JP2003254763A - ナビゲーションシステムおよびナビゲーション方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車の現位置を地図上に表示して走
行案内するナビゲーションシステムおよびナビゲーショ
ン方法に関し、ゲーム機などを用いて目的地まで疑似走
行してコメント入力し速度などの走行データと一緒に記
録媒体に記録し、実走行時に地図上に現位置および記録
媒体から疑似走行時の走行データを読み出し表示して分
かりやすく案内すると共に実走行データおよびローカル
情報を記録媒体に記録して後にゲーム機などで再生し、
疑似走行情報を実走行時に表示してより安全な走行を支
援すると共に実走行データ、ローカル情報を記録して後
に再生することを目的とする。 【解決手段】 ある地点から目的地までを地図上で疑似
車で疑似走行してそのときの走行データを記録した記録
媒体と、実走行時に取得した現位置を地図上に表示する
と共に、記録媒体から読み出した疑似走行した記録デー
タを合わせて表示する手段とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、車の現位置を地図
上に表示して走行案内するナビゲーションシステムおよ
びナビゲーション方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、カーナビゲーションシステムは自
動車の走行中にＧＰＳにより現在位置をリアルタイムに
検出し、地図上に現在の自車の位置を表示するようにし
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したカー
ナビは、地図上にＧＰＳで検出した現在の自車の位置を
表示したり、目的地を設定した場合には自動でルートを
決定して当該ルートから外れると音声でその旨を単に知
らせたりするのみであり、ときとして急に車線変更を要
求されたり、走行し難いなどの問題があった。

【０００４】このため、疑似走行などしてその走行結果
を案内画面に表示してより走行し易くするなどが望まれ
ている。

【０００５】本発明は、これらの問題を解決するため、
ゲーム機などを用いて目的地まで疑似走行してコメント
入力し速度などの走行データと一緒に記録媒体に記録
し、実走行時に地図上に現位置および記録媒体から疑似
走行時の走行データを読み出し表示して分かりやすく案
内すると共に実走行データおよびローカル情報を記録媒
体に記録して後にゲーム機などで再生し、疑似走行情報
を実走行時に表示してより安全な走行を支援すると共に
実走行データ、ローカル情報を記録して後に再生するこ
とを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】図１を参照して課題を解
決するための手段を説明する。

【０００７】図１において、記録媒体１は、ある地点か
ら目的地までを地図上で疑似車で疑似走行してそのとき
の走行データなどを記録するものである。

【０００８】家庭用ゲーム機２は、、地図上で疑似車で
疑似走行してそのときの走行データを記録媒体１に記録
したりなどするものである。

【０００９】カーナビ３は、車５に搭載して地図上に現
在位置などを表示するものである。次に、動作を説明す
る。

【００１０】家庭用ゲーム機２である地点から目的地ま
でを地図上で疑似車で疑似走行してそのときの走行デー
タを記録媒体１に記録し、車に搭載したカーナビ３が実
走行時にＧＰＳなどから取得した現位置を地図上に表示
すると共に、記録媒体１から読み出した疑似走行した記
録データを合わせて表示するようにしている。

【００１１】この際、疑似走行中の地図上の任意の位置
でコメントを入力して記録媒体１に記録しておき、実走
行中に該当位置にきたときに当該コメントを表示あるい
は音声で発声して知らせるようにしている。

【００１２】また、家庭用ゲーム機１で疑似車を疑似走
行させたときの当該疑似車の走行した地図上の道路内の
走行ルート、速度、ブレーキ、変速機、アクセル、エン
ジン回転数のうちの少なくとも１つ以上を記録媒体１に
記録しておき、当該記録媒体１をカーナビ３に装着して
実走行中に地図上に現位置を表示すると共に疑似走行時
の情報を表示あるいは音声で発声して知らせるようにし
ている。

