JP2003259029A - 業務通話管理処理プログラム、業務通話処理プログラム、および業務通話管理システム - Google Patents

業務通話管理処理プログラム、業務通話処理プログラム、および業務通話管理システム

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JP2003259029A
JP2003259029A JP2002055355A JP2002055355A JP2003259029A JP 2003259029 A JP2003259029 A JP 2003259029A JP 2002055355 A JP2002055355 A JP 2002055355A JP 2002055355 A JP2002055355 A JP 2002055355A JP 2003259029 A JP2003259029 A JP 2003259029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務通話管理処理プログラムに関し、業務連
絡先の電話番号の漏洩を防止し、個人契約電話からされ
た業務通話の通話料金を管理できる処理プログラムの提
供を目的とする。 【解決手段】 専用サイト1は、業務連絡の連絡先名と
電話番号、料金通知先を含む利用者情報111 を記憶し、
連絡先リストを生成して社員電話機4へ送信し、連絡先
リストから選択された連絡先の電話番号を社員電話機4
に送信する。社員電話機4は、この電話番号を非表示状
態で用いて連絡先電話機5と通話し、通話ログ情報113
を記憶する。通話中、電話会社6は通話情報114 を記憶
する。その後、専用サイト1は、通話ログ情報113 と通
話情報114 とを得て利用者電話番号による業務通話を解
析し、料金通知先ごとの累積通話料金を計算して会社へ
通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務連絡のために
用いる業務電話番号および業務電話番号を用いた通話を
管理する業務通話管理処理に関し、業務通話管理処理を
コンピュータに実行させるための業務通話管理処理プロ
グラムと、前記業務通話管理処理プログラムで管理され
た電話番号を用いた通話処理をコンピュータに実行させ
るための業務通話処理プログラムと、業務通話管理を行
う管理サーバと管理サーバにアクセス可能な通話装置か
らなり業務通話管理処理を行なう業務通話管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年携帯電話が普及したことに伴い、従
業員や社員などの業務従事者(以下、社員という)は、
個人が契約し所有する電話機に業務連絡先の電話番号を
登録しておき、その業務連絡先の電話番号へ発呼して業
務連絡のための通話を行なうことも多くなっている。こ
の場合、社員の携帯電話には、その社員の個人的連絡先
の電話番号とともに業務連絡先の電話番号が記憶されて
いることになる。
【0003】また、会社や事務所内に設置された電話機
においても、通常、短縮機能などを用いて業務連絡先の
電話番号が記憶されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】業務連絡先の電話番号
は、顧客やグループの社員などの業務上の関係者へアク
セスが可能となるという点で重要な業務情報かつ個人情
報である。したがって、重要な情報である業務連絡先の
電話番号が、社員それぞれの個人所有の電話機などに登
録され記憶されている状況は、社員にとって業務連絡先
の電話番号の登録や更新の手間が生じる点で好ましくな
いだけではなく、重要な業務情報が漏洩される懸念が生
ずる点で好ましくない。
【0005】特に、携帯電話機に業務連絡用の電話番号
が記憶されている場合には、携帯電話機の置き忘れや盗
難などの事故が発生するリスクが固定電話機に比べて高
いために、携帯電話機に記憶された業務連絡先の電話番
号が漏洩される危険度は非常に高くなる。また、会社内
の固定電話機に記憶されている業務連絡先の電話番号に
ついても、社員が意図的に取得して第三者に漏洩する可
能性がある点で、同様に好ましくない。
【0006】さらに、社員が個人契約している携帯電話
から業務連絡先の電話番号を用いてした通話(以下、業
務通話という)の通話料金は、社員の通常の通話料金に
含まれて契約者である社員宛へ請求される。同一の電話
番号から発呼された通話から業務連絡先の電話番号への
通話のみを区別し、かかる業務通話に対する通話料金を
区別して課金することは、業務連絡先が流動的であって
登録処理に大きな負担がかかるため実現されていなかっ
た。そして、会社が、かかる業務通話の通話料金を負担
する場合には、社員の個人契約電話の通話明細から業務
通話の通話料金分を人手により抽出して通話料金累計を
計算しなければならず煩雑であった。
【0007】本発明の目的は、重要な業務情報および個
人情報である業務連絡先の電話番号の漏洩を防止するこ
とである。
【0008】また、本発明の別の目的は、社員の個人契
約の電話など社内の電話機以外の電話機からなされた業
務通話の通話料金を、会社に通知または請求できるよう
にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、業務目的で行なう通話を管理する業務通
話管理処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムであって、利用者と、前記利用者の業務通話の相手先
を特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利
用者情報を記憶する利用者情報記憶手段にアクセスする
利用者情報アクセス処理と、前記利用者情報から、前記
利用者の通話装置に表示させる前記連絡先の一覧を生成
する連絡先加工処理と、前記利用者情報から、前記連絡
先の一覧から選択された連絡先に対応する電話番号を取
得し、前記通話装置において非表示となる状態にした前
記電話番号を前記通話装置へ送信する連絡先番号取得処
理とを、コンピュータに実行させるものである。
【0010】さらに、本発明にかかる業務通話管理処理
プログラムは、前記利用者情報アクセス処理では、前記
利用者がした通話の通話料金の通知先を含む利用者情報
を記憶した利用者情報記憶手段にアクセスする処理と、
前記連絡先番号取得処理により送信した電話番号を用い
た前記通話装置での通話についての通話ログ情報を取得
する通話ログ情報取得処理と、前記通話装置でなされた
通話の通話状況と通話料金とを含む通話情報を記憶する
通話情報記憶手段にアクセスする通話情報アクセス処理
と、前記通話ログ情報と前記通話情報とをもとに、前記
利用者の累積通話料金を集計する累積通話料金計算処理
と、前記累積通話料金を前記通知先へ通知する通話料金
通知処理とを、コンピュータに実行させるものである。
【0011】また、本発明は、業務目的で行なう通話を
管理するため、利用者と利用者の業務通話の相手先を特
定する連絡先と前記連絡先の電話番号とを含む利用者情
報を記憶する業務通話管理サーバに接続可能な通話装置
において通話処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムであって、前記業務通話管理サーバから取得し
た前記連絡先の一覧から連絡先を選択する連絡先選択処
理と、前記選択連絡先に対応する電話番号を受信する電
話番号取得処理と、前記電話番号を非表示の状態で用い
て通話する通話処理とをコンピュータに実行させるもの
である。
