JP2003257272A - スイッチ機構 - Google Patents

スイッチ機構

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JP2003257272A
JP2003257272A JP2002051385A JP2002051385A JP2003257272A JP 2003257272 A JP2003257272 A JP 2003257272A JP 2002051385 A JP2002051385 A JP 2002051385A JP 2002051385 A JP2002051385 A JP 2002051385A JP 2003257272 A JP2003257272 A JP 2003257272A
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positioning
switch
push switch
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switch mechanism
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JP2002051385A
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Koji Yokoyama
宏二 横山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て作業が容易で、構造が簡単であり、
かつノイズにも強い、カメラのシャッタスイッチ等に用
いるのに好適なスイッチ機構を提供する。 【解決手段】 1枚の板金製からなるプッシュスイッチ
1でFPC10に搭載して中央部1aを押すことにより
スイッチとして作用する。中央部1aを押すときの第1
の変位時と、押し続けることによる第2の変位時とで、
FPC10と接触する場所が変化する。一対の舌片部1
dには、板金を曲げて位置決め凸部15を設け、FPC
10に設けた穴に嵌入させて位置決めする。プッシュス
イッチ1上は、絶縁体の第1シート2と第2シート3で
覆う。第2シート3の下面に粘着剤4を付着させ、第1
シート2には付着させないで、プッシュスイッチ1が変
位しても第1シート2が変位動作に対する抵抗にならな
いようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等のシャッ
タスイッチに応用可能なスイッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カメラ
等に用いる従来のシャッタのスイッチ機構には、半田付
けにより電気的接続と、そのスイッチ自体の固定を行う
組み立てを行うものがあるが、半田付けの工数が多く、
手間が掛かるものであった。
【0003】これを解決するために従来のカメラ等に用
いるシャッタのスイッチ機構には、図6に示すようなプ
ッシュスイッチを使用したものがある。図6は、プッシ
ュスイッチを用いた従来のシャッタのスイッチ機構を示
す側面断面図である。図中5はシャッタボタン、6はス
プリング、7はボタン座、10はFPC(フレキシブル
プリント配線回路用基板)、11はシャッタスイッチで
ある。この機構は、シャッタボタン5をボタン座7に取
り付け、シャッタボタン5とボタン座7の間にスプリン
グ6を配し、常にシャッタボタン5を矢印8の上方向に
付勢するように構成するとともに、シャッタスイッチ1
1をFPC10に半田付けで組み付けてある。シャッタ
スイッチ11には開口部12が設けてあり、この開口部
12をシャッタボタン5の凸部13で押すことによりス
イッチ動作をさせる。
【0004】ところが、このような従来のシャッタスイ
ッチ11では、操作者の指等が静電気で帯電した状態で
シャッタボタン5を押して撮影等の動作を行おうとした
際に、その帯電がすき間18等や、シャッタボタン5自
身がメッキされていれば凸部13を伝わってしまい、F
PC10の回路上に電流が流れ、カメラの動作を電子的
に制御しているCPU(図示せず)等に影響を与え、電
装システムの誤動作を生じさせたり、電気、電子回路そ
のものを破壊したりすることがある。外部からのノイ
ズ、例えば静電気放電(ESD)等の電磁的なノイズに
対する対策として、例えば開口部12を非常に小さくし
たり、凸部13とシャッタスイッチ11との間にシート
