JP2003257497A - 二次電池及び二次電池使用機器並びに二次電池充電装置 - Google Patents

二次電池及び二次電池使用機器並びに二次電池充電装置

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JP2003257497A
JP2003257497A JP2002054054A JP2002054054A JP2003257497A JP 2003257497 A JP2003257497 A JP 2003257497A JP 2002054054 A JP2002054054 A JP 2002054054A JP 2002054054 A JP2002054054 A JP 2002054054A JP 2003257497 A JP2003257497 A JP 2003257497A
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charging
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Junji Tanaka
淳史 田中
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 有効かつ確実な二次電池使用機器の不正使用
防止手段を提供する。 【解決手段】 二次電池のケース3の内又は外のいずれ
かに、電気的、磁気的又は光学的手段のいずれかで検出
可能な個別識別符号5aを付する。二次電池使用機器に
ついては、筐体内又は筐体外のいずれかに、電気的、磁
気的又は光学的手段のいずれかで検出可能な個別識別符
号5aを付する。二次電池充電装置には、充電回路と、
二次電池又は二次電池使用機器に付された個別識別符号
5aを電気的、磁気的又は光学的手段のいずれかで検出
する個別識別符号認識回路と、充電可能な二次電池の個
別識別符号が予め登録され、個別識別符号認識回路によ
って検出された個別識別符号と予め登録された二次電池
の個別識別符号とを照合し、両者が一致しているときに
は充電回路を充電状態に切り替え、両者が不一致である
ときには充電回路を充電停止状態に切り替える充電制御
回路からなる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池及び二次
電池使用機器並びに二次電池充電装置に係り、特に、正
規の所有者以外の者による二次電池の不正充電を防止す
る手段に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やモバイルパソコンなどの携帯
形電子機器には、電源としてニッケルカドミウム電池、
ニッケル水素電池又はリチウムイオン電池などの二次電
池が装着されており、二次電池の充電を繰り返すことに
よってそれらの機器を継続的に使用することができる。
【0003】携帯形電子機器(二次電池使用機器)が所
有者の手元にある場合には何ら問題はないが、携帯形電
子機器はその使用形態からして盗難にあったり紛失した
りしやすく、所有者以外の第三者の手にわたって不正使
用されやすいという特質がある。そして、携帯電話が不
正使用された場合には、所有者に通話料金が課金される
という被害が発生するし、モバイルパソコンが不正使用
された場合には、通信料金の課金のほか、情報の漏洩や
破壊という被害も発生する。
【0004】従来より、このような第三者による携帯形
電子機器の不正使用を防止する手段としては、所有者が
自己の所有に係る携帯形電子機器に数字や文字或いはそ
れらの組合せからなるパスワードを予め登録しておき、
パスワードを入力しない限り携帯形電子機器の使用を自
動的に禁止する方法が一般的にとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パスワ
ードは比較的解析が容易であるので、必ずしも二次電池
使用機器の不正使用を有効に防止することができない。
例えば、携帯電話では、通常4桁の数字からなるパスワ
ードを登録できるようになっているが、4桁の数字の組
合せは高々1万通りしかないので、「0000」から
「9999」まで試行錯誤的に繰り返しても比較的短時
間のうちに解析されてしまい、充分な保護効果を発揮す
ることができない。
【0006】本発明は、かかる技術的課題を解決するた
めになされたものであって、より有効かつ確実に二次電
池使用機器の不正使用を防止する手段を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、二次電池に関しては、1乃至複数のセル