【００１３】また、車を実走行させたときの当該車の走
行した地図上の道路内の走行ルート、速度、ブレーキ、
変速機、アクセル、エンジン回転数のうちの少なくとも
１つ以上を記録媒体１に記録しておき、家庭用ゲーム機
２に記録媒体１を装着して走行中にこれら情報を表示あ
るいは音声で発声して知らせるようにしている。

【００１４】また、車を実走行させたときに受信した地
域情報を記録媒体１に記録しておき、家庭用ゲーム機２
で走行中に表示あるいは音声で発声して知らせるように
している。

【００１５】従って、ゲーム機などを用いて目的地まで
疑似走行してコメント入力し速度などの走行データと一
緒に記録媒体１に記録し、実走行時に地図上に現位置お
よび記録媒体１から疑似走行時の走行データを読み出し
表示して分かりやすく案内すると共に実走行データおよ
びローカル情報を記録媒体１に記録して後にゲーム機な
どで再生することにより、疑似走行情報を実走行時に表
示してより安全な走行を支援すると共に実走行データ、
ローカル情報を記録して後に再生することが可能とな
る。

【００１６】

【発明の実施の形態】次に、図１から図８を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。

【００１７】図１は、本発明のシステム構成図を示す。
図１の（ａ）は、全体システム構成図を示す。

【００１８】図１の（ａ）において、記録媒体１は、あ
る地点から目的地までを地図上で疑似車で疑似走行して
そのときの走行データを記録するものである（図４参
照）。

【００１９】家庭用ゲーム機２は、各種ゲームを行なう
家庭用のゲーム機であって、ここでは、疑似車を地図上
で疑似走行させてそのときのデータを記録媒体１に記録
したり、実走行で記録した情報を記録媒体１から読み出
して表示したりなどするものであり、２１か２５、およ
び図１の（ｂ）の構成を持つものである。

【００２０】メモリ入力スロット２１は、記録媒体１を
挿入して各種データを読み書きするためのものである。

【００２１】ローカル情報管理手段２２は、実走行時に
記録媒体１に記録したローカル情報（地域情報、付加情
報）を管理するものである。

【００２２】シミュレーション手段２３は、疑似車を地
図上である地点から目的地まで疑似走行させ、そのとき
の走行データを記録媒体１に記録するものである。

【００２３】再生手段２４は、実走行時に記録媒体１に
記録された走行データ、地域情報などを再生するもので
ある。

【００２４】操作装置２５は、家庭用ゲーム機２を操作
するものであって、図１の（ｂ）に示す家庭用ゲーム機
のハンドル４１などである。

【００２５】カーナビ３は、車５に搭載して地図上にＧ
ＰＳから取得した車５の現位置を表示し、道案内を行な
うものであって、メモリ入力スロット３１、走行記録手
段３２、進路訂正手段３４、ローカル情報記録手段３５
などから構成されるものである。

【００２６】メモリ入力スロット３１は、記録媒体１を
挿入してデータを読み書きするためのスロットである。

【００２７】走行記録手段３２は、車５が走行したとき
の走行データ（経度、緯度、時刻など）を記録媒体１に
記録するものである。

【００２８】進路訂正手段３４は、地図上で車５が走行
する位置が疑似走行したときのルートからずれたときに
進路を訂正するように音声で運転者に知らせたり、画面
上に疑似走行と現位置とを区別し易く表示および一定量
以上外れたときに音声で知らせたりなどするものであ
る。

