JP2003258349A - レーザ加工方法、その装置および薄膜加工方法 - Google Patents
レーザ加工方法、その装置および薄膜加工方法Info
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Abstract
ァイルを把握することができるレーザ加工方法と装置、
ならびに薄膜加工方法を提供すること。 【解決手段】 プロファイルモニタ13によりエネルギ
が調整されたレーザビームの少なくとも一部を受光して
レーザビームのプロファイルとエネルギを検出し、その
検出結果にもとづいて所定値と異なる場合はレーザビー
ムのプロファイルを制御手段15、16によりエネルギ
調整手段2、均一化光学系6およびレーザ装置1に媒質
ガスや冷却水を制御する。
Description
形状をオンラインでモニタし、適正なエネルギ、強度分
布を有するビ−ムを照射するレーザ加工方法、レーザ加
工装置及び薄膜加工方法に関する。
は、水素化アモルファスシリコン(a−Si)薄膜を少
なくとも部分的に結晶化して形成する多結晶シリコンを
用いてアクティブマトリックスを形成するこがは知られ
ている。この多結晶化を低温で行うためには、レーザア
ニール装置を用いて紫外域のレーザ光であるエキシマレ
ーザビームの照射によるアニール加工が有効である。ア
ニール加工の際には、エキシマレーザビームをビームホ
モジナイザで均一化すると共にビーム断面形状を線状に
して(例えば、特開平10−104545号に開示され
ている)、アモルファスシリコン薄膜上に照射するこ
と、及びその薄膜上の所望領域において線状ビームをそ
の幅方向に走査することも知られている(例えば、特開
平9−293688号公報に開示されている)。
は、線状に絞られたレーザビームが幅方向にドリフトし
て、線状ビームの走査領域がずれることにより、アニー
ルが所望の通りには行われないことが発生する場合が生
じている。このドリフトは少なくとも部分的には、反射
鏡の表面の経時的な汚れ等に起因するもので、規則性・
再現性に乏しく、予めドリフトの発生とその態様を予測
することは困難である。
ーザ光を用いたレーザ加工装置では、加工前に予めレー
ザ光のビームプロファイルを計測・調整する必要がたび
たび生じている。
−77046号公報に開示されているレーザ加工装置で
は、レーザ光を加工用レンズを通して加工面に照射する
際に、加工面に入射するレーザ光の光路上の計測位置
に、出没自在なレーザ光のビームプロファイルを検出す
るプロファイルモニタを設けている。
ーリング開始前等においてのビームプロファィルを計測
する際には、プロフアイルモニタ80がモニタ駆動装置
81により駆動されて計測位置に移動し、反射ミラー8
2が最終レンズ83の真下の光路をカットする図示の所
定位置に位置決めされる。つまり、レーザ発振器90か
ら出射されミラー89を介してレーザ光LBを導く照射
光学系84を固定したままで、ワークWに入射するレー
ザ光LBの光路上に反射ミラー82を進退させてレーザ
光ALをプロファイルモニタ80に取り込む。反射ミラ
ー82で90度光路を曲げられたレーザ光LBは、対物
レンズ85の物点位置(プロセスチャンバ86内のワー
クWの表面位置に相当する)に集光してビームプロファ
イル像を形成し、対物レンズ85を通して拡大され、C
CDカメラ87の検出面に結像する。
ムプロファイルが光電変換されてビームプロフファイル
に相当する電気信号が得られる。本例ではワークWの表
面に照射されるレーザ光LBが線状ビームであることを
想定しているので、線状ビームの全長にわたってビーム
プロファイルを検出できるように、線状ビームの長軸方
向すなわちY軸方向に沿ってプロファィルモニタ80を
移動させるY駆動部88が設けてあり、このY駆動部8
8を動作させることにより、線状ビームの全長にわたっ
てビームプロファイルを検出している。
2次元イメージとして検出するものである必要はない。
例えば1次元CCD(ラインセンサ)を用いて短軸方向
に関するビームプロファイルを検出し、プロファイルモ
ニタ80を移動させることによって長軸方向にスキャン
することで、線状ビーム全体の連続的なプロファイルを
得ることができる。
開示されているレーザ加工装置では、レーザ発振器から
出射され、ビームホモジナイザによって細長く整形され
た加工用のレーザビームを、光路中にハーフミラーによ
って分岐して、分岐光の幅方向の強度分布をホモジナイ
ズ面を計測してビームの中心位置を求め、ビームのドリ
フトによる検出中心位置とのずれを無くすように、レー
ザ発振器の光共振器の一対の反射鏡のうち、少なくとも