【0012】さらに、本発明の業務通話処理プログラム
は、前記電話番号を用いた通話についての通話ログ情報
を取得し、前記通話ログ情報を前記業務通話管理サーバ
へ送信する通話ログ情報取得・送信処理を、コンピュー
タに実行させるものである。
【0013】また、本発明は、業務目的で行なう通話を
管理する管理サーバと前記管理サーバへ接続可能な通話
装置からなる業務通話管理システムであって、前記管理
サーバには、利用者と、前記利用者の業務通話の相手先
を特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利
用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記利用者
情報から、前記利用者の通話装置に表示させる前記連絡
先の一覧を生成する連絡先加工処理手段と、前記利用者
情報から、前記連絡先の一覧から選択された連絡先に対
応する電話番号を取得し、前記通話装置へ送信する連絡
先番号取得手段とを備え、前記通話装置には、前記電話
番号を非表示の状態で用いて通話する通話処理手段とを
備える。
【0014】本発明の各手段または機能または要素をコ
ンピュータにより実現するプログラムは、コンピュータ
が読み取り可能な、可搬媒体メモリ、半導体メモリ、ハ
ードディスクなどの適当な記録媒体に格納することがで
き、これらの記録媒体に記録して提供され、または、通
信インタフェースを介して種々の通信網を利用した送受
信により提供されるものである。
【0015】本発明は、以下のように作用する。本発明
にかかる業務通話管理処理プログラムを実行するコンピ
ュータにより実現される業務通話管理サーバは、利用者
と、利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先と、連
絡先の電話番号と、通話料金の通知先とを含む利用者情
報を利用者情報記憶手段に記憶する。
【0016】そして、本発明にかかる業務通話処理プロ
グラムを実行するコンピュータにより実現される通話装
置から連絡先取得要求を受け付けると、業務通話管理サ
ーバは、利用者情報にアクセスして、利用者の通話装置
に表示させる連絡先の一覧である連絡先リストを生成し
て、通話装置に送信する。通話装置では、連絡先リスト
の連絡先の氏名や社名などが表示され、ユーザである社
員は、連絡先リストから所望する連絡先名を選択する。
【0017】すると、業務通話管理サーバは、選択され
た連絡先に対応する電話番号を利用者情報から取得し、
通話装置において非表示となる状態にした電話番号を通
話装置へ送信する。通話装置では、受信した電話番号を
非表示の状態で用いて通話する。通話終了後、通話装置
は、電話番号を用いた通話についての通話ログ情報を業
務通話管理サーバへ送信する。なお、通話装置では、通
話終了後に電話番号を削除する。
【0018】その後、業務通話管理サーバは、通話ログ
情報を受信し、さらに電話会社で記録された通話装置で
なされた通話の通話状況と通話料金とを含む通話情報を
取得して、通話ログ情報と通話情報とをもとに、利用者
ごとの累積通話料金を集計し、利用者情報に設定された
通話料金通知先へ累積通話料金を通知する。
【0019】このように、通話装置を用いて通話する社
員は、業務通話管理サーバから得た業務連絡先の電話番
号を知り得ない状態で通話するため、業務連絡先の電話
番号の漏洩の危険を少なくすることができる。さらに、
業務通話管理サーバは、通話装置から業務連絡先の電話
番号を用いた通話のログ情報を取得するため、通話料金
を含む通話情報と突き合わせることにより、業務通話を
抽出し、その通話料金を集計することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を説明
する。
【0021】図1に、第1の実施の形態における本発明
のシステムの構成例を示す。本発明にかかるシステム
は、専用サイト1、会社端末3、社員電話機4、連絡先
電話機5からなる。
【0022】専用サイト1は、管理会社が管理するWe
bサーバである。
【0023】会社端末3は、専用サイト1を利用する契
約をした会社(以下、単に会社という。)に設置される
コンピュータ端末であって、入出力装置を備え、Web
ブラウザ機能を持ち、インターネット2により専用サイ
ト1へアクセスが可能でありデータ送受信を行なうこと
ができる。
【0024】社員電話機4は、専用サイト1を利用でき
る会社の社員が個人契約している電話機であって、通話
機能とWebブラウザ機能とを持つものであり、例え
ば、携帯電話端末、通話機能付き携帯情報端末(PD
A:Personal Digital Assistants )、簡易型携帯電話
(PHS:Personal Handyphone System)、表示装置付
き固定電話機などである。社員電話機4は、例えばイン
ターネット2を介して専用サイト1へアクセスが可能で
あり、データの送受信を行なうことができる。
【0025】連絡先電話機5は、社員電話機4と通話が
可能な端末である。社員電話機4と連絡先電話機5と
は、電話会社6が運営する電話網などを用いて通話を行
う。
【0026】専用サイト1は、管理者認証部101と、
情報登録・更新部102と、利用者認証部103と、連
絡先取得・加工部104と、電話番号取得部105と、
ログ取得部106と、通話ログ解析部107と、累積料
金計算部108と、通話料金通知書発行部109とを備
える。
【0027】また、専用サイト1は、管理者情報11
0、利用者情報111、通信ログ情報112、通話ログ
情報113、通話情報114、もしくは通話料金情報1
15などを記憶する記憶部を備える。
【0028】専用サイト1の管理者認証部101は、イ
ンターネット2による会社端末3から専用サイト1への
ログイン時に、管理者情報110をもとに管理者のアク
セスを認証する手段である。
【0029】情報登録・更新部102は、管理者認証部
101での認証後に、会社端末3からのデータ入力を受
け付けて利用者情報111を更新等する手段である。
【0030】利用者認証部103は、インターネット2
による社員電話機4から専用サイト1へのログイン時
に、利用者情報111をもとに社員である利用者のアク
セスを認証する手段である。
【0031】連絡先取得・加工部104は、利用者認証
部103での認証後に、利用者情報111を参照して、
社員電話機4が電話番号を共有することが認められた範
囲の連絡先である利用者氏名、会社名・部署名・グルー
プ名などを抽出し、抽出した連絡先(利用者名など)を
リスト形式に加工した連絡先リストを社員電話機4に送
信する手段である。
【0032】電話番号取得部105は、社員電話機4に
表示された連絡先リストから選択された連絡先の電話番
号を利用者情報111から取得し社員電話機4に送信
し、自動的に社員電話機4との接続を切断する手段であ
る。
【0033】ログ取得部106は、社員電話機4から専
用サイト1へのアクセスに関する通信ログ情報112を
取得して記憶部に記憶する手段である。なお、専用サイ
ト1へのアクセスに対する課金を行う場合のみ、ログ取
得部106が備えられる。
【0034】通話ログ解析部107は、業務通話を確認
するために、通話ログ情報113と、社員電話機4と連
絡先電話機5との通話の情報である通話情報114とを
解析する手段である。なお、通話情報114は、電話会
社6から専用サイト1へ通知される情報である。
【0035】累積料金計算部108は、業務通話の通話
料金額や累積通話料金額を通話料金通知先ごとに集計
し、通話料金情報115を生成する手段である。
