請求情報が送られ、ま
た代金支払者のコンピュータから接続装置150を介し
て情報処理用サーバ100に支払承認情報が送られるの
で、このケースでは接続装置150が図1の請求情報通
知手段1020および支払承認受取手段1030として
動作する。
【0056】PC60はWEBサーバ170を介して情
報処理用サーバ100と情報の交換が可能である。PC
60を代金支払者が使用する場合には、WEBサーバ1
70が図1の請求情報通知手段1020および支払承認
受取手段1030として機能する。また、PC60を代
金請求者が使用する場合には、WEBサーバ170が図
1の請求情報受取手段1000として機能する。
【0057】携帯電話機70は不図示の電話回線網およ
びインターネット90を介してWEBサーバ170と接
続する。PC60と同様にして、代金請求者が使用する
場合には、文字キー等により請求情報を入力可能であ
り、代金支払者が使用する場合には、請求情報の表示お
よび支払承認の指示を行う。この場合にも、WEBサー
バ170が、図1の請求情報受取手段1000または請
求情報通知手段1020、支払承認受取手段1030と
して動作する。
【0058】PC60や携帯電話機70がメールサーバ
180とメールにより情報の送受信を行う場合には、メ
ールサーバ180が図1の請求情報受取手段1000ま
たは請求情報通知手段1020、支払承認受取手段10
30として動作可能である。以上述べた機器以外でも図
1の請求情報受取手段1000または請求情報通知手段
1020、支払承認受取手段1030として動作可能な
機器が図2には存在するが、機器の種類が多岐にわたる
ので、あとで、図1の構成要件に対応させてこれらの機
器を説明する。
【0059】このようなシステム構成で実行される代金
の支払処理を図2および図3を参照して説明する。図3
は情報処理用サーバ100が実行する処理手順を示す。
一例として、代金請求者がPC60を使用して、代金の
請求情報を送信し、代金支払者が入出金用端末10から
代金を支払う場合を説明する。
【0060】代金請求者はPC60のブラウザ(HTM
L文書を表示するソフト)を使用して、WEBサーバ1
70に保存された、請求情報送信用のHTML文書を読
み出しPC60の表示画面に表示させる。代金請求者は
HTLM文書により表意された送信案内にしたがって、
PC60で予め作成した請求書をWEBサーバ170に
送信する。
【0061】請求情報としては、代金請求者の氏名(会
社名をも含む)、代金請求者の銀行口座番号、代金支払
者の氏名、代金支払者の銀行口座番号、代金の金額、支
払期限、請求書番号、請求事由(たとえば商品名)等、
請求書の内容を表す情報が使用され、これらの情報が予
め定められた配列で代金請求書中に記載される。WEB
サーバ170はPC60から代金請求書を受け取ると、
情報処理サーバ100に代金請求書を引き渡す。
【0062】代金支払者は商品等を購入したとき、代金
請求者に対し自分の名前と支払いを行う銀行口座番号を
通知しておく。これは例えばクレジットカードで支払う
場合にクレジットカード番号を通知したり、請求書を自
宅に送付してもらう場合に住所を通知するのと同様であ
る。
【0063】情報処理用サーバ100は図3の処理手順
を一定周期で実行している。
【0064】情報処理用サーバ100は、WEBサーバ
170からの連絡で代金請求書を受信したことを検知す
ると(ステップS10がYES判定)、代金請求書に記
載された請求内容が次のような方法でデータ記憶装置1
10内に格納される。
【0065】まず代金請求書に記載された代金支払者の
銀行口座番号に基づいてデータ記憶装置110内の元帳
データベースを検索し、該当する銀行口座情報を検出す
る。
【0066】検出されたこの銀行口座情報に関連付けて
代金請求書に記載された請求内容(以下、請求情報とい
う)がデータ記憶装置110内に記憶される。関連付け
の方法としては、銀行口座情報内に、請求情報の有無を
示すフラグ情報と請求情報の記憶アドレスを記載すれば
よい(請求情報格納処理S11)。
【0067】次に情報処理用サーバ100は、検出され
た銀行口座情報の中から代金支払者の電子メールアドレ
スを抽出し、請求情報を電子メールで連絡する(請求情
報通知処理S12)。
【0068】次に、代金支払者が銀行の入出金用端末1
0を例えば出金で利用したときに、情報処理用サーバ1
00はその旨をステップS20で検出し、入出金用端末
10に挿入された銀行カードから、代金支払者の銀行口
座番号を読み出す。読み出した代金支払者の銀行口座番
号に基づいて、元帳データベースの、代金支払者の銀行
口座情報が検索されて、上記フラグ情報が参照される。
フラグ情報が請求情報ありを示している場合は、情報処
理用サーバ100は、代金請求書が届いている旨の表示
を入出金端末10の画面上に行う。
【0069】こうすることで代金支払者は、代金請求書
が届いているかどうかの照会をわざわざ行わなくても、
ATM等の入出金端末10で通常の出金を行ったときに
自動的に代金請求書到着の情報を知ることができる。
【0070】代金支払者は、到着した代金請求書の内容
を見たい場合には請求情報確認ボタンを操作する。
【0071】請求情報確認ボタンが操作されると情報処
理用サーバ100は銀行口座情報内に記載された請求情
報の記憶アドレスから請求情報(文字コード列)を取り
出して、代金支払者が使用している入出金用端末10の
表示画面に表示させる(請求情報通知処理S21)。こ
のとき、支払の承認を行うかどうかの問い合わせのメッ
セージを入出金用端末10の表示画面に表示させる。
【0072】代金支払者が入出金用端末10の特定のキ
ーを使用して承認を指示すると、情報処理用サーバ10
0は、その指示をステップS30で検出し、入出金用端
末10の画面に表示された請求金額を上記銀行口座から
出金する。その際、代金支払者は通常の出金処理と同
様、暗証番号の入力を行う(代金受取処理S31)。
【0073】代金支払者の預金口座から請求金額の出金
が行われると情報処理用サーバ100はその処理の完了
をステップS40で検出し、上記代金請求書に記載され
