JP2011237088A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器25と、室内送風ファン26と、送風ファンモータ26aと、熱交換器25および室内送風ファン26の上流に設けられるエアフィルタ23と、エアフィルタ23を清掃するエアフィルタ清掃装置30と、送風ファンモータ26aおよびエアフィルタ清掃装置30を制御する制御装置10を備える空気調和機1において、制御装置10は、送風ファンモータ26aの運転時間を合算して記憶する運転時間記憶部13と、就寝状態または非就寝状態を判定する就寝判定部16と、エアフィルタ23の清掃を判定する自動清掃判定部15と、を備え、自動清掃判定部15は、運転時間記憶部13に記憶された運転時間が所定時間を超え、かつ、就寝判定部16が非就寝状態と判定した場合には、エアフィルタ清掃装置30を制御して、エアフィルタ23を清掃させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、特に室内機が備えるエアフィルタを所定条件で自動的に清掃する空気調和機に関する。
空気調和機は、室内空気を熱交換器に循環させて、加熱、冷却、除湿機能などにより調整し、調整された空調空気を室内に吹き出すことにより室内を空気調和する。空気調和機の室内機は塵埃を除去するエアフィルタを備え、熱交換器に塵埃が付着し熱交換性能が低下することを低減し、また、空気調和され室内機から吹き出される空気の塵埃も低減させる。このため、空気調和機を長時間運転させることにより、エアフィルタには室内空気中の塵埃が蓄積されていく。
そして、エアフィルタを自動的に清掃する機能を備えた空気調和機が知られている。
特許文献1には、空気調和機の運転時間が所定の運転時間を経過し、空気調和機の運転停止後に、自動清掃モードによるエアフィルタの清掃処理を行う空気調和機が開示されている。
特開2004−101101号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の空気調和機においては、使用者が就寝前にリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)にて空気調和機の停止操作を行った場合、または、使用者が設定した切タイマにより使用者の就寝中に空気調和機が停止した場合においても、所定の運転時間を経過していれば、自動清掃モードによるエアフィルタの清掃処理が実行され、エアフィルタ清掃装置の動作音により、使用者の睡眠を妨げるおそれがあった。
そこで、本発明は、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、請求項1に係る空気調和機は、熱交換器と、室内送風ファンと、前記室内送風ファンを駆動する送風ファンモータと、前記熱交換器および前記室内送風ファンの上流に設けられるエアフィルタと、前記エアフィルタを清掃するエアフィルタ清掃装置と、前記送風ファンモータおよび前記エアフィルタ清掃装置を制御する制御装置を備える空気調和機において、前記制御装置は、前記送風ファンモータの運転時間を合算して記憶する運転時間記憶部と、就寝状態または非就寝状態を判定する就寝判定部と、前記エアフィルタの清掃を判定する自動清掃判定部と、を備え、前記自動清掃判定部は、前記運転時間記憶部に記憶された運転時間が所定時間を超え、かつ、前記就寝判定部が非就寝状態と判定した場合には、前記エアフィルタ清掃装置を制御して、前記エアフィルタを清掃させることを特徴とする。
本発明によれば、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。
本実施形態に係る空気調和機の全体構成図である。 本実施形態に係る空気調和機の室内機の右側面断面図である。 本実施形態に係る空気調和機の室内機の内部正面図である。 本実施形態に係る空気調和機の制御装置を説明する機能ブロック図である。 本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第1変形例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第2変形例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第3変形例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第4変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。
≪空気調和機≫
まず、本実施形態に係る空気調和機1の全体構成について図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の全体構成図である。
室内を空気調和する空気調和機1は、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3と、空気調和機1を遠隔操作するリモコン4と、室内機2と室外機3とを繋ぐ接続配管5とを備えている。
<室内機>
まず、室内機2について、図1を参照しつつ、図2および図3を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の右側面断面図である。
前面パネル20に設けられた可動パネル21は、下端部に設けた回動軸を支点として駆動モータ(図示せず)により回動され、空気調和機1の運転時に前側空気吸込部22を開くように構成されている。前側空気吸込部22には、前側空気吸込部22から吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くためのエアフィルタ23aが設けられており、前側空気吸込部22の吸込側を覆うように配置されている。