【0036】通話料金通知書発行部109は、専用サイ
ト1を利用する会社ごとに、通話料金情報115をもと
に生成した業務通話の累積通話料金額を表した業務通話
料金通知書を発行する手段である。
【0037】図2に、専用サイト1は、管理者情報11
0、利用者情報111、通信ログ情報112、通話ログ
情報113、通話情報114、もしくは通話料金情報1
15として専用サイト1で記憶される情報の項目の例を
示し、図3〜図6に、各情報の例を示す。
【0038】図3に、管理者情報110の例を示す。管
理者情報110は、管理者パスワードと管理範囲との項
目からなる。
【0039】管理者パスワードは、管理者が専用サイト
1へアクセスし、管理者情報110および利用者情報1
11を更新等するためのアクセス認証のための情報であ
る。
【0040】管理範囲は、管理者パスワードごとに利用
者情報111の更新等を許諾された範囲を設定する情報
である。一つの会社に複数の管理者パスワードが登録さ
れている場合には、管理者パスワードごとに利用者情報
111を更新処理できる範囲が、専用サイト1を利用で
きる利用者の所属するグループ単位で設定される。
【0041】例えば、管理者パスワード「kanrip
ass」を持つ管理者は、利用者情報111の所属グル
ープが「FF商事−○○プロジェクトグループ(○○P
rj)に所属する社員および顧客、××プロジェクト
(××Prj)の顧客」である利用者についての利用者
情報111を更新し、もしくは、かかる所属グループに
関連する社員、顧客などの新規の利用者情報111を登
録することができることを意味する。
【0042】図4に、利用者情報111の例を示す。利
用者情報111は、利用者名、所属グループ、利用者電
話番号、利用者パスワード(利用者PW)、共有範囲、
通話料金通知先からなる。
【0043】利用者名は、専用サイト1を利用すること
ができる利用者(社員、顧客、関係者など)の氏名な
ど、利用者を特定する情報である。所属グループは、登
録された利用者の部課やプロジェクトなどの所属グルー
プの情報である。利用者電話番号は、利用者が連絡先と
して登録した電話番号である。
【0044】利用者パスワードは、利用者が専用サイト
1へアクセスを認証するための情報である。利用者パス
ワードは、利用者ごとに一意の文字数字列や、利用者で
ある社員が所持する社員電話機4の電話番号などの電話
機固有の識別情報を用いてもよい。
【0045】共有範囲は、利用者が共有できる利用者電
話番号の範囲を示す情報である。共有範囲は、例えば、
利用者の所属グループを単位として設定される。通話料
金通知先は、専用サイト1から取得した利用者電話番号
を用いた業務通話料金額の通知先に関する情報である。
【0046】図4に示す利用者情報111では、例えば
利用者A(社員)については、「所属グループ先;利用
者電話番号;利用者パスワード;共有範囲;通話料金通
知先(料金通知先)」として「FF商事−○○Prj、
××Prj(兼任);090−1111−2222;A
aAa;○○Prj、○○Prjの顧客、××Prj、
××Prj顧客;FF商事」が管理者により登録されて
いる。なお、通話料金通知先は、会社単位のほか会社内
の所属単位などで設定することもできる。
【0047】社員Aは、利用者パスワード「AaAa」
で専用サイト1へアクセスでき、共有範囲に設定された
所属グループの構成メンバである利用者(○○Prjも
しくは××Prjの社員および顧客、例えば、社員C、
顧客Fなど)の利用者電話番号を共有して連絡先として
取得することができる。
【0048】また、社員Aのように、利用者が2つのプ
ロジェクトを兼任し、プロジェクトごとに累積通話料金
を算出して通知する場合には、プロジェクトごとに異な
る所属グループとして利用者情報111を登録し、社員
Aがそれぞれの所属グループで異なる利用者パスワード
でアクセスできるように設定することにより、プロジェ
クトごとの通話料金を集計できるようにしてもよい。
【0049】社員Dについては、社員Dへの連絡先であ
る利用者電話番号が未登録であって、他の利用者は社員
Dの利用者電話番号を共有できず、連絡先として選択で
きない。しかし、社員D自身は、共有範囲で設定された
所属グループの構成メンバの利用者電話番号を取得でき
ることを意味する。
【0050】また、顧客Fについては、顧客Fは、利用
者パスワードを発行されていないために、専用サイト1
へのアクセスが禁止されているが、専用サイト1へアク
セスできる他の利用者は、共有範囲に、社員Fの属する
所属グループ「FF商事−○○Prj」が設定されてい
れば、顧客Fの利用者電話番号を取得できることを意味
する。
【0051】また、顧客Gについては、専用サイト1で
は、顧客Gの社員電話機4から発呼された通話に対する
通話料金通知処理もしくは請求処理を行わないことを意
味する。すなわち、顧客Gは、専用サイト1へアクセス
が許可され、所属グループ「FF商事−××Prj」の
利用者電話番号を取得できるが、その通話料金額はFF
商事に通知されないことを意味する。
【0052】図5に、通話ログ情報113および通話情
報114の例を示す。
【0053】図5(A)に示す通話ログ情報113は、
「認証利用者パスワード、利用者電話番号、通話開始時
間および通話終了時間」の項目からなる社員電話機4の
通話ごとのログ情報である。通話ログ情報113は、利
用者電話番号で通話した社員電話機4から受信して専用
サイト1の記憶部に記憶される。
【0054】認証利用者パスワードは、専用サイト1か
ら認証を得て取得した利用者電話番号により通話した社
員の利用者パスワードである。利用者電話番号は通話相
手先となった利用者電話番号である。通話開始時間は利
用者電話番号を用いた通話の開始時刻であり、通話終了
時間は利用者電話番号を用いた通話の終了時刻である。
【0055】図5(A)の通話ログ情報113の先頭の
レコードは、利用者パスワード「AaAa」の社員Aの
社員電話機4から受信したものであり、通話先が利用者
電話番号「070−1111−7777」を用いた通話
(ここでは、社員Eとの通話)が2001年12月25
日10時57分37秒に開始され、同日10時59分0
2秒に終了したことを意味する。
【0056】図5(B)に示す通話情報114は、電話
会社6で記録される、発信元電話番号ごとの「相手先電
話番号、通話開始時間、通話終了時間、およびその通話
料金」の項目からなる通話状態に関する情報である。
【0057】通話料金は、通話開始時間から通話終了時
間までの通話料金額である。電話会社6から専用サイト
1へ通話履歴を通知して専用サイト1で通話料金を算出
しても、または、電話会社6で通話履歴をもとに算出さ
れた通話料金を専用サイト1へ通知するのでもよい。
【0058】図5(B)に示す通話情報114は、社員
Aの社員電話機4の通話情報114であり、社員Aが、
相手先電話番号(ここでは、社員Eの利用者電話番号)
「070−1111−7777」に対して2001年1
2月25日10時57分37秒から同日10時59分0
2秒まで通話し、その通話料金が80円であることを意
味する。
【0059】通信ログ情報112は、ログ取得部106
により取得される、社員電話機4からの専用サイト1へ
のアクセスログに関する情報である。例えば、社員電話
機4の利用者パスワード、専用サイト1へアクセスした
通信開始時間および通信終了時間を記憶する。なお、専
用サイト1へのインターネット2によるアクセスに対し
て料金請求を行わない場合には、通信ログ情報112は
記憶されない。
【0060】図6に、通話料金情報115の例を示す。
