JP2003256126A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2003256126A
JP2003256126A JP2002054982A JP2002054982A JP2003256126A JP 2003256126 A JP2003256126 A JP 2003256126A JP 2002054982 A JP2002054982 A JP 2002054982A JP 2002054982 A JP2002054982 A JP 2002054982A JP 2003256126 A JP2003256126 A JP 2003256126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信器の死角が発生せず、かつ受信器の見か
け上の間隔が狭くなることを防止できるうえ、コンパク
トであり可搬性がよく携帯用として利用することがで
き、さらに、低価格化を図ることができる座標入力装置
を提供する。 【解決手段】 超音波を発信するペン102と、該ペン
から発信された超音波を複数の超音波受信器304で受
信する受信機101とを有し、受信機の各超音波受信器
304でそれぞれ受信した超音波の伝播時間に基づいて
ペン102の座標位置を入力する座標入力装置であっ
て、受信機101はペンから発信された超音波を受信す
る複数の超音波受信器304と所定の用紙の角部を挟持
する挟持手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、専用のぺんで用
紙上に文字や図形を手書きした時の軌跡をコンピュータ
に文字データ或は図形データとして入力するための座標
入力装置に関し、特に、死角となるエリアが少なく、か
つ、操作性および可搬性の良い超音波利用型の座標入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパーソナルコンピュータの普及に
伴って、鉛筆などを使って用紙に文字を手書きするより
もキーボードを使って電子文書を入力することが多くな
ってきているが、簡単なメモ書きをおこなう場合には、
キーボード入力するよりも実際に文字などを用紙に手書
きする方が簡便である。
【0003】このため、会議などをおこなう場合には各
自メモ帳などを持参し、鉛筆などを使ってメモ帳などに
手書き入力するのが依然として一般的であるが、作成し
たメモを他人に配布したり管理することを考えると、か
かるメモは電子化されていることが望ましい。特に、手
書き文字をイメージスキャナなどで読み取ることとする
と電子化に要する処理が煩雑であり、タッチパネルやタ
ブレットなどを利用すると持ち運びに不便であるので、
簡易に手書き文字を電子データとして入力することが望
まれている。
【0004】これらのことから、従来、一対の超音波受
信機を用紙上に配設し、ぺんから発信する超音波をこれ
らの超音波受信機で受信して、その超音波の伝播時間か
ら三角測量により座標入力する座標入力装置が知られて
いる。たとえば、特開平8−36462号公報や特開2
000−298547号公報には、机上や基台などに受
信機を構成する2個の受信器を配設し、これらの受信器
に超音波が伝播する伝播時間からぺんと受信器との距離
を連続的に測定し、三角測量法を利用することによって
机上に対するぺん座標を求める技術が開示されている。
なお、ぺんから超音波が発生した時の時間同期をとるた
めに机上に赤外線受信器を設け、この赤外線受信器によ
りぺんからの赤外線を受信することとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
三角測量を採用した従来技術を用いた場合には、用紙の
一部に死角となるエリアが発生し、座標入力ができなく
なったり、たとえ入力ができても結果的に分解能が悪く
なるという問題がある。また、かかる死角を回避しよう
とすると、装置の大型化やコストアップを招いてしまう
という問題が生ずる。
【0006】図17は、従来の座標入力装置の構成の一
例を示す図である。同図(a)に示すように、三角測量
では受信機を構成する2個の受信器間隔Wが広いほど識
別度合いである座標分解能が良くなるため、2個の超音
波受信器130と1個の赤外線受信器131とを有する
受信機132を長尺状にした座標入力装置が知られてい
る。そして、かかる長尺状の受信機132は、用紙の上
辺とほぼ平行となる位置に配置されるのが通常である。
【0007】ところが、一般に超音波受信器や赤外線受
信器の指向性は±45〜60度程度であるので、用紙の
上端部左右側には死角となるエリアが生じてしまうとい
う不具合いがある。つまり、たとえばぺんの位置(筆記
位置)が図中A点にある場合には、超音波及び赤外線の
