JP2003258376A - 半導体レーザ装置の製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置の製造方法

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JP2003258376A JP2002058804A JP2002058804A JP2003258376A JP 2003258376 A JP2003258376 A JP 2003258376A JP 2002058804 A JP2002058804 A JP 2002058804A JP 2002058804 A JP2002058804 A JP 2002058804A JP 2003258376 A JP2003258376 A JP 2003258376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DFBレーザの回折格子のエッチングにおい
て、マスクパターンとエッチング媒体との反応に起因す
るエッチングレートの変動を防止する。 【解決手段】 回折格子層の一方を構成するp−InG
aAsP層39を含む積層上に、光導波路方向と直交す
る長辺を有する矩形の第1の開口41bを光導波路方向
に周期的に複数並列したSiO2絶縁膜パターン41aを
形成し、このSiO2絶縁膜パターン41aを残してこの
上に、第1の開口41bの長辺より狭い幅で光導波路方
向に帯状に延長された第2の開口43bを有するSiN
絶縁膜パターン43aを形成し、SiO2絶縁膜パターン
41a及びSiN絶縁膜パターン43aをマスクとし、
エッチング媒体としてメタンガスと水素プラズマとを用
いて、p−InGaAsP層39を含む積層をドライエ
ッチングするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体レーザ装
置の製造方法に係り、特に分布帰還型半導体レーザの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回折格子を光導波路リッジ内部に形成し
た従来の光導波路リッジを備えた分布帰還型半導体レー
ザ(以下、DFBレーザという)においては、半導体レ
ーザ装置の製造方法の工程の一部である回折格子を形成
する際に、リッジ幅より広めの回折格子形状の開口を有
するSiO2膜のマスクパターンとこのマスクパターンの
上層に形成されたリッジ幅と同じ幅を有し光導波路方向
に延長された開口を備えたレジストパターンとを用い
て、リッジ幅と同じ幅になる回折格子層のエッチングを
行っていた。
【0003】従来の回折格子の製造方法について説明す
る。図33、図35、及び図39は、例えば特願200
0−352450号に記載された従来の半導体レーザの
製造方法の一工程を示す半導体レーザの平面図で、図3
4は図33の34−34断面における半導体レーザの断
面図、図36は図35の36−36断面における半導体
レーザの断面図、図37は図35の37−37断面にお
ける半導体レーザの断面図、図38は図35の38−3
8断面における半導体レーザの断面図、そして図40は
図39の40−40断面における半導体レーザの断面図
である。
【0004】まず、n型InP基板(以下“n型”を
“n−”と、また“p型”を“p−”と表記する)上に
n−InPクラッド層、n−AlInAsクラッド層、
n−AlGaInAs光閉じ込め層、AlGaInAs
量子井戸層、p−AlGaInAs光閉じ込め層、p−
AlInAsクラッド層、p−InP層、p−InGa
AsP層、及びp−InP層を積層成長させる。次いで
SiO2絶縁膜を形成し、その上にレジスト膜を形成す
る。次いで、約2000Åのピッチp10で、幅10μm
でEB露光を行って(露光部はピッチp10の1/2で1
000Å)現像し、レジストパターンを形成し、このレ
ジストパターンを用いてSiO2絶縁膜をエッチングし、
SiO2絶縁膜パターンを形成し、ついでレジストパター
ンを除去する。この工程の結果が図33及び図34であ
る。
【0005】図33および図34において122はSi
O2絶縁膜パターン、122aはSiO2絶縁膜開口で、
SiO2絶縁膜開口122aの長さa10はEBの露光幅1
0μmに相当し、SiO2絶縁膜開口122aの幅w10は
EB露光のピッチp10の1/2、つまり1000Åに相
当する。図34において、101はn−InP基板、1
02はn−InPクラッド層、103はn−AlInA
sクラッド層、104はn−AlGaInAs光閉じ込
め層、105はAlGaInAs量子井戸層、106は
p−AlGaInAs光閉じ込め層、107はp−Al
InAsクラッド層、108はp−InP層、110は
p−InGaAsP層、そして121はp−InP層で
ある。
【0006】図35、図36及び図37を参照して、次
にSiO2絶縁膜パターン122上にレジストを塗布し、
SiO2絶縁膜開口122aの並びに沿うレジストパター
ン開口124aを有するレジストパターン124を、写
真製版工程により形成する。この工程の結果が図35、
図36、図37及び図38である。図35において、レ
ジストパターン開口124aの幅(w20)は1.8μm
でこの幅は後に形成する光導波路リッジの幅と同じにな
っている。図37はp−InP層121がSiO2絶縁膜
パターン122に覆われた部分の断面を、図38はp−
InP層121がSiO2絶縁膜パターン122に覆われ
ておらずレジストパターン開口124aの幅の寸法w20
にて、表面に露呈した部分の断面を示している。
【0007】次にSiO2絶縁膜パターン122とレジス
トパターン124とをマスクとし、エッチング媒体とし
てメタンガスと水素プラズマとを用いたドライエッチン
グにより、SiO2絶縁膜パターン122とレジストパタ
ーン124との無い部分つまり、図38にて断面で表面
に露呈した部分の、p−InP層121とp−InGa
