JP2003261182A - 包装体に使用する隔壁材料 - Google Patents

包装体に使用する隔壁材料

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JP2003261182A
JP2003261182A JP2002058258A JP2002058258A JP2003261182A JP 2003261182 A JP2003261182 A JP 2003261182A JP 2002058258 A JP2002058258 A JP 2002058258A JP 2002058258 A JP2002058258 A JP 2002058258A JP 2003261182 A JP2003261182 A JP 2003261182A
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JP2002058258A
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Masatami Hamada
眞民 濱田
Toshihiro Ogino
敏広 荻野
Shinji Yuasa
伸二 湯浅
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OOE KAGAKU KOGYO KK
Unitika Ltd
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OOE KAGAKU KOGYO KK
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装体中において、食品とガス吸収剤とを良
好に分離でき、しかも、包装体中のガスを良好に透過し
うる隔壁材料を提供する。 【解決手段】 この隔壁材料は、繊維構造体とポリメチ
ルペンテンフィルムとが直接当接するようにして積層一
体化されてなるシート状積層物を具備する。このシート
状積層物は、そのまま隔壁材料としてもよいし、シート
状積層物の繊維構造体面に、更に通気性熱シール層を積
層一体化して隔壁材料としてもよい。このシート状積層
物は、繊維構造体表面に、ポリメチルペンテンフィルム
を直接押出ラミネートして得ることができる。シート状
積層物の酸素透過度は200,000cc/m2/24
hr/atm以上であり、良好なガス透過性を有する。
シート状積層物を構成する繊維構造体としては、紙,不
織布,編物又は織物が用いられる。また、エンボス加工
された紙又は不織布も用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の内容物と
ガス吸収剤とが収納されてなる包装体において、内容物
とガス吸収剤とを分離するための隔壁材料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】水分を含む食品を密封包装した場合、包
装体内に存在する酸素と食品とが接触することによっ
て、カビ等の好気性菌が発生し、食品を腐敗させること
が知られている。また、完全に殺菌処理が行われていな
い食品においては、酵母等による発酵により炭酸ガスが
発生し、食品の鮮度を低下させることが知られている。
更に、食品の中でも野菜や果物等の青果物は、植物ホル
モンであるエチレンガスを発生し、自己感作により鮮度
低下を引き起こすことが知られている。
【0003】従って、各種食品を収納した包装体中に、
各種食品と共にガス吸収剤を収納して、酸素,炭酸ガ
ス,エチレンガス又は水蒸気等を吸収し、内容物である
各種食品の腐敗及び鮮度低下を防止することが知られて
いる。これらのガス吸収剤は、一般的に粉末の形状であ
ることが多く、そのまま包装体中に収納することはでき
ない。何故なら、内容物である各種食品がガス吸収剤で
汚染されるからである。また、ガス吸収剤が各種食品に
含有されている水や油等を吸収すると、本来のガス吸収
性能が低下するからである。このため、ガス吸収剤は、
何らかの隔壁材料によって、各種食品と分離して包装体
中に収納しなければならない。例えば、隔壁材料で袋を
形成し、その袋の中にガス吸収剤を密封し、包装体中に
各種食品と共に収納して、ガス吸収剤と各種食品とを分
離する方法、隔壁材料とアルミニウム箔等との基体シー
トとの間にガス吸収剤を挟着したシート状物を、包装体
中に各種食品と共に収納して、ガス吸収剤と各種食品と
を分離する方法、包装体内を隔壁材料で二室に分割し、
一方に各種食品を収納し、他方にガス吸収剤を収納し、
ガス吸収剤と各種食品とを分離する方法等が採用されて
いる。
【0004】そして、隔壁材料としては、包装体中に存
