JP2003262526A - 車両用表示システム - Google Patents

車両用表示システム

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JP2003262526A
JP2003262526A JP2002063426A JP2002063426A JP2003262526A JP 2003262526 A JP2003262526 A JP 2003262526A JP 2002063426 A JP2002063426 A JP 2002063426A JP 2002063426 A JP2002063426 A JP 2002063426A JP 2003262526 A JP2003262526 A JP 2003262526A
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image
orientation
map
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JP2002063426A
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English (en)
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Fumio Asakura
史生 浅倉
Yoshio Shinoda
芳夫 篠田
Koji Ogawa
浩司 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置を車室内にて移動可能にした車両用
表示システムにおいて、表示装置の画像の表示内容を分
かり易くする。 【解決手段】 ディスプレイユニット20に、当該ディ
スプレイユニット20の向きを検出する方位計24およ
び二次元傾斜センサ25を備え、方位計24および二次
元傾斜センサ25の検出値に応じて、ディスプレイ22
に対する画像の向きを補正する。すなわち、表示面22
aの上方を車両の進行方向とする進行方向モードが選択
されている場合には、画像に示された車両進行方向を実
際の車両の進行方向に略一致させるように補正する。ま
た、表示面22aの上方を地図の北方位とする北方位モ
ードが選択されている場合には、画像に示された地図の
北方位を上方に向けさせるように補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
画像情報を送信する車載装置と、車室内にて移動可能で
あり、受信した画像情報に基づいて画像を表示する表示
装置とからなる車両用表示システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より車両の計器盤に搭載されていたディスプレイは、近
年、特開2001−91268号公報に記載のように、
車室内にて移動可能となってきており、例えば、後部座
席の乗員がディスプレイを手に取って見ることを可能に
している。因みに、上記公報に記載の表示システムで
は、計器盤に搭載されたナビゲーション装置からディス
プレイにナビ情報を無線送信することにより、ディスプ
レイの移動を可能にしている。
【0003】しかしながら、このようにディスプレイを
移動可能にすると、計器盤に搭載された状態のディスプ
レイの向きと異なる向きでディスプレイを見ようとした
ときに、その向きによっては画像の表示内容が分かり難
くなってしまう場合がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、表示装置を車室
内にて移動可能にした車両用表示システムにおいて、表
示装置の画像の表示内容を分かり易くすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、車両に搭載されて画像
情報を送信する車載装置(10)と、車室内にて移動可
能であり、受信した前記画像情報に基づいて画像を表示
する表示装置(20)とからなる車両用表示システムに
おいて、表示装置(20)に、当該表示装置(20)の
向きを検出する検出手段(24、25)を備え、検出手
段(24、25)の検出値に応じて、当該表示装置(2
0)に対する画像の向きを補正するようになっているこ
とを特徴としている。
【0006】これにより、当該表示装置(20)に対す
る画像の向きを、表示内容が分かり易いように表示装置
(20)の向きに応じて補正することができるので、車
室内にて移動可能な表示装置(20)の画像の表示内容
を分かり易くすることができる。
【0007】ところで、請求項1に記載の車載装置(1
0)が、地図情報および車両位置情報を少なくとも有す