【００２９】ローカル情報記憶手段３５は、車５が走行
中に受信したローカル情報（地域情報）を記録媒体１に
記録するものである（図４参照）。

【００３０】車５は、カーナビ３を装着して走行するも
のである。図１の（ｂ）は、家庭用ゲーム機２の詳細構
成図を示す。

【００３１】図１の（ｂ）において、表示装置４は、図
示のように、疑似車を地図上で疑似走行させた状態など
を表示するものである。

【００３２】家庭用ゲーム機のハンドル４１は、家庭用
ゲーム機２に接続し、疑似車のハンドルである。

【００３３】ゲーム用方向指示器４２は、家庭用ゲーム
機２に接続し、疑似車の方向指示器である。

【００３４】ゲーム用アクセル４３は、家庭用ゲーム機
２に接続し、疑似車のアクセルである。

【００３５】ゲーム用ブレーキ４４は、家庭用ゲーム機
２に接続し、疑似車のブレーキである。

【００３６】ゲーム用クラッチ４５は、家庭用ゲーム機
２に接続し、疑似車のクラッチである。

【００３７】コメント入力装置２６は、疑似車を地図上
である地点から目的地まで走行させたときに、随時コメ
ントを入力するものであって、例えばキーボードやマイ
クである。

【００３８】図２は、本発明のシステム構成図を示す。
これは、車５が目的地に向かって走行路を走行中に、走
行路脇に設置した無線局から当該近隣の地域情報（観光
名所など）を受信する様子を示す。受信された地域情報
は、既述した図１のローカル情報記録手段３５が走行デ
ータに対応づけて記録媒体１に例えば後述する図４に示
すように記録する。

【００３９】次に、図３のフローチャートの順番に従
い、家庭用ゲーム機２で疑似車を地図上である地点から
目的地まで疑似走行させ、そのときの走行データ、コメ
ントを記録媒体１に記録する手順を説明する。

【００４０】図３は、本発明の動作説明フローチャート
（疑似走行）を示す。図３において、Ｓ１は、ゲーム機
にて現在位置Ａから目的地Ｂまでの設定を行なう。これ
は、利用者が図１の家庭用ゲーム機２の表示装置４上に
地図を表示し、当該地図上で現在位置Ａと目的地Ｂを指
定する。

【００４１】Ｓ２は、ゲーム機２上で地図の３Ｄ表示す
る。これは、Ｓ１で現在位置Ａと目的地Ｂを設定したの
で、図１の表示装置４上に３Ｄ地図を表示する。

【００４２】Ｓ３は、Ｂ地点までゲーム機２上でドライ
ブする。これは、図１の（ｂ）の表示装置４に表示した
地図の３Ｄ表示上で。現在位置Ａに疑似車のマークを表
示し、図１の（ｂ）のハンドル４１、方向指示器４２、
アクセル４３、ブレーキ４４、クラッチ４５を操作して
目的地Ｂに向けて疑似走行（疑似ドライブ）する。

【００４３】Ｓ４は、時系列位置データと通過ポイント
（座標）を記録する。これは、現在位置Ａから目的地Ｂ
に向けて、地図上に疑似車を表示し、利用者がハンドル
４１などを操作して疑似走行し、このときの時系列位置
データ（走行データ）および通過ポイント（座標）を記
録媒体１に例えば後述する図４に示すように記録する。
また、疑似走行中の任意の地点で、利用者がコメント
（例えば当該地点で景色が良いので停止可能な場所で停
止し、景色を眺めるなどのコメント）を入力し、図４の
コメント欄に記録する。

【００４４】Ｓ５は、Ｂ地点へ到着する。以上によっ
て、現在位置Ａと目的地Ｂを地図上で設定し、地図上に
疑似車を表示してハンドル４１などを操作して疑似走行
し、このときの走行データ（時系列位置データ）および
通過ポイント（座標）を記録媒体１に図４に示すように
記録することが可能となる。

【００４５】図４は、本発明の記録媒体例を示す。記録
媒体１には、既述した図３のフローチャートに従い、ゲ
ーム機２の表示装置４上に地図を表示して現在位置Ａか
ら目的位置Ｂまで疑似走行したときの疑似車の走行デー
タを図示の下記の情報を対応づけて記録する。