た代金請求者の銀行口座番号の示す銀行口座に前記銀行
口座から出金された金額を入金する(代金支払処理S4
1)。
【0074】このようにすることで代金支払者は振込を
行うときとは異なり、代金請求者の口座番号や代金請求
者の氏名を振込先の情報としてわざわざ入力する必要が
ないので、簡単に支払を行うことができる。また代金請
求者は、請求書番号等を用いて入金照合を簡単に行うこ
とができる。
【0075】この代金請求者の銀行口座への入金は代金
受取と同時に行ってもよいし、また例えば同一の代金請
求者の銀行口座への入金分について一日分取りまとめて
翌日等に入金してもよい。
【0076】また、銀行と代金請求者との取り決めによ
り、代金支払者の預金口座から出金した支払代金を全額
代金請求者の銀行口座に入金してもよいし、また銀行の
手数料等を差し引いて残額を入金してもよい。
【0077】この処理を実行するとき情報処理用サーバ
100が図1の代金受取処理手段1050および代金支
払処理手段1040として、データ記憶装置110が請
求情報格納手段1010としてそれぞれ動作する。ま
た、入出金用端末10が請求情報通知手段1020およ
び支払承認受取手段1030として動作する。さらにP
C60から代金請求書を入力するWEBサーバ170が
図1の請求情報受取手段1000として動作する。
【0078】以上の例では、代金支払者が銀行の入出金
用端末10を出金で利用した場合について説明したが、
当該端末を入金で利用する場合も入金と出金が入れ替わ
るだけで上述と同様の処理が行われる。
【0079】また、代金支払者が入出金用端末10で請
求内容有無の照会を行う場合も上述と同様である。
【0080】ここで、図1の請求情報受取手段1000
として利用可能な機器およびその受取方法を列記する。 (1)銀行端末20:代金請求者から書類で受け付けた
代金請求書を銀行端末20から入力することでの請求情
報の受け取り (2)接続装置150:PC40または他社コンピュー
タ50からのFB(ファームバンキング)サービスを使
用した請求情報の受け取り (3)WEBサーバ170:PC60または携帯電話機
70からのWEBサービスを使用した請求情報の受け取
り (4)メールサーバ180:PC60または携帯電話機
70からの電子メールを使用した請求情報の受け取り (5)PC120:代金請求者が代金請求書をフロッピ
ー(登録商標)ディスクに記憶しておき、そのフロッピ
ー(登録商標)ディスクに記憶された請求情報をPC1
20により読み取ることにより受け取り、情報処理用サ
ーバ100に対して入力する。 (6)磁気テープ読取装置140:代金請求者が代金請
求書を磁気テープに記憶しておき、その磁気テープに記
憶された請求情報を磁気テープ読取装置140により読
み取ることにより受け取り、情報処理用サーバ100に
対して入力する。
【0081】次に、請求情報通知手段1020として使
用可能な機器およびその通知方法を以下に列記する。 (1)入出金用端末10:代金支払者が入出金用端末1
0で入出金または照会を行うときに入出金端末10から
入力される銀行口座番号によりデータ記憶装置110上
の元帳を検索し、検出された口座の元帳上に請求情報あ
りのフラグがある場合、請求情報の記憶アドレスから同
じくデータ記憶装置110に格納された請求情報を読み
出し、入出金用端末10の表示画面に請求情報を表示す
る。
【0082】(2)銀行端末20:代金支払者からの依
頼により銀行員が銀行端末20から入力する銀行口座番
号によりデータ記憶装置110上の元帳を検索し、銀行
端末20の表示画面に請求情報を表示する。
【0083】(3)接続装置150:代金支払者の使用
するPC40から入力された銀行口座番号によりデータ
記憶装置110上の元帳を検索し、PC40の表示画面
に請求情報を表示する。また代金支払者の使用する他社
コンピュータ50から入力された銀行口座番号によりデ
ータ記憶装置110上の元帳を検索し、該銀行口座に関
連付けられた請求情報を他社コンピュータ50に送信す
る。
【0084】(4)応答装置160:代金支払者が応答
装置160に対して電話機30を使用して電話をかけ、
応答装置160に対して、請求情報の有無を問い合せす
る。代金支払者の銀行口座番号は電話機30のブッシュ
ボタンで入力する。応答装置160は受信した銀行口座
番号を情報処理用サーバ100に引き渡す。情報処理用
サーバ100によりデータ記憶装置110から取り出さ
れた請求情報は応答装置160の音声合成用ソフトによ
りその記載内容が音声に変換されて代金支払者の電話機
30に送られる。
【0085】(5)WEBサーバ170:PC60また
は携帯電話機70がWEBサーバ170のWEBサービ
スを利用したときに、WEBサーバ170は銀行口座番
号を受け付け情報処理用サーバ100に引き渡す。情報
処理用サーバ100は該銀行口座番号によりデータ記憶
装置110上の元帳を検索し、該口座の元帳から同じく
データ記憶装置110に格納された請求情報を読み出
し、PC60または携帯電話機70の表示画面に請求情
報を表示する。
【0086】(6)メールサーバ180:代金支払者の
PC60や携帯電話機70に電子メールで請求情報を通
知する。電子メールアドレスは、代金支払者の銀行口座
情報に含めておく。電子メールによる請求情報の通知は
他の方法と異なり、代金支払者からの起動ではなく銀行
システム側からの自動起動で行われる。起動のタイミン
グとしては、代金請求書を受け取ったときと、銀行が定
める所定の時点の2通りある。また、銀行従業員が銀行
側の端末を使用して手動起動してもよいことは勿論であ
る。また、銀行が定める所定の時点とは、例えば支払期
限の直前3日前等が該当する。
【0087】代金請求書を受け取ったときに起動する場
合は、代金請求書に記載してある代金支払者の銀行口座
番号によりデータ記憶装置110内の元帳を検索し、該
当する銀行口座情報に記載されている電子メールアドレ
スを使用してメールサーバ180により電子メール送信
すればよい。一方、銀行が定める所定の時点の起動の場
