JP2003254720A - ボトル缶の測定方法 - Google Patents

ボトル缶の測定方法

Info

Publication number
JP2003254720A
JP2003254720A JP2002052187A JP2002052187A JP2003254720A JP 2003254720 A JP2003254720 A JP 2003254720A JP 2002052187 A JP2002052187 A JP 2002052187A JP 2002052187 A JP2002052187 A JP 2002052187A JP 2003254720 A JP2003254720 A JP 2003254720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
measuring
measurement
contour line
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002052187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4001754B2 (ja
Inventor
Masami Dengan
正実 田顔
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
Katsushi Takatsu
勝志 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Kurabo Industries Ltd
Kurashiki Spinning Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurabo Industries Ltd, Kurashiki Spinning Co Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Kurabo Industries Ltd
Priority to JP2002052187A priority Critical patent/JP4001754B2/ja
Publication of JP2003254720A publication Critical patent/JP2003254720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4001754B2 publication Critical patent/JP4001754B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル缶の各部を高精度かつ高速で測定可能
とするボトル缶の測定方法を提供することにある。 【解決手段】 ボトル缶1を撮像手段により撮像し、得
られた画像信号について、該画像信号の一部を領域設定
するとともに、該画像信号内における信号強度の変化を
検出し、該信号強度の変化による部分をボトル缶1の輪
郭線として補捉し、該輪郭線に基づいてボトル缶1の開
口部天面を基準計測線L1として設定し、基準計測線L
1を基準としてボトル缶1の各部の寸法を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル缶の各部の
寸法を測定するボトル缶の測定方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、清涼飲料水等が充填される容器と
して、ペットボトルに加えて、アルミニウム合金等から
なるボトル缶が広く普及している。このボトル缶は、大
径の胴部と、この胴部の上端部に形成された小径の口金
部とからなり、この口金部には、ネジ部が形成され、こ
のネジ部にキャップが螺着される構成となっている。通
常、このボトル缶は、円盤状に形成されたアルミニウム
合金を絞り加工としごき加工とにより加工し、有底円筒
形状の缶体を形成し、この缶体の上端部をネックイン加
工し、小径に絞り込むとともに口金部を形成し、さら
に、口金部にネジ部を形成することによって製造される
ものである。
【0003】このボトル缶の製造工程においては、製造
されるボトル缶の各部の寸法が、仕様に合致しているか
否かを確認する必要がある。特に、ボトル缶は口金部に
キャップが被着、固定されることから、口金部各部の寸
法精度が重要である。従来、該測定を行う手段として
は、ボトル缶の各部に測定用の接触子を当接させ、この
接触子の当接、非当接または、その変位等を検出するこ
とによって各部を測定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
測定方法にあっては、測定用の接触子を物理的にボトル
缶に当接させる方法であるため、多数の測定個所を測定
する場合には、接触子による測定を何度も繰り返さなけ
ればならず、測定に長時間を要するとともに、測定結果
も高精度で得られない問題があった。さらに、上述した
ように、このボトル缶は、当初絞り加工としごき加工と
により有底円筒形状の缶体を形成し、さらに、該缶体を
ネックイン加工することにより口金部を形成するとい
う、大きくは2つの工程により製造されるため、缶体胴
部の軸線と口金部の軸線がずれて形成される場合があ
る。この点を考慮しないで測定した場合には、ボトル缶
