JPH11134302A - 端末のアクセス制御装置および認証カード - Google Patents

端末のアクセス制御装置および認証カード

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JPH11134302A
JPH11134302A JP9300176A JP30017697A JPH11134302A JP H11134302 A JPH11134302 A JP H11134302A JP 9300176 A JP9300176 A JP 9300176A JP 30017697 A JP30017697 A JP 30017697A JP H11134302 A JPH11134302 A JP H11134302A
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JP
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JP9300176A
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English (en)
Inventor
Takehiro Kubo
剛弘 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH11134302A publication Critical patent/JPH11134302A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のアクセス制御方式は、端末に利用者の
パスワードを打ち込む方法や磁気カードや集積回路を組
み込んだカードを使用する方法や、利用者の指紋を利用
する方法を用いていた。しかし、パスワードを打ち込む
方法や磁気カードや集積回路を組み込んだカードを使用
する方法では、パスワードや磁気カード、集積回路を組
み込んだカードを不正な利用者によって利用される可能
性があった。一方、利用者の指紋を利用する方法では、
利用者の増減によって端末に接続されている全ての指紋
認証装置の設定を変更する必要があった。 【解決手段】 カード式認証装置に組み込まれた端末使
用許可情報を、登録された指紋情報と利用者の指紋が一
致した場合に書き込むことによって、不正な利用者が利
用することを防ぎ、又、利用者の増減があった場合に
も、個々の端末に接続された読み取り装置の設定を変更
せずに済むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は端末に接続し、端
末を使用する際に、端末を使用する資格がない利用者で
あった場合、端末を使用できないようにする端末のアク
セス制御装置および認証カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来における不正な利用者による
端末の使用を制限する端末のアクセス制御について説明
する。図13において、1は端末であり、利用者は端末
を利用して情報の検索等の作業を行う。2はキーボード
であり、端末1に接続されている。3は利用者情報判定
器であり、端末1に内蔵され、利用者がキーボード2か
ら入力した情報から、その利用者が端末を使用する資格
のある利用者であるかどうかを判定する。ここで利用者
が端末1を使用する場合について説明する。利用者が端
末1を使用する場合、利用者は端末1に接続されたキー
ボード2を使用して、登録された利用者名であるLOG
IN名と、正しい利用者であることを示すための秘密情
報であるPASSWORDを入力する。端末1に内蔵さ
れた利用者情報判定器3は、入力されたLOGIN名と
PASSWORDが正しく登録されたものであるかを判
定し、正しければ利用者に端末1の使用を許可する。
【0003】しかし、LOGIN名とPASSWORD
は、不正な利用者によって知られた場合、端末が不正に
使用される危険がある。また、利用者がLOGIN名や
PASSWORDを忘れてしまった場合、端末を使用で
きなくなる可能性もある。そこで、図14に示すような
磁気カードを利用したり、図15に示すような端末の利
用許可情報が書き込まれた集積回路を組み込んだカード
を利用したり、図16に示すような指紋判定器を利用し
たりして、LOGIN名とPASSWORDが、不正な
利用者によって知られないようにしたり、又、LOGI
N名やPASSWORDを忘れてしまった場合、端末が
使用できなくなるということを防いでいる。
【0004】図14は磁気カードを利用したアクセス制
御を説明する図であって、図において4は磁気カードで
あり、端末1を利用する利用者が所持し、端末1を使用
する場合に、端末1に接続されたカード読み取り装置6
に挿入する。5は端末使用許可情報が書き込まれた磁気
テープであり、磁気カード4に組み込まれていて、端末
1の使用を許可するための情報が書き込まれている。6
はカード読み取り装置であり、端末に接続され、利用者
が端末1を利用しようとする場合、利用者が所持してい
る磁気カード4を挿入し、磁気カード4に組み込まれ
た、端末使用許可情報が書き込まれた磁気テープ5から
端末使用許可情報を読み取る。7は端末使用許可情報判
定器であり、カード読み取り装置6に内蔵され、カード
読み取り装置6が読み取った、磁気カード4の端末使用
許可情報を判定し、情報が正しかった場合、端末1の使
用を許可するための情報を端末1に送信する。
【0005】次に動作について説明する。まず、利用者
が端末1を使用する場合、所持している磁気カード4の
端末使用許可情報が書き込まれた磁気テープ5が組み込
まれた側をカード読み取り装置6に挿入する。カード読
み取り装置6は、磁気カード4に組み込まれた端末使用
許可情報が書き込まれた磁気テープ5から、端末使用許
可情報を読み取る。カード読み取り装置6が、読み取っ
た端末使用許可情報を、カード読み取り装置6に内蔵さ
れた端末使用許可情報判定器7が正しい情報であるかど
うか判定し、正しい情報であれば、端末1の使用を許可
するための情報を端末1に送信する。端末1はカード読
み取り装置6に内蔵された端末使用許可情報判定器7か
ら送信された使用を許可するための情報を受信し、利用
者に対して端末を使用可能にする。カード読み取り装置
6が読み取った情報が正しい情報でなかった場合には、
端末使用許可情報判定器7は端末1の使用を許可するた
めの情報を端末1に送信しない。従って、端末1は使用
可能にならないため、利用者は使用することができな
い。
【0006】図15は集積回路を組み込んだカードを利
用したアクセス制御を説明する図であって、図において
7は図14と同じである。8は集積回路を組み込んだカ
ードであり、端末1を利用する利用者が所持し、端末1
を使用する場合に、端末1に接続されたカード読み取り
装置10に挿入する。9は端末使用許可情報が書き込ま
れた集積回路であり、集積回路を組み込んだカード8に
組み込まれていて、端末1の使用を許可するための情報
が書き込まれている。10はカード読み取り装置であ