【００４６】・時刻： ・緯度： ・経度： ・速度： ・ギア： ・クラッチ： ・ブレーキ： ・サイドブレーキ： ・アクセル開度： ・追加情報： ・コメント： ・その他： ここで、時刻は疑似走行したときの時刻である。緯度、
経度は地図上で疑似走行したときの位置座標である。速
度は疑似走行したときの速度である。ギア、クラッチ、
ブレーキ、サイドブレーキ、アクセル開度は疑似走行し
たときのそれぞれの情報である。追加情報は、後述する
実走行時に図２の走行路の近傍に配置された無線局６か
ら受信した地域情報を記録するものである。コメントは
疑似走行中にぜひ停車して景色を見たい場所である旨な
どのコメントを記録したものである（実走行時には当該
記録した位置に来ると自動的に音声あるいは表示して利
用者に知らせる）。

【００４７】以上のように、ゲーム機２に地図を表示し
て現在位置Ａから目的地Ｂに向けてハンドル４１などを
操作して疑似車を疑似走行させ、そのときの走行デー
タ、コメントを図示のように記録媒体１に記録し、後述
する実走行時にこれら疑似走行データを地図上に併せて
表示して分かりやすい道案内をさせることが可能とな
る。以下順次詳細に説明する。

【００４８】図５および図６は、本発明の動作説明フロ
ーチャート（実走行）を示す。図５において、Ｓ１１
は、現在位置Ａ、目的地Ｂを入力する。これは、図１で
車５に搭載したカーナビ３の画面に地図を表示して、現
在位置Ａと目的地Ｂを指定する（現在位置Ａは特に指定
しなければ、ＧＰＳが検出した現在位置と設定）。

【００４９】Ｓ１２は、該当するルートを、過去のシミ
ュレーションデータもしくは過去の走行データ一覧から
選択する。ここで、過去のシミュレーションデータは既
述した図３のフローチャートに従い、ゲーム機２で疑似
走行したときの走行データであり、過去の走行データ一
覧は過去に実走行したときの走行データの一覧であり、
これらから今回の現在位置Ａから目的地Ｂに相当するル
ートを１つ選択する。

【００５０】Ｓ１３は、画面上に現在位置を３Ｄ表示の
道路情報としてえ表示する。例えば後述する図７に示す
ように現在位置を３Ｄ表示する（図７は、走行中であ
り、走行開始位置の道路情報ではない）。

【００５１】Ｓ１４は、走行開始する。現在位置Ａから
目的地Ｂに向けて車５を利用者が実走行開始する。

【００５２】Ｓ１５は、（１）走行データ記録ボタンを
押して走行データを記録開始する。もしくは、（２）走
行開始と共に自動的に全走行データを記録開始する。

【００５３】Ｓ１６は、画面上に操作量データを表示す
る。これは、後述する図７の（ａ）の画面の上段に示す
ように、 ・アクセル開度：０％から１００％のいずれか ・ギアの段：１，２，３，４，５，６のいずれか ・クラッチのＯＮ／ＯＦＦおよび半クラッチ状態 をグラフィカルにそれぞれの操作量を表示する。

【００５４】Ｓ１７は、シミュレーションデータにユー
ザ入力データ（コメント）があるか判別する。これは、
既述した図３のフローチャートで説明したように、記録
媒体１にコメントが現在位置のときに記録されているか
判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ１８でユーザ入力案内
を音声もしくは文字情報として出力し、運転者に知らせ
る。そして、Ｓ１９に進む。一方、Ｓ１７のＮＯの場合
には、Ｓ１９に進む。

【００５５】Ｓ１９は、実走行に伴い地図データを更新
する。Ｓ２０は、シミュレーション走行ラインから外れ
ていなか判別する。これは、例えば後述する図７の
（ｂ）の走行している自動車の現位置が図示の位置であ
り、シミュレーション走行ライン（疑似走行ライン）が
点線で示すときに、当該点線から外れていないか判別す
る。ＹＥＳの場合には、シミュレーション（疑似走行）
ラインから外れていると判明したので、Ｓ２１で音声又
は矢印で走行方向を指示し、Ｓ２２で利用者は指示に従
い操作してシミュレーションライン上へ移動、例えば後
述する図７の（ａ）に示すように、点線のシミュレーシ
ョンラインに車を移動させるように実走行する。そし
て、図６のＳ２３に進む。一方、Ｓ２０のＮＯの場合に
は、図６のＳ２３に進む。

