JPH0560358A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH0560358A JPH0560358A JP3217748A JP21774891A JPH0560358A JP H0560358 A JPH0560358 A JP H0560358A JP 3217748 A JP3217748 A JP 3217748A JP 21774891 A JP21774891 A JP 21774891A JP H0560358 A JPH0560358 A JP H0560358A
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- air filter
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアフィルタの目詰まり状況の検出が容易に
でき、空気調和能力を十分に発揮できる空気調和装置を
提供する。 【構成】 熱交換器8の上流側に設けたエアフィルタ1
0に、これを挟んで斜めに対向させて目詰まり検出手段
の発光部13と受光部15を配置し、装置内に吸い込む
空気の通過方向に交差するように光を透過させ、且つこ
の透過した光量に基づく受光部15の出力αに対し、こ
れが設定した値αsよりも小さくなったことでエアフィ
ルタ10が目詰まり状態になったことを検出し、フィル
タランプ17を点灯させ、装置の運転を停止させるよう
に構成されており、エアフィルタの掃除の時期が容易に
判り、常に装置の空気調和能力を十分に発揮できるよう
にさせることができる。
でき、空気調和能力を十分に発揮できる空気調和装置を
提供する。 【構成】 熱交換器8の上流側に設けたエアフィルタ1
0に、これを挟んで斜めに対向させて目詰まり検出手段
の発光部13と受光部15を配置し、装置内に吸い込む
空気の通過方向に交差するように光を透過させ、且つこ
の透過した光量に基づく受光部15の出力αに対し、こ
れが設定した値αsよりも小さくなったことでエアフィ
ルタ10が目詰まり状態になったことを検出し、フィル
タランプ17を点灯させ、装置の運転を停止させるよう
に構成されており、エアフィルタの掃除の時期が容易に
判り、常に装置の空気調和能力を十分に発揮できるよう
にさせることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアフィルタの目詰ま
りの検出が容易に行える空気調和装置に関する。
りの検出が容易に行える空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、空気調和装置は空調室内に
開口した吹出し口から調和した空気を吹出させ、同じく
空調室内に開口した吸込み口から室内の空気を装置内に
取り込み、熱交換器内を通流させることによって再び調
和した空気を吹出し口から室内に送り出すようになって
いる。そして熱交換器の上流側にエアフィルタを配置す
ることにより、吸込み口より取り込んだ空気中の塵埃を
エアフィルタに付着させ、塵埃が熱交換器に入るのを防
止すると共に、空調室内に還流するのを防止している。
開口した吹出し口から調和した空気を吹出させ、同じく
空調室内に開口した吸込み口から室内の空気を装置内に
取り込み、熱交換器内を通流させることによって再び調
和した空気を吹出し口から室内に送り出すようになって
いる。そして熱交換器の上流側にエアフィルタを配置す
ることにより、吸込み口より取り込んだ空気中の塵埃を
エアフィルタに付着させ、塵埃が熱交換器に入るのを防
止すると共に、空調室内に還流するのを防止している。
【0003】しかしながら上記の従来技術においては、
空気調和装置の運転を継続するにともないエアフィルタ
に付着する塵埃の量が増加し、エアフィルタの目詰まり
が進み調和した空気の風量が低下して冷房時や暖房時の
空気調和能力が低下する。このため装置の使用に際して
は、使用の状況に応じて適宜エアフィルタの掃除が必要
となる。例えば取扱説明書や注意書などにより定期的に
掃除を行うように明記したり等しているが、直接エアフ
ィルタの目詰まりが進み掃除が必要になっていることが
判らないため、長期に亘り掃除が行われず装置本来の能
力で運転されていないという虞があった。またこのよう
な状況をなくそうとすると、常にエアフィルタの掃除を
何時行なったか、あるいは何時行なうか気を付けていな
ければならず、取り扱い上不便なものとなっていた。
空気調和装置の運転を継続するにともないエアフィルタ
に付着する塵埃の量が増加し、エアフィルタの目詰まり