指向性上の制限から座標入力ができなくなったり、たと
え入力できても分解能が著しく劣化してしまうという問
題が生ずる。
【0008】かかる超音波及び赤外線の指向性に起因す
る死角を解消するためには、図17(b)に示すよう
に、治具などを用いて受信機132を用紙から離隔して
固定する必要があるが、この場合には装置の占有エリア
が広くなってしまう。また、受信器130を複数個配置
したり、反射板を付設して指向性を拡大することも考え
られるが、この場合には装置が大型化してコストアップ
を招くうえ、やはり広い場所が必要になってしまう。
【0009】このため、図17(c)に示すように、受
信機132を用紙の角部に配置することも考えられる
が、この場合にも受信機132が長尺状であるので、や
はり装置が占有するエリアが広くなり使い難いという操
作性の点での問題が生ずる。なお、図17(d)に示す
ように、受信機132を用紙の角部よりも内側に配置し
て装置の占有エリアを減らそうとすれば、B点やC点の
部分が死角になってしまうという問題が生ずる。
【0010】これらのことから、死角となるエリアが少
なく、かつ、操作性および可搬性の良い超音波利用型の
座標入力装置をいかに実現するかが極めて重要な課題と
なっている。
【0011】本発明は、上述した従来技術による問題点
を解決するためになされたものであり、死角となるエリ
アが少なく、かつ、操作性および可搬性の良い超音波利
用型の座標入力装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために請求項1に係る座標入力装置は、
超音波を発信するぺんと、該ぺんから発信された超音波
を複数の超音波受信器で受信する受信機とを有し、前記
受信機の各超音波受信器でそれぞれ受信した超音波の伝
播時間に基づいて前記ぺんの座標位置を入力する座標入
力装置であって、前記受信機は、前記ぺんから発信され
た超音波を受信する複数の超音波受信器と、所定の用紙
の角部を挟持する挟持手段(図3に示す上半部302、
下半部303に対応する)と、を有することを特徴とす
る。
【0013】この請求項1の発明によれば、受信機を用
紙の角部に配置させて、固定することができるため、±
45の指向性を有すれば紙面全範囲をカバーすることが
可能となるため、死角が生じず、座標入力装置の構成を
小型化とすることが可能となり、操作性及び可搬性がよ
く携帯用として利用することができる。
【0014】また、請求項2の発明に係る座標入力装置
は、請求項1の発明において、前記挟持手段は、前記ぺ
んにより筆記を行なう用紙を載置する平板状のボード
(図12、13のボード802に対応する)に固着され
たことを特徴とする。
【0015】この請求項2の発明によれば、予め受信機
は挟持手段によりボードの角部に配置固定されているの
で、±45の指向性を有すれば紙面全範囲をカバーする
ことが可能となるため、死角が生じず、用紙を載置する
ボードが下敷きとして機能することから筆記時の操作性
及び可搬性がよく携帯用の装置として利用することがで
きる。
【0016】また、請求項3に係る座標入力装置は、請
求項1または2に記載の発明において、前記ぺんは赤外
線パルスを発信する赤外線発信器を有し、前記受信機
は、前記赤外線発信器から発信された赤外線パルスを同
期信号として受信する赤外線受信器(図3の赤外線受信
器305に対応する)をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0017】この請求項3の発明によれば、ぺんを有線
により接続することなく受信機に赤外線パルスの同期信
号を発信することができる。
【0018】また、請求項4の発明に係る座標入力装置
は、請求項1,2または3に記載の発明において、前記
受信機は前記複数の超音波受信器同士を結ぶ直線と前記
用紙の上辺とのなす角度が30度から60度の範囲とな
る位置に前記用紙を固定することを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によれば、受信機の固
定位置を前記複数の超音波受信器同士を結ぶ直線と前記
用紙の上辺とのなす角度が30度から60度の範囲とな
る位置にしたので、ぺんから見かけ上の受信器間隔が狭
くなることが防止でき、分解能が劣化する問題を回避す
ることができる。
【0020】また、請求項5の発明に係る座標入力装置
は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記挟持手段のいずれかの用紙に対する挟持面には
当該用紙の角部を突き当て自在なほぼ90度の向きに設
定されたエッジ部(図3のエッジ部307に対応する)
が形成されていることを特徴とする。
【0021】この請求項5の発明によれば、用紙をエッ
ジ部に沿って挿入することにより自動的に用紙に対する
