JP2003257130A - Av用途のディスク記憶装置及び同装置におけるセクタエラー時の処理方法 - Google Patents

Av用途のディスク記憶装置及び同装置におけるセクタエラー時の処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】AV用のデータに対するアクセスに対してリア
ルタイム処理を可能にする。 【解決手段】CPU17は、ホスト2から与えられたコ
マンドの指定するディスクアクセスでセクタエラーが発
生した場合、ホスト2から指定された、リアルタイム処
理を可能とするコマンド処理時間をもとに、エラー回復
の許容時間を算出する。CPU17は、算出されたエラ
ー回復の許容時間をエラーリトライの上限時間を表すエ
ラーリトライ時間として決定する。CPU17は、エラ
ーが発生したセクタのリトライを、決定されたエラーリ
トライ時間を超えない範囲で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク上の欠陥
セクタの代替先として当該ディスク上に確保された代替
領域内の任意のセクタが割り当てられるディスク記憶装
置に係り、特に、AV(Audio Visual)データを記録す
るのに用いられるAV用途のディスク記憶装置及び同装
置におけるセクタエラー時の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ディスク記憶装置、例えば磁気デ
ィスク装置(以下、HDDと略称する)の記憶容量の増
大に伴い、当該HDDを、デジタル音楽データ、デジタ
ル映像データ等のいわゆるAVデータを記録するための
AV用途のHDD(AV HDD)として用いるように
なっている。
【0003】AV用途のHDDでは、AVデータをリア
ルタイムで処理できることが重要視されている。そのた
めAV用途のHDDには、例えば磁気ディスク上に欠陥
セクタが存在する場合にも、当該セクタをHDDにて他
の正常なセクタに自動的に代替する機能が組み込まれて
いる。この機能により、AV用途のHDDにおいて欠陥
セクタが存在しても、アクセス速度を低下させることな
く、その後の使用も可能とする。
【0004】周知のように、HDDにおいては、記録媒
体として円盤状の磁気媒体、即ち磁気ディスクが用いら
れている。この磁気ディスクには欠陥部分の無いことが
望ましい。しかし、磁気ディスク上に数ヶ所の欠陥が存
在することは、製造上の理由により、やむを得ないもの
として取り扱われるのが一般的である。磁気ディスク上
の欠陥には、2種類ある。一つは、HDDとして出荷さ
れる際の検査で検出されて、予め他の正常なセクタに代
替されている第1の欠陥(欠陥セクタ)である。もう一
つは、HDDの出荷後におけるユーザの使用の過程で新
たに発生する第2の欠陥(欠陥セクタ)、いわゆる後発
欠陥である。
【0005】第1の欠陥については、その程度や大き
さ、数などを時間をかけて調査することが可能である。
そして、その調査結果によっては製品の出荷を止めるこ
とで、不具合の発生を防ぐことができる。しかしなが
ら、第2の欠陥については、ユーザの使用中にランダム
に発生する。このため、第2の欠陥を検出した場合に
は、その時点で当該第2の欠陥に対する代替処理が必要
なことは当然であり、更にその処理時間の短縮が要求さ
れる。
【0006】従来、HDDはコンピュータの外部記憶装
置として用いられてきた経緯から、HDDのデータの正
確性は重要な意味を持っている。例えば、特開平10−
255403号公報に記載されたディスクドライブ装置
では、データセクタの書きこみ/読み出し時のエラー
(セクタエラー)に対しても所定のリトライを行うよう
に十分な回復時間が与えられている。このディスクドラ
イブ装置では、この回復時間を使ってエラーの回復を試
み、回復されない場合に限り、エラーとなったセクタが
欠陥セクタとして代替処理される。
【0007】最近のHDDには、欠陥セクタを自動的に
別の正常なセクタに割り当て直す処理、即ちセクタの代
替処理を、自動的に行うものがある。ところが、この代
替処理では、前述のようにHDDがコンピュータの外部
記憶装置として用いられてきた経緯から、欠陥セクタの
検証に多くの時間を使っている。即ち従来のHDDで
は、欠陥の疑いのあるセクタに対して、複数回の読み直
しや書き直し、つまり複数回のエラーリトライが行われ
る。そして、複数回のエラーリトライでもエラーが回復
しないセクタに対して、欠陥セクタとして代替処理が行
われる。したがって、従来のHDDにおけるセクタエラ
ー時の処理では、時間的な見地からは、代替処理にかか
る時間より、欠陥セクタの検証処理(ベリファイ処
理)、つまりエラーリトライにかかる時間が大部分を占
めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
HDDでは、当該HDDがコンピュータの外部記憶装置
として用いられてきた経緯から、欠陥セクタの検証を重
視した処理を行っている。このため、エラーセクタに対
するエラーリトライに時間がかかる。したがってAV用
途のHDDでは、たとえリトライに成功したとしても、
AVデータのリアルタイム処理を実現することが困難と
なる。つまり、従来のHDDは、AV用途のHDDとし
ては適していない。
【0009】また、従来のHDDでは、長時間にわたる
複数回のエラー回復の試みのために、エラーが発生した
セクタでエラーが一時的に回復し、当該セクタを対象と
する代替処理が行われない場合がある。このような場
合、処理時間が制限されたAV用途では、上記一時的に
エラーが回復したセクタで再度エラーとなってしまうこ
とがある。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、セクタエラー時に行われるエラーリトラ
イの上限時間を表すエラーリトライ時間として、ホスト
から指定されたコマンド処理時間をもとに算出されたエ
ラー回復の許容時間を適用することにより、AV用のデ
ータに対するアクセスに対してリアルタイム処理を可能
にするAV用途のディスク記憶装置及び同装置における
セクタエラー時の処理方法を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、エラーセクタに対す
るエラーリトライを上述のエラーリトライ時間を超える
