JP2004185255A - 個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 - Google Patents
個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004185255A JP2004185255A JP2002350616A JP2002350616A JP2004185255A JP 2004185255 A JP2004185255 A JP 2004185255A JP 2002350616 A JP2002350616 A JP 2002350616A JP 2002350616 A JP2002350616 A JP 2002350616A JP 2004185255 A JP2004185255 A JP 2004185255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- biometric information
- authentication
- information processing
- biometric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
【課題】低価格でセキュリティの高い生体情報を用いた認証システムと個人情報管理を提供する。
【解決手段】生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、読み取られた該生体情報を一時格納する一時メモリ部、使用者個人の生体情報および、使用者個人の個人情報を格納しているデータベース部、一時メモリに格納された認証情報とデータベース部に格納されている使用者個人の生体情報を照合し照合結果を出力する読み取りデータ判定部、判定結果をフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末に対して出力するデータ転送部を有する。認証の対象となる情報処理端末は、該生体情報認証装置より出力された照合結果をもって情報処理端末の起動を促し、アプリケーションの使用可否を生体情報認証装置からの個人データを元に決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、読み取られた該生体情報を一時格納する一時メモリ部、使用者個人の生体情報および、使用者個人の個人情報を格納しているデータベース部、一時メモリに格納された認証情報とデータベース部に格納されている使用者個人の生体情報を照合し照合結果を出力する読み取りデータ判定部、判定結果をフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末に対して出力するデータ転送部を有する。認証の対象となる情報処理端末は、該生体情報認証装置より出力された照合結果をもって情報処理端末の起動を促し、アプリケーションの使用可否を生体情報認証装置からの個人データを元に決定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体認証システムに関するものであり、更に詳細には、低価格でセキュリティの高い生体情報(指紋情報、手書情報)システムに関するものである。また、本発明は、生体情報認証装置に関するものであり、使用時以外には金庫などの他の保管場所に管理することにより機密性を保持することが可能である、生体情報認証システムに用いられる生体情報認証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
情報処理端末(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置において特定の人のみが使用可能とする手段として、代表的なものは特定の人物を限定したログイン動作、またはファイルの暗号化や複合動作等がある。
【0003】
このような場合、情報処理端末等の情報処理装置を特定の人物のみが使用可能とする手段として、その動作を実行しようとしているのが特定の人物であることを証明するために、従来は利用者にログイン・パスワードを入力するよう要求している。この場合、情報処理端末の使用可否を得ようとする者は、事前に決められたログインに対してのパスワードを設定(記憶)しておかなければいけないという煩雑さがある。またパスワードを入力する際に他人にパスワードを見られてしまった場合は、使用許可をされた特定の人物以外でも、その特定の人物になりすまし、不正使用が可能になってしまうという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する手段としてパスワードを入力する代わりに指紋認証を用いる方法がある。例えば、特開2000−276445号公報(下記の特許文献1)には指紋等のバイオメトリクス識別を用いた認証方法、装置が開示されている。また、特許第3772281号公報(特許文献2)には、指紋情報を暗号化しネットワークを介して送信することにより認証判定を行い、不正に他人になりすまし不正利用を防止することのできる指紋認証システムが開示されている。
【0005】
上述した公報に開示されたシステム装置によれば、情報処理端末の使用等に際し、他人になりすまして不正利用を防止することは可能だが、指紋を認証する装置の盗難、いたずら、不正利用を目的とした解析等が行われる可能性がある。さらにセキュリティの向上した生体情報認証システムが望まれている。従って、特定の人物が使用する際以外は、他の安全な場所に保管できる生体情報認証システムが望まれている。また、上述したような指紋認証システムは、指紋を読み取る機器と情報処理端末とをケーブルを用いて接続するものであって高価なものであり、機器を購入し情報処理端末と接続するには、設定費用等のコストが発生するとうい問題があった。従って、低価格なコストで認証システムを構築することが望まれている。
【0006】
特定の人物の認証データを管理するために情報機器端末の中にデータベースとして認証データを格納し、認証機器より取得した認証データと照合する方式等があるが、特定の人物の認証データが格納されている情報処理端末の盗難、個人認証データの解析等が行われた場合、機密情報である人物の認証データを保護することは困難である。また、ネットワークを介してネットワーク上の情報処理装置に特定の人物の認証データを格納する方法もあるが、ネットワークを介して認証データをやり取りするため、ネットワーク上の人物の認証データを他人に盗聴され認証データの解析および、なりすましを可能にし情報処理端末の不正利用を可能にしてしまう問題ある。
【0007】
認証装置を利用するユーザが増えた場合、特定の人物の認証データを、ネットワークを介した認証データを管理する情報処理装置に認証データを登録する作業や、各情報処理端末に対して特定の人物が利用可能とするための認証データを設定/登録する作業が膨大になり運用コストが割高になる問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−276445号公報