と当該セルを保持するケースとを備えた二次電池におい
て、前記ケース内又は前記ケース外のいずれかに、電気
的手段、磁気的手段又は光学的手段のいずれかで検出可
能な当該二次電池の個別識別符号を付するという構成に
した。
【0008】また、本発明は、前記の目的を達成するた
め、二次電池使用機器に関しては、筐体内に電源として
二次電池を装着してなる二次電池使用機器において、前
記筐体内又は筐体外のいずれかに、電気的手段、磁気的
手段又は光学的手段のいずれかで検出可能な前記二次電
池の個別識別符号を付するという構成にした。
【0009】さらに、本発明は、前記の目的を達成する
ため、二次電池充電装置に関しては、充電回路と、二次
電池又は二次電池使用機器に付された二次電池の個別識
別符号を電気的手段、磁気的手段又は光学的手段のいず
れかで検出する個別識別符号認識回路と、充電可能な二
次電池の個別識別符号が予め登録され、前記個別識別符
号認識回路によって検出された二次電池の個別識別符号
と前記予め登録された二次電池の個別識別符号とを照合
し、両者が一致しているときには前記充電回路を充電状
態に切り替え、両者が不一致であるときには前記充電回
路を充電停止状態に切り替える充電制御回路とを備える
という構成にした。
【0010】このように、二次電池に当該二次電池の個
別識別符号を付するか、二次電池使用機器の筐体に当該
筐体内に装着された二次電池の個別識別符号を付し、二
次電池充電装置に、二次電池又は二次電池使用機器に付
された二次電池の個別識別符号を検出する個別識別符号
認識回路と、充電可能な二次電池又は二次電池使用機器
の個別識別符号が予め登録され、個別識別符号認識回路
によって検出された二次電池又は二次電池使用機器の個
別識別符号と予め登録された二次電池又は二次電池使用
機器の個別識別符号とを照合し、両者が一致していると
きには充電回路を充電状態に切り替え、両者が不一致で
あるときには充電回路を充電停止状態に切り替える充電
制御回路とを備えると、二次電池の個別識別符号に合致
する個別識別符号が登録された充電制御回路を有しない
第三者は不正使用の目的で二次電池の充電を行うことが
できなくなるので、二次電池が放電され尽くした後の二
次電池使用機器の使用ができなくなり、盗難又は紛失に
よる被害が最小限に抑制される。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る二次電池の実
施形態例を、図1乃至図3に基づいて説明する。図1は
第1実施形態例に係る二次電池の斜視図、図2は第2実
施形態例に係る二次電池の斜視図、図3は第3実施形態
例に係る二次電池の斜視図である。
【0012】図1に示すように、第1実施形態例に係る
二次電池1Aは、正極側電源端子2a及び負極側電極端
子2bを有するケース3と、当該ケース3内に保持され
前記各電極端子2a,2bと電気的に接続されたセル4
と、前記ケース3の外面の前記各電極端子2a,2bの
近傍に設けられた個別識別符号表示部5とから構成され
ている。個別識別符号表示部5には、個々の二次電池1
Aごと、或いは二次電池1Aの所有者ごとに割り振られ
た個別識別符号5aがバーコードの形で表示されてお
り、光学的手段によって当該個別識別符号表示部5に表
示された個別識別符号5aを検出できるようになってい
る。
【0013】図2に示すように、第2実施形態例に係る
二次電池1Bは、正極側電源端子2a及び負極側電極端
子2b並びに正極側通信端子2c及び負極側通信端子2
dを有するケース3と、当該ケース3内に保持され前記
各電極端子2a,2bと電気的に接続されたセル4と、
前記ケース3内に埋設され前記各通信端子2c,2dと
電気的に接続された個別識別符号記憶メモリ6とから構
成されている。個別識別符号記憶メモリ6には、個々の
二次電池1Bごと、或いは二次電池1Bの所有者ごとに
割り振られた個別識別符号5aがデジタル信号の形で記
憶されており、電気的手段によって当該個別識別符号記
憶メモリ6に記憶された個別識別符号5aを読み出せる
ようになっている。
【0014】図3に示すように、第3実施形態例に係る
二次電池1Cは、正極側電源端子2a及び負極側電極端
子2bを有するケース3と、当該ケース3内に保持され
前記各電極端子2a,2bと電気的に接続されたセル4
と、前記ケース3内に埋設された個別識別符号記憶メモ
リ6と、当該個別識別符号記憶メモリ6の入出力端子に
接続された無線通信用のアンテナ7とから構成されてい
