JP2003260826A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2003260826A
JP2003260826A JP2003016938A JP2003016938A JP2003260826A JP 2003260826 A JP2003260826 A JP 2003260826A JP 2003016938 A JP2003016938 A JP 2003016938A JP 2003016938 A JP2003016938 A JP 2003016938A JP 2003260826 A JP2003260826 A JP 2003260826A
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Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
Sunao Murata
すなお 村田
Toshiaki Isobe
俊昭 磯部
Takeshi Miyashita
健 宮下
Shinji Nozawa
真司 野澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの多種多様な要求に応えられる印刷シ
ステムを提供する。 【解決手段】 プリンタ3は、プリンタドライバ9から
の印刷コマンドに基づいてCMYK各色2ビットデプス
の色空間上で高解像度600dpiの描画を行う高速描
画デバイス31と、フルカラー(各色8ビットデプス)
の色空間上で各種解像度600/300/150dpi
の描画を行う高品質描画デバイス33とを有する。高速
描画デバイス31のみを使用するモード、高品質描画デ
バイス33のみを使用するモード、高速描画デバイス3
1と高品質描画デバイス33とを組合せて使用するモー
ドなどが、ユーザの選択で又はプリンタドライバ9によ
る自動選択で選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、コンピュータを利用した
印刷技術、更に詳しくはユーザの多様なニーズに応え得
る印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な印刷システムは、デジタルプリ
ンタと、これと接続されたホストコンピュータとを含
む。ホストコンピュータには、プリンタドライバがイン
ストールされている。プリンタドライバは、印刷対象
(以下、「オブジェクト」という)の印刷をプリンタに
命じる印刷コマンドを生成する。プリンタは、ホストコ
ンピュータから印刷コマンドを受信し、オブジェクトの
画像を紙のような印刷媒体上に形成する。デジタルプリ
ンタの印刷方式は通常、着色剤の小さな点(ドット)を
打つ又は打たないという2値方式である。
【0003】オブジェクトには、テキスト、グラフィッ
クス及び自然イメージなどの複数のタイプがある。この
明細書において、テキストとは、基本的に文字コード
(テキスト)形式のデータで記述された文字または文字
の集合を意味する。グラフィックスとは、いわゆる線画
又は図形画であり、基本的にベクタグラフィックス形式
のデータ(例えば、輪郭パスを定めた関数、輪郭線の太
さ、輪郭内を塗り潰すか否かの指定などを記述したデー
タ)によって記述することができる画像を意味する。自
然イメージとは、典型的には写真であり、実質的に連続
した階調をもっており、ラスタイメージ又はビットマッ
プイメージと呼ばれる形式のデータ(ピクセル毎の濃度
又は階調を示したピクセル値の集合からなるデータ)に
よってのみ表現することができる画像を意味する。
【0004】一般的な印刷システムで文書を印刷する場
合、その文書の源データは最終的に、その文書の頁の各
ピクセルの位置に着色剤のドットを打つか打たないかを
規定した2値形式のラスタイメージに変換される。この
変換には、描画(ラスタライズ又はレンダリングともい
う)や、ハーフトーニング(2値化ともいう)などの処
理が含まれる。ここで、描画とは、テキスト(文字コー
ド)やベクタグラフィックスなどをラスタイメージに変
換する処理である。また、ハーフトーニングとは、多階
調のラスタイメージを、その多階調が疑似的に表現でき
るような2値のラスタイメージに変換する処理である。
【0005】また、一般的な印刷システムは、描画を2
段階の工程で行っている。つまり、まず、1頁を分割し
た各バンド毎に中間コードを作成してメモリに蓄える
(以下、中間コード化という)。ここで、中間コードと
は、個々のオブジェクト(例えば、個々の文字、個々の
図形、個々の写真など)のラスタイメージと、そのサイ
ズや頁内での位置等の情報とのセットをリストしたもの
である。次に、各バンドの中間コードから、そのバンド
の印刷直前に、バンド全体のラスタイメージを完成させ
てメモリに展開する(以下、バンド展開という)。
【0006】上述した描画とハーフトーニングの具体的
な方法、及びそれについてのプリンタドライバとプリン
