JP2018189355A - 空気調和機 - Google Patents

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茂 高畑
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貴郎 上田
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Hikari Umezawa
光 梅澤
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Abstract

【課題】本発明は、室内熱交換器に付着した汚れを円滑に洗浄する空気調和機を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る空気調和機Sは、室内熱交換器102を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段を制御する制御手段130と、室内機100に設置され、前記室内熱交換器に空気を送り込む送風ファン103と、前記室内機から吹き出される空気の風向きを調整する風向板と、を備え、前記制御手段は、前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、冷房運転、除湿運転又は送風運転の終了後、当該冷房運転、当該除湿運転又は当該送風運転の停止時から所定の第1の遅延時間が経過した後に、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行し、前記第1の遅延時間内に、前記送風ファンを駆動するか、又は、前記風向板を開くことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は空気調和機に関する。
空気調和機の内部に取り付けられている室内機の熱交換器(室内熱交換器)は、埃除去用フィルタを通過した塵、微生物等(以下、埃という。)が室内熱交換器に堆積し悪臭を発するという問題を有している。また、熱交換器の効率も低下して省エネ性が悪くなるという問題も有している。室内熱交換器の内部には取り外し不能な配管が複数通っており、室内熱交換器を室内機から取り外して洗浄することは困難である。
室内熱交換器を室内機から取り外すことなく洗浄する技術として、例えば、以下に示すものが知られている。すなわち、特許文献1には、「暖房運転後に、フィン表面に水を付着させる水分付与手段として冷房運転を行い、フィン表面の水分を付与することで、暖房運転時の熱交換器を自動的に常に清潔な状態に維持する」ことが記載されている。
特許第4931566号 特開2016−200348号
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、室内の使用者の存在を考慮せずに室内熱交換器の洗浄を開始するため、洗浄により漏れ出す冷気が使用者に不快感を与えたり、冷媒サイクルの急激な逆回転による異音が使用者に不信感を与えたりするという課題を有する。
そこで、本発明は、室内熱交換器に付着した汚れを円滑に洗浄する空気調和機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、室内熱交換器を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段を制御する制御手段と、室内機に設置され、前記室内熱交換器に空気を送り込む送風ファンと、前記室内機から吹き出される空気の風向きを調整する風向板と、を備え、前記制御手段は、前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、冷房運転、除湿運転又は送風運転の終了後、当該冷房運転、当該除湿運転又は当該送風運転の停止時から所定の第1の遅延時間が経過した後に、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行し、前記第1の遅延時間内に、前記送風ファンを駆動するか、又は、前記風向板を開くことを特徴とする。
本発明によれば、室内熱交換器に付着した汚れを円滑に洗浄する空気調和機を提供できる。
本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内機、室外機、及びリモコンの正面図である。 図1に示すI−I線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機が備える機器の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内熱交換器の模式的な斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内熱交換器を撮像した画像の微分解析結果の画像波形である。 室温の変動が基準値に達するまでに要する時間と部屋の容量の相関、及びその補正値を示したグラフである。 本発明の実施形態に係る空気調和機が備えるメインマイコンの処理を示すフローチャートである。
図1は、第1実施形態に係る空気調和機Sが備える室内機100、室外機20、及びリモコンReの正面図である。
室内機100と室外機200とは冷媒配管(図示せず)で接続され、冷媒サイクルによって、室内機100が設置されている室内を空調する。また、室内機100と室外機200とは、通信ケーブル(図示せず)を介して互いに情報を送受信する。