合は、次のようにすることで可能となる。代金請求書を
受け取ったとき、請求情報を代金支払者の銀行口座と関
連付けると同時に情報処理用サーバ100によりデータ
記憶装置110上に請求情報ファイルとして保存してお
く。この請求情報ファイルには請求情報の内容のほかに
起動条件を判断するためのフィールド(この例の場合は
支払期限)と支払済否の表示と元帳から取り出した電子
メールアドレスを記録しておく。(図4参照)
【0088】請求情報が支払済となったとき請求情報フ
ァイルの該当部分に支払済表示をつけるようにしてお
く。これは口座の元帳上に請求情報の記憶アドレスを記
載しておくことで簡単に行うことができる。上述の期限
管理を情報処理用サーバ100が行う場合には、現在の
日時が上記電子メールによる通知タイミングに到達した
か否かの判定を繰り返し行うことにより、通知タイミン
グを検出することができる。
【0089】図4の例では6つの請求情報が記録されて
おり、そのうち3つの代金請求書が支払済となってい
る。例えば支払期限の3日前に未支払分について電子メ
ール連絡する場合、2月7日に支払期限欄が2月10日
となっている請求情報で支払済否欄がブランクのものを
それぞれの電子メールアドレスに連絡すればよい。
【0090】支払承認受取手段1030による支払承認
指示の受取は入出金端末10で代金支払者が入出金を行
うときに請求情報の通知を受けてただちに行われる場合
と、入出金端末10、銀行端末20、電話30、PC4
0、PC60、携帯電話70で請求情報有無の照会を行
い請求情報がある場合に行われる場合と、他社コンピュ
ータ50から支払承認する請求データを取りまとめて送
信される場合と、電子メールでの請求情報通知をきっか
けとして行われる場合の4通りある。前2つの場合はい
ずれも請求情報の通知と支払承認の入力は一連の処理の
中で行われるため請求情報通知手段はそのまま支払承認
受取手段にもなる。3つ目の他社コンピュータ50から
支払承認する請求データを取りまとめて送信される場合
は接続装置150が送信データを受け取るので支払承認
受取手段になる。
【0091】最後の、請求情報の通知が電子メールで行
われる場合には、支払承認の入力を簡単にするために電
子メール内に、ハイパーリンク(承認指示のための案内
画面用のHTML文書(WEBサーバ170内に保存)
を呼び出すためのURLを電子メール内に埋め込んでお
き、このURLを表示画面上でマウス等により指定する
と、HTML文書をPC側で表示するためのURL情
報)を埋め込んでおき、ハイパーリンクを使用して、承
認指示用画面をPC60で表示させて承認指示を行うよ
うにすることができる。
【0092】このとき、ハイパーリンクには、承認を行
うべき請求情報を特定するためのパラメータを埋め込ん
でおき、電子メールを受信した機器から前記パラメータ
がWEBサーバ170を介して情報処理サーバ100に
送られる。情報処理サーバ100はこのパラメータによ
り承認指示を行う請求情報を特定(識別)する。ハイパ
ーリンクには請求情報を直接特定するパラメータではな
く代金支払者を特定するパラメータを埋め込み、代金支
払者を特定するパラメータと銀行口座番号の対比テーブ
ルをデータ記憶装置110に置いて情報処理サーバ10
0がこれを利用することにより、代金支払者→銀行口座
番号→請求情報という形で代金支払者に順次選択させる
形で請求情報を特定することもできる。いずれの場合も
WEBサーバ170が支払承認受取手段になる。
【0093】支払承認が入力され、支払承認受取手段1
030により当該支払承認の受け取りが行われるとその
情報は情報処理サーバ100に伝えられ情報処理サーバ
100は支払承認された金額について支払用の資金を受
け取るための処理に移る。したがって、支払承認は必ず
しも「承認」という表現を用いる必要はなく、代金支払
者にとって次に支払いのプロセスに進む意志を表すもの
であればよい。いきなり現金を投入するような場合は、
投入現金の確認ボタンを押すことが支払承認に該当し、
それを入出金端末10で収納することが代金の受取に該
当する。
【0094】代金受取処理手段1050として使用する
機器は、支払代金を現金で受け取るか、代金支払者の銀
行口座から引き落とすかにより異なる。
【0095】現金で受け取る場合には入出金用端末10
が代金受取処理手段1040として使用される。また、
銀行口座から代金を引き落とす場合には、入出金端末1
0他の各種端末から入力された出金指示に基づいて情報
処理サーバ100がデータ記憶装置110上の元帳から
出金処理を行うので情報処理サーバ100が代金受取処
理手段1050として動作する。
【0096】このようにして受け取られた代金は代金請
求者の口座に入金される。したがって情報処理サーバ1
00が代金支払処理手段1040として機能する。
【0097】さらに第1の実施形態の他の形態としては
次の形態で実施できる。 1)代金請求者から受け取る請求情報には、少なくと
も、代金請求者および代金支払者を示す情報(ユーザI
D等の識別情報)と請求金額(代金金額)があればよ
い。請求情報の中で代金請求者を示す識別情報は代金請
求者が代金を受け取るために入金を行う銀行口座番号で
あってもよいし、また該銀行口座番号と異なるものであ
ってもよい。識別情報が入金のための口座番号と異なる
場合には、あらかじめ代金請求者が書類等により代金請
求者が請求情報の中で示される識別情報と代金受け取る
ための銀行口座番号を銀行との間で取り決めておく。銀
行はこれら(識別情報と銀行口座番号)の対応表を作成
しデータ記憶装置110上に予め記憶しておくことによ
り請求情報の中に示された代金請求者の識別情報から入
金のための銀行口座番号を検索して求めることができ
る。そして求められた銀行口座番号の口座に対して受け
取った資金の一部または全部の入金を行う。代金支払者
についても同様である。請求情報の中で代金支払者を示
す識別情報は代金支払者が代金を支払うために出金を行
う銀行口座番号であってもよいし、また該銀行口座番号
と異なるものであってもよい。識別情報が出金のための
銀行口座番号と異なる場合は、あらかじめ代金支払者が