受信機の配置角度を最大の指向性となる45度の傾斜位
置に配置させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る座標入力装置の好適な実施の形態を詳細に説
明する。
【0023】(実施の形態1)まず、本実施の形態1に
かかる座標入力装置の構成について説明する。図1は座
標入力装置の適用例であるパーソナルコンピュータとの
システム構成図を、図2は受信機の配置例を示す説明
図、図3は受信機の構成図(上視図、正面図、側面図)
をそれぞれ示している。
【0024】すなわち、図1に示すようにこの発明の座
標入力装置100は、2個の超音波受信器304(図
3)と赤外線受信器305(図3)とを有する受信機1
01と筆記手段としての専用ぺん102とにより構成さ
れており、受信機101の接続ケーブル103をパーソ
ナルコンピュータのUSBポートなどに接続することに
より使用するものである。従来と同様、この座標入力装
置100の場合、ぺん102により用紙上に文字や図形
を手書きした際にはその軌跡がデータとしてコンピュー
タ104側に入力され、文字データや図形データとして
利用することができる。
【0025】ここで、図2(a)(b)は受信機101
の配置例を示す説明図で、この図2(a)(b)に示す
ように本実施の形態では受信機101をコンパクト(小
型化)に構成することにより受信器の死角を無くした
「用紙の角部」に配置できるようにしたことに大きな特
徴がある。すなわち、図2(a)(b)に示すように、
本実施の形態1において受信機101の配置としては用
紙面の左右何れかの角部に設定されるものであり、例え
ば右利きの人の場合には受信機101を右上(図2
(a))に置くことが好ましい。これは、左手で用紙を
押さえたときに、この左手でぺんから送出され超音波及
び赤外線が遮られてしまうことを防止するためである。
これとは逆に、左利きの人の場合には受信機101を左
側(図2(b))に配置して使用する。以下、本実施の
形態1の特徴部分を中心に説明する。
【0026】図3は受信機の構成図であって、(a)上
視図(b)正面図(c)側面図をそれぞれ示している。
また、図4(a)(b)は受信機による用紙に対する固
定手順を説明する図である。以下、これら図3,4を参
照して受信機の構成について説明する。すなわち、図3
に示すように受信機101は厚肉状の上半部302と薄
肉状の下半部303とを有する所謂クリップ型に構成さ
れており、上半部302の所定位置には互いに離隔する
2個の超音波受信器304と、これら超音波受信器30
4のほぼ中央に配置される1個の赤外線受信器305と
がそれぞれ実装されている。このうち超音波受信器30
4はポリフッ化ビニリデン製の円筒状の圧電フィルムか
ら構成されている。
【0027】また、これら上半部302及び下半部30
3の基端部側(図で右側)は枢軸306により枢支され
ているため、上半部302と下半部303とは枢軸30
6を基点として開閉(図4(a))することができ、用
紙の所定位置を挟持すると共に、固定できるようになっ
ている(図4(b))。そして、このように構成される
受信機101を用紙の角部に対して配置させ固定するも
のとなる。
【0028】ここで、従来の課題で説明したように受信
機101を用紙に対してほぼ平行に配置した場合には、
超音波受信器304や赤外線受信器305に死角が生じ
たり見かけ上の間隔が狭くなることが判明している。こ
のため、図5に示すように本実施の形態1では受信器3
04の見かけ上の間隔の観点から受信機101の固定位
置は2個の受信器304を結ぶ直線と用紙の上辺とのな
す角度が30度〜60度となるように傾斜させて配置し
固定することを特徴としている。
【0029】つまり、図7(a)に詳示するように図5
における受信器304の場合には2個の受信器304を
並べる方法を、2個の受信器304を結ぶ直線と用紙の
上辺とのなす角度が30度〜60度となるように制限す
るものである。この場合、受信器304の向き自体は特
に考慮していない。
【0030】そして、さらに戻って、図6に示すように
2個の受信器304の向きが、この受信器304の最大
感度方向(矢印の向き)である用紙の上端部に対して3
0〜60度の向き(方向)となるように、受信器304
を固定することが指向性の観点から適当であるといえ
る。
【0031】すなわち、図7(b)に詳示するように図
6における受信器304の場合には2個の受信器304
の向き(方向)を最大感度方向である用紙の上端部に対
して30〜60度の向きとして制限するものである。こ
の場合、2個の受信器304の並べ方自体は特に考慮し
ていない。
【0032】そして、図8に示すように、より好ましく
は2個の受信器304を結ぶ直線と用紙の上辺とのなす
角度が45度で、かつ受信器304の最大感度方向を2