室外機200は、図示はしないが、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、室外ファンと、膨張弁と、を備えている。そして、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、及び室内熱交換器102(図2参照)が環状に順次接続されてなる冷媒回路において、ヒートポンプサイクルで冷媒を循環させるようになっている。
リモコンReは使用者によって操作され、室内機100のリモコン送受信部Qに対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマー値の設定、運転モードの変更、停止要求等の指令である。空気調和機Sは、これらの信号に基づいて、冷房モード、暖房モード、除湿モード等の空調運転を行う。また、室内機100のリモコン送受信部Qから、室温情報、湿度情報、電気代情報等の情報をリモコンReへ送信し、使用者にこれらの情報を報知する。
室内機100の前面の下部には、室内の画像情報を取得するための撮像手段110Aと可視光カットフィルタ部117Aが設置されている。この撮像手段110Aと可視光カットフィルタ部117Aの設置位置は、後述する画像情報の取得目的に応じて、変更可能であり、図1の位置に限定されない。本実施形態で、可視光カットフィルタ部117Aを設ける理由については、後述する。
図2は、図1の室内機100のI-I線矢視断面図である。
筐体ベース101は、室内熱交換器102、送風ファン103、フィルタ108等の内部構造体を収容している。なお、フィルタ108は室内熱交換器102の空気吸込側に設置されている。
室内熱交換器102は複数本の伝熱管102aを有し、送風ファン103により室内機100内に取り込まれた空気を、伝熱管102aを通流する冷媒と熱交換させ、前記空気を加熱または冷却するように構成されている。なお、伝熱管102aは、前記冷媒配管(図示せず)に連通し、周知の冷媒サイクル(図示せず)の一部を構成している。
図2に示す送風ファン103が回転することによって、空気吸込み口107及びフィルタ108を介して室内空気を取り込み、室内熱交換器102で熱交換された空気が吹出し風路109aに導かれる。さらに、吹出し風路109aに導かれた空気は、左右風向板104及び上下風向板105によって風向きが調整され、空気吹出し口109bから送風されて室内を空調する。
左右風向板104は、後述するメインマイコン130(制御手段:図3参照)からの指示に従い、下部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして左右風向板用モータ(図示せず)により回動される。
上下風向板105は、後述するメインマイコン130からの指示に従い、両端部に設けた回動軸(図示せず)を支点にして風向板用モータ(図示せず)により回動される。 これにより、室内の所定位置に、空調風を送風することが可能である。
室内機100の前面を覆うように設置されている前面パネル106の下部には、撮像手段110Aと可視光カットフィルタ部117Aが設けられている。撮像手段110Aは、撮像手段110Aの設置位置から水平方向に対して所定角度だけ下方を向くように設置され、室内機100が設置されている室内を適切に撮像できるようになっている。ただし、詳細な撮像手段110Aの搭載位置や角度については、空気調和機Sの仕様や用途に合わせて設定すればよく、構成を限定するものではない。
なお、図1、図2に示す空気調和機Sの構成は、あくまで本実施形態に係る一例であり、本発明が本実施形態に限定して適用されるものでないことは言うまでもない。
図3は、空気調和機Sの制御ブロック図である。
図3に示すメインマイコン130は、環境検知手段160の検知した環境情報や、リモコン送受信部Q(図1参照)の受信した操作指示に基づいて、負荷駆動部150を制御し、室内機100や室外機200の備える各機器を制御する。
図3に示すように、撮像手段110Aは、撮像範囲やピントを調整する光学レンズ111Aと、光学レンズ111Aから入射した室内光を電気信号に変換する撮像素子112Aと、撮像素子112Aの信号をデジタル化して画像情報に変換するA/D変換器113Aと、画像情報の輝度や色調を補正するデジタル信号処理部114Aと、を備えている。
撮像手段110Bも、撮像手段110Aと同様に構成されている。
撮像手段110Aで取得した室内の画像情報は、画像検知部122により、各種の画像処理が行われる。画像検知部122は、埃の有無を検知する埃検知部122a等、様々な画像検知を行う画像検知部を備える構成をとることが可能である。
このとき、各画像検知部は、撮像手段110Aによって取得された同一の画像情報から画像検知を行うよう構成しても良いし、各画像検知に適した撮像パラメータを撮像手段110Aのデジタル信号処理部114Aへ送信し、当該撮像パラメータに従って撮像された専用の撮像画像を用いて画像検知を行うよう構成しても良い。
画像検知部122で検知された使用者の位置情報等の検知結果と、検知結果に基づく動作指令は、演算処理部132に報知される。
演算処理部132は、空調機の制御ブロックを統括制御し、空調の運転設定と、前記検知結果に基づく動作指令に従って駆動制御部133を制御し、空調運転を行う。撮像手段110Aは、演算処理部132からの撮像要求信号の動作指令により、撮像動作を行う。
