JPH11184992A - Icカードおよびicカードが挿入される装置 - Google Patents

Icカードおよびicカードが挿入される装置

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JPH11184992A
JPH11184992A JP9354268A JP35426897A JPH11184992A JP H11184992 A JPH11184992 A JP H11184992A JP 9354268 A JP9354268 A JP 9354268A JP 35426897 A JP35426897 A JP 35426897A JP H11184992 A JPH11184992 A JP H11184992A
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JP
Japan
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card
fingerprint pattern
fingerprint
pattern
processing based
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JP9354268A
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English (en)
Inventor
Toru Yamakita
徹 山北
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の負担を小さくしながら高いセキュリ
ティが得られるICカードおよびそのICカードが挿入
される装置を提供する。 【解決手段】 ICカードは、使用者の指紋パターンを
検出し、その検出した指紋パターンおよび予め格納して
ある指紋パターンを本体装置に送出する。本体装置は、
これら2つの指紋パターンを照合し、一致した場合には
ICカードに対して使用許可信号を送信する。ICカー
ドは、使用許可信号を受信すると、本体装置との間でデ
ータの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード、およ
び挿入されたICカードとの間でデータを送信または受
信する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、使用する者の身分証明(I
D)としての機能が電子的に組み込まれたカードが広く
普及している。たとえば、銀行等の口座にアクセスする
ための、いわゆるキャッシュカードやクレジットカー
ド、あるいはドアのロックを解除したり、各種装置を起
動するためのIDカードなどである。これらのカードに
は、通常、そのカードの使用者を識別する情報が書き込
まれた磁気フィルム等が貼り付けられている。そして、
使用時には、そのカードが挿入された装置がその識別情
報を読み取り、アクセス等の処理を許可するか否かなど
を判断する。
【0003】ところが、上述のような単純な方式だと、
カードを紛失した場合などには、それを拾った他人が不
正にそのカードを使用できることになる。そこで、キャ
ッシュカード等においては、上述のような磁気フィルム
等に書き込まれた識別情報と共に、暗証番号(パスワー
ド)が併用されることが一般的である。例えば、キャッ
シュカードが挿入されると、ユーザに暗証番号を要求
し、その要求に対して予め登録されている正規の暗証番
号が投入されたときにのみアクセスを許可するようなシ
ステムは広く実施されている。
【0004】また、近年、上述のようなカードにインテ
リジェントな機能を持たせるために集積回路を組み込ん
だカード型の機器(通常、ICカードと呼ばれることが
多いので、以下、そのように呼ぶことにする)の研究・
開発が盛んである。ICカードは、将来、電子マネーや
電子財布の分野においてその中心的な役割を担うことが
予想されているので、特に、他人の不正使用を防ぐため
に高いセキュリティを確保することが必須の要件となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、他人による各種
カード類(ICカードを含む)の不正使用を防ぐ手法と
しては、暗証番号(パスワード)が最も一般的である。
ところが、この場合、各カード使用者は、暗証番号を覚
えておく必要があり、特に所持するカードの枚数が多い
とその負担が大きくなっていた。また、暗証番号は、流
出してしまう恐れがあった。
【0006】本発明の課題は、上述の問題を解決するこ
とであり、使用者の負担を小さくしながら高いセキュリ
ティが得られるICカードおよびそのICカードが挿入
される装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