【特許文献2】
特許第3772281号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、低価格でかつセキュリティの高い生体情報認証装置を提供することにある。また、本発明の目的は、使用以外には、他の安全な保管場所に保管可能な生体情報認証装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する手段として本出願の第1の発明は、特定の個人を認証する認証データを、該生体情報認証装置内にデータとして格納し該生体認証装置にて認証の処理を終了させ照合結果を照合データとして、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末に転送することにより情報処理装置の認証を実施する生体情報認証システムである。該生体情報認証装置内にて認証処理を実行し生体情報認証結果のみを対象となる情報処理端末に転送するので、対象となる情報処理端末において、特定の人物の生体情報を認証する認証データ及び認証するための処理を必要としないため、特定の人物の生体情報を管理する必要がなく、情報処理端末の盗難等が発生した場合でも、特定の人物の生体情報および、管理データの流出が制限できる、生体情報認証システムである。
【0011】
本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型の該生体情報認証装置と、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末において、認証結果である照合データを生体情報認証装置より受信した照合結果を元に判定を実施する情報処理端末のBIOS(Basic Input Output System)処理を追加することにより、任意に対象とする情報処理端末の起動処理等を制御可能とする、生体情報認証システムである。
【0012】
本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型でありフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末を使用することにより、ケーブル接続等が不要であり、低価格の生体情報認証システムとなる。また、情報処理認証カードがフロッピー(登録商標)ディスク型であり小型なので使用時以外は、安全な保管場所に保管することによりセキュリティをより向上できる、生体情報認証システムである。
【0013】
また、本出願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の生体情報認証システムにおいて、生体情報認証システム内部に格納された特定の人物の情報を、情報処理端末からの要求に対して転送し情報処理端末にて使用するアプリケーションの起動制御、アプリケーションの認証処理、アプリケーションで使用する設定データ(フォントサイズ)等を対象となるアプリケーションから任意に生体情報認証装置にアクセスしデータを取得することができる、生体情報認証システムである。
【0014】
また、今後主流となりうるであろう、公共の情報処理端末やネットゲーム等の使用時間での課金システムに、該生体情報認証装置を使用することにより情報処理端末のシステム起動時間、ネットワークゲーム等のアプリケーション起動時間を、個人データとして該生体情報認証装置にて管理することにより、特定の人物が使用した時間での課金等のシステムとのデータ流用が可能となる、生体情報認証システムである。
【0015】
また、本出願の請求項3に記載の発明は、生体情報認証装置内部において認証が完了したのち照合結果を、対象となる情報処理端末に転送するまでに、ある一定時間が経過しても情報処理端末からの照合結果の転送処理要求が無かった場合、一定時間後に自動的に生体情報認証装置の一時メモリに格納されていた生体情報を消去し照合結果を破棄することで、セキュリティを高める機能を有することを特徴とし、一定時間の設定は、使用者個人が自由に設定可能とする。
【0016】
また、本出願の請求項4に記載の発明は、情報処理端末から該生体情報認証装置が取り出された場合、自動的に一時メモリに格納されている照合結果のデータを消去し、アプリケーションの起動時間等のデータを格納していた場合は、自動的に一時メモリ部からデータベース部の不揮発性メモリに格納する機能を有することを特徴とする、該生体情報認証装置にてアプリケーションの起動時間等の累積データとして保存可能とする。
【0017】
また、本出願の請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4に記載の生体情報認証システムにおいて、該生体情報認証装置を使用する特定の人物が任意に、指紋情報、手書情報(サイン)の変更を、情報処理装置を使用して実行可能とする手段を有することを特徴とする。
【0018】
また、本出願の請求項6に記載の発明は、対象となる情報処理装置のBIOS処理に該生体情報認証装置からの照合結果を格納し経過時間を該生体情報認証装置と情報処理装置にて互いに管理することにより、対象となる情報処理装置を使用している利用者が一定時間情報処理装置から離れた場合等に発生するスタンバイ等の処理を検知し、該生体情報認証装置の内部に格納された経過時間が止まる機能を有することを特徴とする、使用者が再度情報処理装置を使用する場合、BIOS内部と該生体情報認証装置内部の照合データに不一致が発生し、再度使用者に対して、認証処理を実施することを促す手段を有しセキュリティの向上を図ることが可能とする特徴がある。
【0019】
また、本出願の請求項7に記載の発明は、生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、該生体情報読み取り部より読み取られた生体情報を一時格納する一時メモリ部、一時メモリ部と特定の人物の認証データが格納されているデータベース部とを照合し照合結果を出力する読み取りデータ判定部、照合結果を対象となる情報処理端末に転送するデータ転送部、その他として照合データ送信したのち情報処理端末からの個人データの要求に対して照合結果が正しければ、情報処理端末へ使用している個人のデータを対象の情報処理端末に対して転送することを可能とする機能を有することを特徴とする、フロッピー(登録商標)ディスク型の生体情報認証装置である。
【0020】