一方の反射鏡の配向を制御している。
特開2001−77046号公報および特開2000−
42777号公報に開示さらた技術は、いずれも、レー
ザビームの測定時と加工時が異なるために、測定データ
は加工の際との同一時期のデータではない。
開示された技術では、プロファイルモニタが、加工の照
射光路中に移動手段で移動して計測する構造であるた
め、構造が複雑になる。
開示された技術は、ビームの中心位置を求めるもので、
ビーム全体のプロファイルを把握しているものではな
い。
媒質ガスは、励起放電によりレーザ発振を続けると、ガ
スの組成比が変化する。その際、レーザビームの質が変
化する。そのため、レーザ媒質ガスを変化させることで
レーザビームの質の劣化を制御する必要があるが、それ
らへの対応については、上述のいずれの技術にも開示さ
れておらず、また示唆もされていない。
もので、レーザ加工の際のレーザビーム全体のプロファ
イルを把握することができるレーザ加工方法と装置、な
らびに薄膜加工方法を提供することを目的としている。
段は、レーザ装置から出射されるレーザビームの照射エ
ネルギをエネルギ調整手段で調整し、このエネルギが調
整された前記レーザビームの強度分布を均一化光学系で
均一化し、この均一化された前記レーザビームを照射対
象物に照射光学系により照射するレーザ加工方法におい
て、前記照射光学系では、プロファイルモニタにより前
記エネルギが調整されたレーザビームの少なくとも一部
を受光して前記レーザビームのプロファイルとエネルギ
を検出し、その検出結果が所定値と異なる場合は制御手
段により前記エネルギ調整手段、前記均一化光学系、前
記レーザ装置の媒質ガスまたは冷却水の少なくともいず
れか1つを制御することを特徴とするレーザ加工方法で
ある。
ロファイルモニタは、前記レーザビームの断面に対して
複数の検出体を配置して前記レーザビームのプロファイ
ルとエネルギを検出していることを特徴とするレーザ加
工方法である。
ーザ装置は、ガスを励起媒体とするガスレーザで、前記
プロファイルモニタの検出結果から前記レーザビームを
適正なプロファイルに制御するために、前記制御手段に
よりレーザ媒質ガスの温度および強度分布を均一化する
ために前記均一化光学系への入射角を制御することを特
徴とするレーザ加工方法である。
御手段は、前記照射対象物の膜質情報をもとに予め定め
られた加工点のビーム形状とエネルギを算出することを
特徴とするレーザ加工方法である。
装置と、このレーザ装置から出射されるレーザビームの
光軸上に前記レーザビームの照射エネルギを調整するエ
ネルギ調整手段、このエネルギ調整装置により調整され
た前記レーザビームの強度分布を均一化する均一化光学
系、この均一化光学系により均一化された前記レーザビ
ームを照射対象物に照射するための照射光学系を備えた
レーザ加工装置において、前記照射光学系には、前記エ
ネルギが調整されたレーザビームの少なくとも一部を受
光して前記レーザビームのプロファイルとエネルギを検
出するプロファイルモニタが配置され、このプロファイ
ルモニタには前記エネルギ調整手段、前記均一化光学系
および前記レーザ装置に媒質ガスや冷却水を制御する制
御手段が接続されていることを特徴とするレーザ加工装
置である。
質半導体膜にレーザビームを照射して結晶質半導体膜を
改質するレーザ加工方法で、上記のレーザ加工方法を用
いていることを特徴とする薄膜加工方法である。
実施の形態を図面を参照して説明する。
である。レーザ発振器を形成しているレーザ装置1の出
射側の光軸の上の前方には、順次、照射エネルギを調整
するエネルギ調整手段であるアッテネータ2、アクチュ
エータ3を備えた全反射ミラーであるM1ミラー4、全
反射ミラーであるM2ミラー5、レーザビームの強度分
布を均一化するための均一化光学系であるホモジナイザ
6、ハーフミラーであるM3ミラー7が配置されてい
る。ただし、このM3ミラー7は、ハーフミラーである
が、透過率が99.5%で反射率は0.5%程度に形成
されている。また、M3ミラー7の反射光軸上の前方に
集光レンズ8が配置されは、集光レンズ8の前方には照
射対象物9(被加工物)を載置して水平方向に移動させ
る移動ステージ11が設けられている。一方、M3ミラ
ー7の透過光軸上の前方には、集光レンズ12を介して
プロファイルモニタであるラインCCDモニタ13が配
置され、このラインCCDモニタ13の出力側には、順
次、制御手段であるCCD出力演算装置14、第1制御
装置15および第2制御装置16が接続されている。な
お、第1制御装置15にはエリプソメータで構成した膜
厚モニタ17の出力側が接続され、第1制御装置15の