る。個別識別符号記憶メモリ6には、個々の二次電池1
Cごと、或いは二次電池1Cの所有者ごとに割り振られ
た個別識別符号5aがデジタル信号の形で記憶されてお
り、アンテナ7を介して磁気的手段により当該個別識別
符号記憶メモリ6に記憶された個別識別符号5aを読み
出せるようになっている。
【0015】このように第1乃至第3実施形態例に係る
二次電池1A,1B,1Cは、電気的手段、磁気的手段
又は光学的手段のいずれかで検出可能な個別識別符号5
aを付したので、充電回路と、二次電池1A,1B,1
Cに付された個別識別符号5aを電気的手段、磁気的手
段又は光学的手段のいずれかで検出する個別識別符号認
識回路と、充電可能な二次電池の個別識別符号が予め登
録され、前記個別識別符号認識回路によって検出された
二次電池1A,1B,1Cの個別識別符号5aと前記予
め登録された二次電池の個別識別符号とを照合し、両者
が一致しているときには前記充電回路を充電状態に切り
替え、両者が不一致であるときには前記充電回路を充電
停止状態に切り替える充電制御回路とを備えた二次電池
充電装置によって充電を行うようにすることにより、正
規の所有者が所有する二次電池1A,1B,1Cの個別
識別符号5aに合致する個別識別符号が登録された充電
制御回路を有しない第三者は不正使用の目的で二次電池
1の充電を行うことができなくなる。よって、二次電池
1が放電され尽くした後は二次電池使用機器の使用がで
きなくなり、盗難又は紛失による被害を最小限に抑制す
ることができる。
【0016】なお、図1乃至図3の例では、ケース3内
にセル4が1つのみ収納されているが、ケース3内に複
数個のセル4が収納された電池パックについても同様に
実施することができる。
【0017】また、図3の例では、個別識別符号記憶メ
モリ6とは独立の別体として作製されたアンテナ7の両
端を個別識別符号記憶メモリ6の入出力端子に接続させ
た構成になっているが、個別識別符号記憶メモリ6の回
路形成面にアンテナ7が一体に形成されたいわゆるコイ
ルオンチップを用いることもできる。
【0018】次に、本発明に係る二次電池使用機器の実
施形態例を、携帯電話を例にとって図4乃至図6に基づ
いて説明する。図4は第1実施形態例に係る二次電池使
用機器(携帯電話)の背面図、図5は第2実施形態例に
係る二次電池使用機器の背面図、図6は第3実施形態例
に係る二次電池使用機器の背面図である。
【0019】図4に示すように、第1実施形態例に係る
二次電池使用機器11Aは、正極側電源端子2a及び負
極側電極端子2bを有する筐体12と、当該筐体12内
に保持され前記各電極端子2a,2bと電気的に接続さ
れた二次電池1と、前記筐体12の外面の前記各電極端
子2a,2bの近傍に設けられた個別識別符号表示部5
とから構成されている。個別識別符号表示部5には、個
々の二次電池使用機器11Aごと、或いは二次電池使用
機器11Aの所有者ごとに割り振られた個別識別符号5
aがバーコードの形で表示されており、光学的手段によ
って当該個別識別符号表示部5に表示された個別識別符
号5aを検出できるようになっている。
【0020】図5に示すように、第2実施形態例に係る
二次電池使用機器11Bは、正極側電源端子2a及び負
極側電極端子2b並びに正極側通信端子2c及び負極側
通信端子2dを有する筐体12と、当該筐体12内に保
持され前記各電極端子2a,2bと電気的に接続された
二次電池1と、前記筐体12内に埋設され前記各通信端
子2c,2dと電気的に接続された個別識別符号記憶メ
モリ6とから構成されている。個別識別符号記憶メモリ
6には、個々の二次電池使用機器11Bごと、或いは二
次電池使用機器11Bの所有者ごとに割り振られた個別
識別符号5aがデジタル信号の形で記憶されており、電
気的手段によって当該個別識別符号記憶メモリ6に記憶
された個別識別符号5aを読み出せるようになってい
る。
【0021】図6に示すように、第3実施形態例に係る
二次電池使用機器11Cは、正極側電源端子2a及び負
極側電極端子2bを有する筐体12と、当該筐体12内
に保持され前記各電極端子2a,2bと電気的に接続さ
れた二次電池1と、前記筐体12内に埋設された個別識
別符号記憶メモリ6と、当該個別識別符号記憶メモリ6
の入出力端子に接続された無線通信用のアンテナ7とか
ら構成されている。個別識別符号記憶メモリ6には、個
々の二次電池使用機器11Cごと、或いは二次電池使用
機器11Cの所有者ごとに割り振られた個別識別符号5
aがデジタル信号の形で記憶されており、アンテナ7を