在する酸素ガスや、食品から発生する炭酸ガスやエチレ
ンガス等を透過させて、ガス吸収剤で吸収できるように
するため、ガス透過性の良好なものが用いられている。
例えば、穿孔部によってガス透過性を十分に与えうる穿
孔フィルムや、構成繊維間の間隙によってガス透過性を
十分に与えうる不織布や紙等が用いられている。しか
し、水,油,アルコール等の液体を含む食品にあって
は、これらが穿孔フィルムや不織布等と接触すると、そ
の表面が濡れて液膜が形成され、穿孔フィルムの穿孔部
や不織布の間隙を塞いでしまい、ガス透過性がなくなっ
てしまうということがあった。また、包装体内に存在す
る水蒸気が結露した場合も、この結露水によって、穿孔
フィルムの穿孔部等が塞がれてしまい、ガス透過性がな
くなってしまうということがあった。更に、液体が隔壁
材料を通過して、ガス吸収剤に浸透し、ガス吸収能を低
下させるということもあった。
【0005】このため、隔壁材料として使用する不織布
に、弗素樹脂を含浸した後、熱プレスを施し、耐水性,
耐油性及び耐アルコール性を付与したものが提案されて
いる(特開昭63−109763号公報)。しかし、こ
の技術は弗素樹脂の含浸量や熱プレスの程度を種々調節
しながら、隔壁材料として好ましいガス透過性や耐水性
等を持つものを得る必要があり、所望の性能を持つもの
が得難いという欠点があった。即ち、弗素樹脂の含浸量
が少なかったり、或いは熱プレスの程度が不十分である
と、耐水性等が劣り、不織布の構成繊維間隙に液膜が形
成されて、ガス透過性がなくなってしまうということ
や、液体が隔壁材料を通過するということがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等
は、簡便に所望の性能を持つ隔壁材料を得ることを目的
に、種々検討していたところ、本来的に高いガス透過性
を持っているポリメチルペンテンフィルムを用いれば、
孔を開けることなく、隔壁材料として使用しうるのでは
ないかと考えた。そして、ポリメチルペンテンフィルム
単独では隔壁材料として十分なガス透過性及び十分な液
体不通過性を与えることはできなかったが、不織布等の
繊維構造体表面に直接当接するように積層することによ
って、隔壁材料として十分なガス透過性及び十分な液体
不通過性を与え得ることが判明した。本発明は、このよ
うな知見に基づいてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、食品等
の内容物とガス吸収剤とが収納されてなる包装体におい
て、該内容物と該ガス吸収剤とを分離するための隔壁材
料であって、該隔壁材料は、繊維構造体とポリメチルペ
ンテンフィルムとが直接当接するようにして積層一体化
されてなるシート状積層物を具備することを特徴とする
包装体に使用する隔壁材料に関するものである。
【0008】本発明に係る隔壁材料は、食品等の内容物
を収納する包装体内で用いられるものである。内容物と
しては、水を含んでいたり或いは水で濡れている食品、
例えば、野菜,果物,生菓子,漬物等が挙げられる。ま
た、油を含んでいたり或いは油で濡れている食品、例え
ば、ドーナッツやさつま揚げ等の揚げ物や炒め物等が挙
げられる。更に、アルコールを含んでいたり或いはアル
コールで濡れている食品、例えば、生麺,ハム,ソーセ
ージ,味噌,フルーツケーキ,韓国製餅等が挙げられ
る。なお、本発明においては、内容物は食品に限られ
ず、その他のものであっても差し支えない。
【0009】包装体内に、食品等の内容物と隔壁材料に
よって分離して収納されるガス吸収剤としては、従来公
知のものが用いられる。例えば、包装体内の酸素を吸収
したい場合には、従来公知の脱酸素剤(酸素吸収剤)が
用いられる。具体的には、鉄粉とハロゲン化塩と含水充
填材との混合物からなる金属酸化反応性酸素吸収剤、カ
テコールと活性炭とアルカリ成分とからなるカテコール
酸化反応性酸素吸収剤、アスコルビン酸からなる酸素吸
収剤が用いられる。また、エチレンガスを吸収したい場
合には、過マンガン酸カリウムをゼオライトに含浸させ
たエチレンガス吸収剤、活性炭を臭素酸カリウムで処理
したエチレンガス吸収剤、白金添着活性炭よりなるエチ
レンガス吸収剤等が用いられる。また、炭酸ガスを吸収
したい場合には、ソーダライムや水酸化カルシウム等の
炭酸ガス吸収剤が用いられる。更に、水蒸気を吸収した
い場合には、シリカゲル,塩化カルシウム,酸化カルシ
ウム等の水蒸気吸収剤が用いられる。
【0010】包装体内において、食品等の内容物とガス
吸収剤とを分離するための、本発明に係る隔壁材料は、
繊維構造体とポリメチルペンテンフィルムとが積層一体
化されてなるシート状積層物を具備するものである。シ