書類等により代金支払者が請求情報の中で示される識別
情報と代金の支払うための銀行口座番号を銀行との間で
取り決め、銀行は該識別情報と銀行口座番号の対応表を
作成しデータ記憶装置110上に予め記憶する。そして
該対応表により請求情報の中に示された代金支払者の識
別情報から出金のための銀行口座番号を検索し、検索さ
れた銀行口座番号の口座から代金支払のための出金を行
う。更に、複数個の代金支払者の識別番号を同一の銀行
口座番号と対応付けておくと、利用目的に応じて識別番
号の使い分けをしながら同一口座で支払うことが可能と
なる。例えば家族でそれぞれ異なる識別番号を利用しな
がら支払いは一つの家計口座から行うような場合に便利
である。
【0098】2)複数の異なる代金支払者に対する請求
情報の受取処理を一括して実行してもよい。この場合
は、代金請求者を識別する情報は例えば請求情報をまと
めたファイルのヘダー情報の中に表示し、各代金支払者
宛の請求情報を示すレコードの中への表示を省略するこ
ともできる。
【0099】3)請求情報通知手段1030として使用
する機器は1つに限定する必要はない。たとえば、請求
情報に支払期限が設定されている場合に、期限の数日
(所定期間)前までは、入出金用端末10を代金支払者
が使用したときに請求情報を通知する。期限に近くなっ
ても(期限までの日数が所定期間よりも短くなった場
合)代金支払者が入出金用端末10を使用しない場合に
は、電子メールで請求情報を通知するという請求情報通
知方法を採ることができる。この場合、情報処理用サー
バ100が期限管理を行う。
【0100】4)上述の例では代金の支払いは支払承認
後ただちに代金支払者の銀行口座から引き落とされるケ
ースについて説明したが、口座引落しは支払承認後ただ
ちに行うとは限らない。代金支払者が支払承認を行った
時点で銀行口座の残高が支払いの承認をした金額に満た
ない場合は、当該口座の残高が支払いの承認をした金額
以上になるのを待って代金受取処理手段1050(情報
処理用サーバ100)が代金の受け取り(預金口座から
の引き落とし)を行うようにしてもよい。また、代金支
払者が引き落とし日を確定させるために給料日の翌日を
支払日とする引落しの指定(予約)をして承認すること
もできる。
【0101】予約は入出金用端末10から代金支払者が
入力してもよいし、代金支払者は書面にて予約日を指定
し、銀行の行員が銀行端末20から入力してもよい。こ
の場合は予約された支払日になれば代金受取処理手段1
050(情報処理用サーバ100)が代金の受け取り
(預金口座からの引き落とし)を自動的に行う。これら
の処理は図3のその他処理(ステップS50)の中で行
われるが、更に詳細な処理フローを図5に示す。この支
払日は代金支払者が指定してもよいし代金請求者が予め
請求情報に引き落とし予定日としてセットしておいても
よい。
【0102】更に、口座引落しではなく現金で代金を受
け取ることとしてもよい。この場合は入出金用端末10
が代金受取処理手段1050として使用される。これら
は支払承認を行う際、支払方法の選択として行うように
すればよい。
【0103】5)代金支払者に請求情報の通知を行った
後、支払の承認指示ではなく支払拒否の入力を行った場
合、以後、請求情報の通知を中止する。この場合には、
指示の方法として、支払いの承認および支払いの拒否の
選択肢を設け代金支払者が上記2つの選択肢のいずれか
を選択するようにしてもよい。
【0104】また、所定期間以内に承認指示が行われな
い場合には、所定期間の経過後に請求情報の通知を中止
する。中止のための一例としては、情報処理サーバ10
0がデータ記憶装置上の該当する請求情報(請求書)を
消去する。
【0105】6)代金支払者が支払いの承認を指示した
こと、支払いを拒否したこと、あるいは期限を過ぎても
支払の承認の指示がなかったことは情報処理サーバ10
0でモニター(検出)することが可能なので、これら該
当の事項を検出した場合には、その事項を代金請求者に
通知することができる。通知方法は代金支払者への通知
方法と同じ方法を使用することができる。
【0106】7)代金の支払承認を受け取る際に、支払
承認受取手段1030により支払代金の金額の変更を可
能とし、代金受取処理手段1050および代金支払処理
手段1040は、変更された金額について代金の受け取
りおよび支払いを実行するようにしてもよい。分割払い
を認める場合には有効である。代金請求書に金額変更不
可の表示をつけることで支払代金の変更は認めないよう
にすることもできる。
【0107】8)上記の例では請求情報が関連付けられ
た銀行口座に入出金端末10で入出金する際に請求情報
があればその旨を画面に表示する方法について説明した
が、代金支払者が保有する銀行口座が複数ある場合に、
請求情報が関連付けれらた銀行口座だけではなく請求情
報が関連付けられていない他の銀行口座に入出金する際
にも、請求情報の有無を表示させることができる。
【0108】例えば、代金支払者が銀行口座A、Bの2
つの口座を持っているとする。この場合、該代金支払者
に代金請求書が送られた際、当該代金請求書に係る請求
情報が銀行口座Aに関連付けられたとする。この場合、
銀行口座A、Bは同一預金者の口座であるため銀行にお
いては通常名寄せ処理され、元帳上相互に関連付けられ
ている。ここで、銀行口座Bに対し入出金端末10で入
出金処理が行われたとき、情報処理サーバ100は銀行
口座Bの元帳から銀行口座Aのリンクをたどり、銀行口
座Aに請求情報が関連付けられていることを識別する
と、請求情報がある旨を入出金端末10の画面上に表示
する。この処理は図3のステップS21の請求情報通知
処理の中で行われるが、これを更に詳細に示すと図6の
ようになる。請求情報の通知を受けた代金支払者は、改
めて銀行口座Aにアクセスして支払承認を行う。
【0109】このように代金支払者に請求情報通知の機
会を増やすことにより、代金請求者から受け取った請求
情報が支払承認がされずに放置される可能性を減少させ
ることができる。
【0110】9)いままでの例では請求情報を関連付け