り、端末1に接続され、利用者が端末1を利用しようと
する場合、利用者が所持している集積回路を組み込んだ
カード8を挿入し、集積回路を組み込んだカード8に組
み込まれた、端末使用許可情報が書き込まれた集積回路
9から端末使用詐可情報を読み取る。
【0007】次に動作について説明する。まず、利用者
が端末1を使用する場合、所持している集積回路を組み
込んだカード8の端末使用許可情報が書き込まれた集積
回路9が組み込まれた側をカード読み取り装置10に挿
入する。カード読み取り装置10は、集積回路を組み込
んだカード8に組み込まれた端末使用許可情報が書き込
まれた集積回路9から、端末使用許可情報を読み取る。
カード読み取り装置10が、読み取った端末使用許可情
報を、カード読み取り装置10に内蔵された端末使用許
可情報判定器7が正しい情報であるかどうか判定し、正
しい情報であれば、端末1の使用を許可するための情報
を端末1に送信する。端末1はカード読み取り装置10
に内蔵された端末使用許可情報判定器7から送信された
使用を許可するための情報を受信し、利用者に対して端
末を使用可能にする。カード読み取り装置10が読み取
った情報が正しい情報でなかった場合には、端末使用許
可情報判定器7は端末1の使用を許可するための情報を
端末1に送信しない。従って、端末1は使用可能になら
ないため、利用者は使用することができない。
【0008】図16は指紋認証装置を利用したアクセス
制御を説明する図であって、図において11は指紋認証
装置であり、端末1に接続され、利用者が端末1を使用
する場合に、利用者が指紋を押し付ける。12は指紋読
み取り器であり、指紋認証装置12に組み込まれてい
て、利用者が押し付けた指紋を読み取る。13は指紋判
定器であり、指紋読み取り器12が読み取った利用者の
指紋情報と複数の指紋の情報を記憶するメモリ14に記
憶された指紋の情報が一致するかどうかを判定し、一致
した場合、端末1の使用を許可するための情報を端末1
に送信する。14は複数の指紋の情報を記憶するメモリ
であって、端末1を使用できる複数の利用者の指紋の情
報が記憶されている。
【0009】次に動作について説明する。まず、利用者
が端末1を使用する場合、利用者の指紋を、指紋認証装
置11に組み込まれた指紋読み取り器12に押し付け
る。指紋読み取り器12は、押し付けられた利用者の指
紋の情報を読み取る。指紋読み取り器12が読み取った
利用者の指紋の情報を、指紋認証装置11に内蔵された
指紋判定器13が、同じく指紋認証装置11に内蔵され
た複数の指紋の情報を記憶するメモリ14に記憶され
た、端末の使用を許可する利用者の指紋の情報と比較す
る。指紋判定器13は、指紋読み取り器12が読み取っ
た指紋の情報が複数の指紋の情報を記憶するメモリ14
に記憶された指紋の情報と一致した場合、端末1の使用
を許可するための情報を端末1に送信する。端末1は指
紋認証装置11から送信された使用を許可するための情
報を受信し、利用者に対して端末を使用可能にする。一
方、指紋読み取り器12が読み取った指紋の情報が複数
の指紋の情報を記憶するメモリ14に記憶された指紋の
情報と一致しなかった場合には、指紋判定器13は端末
1の使用を許可するための情報を端末1に送信しない。
従って、端末1は使用可能にならないため、利用者は使
用することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の端末のアクセス
制御装置は、上記のように端末の使用を制限していた。
しかし、磁気カードや集積回路を組み込んだカードによ
ってアクセス制御を行う方法では、磁気カードや集積回
路を組み込んだカードを利用者が紛失し、不正な利用者
によって使用される可能性があった。一方、利用者の指
紋を利用してアクセス制御を行う方法では、利用者が増
えたり、減ったり、あるいは変更があった場合、端末に
接続された全ての指紋認証装置の設定を変更する必要が
ある。端末の台数が少ない場合は、変更作業も容易だ
が、端末の台数が増えた場合は、変更作業は繁雑にな
る。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、利用者の指紋とカード式の認証
装置に登録された指紋情報が一致した場合に、端末使用
許可情報を記入することで、不正な利用者が利用するこ
とを防ぎ、又、利用者の増減があった場合にも、個々の
端末に接続された読み取り装置の設定を変更せずに済む
ようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明による端末の
アクセス制御装置は、利用者の指紋を認識し、正しい利
用者であった場合に、端末使用許可情報記入器に、端末
使用許可情報を記入し、その情報をカード読み取り装置
が読み取るようにすることで、カード式認証装置が不正
な利用者の手に渡った場合でも、不正な利用者が端末を
利用できないようにする。
【0013】第2の発明による認証カードは、複数の指
紋の情報を記憶するためのメモリを備えることで、複数
の利用者が同じ認証カードを利用できるようにする。
【0014】第3の発明による認証カードは、認証カー
ドが不正な利用者に使用されている場合、不正な利用者
が端末を使用できないだけでなく、端末が不正に使用さ
れようとしているという事実を離れた場所に知らせるこ
とができるようにする。
【0015】第4の発明による認証カードは、認証カー
ドが不正な利用者に使用されている場合、無線で通信又
は音を出すことによって、不正な利用者が端末を使用で
きないだけでなく、端末が不正に使用されようとしてい
るという事実を周囲に知らせることができるようにす
る。
【0016】第5の発明による認証カードは、外部電源
から電気を供給できるようにすることで、内部電源に充
電できるようにする。
【0017】第6の発明による認証カードは、太陽電池
を使用することで、太陽電池の部分に光が当たれば、内
部電源に電気を供給できるようにする。
【0018】第7の発明による認証カードは、振動によ
り発電する発電器を備えることで、認証カードを振動さ
せれば、内部電源に電気を供給できるようにする。
【0019】第8の発明による端末のアクセス制御装置
は、カード読み取り装置から電気の供給を受けることが
できるようにすることで、内部電源がなくても認証カー
ドが利用できるようにする。
【0020】第9の発明による認証カードは、使用時間
を記憶するタイマーを備えることで、利用者の使用時間
が過ぎた場合、認証カードが使用できないようにする。
【0021】第10の発明による認証カードは、使用回
数を記憶するカウンターを備えることで、利用者の使用
回数が過ぎた場合、認証カードが使用できないようにす
る。
【0022】第11の発明による端末のアクセス制御装
置は、利用者の指紋を認識し、正しい利用者であった場
合に、端末使用許可情報を無線を使用して送信すること
で、端末から離れた場所から、利用者が正しい利用者か
どうかを認証することができるようにする。
【0023】第12の発明による端末のアクセス制御装