AsP層110とがエッチングされ、p−InP層10
8を露呈させる。ついで、SiO2絶縁膜パターン122
とレジストパターン124とを除去する。この工程の結
果が図39、及び図40である。この後、p−InP層
を埋込成長させることにより、p−InGaAs/p−
InP層からなる回折格子層が形成される。
【0008】この従来の回折格子の製造方法において、
SiO2絶縁膜パターン122とレジストパターン124
とをマスクとし、エッチング媒体としてメタンガスと水
素プラズマとを用いたドライエッチングにおいて、エッ
チング媒体であるメタンガスと水素プラズマが有機物で
あるレジストと反応してエッチングレートを決めるメタ
ンガスと水素プラズマの濃度が変化し、場合によっては
レジストパターン開口124aの幅w20に沿った方向の
エッチングの深さが均一にならないということが発生す
ることがあった。
【0009】図41は従来の回折格子のSiO2絶縁膜開
口122aの幅w10に沿った方向の深さ分布を示す模式
図、図42はレジストパターン開口124aの幅w20に
沿った方向の深さ分布を示す模式図である。図42から
判るように、レジストに近い側の溝深さはエッチングレ
ートが遅くなったために浅くなっている。またレジスト
の表面状態により、レジストとメタン及び水素プラズマ
との反応が変化するためにエッチングレートのレジスト
の表面状態による依存性が発生し、ロット毎にエッチン
グレートが異なるということがあった。このために、リ
ッジ導波路の幅方向において均一な厚さを有する回折格
子の形成がし難く、半導体レーザのレーザ特性にばらつ
きが生じ、延いては半導体レーザ装置の歩留まりが低下
するという問題点があった。
【0010】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、第1の目的は、均一な厚みの回折格子
を有しレーザ特性の揃った半導体レーザを容易に製造す
ることができる半導体レーザの製造方法を提供すること
である。なお、公知技術として、特開平6−29140
8号公報がある。この公報には、回折格子を形成するパ
ターン形成膜の材料として、レジスト、酸化膜あるいは
窒化膜が使用されることが記載されている。
【0011】また、特開昭62−165392号公報に
は、λ/4シフト型回折格子を形成するときに周期性が
反転した各領域のエッチングをSiO2酸化膜のパターニ
ング層とアルミニウム膜のパターニング層を使用して個
別にエッチングする製造方法が記載されている。
【0012】さらに、特開昭62−139503号公報
には、特定の領域に回折格子を形成するために、特定の
領域を窓とした第1のフォトレジストのマスクパターン
と第1のフォトレジストと反応しない回折格子形成用の
第2のフォトレジストのマスクパターンとを重ねて形成
し、これら2種類のマスクパターンをマスクとしてエッ
チングし回折格子を形成する方法が記載されている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体レ
ーザ装置の製造方法は、第1導電型の半導体基板上に、
第1導電型の第1クラッド層、活性層、第2導電型の第
1の第2クラッド層、第2導電型であって第2クラッド
層と屈折率の異なる半導体層、及び第2導電型の第2の
第2クラッド層を順次積層する第1の工程と、第3の第
2クラッド層の表面上に第1の絶縁膜を形成し、この第
1の絶縁膜により光導波路方向と交差する方向に所定の
長さを有して延在する帯状の形状を有し光導波路方向に
所定の間隔で複数並列した第1の開口部を有する第1の
絶縁膜パターンを形成する第2の工程と、第1の絶縁膜
パターンを介して半導体基板上に第2の絶縁膜を形成し
た後、第2の絶縁膜により光導波路方向に延在した帯状
の形状を有しその幅が第1の開口部の光導波路方向と交
差する方向の長さより狭い幅の第2の開口部を有する第
2の絶縁膜パターンを、第1の絶縁膜パターンを残して
形成する第3の工程と、第2の絶縁膜パターン及び第1
の絶縁膜パターンをマスクとして第3の第2クラッド層
および半導体層をエッチングし半導体層を貫通する第3
の開口部を形成する第4の工程と、第2の絶縁膜パター
ン及び第1の絶縁膜パターンを除去し、第2導電型の第
3の第2クラッド層により第3の開口部を介して第2の
第2クラッド層および半導体層を埋込む第5の工程と、
を含むもので、第1の開口部を有するマスクパターンと
第2の開口を有するマスクパターンとをともに絶縁膜と
することにより、エッチングの際にマスクパターン材料
とエッチング媒体との反応が起こりにくくし、マスクパ
ターン材料とエッチング媒体との反応に基づくエッチン
グレートの不安定な変動を抑制することができる。
【0014】さらに、第1の工程において、活性層を量
子井戸構造とするとともに、第1クラッド層と活性層と
の間に第1導電型の第1光閉じ込め層を、活性層と第1
の第2クラッド層との間に第2導電型の第2光閉じ込め
層をそれぞれさらに形成するもので、量子井戸構造の半
導体レーザの製造方法において第1の開口部を有するマ
スクパターンと第2の開口を有するマスクパターンとを
ともに絶縁膜とすることにより、エッチングの際にマス
クパターン材料とエッチング媒体との反応が起こりにく
くし、マスクパターン材料とエッチング媒体との反応に
基づくエッチングレートの不安定な変動を抑制すること
ができる。
【0015】またさらに、第3の工程において、所定の
エッチング媒体に対して第1の絶縁膜のエッチングレー
トが第2の絶縁膜のエッチングレートより小さくなるよ
うにするもので、第1の絶縁膜パターンを残し第2の開
口部の形成を行うための第2の絶縁膜のエッチングの制
御を行いやすくすることができる。
【0016】さらに、第1の絶縁膜をSiO2膜、第2の
絶縁膜をSiN膜としたもので、扱いやすい材料で、第
1の絶縁膜パターンを残し第2の開口部の形成を行うた
めの第2の絶縁膜のエッチングの制御を行いやすくする
ことができる。