が進み調和した空気の風量が低下して冷房時や暖房時の
空気調和能力が低下する。このため装置の使用に際して
は、使用の状況に応じて適宜エアフィルタの掃除が必要
となる。例えば取扱説明書や注意書などにより定期的に
掃除を行うように明記したり等しているが、直接エアフ
ィルタの目詰まりが進み掃除が必要になっていることが
判らないため、長期に亘り掃除が行われず装置本来の能
力で運転されていないという虞があった。またこのよう
な状況をなくそうとすると、常にエアフィルタの掃除を
何時行なったか、あるいは何時行なうか気を付けていな
ければならず、取り扱い上不便なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなエアフィ
ルタの掃除の時期が判りにくく、目詰まりしたまま使用
して装置の能力が十分に得られない状態になりやすい等
の状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とす
るところはエアフィルタの目詰まりの状況を検出するこ
とでエアフィルタの掃除の時期を容易に判断できるよう
にして、取り扱い上の不便さもなく、常に装置の空気調
和能力を十分に発揮できるようにした空気調和装置を提
供することにある。
ルタの掃除の時期が判りにくく、目詰まりしたまま使用
して装置の能力が十分に得られない状態になりやすい等
の状況に鑑みて本発明はなされたもので、その目的とす
るところはエアフィルタの目詰まりの状況を検出するこ
とでエアフィルタの掃除の時期を容易に判断できるよう
にして、取り扱い上の不便さもなく、常に装置の空気調
和能力を十分に発揮できるようにした空気調和装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置
は、吸込み口から取り入れた空気をエアフィルタを通過
させて熱交換器内に取り込み、該熱交換器を通流させた
後に吹出し口から吹き出させるようにした空気調和装置
において、エアフィルタには該エアフィルタの空気の通
過方向に交差するように光を透過させ、且つ透過した光
量を計量して該エアフィルタの目詰まりを検出する目詰
まり検出手段が設けられていることを特徴とするもので
ある。
は、吸込み口から取り入れた空気をエアフィルタを通過
させて熱交換器内に取り込み、該熱交換器を通流させた
後に吹出し口から吹き出させるようにした空気調和装置
において、エアフィルタには該エアフィルタの空気の通
過方向に交差するように光を透過させ、且つ透過した光
量を計量して該エアフィルタの目詰まりを検出する目詰
まり検出手段が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】上記のように構成された空気調和装置は、空気
の通過方向に交差するように光を透過させ、且つこの透
過した光量を計量することによって該エアフィルタの目
詰まりを検出する目詰まり検出手段を設けるように構成
されており、装置を運転することによってエアフィルタ
に付着する塵埃は使用時間を重ねるにしたがってその量
を増す。そしてエアフィルタを片面側から他面側に透過
する光量は付着した塵埃の量が増えると逆に減少する。
一方、エアフィルタを透過させる光の方向を、エアフィ
ルタを通過する空気の通過方向に交差するようにさせる
ことでエアフィルタでの交差部分には他の部分と同様に
塵埃が付着する。このため目詰まり検出手段でエアフィ
ルタを透過した光量を計量することでエアフィルタの目
詰まりの程度が判り、エアフィルタの掃除の時期を容易
に判断できるようすることができ、常に装置の空気調和
能力を十分に発揮できるようにさせることができる。
の通過方向に交差するように光を透過させ、且つこの透
過した光量を計量することによって該エアフィルタの目
詰まりを検出する目詰まり検出手段を設けるように構成
されており、装置を運転することによってエアフィルタ
に付着する塵埃は使用時間を重ねるにしたがってその量
を増す。そしてエアフィルタを片面側から他面側に透過
する光量は付着した塵埃の量が増えると逆に減少する。
一方、エアフィルタを透過させる光の方向を、エアフィ
ルタを通過する空気の通過方向に交差するようにさせる
ことでエアフィルタでの交差部分には他の部分と同様に
塵埃が付着する。このため目詰まり検出手段でエアフィ
ルタを透過した光量を計量することでエアフィルタの目
詰まりの程度が判り、エアフィルタの掃除の時期を容易
に判断できるようすることができ、常に装置の空気調和
能力を十分に発揮できるようにさせることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、実施例として室内ユニットと屋外ユニット