タの作業分担などは、システム毎に(つまり、プリンタ
の機種毎に)異なる。描画の中間コード化とバンド展開
についても、プリンタドライバとプリンタの作業分担は
プリンタの機種毎に異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】印刷に対するユーザの
要求は多種多様である。例えば、高速印刷を要求すると
きもあるし、高品質印刷を要求するときもある。さらに
は、プリンタのもつ描画デバイスでは描画できないよう
な画像さえも、それをホストコンピュータのディスプレ
イ上で視た通りに忠実に印刷したい(所謂“What You S
ee Is What You Get”略して“WYS/WYG”であ
り、本明細書でも便宜上この用語を使う)という要求も
ある。
【0008】文書に含まれるオブジェクトのタイプによ
ってもユーザの要求は異なる。例えば、テキストやグラ
フィックには輪郭が鮮明になるような印刷が一般に望ま
れる。一方、自然イメージには階調や色彩の豊富さが損
なわれないような印刷が望まれる。更には、異なるオブ
ジェクト同士が重なり合っているとき、その重なりの論
理関係(例えば、and,or,xorなど:以下、ラスターオペ
レーション(ROP)という)も忠実に再現されること
が望まれる。
【0009】しかし、従来の印刷システムは、こうした
多種多様な要求の全てに応え得るものではない。例え
ば、あるレーザプリンタを用いたシステムは、テキスト
やグラフィックを鮮明かつ高速に印刷できるが、イメー
ジを高品質に再現する能力は不十分である。また、ある
インクジェットプリンタを用いたシステムは、イメージ
を高品質に再現する点では優れているが、テキストやグ
ラフィックを印刷すると輪郭がぼやけてしまうし、ま
た、プリンタドライバ側の処理負担が大きいので印刷速
度が遅い。
【0010】従って、本発明の目的は、ユーザの多種多
様な要求に応えられる印刷システムを提供することにあ
る。
【0011】本発明の別の目的は、高速印刷、高品質印
刷、WYS/WYGの各要求に応じて最適な印刷処理を
行うことができる印刷システムを提供することにある。
【0012】本発明のまた別の目的は、文書に含まれる
オブジェクトのタイプや重なり関係に応じて最適な印刷
処理を行うことができる印刷システムを提供することに
ある。
【0013】本発明のさらに別の目的は、プリンタドラ
イバとプリンタとの作業分担を最適化できる印刷システ
ムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に従う印刷システ
ムは、ホスト装置に搭載されたプリンタドライバと、プ
リンタドライバから印刷コマンドを受けて印刷を行うプ
リンタとを備えており、プリンタは、高速な描画が可能
な高速描画デバイスと、高品質な描画が可能な高品質描
画デバイスとを有し、高速描画デバイスと高品質描画デ
バイスを選択的に又は組合せて使用して印刷が行えるも
のである。
【0015】この印刷システムによれば、高速描画デバ
イスを選択することにより、ユーザの高速印刷の要求に
応えられるし、高品質描画デバイスを選択すれば、ユー
ザの高品質印刷の要求に応えられる。
【0016】高品質描画デバイスには、比較的に多い色
数(例えばフルカラー)の色空間上で描画を行うような
ものが採用できる。その場合、高品質描画デバイスを選
択すると、ROPを損なうことなく高品質な印刷結果が
得られる。また、高速描画デバイスには、比較的に少な
い色数(例えばCMYK各色2ビットデプス)の色空間
上で描画を行うものが採用できる。その場合、高速描画
デバイスを選択すると、少ないメモリ消費で高速に印刷
ができ、また、ROPを完全に再現することができない
が、オブジェクトの重なり合いがない画像は問題ない品
質で印刷できる。
【0017】本発明のシステムでは、プリンタドライバ
に、高速描画デバイスと高品質描画デバイスの使用態様
を決定するためのジョブ制御エンジンを設けることがで
きる。そうすると、ホスト装置側で適当なモードを選択
できるようにすることが可能になる。
【0018】例えば、好適な実施形態では、ジョブ制御
エンジンは、ユーザのモード選択に従って、又は自動的
に、高速描画デバイスのみを使用する第1のモードと、
高品質描画デバイスのみを使用する第2のモードと、高
速描画デバイスと高品質描画デバイスの双方を使用する
第3のモードとを選択するようになっている。そして、
第3のモードでは、頁内のオブジェクトの内、他のオブ
ジェクトとの重なり部分をもつオブジェクトはROPが
再現できるよう高品質描画デバイスで描画し、重なり部
分をもたないオブジェクトは高速描画デバイスで描画す
る。
【0019】また、好適な実施形態では、ジョブ制御エ
ンジンが自動的にモードを選択する場合には、次のよう
にしてモードを選択する。
【0020】(1)頁内にオブジェクトの重なり部分が存
在しないときは第1のモードを選択し、(2)頁内にオブ
ジェクトの重なり部分が存在するときは、(2−a)重なり
部分の全てが高速描画デバイスで描画できるなら、第1