通話料金情報115は、累積料金計算部108により生
成される、「料金請求先、累積通話料金」の項目からな
る情報である。累積通話料金は、累積料金計算部108
で算出された通話料金通知先ごとの通話料金の累積金額
である。なお、通話料金通知先が会社内の部署単位や、
プロジェクト単位で設定されている場合には、図6に示
すように各単位ごとの累積通話料金となる。
【0061】会社端末3は、専用サイト1を利用する会
社に設けられる。登録情報入力部31は、インターネッ
ト2を通じて、管理者情報110もしくは利用者情報1
11を更新し、または新たな利用者情報111を追加す
る手段である。
【0062】社員電話機4は、専用サイト1の利用が可
能な社員や顧客などが所有する電話機などであって、連
絡先選択部41と、電話番号取得部42と、通話処理部
43と、通話ログ取得・送信部44とを備える。
【0063】連絡先選択部41は、専用サイト1へログ
インし、専用サイト1から連絡先リストを受け取って社
員電話機4の表示装置に表示し、連絡先リストから選択
された連絡先を専用サイト1の電話番号取得部105へ
送信する手段である。
【0064】図7に、社員電話機4の表示装置に表示さ
れた連絡先リストの例を示す。連絡先として、ログイン
した社員(利用者)の共有範囲に指定されている所属グ
ループの構成メンバである利用者氏名および所属グルー
プ名の組がリスト形式で表示される。
【0065】電話番号取得部42は、専用サイト1か
ら、連絡先リストで選択した連絡先の利用者電話番号を
取得して、通話処理部43へ渡す手段である。
【0066】通話処理部43は、電話番号取得部42か
ら取得した利用者電話番号を用いて、利用者電話番号を
表示装置に表示しない状態で自動的に発呼して通話し、
通話終了後に、利用者電話番号を削除する手段である。
【0067】通話ログ取得・送信部44は、通話処理部
43での通話状態に関する情報である通話ログ情報11
3を記録し、通話完了や所定の時間を契機に専用サイト
1へ送信する手段である。
【0068】図8および図9に、本形態におけるシステ
ムの処理シーケンス図を示す。
【0069】(1) 管理者ログイン:会社端末3の登録情
報入力部31は、専用サイト1へログインするために、
管理者パスワードを含む必要な管理者アカウント情報を
専用サイト1へ送信する。
【0070】(2) 管理者認証:専用サイト1の管理者認
証部101は、管理者情報110を参照して受信した管
理者パスワードを認証し、管理者パスワードに対応する
管理範囲を情報登録・更新部102へ通知し、会社端末
3へ認証OKを返す。
【0071】(3) 情報入力・更新:会社端末3の登録情
報入力部31は、認証OKを受けて、利用者情報111
を入力して専用サイト1へ送信する。
【0072】(4) 情報登録・更新:専用サイト1の情報
登録・更新部102は、会社端末3から利用者情報11
1を受信し、受信した情報が管理範囲に設定された所属
グループを構成する利用者に関するものであれば、利用
者情報111の記憶部へ登録し、もしくは記憶している
利用者情報111を更新し、処理終了後に登録・更新完
了を会社端末3へ通知する。
【0073】(5) 利用者ログイン:その後、社員電話機
4の連絡先選択部41は、専用サイト1へログインする
ために、利用者パスワードを含む必要なアカウント情報
を送信する。
【0074】(6) 利用者認証:専用サイト1の利用者認
証部103は、利用者情報111を参照して受信した利
用者パスワードを認証する。
【0075】(7) 連絡先取得・加工:認証後、連絡先取
得・加工部104は、利用者情報111を参照して、共
有範囲として設定されている所属グループの利用者を抽
出し、抽出した利用者名および所属グループをリスト形
式に加工した連絡先リストを社員電話機4に送信する。
【0076】(8) リスト表示:社員電話機4の連絡先選
択部41は、連絡先リストを受信して表示装置に表示す
る。社員は、社員電話機4のカーソル移動キーもしくは
該当する数字キーを選択することにより、連絡先リスト
から1つの連絡先を選択する。連絡先選択部41は、社
員が連絡先リストから選択した1つの連絡先(選択連絡
先)を専用サイト1へ送信する。
【0077】(9) 電話番号取得:専用サイト1の電話番
号取得部105は、社員電話機4から選択連絡先を受信
し、利用者情報111を参照して、該当する利用者電話
番号を抽出し、利用者電話番号を社員電話機4へ送信す
る。
【0078】(10) 電話番号保持:社員電話機4の電話
番号取得部42は、利用者電話番号を受信し、通話処理
部43へ渡す。通話処理部43は、利用者電話番号を一
時的に保持する。
【0079】(11) 通話/通話ログ取得:通話処理部4
3は、利用者電話番号を受け取ると、社員電話機4の表
示装置に利用者電話番号を表示しない状態で自動的にそ
の利用者電話番号宛に発呼を行う。また、通話処理部4
3は、通話ログ取得・送信部44へ利用者電話番号を通
知し、通話が開始されると通話開始を通知する。通話ロ
グ取得・送信部44は、通話処理部43から通知された
利用者電話番号を記憶し、さらに通話開始通知を受けて
通話開始時間を記憶する。
【0080】(12) 通話情報取得:社員電話機4と連絡
先電話機5とが通話中の間、電話会社6により通話情報
114が記録される。
【0081】(13) 電話番号削除:通話処理部43が通
話を終了すると、通話終了通知を通話ログ取得・送信部
44へ通知し、一時保持していた利用者電話番号を削除
する。通話ログ取得・送信部44は、通話終了通知を受
け取り通話終了時間を記憶する。
【0082】(14) 通話ログ情報送信:通話ログ取得・
送信部44は、記憶した通話の相手先の利用者電話番
号、通話開始時間および通話終了時間に、社員電話機4
の利用者パスワード(認識利用者パスワード)を付加し
た通話ログ情報113を専用サイト1へ送信する。
【0083】(15) 通話ログ情報取得・保持:専用サイ
ト1は、社員電話機4から受信した通話ログ情報113
を記憶部に記憶する。
【0084】(16) 通話情報送信:その後、電話会社6
は、所定の契機で、記録した通話情報114を専用サイ
ト1へ送信する。または、専用サイト1は、通話情報1
14へアクセスして取得する。
【0085】(17) 通話情報取得・保持:専用サイト1
は、通話情報114を記憶部に記憶する。
【0086】(18) 通話ログ情報・通話情報解析:専用
サイト1の通話ログ解析部107は、通話ログ情報11
3と通話情報114との通話先の利用者電話番号、通話
開始時間および通話終了時間を突き合わせて業務通話を
確認する。
【0087】(19) 累積通話料金算出:累積料金計算部
108は、通話情報114から、業務通話の通話料金を
抽出し、通話ログ情報113の認識利用者パスワード
(利用者パスワード)をキーに抽出した通話料金通知先
ごとに通話料金を積算し、通話料金情報115を生成す
る。
【0088】(20) 業務通話料金通知書発行:通話料金
通知書発行部109は、累積料金計算部108が生成し
た通話料金情報115をもとに、通話料金通知先ごとの
業務通話料金通知書を発行する。通話料金通知書発行部
109は、通話料金通知書を印刷出力するか、もしく
は、電子データの形式でインターネット2を通じて会社
端末3へ送信する。
【0089】図10に、本形態における専用サイト1の
利用の手順を示す。
【0090】専用サイト1を利用するため、会社「FF
商事」は、あらかじめ専用サイト1の管理会社と契約を
締結しておく。専用サイト1の管理会社は、契約内容に
もとづいて、専用サイト1の管理者情報110に、管理