まで実行しても当該セクタのエラーが回復しなかった場
合には、当該エラーセクタに対する代替処理を行わず
に、そのログをメモリに格納しておいて、別途、当該ロ
グに従ってエラーセクタをアクセスするようにし、その
アクセスで再びエラーが発生してエラーリトライが実行
され、上記エラーリトライ時間(エラー回復の許容時
間)内にエラーが回復しなかった場合に限り、当該エラ
ーセクタの代替処理を実行することにより、一時的にエ
ラーが回復したセクタで再度エラーとなってしまうのを
防止して、AV用のデータに対するアクセスに対してリ
アルタイム処理を可能にするAV用途のディスク記憶装
置及び同装置におけるセクタエラー時の処理方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、ディスク上の欠陥セクタの代替先として当該ディ
スク上に確保された代替領域内の任意のセクタが割り当
てられるAV用途のディスク記憶装置が提供される。こ
のディスク記憶装置は、算出手段と、決定手段と、リト
ライ制御手段とを備えている。
【0013】算出手段は、ホストから与えられたコマン
ドの指定するディスクアクセスでセクタエラーが発生し
た場合、前記ホストから指定された、リアルタイム処理
を可能とするコマンド処理時間をもとに、エラー回復の
許容時間を算出する。決定手段は、算出されたエラー回
復の許容時間をエラーリトライの上限時間を表すエラー
リトライ時間として決定する。リトライ制御手段は、上
記エラーが発生したセクタのリトライを、上記決定され
たエラーリトライ時間を超えない範囲で制御する。
【0014】このように、本発明の第1の観点に係るA
V用途のディスク記憶装置においては、セクタエラーの
発生に伴うエラーリトライが実行されて当該リトライに
成功した場合、その時点が、上記決定されたエラーリト
ライ時間、つまりホストから指定されたコマンド処理時
間をもとに算出されたエラー回復の許容時間を超えるこ
とはない。したがって、AV用途のディスク記憶装置に
おけるAVデータのリアルタイム処理が保証される。こ
れに対して従来のHDDでは、コンピュータの外部記憶
装置として用いられてきた経緯から、エラーセクタを極
力回復させる目的で、マンド処理時間に比べて十分に長
いエラーリトライ時間を用いている。このため、たとえ
エラーが回復しても、その時には、上記エラー回復の許
容時間を超えてしまい、AVデータのリアルタイム処理
が保証できなくなる。
【0015】本発明の第2の観点によれば、上記第1の
観点に係るAV用途のディスク記憶装置の構成に、格納
手段と、アクセス制御手段と、割り当て手段とが追加さ
れたAV用途のディスク記憶装置が提供される。上記格
納手段は、上記決定されたエラーリトライ時間を超えて
も上記エラーが発生したセクタのリトライに成功しなか
った場合、当該エラーが発生したセクタを欠陥の疑いの
あるセクタとして、対応するコマンドと当該セクタのア
ドレスと上記ホストから指定されたコマンド処理時間と
を含むエラーログをメモリに格納する。上記アクセス制
御手段は、上記メモリに格納されている未処理のエラー
ログを1つずつ順次読み出し、その都度当該エラーログ
の示す上記欠陥の疑いのあるセクタのアクセスを制御す
る。上記割り当て手段は、上記欠陥の疑いのあるセクタ
に対するアクセスでセクタエラーが発生して上記リトラ
イ制御手段により当該欠陥の疑いのあるセクタのリトラ
イが制御され、上記決定されたエラーリトライ時間を超
えても当該リトライに成功しなかった場合に、当該欠陥
の疑いのあるセクタを欠陥セクタであるとして上記ディ
スク上に確保された上記代替領域内の任意のセクタに割
り当てる。
【0016】このように、本発明の第2の観点に係るA
V用途のディスク記憶装置においては、エラーセクタに
対するエラーリトライを上記決定されたエラーリトライ
時間を超えるまで実行しても当該セクタのエラーが回復
しなかった場合に、当該エラーセクタに対する代替処理
を行わずに、そのログをメモリに格納しておいて、別
途、当該ログに従ってエラーセクタをアクセスするよう
にし、そのアクセスで再びエラーが発生してエラーリト
ライが実行され、上記エラーリトライ時間(エラー回復
の許容時間)を経過するまでにエラーが回復しなかった
場合に限り、当該エラーセクタの代替処理、つまりホス
トの要求するコマンド処理時間を想定した代替処理を実
行するようにしている。
【0017】したがって、従来のコンピュータの外部記
憶装置としての用途を前提とするディスク記憶装置と同
様の処理であれば、複数回のリトライを行うことでエラ
ー回復していたはずの欠陥セクタであっても、ホストの
要求するコマンド処理時間をもとに決定されたエラーリ
トライ時間内にエラー回復しないものに関しては、代替
処理が行われる。これにより、AV用のデータに対する
アクセスに対してリアルタイム処理を可能にする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をAVデータの記録
再生に用いられるAV用途の磁気ディスク装置に適用し
た実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディ
スク装置の構成を示すブロック図である。図1の磁気デ
ィスク装置(以下、HDDと称する)1において、記録
媒体としてのディスク(磁気ディスク)11は上側と下
側の2つのディスク面を有している。ディスク11の2
つのディスク面の少なくとも一方のディスク面、例えば
両方のディスク面は、データが磁気記録される記録面を
なしている。ディスク11の各記録面に対応してそれぞ
れヘッド(磁気ヘッド)12が配置されている。ヘッド
12は、ディスク媒体11へのデータ書き込み(データ
記録)及びディスク媒体11からのデータ読み出し(デ
ータ再生)に用いられる。なお、図1の構成では、単一
枚のディスク11を備えたHDDを想定しているが、デ
ィスク11が複数枚積層配置されたHDDであっても構
わない。
【0020】ディスク11の各記録面には、ユーザから
利用可能なユーザ領域11aと、欠陥セクタの代替先と
なる代替トラックが確保された代替領域11bと、シス
テム管理に必要な情報、つまりシステム管理情報を保存
する管理領域11cとが割り当てられている。システム
管理情報は、欠陥セクタと当該セクタが割り当てられる