のモードを選択し、(2−b)高速描画デバイスでは描画で
きない高品質重なり部分が存在し、しかも、その高品質
重なり部分のいずれかがテキスト又はグラフィックスに
係るものであるなら、第2のモードを選択し、(2−C)高
速描画デバイスでは描画できない高品質重なり部分が存
在し、しかも、その高品質重なり部分の全てが自然イメ
ージに係るものであるなら、第3のモードを選択して、
自然イメージは高品質描画デバイスで描画し、テキスト
やグラフィックスは高速描画デバイスで描画する。
【0021】以上のような自動モード選択を行うと、常
にROPを損なわない良好な印刷結果が得られる。ま
た、その場合、高速描画デバイスはどのモードでも例え
ば600dipのような高解像度で動作し、一方、高品
質描画デバイスは第2のモードでは高解像度で動作し、
第3のモードでは例えば300dpiや150dpiの
ような低解像度で動作することが望ましい。すると、ど
のモードでも、テキストやグラフィックスは常に高解像
度で輪郭が鮮明に描画されることになる他、第3モード
のように2つの描画デバイスを使用する場合でも、メモ
リ消費量が抑制されるので印刷速度が遅すぎてしまうこ
とがない。
【0022】また、好適な実施形態では、プリンタドラ
イバが、中間コードの作成をプリンタに依頼する内容の
ベクタコマンドを印刷コマンドとして出力する第1の描
画モジュールと、中間コードを自ら作成してその中間コ
ードを含んだ中間コマンドを印刷コマンドとして出力す
る第2の描画モジュールとを有しており、第1の描画モ
ジュールと第2の描画モジュールを選択的に使用して印
刷コマンドを作成できるようになっている。それによ
り、例えば、ホスト装置の処理能力が低い場合には、第
1の描画モジュールを使用することにより専らプリンタ
側で描画を行い、一方、ホスト装置の処理能力が高い場
合には、第2の描画モジュールを使用することにより、
プリンタドライバ(ホスト装置)とプリンタとで描画を
分担することができ、それにより印刷速度を高めること
が出来る。
【0023】さらに、好適な実施形態では、プリンタド
ライバが、ホスト装置に搭載されている表示デバイスイ
ンタフェース(例えば、米国マイクロソフト社のWin
dows(登録商標)のGDIなど)から印刷すべき頁
のラスタイメージを受け取り、このラスタイメージを含
んだラスタコマンドを印刷コマンドとして出力する第3
の描画モジュールを有している。そして、プリンタは、
このラスタコマンドを受け取った場合には、そのラスタ
イメージをハーフトーニングして印刷するようになって
いる。これにより、プリンタドライバ及びプリンタがも
つ描画能力の如何に関わらず、WYS/WHGが実現で
きる。
【0024】本発明の印刷システムにおける上述したプ
リンタの機能や、プリンタドライバの機能は、専用ハー
ドウェア回路によっても実施できるが、典型的にはコン
ピュータによって実施される。そのような機能をコンピ
ュータに与えるためのコンピュータプログラムは、各種
のディスク型記憶装置や半導体メモリや通信ネットワー
クなどのプログラムを担持できる媒体を通じてコンピュ
ータにインストールすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かる印刷システムの全体構成を示す。
【0026】ホストコンピュータ1にプリンタ3が接続
される。ホストコンピュータ1には、プリンタドライバ
9がインストールされている。文書の印刷を行うとき、
まず、ホストコンピュータ1のOS(オペレーティング
システム)の表示デバイスインタフェース7が、ホスト
コンピュータ1に蓄積されている源文書データ5を所定
言語の一連の描画コマンドに変換する。表示デバイスイ
ンタフェース7は、例えば米国マイクロソフト社のパー
ソナルコンピュータ用OSであるWindows(登録
商標)では、GDI(graphics device interface)と呼
ばれるプログラムモジュールである。
【0027】GDIのような表示デバイスインタフェー
ス7は、ディスプレイやプリンタなどの各種の表示用デ
バイスのデバイスドライバを呼出すことができ、印刷時
にはプリンタドライバ9を呼出す。表示デバイスインタ
フェース7は、プリンタドライバ9が扱える描画コマン
ドの形式をプリンタドライバ9に問い合せ、プリンタド
ライバ9から回答された形式の描画コマンドを生成して
プリンタドライバ9に渡す。例えば、源文書データ5に
楕円のグラフィックスが含まれていた場合、もしプリン
タドライバ9が楕円を描画する機能をもっていれば、表
示デバイスインタフェース7はその機能を利用するが、
そのような機能がプリンタドライバ9になければ、表示
デバイスインタフェース7は自分自身で楕円のラスタイ
メージを計算してこれをプリンタドライバ9に渡すこと
ができる。
【0028】表示デバイスインタフェース7がプリンタ
ドライバ9の描画機能を利用する場合、その描画機能が
十分でないと、源文書データ5に含まれる全オブジェク
トを完全且つ忠実に再現することができない(つまりW