者パスワード「kanripass」と管理範囲「FF
商事−○○Prjの社員/顧客、××Prjの顧客」を
設定しておく。
【0091】会社(FF商事)の管理者は、専用サイト
1へWeb上からログインし、「所属グループごとの構
成メンバ(利用者)」と、「共有したい全ての連絡先情
報(利用者電話番号、共有範囲)」と、利用者パスワー
ド、通話料金通知先とを利用者情報111として専用サ
イト1へ登録する(S1)。なお、いずれの情報も随時
更新ができる。
【0092】そして、会社FF商事の○○Prjと××
Prjとを兼任する社員Aが連絡先リストを取得するた
めに、利用者パスワードを入力して、社員Aが個人で契
約している社員電話機4から専用サイト1へログインし
て接続する(S2)。
【0093】専用サイト1において、社員Aが認証され
たかどうかが、利用者パスワードにより判断される(S
3)。
【0094】社員Aの利用者パスワードが設定されてい
て認証された場合には、専用サイト1から、社員Aの共
有範囲である所属グループが「○○Prj、○○Prj
の社員、××Prj、××Prjの社員」である利用者
の一覧である連絡先リストが、社員Aの持つ社員電話機
4の画面に表示される(S4)。社員Aは、図9に示す
連絡先リストから電話をかけたい連絡先として社員Eを
指定する(S5)。
【0095】すると、専用サイト1から、社員Eに対応
する登録電話番号「070−1111−7777」が取
得されて、専用サイト1との接続が自動的に切断される
(S6)。続いて、社員電話機4では、取得した連絡先
の社員Eの利用者電話番号を用いて自動的に電話をかけ
て(S7)、社員Aは、利用者電話番号による音声通話
を行う(S8)。
【0096】なお、専用サイト1で社員Aが認証されな
い場合には(S3)、専用サイト1への接続が禁止され
る(S9)。上記のS2からS9までの動作を、一通話
ごとに繰り返す。
【0097】専用サイト1では、社員Eとの通話終了
後、社員電話機4から受信した社員Eとの通話の通話ロ
グ情報113と通話情報114とをもとに利用者電話番
号による業務通話の通話料金が計算されて、会社FF商
事へ通知される(S10)。その後、会社FF商事は、
通話料金通知書をもとに、社員Aが個人契約にもとづい
て負担した業務通話分の通話料金を社員Aに支払う(S
11)。
【0098】本形態では、電話会社6は、社員に対し
て、社員電話機4の通話料金として、通常の個人的通話
分と、利用者電話番号を用いた業務通話分とを合わせた
通話料金を請求する。専用サイト1は、電話会社6が記
録した利用者電話番号を用いた業務電話の通話情報11
4を得て、通話ログ情報113と通話情報114とによ
り算出した業務通話料金を専用サイト1を利用する会社
へ通知する。そして、社員は、いったん電話会社6へ請
求金額にもとづいて業務通話分を含んだ通話料金を支払
うが、会社は、専用サイト1からの通知にもとづいて業
務通話料金分を社員へ支払うことにより、社員の個人契
約電話に含まれて立て替えられた業務通話の通話料金を
負担する。
【0099】次に、第2の実施の形態を説明する。図1
1に、第2の実施の形態における本発明のシステムの構
成例を示す。
【0100】本形態では、専用サイト1は、社員電話機
4から連絡先電話機5への業務通話を通常の通話と区別
して、社員への通話料金に直接反映されるように、利用
者電話番号に所定の識別情報を付与して社員電話機4に
送信する。
【0101】本形態における専用サイト1の構成は、図
1に示す第1の実施の形態の場合の構成とほぼ同様であ
るが、図11に示す専用サイト1は、電話番号取得部1
05、通話ログ解析部107および通話料金通知書発行
部109に代わり、電話番号取得・識別子付与部12
1、通話ログ解析部122、請求書発行部123とを備
える。
【0102】電話番号取得・識別子付与部121は、社
員電話機4で選択された連絡先に対応する利用者電話番
号を利用者情報111から取得し、取得した利用者電話
番号に所定の識別子を付与し、識別子付き利用者電話番
号を社員電話機4に送信し、自動的に社員電話機4との
接続を切断する手段である。識別子は、専用サイト1の
利用者電話番号であることを示す情報である。電話会社
6では、識別子付き利用者電話番号を用いた通話がなさ
れると、識別処理の機能を備える交換機61でこの通話
を他の通常の通話と区別して、識別子付き利用者電話番
号を用いた通話のみに関する通話情報114を記録す
る。
【0103】通話ログ解析部122は、電話会社6で記
録された識別子付き利用者電話番号を用いた通話、すな
わち専用サイト1で管理される業務通話のみの通話に関
する通話情報114と利用者情報111とをもとに、発
信元電話番号からの業務通話と通話料金を解析する手段
である。
【0104】請求書発行部123は、専用サイト1を利
用する会社ごとに、通話料金情報115をもとに生成し
た業務通話の通話料金額を表した請求書を発行する手段
である。
【0105】また、図11に示す社員電話機4は、図1
の通話処理部43および通話ログ取得・送信部44の代
わりに、通話処理部45を備える。通話処理部45は、
受け取った識別子付き利用者電話番号を、識別子を付け
たままで表示装置に表示しない状態で自動的に通話し、
通話終了後に識別子付き利用者電話番号を削除する手段
である。
【0106】図12および図13に、本形態におけるシ
ステムの処理シーケンス図を示す。図12および図13
に示す処理シーケンスのうち(1)から(8)までの処
理は、第1の実施の形態における処理シーケンス図に示
す(1)〜(8)の処理と同様である。
【0107】(31) 電話番号取得/識別子付与:専用サ
イト1の電話番号取得部105は、社員電話機4から選
択連絡先を受信し、利用者情報111を参照して、該当
する利用者電話番号を抽出し、所定の識別子を付与し、
識別子付き利用者電話番号を社員電話機4へ送信する。
【0108】(32) 電話番号保持:社員電話機4の電話
番号取得部42は、識別子付き利用者電話番号を受信
し、通話処理部45へ渡す。通話処理部45は、識別子
付き利用者電話番号を一時的に保持する。
【0109】(33) 通話:通話処理部45は、識別子付
き利用者電話番号を受け取ると、自動的にその識別子付
き利用者電話番号を用いて通話する。すなわち、発呼時
または通話開始時に識別子を利用者電話番号とともに送
出する。
【0110】(34) 識別子付き電話番号の通話情報取
得:社員電話機4と連絡先電話機5とが通話中の間、識
別処理機能を持つ交換機61は、識別子付き通話を判別
して、識別子付きの利用者電話番号を用いた業務通話の
みの通話情報114を、通常の通話の情報と区別して記
憶する。
【0111】(35) 電話番号削除:通話処理部45が通
話を終了すると、一時保持していた識別子付き利用者電
話番号を削除する。
【0112】(36) 通話情報送信:その後、電話会社6
は、所定の契機で、記録した通話情報114を専用サイ
ト1へ送信する。または、専用サイト1は、通話情報1
14へアクセスして取得する。
【0113】(37) 通話情報取得・保持:専用サイト1
は、通話情報114を記憶部に記憶する。
【0114】(38) 通話情報解析:専用サイト1の通話
ログ解析部122は、通話情報114と利用者情報11
1とをもとに、通話元の利用者電話番号および相手先の
利用者電話番号から業務通話を確認する。
【0115】(39) 累積通話料金算出:累積料金計算部
108は、通話情報114から、業務通話の通話料金を
抽出し、利用者情報111の利用者電話番号をキーに抽
出した通話料金通知先ごとに通話料金を積算し、通話料