【0017】またさらに、第4の工程において、第2の
絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンをマスクとし
て、メタンガスと水素プラズマとをエッチング媒体とし
たドライエッチングによりエッチングするもので、第2
の絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンがエッチン
グ媒体との反応を起こしにくいので、エッチング媒体の
濃度が安定し、ドライエッチングの際のエッチングレー
トを安定させることができる。
【0018】またさらに、第3の第2クラッド層上に第
3の絶縁膜を形成し、この第3の絶縁膜により第3の開
口部の直上において第3の開口部と対向し第3の開口部
の光導波路方向と交差する方向の長さに対応した幅を有
して光導波路方向に延在した帯状の部分を残しこの帯状
の部分の両側に所定の幅の第4の開口を有する第3の絶
縁膜パターンを形成し、この第3の絶縁膜パターンをマ
スクとして、第1の第2クラッド層を除去し第1の第2
クラッド層の下層表面を露呈させるエッチング工程をさ
らに含むもので、リッジ光導波路型の半導体レーザにお
いて、第1の開口部を有するマスクパターンと第2の開
口を有するマスクパターンとをともに絶縁膜とすること
により、エッチングの際にマスクパターン材料とエッチ
ング媒体との反応が起こりにくくし、マスクパターン材
料とエッチング媒体との反応に基づくエッチングレート
の不安定な変動を抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の一つの実施の形態に係る半導体レーザの一部破断斜視
図である。図2は図1の2−2断面における半導体レー
ザの断面図である。
【0020】図1および図2において、80はこの実施
の形態に係るリッジ導波路を備えたDFBレーザであ
る。82は光導波路リッジで半導体レーザ80の中央部
にレーザ光の出射方向に延在している。1は半導体基板
としてのn−InP基板、2はn−InP基板1の上に
配設された第1クラッド層としてのn−InPの第1n
クラッド層で厚さは1μm、キャリア濃度はN=1×1
18cm−3、3はn−第1クラッド層2の上に配設
されたn−AlInAsクラッド層で厚さは0.1μ
m、キャリア濃度はN=1×1018cm−3、4はn
−AlInAsクラッド層3の上に配設された第1導電
型の第1光閉じ込め層としてのn−AlGaInAsの
n−光閉じ込め層で厚さは0.1μm、キャリア濃度は
N=1×1018cm−3、5は活性層としてのAlG
aInAsの量子井戸層で、この実施の形態では量子井
戸構造の活性層を用いているが、バルクの活性層でもよ
い。
【0021】6は量子井戸層5の上に配設された第2導
電型の第2光閉じ込め層としてのp−AlGaInAs
のp−光閉じ込め層で厚さは0.1μm、キャリア濃度
はN=1×1018cm−3、7はp−光閉じ込め層6
の上に配設されたp−AlInAsクラッド層で厚さは
0.1μm、キャリア濃度はN=1、×1018cm
−3である。
【0022】8は光導波路リッジ82の最下層の第2導
電型の第1の第2クラッド層としてのp−InPの第1
p−クラッド層で厚さは0.1μm、キャリア濃度はN
=1×1018cm−3、9はp−第1InP層8上に
配設されたp−InGaAsP層9aとp−InP層9
bとで構成される回折格子層(以下、p−InGaAs
P層9aとp−InP層9bとの構成をp−InGaA
sP/p−InPと表記する)で、回折格子層9は光導
波方向にピッチp1=2000Åの周期構造を有し、p
−InGaAsP層9aとp−InP層9bはともにp
1/2、つまり1000Åで交互に配設されている。p
−InGaAsP層9aの厚みは0.06μm、キャリ
ア濃度は1×1018cm−3である。
【0023】10は回折格子層9の上に配設された第2
導電型の第2の第2クラッド層としてのp−InPから
なる第2p−クラッド層、11は第2p−クラッド層1
0の上に配設された第2導電型の第3の第2クラッド層
としてのp−InPからなる第3p−クラッド層で、第
2p−クラッド層10と第3p−クラッド層11とで厚
さが1.5μm、キャリア濃度は1×1018
−3、12はp−InGaAsのコンタクト層で、厚
さが0.1μm、キャリア濃度は1×1019cm
である。光導波路リッジ82は第1p−クラッド層8、
回折格子層9、第2p−クラッド層10、第3p−クラ
ッド層11及びコンタクト層12により構成され、光導
波路リッジ82の幅は1.8μmである。
【0024】13は半導体レーザ表面を覆うSiO2絶縁
膜で、光導波路リッジ82の頂部に光導波路方向に延長
された電流経路となる開口部13aを有している。14
はTi層とAu層で構成された半導体レーザ80のp型電
極、15はn−InP基板1の裏面上に配設されたAu
層、Ge層、Ni層及びAu層で構成された半導体レーザ
80のn型電極である。
【0025】次に半導体レーザ80の製造方法について
説明する。図3,図4、図6、図7、図9、図11、図
13、図14、図16,図17、図19、図20、図2
2、図23、図24、図27、図28、図29、図3
0、図31、及び図32はこの発明の一実施の形態に係
る半導体レーザの製造方法の一工程における半導体レー
ザの断面図、図5、図8、及び図21はこの発明の一実
施の形態に係る半導体レーザの製造方法の一工程におけ
る半導体レーザの平面図、図10、図12、図15、及
び図18はこの発明の一実施の形態に係る半導体レーザ
の製造方法の一工程における半導体レーザの一部透過平
面図である。これらの平面図または一部透過平面図にお
ける斜線は断面を示すためではなく、各層を明確にする
ために画いたものである。
【0026】また、図6は図5の6−6断面における、
図9は図8の9−9断面における、図11は図10の1
1−11断面における、図13は図12の13−13断