YS/WYGが実現できない)場合がある。しかし、プ
リンタドライバ9の描画機能を利用せずに、表示デバイ
スインタフェース7が自分自身で文書全体を描画してプ
リンタドライバ9に渡す場合には、確実にWYS/WY
Gが実現できる。
【0029】プリンタドライバ9は、ジョブ制御エンジ
ン11と、複数の描画モジュール13、15、17、1
9とを有する。ジョブ制御エンジン11は、ユーザのモ
ード選択又は自分自身の自動的な選択に従って、複数の
描画モジュール13、15、17、19中のいずれか一
つを呼出す。複数の描画モジュール13、15、17、
19は、具体的には、モノクロ・プリンタページドライ
バ13、カラー・プリンタページドライバ15、ドライ
バページドライバ17、及びイメージダンプドライバ1
9である。これら描画モジュールの名称において、「プ
リンタページ」という用語は、プリンタ3のもつ描画機
能を主に利用して描画を行う動作モードを意味する。ま
た、「ドライバページ」という用語は、プリンタドライ
バ9のもつ描画機能とプリンタ3のもつ描画機能とを共
に利用して描画を行う動作モードを意味する。また、
「イメージダンプ」という用語は、表示デバイスインタ
フェース7が描画を行い、プリンタドライバ9は描画さ
れたラスタイメージをプリンタへ27へ単純に流す(ダ
ンプする)だけで済むような動作モードを意味する。
【0030】各描画モジュール13、15、17、19
の具体的な機能は次の通りである。
【0031】(1)モノクロ・プリンタページドライバ1
3表示デバイスインタフェース7からの描画コマンド
を、プリンタ3がサポートするプリンタ制御言語による
モノクロのフル階調のベクタグラフィックス(テキス
ト、ラスタイメージも含み得る)形式の印刷コマンド
(以下、モノクロ・ベクタコマンドという)21に変換
する。
【0032】(2)カラー・プリンタページドライバ15
表示デバイスインタフェース7からの描画コマンドを、
プリンタ3がサポートするプリンタ制御言語によるRG
Bフルカラーのベクタグラフィックス(テキスト、ラス
タイメージも含み得る)形式の印刷コマンド(以下、カ
ラー・ベクタコマンドという)23に変換する。
【0033】(3)ドライバページドライバ17表示デバ
イスインタフェース7からの描画コマンドを、プリンタ
3がサポートするプリンタ制御言語によるRGBフルカ
ラーの中間コード(各オブジェクトがラスタイメージ化
されたもの)形式の印刷コマンド(以下、カラー・中間
コマンドという)25に変換する。
【0034】(4)イメージダンプドライバ19表示デバ
イスインタフェース7からの描画コマンド(この場合、
表示デバイスインタフェース7が描画を行うので、RG
B又はCMYKフルカラーのラスタイメージ形式になっ
ている)を、プリンタ3がサポートするプリンタ制御言
語によるRGB又はCMYKフルカラーのラスタイメー
ジ形式の印刷コマンド(以下、カラー・ラスタコマンド
という)27に変換する。
【0035】プリンタドライバ9で生成された上記の印
刷コマンド21、23、25、27は、(図示してない
が)表示デバイスインタフェース7を通じてプリンタ3
へ送られる。
【0036】プリンタ3は、プリンタ制御言語部29
と、2種類の描画デバイスつまり高速描画デバイス31
及び高品質描画デバイス33と、2種類のハーフトーニ
ング回路つまりポストハーフトーニング回路45及びフ
ルカラーハーフトーニング回路47とを備える。プリン
タ制御言語部29及び描画デバイス31、33は典型的
にはプログラムモジュールであり、ハーフトーニング回
路45、47は典型的にはハードウェア回路であるが、
必ずしもそうである必要はない。プリンタ3は更に、印
刷媒体上に実際に印刷を行う機械機構である印刷エンジ
ン51を備える。
【0037】プリンタ制御言語部29は、ホストコンピ
ュータ1からの印刷コマンド21、23、25、27を
解釈し、高速描画デバイス31及び高品質描画デバイス
33をいずれか一方を呼出す。
【0038】高速描画デバイス31は、ホストコンピュ
ータ1からのベクタコマンド21、23に基づいて高速
描画を行う。この高速描画では、まず、各バンド毎の中
間コードを生成する段階で、プレハーフトーニングと、
カラー印刷の場合は色変換とを行なう(以下、説明を簡
単にするためカラー印刷の場合のみ説明するが、モノク
ロ印刷の処理はカラー印刷の一つの色成分の処理と等価
である)。プレハーフトーニングでは、ホストコンピュ
ータ1からのベクタコマンド23で表現されているフル
カラー(つまり、RGB各色8ビットデプス)の画像
を、適当なハーフトーニング方法を用いて、例えば各色
2ビットデプスの画像に変換する。これによって取り扱
う画像のデータ量が大幅に減り高速処理が可能となる。
色変換では、RGB表色系の画像値を印刷に適したCM
YK表色系の画像値に変換する。結果として、高速描画
デバイス31は、CMYK各色2ビットデプスの画像が
再現できる中間コードを生成する。この中間コードは一