置は、利用者の指紋を認識し、正しい利用者であった場
合に、端末使用許可情報を赤外線を使用して送信するこ
とで、端末から離れた場所から、利用者が正しい利用者
かどうかを認証することができるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
図であり、図において1、7は図15と同じである。1
5はカード式認証装置(認証カード)であって、端末1
を使用する利用者は、指紋を押し付けて、カード読み取
り装置20に挿入する。16は指紋読み取り器であっ
て、カード式認証装置15に組み込まれていて、利用者
が押し付けた指紋を読み取る。17は端末使用許可情報
記入器であって、カード式認証装置15に組み込まれて
おり、指紋読み取り器16が読み取った指紋情報と、登
録された利用者の指紋情報が一致するかどうかを指紋情
報判定器18が判定し、一致した場合に端末使用許可情
報が書き込まれる。18は指紋情報判定器であって、カ
ード式認証装置15に内蔵されており、登録してある指
紋情報と、指紋読み取り器16が読み取った利用者の指
紋情報とが一致するかどうかを判定し、一致した場合に
は、端末使用許可情報記入器17に端末使用許可情報を
書き込む。19は内部電源であって、カード式認証装置
15に電気を供給する。20はカード読み取り装置であ
り、端末1に接続され、利用者が端末1を利用しようと
する場合、利用者が所持しているカード式認証装置15
を挿入し、カード式認証装置15に組み込まれた、端末
使用許可情報記入器17から端末使用許可情報を読み取
る。
【0025】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末1を使
用する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込ま
れている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付け
る。指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カ
ード式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器1
8に読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送ら
れた情報が登録されている指紋情報と一致するかを判定
する。この場合は、カード式認証装置15の持ち主であ
る利用者であるため、送られた情報と登録されている指
紋情報は一致し、カード式認証装置15に組み込まれて
いる端末使用許可情報記入器17に端末使用許可情報が
書き込まれる。指紋読み取り器16、端末使用情報記入
器17、指紋情報判定器18は、それぞれ、カード式認
証装置15に内蔵された内部電源19から電気を供給さ
れている。
【0026】利用者は自分の指紋をカード式認証装置1
5に押し付けた後、カード読み取り装置20に、端末使
用情報記入器17が組み込まれた側を挿入する。カード
読み取り装置20は、端末使用情報記入器17から端末
使用許可情報を読み取る。カード読み取り装置20が、
読み取った情報を、カード読み取り装置20に内蔵され
た端末使用許可情報判定器7が正しい情報であるかどう
かを判定する。この場合は正しい情報であるので、端末
1の使用を許可するための情報を端末1に送信する。端
末1は端末使用許可情報判定器7から送信された使用を
許可するための情報を受信し、利用者に対して端末を使
用可能にする。
【0027】次に、カード式認証装置15の持ち主でな
い利用者がカード式認証装置15を使用した場合、指紋
読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード式認
証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に読み
取った情報を送る。この場合は、カード式認証装置15
の持ち主でないため、送られた情報と登録されている指
紋情報は一致せず、カード式認証装置15に組み込まれ
ている端末使用許可情報記入器17に端末使用許可情報
が書き込まれない。その後、利用者はカード読み取り装
置20に、端末使用情報記入器18が組み込まれた側を
挿入する。カード読み取り装置20は、端末使用情報記
入器18から端末使用許可情報を読み取る。カード読み
取り装置20が、読み取った情報を、カード読み取り装
置20に内蔵された端末使用許可情報判定器7が正しい
情報であるかどうかを判定する。この場合は正しくない
情報であるので、端末1の使用を許可するための情報は
端末1に送信されず、利用者は端末を使用することがで
きない。このようにして、カード式認証装置の持ち主以
外の利用者が、端末を使用するのを防ぐことを可能にす
る。
【0028】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。21は複数の指紋情報を記憶するメモリで
あって、カード式認証装置15に内蔵されており、複数
の利用者の指紋情報を記憶している。
【0029】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末を使用
する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込まれ
ている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付ける。
指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード
式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に
読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送られた
情報がカード式認証装置15に内蔵されている複数の指
紋の情報を記憶するメモリ21に登録されている複数の
指紋情報のうちの一つと一致するかを判定する。この場
合は、カード式認証装置15の持ち主である利用者であ
るため、送られた情報と登録されている指紋情報は一致
し、カード式認証装置15に組み込まれている端末使用
許可情報記入器17に端末使用許可情報が書き込まれ
る。指紋読み取り器16、端末使用情報記入器17、指
紋情報判定器18、複数の指紋の情報を記憶するメモリ
21は、それぞれ、カード式認証装置15に内蔵された
内部電源19から電気を供給されている。
【0030】また、カード式認証装置15の持ち主であ
る他の利用者が、情報検索等の作業を行うために端末の
使用する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込
まれている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付け
る。指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カ