個の受信器304を結ぶ直線と90度、すなわち用紙の
上辺とのなす角度を45度になるように固定する。この
ようにするためには、戻って図3に示すように受信機1
01を構成する下半部303の表面にほぼ90度の角度
(傾斜部)に設定されたエッジ部307を形成する。こ
れにより、用紙の角部を受信機101により固定する際
には、用紙をエッジ部307に沿って挿入することによ
り自動的に用紙に対する受信機101の配置角度を最大
の指向性となる45度の傾斜位置に配置させることがで
きる。
【0033】なお、この例ではエッジ部307の形成位
置を下半部303側としているが、このエッジ部307
を上半部302側に形成しても、同様に受信機101の
配置角度を最大の指向性となる45度の傾斜位置に配置
させることができるという作用効果を得ることができ
る。
【0034】ここで、前述したように本発明の特徴は受
信機101に備えている2個の超音波受信器304の死
角を無くし見かけ上の間隔を狭くしないために、この受
信機101の配置位置が用紙の角部となるように構成と
したことにある。そして、このように受信機101を用
紙の角部に配置するためには2個の受信器間隔Wを小さ
くし、受信機101自体の大きさをコンパクトにし小型
化とする必要がある。これは、前述したよう受信器間隔
Wが大きいと良好な分解能を得ることはできるがその反
面、死角が生じたり、装置が大型化するという不具合を
招くためである。
【0035】つまり、超音波による距離測定のばらつき
は、超音波が伝播する空気中の温度揺らぎと受信器のセ
ンサアンプノイズとに起因しているが、これらは何れも
受信器304とぺんポイント(ぺん102による筆記位
置)との間隔である距離Lに比例して大きくなる。さら
に、三角測量での座標ばらつきeは距離Lに比例し、2
個の受信器304同士の受信器間隔Wに反比例すること
が判明している。このため、本発明者は必要な分解能を
維持できる上、可能な限り小さい選定値の受信器間隔W
を得るべく、図9に示すような実験を行った(距離と誤
差との関係図)。
【0036】以下、図9の実験結果と前記図6の受信機
の配置を説明する原理図を参照して説明する。この実験
では受信器間隔Wを25mmに選定し、距離と座標ばら
つきとの関係を実験により求めるもので、具体的には超
音波受信器304からぺん102を徐々に離隔させた時
に測定距離のばらつきがどの程度生じるかの実験を行っ
た。ここで、図中の横軸は実際の距離値(mm)を、縦
軸は誤差(mm)、黒点は超音波受信器で得た距離の測
定値を、グラフは算出式により算出された計算値による
推移をそれぞれ示している。この測定結果から、三角測
量での座標ばらつきeは、 e=0.0002L2/W の算定式から凡その値として求めることができる。
【0037】そして、上述した算定式から逆算して使用
する用紙の大きさ(用紙の対角線の長さ)と必要な分解
能が決まれば、必要とする最小となる受信器間隔Wを得
ることができる。つまり、受信機101を用紙の角部に
固定する場合、対角線の長さが最も離隔した距離とな
り、この距離が受信器304とぺんポイントが最も離れ
ている距離となる。また、実際の通常の筆記の場合には
±0.1〜1mmの分解能が必要であることから、対角
線の長さP(ぺんのぺんポイント位置である距離LをP
に置き換える)とすると、受信器間隔Wは、 W=0.0002P2〜0.002P2 の算定式から求めることができる。
【0038】そして、この算定式に基いて、本実施の形
態1の発明では用紙における対角線の長さをPとした場
合に、2個の受信器同304同士の配置間隔Wの設定値
を0.0002P2よりも大きく、且つ0.002P2
りも小さくなるようにするものとしている。そして、こ
のように設定した受信器間隔Wに基いて受信器304を
配置させて受信機101を構成した場合には、受信機1
01を小型化にすることが可能となり、最大の指向性を
得ることができる用紙の角部に、この受信機101を配
置することが可能となる。
【0039】上述してきたように、本実施の形態1にお
ける受信機101は、一対の超音波受信器304と赤外
線受信器305とを有する上半部302と、この上半部
の基端部に枢支される下半部303とからなる用紙の角
部を挟持し固定自在な固定部材として構成されると共
に、受信機101による用紙に対する固定位置は一対の
超音波受信器304同士を結ぶ直線と用紙の上辺とのな
す角度が30度から60度の範囲となる位置に設定され
る構成としたので、受信器304の死角が無く、この受
信器304の見かけ上の間隔を狭くしないうえ、これに
より装置の構成を小型化とすることが可能となり、操作
性及び可搬性がよく携帯用として利用することができ
る。
【0040】次に、図10を参照して本発明に適用され
る専用ぺんの構成を説明する。すなわち、図10に示す