旦メモリ(図示せず)に蓄積される。
【0039】高速描画デバイス31は、各バンドの中間
コードをメモリに蓄積した後、印刷エンジン51が各バ
ンドを印刷しようとするときに、各バンドの中間コード
を各バンド全体のラスタイメージに展開し、これを例え
ば予測ハフマン符号化のような適当な可逆圧縮法で圧縮
してメモリに蓄積する。メモリ上に展開されたバンドイ
メージもCMYK各色2ビットデプスの画像である。こ
のバンドイメージはポストハーフトーニング回路45に
転送される。ポストハーフトーニング回路45は、CM
YK各色2ビットデプスのラスタイメージから、CMY
K各色のドットを打つか打たないかを表した2値ラスタ
イメージを生成して、これを印刷エンジン51へ送る。
【0040】上述したように高速描画デバイス31は、
中間コード生成やバンドイメージ展開をCMYK各色2
ビットデプスの色空間上で行う。そのため、メモリ消費
量が少なく高速な描画が行える。また、高速描画デバイ
ス31は、色表現のビット数が少ない分、例えば600
dpiのような高解像度の画像を描画するように設計さ
れている。そのため、テキストやグラフィックスを、そ
の輪郭が鮮明になるよう描画することができる。このよ
うな利点がある反面、CMYK各色2ビットデプスの色
空間上でバンドイメージ展開を行う結果、ROP(オブ
ジェクトの重なり合い部分の論理演算)の殆どを再現で
きないという欠点もある。
【0041】一方、高品質描画デバイス33は、フルカ
ラー(つまり、RGB又はCMYKの各色8ビットデプ
ス)の色空間上で中間コード生成やバンドイメージ展開
を行うものである。この高品質描画デバイス33は、フ
ルカラー中間コード化部35、フルカラーバンド展開部
37、フルカラー色変換部39、プレハーフトーニング
・圧縮部41、及びフルカラー圧縮部43を有し、ホス
トコンピュータ1からのモノクロ・ベクタコマンド2
1、カラー・ベクタコマンド23、カラー・中間コマン
ド25、カラー・ラスタコマンド27のいずれをも受け
取ることができる。
【0042】フルカラー中間コード化部35は、ホスト
コンピュータ1からのモノクロ・ベクタコマンド21又
はカラー・ベクタコマンド23に基づいて、フルカラー
つまりRGB各色8ビットデプス(モノクロの場合は1
色8ビットデプス)の画像が再現できる各バンド毎の中
間コードを作成する。この中間コードは一旦メモリに蓄
積される。
【0043】フルカラーバンド展開部37は、フルカラ
ー中間コード化部35からの各バンド毎の中間コード
(又はホストコンピュータ1からのカラー・中間コマン
ド25に含まれている各バンド毎の中間コード)に基づ
いて、印刷エンジン51が各バンドの印刷を行おうとす
るときに、各バンド全体のRGB各色8ビットデプスの
ラスタイメージを作成する。このバンドイメージ展開の
ときに、オブジェクトの重なり部分のROP処理も行わ
れる。
【0044】フルカラー色変換部39は、フルカラーバ
ンド展開部37からのRGB各色8ビットデプスの各バ
ンド毎のラスタイメージ(又はホストコンピュータ1か
らのカラー・ラスタコマンド27に含まれているRGB
各色8ビットデプスの各バンドラスタイメージ)を、C
MYK各色8ビットデプスのバンドラスタイメージに変
換する。
【0045】プレハーフトーニング・圧縮部41は、フ
ルカラー色変換部41からのCMYK各色8ビットデプ
スのバンドラスタイメージ(又はホストコンピュータ1
からのカラー・ラスタコマンドに含まれているCMYK
各色8ビットデプスのバンドラスタイメージ)を、適当
なハーフトーニング法で、CMYK各色2ビットデプス
のバンドラスタイメージに変換し、これを例えば予測ハ
フマン符号化のような適当な可逆圧縮法で圧縮してメモ
リに蓄積する。このバンドラスタイメージは続いてポス
トハーフトーニング回路45に転送される。
【0046】フルカラー圧縮部43は、フルカラー色変
換部41からのCMYK各色8ビットデプスのバンドイ
メージ(又はホストコンピュータ1からのカラー・ラス
タコマンドに含まれているCMYK各色8ビットデプス
のラスタイメージ)を、例えば予測ハフマン符号化のよ
うな適当な可逆圧縮法で圧縮してメモリに蓄積する。こ
のフルカラーのバンドラスタイメージは続いてフルカラ
ーハーフトーニング回路47へ転送される。フルカラー
ハーフトーニング回路47は、CMYK各色8ビットデ
プスのラスタイメージを、適当なハーフトーニング法
で、CMYK各色のドットを打つか打たないかを表した
2値ラスタイメージに変換して、これを印刷エンジン5
1へ送る。この処理で、フルカラーハーフトーニング回
路47は、テキストなグラフィックスの輪郭を美しく鮮
明に印刷できるようにするために、印刷エンジン51の
公称解像度より高い解像度の2値ラスタイメージを生成
する。
【0047】上記のように高品質描画デバイス33は、
中間コード生成やバンドイメージ展開をフルカラー(つ
まりRGB又はCMYKの各色8ビットデプス)の色空
間上で行う。そのため、メモリ消費量が多く処理速度は
