JP2009003831A - ストレージ装置、ディスク装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の回転速度でリード・ライド可能なディスク装置で構成するストレージシステムにおいて、省電力化のため、ディスク装置を停止あるいはディスク装置の回転速度を低速化する手段をとる場合に、ディスク装置の起動あるいは回転速度の変更によるリクエスト処理の遅延によるタイムアウトの発生を防ぐこと。
【解決手段】本発明のストレージシステムは、タイムアウト時間を特定するタイムアウト情報を記憶するタイムアウト管理情報記憶領域111と、ディスク装置130の回転速度の変更時間を変更する回転速度毎に特定する変更時間情報を記憶する変更時間管理情報記憶領域113と、を備え、制御部120は、サーバからのアクセス要求に対して、サーバのタイムアウト時間内において変更可能な回転速度を変更時間情報から特定し、ディスク装置130の回転速度を特定した回転速度に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク装置を制御する技術に関する。
近年、大容量のディスク装置により構成されるストレージシステムでは、消費電力の増加が大きな問題になっている。このような問題を解決するために、ディスク装置にアクセスしないときには、ディスク装置を停止する制御方法が採用されている。(特許文献1参照)。
しかし、このような制御方法では、非アクセス時間が短くなると、ディスク装置の起動が頻繁に行われることとなり、省電力効率は低下する。
そのため、複数の回転速度でリード・ライト可能なディスク装置でシステムを構成し、ディスク装置への負荷の状況に応じて、回転速度を随時変更可能にすることで、省電力効率の低下を防ぐ技術が提案されている(非特許文献2参照)。
特表2005−539303号公報 S.Gurumurthi, A. Sivasubramaniam, M. Kandemir, H. Franke, 泥RPM: dynamic speed control for power management in server class disks Proceedings of the 30th annual international symposium on Computer architecture, (U.S.A), ACM Press, 2003, p. 169-181
特許文献1に記載の技術では、停止中のディスク装置にアクセスする場合、ディスク装置を起動して特定の回転速度にする必要がある。ディスク装置を起動するには時間がかかるため、停止中のディスク装置にアクセスする際に、タイムアウトが発生するという問題があった。
また、非特許文献2に記載の技術では、回転速度の変更に時間がかかり、回転速度を変更した直後のリクエストの処理が遅延し、タイムアウトが発生する可能性がある。
そこで、本発明は、ディスク装置の起動又は回転速度を変更している間に、リクエスト処理の遅延によるタイムアウトの発生を防ぐことを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、タイムアウト時間内に変更することの出来る回転速度となるようにディスク装置を制御するストレージ装置を提供する。
例えば、本発明は、複数の回転速度でデータ処理可能なディスク装置を備えるストレージ装置であって、タイムアウト時間を特定するタイムアウト情報、および、前記ディスク装置の回転速度の変更時間を変更する回転速度毎に特定する変更時間情報、を記憶する記憶部と、前記変更時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を前記複数の回転速度の中から特定し、前記ディスク装置の回転速度を特定した回転速度に変更する処理を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、タイムアウト時間内にリクエスト処理開始可能なようにディスク装置の回転速度を制御するため、起動又は変速によるタイムアウトの発生を防ぐことができる。
図1は、本発明の第一の実施形態であるストレージ装置100の概略図である。
図示するように、ストレージ装置100は、記憶部110と、制御部120と、ディスク装置130と、インタフェース部(以下、IF部)140と、を備えている。そして、ストレージ装置100は、例えば、図2(ストレージシステム160の概略図)に示されているように、ネットワーク161に接続されているサーバA162、サーバB163又はサーバC164からの配信要求に応じて、ストレージ装置100のディスク装置130に記憶されているデータを配信し、また、サーバA162、サーバB163又はサーバC164からの記憶要求に応じて、送信されてきたデータをストレージ装置100のディスク装置130に記憶する処理を行う。
記憶部110は、タイムアウト管理情報記憶領域111と、回転速度管理情報記憶領域112と、変更時間管理情報記憶領域113と、変速時間管理情報記憶領域114と、アクセス履歴管理情報記憶領域115と、を備えている。
タイムアウト管理情報記憶領域111には、各々のサーバからの要求に対して応答しなければならない時間(タイムアウト時間)を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、タイムアウト管理情報記憶領域111には、図3(タイムアウト管理テーブル111aの概略図)に示されているようなタイムアウト管理テーブル111aが記憶されている。
タイムアウト管理テーブル111aには、接続サーバ欄111bと、タイムアウト時間欄111cと、アクセスLU(Logical Unit)欄111dと、を備えている。
接続サーバ欄111bには、ストレージ装置110に接続するサーバを識別する識別情報が格納される。例えば、当該識別情報として、各サーバのIPアドレス等が格納される。
タイムアウト時間欄111cには、接続サーバ欄111bで特定されるサーバ毎のタイムアウト時間が格納される。
なお、タイムアウト時間欄111cに格納される情報は、各々のサーバからタイムアウト時間を取得するようにしてもよく、また、ストレージ装置100においてサーバからの要求の再発行の間隔を測ることにより、サーバのタイムアウト時間を特定するようにしてもよい。タイムアウト時間はリクエストに対して応答するまでの最大待ち時間となるので、回転速度の変更に充てる時間は、タイムアウト時間から予め定められた値を差し引いたり、タイムアウト時間に所定の値(1よりも小さい値)を乗算したりして求めることが望ましい。
アクセスLU欄111dには、接続サーバ欄111bで特定されるサーバ毎に接続するロジカルユニット(以下、LU)を特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号をアクセスLU欄111dに格納するようにしている。
