JP3457735B2 - 移動体用受信装置 - Google Patents

移動体用受信装置

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JP3457735B2
JP3457735B2 JP13810394A JP13810394A JP3457735B2 JP 3457735 B2 JP3457735 B2 JP 3457735B2 JP 13810394 A JP13810394 A JP 13810394A JP 13810394 A JP13810394 A JP 13810394A JP 3457735 B2 JP3457735 B2 JP 3457735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体用受信装置に係
り、詳しくは、いわゆるGPS衛星を受信することによ
る自己位置情報を得て、これを各種制御に利用可能にし
た移動体用受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用に代表される移動体に設置
される音響機器はドライバーの運転中の操作の負担を軽
減させるために、リモートコントロール(以下、リモコ
ンとうう)による各種の操作が可能であり、例えばカー
ステレオ装置の場合には、オートチェンジャー等の周辺
機器によって操作の簡略化、自動化が進行している。一
方、近時はGPS衛星からの電波を受信することによっ
て自己位置情報を得て、これに予め記憶しておいた地図
データを合成することにより、行き先を地図上で確認し
たり、現在位置を地図上で読み取るようなことも行わ
れ、いわゆるGPSによるナビゲーションが現実化して
いる。このようなGPSによるナビゲーションを行うた
めに、従来はGPS受信装置(移動体用受信装置)を用
いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のGP
S受信装置にあっては、以下の問題点があった。 (イ)従来のGPS受信装置は、いわゆるGPSによる
ナビゲーションを行うために使用され、GPS衛星から
の電波を受信して得られた自己位置情報と予め記憶して
おいた地図データを合成することにより、行き先を地図
上で確認したり、現在位置を地図上で読み取るような使
い方が殆どであり、GPS受信情報を車載機器の制御に
有効に利用するまでには至っていなかった。 (ロ)一方、近時における車載用音響機器における性能
の向上と、多機能化が進むにつれ、リモコンによる操作
が複雑化する傾向にあり、これと同時にGPSによるナ
ビゲーションシステム(これもリモコンで行うことが可
能)の普及によってリモコンを複数使用する機会が増え
てきているが、当初の目的であるリモコンによる操作の
簡略化がドライバーにとって達成され難いという問題点
があった。 (ハ)上記(ロ)の欠点を解消するために、例えばGP
Sによるナビゲーションシステムを使用しないで、ハイ
ウェー等でカーラジオによって局所的に受信できる交通
情報を使用することも考えられる。しかしながら、この
方法では受信範囲が制限されていることもあり、車両で
移動中に常に利用できるとは限らず、上記(ロ)の欠点
を解消するのに十分とはいえない。 (ニ)また、交通情報は殆どの場合、道路の案内標識に
よって指示されており、ドライバーの視覚認識では不十
分なことがあり、例えばドライバーの視覚認識で受信エ
リアが変った場合に、カーラジオの受信局を選択するの
は困難で、運転に専念できず、危険でもあった。
【0004】そこで本発明は、GPS受信情報を移動体
搭載機器の制御に有効に利用することができる移動体用
受信装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による移動体用受信装置は、GPS衛
星から送信される位置情報を含む信号を受信する受信手
段と、受信手段によって受信された信号に基づいて移動
体用受信装置を搭載した移動体の緯度、経度を算出する
ことにより現在位置を求める位置情報演算手段と、移動
体が移動しようとする地点の座標位置を指定する指定手
段と、前記指定手段により指定される座標位置で演奏を
開始させたい所望の曲を選択する選曲手段と、前記指定
手段によって指定された座標位置と、前記選曲手段によ
り選択された曲の選曲内容とを関連付けて記憶する記憶
手段と、前記位置情報演算手段によって演算された前記
移動体の現在位置と、前記記憶手段に記憶された座標位
置とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が
一致した時に前記スピーカから曲が音響出力されている
か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により曲が
音響出力されていないと判別された場合、前記指定手段
によって指定された座標位置に対応して記憶されている
選曲内容に従った曲をスピーカから音響出力させる第1
の音響出力制御手段と、 前記判別手段により曲が音響出
力されていると判別された場合、音響出力中の曲の終了
を待って前記選曲内容に従った曲を前記スピーカから音
響出力させる第2の音響出力制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0006】また、上記目的達成のため、請求項2記載
の発明による移動体用受信装置は、 GPS衛星から送信
される位置情報を含む信号を受信する受信手段と、 受信
手段によって受信された信号に基づいて移動体用受信装