ように、ぺん102の先端部には筆記用のボールペン芯
702が取り付けられており、ぺん102の内部にはボ
ールペン芯702と用紙の筆記面との接触を検知するた
めの接触検知スイッチ703が設けられている。また、
このぺん102の先端側には円筒状の超音波送信器70
4と赤外線送信器705とが設けられており、このうち
超音波送信器704はポリフッ化ビニリデン製の圧電フ
ィルム(PVDF)から構成されている。この圧電フィ
ルムは電圧が印加された際に振動して超音波を発生する
機能がある。
【0041】ここで、超音波送信器704の形状は超音
波の指向性を360度とすることができる円筒状となっ
ている。このため、筆記時にぺん102が回転しても発
信した超音波パルスを正確に受信器304まで到達させ
ることができる。また、赤外線送信器705も指向性が
120度のものが3個均等に配置されており、やはり筆
記時にぺん102が回転しても発信した赤外線パルスを
正確に受信器304まで到達させることができる。
【0042】また、708は駆動回路部で、この駆動回
路部708は単4の電池709により駆動される。具体
的には手書きによる筆記をおこなう際、ぺん102の先
端が用紙の筆記面に接触した時だけ、接触検知スイッチ
703がONとなり、超音波及び赤外線の送信が行われ
るものとなる。このように、ぺん102による筆記時以
外の時には超音波及び赤外線の送信を防止することによ
り省電力化を図っている。
【0043】図11は上述した専用のぺん102に適用
される駆動回路部708の回路構成を示すブロック図で
ある。すなわち、図11に示すように駆動回路部708
はタイマ710と赤外線駆動回路711と超音波駆動回
路712とからなり、ぺん102の芯702と用紙の筆
記面とが接触し、この接触が接触検知スイッチ703に
より検知されると、タイマ710による赤外線駆動回路
711と超音波駆動回路712との作動により一定周期
(50Hz〜100Hz)赤外線送信器705から赤外線パ
ルスが、超音波送信器704から超音波パルスが発生す
る。なお、ここでの周期は人間の手によるぺん102の
動きが安定して検出できればよいため50Hz程度の一定
周期となるように設定されている。
【0044】(実施の形態2)次に、図12を参照して
本実施の形態2に係る座標入力装置801の構成につい
て説明する。このうち、図12(a)は平面図を、図1
2(b)は側面図をそれぞれ示している。ここで、この
実施の形態2において、前述した本実施の形態1と相違
する点は受信機803を構成する上半部302の下方に
平板状のボード802(下半部303に相当する)を設
け、このボード802の上部に用紙を載置するようにし
たことに特徴がある。
【0045】すなわち、これら上半部302及びボード
802の基端部側(図で右側)は枢軸306により枢支
されており、上半部302はボード802に対して枢軸
306を基点として開閉自在(図12(b))となって
いるため、ボード802に用紙の角部を挟持するととも
に、固定できるようになっている。
【0046】また、このボード802の板厚は薄肉の厚
さに選定されているとともに、用紙の大きさ(例えば、
A4サイズ)とほぼ同寸法に選定された寸法となってい
る。
【0047】また、ボード802に対する受信機803
の固着位置は、ボード802の角部であるとともに、ボ
ード802の上辺との角度が30度から60度の範囲と
なるように選定されるもので、具体的には用紙に対する
指向性が最大となる45度の向きになっている。
【0048】さらに、前述したように本実施の形態2で
採用するボード802は薄肉の板厚に選定されているた
め、用紙に対する下敷きとして機能するうえ、タブレッ
トのように持ち運びに適さないものではなく、これによ
り携帯に便利な座標入力装置として利用することができ
る。そして、このボード802の大きさは使用頻度が多
いA4サイズなどに限定されるものではなく、B5サイ
ズなどの小さいサイズに寸法を選定した場合には、より
携帯に適した座標入力装置801として使用することが
できる。
【0049】上述してきたように、本実施の形態2にお
ける座標入力装置801は、受信機803を構成する上
半部302の下方に下半部303に相当する平板状のボ
ード802を設け、このボード802の上部に用紙を載
置するようにし、この用紙の角部をボード801の上辺
との角度が30度から60度の範囲となるように選定
し、固定する構成としたので、受信器304の死角が発
生せず、しかも受信器304の見かけ上の間隔が狭くな
らず、ボード802が下敷きとして機能するためぺん1
02による筆記時の操作性及び可搬性がよく携帯用とし
て利用することができる。
【0050】また、図13は受信機803と挟持手段で
あるクリップ809を別体として、このクリップ809
