JP2003260237A - 遊技機 - Google Patents
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- JP2003260237A JP2003260237A JP2002067092A JP2002067092A JP2003260237A JP 2003260237 A JP2003260237 A JP 2003260237A JP 2002067092 A JP2002067092 A JP 2002067092A JP 2002067092 A JP2002067092 A JP 2002067092A JP 2003260237 A JP2003260237 A JP 2003260237A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】別個独立に他の機能部品と取着関係にあった機
能部品を共通した機能に基づいてまとめて取り扱えるよ
うにした遊技機を提供すること。 【解決手段】機能毎に分割された複数のパネルを組み立
てて一体化するようにしたパチンコ遊技機であって、扉
枠5を構成する扉枠本体15の裏面の所定位置にLED
基板用フレーム16を着脱可能に固定する。LED基板
用フレーム16にはそれ自身にLED基板L1〜L3が
着脱可能に取着されている。これによってパチンコ遊技
機を回収した際にLED基板L1〜L3というリサイク
ル可能な機能部品の回収をLED基板用フレーム16を
取り外すことで容易に行うことができる。
能部品を共通した機能に基づいてまとめて取り扱えるよ
うにした遊技機を提供すること。 【解決手段】機能毎に分割された複数のパネルを組み立
てて一体化するようにしたパチンコ遊技機であって、扉
枠5を構成する扉枠本体15の裏面の所定位置にLED
基板用フレーム16を着脱可能に固定する。LED基板
用フレーム16にはそれ自身にLED基板L1〜L3が
着脱可能に取着されている。これによってパチンコ遊技
機を回収した際にLED基板L1〜L3というリサイク
ル可能な機能部品の回収をLED基板用フレーム16を
取り外すことで容易に行うことができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
スロットマシン等のように個別の機能を備えた複数のパ
ネル体を組み立てて一体化し遊技者に所定の遊技を提供
するようにした遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技機として従来から親しまれているパ
チンコ遊技機やスロットマシン等は異なる複数のパネル
体を組み合わせて製造するようになっている。例えばパ
チンコ遊技機に必要とされるパネル体としては具体的に
扉枠、遊技盤、遊技機本体、機構盤等が挙げられる。要
はこれら遊技機では各パネル体毎に機能を分担させこれ
らを組み合わせることで結果的に遊技機として機能し得
るようにしているわけである。これらパネル体は一般に
外枠をベースとして前後方向に重ね合わせながら組み立
てられ一体化される。ここに各パネル体自体も複数の機
能部品を組み合わせて構成されている。そして、機能部
品の組み合わせによってパネル体として所定の機能を奏
するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この場合一枚のパネル
体を構成する各機能部品は格別他の機能部品と関連付け
て配置されるわけではない。機能部品はそれぞれ別個に
他の機能部品と取着関係とされている。しかし、共通す
る機能を持った機能部品であれば別個に取り付けるより
もまとめて取り扱う方が有利な場合がある。共通する機
能とは例えば材質が同じであったり同じ機能を備えてい
ることからリサイクルが可能な機能部品である場合、逆
にリサイクルが不可能で廃棄しなければならない機能部
品である場合等が挙げられる。本発明は、このような従
来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであ
る。その目的とするところは、別個独立に他の機能部品
と取着関係にあった機能部品を共通した機能に基づいて
まとめて取り扱えるようにした遊技機を提供することに
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数の機能部品を組
み合わせて一枚のパネル体を構成し、複数の同パネル体
を組み立てて一体化するようにした遊技機において、前
記パネル体を構成する機能部品のうち共通する機能の複
数の部品群を機能部品の一部としてのユニット化ベース
に対して取着してユニット体を構成するとともに、同ユ
ニット体を1単位とし同ユニット体毎に他の同機能部品
に対して取着させるようにしたことをその要旨とする。 【0005】請求項1の発明のような構成では、共通す
る機能の複数の部品群が集約されたユニット体は他の同
機能部品に対して取着させられるため共通する機能の複
数の部品群はそれら部品群ごとにまとめて扱うことが可
能となる。 【0006】 【発明の効果】 請求項1に記載の発明では、共通する
機能の複数の部品群が集約されたユニット体は他の同機
能部品に対して取着させられるため共通する機能の複数
の部品群はそれら部品群ごとにまとめて扱うことが可能
となる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機に
応用した実施の形態について図面に基づいて説明する。
まず、各実施の形態に共通する構成について説明し、次
いで各実施の形態の固有の構成及び作用効果について説
明する。尚、以下の説明においては前面、前方或いは表
面側とは遊技者が正対する側をいい、後面、後方或いは
裏面側とはそれら正対する側の反対側をいう。また、特
記なき限り左右とは前面からみた左右方向をいう。 【0008】まず、図1及び図2に基づいてパチンコ遊
技機の構成の概略を説明する。図2に示すように、パチ
ンコ遊技機では遊技機本体1を中心としてその他のパネ
ル状の構成部材がその前後方向に積層状に配置されてい
る。パチンコ機本体1の上半身に形成された遊技盤取り
付けスペース2には遊技盤3が嵌合されている。遊技盤
3の前方位置には扉枠5が配設されている。扉枠5は機
能部品としてのプラスチックの扉枠本体15と扉枠本体
15の裏面に配設された機能部品としての補強用フレー
ム4、補強用フレーム4に支持された機能部品としての
ガラス窓G、扉枠本体15と補強用フレーム4とに挟持
された機能部品(又はユニット化ベース)としてのLE
D基板用フレーム16及び同LED基板用フレーム16
に装着された第1〜第3のLED基板L1〜L3、扉枠
本体15の下部位置に装着された機能部品としての上受
け皿6等から構成されている。扉枠5に関しては詳しく
後述する。パチンコ機本体1において遊技盤3の下方位
置にはカバープレート7が配設されている。カバープレ
ート7はパチンコ機本体1に対して固着されている。カ
バープレート7の裏面にはパチンコ球発射機構8が配設
されている。カバープレート7には前方に突出形成した
下受け皿9が形成されている。下受け皿14の右側方に
はパチンコ球発射機構8に連動する操作ハンドル10が
取付けられている。遊技盤3の後方位置にはこれらを背
面から覆うように機構盤11が配設されている。機構盤
11の下方には取り付けベース12が配設されている。
取り付けベース12は機構盤11とは別体に構成された
パチンコ機本体1に装着される部材であって、各種基板
が搭載されている。これら各パネルは主となるパチンコ
機本体1を介して額縁状に枠組みされた四角形の木製外
枠13に装着されている。パチンコ機本体1は木製外枠
13に対して着脱可能に嵌合されている。 【0009】次にこのように構成されるパチンコ遊技機
における扉枠5において扉枠本体15、LED基板用フ
レーム16及び補強フレーム4の構成を中心に説明す
る。(実施の形態1)まず扉枠本体15の構成について
説明する。図1に示すように、プラスチック製の扉枠本
体15は中央にガラス窓G用の略円形の大開口部21が
形成された略長方形板体とされている。大開口部21の
前面側中央上部位置には正面形状略台形の第1の電飾パ
ネル23が配設されている。第1の電飾パネル23の左
右から大開口部21の周縁に沿って第2の電飾パネル2
4,25が配設されている。両第2の電飾パネル24,
25は互いに対称な弧状部材であって、第1の電飾パネ
ル23とともに大開口部21を包囲している。第1の電
飾パネル23の左右側方には三角形状の一対の第3の電
飾パネル部26,27が配設されている。両第2の電飾
パネル24,25の下端には同両第2の電飾パネル2
4,25と連続する透明パネル30が配設されている。
これら各パネル23〜27,30は機能部品を構成す
る。図9及び図10に示すように、扉枠本体15の前記
各電飾パネル23〜27の配置位置には複数の円形形状
の透孔31が形成されており、後述するLEDが同透孔
31から前方に露出するようになっている。また、透明
パネル30位置においては方形の大型透孔32が形成さ
れており、透明パネル30を通して遊技部としての遊技
面に貼付された検閲シール等が目視できるようになって
いる。図1、図2及び図9に示すように、大開口部21
の前面側中央下部位置には上受け皿6が形成されてい
る。上受け皿6と大開口部21の間には球貸し用の操作
ボタン33とカードの残量を7セグスタイルで表示する
表示パネル34が配設されている。これら操作ボタン3
3や表示パネル34は機能部品を構成する。 【0010】図10〜図13に示すように、扉枠本体1
5の裏面側においてその全周縁には後方に突出した補強
用の第1のリブ40が形成されている。第1のリブ40
は扉枠5の外形形状に対応して全体として略長方形の枠
状に形成されている。大開口部21の周縁には後方に突
出した補強用の第2のリブ41が形成されている。第2
のリブ41は大開口部21の外形形状に対応して全体と
してリング状に形成されている。大開口部21の下部位
置は上受け皿配置部42とされている。上受け皿配置部
42の前面には前記上受け皿6が配設されるようになっ
ている。上受け皿配置部42には前記操作ボタン33、
表示パネル34、上受け皿6等を装着するための各種透
孔47が形成されている。扉枠本体15の裏面側には補
強フレーム4を固定するために散点的に図示しないビス
止め用のビス孔52が盤面上に散点的に形成されてい
る。図10及び図11に示すように、大型透孔32近傍
の上部位置にはLED基板用フレーム16を下方から支
持するL字状の支持突起49が形成されている。 【0011】図10に示すように扉枠本体15の上部左
右端寄りには同扉枠5の表裏に連通する略長方形形状の
透孔51が形成されており、同透孔51に面する扉枠5
裏面位置には取り付けフレーム用固定レバー(以下、単
にレバーと略す)53,55が扉枠5との一体成形によ
って形成されている。図14(a)〜同(c)に示すよ
うに、略長方形形状の透孔51の短辺位置を基部57と
して両レバー53,55は上方に向かって扉枠5の裏面
に対して水平となるように片持ちに延出されている。両
レバー53,55は直線形状とされ、片方の側面には係
合部としての押さえ部58が形成されている。押さえ部
58は各レバー53,55の側面長手方向に沿って延出
されており、その後面にはテーパ状の案内面59が形成
されている。各レバー53,55の先端には後方に向か
って突起した掛止片60が形成されている。両53,5
5は案内面59を押圧したり作業者が掛止片60に指を
掛けて操作することで基部57を中心に図14(a)の
矢印で示すように揺動可能とされている。 【0012】扉枠本体15の第1のリブ40及び第2の
リブ41に包囲された裏面側内部領域15aにはポリカ
ーボネート製の透明なLED基板用フレーム16が装着
されるようになっている。図4及び図5に示すように、
LED基板用フレーム16の外周縁には後方に突出した
補強用の外周リブ63が形成されている。外周リブ63
は第1〜第3のLED基板L1〜L3の外周形状に略一
致する形状とされている。LED基板用フレーム16の
内周縁には後方に突出した補強用の内周リブ64が形成
されている。内周リブ64は隣接する大開口部21の周
縁に形成された第2のリブ41と略一致した湾曲形状と
されている。外周リブ63と内周リブ64とは縦横及び
斜めに交差状に配設された複数の板状の連結リブ65に
よって連結されている。連結リブ65は第1〜第3のL
ED基板L1〜L3をこのLED基板用フレーム16に
取り付けた際に同LED基板L1〜L3が当接する前面
板となる。図5に示すように、内周リブ64の内周面下
端寄りにはシール74が貼付されている。シール74に
はLED基板用フレーム16に装着されたLED基板L
1〜L3の廃棄時期(つまりいつまで使用できるかのデ
ータ)が記載されており、パチンコ遊技機を回収した際
に再度LED基板L1〜L3を他のパチンコ遊技機に搭
載してもよいかどうかの指標となる。図5、図15
(a)〜同(c)、図16及び図17に示すように、内
周リブ64には外方に突出形成されたLED基板用固定
レバー(以下、単にレバーと略す)66〜71がLED
基板用フレーム16(内周リブ64)との一体成形によ
って形成されている。図15(a)〜同(c)に示すよ
うに、各レバー66〜71は基部72から内周リブ64
の周方向に沿って片持ちに延出されている。各レバー6
6〜71は内周リブ64に沿った湾曲形状とされ、外方
を向いた側面には係合部としての押さえ部73が形成さ
れている。押さえ部73は各レバー66〜71の側面長
手方向に沿って延出されており、その後面にはテーパ状
の案内面75が形成されている。各レバー66〜71の
先端には内周リブ64の周方向に延設された掛止片76
が形成されている。各レバー66〜71は案内面75を
押圧したり作業者が掛止片76に指を掛けて操作するこ
とで基部72を中心に図15(a)の矢印で示すように
揺動可能とされている。本実施の形態1では基本的な形
状はいずれのレバー66〜71も同様であって、図4に
おいて後述するように取り外しの際に左手で操作するレ
バー66,69,70の一群が同方向(同図において先
端が時計回り)を向いており右手で操作する他の一群で
あるレバー67,68,71はこれらと鏡像のように
(同図において先端が反時計回り)対称形状とされてい
る。 【0013】図4、図5、図16(a)及び同(b)に
示すように、LED基板用フレーム16の裏面の外周リ
ブ63又は連結リブ65の所定位置には係合爪77a,
77bがLED基板用フレーム16との一体成形によっ
て形成されている。外周リブ63に形成された係合爪7
7aは連結リブ65と平行に突出形成され、連結リブ6
5に形成された係合爪77bは連結リブ65から後方に
向かって突設されその先端が鉤状に屈曲されている。図
4及び図5に示すように、外周リブ63の上部より左右
位置には切り欠き部78が形成されている。切り欠き部
78においては連結リブ65が露出されている。この露
出された左右の(図4において)連結リブ65位置をそ
れぞれ第1及び第2の係合縁P1,P2とする。図4に
おいてLED基板用フレーム16の第2のリブ41の左
右位置をそれぞれ左右装着部16a,16bとし、第2
のリブ41の上部位置を上部装着部16cとする。 【0014】図12に示すように、LED基板用フレー
ム16の裏面の左右及び上部装着部16a,16b,1
6cには3枚の薄板状の第1〜第3のLED基板L1〜
L3が装着されるようになっている。図7及び図8に示
すように、各LED基板L1〜L3は基板表面Laに発
光部としての複数のLEDが配設され、基板表面Laか
らはケーブルCbが延出されている。各LED基板L1
〜L3には上記レバー66〜71と対応する位置に切り