駆動制御部133は、負荷駆動部150に駆動信号を報知して、駆動指示を行う。
負荷駆動部150は、冷媒サイクル(図示せず)、室内機100が備える室内ファンモータ(図示せず)、室外機200が備える圧縮機モータ(図示せず)、上下風向板105に設置される風向板用モータ(図示せず)、左右風向板104に設置される左右風向板用モータ(図示せず)の個々の駆動を行う。負荷駆動部150は、さらに、撮像手段110A、近赤外線投光器115、または、可視光カットフィルタ部117Aの回動を行うフィルタ駆動部116の駆動を行うように構成しても良い。
記憶手段121,131は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成される。そして、ROMに記憶されたプログラムがメインマイコン130の演算処理部132内のCPU(Central Processing Unit)によって読み出されてRAMに展開され、実行される。
環境検知手段160として、サーモパイルによる温度センサ、フレネルレンズと赤外線センサを用いた活動量検知センサ等、各種センサを空気調和機S本体に備える構成としても良い。
上記の構成により、メインマイコン130は、撮像手段110Aから入力される画像情報、リモコンReから入力される指令信号、及び各種センサから入力されるセンサ出力等に応じて、空気調和機Sの動作を統括制御することにより、きめ細やかな運転制御を可能としている。
画像検知部122の画像処理によって得られる検知結果は、使用者の位置や活動量等の情報、距離情報等の情報のみとし、人が目視で捉えることが可能な画像情報は含まない構成としても良い。これにより、記憶手段121,131に保持されるデータ量の軽減が実現できる。また、画像情報はメインマイコン130外に取り出せない構成となっているため、空調室内の使用者のプライバシー保護が実現できる。
室内機100は、室内熱交換器102の洗浄手段として自動洗浄運転機能を有する。図2及び図3により、室内熱交換器102の自動洗浄運転(以下、自動洗浄運転という。)の制御手段について説明する。
自動洗浄運転とは、室内熱交換器102を冷却し、周囲の空気中の水分を室内熱交換器102に付着させ、その水分で室内熱交換器102を洗浄するものである。
室内熱交換器102に水分を付着させるために、メインマイコン130は、自動洗浄運転における冷媒の蒸発温度を、除湿運転における前記冷媒の蒸発温度よりも低く設定することができる。より高い洗浄能力を必要とする場合は、冷媒の蒸発温度を氷点下に設定することもできる。
室内熱交換器102に付着する汚れの量は、空気調和機Sの使用時間、使用された運転モード、室内の空気中の埃の量等によって変動する。
そこで、メインマイコン130は、記憶手段131に記憶されている前回洗浄からの運転積算時間、記憶手段131に記憶されている前回洗浄からの運転回数、または、空気調和機Sの据付時からの経過時間が所定の値に達した場合に、自動洗浄運転を実行する。これにより、必要時に自動洗浄運転を行うことが可能になり、埃の堆積と汚れのこびりつきを抑制できる。また、空調運転停止の度に自動洗浄運転を実行する場合に比べ実行回数を減少させ、省エネ化を図ることが可能である。
各運転モードの運転積算時間の取得は以下のように行う。すなわち、メインマイコン130は、時刻管理部134で管理されている時刻情報を記憶手段131に保存し、これを定期的またはイベント発生時に記憶手段131から読み出し、前回自動洗浄運転時の時刻情報と現在の時刻情報の差分をとることによって、各運転モードの積算運転時間を取得する。
運転回数の取得についても、運転情報管理部135で管理されている運転情報に対して、上記と同様の処理を行う。
空気調和機据付時からの経過時間の取得についても、時刻管理部134で管理されている据付時の時刻情報に対して、上記と同様の処理を行う。
時刻管理部134は、時刻情報以外にも日付を含むカレンダー情報を把握しても良い。
時刻情報設定手段として以下が存在する。すなわち、使用者はリモコンRe(図1)に時刻情報を入力し、入力した時刻情報をリモコン信号としてリモコンRe(図1)から室内機100のリモコン受信部に送信し、メインマイコン130に時刻情報を設定することが可能である。また、使用者は、情報端末から通信ネットワーク190を介して室内機100に時刻情報を送信し、メインマイコン130に時刻情報を設定することもできる。
また、通信ネットワーク190上に存在する時刻管理サーバ(NTP等)の時刻情報を自動的に取得する、時刻情報自動取得機能を備えるように室内機100を構成しても良い。
室内機100は取得した現在時刻の情報をメインマイコン130内部の時刻管理部134に設定する。時刻管理部134は、時間経過に合わせて、設定された時刻をカウントアップし続ける。このようにして時刻管理部134は正しい現在時刻を管理する。
使用者は前記時刻情報設定手段を用いて、任意のタイミングで時刻管理部134の管理する現在時刻を更新することが可能である。また、室内機100に対して、定期的に前記の時刻情報自動取得機能を実施するように設定することで、定期的に自動で時刻管理部134の管理する現在時刻を更新することが可能である。これにより、時刻管理部134の管理する現在時刻と現実の現在時刻とのズレが生じることを防ぐ。