【００５６】図６において、Ｓ２３は、シミュレーショ
ン走行ラインから大きく外れたか判別する。ＹＥＳの場
合には、Ｓ２４で通常の地図（２Ｄ）上に現在位置とシ
ミュレーションルートを表示し、Ｓ２５でシミュレーシ
ョン走行ラインへ戻る案内を音声もしくは矢印で表示す
る。そして、Ｓ２６に進む。一方、Ｓ２３のＮＯの場合
には、Ｓ２６に進む。

【００５７】Ｓ２６は、ローカル情報の発信局があるか
判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ２７に進む。ＮＯの場
合には、終了する。

【００５８】Ｓ２７は、Ｓ２６のＹＥＳでローカル情報
の発信局があると判明したので、受信するか判別する。
ＹＥＳの場合には、Ｓ２８で地域情報 （１）３Ｄ道路データ （２）ローカルな店舗情報 （３）ローカルな店の紹介データなど を受信する。一方、Ｓ２７のＮＯの場合には、終了す
る。

【００５９】Ｓ２９は、走行データにＳ２７で受信した
地域情報を追加する。例えば図４の記録媒体１中の走行
データの該当位置の追加情報として当該地域情報を追加
して記録する。

【００６０】以上のように、現在位置Ａから目的地Ｂま
で実走行する場合に、地図上に現在位置とシミュレーシ
ョン走行ルート（疑似走行ルート）を併せて例えば図７
に示す点線のように表示し、当該点線のルートから少し
外れたときに音声、矢印でシミュレーション走行ルート
に向けて走行するように注意を促したり、シミュレーシ
ョン走行時に入力したコメントを該当位置のときに音声
で発声、文字で表示して注意を促したり、シミュレーシ
ョン走行ルートから大幅に外れたときにシミュレーショ
ン走行ルートと現在の走行ルートの両者を表示してシミ
ュレーション走行ルートに戻るように音声、矢印で知ら
せたり、更に、走行路に隣接して配置された発信局から
地域情報を受信したときに当該位置に対応づけて記録媒
体１の追加情報として記録したりすることが可能とな
る。

【００６１】図７は、本発明の画面例を示す。ここで、
点線はシミュレーシ走行ルート（疑似走行ルート）を示
す。

【００６２】図７の（ａ）は、点線のシミュレーション
走行ルートが左側の車線に移動している画面例を示す。
ここで、点線のシミュレーション走行ルート（疑似走行
ルート）が左側の車線に移動している。また、上段に ・アクセル開度：０％から１９９％のいずれか ・ギアの段数：１，２，３，４，５，６のいずれか ・クラッチのＯＮ／ＯＦＦおよび半クラッチ状態 のそれぞれの操作量を、例えば現状を赤色で表示し、シ
ミュレーション走行時を緑色で表示し、実走行時の操作
量と、シミュレーション走行時の操作量とをひと目て認
識し、最適な操作量に調整することが可能となる。

【００６３】図７の（ｂ）は、図７の（ａ）でシミュレ
ーション走行ルートが左側の車線に移動し、更に、左側
に走行して道路の分岐を左側に進む状態を示す。このよ
うなシミュレーション走行ルートに従い、利用者が実走
行時に点線のルートに追従するように運転することによ
り、自動的に最適な点線のシミュレーション走行ルート
を実走行して安全に希望する目的地Ｂに向けて走行する
ことが可能となる。

【００６４】図８は、本発明の動作説明フローチャート
（再生）を示す。これは、既述した図５および図６で実
走行した走行データを図４の記録媒体１に記録し、図１
のゲーム機２のメモリ入力スロット２１に挿入して当該
ゲーム機２で再生する場合のフローチャートを示す。