また、室内機2の上部には上側空気吸込部24が設けられている。上側空気吸込部24には、上側空気吸込部24から吸い込まれた室内空気中に含まれる塵埃を取り除くためのエアフィルタ23bが設けられており、上側空気吸込部24の吸込側を覆うように配置されている。
室内機2の中央部には、室内熱交換器25と、室内熱交換器25の下流側に室内熱交換器25の幅と略等しい長さの横流ファン方式の室内送風ファン26を備えている。
送風ファンモータ26a(図3参照)を駆動して室内送風ファン26が回転すると、室内空気が前側空気吸込部22および上側空気吸込部24から室内熱交換器25へ流れる。そして、室内熱交換器25にて温度調整、湿度調整された空調空気は、室内送風ファン26を通って室内送風ファン26の長さに略等しい幅を持つ吹出し風路27に流れる。その後、空調空気は、吹出し風路27途中に配した左右風向板28で左右方向を偏向され、加えて、空気吹出し口に配した上下風向板29で上下方向を偏向されて室内に吹き出す。
図3は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の内部正面図である。
室内機2は、前側空気吸込部22(図2参照)のエアフィルタ23aおよび上側空気吸込部24(図2参照)のエアフィルタ23b(図2参照)に蓄積した塵埃を除去するためのエアフィルタ清掃装置30を備える。
エアフィルタ清掃装置30は、刷毛31a,31b(図2参照)を有する移動体31と、除去ブラシ36を有する集塵容器35を備えている。
移動体31は、キャリッジ32により、ガイドレール33およびガイドレール34(図2参照)に沿って左右方向に移動可能である。
エアフィルタ23a,23bの上で移動体31を移動させることにより、移動体31の有する刷毛31a,31bがエアフィルタ23a,23bを摺接しながら掃くように移動し、エアフィルタ23a,23bに蓄積した塵埃を除去する。
移動体31を左端に設けられた集塵容器35の上まで移動させ、除去ブラシ36により移動体31の刷毛31a,31bに付着した塵埃を除去ブラシ36により除去し、集塵容器35に塵埃を回収する。
室内機2は送風ファンモータ26aやエアフィルタ清掃装置30を制御する制御装置10を備えている。
また、室内機2は、図1に示すように、リモコン信号受信部41および室内機2が設置された室内の照度を検出する照度センサ部42を備えている。
図4を用いて、空気調和機1の制御装置10について更に説明する。
図4は、本実施形態に係る空気調和機の制御装置を説明する機能ブロック図である。
リモコン信号受信部41は、リモコン4(図1参照)からの信号を受信し、受信した受信信号を制御装置10に送信する。
照度センサ部42は、紫外線を検出する紫外線検出部43と、可視光線を検出する照明光量検出部44とを備えている。
紫外線検出部43は、太陽光中の紫外線を検出するフォトダイオード等で構成される。即ち、太陽光(紫外線)は、窓から室内機2の設置された室内に入射し、室内の壁等で反射され、室内機2の紫外線検出部43で検出される。
照明光量検出部44は、可視光線を検出するフォトダイオード等で構成され、室内の蛍光灯等の照明からの光(可視光線)を照明光量検出部44で検出する。
なお、光学フィルタなどを用いて検出したい光(紫外線/可視光線)のみを抽出する方法は、既に一般的な技術であるため、説明を省略し、またその方法については限定しない。
照度センサ部42(紫外線検出部43、照明光量検出部44)で検出した検出信号は、制御装置10に送信される。
なお、本実施形態では照度センサ部42(紫外線検出部43、照明光量検出部44)は、室内機2に設けられているものとして説明するが、取付位置はこれに限られるものではない。例えば、照度センサ部42(紫外線検出部43、照明光量検出部44)はリモコン4に設けられていてもよく、照明光量検出部44は室内機2に設けられ紫外線検出部43は室外機3に設けられていてもよい。
制御装置10は、リモコン信号受信部41で受信した受信信号および照度センサ部42(紫外線検出部43、照明光量検出部44)で検出した検出信号が入力され、送風ファンモータ26a、エアフィルタ清掃装置30を制御する機能を有する。
制御装置10は、運転制御部11、切タイマ部12、運転時間記憶部13、現在時刻部14、自動清掃判定部15、就寝判定部16を備えている。
運転制御部11は、リモコン信号受信部41で受信した受信信号に基づいて、送風ファンモータ26a、エアフィルタ清掃装置30を制御する機能を有する。
リモコン信号受信部41で受信した受信信号が切タイマ設定信号である場合には、切タイマ部12は、切タイマ時刻を設定し、自動停止時刻であるか否かを判定する機能を有する。
運転時間記憶部13は、空気調和機1の運転時間の合計を算出して記憶する機能を有する。なお、運転時間記憶部13で記憶される運転時間は、エアフィルタ23a,23bに蓄積される塵埃の量を推定するものであり、送風ファンモータ26aの駆動時間の合計とするのが好適である。また、運転時間記憶部13に記憶される運転時間は、エアフィルタ清掃装置30によりエアフィルタ23a,23bの清掃が実行されると、リセットされる。
現在時刻部14は、現在の時刻を出力する機能を有する。なお、使用者がリモコン4を操作して現在時刻を入力すると、リモコン4から入力された現在時刻を示す時刻設定信号が送信される。リモコン信号受信部41で受信した現在時刻を示す信号に基づいて、現在時刻部14の時計合わせがされる。
自動清掃判定部15は、エアフィルタ清掃装置30によりエアフィルタ23a,23bの清掃を実行するか否かを判定する機能を有する。就寝判定部16は、使用者が就寝状態であるかを判定する機能を有する。自動清掃判定部15および就寝判定部16の詳細については後述する。