ート状積層物を構成する繊維構造体としては、紙,不織
布,編物又は織物等が用いられる。紙はパルプ繊維で構
成されているものであり、不織布及び編織物は、天然繊
維や合成繊維で構成されており、いずれも繊維相互間に
間隙が形成されており、十分なガス透過性を持つもので
ある。また、この繊維構造体の表面は、各種繊維が集合
した状態となっており、各繊維の太さに応じた微細な凹
凸を持っているものである。従って、繊維構造体表面
に、ポリメチルペンテンフィルムが直接当接するように
して積層一体化すると、繊維構造体との界面では、ポリ
メチルペンテンフィルムにも微細な凹凸が転写される。
つまり、ポリメチルペンテンフィルムの厚さが厚い箇所
と薄い箇所とが生じ、薄い箇所において、ガスが透過し
やすくなる。また、繊維がポリメチルペンテンフィルム
に食い込むため、ポリメチルペンテンフィルムには微小
な亀裂が生じ、これによってもガスが透過しやすくな
る。更に、繊維とポリメチルペンテンフィルムの親和性
にもよるが、両者の積層界面にわずかな空隙が存在する
こともあり、この場合には、ポリメチルペンテンフィル
ムを透過したガスが繊維によって遮断されにくくなる。
これらの相乗作用によって、ポリメチルペンテンフィル
ムのガス透過性が向上すると考えられるのである。
【0011】例えば、厚さ25μmのポリメチルペンテ
ンフィルム単独では、酸素透過度は70,000cc/
2/24hr/atm程度である。従って、ポリメチ
ルペンテンフィルムの厚さを、どんどん薄くしてゆけ
ば、隔壁材料として要求される酸素透過度(200,0
00cc/m2/24hr/atm以上)になる。しか
しながら、ポリメチルペンテンフィルムの厚さを、この
程度の酸素透過度になるまで薄くしようとすると、ポリ
メチルペンテン樹脂は高融点であるため、ピンホールが
生じる。そして、ピンホールが生じると、その箇所から
水や油等が通過してガス吸収剤に浸透し、ガス吸収能を
低下させてしまう。従って、ポリメチルペンテンフィル
ム単独では隔壁材料として用いることができないのであ
る。しかし、上記したように、繊維構造体と直接当接す
るようにして、ポリメチルペンテンフィルムを積層一体
化すると、例えば、ポリメチルペンテンフィルムの厚さ
が25μm(理論値)であっても、その積層物の酸素透
過度は200,000cc/m2/24hr/atm以
上となり、隔壁材料として十分な性能を与えうるのであ
る。
【0012】従って、また繊維構造体にはエンボス加工
が施され、その表面に比較的大きな凹凸が設けられてい
ることも好ましいことである。特に、編織物に比べて、
繊維が均一に存在している紙及び不織布にエンボス加工
を施すのが好ましい。これによって、エンボス部(凹
部)ではポリメチルペンテンフィルムの厚さが厚くな
り、非エンボス部(凸部)ではポリメチルペンテンフィ
ルムの厚さを薄くなると共に、エンボス部と非エンボス
部との境界で、微小な亀裂がポリメチルペンテンフィル
ムに生じ、ガス透過度が向上するのである。なお、編織
物については、織目や編目等の間隙が凹部であり、糸条
が交差する箇所が凸部となるので、エンボス加工を施さ
なくても差し支えない。
【0013】本発明において、繊維構造体として不織布
を採用するのが最も好ましい。不織布は、紙の如くパル
プ繊維で構成されていないため、パルプ粉が飛散するこ
とがないからである。また、不織布は、編織物に比べて
安価だからである。不織布の構成繊維としては、ポリエ
ステル繊維,ポリアミド繊維,ポリプロピレン繊維又は
ポリエチレン繊維を採用するのが好ましい。これは、ポ
リメチルペンテンフィルムと親和性が良く、両者を積層
一体化しやすいためである。また、これらの繊維は、長
繊維(フィラメント)であるのが好ましい。短繊維(ス
テープルファイバー)に比べて、繊維が飛散しにくいか
らである。繊維構造体として用いられる不織布として
は、例えば、ポリエステル長繊維やポリアミド長繊維を
構成繊維とする不織布(例えば、ユニチカ株式会社製
「マリックス」や旭化成工業株式会社製「エルタ
ス」)、芯成分がポリエステルで鞘成分がポリエチレン
よりなる芯鞘型複合長繊維を構成繊維とする不織布(例
えば、ユニチカ株式会社製「エルベス」)等が用いられ
る。
【0014】また特に、不織布として、高融点成分を芯
成分とし、低融点成分を鞘成分とする芯鞘型複合繊維を
構成繊維とするもの(例えば、上記したユニチカ株式会
社製「エルベス」)を採用するのが好ましい。この場合
は、不織布自体を通気性熱シール層として機能させうる
からである。即ち、隔壁材料の端部を加熱して、不織布
中の芯鞘型複合繊維の鞘成分のみを溶融させ、そして隔
壁材料の端部同士を重合加圧すれば、隔壁材料で袋を形