欠き81が形成されている。図7において第1のLED
基板L1は大開口部21の上部装着部5cに、第2のL
ED基板L2は左装着部5aに、第3のLED基板L3
は右装着部5bにそれぞれ装着される。各LED基板L
1〜L3は上記レバー66〜71及び係合爪77a,7
7bによってそれぞれの装着位置において固定される。
詳しい装着作用については後述する。 【0015】次に補強フレーム4の構成について説明す
る。図3、図6及び図13に示すように、補強フレーム
4は扉枠本体15の裏面側左右縁部を補強する左右の縦
フレーム4a,4bと、左右縦フレーム4a,4bを連
結する連結フレーム4c及び上受け皿6の裏面位置を補
強する下部補強プレート4dとより構成され全体として
略方形の骨格とされている。連結フレーム4cと左右の
縦フレーム4a,4bとのなす角部には補強フレーム4
自体の補強用の火打ちプレート84が形成されている。
左右縦フレーム4a,4bにはそれぞれ後方に突出する
案内レール85が形成されている。下部補強プレート4
dの上部寄りには後方に突出する支持レール86が形成
されている。ガラス窓Gは案内レール86に案内された
状態で支持レール86によって補強フレーム4に支持さ
れるようになっている。従って、ガラス窓Gは扉枠本体
15の大開口部21よりも若干奥まった位置に配設され
ることとなる。ガラス窓Gは更に後方の遊技盤3の遊技
面との間隔も考慮されて配置される。補強フレーム4は
図示しないビスによって扉枠本体15に対して上部位置
でLED基板用フレーム16を挟んだ状態で固定され、
下部位置で図18に示すように上受け皿配置部42に対
して固定される。図13及び図19に示すように補強フ
レーム4を装着した状態において補強フレーム4はLE
D基板用フレーム16の内周リブ64及びレバー66〜
71に当接する。 【0016】次に、LED基板用フレーム16の扉枠本
体15への装着作業について説明する。まず、第1〜第
3のLED基板L1〜L3のLED基板用フレーム16
の裏面の各装着部16a〜16cへの装着作業について
説明する。基本的にLED基板L1〜L3とレバー66
〜71の係合作用についてはいずれの基板L1〜L3に
おいても変わりはないため代表として第2のLED基板
L2と係合するレバー68,69による係合作用に基づ
いて説明する。作業者はまず第2のLED基板L2を保
持し、左装着部16aに同基板L2を配設させる。図2
0(a)〜(b)及び図21(a)に示すように係合爪
77a、77bの隙間に同基板L2の側端を斜めに挿入
させていく。次いで、図20(c)及び図21(b)に
示すように同基板L2をLED基板用フレーム16方向
に押圧する。すると、同基板L2の切り欠き81の縁部
分はテーパ状に形成された案内面75を押圧することと
なるため押さえ部73に図20(c)において右方にレ
バー68,69を撓ませる押圧する力が生じレバー6
8,69は基部72を中心に撓む。そしてレバー68,
69が撓むことで同基板L2の通過が許容される。同基
板L2がレバー68,69の前方を通過することで図2
0(d)及び図21(c)に示すようにレバー68,6
9は原位置に復帰する。この状態で同基板L2は係合爪
77a、77b及び押さえ部58によって連結リブ65
に対してその表面が押しつけられるとともに、下方から
外周リブ63によって支えられる(下方へのズレ落ちが
防止される)こととなる。このような作業によって第2
のLED基板L2を配設した後、第2のLED基板L2
とは鏡像位置となる第3のLED基板L3を上記と同様
の作業によって右装着部16bに配設させる。そして、
最後に第1のLED基板L1を同様の作業によって上部
装着部16cに配設させる。第1〜第3のLED基板L
1〜L3は連結リブ65に当接した状態でLED基板用
フレーム16の外周の外周リブ63及び内周リブ64か
ら後方にはみ出ることはない。つまり第1〜第3のLE
D基板L1〜L3は装着状態においてLED基板用フレ
ーム16の外郭及び前後方向にはみ出ることなくきちん
と納まるようになっている。このLED基板L1〜L3
のLED基板用フレーム16への装着作業はパチンコ遊
技機組立ライン工程とは別のラインにて前もって行って
おくことが可能である。 【0017】次いでこのように第1〜第3のLED基板
L1〜L3を装着した状態のLED基板用フレーム16
を扉枠本体15に装着する。作業者は図24に示すよう
に扉枠本体15裏面を上側に向けた状態で寝かせ、真上
から扉枠本体15上にLED基板用フレーム16を降下
させる。ここに、LED基板用フレーム16の外周リブ
63及び内周リブ64によって形成される外郭は扉枠本
体15の全周縁に形成された第1及び第2のリブ40,
41によって形成される内部領域15aと略同一外形
(若干小さい)とされている。そのため、LED基板用
フレーム16の外郭がちょうど内部領域15a内にぴっ
たりと納まるように垂直に降下させる必要がある。LE
D基板用フレーム16が内部領域15a内に納まると同
時に第1及び第2の係合縁P1,P2がレバー53,5
5の押さえ部58(の案内面59)に当接することとな
る(図22(a)(b)及び図23(b)の状態)。こ
の段階で作業者はLED基板用フレーム16を上方から
下方に向かって押圧する。すると、図22(b)及び図
23(c)に示すようにLED基板用フレーム16の第
1及び第2の係合縁P1,P2はテーパ状に形成された
案内面59を押圧することとなるためレバー53,55
は基部57を中心に撓む。そしてレバー53,55が撓
むことでLED基板用フレーム16の通過が許容され
る。LED基板用フレーム16がレバー53,55の前
方を通過することで図22(c)及び図23(c)に示
すようにレバー53,55は原位置に復帰する。この状
態でLED基板用フレーム16は扉枠本体15の裏面に
対して固定されることとなる。このように扉枠本体15
の裏面に対してLED基板用フレーム16を固定した状
態で扉枠本体15との間にLED基板用フレーム16を
サンドイッチするように補強フレーム4を装着する。補
強フレーム4は前記ビス止め用のビス孔52に対して図
示しないビスによって固定された状態で例えば図19に
示すように間にLED基板用フレーム16を押圧するこ
ととなる。 【0018】このように構成することで本実施の形態1
では次のような効果を奏する。 (1)前もってLED基板用フレーム16にLED基板
L1〜L3を装着しておけば単にLED基板用フレーム
16を扉枠本体15に対して上方(扉枠本体15の後
方)から押圧するだけで(いわゆるワンタッチで)同フ
レーム16はレバー53,55によって押さえ込まれて
固定できることとなる。そのため製造ラインにおけるL
ED基板L1〜L3の取り付け作業が簡略化でき作業効
率が向上する。 (2)ここにLED基板L1〜L3は一度の使用のみで
廃棄するのではなくパチンコ遊技機を回収した後に改め
て異なるパチンコ遊技機に搭載可能である。すなわちこ
れら複数のLED基板L1〜L3はリサイクル可能であ
るという機能の観点から見た場合共通性を有する。これ
らはまた、リサイクルしない場合であってもこのように
ケーブルを有するプラスチック部材として分別廃棄が可
能という機能の観点から見た場合にも共通性を有する。
パチンコ遊技機を回収してLED基板L1〜L3をリサ
イクルする場合、あるいは逆にリサイクル回数が限界と
なって廃棄する場合等には取り外しをしなければならな
い。その際にこれらLED基板L1〜L3はLED基板
用フレーム16にまとめて装着されているため扉枠本体
15から一つずつ外していくという面倒さが解消され
る。特に各種部品が集合的に配置されている扉枠本体1
5に直接LED基板L1〜L3が装着されているとする
とそれらの取り外しは時間のかかるものとなってしまう
ところ、このようにLED基板用フレーム16に装着さ
れていることで同フレーム16をまず扉枠本体15から
取り外してからLED基板L1〜L3を取り外していく
ことができ作業効率が極めて向上する。 (3)LED基板用フレーム16はリサイクルや廃棄と
いう点で共通性を有するLED基板L1〜L3をまとめ
て搭載できるとともに、自身も回収してリサイクルする
ことが可能である。特に透明であるためLED基板用フ
レーム16は顔料によって所望の色の部材に成形できる
ためリサイクルに好ましいプラスチックという機能の点
で優れている。 (4)扉枠本体15と補強フレーム4の間にLED基板
用フレーム16を挟み込むことで扉枠5全体としての剛
性が向上するため、従来の強度保持を補強フレーム4の
みに頼る場合に比べてより強度がアップすることとな
る。 (5)リサイクルの限界はシール74の使用日限をチェ
ックすることでそれが可能であるため、LED基板用フ
レーム16を取り外した段階でシール74を見て再度リ
サイクルする場合と廃棄する場合に区別して分別するこ
とが容易となる。 (6)LED基板用フレーム16の連結リブ65は透明
であるためLED基板L1〜L3のLEDがちょうど連
結リブ65位置に配置されたとしてもLED光が邪魔さ
れることがない。そのためLED基板L1〜L3をLE
D基板用フレーム16に搭載させたとしてもLED光を
扉枠本体15の透孔31から前面側に照明させることが
可能となっている。 (7)上記補強フレーム4は装着状態においてちょうど
LED基板用フレーム16のレバー53,55に当接す
る。また、第2のリブ41にも当接する。つまりレバー
53,55と第2のリブ41を介してLED基板用フレ
ーム16を背後から押圧することとなる。従って。レバ
ー53,55がぐらつくおそれがなくなり、LED基板
L1〜L3がしっかりと保持されるとともにLED基板
用フレーム16もしっかりと押さえこまれることとな
る。 (8)上記LED基板用フレーム16は内部領域15a
において第1及び第2のリブ40,41(ずれ防止手段
あるいは位置決め手段)に包囲されて上下左右のずれが
防止されている。つまり、レバー53,55に対する第
1及び第2の係合縁P1,P2の位置が決めやすくなっ
ているため、補強フレーム4の装着作業が効率化する。 【0019】(9)LED基板用フレーム16は後方に
突起しないいわゆる横爪式のレバー53,55で固定す
るとともにこれに装着されるLED基板L1〜L3も横
爪式のレバー66〜71にて保持するようになってい
る。そのため扉枠5とその背後の遊技盤3との限られた
スペースであってもこれらレバー53,55,66〜7
1を配置することが可能となっている。 (10)上記実施の形態ではレバー53,55はLED
基板用フレーム16の上部2箇所を固定するようになっ
ており同フレーム16を取り外す際に作業者はちょうど
両手を使用して同フレーム16との係合状態を強制的に
解除させながら同フレーム16を取り外すという作業が
可能となっており、同フレーム16の取り外し作業が一
人の作業者によって容易にできるため作業効率が向上す
る。 (11)レバー53,55はスペースのゆとりがあれば
遠く離間した位置からでも非常に長スパンで片持ちに延
出させることが可能である。従って十分しなりやすく設
計することが可能であって、レバー53,55が折れた
り白化したりしにくくなる。 (12)上記実施の形態のような扉枠本体15の裏面に
沿ったレバー53,55ではなく例えば図32に示すよ
うな縦方向の(いわゆる縦爪式)レバー112での固定
も考えられる。しかし、 a)このような縦方向のレバー112は長い方がしなり
やすくまた、折れにくいものであるが扉枠後方(裏面)
には補強フレーム4、更に遊技盤3が配置されこれらの
パネル体との距離は大きくは取れない。つまり、レバー
112を長く形成できるだけのスペース的な余裕がな
い。そのため、しなりにくい又折れやすい短いレバー1
12とせざるを得ない場合がありそのためレバー112
の白化や破損のおそれがある。 b)縦方向のレバー112では補強フレームの縁部に対
して「点」で保持しなければならない。つまり、係合爪
を幅広にしてLED基板用フレームの縁部の縁部に沿っ
て「線」状に保持する場合にはレバーの剛性が増してし
なりにくくなってしまうからである。さらに、このよう
な幅広にした場合では装着持のレバー112を押し広げ
る際の負荷が補強フレームに大きくかかることとなって
しまいLED基板用フレームの縁部が変形することとな
って好ましくない。そのため、係合爪の数を増やすこと
で「点」での保持にもかかわらずしっかりと保持させよ
うとするのは装着作業はともかく取り外し作業において
面倒となる。 c)また、縦方向のレバー112ではこのような幅広に
しにくいため複雑な形状の縁部を備えたLED基板用フ
レームの縁部に対してその形状に沿うような係合爪形状
に成形することは求めるべくもなく、この場合にも係合
爪の数を増やすことで対応するしかなかった。本実施の
形態ではレバー53,55をLED基板用フレーム16
に沿って延出するようにしているためこのような課題を
解決することが可能となっている。 (13)レバー53,55には横方向に長い(つまり幅
広の)押さえ部58が形成されており、LED基板用フ
レーム16はこのような押さえ部58によって「点」状
ではなく縁に沿った「線」状に押さえ付けられている。
そのためLED基板用フレーム16は2箇所のレバー5
3,55を有するにすぎないものの、しっかりと固定さ
せることが可能となっている。一方、上記図32に示す
ような縦方向のレバー112では上記のように「線」状
に押さえ付けることは困難であり、例えば本実施の形態
に縦方向のレバー112を応用したとすれば同様の保持
力を期待するのであれば更に多くのレバーを配設しなけ
ればならず作業効率が悪く構成も複雑化することとな
る。 (14)扉枠本体15に形成されたレバー53,55は
これらの配設位置に一緒に形成された透孔51を通して
扉枠本体15の前方から目視可能であるところ透孔51
は前方から電飾パネル23〜27によって覆われてしま
うため遊技者側から目視されるという不具合が生じるこ
とがない。 (15)図13に示すように補強フレーム自体も扉枠本
体15の第1のリブ40に包囲されて横ズレが防止され
ている。すなわち複数のパネル状の形態をなすLED基
板用フレーム16及び補強フレームがいずれも扉枠本体
15裏面で横ズレが防止されているためこれらを扉枠5
として組み立てる際に作業効率が極めてよくなる。 (16)上記LED基板用フレーム16に装着されたL
ED基板L1〜L3は互いに隣接するもののLED基板
用フレーム16内において重ね合ってはいない。そのた
め前後方向の嵩張りが極力抑えられスペース的に制限を
受ける扉枠5において厚みが増すことがないようになっ
ている。 【0020】(実施の形態2)実施の形態2は実施の形
態1とは異なり扉枠本体15の前面にLED基板用フレ
ーム16が配設される場合である。図示において実施の
形態1と対応する構成については同じ番号を付すことで
詳しい説明を省略する。図25に示すように、扉枠5の
前面であって大開口部21の周縁には電飾パネル75〜
77が配設されている。電飾パネル75〜77の背面
側、すなわち扉枠5の表面にはLED基板用フレーム1
6が配設されている。図26に示すようにLED基板用
フレーム16には上記実施の形態1と同様に第1〜第3
のLED基板L1〜L3がLED基板用固定レバー(以
下、単にレバーと略す)91〜93によって保持されて
いる。LED基板用フレーム16の構成は基本的に上記
実施の形態1と同様である。これらレバー91〜93は
上記レバー66〜71と同様に押さえ部73とテーパ状
の案内面75が形成されており、各レバー91〜93は
作業者が掛止片76に指を掛けて操作したり案内面75
を押圧することで基部72を中心に上記と同様揺動可能
とされている。第1〜第3のLED基板L1〜L3はL
ED基板用フレーム16の各装着部16a〜16cに配
置された状態で各レバー91〜93によって押さえられ