出力側はアッテネータ2とアクチュエータ3に接続され
ている。また、第2制御装置16の出力側は、レーザ装
置1へ供給するガスと冷却水のそれぞれの管路のバルブ
V1、V2、V3の制御部(不図示)に接続されてい
る。
がほぼ円状の本体ケース21の内壁に沿って一対の放電
電極22が設けられ、ファン23により媒質ガス24が
本体ケース21内を流動して放電電極22の間を循環す
るように形成されている。また、媒質ガス24の流路に
は温度測定用の熱電対25と冷却用の熱交換器26が配
置されている。なお、熱交換器26はバルブV4を介し
た流入管路27と排出管路28により、冷却水を供給す
るチラー29に接続されている。
射したレーザビームLBは、回転角に応じて減衰率が変
化することによって照射エネルギを変えるバリアブルな
アッテネータ2(可変減衰器)、ビーム形状を変えるた
めにホモジナイザ6への入射角を変化させためのM1ミ
ラー4およびM2ミラー5を介して、レーザビームLB
の強度分布を均一にするホモジナイザ6でライン状のビ
ームに整形される。整形されたレーザビームLBの形状
は、例えば0.5×300mmである。この整形された
レーザビームLBは、M3ミラー7で反射したものは、
移動ステージ11上の照射対象物9を照射する。一方、
M3ミラー7を透過したレーザビームLBはビーム形状
(プロファイル)測定するためのラインCCDモニタ1
3で受光される。
式図を示すように、レーザビームLBの断面に対して長
さ方向に両端部と中央部にそれぞれ合計3台のCCDカ
メラ13A、13B、13Cが配置されている。このC
CDカメラ13A、13B、13は、レーザビームLB
の形状測定とともに、CCDカメラ13A、13B、1
3Cからの出力を積分することでレーザビームLBのエ
ネルギ測定も兼ねている。
して上述のレーザ加工装置の制御について詳述する。な
お、各部の名称と符号は図1で用いたものを用いてい
る。
に、予め定められている必要なエネルギ値の近傍の値に
設定し、ホモジナイザ6で図5にA−A´断面の強度分布
を示すように、レーザビームLBを所定の形状に整形す
る(S1)。
Dカメラ13A、13B、13Cで受光し、出力された
レーザビームLBのプロファイル形状が、それぞれのC
CDカメラ13A、13B、13Cでの受光結果と比較
して、図4に示した形状と同様の適正形状である場合は
次のステップへ進む(S2)。一方、出力されたレーザ
ビームLBのプロファイル形状が、適正形状でない場合
は、アクチュエータ3を作動させて、ミラー6の角度を
変え、最も適正形状と一致するように第1制御装置15
によりミラー6を調整する(S3)。
CDカメラ13Bの出力からCCD出力演算装置14で
エネルギを算出し、設定されたエネルギになるよう第1
制御装置15によりアッテネータ2を設定する(S
4)。
に設置されているCCDカメラ13A、13Cとで各々
受光したレーザビームLBの波高値を比較する(S
5)。
定範囲内の場合は(S6)、レーザビームLBの中央に
対応する位置に設けられているCCDカメラ13Bで、
レーザビームLBのエネルギを測定し(S7)、設定エ
ネルギと等しい場合は、照射対象物9への照射を開始す
る(S8)。また、設定範囲内ではあるが設定エネルギ
と異なっている場合は、第1制御装置15によりアッテ
ネータ2を作動させて変化させ、再度設定エネルギに設
定を行い(S9)、その後に照射対象物9への照射を開
始する(S8)。
光したレーザビームLBの波高値の差が設定値範囲を超
える場合は、第1制御装置15によりミラー6の角度を
初期化してミラーの位置を元の位置に戻す(S10)。
1、V2の開閉を制御してレーザ装置1にレーザ媒質と
なる媒質ガス24を注入する。例えば、レーザ装置1に
XeClエキシマレーザを用いている場合、媒質ガス2
4であるHClガスを初期注入量の5%を追加封入する
(S11)。
加封入した回数が10回以下か否かを確認する(S1
2)。10回以下の場合は、S2に戻りそれ以降のステ
ップをフローに従って繰り返す。一方、HClガスの追
加封入した回数が10回を超えている場合は、第2制御
装置16の制御によりバルブV3の開閉を行い冷却水を
レーザ装置1に注入して、媒質ガス24の温度制御して
いる冷却水温度を5度低下させる(S13)。
ビームLBの両端部に対応する位置に設置されているC
CDカメラ13A、13Cで各々受光したレーザビーム
LBの波高値を比較する(S14)。
定範囲内の場合は(S15)、S2に戻りそれ以降のス
テップをフローに従って繰り返す。一方、比較した波高
値の差が予め設定している設定範囲を超えている場合
は、レーザ装置1の媒質ガス24を交換し(S16)、