口金部の各部の寸法を正確に測定できない問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、ボトル缶の各部を高精度かつ高速で測定可
能とするボトル缶の測定方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は以下の手段を
提案している。請求項1に係る発明は、ボトル缶の各部
の寸法を測定する測定方法であって、上記ボトル缶を撮
像手段により撮像して該ボトル缶の輪郭線を補捉し、該
輪郭線に基づいて該ボトル缶の各部の寸法を測定するこ
とを特徴とする。
【0007】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、撮像手段により撮像した輪郭線に基づき、ボトル缶
の各部の寸法を測定するため、ボトル缶に物理的な測定
子の接触等を付与することなく高精度な測定が瞬時にな
される。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載のボ
トル缶の測定方法において、上記ボトル缶の開口部天面
を基準計測線として補捉し、該基準計測線を基準として
該ボトル缶の各部の寸法を測定することを特徴とする。
【0009】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、ボトル缶の開口部天面を基準計測線とするため、ボ
トル缶特有の、胴部の軸線に対して口金部の軸線がずれ
ていた場合にも、特に口金部各部における測定が極めて
高精度になされる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のボトル缶の測定方法において、上記撮像手段によ
り得られた画像信号について、該画像信号の一部を領域
設定するとともに、該画像信号内における信号強度の変
化を検出し、該信号強度の変化による部分を該ボトル缶
の輪郭線として検出することを特徴とする
【0011】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、上記画像信号の信号強度の変化に基づきボトル缶の
輪郭線を検出するため、輪郭線を高精度で検出すること
ができるため、ボトル缶の各部の測定を高精度でなされ
る。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項3記載のボ
トル缶の測定方法において、上記画像信号の一の部分を
領域設定して、該一の部分の輪郭線を検出し、上記画像
信号の二の部分を領域設定して、該二の部分の輪郭線を
検出し、これら一の部分の輪郭線と二の部分の輪郭線と
のそれぞれの延長線の交点を測定点とすることを特徴と
する。
【0013】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、一の部分の輪郭線と二の部分の輪郭線の交点を測定
点とするので、測定の基準が明確になるとともに、微細
な部分の測定が可能になる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1から4の
いずれかに記載のボトル缶の測定方法において、上記ボ
トル缶を上方から撮像して、ボトル缶の開口部天面の画
像を得、該天面の画像信号について、該ボトル缶の中心
線を通るとともに、該ボトル缶の周方向に位置をずらせ
た複数の水平線を設定し、該複数の水平線上における該
ボトル缶各部の内径または外径を測定し、これら内径及
び外径を平均して該部分の内径または外径を測定するこ
とを特徴とする。
【0015】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、上方から撮像したボトル缶の内径及び外径を容易に
測定することが可能になる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1から5の
いずれかに記載のボトル缶の測定方法において、上記ボ
トル缶の口金部に形成されたネジ部のネジ始まり部を基
準として該ボトル缶の各部の寸法を測定することを特徴
とする。
【0017】この発明に係るボトル缶の測定方法によれ
ば、測定の基準をネジ部のネジ始まりとするため、測定
の基準が明確で常に高精度の測定がなされる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1から図20はこの発
明の一実施形態を示すものである。図1、図2は、この
発明によるボトル缶の測定方法を実施するための装置の
概略構成が示されている。これらの図において、符号1
は被測定対象となるボトル缶、符号2は測定装置であ
る。
【0019】ボトル缶1は、図6に示すように大径の胴
部20と、胴部20上端から上方に向かうに従い漸次縮
径する肩部21と、肩部21の上端に形成された胴部2
0より小径の口金部22とから主に構成されている。口
金部22の外周部には、ネジ部23と、スカート部24
と、膨出部26とが形成され、口金部22上端部には、
ボトル缶1の上端縁部を折り返したカール部25が形成
されている。カール部25の内側は開口しており、以
下、カール部25の上端縁を開口部天面という。ここ
で、スカート部24は、キャップ30のテンパーエビデ
ンス部31を被着する部分である。すなわち、ボトル缶
1の口金部23に被着されるキャップ30は、ボトル缶
1の開口部天面を閉塞して螺着されるキャップ本体32
と、キャップ本体32の下端部に破断部33を備え連結
形成されたテンパーエビデンス部31とからなってお