各種運転情報は運転情報管理部135によって管理される。運転情報管理部135は、リモコンRe(図1)からの入力による運転モードの切替え、通信ネットワーク190を介した入力による運転モードの切替え、または室内機100の内蔵タイマーによる運転モードの切替え等の運転管理を行う。
当該運転情報と、時刻管理部134の管理する現在時刻とを、記憶手段131に記録することで、各運転モードの積算運転時間、運転回数、及び空気調和機Sの据付時からの経過時間を取得することが可能である。
記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転積算時間、記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転回数、及び空気調和機Sの据付時からの経過時間のそれぞれについて、予め所定の値を記憶手段131に記憶させておく。記憶手段131の記憶する前記運転積算時間、記憶手段131の記憶する前記運転回数、または前記経過時間が、記憶手段131に記憶された各所定の値に達することを、自動洗浄運転の動作条件とする。
自動洗浄運転が一定の時間間隔で、または一定の運転回数ごとに実行されれば、前記自動洗浄運転の動作条件の組合せについては問わない。前記条件の内、一つ以上を満たせば良いものとする。
また、前記運転積算時間、前記運転回数、前記経過時間の演算方法についても問わない。例えば、以下のような演算方法が考えられる。自動洗浄運転実施後に前記運転積算時間、前記運転回数の値を0にリセットしても良い。自動洗浄運転実施後に自動洗浄運転の回数をカウントアップし、自動洗浄運転の回数、基準となる積算運転時間、運転回数、及び空気調和機Sの据付時からの経過時間との積をとり、この積が所定の値以上になった場合に実行するようにしても良い。
前記運転積算時間、前記運転回数、前記経過時間の所定の値については、リモコンReもしくは通信ネットワーク190に接続された情報端末等の入力装置によって任意に設定できるようにしても良い。
自動洗浄運転の動作条件を満たした場合において、暖房運転終了後であったときは、当該暖房運転の停止時から所定の第2の遅延時間が経過した後に、自動洗浄運転を実行する。
冷房、除湿、または送風運転から、自動洗浄運転を実行する場合は、当該運転の停止直後に、または、前記第2の遅延時間よりも短い第1の遅延時間が経過した後に、自動洗浄運転を実行する。
ここでいう運転の停止とは、空気調和機Sの圧縮機や送風ファン103等の各機器が停止したことを指す。
暖房運転終了後であった場合、所定の第2の遅延時間をおくことで、室内熱交換器102を冷ましてから自動洗浄運転を行うことが可能になり、自動洗浄運転を省エネ化することが可能である。また、この間に使用者は退室を完了することが可能であり、自動洗浄運転の冷気が使用者に不快感を与えることを抑止することが可能である。また冷媒サイクルを逆回転に急激に切り替えることによる異音の発生等も抑止できる。
工場出荷時における所定の第2の遅延時間の設定は、例えば3分程度にすることが考えられる。これは、使用者が退室を完了し、室内熱交換器102を冷まし、冷媒サイクルを逆に回すための四方弁の切り替えを静かに行うのに十分な時間である。
前記遅延時間内に、送風ファン103を駆動したり、上下風向板105を開いたりすることが望ましい。これにより、室内熱交換器102を迅速に冷ますことができる。また、送風運転により室温を均等化しつつ取得することが可能になり、室温の変動の度合いに応じて、自動洗浄運転の冷却温度等を最適化することもできる。
その他、室内熱交換器102の近傍に湿度計(図示せず)を設置し、前記遅延時間内に室内熱交換器102近傍の湿度を測定し、測定結果に応じて、その後行う自動洗浄運転を最適化しても良い。例えば、湿度が高く室内熱交換器102の周囲の水分が多いときは、自動洗浄運転の冷却時間を短縮することができる。冷却時間を20分と設定すれば、乾燥した冬期であっても自動洗浄運転に十分な水分を集めることが可能であるが、室内熱交換器102の周囲の水分が多いときは、当該冷却時間を15分程度にしても良い。
室内機100(図2)に示される室内熱交換器102(図2)は、その上方にフィルタ108(図2)を備え、大きな埃を取り除くことで室内熱交換器102の汚れを防止している。フィルタ108に埃が堆積すると目詰まりを起こし、室内熱交換器102を通過する空気が減少し、室内機100の冷暖房能力が減衰する。これを防ぐため、室内機100は、冷暖房等運転終了後、ブラシ(図示せず)を用いてフィルタ108を自動的に清掃するフィルタ清掃手段を備えても良い。
室内機100がフィルタ清掃手段を備える場合、前記ブラシがフィルタ108をこする際に、細かな埃が室内熱交換器102に落下する。フィルタ清掃により落下する埃は、通常の空調運転で付着する埃に比べて大量であり、室内熱交換器102への埃の堆積と汚れのこびりつきの原因となる。
そこで、前記遅延時間中に、前記フィルタ清掃手段によるフィルタ108の清掃を実行することが望ましい。これにより、フィルタ清掃の実行により落下した埃を、落下直後に自動洗浄運転で洗浄することが可能になり、フィルタ清掃による室内熱交換器102への汚れのこびりつきを防止できる。
使用者の退出に要する時間は状況によって変動する。室内熱交換器102を冷ますのに要する時間は気温等によって変動する。よって、前記遅延時間は変更可能なことが望ましい。
例えば、室内機100は、通信ネットワーク190に接続された情報端末、またはリモコンReから前記遅延時間を入力する入力手段を備えても良い。