その後、S1に戻りそれ以降のステップをフローに従っ
て繰り返す。
照射中は、オンラインでCCDカメラ13Bでエネルギ
値を、CCDカメラ13A、13Cで波高値の差をモニ
タする。この2つの出力が設定範囲を超えた場合は、そ
の照射対象物9への照射が完了したところで、S3以下
の各ステップ毎の制御を行う。
9のロットが変わり膜厚が異なるときは、膜厚モニタ1
4の出力から、薄膜改質に必要なエネルギを第1制御装
置15で算出しアッテネータ2の角度を変えて所定値に
設定する。
いて説明する。図6(a)はレーザ加工装置の要部のブ
ロック図である。なお、図1で示した上述のレーザ加工
装置と同一機能部分には同一符号を付して、当該部分の
説明を省略する。
用いたハーフミラーであるM3ミラー7に換えて、全反
射ミラーであるM4ミラー31を用いている。このM4
ミラー31で反射した光軸上の前方で、ライン状のレー
ザビームLBの端部(照射対象物9の加工と関係のない
部分に)に、図6(b)A−A´断面を示すようなM5ミ
ラー32を設けている。さらに、M5ミラー32の反射
光軸の前方にはCCDモニタ35を設けている。
受光したレーザ光を、先に図5で示したフローに従って
制御している。
例として、液晶パネルの製造の際に用いる薄膜非結晶シ
リコンから多結晶シリコンへの改質を行うことができ
る。
nmの薄膜非結晶シリコンをCVD装置で成膜する。
Clエキシマレーザを用いた上述のレーザ加工装置で、
0.5mm×300mmに整形されたレーザビームLB
をもちいて500mJ/パルスのエネルギ密度で照射す
る。例えば、レーザの繰返し周波数を200Hz、基板
を乗せたトレイを0.8mm/secで移動させて、基
板全面にXeClエキシマレーザによる照射を行ったア
ニールを施す。その結果、結晶粒径が約1μmの多結晶
シリコンを得ることができる。得られた多結晶シリコン
に対して周知の所定の加工を施すことでトランジスタを
形成し、ポリシリコンTFT液晶パネルを製造すること
ができる。
BT(Insulated Gate Bipolar
Transistor)へのアニールプロセスの例に
ついて説明する。
sulated Gate Bipolar Tran
sistor)の断面図である。すなわち、N型のシリ
コン基板で形成されたウエハ61の表面に、高濃度のP
型が導入されたP+型のウエル領城、ゲート絶縁膜上の
ゲート電極62、P型べース領域63、N+型エミッタ
領域64、絶縁膜65が形成されている。エミッタ電極
66は、N+型エミッタとP型べース各領域をショート
させるように設けられている。
(B)をドーピング注入したアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金をコレクク電極67の材料として用いてい
る。このコレクタ電極7に隣接して低濃度のP型層(P
−層)68が形成されており、良好な低抵抗オーミック
コンタクトを形成している。
エハ61の表面は、周知の技術を用いて、P+型のウエ
ル領域、ゲート絶縁膜上のゲ−ト電極62、P型べース
領域63、N+型エミッタ領域64、絶縁膜65を形成
する。その後、エミッタ電極66として、N+型エミッ
タとP型ベース各領域を電気的にショートさせるアルミ
ニウムを形成する。これら工程が終了するまでには、ア
ニールやリフロー等、各電極の熱処理の工程が適宜挿入
される。
61の裏面側の形成工程にはいる。これについて、図8
(a)から(c)を参照しながら説明する。ウエハ61
の裏面に対し、ボロンをイオン注入する(図8
(a))。IE13〜IE15atoms/cm2とし
加速電圧は、50KeVとする。その後ウエハ61に上
述のレーザアニール装置によりレーザ照射しイオン注入
されたボロンを活性化させる(図8(b))。これによ
りウエハ1の中には低濃度のP型層(P型層)68が形
成される。なお、IGBTの他に、光トリガ型サイリス
タ、逆素子型のGTOサイリスタ等に採用しても上記と
同様の効果が得られる。
置で用いたCCDカメラ13A、13B、13Cは、レ
ーザビームLBに対向して3台配置したが、レーザ装置
1の特性等が予めデータとして既知の場合は、CCDカ
メラ13A、13B、13Cを1台配置してその結果と
既知のデータとを組み合わせることにより、レーザビー
ムLB全体のプロファイルやエネルギを推定することも
できる。
メラ13A、13B、13CがレーザビームLBのエネ
ルギとプロファイルの測定を兼用しているが、それぞれ
専用のものを用いてもよい。その際は、エネルギモニタ
は焦電素子等を用いてもよく形式は問わない。なお、エ
ネルギモニタに焦電素子を用いる場合は、電圧プローブ