るとともにLED基板用フレーム16の外周リブ63及
び内周リブ64によって横ズレしないように保持されて
いる。このようなLED基板用フレーム16は取り付け
爪95を介して図示しないビスによって扉枠本体15の
前面に固着され、更に電飾パネル75〜77によって覆
われている。 【0021】このように構成すると実施の形態2では次
のような独自の効果が奏される。 (1)すでに第1〜第3のLED基板L1〜L3を搭載
したLED基板用フレーム16を扉枠本体15の前面に
固定すればよいため第1〜第3のLED基板L1〜L3
を個々に取り付ける必要がなく作業効率がアップする。
その結果としてパチンコ遊技機としてのコストダウンに
貢献する。 (2)また、LED基板L1〜L3も回収して再利用す
る際や廃棄する際にこのようにまとめてあるため簡単に
取り外しができて分別も容易となるため回収効率が極め
て良くなる。 (3)LED基板L1〜L3を裏面に配設した場合のよ
うにLEDを露出させるための透孔を設ける必要がな
く、透孔を形成する場合のような扉枠5側の強度を考慮
する必要がなくなる。その結果、LED基板L1〜L3
上に自由な設計でLEDを配置することが可能となる。 (4)LED基板L1〜L3は前方から電飾パネル75
〜77によって完全に封塞されるためLED基板L1〜
L3を裏面に配設したと同様に遊技者から目視されてし
まうことはない。 【0022】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・図28〜図30に示すように、実施の形態2のLED
基板L1の代わりに例えば液晶画面の表示部97を備え
た表示装置98をLED基板用フレーム16に着脱可能
に配置するようにしてもよい。図29に示すようにLE
D基板用フレーム16上部には表示装置98を装着する
ための装着スペース99が形成されており、表示装置9
8は図示しないビスによって着脱可能の装着スペース9
9に配設されるようになっている。このように構成する
ことで、特に部品価格として高コストとなるため極力リ
サイクルすることがコストダウンのために好ましい表示
装置98をリサイクル可能なLED基板L2,L3と共
にまとめることができるので、回収作業の効率化がより
図られる。 ・上記実施の形態ではシール74に記載された日付によ
ってリサイクル可能回数をチェックするようになってい
たが、その他のリサイクル回数確認手段として例えばバ
ーコード、QRコードを使用するようにしてもよい。ま
た、リサイクル回数確認手段としてシール74以外にI
Cチップやメモリカードを使用するようにしてもよい。 ・上記実施の形態1ではLED基板L1〜L3は横爪方
式のレバー66〜71によってワンタッチで固定し容易
に取り外しができるようになっており、LED基板用フ
レーム16自体も横爪方式のレバー53,55によって
ワンタッチで固定し容易に取り外しができるようになっ
ていた。しかし、これら機能部品の固定はこのようなワ
ンタッチ方式でなくともビス止めや図32に示すような
縦爪方式あるいは自身はなんらベースに保持されずに他
の機能部品の間に挟持されるようなものであっても構わ
ない。要はLED基板用フレーム16のようなユニット
化ベースに対してLED基板L1〜L3のような機能部
品を取着してユニット体を構成でき、他の機能部品とし
ての例えば扉枠本体15に装着することができれば足
る。 ・また、横爪方式のレバー53,55や図32に示すよ
うな縦爪方式によってまずLED基板用フレーム16を
仮止めし、次いでビス止めするという二段方式も採用可
能である。このようにすれば、特に重量のある機能部品
(上記実施の形態では表示装置98等)を搭載したLE
D基板用フレーム16を装着する際に有利である。 ・また重量のある表示装置98をLED基板用フレーム
16に対して横爪方式のレバー91,92によって仮止
めしておき、更にビスでしっかりと固定することも可能
である。 【0023】・図33に示すように、LED基板用フレ
ーム16をパチンコ機本体1に装着するようにしてもよ
い。固定手段はビスでも上記のようなレバー53,55
であっても構わない。本実施の形態のLED基板用フレ
ーム16では図34のようにLED基板L1の他に表示
装置98が装着されているため全体として重量物となっ
ている。そのため装着状態においてパチンコ機本体1に
形成された支持部としてのリブ100によって下方から
保持されるようになっている。その結果、しっかりと支
持されることとなる。 ・また、LED基板用フレーム16をパチンコ機本体1
に装着するようにした際に図35(a)及び(b)に示
すようにパチンコ遊技機の閉塞状態においてLED基板
用フレーム16をパチンコ機本体1に装着するとともに
LED基板L1がなるべく前方の遊技盤3の表面側に面
するように遊技盤3に形成された開口部101内に配置
されるようにしてもよい。このようにすれば遊技盤3に
LED基板用フレーム16を装着する余裕がない場合に
有利である。同様にLED基板用フレーム16を機構盤
11に装着することも可能である。その際に上記と同様
LED基板L1が遊技盤3に形成された開口部101内
に配置されるようにしてもよい。 ・遊技盤3は木製であるため直接には上記レバー53,
55を遊技盤3に形成することはできない。そのため図
36に示すように遊技盤3(ここではその裏面)に固着
された部品(ここでは表示装置103)に掛止手段(こ
こではフック105)を形成し、LED基板用フレーム
16をここに掛止させるようにしてもよい。 【0024】・上記実施の形態では電機部品として共通
性のある3枚の第1〜第3のLED基板L1〜L3をま
とめてLED基板用フレーム16に装着するようにして
いた。しかし、図37(a)に示すようにユニット化ベ
ースとしての取り付けフレーム107にLED基板L
1、カード操作機構108、表示装置109及びスピー
カ110等の異なる種類の電機部品をまとめて取着する
ようにすることも可能である。本実施の形態では図37
(b)に示すように取り付けフレーム107は扉枠本体
15の前面に装着されるようになっている。この場合、
同図(b)に示すように遊技者側からこれら電機部品に
触られないように取り付けフレーム107全体を覆うカ
バー111が配設されるようになっている。このように
電機部品をまとめることで配線作業や点検の便宜を図る
ことができ、また、パチンコ遊技機を回収した際に取り
外した取り付けフレーム107をチェックすることで電
機部品としてリサイクルするか廃棄するかの判断もでき
ることとなる。尚、このような異なる種類の電機部品を
まとめて取着した取り付けフレーム107は扉枠本体1
5の裏面に配設してもよい。また、他のパネル体に配設
するようにしてもよい。 ・上記実施の形態1のLED基板用フレーム16は扉枠
本体15の裏面に配設されるようになっていたが、汎用
性を高めて実施の形態2のように同じ形状で扉枠本体1
5の前面に配設可能なように構成してもよい。 ・上記実施の形態1では補強フレーム4をLED基板用
フレーム16の裏面から装着するようになっていたが、
LED基板用フレーム16に十分な強度があるのであれ
ば補強フレーム4を省略することも可能である。 ・LED基板用フレーム16に装着された第1〜第3の
LED基板L1〜L3とこれらが当接する連結リブ65
との間に他の機能部品、例えばLEDの光を拡散させる
散光シートのようなものを挟み込ませてもよい。 ・LED基板用フレーム16の形状・材質は上記に限定
されるものではない。例えば上記実施の形態ではプラス
チック製のLED基板用フレーム16を使用したがこれ
は金属製のものであっても構わない。特に金属製であれ
ば複数(多数)の機能部品を搭載するベースとして十分
な強度を持たせることが可能となる。また、形状も上記
のような門状の形状以外に例えばL字状や口字状やS字
状等の様々な異形形状が想定できる。 ・上記実施の形態におけるレバー53,55の形状は一
例であって、他の形状でも良い。 ・レバー53,55は扉枠本体15の裏面に対して平行
に延出されていたが、斜め方向に延出するようにしても
よい。要は片持ちとされればよい。 ・第1〜第3のLED基板L1〜L3の形状及び数は上
記に限定されるものではない。例えばLEDはLED基
板L1〜L3の表面Laと面一としてもよい。また、L
ED基板Lの外郭や厚みの変更も自由である。LED基
板L1〜L3を一体化してもよく更に複数の基板で構成
するようにしてもよい。 ・上記実施の形態おけるLED基板L1〜L3は一例で
あって、その形状や数、レバー65〜71の位置や数は
変更可能である。 ・上記実施の形態では補強フレーム4が直接レバー6
5、66,67,69に当接していたが間接的に他の部
材を介して当接しても構わない。 ・上記各実施の形態ではLED基板用フレーム16もL
ED基板L1〜L3もリサイクル可能な部品であった
が、逆にリサイクルできない部品を同様にまとめるよう
に構成しても構わない。 ・プラスチック製の機能部品として一旦ペレット化した
場合にはバージンのプラスチック材料に比べて色彩上綺
麗に発色させられないことが多い、この場合にはリサイ
クルしたプラスチック材料に由来する部分をバージンの
プラスチック材料からなる部分で隠すように(例えば挟
み込むようなサンドイッチ成形として)使用することが
好ましい。 ・本実施の形態はいわゆるパチンコ機以外の例えばスロ
ットマシンやパチロットにも応用可能である。例えば図
31に示すようにスロットマシン121ではパチンコ遊
技機のような遊技盤と遊技面というものは備えず、扉枠
122に形成された透明な表示窓123からマシン本体
に形成された遊技部としての円筒状のリール124を目
視するようになっているがこのような遊技機に応用する
ことも可能である。 ・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施するこ
とは自由である。 【0025】本発明の目的を達成するために上記実施の
形態から把握できるその他の技術的思想について下記に
付記として説明する。 (1)前記複数の部品は複数種類の部品から構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。ここに複数
種類とは機能に共通性があっても総体的には異なる機能
である場合、例えば上記実施の形態においてLED基板
L1〜L3と表示装置98をLED基板用フレーム16
に搭載させるような場合である。 (2)前記複数の部品群はユニット化ベースに対して着
脱可能に取着されていることを特徴とする請求項1又は
付記1に記載の遊技機。これによって遊技機を回収した
際に機能部品のリサイクルや廃棄の便宜が図られること
となる。 (3)前記ユニット体は前記他の同機能部品に対して着
脱可能に取着されていることを特徴とする請求項1若し
くは付記1又は付記2のいずれかに記載の遊技機。これ
によって遊技機を回収した際にまずユニット体を取り外
すことが容易にでき、機能部品のリサイクルや廃棄の便
宜が図られることとなる。 (4)前記ユニット化ベースの表面には同面に形成され
たレバーを設け、同レバーを常時は同レバーに形成され
た係合部を同じ面に配置された前記被固定側の機能部品
と干渉させるとともに、同基部を中心として同被固定側
の機能部品から離間する方向に向かって撓ませることで
同被固定側の機能部品の着脱時には同係合部を同被固定
側の機能部品と干渉しない位置に移動可能としたことを
特徴とする請求項1若しくは付記1〜3のいずれかに記
載の遊技機。例えば上記各実施の形態のようないわゆる
横爪や、図32のようないわゆる縦爪が考えられる。 (5)前記ユニット化ベースの表面には同面に沿って片
持ち状に延出されるレバーを設け、同レバーを常時は同
レバーに形成された係合部を同じ面に配置された前記被
固定側の機能部品と干渉する位置まで進出させるととも
に、同基部を中心として同被固定側の機能部品から離間
する方向に向かって撓ませることで同被固定側の機能部
品の着脱時には同係合部を同被固定側の機能部品と干渉
しない位置に移動可能としたことを特徴とする請求項1
若しくは付記1〜4のいずれかに記載の遊技機。これに
よってレバーを撓ませることで容易にユニット化ベース
に対して機能部品を着脱することが可能となる。レバー
はユニット化ベースと一体的に成形してもよい。レバー
とは上記各実施の形態ではいわゆる横爪形式のレバー5
3,55,66〜71等である。 (6)前記他の機能部品の表面には同面に沿って片持ち
状に延出されるレバーを設け、同レバーを常時は同レバ
ーに形成された係合部を同じ面に配置された同被固定側
のユニット体と干渉する位置まで進出させるとともに、
同基部を中心として同被固定側のユニット体から離間す
る方向に向かって撓ませることで同被固定側のユニット
体の着脱時には同係合部を同被固定側のユニット体と干
渉しない位置に移動可能としたことを特徴とする付記4
又は5に記載の遊技機。これによってレバーを撓ませる
ことで容易にユニット体の着脱が可能となる。レバーは
他の機能部品と一体的に成形してもよい。 (7)前記レバーには機能部品の同レバーに対する押圧
による圧力を分散させ同レバーに前記透孔の側方に向か
って撓ませる方向のベクトル成分を付与する斜状部を形
成したことを特徴とする付記4〜6のいずれかに記載の
遊技機。これによって機能部品によって斜状部を押圧す
るだけでレバーが退避し、機能部品を装着スペースに装
着させることができるので作業が効率化する。斜状部と
は上記実施の形態では案内面59,75である。これに
よってレバーを別体として構成して扉枠本体に装着する
必要がなく、作業の効率化とコストダウンに貢献する。 (8)前記レバーには同レバーを強制的に揺動させる際
に作業者が指を掛止する掛止片を設けたことを特徴とす
る付記4〜6のいずれかに記載の遊技機。これによって
レバーを強制的に揺動させる作業が容易になって作業効
率が向上する。 (9)前記複数の部品群はユニット化ベースに配設され
た状態で更に他の機能部品によってユニット化ベースと
の間に挟持されて脱落不能に保持されていることを特徴
とする請求項1若しくは付記1〜8のいずれかに記載の
遊技機。 (10)前記ユニット化ベースは他の前記機能部品に対
して仮止め手段によって仮止めされるとともに固定手段
によって本固定されることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜9のいずれかに記載の遊技機。例えば上記実
施の形態のように横爪方式のレバー53,55や図32
に示すような縦爪方式によってまずLED基板用フレー
ム16を仮止めし、次いでビス止めするという二段方式
が想定できる。このようにすれば、特に重量のある機能
部品(上記実施の形態では表示装置98等)を搭載した
LED基板用フレーム16を装着する際に有利である。 (11)前記ユニット化ベースに取着される前記機能部
品は同ユニット化ベースに対して仮止め手段によって仮
止めされるとともに固定手段によって本固定されること
を特徴とする請求項1若しくは付記1〜9のいずれかに
記載の遊技機。例えば上記でいえば重量のある表示装置
98をLED基板用フレーム16に対して横爪方式のレ
バー91,92によって仮止めしておき、加えてビスで
しっかりと固定する場合が考えられる。 (12)前記ユニット化ベースに取着される前記機能部
品は電気部品であることを特徴とすることを特徴とする
請求項1若しくは付記1〜11のいずれかに記載の遊技
機。電気部品とは上記LED基板L1〜L3のように発
光部品やカード操作機構、各種表示装置、スピーカ、そ
の他電源から電力を供給されるものを広く言う。このよ
うにユニット化ベースに電機部品をまとめることで配線
作業や点検の便宜を図ることができ、また、パチンコ遊
技機を回収した際にユニット化ベースを取り外しこれを