ード式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器1
8に読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送ら
れた情報がカード式認証装置15に内蔵されている複数
の指紋の情報を記憶するメモリ21に登録されている複
数の指紋情報のうちの一つと一致するかを判定する。こ
の場合も、カード式認証装置15の持ち主である利用者
であるため、送られた情報と登録されている指紋情報は
一致し、指紋情報判定器18は端末使用許可情報記入器
17に端末使用許可情報を書き込む。このようにして、
複数の利用者が同じカード式認証装置を使用することを
可能にする。
【0031】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。22は不正利用された事を無線で送信する
無線通信器であって、カード式認証装置15に組み込ま
れており、指紋読み取り器16が読み取った利用者の指
紋情報が、指紋情報判定器18に登録された利用者の指
紋情報と一敗しなかった場合、正規の利用者でない人物
が端末を使用しようとしているという情報を無線で送信
する。23は無線通信器からの情報を受信する受信器で
あって、不正利用された事を無線で送信する無線通信器
22から、正規の利用者でない人物がカード式認証装置
15を使用しようとしているという情報を無線で受信す
る。
【0032】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15の持ち主でない利用者が端末を使用し
ようとする場合、利用者はカード式認証装置15に組み
込まれている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付
ける。指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、
カード式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器
18に読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送
られた情報と登録されている指紋情報とが一致するかを
判定する。この場合は、カード式認証装置15の持ち主
でない利用者であるため、送られた情報と登録されてい
る指紋情報は一致しない。従って、指紋情報判定器18
は、カード式認証装置15に組み込まれている不正利用
された事を無線で送信する無線通信器22に、正規の利
用者でない利用者がカード式認証装置15を使用してい
るという情報を送る。不正利用された事を無線で送信す
る無線通信器22は、受信した情報を無線で送信する。
無線通信器からの情報を受信する受信器23は、カード
式認証装置15に組み込まれた無線通信器22から、正
規の利用者でない利用者がカード式認証装置15を使用
しているという情報を受信する。指紋読み取り器16、
端末使用情報記入器17、指紋情報判定器18、不正利
用された事を無線で送信する無線通信器22は、それぞ
れ、カード式認証装置15に内蔵された内部電源19か
ら電気を供給されている。このようにして、正規の利用
者でない人物が端末を使用しようとしているという情報
を、離れた場所で知ることを可能にする。
【0033】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。24は不正利用された事を音で知らせるス
ピーカーであって、カード式認証装置15に組み込まれ
ており、指紋読み取り器16が読み取った利用者の指紋
情報が、指紋情報判定器18に登録された利用者の指紋
情報と一致しなかった場合、正規の利用者でない人物が
カード式認証装置15を使用しようとしているという情
報を音で周りに知らせる。
【0034】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15の持ち主でない利用者が端末を使用し
ようとする場合、利用者はカード式認証装置15に組み
込まれている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付
ける。指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、
カード式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器
18に読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送
られた情報と登録されている指紋情報とが一致するかを
判定する。この場合は、カード式認証装置15の持ち主
でない利用者であるため、送られた情報と登録されてい
る指紋情報は一致しない。従って、指紋情報判定器18
は、カード式認証装置15に組み込まれている不正利用
された事を音で知らせるスピーカー24に、正規の利用
者でない利用者がカード式認証装置15を利用している
という信号を送る。不正利用された事を音で知らせるス
ピーカー24は、受信した信号によって、音を発生し、
正規の利用者でない利用者がカード式認証装置15を使
用しているということを周囲に知らせる。指紋読み取り
器16、端末使用情報記入器17、指紋情報判定器1
8、不正利用された事を音で知らせるスピーカー24
は、それぞれ、カード式認証装置15に内蔵された内部
電源19から電気を供給されている。このようにして、
正規の利用者でない人物が端末を使用しようとしている
という情報を、周囲の人間が知ることを可能にする。
【0035】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。25は外部から供給された電気によって内
部電源を充電する充電器であって、カード式認証装置1
5に内蔵されており、外部から電気を供給する電源装置
26から、電気を供給を受けて内部電源19の充電を行
う。26は外部から電気を供給する電源装置であって、
外部から供給された電気によって内部電源を充電する充
電器25に電気を供給する。
【0036】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15に内蔵された内部電源19の電気が残
り少なくなり、指紋読み取り器16、端末使用情報記入
器17、指紋情報判定器18が機能しなくなった際、外
部から電気を供給する電源装置26を使用して、外部か
ら供給された電気によって内部電源を充電する充電器2
5に電気を供給する。外部から供給された電気によって
内部電源を充電する充電器25は供給された電気を、カ
ード式認証装置15に内蔵された内部電源19に電気を
供給する。内部電源19に電気が供給されることで、指
紋読み取り器16、端末使用情報記入器17、指紋情報
判定器18を再び機能させることが可能になる。このよ
うにして、内部電源の電気が少なくなっても、外部から
供給することで、再びカード式認証装置を利用可能にす