により電圧波形を測定して波高値を算出し、それによる
制御をおこなう。
Cの代わりに高速フォトトランジスタやフォトマル等を
用いることもできる。その場合も、入射したレーザ光の
光強度に応じた電流を発生するので、その波形に応じて
ラインビームのプロファイルを検出することができる。
Cはライン型でもエリア型のどちらでも用いることがで
きる。エリア型の場合にはカバーエリアの大きさにより
1台を設けるだけでよい場合もある。
ムLBの全体の形状を把握するCCDモニタを3台のC
CDカメラ13A、13B、13Cで構成したが、3台
でなくても任意の複数台を用いることもでき、それによ
りレーザビームLBの全体の形状を求めてもよい。
レーザ加工装置で被照射物を加工中に、オンラインでレ
ーザビームのプロファイルとエネルギをモニタし、それ
により制御することができる。したがって、薄膜トラン
ジスタの製造法にレーザ加工を適用した際に、適正なプ
ロセスを行うことができる。
インでレーザビームのプロファイルとエネルギをモニタ
し制御することができ、常に適正なレーザをおこなうこ
とができる。
ャート。
要部のプロック図、(b)は、測定用ミラーの配置の断
面図。
説明図。
タ、6…ホモジナイザ、9…照射対象物、10…、11
…、12…、13…ラインCCDモニタ、13a〜13
c…CCDカメラ、15…第1制御装置、16…第2制
御装置、17…膜厚モニタ
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザ装置から出射されるレーザビーム
の照射エネルギをエネルギ調整手段で調整し、このエネ
ルギが調整された前記レーザビームの強度分布を均一化
光学系で均一化し、この均一化された前記レーザビーム
を照射対象物に照射光学系により照射するレーザ加工方
法において、 前記照射光学系では、プロファイルモニタにより前記エ
ネルギが調整されたレーザビームの少なくとも一部を受
光して前記レーザビームのプロファイルとエネルギを検
出し、その検出結果が所定値と異なる場合は制御手段に
より前記エネルギ調整手段、前記均一化光学系、前記レ
ーザ装置の媒質ガスまたは冷却水の少なくともいずれか
1つを制御することを特徴とするレーザ加工方法。 - 【請求項2】 前記プロファイルモニタは、前記レーザ
ビームの断面に対して複数の検出体を配置して前記レー
ザビームのプロファイルとエネルギを検出していること
を特徴とする請求項1記載のレーザ加工方法。 - 【請求項3】 前記レーザ装置は、ガスを励起媒体とす
るガスレーザで、前記プロファイルモニタの検出結果か
ら前記レーザビームを適正なプロファイルに制御するた
めに、前記制御手段によりレーザ媒質ガスの温度および
強度分布を均一化するために前記均一化光学系への入射
角を制御することを特徴とする請求項1記載のレーザ加
工方法。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記照射対象物の膜質
情報をもとに予め定められた加工点のビーム形状とエネ
ルギを算出することを特徴とする請求項1記載のレーザ
加工方法。 - 【請求項5】 レーザ装置と、このレーザ装置から出射
されるレーザビームの光軸上に前記レーザビームの照射
エネルギを調整するエネルギ調整手段、このエネルギ調
整装置により調整された前記レーザビームの強度分布を
均一化する均一化光学系、この均一化光学系により均一
化された前記レーザビームを照射対象物に照射するため
の照射光学系を備えたレーザ加工装置において、 前記照射光学系には、前記エネルギが調整されたレーザ
ビームの少なくとも一部を受光して前記レーザビームの
プロファイルとエネルギを検出するプロファイルモニタ
が配置され、このプロファイルモニタには前記エネルギ
調整手段、前記均一化光学系および前記レーザ装置に媒
質ガスや冷却水を制御する制御手段が接続されているこ
とを特徴とするレーザ加工装置。 - 【請求項6】 非結晶質半導体膜にレーザビームを照射
して結晶質半導体膜を改質するレーザ加工方法で、請求
項1乃至請求項4記載のレーザ加工方法を用いているこ
とを特徴とする薄膜加工方法。
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JP2002057185A JP2003258349A (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | レーザ加工方法、その装置および薄膜加工方法 |
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