セクタとの対応関係を示す欠陥セクタ管理情報を含む。
欠陥セクタ管理情報は、欠陥セクタのアドレスと当該セ
クタが割り当てられるセクタのアドレスとの組を含む。
なお、図1の例では、代替領域11bはユーザ領域11
aの外周側にリング状に配置されているが、これに限る
ものではない。例えば、ユーザ領域11aの内周側に、
或いはユーザ領域11aの外周側と内周側の両方に、代
替領域が配置されるようにしても構わない。また、ユー
ザ領域11aが複数のリング状のゾーンに分割して管理
されるCDR(Constant Density Recording)方式の場
合であれば、各ゾーン毎に代替領域が配置されるように
しても構わない。代替領域11bと管理領域11cと
は、システムのみが使用する、つまりユーザからは見え
ない非ユーザ領域である。この代替領域11bと管理領
域11cとを合わせた領域はシステム領域と呼ばれる。
なお、管理領域11cだけがシステム領域と呼ばれるこ
ともある。
【0021】ディスク11はスピンドルモータ(以下、
SPMと称する)13により高速に回転する。ヘッド1
2はヘッド移動機構としてのアクチュエータ(キャリッ
ジ)14の先端に取り付けられている。ヘッド12は、
アクチュエータ14の回動に従ってディスク11の半径
方向に移動する。これにより、ヘッド12は、目標トラ
ック上に位置決めされるようになっている。アクチュエ
ータ14は、当該アクチュエータ14の駆動源となるボ
イスコイルモータ(以下、VCMと称する)15を有し
ており、当該VCM15により駆動される。
【0022】SPM13及びVCM15は、ドライバI
C(Integrated Circuit)16からそれぞれ供給される
駆動電流により駆動される。ドライバIC16は1チッ
プ化されたモータドライバであり、SPMドライバ及び
VCMドライバを構成する。ドライバIC16からSP
M13及びVCM15にそれぞれ供給される駆動電流を
決定するための値(制御量)は、CPU17により決定
される。
【0023】CPU17はHDD1の主制御部をなし、
当該HDD1内の他の要素を制御する。このCPU17
による制御には、HDD1を例えばAV用途HDDとし
て利用するホスト2からのリード/ライトコマンドに従
うディスクコントローラ21によるリード/ライト制
御、ドライバIC16を介してヘッド12を目標トラッ
クに位置決めする制御等が含まれている。また、CPU
17は、ホスト2の要求するコマンド処理時間から、欠
陥の疑いのあるセクタに対するエラー回復の許容時間、
つまりエラーリトライ時間(検証時間)を決定する。C
PU17は、後述するエラーログをもとに欠陥の疑いの
あるセクタをアクセスした結果、再びエラーとなってエ
ラーリトライを実行した場合に、このエラーリトライ時
間内にエラー回復できない欠陥セクタに対して代替処理
を実行する。CPU17は、セクタ当たりのコマンド処
理に要する時間を計測するためのタイマTM1と、エラ
ーリトライでのリトライ時間を管理するためのタイマT
M2とを内蔵する。
【0024】CPU17はCPUバス18に接続されて
いる。CPUバス18には、CPU17が実行すべきプ
ログラム(制御プログラム)が格納されたROM19
と、CPU17が使用するワーク領域等が割り当てられ
るRAM20と、ディスクコントローラ(以下、HDC
と称する)21と、HDD1の制御に必要な諸信号の生
成を行うゲートアレイ22とが接続されている。
【0025】RAM20には、エラーログ領域200が
割り当てられている。このエラーログ領域200には、
ホスト2から与えられたリード/ライトコマンドの実行
でエラーとなったセクタに対するエラーリトライでタイ
ムアウトが発生する毎に、エラーログが格納される。こ
のエラーログは、エラー(セクタエラー)が発生したコ
マンドが設定されるフィールド201と、エラーセクタ
のアドレスが設定されるフィールド202と、ホスト2
から要求されたコマンド処理時間が設定されるフィール
ド203とを含む。フィールド201に設定されるコマ
ンドは、リード/ライトの種別(コマンド種別)と、リ
ード/ライト先の開始アドレスと、リード/ライトすべ
きセクタ数とを含む。フィールド203に設定されるコ
マンド処理時間(セクタ当たりのコマンド処理時間)
は、対応するコマンドで指定されたデータをリアルタイ
ムで処理するのに必要な1セクタ当たりの時間の上限値
である。つまり、コマンド処理時間内で各セクタを処理
できない場合には、当該コマンドで指定されたデータを
リアルタイムで処理できないことになる。コマンド処理
時間は、対応するコマンドに付して、セクタ当たりのコ
マンド処理時間*セクタ数の形でホスト2から与えるこ
とも、予めセクタ当たりのコマンド処理時間としてホス
ト2から与えることも可能である。前者の場合には、セ
クタ当たりのコマンド処理時間*セクタ数をセクタ数で
除する必要がある。
【0026】HDC21及びゲートアレイ22は制御用
のレジスタ群(図示せず)を有している。この制御用レ
ジスタ群はCPU17のメモリ領域の一部に割り当てら
れており、CPU17がこの領域に対して読み出し及び
書き込みを行うことでHDC21及びゲートアレイ22
を制御する。
【0027】ヘッド12はヘッドIC(ヘッドアンプ回
路)23と接続されている。ヘッドIC23はヘッド1
2により読み出されたリード信号を増幅するリードアン
プ、及びライトデータをライト電流に変換するライトア
ンプを含む。ヘッドIC23は、リード/ライトIC
(リード/ライトチャネル)24と接続されている。リ
ード/ライトIC24は、リード信号に対するA/D
(アナログ/ディジタル)変換処理、ライトデータの符
号化処理及びリードデータの復号化処理等の各種の信号
処理を実行する。
【0028】HDC21は、CPUバス18以外に、ゲ
ートアレイ22、リード/ライトIC24及びバッアァ
RAM25にも接続されている。HDC21はまた、ホ
スト2とホストインタフェース3を介して接続されてい
る。
【0029】ホスト2からのリードコマンドの実行時に
は、当該コマンドにより指定されたディスク11上の領
域に記録されているデータ信号がヘッド12によって読
み出される。ヘッド12により読み出された信号(アナ
ログ信号)はヘッドIC23により増幅され、リード/
ライトIC24によって符号化される。HDC21は、