を挿入して電気の流れを断つようにすることが考えられ
るが、絶縁シートを挿入するとシートが開口部12でこ
すれて、シャッタボタン5の動作が悪くなり、動作不良
が発生してしまうためである。
【0005】このような静電気による不具合は電子機器
等のカメラのシステム上、絶対に考慮しなければならな
い重要な項目である。そこでこれを解決するために、例
えば特開平11-30803号公報に開示の機構では、
シャッタボタンを、ボタン部とプッシュスイッチを押す
凸部との2体構造としていた。しかしながら、そのよう
な構造では、シャッタボタンの部品点数が倍になってし
まってコストを上昇させるという不都合が生じていた。
【0006】したがって本発明の目的は、組み立て作業
が容易で、構造が簡単であり、かつノイズにも強いスイ
ッチ機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
スイッチ機構は、上記目的を達成するために、カメラの
撮影時に使用するシャッタ駆動機構等に用いるスイッチ
機構であって、板バネからなるプッシュスイッチ部材が
第1の変位をなした時には第1のスイッチオンとなり、
第2の変位をした時には第2のスイッチオンとなるもの
において、前記プッシュスイッチ部材がFPC等の被取
り付け部材に設けた位置決め穴に嵌合させる位置決め凸
部を有し、かつ前記プッシュスイッチ部材上を少なくと
も1枚以上のシートで覆い、前記プッシュスイッチ部材
を前記被取り付け部材に固定してなることを特徴とす
る。
【0008】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1のスイッチ機構において、前記シ
ートが絶縁材からなることを特徴とする。
【0009】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2のスイッチ機構において、前記シ
ートが1枚で、少なくとも前記プッシュスイッチ部材の
投影範囲内に粘着や接着用の固着剤を付着させていない
ものであることを特徴とする。
【0010】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2のスイッチ機構において、前記シ
ートが2枚以上で、前記プッシュスイッチ部材を覆った
際に前記プッシュスイッチ部材に最も近いシートが、少
なくとも前記プッシュスイッチ部材の投影範囲内に前記
固着剤を付着させていないものであることを特徴とす
る。
【0011】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし4のいずれかのスイッチ機
構において、前記位置決め凸部及び前記位置決め穴をそ
れぞれ一対ずつ有し、前記プッシュスイッチ部材が非変
位状態では前記一対の位置決め凸部が前記一対の位置決
め穴内においてそれぞれ前記非取り付け部材を挟むよう
に位置することを特徴とする。
【0012】同請求項6に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし4のいずれかのスイッチ機
構において、前記被取り付け部材の前記位置決め穴が、
2個の丸穴とそれらの間のスリットからなることを特徴
とする。
【0013】同請求項7に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項6のスイッチ機構において、前記位
置決め凸部及び前記位置決め穴をそれぞれ一対ずつ有
し、前記プッシュスイッチ部材の変位による前記位置決
め凸部の移動量と前記位置決め穴の寸法をほぼ等しく
し、前記プッシュスイッチ部材が非変位状態では前記一
対の位置決め凸部が前記一対の位置決め穴内においてそ
れぞれ前記非取り付け部材を挟むように位置し、前記一
対の位置決め凸部間が最大となるように前記プッシュス
イッチ部材が変位した状態では前記一対の位置決め凸部
が前記一対の位置決め穴内においてそれぞれ前記非取り
付け部材に対して当接するように位置することを特徴と
する。
【0014】同請求項8に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項6のスイッチ機構において、前記位
置決め凸部及び前記位置決め穴をそれぞれ一対ずつ有
し、前記プッシュスイッチ部材の変位による前記位置決
め凸部の移動量よりも前記位置決め穴の寸法を大きくし
くし、前記プッシュスイッチ部材が非変位状態では前記
一対の位置決め凸部が前記一対の位置決め穴の一端側に