また、本発明の生体情報認証装置は使用時以外、安全な保管場所に保管することが可能であり、生体情報認証装置を使用する使用者の認証データおよび、個人データを該生体情報認証装置でのみ管理しているので、個人データおよび生体情報認証装置を容易に安全な場所で管理することが可能でセキュリティの高い認証装置となる。本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型であり、生体情報認証装置内の照合結果データおよび、個人データをフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を搭載した情報処理装置に出力可能であり、ケーブル等の接続が不要となり、低価格な認証システム装置として、使用者の利便性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における生体情報認証装置の実施形態について図1の図面を参照して説明する。図1は、実施形態における生体情報認証装置の構成を示す図である。図1に示すように、本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置と、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理装置からなる。
【0022】
前記生体情報認証装置は、生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、該生体情報読み取り部より読み取られた生体情報を格納する一時メモリ部および、生体情報認証装置を使用する特定の個人の生体情報および、使用者の個人情報を格納する機能を有するデータベース部、一時メモリに格納された認証データとデータベース部の個人を特定する生体情報を、照合し結果を出力する機能を有する読み取りデータ判定部、データ判定部から出力された照合結果を、前記情報処理装置に対して転送する機能を有するデータ転送部を有している。前記生体情報読み取り部はOCR(Optical Character Reader)機能と圧力センサーであり、生態情報を読み取る機能を有しており、該生体情報読み取り部に指を押し当てると、指紋情報が読み取られて指紋情報が一時メモリに作成される。また、手書(サイン)の場合は、筆跡を圧力センサーにて感知し、筆跡データが一時メモリに作成される。
【0023】
また、前記一時メモリに格納された生体情報は、読み取りデータ判定部により、自動的に既に使用者の生体情報が格納されているデータベース部の生体情報と一時メモリに格納された生体情報を照合し照合結果を、一時メモリに格納する。一時メモリに格納された照合結果は、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理装置に挿入されてデータ転送部から出力された場合は、後述する使用方法により照合結果が消去される場合がある。また、前記情報処理装置に照合結果が出力されなかった場合は、使用者が決めた一定時間が経過後自動的に照合結果が一時メモリから消去され、正規使用者の照合後に他人による不正利用を防ぐ効果がありセキュリティが向上される。
【0024】
次に、前記情報処理装置について説明する。前記情報処理装置はフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えており、該フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置により、前記フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納された照合結果が読み取られる。また、前記情報処理装置のBIOS処理により照合結果はBIOS内部に格納され経過時間を累積しデータを格納する機能を有している。また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、前記情報処理装置に照合結果を転送したのちに経過時間を累積しデータを一時メモリに格納する。前記情報処理装置の利用が一定時間実行されなかった場合等に、スタンバイモード、スクリーンセーバが起動したことを、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は検知し一時メモリに格納した経過時間の累積を停止する。その後、前記情報処理装置の利用が再開された場合、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納された照合結果と前記情報処理装置のBIOSに格納されている照合結果に不一致が発生し、再度情報処理端末の利用者に認証処理を実施することを促す。このことにより、情報処理端末を正規利用している使用者が離れた場合でも、他人による不正利用ができなくなり、セキュリティが向上される。
【0025】
また、使用者の正規認証後に、前記情報処理装置にて利用されるアプリケーションの使用者による使用可否を該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に格納されているアプリケーション使用可否データを、アプリケーションが取得することにより、アプリケーションの使用可否が判定できる。また、アプリケーションの使用時間、もしくはネットゲーム等の使用時間を、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に管理することにより、使用者が実際アプリケーションやネットゲーム等の時間による課金ソフトを使用した時間を使用者単位で正確に管理できる。管理している使用時間等のデータを、他の課金システム等に流用することにより、正確に使用者個人を特定することが容易に行え、課金システムの構築を容易にできる。また、アプリケーションに使用しているフォントサイズ等の使用者の個人的な好みもアプリケーション等に出力することにより、使用者個人の利便性を図れる。
【0026】
また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置が前記フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置から取り外された場合は、自動的に該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納されていた照合結果は消去され、アプリケーション等の使用時間管理データが、データベース部に格納される。また、使用者が照合結果を一時メモリに格納しておく時間を設定可能とし、設定時間が経過した後に自動的に、一時メモリに格納された照合結果を消去できる。一時メモリの照合結果が消去された後は、アプリケーションからの使用可否に対して使用不可のデータを出力することなり、使用者以外がアプリケーション等を不正に使用する行為を制限できる。
【0027】
また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に格納されている特定の個人の生体情報および、個人情報は、使用者が任意に変更できるため、生体情報の指紋情報で認証処理を実施し照合結果を出力する方式から、手書情報による認証処理に変更することも可能とし、他の使用者に該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の権利を変更することも可能とする。
【0028】