チェックすることで電機部品としてリサイクルするか廃
棄するかの判断もできることとなる。 (13)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品はそのまま再使用する
ことのできる機能を有することを特徴とする請求項1若
しくは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。このよ
うな機能部品は特に大きく加工する必要もなく再利用で
きることからリサイクル性が高い。例え場上記実施の形
態のLED基板L1〜L3が挙げられる。 (14)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品は処理施設で処理し原
材料として再利用されることを特徴とする請求項1若し
くは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。このよう
な機能部品は汎用性が大きいためリサイクル性が高い。 (15)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品はリサイクルせずその
まま廃棄する廃棄予定部品であることを特徴とする請求
項1若しくは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。
このようにリサイクルできないというのも一つの機能で
あって、これらをまとめておけば廃棄処理において有利
である。 【0026】(16)前記機能部品は扉枠本体裏面に形
成されたずれ防止手段(位置決め手段)によって所定位
置にすみやかに配置されるとともに、同所定位置にて前
記レバーと係合して仮固定されることを特徴とする請求
項1若しくは付記1〜15のいずれかに記載の遊技機。
これによって機能部品(あるいは補強フレーム)は仮固
定する位置にすみやかに配置されるとともにその位置で
ずれないで保持されることとなる。上記実施の形態では
第1のリブ40、外周リブ63及び内周リブ64がこれ
に対応する。 (17)前記ユニット化ベースと同前記ユニット化ベー
スに取着される機能部品とは機能が異なっていることを
特徴とする請求項1若しくは付記1〜16のいずれかに
記載の遊技機。例えばユニット化ベースを非常にリサイ
クル性のよい金属で構成し、これに取着される機能部品
を回収のたび毎に廃棄処分とされるリサイクル性の悪い
部品とする如くである。或いはユニット化ベースをプラ
スチック製とこれに取着される機能部品を金属製とする
如くである。 (18)前記ユニット化ベースに取着される複数の機能
部品は互いに重ならないことを特徴とする請求項1若し
くは付記1〜17のいずれかに記載の遊技機。これによ
ってスペース的に制限が多い遊技機においてユニット化
ベースが嵩張りにくくなる。 (19)前記ユニット化ベースはプラスチック製であっ
てかつ透明であることを特徴とする請求項1若しくは付
記1〜18のいずれかに記載の遊技機。これによってユ
ニット化ベースは極めてリサイクル性のよいプラスチッ
クという機能を有することとなる。 (20)前記ユニット化ベースは金属製であることを特
徴とする請求項1若しくは付記1〜18のいずれかに記
載の遊技機。金属製であるため複数の機能部品を搭載す
るベースとして十分な強度を持たせることが可能となっ
ている。また、金属製の素材はそのまま使い回しする際
もつぶしてしまう場合もいずれにしても極めてリサイク
ル性がよいため永年に渡って使用が可能となる。 (21)前記ユニット化ベースが取着される前記他の機
能部品はプラスチック製であることを特徴とする請求項
1若しくは付記1〜20のいずれかに記載の遊技機。 (22)前記ユニット化ベースが取着される前記他の機
能部品は金属製であることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜20のいずれかに記載の遊技機。 (23)前記ユニット化ベースは機能部品を装着するた
めの基本となる基本装着部を備え、同基本装着部から側
方に延長された延長装着部を有していることを特徴とす
る請求項1若しくは付記1〜22のいずれかに記載の遊
技機。つまり、複数の機能部品を装着するために1つの
装着部から二次元的に延設されるように他の装着部が形
成されているような状態である。例えば上記各実施の形
態ではLED基板用フレーム16は上部位置の装着部1
6cに対してその両側に左右各装着部16a,16bが
形成されている如くである。形状としてはLED基板用
フレーム16の様な門状の他、L字状や口字状やS字状
等の様々な異形形状が想定できる。 (24)前記ユニット化ベースには同ベースに取着され
る前記機能部品についての情報の読み取りが可能とされ
た識別媒体が配設されていることを特徴とする請求項1
若しくは付記1〜123いずれかに記載の遊技機。情報
とは例えばリサイクル回数、リサイクル可能な日限情
報、材質、製造年月日等が挙げられる。識別媒体として
は例えば上記実施の形態のようなシール74以外にIC
チップ、メモリカード等が挙げられる。情報の開示手段
としては上記実施の形態のように直接日付を記載するこ
との他に、識別コード(例えばバーコード、QRコー
ド)を使用することが可能である。識別コードを使用し
た場合では読み取り装置が必要となるため情報の秘密性
が保持できるという利点がある。 【0027】(25)前記ユニット化ベースは扉枠本体
の裏面に配設されることを特徴とする請求項1若しくは
付記1〜24のいずれかに記載の遊技機。これによって
ユニット化ベースは遊技者が目視する扉枠本体の前面に
露出しないので扉枠本体前面のデザインの自由な設計が
可能となる。 (26)前記ユニット化ベースは扉枠本体の表面に配設
されることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜24
のいずれかに記載の遊技機。特に扉枠本体の背後のスペ
ースが狭い場合や、扉枠本体をより前方にせり出させる
ような場合には有効である。この場合にはユニット化ベ
ースが遊技者から目視されないようにカバー部材で覆う
ようにすることが好ましい。 (27)前記ユニット化ベースは前記扉枠本体の表裏の
いずれにも配設可能であることを特徴とする請求項1若
しくは付記1〜24のいずれかに記載の遊技機。これに
よってユニット化ベースの汎用性が向上し、結果として
コストの削減に寄与する。 (28)前記ユニット化ベースは遊技機本体に配設され
ることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜27のい
ずれかに記載の遊技機。 (29)前記遊技機本体に配設されたユニット化ベース
は同遊技機本体側の支持部によって下方より支持されて
いることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜28の
いずれかに記載の遊技機。これは特に重量のある表示装
置を搭載したユニット化ベースにおいて有効である。上
記実施の形態では遊技機本体としてのパチンコ機本体1
に形成されたリブ100によってパチンコ機本体1に装
着された状態で下方から保持されている。 (30)前記ユニット化ベースは遊技盤に配設されるこ
とを特徴とする請求項1若しくは付記1〜29のいずれ
かに記載の遊技機。 (31)前記遊技盤に配設された機能部品には前記ユニ
ット化ベースを支持するための掛止手段が設けられてい
ることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜30のい
ずれかに記載の遊技機。に記載の遊技機。遊技盤は一般
に木製であるため容易にユニット化ベースを支持する支
持手段を直接遊技盤に形成することは困難である。その
ため、遊技盤に装着されている部品例えばセーフ球集合
樋等に掛止手段を設けこれを介することで間接的にユニ
ット化ベースを遊技盤に支持させることを可能とした。 (32)前記ユニット化ベースは遊技機本体に装着され
同ユニット化ベースに取着された機能部品は前記遊技盤
に面して配設されることを特徴とする請求項1若しくは
付記1〜31のいずれかに記載の遊技機。これによって
ユニット化ベースは遊技機本体に装着されてもそこに取
着された機能部品自身は隣接した遊技盤に面して配設さ
れる、つまり遊技盤に望んで配設されるため遊技盤に直
接ユニット化ベースを装着できない場合に有利である。
この場合に遊技盤に一部開口部を形成し、閉塞状態にお
いてユニット化ベースが前方に突出してユニット化ベー
スに取着された機能部品がこの開口部内に配置されるよ
うに構成してもよい。 (33)前記ユニット化ベースは機構盤に装着され同ユ
ニット化ベースに取着された機能部品は前記遊技盤に面
して配設されることを特徴とする請求項1若しくは付記
1〜31のいずれかに記載の遊技機。これによってユニ
ット化ベースは機構盤に装着されても取着された機能部
品自身は隣接した遊技盤に面して配設される、つまり遊
技盤に望んで配設されるため遊技盤に直接ユニット化ベ
ースを装着できない場合に有利である。この場合に遊技
盤に一部開口部を形成し、閉塞状態においてユニット化
ベースが前方に突出してユニット化ベースに取着された
機能部品がこの開口部内に配置されるように構成しても
よい。 【0028】(34)前記ユニット化ベースは発光部品
用フレームであって、同発光部品用フレームには複数の
発光部品が取着されることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜33のいずれかに記載の遊技機。これによっ
て特にリサイクル性が重視される発光部品を一括して取
り扱うことが可能となる。発光部品とは上記ではLED
基板L1〜L3である。 (35)前記発光部品用フレームは扉枠本体の裏面に配
設されることを特徴とする付記34に記載の遊技機。こ
れによって発光部品用フレームは遊技者が目視する扉枠
本体の前面に露出しないので扉枠本体前面のデザインの
自由な設計が可能となる。 (36)前記発光部は扉枠本体に形成された透孔から扉
枠本体表面側を照明することを特徴とする付記35に記
載の遊技機。これによって扉枠本体表面側の照明が可能
となるとともに、扉枠本体を透明にする等の処理を施す
必要もなくなる。 (37)前記発光部品用フレームは前記他の機能部品に
よって背後から前記扉枠本体方向に押圧されることを特
徴とする付記34〜36のいずれかに記載の遊技機。こ
れによってしっかりと発光部品用フレームが扉枠本体に
保持されることとなる。また、このように押圧されてい
るためユニット化ベースに取着された機能部品は必ずし
もしっかりと取着されていなくともよい。 (38)前記発光部品用フレームは扉枠本体の表面に配
設されることを特徴とする付記34に記載の遊技機。特
に扉枠本体の背後のスペースが狭い場合や、扉枠本体を
より前方にせり出させるような場合には有効である。こ
の場合には発光部品用フレームが遊技者から目視されな
いようにカバー部材があることが好ましい。 (39)前記発光部品は薄板状の基板をなし、同前記発
光部は同基板の所定位置に配置されたLEDであること
を特徴とする付記34〜38のいずれかに記載の遊技
機。薄板状の基板とLEDによって構成されているため
厚みが薄くてスペースをとらないので扉枠本体裏面に配
置するのに好適である。特に背面に補強フレームが配置
されるケースでは扉枠本体と補強フレームとの間隔をそ
れほど開けなくてもよいので補強フレームの補強効果が
高まる。 (40)前記発光部品用フレームと発光部品との間には
他の機能部品が挟持されていることを特徴とする付記3
4〜39のいずれかに記載の遊技機。これによって発光
部品の機構をより高めることができる。例えばLEDの
光を拡散させる散光シートのようなものが考えられる。 【0029】
スロットマシン等のように個別の機能を備えた複数のパ
ネル体を組み立てて一体化し遊技者に所定の遊技を提供
するようにした遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遊技機として従来から親しまれているパ
チンコ遊技機やスロットマシン等は異なる複数のパネル
体を組み合わせて製造するようになっている。例えばパ
チンコ遊技機に必要とされるパネル体としては具体的に
扉枠、遊技盤、遊技機本体、機構盤等が挙げられる。要
はこれら遊技機では各パネル体毎に機能を分担させこれ
らを組み合わせることで結果的に遊技機として機能し得
るようにしているわけである。これらパネル体は一般に
外枠をベースとして前後方向に重ね合わせながら組み立
てられ一体化される。ここに各パネル体自体も複数の機
能部品を組み合わせて構成されている。そして、機能部
品の組み合わせによってパネル体として所定の機能を奏
するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この場合一枚のパネル
体を構成する各機能部品は格別他の機能部品と関連付け
て配置されるわけではない。機能部品はそれぞれ別個に
他の機能部品と取着関係とされている。しかし、共通す
る機能を持った機能部品であれば別個に取り付けるより
もまとめて取り扱う方が有利な場合がある。共通する機
能とは例えば材質が同じであったり同じ機能を備えてい
ることからリサイクルが可能な機能部品である場合、逆
にリサイクルが不可能で廃棄しなければならない機能部
品である場合等が挙げられる。本発明は、このような従
来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであ
る。その目的とするところは、別個独立に他の機能部品
と取着関係にあった機能部品を共通した機能に基づいて
まとめて取り扱えるようにした遊技機を提供することに
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数の機能部品を組
み合わせて一枚のパネル体を構成し、複数の同パネル体
を組み立てて一体化するようにした遊技機において、前
記パネル体を構成する機能部品のうち共通する機能の複
数の部品群を機能部品の一部としてのユニット化ベース
に対して取着してユニット体を構成するとともに、同ユ
ニット体を1単位とし同ユニット体毎に他の同機能部品
に対して取着させるようにしたことをその要旨とする。 【0005】請求項1の発明のような構成では、共通す
る機能の複数の部品群が集約されたユニット体は他の同
機能部品に対して取着させられるため共通する機能の複
数の部品群はそれら部品群ごとにまとめて扱うことが可
能となる。 【0006】 【発明の効果】 請求項1に記載の発明では、共通する
機能の複数の部品群が集約されたユニット体は他の同機
能部品に対して取着させられるため共通する機能の複数
の部品群はそれら部品群ごとにまとめて扱うことが可能
となる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機に
応用した実施の形態について図面に基づいて説明する。
まず、各実施の形態に共通する構成について説明し、次
いで各実施の形態の固有の構成及び作用効果について説
明する。尚、以下の説明においては前面、前方或いは表
面側とは遊技者が正対する側をいい、後面、後方或いは
裏面側とはそれら正対する側の反対側をいう。また、特
記なき限り左右とは前面からみた左右方向をいう。 【0008】まず、図1及び図2に基づいてパチンコ遊
技機の構成の概略を説明する。図2に示すように、パチ
ンコ遊技機では遊技機本体1を中心としてその他のパネ
ル状の構成部材がその前後方向に積層状に配置されてい
る。パチンコ機本体1の上半身に形成された遊技盤取り
付けスペース2には遊技盤3が嵌合されている。遊技盤
3の前方位置には扉枠5が配設されている。扉枠5は機
能部品としてのプラスチックの扉枠本体15と扉枠本体