る銀行口座は当行にある銀行口座を前提に説明したが、
他行の銀行口座であってもよい。この場合は当行に元帳
がないためデータ記憶装置110にある元帳上に請求情
報の有無を表示するフラグ情報や請求情報のアドレスを
記載することはできない。そこで他行の口座を利用して
支払いを行いたい旨を申し出た支払人についてデータ記
憶装置110上に擬似元帳を用意することにより上記フ
ラグ情報やアドレスを記載することができる他、電子メ
ールアドレスも記載することができる。但し、擬似元帳
には残高情報は存在しないので口座引落しをすることは
できない。
【0111】この場合、他行の銀行口座から口座振替を
行うことで支払代金を受け取ることができる。他行の銀
行口座に対して関連付けられた請求情報に対して支払承
認が受け取られると、その他行の銀行口座に対する口座
振替請求データを作成し、その銀行にデータを渡せばよ
い。予めその銀行と口座振替契約を結んでおけばこの口
座振替請求データは処理される。そして口座振替結果は
フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープまたは回
線で受け取ることができる。
【0112】この場合、口座振替結果をフロッピー(登
録商標)ディスクで受け取る場合はPC120、磁気テ
ープで受け取る場合は磁気テープ読取装置140、回線
で受け取る場合は通信サーバ130がそれぞれ代金受取
処理手段1050として動作する。口座振替は集金代行
業者を通して行うことも可能で、その場合も同様であ
る。但し、集金代行業者のコンピュータから接続装置1
50を通して口座振替結果が送られてくる場合は接続装
置150が代金受取処理手段1050として動作するこ
とになる。他行の銀行口座からの出金は口座振替に限ら
れるものではなく、回線を通じて即時に出金する方法を
利用することもできる。この場合は通信サーバ130が
出金結果を受け取るので代金受取処理手段1050とな
る。
【0113】10)いままでの例では請求情報の通知と
通知された請求情報に対する支払いの承認は各請求情報
ごとに行うことを前提している。
【0114】しかし、代金支払者が企業である場合は複
数の請求情報が当該企業の支払口座に関連付けられてい
ることがある。この場合、1件ずつ請求情報の通知と支
払いの承認を行うことは煩雑である。したがって、請求
情報の通知については企業から照会することに決めてお
き、それ以外の方法での請求情報の通知は省略すること
ができる。企業の使用する他社コンピュータ50から、
当該企業の支払口座に対して請求情報の照会を受ける
と、情報処理用サーバ100は当該口座に関連付けられ
た請求情報をすべてデータ記憶装置110から読み出
し、まとめて通知する。この場合接続装置150が請求
情報通知手段1020として動作する。企業は、受け取
った請求情報のうち支払うべきものに支払承認表示をつ
けてまとめて銀行システム200に送り返す。銀行シス
テム200は接続装置150で支払承認表示付請求情報
を受け取り、情報処理サーバ100が支払承認表示が付
いた請求情報について支払承認処理をする。このとき、
接続装置150が支払承認受取手段1030として動作
する。受け取った支払承認表示付きの請求情報とデータ
記憶装置110上にある原請求情報とは代金請求者名と
請求書番号で突合せすればよい。代金は情報処理用サー
バ100が支払承認処理をした請求情報について支払額
を合計した金額でデータ記憶装置110にある当該企業
の支払口座から出金処理する。したがって代金受取処理
手段1050としては情報処理用サーバ100が動作す
る。それ以外の手段(請求情報受取手段1000、請求
情報格納手段1010、代金支払処理手段1040)に
ついては上述と同様である。
【0115】(第2の実施形態)第2の実施形態の基本
構成を図7に示す。図7において、図1の第1の実施形
態と同様の個所には同一の符号を付しているので、相違
個所のみを説明する。
【0116】また、具体的なシステム構成は図2のシス
テム構成を使用することができる。
【0117】第1の実施形態でも一部説明したように代
金の支払方法は多岐にわたる。
【0118】たとえば、 (a)支払承認と同時に即時に支払人の銀行口座から代
金を引き落とす。 (b)支払人の銀行口座残高が支払額以上になったとき
に代金を引き落とす。 (c)支払人の銀行口座からの代金の引き落としを日付
を指定して予約する。 (d)現金で支払う。 等の支払方法がある。そこで、第2の実施形態では図7
の支払方法指示受取手段1060を設け、支払方法指示
受取手段1060により上記(a)〜(d)の項目につ
いて支払方法に関する指示を受け取る。支払方法指示手
段1060には、支払承認受取手段1030として使用
可能な図2の機器を使用すればよい。たとえば、入出金
用端末10の表示装置はタッチ式入力装置が組み込まれ
ているので、この場合の指示方法としては表示画面に上
記選択肢を表示し、指示者が指等により、選択項目を選
択すればよい。他の機器につては周知の情報入力方法を
使用すればよく、詳細な説明を要しないであろう。
【0119】支払方法指示手段1060により指示され
た方法にしたがって代金受取処理手段1050が代金の
受け取りを行う。
【0120】第2の実施形態における情報処理用サーバ
100の処理手順を図8に示す。図8の処理手順も図3
の第1の実施形態の処理手順と同一の個所には同一の符
号を付しているので、相違点を説明する。
【0121】第2の実施形態では支払承認が行われたと
き支払方法についての指示を受け取るためのステップS
32と、このステップで支払方法についての指示が受け
取られたかどうかを判定するステップS60が新たに設
けられている。S60のステップで入力ありの判定が得
られたときは図1と同様の代金受け取りの処理を行うス
テップS31に進む。
【0122】(第3の実施形態)第1および第2の実施
形態では代金請求書を受け取ったときに請求情報を代金
支払者の銀行口座に関連付けを行った。
【0123】第3の実施形態では請求情報と銀行口座と
の関連付けを行わずに処理する方法について説明する。