に2つに分かれたセパレート形の空気調和装置について
説明する。
する。なお、実施例として室内ユニットと屋外ユニット
に2つに分かれたセパレート形の空気調和装置について
説明する。
【0008】先ず、第1の実施例を図1乃至図6により
説明する。図1は室内ユニットの斜視図、図2は図1の
縦断面図、図3は部分正面図、図4は部分断面図、図5
は回路図、図6はフローチャートである。図において、
室内ユニット1は室内側本体ケース2が前面パネル3及
び後板4とを備えて形成され、空調室内の壁などに後板
4を固着することで取り付けられており、室内側本体ケ
ース2内には空気流路5が形成されている。そして空気
流路5の一端側は前面パネル3の上部に開口する吸込み
口6に接続し、他端側は同じく前面パネル3の下部に開
口する吹出し口7に接続している。
説明する。図1は室内ユニットの斜視図、図2は図1の
縦断面図、図3は部分正面図、図4は部分断面図、図5
は回路図、図6はフローチャートである。図において、
室内ユニット1は室内側本体ケース2が前面パネル3及
び後板4とを備えて形成され、空調室内の壁などに後板
4を固着することで取り付けられており、室内側本体ケ
ース2内には空気流路5が形成されている。そして空気
流路5の一端側は前面パネル3の上部に開口する吸込み
口6に接続し、他端側は同じく前面パネル3の下部に開
口する吹出し口7に接続している。
【0009】また、空気流路5内には、一端側に熱交換
媒体が通流する多数の管とフィンとを備えた熱交換器8
が、空気流路5の空気通流方向Aに熱交換媒体の通流方
向が直交するように配設されており、他端側には多翼フ
ァンを設けて形成された送風機9が配設されている。そ
して送風機9は空気流路5内の空気を吹出し口7から外
に向けて吹き出すように運転されるようになっていて、
これにより空気流路5内の空気が一端側から他端側に通
流するようになっている。なお室内ユニット1は、図示
しない圧縮機及び他の熱交換器、膨張弁等を備えた屋外
ユニットに熱交換媒体が通流するように接続されてお
り、室内ユニット1の熱交換器8と圧縮機及び屋外ユニ
ットの熱交換器、膨張弁等で冷凍サイクルを構成し、空
気調和を行なうようになっている。
媒体が通流する多数の管とフィンとを備えた熱交換器8
が、空気流路5の空気通流方向Aに熱交換媒体の通流方
向が直交するように配設されており、他端側には多翼フ
ァンを設けて形成された送風機9が配設されている。そ
して送風機9は空気流路5内の空気を吹出し口7から外
に向けて吹き出すように運転されるようになっていて、
これにより空気流路5内の空気が一端側から他端側に通
流するようになっている。なお室内ユニット1は、図示
しない圧縮機及び他の熱交換器、膨張弁等を備えた屋外
ユニットに熱交換媒体が通流するように接続されてお
り、室内ユニット1の熱交換器8と圧縮機及び屋外ユニ
ットの熱交換器、膨張弁等で冷凍サイクルを構成し、空
気調和を行なうようになっている。
【0010】また、熱交換器8と吸込み口6の間には空
気流路5を塞ぐように網状のエアフィルタ10が室内側
本体ケース2に形成されたフィルタガイド11に周縁部
を挿入するようにして装着されている。そしてエアフィ
ルタ10の空気通流方向Aの上流側には、例えば発光ダ
イオードなどの発光素子12を有する発光部13が、発
光方向Bを下流方向に向け斜め方向、すなわち空気通流
方向Aに交差するように向けて配設されている。さらに
発光部13のエアフィルタ10を間に挟んだ下流側に
は、例えばフォトトランジスタなどの受光素子14を有
する受光部15が、発光素子12からの光が網状のエア
フィルタ10の吸込み空気が通過する部分を透過して受
光されるように配設されている。なお発光部13と受光
部15とは、それぞれをエアフィルタ10に対して空気
通流方向Aに平行に投影させたとき、両者が重ならない
ような配置及び形状となっている。
気流路5を塞ぐように網状のエアフィルタ10が室内側
本体ケース2に形成されたフィルタガイド11に周縁部
を挿入するようにして装着されている。そしてエアフィ
ルタ10の空気通流方向Aの上流側には、例えば発光ダ
イオードなどの発光素子12を有する発光部13が、発
光方向Bを下流方向に向け斜め方向、すなわち空気通流
方向Aに交差するように向けて配設されている。さらに
発光部13のエアフィルタ10を間に挟んだ下流側に
は、例えばフォトトランジスタなどの受光素子14を有
する受光部15が、発光素子12からの光が網状のエア
フィルタ10の吸込み空気が通過する部分を透過して受
光されるように配設されている。なお発光部13と受光
