JP2003262379A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Abstract
切な清掃時期を知らせる空気調和機を提供する。 【解決手段】 吸込口6から取り入れた空気をエアフィ
ルター14及び熱交換器9を通過させた後に吹出口7か
ら吹き出させるようにした空気調和機において、前記エ
アフィルター14の網部に光をあて、反射した光を計量
して前記エアフィルター14に付着するダスト量を検出
する発光ダイオードなどの発光素子16及びフォトダイ
オードなどの受光素子18を備えている。
Description
ダスト付着量の検出を容易に行える空気調和機に関す
る。
を有し室内に開口した吸込口から室内の空気を本体内に
取り込み、熱交換器内を通過させることによって調和し
た空気を室内に開口した吹出口から室内に送り出してい
る。そして熱交換器の上流側にエアフィルターを配置す
ることにより、吸込口より取り込んだ空気中のダストを
エアフィルターに付着させ、ダストが熱交換器に入るの
を防止すると共に、室内に還流するのを防止している。
を継続するにともない付着するダスト量が増加し、エア
フィルターの目詰まりが進む。そして調和した空気の風
量が低下して冷房時や暖房時の空調能力が低下する。こ
のため、空気調和機には、エアフィルターの清掃時期を
知らせるためのフィルターランプ等の表示手段を設け、
送風ファンの設定回転数と積算運転時間とを考慮して所
定時間を設定し、この所定時間の経過後にフィルターラ
ンプを点灯させていた。
た従来の空気調和機は、送風ファンの設定回転数と積算
運転時間との関係からフィルターランプを点灯させてい
る(一般に約150時間経過後)ので、部屋により異な
るダスト量に対して適切に清掃時期を知らせるものでは
なかった。ダスト量が少ない部屋ではフィルターランプ
が点灯しても付着するダスト量が少なかったり、逆にダ
スト量が多い部屋ではダストが多量に付着していてもフ
ィルターランプが点灯しないというものであった。
成されたものであり、エアフィルターのダスト付着量を
検出して適切な清掃時期を知らせる空気調和機を提供す
ることを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、吸込口から取り入れた空
気をエアフィルター及び熱交換器を通過させた後に吹出
口から吹き出させるようにした空気調和機において、前
記エアフィルターの網部に光をあて、反射した光を計量
して前記エアフィルターに付着するダスト量を検出する
ダスト検出装置を備えていることを特徴とする。
の空気調和機において、前記ダスト検出装置は発光素子
とこの発光素子の反射光を受光する受光素子とを備えた
ことを特徴とする。
2に記載の空気調和機において、前記ダスト検出装置は
受光素子の出力が所定値を越えた場合、報知手段を作動
させることを特徴とする。
いずれかに記載の空気調和機において、前記ダスト検出
装置を複数取り付けたことを特徴とする。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態におけ
る室内ユニットを一部切欠いて示す斜視図、図2は図1
の縦断面図、図3は図2の部分説明図、図4はダスト付
着量と受光素子出力の関係を示すグラフである。
本体ケース2と、この本体ケース2の前面開口を覆う前
面グリル3と、背面板4とを備え、背面板4を室内の壁
などに固着することで取り付けられている。本体ケース
2の上部及び前面グリル3には吸込口6が形成され、本
体ケース2の下部には吹出口7が形成されている。本体
ケース2内には吸込口6と吹出口7とを連通する通風路
8が形成されている。
冷媒管とフィンとを備えた熱交換器9が、通風路8の空
気の流れる方向に直交するように配設され、多翼ファン
を設けて形成された送風機13が配設されている。送風
機13は通風路8内の空気を吹出口7から外に向けて吹
き出すように運転され、これにより吸込口6から室内の
空気が取り入れられ、この空気が通風路8内を通って吹
出口7から吹き出されるようになっている。
ユニットに接続され、この室外ユニットに内蔵された圧
縮機、室外熱交換器及び膨張弁等の構成部品と室内ユニ
ット1の熱交換器9とが冷媒管にて環状に接続されて冷
凍サイクルを構成している。この冷凍サイクル内を冷媒
が循環することによって空調運転を行うようになってい
る。
路8を塞ぐように枠部14aと網部14bとからなる2
枚のエアフィルター14が本体ケース2に形成されたフ
ィルターガイド(図示せず)に周縁部を挿入するように
して装着されている。通風路8のエアフィルター14の
上流側には、図3に示すように、例えば発光ダイオード
などの発光素子16がその発光部17を斜め下方向に向
け、かつエアフィルター14の網部14bに向けて配設
されている。そして発光素子16の上方には、例えばフ
ォトトランジスタなどの受光素子18がその受光部19
をエアフィルター14の網部14bに向けて配設されて
いる。なお受光素子18は発光素子16の発した光がエ
アフィルター14の網部14bの表面で反射したときに
受光できるような配置及び形状になっている。また、発
光素子16が照射するエアフィルター14の場所は、発
光素子16及び受光素子18によって通風を妨げられな
い場所になっている。
されないリモコン等の操作手段からの指令に基づいて空
気調和機の運転制御を行なったり、制御状況の各種表示
を行なわせる制御器23が内蔵されており、この制御器
23での運転制御や制御状況の各種表示は、設定された
プログラムに基づいてマイコンなどによって行われるよ
うになっている。また制御器23には発光素子16及び
受光素子18がそれぞれ電気的に接続されていると共
に、前面グリル3に取り付けられたフィルターランプ2
4が電気的に接続されている。
ると、制御器23は設定されたプログラムに基づいて運
転制御を行い、例えば、空気調和機の運転が延べ10時
間運転される毎に、発光素子16を5分間点灯する。受
光素子18には受光される光量を検出して信号を出力す
るようになっており、発光素子16が点灯しその光がエ
アフィルター14の網部14bに反射した反射光を受光
することができる。そして、網部14bに付着するダス
ト量が多ければ多いほど反射光が強く受光素子18の出
力が大きくなる(図4参照)。受光されたときの出力の
値が所定値A以上になるとフィルターランプ24が点灯