り、スカート部24によりテンパーエビデンス部31を
係止する構成となっている。また、図20に示すよう
に、ネジ部23の上部において、ネジ幅aが明確に形成
され始める部分27を以下、ネジ始まりと言う。
【0020】図1、図2において、測定装置2は、ボト
ル缶1を保持するテーブル50と、ボトル缶1の上方に
配置されたカメラ51と、ボトル缶1の側面外方に配置
されたカメラ52、53と、各カメラ51、52、53
に対応して設けられた照明装置54、55、56と、上
記各構成要素を制御する制御部57とから構成されてい
る。テーブル50は、ボトル缶1を上下方向に移動させ
る昇降テーブル58と、ボトル缶1をその軸線を中心と
して回転させる回転テーブル59とから構成されてい
る。
【0021】また、照明装置54は環状に形成されてお
り、カメラ51の下方に設けられている。カメラ51は
照明装置54の内部を通して、ボトル缶1を上方から撮
像できる構成となっている。照明装置55、56は、ボ
トル缶1を挟んでカメラ52、53と対向するように設
けられている。このとき、カメラ52、53は、測定テ
ーブル50の回転軸を中心に120°離間した位置に配
置されている。この場合、カメラ52は、ボトル缶1の
特に、口金部22を狙って撮像し得るように配置されて
おり、カメラ53は、ボトル缶1の胴部20の上部から
肩部21を狙って撮像し得るように配置されている。な
お、ボトル缶1に対し、カメラ52は、ボトル缶1に近
く配置され、カメラ53はカメラ52よりボトル缶1か
ら離間して配置されている。
【0022】図1、図2に示すようにテーブル50上に
載置されたボトル缶1は、カメラ51、52、53によ
り同時に撮像される構成となっている。該撮像による測
定完了後、ボトル缶1をその軸線回りに120°ずつ回
転させ、同様にして測定し、ボトル缶1がその軸線回り
に240°回転するまでにボトル缶1の周上3箇所につ
いて以下説明する測定項目を測定する構成となってい
る。
【0023】この実施の形態において、測定する項目
は、図5に示す14項目である。すなわち、缶の全長、
首長、スカート長さ、カール幅、ネジ山高さ、カール内
径及び真円度、カール外径、ネジ山外径、スカート外
径、スカート谷径、スカート角度、ネジ始まり高さ、ネ
ック長である。これらの測定項目の内、カール内径及び
真円度の測定は、カメラ51によりなされ、缶の全長、
首長、スカート長さ、カール幅、ネジ山高さ、カール外
径、ネジ山外径、スカート外径、スカート谷径、スカー
ト角度、ネジ始まり高さは、カメラ52により、さらに
ネック長はカメラ53により測定される。
【0024】これらの測定は、図3に示すようにカメラ
51、52、53により、ボトル缶1の周上3点を撮像
することにより行い、これらの撮像結果を制御部57に
おいて処理することにより測定するものである。すなわ
ち、上記撮像結果からボトル缶1の輪郭線を補捉して、
この輪郭線に基づいてボトル缶1の各部の寸法を測定す
るものである。また、この測定方法は、主に、ボトル缶
1の開口部天面を基準計測線として補捉し、この基準計
測線を基準として測定するものである。
【0025】上記のように構成された測定装置2におい
ては、図3に示すように、テーブル50に載置されたボ
トル缶1は、まず、ボトル缶1の上面をカメラ51によ
り、ボトル缶1の測定点1をカメラ52により、ボトル
缶1の測定点3をカメラ53により同時に撮像する。測
定完了後、テーブル59によりボトル缶1がその軸線回
りに120°時計回りに回転され、ボトル缶1の測定点
1をカメラ53により、ボトル缶1の測定点2をカメラ
52により同時に撮像する。測定完了後、さらに、ボト
ル缶1がその軸線回りに120°時計回りに回転され、
ボトル缶1の測定点3をカメラ52により、ボトル缶1
の測定点2をカメラ53により同時に撮像する。これに
より、上記測定全てがボトル缶1の周上3箇所において
なされることになる。ここで、上記測定項目の内、ネジ
始まり高さは、ボトル缶1の周上1箇所存在するのみで
あるので、回転角0°の際の測定点1においてのみ測定
する。以下各部の測定を具体的に説明する。
【0026】まず、図示しない他の装置によって、予め
その周方向の位置決めがなされたボトル缶1をテーブル
50上に載置する。このとき、ボトル缶1は、そのネジ
始まり部27がカメラ52に対して90°離間した位置
に配置される。そして、カメラ52により補捉した画像
信号について、基準座標を設定する。この基準座標内
に、測定されるボトル缶1の仕様に対応したボトル缶の
輪郭線を座標上に設定する。このように設定した後、実
際のボトル缶1の輪郭線を補捉する。
【0027】[缶全長の測定]この状態において、缶全長
Aの測定においては、まず図6に示すように、ボトル缶
1の中心軸近傍、かつボトル缶1開口部天面の近傍に領
域W1を設定する。領域W1内において、ボトル缶1開
口部天面の画像データを上記装置2により得るととも
に、この画像データの信号強度の変化から基準計測線L
1を設定する。すなわち、上記装置2においては、図1
に示すように、カメラ52と対向する位置に照明装置5
5があるため、カメラ52で得られる画像信号は、光の
中にボトル缶1のシルエットが現れた画像信号である。
従って、この画像信号強度の変化すなわち輝度の変化部
分を検出することによって、基準計測線L1が求められ
る。基準計測線L1は、缶全長Aのほか後述する各測定
における基準とされる。この基準計測線L1から缶全長