ここで、本実施形態においては、後述するディスク装置130が複数設けられており、複数設けられているディスク装置130を複数のグループに分けて、当該グループ毎に論理的な接続領域を形成し、当該接続領域をLUとしている。そして、本実施形態においては、当該LU毎に回転速度の変更等を行うようにしている。
回転速度管理情報記憶領域112には、ディスク装置130の回転速度を特定する情報が格納される。本実施形態においては、ディスク装置130の回転速度をLU単位で管理することにしているため、回転速度管理情報記憶領域112には、LU単位で回転速度を特定する情報が格納される。
例えば、本実施形態では、回転速度管理情報記憶領域112には、図4(回転速度管理テーブル112aの概略図)に示されているような回転速度管理テーブル112aが記憶される。
回転速度管理テーブル112aは、LU欄112bと、設定回転速度欄112cと、接続サーバ数欄112dと、を備えている。
LU欄112bには、各LUを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号をLU欄112bに格納するようにしている。
設定回転速度欄112cには、LU欄112bで特定されるLUの現在の回転速度を特定する情報が記憶される。ここで、本実施形態においては、各LUの回転速度を特定する情報として、「停止」、「低速」、「中速」又は「高速」の文字列が格納されており、それぞれの文字列に対応する回転速度で各LUに属するディスク装置130の記憶ディスクが回転しているものとする。
接続サーバ数欄112dには、LU欄112bで特定されるLUに接続中のサーバの数を特定する情報が格納される。
変更時間管理情報記憶領域113には、ディスク装置130において記憶ディスクの回転を変更する場合に、速度を変更するのにかかる時間を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、変更時間管理情報記憶領域113には、図5(変更時間管理テーブル113aの概略図)に示されているような変更時間管理テーブル113aが記憶される。
変更時間管理テーブル113aは、変更回転速度欄113bと、変速時間欄113cと、を備えている。
変更回転速度欄113bには、変更する回転速度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、「変更前の速度→変更後の速度」の文字列により変更する回転速度を特定している。例えば、「停止→低速」の場合には、「停止」している記憶ディスクを「低速」に変更することを示す。
変速時間欄113cには、変更回転速度欄113bで特定される変更する回転速度毎に、変更に掛かる時間を特定する情報が格納される。ここで、図5における「s」は、second(秒)である。
変速時間管理情報記憶領域114には、ディスク装置130のグループ毎に、当該グループに属するディスク装置130全体で回転速度の変更に掛かる時間を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、変速時間管理情報記憶領域114には、図6(変速時間管理テーブル114aの概略図)に示されているような変速時間管理テーブル114aが記憶される。
変速時間管理テーブル114aは、グループ欄114bと、構成数欄114cと、変速パターン欄114dと、変速時間欄114eと、を備えている。
グループ欄114bには、ディスク装置130のグループを特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、ディスク装置130のグループ毎に割り振られるグループ番号が格納される。
構成数欄114cには、グループ欄114bで特定されるグループ毎に、当該グループに属するディスク装置130の数を特定する情報が格納される。
変速パターン欄114dには、変更する回転速度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、「変更前の速度→変更後の速度」の文字列により変更する回転速度を特定している。例えば、「低→中」の場合には、記憶ディスクの回転速度を「低速」から「中速」に変更することを示す。
変速時間欄114eには、グループ欄114bで特定されるグループ毎に、変速パターン欄114dで特定される回転速度に変更する際に要する時間を特定する情報が格納される。ここでも単位は秒(s)である。
なお、ディスク装置130の起動や回転速度の変更に際しては、一時的に多くの電力が必要となり電源ユニットが提供可能な電流より多くの電流が要求され、システムダウンを招く恐れがある。そこで、本実施形態では、このような過電流の発生を防ぐため、ディスク装置130の起動や回転速度の変更等のように電力を大量に消費する処理に際しては、個々のディスク装置130の起動や回転速度の変更タイミングを少しずつずらして(時間差をとって)過電流の発生を防いでいる。
従って、変速時間欄114eに格納される情報は、変更する回転速度と、グループに属するディスク装置130の個数に応じて変化する。例えば、本実施形態では、(1)式で各グループの変速時間が算出される。
変速時間=(時間差)×(グループのディスク装置の数−1)+(変更する回転速度におけるディスク装置の変速時間)・・・(1)
ここで、時間差は、各々のディスク装置130の回転速度の変更タイミングをずらす時間差であり、予め定めておけばよい。また、変更する回転速度におけるディスク装置の変速時間については、変更時間管理テーブル113aに格納されているものを用いればよい。
アクセス履歴管理情報記憶領域115には、サーバからのアクセス頻度を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、アクセス履歴管理情報記憶領域115には、図7(アクセス履歴管理テーブル115aの概略図)に示されているようなアクセス履歴管理テーブル115aが記憶される。
アクセス履歴管理テーブル115aは、LU欄115bと、時間帯A欄115cと、時間帯B欄115dと、時間帯C欄115eと、時間帯D欄115fと、を備えている。
LU欄115bには、各LUを特定する情報が格納される。上述のように、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号を格納するようにしている。
時間帯A欄115cには、予め定められた時間帯A(本実施形態では、AM.0:00〜AM.6:00)において、LU欄115bで特定されるLUにサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Aにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、過去の一定期間における平均値等により算出すればよい。
時間帯B欄115dには、予め定められた時間帯B(本実施形態では、AM.6:00〜AM.12:00)において、LU欄115bで特定されるLUにサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Bにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、過去の一定期間における平均値等により算出すればよい。