部15とは、それぞれをエアフィルタ10に対して空気
通流方向Aに平行に投影させたとき、両者が重ならない
ような配置及び形状となっている。
【0011】一方、室内側本体ケース2内の側部には装
置の運転制御を行なったり、制御状況の各種表示を行な
わせる操作部16が内蔵されていて、操作部16での運
転制御や制御状況の各種表示は、設定されたプログラム
にもとづいてマイコンなどによって行なうようになって
いる。また操作部16には発光素子12及び受光素子1
4がそれぞれ電気的に接続されていると共に、前面パネ
ル3に取付けられたフィルタランプ17も電気的に接続
されている。そして図6にフローチャートが示されるよ
うに、装置の運転が開始されると操作部16が運転の制
御を行ない、発光素子12が点灯しエアフィルタ10を
透過した光が受光素子14で受光される。受光素子14
の出力αが予め設定した設定出力αs以上であるうちは
そのまま運転が継続され、受光素子14の受光量が減少
して出力αが設定出力αsより小さくなったときにはフ
ィルタランプ17が点灯し、装置の運転が停止するよう
になっている。
置の運転制御を行なったり、制御状況の各種表示を行な
わせる操作部16が内蔵されていて、操作部16での運
転制御や制御状況の各種表示は、設定されたプログラム
にもとづいてマイコンなどによって行なうようになって
いる。また操作部16には発光素子12及び受光素子1
4がそれぞれ電気的に接続されていると共に、前面パネ
ル3に取付けられたフィルタランプ17も電気的に接続
されている。そして図6にフローチャートが示されるよ
うに、装置の運転が開始されると操作部16が運転の制
御を行ない、発光素子12が点灯しエアフィルタ10を
透過した光が受光素子14で受光される。受光素子14
の出力αが予め設定した設定出力αs以上であるうちは
そのまま運転が継続され、受光素子14の受光量が減少
して出力αが設定出力αsより小さくなったときにはフ
ィルタランプ17が点灯し、装置の運転が停止するよう
になっている。
【0012】本実施例は以上のように構成されているの
で、装置の運転を開始すると、吹出し口7から熱交換器
8を通流して空気調和された空気が、送風機9によって
空調室内に吹き出される。同時に吸込み口6から空調室
内の空気がエアフィルタ10を通過して空気流路5内に
吸い込まれる。そして空気がエアフィルタ10を通過す
る際、吸い込まれた空気中の塵埃がエアフィルタ10の
表面に付着し、塵埃が取り除かれた空気が熱交換器8を
通流する。運転した時間が長時間におよばない間は、発
光素子12からの光がエアフィルタ10の吸込み空気が
通過し塵埃が付着した部分を斜めに透過して受光素子1
4に受光される量も多く、受光素子14の出力αは設定
出力αs以上の状態で運転は継続される。
で、装置の運転を開始すると、吹出し口7から熱交換器
8を通流して空気調和された空気が、送風機9によって
空調室内に吹き出される。同時に吸込み口6から空調室
内の空気がエアフィルタ10を通過して空気流路5内に
吸い込まれる。そして空気がエアフィルタ10を通過す
る際、吸い込まれた空気中の塵埃がエアフィルタ10の
表面に付着し、塵埃が取り除かれた空気が熱交換器8を
通流する。運転した時間が長時間におよばない間は、発
光素子12からの光がエアフィルタ10の吸込み空気が
通過し塵埃が付着した部分を斜めに透過して受光素子1
4に受光される量も多く、受光素子14の出力αは設定
出力αs以上の状態で運転は継続される。
【0013】また、運転を継続することによってエアフ
ィルタ10を通過する空気の累積量が増加していくと、
エアフィルタ10の表面に付着する塵埃の量も増加し、
エアフィルタ10の目詰まりの程度が悪化すると、エア
フィルタ10の発光素子12からの光が斜めに透過する
部分の塵埃の付着量も増加し、同じ様にこの部分での目
詰まりの程度も悪くなる。そして発光素子12からの光
がエアフィルタ10を斜めに透過して受光素子14に受
光される量が少なくなり、受光素子14の出力αが設定
出力αsよりも小さいものとなると、フィルタランプ1
7が点灯し、装置の運転が停止する。これによってエア
フィルタ10の掃除が必要な状態になったことを使用者
に知らせる。
ィルタ10を通過する空気の累積量が増加していくと、
エアフィルタ10の表面に付着する塵埃の量も増加し、
エアフィルタ10の目詰まりの程度が悪化すると、エア
フィルタ10の発光素子12からの光が斜めに透過する
部分の塵埃の付着量も増加し、同じ様にこの部分での目
詰まりの程度も悪くなる。そして発光素子12からの光