【００６５】図８において、Ｓ３１は、ゲーム機２に記
録媒体１を挿入する。Ｓ３２は、実走行データをゲーム
機２上で再生する。これにより、実走行時の走行データ
を記録した図４の記録媒体１から走行データを読み出
し、ゲーム機２上で再生され、画面上に実走行ルートが
表示されたり、無線局から受信した地域情報が音声で発
声あるいは文字で表示されたり開始する。

【００６６】Ｓ３３は、実走行データの中に受信した店
舗情報や、ローカルな３Ｄ道路情報があるか判別する。
ＹＥＳの場合には、Ｓ３４で ・店舗情報を表示 ・電話帳への登録 ・情報閲覧プログラムのしおりなどへ追加 などする。一方、Ｓ３３のＮＯの場合には、終了する。

【００６７】以上によって、実走行時の走行データを記
録媒体から読み出してゲーム機２に表示して実走行を後
から見直したり、更に、無線局から受信して記録してお
いた地域情報を表示したりなどすることが可能となる。

【００６８】（付記１）車の現位置を地図上に表示して
走行案内するナビゲーションシステムにおいて、ある地
点から目的地までを地図上で疑似車で疑似走行してその
ときの走行データを記録した記録媒体と、実走行時に取
得した現位置を地図上に表示すると共に、上記記録媒体
から読み出した疑似走行した記録データを合わせて表示
する手段とを備えたことを特徴とするナビゲーションシ
ステム。

【００６９】（付記２）上記疑似走行中の地図上の任意
の位置でコメントを入力して上記記録媒体に記録してお
き、実走行中に該当位置にきたときに当該コメントを表
示あるいは音声で発声して知らせることを特徴とする付
記１記載のナビゲーションシステム。

【００７０】（付記３）上記疑似車を疑似走行させたと
きの当該疑似車の走行した地図上の道路内の走行ルー
ト、速度、ブレーキ、変速機、アクセル、エンジン回転
数のうちの少なくとも１つ以上を上記記録媒体に記録し
ておき、実走行中に表示あるいは音声で発声して知らせ
ることを特徴とする付記１あるいは付記２記載のナビゲ
ーションシステム。

【００７１】（付記４）上記車を実走行させたときの当
該車の走行した地図上の道路内の走行ルート、速度、ブ
レーキ、変速機、アクセル、エンジン回転数のうちの少
なくとも１つ以上を上記記録媒体に記録しておき、疑似
走行中に表示あるいは音声で発声して知らせることを特
徴とする付記１から付記４のいずれかに記載のナビゲー
ションシステム。

【００７２】（付記５）上記車を実走行させたときに受
信した地域情報を上記記録媒体に記録しておき、疑似走
行中に表示あるいは音声で発声して知らせることを特徴
とする付記１から付記４のいずれかに記載のナビゲーシ
ョンシステム。

【００７３】（付記６）車の現位置を地図上に表示して
走行案内するナビゲーション方法において、実走行時に
取得した現位置を地図上に表示すると共に、目的地まで
を地図上で疑似車で疑似走行してそのときの走行データ
を記録した記録媒体から読み出した疑似走行した記録デ
ータを合わせて表示する手段とを有するナビゲーション
方法。

【００７４】（付記７）車の現位置を地図上に表示して
走行案内するナビゲーションプログラムにおいて、実走
行時に取得した現位置を地図上に表示すると共に、目的
地までを地図上で疑似車で疑似走行してそのときの走行
データを記録した記録媒体から読み出した疑似走行した
記録データを合わせて表示する手段としてコンピュータ
に機能させるためのナビゲーションプログラム。

【００７５】（付記８）実走行時に取得した現位置を地
図上に表示すると共に、目的地までを地図上で疑似車で
疑似走行してそのときの走行データを記録した記録媒体
から読み出した疑似走行した記録データを合わせて表示
する手段として機能させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体。