置を搭載した移動体の緯度、経度を算出することにより
現在位置を求める位置情報演算手段と、 移動体が移動し
ようとする地点の座標位置を指定する指定手段と、 前記
指定手段により指定される座標位置で演奏を開始させた
い所望の曲を選択する選曲手段と、 前記指定手段によっ
て指定された座標位置と、前記選曲手段により選択され
た曲の選曲内容とを関連付けて記憶する記憶手段と、
記位置情報演算手段によって演算された前記移動体の現
在位置と、前記記憶手段に記憶された座標位置とを照合
する照合手段と、 前記照合手段の照合結果が一致した時
に前記スピーカから曲が音響出力されているか否かを判
別する判別手段と、 前記判別手段により曲が音響出力さ
れていないと判別された場合、前記指定手段によって指
定された座標位置に対応して記憶されている選曲内容に
従った曲をスピーカから音響出力させる第1の音響出力
制御手段と、 前記判別手段により曲が音響出力されてい
ると判別された場合、音響出力中の曲をフェードアウト
させた後前記選曲内容に従った曲を前記スピーカから音
響出力させる第2の音響出力制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】また、上記目的達成のため、請求項3記載
の発明による移動体用受信装置は、GPS衛星から送信
される位置情報を含む信号を受信する受信手段と、 受信
手段によって受信された信号に基づいて移動体用受信装
置を搭載した移動体の緯度、経度を算出することにより
現在位置を求める位置情報演算手段と、 移動体が移動し
ようとする地点の座標位置を指定する指定手段と、 前記
指定手段により指定される座標位置で放送電波受信手段
により受信を開始させたい所望の放送局を選択する選局
手段と、 前記指定手段によって指定された座標位置と、
前記選局手段により選択された放送局の選局内容とを関
連付けて記憶する記憶手段と、 前記位置情報演算手段に
よって演算された前記移動体の現在位置と、前記記憶手
段に記憶された座標位置とを照合する照合手段と、 前記
照合手段の照合結果が一致した時に前記放送電波受信手
段により放送電波が受信されているか否かを判別する判
別手段と、 前記判別手段により放送電波が受信されてい
ないと判別された場合、前記指定手段によって指定され
た座標位置に対応して記憶されている選局手段に従った
放送局の放送電波を前記放送電波受信手段に受信させる
第1の受信制御手段と、 前記判別手段により放送電波が
受信されていると判別された場合、受信中の放送をフェ
ードアウトさせた後前記選局内容に従った放送局の放送
電波を前記放送電波受信手段に受信させる第2の受信制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るGPS受信装置の一実
施例のブロック図であり、移動体として車両を用いた例
である。 A.GPS受信装置のブロック構成 図1において、1はGPS受信装置であり、GPS受信
装置1は大きく分けてアンテナ11、GPS受信部1
2、制御部13、ROM14、RAM15、CD−RO
M16、入力部17、表示部18、オーディオ部19お
よびスピーカ20により構成される。GPS受信部(受
信手段)12はアンテナ11を介して複数のGPS衛星
からの電波(すなわち、位置情報を含む信号)を受信し
て復調し、制御部13に復調信号を出力する。ここで、
GPS(Global Potioning System)とは、人工衛星
を利用した全世界的な電波測位システムで、予備衛星3
個を含む24個の衛星が6つの軌道面にそれぞれ4個ず
つ配置されることにより、原理的には各衛星からの電波
を受信し、その到達時間から衛星と受信地点との距離を
算出し、最終的に受信点の三次元測位(緯度、経度、高
度)を求めることができるものである。アメリカ国防省
によって実施されているのものであるが、民生用の電波
を利用して民間でも位置情報の計算に広く用いられてい
る。
【0010】アンテナ11はGPS衛星から送られてく
る約1.5MHzの右旋円偏波信号を受信するためのテ
フロン基板を用いたマイクロストリップパッチアンテナ
で、ほぼ半球状の指向性を持っており、例えば車両の屋
根部(ルーフ)に取り付けらる。制御部13はGPS受
信部12より出力された復調信号に基づいて、GPSの
ナビゲーションシステムを利用している車両が走行して
いる位置情報(特に、緯度、経度、高度を含む三次元測
位)を算出し、算出したデータから車両の現在位置を演
算し、演算した車両の現在位置と、RAM15に記憶さ
れている座標位置(詳細は後述)とを照合し、その照合
結果が一致した場合に指定された座標位置に対応してR
AM15に記憶されている制御内容に従って所定の電子
機器(ここではCDチェンジャー付きのカーステレオ)
を作動させるために必要な制御信号をGPS受信装置1
の回路各部に出力する。制御部13はCPUを含むマイ
クロコンピュータによって構成され、ROM14に格納
されている制御プログラム(後述のフローチャート参
照)に従って上記制御を行う。制御部13は位置情報演
算手段、照合手段および制御手段を構成する。
【0011】入力部17はカーステレオの操作を行うた
めの操作キーと、当該ナビゲーションシステムの制御操
作を行うための操作キーと、表示部18のディスプレイ
部分におけるディスプレイ上に表示された地図情報に目
的地設定を行うためのペン型の指示入力端末と、設定さ
れた目的地や制御内容をメモリするためのメモリキー3
4(後述の図3参照)を含んで構成されている。入力部
(指定手段)17は車両が移動しようとする所定の地点