図1に戻り、室外機3、リモコン4および接続配管5について説明する。
<室外機、接続配管>
室外機3は、圧縮機(図示せず)、室外送風機(図示せず)、室外熱交換器(図示せず)等を備える。室外機3の圧縮機、室外熱交換器は、接続配管5の2本の冷媒配管(図示せず)により、室内機2の室内熱交換器25(図2参照)と接続され、冷媒を循環させることにより熱ポンプとして機能する。
<リモコン>
リモコン4は、使用者に操作されることにより空気調和機1の各種の運転指示を示す信号を送信する機能を有する。例えば、空気調和機1の運転停止を指示する「運転停止信号」、空気調和機1の自動停止時間を設定する「切タイマ設定信号」、現在の時刻を設定する「時刻設定信号」等を送信する機能を有する。
≪自動清掃判定処理≫
制御装置10の自動清掃判定部15(図4参照)が行う自動清掃判定について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理を示すフローチャートである。
自動清掃判定部15は、空気調和機1が運転中であるか否かを判定する(ステップS101)。自動清掃モードによるエアフィルタ23a,23bの清掃は空気調和機1の運転を停止した時に行う機能であるため、空気調和機1が運転停止中である場合には(ステップS101でNo)、フロー処理を終了する。
空気調和機1が運転中である場合には(ステップS101でYes)、ステップS102に進む。
自動清掃判定部15は、空気調和機1の運転停止信号を受信したか否かを判定する(ステップS102)。
運転停止信号を受信した場合には(ステップS102でYes)、ステップS104に進む。
一方、運転停止信号を受信していない場合には(ステップS102でNo)、ステップS103に進み、切タイマ部12(図4参照)が自動停止時刻であると判定しているか否かを判定する(ステップS103)。
切タイマ部12に切タイマは設定されているが自動停止時刻でない場合、または、切タイマが設定されていない場合には(ステップS103でNo)、ステップS102に戻り、空気調和機1の運転を継続する。
一方、切タイマ部12が自動停止時刻であると判定している場合には(ステップS103でYes)、ステップS104に進む。
自動清掃判定部15は、運転時間記憶部13(図4参照)に記憶された運転時間が、所定の運転時間を経過したか否かを判定する。(ステップS104)。なお、所定の運転時間は、エアフィルタ23a,23bに塵埃が蓄積し、自動清掃が必要と判断する時間をいい、あらかじめ設定された値である。
所定の運転時間を経過していない場合には(ステップS104でNo)、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進み、運転制御部11(図4参照)は、空気調和機1の運転を停止させ、フロー処理を終了する。
ステップS104で自動清掃判定部15が所定の運転時間を経過している判定した場合には(ステップS104でYes)、ステップS105に進む。
就寝判定部16(図4参照)は、現在時刻部14(図4参照)の現在時刻が所定の時間内であるか否かを判定する(ステップS105)。
ここで、所定の時間内とは、使用者が就寝している可能性がある時間として設定され、例えば、「AM7:00以前またはPM18:00以降」のように設定される。
現在時刻が所定の時間内ではないと判定した場合には(ステップS105でNo)、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」(非就寝状態)と判定して、ステップS108に進む。
一方、現在時刻が所定の時間内であると判定した場合には(ステップS105でYes)、ステップS106に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42(図1参照)の紫外線検出部43で検出した紫外線の検出量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS106)。
紫外線の検出量が所定量以上である場合には(ステップS106でNo)、昼であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」(非就寝状態)と判定して、ステップS108に進む。
一方、紫外線の検出量が、所定量未満である場合には(ステップS106でYes)、ステップS107に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42(図1参照)の照明光量検出部44で検出した照明の光量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS107)。
照明の光量が所定量以上である場合には(ステップS107でNo)、室内の照明が点灯中であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」(非就寝状態)と判定して、ステップS108に進む。
一方、照明の光量が、所定量未満である場合(ステップS107でYes)、即ち、ステップS105からステップS107において、就寝判定部16が使用者は「就寝中」(就寝状態)であると判定した場合(ステップS107でYes)、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進む。