面における、図14は図12の14−14断面におけ
る、図16は図15の16−16断面における、図17
は図15の17−17断面における、図19は図18の
19−19断面における、図20は図18の20−20
断面における、図22は図21の22−22断面におけ
る、図23は図21の23−23断面における、図24
は図21の24−24断面における断面図である。
【0027】また、図3,図4、図6、図7、図9、図
11、及び図24は光導波路に沿う方向の断面における
断面図、図13、図14、図16,図17、図19、図
20、図22、図23、図27、図28、図29、図3
0、図31、及び図32は光導波路に直交する断面にお
ける断面図である。
【0028】図3に示すように、n−InP基板1とな
るn−InP基板31上に、n−第1クラッド層2とし
てのn−InP層32、n−AlInAsクラッド層3
としてのn−AlInAs層33、n−光閉じ込め層4
としてのn−AlGaInAs34、量子井戸層5とし
てのAlGaInAs量子井戸層35、p−光閉じ込め
層6としてのp−AlGaInAs層36、p−AlI
nAsクラッド層7としてのp−AlInAs層37、
第1p−クラッド層8としてのp−InP層38、p−
InGaAsP/p−InPの回折格子層9の一方を構
成するp−InGaAsP層39、および第2p−クラ
ッド層10としてのp−InP層40を、例えばMOC
VD法により順次積層成長させる。このウエハに写真製
版の位置合わせ用にマーカー(図示せず)をエッチング
により形成しておく。
【0029】次に図4に示すように、例えばプラズマC
VDにより、p−InP層40の表面にSiO2絶縁膜4
1を形成し、このSiO2絶縁膜41表面にレジスト膜4
2を塗布する。次に図5及び図6に示すように、レジス
ト膜42において長さa1=10μm、幅w1=1000
Åの矩形状領域を、光導波路方向にピッチp1=200
0Åで周期的にEB露光を行い現像し、レジスト膜開口
42bを有するレジストパターン42aを形成する。回
折格子層9の幅は1.8μmで、レジスト膜開口42b
の長さa1=10μmは回折格子層9の幅より大幅に長
くなっているが、これを最初から短く形成するとパター
ンむらが発生して、正確なパターニングができないため
である。
【0030】次に図7に示すように、レジストパターン
42aをマスクとして、エッチング媒体としてCHF3
とO2ガスとを用い、ドライエッチングを行い、SiO2
絶縁膜41を完全に除去し、p−InP層40を露呈さ
せる。次に図8および図9に示すようにレジストパター
ン42aを除去する。これによりSiO2絶縁膜開口41
bを有するSiO2絶縁膜パターン41aを形成する。次
に図10および図11に示すように、SiO2絶縁膜パタ
ーン41aを介して全面に、例えばプラズマCVDによ
りSiN絶縁膜43を形成する。図10においてSiN絶
縁膜43は透過層で示し斜線を施している。
【0031】次に図12に示すように、SiN絶縁膜4
3の表面上にレジスト膜を塗布し、最初に形成したマー
カーを基準にしてステッパーによる写真製版工程によ
り、SiO2絶縁膜開口41bの配列の直上において光導
波路方向の沿って、リッジ光導波路82と同じ幅のレジ
スト膜開口44bを有するレジストパターン44を形成
する。レジスト膜開口44bの開口幅w2は約1.8μ
mである。図13はSiO2絶縁膜開口41bがある部分
の断面図であり、図14はSiO2絶縁膜開口41bが無
い部分の断面図である。また図12の光導波路方向に沿
った断面であるA−A断面では図11と同じ図になる。
【0032】次に、図15、図16及び図17に示すよ
うに、レジストパターン44をマスクとして、エッチン
グ媒体としてCHF3とO2との混合ガスを用いて、Si
N絶縁膜43の下層のSiO2絶縁膜パターン41aを残
しながら、SiN絶縁膜43のドライエッチングを行い
完全に除去し、SiN絶縁膜開口43bを有するSiN絶
縁膜パターン43aを形成する。SiN絶縁膜開口43
bの開口幅はw2である。CHF3とO2との混合ガスを
用いた場合には、SiN絶縁膜43のエッチングレート
はSiO2絶縁膜パターン41aのエッチングレートに比
べて3倍程度速いので、エッチング時間によるエッチン
グの制御が容易になり、安定したドライエッチングが可
能となる。
【0033】図16はSiO2絶縁膜開口41bがある部
分の断面図であり、図17はSiO2絶縁膜開口41bが
無い部分の断面図である。図15においてはSiN絶縁
膜パターン43aとレジストパターン44とを透過層と
して画きそれぞれの斜線を重ねて画いている。また図1
5の光導波路方向に沿った断面であるB−B断面では図
9と同じ図になる。次に、図18、図19、及び図20
に示すように、レジストパターン44を除去する。図1
9はSiO2絶縁膜開口41bがある部分の断面図であ
り、図20はSiO2絶縁膜開口41bが無い部分の断面
図である。図18においてはSiN絶縁膜パターン43
aを透過層として画き、斜線を施している。
【0034】次に、図21、図22、図23、及び図2
4に示すように、SiN絶縁膜パターン43aとSiO2
絶縁膜パターン41aとをマスクとして、エッチング媒
体としてメタンガスと水素プラズマとを用いて、p−I
nP層40とp−InGaAsP層39とをエッチング
して除去し、この結果形成された開口45を介してp−
InP層38を露呈させる。この後SiN絶縁膜パター
ン43aとSiO2絶縁膜パターン41aとを除去する。
図22は開口45のある部分の断面図で、図23は開口
45の無い部分の断面図である。
【0035】形成された開口45は光導波方向の幅がw
1つまり1000Åで、光導波方向と直交する方向の長
さがw2つまり1.8μmの矩形状であり、光導波方向
に1000Å間隔で、つまりピッチp1=2000Å
で、並列している。p−InP層40とp−InGaA
sP層39とをエッチングするこの工程において、この