15の裏面に配設された機能部品としての補強用フレー
ム4、補強用フレーム4に支持された機能部品としての
ガラス窓G、扉枠本体15と補強用フレーム4とに挟持
された機能部品(又はユニット化ベース)としてのLE
D基板用フレーム16及び同LED基板用フレーム16
に装着された第1〜第3のLED基板L1〜L3、扉枠
本体15の下部位置に装着された機能部品としての上受
け皿6等から構成されている。扉枠5に関しては詳しく
後述する。パチンコ機本体1において遊技盤3の下方位
置にはカバープレート7が配設されている。カバープレ
ート7はパチンコ機本体1に対して固着されている。カ
バープレート7の裏面にはパチンコ球発射機構8が配設
されている。カバープレート7には前方に突出形成した
下受け皿9が形成されている。下受け皿14の右側方に
はパチンコ球発射機構8に連動する操作ハンドル10が
取付けられている。遊技盤3の後方位置にはこれらを背
面から覆うように機構盤11が配設されている。機構盤
11の下方には取り付けベース12が配設されている。
取り付けベース12は機構盤11とは別体に構成された
パチンコ機本体1に装着される部材であって、各種基板
が搭載されている。これら各パネルは主となるパチンコ
機本体1を介して額縁状に枠組みされた四角形の木製外
枠13に装着されている。パチンコ機本体1は木製外枠
13に対して着脱可能に嵌合されている。 【0009】次にこのように構成されるパチンコ遊技機
における扉枠5において扉枠本体15、LED基板用フ
レーム16及び補強フレーム4の構成を中心に説明す
る。(実施の形態1)まず扉枠本体15の構成について
説明する。図1に示すように、プラスチック製の扉枠本
体15は中央にガラス窓G用の略円形の大開口部21が
形成された略長方形板体とされている。大開口部21の
前面側中央上部位置には正面形状略台形の第1の電飾パ
ネル23が配設されている。第1の電飾パネル23の左
右から大開口部21の周縁に沿って第2の電飾パネル2
4,25が配設されている。両第2の電飾パネル24,
25は互いに対称な弧状部材であって、第1の電飾パネ
ル23とともに大開口部21を包囲している。第1の電
飾パネル23の左右側方には三角形状の一対の第3の電
飾パネル部26,27が配設されている。両第2の電飾
パネル24,25の下端には同両第2の電飾パネル2
4,25と連続する透明パネル30が配設されている。
これら各パネル23〜27,30は機能部品を構成す
る。図9及び図10に示すように、扉枠本体15の前記
各電飾パネル23〜27の配置位置には複数の円形形状
の透孔31が形成されており、後述するLEDが同透孔
31から前方に露出するようになっている。また、透明
パネル30位置においては方形の大型透孔32が形成さ
れており、透明パネル30を通して遊技部としての遊技
面に貼付された検閲シール等が目視できるようになって
いる。図1、図2及び図9に示すように、大開口部21
の前面側中央下部位置には上受け皿6が形成されてい
る。上受け皿6と大開口部21の間には球貸し用の操作
ボタン33とカードの残量を7セグスタイルで表示する
表示パネル34が配設されている。これら操作ボタン3
3や表示パネル34は機能部品を構成する。 【0010】図10〜図13に示すように、扉枠本体1
5の裏面側においてその全周縁には後方に突出した補強
用の第1のリブ40が形成されている。第1のリブ40
は扉枠5の外形形状に対応して全体として略長方形の枠
状に形成されている。大開口部21の周縁には後方に突
出した補強用の第2のリブ41が形成されている。第2
のリブ41は大開口部21の外形形状に対応して全体と
してリング状に形成されている。大開口部21の下部位
置は上受け皿配置部42とされている。上受け皿配置部
42の前面には前記上受け皿6が配設されるようになっ
ている。上受け皿配置部42には前記操作ボタン33、
表示パネル34、上受け皿6等を装着するための各種透
孔47が形成されている。扉枠本体15の裏面側には補
強フレーム4を固定するために散点的に図示しないビス
止め用のビス孔52が盤面上に散点的に形成されてい
る。図10及び図11に示すように、大型透孔32近傍
の上部位置にはLED基板用フレーム16を下方から支
持するL字状の支持突起49が形成されている。 【0011】図10に示すように扉枠本体15の上部左
右端寄りには同扉枠5の表裏に連通する略長方形形状の
透孔51が形成されており、同透孔51に面する扉枠5
裏面位置には取り付けフレーム用固定レバー(以下、単
にレバーと略す)53,55が扉枠5との一体成形によ
って形成されている。図14(a)〜同(c)に示すよ
うに、略長方形形状の透孔51の短辺位置を基部57と
して両レバー53,55は上方に向かって扉枠5の裏面
に対して水平となるように片持ちに延出されている。両
レバー53,55は直線形状とされ、片方の側面には係
合部としての押さえ部58が形成されている。押さえ部
58は各レバー53,55の側面長手方向に沿って延出
されており、その後面にはテーパ状の案内面59が形成
されている。各レバー53,55の先端には後方に向か
って突起した掛止片60が形成されている。両53,5
5は案内面59を押圧したり作業者が掛止片60に指を
掛けて操作することで基部57を中心に図14(a)の
矢印で示すように揺動可能とされている。 【0012】扉枠本体15の第1のリブ40及び第2の
リブ41に包囲された裏面側内部領域15aにはポリカ
ーボネート製の透明なLED基板用フレーム16が装着
されるようになっている。図4及び図5に示すように、
LED基板用フレーム16の外周縁には後方に突出した
補強用の外周リブ63が形成されている。外周リブ63
は第1〜第3のLED基板L1〜L3の外周形状に略一
致する形状とされている。LED基板用フレーム16の
内周縁には後方に突出した補強用の内周リブ64が形成
されている。内周リブ64は隣接する大開口部21の周
縁に形成された第2のリブ41と略一致した湾曲形状と
されている。外周リブ63と内周リブ64とは縦横及び
斜めに交差状に配設された複数の板状の連結リブ65に
よって連結されている。連結リブ65は第1〜第3のL
ED基板L1〜L3をこのLED基板用フレーム16に
取り付けた際に同LED基板L1〜L3が当接する前面
板となる。図5に示すように、内周リブ64の内周面下
端寄りにはシール74が貼付されている。シール74に
はLED基板用フレーム16に装着されたLED基板L
1〜L3の廃棄時期(つまりいつまで使用できるかのデ
ータ)が記載されており、パチンコ遊技機を回収した際
に再度LED基板L1〜L3を他のパチンコ遊技機に搭
載してもよいかどうかの指標となる。図5、図15
(a)〜同(c)、図16及び図17に示すように、内
周リブ64には外方に突出形成されたLED基板用固定
レバー(以下、単にレバーと略す)66〜71がLED
基板用フレーム16(内周リブ64)との一体成形によ
って形成されている。図15(a)〜同(c)に示すよ
うに、各レバー66〜71は基部72から内周リブ64
の周方向に沿って片持ちに延出されている。各レバー6
6〜71は内周リブ64に沿った湾曲形状とされ、外方
を向いた側面には係合部としての押さえ部73が形成さ
れている。押さえ部73は各レバー66〜71の側面長
手方向に沿って延出されており、その後面にはテーパ状
の案内面75が形成されている。各レバー66〜71の
先端には内周リブ64の周方向に延設された掛止片76
が形成されている。各レバー66〜71は案内面75を
押圧したり作業者が掛止片76に指を掛けて操作するこ
とで基部72を中心に図15(a)の矢印で示すように
揺動可能とされている。本実施の形態1では基本的な形
状はいずれのレバー66〜71も同様であって、図4に
おいて後述するように取り外しの際に左手で操作するレ
バー66,69,70の一群が同方向(同図において先
端が時計回り)を向いており右手で操作する他の一群で
あるレバー67,68,71はこれらと鏡像のように
(同図において先端が反時計回り)対称形状とされてい
る。 【0013】図4、図5、図16(a)及び同(b)に
示すように、LED基板用フレーム16の裏面の外周リ
ブ63又は連結リブ65の所定位置には係合爪77a,
77bがLED基板用フレーム16との一体成形によっ
て形成されている。外周リブ63に形成された係合爪7
7aは連結リブ65と平行に突出形成され、連結リブ6
5に形成された係合爪77bは連結リブ65から後方に
向かって突設されその先端が鉤状に屈曲されている。図
4及び図5に示すように、外周リブ63の上部より左右
位置には切り欠き部78が形成されている。切り欠き部
78においては連結リブ65が露出されている。この露
出された左右の(図4において)連結リブ65位置をそ
れぞれ第1及び第2の係合縁P1,P2とする。図4に
おいてLED基板用フレーム16の第2のリブ41の左
右位置をそれぞれ左右装着部16a,16bとし、第2
のリブ41の上部位置を上部装着部16cとする。 【0014】図12に示すように、LED基板用フレー
ム16の裏面の左右及び上部装着部16a,16b,1
6cには3枚の薄板状の第1〜第3のLED基板L1〜
L3が装着されるようになっている。図7及び図8に示
すように、各LED基板L1〜L3は基板表面Laに発
光部としての複数のLEDが配設され、基板表面Laか
らはケーブルCbが延出されている。各LED基板L1
〜L3には上記レバー66〜71と対応する位置に切り
欠き81が形成されている。図7において第1のLED
基板L1は大開口部21の上部装着部5cに、第2のL
ED基板L2は左装着部5aに、第3のLED基板L3
は右装着部5bにそれぞれ装着される。各LED基板L
1〜L3は上記レバー66〜71及び係合爪77a,7
7bによってそれぞれの装着位置において固定される。
詳しい装着作用については後述する。 【0015】次に補強フレーム4の構成について説明す
る。図3、図6及び図13に示すように、補強フレーム
4は扉枠本体15の裏面側左右縁部を補強する左右の縦
フレーム4a,4bと、左右縦フレーム4a,4bを連
結する連結フレーム4c及び上受け皿6の裏面位置を補
強する下部補強プレート4dとより構成され全体として
略方形の骨格とされている。連結フレーム4cと左右の
縦フレーム4a,4bとのなす角部には補強フレーム4
自体の補強用の火打ちプレート84が形成されている。
左右縦フレーム4a,4bにはそれぞれ後方に突出する
案内レール85が形成されている。下部補強プレート4
dの上部寄りには後方に突出する支持レール86が形成
されている。ガラス窓Gは案内レール86に案内された
状態で支持レール86によって補強フレーム4に支持さ
れるようになっている。従って、ガラス窓Gは扉枠本体
15の大開口部21よりも若干奥まった位置に配設され
ることとなる。ガラス窓Gは更に後方の遊技盤3の遊技
面との間隔も考慮されて配置される。補強フレーム4は
図示しないビスによって扉枠本体15に対して上部位置
でLED基板用フレーム16を挟んだ状態で固定され、
下部位置で図18に示すように上受け皿配置部42に対
して固定される。図13及び図19に示すように補強フ
レーム4を装着した状態において補強フレーム4はLE
D基板用フレーム16の内周リブ64及びレバー66〜
71に当接する。 【0016】次に、LED基板用フレーム16の扉枠本
体15への装着作業について説明する。まず、第1〜第
3のLED基板L1〜L3のLED基板用フレーム16
の裏面の各装着部16a〜16cへの装着作業について
説明する。基本的にLED基板L1〜L3とレバー66
〜71の係合作用についてはいずれの基板L1〜L3に
おいても変わりはないため代表として第2のLED基板
L2と係合するレバー68,69による係合作用に基づ
いて説明する。作業者はまず第2のLED基板L2を保
持し、左装着部16aに同基板L2を配設させる。図2
0(a)〜(b)及び図21(a)に示すように係合爪
77a、77bの隙間に同基板L2の側端を斜めに挿入
させていく。次いで、図20(c)及び図21(b)に
示すように同基板L2をLED基板用フレーム16方向
に押圧する。すると、同基板L2の切り欠き81の縁部
分はテーパ状に形成された案内面75を押圧することと
なるため押さえ部73に図20(c)において右方にレ
バー68,69を撓ませる押圧する力が生じレバー6
8,69は基部72を中心に撓む。そしてレバー68,
69が撓むことで同基板L2の通過が許容される。同基
板L2がレバー68,69の前方を通過することで図2
0(d)及び図21(c)に示すようにレバー68,6
9は原位置に復帰する。この状態で同基板L2は係合爪
77a、77b及び押さえ部58によって連結リブ65
に対してその表面が押しつけられるとともに、下方から
外周リブ63によって支えられる(下方へのズレ落ちが
防止される)こととなる。このような作業によって第2
のLED基板L2を配設した後、第2のLED基板L2
とは鏡像位置となる第3のLED基板L3を上記と同様
の作業によって右装着部16bに配設させる。そして、
最後に第1のLED基板L1を同様の作業によって上部
装着部16cに配設させる。第1〜第3のLED基板L
1〜L3は連結リブ65に当接した状態でLED基板用
フレーム16の外周の外周リブ63及び内周リブ64か
ら後方にはみ出ることはない。つまり第1〜第3のLE
D基板L1〜L3は装着状態においてLED基板用フレ
ーム16の外郭及び前後方向にはみ出ることなくきちん
と納まるようになっている。このLED基板L1〜L3
のLED基板用フレーム16への装着作業はパチンコ遊
技機組立ライン工程とは別のラインにて前もって行って
おくことが可能である。 【0017】次いでこのように第1〜第3のLED基板
L1〜L3を装着した状態のLED基板用フレーム16
を扉枠本体15に装着する。作業者は図24に示すよう
に扉枠本体15裏面を上側に向けた状態で寝かせ、真上
から扉枠本体15上にLED基板用フレーム16を降下
させる。ここに、LED基板用フレーム16の外周リブ
63及び内周リブ64によって形成される外郭は扉枠本
体15の全周縁に形成された第1及び第2のリブ40,
41によって形成される内部領域15aと略同一外形
(若干小さい)とされている。そのため、LED基板用
フレーム16の外郭がちょうど内部領域15a内にぴっ
たりと納まるように垂直に降下させる必要がある。LE
D基板用フレーム16が内部領域15a内に納まると同
時に第1及び第2の係合縁P1,P2がレバー53,5
5の押さえ部58(の案内面59)に当接することとな
る(図22(a)(b)及び図23(b)の状態)。こ
の段階で作業者はLED基板用フレーム16を上方から
下方に向かって押圧する。すると、図22(b)及び図
23(c)に示すようにLED基板用フレーム16の第
1及び第2の係合縁P1,P2はテーパ状に形成された
案内面59を押圧することとなるためレバー53,55
は基部57を中心に撓む。そしてレバー53,55が撓
むことでLED基板用フレーム16の通過が許容され
る。LED基板用フレーム16がレバー53,55の前
方を通過することで図22(c)及び図23(c)に示
すようにレバー53,55は原位置に復帰する。この状
態でLED基板用フレーム16は扉枠本体15の裏面に
対して固定されることとなる。このように扉枠本体15
の裏面に対してLED基板用フレーム16を固定した状
態で扉枠本体15との間にLED基板用フレーム16を
サンドイッチするように補強フレーム4を装着する。補
強フレーム4は前記ビス止め用のビス孔52に対して図
示しないビスによって固定された状態で例えば図19に
示すように間にLED基板用フレーム16を押圧するこ
ととなる。 【0018】このように構成することで本実施の形態1