介して磁気的手段により当該個別識別符号記憶メモリ6
に記憶された個別識別符号5aを読み出せるようになっ
ている。
【0022】このように第1乃至第3実施形態例に係る
二次電池使用機器11A,11B,11Cは、電気的手
段、磁気的手段又は光学的手段のいずれかで検出可能な
個別識別符号5aを付したので、充電回路と、二次電池
使用機器11A,11B,11Cに付された個別識別符
号5aを電気的手段、磁気的手段又は光学的手段のいず
れかで検出する個別識別符号認識回路と、充電可能な二
次電池使用機器の個別識別符号が予め登録され、前記個
別識別符号認識回路によって検出された二次電池使用機
器11A,11B,11Cの個別識別符号5aと前記予
め登録された二次電池使用機器の個別識別符号とを照合
し、両者が一致しているときには前記充電回路を充電状
態に切り替え、両者が不一致であるときには前記充電回
路を充電停止状態に切り替える充電制御回路とを備えた
二次電池充電装置によって充電を行うようにすることに
より、正規の所有者が所有する二次電池使用機器11
A,11B,11Cの個別識別符号5aに合致する個別
識別符号が登録された充電制御回路を有しない第三者は
不正使用の目的で二次電池1の充電を行うことができな
くなる。よって、二次電池1が放電され尽くした後は二
次電池使用機器11A,11B,11Cの使用ができな
くなり、盗難又は紛失による被害を最小限に抑制するこ
とができる。
【0023】なお、前記二次電池1としては、ケース内
に1乃至複数のセルが収納されたものを用いることがで
きる。
【0024】また、図3の例では、個別識別符号記憶メ
モリ6とは独立の別体として作製されたアンテナ7の両
端を個別識別符号記憶メモリ6の入出力端子に接続させ
た構成になっているが、個別識別符号記憶メモリ6の回
路形成面にアンテナ7が一体に形成されたいわゆるコイ
ルオンチップを用いることもできる。
【0025】次に、本発明に係る二次電池充電装置の実
施形態例を図7及び図10に基づいて説明する。図7は
第1実施形態例に係る二次電池充電装置の充電状態の回
路図、図8は第1実施形態例に係る二次電池充電装置の
動作手順を示すフローチャート、図9は第2実施形態例
に係る二次電池充電装置の充電状態の回路図、図10は
第3実施形態例に係る二次電池充電装置の充電状態の回
路図である。
【0026】図7に示すように、第1実施形態例に係る
二次電池充電装置21Aは、前記第1実施形態例に係る
二次電池1A又は前記第1実施形態例に係る二次電池使
用機器11Aに装着された二次電池1の充電に適用され
るものであって、前記第1実施形態例に係る二次電池1
A又は二次電池使用機器11Aに備えられた正極側電源
端子2a及び負極側電極端子2bのそれぞれと電気的に
接続される正極側電源端子22a及び負極側電極端子2
2bを有する充電回路22と、前記第1実施形態例に係
る二次電池1A又は二次電池使用機器11Aにバーコー
ドの形で表示された個別識別符号表示部5の個別識別符
号5aを光学的手段によって検出する個別識別符号認識
回路23と、充電可能な二次電池又は二次電池使用機器
の個別識別符号が予め登録され、前記個別識別符号認識
回路23によって検出された二次電池1A又は二次電池
使用機器11Aの個別識別符号5aと予め登録された二
次電池又は二次電池使用機器の個別識別符号とを照合
し、両者が一致しているときには前記充電回路22を充
電状態に切り替え、両者が不一致であるときには充電回
路22を充電停止状態に切り替える充電制御回路24と
からなる。前記個別識別符号認識回路23としては、C
CD撮像回路等を用いることができる。
【0027】以下、前記のように構成された第1実施形
態例に係る二次電池充電装置21Aの動作を図8に基づ
いて説明する。
【0028】二次電池充電装置21Aの正極側電源端子
22aと負極側電極端子22bとにそれぞれ二次電池1
A又は二次電池使用機器11Aに備えられた正極側電源
端子2aと負極側電極端子2bとが電気的に接続される
と(手順S−1)、個別識別符号認識回路23が起動
し、二次電池1A又は二次電池使用機器11Aに付され
た個別識別符号表示部5の個別識別符号5aを検出する
(手順S−2)。次に、充電制御回路24において、前
記個別識別符号認識回路23によって検出された二次電
池1A又は二次電池使用機器11Aの個別識別符号5a
と当該充電制御回路24に予め登録された二次電池又は
二次電池使用機器の個別識別符号とを照合し(手順S−
3)、両者が一致していると判定された場合には、充電
回路22をオン制御して(手順S−4)、二次電池1A