実施の形態ではSiN絶縁膜パターン43aを使用して
いるが、従来技術ではレジストパターンを使用してい
た。このためエッチング媒体として使用しているメタン
ガスと水素プラズマとがレジストパターンと反応して、
エッチング媒体の濃度が不安定になり、エッチングレー
トに影響を及ぼしていたが、SiN絶縁膜パターン43
aを使用することにより、エッチング媒体として使用し
ているメタンガスと水素プラズマとがSiN絶縁膜パタ
ーン43aと反応し難いために、エッチングに際してエ
ッチング媒体の濃度が安定し、エッチングレートが変動
しにくくなった。このため各ロット毎の開口45の深さ
が均一に形成され、光導波方向と直交する方向の回折格
子層9の厚みが均一に形成されるようになった。
【0036】なおこの実施の形態1では、SiN絶縁膜
パターン43aとSiO2絶縁膜パターン41aとをマス
クとして用いているが、SiN絶縁膜パターン43aに
替えてSiO2絶縁膜パターンを用いても構わない。図2
5及び図26はこの発明の一実施の形態に係る半導体レ
ーザの回折格子層の開口の深さを示す模式図である。従
来の製造方法によって形成された回折格子層の開口の深
さ形状を示す図41及び図42と比較して、この実施の
形態に係る製造方法により形成された開口45において
は、光導波方向と直交する方向の深さが均一に形成され
ていることが判る。
【0037】次に図27に示すように、開口45を介し
て、p−InP層38の表面上に第3p−クラッド層1
1としてのp−InP層46を埋込成長させる。この埋
込成長により、p−InGaAsP/p−InPの回折
格子層9が形成されたことになる。さらにp−InP層
46の上にコンタクト層12としてのp−InGaAs
層47を形成する。次に図28に示すように、p−In
GaAs層47の表面上にSiO2絶縁膜を形成し、開口
45の真上に光導波方向と直交する方向の長さがw2つ
まり1.8μmの幅で光導波方向に延在した帯状の部分
を残して、この両側に光導波路リッジ82を形成するた
めの開口48bを有するSiO2絶縁膜パターン48を形
成する。次に、図29に示すように、SiO2絶縁膜パタ
ーン48をマスクとしてドライエッチングにより、p−
InGaAs層47を完全に除去し、p−InP層46
の途中までエッチングする。
【0038】次に、図30に示すように、SiO2絶縁膜
パターン48をマスクとしてウエットエッチングにより
p−InP層46、p−InP層40を完全に除去し、
p−InGaAsP層39で止める。このエッチングの
エッチング液としては、例えば塩酸とリン酸の混合液
(混合比は塩酸対リン酸が1:2)を用いる。この塩酸
とリン酸の混合液を用いればInP層とInGaAsP
層のエッチングの選択比が大きく、つまりInP層のエ
ッチングレートが速く、InGaAsP層のエッチング
レートが遅いので、InGaAsP層47で止めること
ができる。また塩酸とリン酸の混合液は下部方向にのみ
エッチングが進み、横方向にはほとんどエッチングされ
ないので、垂直なリッジを形成することができる。さら
にSiO2絶縁膜パターン48をマスクとして、ドライエ
ッチングによりp−InGaAsP層39を完全に除去
し、p−InP層38の途中までエッチングする。
【0039】次に図31に示すように、SiO2絶縁膜パ
ターン48をマスクとして、ウエットエッチングによ
り、p−InP層38を完全に除去し、p−AlInA
s層37に少し入り込む程度で止める。このエッチング
のエッチング液としては、例えば塩酸とリン酸の混合液
(混合比は塩酸対リン酸が1:2)を用いる。AlIn
As層のエッチングレートはInP層に比べて少し遅く
なるので、エッチングレートを考慮し、エッチング時間
を設定することにより、p−AlInAs層37に少し
入り込む程度で止めることができる。
【0040】先の開口45が光導波方向と直交する方向
の長さをw2つまり1.8μmとし、後に形成するリッ
ジ幅と同じにする理由は、p−InP層38を除去する
エッチングの際にp−InP層とp−AlInAs層と
の間にあまりエッチングレートの差がないことに起因し
ている。すなわち、ウエットエッチングによりp−In
P層46、p−InP層40を完全に除去し、p−In
GaAsP層39で止める工程において、エッチングの
制御はエッチング時間により行うため少しオーバーエッ
チ気味にエッチング時間を設定する。
【0041】このためにp−InGaAsP/p−In
Pの回折格子層9が後に形成するリッジ幅より広い幅で
形成されていると、p−InGaAsP層39がある部
分ではエッチングが停止するがp−InGaAsP層3
9が無い部分ではさらにエッチングが進む。この後、p
−InGaAsP層39をドライエッチングにより除去
したとしてもp−InGaAsP層39のあったところ
と無かったところでは、p−InP層38の厚みが異な
り、p−InP層とp−AlInAs層との間にあまり
エッチングレートの差がないことから、p−InP層3
8をエッチングするときに設定されたエッチング時間に
おいて、このp−InP層38の厚みの差によって、p
−AlInAs層37に深くエッチングされる部分が発
生する。そうするとレーザ特性にばらつきが生じやすく
なるために回折格子層9の幅とリッジ幅とを同じに形成
しておくのである。
【0042】次に図32に示すように、SiO2絶縁膜パ
ターン48を除去し、改めてウエハ全面にSiO2絶縁膜
49を形成し、光導波路リッジ82の頂部に電流経路と
しての開口49aを形成する。さらに、SiO2絶縁膜4
9上にTi層とAu層で構成された半導体レーザ80のp
型電極及びn−InP基板31を所定の厚さに研磨しこ
のn−InP基板31の裏面上に配設されたAu層、G
e層、Ni層及びAu層で構成されたn型電極を形成し、
図1及び図2に示された半導体レーザ80として完成す
る。
【0043】以上述べたようにこの実施の形態に係る半
導体レーザの製造方法においては、p−InGaAsP