物体の表面のパターンを検出する検出手段と、指紋パタ
ーンを格納する格納手段と、上記検出手段により検出さ
れた指紋パターンと上記格納手段に格納されている指紋
パターンとを照合し、その照合結果を出力する照合手段
と、を有する。
【0008】上記ICカードが挿入される装置は、その
ICカードに予め格納されている指紋パターンとそのI
Cカードが検出した指紋パターンとの照合結果としてそ
れら2つの指紋パターンが互いに一致している旨の通知
をそのICカードから受信した際に、そのICカードに
基づく処理を許可する構成である。
【0009】上記構成によれば、格納手段に格納されて
いる指紋パターンを持つ者以外の者がこのICカードを
使用すると、照合手段による照合結果は不一致となる。
したがって、上記ICカードが挿入される装置は、その
ICカードに基づく処理を禁止する。このようにして、
指紋パターンにより不正使用を防ぐ。
【0010】本発明の他の形態のICカードは、物体の
表面のパターンを検出する検出手段と、指紋パターンを
格納する格納手段と、上記検出手段により検出された指
紋パターンおよび上記格納手段に格納されている指紋パ
ターンを出力する出力手段とを有する。
【0011】上記他の形態のICカードが挿入される装
置は、そのICカードに予め格納されている指紋パター
ンおよびそのICカードが検出した指紋パターンをその
ICカードから受信する受信手段と、上記2つの指紋パ
ターンを照合し、それらが互いに一致していた場合にそ
のICカードに基づく処理を許可する照合手段と、を有
する構成である。この形態の作用は、上述した作用と同
じである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1(a) および(b) は、
本実施形態のICカードの外観図である。ICカード1
は、たとえば、銀行口座へのアクセス、商品購入時の支
払い、ドアロックの解除、あるいは各種装置の起動など
に際して使用されるカード型の機器である。ICカード
1は、その表面の一部に、パターン検出部2が設けられ
ている。パターン検出部2は、そこに接触された物体の
表面のパターン(凹凸パターン等)を検出する機能を有
し、本実施形態では、カード使用者の指紋パターンを読
み取るために使用される。
【0013】カード使用者は、ICカード1を使用する
際には、まず、スイッチをオンにした後、予め決めてあ
る所定の指をパターン検出部2に押圧する。図1(a) に
示す例では、右手の人差し指をパターン検出部2に押圧
する例を示している。所定の指をパターン検出部2に押
圧するときには、指紋パターンが確実に検出されるよう
に、親指を使ってICカード1を挟み付けるようにする
ことが望ましい(図1(b) 参照)。
【0014】ICカード1には、その使用者の所定の指
(図1に示す実施例では、右手の人差し指)の指紋パタ
ーンが予め格納されている。そして、後述する第1およ
び第2の実施例では、ICカード1は、その予め格納さ
れている指紋パターンとパターン検出部2により検出さ
れた指紋パターンとを照合し、その照合結果を出力す
る。また、第3の実施例では、ICカード1は、そのカ
ードが挿入される本体装置に対して、上記予め格納され
ている指紋パターンおよびパターン検出部2により検出
された指紋パターンを出力し、その本体装置がそれらの
指紋パターンを照合する。そして、本体装置は、各実施
例において、上記2つの指紋パターンが一致したとき
に、ICカード1に基づく処理(ICカード1を用いた
アクセスを含む)を許可し、以降、その間でデータを送
受信する。第1の実施例 第1の実施例は、ICカードに指紋照合機能を持たせた
構成である。
【0015】図2は、第1(および第2)の実施例のI
Cカード10の構成図である。メモリ11は、ROM領
域であり、カード使用者の所定の指の指紋パターンを格
納するための指紋パターン格納部12を含む。この指紋
パターンは、たとえば、カードの発行時に格納される。
メモリ11には、後述するフローチャートの処理を記述
したプログラム等も格納されている。メモリ13は、R
AM領域であり、上記プログラムを実行する際に使用さ
れる領域の他、カード使用者の個人情報を格納する個人
データ格納部14が設けられている。個人データ格納部
14は、たとえば、このICカード10が電子マネーシ
ステムにおける電子財布であったとすると、「財布の中
の金額」に相当する情報などを格納する。なお、個人デ
ータ格納部14は、不揮発性メモリ領域に設けられる。
【0016】パターン検出部2は、その表面に押圧され
た物体の表面の凹凸を検出する装置であり、微細化技術
の進歩によりICカードに組み込むことができる程度に
薄く形成されている。パターン検出部2は、たとえば、
光源および2次元フォトセンサを含み、その2次元フォ