時間帯C欄115eには、予め定められた時間帯C(本実施形態では、PM.12:00〜PM.18:00)において、LU欄115bで特定されるLUにサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Cにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、過去の一定期間における平均値等により算出すればよい。
時間帯D欄115fには、予め定められた時間帯D(本実施形態では、PM.18:00〜PM.24:00)において、LU欄115bで特定されるLUにサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Dにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、過去の一定期間における平均値等により算出すればよい。
制御部120は、ストレージ装置100における全体の処理を制御する。
特に、本実施形態においては、制御部120は、サーバからのアクセス要求に対して、各々のサーバ毎のタイムアウト時間をタイムアウト管理テーブル111から特定して、当該タイムアウト時間内にディスク装置130の回転速度を上げることが出来るか否かを判断して、回転速度を上げることが出来る場合には、ディスク装置130に回転速度を上げる指令を出し、回転速度を上げられない場合には、そのままの回転速度で処理を行う。
また、制御部120は、記憶部110に記憶されている情報を管理し、記憶部110に記憶する情報の生成、変更、削除等を行う。
ディスク装置130は、制御部120からの指令に応じて、データの記憶、読み出し、変更を行う。なお、図1において、個々のディスク装置130は、「HDD」と表記されている。
また、ディスク装置130は、図8(ディスク装置130の概略図)に示すように、制御部131と、記憶部132と、記録ディスク133と、を備える。
そして、本実施形態においては、ディスク装置130の制御部131は、ストレージ装置100の制御部120の指令に応じて、記憶ディスク133の回転速度を変更する。
なお、本実施形態においては、ディスク装置130は複数設けられている。そして、複数のディスク装置130を各々のグループ1〜6に分けて、各グループを各々LUに対応させている。例えば、グループ1はLU1に割り当てられており、グループ2はLU2に割り当てられており、グループ3はLU3に割り当てられており、グループ4はLU4に割り当てられており、グループ5はLU5に割り当てられており、グループ6はLU6に割り当てられている。
ここで、本実施形態においては、グループ及びLUに添付されている番号が、各グルーブ及び各LUを識別するための識別情報となっている。
なお、各LUはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk)で構成されており、LUへのアクセスが行われる場合には、LUを構成する全てのディスク装置130を起動又は変速する必要がある。
図1に戻り、IF部140は、ネットワークを介して情報の送受信を行うインタフェースである。
以上に記載したストレージ装置100は、例えば、図9(コンピュータ170の概略図)に示すような、CPU171と、メモリ172と、HDD等の外部記憶装置173(複数)と、CD-ROMやDVD-ROM等の可搬性を有する記憶媒体174から情報を読み出す読取装置175と、ディスプレイなどの出力装置176と、キーボードやマウスなどの入力装置177と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置178と、これらを接続するバス179と、を備えた一般的なコンピュータ170で実現できる。
例えば、記憶部110及びディスク装置130は、外部記憶装置173により実現可能であり、制御部120は、外部記憶装置173に記憶されている所定のプログラムをメモリ172にロードしてCPU171で実行することで実現可能であり、IF部140は、通信装置178で実現可能である。
この所定のプログラムは、読取装置175を介して記憶媒体174から、あるいは、通信装置178を介してネットワークから、外部記憶装置173に記憶され、それから、メモリ172上にロードされてCPU171により実行されるようにしてもよい。また、読取装置175を介して記憶媒体174から、あるいは、通信装置178を介してネットワークから、メモリ172上に直接ロードされ、CPU171により実行されるようにしてもよい。
以上のように構成されるストレージ装置100において、サーバからの接続要求があった際の処理を図10に示す。
まず、ストレージ装置100の制御部120は、ネットワークよりIF部140を介して、サーバからの要求を受信する(S500)。
そして、制御部120は、サーバからの要求に対応するLUに属するディスク装置130が待機中であるか否かを確認する(S501)。
待機中であるか否かは、サーバからの要求に対応するLUに属するディスク装置130の記憶ディスクが「高速」ではない場合には、待機中であると判断する。
具体的には、制御部120は、サーバからの要求に対応するLUを、要求を送信したサーバに対応する行をタイムアウト管理テーブル111aの接続サーバ欄111bで特定し、特定した行に対応するアクセスLU欄111dでLUを特定する。そして、特定したLUの回転速度を回転速度管理テーブル112aの設定回転速度欄112cで特定し、特定した回転速度が「高速」ではない場合には、待機中であると判断する。
そして、ステップS501において、待機中ではないと判断した場合には、制御部120は、速度変更中であるか否かを判断し(S502)、速度変更中ではない場合には、処理を終了する。一方、速度変更中である場合には、速度の変更後に(S503)、ステップS504に進む。
なお、速度変更中であるか否かは、ストレージ装置100の制御部120からディスク装置130に速度変更のコマンドを発行し、ディスク装置130から変更終了の応答が入力されたか否かで判断可能である。
また、ステップS501において、待機中であると判断した場合には、ステップS504に進む。
ステップS504では、制御部120は、要求を送信したサーバのタイムアウト時間をタイムアウト管理テーブル111aから検索する。
次に、制御部120は、変速処理を行う(S505)。このような変速処理を行うことにより、サーバからの次の要求に対して迅速に応答することが出来るようになる。なお、具体的な変速処理については、図11を用いて説明する。
図11は、変速処理を示すフローチャートである。
まず、制御部120は、図10のステップS504で検索したタイムアウト時間と、変速時間管理テーブル114aと、を用いて、タイムアウト時間内で全ての回転速度に変速可能か否かを判断する(S510)。