(例えば、複数の地点)に対応させて、その地点の地図
上の座標位置を指定するとともに、指定した座標位置で
カーステレオをどのように動作させるかという制御内容
を、指定の座標位置に対応させて指定する。例えば、ペ
ン型の指示入力端末により表示部18のディスプレイ部
分におけるディスプレイ上に表示された地図の地点を指
定し、そのときメモリキーを押すことにより、目的地の
座標位置を指定してRAM15に記憶させるととにも、
同時にカーステレオの操作を行うための操作キーを押
し、かつそのときメモリキーを押すことにより、目的地
の座標位置でカーステレオのCDから所望の曲を選んで
演奏が開始されるような制御内容を予め指定し、RAM
15に記憶させる。なお、車両が移動可能なエリアは予
めCD−ROM16に格納されており、格納されている
地図上の地点は座標によって指定可能になっている。
【0012】ROM14は制御部13によって行われる
ナビゲーションシステムの制御やカーステレオの制御の
ための各種プログラムや必要なデータを予め格納してい
る。RAM(記憶手段)15は入力部17より入力され
一時的に記憶しなければならない情報を格納するメモリ
エリアと、入力部17の操作により指定された車両の移
動しようとする地点に対応する地図上の座標位置(目的
情報)と、この座標位置に合せて対応付けたカーステレ
オのCDの選曲内容(CDチェンジャーにおいて変更さ
れるCDナンバーと、演奏の曲順(選曲ナンバー))と
を格納するメモリエリアを有している。図2はRAM1
5のエリアマップを示す図であり、この図に示すよう
に、車両の移動しようとする複数の地点(ポイントナン
バー)、、・・・・に対応してCDチェンジャーに
おいて変更されるCDナンバー「2」、「4」、・・・
と、演奏の曲順(選曲ナンバー)「03」、「01」、
・・・・とが関連付けられて記憶されている。例えば、
ポイントナンバーにおいては、CDチェンジャーによ
りCDナンバー「2」を選択し、選曲ナンバー「03」
を演奏するという内容を意味する。
【0013】CD−ROM16はGPS信号を受信する
ことにより演算されて出力される自己位置情報に対応し
て出力される地図情報をエリア別にかつ各縮尺毎に格納
しており、例えば複数のCD−ROM(記録媒体)を有
し、それぞれが関東エリア、東海エリア等に分れて使用
できるようになっている。CD−ROM16に格納され
た地図情報は入力部17の操作によって表示部18のデ
ィスプレイ部に表示される。表示部18は液晶表示装置
(例えば、カラーのLCD)によって構成され、制御部
13で演算された自己位置情報と、CD−ROM16よ
り読み出された地図情報とを重ね合せて表示するディス
プレイ部と、カーステレオのモード等を表示する表示パ
ネル部とを有している。オーディオ部19はカーステレ
オ本体と、CDチェンジャー等の周辺機器を有し、制御
部13からの制御信号に基づいて制御される。スピーカ
20はオーディオ部19によって形成された音響信号に
基づいて音楽(演奏曲)を放音する。
【0014】B.GPS受信装置の外観構成 図3はGPS受信装置1の外観構成を示す図である。G
PS受信装置1は受信装置本体31と、電源スイッチ3
2と、電源がオンしていることを表示する電源表示LE
D33と、メモリキー34と、ペン型の指示入力端末
(入力用ペン)35とを備えている。受信装置本体31
は箱型に形成され、車両の運転席側の見やすい位置に配
置可能になっている。受信装置本体31の前面側には矩
形状の画面を有する表示部18が配置され、表示部18
には所定エリアの地図が表示されている様子を示してい
るとともに、車両が移動しようとする複数の地点(ポイ
ントナンバー)、が表示された様子を示している。
【0015】受信装置本体31の前面側で表示部18の
側方には前述した電源スイッチ32と、電源表示LED
33と、メモリキー34が配置されている。また、ペン
型の指示入力端末35はリード線36を介して受信装置
本体31に接続されるとともに、受信装置本体31の側
方に設けられたペンホルダー37に収納可能である。指
示入力端末35は表示部18のディスプレイ上に押し当
てることにより、表示された地図上に各種情報を設定
(例えば、目的地設定)したり、あるいはディスプレイ
上に各種情報を表示させる場合の操作を行うことができ
る。
【0016】C.動作説明 次に、作用を説明する。本実施例のGPS受信装置1で
は、最初に入力部17を操作して地図上の座標位置に対
応させた選曲メモリ操作処理が行われ、以後、この選曲
メモリ情報に応じてカーステレオを作動させて選曲内容
の演奏を行う処理が行われる。まず、選曲メモリ操作処
理から説明する。 (a)選曲メモリ操作処理 図4は選曲メモリ操作処理のプログラムを示すフローチ
ャートである。まず、ステップS10でGPS受信装置
1のシステム電源をオンする。これは、受信装置本体3
1の前面側にある電源スイッチ32を押した場合に、装
置内部の電源系統がオンすることで達成される。次い
で、ステップS12でCD−ROM16から地図データ
を読み出す。このとき、オペレータにより指定された車
両の移動予定範囲の地図データ(例えば、関東エリアの
データ)が読み出され、表示部18のディスプレイ部に
表示される。
【0017】次いで、ステップS14でディスプレイ上
に表示された地図情報に対して目的地設定のための座標
入力を行う。これは、ペン型の指示入力端末35を表示
部18のディスプレイ上に押し当ててポイントナンバー
、、・・・・を順次指定することで行われる(図3
参照)。次いで、ステップS16で選曲内容を記憶させ