又は二次電池使用機器11Aに装着された二次電池1の
充電を開始する(手順S−5)。手順S−3において、
前記個別識別符号認識回路23によって検出された二次
電池1A又は二次電池使用機器11Aの個別識別符号5
aと充電制御回路24に予め登録された二次電池又は二
次電池使用機器の個別識別符号とが一致していないと判
定された場合には、手順S−6に移行して、システムを
終了する。図8の動作手順は、充電制御回路24に備え
られた図示しないROMに記憶される。
【0029】なお、充電制御回路24への個別識別符号
の登録は、充電制御回路24の製造時に行うこともでき
るし、充電制御回路24の製造後に行うこともできる。
製造後における充電制御回路24への個別識別符号の登
録方法としては、初回充電時に二次電池又は二次電池使
用機器から読み取った個別識別符号5aを充電制御回路
24に登録するという方法をとることができる。
【0030】このように、本例の二次電池充電装置21
Aは、充電回路22と個別識別符号認識回路23と充電
制御回路24とを備え、個別識別符号認識回路23によ
って検出された二次電池1A又は二次電池使用機器11
Aの個別識別符号5aと充電制御回路24に予め登録さ
れた二次電池又は二次電池使用機器の個別識別符号とが
一致したときのみ充電回路22をオン制御して二次電池
1A又は二次電池使用機器11Aに装着された二次電池
1の充電を開始するので、正規の所有者の所有に係る二
次電池1A又は二次電池使用機器11Aの個別識別符号
5aに合致する個別識別符号が登録された充電制御回路
を有しない第三者は不正使用の目的で二次電池1A,1
の充電を行うことができなくなる。よって、二次電池が
放電され尽くした後の二次電池使用機器の使用を防止で
き、盗難又は紛失による被害を最小限に抑制することが
できる。
【0031】図9に示すように、第2実施形態例に係る
二次電池充電装置21Bは、前記第2実施形態例に係る
二次電池1B又は前記第2実施形態例に係る二次電池使
用機器11Bに装着された二次電池1の充電に適用され
るものであって、前記第2実施形態例に係る二次電池1
B又は二次電池使用機器11Bに備えられた正極側電源
端子2a及び負極側電極端子2bのそれぞれと電気的に
接続される正極側電源端子22a及び負極側電極端子2
2bを有する充電回路22と、前記第2実施形態例に係
る二次電池1B又は二次電池使用機器11Bに備えられ
た正極側通信端子2c及び負極側通信端子2dのそれぞ
れと電気的に接続される正極側通信端子22c及び負極
側電極端子22dを有し、前記第2実施形態例に係る二
次電池1B又は二次電池使用機器11Bの個別識別符号
記憶メモリ6に記憶された個別識別符号5aを電気的手
段によって検出する個別識別符号認識回路23と、充電
可能な二次電池又は二次電池使用機器の個別識別符号が
予め登録され、前記個別識別符号認識回路23によって
検出された二次電池1B又は二次電池使用機器11Bの
個別識別符号5aと予め登録された二次電池又は二次電
池使用機器の個別識別符号とを照合し、両者が一致して
いるときには前記充電回路22を充電状態に切り替え、
両者が不一致であるときには充電回路22を充電停止状
態に切り替える充電制御回路24とからなる。
【0032】本実施形態例に係る二次電池充電装置21
Bの動作手順及び効果については、前記第1実施形態例
に係る二次電池充電装置21Aと同じであるので、説明
を省略する。
【0033】図10に示すように、第3実施形態例に係
る二次電池充電装置21Cは、前記第3実施形態例に係
る二次電池1C又は前記第3実施形態例に係る二次電池
使用機器11Cに装着された二次電池1の充電に適用さ
れるものであって、前記第3実施形態例に係る二次電池
1C又は二次電池使用機器11Cに備えられた正極側電
源端子2a及び負極側電極端子2bのそれぞれと電気的
に接続される正極側電源端子22a及び負極側電極端子
22bを有する充電回路22と、前記第3実施形態例に
係る二次電池1C又は二次電池使用機器11Cに備えら
れたアンテナ7との間で信号を無線送受信するアンテナ
25を有し、前記第3実施形態例に係る二次電池1C又
は二次電池使用機器11Cの個別識別符号記憶メモリ6
に記憶された個別識別符号5aを磁気的手段によって検
出する個別識別符号認識回路23と、充電可能な二次電
池又は二次電池使用機器の個別識別符号が予め登録さ
れ、前記個別識別符号認識回路23によって検出された
二次電池1C又は二次電池使用機器11Cの個別識別符
号5aと予め登録された二次電池又は二次電池使用機器