本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、前述した生体情報認証装置において用いたものである。本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、使用時以外、安全な保管場所に保管することが可能であり、使用者個人の認証情報および、個人情報を保護できるセキュリティの高い生体情報認証装置である。また、本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、使用者の認証データをフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置にて管理しているため、しフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置にて取得した使用者の生体情報を認証を必要とする情報処理装置内部に管理する必要がない。また、認証情報の照合結果を、フロッピー(登録商標)読み取り装置を内蔵している情報処理端末であれば、ケーブル接続等による接続が不要であり、低価格なものとなり、利用者の利便性が向上したものとなる。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明のように、本発明の生体情報認証装置は、認証対象となる情報処理端末等にケーブル等で接続が不要であり、使用者個人の生体情報を各情報処理装置で管理することなく認証システムを構築することが可能となり、また、アプリケーションの使用時間等も同時に各個人単位で管理することが可能であり課金システムと組み合わせてセキュリティの高い生体情報認証装置となる。
【0030】
また、本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型であり容易に安全な保管場所に保管が可能である。また、使用者個人の認証情報および個人情報を、本装置内部に格納しているため安全な場所に保管していれば、情報が流出する恐れが少ないセキュリティの高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】生体情報認証装置。
【図2】生体情報認証装置データフロー。
【符号の説明】
1…データベース部、2…一時メモリ部、3…生体情報メモリ部、4…電源供給用バッテリ(電源)部、5…読み取りデータ判定部(OCR)、6…データ転送部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体認証システムに関するものであり、更に詳細には、低価格でセキュリティの高い生体情報(指紋情報、手書情報)システムに関するものである。また、本発明は、生体情報認証装置に関するものであり、使用時以外には金庫などの他の保管場所に管理することにより機密性を保持することが可能である、生体情報認証システムに用いられる生体情報認証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
情報処理端末(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置において特定の人のみが使用可能とする手段として、代表的なものは特定の人物を限定したログイン動作、またはファイルの暗号化や複合動作等がある。
【0003】
このような場合、情報処理端末等の情報処理装置を特定の人物のみが使用可能とする手段として、その動作を実行しようとしているのが特定の人物であることを証明するために、従来は利用者にログイン・パスワードを入力するよう要求している。この場合、情報処理端末の使用可否を得ようとする者は、事前に決められたログインに対してのパスワードを設定(記憶)しておかなければいけないという煩雑さがある。またパスワードを入力する際に他人にパスワードを見られてしまった場合は、使用許可をされた特定の人物以外でも、その特定の人物になりすまし、不正使用が可能になってしまうという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する手段としてパスワードを入力する代わりに指紋認証を用いる方法がある。例えば、特開2000−276445号公報(下記の特許文献1)には指紋等のバイオメトリクス識別を用いた認証方法、装置が開示されている。また、特許第3772281号公報(特許文献2)には、指紋情報を暗号化しネットワークを介して送信することにより認証判定を行い、不正に他人になりすまし不正利用を防止することのできる指紋認証システムが開示されている。
【0005】
上述した公報に開示されたシステム装置によれば、情報処理端末の使用等に際し、他人になりすまして不正利用を防止することは可能だが、指紋を認証する装置の盗難、いたずら、不正利用を目的とした解析等が行われる可能性がある。さらにセキュリティの向上した生体情報認証システムが望まれている。従って、特定の人物が使用する際以外は、他の安全な場所に保管できる生体情報認証システムが望まれている。また、上述したような指紋認証システムは、指紋を読み取る機器と情報処理端末とをケーブルを用いて接続するものであって高価なものであり、機器を購入し情報処理端末と接続するには、設定費用等のコストが発生するとうい問題があった。従って、低価格なコストで認証システムを構築することが望まれている。
【0006】
特定の人物の認証データを管理するために情報機器端末の中にデータベースとして認証データを格納し、認証機器より取得した認証データと照合する方式等があるが、特定の人物の認証データが格納されている情報処理端末の盗難、個人認証データの解析等が行われた場合、機密情報である人物の認証データを保護することは困難である。また、ネットワークを介してネットワーク上の情報処理装置に特定の人物の認証データを格納する方法もあるが、ネットワークを介して認証データをやり取りするため、ネットワーク上の人物の認証データを他人に盗聴され認証データの解析および、なりすましを可能にし情報処理端末の不正利用を可能にしてしまう問題ある。
【0007】
認証装置を利用するユーザが増えた場合、特定の人物の認証データを、ネットワークを介した認証データを管理する情報処理装置に認証データを登録する作業や、各情報処理端末に対して特定の人物が利用可能とするための認証データを設定/登録する作業が膨大になり運用コストが割高になる問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−276445号公報
【特許文献2】
特許第3772281号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、低価格でかつセキュリティの高い生体情報認証装置を提供することにある。また、本発明の目的は、使用以外には、他の安全な保管場所に保管可能な生体情報認証装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する手段として本出願の第1の発明は、特定の個人を認証する認証データを、該生体情報認証装置内にデータとして格納し該生体認証装置にて認証の処理を終了させ照合結果を照合データとして、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末に転送することにより情報処理装置の認証を実施する生体情報認証システムである。該生体情報認証装置内にて認証処理を実行し生体情報認証結果のみを対象となる情報処理端末に転送するので、対象となる情報処理端末において、特定の人物の生体情報を認証する認証データ及び認証するための処理を必要としないため、特定の人物の生体情報を管理する必要がなく、情報処理端末の盗難等が発生した場合でも、特定の人物の生体情報および、管理データの流出が制限できる、生体情報認証システムである。