るナビゲーション装置であり、画像が、地図上における
車両位置および車両進行方向を示すものである場合に
は、表示装置(20)の向きに関わらず表示装置(2
0)に対する画像の向きを固定したままにすると、画像
の表示内容が特に分かり難くなってしまう。従って、請
求項2に記載のように、車載装置(10)が、地図情報
および車両位置情報を少なくとも有するナビゲーション
装置であり、画像が、地図上における車両位置および車
両進行方向を示すものである場合に請求項1に記載の発
明を用いて好適である。
【0008】ここで、画像の表示内容が分かり難くなる
具体例を説明すると、例えば、表示装置(20)の表示
面が車両左右方向に対して略垂直となるように表示装置
(20)の向きを変えた場合において、画像に示す車両
進行方向を上向きにすると、画像に示された車両進行方
向と実際の車両の進行方向とが一致せず、分かり難くな
ってしまう。
【0009】これに対し、請求項3に記載の発明では、
画像に示された車両進行方向が実際の車両の進行方向に
略一致するように画像の向きを補正するので、画像の表
示内容を分かり易くすることができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明を適用すれ
ば、画像に示された地図の北方位が上方に向くように補
正するので、画像の表示内容を分かり易くすることがで
きる。具体的には、例えば、表示面が上下方向に対して
平行となるように表示装置(20)が位置している場合
において、表示面に対して略垂直に延びる軸周りに表示
装置(20)を回転させた場合であっても、画像に示さ
れた地図の北方位が上方に向くように補正され、画像の
表示内容が分かり易くなる。
【0011】ここで、表示装置(20)の向きを示すパ
ラメータとして、車両左右方向に延びる軸の軸周り角度
α、車両前後方向に延びる軸の軸周り角度β、上下方向
に延びる軸の軸周り角度γの3つが挙げられる。すなわ
ち、これらの3つの角度α、β、γが特定されれば表示
装置(20)の向きを特定することができる。
【0012】そして、角度γは0度〜360度の範囲で
広く使用されることが予想されるのに対し、角度αおよ
びβは、γに比べて狭い範囲での使用が主であると考え
られる。従って、表示装置(20)の向きを示すパラメ
ータとして少なくとも上記角度γを推定すべく、請求項
5に記載の発明のように検出手段として方位計(24)
を適用し、角度γにのみ基づいて表示装置(20)の向
きを推定するようにすれば、実際の表示装置(20)の
向きに対して大きな誤差を生じさせることなく、検出手
段を安価にした上で請求項3または4に記載の車両用表
示システムを実現できる。
【0013】そして、請求項6に記載の発明のように、
検出手段として方位計(24)に加えて2次元傾斜計
(25)を適用すれば、上記3つの角度α、β、γを検
出することができ、実際の表示装置(20)の向きに対
して表示装置(20)の向きの推定の誤差を小さくでき
る。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜8に基づいて説明する。
【0016】図1は、本実施形態に係る車両用表示シス
テムを車室内側から見た外観図である。そして、この図
1に示すように、車室内の前方に位置する計器盤1の内
側にナビゲーション装置本体(以下、ナビ本体と言う)
10が搭載され、また、計器盤1のうち意匠面を形成す
る表面部分にディスプレイユニット20が脱着可能に備
えられている。
【0017】そして、後に詳述するように、ディスプレ
イユニット20はナビ本体10と通信可能になってお
り、ナビ本体10から送信されたナビ情報に基づいて画
像を表示する。従って、ディスプレイユニット20を計
器盤1の所定位置から取り外し、画像を表示させながら
ディスプレイユニット20を車室内にて移動させること
ができる。
【0018】なお、ナビ本体10は上記特許請求の範囲
に記載の車載装置に相当し、ディスプレイユニット20
は特許請求の範囲に記載の表示装置に相当するものであ
る。そして、これらのナビ本体10およびディスプレイ
ユニット20により車両用表示システムを構成してい
る。
【0019】はじめに、ナビ本体10の構成を説明する
と、車両用表示システムの全体構成図である図2に示す
ように、ナビ本体10は、車両位置を検出するGPSユ
ニット11、道路情報、地域情報その他の地図情報が記
憶された大容量記憶装置12、ディスプレイユニット2
0と無線通信する無線ユニット13、GPSユニット1
1と無線ユニット13の作動を制御する制御ユニット1
4、およびディスプレイユニット20に電源を供給する
送電ユニット15から構成されている。なお、ナビ本体