がエアフィルタ10を斜めに透過して受光素子14に受
光される量が少なくなり、受光素子14の出力αが設定
出力αsよりも小さいものとなると、フィルタランプ1
7が点灯し、装置の運転が停止する。これによってエア
フィルタ10の掃除が必要な状態になったことを使用者
に知らせる。
【0014】そして、エアフィルタ10の掃除が長時間
に亘り行われず、エアフィルタ10が目詰まりした状
態、すなわち吹出し口7から吹き出される調和した空気
の風量が低下したままの状態で運転されることがなくな
る。このため冷房時や暖房時に、空気調和能力が低下し
た状態での運転がなくなり、常に能力が十分に発揮され
る状態で装置を運転することができる。また使用者がエ
アフィルタ10の掃除の時期を気にしている必要がな
く、掃除の時期を忘れても適確に告知してくれるため取
り扱い上においても扱い易いものとなる。
に亘り行われず、エアフィルタ10が目詰まりした状
態、すなわち吹出し口7から吹き出される調和した空気
の風量が低下したままの状態で運転されることがなくな
る。このため冷房時や暖房時に、空気調和能力が低下し
た状態での運転がなくなり、常に能力が十分に発揮され
る状態で装置を運転することができる。また使用者がエ
アフィルタ10の掃除の時期を気にしている必要がな
く、掃除の時期を忘れても適確に告知してくれるため取
り扱い上においても扱い易いものとなる。
【0015】なお、本実施例では発光部13を上流側
に、受光部15を下流側としているが、逆に発光部13
を下流側に、受光部15を上流側としてもよい。また受
光素子14の出力αに対し異なる第1及び第2の設定出
力αs1 ,αs2 を設定し、出力αが第1の設定出力α
s1 よりも小さくなった時点でフィルタランプ17を点
灯させて目詰まり異常の予告を行い、第1の設定出力α
s1 よりも小さい第2の設定出力αs2 よりも小さくな
った時点で装置の運転を停止させるようにしてもよい。
に、受光部15を下流側としているが、逆に発光部13
を下流側に、受光部15を上流側としてもよい。また受
光素子14の出力αに対し異なる第1及び第2の設定出
力αs1 ,αs2 を設定し、出力αが第1の設定出力α
s1 よりも小さくなった時点でフィルタランプ17を点
灯させて目詰まり異常の予告を行い、第1の設定出力α
s1 よりも小さい第2の設定出力αs2 よりも小さくな
った時点で装置の運転を停止させるようにしてもよい。
【0016】次に、第2の実施例を図7を参照して説明
する。図7は斜視図でエアフィルタ10の空気通流方向
Aの上流側側部には、発光素子を有する発光部18a,
18b,18c,18dがそれぞれ異なる位置に、第1
の実施例と同様に発光方向Bを下流方向に向け斜め方
向、すなわち空気通流方向Aに交差するように向けて配
設されている。さらにそれぞれの発光部18a,18
b,18c,18dのエアフィルタ10を間に挟んだ下
流側には、受光素子を有する受光部19a,19b,1
9c,19dが、対応する発光素子からの光がエアフィ
ルタ10の吸込み空気が通過する部分を透過して受光さ
れるように配設されている。なお対応する発光部18
a,18b,18c,18dと受光部19a,19b,
19c,19dとは、エアフィルタ10に対して空気通
流方向Aに平行に投影させたとき、それぞれ両者が重な
らないような配置及び形状となっている。
する。図7は斜視図でエアフィルタ10の空気通流方向
Aの上流側側部には、発光素子を有する発光部18a,
18b,18c,18dがそれぞれ異なる位置に、第1
の実施例と同様に発光方向Bを下流方向に向け斜め方
向、すなわち空気通流方向Aに交差するように向けて配
設されている。さらにそれぞれの発光部18a,18
b,18c,18dのエアフィルタ10を間に挟んだ下
流側には、受光素子を有する受光部19a,19b,1
9c,19dが、対応する発光素子からの光がエアフィ
ルタ10の吸込み空気が通過する部分を透過して受光さ
れるように配設されている。なお対応する発光部18
a,18b,18c,18dと受光部19a,19b,
19c,19dとは、エアフィルタ10に対して空気通
流方向Aに平行に投影させたとき、それぞれ両者が重な
らないような配置及び形状となっている。
【0017】そして、受光部19a,19b,19c,
19dの受光素子の出力βが予め設定した設定出力βs
以上であるうちはそのまま運転が継続され、少なくとも
1つの受光素子の受光量が減少して出力βが設定出力β
sより小さくなったときには先ずフィルタランプ17が
点灯し、複数の受光素子の受光量が減少して出力βが設
定出力βsより小さくなったときには装置の運転が停止