成したり、隔壁材料をつなぎ合わせることができるから
である。また、隔壁材料と基体シートの間にガス吸収剤
を挟んで、隔壁材料端部と基体シートとを積層接着する
ことができるからである。
【0015】本発明に係る隔壁材料は、シート状積層物
を具備するものであるが、このシート状積層物に更に通
気性熱シール層が積層一体化されていてもよい。通気性
熱シール層は、シート状積層物の一方の面に積層一体化
されていてもよいし、また両面に積層一体化されていて
もよい。好ましくは、シート状積層物の繊維構造体面に
積層一体化されているのが良い。通気性熱シール層とし
ては、微粉炭酸カルシウムや微粉シリカを添加したポリ
エチレンを延伸して作成される0.01〜2.0μmの
孔径を持つポリエチレン製微多孔膜(例えば、三井化学
株式会社製「エスポアール」)、ポリエチレンフィルム
やポリプロピレンフィルム等を熱針等で穿孔した孔開き
フィルム(例えば、大江化学株式会社製「ポアフ
ル」)、パルプ繊維とポリエチレン繊維やポリプロピレ
ン繊維とを混抄して得られた熱接着用不織布、芯成分が
ポリエステルで鞘成分がポリエチレンよりなる芯鞘型複
合長繊維を構成繊維とする不織布(例えば、ユニチカ株
式会社製「エルベス」)等が用いられる。
【0016】繊維構造体に直接当接するようにして積層
一体化されるポリメチルペンテンフィルムは、上記した
ように、比較的その厚さが厚くても、本発明で目的とす
る程度のガス透過度を有するものである。従って、本発
明において使用するポリメチルペンテンフィルムの厚さ
(理論値)は、10〜30μm程度であるのが好まし
い。その厚さが10μm未満になると、フィルムに孔が
開く恐れがある。また、その厚さが30μmを超える
と、ガス透過度が低下する傾向が生じる。なお、ポリメ
チルペンテンフィルムの厚さの理論値とは、単位平方メ
ートル当たりのポリメチルペンテンフィルムの重量
(g)を測定し、その重量をポリメチルペンテンフィル
ムの密度(g/cm3)で除したものである。
【0017】また、ポリメチルペンテンフィルムは、耐
水性,耐油性及び耐アルコール性に優れているという特
性を持つものである。従って、内容物である食品等に、
水,油及びアルコールが含有されていても、これらはポ
リメチルペンテンフィルムを通過しにくい。従って、隔
壁材料の素材として、ポリメチルペンテンフィルムを具
えていれば、水,油及びアルコールが隔壁材料を通過し
て、ガス吸収剤に吸着することが防止できる。このよう
な点からも、隔壁材料の素材として、ポリメチルペンテ
ンフィルムは優れているのである。更にまた、ポリメチ
ルペンテンフィルムは透明性にも優れている。従って、
繊維構造体に商標や注意事項等を印刷し、この印刷面に
ポリメチルペンテンフィルムを積層すれば、商標等を確
認でき、しかも印刷インキが食品等に移ることが少な
い。例えば、ポリメチルペンテンフィルムに商標等を印
刷しておいた場合、これが食品等と接すると、食品等に
含まれている水,油又はアルコールによって、印刷イン
キが剥がれて、食品等に移るという恐れがある。
【0018】繊維構造体とポリメチルペンテンフィルム
とが積層一体化されてなるシート状積層物は、例えば、
以下のような方法で製造されるのが好ましい。即ち、ポ
リメチルペンテン樹脂を溶融させ、それをダイから押し
出しながら、繊維構造体と積層する。そして、この積層
物を一対の圧接ロール間を通して一体化したり、或いは
この積層物を一本のロールに押圧して一体化して、シー
ト状積層物を得ることができる。このような方法は、押
し出されたポリメチルペンテンフィルムを繊維構造体と
積層一体化するものであり、押出ラミネート法による積
層一体化と呼ばれる。
【0019】本発明に係る隔壁材料は、シート状積層物
をそのまま隔壁材料としても良いし、また、シート状積
層物に、更に通気性熱シール層を積層して隔壁材料とし
ても良い。また、その他の材料を積層したり、各端部に
付加したりして、隔壁材料としても良い。いずれの場合
であっても、シート状積層物の酸素透過度は200,0
00cc/m2/24hr/atm以上であるのが好ま
しい。この値よりも酸素透過度が低いと、包装体内の酸
素,炭酸ガス及びエチレンガス等の各種ガスを透過しに
くくなり、ガス吸収剤によって、包装体内のガスを吸収
しにくくなる傾向が生じる。ここで、酸素透過度は、以
下の方法で測定されるものである。即ち、第9図に示し
たように、上室と下室とからなる2室をガス不透過性フ
ィルム袋で作る。上室と下室とは開口部(開口部の面積
Sm2)で連通しており、この開口部に測定試料をセッ
トする。その後、大気圧下において、上室には50cc
の空気(即ち、酸素濃度21%のガス)を入れ、下室に
は50ccの窒素ガスを入れる。そして、3分後におけ