【0011】
本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型の該生体情報認証装置と、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末において、認証結果である照合データを生体情報認証装置より受信した照合結果を元に判定を実施する情報処理端末のBIOS(Basic Input Output System)処理を追加することにより、任意に対象とする情報処理端末の起動処理等を制御可能とする、生体情報認証システムである。
【0012】
本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型でありフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理端末を使用することにより、ケーブル接続等が不要であり、低価格の生体情報認証システムとなる。また、情報処理認証カードがフロッピー(登録商標)ディスク型であり小型なので使用時以外は、安全な保管場所に保管することによりセキュリティをより向上できる、生体情報認証システムである。
【0013】
また、本出願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の生体情報認証システムにおいて、生体情報認証システム内部に格納された特定の人物の情報を、情報処理端末からの要求に対して転送し情報処理端末にて使用するアプリケーションの起動制御、アプリケーションの認証処理、アプリケーションで使用する設定データ(フォントサイズ)等を対象となるアプリケーションから任意に生体情報認証装置にアクセスしデータを取得することができる、生体情報認証システムである。
【0014】
また、今後主流となりうるであろう、公共の情報処理端末やネットゲーム等の使用時間での課金システムに、該生体情報認証装置を使用することにより情報処理端末のシステム起動時間、ネットワークゲーム等のアプリケーション起動時間を、個人データとして該生体情報認証装置にて管理することにより、特定の人物が使用した時間での課金等のシステムとのデータ流用が可能となる、生体情報認証システムである。
【0015】
また、本出願の請求項3に記載の発明は、生体情報認証装置内部において認証が完了したのち照合結果を、対象となる情報処理端末に転送するまでに、ある一定時間が経過しても情報処理端末からの照合結果の転送処理要求が無かった場合、一定時間後に自動的に生体情報認証装置の一時メモリに格納されていた生体情報を消去し照合結果を破棄することで、セキュリティを高める機能を有することを特徴とし、一定時間の設定は、使用者個人が自由に設定可能とする。
【0016】
また、本出願の請求項4に記載の発明は、情報処理端末から該生体情報認証装置が取り出された場合、自動的に一時メモリに格納されている照合結果のデータを消去し、アプリケーションの起動時間等のデータを格納していた場合は、自動的に一時メモリ部からデータベース部の不揮発性メモリに格納する機能を有することを特徴とする、該生体情報認証装置にてアプリケーションの起動時間等の累積データとして保存可能とする。
【0017】
また、本出願の請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4に記載の生体情報認証システムにおいて、該生体情報認証装置を使用する特定の人物が任意に、指紋情報、手書情報(サイン)の変更を、情報処理装置を使用して実行可能とする手段を有することを特徴とする。
【0018】
また、本出願の請求項6に記載の発明は、対象となる情報処理装置のBIOS処理に該生体情報認証装置からの照合結果を格納し経過時間を該生体情報認証装置と情報処理装置にて互いに管理することにより、対象となる情報処理装置を使用している利用者が一定時間情報処理装置から離れた場合等に発生するスタンバイ等の処理を検知し、該生体情報認証装置の内部に格納された経過時間が止まる機能を有することを特徴とする、使用者が再度情報処理装置を使用する場合、BIOS内部と該生体情報認証装置内部の照合データに不一致が発生し、再度使用者に対して、認証処理を実施することを促す手段を有しセキュリティの向上を図ることが可能とする特徴がある。
【0019】
また、本出願の請求項7に記載の発明は、生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、該生体情報読み取り部より読み取られた生体情報を一時格納する一時メモリ部、一時メモリ部と特定の人物の認証データが格納されているデータベース部とを照合し照合結果を出力する読み取りデータ判定部、照合結果を対象となる情報処理端末に転送するデータ転送部、その他として照合データ送信したのち情報処理端末からの個人データの要求に対して照合結果が正しければ、情報処理端末へ使用している個人のデータを対象の情報処理端末に対して転送することを可能とする機能を有することを特徴とする、フロッピー(登録商標)ディスク型の生体情報認証装置である。
【0020】
また、本発明の生体情報認証装置は使用時以外、安全な保管場所に保管することが可能であり、生体情報認証装置を使用する使用者の認証データおよび、個人データを該生体情報認証装置でのみ管理しているので、個人データおよび生体情報認証装置を容易に安全な場所で管理することが可能でセキュリティの高い認証装置となる。本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型であり、生体情報認証装置内の照合結果データおよび、個人データをフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を搭載した情報処理装置に出力可能であり、ケーブル等の接続が不要となり、低価格な認証システム装置として、使用者の利便性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における生体情報認証装置の実施形態について図1の図面を参照して説明する。図1は、実施形態における生体情報認証装置の構成を示す図である。図1に示すように、本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置と、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理装置からなる。