る処理を行う。これは、各ポイントナンバー、、・
・・・に対応させてCDチェンジャーにおいて変更され
るCDナンバーと、演奏の曲順(選曲ナンバー)とを関
連付けて記憶させるもので、例えばポイントナンバー
に対してカーステレオの操作を行うための操作キーを操
作(CDナンバーと、演奏の曲順のための操作)し、こ
のときメモリキー34を押すことで、記憶処理が行われ
る。これにより、図2に示すように複数のポイントナン
バー、、・・・・に対してCDナンバー「2」、
「4」、・・・と、演奏の曲順(選曲ナンバー)「0
3」、「01」、・・・・とが関連付けられてRAM1
5に記憶される。ステップS16の処理により本ルーチ
ンを終了する。
【0018】(b)受信制御処理 図5は受信制御処理のプログラムを示すフローチャート
である。まず、ステップS50でGPS受信装置1のシ
ステム電源をオンする。これは、受信装置本体31の前
面側にある電源スイッチ32を押した場合に、装置内部
の電源系統がオンすることで達成される。次いで、ステ
ップS52でGPS衛星から送信される位置情報を含む
GPS信号を受信し、ステップS54で受信したGPS
信号のデータ処理(例えば、復調処理)を行う。これ
は、GPS信号を復調し、各GPS衛星からのGPS信
号の到達時間から衛星と受信地点との距離を算出する等
のデータ処理を行うものである。次いで、ステップS5
6でデータ処理結果に基づいて受信点の緯度、経度を算
出する。なお、受信点について三次元測位(すなわち、
緯度、経度、高度)を算出してもよい。高度も加える
と、山岳地帯では、高低差も求めることができ、便利で
ある。一方、緯度、経度のみを算出すると、マイクロコ
ンピュータの処理負担を軽減できる。これにより、緯
度、経度から車両の現在位置が求められる。
【0019】次いで、ステップS58で算出した緯度、
経度に対応する地点、すなわち現在位置に対して選曲内
容が記憶されているか否かを判別する。例えば、現在の
地点にについてCDチェンジャーにおいて変更されるC
Dナンバーと、演奏の曲順(選曲ナンバー)とが予め関
連付けて記憶されているかどうかを判断する。判別結果
がNOのときは、ステップS52に戻ってループを繰り
返す。ステップS52〜ステップS58のループを繰り
返すことにより、ポイントナンバーに到着すると、ス
テップS58の判別結果がYESとなり、ステップS6
0に進む。次いで、ステップS60でオーディオ部19
の電源がオンしているか否かを判別し、オンしていなけ
ればステップS62に進んでオーディオ部19の電源を
オンする。これにより、カーステレオ本体と、CDチェ
ンジャー等の周辺機器がオンして作動開始可能になる。
【0020】次いで、ステップS64で選曲開始のモー
ドをセットする。これにより、カーステレオのCDの選
曲内容(CDチェンジャーにおいて変更されるCDナン
バーと、演奏の曲順(選曲ナンバー))とがセットされ
る。例えば、ポイントナンバーの場合には、CDチェ
ンジャーにおいて変更されるCDナンバー「2」と、演
奏の曲順(選曲ナンバー)「03」とがセットされる。
次いで、ステップS66に進み、演奏を開始する。これ
により、カーステレオ本体が作動し、スピーカ20から
演奏の音響信号が放音される。一方、ステップS60で
YESのとき、すなわちオーディオ部19の電源が既に
オンしている場合にはステップS68に進んで演奏中で
あるか否かを判別する。演奏中でなければステップS6
4に分岐して上述と同様の処理を行う。また、演奏中で
あれば、ステップS70に進み演奏が終了した時点で、
選曲開始のモードをセットする。ステップS70を経る
と、次いで、ステップS66に進み演奏を開始する処理
を行う。そして、ステップS66を経ると、再びステッ
プS52に戻る。このようにして、各ポイントナンバー
、・・・・に到達する毎にその間はCDナンバー
「2」、「4」、・・・から対応する演奏の曲順(選曲
ナンバー)「03」、「01」、・・・・が順次選択さ
れて演奏される。
【0021】(c)ポイントナンバーを通過したとき
の具体例 図6は車両がポイントナンバーを通過したときの具体
例を示す図である。まず、車両30はGPS信号SGPS
を受信しながら走行しており、ポイントナンバーに到
達する前にオーディオ部19の電源がオフしているとき
は、図6(a)に示すような状態である。この場合に
は、車両30がポイントナンバーに到達すると同時
に、選曲開始のモードがセットされ、CDナンバー2枚
目の3曲目が選曲されて演算が開始される。そして、選
曲された音楽の演奏が終了すると、次のポイントナンバ
ーに到達するまで待機状態となる。次に、ポイントナ
ンバーに到達する前に既にオーディオ部19が演奏状
態にあるときは図6(b)に示すような状態である。こ
の場合には、車両30がポイントナンバーに到達して
も、現在演奏中の曲が終了するまでは、ポイントナンバ
ーで演奏すべき曲がかからず、演奏中の曲が終了した
時点で、選曲開始のモードがセットされ、CDナンバー
2枚目の3曲目が選曲されて演算が開始されることにな
る。そして、同様に選曲された音楽の演奏が終了する
と、次のポイントナンバーに到達するまで待機状態と
なる。
【0022】このように、本実施例ではオペレータによ
る予めの操作により車両が移動しようとする複数のポイ
ントナンバー、・・・の座標位置を指定し、指定し
た座標位置に対応させてCDチェンジャー付きのカース
テレオを作動させる制御内容、すなわちカーステレオの
CDの選曲内容(CDチェンジャーにおいて変更される
CDナンバーと、演奏の曲順(選曲ナンバー))とを関