では次のような効果を奏する。 (1)前もってLED基板用フレーム16にLED基板
L1〜L3を装着しておけば単にLED基板用フレーム
16を扉枠本体15に対して上方(扉枠本体15の後
方)から押圧するだけで(いわゆるワンタッチで)同フ
レーム16はレバー53,55によって押さえ込まれて
固定できることとなる。そのため製造ラインにおけるL
ED基板L1〜L3の取り付け作業が簡略化でき作業効
率が向上する。 (2)ここにLED基板L1〜L3は一度の使用のみで
廃棄するのではなくパチンコ遊技機を回収した後に改め
て異なるパチンコ遊技機に搭載可能である。すなわちこ
れら複数のLED基板L1〜L3はリサイクル可能であ
るという機能の観点から見た場合共通性を有する。これ
らはまた、リサイクルしない場合であってもこのように
ケーブルを有するプラスチック部材として分別廃棄が可
能という機能の観点から見た場合にも共通性を有する。
パチンコ遊技機を回収してLED基板L1〜L3をリサ
イクルする場合、あるいは逆にリサイクル回数が限界と
なって廃棄する場合等には取り外しをしなければならな
い。その際にこれらLED基板L1〜L3はLED基板
用フレーム16にまとめて装着されているため扉枠本体
15から一つずつ外していくという面倒さが解消され
る。特に各種部品が集合的に配置されている扉枠本体1
5に直接LED基板L1〜L3が装着されているとする
とそれらの取り外しは時間のかかるものとなってしまう
ところ、このようにLED基板用フレーム16に装着さ
れていることで同フレーム16をまず扉枠本体15から
取り外してからLED基板L1〜L3を取り外していく
ことができ作業効率が極めて向上する。 (3)LED基板用フレーム16はリサイクルや廃棄と
いう点で共通性を有するLED基板L1〜L3をまとめ
て搭載できるとともに、自身も回収してリサイクルする
ことが可能である。特に透明であるためLED基板用フ
レーム16は顔料によって所望の色の部材に成形できる
ためリサイクルに好ましいプラスチックという機能の点
で優れている。 (4)扉枠本体15と補強フレーム4の間にLED基板
用フレーム16を挟み込むことで扉枠5全体としての剛
性が向上するため、従来の強度保持を補強フレーム4の
みに頼る場合に比べてより強度がアップすることとな
る。 (5)リサイクルの限界はシール74の使用日限をチェ
ックすることでそれが可能であるため、LED基板用フ
レーム16を取り外した段階でシール74を見て再度リ
サイクルする場合と廃棄する場合に区別して分別するこ
とが容易となる。 (6)LED基板用フレーム16の連結リブ65は透明
であるためLED基板L1〜L3のLEDがちょうど連
結リブ65位置に配置されたとしてもLED光が邪魔さ
れることがない。そのためLED基板L1〜L3をLE
D基板用フレーム16に搭載させたとしてもLED光を
扉枠本体15の透孔31から前面側に照明させることが
可能となっている。 (7)上記補強フレーム4は装着状態においてちょうど
LED基板用フレーム16のレバー53,55に当接す
る。また、第2のリブ41にも当接する。つまりレバー
53,55と第2のリブ41を介してLED基板用フレ
ーム16を背後から押圧することとなる。従って。レバ
ー53,55がぐらつくおそれがなくなり、LED基板
L1〜L3がしっかりと保持されるとともにLED基板
用フレーム16もしっかりと押さえこまれることとな
る。 (8)上記LED基板用フレーム16は内部領域15a
において第1及び第2のリブ40,41(ずれ防止手段
あるいは位置決め手段)に包囲されて上下左右のずれが
防止されている。つまり、レバー53,55に対する第
1及び第2の係合縁P1,P2の位置が決めやすくなっ
ているため、補強フレーム4の装着作業が効率化する。 【0019】(9)LED基板用フレーム16は後方に
突起しないいわゆる横爪式のレバー53,55で固定す
るとともにこれに装着されるLED基板L1〜L3も横
爪式のレバー66〜71にて保持するようになってい
る。そのため扉枠5とその背後の遊技盤3との限られた
スペースであってもこれらレバー53,55,66〜7
1を配置することが可能となっている。 (10)上記実施の形態ではレバー53,55はLED
基板用フレーム16の上部2箇所を固定するようになっ
ており同フレーム16を取り外す際に作業者はちょうど
両手を使用して同フレーム16との係合状態を強制的に
解除させながら同フレーム16を取り外すという作業が
可能となっており、同フレーム16の取り外し作業が一
人の作業者によって容易にできるため作業効率が向上す
る。 (11)レバー53,55はスペースのゆとりがあれば
遠く離間した位置からでも非常に長スパンで片持ちに延
出させることが可能である。従って十分しなりやすく設
計することが可能であって、レバー53,55が折れた
り白化したりしにくくなる。 (12)上記実施の形態のような扉枠本体15の裏面に
沿ったレバー53,55ではなく例えば図32に示すよ
うな縦方向の(いわゆる縦爪式)レバー112での固定
も考えられる。しかし、 a)このような縦方向のレバー112は長い方がしなり
やすくまた、折れにくいものであるが扉枠後方(裏面)
には補強フレーム4、更に遊技盤3が配置されこれらの
パネル体との距離は大きくは取れない。つまり、レバー
112を長く形成できるだけのスペース的な余裕がな
い。そのため、しなりにくい又折れやすい短いレバー1
12とせざるを得ない場合がありそのためレバー112
の白化や破損のおそれがある。 b)縦方向のレバー112では補強フレームの縁部に対
して「点」で保持しなければならない。つまり、係合爪
を幅広にしてLED基板用フレームの縁部の縁部に沿っ
て「線」状に保持する場合にはレバーの剛性が増してし
なりにくくなってしまうからである。さらに、このよう
な幅広にした場合では装着持のレバー112を押し広げ
る際の負荷が補強フレームに大きくかかることとなって
しまいLED基板用フレームの縁部が変形することとな
って好ましくない。そのため、係合爪の数を増やすこと
で「点」での保持にもかかわらずしっかりと保持させよ
うとするのは装着作業はともかく取り外し作業において
面倒となる。 c)また、縦方向のレバー112ではこのような幅広に
しにくいため複雑な形状の縁部を備えたLED基板用フ
レームの縁部に対してその形状に沿うような係合爪形状
に成形することは求めるべくもなく、この場合にも係合
爪の数を増やすことで対応するしかなかった。本実施の
形態ではレバー53,55をLED基板用フレーム16
に沿って延出するようにしているためこのような課題を
解決することが可能となっている。 (13)レバー53,55には横方向に長い(つまり幅
広の)押さえ部58が形成されており、LED基板用フ
レーム16はこのような押さえ部58によって「点」状
ではなく縁に沿った「線」状に押さえ付けられている。
そのためLED基板用フレーム16は2箇所のレバー5
3,55を有するにすぎないものの、しっかりと固定さ
せることが可能となっている。一方、上記図32に示す
ような縦方向のレバー112では上記のように「線」状
に押さえ付けることは困難であり、例えば本実施の形態
に縦方向のレバー112を応用したとすれば同様の保持
力を期待するのであれば更に多くのレバーを配設しなけ
ればならず作業効率が悪く構成も複雑化することとな
る。 (14)扉枠本体15に形成されたレバー53,55は
これらの配設位置に一緒に形成された透孔51を通して
扉枠本体15の前方から目視可能であるところ透孔51
は前方から電飾パネル23〜27によって覆われてしま
うため遊技者側から目視されるという不具合が生じるこ
とがない。 (15)図13に示すように補強フレーム自体も扉枠本
体15の第1のリブ40に包囲されて横ズレが防止され
ている。すなわち複数のパネル状の形態をなすLED基
板用フレーム16及び補強フレームがいずれも扉枠本体
15裏面で横ズレが防止されているためこれらを扉枠5
として組み立てる際に作業効率が極めてよくなる。 (16)上記LED基板用フレーム16に装着されたL
ED基板L1〜L3は互いに隣接するもののLED基板
用フレーム16内において重ね合ってはいない。そのた
め前後方向の嵩張りが極力抑えられスペース的に制限を
受ける扉枠5において厚みが増すことがないようになっ
ている。 【0020】(実施の形態2)実施の形態2は実施の形
態1とは異なり扉枠本体15の前面にLED基板用フレ
ーム16が配設される場合である。図示において実施の
形態1と対応する構成については同じ番号を付すことで
詳しい説明を省略する。図25に示すように、扉枠5の
前面であって大開口部21の周縁には電飾パネル75〜
77が配設されている。電飾パネル75〜77の背面
側、すなわち扉枠5の表面にはLED基板用フレーム1
6が配設されている。図26に示すようにLED基板用
フレーム16には上記実施の形態1と同様に第1〜第3
のLED基板L1〜L3がLED基板用固定レバー(以
下、単にレバーと略す)91〜93によって保持されて
いる。LED基板用フレーム16の構成は基本的に上記
実施の形態1と同様である。これらレバー91〜93は
上記レバー66〜71と同様に押さえ部73とテーパ状
の案内面75が形成されており、各レバー91〜93は
作業者が掛止片76に指を掛けて操作したり案内面75
を押圧することで基部72を中心に上記と同様揺動可能
とされている。第1〜第3のLED基板L1〜L3はL
ED基板用フレーム16の各装着部16a〜16cに配
置された状態で各レバー91〜93によって押さえられ
るとともにLED基板用フレーム16の外周リブ63及
び内周リブ64によって横ズレしないように保持されて
いる。このようなLED基板用フレーム16は取り付け
爪95を介して図示しないビスによって扉枠本体15の
前面に固着され、更に電飾パネル75〜77によって覆
われている。 【0021】このように構成すると実施の形態2では次
のような独自の効果が奏される。 (1)すでに第1〜第3のLED基板L1〜L3を搭載
したLED基板用フレーム16を扉枠本体15の前面に
固定すればよいため第1〜第3のLED基板L1〜L3
を個々に取り付ける必要がなく作業効率がアップする。
その結果としてパチンコ遊技機としてのコストダウンに
貢献する。 (2)また、LED基板L1〜L3も回収して再利用す
る際や廃棄する際にこのようにまとめてあるため簡単に
取り外しができて分別も容易となるため回収効率が極め
て良くなる。 (3)LED基板L1〜L3を裏面に配設した場合のよ
うにLEDを露出させるための透孔を設ける必要がな
く、透孔を形成する場合のような扉枠5側の強度を考慮
する必要がなくなる。その結果、LED基板L1〜L3
上に自由な設計でLEDを配置することが可能となる。 (4)LED基板L1〜L3は前方から電飾パネル75
〜77によって完全に封塞されるためLED基板L1〜
L3を裏面に配設したと同様に遊技者から目視されてし
まうことはない。 【0022】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・図28〜図30に示すように、実施の形態2のLED
基板L1の代わりに例えば液晶画面の表示部97を備え
た表示装置98をLED基板用フレーム16に着脱可能
に配置するようにしてもよい。図29に示すようにLE
D基板用フレーム16上部には表示装置98を装着する
ための装着スペース99が形成されており、表示装置9
8は図示しないビスによって着脱可能の装着スペース9
9に配設されるようになっている。このように構成する
ことで、特に部品価格として高コストとなるため極力リ
サイクルすることがコストダウンのために好ましい表示
装置98をリサイクル可能なLED基板L2,L3と共
にまとめることができるので、回収作業の効率化がより
図られる。 ・上記実施の形態ではシール74に記載された日付によ
ってリサイクル可能回数をチェックするようになってい
たが、その他のリサイクル回数確認手段として例えばバ
ーコード、QRコードを使用するようにしてもよい。ま
た、リサイクル回数確認手段としてシール74以外にI
Cチップやメモリカードを使用するようにしてもよい。 ・上記実施の形態1ではLED基板L1〜L3は横爪方
式のレバー66〜71によってワンタッチで固定し容易
に取り外しができるようになっており、LED基板用フ
レーム16自体も横爪方式のレバー53,55によって
ワンタッチで固定し容易に取り外しができるようになっ
ていた。しかし、これら機能部品の固定はこのようなワ
ンタッチ方式でなくともビス止めや図32に示すような
縦爪方式あるいは自身はなんらベースに保持されずに他
の機能部品の間に挟持されるようなものであっても構わ
ない。要はLED基板用フレーム16のようなユニット
化ベースに対してLED基板L1〜L3のような機能部
品を取着してユニット体を構成でき、他の機能部品とし
ての例えば扉枠本体15に装着することができれば足
る。 ・また、横爪方式のレバー53,55や図32に示すよ
うな縦爪方式によってまずLED基板用フレーム16を
仮止めし、次いでビス止めするという二段方式も採用可
能である。このようにすれば、特に重量のある機能部品
(上記実施の形態では表示装置98等)を搭載したLE
D基板用フレーム16を装着する際に有利である。 ・また重量のある表示装置98をLED基板用フレーム
16に対して横爪方式のレバー91,92によって仮止
めしておき、更にビスでしっかりと固定することも可能
である。 【0023】・図33に示すように、LED基板用フレ
ーム16をパチンコ機本体1に装着するようにしてもよ
い。固定手段はビスでも上記のようなレバー53,55
であっても構わない。本実施の形態のLED基板用フレ
ーム16では図34のようにLED基板L1の他に表示
装置98が装着されているため全体として重量物となっ
ている。そのため装着状態においてパチンコ機本体1に
形成された支持部としてのリブ100によって下方から
保持されるようになっている。その結果、しっかりと支
持されることとなる。 ・また、LED基板用フレーム16をパチンコ機本体1
に装着するようにした際に図35(a)及び(b)に示
すようにパチンコ遊技機の閉塞状態においてLED基板
用フレーム16をパチンコ機本体1に装着するとともに
LED基板L1がなるべく前方の遊技盤3の表面側に面
するように遊技盤3に形成された開口部101内に配置
されるようにしてもよい。このようにすれば遊技盤3に
LED基板用フレーム16を装着する余裕がない場合に
有利である。同様にLED基板用フレーム16を機構盤
11に装着することも可能である。その際に上記と同様
LED基板L1が遊技盤3に形成された開口部101内
に配置されるようにしてもよい。 ・遊技盤3は木製であるため直接には上記レバー53,
55を遊技盤3に形成することはできない。そのため図
36に示すように遊技盤3(ここではその裏面)に固着
された部品(ここでは表示装置103)に掛止手段(こ
こではフック105)を形成し、LED基板用フレーム
16をここに掛止させるようにしてもよい。 【0024】・上記実施の形態では電機部品として共通
性のある3枚の第1〜第3のLED基板L1〜L3をま
とめてLED基板用フレーム16に装着するようにして
いた。しかし、図37(a)に示すようにユニット化ベ
ースとしての取り付けフレーム107にLED基板L
1、カード操作機構108、表示装置109及びスピー
カ110等の異なる種類の電機部品をまとめて取着する
ようにすることも可能である。本実施の形態では図37
(b)に示すように取り付けフレーム107は扉枠本体
15の前面に装着されるようになっている。この場合、
同図(b)に示すように遊技者側からこれら電機部品に
触られないように取り付けフレーム107全体を覆うカ
バー111が配設されるようになっている。このように