ステップS105からステップS107のいずれかにおいて、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」(非就寝状態)と判定した場合には(ステップS105でNo,ステップS106でNo,ステップS107でNo)、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を許可すると判定し、運転制御部11はエアフィルタ清掃装置30を制御してエアフィルタ23a,23bの自動清掃を実行する。自動清掃の終了後、ステップS109に進む。また、運転時間記憶部13に記憶されている運転時間がリセットされる。
ステップS109では、運転制御部11は、空気調和機1の運転を停止させ、フロー処理を終了する。
このように、本実施形態に係る空気調和機1は、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15はフィルタ23の自動清掃を禁止することができるので、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。また、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15は使用者の操作による運転停止の場合でも、切タイマによる運転停止の場合でも、フィルタ23の自動清掃を実行させることができるので、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、空気調和機1(リモコン4)の時刻設定が正しく行われていない場合であっても、他の2つの判定手段により使用者が就寝中であるか否かを判定することができるので、空気調和機1の運転時間が所定の運転時間を経過しても、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、天候が悪く紫外線が少ない場合であっても、照明の光量を用いて使用者が就寝中であるか否かの判定を行うことができるので、空気調和機1の運転時間が所定の運転時間を経過しても、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
≪変形例≫
以上、本実施形態に係る空気調和機1は、リモコン4で設定された現在時刻と、照度センサ部42の紫外線検出部43で検出された紫外線量と、照度センサ部42の照明光量検出部44で検出された照明の光量とを組み合せて使用者が「就寝中」であるか否かの判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃の可否を判定する空気調和機1としたが、いずれか一つのみの判定または二つの判定の組み合わせによる判定としてもよい。
図6から図9を用いて本実施形態に係る空気調和機1の自動清掃判定処理の変形例について説明する。
なお、図6から図9において、ステップS101からステップS104まで、ステップS108、ステップS109は、本実施形態に係る空気調和機1の自動清掃判定処理と同様であり、説明を省略する。
<自動清掃判定処理:第1変形例>
第1変形例に係る空気調和機1は、リモコン4で設定された現在時刻を用いて、使用者が「就寝中」であるか否かの判定を行う。
図6は、本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第1の変形例を示すフローチャートである。
ステップS104で自動清掃判定部15が所定の運転時間を経過している判定した場合には(ステップS104でYes)、ステップS205に進む。
就寝判定部16(図4参照)は、現在時刻部14(図4参照)の現在時刻が所定の時間内であるか否かを判定する(ステップS205)。
ここで、所定の時間内とは、使用者が就寝している可能性がある時間として設定され、例えば、「AM7:00以前またはPM22:00以降」のように設定される。
現在時刻が所定の時間内ではないと判定した場合には(ステップS205でNo)、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、現在時刻が所定の時間内であると判定した場合には(ステップS205でYes)、就寝判定部16は、使用者は「就寝中」であると判定して、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進む。
このように、第1変形例に係る空気調和機1は、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15はフィルタ23の自動清掃を禁止することができるので、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。また、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15は使用者の操作による運転停止の場合でも、切タイマによる運転停止の場合でも、フィルタ23の自動清掃を実行させることができるので、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、第1変形例に係る空気調和機1は、本実施形態に係る空気調和機1(図5参照)と異なり、照度センサ部42(紫外線検出部43、照明光量検出部44)を備える必要がなく、部品点数を削減することができる。
なお、第1変形例に係る空気調和機の「所定時間」は、「非就寝中」と判定する時間領域が本実施形態に係る空気調和機に対して大きく設定される。これにより、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
<自動清掃判定処理:第2変形例>
第2変形例に係る空気調和機1は、照度センサ部42(図4参照)の紫外線検出部43(図4参照)で検出された紫外線量を用いて、使用者が「就寝中」であるか否かの判定を行う。
図7は、本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第2の変形例を示すフローチャートである。