トセンサを構成する多数の受光素子がそれぞれ検出する
受光レベルに対応する電流値または電圧値をシリアル形
式またはパラレル形式で出力する。なお、本発明の出願
人は、先に、十分に薄型でありながら高い精度で物体の
表面の凹凸パターンを検出することができる読取装置に
ついて特許出願をしている(特願平9−222018
号)。
【0017】CPU15は、メモリ11に格納されてい
るプログラムを実行する。CPU15は、照合部16を
備える。照合部16は、上記プログラムの一部を実行す
ることにより実現され、指紋パターン格納部12に格納
されている指紋パターンとパターン検出部2により読み
取られたカード使用者の指紋パターンとを照合する。入
出力部17は、このICカード10が挿入される本体装
置との間でデータを送受信する。タイマ18は、CPU
15により起動され、所定時間が経過するとCPU15
に割込信号を送出する。
【0018】図3は、第1(および第2)の実施例の本
体装置20の構成図である。この本体装置20には、図
2に示したICカード10が挿入される。ICカード1
0は、カード挿入部21に挿入される。カード挿入部2
1は、ICカード10とのインタフェースをとるための
I/F部22を備える。CPU23は、メモリ24に格
納されているプログラムを実行することにより、ICカ
ード10とのデータの授受、また、必要に応じて不図示
の外部装置(ホストコンピュータなど)とのデータの授
受を制御する。メモリ24は、後述するフローチャート
の処理を始め、この本体装置20の各ソフトウェア処理
を記述したプログラムおよびこの本体装置20が使用す
る各種データを格納する。なお、ここでは、カード挿入
部21、CPU23およびメモリ24が1つの装置の中
に設けられているように記載しているが、これらを互い
に異なる場所に設け、通信回線等を用いた互いに接続す
る構成であってもよい。
【0019】図4および図5は、第1の実施例における
ICカードの処理のフローチャートである。この処理
は、ICカードの電源をオンにしたことをトリガとして
実行される。
【0020】ステップS1では、電源がオンにされたと
きから一定時間内にパターン検出部2に入力があったか
否かを調べる。この処理は、たとえば、パターン検出部
2の出力が変化したか否かを調べるものである。パター
ン検出部2に入力があった場合には、ユーザが所望の指
の指先(指紋が形成されている部分)をパターン検出部
5に押圧したものと見なし、ステップS2へ進み、一
方、入力が無かった場合には、ステップS8においてI
Cカードの電源をオフにする。
【0021】ステップS2では、指紋パターンを検出す
る。すなわち、パターン検出部2の出力を取り込む。こ
の指紋パターンは、たとえば、メモリ13の所定の領域
に保持される。ステップS3では、指紋パターンを適切
に検出できたか否かを判断する。すなわち、ユーザの指
がパターン検出部2に一定時間以上固定されなかった場
合や、押圧が弱く接触面積が小さかった場合などには、
指紋パターンを再生できないので、このステップで指紋
パターンを適切に検出できたか否かを判断している。指
紋パターンを適切に検出できた場合には、ステップS4
へ進み、検出できなかった場合にはステップS1へ戻
る。
【0022】ステップS4では、指紋パターン格納部1
2に格納されている指紋パターンとパターン検出部2に
より検出された指紋パターンとを照合する。この処理
は、例えば、上記2つの指紋パターンの類似度を数値化
する手順を含む。
【0023】ステップS5では、上記ステップS4によ
り得られた類似度を表す値が、予め設定してある閾値を
越えるか否かに従って「一致/不一致」を判断する。上
記2つの指紋パターンが互いに一致していた場合には、
ステップS6において、OK信号を出力する。この処理
は、例えば、このICカードが挿入される本体装置20
のI/F部22と接触する端子の中の所定の1つを
「L」レベルから「H」レベルに切り換えるものであ
る。ステップS7では、タイマ18を起動する。
【0024】ステップS11およびS12では、使用許
可信号を受信しているか否かを調べる。なお、この使用
許可信号は、後述説明するが、図4に示した本体装置2
0により生成される信号であり、本体装置20がそこに
挿入されたICカードに基づく処理を許可すると判断し
た際に本体装置20によって出力される。ここで、タイ
マ18に設定されている所定の時間が経過する前に使用
許可信号を受信した場合には、ステップS16およびS
17において、本体装置20との間でデータを送受信す
る処理を実行する。この処理は、ICカードが本体装置
20と接続されている間は継続される。
【0025】本体装置20がこのICカードを排出する
などして本体装置20との接続が終了すると、ステップ
S13へ進んでOK信号をリセットする。すなわち、O
K信号の送出を停止する。続いて、ステップS14で