をボード802の上部に設け、このクリップ809によ
り用紙を挟むようにした座標入力装置805を示すもの
である。そして、この場合もボード802に対する上半
部302の固定位置は、ボード802の角部であるとと
もに、このボード802の上辺との角度が30度から6
0度の範囲となるように選定されるもので、具体的には
用紙に対する受信器304の指向性が最大となる45度
の向きになっている。
【0051】この場合、クリップ809によって用紙を
固定することができるため、前述したように上半部30
2には枢軸306を設けるなどの、用紙を挟む機構を備
える必要がなくなる。
【0052】図14は本実施の形態1、2に適用するこ
とのできる受信機の電気回路である内部ブロック図の一
例を、図15は超音波受信器により受信された超音波パ
ルスの波形(タイミングチャート)をそれぞれ示してい
る。
【0053】すなわち、図14に示すように内部回路は
超音波受信器に受信した超音波パルスを増幅する入力ア
ンプ111a,111b、比較用のコンパレータ112
a,112b、零クロスコンパレータ113a,113
b、FF114a,114b(フリップフロップ)、タ
イマ115a,115b、マイクロコントローラ116
とにより構成されている。そして、このように構成され
る電気構成により超音波伝播時間T1,T2を検出する
ことができる。
【0054】まず、最初に赤外線送信器705(図1
0)から発信された赤外線パルスを赤外線受信器305
(図3)が受信することによりタイマ115a(115
b)がスタート(Start信号)する。次いで、2個の超
音波受信器304により受信された超音波パルスは、そ
れぞれ入力アンプ111aにより適度な大きさに増幅さ
れる(図15参照)。以下、入力アンプ111aにより
増幅後の超音波パルスのうちコンパレータ112aでシ
ュレッシュホールドとしての閾値rt1を取り出し、この
閾値rt1よりも超音波パルスが大きい場合にはFF11
4a(フリップフロップ)がONされる。さらに、零ク
ロスコンパレータ113aで零クロス(Z点)を検出
し、これら両者の論理積(アンド)によりタイマ115a
をストップ(Stop信号)させる。この時、閾値rt1を超
えた次の零クロス位置を検出する。この零クロス位置が
検出された時刻が受信器に対する超音波パルスの到着時
刻となる。
【0055】そこで、赤外線発信器705からの赤外線
同期信号に基いて超音波パルスの到着までの超音波伝播
時間T1をタイマで検出する。以下、他方の超音波受信
器304に関しても同様のシーケンスにより伝播時間T
2を検出し、このようにして検出した伝播時間T1,T
2をマイクロコンピュータ116に入力する。後述する
ように、このように検出された伝播時間T1,T2に基
いて筆記位置であるペンポイントから受信器304まで
の距離を算出することができる。
【0056】図16はマイクロコンピュータとパソコン
内部での処理を示したフローチャートである。このフロ
ーチャートを参照して、検出した超音波伝播時間T1,
T2からパソコン上での座標を算出する方法を説明す
る。すなわち、図12に示すように先ずマイクロコント
ローラ116の処理としては、タイマ115a,115
bから伝播時間T1,T2をそれぞれ読み出す処理を行
う(ステップ:S120)。これら読み出した伝播時間
T1,T2をパソコンに対してUSBポートを経由して
転送する(ステップ:S121)。
【0057】以下は、パソコン内部での処理であるが、
このパソコン内部では伝播時間T1,T2をマイクロコ
ントローラ116から読み出す処理が行われ(ステッ
プ:S122)、次いで、これら伝播時間T1,T2か
らペンポイントと2個の受信器304までの距離である
距離L1,距離L2を算出する距離計算を行う(ステッ
プ:S123)。すなわち、音速をV,受信器との受信
器間距離をWとすると、距離L1,距離L2は、 L1=V×T1 L2=V×T2 の算出式により算出することができる。
【0058】次いで、前記(ステップ:S123)の算
出式により算出された距離L1,距離L2に基いてパソ
コン上での座標位置を算出する座標計算処理が行われる
(ステップ:S124)。つまり、2個の受信機304
のうち一方の受信器304の位置を原点とし、もう一方
の受信器304の位置を(W,0)となる座標系として
取ると、所定のぺんの座標(x,y)は、 x2+y2=L12 (x−W)2+y2=L22 であるから、これらの算定式によりx,yについて解法
すると、その座標は、
【数1】 の算定式から、それぞれの座標(x,y)として求める
ことができる。
【0059】さらに、パソコン上ではパソコン画面での
マウス座標計算が必要となるため、マウスカーソル位置
を特定する座標計算を行う(ステップ:S125)。す
なわち、マウス座標を(X,Y)とすると、この座標