遅いが、ROPを完全に再現でき高品質な描画が行え
る。また、高品質描画デバイス33は、例えば600d
pi、300dpi及び150dpiのような複数の解
像度を選択できるように設計されている。その理由は、
テキストやグラフィックスを描画する必要がある場合は
例えば600dpiのような高解像度を選択して、その
輪郭を鮮明に再現するためであり、一方、自然イメージ
のみを描画するときには、例えば300dpi又は15
0dpiのような低解像度を選択することにより、でき
るだけメモリ消費量を減らすためである(自然イメージ
は例えば300dpiでも、600dpiと比較して遜
色が肉眼には殆ど感じられない)。
【0048】後に詳述するように、同じ頁に含まれてい
るテキスト、グラフィックス及び自然イメージの内、テ
キストとグラフィックスは高速描画デバイス31で描画
し、自然イメージだけを高品質描画デバイス33が描画
する場合がある。この場合には、高速描画デバイス31
で描画されたテキストとグラフィックスはポストハーフ
トーニング回路45で2値イメージに変換され、一方、
高品質描画デバイス33で描画された自然イメージはフ
ルカラーハーフトーニング回路47で2値イメージに変
換される。そして、2つのハーフトーニング回路45、
47からの2値イメージがオア回路49で合成されてか
ら印刷エンジン51へ送られる。このように両方の描画
デバイス31、33を用いる場合は、両デバイス31、
33が独立してメモリ空間を消費し、しかも、高速描画
デバイス31側では高解像度のテキスト・グラフィック
ス画像を描画する必要があるため、高品質描画デバイス
33側で低い解像度が選択できることは、全体のメモリ
消費量を抑制し適度に速い印刷速度を確保する為に重要
である。
【0049】図2は、上述した構成の印刷システムにお
いて選択可能な各種の動作モードを説明している。
【0050】ユーザは、プリンタドライバ9が提供する
グラフィックユーザインタフェース画面上で、「速度+
メモリ効率優先」「重ね合せ描画+メモリ効率優先」
「品質優先」「WYS/WYG優先」「自動」の内のい
ずれかのモードを選択することができる。ユーザがモー
ドを選択すると、プリンタドライバ9のジョブ制御エン
ジン11が選択されたモードに応じて図示のような経路
で描画及びハーフトーニング処理が行われるように制御
を行う。以下、各モードの処理を説明する。
【0051】「速度+メモリ効率優先」モードが選ばれ
ると、プリンタドライバ9ではプリンタページドライバ
15が呼び出されてベクタコマンドを作成し、プリンタ
3では高速描画デバイス31が呼び出されてベクタコマ
ンドに基づきCMYK各色2ビットデプスのラスタイメ
ージを作成してポストハーフトーニング回路45へ転送
する。
【0052】従って、「速度+メモリ効率優先」モード
では最小のメモリ消費量で高速に印刷を行うことができ
る。しかし、ROPが殆ど再現できないため、オブジェ
クト間の重なり合いがあると、重なり部分の品質が悪化
する。一方、オブジェクト間の重なり合いがない場合に
は、問題のない品質が得られる。
【0053】「重ね合せ描画+メモリ効率優先」モード
では、ホストコンピュータ1のCPUの処理能力がある
程度以上高い場合は「ホストCPUパワー高」のサブモ
ードを選択することができる。サブモードの選択はユー
ザが行ってもよいし、ホストコンピュータ1のCPUの
種類やメモリ容量などからジョブ制御エンジン11が自
動的に行ってもよい。「ホストCPUパワー高」のサブ
モードが選ばれた場合は、プリンタドライバ9ではドラ
イバページドライバ17が呼出されて中間コマンドを作
成する。つまり、描画の内の中間コードを作成する処理
をホストコンピュータ1が分担するのである。一方、
「ホストCPUパワー高」のサブモードが選ばれない場
合は、プリンタドライバ9ではプリンタページドライバ
15がベクタコマンドを作成する。いずれにしても、プ
リンタ3では、高品質描画デバイス33が呼び出され
て、まずフルカラーのラスタイメージを作成し、これを
プレハーフトーニング・圧縮部41でCMYK各色2ビ
ットデプスのイメージに変換してから、ポストハーフト
ーニング回路45へ転送する。
【0054】従って、「重ね合せ描画+メモリ効率優
先」モードではROPが再現できるため、オブジェクト
間の重なり合いがあってもこれを高品質に印刷すること
ができる。また、CMYK各色2ビットデプスのバンド
イメージをポストハーフトーニング回路45へ転送する
ようにしているので、バンドイメージを蓄積するための
メモリ消費量が少なく、その分だけ「品質優先」モード
よりは高速な印刷が期待できる。さらに、「ホストCP
Uパワー高」のサブモードでは、処理能力の高いホスト
コンピュータ1が描画を分担するため、より高速な印刷
が期待できる。
【0055】「品質優先」モードでも、「ホストCPU
パワー高」のサブモードを選択することができ、このサ
ブモードが選ばれた場合はドライバページドライバ17
が中間コマンドを作成し、選ばれない場合はプリンタペ