電機部品をまとめることで配線作業や点検の便宜を図る
ことができ、また、パチンコ遊技機を回収した際に取り
外した取り付けフレーム107をチェックすることで電
機部品としてリサイクルするか廃棄するかの判断もでき
ることとなる。尚、このような異なる種類の電機部品を
まとめて取着した取り付けフレーム107は扉枠本体1
5の裏面に配設してもよい。また、他のパネル体に配設
するようにしてもよい。 ・上記実施の形態1のLED基板用フレーム16は扉枠
本体15の裏面に配設されるようになっていたが、汎用
性を高めて実施の形態2のように同じ形状で扉枠本体1
5の前面に配設可能なように構成してもよい。 ・上記実施の形態1では補強フレーム4をLED基板用
フレーム16の裏面から装着するようになっていたが、
LED基板用フレーム16に十分な強度があるのであれ
ば補強フレーム4を省略することも可能である。 ・LED基板用フレーム16に装着された第1〜第3の
LED基板L1〜L3とこれらが当接する連結リブ65
との間に他の機能部品、例えばLEDの光を拡散させる
散光シートのようなものを挟み込ませてもよい。 ・LED基板用フレーム16の形状・材質は上記に限定
されるものではない。例えば上記実施の形態ではプラス
チック製のLED基板用フレーム16を使用したがこれ
は金属製のものであっても構わない。特に金属製であれ
ば複数(多数)の機能部品を搭載するベースとして十分
な強度を持たせることが可能となる。また、形状も上記
のような門状の形状以外に例えばL字状や口字状やS字
状等の様々な異形形状が想定できる。 ・上記実施の形態におけるレバー53,55の形状は一
例であって、他の形状でも良い。 ・レバー53,55は扉枠本体15の裏面に対して平行
に延出されていたが、斜め方向に延出するようにしても
よい。要は片持ちとされればよい。 ・第1〜第3のLED基板L1〜L3の形状及び数は上
記に限定されるものではない。例えばLEDはLED基
板L1〜L3の表面Laと面一としてもよい。また、L
ED基板Lの外郭や厚みの変更も自由である。LED基
板L1〜L3を一体化してもよく更に複数の基板で構成
するようにしてもよい。 ・上記実施の形態おけるLED基板L1〜L3は一例で
あって、その形状や数、レバー65〜71の位置や数は
変更可能である。 ・上記実施の形態では補強フレーム4が直接レバー6
5、66,67,69に当接していたが間接的に他の部
材を介して当接しても構わない。 ・上記各実施の形態ではLED基板用フレーム16もL
ED基板L1〜L3もリサイクル可能な部品であった
が、逆にリサイクルできない部品を同様にまとめるよう
に構成しても構わない。 ・プラスチック製の機能部品として一旦ペレット化した
場合にはバージンのプラスチック材料に比べて色彩上綺
麗に発色させられないことが多い、この場合にはリサイ
クルしたプラスチック材料に由来する部分をバージンの
プラスチック材料からなる部分で隠すように(例えば挟
み込むようなサンドイッチ成形として)使用することが
好ましい。 ・本実施の形態はいわゆるパチンコ機以外の例えばスロ
ットマシンやパチロットにも応用可能である。例えば図
31に示すようにスロットマシン121ではパチンコ遊
技機のような遊技盤と遊技面というものは備えず、扉枠
122に形成された透明な表示窓123からマシン本体
に形成された遊技部としての円筒状のリール124を目
視するようになっているがこのような遊技機に応用する
ことも可能である。 ・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施するこ
とは自由である。 【0025】本発明の目的を達成するために上記実施の
形態から把握できるその他の技術的思想について下記に
付記として説明する。 (1)前記複数の部品は複数種類の部品から構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。ここに複数
種類とは機能に共通性があっても総体的には異なる機能
である場合、例えば上記実施の形態においてLED基板
L1〜L3と表示装置98をLED基板用フレーム16
に搭載させるような場合である。 (2)前記複数の部品群はユニット化ベースに対して着
脱可能に取着されていることを特徴とする請求項1又は
付記1に記載の遊技機。これによって遊技機を回収した
際に機能部品のリサイクルや廃棄の便宜が図られること
となる。 (3)前記ユニット体は前記他の同機能部品に対して着
脱可能に取着されていることを特徴とする請求項1若し
くは付記1又は付記2のいずれかに記載の遊技機。これ
によって遊技機を回収した際にまずユニット体を取り外
すことが容易にでき、機能部品のリサイクルや廃棄の便
宜が図られることとなる。 (4)前記ユニット化ベースの表面には同面に形成され
たレバーを設け、同レバーを常時は同レバーに形成され
た係合部を同じ面に配置された前記被固定側の機能部品
と干渉させるとともに、同基部を中心として同被固定側
の機能部品から離間する方向に向かって撓ませることで
同被固定側の機能部品の着脱時には同係合部を同被固定
側の機能部品と干渉しない位置に移動可能としたことを
特徴とする請求項1若しくは付記1〜3のいずれかに記
載の遊技機。例えば上記各実施の形態のようないわゆる
横爪や、図32のようないわゆる縦爪が考えられる。 (5)前記ユニット化ベースの表面には同面に沿って片
持ち状に延出されるレバーを設け、同レバーを常時は同
レバーに形成された係合部を同じ面に配置された前記被
固定側の機能部品と干渉する位置まで進出させるととも
に、同基部を中心として同被固定側の機能部品から離間
する方向に向かって撓ませることで同被固定側の機能部
品の着脱時には同係合部を同被固定側の機能部品と干渉
しない位置に移動可能としたことを特徴とする請求項1
若しくは付記1〜4のいずれかに記載の遊技機。これに
よってレバーを撓ませることで容易にユニット化ベース
に対して機能部品を着脱することが可能となる。レバー
はユニット化ベースと一体的に成形してもよい。レバー
とは上記各実施の形態ではいわゆる横爪形式のレバー5
3,55,66〜71等である。 (6)前記他の機能部品の表面には同面に沿って片持ち
状に延出されるレバーを設け、同レバーを常時は同レバ
ーに形成された係合部を同じ面に配置された同被固定側
のユニット体と干渉する位置まで進出させるとともに、
同基部を中心として同被固定側のユニット体から離間す
る方向に向かって撓ませることで同被固定側のユニット
体の着脱時には同係合部を同被固定側のユニット体と干
渉しない位置に移動可能としたことを特徴とする付記4
又は5に記載の遊技機。これによってレバーを撓ませる
ことで容易にユニット体の着脱が可能となる。レバーは
他の機能部品と一体的に成形してもよい。 (7)前記レバーには機能部品の同レバーに対する押圧
による圧力を分散させ同レバーに前記透孔の側方に向か
って撓ませる方向のベクトル成分を付与する斜状部を形
成したことを特徴とする付記4〜6のいずれかに記載の
遊技機。これによって機能部品によって斜状部を押圧す
るだけでレバーが退避し、機能部品を装着スペースに装
着させることができるので作業が効率化する。斜状部と
は上記実施の形態では案内面59,75である。これに
よってレバーを別体として構成して扉枠本体に装着する
必要がなく、作業の効率化とコストダウンに貢献する。 (8)前記レバーには同レバーを強制的に揺動させる際
に作業者が指を掛止する掛止片を設けたことを特徴とす
る付記4〜6のいずれかに記載の遊技機。これによって
レバーを強制的に揺動させる作業が容易になって作業効
率が向上する。 (9)前記複数の部品群はユニット化ベースに配設され
た状態で更に他の機能部品によってユニット化ベースと
の間に挟持されて脱落不能に保持されていることを特徴
とする請求項1若しくは付記1〜8のいずれかに記載の
遊技機。 (10)前記ユニット化ベースは他の前記機能部品に対
して仮止め手段によって仮止めされるとともに固定手段
によって本固定されることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜9のいずれかに記載の遊技機。例えば上記実
施の形態のように横爪方式のレバー53,55や図32
に示すような縦爪方式によってまずLED基板用フレー
ム16を仮止めし、次いでビス止めするという二段方式
が想定できる。このようにすれば、特に重量のある機能
部品(上記実施の形態では表示装置98等)を搭載した
LED基板用フレーム16を装着する際に有利である。 (11)前記ユニット化ベースに取着される前記機能部
品は同ユニット化ベースに対して仮止め手段によって仮
止めされるとともに固定手段によって本固定されること
を特徴とする請求項1若しくは付記1〜9のいずれかに
記載の遊技機。例えば上記でいえば重量のある表示装置
98をLED基板用フレーム16に対して横爪方式のレ
バー91,92によって仮止めしておき、加えてビスで
しっかりと固定する場合が考えられる。 (12)前記ユニット化ベースに取着される前記機能部
品は電気部品であることを特徴とすることを特徴とする
請求項1若しくは付記1〜11のいずれかに記載の遊技
機。電気部品とは上記LED基板L1〜L3のように発
光部品やカード操作機構、各種表示装置、スピーカ、そ
の他電源から電力を供給されるものを広く言う。このよ
うにユニット化ベースに電機部品をまとめることで配線
作業や点検の便宜を図ることができ、また、パチンコ遊
技機を回収した際にユニット化ベースを取り外しこれを
チェックすることで電機部品としてリサイクルするか廃
棄するかの判断もできることとなる。 (13)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品はそのまま再使用する
ことのできる機能を有することを特徴とする請求項1若
しくは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。このよ
うな機能部品は特に大きく加工する必要もなく再利用で
きることからリサイクル性が高い。例え場上記実施の形
態のLED基板L1〜L3が挙げられる。 (14)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品は処理施設で処理し原
材料として再利用されることを特徴とする請求項1若し
くは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。このよう
な機能部品は汎用性が大きいためリサイクル性が高い。 (15)前記ユニット化ベース又は/及び同ユニット化
ベースに取着される前記機能部品はリサイクルせずその
まま廃棄する廃棄予定部品であることを特徴とする請求
項1若しくは付記1〜12のいずれかに記載の遊技機。
このようにリサイクルできないというのも一つの機能で
あって、これらをまとめておけば廃棄処理において有利
である。 【0026】(16)前記機能部品は扉枠本体裏面に形
成されたずれ防止手段(位置決め手段)によって所定位
置にすみやかに配置されるとともに、同所定位置にて前
記レバーと係合して仮固定されることを特徴とする請求
項1若しくは付記1〜15のいずれかに記載の遊技機。
これによって機能部品(あるいは補強フレーム)は仮固
定する位置にすみやかに配置されるとともにその位置で
ずれないで保持されることとなる。上記実施の形態では
第1のリブ40、外周リブ63及び内周リブ64がこれ
に対応する。 (17)前記ユニット化ベースと同前記ユニット化ベー
スに取着される機能部品とは機能が異なっていることを
特徴とする請求項1若しくは付記1〜16のいずれかに
記載の遊技機。例えばユニット化ベースを非常にリサイ
クル性のよい金属で構成し、これに取着される機能部品
を回収のたび毎に廃棄処分とされるリサイクル性の悪い
部品とする如くである。或いはユニット化ベースをプラ
スチック製とこれに取着される機能部品を金属製とする
如くである。 (18)前記ユニット化ベースに取着される複数の機能
部品は互いに重ならないことを特徴とする請求項1若し
くは付記1〜17のいずれかに記載の遊技機。これによ
ってスペース的に制限が多い遊技機においてユニット化
ベースが嵩張りにくくなる。 (19)前記ユニット化ベースはプラスチック製であっ
てかつ透明であることを特徴とする請求項1若しくは付
記1〜18のいずれかに記載の遊技機。これによってユ
ニット化ベースは極めてリサイクル性のよいプラスチッ
クという機能を有することとなる。 (20)前記ユニット化ベースは金属製であることを特
徴とする請求項1若しくは付記1〜18のいずれかに記
載の遊技機。金属製であるため複数の機能部品を搭載す
るベースとして十分な強度を持たせることが可能となっ
ている。また、金属製の素材はそのまま使い回しする際
もつぶしてしまう場合もいずれにしても極めてリサイク
ル性がよいため永年に渡って使用が可能となる。 (21)前記ユニット化ベースが取着される前記他の機
能部品はプラスチック製であることを特徴とする請求項
1若しくは付記1〜20のいずれかに記載の遊技機。 (22)前記ユニット化ベースが取着される前記他の機
能部品は金属製であることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜20のいずれかに記載の遊技機。 (23)前記ユニット化ベースは機能部品を装着するた
めの基本となる基本装着部を備え、同基本装着部から側
方に延長された延長装着部を有していることを特徴とす
る請求項1若しくは付記1〜22のいずれかに記載の遊
技機。つまり、複数の機能部品を装着するために1つの
装着部から二次元的に延設されるように他の装着部が形
成されているような状態である。例えば上記各実施の形
態ではLED基板用フレーム16は上部位置の装着部1
6cに対してその両側に左右各装着部16a,16bが
形成されている如くである。形状としてはLED基板用
フレーム16の様な門状の他、L字状や口字状やS字状
等の様々な異形形状が想定できる。 (24)前記ユニット化ベースには同ベースに取着され
る前記機能部品についての情報の読み取りが可能とされ
た識別媒体が配設されていることを特徴とする請求項1
若しくは付記1〜123いずれかに記載の遊技機。情報
とは例えばリサイクル回数、リサイクル可能な日限情
報、材質、製造年月日等が挙げられる。識別媒体として
は例えば上記実施の形態のようなシール74以外にIC
チップ、メモリカード等が挙げられる。情報の開示手段
としては上記実施の形態のように直接日付を記載するこ
との他に、識別コード(例えばバーコード、QRコー
ド)を使用することが可能である。識別コードを使用し
た場合では読み取り装置が必要となるため情報の秘密性
が保持できるという利点がある。 【0027】(25)前記ユニット化ベースは扉枠本体
の裏面に配設されることを特徴とする請求項1若しくは
付記1〜24のいずれかに記載の遊技機。これによって
ユニット化ベースは遊技者が目視する扉枠本体の前面に
露出しないので扉枠本体前面のデザインの自由な設計が
可能となる。 (26)前記ユニット化ベースは扉枠本体の表面に配設
されることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜24
のいずれかに記載の遊技機。特に扉枠本体の背後のスペ
ースが狭い場合や、扉枠本体をより前方にせり出させる
ような場合には有効である。この場合にはユニット化ベ
ースが遊技者から目視されないようにカバー部材で覆う
ようにすることが好ましい。 (27)前記ユニット化ベースは前記扉枠本体の表裏の
いずれにも配設可能であることを特徴とする請求項1若
しくは付記1〜24のいずれかに記載の遊技機。これに
よってユニット化ベースの汎用性が向上し、結果として