するように設定されている。
成されているので、運転を開始すると、吸込口6から室
内の空気がエアフィルター14を通過して通風路8内に
吸い込まれる。室内の空気がエアフィルター14を通過
する際、吸い込まれた空気中のダストがエアフィルター
14の表面に付着する。ダストが取り除かれた空気が熱
交換器9を通過し、熱交換器9を通った調和空気が、送
風機13によって吹出口7から室内に吹き出される。運
転した時間が長時間経過しない間は、エアフィルター1
4に付着するダスト量が少ないので、発光素子16から
発する光がエアフィルター14を透過して反射する光量
が少ない。従って受光素子18に受光される量も少なく
受光素子18の出力は設定出力A以上にならない。
フィルター14を通過する空気の積算量が増加し、エア
フィルター14の表面に付着するダスト量も増加する。
そしてエアフィルター14の目詰まりの程度が悪化する
と、発光素子16からの光がエアフィルター14のダス
トに反射して受光素子18に受光される。受光素子18
に受光される量が多くなり、受光素子18の出力が設定
出力A以上になると、フィルターランプ24が点灯す
る。これによってエアフィルター14の清掃が必要な状
態になったことをユーザーに知らせる。
着するダスト量を検出し清掃時期をユーザーに知らせる
ので、清掃時期が早すぎたり遅すぎたりすることがな
く、適切なエアフィルター14の清掃時期を知らせるこ
とができる。これによりフィルターランプ10点灯によ
る清掃時期の信頼性が高まるので、ユーザーは、エアフ
ィルター14を清掃する気持ちを強くし清掃するように
なる。そして、エアフィルター14が目詰まりした状
態、すなわち吹出口7から吹き出される調和空気の風量
が低下したままの状態で運転されることがなくなり、冷
房時や暖房時に、空調能力が低下した状態での運転がな
くなり、空調能力が十分に発揮される。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
を右のエアフィルター14の右上部に1つ設けている
が、複数の箇所にそれぞれ設けても良い。
8内でエアフィルター14の上流側に設けているが、エ
アフィルター14の下流側に設けても良い。
けているが、発光部17から発せられた光の反射光が受
光部19で受光できるような位置であれば、どのように
配置しても良い。
機はエアフィルターの一方側から光をあて、エアフィル
ターの網部及び付着したダストにより反射した光を計量
して前記フィルターのダスト量を検出するので、反射光
の強さに応じて付着したダスト量が判定でき、エアフィ
ルターの適切な清掃時期を判断して知らせることができ
る。適切な清掃時期を知らせることにより、ユーザーの
清掃意欲を高め、空気調和機の能力を十分に発揮するこ
とができる。
部切欠いて示す斜視図である。
フである。
Claims (4)
- 【請求項1】 吸込口から取り入れた空気をエアフィル
ター及び熱交換器を通過させた後に吹出口から吹き出さ
せるようにした空気調和機において、 前記エアフィルターの網部に光をあて、反射した光を計
量して前記エアフィルターに付着するダスト量を検出す
るダスト検出装置を備えていることを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項2】 前記ダスト検出装置は発光素子とこの発
光素子の反射光を受光する受光素子とを備えたことを特
徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記ダスト検出装置は受光素子の出力が
所定値を越えた場合に報知手段を作動させることを特徴
とする請求項1または2に記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記ダスト検出装置を複数取り付けたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調
和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063094A JP2003262379A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063094A JP2003262379A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003262379A true JP2003262379A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002063094A Pending JP2003262379A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003262379A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104896653A (zh) * | 2014-03-07 | 2015-09-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空气净化器的控制方法 |
CN114543252A (zh) * | 2022-01-28 | 2022-05-27 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调滤网自清洁的方法、装置和智能空调 |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002063094A patent/JP2003262379A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104896653A (zh) * | 2014-03-07 | 2015-09-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空气净化器的控制方法 |
CN114543252A (zh) * | 2022-01-28 | 2022-05-27 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调滤网自清洁的方法、装置和智能空调 |
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