る。
【0037】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。27は太陽電池であって、カード式認証装
置15に組み込まれており、外部からの光によって発電
を行い、内部電源19に電気を供給する。
【0038】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15に光を当てることによって、カード式
認証装置15に組み込まれた太陽電池27が発電し、カ
ード式認証装置15に内蔵された内部電源19に電気を
供給する。このようにして、光を当てることで、カード
式認証装置に電気を供給することを可能にする。
【0039】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。28は振動によって発電する振動発電器で
あって、カード式認証装置15に内蔵されており、カー
ド式認証装置15を振動させることによって発電を行
い、内部電源19に電気を供給する。
【0040】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15を振動させることによって、カード式
認証装置15に組み込まれた振動によって発電する振動
発電器28が発電し、カード式認証装置15に内蔵され
た内部電源19に電気を供給する。このようにして、振
動させることによって、カード式認証装置に電気を供給
することを可能にする。
【0041】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8を示す図であり、図において7、15〜18、2
0は図1と同じである。29はカード読み取り装置から
電源を供給する外部電源器であって、カード式認証装置
15に組み込まれており、カード認証装置15がカード
読み取り装置20に挿入された時に、カード読み取り装
置20に内蔵された電源供給器30から電気を供給され
る。30は電源供給器であって、カード読み取り装置2
0に組み込まれており、カード式認証装置15が挿入さ
れた時に、カード式認証装置15に電気を供給する。
【0042】次に動作について説明する。例えば、カー
ド式認証装置15の利用者がカード式認証装置15に組
み込まれた指紋読み取り器16に指紋を押し付けたま
ま、カード式認証装置15をカード読み取り装置20に
挿入する。カード読み取り装置20に組み込まれた電源
供給器30は、カード式認証装置15が挿入された際、
カード式認証装置15に組み込まれたカード読み取り装
置20から電源を供給する外部電源器29に電気を供給
する。電気を供給されたカード読み取り装置20から電
源1を供給する外部電源器29は、指紋読み取り器1
6、端末使用情報記入器17、指紋情報判定器18に電
気を供給する。このことにより、指紋読み取り器16が
利用者の指紋を読み取り、指紋情報判定器18が正しい
利用者の指紋情報であるかを判断し、端末使用情報記入
器17に端末使用許可情報を書き込む。端末使用情報記
入器17に書き込まれた端末使用許可情報をカード読み
取り装置20が読み取り、カード読み取り装置20に内
蔵された端末使用許可情報判定器7が正しい情報である
かどうかを判定する。正しい情報であった場合、カード
読み取り装置20に内蔵された端末使用許可情報判定器
7は、端末の使用を許可する情報を端末に送信し、利用
者は端末を使用することができる。このようにして、カ
ード式認証装置本体に電源がなくても、カード式認証装
置を利用可能にする。
【0043】実施の形態9.図9は、この発明の実施の
形態9を示す図であり、図において15〜19は図1と
同じである。31は使用時間を記憶するタイマーであっ
て、カード式認証装置15に内蔵されており、使用時間
を記憶し、予め登録された使用時間が過ぎた場合、端末
使用許可情報記入器17に、端末使用許可情報が書き込
めないようにする。
【0044】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末を使用
する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込まれ
ている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付ける。
指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード
式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に
読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送られた
情報と登録されている指紋情報と一致するかを判定す
る。同時に、使用時間を記憶するタイマー31が、カー
ド式認証装置15の使用時間をチェックする。利用者の
使用時間が使用時間を記憶するタイマー31に記憶され
た使用時間を過ぎていた場合、カード式認証装置15に
組み込まれている端末使用許可情報記入器17に端末使
用許可情報が書き込めないようにする。この場合、利用
者の指紋と登録されている指紋情報は一致しても、カー
ド式認証装置15は使用できない。このようにして、カ
ード式認証装置の使用時間を決めておき、使用時間を過
ぎた利用者がカード式認証装置を利用することを不可能
にする。
【0045】実施の形態10.図10は、この発明の実
施の形態10を示す図であり、図において15〜19は
図1と同じである。32は使用回数をカウントするカウ
ンタであって、カード式認証装置16に内蔵されてお
り、使用回数をカウントし、予め登録された使用回数が
過ぎた場合、端末使用許可情報記入器17に、端末使用
許可情報が書き込めないようにする。
【0046】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末を使用
する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込まれ
ている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付ける。
指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード
式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に
読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送られた
情報と登録されている指紋情報と一致するかを判定す
る。同時に、使用回数をカウントするカウンタ32が、
カード式認証装置15の使用回数のカウントを行い、予
め登録された使用回数とのチェックを行う。利用者の使
用回数が使用回数をカウントするカウンタ32に記憶さ
れた使用回数を過ぎていた場合、カード式認証装置15
に組み込まれている端末使用許可情報記入器17に端末
使用許可情報が書き込めないようにする。この場合、利