具体的には、制御部120は、要求を送信したLUに割り当てられているグループに対応する行を変速時間管理テーブル114aのグループ欄114bで特定し、特定した行に含まれている変速時間を変速時間欄114eで特定することにより、タイムアウト時間内で全ての回転速度に変速可能か否かを判断する。ただし、タイムアウト時間はリクエストに対して応答するまでの最大待ち時間となるので、タイムアウトの発生を防ぐためには、タイムアウト時間に一定の比率(「1」以下)を乗算した時間内や、タイムアウト時間から一定の時間を減算した時間内で、回転速度の変更を終了する必要がある。たとえば、回転速度変更後の処理時間を考慮して、タイムアウト時間の8割程度の時間内に変速時間が含まれている場合には、当該タイムアウト時間内にリクエストに対する応答が可能であると判断すればよい。
そして、ステップS510において、全ての回転速度に変速可能であると判断した場合には、制御部120は、受信した要求に対応するLUに属する全てのディスク装置130の回転速度を最大の回転速度、即ち、「高速」に変更する要求を当該ディスク装置130に出力する(S511)。なお、回転速度の変更は、ATAインタフェースではSet Feature Commandを拡張することで行うことが可能である。回転速度の変更を指示するとともに、変更する回転速度も指定可能なようにSet Feature Commandを拡張する。
ここで、ディスク装置130における回転速度の変更処理については、図12を用いて具体的に説明する。
一方、ステップS510において、全ての回転速度に変速可能ではないと判断した場合には、図10のステップS504で検索したタイムアウト時間内に変更可能な回転速度があるか否かを確認し(S512)、変更可能な回転速度がある場合には、変更可能な回転速度のうちで最も速い回転速度に変更するリクエストを、受信した要求に対応するLUに属する全てのディスク装置130に出す(S513)。なお、ディスク装置130における回転速度の変更処理については、図13を用いて具体的に説明する。
また、ステップS512において、タイムアウト時間内に変更可能な回転速度がない場合には、速度の変更を行わずに、処理を終了する。
図12は、ディスク装置130における回転速度を変更する処理を制御する際のフローチャートである。
まず、ストレージ装置100の制御部120は、未処理のディスク装置130を一つ特定する(S520)。
次に、ストレージ装置100の制御部120は、特定したディスク装置130に回転速度を特定して回転速度の変更を指示する(S521)。
そして、ストレージ装置100の制御部120は、回転速度を変更するLU内の全てのディスク装置130を変速したか否かを確認し(S522)、全てのディスク装置130の回転速度を変更した場合には、処理を終了し、全てのディスク装置130の回転速度を変更していない場合には、予め定められた時間間隔(時間差)をおいて(S523)、ステップS520に戻り処理を繰り返す。
図13は、ディスク装置130における回転速度の変更処理を示すフローチャートである。
まず、ストレージ装置100の制御部120から速度変更の要求を受けたストレージ装置130の制御部131は、回転速度の変更要求を受ける前のキューの処理を引き続き実行する(S530)。そしてキュー処理の終了をチェックし(S531)、当該キューの処理が終了していない場合にはステップS530に戻り、当該キューの処理を終了した場合には、記憶ディスクの回転速度の変更を行う(S532)。
次に、ストレージ装置130の制御部131は、回転速度の変更に伴って変更すべき各種パラメータの設定を行う(S533)。
次に、ストレージ装置130の制御部131は、回転速度の変更要求を受けた後に受領したリクエストのキューの処理を開始する(S534)。
図14は、ディスク装置130の回転速度を下げる場合の処理を示すフローチャートである。
まず、ストレージ装置100の制御部120は、LU毎に、最後に受信した要求に対する処理を終了した後、予め定められた時間が経過したか調べ(S540)、予め定められた時間が経過した場合には、経過したLUに対応する行をアクセス履歴管理テーブル115aより特定し、特定した行における現在時刻の属する欄における情報を特定する。そして、当該特定した情報に対応する回転速度をデフォルトの回転速度として取得する(S541)。なお、アクセス履歴管理テーブル115aにおけるアクセス頻度と回転速度との関係については予め定めておけばよく、例えば、本実施形態では、アクセス頻度が「高」の場合には回転速度は「高速」、アクセス頻度が「中」の場合には回転速度は「中速」、アクセス頻度が「低」の場合には回転速度は「低速」となるようにする。
そして、制御部120は、S541で取得した速度となるようにディスク装置130に要求を出し(S542)、このような要求に応じてディスク装置130は回転速度を変更する。なお、回転速度の変更については、図12と同様の処理を行えばよい。
以上に記載した実施形態においては、ストレージ装置100の制御部120において、ディスク装置130における回転速度を変更する処理を制御していたが、このような態様に限定されず、このような処理をディスク装置130との間で分散して制御することも可能である。
例えば、ストレージ装置100の制御部120においてタイムアウト時間を決定し、当該タイムアウト時間をディスク装置130の制御部131に出力し、ディスク装置130の制御部131において変更する回転速度を決定するようにしてもよい。このような場合には、ストレージ装置100の記憶部110の変更時間管理情報記憶領域113に記憶されている情報を、ディスク装置130の記憶部132に記憶しておき、ストレージ装置100の制御部120から出力されたタイムアウト時間内で、最も速い回転速度となるようにディスク装置130の制御部131が回転速度を変更すればよい。
以上のように本実施形態を構成したので、サーバからの要求に対応するタイムアウト時間内に変更することの出来る回転速度にディスク装置130を制御することが出来る。
図15は、本発明の第二の実施形態であるストレージ装置200の概略図である。
図示するように、ストレージ装置200は、記憶部210と、制御部220と、ディスク装置130と、IF部140と、を備えており、第一の実施形態と比較して、記憶部210と、制御部220と、が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
記憶部210は、タイムアウト管理情報記憶領域111と、回転速度管理情報記憶領域112と、変更時間管理情報記憶領域113と、アクセス履歴管理情報記憶領域115と、を備えている。本実施形態における記憶部210は、第一の実施形態における変速時間管理情報記憶領域114の代わりに、構成数管理情報記憶領域216が設けられている点を除いて、第一の実施形態と同様に構成されている。
構成数管理情報記憶領域216には、各々のグループに属するディスク装置130の数を特定する情報が記憶されている。
例えば、本実施形態では、構成数管理情報記憶領域216には、図16(構成数管理テーブル216aの概略図)に示すような構成数管理テーブル216aが記憶される。