る下室の酸素量を測定し、この量をXccとする。Xc
cは、開口部の面積に対応する測定試料の面積Sm2
ら、3分間に透過した量であるから、これを測定試料1
2から24時間(1440分)に透過した量に換算す
ると、X(1/S)(1440/3)=(480X/
S)cc/m2/atm/24hr、ということで、酸
素透過度が得られる。なお、このような測定方法で測定
した酸素透過度が200,000cc/m2/24hr
/atm以上である場合、酸素以外の炭酸ガス,エチレ
ンガス及び水蒸気も、概ね良好に透過しうるものであ
る。
【0020】本発明に係る隔壁材料の代表的な使用例を
挙げれば、例えば、以下のとおりである。 (i)ポリメチルペンテンフィルム,繊維構造体,通気
性熱シール層の順に積層一体化された四辺形の隔壁材料
を準備する。そして、この四辺形の隔壁材料を、通気性
熱シール層の内側にし、中央部で二つ折にする。そし
て、両端部を加熱圧着し、通気性熱シール層を溶融又は
軟化させ、両端部を熱接着して、袋を形成する。この袋
に、ガス吸収剤を収納して、袋の口を再び加熱圧着し、
通気性熱シール層を溶融又は軟化させ、袋の口を密封
し、ガス吸収剤入り袋を作成する。なお、このような袋
は、三方シール袋と言われることもある。このガス吸収
剤入り袋を、食品等と共に、包装体内に収納しておけ
ば、この袋は食品等とガス吸収剤とを分離する隔壁とな
る。図1はこのガス吸収剤入り袋の平面図であり、1は
熱接着部である。図2は、図1のA−A’線断面図であ
る。
【0021】(ii)上記(i)で用いた隔壁材料を二枚
準備し、通気性熱シート層同士が対向するようにし、且
つ、両者が完全に重なり合うようにして積層する。そし
て、適宜の三辺の端部を上記(i)と同様の要領で接着
して袋を形成する。その後は、上記(i)と同様にして
ガス吸収剤入り袋を作成する。なお、このような袋は、
四方シール袋と言われることもある。図3はこのガス吸
収剤入り袋の平面図であり、1は熱接着部である。図4
は、図3のB−B’線断面図である。
【0022】(iii)ポリメチルペンテンフィルム,繊
維構造体,通気性熱シート層の順に積層一体化された隔
壁材料と、基体シートとを準備する。基体シートとして
は、非通気性・非通液性のものであればどのようなもの
でもよいが、例えば、アルミニウム箔や合成樹脂製フィ
ルム等でよい。そして、基体シートの中央部分にガス吸
収剤を載置し、その上に、隔壁材料の通気性熱シート層
が基体シート側になるよう、基体シートと同形状の隔壁
材料を積層する。そして、ガス吸収剤が載置されていな
い箇所で、隔壁材料を加熱圧着し、通気性熱シート層を
溶融又は軟化させ、基体シートと隔壁材料とを接着させ
る。以上のようにして、ガス吸収剤入りシートを作成す
る。図5はこのガス吸収剤入り袋の平面図であり、1は
熱接着部である。図6は、図5のC−C’線断面図であ
る。
【0023】以上のような代表例の他に、本発明に係る
隔壁材料を用いて、包装体内を二室に分割し、一方に食
品等を収納し、他方にガス吸収剤を収納するというよう
なものも代表例の一つである。なお、上記した(i)〜
(iii)の隔壁材料は、いずれも通気性熱シール層を使
用しているが、繊維構造体としてユニチカ株式会社製の
「エルベス」を使用すれば、これが通気性熱シール層を
兼ねるので、別途、通気性シール層は要らないことは、
前述の説明からも明らかであろう。
【0024】本発明に係る隔壁材料は、以上のような方
法で使用され、食品等の包装体内に適宜の態様で収納さ
れる。特に、使用態様としては、隔壁材料のポリメチル
ペンテンフィルム側が食品等と接するようにして、包装
体内に収納するのが好ましい。この理由は、以下のとお
りである。即ち、ポリメチルペンテンフィルムは、その
固有の特性として、剥離性に優れている。従って、食品
等とポリメチルペンテンフィルムとが密着していても、
良好に剥離することができ、食品等に隔壁材料が付着し
にくいからである。
【0025】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明するが、
本発明は実施例に限定されるものではない。本発明は、
ポリメチルペンテンフィルムと不織布等の繊維構造体と
が、直接当接するように積層一体化すると、この積層物
が隔壁材料として十分なガス透過性を与え得るとの知見
に基づくものとして解釈されるべきである。
【0026】実施例1 まず、繊維構造体として、ユニチカ株式会社製の長繊維
不織布(商品名「エルベス」、目付60g/m2)を準
備した。この長繊維不織布は、芯成分がポリエステルで
鞘成分がポリエチレンの芯鞘型複合長繊維を構成繊維と
するものである。また、この長繊維不織布は、芯成分の