前記遅延時間が存在する場合、前記遅延時間中に自動洗浄運転を実行することを使用者に報知できることが望ましい。これにより、使用者が不信感を持つことを抑止することができる。よって、室内機100は、自動洗浄運転の実行を、前記遅延時間内に報知する表示ランプ(図示なし)や報知音発生部(図示なし)等の報知手段を備え、自動洗浄運転を開始するまでの残り時間に応じて、前記報知手段の報知内容を変更するよう構成しても良い。報知内容の変更とは、例えば表示ランプの点滅周期を変化させたり、音声ガイドでアナウンスをしたりすることが該当する。
使用者が存在しなければ、空調運転停止直後に自動洗浄運転を開始しても、自動洗浄運転の冷気は使用者に不快感を与えない。
よって自動洗浄運転の動作条件を満たした場合において、冷房、除湿、送風運転終了後であったとき、室内機100の人検知手段が室内に人を検知しなかったのであれば、運転停止直後に自動洗浄運転を実行しても良い。
また、室外からの遠隔入力によって空調運転が停止された場合は、室内が無人である可能性が高い。
そこで、自動洗浄運転の動作条件を満たした場合において、冷房、除湿、送風運転終了後であったとき、通信ネットワーク190に接続された情報端末からの遠隔入力によって空調運転が停止されたのであれば、当該運転停止直後に自動洗浄運転を実行しても良い。
ただし、前記遠隔入力によって空調運転が停止された場合であっても、室内に人が存在することも考えられる。そこで、前記人検知手段が室内に人を検知したときは、前記遅延時間の経過後に自動洗浄運転を実行するようにしても良い。
人検知手段としては以下が存在する。すなわち、人検知部122bによって、撮像手段110Aが撮像した画像を解析し、人が映っているか否かを検知しても良い。また、人感センサ(図示なし)によって人体から発生する赤外線を検知しても良い。このように、室内の人の検知結果に基づいて自動洗浄運転開始を制御することができる。
前記自動洗浄運転の動作条件が長期間満たせず、室内熱交換器102に埃が堆積している場合に、空調運転停止直後に自動洗浄運転を実行したいと使用者が希望することも考えられる。そこで、リモコンReまたは通信ネットワーク190に接続された情報端末から自動洗浄運転の実行指示が入力された場合、当該入力直後に自動洗浄運転を実行しても良い。
被空調空間である部屋が広くなるほど室内の埃の総量は増大する。空気中の埃は、送風ファン103によって室内熱交換器102を通過するため、前記部屋の広さと室内熱交換器102に堆積する埃の量は相関する。よって、空気調和機Sは、部屋の容量又は広さを検知する容量検知手段を備え、検知結果に応じて、前記自動洗浄運転を実行するべき前回洗浄からの運転積算時間、前回洗浄からの運転回数の閾値を予め決定できるように構成されることが望ましい。
前記容量検知手段としては以下が存在する。すなわち、室温検知部161により室温を検知し、室温の変動が基準値(例えば1度とする。)に達するまでに要する時間(以下、室温変動時間という。)から、部屋の容量又は広さを自動検知しても良い。
室温変動時間を部屋の容量ごとに実験によって予め測定し、室温変動時間と部屋の容量又は広さとの相関データ(図6(a))を記憶手段131に保存しておく。ここで、空気調和機Sの冷暖房能力によって前記相関関係は変化するため、冷暖房能力別に空気調和機Sの各モデルで上記測定を実行し、冷暖房能力に即した相関データを取得しておくことが望ましい。
また、室温変動時間と部屋の容量の相関関係は、測定開始時の室温や室内の照度等に影響される。この影響を取り除くために、測定開始時の室温と室温変動時間に係る調整値α(図6(b))、測定開始時の室内の照度と室温変動時間に係る調整値β(図6(c))を実験によって予め測定し、調整値α、調整値βについても記憶手段131に保存しておくことが望ましい。
前記容量検知手段は、室温検知部161、照度検知部162を用いて室内の室温、照度を取得し、前記相関データ、調整値α、調整値βと照らし合わせて部屋の容量を検知することが可能である。
また、撮像手段110Aから入力される画像情報に基づいて部屋の容量又は広さを検知してもよい。例えば、特許文献2には「撮像手段13は、人の出入りや、室内にいる人の人数や居場所、活動量、さらに間取りや太陽光が差し込んでいるエリア等の情報を認識する。」ことが記載されている。このように撮像手段110Aから入力された画像情報中の床部分を検知することによって、床以外の壁等の面積を推定し、これらの面積比率から部屋の容量又は広さを算出しても良い。このようにして、被空調空間である部屋の容量又は広さに基づいて、自動洗浄運転を最適化することができる。
前記容量検知手段は、あくまで部屋のおおよその大きさを取得するものである。よって前記容量検知手段が高精度である必要はない。しかし、検知結果と実際の部屋の容量との齟齬が大きくなってしまった場合に対応するため、以下のような機能を備えることが望ましい。すなわち、部屋の容量を自動検知するだけでなく、通信ネットワーク190に接続された情報端末、またはリモコンReから、使用者が被空調空間である部屋の容量又は大きさを入力し、あるいは、初期値にリセットすることができる入力手段を備えるように、室内機100を構成しても良い。
メインマイコン130は、前記入力手段で入力された前記部屋の容量又は大きさに基づいて、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行する前回洗浄からの運転積算時間、前回洗浄からの運転回数の閾値を決定する。