基本構成は第2の実施形態と同様図7に示している。
【0124】第3の実施形態では請求情報には代金支払
者の銀行口座番号は記載されておらず、銀行口座番号以
外の代金支払者の識別情報が記載されている。銀行シス
テム200はこの請求情報を受け取ったとき支払口座と
の関連付けは行わない。したがって代金請求書を受け取
った時点では代金支払者のどの銀行口座から支払いが行
われるか決まっていない。
【0125】しかし、この場合にも、代金支払者の顧客
情報が記載された元帳から登録された代金支払者の電子
メールアドレスを読み出し、この電子メールアドレスに
請求情報の通知をすることができる。
【0126】ここで言う元帳は科目別元帳ではなく顧客
別元帳である。顧客別元帳は顧客情報部と口座情報部か
ら構成されており、顧客の保有する口座に関する情報が
まとめて1つの顧客レコードの中に記録されている(図
9)。口座情報は顧客レコードとは別の場所に口座レコ
ードとして記憶し、それらの記憶アドレスをまとめる形
でも同様の効果を得ることができる(図10)。いずれ
の場合も、顧客情報部には各口座情報部の先頭アドレス
を、また各口座情報部には顧客情報部の先頭アドレスを
持つことで、顧客情報部から口座情報部の内容、口座情
報部から顧客情報部の内容をそれぞれ参照することがで
きる。
【0127】このような顧客別元帳においては口座番号
から口座情報部にアクセスできることに加え、顧客番号
等から顧客情報部にアクセスすることもできる。上記の
電子メールアドレスは顧客情報部に記載されており、顧
客番号等から顧客情報部にアクセスして読み出したもの
である。
【0128】この実施形態では、請求情報を受け取った
とき顧客別元帳の顧客情報部に請求情報ありのフラグ情
報と請求情報の格納アドレスを記載することにより、請
求情報を支払口座ではなく顧客情報と関連付けることが
できる(請求情報格納手段1010)。なお、受け取っ
た請求情報から顧客別元帳を検索するためには請求情報
に含まれる代金支払者識別番号と該代金支払者の顧客別
元帳を検索するための顧客番号等を対応させた索引テー
ブルをデータ記憶装置110上に持って利用すればよ
い。
【0129】このようにすると、代金支払者が保有する
いずれの銀行口座において入出金端末10で入出金する
場合でも、顧客情報部の記載を参照することで請求情報
の通知をすることができる。
【0130】代金支払者が入出金用端末10等の各種端
末で請求情報について照会する場合は、銀行口座番号を
用いても、または代金支払者の顧客番号等を用いても行
うことができる。銀行口座番号を用いる場合は、上記入
出金と同様、口座情報部から顧客情報部をたどることに
より、また代金支払者の顧客番号等を用いる場合は、直
接顧客情報部を参照することにより、請求情報の有無を
調べることができる。
【0131】口座引き落としで支払う場合は支払承認の
際に代金支払者が引き落とし口座の指定を行う。このと
き顧客情報部に記載された請求情報の有無を表示するフ
ラグ情報と請求情報の記憶アドレスが指定された口座の
口座情報にコピーされ、請求情報と引き落とし口座との
関連付けが行われる。引き落とし口座の指定は支払方法
指示受取手段1060(情報処理用サーバ100)によ
り受け取られ、代金受取処理手段1050により当該指
定された口座から出金が行われる。支払方法指示受取手
段1060および代金受取処理手段1050としては情
報処理用サーバ100が機能し処理フローは図8のよう
になり、ステップS32で引き落とし口座の選択が行わ
れる。支払方法指示受取手段1060には、第2の実施
形態同様、支払承認受取手段1030として使用可能な
図2の機器を使用すればよい。このようにすることで、
代金支払者は代金引き落としをする銀行口座を支払い承
認を行うときに選べるので残高のある銀行口座を選択す
ることができる。
【0132】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1から8
の発明によれば、代金支払者は請求書を銀行口座上で受
け取ることができるので、請求情報の通知に応じて代金
の支払に対する承認を指示すればよい。この指示に応じ
て代金の支払いが銀行システムで行われるので、代金支
払者にとっては手続きが簡単となる。さらに、支払の
際、請求内容を確認して支払が行われるので、従来の口
座振替のように、一方的に代金が代金支払者の銀行口座
から支払われることがなくなり、誤請求等による金銭的
なトラブルを防止できる。
【0133】このうち、請求項6の発明によれば、代金
支払者が出金を行う銀行口座の口座番号を代金請求者に
通知しなくてよく、本支払方法のための自分の識別番号
を通知すればよいので、安心して本支払方法を利用する
ことができる。
【0134】さらに請求項9から12の発明によれば、
代金支払者は請求情報についてわざわざ照会しなくても
ATMで入出金を行ったときに請求情報が通知されるの
で、請求情報の通知漏れを減少することができる。
【0135】このうち、請求項12の発明によれば、代
金支払者が実際に代金支払を行う銀行口座以外の銀行口
座にATMで入出金を行った場合にも請求情報の通知が
行われるので、請求情報の通知漏れは更に減少すること
ができる。
【0136】さらに請求項13から15の発明によれ
ば、請求情報の通知を代金支払者の使用する端末に対し
て行うため、代金支払者は簡単に請求情報の確認ができ
る。
【0137】このうち、請求項14の発明によれば代金
代金支払者が請求情報の通知を受けた後、簡単に代金支
払処理を行うことができる。
【0138】さらに請求項16から21の発明によれ
ば、代金支払者は多様な支払方法が選択できるため自分
にあった支払方法を選ぶことができる。
【0139】このうち、請求項20の発明によれば、請
求された金額とは異なる金額を代金支払者が指定して支
払うことができるので、分割して支払を行うときに便利
である。
【0140】さらに請求項22の発明によれば、代金支
払者は支払の際、出金口座を選ぶことができるので支払
可能な残高のある口座を使って支払いを行うことができ
る。