10は車両のバッテリを電源として駆動する。
【0020】制御ユニット14には、GPSユニット1
1で検出された車両位置情報や、大容量記憶装置12に
記憶された地図情報の他に、車両からの車両信号が入力
される。この車両信号の具体例としては、車速、エンジ
ン回転数、地磁気検出値、先行者検出値、シート位置、
ハンドル位置、ミラー位置等の信号が挙げられる。
【0021】そして、制御ユニット14は、これらの車
両位置情報、地図情報、車両信号等に基づいて地図上に
おける車両の位置を示すナビ情報を得ることができ、こ
のナビ情報を無線ユニット13に出力する。そして、無
線ユニット13はディスプレイユニット20と無線で通
信するようになっており、この通信により制御ユニット
14から出力されたナビ情報をディスプレイユニット2
0に送信する。
【0022】次に、ディスプレイユニット20の構成を
説明すると、ディスプレイユニット20は、ナビ本体1
0の無線ユニット13と無線通信を行う無線ユニット2
1、画像情報に基づいて画像を表示するディスプレイ2
2、無線ユニット21およびディスプレイ22の作動を
制御する制御回路23、ディスプレイユニット20の方
位を検出する方位計24、ディスプレイユニット20の
傾きを検出する二次元傾斜センサ25、ディスプレイユ
ニット20の電源を構成する充電ユニット26および二
次電池27から構成されている。
【0023】ナビ本体10の無線ユニット13と、ディ
スプレイユニット20の無線ユニット21とのそれぞれ
には、図示しない通信用アンテナが内蔵されており、無
線ユニット13、21は、2.45GHzを使った周知
のb1uetooth、特定小電力の2.45GHz、
テレビ帯周波数のVHF、UHF等により通信を行う。
【0024】制御回路23は、無線ユニット21からの
ナビ情報に基づいて、ディスプレイ22の表示駆動を制
御する。これにより、ディスプレイ22には、地図上に
おける車両の位置を示す画像が映し出される。
【0025】また、ディスプレイユニット20は二次電
池27を電源として駆動する。そして、充電ユニット2
6は、ナビ本体10の送電ユニット15から、周知の電
磁誘導の原理等により非接触で電力が供給されるように
なっている。そして、この充電ユニット26を介して、
二次電池27は送電ユニット15から電力供給されて充
電するようになっている。
【0026】また、本実施形態では、ディスプレイユニ
ット20を計器盤1の所定位置に取り付けたときに、制
御回路23が充電ユニット26の作動を制御することに
より、二次電池27の充電が行われるようになってい
る。
【0027】また、上記特許請求の範囲に記載の検出手
段に相当する方位計24および二次元傾斜センサ25に
より、ディスプレイユニット20の向きが検出される。
具体的には、方位計24は東西南北の方位となる後述の
角度γを検出し、二次元傾斜センサ25は後述の角度α
およびβを検出する。
【0028】なお、方位計24には、地磁気検出式や磁
石式のものがある。また、二次元傾斜センサ25には、
重力を検出する加速度センサや、気泡を使用したセンサ
がある。
【0029】ここで、図3に示すように、車両左右方向
に延びる軸をX軸、車両前後方向に延びる軸をY軸、上
下方向に延びる軸をZ軸とすると、ディスプレイユニッ
ト20の向きを示すパラメータとして、X軸周りの角度
α、Y軸周りの角度β、Z軸周りの角度γの3つが挙げ
られる。
【0030】なお、図3に示す角度α、β、γは、それ
ぞれの軸を示す矢印X、Y、Zの先端側から見て反時計
回りをプラス方向とする。そして、図3は、ディスプレ
イユニット20を計器盤1の所定位置に取り付けた状態
を示しており、この状態における角度α、β、γを0度
としている。また、図中の矢印に示す前後上下左右は、
車両の前方、後方、上方、下方、左側、右側をそれぞれ
示している。
【0031】因みに、図3中の符号SW1は、ディスプ
レイ22の電源をオンオフするためのスイッチを示して
いる。また、SW2は、ディスプレイ22の表示モード
を切り替えるためのスイッチを示しており、スイッチS
W2を操作すると、表示モード設定の信号が制御回路2
3に向けて出力される。
【0032】ここで、ディスプレイ22に地図上におけ
る車両位置および車両進行方向を示す画像が映し出され
ている場合において、表示モードには北方位モードと進
行方向モードとがある。北方位モードとは、表示面22
aの上方を地図の北方位とするモードであり、進行方向
モードとは、表示面22aの上方を車両の進行方向とす
るモードである。
【0033】そして、制御回路23には、方位計24お
よび二次元傾斜センサ25の検出値として角度α、β、
γが入力される。そして、前述のように制御回路23が