するようになっている。
19dの受光素子の出力βが予め設定した設定出力βs
以上であるうちはそのまま運転が継続され、少なくとも
1つの受光素子の受光量が減少して出力βが設定出力β
sより小さくなったときには先ずフィルタランプ17が
点灯し、複数の受光素子の受光量が減少して出力βが設
定出力βsより小さくなったときには装置の運転が停止
するようになっている。
【0018】本実施例は以上のように構成されているの
で、装置の運転を開始すると、吸込み口6から空調室内
の空気がエアフィルタ10を通過して空気流路5内に吸
い込まれる。そして空気がエアフィルタ10を通過する
際、吸い込まれた空気中の塵埃がエアフィルタ10の表
面に付着し、運転した時間が長時間におよばない間は、
発光部18a,18b,18c,18dの発光素子から
の光がエアフィルタ10の吸込み空気が通過し塵埃が付
着した部分を斜めに透過して受光部19a,19b,1
9c,19dの受光素子に受光される量も多く、各受光
素子の出力βが設定出力βs以上の状態で運転は継続さ
れる。
で、装置の運転を開始すると、吸込み口6から空調室内
の空気がエアフィルタ10を通過して空気流路5内に吸
い込まれる。そして空気がエアフィルタ10を通過する
際、吸い込まれた空気中の塵埃がエアフィルタ10の表
面に付着し、運転した時間が長時間におよばない間は、
発光部18a,18b,18c,18dの発光素子から
の光がエアフィルタ10の吸込み空気が通過し塵埃が付
着した部分を斜めに透過して受光部19a,19b,1
9c,19dの受光素子に受光される量も多く、各受光
素子の出力βが設定出力βs以上の状態で運転は継続さ
れる。
【0019】また、運転を継続することによってエアフ
ィルタ10を通過する空気の累積量が増加していくと、
エアフィルタ10の表面に付着する塵埃の量も増加し、
発光素子からの光が透過する部分の塵埃の付着量も増加
し、この部分での目詰まりの程度が悪化する。そして発
光素子からの光がエアフィルタ10を斜めに透過して受
光素子に受光される量が少なくなり、少なくとも1つの
受光素子、例えば受光部19aの受光素子の出力βが設
定出力βsよりも小さいものとなると、フィルタランプ
17が点灯して目詰まり異常の予告を行う。さらに残り
の受光部19b,19c,19dの受光素子の少なくと
も1つの受光素子の出力βが設定出力βsよりも小さい
ものとなると装置の運転が停止する。これによってエア
フィルタ10の掃除が必要な状態になったことを使用者
に知らせる。
ィルタ10を通過する空気の累積量が増加していくと、
エアフィルタ10の表面に付着する塵埃の量も増加し、
発光素子からの光が透過する部分の塵埃の付着量も増加
し、この部分での目詰まりの程度が悪化する。そして発
光素子からの光がエアフィルタ10を斜めに透過して受
光素子に受光される量が少なくなり、少なくとも1つの
受光素子、例えば受光部19aの受光素子の出力βが設
定出力βsよりも小さいものとなると、フィルタランプ
17が点灯して目詰まり異常の予告を行う。さらに残り
の受光部19b,19c,19dの受光素子の少なくと
も1つの受光素子の出力βが設定出力βsよりも小さい
ものとなると装置の運転が停止する。これによってエア
フィルタ10の掃除が必要な状態になったことを使用者
に知らせる。
【0020】これにより本実施例においても第1の実施
例と同様の効果が得られる。
例と同様の効果が得られる。
【0021】尚、本発明は上記の各実施例のみに限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
はエアフィルタに、空気の通過方向に交差するように光
を透過させ、且つこの透過した光量を計量することによ
って該エアフィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出
手段を設ける構成としたことにより、エアフィルタの目
詰まりの程度により、エアフィルタの掃除の時期を容易
に判断できるようすることができ、また塵埃のエアフィ
ルタへの付着状況を直接見ているので確実に判断するこ
とができ、取り扱い上の不便さもなくなり、常に装置の
空気調和能力を十分に発揮できるようにすることができ
る等の効果が得られる。
はエアフィルタに、空気の通過方向に交差するように光
を透過させ、且つこの透過した光量を計量することによ
って該エアフィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出
手段を設ける構成としたことにより、エアフィルタの目
詰まりの程度により、エアフィルタの掃除の時期を容易