は、ステップS2においてパターン検出部2により検出
した指紋パターンをクリアする。そして、ステップS1
5において、このICカードの電源をオフにする。
【0026】一方、ステップS11およびS12におい
て、タイマ18に設定されている所定の時間が経過する
までに使用許可信号を受信できなかった場合、すなわ
ち、タイマ18がタイムアウトした場合には、ステップ
S16およびS17を実行することなくステップS13
へ進む。すなわち、本体装置20から使用許可信号を受
信できなかった場合には、このICカードは、本体装置
20との間でデータを授受できない。
【0027】なお、ステップS5において、指紋パター
ン格納部12に格納されている指紋パターンとパターン
検出部2により検出された指紋パターンとが一致しない
と判断した場合には、OK信号を出力することなくステ
ップS14へジャンプし、その検出した指紋パターンを
クリアした後に電源をオフにする。
【0028】図6は、第1の実施例における本体装置の
処理のフローチャートである。この処理は、ICカード
10が挿入されたことをトリガとして実行される。ステ
ップS21およびS22では、ICカード10が挿入さ
れたときから一定時間内にそのICカード10からOK
信号を受信したか否かを調べる。OK信号は、上述した
ように、指紋パターン格納部12に格納されている指紋
パターンとパターン検出部2により検出された指紋パタ
ーンとが一致した場合にICカード10により出力され
る信号である。OK信号を受信した場合には、ステップ
S23へ進み、一方、受信できなかった場合には、ステ
ップS25において挿入されたICカード10を排出す
る。
【0029】ステップS23では、ICカード10へ使
用許可信号を送出する。この使用許可信号は、図5のス
テップS11およびS12において監視される信号であ
り、ICカード10は、この信号を受信すると、この本
体装置とデータを授受できる状態になる。ステップS2
4では、ICカード10との間でデータを送受信する処
理を実行する。なお、上述したOK信号は、ICカード
の正規の使用者(所有者)とそのICカードに指紋を読
み取らせた者とが一致しているか否かを表す情報なの
で、そのICカードの使用者を識別する情報はこのステ
ップS24において受信する。したがって、もし、その
ICカードの使用者を識別する情報が正規に登録されて
いなかった場合などには、OK信号を受信した場合であ
ってもそのICカードに基づく処理を拒絶することがあ
る。また、この本体装置が、ICカード10とのデータ
の授受に際して不図示のホストコンピュータなどとの間
でデータを授受する必要がある場合には、その処理はス
テップS24と並列に実行される。
【0030】このように、第1の実施例では、ICカー
ドを使用する者が正規の使用者であるか否かをICカー
ド自身が判断し、その判断結果を本体装置に通知する。
そして、本体装置は、正規の使用者でない者の使用(す
なわち、不正使用)であった場合には、そのICカード
に基づく処理を禁止する。第2の実施例 第2の実施例は、第1の実施例の構成に加え、指紋パタ
ーンの一致/不一致の判断が微妙な時に、使用者にパス
ワードを要求する機能を設けた構成である。なお、第2
の実施例におけるICカードおよび本体装置の構成は、
第1の実施例と同じであり、それぞれ図2および図3に
示した通りである。
【0031】近年では、画像認識技術が進歩してきては
いるが、一般に、パターンマッチング処理の精度は10
0パーセントではない。そして、この精度は、プロセッ
サの能力が低い場合や、短時間で処理しなければならな
い状況においては、低下するものと予想される。したが
って、カードを使用する者が正規の使用者であるか否か
の判断は、第1の実施例において述べたように、指紋パ
ターンの類似度を数値化してその値が所定の閾値よりも
大きいか否かに基づいて決定する方式が現実的である。
ところが、この閾値の設定は難しく、一致/不一致の判
断を甘くすれば不正使用を排除できない恐れがあり、反
対に、その判断を厳密にすれば、正規の使用者が使用し
ているにも係わらずその正規の使用者によるアクセスを
拒絶してしまうことも起こりかねない。
【0032】そこで、第2の実施例では、ICカード
は、指紋パターンの類似度を複数段階で評価し、ICカ
ードに基づく処理を許可するか否かに際して、きめ細か
い判断をできるようにした。具体的には、指紋パターン
の類似度を、「非常に高い」、「比較的高い」および
「低い」の3段階で評価して出力し、本体装置は、「類
似度が非常に高い」を受信したときには、そのまま処理
を許可するが、「類似度が比較的高い」を受信したとき
には、使用者にパスワードを要求する。
【0033】図7は、第2の実施例におけるICカード
の処理のフローチャートである。この処理は、第1の実