金情報115を生成する。
【0116】(40) 請求書発行:請求書発行部123
は、累積料金計算部108が生成した識別子付き利用者
電話番号を用いた通話のみ、すなわち業務通話の通話料
金情報115をもとに、通話料金通知先ごとの通話料金
請求書を発行する。請求書発行部123は、通話料金通
知書を印刷出力するか、もしくは、電子データの形式で
インターネット2を通じて会社端末3へ送信する。
【0117】図14に、本形態における専用サイト1の
利用の手順を示す。本形態における利用の手順は、図1
0に示す第1の実施の形態における利用の手順とほぼ同
様である。図14に示す手順のうち、S21からS25
までの手順は、図10に示すS1からS5までの手順と
同様であるので説明を省略し、S26の手順から以下に
説明する。
【0118】専用サイト1から、識別子の付いた社員E
の登録電話番号「070−1111−7777」が取得
されて、専用サイト1との接続が自動的に切断される
(S26)。続いて、社員電話機4では、取得した識別
子付き利用者電話番号を用いて自動的に電話をかけて
(S27)、社員Aは、識別子付き利用者電話番号によ
る音声通話を行う(S28)。
【0119】そして、専用サイト1では、社員Eとの通
話終了後、利用者情報111と通話情報114とをもと
に利用者電話番号による業務通話料金が計算されて、会
社FF商事へ通話料金請求書が発行されて業務通話料金
が請求される(S30)。会社FF商事は、通話料金通
知書をもとに、電話会社もしくは管理会社へ業務通話料
金を支払う(S31)。
【0120】本形態では、電話会社6は、識別機能を持
つ交換機61で識別子付きの電話番号による通話を通常
の通話と識別し、識別子付きの利用者電話番号を用いた
通話( 専用サイト1 で管理される業務通話) のみの通話
情報114を記録しておく。そして、専用サイト1は、
業務通話の通話情報114を取得して通話料金請求先ご
との通話料金を計算し、会社ごとの請求書を発行する。
会社は、発行された請求書に従って電話会社6もしくは
管理会社へ通話料金を支払えばよい。また、電話会社6
は、社員に対しては、識別した通話すなわち業務通話以
外の通話についてのみの通話料金を請求する。
【0121】なお、専用サイト1へのアクセス料金につ
いては、利用者が専用サイト1へアクセスした通信量
(パケット量)を専用サイト1で管理しておき、通話料
金と同様に、利用者の全通信量の履歴を電話会社6から
情報提供してもらい、専用サイト1にアクセスした分は
業務使用料金として会社へ請求し、それ以外の通信量に
ついては個人使用分として利用者本人(社員)に請求す
るようにしてもよい。例えば、社員Aが専用サイト1へ
アクセスしたパケット通信データ量が100であって、
社員Aの全パケット通信データ量が500であったとす
る。この場合に、全データ量のうち100については業
務使用料金として会社に請求され、残り400について
は個人使用分として社員Aに請求されることになる。
【0122】以上、本発明をその実施の態様により説明
したが、本発明はその主旨の範囲において種々の変形が
可能である。
【0123】例えば、第1の実施の形態および第2の実
施の形態において、業務目的の連絡が電話網を用いた音
声通話である場合を例にして本発明を説明したが、本形
態において、通話は、固定電話網もしくは携帯電話網な
どによる音声通話に限らず、データ通信網を用いた業務
目的のデータ通信や、インターネットを介した音声通話
を含み、電話番号は、種々の通話もしくは通信における
接続先を特定する情報を含む。本発明は、これらの場合
においても、上記の実施の形態で説明した処理と同様の
処理を実施することができることはいうまでもない。
【0124】本発明の形態および実施例の特徴を列記す
ると以下のとおりである。 (付記1) 業務目的で行なう通話を管理する業務通話
管理処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
であって、利用者と、前記利用者の業務通話の相手先を
特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利用
者情報を記憶する利用者情報記憶手段にアクセスする利
用者情報アクセス処理と、前記利用者情報から、前記利
用者の通話装置に表示させる前記連絡先の一覧を生成す
る連絡先加工処理と、前記利用者情報から、前記連絡先
の一覧から選択された連絡先に対応する電話番号を取得
し、前記通話装置において非表示となる状態にした前記
電話番号を前記通話装置へ送信する連絡先番号取得処理
とを、コンピュータに実行させることを特徴とする業務
通話管理処理プログラム。 (付記2) 付記1に記載の業務通話管理処理プログラ
ムにおいて、前記利用者情報アクセス処理では、前記利
用者がした通話の通話料金の通知先を含む利用者情報を
記憶した利用者情報記憶手段にアクセスする処理と、前
記連絡先番号取得処理により送信した電話番号を用いた
前記通話装置での通話についての通話ログ情報を取得す
る通話ログ情報取得処理と、前記通話装置でなされた通
話の通話状況と通話料金とを含む通話情報を記憶する通
話情報記憶手段にアクセスする通話情報アクセス処理
と、前記通話ログ情報と前記通話情報とをもとに、前記
利用者の累積通話料金を集計する累積通話料金計算処理
と、前記累積通話料金を前記通知先へ通知する通話料金
通知処理とを、コンピュータに実行させることを特徴と
する業務通話管理処理プログラム。 (付記3) 付記1に記載の業務通話管理処理プログラ
ムにおいて、前記連絡先番号取得処理では、前記利用者
情報から、前記連絡先の一覧から選択された連絡先に対
応する電話番号を取得し、前記通話装置において非表示
となる状態にした前記電話番号に所定の識別情報を付与
した識別情報付き電話番号を前記電話番号前記通話装置
へ送信する処理を、コンピュータに実行させることを特
徴とする業務通話管理処理プログラム。 (付記4) 付記3に記載の業務通話管理処理プログラ
ムにおいて、前記識別情報付き電話番号を用いた通話の
通話状況と通話料金とを含む通話情報を記憶する通話情
報記憶手段にアクセスする通話情報アクセス処理と、前
記通話情報をもとに前記利用者の累積通話料金を集計す
る累積通話料金計算処理と、前記累積通話料金を前記通
知先へ通知する通話料金通知処理とを、コンピュータに
実行させることを特徴とする業務通話管理処理プログラ
ム。 (付記5) 業務目的で行なう通話を管理するため、利
用者と利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先と前
記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記憶する業務
通話管理サーバに接続可能な通話装置において業務通話
処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
って、前記業務通話管理サーバから取得した前記連絡先
の一覧から連絡先を選択する連絡先選択処理と、前記選
択した連絡先に対応する電話番号を受信する電話番号取
得処理と、前記電話番号を非表示の状態で用いて通話す
る通話処理とをコンピュータに実行させることを特徴と
する業務通話処理プログラム。 (付記6) 付記5に記載の業務通話処理プログラムに
おいて、前記電話番号を用いた通話についての通話ログ
情報を取得し、前記通話ログ情報を前記業務通話管理サ
ーバへ送信する通話ログ情報取得・送信処理を、コンピ
ュータに実行させることを特徴とする業務通話処理プロ