【0022】
前記生体情報認証装置は、生体情報(指紋情報、手書情報)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、該生体情報読み取り部より読み取られた生体情報を格納する一時メモリ部および、生体情報認証装置を使用する特定の個人の生体情報および、使用者の個人情報を格納する機能を有するデータベース部、一時メモリに格納された認証データとデータベース部の個人を特定する生体情報を、照合し結果を出力する機能を有する読み取りデータ判定部、データ判定部から出力された照合結果を、前記情報処理装置に対して転送する機能を有するデータ転送部を有している。前記生体情報読み取り部はOCR(Optical Character Reader)機能と圧力センサーであり、生態情報を読み取る機能を有しており、該生体情報読み取り部に指を押し当てると、指紋情報が読み取られて指紋情報が一時メモリに作成される。また、手書(サイン)の場合は、筆跡を圧力センサーにて感知し、筆跡データが一時メモリに作成される。
【0023】
また、前記一時メモリに格納された生体情報は、読み取りデータ判定部により、自動的に既に使用者の生体情報が格納されているデータベース部の生体情報と一時メモリに格納された生体情報を照合し照合結果を、一時メモリに格納する。一時メモリに格納された照合結果は、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理装置に挿入されてデータ転送部から出力された場合は、後述する使用方法により照合結果が消去される場合がある。また、前記情報処理装置に照合結果が出力されなかった場合は、使用者が決めた一定時間が経過後自動的に照合結果が一時メモリから消去され、正規使用者の照合後に他人による不正利用を防ぐ効果がありセキュリティが向上される。
【0024】
次に、前記情報処理装置について説明する。前記情報処理装置はフロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えており、該フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置により、前記フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納された照合結果が読み取られる。また、前記情報処理装置のBIOS処理により照合結果はBIOS内部に格納され経過時間を累積しデータを格納する機能を有している。また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、前記情報処理装置に照合結果を転送したのちに経過時間を累積しデータを一時メモリに格納する。前記情報処理装置の利用が一定時間実行されなかった場合等に、スタンバイモード、スクリーンセーバが起動したことを、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は検知し一時メモリに格納した経過時間の累積を停止する。その後、前記情報処理装置の利用が再開された場合、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納された照合結果と前記情報処理装置のBIOSに格納されている照合結果に不一致が発生し、再度情報処理端末の利用者に認証処理を実施することを促す。このことにより、情報処理端末を正規利用している使用者が離れた場合でも、他人による不正利用ができなくなり、セキュリティが向上される。
【0025】
また、使用者の正規認証後に、前記情報処理装置にて利用されるアプリケーションの使用者による使用可否を該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に格納されているアプリケーション使用可否データを、アプリケーションが取得することにより、アプリケーションの使用可否が判定できる。また、アプリケーションの使用時間、もしくはネットゲーム等の使用時間を、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に管理することにより、使用者が実際アプリケーションやネットゲーム等の時間による課金ソフトを使用した時間を使用者単位で正確に管理できる。管理している使用時間等のデータを、他の課金システム等に流用することにより、正確に使用者個人を特定することが容易に行え、課金システムの構築を容易にできる。また、アプリケーションに使用しているフォントサイズ等の使用者の個人的な好みもアプリケーション等に出力することにより、使用者個人の利便性を図れる。
【0026】
また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置が前記フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置から取り外された場合は、自動的に該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の一時メモリに格納されていた照合結果は消去され、アプリケーション等の使用時間管理データが、データベース部に格納される。また、使用者が照合結果を一時メモリに格納しておく時間を設定可能とし、設定時間が経過した後に自動的に、一時メモリに格納された照合結果を消去できる。一時メモリの照合結果が消去された後は、アプリケーションからの使用可否に対して使用不可のデータを出力することなり、使用者以外がアプリケーション等を不正に使用する行為を制限できる。
【0027】
また、該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置のデータベース部に格納されている特定の個人の生体情報および、個人情報は、使用者が任意に変更できるため、生体情報の指紋情報で認証処理を実施し照合結果を出力する方式から、手書情報による認証処理に変更することも可能とし、他の使用者に該フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置の権利を変更することも可能とする。
【0028】