自動洗浄運転を効率化するためには、室内機100に、室内熱交換器102の汚れを検知する汚れ検知手段を備え、汚れ検知手段の検知した汚れが所定の量を超えた場合は、記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転積算時間、記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転回数、または、空気調和機Sの据付時からの経過時間の値と関わりなく、自動洗浄運転を実行することが望ましい。これにより、室内熱交換器102に埃が堆積し汚れがこびりつく前に自動洗浄が実行され、室内熱交換器102の洗浄に大量の水を要することなく、少ない電力で室内熱交換器102を清潔に保つことが可能である。
前記汚れ検知手段は、光源に可視光線または近赤外線を用いる撮像手段110Bと、特定波長の光を遮断または減衰させる光学フィルタと、を備えることが可能である。撮像手段110Bから入力される画像情報は、カメラマイコンの画像検知部122の埃検知部122aによって画像解析され、画像情報中の埃部分が汚れとして検知される。
室内熱交換器102内には、図4(a)に示すように非常に細かなピッチで、金属板が等間隔に並べられている。撮像手段110Bによって室内熱交換器102を撮像すると、金属板部分は光が反射するため白く、金属板のピッチ間の空気層は光が反射しないため黒く撮像され、金属板が等間隔に並んでいることが確認可能な画像が取得できる。当該画像に対して解析ライン301で微分解析を行うと、図5(a)に示す画像波形となる。
ここで、図4(b)に示すように埃401Aが付着した室内熱交換器102を撮像手段110Bにより撮像した場合は、白と黒の境界の不鮮明な、金属板が等間隔に並んでいることが確認できない画像が取得される。当該画像に対して解析ライン302で微分解析を行うと、図5(b)に示す画像波形となり、埃の付着によりピークの欠如した画像波形401Bが確認できる。ここから埃の付着が検知できる。
撮像手段110Bの精度を向上する手段の例として、以下が存在する。すなわち、赤外線発光部(図示せず)と可視光カットフィルタ部117B(図3)によって特定波長のみの画像データにすることによって、画像データから外乱の影響を取り除き、埃検知部122a(図3)の認識精度を上げることが可能である。
室内熱交換器102に付着する汚れの量は、冷房、暖房、除湿運転等、運転モードによって異なる。よって、前回洗浄からの運転積算時間、前回洗浄からの運転回数、または、空気調和機Sの据付時からの経過時間の値は、暖房運転、冷房運転、除湿運転等の運転モードごとに設定されるようにするのが望ましい。
記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転積算時間、記憶手段131の記憶する前回洗浄からの運転回数、空気調和機Sの据付時からの経過時間の値が設定値に満たず、また、フィルタ清掃を実行していない場合であっても、使用者が自動洗浄運転の実行を希望する場合も考えられる。ここで、使用者の不快感等を抑止するには、使用者が室内にが不在な時刻に自動洗浄運転を開始するように予約設定できることが望ましい。そこで、通信ネットワーク190に接続された情報端末、またはリモコンReから入力する入力手段を備え、前記入力手段によって、自動洗浄運転の開始時刻が入力されるようにしても良い。
以下では一例として、メインマイコン130の実行する処理について説明する。
図7は、洗浄処理を開始する際のメインマイコン130の処理を示すフローチャートである。
ステップS101においてメインマイコン130は、洗浄処理の開始条件が成立したか否かを判定する。前記したように、「洗浄処理の開始条件」とは、例えば、前回の洗浄処理の終了時から空調運転の時間を積算した値が所定値に達したという条件である。ステップS101において洗浄処理の開始条件が成立した場合(S101:Yes)、メインマイコン130の処理はステップS102に進む。一方、洗浄処理の開始条件が成立していない場合(S101:No)、メインマイコン130は一連の処理を終了する(END)。
ステップS102においてメインマイコン130は、報知音発生部(図示せず)によって所定の報知音を発生させ、また、表示ランプ(図示せず)を点灯させる。すなわち、メインマイコン130は、室内熱交換器102の凍結等の洗浄処理を開始する前に、この洗浄処理を行う旨を、報知音発生部及び表示ランプによって報知する。これによって、洗浄処理が開始されることを使用者に対して事前に報知できる。
次に、ステップS103においてメインマイコン130は、室内熱交換器102の洗浄処理を開始するまでの遅延時間を設定する。この遅延時間(例えば3分)は、ステップS102において洗浄処理を開始する旨を使用者に事前に報知してから、実際に洗浄運転を開始するまでの時間であり、予め設定されている。
ステップS104においてメインマイコン130は、洗浄処理を開始する旨を使用者に事前に報知(S102)してから、所定の遅延時間が経過したか否かを判定する。所定の遅延時間が経過した場合(S104:Yes)、メインマイコン130の処理はステップS105に進む。この遅延時間が経過するまでの間、表示ランプの点灯等(S102)を継続するようにしてもよい。