連付けて記憶しておき、GPS信号を受信して車両の現
在位置を演算し、車両がそのポイントナンバー、・
・・の地点にくると、記憶されている制御内容に従って
カーステレオの演奏が順次開始される。したがって、複
数の地点を予め指定しておくだけで、各地点でCDチェ
ンジャー付きのカーステレオから異なる音楽を自動的に
流すことができ、GPS受信情報を車載機器の制御(こ
の場合はカーステレオ)に有効に利用することができ
る。その結果、車載機器の操作の簡略化を達成できる。
すなわち、カーステレオを自動的に動作させることがで
きるから、当初の目的であるリモコンによる車載機器操
作の簡略化を達成できる。
【0023】なお、図6(c)に示すようにポイントナ
ンバーに到達すると、それまで演奏していた曲をフェ
ードアウトさせるような制御を行って徐々に演奏状態を
終了させ、次いで、次回の選曲の演奏を開始するように
してもよい。このようにすると、ポイントナンバーに
到達する前の演奏状態が急激に中断して突然に次の曲が
始まるという唐突な状態でなく、自然な雰囲気を出すこ
とができる。また、ポイントナンバーを指定する際に
は、その座標位置のみならず、主要な施設あるいは道路
状況等によって指定してもよい。
【0024】本発明の他の実施例 図7は本発明の他の実施例の構成を示す図であり、カー
ラジオの操作に適用した例である。 A.GPS受信装置のブロック構成 図7の説明に当たり、前記実施例の図1と同一構成部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。図7におい
て、100はGPS受信装置であり、GPS受信装置1
00は前記実施例と同様のアンテナ11、GPS受信部
12、入力部17、表示部18、CD−ROM16、ス
ピーカ20を有する他に、一部の機能や内容が異なる制
御部101、ROM102、RAM103、カーラジオ
104およびカーアンテナ105を有している。制御部
101は演算した車両の現在位置と、RAM103に記
憶されている座標位置とを照合し、その照合結果が一致
した場合に指定された座標位置に対応してRAM103
に記憶されている制御内容に従って所定の電子機器(こ
こではカーラジオ104)を作動させるために必要な制
御信号をGPS受信装置1の回路各部に出力する。制御
部101は位置情報演算手段、照合手段および制御手段
を構成する。
【0025】入力部17は車両が移動しようとする所定
の地点(例えば、複数の地点)に対応させて、その地点
の地図上の座標位置を指定するとともに、指定した座標
位置でカーラジオ104をどのように動作させるかとい
う制御内容を、指定の座標位置に対応させて指定する。
例えば、ペン型の指示入力端末により表示部18のディ
スプレイ部分におけるディスプレイ上に表示された地図
の地点を指定し、そのときメモリキーを押すことによ
り、目的地の座標位置を指定してRAM103に記憶さ
せるととにも、同時にカーラジオ104の操作を行うた
めの操作キーを押し、かつそのときメモリキーを押すこ
とにより、目的地の座標位置でカーラジオ104による
放送局を選択してラジオ放送が開始されるような制御内
容を予め指定し、指定された制御内容は制御部101に
よってRAM103に記憶される。
【0026】ROM102は制御部101によって行わ
れるナビゲーションシステムの制御やカーラジオ104
の制御のための各種プログラムや必要なデータを予め格
納している。RAM103は入力部17より入力され一
時的に記憶しなければならない情報を格納するメモリエ
リアと、入力部17の操作により指定された車両の移動
しようとする地点に対応する地図上の座標位置(目的情
報)と、この座標位置に合せて対応付けたカーラジオ1
04の選局内容(選局されるFM、AM周波数帯)とを
格納するメモリエリアを有している。図8はRAM10
3のエリアマップを示す図であり、この図に示すよう
に、車両の移動しようとする複数の地点(ポイントナン
バー)、、・・・・に対応してカーラジオ104に
よって選局されるAM周波数帯(1242KHz)、F
M周波数帯(80.4MHz)、・・・とが関連付けら
れて記憶されている。例えば、ポイントナンバーにお
いては、AM周波数帯の1242KHzに相当する放送
局を選択するという内容になっている。カーラジオ(電
波受信手段、選局手段)104はFM、AM周波数帯を
受信可能なアンテナ105と、アンテナ105によって
受信された電波から所望の放送局を選択するFMチュー
ナ、AMチューナ、検波部等を含んで構成され、放送内
容はスピーカー20から放音される。
【0027】B.動作説明 次に、作用を説明する。本実施例のGPS受信装置10
0では、最初に入力部17を操作して地図上の座標位置
に対応させた選局メモリ操作処理が行われ、以後、この
選局メモリ情報に応じてカーラジオ104を作動させて
選局のラジオ放送を行う処理が行われる。まず、選局メ
モリ操作処理から説明する。 (a)選局メモリ操作処理 図9は選局メモリ操作処理のプログラムを示すフローチ
ャートである。まず、ステップS100でGPS受信装
置100のシステム電源をオンする。これは、受信装置
本体31の前面側にある電源スイッチ32を押した場合
に、装置内部の電源系統がオンすることで達成される。
次いで、ステップS102でCD−ROM16から地図
データを読み出す。このとき、オペレータにより指定さ
れた車両の移動予定範囲の地図データ(例えば、関東エ
リアのデータ)が読み出され、表示部18のディスプレ
イ部に表示される。
【0028】次いで、ステップS104で前記実施例と