施例と同様に、ICカードの電源をオンにしたことをト
リガとして実行される。なお、図7において、照合処理
(ステップS7)、タイマ起動処理(ステップS7)、
クリア処理(ステップS14)、電源オフ処理(ステッ
プS15)は、第1の実施例と同じである。
【0034】ステップS31では、パターン検出部2に
より指紋パターンを検出する。この処理は、第1の実施
例のステップS1〜S3およびS8と同じである。続い
て、ステップS4において、指紋パターン格納部12に
格納されている指紋パターンとパターン検出部2により
検出された指紋パターンとを照合し、その類似度を数値
化する。
【0035】ステップS32では、ステップS4で得ら
れた類似度が、「非常に高い」に属するか否かを調べ
る。類似度が非常に高ければ、ステップS33において
OK1信号を出力し、そうでなければ、ステップS34
へ進む。ステップS34では、ステップS4で得られた
類似度が、「比較的高い」に属するか否かを調べる。類
似度が比較的高ければ、ステップS35においてOK2
信号を出力する。OK1信号またはOK2信号を出力し
た場合には、ステップS7において、タイマ18を起動
する。
【0036】ステップS36は、使用許可信号を監視す
る処理、および使用許可信号を受信した場合に本体装置
との間でデータを送受信する処理である。これらの処理
は、第1の実施例のステップS11、S12、S16お
よびS17と同じである。ステップS37では、OK1
信号またはOK2信号をリセットする。即ち、OK1信
号またはOK2信号の出力を停止する。なお、これらの
信号をリセットする処理は、タイマ18のタイムアウト
した場合、あるいは本体装置から使用許可信号を受信し
た場合に実行される。この後、ステップS14およびS
15において、パターン検出部2により検出したパター
ンをクリアし、ICカードの電源をオフにする。
【0037】なお、ステップS4で得られた類似度が低
いと判断した場合(ステップS32:No、且つステッ
プS34:No)には、正規の使用者でない者がこのI
Cカードを使用しているものとみなし、OK1信号また
はOK2信号のいずれも出力することなく、ステップS
14へジャンプする。
【0038】図8は、第2の実施例における本体装置の
処理のフローチャートである。この処理は、第1の実施
例と同様に、ICカードが挿入されたことをトリガとし
て実行される。
【0039】ステップS41〜S43は、挿入されたI
Cカードから所定時間内にOK1信号またはOK2信号
を受信したか否かを監視する処理である。OK1信号を
受信した場合、すなわちICカードにおいて照合された
2つの指紋パターンの類似度が非常に高い旨の通知を受
けた場合には、そのICカードを使用している者が正規
の使用者であるとみなし、ステップS23において使用
許可信号を送出する。そして、ステップS24におい
て、ICカードとの間でデータを送受信する処理を実行
する。これらのステップS23およびS24は、第1の
実施例における処理と同じである。
【0040】OK信号2を受信した場合、すなわちIC
カードにおいて照合された2つの指紋パターンの類似度
が比較的高い旨の通知を受けた場合には、そのICカー
ドを使用している者が正規の使用者である可能性が高い
もののそうでない可能性もあるとみなし、ステップS4
4においてパスワードを要求する。続いて、ステップS
45では、まず、その挿入されたICカードを識別する
情報をそのICカードから読み取り、その識別情報に対
して予め登録されているパスワードを抽出しておく。そ
して、上記要求に応答してカード使用者により入力され
たパスワードとその予め登録されているパスワードとを
照合する。ステップS46では、ステップS45におけ
る照合の結果を判断し、パスワードが一致していればス
テップS23へ進んで、使用許可信号を送出する処理、
およびICカードとの間でデータを送受信する処理を実
行し、一致していなければ、これらの処理をスキップし
てステップS25へ進む。
【0041】所定時間内にOK1信号またはOK2信号
のいずれも受信できなかった場合には、ICカードを使
用している者が正規の使用者ではないとみなし、使用許
可信号を送出することなくそのICカードを排出する。
【0042】このように、第2の実施例では、指紋パタ
ーンの照合結果のみではICカードを使用している者が
正規の使用者であるのか否かを判断できない場合に、使
用者にパスワードを入力させる構成を導入した。この結
果、正しいパスワードを知らない不正使用者を確実に排
除できると共に、正規の使用者が使用できないような状
況は回避される。また、パスワードを併用するので、指
紋パターンの照合の精度がさほど高くなくてもICカー
ドを使用する者が正規の使用者であるか否かを判断でき
る。したがって、ICカード内に設けるCPUの性能は