【００７６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲーム機などを用いて目的地まで疑似走行してコメント
入力し速度などの走行データと一緒に記録媒体１に記録
し、実走行時に地図上に現位置および記録媒体１から疑
似走行時の走行データを読み出し表示して分かりやすく
案内すると共に実走行データおよびローカル情報を記録
媒体１に記録して後にゲーム機などで再生する構成を採
用しているため、疑似走行情報を実走行時に表示してよ
り安全な走行を支援すると共に実走行データ、ローカル
情報を記録して後に再生することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシステム構成図である。

【図２】本発明のシステム構成図である。

【図３】本発明の動作説明フローチャート（疑似走行）
である。

【図４】本発明の記録媒体例である。

【図５】本発明の動作説明フローチャート（実走行、そ
の１）である。

【図６】本発明の動作説明フローチャート（実走行、そ
の２）である。

【図７】本発明の画面例である。

【図８】本発明の動作説明フローチャート（再生）であ
る。

【符号の説明】

１：記録媒体 ２：家庭用ゲーム機 ２１，３１：メモリ入力スロット ２２：ローカル情報管理手段 ２３：シミュレーション手段 ２４：再生手段 ２５：操作装置 ２６：コメント入力装置 ３：カーナビ ３２：走行記録手段 ３４：進路訂正手段 ３５：ローカル情報記録手段 ４：表示装置 ４１：家庭用ゲーム機のハンドル ４２：ゲーム用方向指示器 ４３：ゲーム用アクセル ４４：ゲーム用ブレーキ ４５：ゲーム用クラッチ ５：車 ６：無線局

フロントページの続き (72)発明者 伊海 佳昭 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 Ｆターム(参考） 2C032 HB03 HB22 HB24 HC01 HC08 HC23 HC27 HC31 HD03 HD21 HD30 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC16 5H180 AA01 EE02 FF05 FF14 FF23 FF25 FF27 FF32 FF38 FF40

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】車の現位置を地図上に表示して走行案内す
   るナビゲーションシステムにおいて、 ある地点から目的地までを地図上で疑似車で疑似走行し
   てそのときの走行データを記録した記録媒体と、 実走行時に取得した現位置を地図上に表示すると共に、
   上記記録媒体から読み出した疑似走行した記録データを
   合わせて表示する手段とを備えたことを特徴とするナビ
   ゲーションシステム。
2. 【請求項２】上記疑似走行中の地図上の任意の位置でコ
   メントを入力して上記記録媒体に記録しておき、実走行
   中に該当位置にきたときに当該コメントを表示あるいは
   音声で発声して知らせることを特徴とする請求項１記載
   のナビゲーションシステム。
3. 【請求項３】上記疑似車を疑似走行させたときの当該疑
   似車の走行した地図上の道路内の走行ルート、速度、ブ
   レーキ、変速機、アクセル、エンジン回転数のうちの少
   なくとも１つ以上を上記記録媒体に記録しておき、実走
   行中に表示あるいは音声で発声して知らせることを特徴
   とする請求項１あるいは請求項２記載のナビゲーション
   システム。
4. 【請求項４】上記車を実走行させたときの当該車の走行
   した地図上の道路内の走行ルート、速度、ブレーキ、変
   速機、アクセル、エンジン回転数のうちの少なくとも１
   つ以上を上記記録媒体に記録しておき、疑似走行中に表
   示あるいは音声で発声して知らせることを特徴とする請
   求項１から請求項４のいずれかに記載のナビゲーション
   システム。
5. 【請求項５】車の現位置を地図上に表示して走行案内す
   るナビゲーション方法において、 実走行時に取得した現位置を地図上に表示すると共に、
   目的地までを地図上で疑似車で疑似走行してそのときの
   走行データを記録した記録媒体から読み出した疑似走行
   した記録データを合わせて表示する手段とを有するナビ
   ゲーション方法。