は、 X=a11x+a12y+b1 Y=a21x+a22y+b2 の算定式から求めることができる。ここで、座標変換の
係数a11、a12、a21、a22、b1、b2は前も
って内部構成としてのキャリブレーションにより決めて
おくものとする。
【0060】次いで、上述した(ステップ:S125)
により求められたマウス座標(X,Y)に基いて、マウ
スカーソルを移動する処理を行う(ステップ:S12
6)。以降、(ステップ:S120)〜(ステップ:S
126)の処理を繰り返して行うことにより所望の座標
入力を行うことができる。なお、実際にパソコン画面上
にぺんによる軌跡を表すものとしては例えば、ペイント
ブラシなどの汎用アプリケーションソフトを使用するこ
とができる。また、具体的に手書きにより用紙に筆記さ
れた文字などはパソコン内部にビットマップデータによ
り保存されるものとなる。
【0061】(付記1)超音波を発信するぺんと、該ぺ
んから発信された超音波を複数の超音波受信器で受信す
る受信機とを有し、前記受信機の各超音波受信器でそれ
ぞれ受信した超音波の伝播時間に基づいて前記ぺんの座
標位置を入力する座標入力装置であって、前記受信機
は、前記ぺんから発信された超音波を受信する複数の超
音波受信器と、所定の用紙の角部を挟持する挟持手段
と、を有することを特徴とする座標入力装置。
【0062】(付記2)前記挟持手段は、前記ぺんによ
り筆記を行なう用紙を載置する平板状のボードに固着さ
れたことを特徴とする付記1に記載の座標入力装置。
【0063】(付記3)前記ぺんは、赤外線パルスを発
信する赤外線発信器を有し、前記受信機は、前記赤外線
発信器から発信された赤外線パルスを同期信号として受
信する赤外線受信器をさらに備えたことを特徴とする付
記1または付記2に記載の座標入力装置。
【0064】(付記4)前記受信機は前記複数の超音波
受信器同士を結ぶ直線と前記用紙の上辺とのなす角度が
30度から60度の範囲となる位置に前記用紙を固定す
ることを特徴とする付記1,2または付記3に記載の座
標入力装置。
【0065】(付記5)前記第1,2の挟持手段のいず
れかの用紙に対する挟持面には当該用紙の角部を突き当
て自在なほぼ90度の向きに設定されたエッジ部が形成
されていることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つ
に記載の座標入力装置。
【0066】(付記6)前記一対の超音波受信器同士の
配置間隔をWとし、筆記手段による筆記範囲である用紙
における対角線の長さをPとした場合に、受信器の配置
間隔Wは0.0002P2よりも大きく0.002P2
りも小さくなるように設定されることを特徴とする付記
1〜5のいずれか一つに記載の座標入力装置。
【0067】(付記7)前記超音波受信器の最大感度方
向が用紙における筆記範囲の上辺とのなす角度が30度
から60度の範囲になるように設定されていることを特
徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の座標入力装
置。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、受信機は、ぺんから発信された超音波を受信す
る複数の超音波受信器と、所定の用紙の角部を挟持する
挟持手段とを有するので、受信器の死角が発生せず、こ
の受信器の見かけ上の間隔が狭くなることを防止でき、
用紙の角部に配置させて、固定することができるため、
座標入力装置の構成を小型化とすることが可能となり、
操作性及び可搬性がよく携帯用として利用することがで
きるという効果を奏する。
【0069】また、請求項2の発明によれば、挟持手段
は、ぺんにより筆記を行なう用紙を載置する平板状のボ
ードに固着されているので、予め受信機は挟持手段によ
りボードの角部に配置固定されていることから、受信器
の死角が発生せず、この受信器の見かけ上の間隔が狭く
なることを防止できるうえ、用紙を載置するボードが下
敷きとして機能することから筆記時の操作性及び可搬性
がよく携帯用の装置として利用することができるという
効果を奏する。
【0070】また、請求項3の発明によれば、ぺんは赤
外線パルスを発信する赤外線発信器を有し、受信機は、
前記赤外線発信器から発信された赤外線パルスを同期信
号として受信する赤外線受信器をさらに備えたので、ぺ
んを有線により接続することなく受信機に赤外線パルス
の同期信号を発信することができるという効果を奏す
る。
【0071】また、請求項4の発明によれば、受信機は
前記複数の超音波受信器同士を結ぶ直線と前記用紙の上
辺とのなす角度が30度から60度の範囲となる位置に
前記用紙を固定するので、受信器の死角が発生せず、こ
の受信器の見かけ上の間隔が狭くなることを防止できる