さほど高くなくてもよく、ICカードの自体のコストア
ップを抑えられる。第3の実施例 第3実施例は、指紋パターンを照合する処理をICカー
ドが挿入される本体装置において実行する構成である。
【0043】図9は、第3の実施例のICカードの構成
図である。第3の実施例のICカードは、基本的には第
1または第2の実施例と同じ構成であるが、指紋パター
ンを照合する処理を実行しないので、照合部16は設け
られていない。
【0044】図10は、第3の実施例の本体装置の構成
図である。第3の実施例の本体装置は、基本的には第1
または第2の実施例と同じ構成であるが、指紋パターン
を照合する処理を実行する。このため、CPU31がメ
モリ24に格納されているプログラムを実行することに
よって得られる機能の一部として照合部31が設けられ
ている。
【0045】図11は、第3の実施例におけるICカー
ドの処理のフローチャートである。この処理は、第1ま
たは第2の実施例と同様に、ICカードの電源をオンに
したことをトリガとして実行される。
【0046】ステップS51では、パターン検出部2に
より指紋パターンを検出する。この処理は、第1の実施
例のステップS1〜S3およびS8と同じである。続い
て、ステップS52では、タイマ18を起動する。
【0047】ステップS53〜55は、タイマ18がタ
イムアウトする前に、このICカードが挿入された本体
装置から指紋パターンの送信要求を受信したか否か、お
よび使用許可信号を受信したか否かを調べる処理であ
る。本体装置から指紋パターンの送信要求を受信した場
合には、ステップS56において、指紋パターン格納部
12に格納されている指紋パターンおよびパターン検出
部2により検出した指紋パターンを本体装置へ送出す
る。また、使用許可信号を受信した場合には、ステップ
S57およびS58において、本体装置との間でデータ
を送受信する処理を実行する。この処理は、このICカ
ードが本体装置と接続されている間は継続される。
【0048】本体装置から使用許可信号を受信すること
なくタイマ18がタイムアウトした場合、または本体装
置との接続が終了した場合には、パターン検出部2によ
り検出した検出パターンをステップS59においてクリ
アし、ステップS60においてこのICカードの電源を
オフにする。
【0049】このように、第3の実施例のICカード
は、本体装置からの要求に応じて予め格納してある指紋
パターンおよび検出した指紋パターンを送出する。本体
装置はそれらの指紋パターンに基づいて使用を許可する
か否かを判断する。そして、ICカードは、本体装置か
ら使用許可が与えられたときにのみ本体装置との間でデ
ータの送受信が可能となる。
【0050】図12は、第3の実施例における本体装置
の処理のフローチャートである。この処理は、第1また
は第2の実施例と同様に、ICカードが挿入されたこと
をトリガとして実行される。
【0051】ステップS61〜S63は、挿入されたI
Cカードに対して指紋パターンの送出を要求し、所定時
間内にその要求に応じて指紋パターンを受信できるか否
かを判断する処理である。ICカードから指紋パターン
を受信した場合にはステップS64へ進み、受信できな
かった場合には、ステップS68においてそのICカー
ドを排出する。
【0052】ステップS64では、ICカードから受信
した2つの指紋パターン、即ち指紋パターン格納部12
に格納されている指紋パターンおよびパターン検出部2
により検出した指紋パターンを照合する。この処理は、
たとえば、図4のステップS4の処理と同じであり、類
似度を数値化する手順を含む。ステップS65は、ステ
ップS64における照合処理の結果を参照し、上記2つ
の指紋が一致するのか否かを判断する。一致する場合に
は、ステップS66においてICカードに対して使用許
可信号を送出し、ステップS67においてそのICカー
ドとの間でデータの送受信処理を実行する。一方、上記
2つの指紋が互いに一致しなかった場合は、ステップS
66およびS67をスキップしてステップS68へ進ん
でICカードを排出する。
【0053】このように、第3の実施例の本体装置は、
挿入されたICカードから予め格納してある指紋パター
ンおよび検出した指紋パターンを受信し、それらの指紋
パターンが互いに一致した場合にのみICカードに使用
許可を与える。
【0054】なお、第3の実施例においても、上述の第
2の実施例と同様に、指紋パターンの照合とパスワード
とを併用する構成としてもよい。このように、第3の実
施例では、ICカードにおいて指紋パターンの照合処理
を実行しないので、ICカードに設けるCPUは高い性
能を持つ必要がない。したがって、ICカードの製造コ
ストを低く抑えることができる。
【0055】なお、上記第1〜第3の実施例では、各I
Cカードに1人の使用者の指紋パターンを予め格納して
おく構成を示したが、本発明は、この形態に限定される