構成数管理テーブル216aは、グループ欄216bと、構成数欄216cと、を備えている。
グループ欄216bには、ディスク装置130のグループを特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、ディスク装置130のグループ毎に割り振られるグループ番号が格納される。
構成数欄216cには、グループ欄216bで特定されるグループ毎に、当該グループに属するディスク装置130の数を特定する情報が格納される。
制御部220は、ストレージ装置200における全体の処理を制御する。
特に、本実施形態においては、制御部220は、サーバからのアクセス要求に対して、各々のサーバ毎のタイムアウト時間をタイムアウト管理テーブル111から特定して、当該タイムアウト時間内にディスク装置130の回転速度を上げることが出来るか否かを判断して、回転速度を上げることが出来る場合には、ディスク装置130に回転速度を上げる指令を出し、回転速度を上げられない場合には、そのままの回転速度で処理を行う。
ここで、本実施形態における制御部220は、第一の実施形態と比較して、変速処理が異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
図17は、本実施形態における変速処理を示すフローチャートである。
まず、ストレージ装置200における制御部220は、現在の回転速度から最も速い回転速度への変速時間を上述の式(1)を用いて算出する(S550)。
具体的には、サーバからの要求に対応するLUを、要求を送信したサーバに対応する行をタイムアウト管理テーブル111aの接続サーバ欄111bで特定し、特定した行に対応するアクセスLU欄111dで特定する。そして、特定したLUの現在の回転速度を回転速度管理テーブル112aの設定回転速度欄112cで特定し、特定した現在の回転速度から最も速い回転速度への変速時間を変更時間管理テーブル113aで特定する。そして、記憶部210に予め記憶されている当該LUに対応するグループに属するディスク装置130の構成数を構成数管理テーブル216aで特定する。次に、制御部220は、特定した変速時間と、構成数と、予め定められている時間差と、を用いて、上述の(1)式により、変速時間を算出する。
次に、制御部220は、ステップS551で算出された変速時間と、タイムアウト時間と、を比較して、変速可能であるか否かを判断する(S551)。ここで、タイムアウト時間については、図10で示されるフローチャートと同様の処理を行うことで検索すればよい。
そして、変速可能である場合には、ステップS555に進み、変速可能ではない場合には、ステップS552に進む。
ステップS552では、制御部220は、タイムアウト時間を変更することが出来るか否かを確認し(S552)、タイムアウト時間を変更することが出来る場合には、タイムアウト時間を変更し(S553)、ステップS555に進む。
一方、タイムアウト時間を変更することが出来ない場合には、ステップS550と同様に(1)式を用いて、現在の回転速度から他の回転速度(最も早いものを除く)への変速時間を算出して、タイムアウト時間と比較して、変速することが出来るか否かを判断する(S554)。
そして、変速することの出来る速度がある場合には、ステップS555に進み、変速することの出来る速度がない場合には、処理を終了する。
ここで、ステップS554における変速可能速度があるか否かを判断する処理については、図18を用いて説明する。
図18は、変速可能速度の有無を判断する処理を示すフローチャートである。
まず、ストレージ装置200の制御部220は、初期設定として、最も速い回転速度の次の回転速度を設定する(S560)。
次に、ストレージ装置200の制御部220は、現在の回転速度から設定された回転速度への変速時間を上述の(1)式で算出する(S561)。
そして、ストレージ装置200の制御部220は、ステップS561で算出した変速時間と、タイムアウト時間とを比較して、変速可能か否かを判断し(S562)、変速可能である場合には、設定された回転速度を変更する回転速度として(S563)、図17に示すフローチャートのステップS555に進む。
一方、変速可能でない場合には、設定されている回転速度が、現在の回転速度から変更することの出来る最低の回転速度であるか否かを判断して(S564)、最低の回転速度である場合には、処理を終了し、最低の回転速度ではない場合には、回転速度の設定を次に速い回転速度に変更して(S565)、ステップS561に戻り処理を繰り返す。
図19は、本発明の第三の実施形態であるストレージ装置300の概略図である。
図示するように、ストレージ装置300は、記憶部310と、制御部320と、ディスク装置330と、IF部140と、を備えている。
記憶部310は、タイムアウト管理情報記憶領域111と、回転速度管理情報記憶領域112と、変更時間管理情報記憶領域113と、変速時間管理情報記憶領域114と、アクセス履歴管理情報記憶領域115と、ディスク装置構成管理情報記憶領域317と、LU管理情報記憶領域318と、コモングループ管理情報記憶領域319と、を備えており、第一の実施形態と比較して、ディスク装置構成管理情報記憶領域317、LU管理情報記憶領域318及びコモングループ管理情報記憶領域319が追加されている点が異なっているため、以下この異なっている点に関連する事項について説明する。
ディスク装置構成管理情報記憶領域317には、ディスク装置330と、当該ディスク装置330の属するグループと、当該グループに形成されるLUと、を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、ディスク装置構成管理情報記憶領域317に図20(ディスク装置構成管理テーブル317aの概略図)に示すようなディスク装置構成管理テーブル317aが記憶される。
ディスク装置構成管理テーブル317aは、LU欄317bと、グループ欄317cと、ディスク装置欄317dと、を備える。
LU欄317bには、LUを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号がLU欄317bに格納されるようにしている。
なお、第一の実施形態においては、一つのグループに一つのLUを割り当てるようにしていたが、本実施形態では、一つのグループに複数のLUを割り当てることが出来るようにしている。そして、本実施形態においては、ディスク装置330の一つのグループに複数のLUを形成することが出来るようにしたため、第一の実施形態とは異なり、グループ毎に回転速度を管理するようにしている。
グループ欄317cには、LU欄317bで特定されるLUが形成されているディスク装置330のグループを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、ディスク装置330のグループ毎に割り振られるグループ番号が格納される。