リード/ライトIC24によって符号化されたデータを
ゲートアレイ22からの制御用の信号に従って処理する
ことにより、ホスト2に転送すべきデータ(リードデー
タ)を生成する。このデータは一旦バッファRAM25
に格納されてからHDC21によりホストシステム2に
転送される。
【0030】ホスト2からのライトコマンドの実行時に
は、ホスト2からHDC21に転送されたデータ(ライ
トデータ)は一旦バッアァRAM25に格納された後、
ゲートアレイ22からの制御用の信号に従ってHDC2
1によって符号化されてリード/ライトIC24に転送
される。このHDC21により符号化されたライトデー
タはリード/ライトIC24によって書き込み用の信号
に変換され、ヘッドIC23を経由してヘッド12に導
かれ、当該ヘッド12により、ディスク11の上記コマ
ンドで指定された領域に書き込まれる。
【0031】バッアァRAM25には、上記のように、
ホスト2とHDD1(内のHDC21)との間で転送さ
れるデータを一時格納するバッファ領域が確保されてい
る。バッアァRAM25にはまた、ディスク11の管理
領域11cに保存されている欠陥セクタ管理情報の群の
写しがHDD1の立ち上げ時に格納される、欠陥セクタ
管理情報領域が確保されている。CPU17は、バッア
ァRAM25上の欠陥セクタ管理情報の群を参照するこ
とで、目的セクタが欠陥セクタである場合に、その代替
セクタを高速に認識することができる。
【0032】次に、図1の構成のHDD1における動作
を説明する。まず本実施形態では、HDD1は、デジタ
ル音楽データ、デジタル映像データなど、リアルタイム
性が必要なAVデータを記録するAV用途のHDDとし
て用いられている。この場合、HDD1の製品出荷後に
発見されるディスク11上の欠陥セクタは、HDD1を
適用するAVシステムにおいて大きな障害となる。そこ
で、欠陥の疑いのあるセクタを検証し、エラー回復の見
込みのないセクタ、つまり欠陥セクタであると判定され
た場合に、その欠陥セクタを代替領域11b上の正常な
セクタへ割り当てる代替処理が必要となる。従来のHD
Dでは、当該HDDがコンピュータの外部記憶装置とし
て用いられてきた経緯から、制御プログラム(ファーム
ウェア)で規定された十分な回数のリトライを繰り返し
て、極力エラー回復を図るようにしている。ここでは、
エラーは過渡的なものとして扱われ、リトライの繰り返
しによりエラー回復されたならば、代替処理は行われな
い。規定回数のリトライを繰り返してもエラー回復され
ない場合に限り、エラーとなったセクタが欠陥セクタと
して代替処理が行われる。
【0033】これに対して本実施形態では、ホスト2か
らのリード/ライトコマンドの指定するAVデータのア
クセスがリアルタイムで行えるように、リトライに要す
る時間(またはリトライ回数)を動的に設定して、欠陥
の疑いのあるセクタの検証(リトライ)を行うようにし
ている。本実施形態では、このセクタ検証処理及び代替
処理を含む一連の処理手順として、以下に述べる第1及
び第2の処理手順の2種が適用される。
【0034】[第1の処理手順]まず、第1の処理手順
について、ホスト2からのリードコマンドの実行時を例
に、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0035】図1のHDD1では、ホスト2からのリー
ドコマンドで指定されたセクタ数のデータは、セクタ単
位で順次読み出される。HDD1内のCPU17は、R
OM19に格納されている制御プログラム190に従っ
て動作し、1セクタの読み出しの開始に際し、タイマT
M1を起動する(ステップS1)。そしてCPU17
は、HDC21を制御して目的のセクタの読み出しを行
わせる(ステップS2)。
【0036】もし、ステップS2の読み出しでセクタエ
ラーが発生した場合(ステップS3)、CPU17は、
現在のタイマTM1の値、つまりエラーとなったセクタ
の読み出しが開始されてからの経過時間Tと、ホスト2
から要求された当該セクタの読み出しに利用可能な処理
時間、つまり1セクタ当たりのコマンド処理時間CTと
から、エラーとなったセクタに対するエラー回復に利用
可能な時間、つまりエラーリトライ時間CERTを算出
する(ステップS4)。ここでは、エラーリトライ時間
CERTは、次式 CERT=CT−T により算出される。
【0037】次にCPU17は、算出したエラーリトラ
イ時間CERTを予め定められている規定のエラーリト
ライ時間SERTと比較する(ステップS5)。もし、
時間CERTの方が時間SERTより大きいならば、C
PU17は、規定のエラーリトライ時間SERTを、実
際に使用するエラーリトライ時間ERTとして決定する
(ステップS6)。これに対し、時間CERTが時間S
ERTより大きくないならば、CPU17は、算出され
たエラーリトライ時間CERTを、実際に使用するエラ
ーリトライ時間ERTとして決定する(ステップS
7)。
【0038】次にCPU17は、ステップS6またはS
7で決定したエラーリトライ時間ERTをタイマTM2
に設定して、当該タイマTM2を起動する(ステップS
8)。このタイマTM2は、設定された時間(ここでは
ERT)を計測すると、タイムアウト信号を出力する。
【0039】CPU17は、タイマTM2を起動する
と、当該タイマTM2がタイムアウト(エラーリトライ
時間のタイムアウト)となっていなければ(ステップS
9)、エラーリトライを実行する(ステップS10)。
このリトライの結果、目的のセクタの読み出しが正常に
行えたなら、つまりリトライに成功したならば(ステッ
プS11)、CPU17は当該目的セクタの読み出しを
終了する。
【0040】これに対し、目的のセクタの読み出しが正
常に行えなかったなら、つまりリトライに失敗したなら
ば(ステップS11)、CPU17はステップS9に戻
って、タイマTM2がタイムアウトとなっているか否か
を判定する。もし、タイムアウトとなっていなければ、
CPU17は再びエラーリトライを実行する(ステップ
S10)。一方、タイムアウトとなっているならば、C
PU17は、ダミーのデータをディスク11からの読み
出しデータとしてHDC21に出力する(ステップS1
2)。HDC21は、このCPU17からのダミーデー
タを目的セクタの読み出しデータとしてバッアァRAM