/p−InPの回折格子層9の形成に際して、光導波路
リッジと同じ幅の開口45を形成するドライエッチング
において、エッチング媒体としてメタンガスと水素プラ
ズマとを用いてSiN絶縁膜パターン43aとSiO2絶
縁膜パターン41aとをマスクとして、p−InP層4
0とp−InGaAsP層39とをエッチングして除去
している。このためマスクパターンとエッチング媒体と
の反応を防止することができ、マスクパターンとエッチ
ング媒体との反応に基づきエッチング媒体の濃度が変動
するという不具合を防止することができ、エッチングの
際のエッチングレートが不安定に変動することを防止す
ることができる。
【0044】従って、p−InP層40とp−InGa
AsP層39とに形成された開口45の深さを均一にす
ることができ、回折格子層の厚みを均一にすることがで
きる。延いては、安定した光学特性を有する回折格子を
形成することができ、レーザ特性の安定した光導波路リ
ッジを備えたDFBレーザを形成することができる。こ
のためレーザ特性の揃った半導体レーザ装置を安価に提
供することができる。
【0045】
【発明の効果】この発明に係る半導体レーザ装置の製造
方法は以上に説明したような工程を備えているので、以
下のような効果を有する。この発明に係る半導体レーザ
装置の製造方法においては、第1導電型の半導体基板上
に、第1導電型の第1クラッド層、活性層、第2導電型
の第1の第2クラッド層、第2導電型であって第2クラ
ッド層と屈折率の異なる半導体層、及び第2導電型の第
2の第2クラッド層を順次積層する第1の工程と、第3
の第2クラッド層の表面上に第1の絶縁膜を形成し、こ
の第1の絶縁膜により光導波路方向と交差する方向に所
定の長さを有して延在する帯状の形状を有し光導波路方
向に所定の間隔で複数並列した第1の開口部を有する第
1の絶縁膜パターンを形成する第2の工程と、第1の絶
縁膜パターンを介して半導体基板上に第2の絶縁膜を形
成した後、第2の絶縁膜により光導波路方向に延在した
帯状の形状を有しその幅が第1の開口部の光導波路方向
と交差する方向の長さより狭い幅の第2の開口部を有す
る第2の絶縁膜パターンを、第1の絶縁膜パターンを残
して形成する第3の工程と、第2の絶縁膜パターン及び
第1の絶縁膜パターンをマスクとして第3の第2クラッ
ド層および半導体層をエッチングし半導体層を貫通する
第3の開口部を形成する第4の工程と、第2の絶縁膜パ
ターン及び第1の絶縁膜パターンを除去し、第2導電型
の第3の第2クラッド層により第3の開口部を介して第
2の第2クラッド層および半導体層を埋込む第5の工程
と、を含むもので、第1の開口部を有するマスクパター
ンと第2の開口を有するマスクパターンとをともに絶縁
膜とすることにより、エッチングの際にマスクパターン
材料とエッチング媒体との反応が起こりにくくし、マス
クパターン材料とエッチング媒体との反応に基づくエッ
チングレートの不安定な変動を抑制することができる。
従って、回折格子層の厚みを均一にすることができるの
で、安定した光学特性を有する回折格子を形成すること
ができ、レーザ特性の安定したDFBレーザを形成する
ことができる。延いてはレーザ特性の揃ったDFBレー
ザ装置を安価に提供することができる。
【0046】さらに、第1の工程において、活性層を量
子井戸構造とするとともに、第1クラッド層と活性層と
の間に第1導電型の第1光閉じ込め層を、活性層と第1
の第2クラッド層との間に第2導電型の第2光閉じ込め
層をそれぞれさらに形成するもので、活性層が量子井戸
構造の半導体レーザの製造方法において、第1の開口部
を有するマスクパターンと第2の開口を有するマスクパ
ターンとをともに絶縁膜とすることにより、エッチング
の際にマスクパターン材料とエッチング媒体との反応が
起こりにくくし、マスクパターン材料とエッチング媒体
との反応に基づくエッチングレートの不安定な変動を抑
制することができる。従って、活性層が量子井戸構造の
半導体レーザにおいて回折格子層の厚みを均一にするこ
とができるので、安定した光学特性を有する回折格子を
形成することができ、レーザ特性の安定したDFBレー
ザを形成することができる。延いてはレーザ特性の揃っ
たDFBレーザ装置を安価に提供することができる。
【0047】またさらに、第3の工程において、所定の
エッチング媒体に対して第1の絶縁膜のエッチングレー
トが第2の絶縁膜のエッチングレートより小さくなるよ
うにするもので、第1の絶縁膜パターンを残し第2の開
口部の形成を行うための第2の絶縁膜のエッチングの制
御を行いやすくすることができる。このため回折格子の
製造工程を簡易に行うことができる。延いてはDFBレ
ーザ装置の歩留まりを高めることができる。
【0048】さらに、第1の絶縁膜をSiO2膜、第2の
絶縁膜をSiN膜としたもので、扱いやすい材料で、第
1の絶縁膜パターンを残し第2の開口部の形成を行うた
めの第2の絶縁膜のエッチングの制御を行いやすくする
ことができる。このため回折格子の製造工程をさらに簡
易に行うことができる。延いてはDFBレーザ装置を安
価に、歩留まりを高めることができる。
【0049】またさらに、第4の工程において、第2の
絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンをマスクとし
て、メタンガスと水素プラズマとをエッチング媒体とし
たドライエッチングによりエッチングするもので、第2
の絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンがエッチン
グ媒体との反応を起こしにくいので、エッチング媒体の
濃度が安定し、ドライエッチングの際のエッチングレー
トを安定させることができる。従って、良好な特性を有
する回折格子を安定的に効率よく形成することができ、
延いてはレーザ特性の揃ったDFBレーザ装置を安価に
提供することができる。
【0050】またさらに、第3の第2クラッド層上に第