【0141】さらに請求項23、24の発明によれば、
代金支払者は複数個の請求情報の通知をまとめて受ける
ことができ、また支払承認もまとめて行うことができる
ので企業が代金支払を行う場合に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明第1の実施形態の具体的なシステム構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明第1の実施形態の情報処理用サーバ10
0が実行する処理手順を示すフローチャートである。
【図4】電子メールによる請求情報通知処理で用いるテ
ーブルの構成を示す図である。
【図5】本発明第1の実施形態の他の形態の口座引落し
処理を情報処理用サーバ100が実行する処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】本発明第1の実施形態の他の形態の請求情報通
知処理を情報処理用サーバ100が実行する処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】本発明第2および第3の実施形態のシステム構
成を示すブロック図である。
【図8】本発明第2および第3の実施形態の情報処理用
サーバ100が実行する処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】顧客別元帳の構造を示す図である。
【図10】顧客別元帳の構造を示す図である。
【符号の説明】
1000 請求情報受取手段 1010 請求情報格納手段 1020 請求情報通知手段 1030 支払承認受取手段 1040 代金支払処理手段 1050 代金受取処理手段 1060 支払方法指示受取手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資金の入出金サービスを提供する銀行シ
    ステムにおいて、 代金請求者から特定の代金支払者に向けた代金の請求内
    容を示す請求情報を受け取る請求情報受取手段と、 記憶装置を有し、当該受け取った請求情報を前記記憶装
    置に格納する請求情報格納手段と、 該請求情報格納手段に格納した請求情報を代金支払者に
    対して通知する請求情報通知手段と、 前記請求情報に係わる代金の支払いについての前記代金
    支払者よりの承認を受け取るための支払承認受取手段
    と、 当該承認された代金に相当する資金を前記代金支払者か
    ら受け取るための代金受取処理手段と、 当該受け取った資金の一部または全部を前記代金請求者
    に支払うための代金支払処理手段とを備えたことを特徴
    とする銀行システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の銀行システムにおい
    て、前記代金受取処理手段による資金の受け取り方法は
    現金による受取りであることを特徴とする銀行システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の銀行システムにおい
    て、前記代金受取処理手段により受け取る資金は前記代
    金支払者の銀行口座から出金された資金であることを特
    徴とする銀行システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の銀行システムにおい
    て、前記代金支払者の銀行口座は他行の銀行口座である
    ことを特徴とする銀行システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の銀行システムにおい
    て、前記代金支払者の出金のための銀行口座の銀行口座
    番号が前記請求情報の中に含まれており、前記代金受取
    処理手段は、前記銀行口座番号の示す代金支払者の銀行
    口座から代金支払いのために出金することを特徴とする
    銀行システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の銀行システムにおい
    て、前記代金支払者の出金のための銀行口座の銀行口座
    番号とは異なる、前記代金支払者の識別情報が前記請求
    情報の中に含まれており、 前記代金支払者の出金のための銀行口座番号と該代金支
    払者の識別情報の対応表を記憶した記憶手段と、 前記対応表から、前記請求情報の中に含まれている識別
    情報に対応する銀行口座番号を検索する検索手段とをさ
    らに備え、 前記代金受取処理手段は、前記検索手段により検索され
    た銀行口座番号の示す代金支払者の銀行口座から代金支
    払のために出金することを特徴とする銀行システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6いずれかに記載の銀行シ
    ステムにおいて、前記代金請求者の銀行口座の銀行口座
    番号が前記請求情報の中に含まれており、前記代金支払
    処理手段は前記銀行口座番号の示す代金請求者の銀行口
    座に対して資金を入金することにより支払うこと特徴と
    する銀行システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から6いずれかに記載の銀行シ
    ステムにおいて、前記代金請求者の入金のための銀行口
    座の銀行口座番号とは異なる、前記代金請求者の識別情
    報が前記請求情報の中に含まれており、 前記代金請求者の入金のための銀行口座の銀行口座番号
    と該代金請求者の識別情報の対応表を記憶した記憶手段
    と、 前記対応表から、前記請求情報の中に含まれている識別
    情報に対応する銀行口座番号を検索する検索手段とをさ
    らに備え、 前記代金支払処理手段は、前記検索手段により検索され
    た銀行口座番号の示す代金請求者の銀行口座に対して前
    記受け取った資金の一部または全部を入金することを特