みを軟化又は溶融させることができ、通気性熱シール層
としても機能するものである。なお、この長繊維不織布
はエンボス部を持つもので、エンボスによる凹凸の厚み
差は23μmであった。凹凸の厚み差は、以下の方法で
測定したものである。即ち、走査型電子顕微鏡(トプコ
ン社製:型式ALPHA−254)を用い、長繊維不織
布の断面写真を撮影した。この断面写真に基づき、凸部
の厚みh1(μm)及び凹部の厚みh2(μm)を、各々
10個測定し、その平均値をh1AVE及びh2AVEとした。
そして、h1AVE−h 2AVE(μm)を算出して、凹凸の厚
み差とした。一方、ポリメチルペンテン樹脂として、三
井化学株式会社製のポリメチルペンテンDX820を準
備した。このポリメチルペンテン樹脂は、融点が240
℃、密度が0.833g/cm3で、メルトフローレー
トが180g/10分のものである。なお、メルトフロ
ーレートは、ASTM D1238記載の測定法による
ものであり、溶融温度は260℃で荷重は5kgの条件
で測定されたものである。
【0027】そして、長繊維不織布面に、ポリメチルペ
ンテン樹脂を押出温度320℃で加工速度50m/分の
条件で、巾500mmのTダイから13g/m2となる
よう押し出して、その後、一対の圧接ロール間に通し
て、ポリメチルペンテンフィルムと長繊維不織布とを積
層一体化して、シート状積層物を得た(押出ラミネート
法)。得られたポリメチルペンテンフィルムの厚さの理
論値は、13(g/m2)÷0.833(g/cm3)≒
16(μm)である。また、このシート状積層物の酸素
透過度は、400,000cc/m2/24hr/at
mであった。
【0028】このシート状積層物を、60mm×120
mmの長方形に裁断し、そのまま隔壁材料として、以下
の方法でガス吸収剤入り袋を作成した。即ち、隔壁材料
の長繊維不織布面を内側にして、長手中央部で二つ折に
した。そして、長手両端部を加熱圧着し、長繊維不織布
を構成している芯鞘型複合長繊維の鞘成分のみを溶融又
は軟化させ、長手両端部を熱接着して、袋を形成した。
この袋は、60mm×60mmの大きさであった。そし
て、袋の口から、鉄粉を使用した脱酸素剤3gを入れ、
袋の口を再び加熱圧着し、長繊維不織布を構成している
芯鞘型複合長繊維の鞘成分のみを溶融又は軟化させ、袋
の口を熱接着して、脱酸素剤を密封した。以上の方法で
脱酸素剤入り袋を作成した。なお、この方法は、上記
(i)で説明した方法であり、図1及び図2に示したガ
ス吸収剤入り袋が得られるものである。
【0029】この脱酸素剤入り袋を、70v/v%のエ
タノール消毒液に24時間浸漬して消毒した。そして、
ガスバリアー性フィルム(塩化ビニリデンコートナイロ
ンフィルムと線状低密度ポリエチレンフィルムとが積層
一体化された複合フィルム)で作成された食品包装袋
(200mm×250mmの大きさの袋)に、消毒済み
の脱酸素剤入り袋と、ピーナッツ200gと、空気50
0mlとを入れた後、密封し、包装体を得た。この包装
体内の酸素濃度変化を、経時的に包装体内のガスを1m
lづつ採取し、ガスクロマトグラフィーで測定したとこ
ろ、図7に示したとおりであった。この結果から明らか
なように、実施例1で得られた脱酸素剤入り袋を用いれ
ば、包装体中の酸素をよく吸収することができ、48時
間以内に包装体中の酸素は約ゼロになることが分かる。
【0030】実施例2 まず、繊維構造体として、ユニチカ株式会社製の長繊維
不織布(商品名「マリックス」、目付40g/m2)を
準備した。この長繊維不織布は、ポリエステル長繊維を
構成繊維とするものである。また、この長繊維不織布は
エンボス部を持つもので、エンボスによる凹凸の厚み差
は18μmであった。一方、ポリメチルペンテン樹脂と
して、実施例1で使用したものと同一のものを準備し
た。そして、長繊維不織布面に、ポリメチルペンテン樹
脂を押出温度320℃で加工速度50m/分の条件で、
巾500mmのTダイから20g/m2となるよう押し
出して、その後、一対の圧接ロール間に通して、ポリメ
チルペンテンフィルムと長繊維不織布とを積層一体化し
て、シート状積層物を得た(押出ラミネート法)。得ら
れたポリメチルペンテンフィルムの厚さの計算値は、2
0(g/m2)÷0.833(g/cm3)≒24(μ
m)である。また、このシート状積層物の酸素透過度
は、800,000cc/m2/24hr/atmであ
った。
【0031】このシート状積層物の長繊維不織布面に、
更に、通気性熱シール層としてポリエチレン微多孔フィ
ルムを積層接着して、隔壁材料を得た。使用したポリエ
チレン微多孔フィルムは、その重量が35g/m2であ
り、酸素透過度が9000,000cc/m2/24h