ージドライバ15がベクタコマンドを作成する。いずれ
にしても、プリンタ3では、高品質描画デバイス33が
フルカラーのラスタイメージを作成し、これをフルカラ
ーハーフトーニング回路47へ転送する。
【0056】従って、「品質優先」モードではROPが
再現できるため、オブジェクト間の重なり合いがあって
もこれを高品質に印刷することができる。また、フルカ
ラーのバンドラスタイメージをフルカラーハーフトーニ
ング回路47で2値化しているので、一般的に高品質の
画像が得られることが期待できる。さらに、「ホストC
PUパワー高」のサブモードでは、より高速な印刷が期
待できる。
【0057】「WYS/WYG優先」モードが選ばれる
と、ホストコンピュータ1の表示デバイスインタフェー
ス7はフルカラーのラスタイメージを作成し、プリンタ
ドライバ9ではイメージダンプドライバ19がそのフル
カラーのラスタイメージをラスタコマンドにしてプリン
タ3に送る。プリンタ3では、高品質描画デバイス33
がそのフルカラーのラスタイメージをフルカラーハーフ
トーニング回路47へ転送する。
【0058】従って、「WYS/WYG優先」モードで
は、ホストコンピュータ1の表示デバイスインタフェー
ス7が作成したフルカラーのラスタイメージが印刷され
るため、他のモードでは忠実な描画ができない画像でも
忠実な再現が可能であり、WYS/WYGの機能が実現
される。
【0059】「自動」モードが選択された場合は、ジョ
ブ制御エンジン11が「高速」「混合」「高品質」の3
つのサブモードの内の一つを自動的に選択する。図3は
ジョブ制御エンジン11が行う自動モード選択処理の流
れを示しており、図4は各サブモードを説明している。
【0060】図3に示すように、ジョブ制御エンジン1
1は、印刷すべき文書の各頁の画像データを解析して
(ステップS1)、まずオブジェクト同士の重なり合い
があるかどうかを調べる(S2)。1頁内にオブジェク
ト同士の重なり合いが全くなければ、「高速」モードを
選択する(S5)。
【0061】1頁内にオブジェクト同士の重なり合いが
1箇所でもあれば、次にその重なり部分がプリンタ3の
高速描画デバイス31で忠実に再生できるものであるか
否かを調べる(S3)。具体的には、重なり部分のRO
Pと構成色に基づいて例えば次のように判断する。
【0062】a)ROPが無条件に重ね合わせ可能な種
類(例えば、一方のオブジェクトが他方のオブジェクト
を完全に覆っていて一方のオブジェクトしか現れない場
合、重なり部分が完全な白抜きである等)であれば、高
速描画デバイス31で忠実再生が可能と判断する。
【0063】b)重なり合う2つのオブジェクトの構成
色が両方ともソリッドカラー(RGB又はCMYKの各
色成分値がゼロ又は最大値である色)である場合、上記
a)以外の所定種類のROPも高速描画デバイス31で
忠実再生が可能と判断する。
【0064】c)同じ絵を2回描いた時のみ正常に描け
るような所定種類のROPも、高速描画デバイス31で
忠実再生が可能と判断する。
【0065】d)画像が2値の場合のみ正常に描けるよ
うな所定種類のROPも、高速描画デバイス31で忠実
再生が可能と判断する。
【0066】以上の判断の結果、全ての重なり部分のR
OPが高速描画デバイス31で描画できるなら、「高
速」モードを選択する(S5)。
【0067】「高速」モードでは、図4に示すように、
図2に示した「高速+メモリ効率優先」モードと同様
に、頁全体がプリンタページドライバ15、高速描画デ
バイス31、ポストハーフトーニング回路45の経路で
印刷される。この場合、頁内にオブジェクト同士の重な
り合いがない、又は重なり合いがあっても高速描画デバ
イス31で描画できるものであるため、品質の良い印刷
結果が得られる。しかも、高速である。
【0068】再び図3を参照して、ステップS3の結
果、高速描画デバイス31では描画できない重なり部分
が一箇所でもある場合には、その重なり部分は高品質描
画デバイス33でなければ描画できないことを意味す
る。その場合次に、その高品質描画デバイス33でない
と描画できない重なり部分のオブジェクトが自然イメー
ジのみであるか否かをチェックする(S4)。もし、そ
のオブジェクトが自然イメージのみであるならば、「混
合」モードを選択する(S6)。
【0069】「混合」モードでは、図4に示すように、
頁内のテキストとグラフィックスは、プリンタページド
ライバ15、高速描画デバイス31、ポストハーフトー
ニング回路45の経路で描画及び2値化される。また、
自然イメージはプリンタページドライバ15、高品質描
画デバイス33、フルカラーハーフトーニング回路47
の経路で描画及び2値化される。そして、テキスト及び
グラフィックスの2値化ラスタイメージと自然イメージ
の2値化ラスタイメージとはオア回路49で合成され
る。尚、前述したように、このモードでは、高品質描画
デバイス33は例えば300dpiや150dpiのよ
うな低解像度で動作する。
【0070】この「混合」モードでは、自然イメージだ