ナビ情報に基づいてディスプレイ22の表示駆動を制御
するにあたり、方位計24および二次元傾斜センサ25
の検出値α、β、γに応じてディスプレイ22に対する
画像の向きを補正する。
【0034】すなわち、進行方向モードが選択されてい
る場合には、画像に示された車両進行方向を実際の車両
の進行方向に略一致させるように補正する。また、北方
位モードが選択されている場合には、画像に示された地
図の北方位を上方に向けさせるように補正する。
【0035】例えば、ディスプレイユニット20が、図
4の点線に示す(α、β、γ)=(45°、0°、0
°)の状態から、角度βを90度プラス方向に回転させ
て実線に示す(45°、90°、0°)の状態に向きを
変えた場合において、北方位モードが選択されている場
合には、画像に示された地図の北方位を上方に向けさせ
るように画像の向きを補正する。また、進行方向モード
が選択されている場合には、画像に示された車両進行方
向を上方に向けさせるように画像の向きを補正する。
【0036】また、例えば、ディスプレイユニット20
が、図5の点線に示す(α、β、γ)=(90°、0
°、0°)の状態から、角度γを90度プラス方向に回
転させて実線に示す(90°、0°、90°)の状態に
向きを変えると、北方位モードである場合には、画像に
示された地図の北方位を車両前方に向けさせるように画
像の向きを補正する。また、進行方向モードが選択され
ている場合には、画像に示された車両進行方向を車両前
方に向けさせるように画像の向きを補正する。
【0037】以上のように、角度α、β、γから特定さ
れるディスプレイユニット20の向きに応じて画像の向
きを補正することにより、画像の表示内容を分かり易く
している。
【0038】図6は、ディスプレイユニット20が上述
の画像補正を行う作動を示すフローチャートであり、は
じめに、ステップS10において傾斜センサ25により
角度α、βの値を読み取り、ステップS20において方
位計24により角度γを読み取る。
【0039】次に、ステップS30においてスイッチS
W2による画面の表示モード設定出力を読込み、ステッ
プS40において、前記設定出力が北方位モードである
か進行方向モードであるかを判定する。そして、北方位
モードである場合にはステップS50に進み、進行方向
モードである場合にはステップS60に進む。
【0040】ここで、図7および図8は、角度α、β、
γの値に対応する補正内容が示された図表(以下、マッ
プと言う)であり、ディスプレイユニット20には上記
マップが予め記憶されている。また、図9は、ディスプ
レイユニット20の向きが(α、β、γ)=(45°、
0°、0°)となっている状態において、画像に表示さ
れた車両進行方向および東西南北方位を示す正面図であ
る。
【0041】そして、図9の状態においてディスプレイ
22の上方に位置する辺をとし、右方に位置する辺を
とし、下方に位置する辺をとし、左方に位置する辺
をとしており、マップの補正内容は、ディスプレイ2
2の画像に示される地図の東西南北方位を各辺〜の
いずれに対応させるように補正するかを表している。例
えば、マップのうち符号exに示す補正内容による補正
であれば、図9に示すように、地図の北方位を辺に対
応させ、東方位を辺に対応させ、南方位を辺に対応
させ、西方位を辺に対応させるように補正する。
【0042】そして、ステップS60では、ステップS
10、S20にて読み取られた角度α、β、γの値がマ
ップのうちいずれの補正内容に相当するかを選択する。
例えば、読み取られた角度α、β、γの値が(α、β、
γ)=(45°、0°、0°)である場合には、符号e
xに示す補正内容を選択することとなる。
【0043】なお、北方位モードの場合、角度γの値に
関わらず上方を北方位にすればよいため、ステップS5
0では、方位計24の検出値に関わらず角度γを0°と
みなし、その後、ステップS60にて、角度α、βの値
が図7および図8のマップのうちいずれの補正内容に相
当するかを選択する。
【0044】次に、ステップS70にてナビ本体10か
らのナビ情報を無線で受信する。その後、ステップS8
0にて、受信したナビ情報に基づく画像の向きを、ステ
ップS60で選択された補正内容に基づいて補正し、補
正された画像をディスプレイ22に表示させる。
【0045】そして、ステップS10〜S80に示す一
連の作動が終了すると、再びステップS10に戻り、引
き続きステップS10〜S80に示す一連の作動を繰り
返す。
【0046】以上により本実施形態によれば、ディスプ
レイユニット20を計器盤1から取り外して画像を見る
ことができるので、特に、後部座席の乗員がディスプレ
イユニット20を手にとって見ることができ、便利であ
る。そして、ディスプレイユニット20の向きに合わせ