3の絶縁膜を形成し、この第3の絶縁膜により第3の開
口部の直上において第3の開口部と対向し第3の開口部
の光導波路方向と交差する方向の長さに対応した幅を有
して光導波路方向に延在した帯状の部分を残しこの帯状
の部分の両側に所定の幅の第4の開口を有する第3の絶
縁膜パターンを形成し、この第3の絶縁膜パターンをマ
スクとして、第1の第2クラッド層を除去し第1の第2
クラッド層の下層表面を露呈させるエッチング工程をさ
らに含むもので、リッジ光導波路型の半導体レーザにお
いて、第1の開口部を有するマスクパターンと第2の開
口を有するマスクパターンとをともに絶縁膜とすること
により、エッチングの際にマスクパターン材料とエッチ
ング媒体との反応が起こりにくくし、マスクパターン材
料とエッチング媒体との反応に基づくエッチングレート
の不安定な変動を抑制することができる。従って、光導
波路リッジを備えたDFBレーザにおいて回折格子層の
厚みを均一にすることができるので、安定した光学特性
を有する回折格子を形成することができ、レーザ特性の
安定した光導波路リッジを備えたDFBレーザを形成す
ることができる。延いてはレーザ特性の揃ったリッジ導
波路型DFBレーザ装置を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一つの実施の形態に係る半導体レ
ーザの一部破断斜視図である。
【図2】 図1の2−2断面における半導体レーザの断
面図である。
【図3】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図4】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図5】 この発明の一実施の形態に係る半導体レーザ
の製造方法の一工程における半導体レーザの平面図であ
る。
【図6】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図7】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図8】 この発明の一実施の形態に係る半導体レーザ
の製造方法の一工程における半導体レーザの平面図であ
る。
【図9】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置の
製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図10】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの製造方法の一工程における半導体レーザの一部透過
平面図である。
【図11】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図12】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの製造方法の一工程における半導体レーザの一部透過
平面図である。
【図13】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図14】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図15】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの製造方法の一工程における半導体レーザの一部透過
平面図である。
【図16】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図17】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図18】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの製造方法の一工程における半導体レーザの一部透過
平面図である。
【図19】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図20】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図21】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの製造方法の一工程における半導体レーザの平面図で
ある。
【図22】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図23】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図24】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図25】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの回折格子層の開口の深さを示す模式図である。
【図26】 この発明の一実施の形態に係る半導体レー
ザの回折格子層の開口の深さを示す模式図である。
【図27】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図28】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図29】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図30】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図31】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図32】 この発明の一実施の形態に係る半導体装置
の製造方法の一工程における半導体レーザの断面図であ
る。