ディスク装置欄317dには、グループ欄317cで特定されるグループに属するディスク装置330を特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、ディスク装置330に割り当てられる識別番号が格納される。
LU管理情報記憶領域318には、LU毎に、当該LUへのサーバからのアクセス状況を特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、LU管理情報記憶領域318には、図21(LU管理テーブル318aの概略図)に示されているようなLU管理テーブル318aが記憶されている。
LU管理テーブル318aは、グループ欄318bと、LU欄318cと、時間帯A欄318dと、時間帯B欄318eと、時間帯C欄318fと、時間帯D欄318gと、を備える。
グループ欄318bには、ディスク装置330のグループを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、ディスク装置330のグループ毎に割り振られるグループ番号が格納される。
LU欄318cには、グループ欄318bで特定されるグループに形成されているLUを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号がLU欄318cに格納されるようにしている。
時間帯A欄318dには、予め定められた時間帯A(本実施形態では、AM.0:00〜AM.6:00)において、LU欄318cで特定されるLUへのサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Aにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「なし」、「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、一日単位や一週間単位など、適当な期間毎に、設定した時間帯毎の平均アクセス頻度(一定期間における平均値等)により算出すればよい。
時間帯B欄318eには、予め定められた時間帯B(本実施形態では、AM.6:00〜AM.12:00)において、LU欄318cで特定されるLUへのサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Bにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「なし」、「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、一日単位や一週間単位など、適当な期間毎に、設定した時間帯毎の平均アクセス頻度(一定期間における平均値等)により算出すればよい。
時間帯C欄318fには、予め定められた時間帯C(本実施形態では、PM.12:00〜PM.18:00)において、LU欄318cで特定されるLUへのサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Cにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「なし」、「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、一日単位や一週間単位など、適当な期間毎に、設定した時間帯毎の平均アクセス頻度(一定期間における平均値等)により算出すればよい。
時間帯D欄318gには、予め定められた時間帯D(本実施形態では、PM.18:00〜PM.24:00)において、LU欄318cで特定されるLUへのサーバからのアクセス頻度を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、当該時間帯Dにおいて、サーバからのアクセス回数に応じて「なし」、「低」、「中」又は「高」のいずれかの文字列が格納される。なお、アクセス回数については、一日単位や一週間単位など、適当な期間毎に、設定した時間帯毎の平均アクセス頻度(一定期間における平均値等)により算出すればよい。
コモングループ管理情報記憶領域319には、共有グループに属するディスク装置330で構成されるLUを特定する情報が記憶される。
例えば、本実施形態では、コモングループ管理情報記憶領域319には、図22(コモングループ管理テーブル319aの概略図)に示されているようなコモングループ管理テーブル319aが記憶されている。
コモングループ管理テーブル319aは、LU欄319bと、グループ欄319cと、コモングループ欄319dと、を備える。
LU欄319bには、コモングループに属するディスク装置330に記憶された(移された)LUを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、LU毎に割り振られる番号が格納される。
グループ欄319cには、コモングループに属するディスク装置330に記憶された(移された)LUが属していたグループを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、ディスク装置330のグループ毎に割り振られるグループ番号が格納される。
コモングループ欄319dには、コモングループに属するディスク装置330に記憶された(移された)LUをコモングループ内で識別するための識別情報が格納される。例えば、本実施形態においては、コモングループに記憶される際に、LU毎に割り振られる番号が格納される。
本実施形態における制御部320は、第一の実施形態と同様の処理を行うほか、各グループに形成されているLUに対してサーバからのアクセスが特定の時間帯において不均一となっている場合に、不均一となっているLUを当該特定の時間帯においてコモングループに移して処理を行う。以下、当該処理について説明する。
図23は、不均一となっているLUをコモングループに移す処理を示すフローチャートである。なお、本フローは、各時間帯の区切りのタイミングで行う。時間帯の区切りのタイミングとは、図21の例では、時間帯Aから時間帯B、時間帯Bから時間帯C、時間帯Cから時間帯D、時間帯Dから時間帯Aに変わるタイミングのことである。
まず、ストレージ装置300の制御部320は、ディスク装置330により構成されているグループの内、未調査のグループを一つ特定する(S570)。
次に、ストレージ装置300の制御部320は、特定したグループ内でアクセスが不均一になっているLUがあるか否かを判断する(S571)。
この判断については、例えば、LU管理テーブル318aに基づいて、各グループに形成されているLUにつき、それぞれの時間帯A〜Dにおいて、最もアクセス頻度の高いものを一つ特定し、特定したLUのアクセス頻度と、他のLUのアクセス頻度と、が異なるものである場合には差分値が「1」、同じものである場合には差分値が「0」、となるようにして、特定したLUと他の全てのLUとの差分値の合計値を算出して、算出した差分値が予め定めた閾値を超えている場合には、当該特定したLUが不均一であると判断する。なお、各グループに形成されているLUのうち、最もアクセス頻度が高いものが複数ある場合には、任意に一つ特定し、特定したLUのアクセス頻度が不均一となっている場合には、当該複数のLUの全てが不均一であると判断すればよい。