て画像に示される地図の方位を補正するので、画像の表
示内容が分かり易くなる。
【0047】より具体的に、進行方向モードの場合を例
に説明すると、図7および図8のマップによれば、例え
ば、ディスプレイユニット20を、図9に示す(α、
β、γ)=(45°、0°、0°)の向きの状態からY
軸回りプラス方向に回転させた場合には、90°回転さ
せる毎に、ディスプレイ22の辺に向いていた北方位
は、→→→の順に向くこととなる。
【0048】また、例えば、ディスプレイユニット20
を、(α、β、γ)=(90°、0°、0°)の向きの
状態からZ軸回りプラス方向に回転させた場合には、9
0°回転させる毎に、ディスプレイ22の辺に向いて
いた北方位は、→→→の順に向くこととなる。
【0049】また、例えば、ディスプレイユニット20
を、(α、β、γ)=(45°、0°、0°)の向きの
状態からX軸回りプラス方向に回転させた場合には、1
80°回転させる毎に、ディスプレイ22の辺に向い
ていた北方位は、→の順に向くこととなる。
【0050】なお、北方位以外の東、南、西方位は北方
位に合わせて設定されており、例えば、北方位が辺に
向いている場合には、東方位は辺に向き、南方位は辺
に向き、西方位は辺に向くように設定されているこ
とは勿論である。
【0051】(他の実施形態)上記実施形態で説明した
図7および図8のマップでは、ディスプレイユニット2
0の向きが角度の境目に位置する場合には、画像の向き
がコロコロ変わってしまい、見づらくなってしまうこと
が懸念される。そこで、本発明の実施にあたり、図10
および図11に示すように角度α、β、γにヒステリシ
スを持たせてもよく、これにより画像の向きがコロコロ
変わってしまうことを抑制できる。因みに、図10およ
び図11ではそれぞれの角度α、β、γに±30度のヒ
ステリシスを持たせている。
【0052】また、本発明の実施にあたり、無線ユニッ
ト13、21により通信されるデータに、ナビ情報の他
に、車両走行状態等を示す車両情報、車両位置情報、地
図情報等を通信するようにしてもよい。
【0053】また、本発明の実施にあたり、1つのナビ
本体10に対して複数のディスプレイユニット20を備
えて車両用表示システムを構成してもよい。この場合に
は、無線ユニット13、21により通信されるデータ
に、複数のディスプレイユニット20を識別するための
IDコードを含ませるようにして好適である。
【0054】また、1つのディスプレイユニット20に
対して複数の車載装置10を備えて車両用表示システム
を構成してもよい。この場合には、無線ユニット13、
21により通信されるデータに、複数の車載装置10を
識別するためのIDコードを含ませるようにして好適で
ある。
【0055】また、上記実施形態では車載装置10とし
てナビ本体を適用しており、ディスプレイユニット20
に、ナビ情報に基づいた画像を表示させているが、本発
明の車載装置10はナビ本体に限られることなく、例え
ば車載装置10としてテレビチューナーを適用し、ディ
スプレイユニット20にテレビ画面を表示させるように
してもよく、この場合には、上記実施形態にて地図の北
方位をディスプレイ22の上側に位置させていたのと同
様の処理により、テレビ画面の上がディスプレイ22の
上側に位置させるように補正すればよい。
【0056】また、ナビ情報画面やテレビ画面の他に
も、車両用空調装置の作動状態表示や、車両用オーディ
オ機器の作動状態表示や、各種車両の状態表示等をディ
スプレイ22に表示させる上で、各表示の上がディスプ
レイ22の上側に位置させるように補正して、本発明を
適用させてもよい。
【0057】また、上記実施形態では、ディスプレイユ
ニット20の無線ユニット21と無線通信する無線ユニ
ット13をナビ本体10に備えているが、本発明の実施
にあたり、車両信号が集まっている運転席や助手席側の
計器盤1下にあるジャンクションボックス、計器用EC
U、エンジン用ECU、ボデー制御用ECUその他のE
CUに無線ユニット13を配置してもよく、ナビ本体1
0への配置に限られるものではない。
【0058】また、上記実施形態では、ディスプレイユ
ニット20によりディスプレイ22に対する画像の向き
を補正したが、方位計24および二次元傾斜センサ25
の検出値α、β、γを無線でナビ本体10に送信し、ナ
ビ本体10で向きを補正し、補正されたデータをディス
プレイユニット20に送信し、ナビ本体10で補正され
たデータをディスプレイ22で表示してもよい。
【0059】また、上記実施形態では、ナビ本体10と
ディスプレイユニット20との通信を無線ユニット1
3、21による無線で行っているが、本発明の実施にあ
たり、ディスプレイユニット20を車室内で移動可能に