r/atmで、透湿度が3,400g/m2/24hr
/40℃・90%RHであった。この隔壁材料を60m
m×70mmの長方形に裁断し、隔壁材料のポリエチレ
ン微多孔フィルム側であって、長方形の中央部に、炭酸
ガス吸収剤である粒状の消石灰6gを置いた。そして、
その上に、同形状に裁断した隔壁材料を、ポリエチレン
微多孔フィルム同士が対向するようにして、重ね合わ
せ、粒状の消石灰の存在しない全端部を加熱圧着し、ポ
リエチレン微多孔フィルムを軟化又は溶融させて、熱接
着し、粒状の消石灰を密封した。以上の方法で炭酸ガス
吸収剤入り袋を作成した。
【0032】この炭酸ガス吸収剤入り袋を、キムチ50
0gが入った包装体を開いて、包装体の内側上部に両面
接着剤で貼りつけた後、この包装体を密封した。なお、
キムチが入った包装材は、アルミニウム箔と合成樹脂製
フィルムとが積層一体化されたガスバリアー性包装材で
ある。そして、この包装体を5℃の環境下に30日間放
置して、炭酸ガス吸収性能を評価した。評価方法は、包
装体の体積を測定することにより行った。包装体の体積
は、側壁に目盛りが刻まれた立方体の容器に水が入れら
れており、この中に包装体が完全に水中に沈み込むよう
にして、推移の上昇値を読み取り、容器の底面面積との
積により求める。そして、経時的に包装体の体積を測定
し、そのグラフを描くことにより、包装体の体積変化を
知ることができる。キムチは、発酵することによって炭
酸ガスを発生するため、炭酸ガス吸収剤が入っていない
包装体は、その体積が徐々に増加する。従って、包装体
の体積を経時的に測定することによって、炭酸ガス吸収
剤が有効に機能しているか否かを確認することができ
る。この結果を図8に示した。なお、図8中、実線で示
したのは炭酸ガス吸収剤入り袋を入れた包装体の体積変
化であり、点線で示したのは炭酸ガス吸収剤の入ってい
ない包装体の体積変化を示したものである。この図から
も明らかなように、実施例2で得られた炭酸ガス吸収剤
入り袋を入れた包装体は、その体積が増加しない。これ
に対して、脱炭酸ガス吸収剤を入れていない包装体は、
その体積が徐々に増加する。従って、実施例2で得られ
た炭酸ガス吸収剤入り袋は、有効に機能していることが
分かる。
【0033】
【作用及び発明の効果】本発明に係る隔壁材料は、繊維
構造体とポリメチルペンテンフィルムとが直接当接する
ようにして積層一体化されてなるシート状積層物を具備
するものである。そして、ポリメチルペンテンフィルム
を繊維構造体と積層一体化すると、ポリメチルペンテン
フィルムのガス透過度が向上し、食品等の包装体におい
て、食品等とガス吸収剤とを分離する隔壁材料として、
好ましいガス透過度を与えることができる。また、本発
明に係る隔壁材料は、ポリメチルペンテンフィルムを具
えているため、耐水性,耐油性及び耐アルコール性に優
れているため、食品等に含有されている水,油及びアル
コール等が隔壁材料を通過して、ガス吸収剤に吸着さ
れ、ガス吸収剤の性能を低下させることを防止しうる。
従って、本発明に係る隔壁材料を用いて、包装体中にお
いて食品等とガス吸収剤とを分離しておけば、包装体内
の酸素や二酸化炭素等のガスを、ガス吸収剤で良好に吸
収することができ、包装体に収納されている食品等の腐
敗を防止でき、また鮮度を維持することができるという
効果を奏する。
【0034】また、本発明に係る隔壁材料を、ポリメチ
ルペンテンフィルムと食品等とが接するように配置すれ
ば、ポリメチルペンテンフィルムは剥離性に優れている
ため、食品等と隔壁材料とが密着していても、両者は剥
がしやすく、食品等に隔壁材料が付着するのを防止しう
るという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る隔壁材料を用いて得られた
ガス吸収剤入り袋(いわゆる三方シール袋)の平面図で
ある。
【図2】図1のガス吸収剤入り袋のA−A’線断面図で
ある。
【図3】本発明の一例に係る隔壁材料を用いて得られた
ガス吸収剤入り袋(いわゆる四方シール袋)の平面図で
ある。
【図4】図3のガス吸収剤入り袋のB−B’線断面図で
ある。
【図5】本発明の一例に係る隔壁材料を用いて得られた
ガス吸収剤入りシートの平面図である。
【図6】図5のガス吸収剤入りシートのC−C’線断面
図である。
【図7】実施例1で得られた脱酸素剤入り袋を包装体に
適用した場合において、包装体内の酸素濃度変化を示し
たグラフである。
【図8】実施例2で得られた炭酸ガス吸収剤剤入り袋を
包装体に適用した場合において、包装体の体積変化を示
したグラフである。
【図9】シート状積層物の酸素透過度を測定する方法を
図示したものである。
【符号の説明】