けが高速描画デバイス31では描画できない重なり部分
を持っており、テキストやグラフィックスはそのような
重なり部分はもっていない。そして、自然イメージだけ
が高品質描画デバイス33で描画され、テキストやグラ
フィックスは高速描画デバイス31で描画される。従っ
て、自然イメージはROPを損なうことなく高品質に印
刷され、テキストやグラフィックスも輪郭が鮮明に高品
質に印刷される。また、高品質描画デバイス33は低解
像度で動作するので、全体のメモリ消費量が抑制され、
遅すぎない印刷速度が確保される。更に、このモードで
は、テキスト及びグラフィックスと自然イメージとの処
理経路が別であるため、テキスト及びグラフィックスの
処理経路(例えばポストハーフトーニング回路45)に
て輪郭線の平滑化処理を行うことができ、それによりテ
キスト及びグラフィックスの品質が一層向上する。
【0071】再び図3を参照して、ステップS4の結
果、高品質描画デバイス33でないと描画できない重な
り部分のオブジェクトがグラフィックやテキストを含む
場合は、「高品質」モードを選択する(S7)。
【0072】「高品質」モードでは、図4に示すよう
に、図2に示した「品質優先」モードと同様に、頁全体
がプリンタページドライバ15、高品質描画デバイス3
3、フルカラーハーフトーニング回路47の経路で印刷
される。尚、このモードでは高品質描画デバイス33
は、高速描画デバイス31と同様に例えば600dpi
のような高解像で動作する。
【0073】「高品質」モードでは、全て高品質描画デ
バイス33で描画するので、ROPを損なわない高品質
の印刷結果が得られる。しかも、600dpiのような
高解像で描画するので、テキストやグラフィックスも輪
郭が鮮明に印刷できる。但し、「高品質」モードを行う
ためには十分大きいメモリが必要である。
【0074】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上に説明した具体的な構成や動作以外の他の種々
の形態によっても、その要旨を逸脱することなく実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる印刷システムの全
体構成を示すブロック図。
【図2】同印刷システムで選択可能な各種の動作モード
を説明したブロック図。
【図3】モード自動選択処理のフローチャート。
【図4】自動モードにおける各種のサブモードを説明し
たブロック図。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 プリンタ 9 プリンタドライバ 31 高速描画デバイス 33 低速描画デバイス 45 ポストハーフトーニング回路 47 フルカラーハーフトーニング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 俊昭 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 宮下 健 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 野澤 真司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AR01 HM01 HM03 HN05 HN20 2C187 AF03 AF06 AF07 BF09 BF10 BG05 BG06 DD03 DD09 FC06 GA05 GB07 JA07 5B021 AA01 LG07 LG08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置に搭載されたプリンタドライ
    バと、前記プリンタドライバから印刷コマンドを受けて
    印刷を行うプリンタとを備えた印刷システムにおいて、 前記プリンタが、高速な描画が可能な高速描画デバイス
    と、高品質な描画が可能な高品質描画デバイスとを有
    し、前記高速描画デバイスと前記高品質描画デバイスを
    選択的に又は組合せて使用して印刷が行える印刷システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記高品質描画デバイスは比較的に多い色数の色空間上
    で描画を行い、前記高速描画デバイスは比較的に少ない
    色数の色空間上で描画を行う印刷システム。
JP2003016938A 2003-01-27 2003-01-27 印刷システム Withdrawn JP2003260826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260468A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009260468A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

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