ステップS104で自動清掃判定部15が所定の運転時間を経過している判定した場合には(ステップS104でYes)、ステップS306に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42の紫外線検出部43で検出した紫外線の検出量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS306)。
紫外線の検出量が所定量以上である場合には(ステップS306でNo)、昼であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、紫外線の検出量が、所定量未満である場合には(ステップS306でYes)、就寝判定部16は、使用者は「就寝中」であると判定して、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進む。
このように、第2変形例に係る空気調和機1は、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15はフィルタ23の自動清掃を禁止することができるので、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。また、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15は使用者の操作による運転停止の場合でも、切タイマによる運転停止の場合でも、フィルタ23の自動清掃を実行させることができるので、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、第2変形例に係る空気調和機1は、本実施形態に係る空気調和機1(図5参照)と異なり、時刻設定機能(制御装置10の現在時刻部14)や照度センサ部42の照明光量検出部44を備える必要がなく、部品点数を削減することができる。
<自動清掃判定処理:第3変形例>
第3変形例に係る空気調和機1は、リモコン4で設定された現在時刻と照度センサ部42の照明光量検出部44で検出された照明の光量とを組み合せて、使用者が「就寝中」であるか否かの判定を行う。
図8は、本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第3の変形例を示すフローチャートである。
ステップS104で自動清掃判定部15が所定の運転時間を経過している判定した場合には(ステップS104でYes)、ステップS405に進む。
就寝判定部16(図4参照)は、現在時刻部14(図4参照)の現在時刻が所定の時間内であるか否かを判定する(ステップS405)。
ここで、所定の時間内とは、使用者が就寝している可能性がある時間として設定され、例えば、「AM7:00以前またはPM18:00以降」のように設定される。
現在時刻が所定の時間内ではないと判定した場合には(ステップS405でNo)、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、現在時刻が所定の時間内であると判定した場合には(ステップS405でYes)、ステップS407に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42の照明光量検出部44で検出した照明の光量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS407)。
照明の光量が所定量以上である場合には(ステップS407でNo)、室内の照明が点灯中であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、照明の光量が、所定量未満である場合(ステップS407でYes)、即ち、ステップS405およびステップS407において、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合(ステップS407でYes)、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進む。
このように、第3変形例に係る空気調和機1は、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15はフィルタ23の自動清掃を禁止することができるので、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。また、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15は使用者の操作による運転停止の場合でも、切タイマによる運転停止の場合でも、フィルタ23の自動清掃を実行させることができるので、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、第3変形例に係る空気調和機1は、本実施形態に係る空気調和機1(図5参照)と異なり、照度センサ部42の紫外線検出部43を備える必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、空気調和機1(リモコン4)の時刻設定が正しく行われていない場合であっても、照明の光量により使用者が就寝中であるか否かを判定することができるので、空気調和機1の運転時間が所定の運転時間を経過しても、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
<自動清掃判定処理:第4変形例>
第4変形例に係る空気調和機は、照度センサ部42の紫外線検出部43で検出された紫外線量と照度センサ部42の照明光量検出部44で検出された照明の光量とを組み合せて、使用者が「就寝中」であるか否かの判定を行う。
