JPH02146453A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の１」的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、室内機の空気吹出し口に風向調整用ルーバを
備えた空気調和装置に関する。

（従来の技術） 第３図は一般的な空気調和装置における室内機の内部構
成を示すものである。この空気調和装置における室内機
３０の場合、室内ファン３１により、前面下部に設けら
れた空気吸込み口３２から吸込まれた空気は、熱交換器
３３を通過する過程て熱交換され、上面に設けられた空
気吹出し口３４から吹出される。空気吹出し口３４には
ルーバ３５が設けられている。ルーバ３５は、手動調整
の場合もあるが、モータ３６によって自動調整される場
合もある。なお、室内機３０の前面には輻射パネル３７
が設けられている。

（発明が解決しようとする課題） この種の空気調和装置の場合、制御回路の構成上、空気
吹出し口３４をルーバ３５により全閉状態にしても運転
を継続するものがある。しかしながら、空気吹出し口を
全閉状態にしたままで運転を継続すると、次のような不
都合が生ずる。すなわち、 ■冷房運転の場合は、結露が生ずる。

■暖房運転の場合は、熱こもりが生ずる。

■結露や熱こもりを解消させるために第２の風路を形成
することもあるが、その場合は、特別な騒音対策を施す
ことが必要になり、そのため、送風形態・構造を設計す
るのが困難になる。

ルーバ３５をパルスモータ等のモータ３６で開閉する空
気調和装置も知られている。このような空気調和装置に
おいては、運転停止時にゴミや異物が入るのを防止する
ために、運転停止時にはルーバにより空気吹出し口を全
閉状態にすることができるように構成されている。

ところが床置き型の空気調和装置等のように、空気吹出
し口が室内機の上面に設けられているものにおいては、
その上面に荷物が置かれたりして空気吹出し口が塞がれ
てしまうことがある。

また、壁掛は型の場合は、室内機の下に荷物が置かれた
りする場合もあるが、そのような場合は、運転を開始し
てルーバを開放方向に駆動しようとしても全閉状態のま
まとなることがある。

本発明は上記事情を考慮してなされたもので、室内機の
運転中にルーバが全閉状態になったとき、装置を自動的
に運転停止とし、結露や熱こもりなどのｔｐ態を未然に
防止することの可能な空気調和装置を提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記Ｌ１的を達成するために本発明の空気調和装置は、
ルーバが全閉位置にあるかどうかを検出するルーバ位置
検出手段と、このルーバ位置検出手段によってルーバが
全閉位置にあることが検出されたとき警告音を発信する
警告音発信手段と、ルーバ位置検出手段によってルーバ
が全閉位置にあることが検出されることによってスター
トするタイマー手段と、このタイマー手段のタイムアツ
プにより装置の運転を停止させる運転停止手段とを備え
たことを特徴とする。

（作　用） 上記構成によれば、装置の運転中、ルーバが全閉位置に
あることが検出されると警告音が発信されると共に、そ
のようなルーバ状態が所定時間内に回避できれば警告音
を停止して現在の運転状態を継続させ、所定時間内に回
避できなかった場合には運転が停止される。このように
してルーバ全閉による不都合を回避し、室内機への結露
や熱こもりを未然に防止することができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の空気調和装置の一実施例を示すもので
ある。通常時は「その他の駆動信号」により中央処理装
置（以下、ｒＣＰＵＪという）１０および室内ファン駆
動部１１を介して室内ファン３１（第３図）の運転状態
が制御される。

ＣＰＵｌ０はまた、ルーバ位置検出部１２によって検出
されたルーバ位置が予めプログラムされた所定位置をと
るようにルーバ駆動部１３およびモータ３６を介してル
ーバ３５の開閉状態をＲ７１ｌ　ＫＩすると共に、後述
のごとく必要に応じて警告音発信部１４を作動させる。

なお、本実施例の空気調和装置の全体構成は、第３図の
ものと同様である。

次にＣＰＵ１０によって行われる空気調和装置の制御動
作を、第２図のフローチャートを参照して説明する。

まず室内ファン３１が運転中の状態にあるかどうかをチ
エツク（ステップ２０）し、運転中でなければ（ステッ
プ２０：　“Ｎｏ”）、現在の運転状態を継続する（ス
テップ２６）。運転中であれば（ステップ２０：　Ｙｅ
ｓ”）、次のステップとしてルーバ３５が全閉位置にあ
るかどうかをチエツク（ステップ２１）し、全閉位置に
なければ（ステップ２１：　“Ｎ　ｏ”　）　、警告音
の停止処理を行うと共に　タイマーのリセット処理を行
い（ステップ２５）、現在の運転状態を継続する（ステ
ップ２６）。全閉位置にあれば（ステップ２１：　“Ｙ
ｅｓ”）、警告音発信部１４を介して警告音を発信させ
ると共に、内蔵のタイマーをスタートさせる（ステップ
２２）。このタイマーのカウントアツプのチエツクを行
い（ステップ２３）、カウントアツプしない限り（ステ
ップ２３：　“ＮＯ″）、ステップ２０へ戻ってステッ
プ２０〜２３を繰返す。カウントアツプすると（ステッ
プ２３：　“Ｙｅｓ″）、異常状態とみなして運転停止
とし、空気調和装置の各種部品（コンプレッサ、室内フ
ァン）を停止させる（ステップ２４）。

以上の実施例によれば、ルーバ全閉により警告音が発信
された場合、所定時間内に障害物か取除かれて自動また
は手動でルーバ３５が開けられると、正賞運転状態とな
る。所定時間を過ぎても全閉状態のままの場合には、装
置の運転を停ｆ１ニして室内機における結露や熱こもり
の状態を防１トする。

〔発明の効果〕

以上述べたところから明らかなように、本発明によれば
、ルーバ全閉の状態で装置の運転を行うと警告音が発信
され、所定時間内に障害物が取除かれて自動または手動
てルーバが開けられると、正常運転状聾となる。所定時
１ｊ工を過ぎても全閉状態のままの場合には、装置の運
転を停止して室内機における結露や熱こもりの状態を防
止することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図の装置の制御動作を説明するためのフローチャー
ト、第３図は一般的な空気調和装置における室内機の内
部構成を示す断面図である。 １０・・・中央処理装置（ＣＰＵ）、１１・・・室内フ
ァン駆動部、１２・・・ルーバ位置検出部、１３・・・
ルーバ駆動部、１４・・・警告音発信部、３１・・・室
内ファン駆動用モータ、３３・・・熱交換器、３４・・
・空気吹７）１シロ、３５・・・風向調整用ルーバ、３
６甲ルーバ駆動用モータ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 室内機の空気吹出し口に風向調整用ルーバを備えた空気
   調和装置において、 前記ルーバが全閉位置にあるかどうかを検出するルーバ
   位置検出手段と、このルーバ位置検出手段によって前記
   ルーバが全閉位置にあることが検出されたとき警告音を
   発信する警告音発信手段と、前記ルーバ位置検出手段に
   よって前記ルーバが全閉位置にあることが検出されるこ
   とによってスタートするタイマー手段と、このタイマー
   手段のタイムアップにより装置の運転を停止させる運転
   停止手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置。