【図33】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの平面図である。
【図34】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの断面図である。
【図35】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの平面図である。
【図36】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの断面図である。
【図37】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの断面図である。
【図38】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの断面図である。
【図39】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの平面図である。
【図40】 従来の半導体レーザの製造方法の一工程を
示す半導体レーザの断面図である。
【図41】 従来の半導体レーザの回折格子層の開口の
深さを示す模式図である。
【図42】 従来の半導体レーザの回折格子層の開口の
深さを示す模式図である。
【符号の説明】
31 n−InP基板、 32 n−InP層、
35 AlGaInAs量子井戸層、 38 p−I
nP層、 39 p−InGaAsP層、40 p−
InP層、 41 SiO2絶縁膜41、 41b
SiO2絶縁膜開口、 41a SiO2絶縁膜パター
ン、 43 SiN絶縁膜、 43b SiN絶縁膜
開口、 43a SiN絶縁膜パターン、 45
開口、46 p−InP層、 34 n−AlGaI
nAs層、 36 p−AlGaInAs層、 4
8b 開口、 48 SiO2絶縁膜パターン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板上に、第1導電
    型の第1クラッド層、活性層、第2導電型の第1の第2
    クラッド層、第2導電型であって第2クラッド層と屈折
    率の異なる半導体層、及び第2導電型の第2の第2クラ
    ッド層を順次積層する第1の工程と、 第3の第2クラッド層の表面上に第1の絶縁膜を形成
    し、この第1の絶縁膜により光導波路方向と交差する方
    向に所定の長さを有して延在する帯状の形状を有し光導
    波路方向に所定の間隔で複数並列した第1の開口部を有
    する第1の絶縁膜パターンを形成する第2の工程と、 第1の絶縁膜パターンを介して半導体基板上に第2の絶
    縁膜を形成した後、第2の絶縁膜により光導波路方向に
    延在した帯状の形状を有しその幅が第1の開口部の光導
    波路方向と交差する方向の長さより狭い幅の第2の開口
    部を有する第2の絶縁膜パターンを、第1の絶縁膜パタ
    ーンを残して形成する第3の工程と、 第2の絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンをマス
    クとして第3の第2クラッド層および半導体層をエッチ
    ングし半導体層を貫通する第3の開口部を形成する第4
    の工程と、 第2の絶縁膜パターン及び第1の絶縁膜パターンを除去
    し、第2導電型の第3の第2クラッド層により第3の開
    口部を介して第2の第2クラッド層および半導体層を埋
    込む第5の工程と、を含む半導体レーザ装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 第1の工程において、活性層を量子井戸
    構造とするとともに、第1クラッド層と活性層との間に
    第1導電型の第1光閉じ込め層を、活性層と第1の第2
    クラッド層との間に第2導電型の第2光閉じ込め層をそ
    れぞれさらに形成することを特徴とした請求項1記載の
    半導体レーザ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第3の工程において、所定のエッチング
    媒体に対して第1の絶縁膜のエッチングレートが第2の
    絶縁膜のエッチングレートより小さくなることを特徴と
    した請求項1または2記載の半導体レーザ装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 第1の絶縁膜をSiO2膜、第2の絶縁膜
    をSiN膜としたことを特徴とする請求項3に記載の半
    導体レーザ装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第4の工程において、第2の絶縁膜パタ
    ーン及び第1の絶縁膜パターンをマスクとして、メタン
    ガスと水素プラズマとをエッチング媒体としたドライエ
    ッチングによりエッチングすることを特徴とした請求項
    1乃至4のいずれか1項に記載の半導体レーザ装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 第3の第2クラッド層上に第3の絶縁膜
    を形成し、この第3の絶縁膜により第3の開口部の直上
    において第3の開口部と対向し第3の開口部の光導波路
    方向と交差する方向の長さに対応した幅を有して光導波
    路方向に延在した帯状の部分を残しこの帯状の部分の両
    側に所定の幅の第4の開口を有する第3の絶縁膜パター
    ンを形成し、この第3の絶縁膜パターンをマスクとし
    て、第1の第2クラッド層を除去し第1の第2クラッド
    層の下層表面を露呈させるエッチング工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の半導体レーザ装置の製造方法。
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