用者の指紋と登録されている指紋情報は一致しても、カ
ード式認証装置15は使用できない。このようにして、
カード式認証装置の使用回数を決めておき、使用回数を
過ぎた利用者がカード式認証装置を利用することを不可
能にする。
【0047】実施の形態11.図11は、この発明の実
施の形態11を示す図であり、図において7、15、1
6、18、19は図1と同じである。33は端末使用許
可情報を無線で送信する無線通信器であって、カード式
認証装置15に内蔵されており、端末使用許可情報を無
線で送信する。34は端末使用許可情報を無線で受信す
る受信器であって、端末使用許可情報を受信する。
【0048】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末を使用
する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込まれ
ている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付ける。
指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード
式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に
読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送られた
情報と登録されている指紋情報とが一致するかを判定
し、一致した場合、端末使用許可情報をカード式認証装
置15に組み込まれている端末使用許可情報を無線で送
信する無線通信器22に送信する。端末使用許可情報を
無線で送信する無線通信器32は、指紋情報判定器18
から送られた端末使用許可情報を、端末に接続されてい
る端末使用許可情報を無線で受信する受信器34に無線
で送信する。端末使用許可情報を無線で受信する受信器
34は、端末使用許可情報を受信すると、端末使用許可
情報を無線で受信する受信器34に内蔵された端末使用
許可情報判定器7に情報を送る。端末使用許可情報を無
線で受信する受信器34に内蔵された端末使用許可情報
判定器7は、受信した情報が正しい情報であるかどうか
を判定し、正しい情報であった場合、端末に使用許可情
報を送信する。このようにして、端末から離れた場所か
ら、カード式認証装置を利用して端末を使用することを
可能にする。
【0049】実施の形態12.図12は、この発明の実
施の形態12を示す図であり、図において7、15、1
6、18、19は図1と同じである。35は端末使用許
可情報を赤外線で送信する送信器であって、カード式認
証装置15に内蔵されており、端末使用許可情報を赤外
線で送信する。36は端末使用許可情報を赤外線で受信
する受信器であって、端末使用許可情報を受信する。
【0050】次に動作について説明する。例えば、情報
検索等の作業を行うために端末の使用を許可された、カ
ード式認証装置15の持ち主である利用者が端末を使用
する場合、利用者はカード式認証装置15に組み込まれ
ている指紋読み取り器16に自分の指紋を押し付ける。
指紋読み取り器16は利用者の指紋を読み取り、カード
式認証装置15に内蔵されている指紋情報判定器18に
読み取った情報を送る。指紋情報判定器18は送られた
情報と登録されている指紋情報とが一致するかを判定
し、一致した場合、端末使用許可情報をカード式認証装
置15に組み込まれている端末使用許可情報を赤外線で
送信する送信器35に送信する。端末使用許可情報を赤
外線で送信する送信器35は、指紋情報判定器18から
送られた端末使用許可情報を、端末に接続されている端
末使用許可情報を赤外線で受信する受信器36に赤外線
で送信する。端末使用許可情報を無線で受信する受信器
34は、端末使用許可情報を受信すると、端末使用許可
情報を赤外線で受信する受信器36に内蔵された端末使
用許可情報判定器7に情報を送る。端末使用許可情報を
赤外線で受信する受信器36に内蔵された端末使用許可
情報判定器7は、受信した情報が正しい情報であるかど
うかを判定し、正しい情報であった場合、端末に使用許
可情報を送信する。このようにして、端末から離れた場
所から、カード式認証装置を利用して端末を使用するこ
とを可能にする。
【0051】
【発明の効果】第1の発明によれば、認証カードに、利
用者自体の指紋を読取り、読取られた指紋と登録してあ
る指紋情報が一致した場合、端末の使用許可情報を書き
込むことで、認証カードの持ち主以外の利用者が、端末
を使用するのを防ぐことができる。
【0052】第2の発明によれば、認証カードに複数の
利用者の指紋情報を登録することのできるメモリを内蔵
することで、複数の利用者が認証カードを使用すること
ができる。
【0053】第3の発明によれば、認証カードの持ち主
でない利用者が、端末を使用しようとしていることを、
報知することで、離れた場所で認証カードの持ち主でな
い人物が、端末を使用しようとしているということを知
ることができる。
【0054】第4の発明によれば、認証カードの持ち主
でない利用者が、端末を使用しようとしているというこ
とを、無線又は音を出して知らせることで、周囲に認証
カードの持ち主でない人物が、端末を使用しようとして
いるということを知らせることができる。
【0055】第5の発明によれば、認証カードが充電す
ることを可能にすることで、内部電源の電気容量が少な
くなっても、充電することにより、内部電源の電気容量
を回復することができる。
【0056】第6の発明によれば、認証カードに太陽電
池を組み込むことで、光を当てることで発電し、認証カ
ードを利用することができる。
【0057】第7の発明によれば、認証カードに振動に
よって発電する発電器を備えることで、振動によって発
電し、認証カードを利用することができる。
【0058】第8の発明によれば、認証カードがカード
読み取り装置から電気を供給するようにすることで、認
証カードに電源を持たなくても、認証カードを利用する
ことができる。
【0059】第9の発明によれば、認証カードに使用時
間を登録することで、その使用時間を過ぎた認証カード
の利用者が、認証カードを使用できないようにすること
ができる。
【0060】第10の発明によれば、認証カードに使用
回数を登録することで、その使用回数を過ぎた認証カー
ドの利用者が、認証カードを使用できないようにするこ
とができる。
【0061】第11の発明によれば、端末使用許可情報
を無線で送信することで、端末から離れた場所から、認
証カードを利用して端末を使用することを可能にする。
【0062】第12の発明によれば、端末使用許可情報
を赤外線で送信することで、端末から離れた場所から、