本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、前述した生体情報認証装置において用いたものである。本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、使用時以外、安全な保管場所に保管することが可能であり、使用者個人の認証情報および、個人情報を保護できるセキュリティの高い生体情報認証装置である。また、本発明のフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置は、使用者の認証データをフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置にて管理しているため、しフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置にて取得した使用者の生体情報を認証を必要とする情報処理装置内部に管理する必要がない。また、認証情報の照合結果を、フロッピー(登録商標)読み取り装置を内蔵している情報処理端末であれば、ケーブル接続等による接続が不要であり、低価格なものとなり、利用者の利便性が向上したものとなる。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明のように、本発明の生体情報認証装置は、認証対象となる情報処理端末等にケーブル等で接続が不要であり、使用者個人の生体情報を各情報処理装置で管理することなく認証システムを構築することが可能となり、また、アプリケーションの使用時間等も同時に各個人単位で管理することが可能であり課金システムと組み合わせてセキュリティの高い生体情報認証装置となる。
【0030】
また、本発明の生体情報認証装置は、フロッピー(登録商標)ディスク型であり容易に安全な保管場所に保管が可能である。また、使用者個人の認証情報および個人情報を、本装置内部に格納しているため安全な場所に保管していれば、情報が流出する恐れが少ないセキュリティの高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】生体情報認証装置。
【図2】生体情報認証装置データフロー。
【符号の説明】
1…データベース部、2…一時メモリ部、3…生体情報メモリ部、4…電源供給用バッテリ(電源)部、5…読み取りデータ判定部(OCR)、6…データ転送部。
Claims (7)
- フロッピー(登録商標)ディスク型の生体情報(指紋情報、手書入力情報)読み取りカードと、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を備えた情報処理装置からなる生体認証システムであって、生体認証システムを使用する個人の情報処理装置を使用する為の個人情報および情報処理装置にて使用するアプリケーションを設定する為の各種個人設定を記憶する機能を有する装置であって、該生体情報認証装置が、個人の生体情報である指紋情報または、手書入力情報(サイン)を読み取る機能を有する生体情報読み取り部、生体情報読み取り部より読み取られた指紋情報または、手書入力情報(サイン)を格納する機能を有する一時メモリ部、該生体情報読み取りカードを使用する個人を特定する生体情報を格納しておくデータベース部(不揮発性メモリ部)、読み取った生体情報と既に格納している個人を特定する生体情報とを照合する読み取りデータ判定部、読み取りデータ判定部にて判定されたデータを、フロッピー(登録商標)ディスク読み取り装置を兼ね備えた情報処理装置に出力する機能を有する照合結果出力部、読み取った生体情報を格納する一時メモリおよび、読み取りデータを照合するデータ判定部を駆動する為の電源供給用バッテリ(電源)部を有しており、情報処理装置が起動する際に、該生体情報認証装置より照合結果を情報処理装置に出力し情報処理装置が該生体情報認証装置より出力された照合結果を元に、前記情報処理装置の起動を制御可能とすることを特徴とした生体情報認証システム。
- 該生体情報認証装置のデータベース部に、前記情報処理装置にて使用するアプリケーションの使用許可および、アプリケーション使用時間、アプリケーションで使用するフォントサイズ等の個人設定項目が格納されている、請求項1に記載の生体情報認証システム。
- 前記情報処理装置にて、生体情報照合結果を取得後、該生体情報認証装置の一時メモリ部に記憶されている生体情報を一定期間後自動的に消去する手段を有する、生体情報認証システム。
- 前記情報処理装置より、該生体情報認証装置との接続が無くなった場合、該生体情報認証装置の一時メモリ部に記憶されている生体情報を消去する手段を有する、生体情報認証システム。
- 前記情報処理装置より、該生体情報認証装置のデータベース部に格納されている個人特定の生体情報を変更することを可能にする手段を有する、生体情報認証システム。
- 該生体情報認証装置の認証情報を照合したのち、前記情報処理装置の起動時、該生体情報認証装置から照合データを前記情報処理装置のBIOS(Basic Input Output System)処理に転送した際、該生体情報認証装置と前記情報処理装置のBIOS内部に格納された照合データでのリンクを図るために、照合結果をBIOSに転送したときからの経過時間を該生体情報認証装置と前記情報処理装置のBIOSで互いに管理することにより、前記情報処理装置がスタンバイ等の機能を使用し情報処理端末の使用者が一定時間情報処理端末から離れたことを検知した際、該生体情報認証装置内部の経過時間処理を停止することにより、前記情報処理装置のBIOSの照合データとの違いが発生し、再度情報処理装置の使用するさい、再認証を利用者に促す処理を有する、生体情報認証システム。
- 生体情報を読み取る生体情報読み取り部、生体情報読み取り部より読み取られた生体情報(指紋情報、手書情報)を一時格納する機能を有する一時メモリ部、該生体情報認証装置を使用する個人を特定する個人情報および、個人情報を格納するデータベース部、一時メモリ部とデータベース部のデータを照合し、認証判定を実施する読み取りデータ判定部、一時メモリおよび、データ判定部の駆動に使用する、電源供給用バッテリ(電源)部および、照合結果を情報処理装置に出力する機能を有するデータ転送部を有することを特徴とする、フロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002350616A JP2004185255A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | 個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002350616A JP2004185255A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | 個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004185255A true JP2004185255A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32752776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002350616A Pending JP2004185255A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | 個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004185255A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134202A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nec Infrontia Corp | 指紋照合方法およびシステム |