ステップS105においてメインマイコン130は、室内熱交換器102の洗浄処理を実行する。
一方、ステップS104において所定の遅延時間が経過していない場合(S104:No)、メインマイコン130の処理はステップS106に進む。
ステップS106においてメインマイコン130は、リモコンR又は情報端末(図示せず)の操作によって、洗浄処理のキャンセル指令があったか否かを判定する。洗浄処理のキャンセル指令がない場合(S106:No)、メインマイコン130の処理はステップS104に戻る。一方、洗浄処理のキャンセル指令があった場合(S104:Yes)、メインマイコン130の処理はステップS107に進む。
ステップS107においてメインマイコン130は、報知音発生部によって所定の報知音を発生させ、また、表示ランプを点灯させる。これによって、リモコンR等の操作に応じて洗浄運転が実際にキャンセルされることを使用者に報知できる。
なお、前記した報知音等(S107)は、洗浄処理を事前に報知するための報知音等(S102)とは別種類のものであることが望ましい。これによって、洗浄処理が実際にキャンセルされることを、使用者にわかりやすく報知できるからである。
次に、ステップS108においてメインマイコン130は、室内熱交換器102の洗浄処理をキャンセルする。すなわち、メインマイコン130は、室内熱交換器102の凍結を含む洗浄処理を、リモコンR又は情報端末からの信号に基づいてキャンセルする。さらに詳しく説明すると、洗浄処理前の報知(S102)が開始されてから所定の遅延時間が経過するまでに、リモコンR又は情報端末から所定のキャンセル指令を受信した場合(S104:No、S106:Yes)、メインマイコン130は、室内熱交換器102の凍結を含む洗浄処理を行わない(S108)。これによって、メインマイコン130は、室内熱交換器102の洗浄処理を使用者の意図に沿って、適切にキャンセルできる。そして、ステップS108の処理を行った後、メインマイコン130は一連の処理を終了する(END)。
実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
S 空気調和機
100 室内機
101 筐体ベース
102 室内熱交換器
103 送風ファン
104 左右風向板(風向板)
105 上下風向板(風向板)
106 前面パネル
107 空気吸込み口
108 フィルタ
109a 吹出し風路
109b 空気吹出し口
110A,110B 撮像手段
111A 光学レンズ
112A 撮像素子
113A A/D変換器
114A デジタル信号処理部
116 フィルタ駆動部
117A,117B 可視光カットフィルタ部
120 カメラマイコン
121,131 記憶手段
122 画像検知部
122a 埃検知部(汚れ検知手段)
122b 人検知部(人検知手段)
130 メインマイコン(制御手段)
132 演算処理部
133 駆動制御部
134 時刻管理部
135 運転情報管理部
150 負荷駆動部
160 環境検知手段
161 室温検知部
162 照度検知部
190 通信ネットワーク
200 室外機
Q リモコン(入力手段)
301,302 解析ライン
401A 埃
401B 埃の付着によりピークの欠如した画像波形

Claims (17)

  1. 室内熱交換器を洗浄する洗浄手段と、
    前記洗浄手段を制御する制御手段と、
    室内機に設置され、前記室内熱交換器に空気を送り込む送風ファンと、
    前記室内機から吹き出される空気の風向きを調整する風向板と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、冷房運転、除湿運転又は送風運転の終了後、当該冷房運転、当該除湿運転又は当該送風運転の停止時から所定の第1の遅延時間が経過した後に、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行し、
    前記第1の遅延時間内に、前記送風ファンを駆動するか、又は、前記風向板を開くこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 前記制御手段は、
    前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、暖房運転終了後、当該暖房運転の停止時から前記第1の遅延時間よりも長い第2の遅延時間が経過した後に、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行し、
    前記第2の遅延時間内に、前記送風ファンを駆動するか、又は、前記風向板を開くこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 空気調和機の運転状況を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前回洗浄からの運転積算時間、前記記憶手段に記憶されている前回洗浄からの運転回数、又は、前記記憶手段に記憶されている前記空気調和機の据付時からの経過時間が所定の閾値に達した場合に、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記室内熱交換器の空気吸込側に設置されたフィルタの清掃を行うフィルタ清掃手段を備え、
    前記制御手段は、