同様にディスプレイ上に表示された地図情報に対して目
的地設定のための座標入力を行う。次いで、ステップS
106で選局内容を記憶させる処理を行う。これは、各
ポイントナンバー、、・・・・に対応させてカーラ
ジオ104によって選局されるAM周波数帯(1242
KHz)、FM周波数帯(80.4MHz)、・・・と
を関連付けて記憶させるもので、例えば入力部17を操
作してポイントナンバーに対してAM周波数帯の12
42KHzを選択し、このときメモリキー34を押すこ
とで、記憶処理が行われる。これにより、図8に示すよ
うに複数のポイントナンバー、、・・・・に対して
カーラジオ104によって選局されるAM周波数帯(1
242KHz)、FM周波数帯(80.4MHz)、・
・・とが関連付けられてRAM103に記憶される。ス
テップS106の処理により本ルーチンを終了する。
【0029】(b)受信制御処理 図10は受信制御処理のプログラムを示すフローチャー
トである。まず、ステップS150でGPS受信装置1
00のシステム電源をオンする。これは、受信装置本体
31の前面側にある電源スイッチ32を押した場合に、
装置内部の電源系統がオンすることで達成される。次い
で、ステップS152でGPS衛星から送信される位置
情報を含むGPS信号を受信し、ステップS154で受
信したGPS信号のデータ処理(例えば、復調処理)を
行う。これは、GPS信号を復調し、各GPS衛星から
のGPS信号の到達時間から衛星と受信地点との距離を
算出する等のデータ処理を行うものである。次いで、ス
テップS156でデータ処理結果に基づいて受信点の緯
度、経度を算出する。
【0030】次いで、ステップS158で算出した緯
度、経度に対応する地点、すなわち現在位置に対して選
局内容が記憶されているか否かを判別する。例えば、現
在の地点についてカーラジオ104によって選局される
AM周波数帯と、FM周波数帯との放送局とが予め関連
付けられて記憶されているかどうかを判断する。判別結
果がNOのときは、ステップS152に戻ってループを
繰り返す。ステップS152〜ステップS158のルー
プを繰り返すことにより、ポイントナンバーに到着す
ると、ステップS158の判別結果がYESとなり、ス
テップS160に進む。次いで、ステップS160でカ
ーラジオ104の電源がオンしているか否かを判別し、
オンしていなければステップS162に進んでカーラジ
オ104の電源をオンする。これにより、カーラジオ1
04がオンして作動開始可能になる。
【0031】次いで、ステップS164で選局を開始す
る。これにより、カーラジオ104によって予めRAM
103に記憶されている選局内容に対応するAM周波数
帯あるいはFM周波数帯の放送局の放送が受信され、ス
ピーカー20から流される。例えば、ポイントナンバー
の場合には、AM周波数帯の1242KHzに対応す
る放送局の電波が受信される。一方、ステップS160
でYESのとき、すなわちカーラジオ104の電源が既
にオンしている場合にはステップS166に進んで受信
中(例えば、AM周波数帯の1242KHzに対応する
放送局以外の他の放送)であるか否かを判別する。受信
中でなければステップS164に分岐して上述と同様の
処理を行う。また、受信中であれば、ステップS168
に進んで受信を打ち切り、直ちにステップS164に進
む。したがって、このときは受信中の局に代って記憶内
容の局が即座に受信されることになる。ステップS16
4を経ると、再びステップS152に戻る。このように
して、各ポイントナンバー、、・・・・に到達する
毎にその間はカーラジオ104によって選局されるAM
周波数帯(1242KHz)、FM周波数帯(80.4
MHz)、・・・が順次選択されて受信される。
【0032】(c)ポイントナンバーを通過したとき
の具体例 図11は車両がポイントナンバーを通過したときの具
体例を示す図である。まず、車両30はGPS信号S
GPSを受信しながら走行しており、ポイントナンバー
に到達する前にカーラジオ104の電源がオフしている
ときは、図11(a)に示すような状態である。この場
合には、車両30がポイントナンバーに到達すると同
時に、カーラジオ104の電源がオンして選局され、A
M周波数帯の1242KHzに対応する放送局の電波が
受信される。そして、選局されたAM周波数帯の124
2KHzに対応する放送局の電波が受信されつづけ、次
のポイントナンバーに到達するまで継続する。なお、
一定時間経過後にAM周波数帯の1242KHzに対応
する放送局の電波の受信を中断する制御にしてもよい。
次に、ポイントナンバーに到達する前に既にカーラジ
オ104の電源がオンして他局を受信しているときは図
11(b)に示すような状態である。この場合には、車
両30がポイントナンバーに到達すると、現在受信中
の局を打ち切り、直ちにAM周波数帯の1242KHz
に対応する放送局の電波が受信される。以後、同様に選
局されたAM周波数帯の1242KHzに対応する放送
局の電波が受信されつづけ、次のポイントナンバーに
到達するまで継続する。
【0033】このように、本実施例では複数のポイント
ナンバー、、・・・に到達する毎に記憶されている
制御内容に従ってカーラジオ104の選局した放送が受
信される。したがって、複数の地点を予め指定しておく
だけで、各地点で放送局を自動的に選択して受信するこ
とができ、GPS受信情報を車載機器の制御(この場合
はカーラジオ104)に有効に利用することができる。
その結果、車載機器の操作の簡略化を達成できる。すな
わち、カーラジオ104を自動的に動作させることがで