図9は、本実施形態に係る空気調和機の運転停止時における自動清掃判定処理の第4の変形例を示すフローチャートである。
ステップS104で自動清掃判定部15が所定の運転時間を経過している判定した場合には(ステップS104でYes)、ステップS506に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42の紫外線検出部43で検出した紫外線の検出量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS506)。
紫外線の検出量が所定量以上である場合には(ステップS506でNo)、昼であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、紫外線の検出量が、所定量未満である場合には(ステップS506でYes)、ステップS507に進む。
就寝判定部16は、照度センサ部42の照明光量検出部44で検出した照明の光量が、所定量未満であるか否かを判定する(ステップS507)。
照明の光量が所定量以上である場合には(ステップS507でNo)、室内の照明が点灯中であるとして、就寝判定部16は、使用者は「非就寝中」と判定して、ステップS108に進む。
一方、照明の光量が、所定量未満である場合(ステップS507でYes)、即ち、ステップS506およびステップS507において、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合、自動清掃判定部15は自動清掃の実行を不許可とする判定を行い、エアフィルタ23a,23bの自動清掃を行わず、ステップS109に進む。
このように、第4変形例に係る空気調和機1は、就寝判定部16が使用者は「就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15はフィルタ23の自動清掃を禁止することができるので、使用者の睡眠を妨げない空気調和機を提供することができる。また、就寝判定部16が使用者は「非就寝中」であると判定した場合には、自動清掃判定部15は使用者の操作による運転停止の場合でも、切タイマによる運転停止の場合でも、フィルタ23の自動清掃を実行させることができるので、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
また、第4変形例に係る空気調和機1は、本実施形態に係る空気調和機1(図5参照)と異なり、時刻設定機能(制御装置10の現在時刻部14)を備える必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、天候が悪く紫外線が少ない場合であっても、照明の光量を用いて使用者が就寝中であるか否かの判定を行うことができるので、空気調和機1の運転時間が所定の運転時間を経過しても、自動清掃が実行されない状態が継続することを減少させることができる。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
4 リモコン
10 制御装置
11 運転制御部
12 切タイマ部
13 運転時間記憶部
14 現在時刻部(時刻出力部)
15 自動清掃判定部
16 就寝判定部
20 前面パネル
21 可動パネル
22 前側空気吸込部
23a,23b エアフィルタ
24 上側空気吸込部
25 室内熱交換器
26 室内送風ファン
26a 送風ファンモータ
27 吹出し風路
28 左右風向板
29 上下風向板
30 エアフィルタ清掃装置
41 リモコン信号受信部
42 照度センサ部
43 紫外線検出部
44 照明光量検出部

Claims (5)

  1. 熱交換器と、
    室内送風ファンと、
    前記室内送風ファンを駆動する送風ファンモータと、
    前記熱交換器および前記室内送風ファンの上流に設けられるエアフィルタと、
    前記エアフィルタを清掃するエアフィルタ清掃装置と、
    前記送風ファンモータおよび前記エアフィルタ清掃装置を制御する制御装置を備える空気調和機において、
    前記制御装置は、
    前記送風ファンモータの運転時間を合算して記憶する運転時間記憶部と、
    就寝状態または非就寝状態を判定する就寝判定部と、
    前記エアフィルタの清掃を判定する自動清掃判定部と、を備え、
    前記自動清掃判定部は、
    前記運転時間記憶部に記憶された運転時間が所定時間を超え、かつ、前記就寝判定部が非就寝状態と判定した場合には、前記エアフィルタ清掃装置を制御して、前記エアフィルタを清掃させる
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記制御装置は、時刻を出力する時刻出力部をさらに備え、
    前記就寝判定部は、前記時刻が所定の時間領域内である場合には非就寝状態と判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記空気調和機により空気調和される室内の照度を検知する照度センサをさらに備え、
    前記就寝判定部は、前記照度が所定値以上である場合には非就寝状態と判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記照度センサは、紫外線を検出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記照度センサは、照明の光量を検出する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の空気調和機。
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