コストの削減に寄与する。 (28)前記ユニット化ベースは遊技機本体に配設され
ることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜27のい
ずれかに記載の遊技機。 (29)前記遊技機本体に配設されたユニット化ベース
は同遊技機本体側の支持部によって下方より支持されて
いることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜28の
いずれかに記載の遊技機。これは特に重量のある表示装
置を搭載したユニット化ベースにおいて有効である。上
記実施の形態では遊技機本体としてのパチンコ機本体1
に形成されたリブ100によってパチンコ機本体1に装
着された状態で下方から保持されている。 (30)前記ユニット化ベースは遊技盤に配設されるこ
とを特徴とする請求項1若しくは付記1〜29のいずれ
かに記載の遊技機。 (31)前記遊技盤に配設された機能部品には前記ユニ
ット化ベースを支持するための掛止手段が設けられてい
ることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜30のい
ずれかに記載の遊技機。に記載の遊技機。遊技盤は一般
に木製であるため容易にユニット化ベースを支持する支
持手段を直接遊技盤に形成することは困難である。その
ため、遊技盤に装着されている部品例えばセーフ球集合
樋等に掛止手段を設けこれを介することで間接的にユニ
ット化ベースを遊技盤に支持させることを可能とした。 (32)前記ユニット化ベースは遊技機本体に装着され
同ユニット化ベースに取着された機能部品は前記遊技盤
に面して配設されることを特徴とする請求項1若しくは
付記1〜31のいずれかに記載の遊技機。これによって
ユニット化ベースは遊技機本体に装着されてもそこに取
着された機能部品自身は隣接した遊技盤に面して配設さ
れる、つまり遊技盤に望んで配設されるため遊技盤に直
接ユニット化ベースを装着できない場合に有利である。
この場合に遊技盤に一部開口部を形成し、閉塞状態にお
いてユニット化ベースが前方に突出してユニット化ベー
スに取着された機能部品がこの開口部内に配置されるよ
うに構成してもよい。 (33)前記ユニット化ベースは機構盤に装着され同ユ
ニット化ベースに取着された機能部品は前記遊技盤に面
して配設されることを特徴とする請求項1若しくは付記
1〜31のいずれかに記載の遊技機。これによってユニ
ット化ベースは機構盤に装着されても取着された機能部
品自身は隣接した遊技盤に面して配設される、つまり遊
技盤に望んで配設されるため遊技盤に直接ユニット化ベ
ースを装着できない場合に有利である。この場合に遊技
盤に一部開口部を形成し、閉塞状態においてユニット化
ベースが前方に突出してユニット化ベースに取着された
機能部品がこの開口部内に配置されるように構成しても
よい。 【0028】(34)前記ユニット化ベースは発光部品
用フレームであって、同発光部品用フレームには複数の
発光部品が取着されることを特徴とする請求項1若しく
は付記1〜33のいずれかに記載の遊技機。これによっ
て特にリサイクル性が重視される発光部品を一括して取
り扱うことが可能となる。発光部品とは上記ではLED
基板L1〜L3である。 (35)前記発光部品用フレームは扉枠本体の裏面に配
設されることを特徴とする付記34に記載の遊技機。こ
れによって発光部品用フレームは遊技者が目視する扉枠
本体の前面に露出しないので扉枠本体前面のデザインの
自由な設計が可能となる。 (36)前記発光部は扉枠本体に形成された透孔から扉
枠本体表面側を照明することを特徴とする付記35に記
載の遊技機。これによって扉枠本体表面側の照明が可能
となるとともに、扉枠本体を透明にする等の処理を施す
必要もなくなる。 (37)前記発光部品用フレームは前記他の機能部品に
よって背後から前記扉枠本体方向に押圧されることを特
徴とする付記34〜36のいずれかに記載の遊技機。こ
れによってしっかりと発光部品用フレームが扉枠本体に
保持されることとなる。また、このように押圧されてい
るためユニット化ベースに取着された機能部品は必ずし
もしっかりと取着されていなくともよい。 (38)前記発光部品用フレームは扉枠本体の表面に配
設されることを特徴とする付記34に記載の遊技機。特
に扉枠本体の背後のスペースが狭い場合や、扉枠本体を
より前方にせり出させるような場合には有効である。こ
の場合には発光部品用フレームが遊技者から目視されな
いようにカバー部材があることが好ましい。 (39)前記発光部品は薄板状の基板をなし、同前記発
光部は同基板の所定位置に配置されたLEDであること
を特徴とする付記34〜38のいずれかに記載の遊技
機。薄板状の基板とLEDによって構成されているため
厚みが薄くてスペースをとらないので扉枠本体裏面に配
置するのに好適である。特に背面に補強フレームが配置
されるケースでは扉枠本体と補強フレームとの間隔をそ
れほど開けなくてもよいので補強フレームの補強効果が
高まる。 (40)前記発光部品用フレームと発光部品との間には
他の機能部品が挟持されていることを特徴とする付記3
4〜39のいずれかに記載の遊技機。これによって発光
部品の機構をより高めることができる。例えばLEDの
光を拡散させる散光シートのようなものが考えられる。 【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のパチンコ遊技機の斜
視図。 【図2】 同じパチンコ遊技機の分解側面図。 【図3】 図9のC−C線でのパチンコ遊技機の部分縦
面図。 【図4】 LED基板用フレームの背面図。 【図5】 LED基板用フレームの斜視図。 【図6】 補強フレームの背面図。 【図7】 LED基板の正面図。 【図8】 LED基板の斜視図。 【図9】 扉枠本体(扉枠)の正面図。 【図10】 扉枠本体の部分背面図(上半身)。 【図11】 扉枠本体の部分背面図(下半身)。 【図12】 LED基板用フレームを装着した状態の図
10の扉枠本体の部分背面図。 【図13】 補強フレームを装着した状態の扉枠本体の
背面図。 【図14】 レバー周辺を説明するための図であって
(a)は平面図、(b)は側断面図、(c)は斜視図。 【図15】 レバー周辺を説明するための図であって
(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は側断面図。 【図16】 図4におけるA−A線での断面図。 【図17】 図4におけるB−B線での断面図。 【図18】 図13におけるD−D線での断面図。 【図19】 図13におけるE−E線での断面図。 【図20】 (a)〜(d)は第2のLED基板のLE
D基板用フレームの装着部への装着方法を説明する説明
図。 【図21】 (a)は図20(a)のF−F線における
断面図、(b)は図20(c)のF−F線における断面
図、(c)は図20(d)のF−F線における断面図。 【図22】 (a)〜(c)はLED基板用フレームの
装着方法を説明する説明図。 【図23】 (a)〜(d)は図22のG−G位置にお
けるLED基板用フレームの装着方法を説明する説明
図。 【図24】 LED基板用フレームを扉枠本体に装着す
る作業を説明する説明図。 【図25】 他の実施の形態における扉枠本体(扉枠)
の正面図。 【図26】 他の実施の形態における扉枠本体へのLE
D基板用フレームの装着状態を説明する説明図。 【図27】 他の実施の形態のLED基板用フレームの
正面図。 【図28】 他の実施の形態における扉枠本体(扉枠)
の正面図。 【図29】 他の実施の形態のLED基板用フレームの
正面図。 【図30】 他の実施の形態における扉枠本体へのLE
D基板用フレームの装着状態を説明する説明図。 【図31】 スロットマシンの斜視図。 【図32】 縦爪のレバーを説明する斜視図。 【図33】 他の実施の形態におけるパチンコ遊技機の
分解側面図。 【図34】 図33の実施の形態におけるLED基板用
フレーム。 【図35】 (a)はパチンコ機本体の部分拡大概略側
面図、(b)はパチンコ機本体と遊技盤とが組み合わさ
れた状態の部分拡大概略側面図。 【図36】 他の実施の形態の遊技盤の概略側面図。 【図37】 (a)は他の実施の形態の取り付けフレー
ムの分解図、(b)は同取り付けフレームが装着される
扉枠の分解側面図。 【符号の説明】 4…補強フレーム、5…扉枠、15…扉枠本体、16…
LED基板用フレーム、53,55,66〜71…レバ
ー、117…取り付けフレーム、L1〜l3…LED基
板。
視図。 【図2】 同じパチンコ遊技機の分解側面図。 【図3】 図9のC−C線でのパチンコ遊技機の部分縦
面図。 【図4】 LED基板用フレームの背面図。 【図5】 LED基板用フレームの斜視図。 【図6】 補強フレームの背面図。 【図7】 LED基板の正面図。 【図8】 LED基板の斜視図。 【図9】 扉枠本体(扉枠)の正面図。 【図10】 扉枠本体の部分背面図(上半身)。 【図11】 扉枠本体の部分背面図(下半身)。 【図12】 LED基板用フレームを装着した状態の図
10の扉枠本体の部分背面図。 【図13】 補強フレームを装着した状態の扉枠本体の
背面図。 【図14】 レバー周辺を説明するための図であって
(a)は平面図、(b)は側断面図、(c)は斜視図。 【図15】 レバー周辺を説明するための図であって
(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は側断面図。 【図16】 図4におけるA−A線での断面図。 【図17】 図4におけるB−B線での断面図。 【図18】 図13におけるD−D線での断面図。 【図19】 図13におけるE−E線での断面図。 【図20】 (a)〜(d)は第2のLED基板のLE
D基板用フレームの装着部への装着方法を説明する説明
図。 【図21】 (a)は図20(a)のF−F線における
断面図、(b)は図20(c)のF−F線における断面
図、(c)は図20(d)のF−F線における断面図。 【図22】 (a)〜(c)はLED基板用フレームの
装着方法を説明する説明図。 【図23】 (a)〜(d)は図22のG−G位置にお
けるLED基板用フレームの装着方法を説明する説明
図。 【図24】 LED基板用フレームを扉枠本体に装着す
る作業を説明する説明図。 【図25】 他の実施の形態における扉枠本体(扉枠)
の正面図。 【図26】 他の実施の形態における扉枠本体へのLE
D基板用フレームの装着状態を説明する説明図。 【図27】 他の実施の形態のLED基板用フレームの
正面図。 【図28】 他の実施の形態における扉枠本体(扉枠)
の正面図。 【図29】 他の実施の形態のLED基板用フレームの
正面図。 【図30】 他の実施の形態における扉枠本体へのLE
D基板用フレームの装着状態を説明する説明図。 【図31】 スロットマシンの斜視図。 【図32】 縦爪のレバーを説明する斜視図。 【図33】 他の実施の形態におけるパチンコ遊技機の
分解側面図。 【図34】 図33の実施の形態におけるLED基板用
フレーム。 【図35】 (a)はパチンコ機本体の部分拡大概略側
面図、(b)はパチンコ機本体と遊技盤とが組み合わさ
れた状態の部分拡大概略側面図。 【図36】 他の実施の形態の遊技盤の概略側面図。 【図37】 (a)は他の実施の形態の取り付けフレー
ムの分解図、(b)は同取り付けフレームが装着される
扉枠の分解側面図。 【符号の説明】 4…補強フレーム、5…扉枠、15…扉枠本体、16…
LED基板用フレーム、53,55,66〜71…レバ
ー、117…取り付けフレーム、L1〜l3…LED基
板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の機能部品を組み合わせて一枚のパネ
ル体を構成し、複数の同パネル体を組み立てて一体化す
るようにした遊技機において、 前記パネル体を構成する機能部品のうち共通する機能の
複数の部品群を機能部品の一部としてのユニット化ベー
スに対して取着してユニット体を構成するとともに、同
ユニット体を1単位とし同ユニット体毎に他の同機能部
品に対して取着させるようにしたことを特徴とする遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002067092A JP2003260237A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002067092A JP2003260237A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003260237A true JP2003260237A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28671549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002067092A Pending JP2003260237A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003260237A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006034759A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Aruze Corp | 遊技機および遊技機管理システム |
JP2009066076A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Kyoraku Sangyo Kk | 可動装飾体ユニット組付け構造、遊技盤、及びパチンコ遊技機 |
JP2013099697A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013099698A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014083276A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2014230980A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2002
- 2002-03-12 JP JP2002067092A patent/JP2003260237A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006034759A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Aruze Corp | 遊技機および遊技機管理システム |
JP2009066076A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Kyoraku Sangyo Kk | 可動装飾体ユニット組付け構造、遊技盤、及びパチンコ遊技機 |
JP2014083276A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2013099697A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013099698A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230980A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050208 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081125 |