きるから、当初の目的であるリモコンによる車載機器操
作の簡略化を達成できる。特に、交通情報は殆どの場
合、道路の案内標識によって指示されており、ドライバ
ーの視覚認識では不十分なことがあり、例えばドライバ
ーの視覚認識で受信エリアが変った場合に、カーラジオ
の受信局を選択するのは従来困難であったが、本実施例
のようにナビゲーションシステムを利用してカーラジオ
104を自動的に選局動作させることができると、運転
に専念することができ、危険を回避することができる。
なお、図11(c)に示すようにポイントナンバーに
到達すると、それまで受信していた局の放送をフェード
アウトさせるような制御を行って徐々に受信状態を終了
させ、次いで、次のAM周波数帯の1242KHzに対
応する放送局の電波の受信を開始するようにしてもよ
い。このようにすると、ポイントナンバーに到達する
前の受信状態が急激に中断して突然に次の局の受信が始
まるという唐突な状態でなく、自然な雰囲気を出すこと
ができる。
【0034】なお、上記各実施例は車載搭載機器として
カーステレオやカーラジオの音響機器に適用した例であ
るが、本発明はこれらの機器に限るものではなく、他の
車載搭載機器にも適用できる。例えば、エアーコンデシ
ョナー、ミニディスク装置、照明装置等にも適用可能で
ある。また、機器の制御は同一の機器に対して継続して
行う場合でなく、各ポイントナンバーで他の機器の制御
に変更するようなことも可能である。例えば、トンネル
に入る前はラジオ局を受信しておいて、トンネルに入る
ポイントナンバーに到達すると、CDを再生するような
制御内容にしてもよい。あるいは、道路情報を放送して
いる局がある場合に限り、CDの再生を中断して、道路
情報を放送している局の受信を優先させるような制御に
してもよい。本発明の発展的形態として、例えば車載テ
レビと、ビデオデッキを組み合せ、各ポイントナンバー
に到達する毎に、その土地の案内情報をビデオデッキで
再生することも可能である。車両が旅行用のマイクロバ
スであるような場合には、有効な利用方法である。な
お、移動体は車両に限るものではなく、例えば船舶(ボ
ート、ヨット等)、オートバイ、自転車、飛行機、ハン
グランダー等の乗物に幅広く適用できる。さらに、幅広
い適用を考えるならば、戦闘車両にも適用できる。例え
ば、移動地点に対して動作する機器(戦闘機器あるいは
監視機器)の制御内容を予めセットしておくことで、ナ
ビゲーションシステムを有効に活用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、指定手段により移動体
が移動しようとする地点の座標位置を指定し、指定した
座標位置に対応させて所望の選曲内容あるいは選局内容
を関連付けて記憶しておく一方、GPS衛星からの信号
を受信して移動体の現在位置を演算し、移動体がその座
標位置の地点にくると、記憶されている選曲内容に従っ
た曲を音響出力したり、記憶されている選局内容に従っ
た放送局の放送電波を受信するので、以下の効果を得る
ことができる。 (1)所望の地点に対して所望の選曲内容を予め指定して
おくだけで、所望の地点で自動的に所望の曲を流すこと
ができ、GPS受信情報を移動体搭載機器の制御に有効
に利用できる。 (2)その結果、移動体搭載機器の操作の簡略化を達成す
ることができる。 (3)放送電波受信手段(例えば、AM、FMラジオ)に
よって受信される電波を選局手段により選局し、この選
局内容を移動体が移動しようとする座標位置に関連付け
て記憶しておき、目的地到達あるいは通過時にその音響
機器により選局内容に沿った制御を行うことにより、移
動体の移動中におけるAM、FMラジオ局の選択操作を
自動化することができる。 (4)特に、ハイウェー等でカーラジオによって局所的に
受信できる交通情報を使用する場合に、極めて有利にな
り、例えば、受信エリアが変ったような場合であって
も、カーラジオの受信局が自動的に選択され、運転に専
念でき、危険を回避することができる。(5)所望の地点に到達した時に曲の演奏状態あるいは局
の受信状態であった場合、曲の終了を待って所望の曲の
演奏を開始したり、曲の演奏や局の受信をフェードアウ
トさせた後所望の曲の演奏あるいは局の受信を開始する
ことにより、所望の地点に到達する前の演奏状態や受信
状態が急激に中断して突然に次の曲の演奏や局の受信が
始まるという唐突な状態でなく、自然な雰囲気を出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るGPS受信装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図2】同実施例のRAMのエリアマップを示す図であ
る。
【図3】同実施例のGPS受信装置の外観構成を示す図
である。
【図4】同実施例の選曲メモリ操作処理のプログラムを
示すフローチャートである。
【図5】同実施例の受信制御処理のプログラムを示すフ
ローチャートである。
【図6】同実施例の車両がポイントナンバーを通過し
たときの制御動作を示す図である。
【図7】本発明に係るGPS受信装置の他の実施例のブ
ロック図である。
【図8】同実施例のRAMのエリアマップを示す図であ
る。
【図9】同実施例の選曲メモリ操作処理のプログラムを
示すフローチャートである。
【図10】同実施例の受信制御処理のプログラムを示す
フローチャートである。
【図11】同実施例の車両がポイントナンバーを通過
したときの制御動作を示す図である。
【符号の説明】
1、100 GPS受信装置 11 アンテナ 12 GPS受信部(受信手段) 13、101 制御部(位置情報演算手段、照合手段、