おいてそれぞれ前記非取り付け部材を挟むように位置
し、前記一対の位置決め凸部間が最大となるように前記
プッシュスイッチ部材が変位した状態では前記一対の位
置決め凸部が前記一対の位置決め穴の他端側においてそ
れぞれ前記非取り付け部材に対して当接しないように位
置することを特徴とする。
【0015】同請求項9に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1ないし8のスイッチ機構におい
て、前記シートが色付きのものであることを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。図1は、本発明に係
るスイッチ機構の第1の実施形態の側面断面図である。
本実施形態は、プッシュスイッチ1の上を2枚のシート
2、3(以下では第1シート2、第2シート3と言
う。)で覆ったものである。
【0017】図2は、図1に示すプッシュスイッチ1単
体の上面図(A)と側面図(B)である。このプッシュ
スイッチ1は1枚の板金製で、断面半円形状に突出する
中央部1a、その周囲を囲む環状部1b、中央部1aと
環状部1bを連結する連結部1c及び環状部1bの外周
側に対向方向へ突出する一対の舌片部1d、1dからな
り、被取り付け部材であるFPC10(もちろん、PC
B(プリント配線回路用基板)でもよい。)の上に載せ
て中央部1aを押すことによりFPC10と接触して電
気的導通を発生させ、スイッチとして作用するものであ
る。またこのプッシュスイッチ1は、中央部1aを押す
ときの第1の変位時と、押し続けることによる第2の変
位時とで、FPC10と接触する場所が変化する。すな
わち、第1変位時は連結部1cの下面側が接触し、第2
変位時は中央部1aの下面側が接触する。このことによ
りシャッタボタン5の押し圧力により、二ヶ所のスイッ
チ作用を得ることができるようになっている。
【0018】一対の舌片部1dには、それぞれ板金を曲
げた部分、すなわち位置決め凸部15が設けてある。こ
の位置決め凸部15をFPC10に設けた図示しない穴
に嵌入させることにより、このプッシュスイッチ1を位
置決めするようになっている。
【0019】また本実施形態は、従来の例と同様に、シ
ャッタボタン5の下にFPC10が位置し、FPC10
上にプッシュスイッチ1が組み付けてあるが、プッシュ
スイッチ1の上を覆うようにして絶縁体の第1シート2
と第2シート3が取り付けてある。上側に位置する第2
シート3の下面には、固着のための粘着剤4が付着して
いる。一方、第1シート2のプッシュスイッチ1側の面
には粘着剤は付着させていない。そのため、第1シート
2とプッシュスイッチ1は固定されず、プッシュスイッ
チ1が変位しても第1シート2は変位動作に対する抵抗
にならないようになっている。
【0020】本実施形態の動作を説明する。まず、操作
者が矢印8の下方へシャッタボタン5押すことにより、
シャッタボタン5の凸部13が第2シート3、シート第
1シート2を介してプッシュスイッチ1の中央部1Aを
押し下げる。そして、プッシュスイッチ1が変位してゆ
き、前述したように第1変位時と第2変位時のそれぞれ
において、所定のスイッチ動作を行う。
【0021】このとき、操作者の指等が静電気で帯電し
た状態でプッシュスイッチ1を押したとすると、既述の
ようにすき間18等やシャッタボタン5自身がメッキさ
れておれば凸部13を伝わってFPC10の回路上に電
流が流れようとするが、本実施形態においてはプッシュ
スイッチ1及びFPC10を絶縁体の第1シート2、第
2シート3で覆うことにより、静電気の影響が受けない
ようにしている。なお、第2シート3に着色するか、あ
るいは第2シート3を透明にし、第1シート2に着色す
ることにより、カメラ外部から見たときにすき間18か
ら見える内部部品を隠すことができ、デザイン性が向上
する。もちろんシートを着色する色に関しては特に限定
されない。
【0022】図3は、本発明に係るスイッチ機構の第2
の実施形態の側面断面図である。本実施形態は、プッシ
ュスイッチ1を覆うシートの枚数を1枚にした例であ
る。この一枚のシート9は、先の実施形態の第2シート
3と同様に下面側に粘着剤を付着させてあるが、付着範
囲がプッシュスイッチ1の投影範囲部分に存在しないよ
うにして先の実施形態と同様に、プッシュスイッチ1の
変位動作の抵抗にならないように構成してある。すなわ
ち、プッシュスイッチ1の上をシート9で覆う場合、単
に片面すべてに粘着剤が付着しているものを使用した場