    冷房運転、除湿運転又は送風運転の終了後に前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、前記第1の遅延時間の一部又は全部を使って、前記フィルタ清掃手段によるフィルタの清掃を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記室内熱交換器の空気吸込側に設置されたフィルタの清掃を行うフィルタ清掃手段を備え、
    前記制御手段は、
    暖房運転終了後に前記洗浄手段によって前記室内熱交換器を洗浄する場合において、前記第2の遅延時間の一部又は全部を使って、前記フィルタ清掃手段によるフィルタの清掃を実行すること
    を特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  6. 前記制御手段は、前記洗浄手段によって前記室内熱交換器が洗浄されているときの冷媒の蒸発温度を、除湿運転における前記冷媒の蒸発温度よりも低く設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  7. 前記制御手段は、前記洗浄手段によって前記室内熱交換器が洗浄されているときの冷媒の蒸発温度を氷点下に設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行することを、前記暖房運転の停止時から前記第2の遅延時間が経過するまでの間、又は、冷房運転、除湿運転もしくは送風運転の停止時から前記第1の遅延時間が経過するまでの間に報知する報知手段を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  9. 通信ネットワークに接続された情報端末、又はリモコンから前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄の実行指示を入力する入力手段を備え、
    前記入力手段によって、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄の実行指示が入力された場合、当該入力直後に前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  10. b
    被空調空間である部屋の容量又は広さを検知する容量検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記容量検知手段の検知した前記部屋の容量又は広さに基づいて、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行する前回洗浄からの運転積算時間の前記閾値、又は、前回洗浄からの運転回数の前記閾値を決定すること
    を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  11. 前記容量検知手段は、室温の測定開始時から、室温の変動が基準温度に達する時までに経過した時間に基づいて前記部屋の容量又は広さを検知すること
    を特徴とする請求項10に記載の空気調和機。
  12. 前記容量検知手段は、室内を撮像する撮像手段から入力される画像情報に基づいて、前記部屋の容量又は広さを検知すること
    を特徴とする請求項10に記載の空気調和機。
  13. 通信ネットワークに接続された情報端末、又はリモコンから、被空調空間である部屋の容量又は広さを入力する入力手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記入力手段で入力された前記部屋の容量又は広さに基づいて、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行する前回洗浄からの運転積算時間の閾値、又は、前回洗浄からの運転回数の閾値を決定すること
    を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  14. 前記室内熱交換器の汚れを検知する汚れ検知手段を備え、
    前記汚れ検知手段の検知した汚れが所定の量を超えた場合は、前記制御手段は、前記洗浄手段による前記室内熱交換器の洗浄を実行すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  15. 前記汚れ検知手段は、
    光源に可視光線又は近赤外線を用いる撮像手段と、
    特定波長の光を遮断又は減衰させる光学フィルタと、を備え、
    前記撮像手段から入力される画像情報に基づいて前記室内熱交換器の汚れを検知すること
    を特徴とする請求項14に記載の空気調和機。
  16. 前回洗浄からの運転積算時間、前回洗浄からの運転回数、又は、前記空気調和機の据付時からの経過時間の前記閾値は、暖房運転、冷房運転、除湿運転等の運転モード毎に設定されること
    を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  17. 通信ネットワークに接続された情報端末、又はリモコンから前記室内熱交換器の洗浄開始時刻を入力する入力手段を備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機。
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