認証カードを利用して端末を使用することを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態6を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態7を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態8を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態9を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態10を示す図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態11を示す図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態12を示す図であ
る。
【図13】 従来の端末におけるアクセス制御を示す図
である。
【図14】 磁気カードを使用した従来のアクセス制御
を示す図である。
【図15】 集積回路を組み込んだカードを使用した従
来のアクセス制御を示す図である。
【図16】 指紋読み取り装置を使用した従来のアクセ
ス制御を示す図である。
【符号の説明】
1 端末、2 キーボード、3 利用者情報判定器、4
磁気カード、5 磁気テープ、6 カード読み取り装
置、7 端末使用許可情報判定器、8 カード、9 集
積回路、10 カード読み取り装置、11 指紋認証装
置、12 指紋読み取り器、13 指紋判定器、14
メモリ、15 カード式指紋認証装置、16 指紋読み
取り装置、17 端末使用許可情報記入器、18 指紋
情報判定器、19 内部電源、20 カード読み取り装
置、21 メモリ、22 無線通信器、23 受信器、
24 スピーカー、25 充電器、26 電源装置、2
7太陽電池、28 振動発電器、29 外部電源器、3
0 電源供給器、31タイマー、32 カウンタ、33
無線通信器、34 受信器、35 送信器、36 受
信器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報検索等を行う端末のアクセス制御装
    置において、カード読み取り装置に設けられ、端末使用
    許可情報を判定し、正しい情報であった場合、端末に使
    用許可情報を送信し、端末を使用可能にする端末使用許
    可情報判定器と、端末を使用しようとする際に、利用者
    自体の指紋と、予め登録してある指紋情報とが一致した
    場合に、端末使用許可情報を記録する認証カードと、上
    記認証カードに設けられ、利用者自体の指紋を読み取る
    指紋読み取り器と、上記認証カードに設けられ、読み取
    った指紋と登録された指紋情報が一致した場合、端末使
    用許可情報が記録される端末使用許可情報記録器と、上
    記認証カードに設けられ、上記指紋読み取り器が読み取
    った指紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致す
    るかどうかを判定する指紋情報判定器と、上記認証カー
    ドに電気を供給する電源と、端末に接続され、利用者が
    端末を利用しようとする場合、利用者が所持している上
    記認証カードが挿入され、その端末使用許可情報を読み
    取り、端末使用許可情報判定器に送信するカード読み取
    り装置とを備えたことを特徴とする端末のアクセス制御
    装置。
  2. 【請求項2】 端末を使用しようとする際に、予め登録
    してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録する認証カードであって、
    この認証カードは、利用者自体の指紋を読み取る指紋読
    み取り器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報
    が一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使
    用許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った
    指紋情報と、予め登録された利用者の指紋情報が一致す
    るかどうかを判定する指紋情報判定器と、複数の利用者
    の指紋情報が登録されたメモリとを備えたことを特徴と
    する認証カード。
  3. 【請求項3】 端末を使用しようとする際に、予め登録
    してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録する認証カードであって上
    記認証カードは、利用者自体の指紋を読み取る指紋読み
    取り器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報が
    一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使用
    許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った指
    紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致するかど
    うかを判定する指紋情報判定器と、上記読み取った指紋
    情報と登録された利用者の指紋情報とが不一致の場合不
    正利用された事を報知する報知手段とを備えたことを特
    徴とする認証カード。
  4. 【請求項4】 上記報知手段はスピーカあるいは無線の
    送受信器で構成したことを特徴とする請求項3記載の認
    証カード。
  5. 【請求項5】 利用者自体の指紋を読み取る指紋読み取
    り器と、上記読み取った指紋と予め登録された指紋情報
    が一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使
    用許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った
    指紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致するか
    どうかを判定する指紋情報判定器と、内部電源と、外部
    から供給された電気によって上記内部電源を充電する充
    電器とを備えたことを特徴とする認証カード。
  6. 【請求項6】 端末を使用しようとする際に、予め登録
    してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録するカード式認証装置と、
    利用者自体の指紋を読み取る指紋読み取り器と、上記読
    み取った指紋と登録された指紋情報が一致した場合、端
    末使用許可情報が記録される端末使用許可情報記録器
    と、上記指紋読み取り器が読み取った指紋情報と、登録
    された利用者の指紋情報が一致するかどうかを判定する
    指紋情報判定器と、内部電源と、内部電源に電気を供給
    する太陽電池とを備えたことを特徴とする認証カード。
  7. 【請求項7】 端末を使用しようとする際に、予め登録
    してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録する認証カードであって上
    記認証カードは、利用者自体の指紋を読み取る指紋読み
    取り器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報が
    一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使用
    許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った指
    紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致するかど
    うかを判定する指紋情報判定器と、内部電源と、認証カ
    ードを振動させることで発電し、上記内部電源に電気を
    供給する振動発電器を備えたことを特徴とする認証カー
    ド。
  8. 【請求項8】 カード読み取り装置に設けられ、端末使
    用許可情報を判定し、正しい情報であった場合、端末に
    使用許可情報を送信し、端末を使用可能にする端末使用
    許可情報判定器と、端末を使用しようとする際に、予め
    登録してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場
    合に、端末使用許可情報を記録する認証カードと、上記
    認証カードに設けられ、利用者自体の指紋を読み取る指
    紋読み取り器と、上記認証カードに設けられ、上記読み
    取った指紋と登録された指紋情報が一致した場合、端末
    使用許可情報が記録される端末使用許可情報記録器と、
    上記認証カードに設けられ、上記指紋読み取り器が読み
    取った指紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致
    するかどうかを判定する指紋情報判定器と、上記認証カ
    ードに設けられ、上記認証カードをカード読み取り装置
    に挿入した際、カード読み取り装置から電源を供給する
    外部電源器と、端末に接続され、利用者が所持している
    認証カードが挿入されたときその端末使用許可情報を読
    み取り、上記端末使用許可情報判定器に送信するカード
    読み取り装置と、上記カード読み取り装置に設けられ、
    認証カードが上記カード読み取り装置に挿入された際に
    電気を供給する電源供給器とを備えたことを特徴とする
    端末のアクセス制御装置。
  9. 【請求項9】 端末を使用しようとする際に、予め登録
    してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録する認証カードであって、
    上記認証カードは、利用者自体の指紋を読み取る指紋読
    み取り器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報
    が一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使
    用許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った
    指紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致するか
    どうかを判定する指紋情報判定器と、利用者の使用時間
    を登録し、その使用時間を過ぎた利用者については、上
    記端末使用許可情報記録器へ端末使用許可情報を記録す
    るのを禁止するタイマーとを備えたことを特徴とする認
    証カード。
  10. 【請求項10】 端末を使用しようとする際に、予め登
    録してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した場合
    に、端末使用許可情報を記録する認証カードであって、
    上記認証カードは、利用者自体の指紋を読み取る指紋読
    み取り器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報
    が一致した場合、端末使用許可情報が記録される端末使
    用許可情報記録器と、上記指紋読み取り器が読み取った
    指紋情報と、登録された利用者の指紋情報が一致するか
    どうかを判定する指紋情報判定器と、利用者の使用回数
    を登録し、その使用回数を過ぎた利用者については、上
    記端末使用許可情報記録器へ端末使用許可情報を記録す
    るのを禁止するカウンタとを備えたことを特徴とする認
    証カード。
  11. 【請求項11】 カード読み取り装置に設けられ、端末
    使用許可情報を判定し、正しい情報であった場合、端末
    に使用許可情報を送信し、端末を使用可能にする端末使
    用許可情報判定器と、端末を使用しようとする際に、予
    め登録してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した
    場合に、端末使用許可情報を記録する認証カードと、上
    記認証カードに設けられ、利用者自体の指紋を読み取る
    指紋読み取り器と、上記認証カードに設けられ、上記指
    紋読み取り器が読み取った指紋情報と、登録された利用
    者の指紋情報が一致するかどうかを判定する指紋情報判
    定器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報が一
    致した場合、端末使用許可情報を無線で送信する無線通
    信器と、上記無線で送信された端末使用許可情報を受信
    して、上記端末使用許可情報判定器に送信する受信器を
    備えたことを特徴とする端末のアクセス制御装置。
  12. 【請求項12】 カード読み取り装置に設けられ、端末
    使用許可情報を判定し、正しい情報であった場合、端末
    に使用許可情報を送信し、端末を使用可能にする端末使
    用許可情報判定器と、端末を使用しようとする際に、予
    め登録してある指紋情報と利用者自体の指紋が一致した
    場合に、端末使用許可情報を記録する認証カードと、上
    記認証カードに設けられ、利用者自体の指紋を読み取る
    指紋読み取り器と、上記認証カードに設けられ、上記指
    紋読み取り器が読み取った指紋情報と、登録された利用
    者の指紋情報が一致するかどうかを判定する指紋情報判
    定器と、上記読み取った指紋と登録された指紋情報が一
    致した場合、端末使用許可情報を赤外線で送信する送信
    器と、上記赤外線で送信された端末使用許可情報を受信
    して、端末使用許可情報判定器に送信する受信器とを備
    えたことを特徴とする端末のアクセス制御装置。
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