に判断できるようすることができ、また塵埃のエアフィ
ルタへの付着状況を直接見ているので確実に判断するこ
とができ、取り扱い上の不便さもなくなり、常に装置の
空気調和能力を十分に発揮できるようにすることができ
る等の効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる室内ユニットの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の要部の部分正面図である。
【図4】図3のX−X矢方向視の部分断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係わる回路図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係わるフローチャート
である。
である。
【図7】本発明の第2の実施例に係わる室内ユニットの
斜視図である。
斜視図である。
6…吸込み口 7…吹出し口 8…熱交換器 10…エアフィルタ 13…発光部 15…受光部
Claims (1)
- 【請求項1】 吸込み口から取り入れた空気をエアフィ
ルタを通過させて熱交換器内に取り込み、該熱交換器を
通流させた後に吹出し口から吹き出させるようにした空
気調和装置において、前記エアフィルタには該エアフィ
ルタの前記空気の通過方向に交差するように光を透過さ
せ、且つ透過した光量を計量して該エアフィルタの目詰
まりを検出する目詰まり検出手段が設けられていること
を特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217748A JPH0560358A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217748A JPH0560358A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560358A true JPH0560358A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16709133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217748A Pending JPH0560358A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560358A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100418136B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2004-02-11 | 권성진 | 마네킹 바디의 관절용 링크 |
JP2014066446A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Sharp Corp | フィルタ装置及び空気調和装置 |
WO2018040618A1 (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调换热器脏堵检测方法、系统和空调 |
KR20180059661A (ko) * | 2016-11-25 | 2018-06-05 | 주식회사 포스코 | 집진기 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3217748A patent/JPH0560358A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100418136B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2004-02-11 | 권성진 | 마네킹 바디의 관절용 링크 |
JP2014066446A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Sharp Corp | フィルタ装置及び空気調和装置 |
WO2018040618A1 (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调换热器脏堵检测方法、系统和空调 |
KR20180059661A (ko) * | 2016-11-25 | 2018-06-05 | 주식회사 포스코 | 집진기 |
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