    徴とする銀行システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から8いずれかに記載の銀行シ
    ステムにおいて、前記請求情報通知手段は、入出金用端
    末の表示装置に請求情報を表示することにより請求情報
    の通知を行うことを特徴とする銀行システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の銀行システムにおい
    て、前記入出金用端末の表示装置への請求情報の表示は
    前記入出金用端末で入出金時に行なわれることを特徴と
    する銀行システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の銀行システムにお
    いて、前記入出金用端末で行う入出金は、前記請求情報
    が関連付けられた銀行口座に対する入出金であることを
    特徴とする銀行システム。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の銀行システムにお
    いて、前記入出金用端末で行う入出金は、前記請求情報
    が関連付けられた銀行口座とは異なる銀行口座に対する
    入出金であることを特徴とする銀行システム。
  13. 【請求項13】 請求項1から12いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、前記請求情報通知手段は電子メー
    ルにより請求情報の通知を行うことを特徴とする銀行シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の銀行システムにお
    いて、前記電子メールにはハイパーリンクが埋め込まれ
    ており、電子メールを受信した情報処理機器に該ハイパ
    ーリンクを使用して承認指示のための画面を表示させ、
    前記代金支払者は該画面から承認指示を行うことを特徴
    とする銀行システム。
  15. 【請求項15】 請求項1から14いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、前記請求情報通知手段は、該銀行
    システムに対して前記代金支払者が使用する外部の機器
    によりアクセスがあったときに請求情報を前記外部の機
    器に送信することを特徴とする銀行システム。
  16. 【請求項16】 請求項1から15いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、前記支払承認受取手段は、前記代
    金支払者による支払拒否を受取可能であり、該支払拒否
    がなされた場合には、前記請求情報の以後の通知を中止
    することを特徴とする銀行システム。
  17. 【請求項17】 請求項1から16いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、支払期限が前記請求情報の中に含
    まれており、前記請求情報通知手段は、予め定められた
    支払期限までに支払の承認の指示がなされなかった場合
    に、前記請求情報の通知を中止することを特徴とする銀
    行システム。
  18. 【請求項18】 請求項1、3から17いずれかに記載
    の銀行システムにおいて、前記代金受取手段による資金
    の受け取りは予め指定された期日に前記代金支払者の銀
    行口座から出金が行われることを特徴とする銀行システ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項1、3から18いずれかに記載
    の銀行システムにおいて、前記代金受取処理手段による
    資金の受け取りは、該銀行口座の預金残高が支払承認さ
    れた金額以上となったときに該銀行口座からの出金が行
    われることを特徴とする銀行システム。
  20. 【請求項20】 請求項1から19いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、前記代金の支払承認を受け取る際
    に、前記支払承認受取手段により支払代金金額の指示の
    受け取りが可能であり、前記代金受取処理手段は、当該
    指示された金額について代金の受け取りを実行すること
    を特徴とする銀行システム。
  21. 【請求項21】 請求項1から20いずれかに記載の銀
    行システムにおいて、前記代金受取処理手段に対して、
    代金受取のための方法に関する指示を受け取る支払方法
    指示受取手段をさらに有し、前記代金受取処理手段は前
    記支払方法指示受取手段により受け取った指示の示す方
    法にしたがって、前記代金に相当する資金を受け取るこ
    とを特徴とする銀行システム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の銀行システムにお
    いて、前記代金支払者の銀行口座の銀行口座番号が前記
    請求情報の中に含まれておらず、前記支払方法指示受取
    手段は代金支払者が出金を行う銀行口座の指定の受け取
    りが可能であり、前記代金受取処理手段は代金支払者に
    より指定された銀行口座から代金支払のために出金する
    ことを特徴とする銀行システム。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の銀行システムにおい
    て、前記請求情報通知手段による請求情報の通知は代金
    支払者に対して複数組の請求情報をまとめて通知するこ
    とを特徴とする銀行システム。
  24. 【請求項24】 請求項1または23に記載の銀行シス
    テムにおいて、前記支払承認受取手段による支払承認の
    受取は複数組の請求情報に対する支払いの承認をまとめ
    て受け取ることを特徴とする銀行システム。
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