しつつ、ナビ本体10とディスプレイユニット20とを
信号線で接続し、有線により通信を行うようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用表示システム
を車室内側から見た外観図である。
【図2】図1に示す車両用表示システムの全体構成図で
ある。
【図3】図1に示すディスプレイユニットの向きを特定
するための、座標軸を示す斜視図である。
【図4】図3に示す角度α、β、γに応じてディスプレ
イに対する画像の向きを補正する一例を示す、ディスプ
レイユニットの正面図である。
【図5】図3に示す角度α、β、γに応じてディスプレ
イに対する画像の向きを補正する一例を示す、ディスプ
レイユニットの正面図である。
【図6】図1に示すディスプレイユニットの画像補正作
動を示すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートに用いる補正内容が示さ
れた図表である。
【図8】図6のフローチャートに用いる補正内容が示さ
れた図表である。
【図9】図1のディスプレイユニットの正面図である。
【図10】図7中の角度α、β、γにヒステリシスを持
たせた図表である。
【図11】図8中の角度α、β、γにヒステリシスを持
たせた図表である。
【符号の説明】
10…ナビ本体(車載装置)、20…ディスプレイユニ
ット(表示装置)、24…方位計(検出手段)、25…
二次元傾斜センサ(検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A 5H180 G09G 5/00 550 G09G 5/00 550C 5/36 510 5/36 510B (72)発明者 浅倉 史生 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 篠田 芳夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 小川 浩司 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB21 HB22 HC08 HC11 HC25 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC04 AC12 AC14 3D044 BA21 BA30 BC13 BD13 5B050 AA10 BA17 CA06 EA12 EA19 FA02 FA14 5C082 AA21 BA14 CA31 CA81 CB03 MM10 5H180 AA01 BB04 BB08 CC12 FF05 FF22 FF27 FF32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて画像情報を送信する車
    載装置(10)と、車室内にて移動可能であり、受信し
    た前記画像情報に基づいて画像を表示する表示装置(2
    0)とからなる車両用表示システムにおいて、 前記表示装置(20)に、当該表示装置(20)の向き
    を検出する検出手段(24、25)を備え、 前記検出手段(24、25)の検出値に応じて、当該表
    示装置(20)に対する前記画像の向きを補正するよう
    になっていることを特徴とする車両用表示システム。
  2. 【請求項2】 前記車載装置(10)は、地図情報およ
    び車両位置情報を少なくとも有するナビゲーション装置
    であり、 前記画像は、地図上における車両位置および車両進行方
    向を示すものであることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用表示システム。
  3. 【請求項3】 前記画像の向きの補正は、前記画像に示
    された車両進行方向を実際の車両の進行方向に略一致さ
    せる補正であることを特徴とする請求項2に記載の車両
    用表示システム。
  4. 【請求項4】 前記画像の向きの補正は、前記画像に示
    された地図の北方位を上方に向けさせる補正であること
    を特徴とする請求項2に記載の車両用表示システム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段として方位計(24)を適
    用することを特徴とする請求項3または4に記載の車両
    用表示システム。
  6. 【請求項6】 前記検出手段として、前記方位計(2
    4)に加えて2次元傾斜計(25)を適用することを特
    徴とする請求項5に記載の車両用表示システム。
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