25に一時格納する。なお、リトライ時間タイムアウト
となった場合に、ダミーデータを利用するか否かをホス
ト2側でユーザに予め指定させ、その指定内容に応じ
て、ステップS12のダミーデータ出力を実行するか否
かを決定するようにしてもよい。
【0041】CPU17は、ダミーデータを出力する
と、(セクタ当たりの)コマンド処理時間の制限から、
代替処理が可能であるか否かを判定する(ステップS1
2)。明らかなように、算出されたエラーリトライ時間
CERTが、実際に使用するエラーリトライ時間ERT
として決定された場合には、タイマTM1のタイムアウ
ト時にコマンド処理時間が経過しており、代替処理に利
用可能な時間は残されていない。この場合、CPU17
は、ホスト2から要求されたコマンド処理時間内に要求
されたデータの読み出しを完了させるために、代替処理
を行わずに、ステップS14に進む。CPU17はステ
ップS14において、エラーとなったセクタを含むリー
ド/ライト(ここではリード)を指定したホスト2から
のコマンドと、エラーセクタのアドレス(セクタ番号)
と、コマンド処理時間(セクタ当たりのコマンド処理時
間)とを含むエラーログを、RAM20内のエラーログ
領域200に格納し、1セクタの読み出し処理を終了す
る。
【0042】このようにして、CPU17はホスト2か
ら要求されたコマンド処理時間内に、要求されたデータ
の読み出しを完了させることができる。但し、ディスク
11上には、欠陥の疑いのあるセクタが残っており、次
に当該セクタの読み出しが行われる場合にも、エラーと
なる可能性がある。そこで本実施形態では、この欠陥の
疑いのあるセクタについては、HDD1がビジー状態に
ない期間、例えばHDD1が後述するアイドル状態にあ
る期間に、エラーログ領域200内の対応するエラーロ
グに従って、欠陥セクタであるか否かを検証し、欠陥セ
クタであれば代替処理する処理手順を実行するようにし
ている。この処理手順が第2の処理手順である。
【0043】一方、規定のエラーリトライ時間SERT
が、実際に使用するエラーリトライ時間ERTとして決
定された場合には、タイマTM1がタイムアウトとなっ
てもコマンド処理時間はまだ経過しておらず、代替処理
に利用可能な時間が残されている可能性がある。CPU
17は、代替処理に利用可能な時間が残されている場
合、代替処理が可能であると判定し(ステップS1
3)、周知の代替処理を実行する(ステップS15)。
この代替処理においてCPU17は、該当するセクタを
欠陥セクタであるとして、当該欠陥セクタにディスク1
1の代替領域11b上の任意の空きセクタを代替セクタ
として割り当て、欠陥セクタのアドレスと代替セクタの
アドレスとの対を含む欠陥セクタ管理情報を、ディスク
11の管理領域11cに格納する。なお、欠陥セクタに
割り当てられた代替セクタのアドレスを求めるには、デ
ィスク11の管理領域11cに格納されている欠陥セク
タ管理情報を参照すればよい。しかし、ディスク11の
管理領域11cをアクセスするのは、アクセス速度の点
で問題がある。このため一般には、管理領域11cに格
納されている欠陥セクタ管理情報の群のコピーを、HD
D1の立ち上げ時にRAM20またはバッアァRAM2
5に格納し、当該RAM20またはバッアァRAM25
をアクセスすることで、代替セクタのアドレスが高速で
求められるようになっている。但し、欠陥セクタ管理情
報の利用の仕方は本発明に直接関係しないため、詳細な
説明は省略する。
【0044】[第2の処理手順]次に、第2の処理手順
について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0045】本実施形態において、第2の処理手順はH
DD1がアイドル状態にある期間に自動的に実行され
る。HDD1のアイドル状態とは、SPM13が回転し
ている状態で、一定期間以上ホスト2からリード/ライ
トコマンドが与えられない場合に、ヘッド12がランプ
等のヘッド退避箇所(図示せず)に退避されている状態
をいう。この状態では、省電力化のために、HDD1内
の一部の回路への電力供給が停止されていることが多
い。
【0046】まず、CPU17は、RAM20のエラー
ログ領域200をアクセスして、エラーログが格納され
ているか否かを判定する(ステップS21)。もし、エ
ラーログが格納されているならば、CPU17はエラー
ログ領域200から、エラーログを1つ取り出す(ステ
ップS22)。このエラーログは、第1の処理手順でリ
トライに失敗したセクタに関する情報、即ちリトライに
失敗したセクタを含むデータのリード/ライトを指示し
たコマンドと、当該セクタのアドレスと、ホスト2から
要求された(セクタ当たりの)コマンド処理時間とから
なる情報を含んでいる。ここでは、上記エラーログ中の
コマンドがリードコマンドであるとする。
【0047】CPU17は、エラーログを取り出すと、
通常のセクタ単位のリード/ライト時と同様に、まずタ
イマTM1を起動する(ステップS23)。そしてCP
U17は、エラーログ中のリードコマンド及びリトライ
に失敗したセクタ(つまり欠陥の疑いのあったセクタ)
のアドレスに従い、当該セクタを含むディスク11上の
トラックにヘッド12を位置付けるように、ドライバI
C16を介してアクチュエータ14を制御し、しかる後
にHDC21を制御して当該セクタの読み出しを行わせ
る(ステップS24)。
【0048】もし、ステップS24の読み出しでエラー
が発生した場合(ステップS25)、CPU17は前記
第1の処理手順のステップS4と同様に、現在のタイマ
TM1の値、つまりエラーとなったセクタの読み出しが
開始されてからの経過時間Tと、上記エラーログ中の
(セクタ当たりの)コマンド処理時間CTとから、エラ
ーリトライ時間CERTを算出する(ステップS4)。
【0049】次にCPU17は、算出したエラーリトラ
イ時間CERTを規定のエラーリトライ時間SERTと
比較する(ステップS27)。そしてCPU17は、C
ERT>SERTであるならば、規定のエラーリトライ
時間SERTをエラーリトライ時間ERTとし(ステッ
プS28)、CERT>SERTでないならば、算出さ
れたエラーリトライ時間CERTをエラーリトライ時間
ERTとする(ステップS29)。
【0050】次にCPU17は、ステップS28または
S29で決定したエラーリトライ時間ERTをタイマT