制御手段) 14、102 ROM 15、103 RAM(記憶手段) 16 CD−ROM 17 入力部(指定手段) 18 表示部 19 オーディオ部 34 メモリキー 35 ペン型の指示入力端末(入力用ペン) 104 カーラジオ(電波受信手段、選局手段) 105 カーアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G01S 5/02 G01S 5/14 G08G 1/0969

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星から送信される位置情報を含
    む信号を受信する受信手段と、 受信手段によって受信された信号に基づいて移動体用受
    信装置を搭載した移動体の緯度、経度を算出することに
    より現在位置を求める位置情報演算手段と、 移動体が移動しようとする地点の座標位置を指定する指
    定手段と、前記指定手段により指定される座標位置で演奏を開始さ
    せたい所望の曲を選択する選曲手段と、 前記指定手段によって指定された座標位置と、前記選曲
    手段により選択された曲の選曲内容とを関連付けて記憶
    する記憶手段と、 前記位置情報演算手段によって演算された前記移動体の
    現在位置と、前記記憶手段に記憶された座標位置とを照
    合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が一致した時に前記スピーカか
    ら曲が音響出力されているか否かを判別する判別手段
    と、 前記判別手段により曲が音響出力されていないと判別さ
    れた場合、前記指定手段によって指定された座標位置に
    対応して記憶されている選曲内容に従った曲をスピーカ
    から音響出力させる第1の音響出力制御手段と、 前記判別手段により曲が音響出力されていると判別され
    た場合、音響出力中の曲の終了を待って前記選曲内容に
    従った曲を前記スピーカから音響出力させる第2の音響
    出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする移動体用受信装置。
  2. 【請求項2】 GPS衛星から送信される位置情報を含
    む信号を受信する受信手段と、 受信手段によって受信された信号に基づいて移動体用受
    信装置を搭載した移動体の緯度、経度を算出することに
    より現在位置を求める位置情報演算手段と、 移動体が移動しようとする地点の座標位置を指定する指
    定手段と、 前記指定手段により指定される座標位置で演奏を開始さ
    せたい所望の曲を選択する選曲手段と、 前記指定手段によって指定された座標位置と、前記選曲
    手段により選択された 曲の選曲内容とを関連付けて記憶
    する記憶手段と、 前記位置情報演算手段によって演算された前記移動体の
    現在位置と、前記記憶手段に記憶された座標位置とを照
    合する照合手段と、 前記照合手段の照合結果が一致した時に前記スピーカか
    ら曲が音響出力されているか否かを判別する判別手段
    と、 前記判別手段により曲が音響出力されていないと判別さ
    れた場合、前記指定手段によって指定された座標位置に
    対応して記憶されている選曲内容に従った曲をスピーカ
    から音響出力させる第1の音響出力制御手段と、 前記判別手段により曲が音響出力されていると判別され
    た場合、音響出力中の曲をフェードアウトさせた後前記
    選曲内容に従った曲を前記スピーカから音響出力させる
    第2の音響出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする移動体用受信装置。
  3. 【請求項3】 GPS衛星から送信される位置情報を含
    む信号を受信する受信手段と、 受信手段によって受信された信号に基づいて移動体用受
    信装置を搭載した移動体の緯度、経度を算出することに
    より現在位置を求める位置情報演算手段と、 移動体が移動しようとする地点の座標位置を指定する指
    定手段と、 前記指定手段により指定される座標位置で放送電波受信
    手段により受信を開始させたい所望の放送局を選択する
    選局手段と、 前記指定手段によって指定された座標位置と、前記選局
    手段により選択された放送局の選局内容とを関連付けて
    記憶する記憶手段と、 前記位置情報演算手段によって演算された前記移動体の
    現在位置と、前記記憶手段に記憶された座標位置とを照
    合する照合手段と、 前記照合手段の照合結果が一致した時に前記放送電波受
    信手段により放送電波が受信されているか否かを判別す
    る判別手段と、 前記判別手段により放送電波が受信されていないと判別
    された場合、前記指定手段によって指定された座標位置
    に対応して記憶されている選局手段に従った放送局の放
    送電波を前記放送電波受信手段に受信させる第1の受信
    制御手段と、 前記判別手段により放送電波が受信されていると判別さ
    れた場合、受信中の放 送をフェードアウトさせた後前記
    選局内容に従った放送局の放送電波を前記放送電波受信
    手段に受信させる第2の受信制御手段と、 を備えたことを特徴とする移動体用受信装置。
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