合、シャッタボタン5の移動に伴ってプッシュスイッチ
1が垂直方向に変位するのに伴って水平方向にも同時に
変位するので、シート9とプッシュスイッチ1が全面的
にくっついていると、シャッタボタン5を押したときの
感触が悪くなったり、スイッチが動作しにくくなったり
するが、このような状態が生じないようにしたものであ
る。
【0023】図4は、本発明に係るスイッチ機構の第3
の実施形態の上面図である。なおシャッタボタン5側の
構成は図示を省略してある。本実施形態では、プッシュ
スイッチ1の位置決め凸部15を嵌入させる一対の位置
決め穴14、14をFPC10上に設けてある。位置決
め穴14は、両端に位置する一対の丸穴17、17と、
その間に位置するスリット16からなる。もちろん両端
の穴は丸穴である必要はない。またスリット16の幅寸
法は、FPC10の加工上0.6mm程度しか狭くでき
ない。一方、プッシュスイッチ1の板厚は0.1mm程
度なので、通常のスリット形状ではプッシュスイッチ1
の位置決めにはならない。そこで、いわゆる「幅無しス
リット」と称され、スリット16の幅がゼロのものが望
ましい。板厚が0.1mm程度であれば組み立ても可能
で、位置決め精度も最も高いためである。もちろん、F
PC10上に位置決め用の穴をも0.01〜0.1の径
で開けることは、加工技術上非常に難しいので、本実施
形態のように両端に大きめの径の穴を設けることが望ま
しい。
【0024】またFPC10に設けたプッシュスイッチ
1用の位置決め穴14、14の内側部分の間の寸法A
は、変位していないプッシュスイッチ1の位置決め凸部
15、15の内側部分の間隔寸法Bとほぼ同じ値として
あり、プッシュスイッチ1はFPC10に対して図の左
右方向に確実に位置決めされるようになっている。すな
わち、プッシュスイッチ1は、変位が無い状態の時に位
置が決まり、プッシュスイッチ1の中心とスイッチボタ
ン5の凸部13の中心が一致するようにしてある。また
プッシュスイッチ1用の位置決め穴14、14の外側部
分の間の寸法A’は、図より明らかなように、プッシュ
スイッチ1が最も変位した状態での位置決め凸15の内
側部分の間隔B’よりも大きく(A’>B’)してあ
る。
【0025】図5は本実施形態の動作を示す断面図であ
る。図5(A)は、プッシュスイッチ1が変位していな
い状態を示す。プッシュスイッチ1とシャッタボタン5
の凸部13の間には、図に示すようにすき間が開いてい
る。そしてシャッタボタン5を押し、シャッタボタン5
を図の下方に移動させ、凸部13でプッシュスイッチ1
を下方に押し付けると、プッシュスイッチ1の位置決め
凸部15、15の間隔が広がり、最大限シャッタボタン
5を押し下げた状態で図5(B)に示す状態となる。こ
の状態では、プッシュスイッチ1の位置決め凸部15、
15が位置決め穴14、14の外側部分の縁よりも若干
内側に位置する。このことにより、シャッタボタン5の
押し下げ操作に干渉しないようになっている。なお、最
大限シャッタボタン5を押し下げた状態で位置決め凸部
15、15が位置決め穴14、14の外側部分の縁に当
接するようにしてもよい。
【0026】なお以上の実施形態においては、カメラの
シャッタスイッチ用の機構についてのみ説明したが、本
発明はこれに限定されず、2段スイッチを用いる機構、
機器に適用可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係るスイッチ機構は、以上説
明してきたように、プッシュスイッチ部材がFPC等の
被取り付け部材に設けた位置決め穴に嵌合させる位置決
め凸部を有し、そしてプッシュスイッチ部材上を少なく
とも1枚以上のシートで覆い、プッシュスイッチ部材を
前記被取り付け部材に固定してなるので、組み立て作業
が非常に簡単に行えるという効果がある。
【0028】請求項2に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、シートを絶縁材からなるものとしたの
で、請求項1のスイッチ機構と共通の効果に加え、静電
気放電等の電磁的なノイズに強い機構を構成できるとい
う効果がある。
【0029】請求項3に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、シートが1枚で、少なくとも前記プッ
シュスイッチ部材の投影範囲内に粘着や接着用の固着剤
を付着させないようにしたので、請求項2のスイッチ機