JP2006293874A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | Icカード |
JP2007257040A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | バイオメトリクス認証装置およびバイオメトリクス認証システム |
JP2008158681A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 生体認証システム及び方法、並びに、利用者識別情報物品 |
US8661262B2 (en) | 2005-08-18 | 2014-02-25 | Nec Corporation | User authentication system, terminal used in the same, authentication verification device, and program |
-
2002
- 2002-12-03 JP JP2002350616A patent/JP2004185255A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134202A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nec Infrontia Corp | 指紋照合方法およびシステム |
JP2006293874A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | Icカード |
JP4626372B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2011-02-09 | 株式会社日立製作所 | Icカード |
US8661262B2 (en) | 2005-08-18 | 2014-02-25 | Nec Corporation | User authentication system, terminal used in the same, authentication verification device, and program |
JP2007257040A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | バイオメトリクス認証装置およびバイオメトリクス認証システム |
JP2008158681A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 生体認証システム及び方法、並びに、利用者識別情報物品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10205711B2 (en) | Multi-user strong authentication token | |
CN100401271C (zh) | 用于控制网络上的数据存取的方法和装置 | |
CN100495430C (zh) | 生物体认证装置、终端装置及自动交易装置 | |
AU2013205396B2 (en) | Methods and Systems for Conducting Smart Card Transactions | |
US20070223685A1 (en) | Secure system and method of providing same | |
US20140093144A1 (en) | More-Secure Hardware Token | |
US20120324235A1 (en) | System and method for remote self-enrollment in biometric databases | |
US20050039013A1 (en) | Method and system for authenticating a user of a computer system that has a trusted platform module (TPM) | |
US20080005566A1 (en) | Portable terminal, settlement method, and program | |
US20050228993A1 (en) | Method and apparatus for authenticating a user of an electronic system | |
JPWO2007094165A1 (ja) | 本人確認システムおよびプログラム、並びに、本人確認方法 | |
JP2003510714A (ja) | 着脱可能な能動型の個人用記憶装置、システム、及び方法 | |
EP2628133B1 (en) | Authenticate a fingerprint image | |
WO2009095263A1 (en) | Method of secure pin entry and operation mode setting in a personal portable device | |
WO2010030157A1 (en) | A method of authentication of computer id for portable data storage devices | |
EP2590101B1 (en) | Authentication using stored biometric data | |
JP6399605B2 (ja) | 認証装置、認証方法及びプログラム | |
GB2204971A (en) | Transportable security system | |
JP3589579B2 (ja) | 生体認証装置及びその処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2012094146A (ja) | 特に資源の利用に関する利用者の認証によって保護された関数の実行を制御する方法及びシステム | |
US8151111B2 (en) | Processing device constituting an authentication system, authentication system, and the operation method thereof | |
JP2006209762A (ja) | プレゼンスベースのアクセスコントロール | |
JP2007172294A (ja) | 利用者の認証機能を備えた情報処理装置 | |
JP2004185255A (ja) | 個人情報管理及び生体認証を兼ね備えたフロッピー(登録商標)ディスク型生体情報認証装置 | |
JP4760124B2 (ja) | 認証装置、登録装置、登録方法及び認証方法 |