グラム。 (付記7) 付記5に記載の業務通話処理プログラムに
おいて、前記電話番号取得処理では、前記選択連絡先に
対応する識別情報付き電話番号を受信する処理と、前記
通話処理では、前記識別情報付き電話番号を非表示の状
態で前記識別情報を含めた電話番号を用いて通話する処
理とを、コンピュータに実行させることを特徴とする業
務通話処理プログラム。 (付記8) 業務目的で行なう通話を管理する業務通話
管理処理方法であって、利用者と、前記利用者の業務通
話の相手先を特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号
とを含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段にア
クセスする利用者情報アクセス処理過程と、前記利用者
情報から、前記利用者の通話装置に表示させる前記連絡
先の一覧を生成する連絡先加工処理過程と、前記利用者
情報から、前記連絡先の一覧から選択された連絡先に対
応する電話番号を取得し、前記通話装置において非表示
となる状態にした前記電話番号を前記通話装置へ送信す
る連絡先番号取得処理過程とを備えることを特徴とする
業務通話管理処理方法。 (付記9) 業務目的で行なう通話を管理するため、利
用者と利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先と前
記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記憶する業務
通話管理サーバに接続可能な通話装置における業務通話
処理方法であって、前記業務通話管理サーバから取得し
た前記連絡先の一覧から連絡先を選択する連絡先選択処
理過程と、前記選択連絡先に対応する電話番号を受信す
る電話番号取得処理過程と、前記電話番号を非表示の状
態で用いて通話する通話処理過程とを備えることを特徴
とする業務通話処理方法。 (付記10) 業務目的で行なう通話を管理する業務通
話管理サーバであって、利用者と、前記利用者の業務通
話の相手先を特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号
とを含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
前記利用者の通話装置に表示させる前記連絡先の一覧を
生成する連絡先加工処理手段と、前記連絡先の一覧から
選択された連絡先に対応する電話番号を前記利用者情報
記憶手段から取得し、前記通話装置において非表示とな
る状態にした前記電話番号を前記通話装置へ送信する連
絡先番号取得処理手段とを備えることを特徴とする業務
通話管理サーバ。 (付記11) 付記10に記載の業務通話管理サーバに
おいて、前記利用者情報記憶手段は、前記利用者がした
通話の通話料金の通知先を含む利用者情報を記憶し、前
記連絡先番号取得手段から送信した電話番号を用いた前
記通話装置での通話についての通話ログ情報を取得する
通話ログ情報取得処理手段と、前記通話装置でなされた
通話の通話状況と通話料金とを含む通話情報を記憶する
通話情報記憶手段と、前記通話ログ情報と前記通話情報
とをもとに、前記利用者の累積通話料金を集計する累積
通話料金計算処理手段と、前記累積通話料金を前記通知
先へ通知する通話料金通知処理手段とを備えることを特
徴とする業務通話管理サーバ。 (付記12) 利用者と、利用者の業務通話の相手先を
特定する連絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利用
者情報を記憶して業務目的で行なう通話を管理する業務
通話管理サーバに接続可能な通話装置であって、前記業
務通話管理サーバから取得した前記連絡先の一覧から連
絡先を選択する連絡先選択処理手段と、前記選択連絡先
に対応する電話番号を受信する電話番号取得処理手段
と、前記電話番号を非表示の状態で用いて通話する通話
処理手段とを備えることを特徴とする通話装置。 (付記13) 付記12に記載の通話装置において、前
記電話番号を用いた通話についての通話ログ情報を取得
し、前記通話ログ情報を前記業務通話管理サーバへ送信
する通話ログ情報取得・送信処理手段を備えることを特
徴とする通話装置。 (付記14) 業務目的で行なう通話を管理する管理サ
ーバと前記管理サーバへ接続可能な通話装置からなる業
務通話管理システムであって、前記管理サーバは、利用
者と、前記利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先
と、前記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記憶す
る利用者情報記憶手段と、前記利用者情報から、前記利
用者の通話装置に表示させる前記連絡先の一覧を生成す
る連絡先加工処理手段と、前記利用者情報から、前記連
絡先の一覧から選択された連絡先に対応する電話番号を
取得し、前記通話装置へ送信する連絡先番号取得手段と
を備え、前記通話装置は、前記電話番号を非表示の状態
で用いて通話する通話処理手段とを備えることを特徴と
する業務通話管理システム。 (付記15) 業務目的で行なう通話を管理する業務通
話管理処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録した記録媒体であって、利用者と、前記利用者
の業務通話の相手先を特定する連絡先と、前記連絡先の
電話番号とを含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶
手段にアクセスする利用者情報アクセス処理と、前記利
用者情報から、前記利用者の通話装置に表示させる前記
連絡先の一覧を生成する連絡先加工処理と、前記利用者
情報から、前記連絡先の一覧から選択された連絡先に対
応する電話番号を取得し、前記通話装置において非表示
となる状態にした前記電話番号を前記通話装置へ送信す
る連絡先番号取得処理とを、コンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したことを特徴とする業務通話
管理処理プログラム記録媒体。 (付記16) 業務目的で行なう通話を管理するため、
利用者と利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先と
前記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記憶する業
務通話管理サーバに接続可能な通話装置における業務通
話処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録した記録媒体であって、前記業務通話管理サーバか
ら取得した前記連絡先の一覧から連絡先を選択する連絡
先選択処理と、前記選択連絡先に対応する電話番号を受
信する電話番号取得処理と、前記電話番号を非表示の状
態で用いて通話する通話処理とをコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とする業務
通話処理プログラム記録媒体。
【0125】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
業務連絡に必要な電話番号は、専用サイトに一括して登
録され記憶され、社員が個人的に所持する電話機本体に
は、必要に応じて連絡先の電話番号が送信され、かつ、
送信する電話番号は表示装置に表示されず、また通話終
了後に削除される。これにより、重要な業務かつ個人情
報である業務関係の連絡先電話番号が漏洩することを防