構と共通の効果に加え、シートがプッシュスイッチ部材
の動作を妨げることがないという効果がある。
【0030】請求項4に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、シートを2枚以上とし、プッシュスイ
ッチ部材に最も近いシートが、少なくともプッシュスイ
ッチ部材の投影範囲内に固着剤を付着させていないもの
であるようにしたので、請求項2のスイッチ機構と共通
の効果に加え、シートがプッシュスイッチ部材の動作を
妨げることがないという効果がある。
【0031】請求項5に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、位置決め凸部及び位置決め穴をそれぞ
れ一対ずつ有し、プッシュスイッチ部材が非変位状態で
は一対の位置決め凸部が一対の位置決め穴内においてそ
れぞれ非取り付け部材を挟むように位置する構成とした
ので、請求項1ないし4のいずれかのスイッチ機構と共
通の効果に加え、プッシュスイッチ部材の位置決めを確
実に行えるという効果がある。
【0032】請求項6に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、被取り付け部材の位置決め穴が、2個
の丸穴とそれらの間のスリットからなる構成としたの
で、請求項1ないし4のいずれかのスイッチ機構と共通
の効果に加え、プッシュスイッチ部材が薄くても、それ
に対応した幅の穴加工が容易に行えるという効果があ
る。
【0033】請求項7に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、位置決め凸部及び位置決め穴をそれぞ
れ一対ずつ有し、プッシュスイッチ部材の変位による位
置決め凸部の移動量と位置決め穴の寸法をほぼ等しく
し、プッシュスイッチ部材が非変位状態では一対の位置
決め凸部が一対の位置決め穴内においてそれぞれ非取り
付け部材を挟むように位置し、一対の位置決め凸部間が
最大となるようにプッシュスイッチ部材が変位した状態
では一対の位置決め凸部が一対の位置決め穴内において
それぞれ非取り付け部材に対して当接するように位置す
る構成としたので、請求項6のスイッチ機構と共通の効
果に加え、プッシュスイッチ部材の位置決め及び変形動
作を確実に行えるという効果がある。
【0034】請求項8に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、位置決め凸部及び位置決め穴をそれぞ
れ一対ずつ有し、プッシュスイッチ部材の変位による位
置決め凸部の移動量よりも位置決め穴の寸法を大きくし
くし、プッシュスイッチ部材が非変位状態では一対の位
置決め凸部が一対の位置決め穴の一端側においてそれぞ
れ非取り付け部材を挟むように位置し、一対の位置決め
凸部間が最大となるようにプッシュスイッチ部材が変位
した状態では一対の位置決め凸部が一対の位置決め穴の
他端側においてそれぞれ非取り付け部材に対して当接し
ないように位置する構成としたので、請求項6のスイッ
チ機構と共通の効果に加え、プッシュスイッチ部材の位
置決め及び変形動作を確実に行えるという効果がある。
【0035】請求項9に係るスイッチ機構は、以上説明
してきたように、シートを色付のものとしたので、前記
各請求項のスイッチ機構との共通の効果に加え、すき間
から見える内部部品を隠すことができるだけでなく、デ
ザイン性も向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチ機構の第1の実施形態の
側面断面図である。
【図2】図1に示すプッシュスイッチ1単体の上面図
(A)と側面図(B)である。
【図3】本発明に係るスイッチ機構の第2の実施形態の
側面断面図である。
【図4】本発明に係るスイッチ機構の第3の実施形態の
上面図である。
【図5】第3の実施形態の動作を示す断面図である。
【図6】プッシュスイッチを用いた従来のシャッタのス
イッチ機構を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 プッシュスイッチ 1a プッシュスイッチの中央部 1b 同環状部 1c 同連結部 1d 同舌片部 2 第1シート 3 第2シート 4 粘着剤 5 シャッタボタン 6 スプリング 7 ボタン座 9 シート 10 FPC 13 シャッタボタンの凸部 14 位置決め穴 15 位置決め凸部 16 スリット 17 丸穴 18 すき間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの撮影時に使用するシャッタ駆動