M2に設定して、当該タイマTM2を起動する(ステッ
プS30)。CPU17は、タイマTM2を起動する
と、当該タイマTM2がタイムアウトとなっていなけれ
ば(ステップS31)、エラーリトライを実行する(ス
テップS32)。このリトライの結果、欠陥の疑いのあ
ったセクタの読み出しが正常に行えたなら(ステップS
33)、CPU17は1エラーログの処理を終了する。
つまりCPU17は、欠陥の疑いのあったセクタの読み
出しが、コマンド処理時間をもとに算出したエラーリト
ライ時間内に正常に行えたなら、1エラーログの処理を
終了する。そしてCPU17は、アイドル状態が継続し
ているならばステップS21に戻る。
【0051】明らかなように、上記リトライに成功した
セクタは、そのセクタを含むAVデータの読み出しがホ
スト2から指定された場合に、(ホスト2から指定され
たセクタ当たりの)コマンド処理時間内に読み出すこと
が可能であり、当該セクタをリアルタイムで処理でき
る。
【0052】これに対し、欠陥の疑いのあったセクタの
読み出しが正常に行えなかったなら(ステップS3
3)、CPU17はステップS31に戻って、タイマT
M2がタイムアウトとなっているか否かを判定する。も
し、タイムアウトとなっていなければ、CPU17は再
びエラーリトライを実行する(ステップS32)。
【0053】一方、タイムアウトとなっているならば、
CPU17は、欠陥の疑いのあったセクタを欠陥セクタ
と認定し、当該欠陥セクタをディスク11の代替領域1
1b上の任意の空きセクタに割り当てる代替処理を行う
(ステップS34)。ここで、注意する点は、タイムア
ウトとなったエラーリトライ時間ERTがコマンド処理
時間をもとに算出されたエラーリトライ時間CERTの
場合に、たとえ規定のエラーリトライ時間SERTには
未だ時間があるとしても、代替処理が行われるというこ
とである。その理由は次の通りである。
【0054】まず欠陥の疑いのあったセクタの読み出し
は、時間CERT後も規定のエラーリトライ時間SER
Tを上限にリトライを継続するならば、成功するかもし
れない。しかし、このセクタを時間CERT後に正常に
読み出せたとしても、そのときにはホスト2から指定さ
れた(セクタ当たりの)コマンド処理時間を過ぎてい
る。したがって、その後、このセクタを含むAVデータ
の読み出しがホスト2から指定された場合に、当該セク
タをリアルタイム処理可能なように(ホスト2から指定
されたセクタ当たりの)コマンド処理時間内に読み出す
ことは期待できない。そこで本実施形態では、このよう
なセクタは、代替処理の対象としている。しかも本実施
形態では、この代替処理を含むエラーログの処理がHD
D1のアイドル状態の期間に行われるため、当該エラー
ログの処理がHDD1の負荷に悪影響を及ぼす虞はな
い。
【0055】なお、欠陥セクタに代えて割り当てられた
セクタ(代替セクタ)には、代替処理の時点では正しい
データは記録されない。しかし、一旦新たな書き込みが
行われるならば、その代替セクタから正しいデータを読
み出すことが可能となる。
【0056】CPU17は、代替処理を実行すると、領
域200から該当するエラーログを削除して(ステップ
S35)、1エラーログの処理を終了する。そしてCP
U17は、アイドル状態が継続しているならばステップ
S21に戻る。
【0057】以上、図1のHDD1の動作を、ホスト2
からのコマンドがリードコマンドである場合を例に説明
した。しかし、ホスト2からのコマンドがライトコマン
ドである場合の動作も、ライト/リードの違いと、ダミ
ーデータの転送がない点を除けば、上記したリードコマ
ンドの場合と同様である。
【0058】また、上記実施形態では、リトライ処理の
終了(強制終了)を、エラーリトライ処理に要した時間
が、設定されたエラーリトライ時間ERTを超えたこと
により判定している。しかし、時間に基づく判定に代え
て、リトライ回数に基づく判定を行うことも可能であ
る。そのためには、例えば図5に示すように、RAM2
0内にリトライカウンタ204を設け、当該リトライカ
ウンタ204によりリトライ回数をカウントするとよ
い。ここでは、エラーリトライ時間ERT内にリトライ
可能なリトライ回数をリトライカウンタ204に設定
し、リトライを実行する毎に、CPU17が当該リトラ
イカウンタ204の値を1だけデクリメントすればよ
い。そして、リトライカウンタ204の値が0になって
も、リトライに成功しなかった場合には、CPU17
は、リトライ時間タイムアウトの場合と同様の処理を実
行する。
【0059】ここで、エラーリトライ時間ERT内にリ
トライ可能なリトライ回数ERNは、エラーリトライ時
間ERTとSPM13の1回転に要する時間Tsとか
ら、次式 ERN=(ERT/Ts)の整数部 により算出される。
【0060】また、時間Tsは、SPM13の定常回転
速度から算出される。例えば、SPM13の定常回転速
度が4,200rpmの場合、SPM13の1回転に要
する時間Tsは、60*1,000(ms)/4,20
0≒14msである。このSPM13の1回転に要する
時間Tsは、ディスク11の1回転に要する時間でもあ
る。したがって、時間Tsより短い時間間隔でエラーリ
トライを繰り返すことはできない。つまり時間Tsは、
1回のエラーリトライに必要な時間である。
【0061】なお、RAM20上にリトライカウンタ
(ソフトウェアカウンタ)204を用意する代わりに、
CPU17が一般に有するカウンタ(ハードウェアカウ
ンタ)をリトライカウンタとして用いることも可能であ
る。また、リトライカウンタを、リトライの実行毎に1
だけインクリメントされるアップカウンタとして用いる
ことも可能である。この場合、リトライカウンタをカウ
ントアップする毎に、当該カウンタの値がリトライ回数
ERNを超えたか否かを判定すればよい。
【0062】また、上記実施形態では、本発明をHDD
(磁気ディスク装置)に適用した場合について説明し
た。しかし本発明は、リード/ライト可能なディスク記
憶装置であれば、光ディスク装置、光磁気ディスク装置
などHDD以外のディスク記憶装置にも適用可能であ
る。
【0063】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つ
が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少
なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除
された構成が発明として抽出され得る。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
クタエラー時に、ホストから指定された、リアルタイム
処理を可能とするコマンド処理時間をもとに、エラー回
復の許容時間を算出し、そのエラー回復の許容時間をエ
ラーリトライの上限時間を表すエラーリトライ時間とし
て、エラーとなったセクタのエラーリトライを実行する
ようにしたので、リトライに成功した場合には、まだコ
マンド処理時間は経過しておらず、必ずAV用のデータ
に対するアクセスに対してリアルタイム処理を可能にす
るまた本発明によれば、エラーセクタに対するエラーリ
トライを上述のエラーリトライ時間を超えるまで実行し
ても当該セクタのエラーが回復しなかった場合、当該エ
ラーセクタに対する代替処理を行わずに、そのログをメ
モリに格納しておいて、別途、当該ログに従ってエラー
セクタをアクセスするようにし、そのアクセスで再びエ
ラーが発生してエラーリトライが実行され、上記エラー
リトライ時間(エラー回復の許容時間)を経過するまで
にエラーが回復しなかった場合に限り、当該エラーセク
タの代替処理を実行するようにした。これにより本発明
によれば、一時的にエラーが回復したセクタで再度エラ
ーとなってしまうのを防止し、AV用のデータに対する
アクセスに対してリアルタイム処理を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用される第1の処理手順を説明
するためのフローチャート。
【図3】同実施形態で適用される第2の処理手順を説明
するためのフローチャートの一部を示す図。
【図4】同実施形態で適用される第2の処理手順を説明
するためのフローチャートの残りを示す図。
【図5】図1中のタイマTM2に代えてエラーリトライ
時間を管理するために、リトライカウンタ204がRA
M20内に用意されている様子を示す図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置(HDD) 2…ホスト 11…ディスク 11a…ユーザ領域 11b…代替領域 12…ヘッド 17…CPU 20…RAM 200…エラーログ領域 204…リトライカウンタ TM1,TM2…タイマ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572B 572F

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上の欠陥セクタの代替先として
    当該ディスク上に確保された代替領域内の任意のセクタ
    が割り当てられるAV用途のディスク記憶装置におい
    て、 ホストから与えられたコマンドの指定するディスクアク
    セスでセクタエラーが発生した場合、前記ホストから指
    定された、リアルタイム処理を可能とするコマンド処理
    時間をもとに、エラー回復の許容時間を算出する手段
    と、 前記算出されたエラー回復の許容時間をエラーリトライ
    の上限時間を表すエラーリトライ時間として決定する手
    段と、 前記エラーが発生したセクタのリトライを、前記決定さ
    れたエラーリトライ時間を超えない範囲で制御するリト
    ライ制御手段とを具備することを特徴とするAV用途の
    ディスク記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記決定されたエラーリトライ時間を超
    えても前記エラーが発生したセクタのリトライに成功し
    なかった場合、当該エラーが発生したセクタを欠陥の疑
    いのあるセクタとして、対応するコマンドと当該セクタ
    のアドレスと前記ホストから指定されたコマンド処理時
    間とを含むエラーログをメモリに格納する手段と、 前記メモリに格納されている未処理のエラーログを1つ
    ずつ順次読み出し、その都度当該エラーログの示す前記
    欠陥の疑いのあるセクタのアクセスを制御する手段と、 前記欠陥の疑いのあるセクタに対するアクセスでセクタ
    エラーが発生して前記リトライ制御手段により当該欠陥
    の疑いのあるセクタのリトライが制御され、前記決定さ
    れたエラーリトライ時間を超えても当該リトライに成功
    しなかった場合に、当該欠陥の疑いのあるセクタを欠陥
    セクタであるとして前記ディスク上に確保された前記代
    替領域内の任意のセクタに割り当てる手段とを更に具備
    することを特徴とする請求項1記載のAV用途のディス
    ク記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記欠陥の疑いのあるセクタのアクセス
    を制御する手段は、前記ディスク記憶装置がアイドル状
    態にある期間に、前記欠陥の疑いのあるセクタのアクセ
    スを制御することを特徴とする請求項2記載のAV用途
    のディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記算出されたエラー回復の許容時間を
    予め定められた規定のエラーリトライ時間と比較する比
    較手段を更に具備し、 前記決定手段は、前記算出されたエラー回復の許容時間
    が前記規定のエラーリトライ時間より短いことが前記比
    較手段により検出された場合、前記算出されたエラー回
    復の許容時間を、前記エラーリトライの上限時間を表す
    エラーリトライ時間として決定することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のAV用途のディスク記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、前記算出されたエラー
    回復の許容時間が前記規定のエラーリトライ時間より短
    くないことが前記比較手段により検出された場合、前記
    規定のエラーリトライ時間を、前記エラーリトライの上
    限時間を表すエラーリトライ時間として決定することを