の個別識別符号とを照合し、両者が一致しているときに
は前記充電回路22を充電状態に切り替え、両者が不一
致であるときには充電回路22を充電停止状態に切り替
える充電制御回路24とからなる。
【0034】本実施形態例に係る二次電池充電装置21
Bの動作手順及び効果については、前記第1実施形態例
に係る二次電池充電装置21A及び前記第1実施形態例
に係る二次電池充電装置21Bと同じであるので、説明
を省略する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次電池に当該二次電池の個別識別符号を付するか、二
次電池使用機器の筐体に当該筐体内に装着された二次電
池の個別識別符号を付し、二次電池充電装置に、二次電
池又は二次電池使用機器に付された二次電池の個別識別
符号を検出する個別識別符号認識回路と、充電可能な二
次電池の個別識別符号が予め登録され、個別識別符号認
識回路によって検出された二次電池の個別識別符号と予
め登録された二次電池の個別識別符号とを照合し、両者
が一致しているときには充電回路を充電状態に切り替
え、両者が不一致であるときには充電回路を充電停止状
態に切り替える充電制御回路とを備えたので、二次電池
の個別識別符号に合致する個別識別符号が登録された充
電制御回路を有しない第三者は不正使用の目的で二次電
池の充電を行うことができなり、二次電池が放電され尽
くした後の二次電池使用機器の使用ができなくなって、
盗難又は紛失による被害を最小限に抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る二次電池の斜視図であ
る。
【図2】第2実施形態例に係る二次電池の斜視図であ
る。
【図3】第3実施形態例に係る二次電池の斜視図であ
る。
【図4】第1実施形態例に係る二次電池使用機器の背面
図である。
【図5】第2実施形態例に係る二次電池使用機器の背面
図である。
【図6】第3実施形態例に係る二次電池使用機器の背面
図である。
【図7】第1実施形態例に係る二次電池充電装置の充電
状態の回路図である。
【図8】第1実施形態例に係る二次電池充電装置の動作
手順を示すフローチャートである。
【図9】第2実施形態例に係る二次電池充電装置の充電
状態の回路図である。
【図10】第3実施形態例に係る二次電池充電装置の充
電状態の回路図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 二次電池 2a,22a 正極側電源端子 2b,22b 負極側電極端子 2c,22c 正極側通信端子 2d,22d 負極側通信端子 3 ケース 4 セル 5 個別識別符号表示部 5a 個別識別符号 6 個別識別符号記憶メモリ 7,25 アンテナ 11A,11B,11C 二次電池使用機器 12 筐体 21A,21B,21C 二次電池充電装置 22 充電回路 23 個別識別符号認識回路 24 充電制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1乃至複数のセルと当該セルを保持する
    ケースとを備えた二次電池において、前記ケース内又は
    前記ケース外のいずれかに、電気的手段、磁気的手段又
    は光学的手段のいずれかで検出可能な当該二次電池の個
    別識別符号を付したことを特徴とする二次電池。
  2. 【請求項2】 筐体内に電源として二次電池を装着して
    なる二次電池使用機器において、前記筐体内又は筐体外
    のいずれかに、電気的手段、磁気的手段又は光学的手段
    のいずれかで検出可能な前記二次電池の個別識別符号を
    付したことを特徴とする二次電池使用機器。
  3. 【請求項3】 充電回路と、二次電池又は二次電池使用
    機器に付された二次電池の個別識別符号を電気的手段、
    磁気的手段又は光学的手段のいずれかで検出する個別識
    別符号認識回路と、充電可能な二次電池の個別識別符号
    が予め登録され、前記個別識別符号認識回路によって検
    出された二次電池の個別識別符号と前記予め登録された
    二次電池の個別識別符号とを照合し、両者が一致してい
    るときには前記充電回路を充電状態に切り替え、両者が
    不一致であるときには前記充電回路を充電停止状態に切
    り替える充電制御回路とを備えたことを特徴とする二次
    電池充電装置。
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