そして、ステップS571において不均一なLUがない場合には、ステップS575に進み、不均一なLUがある場合には、ステップS572に進む。
ステップS572では、ストレージ装置300の制御部320は、ステップS571でアクセス頻度が不均一と判断されたLUに対応する領域に記憶されているデータをコモングループに属するディスク装置330に記憶する。
そして、ストレージ装置300の制御部320は、コモングループでのLU番号を割り振り、コモングループ管理テーブル319aに新たな行を生成して、所定の情報を格納する(S573)。
次に、コモングループにコピーしたコピー元のLUの属するグループの回転速度を不均一となっているLU以外で最も速い回転速度のものに変更する(S574)。
そして、ストレージ装置300の制御部320は、ディスク装置330で構成されているグループを全て調査したか否かを判断し(S575)、全てのグループを調査していない場合には、ステップS570に戻って処理を繰り返す。
図24は、コモングループを用いた処理後の処理を示すフローチャートである。
本発明のストレージ装置は、図23のフローにおいてアクセスが不均一となっている期間が検出された場合、このようなアクセスが不均一となっている期間が経過した後、本フローに示す処理を実行する。
ストレージ装置300の制御部320は、所定の時間となったか否かを確認する(S580)。ここで、本実施形態では、LU管理テーブル318aで特定されている時間帯A〜D毎にLUを管理することとしているため、ここでは、これらの時間帯の境目となる時間となったか否かを確認する。例えば、図21の例では、アクセス頻度を分析するための時間帯の期間、即ち、6時間経過したか否かで判断する。
そして、ステップS580で所定の時間となった場合には、処理を行っていたコモングループのLUのコピー元であるグループとLUをコモングループ管理テーブル319aで特定し、コモングループのLUに記憶されたデータをコピー元にいわゆる上書き保存する(S581)。
以上のように、本実施形態によれば、ディスク装置330のグループへのアクセス頻度を均一にすることが出来るため、均一にされたアクセス頻度に応じた回転速度でディスク装置330を使用することができ、省電力化を図ることが出来る。
第一の実施形態であるストレージ装置の概略図。 ストレージシステムの概略図。 タイムアウト管理テーブルの概略図。 回転速度管理テーブルの概略図。 変更時間管理テーブルの概略図。 変速時間管理テーブルの概略図。 アクセス履歴管理テーブルの概略図。 ディスク装置の概略図。 コンピュータの概略図。 サーバからの接続要求があった際の処理を示すフローチャート。 変速処理を示すフローチャート。 回転速度を変更する処理を制御する際のフローチャート。 回転速度の変更処理を示すフローチャート。 回転速度を下げる場合の処理を示すフローチャート。 第二の実施形態であるストレージ装置の概略図。 構成数管理テーブルの概略図。 変速処理を示すフローチャート。 変速可能速度の有無を判断する処理を示すフローチャート。 第三の実施形態であるストレージ装置の概略図。 ディスク装置構成管理テーブルの概略図。 LU管理テーブルの概略図。 コモングループ管理テーブルの概略図。 LUをコモングループに移す処理を示すフローチャート。 コモングループを用いた処理後の処理を示すフローチャート。
符号の説明
100、200、300 ストレージ装置
110、210、310 記憶部
120、220、320 制御部
130、330 ディスク装置
140 IF部

Claims (22)

  1. 複数の回転速度でデータ処理可能なディスク装置を備えるストレージ装置であって、
    タイムアウト時間を特定するタイムアウト情報、および、前記ディスク装置の回転速度の変更時間を変更する回転速度毎に特定する変更時間情報、を記憶する記憶部と、
    前記変更時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を前記複数の回転速度の中から特定し、前記ディスク装置の回転速度を特定した回転速度に変更する処理を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  2. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度が複数ある場合には、前記ディスク装置の回転速度を最も速い回転速度に変更すること、
    を特徴とするストレージ装置。
  3. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記ディスク装置を複数備えており、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている変更時間から、予め定められた数の前記ディスク装置の回転速度を変更するための変速時間を算出し、算出した変速時間が少なくとも前記タイムアウト時間よりも短い場合に、前記タイムアウト時間内において変更可能と判断すること、
    を特徴とするストレージ装置。
  4. 請求項3に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、前記予め定められた数から1を減算したものに予め定められた時間を乗算して、前記変更時間を加算することで前記変速時間を算出すること、
    を特徴とするストレージ装置。
  5. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記ディスク装置を複数備えており、
    前記記憶部は、予め定められた数の前記ディスク装置の回転速度を変更するための変速時間を、変更する回転速度毎に記憶した変速時間情報を、前記変更時間情報の代わりに記憶しており、
    前記制御部は、前記変速時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を特定すること、
    を特徴とするストレージ装置。
  6. 請求項5に記載のストレージ装置であって、
    前記変速時間は、前記予め定められた数から1を減算したものに予め定められた時間を乗算して、前記変更時間を加算することにより算出されたものであること、
    を特徴とするストレージ装置。
  7. 複数の回転速度でデータ処理可能な複数のディスク装置と、
    前記ディスク装置へのアクセス頻度に応じて、前記複数の回転速度から選択して、前記ディスク装置の回転速度を変更する制御部と、
    を備えるストレージ装置であって、
    前記制御部は、前記ディスク装置の特定の領域へのアクセス頻度が他の領域へのアクセス頻度よりも予め定められたしきい値を超えて多い場合には、当該特定の領域に記憶されている情報を予め定められたディスク装置に複製し、複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行うこと、