ものではない。たとえば、家族や特定のグループの人間
がICカードを共有できるようにしてもよい。この場
合、ICカードに予め複数人の指紋パターンを登録して
おき、検出した指紋パターンとそれら複数の指紋パター
ンとを1つずつ照合してゆけばよい。
【0056】
【発明の効果】ICカードが正規の使用者により使用さ
れているのか否かの判断を指紋パターンを用いて行うの
で、セキュリティが高い。このとき、カード使用者は、
従来のようにパスワード等を覚えておく必要はなく、ま
た、パスワード等の流出の恐れもない。さらに、ICカ
ードを使用する際の操作も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のICカードの外観図である。
【図2】第1および第2の実施例のICカードの構成図
である。
【図3】第1および第2の実施例の本体装置の構成図で
ある。
【図4】第1の実施例のICカードの処理のフローチャ
ート(その1)である。
【図5】第1の実施例のICカードの処理のフローチャ
ート(その2)である。
【図6】第1の実施例の本体装置の処理のフローチャー
トである。
【図7】第2の実施例のICカードの処理のフローチャ
ートである。
【図8】第2の実施例の本体装置の処理のフローチャー
トである。
【図9】第3の実施例のICカードの構成図である。
【図10】第3の実施例の本体装置の構成図である。
【図11】第3の実施例のICカードの処理のフローチ
ャートである。
【図12】第3の実施例の本体装置の処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 パターン検出部 11、13、24 メモリ 12 指紋パターン格納部 15、23 CPU 16、31 照合部 18 タイマ 21 カード挿入部 22 I/F部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の表面のパターンを検出する検出手
    段と、 指紋パターンを格納する格納手段と、 上記検出手段により検出された指紋パターンと上記格納
    手段に格納されている指紋パターンとを照合し、その照
    合結果を出力する照合手段と、を有し、 上記照合手段が出力する照合結果に基づいて処理を許可
    するか否かを判断する装置に挿入されるICカード。
  2. 【請求項2】 上記照合手段は、上記照合結果を所定期
    間出力する請求項1に記載のICカード。
  3. 【請求項3】 物体の表面のパターンを検出する検出手
    段と、 指紋パターンを格納する格納手段と、 上記検出手段により検出された指紋パターンおよび上記
    格納手段に格納されている指紋パターンを出力する出力
    手段と、を有し、 上記出力手段が出力する各指紋パターンを照合して処理
    を許可するか否かを判断する装置に挿入されるICカー
    ド。
  4. 【請求項4】 ICカードが挿入される装置であって、 上記ICカードに予め格納されている指紋パターンとそ
    のICカードが検出した指紋パターンとの照合結果とし
    て、それら2つの指紋パターンが互いに一致している旨
    の通知をそのICカードから受信した際に、そのICカ
    ードに基づく処理を許可する装置。
  5. 【請求項5】 上記ICカードが、照合結果として、上
    記2つの指紋パターン間の類似度を複数段階で評価した
    結果を出力した場合、 類似度の段階に応じて、 そのICカードに基づく処理を許可し、 もしくは、使用者にパスワードを要求してその要求に対
    して正規のパスワードが入力された場合にそのICカー
    ドに基づく処理を許可し、 もしくは、そのICカードに基づく処理を禁止する、 請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ICカードが挿入される装置であって、 上記ICカードに予め格納されている指紋パターンおよ
    びそのICカードが検出した指紋パターンをそのICカ
    ードから受信する受信手段と、 上記2つの指紋パターンを照合し、それらが互いに一致
    していた場合にそのICカードに基づく処理を許可する
    照合手段と、 を有する装置。
  7. 【請求項7】 上記照合手段は、上記2つの指紋パター
    ン間の類似度を複数段階で評価し、類似度の段階に応じ
    て、 そのICカードに基づく処理を許可し、 もしくは、使用者にパスワードを要求してその要求に対
    して正規のパスワードが入力された場合にそのICカー
    ドに基づく処理を許可し、 もしくは、そのICカードに基づく処理を禁止する、 請求項6に記載の装置。
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