うえ、操作性及び可搬性がよく携帯用の装置として利用
することができるという効果を奏する。
【0072】また、請求項5の発明によれば、挟持手段
のいずれかの用紙に対する挟持面には当該用紙の角部を
突き当て自在なほぼ90度の向きに設定されたエッジ部
が形成されているので、用紙をエッジ部に沿って挿入す
ることにより自動的に用紙に対する受信機の配置角度を
最大の指向性となる45度の傾斜位置に配置させること
ができ、さらに低価格化を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる座標入力装置の適用例で
ある全体構成を説明するための図である。
【図2】受信機の配置を説明するための図である。
【図3】受信機の構成(上視図、正面図、側面図)を説
明するための図である。
【図4】受信機による用紙の挟持手順を説明するための
図である。
【図5】受信器の配置を説明するための図である。
【図6】受信器の向きを説明するための図である。
【図7】受信器の配置と向きの詳細を説明するための図
である。
【図8】受信器の最大感度方向を説明するための図であ
る。
【図9】距離と誤差の関係図である実験結果を説明する
ための図である。
【図10】専用ぺんの内部構成を説明するための図であ
る。
【図11】駆動回路部の内部ブロックを説明するための
図である。
【図12】実施の形態2に係る座標入力装置の適用例で
ある全体構成を説明するための図である。
【図13】受信機とクリップを別体とした座標入力装置
の全体構成を説明するための図である。
【図14】受信機の電気回路部である内部ブロック図の
一例を説明するための図である。
【図15】超音波受信器により受信された超音波パルス
の波形(タイミングチャート)を説明する図である。
【図16】マイクロコントローラおよびパソコンソフト
の処理フローチャートである。
【図17】従来の座標処理装置の構成を説明する図であ
る。
【符号の説明】
100,801,805 座標入力装置 101,803 受信機 102 ぺん 104 コンピュータ 111a,b 入力アンプ 112a,112b コンパレータ 113a,113b 零クロスコンパレータ 114a,114b FF 115a,115b,710 タイマ 116 マイクロコントローラ 304 超音波受信器 305 赤外線受信器 307 エッジ部 704 超音波送信器 705 赤外線送信器 711 赤外線駆動回路 712 超音波駆動回路 802 ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 彰 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA04 AA32 BB21 BC03 BD02 BD11 BD17 BE08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を発信するぺんと、該ぺんから発
    信された超音波を複数の超音波受信器で受信する受信機
    とを有し、前記受信機の各超音波受信器でそれぞれ受信
    した超音波の伝播時間に基づいて前記ぺんの座標位置を
    入力する座標入力装置であって、 前記受信機は、 前記ぺんから発信された超音波を受信する複数の超音波
    受信器と、 所定の用紙の角部を挟持する挟持手段と、 を有することを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持手段は、前記ぺんにより筆記を
    行なう用紙を載置する平板状のボードに固着されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記ぺんは、赤外線パルスを発信する赤
    外線発信器を有し、前記受信機は、前記赤外線発信器か
    ら発信された赤外線パルスを同期信号として受信する赤
    外線受信器をさらに備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記受信機は前記複数の超音波受信器同
    士を結ぶ直線と前記用紙の上辺とのなす角度が30度か
    ら60度の範囲となる位置に前記用紙を固定することを
    特徴とする請求項1,2または3に記載の座標入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記挟持手段のいずれかの用紙に対する
    挟持面には当該用紙の角部を突き当て自在なほぼ90度
    の向きに設定されたエッジ部が形成されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の座標入力
    装置。
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