    を特徴とするストレージ装置。
  8. 請求項7に記載のストレージ装置であって、
    前記領域は、RAIDおける論理ユニットであること、
    を特徴とするストレージ装置。
  9. 請求項7に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、特定の時間において、前記ディスク装置の特定の領域へのアクセス頻度が他の領域へのアクセス頻度よりも所定のしきい値を超えて多い場合には、当該特定の時間において、当該特定の領域に記憶されている情報を予め定められたディスク装置に複製し、複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行うこと、
    を特徴とするストレージ装置。
  10. 請求項9に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、前記特定の時間において複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行うことによりなされた更新を、当該複製元のディスク装置に反映すること、
    を特徴とするストレージ装置。
  11. 複数の回転速度でデータ処理可能なディスク装置であって、
    回転速度の変更時間を変更する回転速度毎に特定する変更時間情報、を記憶する記憶部と、
    タイムアウト時間と、回転速度の変更指示と、を受けると、前記変更時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を前記複数の回転速度の中から特定し、前記ディスク装置の回転速度を特定した回転速度に変更する処理を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするディスク装置。
  12. 請求項11に記載のディスク装置であって、
    前記制御部は、
    回転速度の変更指示を受けると、当該変更指示を受ける前に作成したキューを全て実行してから回転速度を変更して、当該変更指示を受けた後に受けたリクエストを実行すること、
    を特徴とするディスク装置。
  13. 複数の回転速度でデータ処理可能なディスク装置を備えるコンピュータを、記憶手段及び制御手段として機能させるプログラムであって、
    前記記憶手段は、タイムアウト時間を特定するタイムアウト情報、および、前記ディスク装置の回転速度の変更時間を変更する回転速度毎に特定する変更時間情報、を記憶し、
    前記制御手段は、前記変更時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を前記複数の回転速度の中から特定し、前記ディスク装置の回転速度を特定した回転速度に変更する処理を制御すること、
    を特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記制御手段は、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度が複数ある場合には、前記ディスク装置の回転速度を最も速い回転速度に変更すること、
    を特徴とするプログラム。
  15. 請求項12に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータは前記ディスク装置を複数備えており、
    前記制御手段は、前記記憶部に記憶されている変更時間から、予め定められた数の前記ディスク装置の回転速度を変更するための変速時間を算出し、算出した変速時間が少なくとも前記タイムアウト時間よりも短い場合に、前記タイムアウト時間内において変更可能と判断すること、
    を特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記制御手段は、前記予め定められた数から1を減算したものに予め定められた時間を乗算して、前記変更時間を加算することで前記変速時間を算出すること、
    を特徴とするプログラム。
  17. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータは前記ストレージ装置を複数備えており、
    前記記憶手段は、予め定められた数の前記ディスク装置の回転速度を変更するための変速時間を、変更する回転速度毎に記憶した変速時間情報を、前記変更時間情報の代わりに記憶しており、
    前記制御手段は、前記変速時間情報より、前記タイムアウト時間内において変更可能な回転速度を特定すること、
    を特徴とするプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムであって、
    前記変速時間は、前記予め定められた数から1を減算したものに予め定められた時間を乗算して、前記変更時間を加算することにより算出されたものであること、
    を特徴とするプログラム。
  19. 複数の回転速度でデータ処理可能な複数のディスク装置を備えるコンピュータを、制御手段として機能させるプログラムであって、
    前記制御手段は、
    前記ディスク装置へのアクセス頻度に応じて、前記複数の回転速度から選択して、前記ディスク装置の回転速度を変更する処理と、
    前記ディスク装置の特定の領域へのアクセス頻度が他の領域へのアクセス頻度よりも予め定められたしきい値を超えて多い場合には、当該特定の領域に記憶されている情報を予め定められたディスク装置に複製し、複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行う処理と、
    を行うことを特徴とするプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムであって、
    前記領域は、RAIDおける論理ユニットであること、
    を特徴とするプログラム。
  21. 請求項19に記載のプログラムであって、
    前記制御手段は、特定の時間において、前記ディスク装置の特定の領域へのアクセス頻度が他の領域へのアクセス頻度よりも所定のしきい値を超えて多い場合には、当該特定の時間において、当該特定の領域に記憶されている情報を予め定められたディスク装置に複製し、複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行うこと、
    を特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムであって、
    前記制御手段は、前記特定の時間において複製元のディスク装置に対してなされる処理を当該予め定められたディスク装置に対して行うことによりなされた更新を、当該複製元のディスク装置に反映すること、
    を特徴とするプログラム。
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