1 熱接着部 2 ポリメチルペンテンフィルム 3 繊維構造体 4 通気性熱シール層 5 ガス吸収剤 6 基体シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/40 B65D 65/40 D (72)発明者 荻野 敏広 大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番3 号 ユニチカ株式会社内 (72)発明者 湯浅 伸二 大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番3 号 ユニチカ株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AB01 AB99 AC05 BA12B BA18B BA31B BB01B BB05B BB06B BB12A BB14A BB14B BB15B BB16B BB25B CA03 CA10 CA24 EE02 EE25 EE28 FA05 FC01 GB03 GB05 GB11 GB13 GB14 GD01 3E086 AA23 AC07 AC33 AD01 BA04 BA14 BA15 BA19 BB02 BB03 BB04 BB05 BB51 BB62 CA01 CA29 4F100 AK04 AK08B AK41 AK63 BA02 BA03 BA06 BA07 BA10A BA10C DG01A DG10B DG12B DG13B DG15B DG20B EH23 EH232 EJ38 GB15 GB23 JD02 JD02C JD05 JL12C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品等の内容物とガス吸収剤とが収納さ
    れてなる包装体において、該内容物と該ガス吸収剤とを
    分離するための隔壁材料であって、該隔壁材料は、繊維
    構造体とポリメチルペンテンフィルムとが直接当接する
    ようにして積層一体化されてなるシート状積層物を具備
    することを特徴とする包装体に使用する隔壁材料。
  2. 【請求項2】 繊維構造体表面に、押出ラミネート法に
    よりポリメチルペンテンフィルムを積層一体化してシー
    ト状積層物を得る請求項1記載の包装体に使用する隔壁
    材料。
  3. 【請求項3】 シート状積層物の酸素透過度が200,
    000cc/m2/24hr/atm以上である請求項
    1記載の包装体に使用する隔壁材料。
  4. 【請求項4】 繊維構造体が、紙,不織布,編物及び織
    物よりなる群から選ばれたものである請求項1記載の包
    装体に使用する隔壁材料。
  5. 【請求項5】 繊維構造体として、エンボス加工された
    紙又はエンボス加工された不織布を用いる請求項4記載
    の包装体に使用する隔壁材料。
  6. 【請求項6】 不織布を構成する繊維が、ポリエステル
    繊維,ポリアミド繊維,ポリプロピレン繊維及びポリエ
    チレン繊維よりなる群から選ばれたものである請求項4
    記載の包装体に使用する隔壁材料。
  7. 【請求項7】 不織布を構成する繊維が、高融点成分を
    芯成分とし、低融点成分を鞘成分とする芯鞘型複合繊維
    である請求項4記載の包装体に使用する隔壁材料。
  8. 【請求項8】 シート状積層物の繊維構造体面に、更に
    通気性熱シール層を積層一体化した1又は2記載の包装
    体に使用する隔壁材料。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132335A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Tokiwa Sangyo:Kk 断面通気用包装材料および脱酸素剤包装体
CN108130802A (zh) * 2017-12-14 2018-06-08 九洲生物技术(苏州)有限公司 用于火腿肠类食品的包装体
JP2018102272A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社北研 展伸性フィルムによるキノコ栽培方法
CN108265564A (zh) * 2017-12-14 2018-07-10 九洲生物技术(苏州)有限公司 水果保鲜纳米纸及其制作方法
JP2020000036A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社北研 展伸性フィルムによるキノコ栽培方法

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