    機構等に用いるスイッチ機構であって、板バネからなる
    プッシュスイッチ部材が第1の変位をなした時には第1
    のスイッチオンとなり、第2の変位をした時には第2の
    スイッチオンとなるものにおいて、前記プッシュスイッ
    チ部材がFPC等の被取り付け部材に設けた位置決め穴
    に嵌合させる位置決め凸部を有し、かつ前記プッシュス
    イッチ部材上を少なくとも1枚以上のシートで覆い、前
    記プッシュスイッチ部材を前記被取り付け部材に固定し
    てなることを特徴とするスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1のスイッチ機構において、前記
    シートが絶縁材からなることを特徴とするスイッチ機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項2のスイッチ機構において、前記
    シートが1枚で、少なくとも前記プッシュスイッチ部材
    の投影範囲内に粘着や接着用の固着剤を付着させていな
    いものであることを特徴とするスイッチ機構。
  4. 【請求項4】 請求項2のスイッチ機構において、前記
    シートが2枚以上で、前記プッシュスイッチ部材を覆っ
    た際に前記プッシュスイッチ部材に最も近いシートが、
    少なくとも前記プッシュスイッチ部材の投影範囲内に前
    記固着剤を付着させていないものであることを特徴とす
    るスイッチ機構。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかのスイッチ
    機構において、前記位置決め凸部及び前記位置決め穴を
    それぞれ一対ずつ有し、前記プッシュスイッチ部材が非
    変位状態では前記一対の位置決め凸部が前記一対の位置
    決め穴内においてそれぞれ前記非取り付け部材を挟むよ
    うに位置することを特徴とするスイッチ機構。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかのスイッチ
    機構において、前記被取り付け部材の前記位置決め穴
    が、2個の丸穴とそれらの間のスリットからなることを
    特徴とするスイッチ機構。
  7. 【請求項7】 請求項6のスイッチ機構において、前記
    位置決め凸部及び前記位置決め穴をそれぞれ一対ずつ有
    し、前記プッシュスイッチ部材の変位による前記位置決
    め凸部の移動量と前記位置決め穴の寸法をほぼ等しく
    し、前記プッシュスイッチ部材が非変位状態では前記一
    対の位置決め凸部が前記一対の位置決め穴内においてそ
    れぞれ前記非取り付け部材を挟むように位置し、前記一
    対の位置決め凸部間が最大となるように前記プッシュス
    イッチ部材が変位した状態では前記一対の位置決め凸部
    が前記一対の位置決め穴内においてそれぞれ前記非取り
    付け部材に対して当接するように位置することを特徴と
    するスイッチ機構。
  8. 【請求項8】 請求項6のスイッチ機構において、前記
    位置決め凸部及び前記位置決め穴をそれぞれ一対ずつ有
    し、前記プッシュスイッチ部材の変位による前記位置決
    め凸部の移動量よりも前記位置決め穴の寸法を大きくし
    くし、前記プッシュスイッチ部材が非変位状態では前記
    一対の位置決め凸部が前記一対の位置決め穴の一端側に
    おいてそれぞれ前記非取り付け部材を挟むように位置
    し、前記一対の位置決め凸部間が最大となるように前記
    プッシュスイッチ部材が変位した状態では前記一対の位
    置決め凸部が前記一対の位置決め穴の他端側においてそ
    れぞれ前記非取り付け部材に対して当接しないように位
    置することを特徴とするスイッチ機構。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のスイッチ機構におい
    て、前記シートが色付きのものであることを特徴とする
    スイッチ機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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