止できる。
【0126】また、本発明では、専用サイトに記憶した
業務用連絡先の電話番号を用いた通話状況を通話ログ情
報と通話情報とを用いて把握することができる。これに
より、社員が個人契約している電話番号で発呼される通
話から業務通話のみを抽出し、業務通話にかかる通話料
金を会社に通知もしくは請求することができる。
【0127】また、本発明では、専用サイトに業務用の
連絡先を一括して記憶しておくことにより、連絡先の変
更や組織改組や部署・プロジェクトの構成メンバ変更な
どに伴う電話番号の更新を一括して行なうことができ、
個別の電話機ごとの更新処理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシステムの
構成例を示す図である。
【図2】専用サイト1で記憶される情報の項目の例を示
す図である。
【図3】管理者情報の例を示す図である。
【図4】利用者情報の例を示す図である。
【図5】通話ログ情報の例および通話情報の例を示す図
である。
【図6】通話料金情報の例を示す図である。
【図7】社員電話機での連絡先リストの表示例を示す図
である。
【図8】第1の実施の形態における本発明の処理シーケ
ンス例を示す図である。
【図9】第1の実施の形態における本発明の処理シーケ
ンス例を示す図である。
【図10】第1の実施の形態における専用サイトの利用
の手順を示す図である。
【図11】第2の実施の形態における本発明にかかるシ
ステムの構成例を示す図である。
【図12】第2の実施の形態における本発明の処理シー
ケンス例を示す図である。
【図13】第2の実施の形態における本発明の処理シー
ケンス例を示す図である。
【図14】第2の実施の形態における専用サイトの利用
の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 専用サイト(管理会社) 101 管理者認証部 102 情報登録・更新部 103 利用者認証部 104 連絡先取得・加工部 105 電話番号取得部 106 ログ取得部 107、122 通話ログ解析部 108 累積料金計算部 109 通話料金通知書発行部 110 管理者情報 111 利用者情報 112 通信ログ情報 113 通話ログ情報 114 通話情報 115 通話料金情報 121 電話番号取得・識別子付与部 123 請求書発行部 2 インターネット 3 会社端末 31 登録情報入力部 4 社員電話機 41 連絡先選択部 42 電話番号取得部 43、45 通話処理部 44 通話ログ取得・送信部 5 連絡先電話機 6 電話会社 61 交換機(識別処理)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109R 109Q Fターム(参考) 5K024 AA71 CC11 DD01 EE01 GG07 GG08 5K025 AA07 CC01 EE16 EE24 FF17 FF26 GG05 JJ02 JJ18 5K051 AA05 BB01 BB02 CC07 DD01 DD15 EE01 EE02 HH15 HH17 HH27 5K067 AA29 AA30 AA32 BB04 EE02 EE16 FF07 FF23 FF31 HH22 HH23 5K101 KK16 LL01 LL12 MM07 NN02 NN21 PP04 SS07 TT01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務目的で行なう通話を管理する業務通
    話管理処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムであって、 利用者と、前記利用者の業務通話の相手先を特定する連
    絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記
    憶する利用者情報記憶手段にアクセスする利用者情報ア
    クセス処理と、 前記利用者情報から、前記利用者の通話装置に表示させ
    る前記連絡先の一覧を生成する連絡先加工処理と、 前記利用者情報から、前記連絡先の一覧から選択された
    連絡先に対応する電話番号を取得し、前記通話装置にお
    いて非表示となる状態にした前記電話番号を前記通話装
    置へ送信する連絡先番号取得処理とを、 コンピュータに実行させることを特徴とする業務通話管
    理処理プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の業務通話管理処理プロ
    グラムにおいて、 前記利用者情報アクセス処理では、前記利用者がした通
    話の通話料金の通知先を含む利用者情報を記憶した利用
    者情報記憶手段にアクセスする処理と、 前記連絡先番号取得処理により送信した電話番号を用い
    た前記通話装置での通話についての通話ログ情報を取得
    する通話ログ情報取得処理と、 前記通話装置でなされた通話の通話状況と通話料金とを
    含む通話情報を記憶する通話情報記憶手段にアクセスす
    る通話情報アクセス処理と、 前記通話ログ情報と前記通話情報とをもとに、前記利用
    者の累積通話料金を集計する累積通話料金計算処理と、 前記累積通話料金を前記通知先へ通知する通話料金通知
    処理とを、 コンピュータに実行させることを特徴とする業務通話管
    理処理プログラム。
  3. 【請求項3】 業務目的で行なう通話を管理するため、
    利用者と利用者の業務通話の相手先を特定する連絡先と
    前記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記憶する業
    務通話管理サーバに接続可能な通話装置において通話処
    理をコンピュータに実行させるためのプログラムであっ
    て、 前記業務通話管理サーバから取得した前記連絡先の一覧
    から連絡先を選択する連絡先選択処理と、 前記選択した連絡先に対応する電話番号を受信する電話
    番号取得処理と、 前記電話番号を非表示の状態で用いて通話する通話処理
    とをコンピュータに実行させることを特徴とする業務通
    話処理プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の業務通話処理プログラ
    ムにおいて、 前記電話番号を用いた通話についての通話ログ情報を取
    得し、前記通話ログ情報を前記業務通話管理サーバへ送
    信する通話ログ情報取得・送信処理を、 コンピュータに実行させることを特徴とする業務通話処
    理プログラム。
  5. 【請求項5】 業務目的で行なう通話を管理する管理サ
    ーバと前記管理サーバへ接続可能な通話装置からなる業
    務通話管理システムであって、 前記管理サーバは、 利用者と、前記利用者の業務通話の相手先を特定する連
    絡先と、前記連絡先の電話番号とを含む利用者情報を記
    憶する利用者情報記憶手段と、 前記利用者情報から、前記利用者の通話装置に表示させ
    る前記連絡先の一覧を生成する連絡先加工処理手段と、 前記利用者情報から、前記連絡先の一覧から選択された
    連絡先に対応する電話番号を取得し、前記通話装置へ送
    信する連絡先番号取得手段とを備え、 前記通話装置は、 前記電話番号を非表示の状態で用いて通話する通話処理
    手段とを備えることを特徴とする業務通話管理システ
    ム。
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