    特徴とする請求項4記載のAV用途のディスク記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 前記リトライ制御手段によるリトライ制
    御の開始時点から前記決定されたエラーリトライ時間を
    計測するタイマと、 前記エラーが発生したセクタのリトライに失敗する都
    度、前記決定されたエラーリトライ時間が前記タイマに
    より計測し終えているか否かを判定する判定手段とを更
    に具備し、前記リトライ制御手段は、前記決定されたエ
    ラーリトライ時間を前記タイマにより計測し終えている
    と前記判定手段により判定された場合、前記エラーが発
    生したセクタのリトライを停止することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のAV用途のディスク記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記決定されたエラーリトライ時間に対
    応する許容されるリトライ回数をカウントするカウンタ
    と、 前記エラーが発生したセクタのリトライに失敗する都
    度、前記許容されるリトライ回数が前記カウンタにより
    カウントし終えているか否かを判定する判定手段とを更
    に具備し、前記リトライ制御手段は、前記許容されるリ
    トライ回数が前記カウンタによりカウントし終えている
    と前記判定手段により判定された場合、前記エラーが発
    生したセクタのリトライを停止することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のAV用途のディスク記憶
    装置。
  8. 【請求項8】 データが記録されるユーザ領域と欠陥セ
    クタに割り当てられる代替領域とが確保されたディスク
    と、 ホストから与えられたコマンドの指定する前記ディスク
    に対するアクセスでセクタエラーが発生した場合、前記
    ホストから指定された、リアルタイム処理を可能とする
    コマンド処理時間をもとに、エラー回復の許容時間を算
    出して、この算出されたエラー回復の許容時間をエラー
    リトライの上限時間を表すエラーリトライ時間として決
    定し、エラーが発生したセクタのリトライを、当該決定
    されたエラーリトライ時間を超えない範囲で制御するC
    PUとを具備することを特徴とするAV用途のディスク
    記憶装置。
  9. 【請求項9】 データが格納されるメモリを更に具備
    し、 前記CPUは、前記決定されたエラーリトライ時間を超
    えても前記エラーが発生したセクタのリトライに成功し
    なかった場合、当該エラーが発生したセクタを欠陥の疑
    いのあるセクタとして、対応するコマンドと当該セクタ
    のアドレスと前記ホストから指定されたコマンド処理時
    間とを含むエラーログを前記メモリに格納する一方、当
    該メモリに格納されている未処理のエラーログを1つず
    つ順次読み出し、その都度当該エラーログの示す前記欠
    陥の疑いのあるセクタのアクセスを制御し、当該欠陥の
    疑いのあるセクタに対するアクセスでセクタエラーが発
    生して当該欠陥の疑いのあるセクタのリトライが制御さ
    れ、前記決定されたエラーリトライ時間を超えても当該
    リトライに成功しなかった場合に、当該欠陥の疑いのあ
    るセクタを欠陥セクタであるとして前記ディスク上に確
    保された前記代替領域内の任意のセクタに割り当てるこ
    とを特徴とする請求項8記載のAV用途のディスク記憶
    装置。
  10. 【請求項10】 前記CPUは、前記ディスク記憶装置
    がアイドル状態にある期間に、前記欠陥の疑いのあるセ
    クタのアクセスを制御することを特徴とする請求項9記
    載のAV用途のディスク記憶装置。
  11. 【請求項11】 ディスク上の欠陥セクタの代替先とし
    て当該ディスク上に確保された代替領域内の任意のセク
    タが割り当てられるAV用途のディスク記憶装置におけ
    るセクタエラー時の処理方法であって、 ホストから与えられたコマンドの指定するディスクアク
    セスでセクタエラーが発生した場合、前記ホストから指
    定された、リアルタイム処理を可能とするコマンド処理
    時間をもとに、エラー回復の許容時間を算出するステッ
    プと、 前記算出されたエラー回復の許容時間をエラーリトライ
    の上限時間を表すエラーリトライ時間として決定するス
    テップと、 前記エラーが発生したセクタのリトライを、前記決定さ
    れたエラーリトライ時間を超えない範囲で実行するステ
    ップとを具備することを特徴とするAV用途のディスク
    記憶装置におけるセクタエラー時の処理方法。
  12. 【請求項12】 前記決定されたエラーリトライ時間を
    超えても前記エラーが発生したセクタのリトライに成功
    しなかった場合、当該エラーが発生したセクタを欠陥の
    疑いのあるセクタとして、対応するコマンドと当該セク
    タのアドレスと前記ホストから指定されたコマンド処理
    時間とを含むエラーログをメモリに格納するステップ
    と、 前記メモリに格納されている未処理のエラーログを1つ
    ずつ順次読み出し、その都度当該エラーログの示す前記
    欠陥の疑いのあるセクタをアクセスするステップと、 前記欠陥の疑いのあるセクタをアクセスした結果セクタ
    エラーが発生した場合、当該欠陥の疑いのあるセクタの
    リトライを再度実行するステップと、 前記欠陥の疑いのあるセクタのリトライを前記決定され
    たエラーリトライ時間を超えるまで実行しても当該リト
    ライに成功しなかった場合、当該欠陥の疑いのあるセク
    タを欠陥セクタであるとして前記ディスク上に確保され
    た前記代替領域内の任意のセクタに割り当てるステップ
    とを更に具備することを特徴とする請求項11記載のA
    V用途のディスク記憶装置におけるセクタエラー時の処
    理方法。
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