Aを算出するには、まず、ボトル缶1の開口部天面左端
P0からやや内方の位置に鉛直線L2を引き、その後、
基準計測線L1と鉛直線L2との交点P1のY座標値を
計測する。このときのY座標値と、ボトル缶1の仕様に
合致した高さに相当する基準Y座標値との差を算出し、
この算出結果をボトル缶1の仕様に対応した基準寸法に
加算することにより全長Aを算出する。
【0028】この測定方法によれば、カメラ52による
撮像により画像を得て測定を行うため、測定子を物理的
にボトル缶1に接触させる測定方法に比べて、高精度で
かつ短時間で測定することが可能である。また、ネジ始
まりを基準とするので、測定の基準が明確で常に高精度
の測定を実施することが可能になる。
【0029】以下、ボトル缶1の口金部22及びその近
傍の各部の測定を行うが、その前にボトル缶1の軸線合
わせを行う。すなわち、ボトル缶1は前述したように、
当初絞り加工としごき加工とにより胴部20を形成し、
その後、ネックイン加工により、口金部22を形成する
ため、両加工時において、胴部20と口金部22の軸線
がずれる場合があり、このずれた状態で、口金部22及
びその近傍の測定を行うと適切な測定結果が得られない
問題がある。
【0030】この問題を解消するため、以下の測定で
は、開口部天面すなわち、基準計測線L1を基準として
測定を行う。すなわち、図7(A)、(B)に示すよう
に座標の設定を変化させ、基準計測線L1を水平座標と
し、ボトル缶1口金部22の軸線Mを垂直座標とする。
【0031】[ネック長の測定]ネック長さBの測定は、
カメラ53により行う。まず、図8に示すように、上述
した基準計測線L1を得る方法と同様にして、肩部21
に領域W2を設定し、輝度の変化部分を輪郭線として、
この輪郭線の接線を延長してL2を特定する。さらに、
同様にして、胴部20に領域をW3を設定し、L3を特
定する。上記L2とL3との交点P2を肩部21と胴部
20の交点とし、上記L1とP2のY座標値の差からネ
ック長Bを算出する。
【0032】[首長の測定]首長Cの測定は、カメラ52
により行う。図9に示すように、まず、膨出部26に領
域W5を、肩部21の上端の湾曲部に領域W6をそれぞ
れ設定する。これら領域W5、W6内において、画像信
号の変化部分を輪郭線とし、該輪郭線の延長線L4、L
5を得、これらL4とL5との交点をP3とする。上記
L1とP3とのY座標値の差を演算し、首長Cを算出す
る。
【0033】[スカート高さの測定]スカート高さDの測
定は、カメラ52により行う。図10に示すように、ま
ず、スカート部24に領域W6を設定し、領域W6内に
おいて、画像信号の変化すなわち輝度の変化を検出し、
かかる部分の輪郭線を補捉し、この輪郭線上において、
最突端部、すなわち図10における最左端P4を特定す
る。上記L1とP4とのY座標値の差を演算し、スカー
ト高さDを算出する。
【0034】[カール幅の測定]カール幅Eの測定は、カ
メラ52により行う。図11に示すように、まず、カー
ル部分に領域W7を設定し、領域W7内において、画像
信号の変化部分、すなわち輝度の変化により輪郭線を補
捉し、この輪郭線上において、最も内方に位置する点、
すなわち図11において最右端P5を特定する。上記L
1とP5とのY座標値の差を演算し、カール幅Eを算出
する。
【0035】[ネジ山高さの測定]ネジ山高さFの測定
は、カメラ52により行う。図12に示すように、ま
ず、ネジ部23に領域W8を設定し、画像信号の変化す
なわち輝度の変化を検出し、かかる部分の輪郭線を補捉
し、この輪郭線の内、複数あるネジ山頂部の内、図12
において頂部P6、P6’の内、最も外方に突出する部
分、すなわち最左端P6’を検出する。次に、複数ある
谷のうち、最も内方に位置するP7’を検出する。そし
て、P6’とP7’とのX座標値の差を演算し、ネジ山
高さFを算出する。
【0036】[カール部内径及び真円度の測定]口金部2
2のカール部25内径の測定は、図1に示すように、ボ
トル缶1をカメラ51により上方から撮像し、図13
(A)、(B)に示す開口部25天面の画像を得る。こ
の画像において、ボトル缶1の中心線Oを通るととも
に、ボトル缶1の周方向に位置をずらせて水平線40、
41・・・を64本設定し、これら複数の水平線上におけ
るカール部25の内径を測定し、これら内径を平均して
カール部25の内径とする。この平均値と、上記測定に
より得られた内径の内、最大値及び最小値との差を演算
し、真円度を算出する。なお、本測定例においては、カ
ール部25の内径を測定したが、カール部25の外径を
測定するようにしても良い。さらに、口金部22だけで
なく胴部20の外径など各部の径についても同様に測定
することが可能である。
【0037】[カール部外径の測定]カール部25外径G
の測定は、カメラ52により行う。上述と同様にして、
図14に示すように、カール部25の一方の端と他方の
端に領域W9、W10をそれぞれ設定し、この各領域W
9、W10内において、それぞれ輪郭線を補捉する。こ
の輪郭線上における領域W9内の最左端と、領域W10
内の最右端とのX座標値から開口部25外径Gを算出す
る。
【0038】[ネジ山外径の測定]ネジ山外径Hの測定
は、カメラ52により行う。上述と同様にして、図15
に示すように、ネジ部23の一方の端と他端の端とに、
領域W11、W12をそれぞれ設定し、この領域W1
1、W12内において、それぞれ輪郭線を補捉する。図
15においては、この輪郭線上における領域W11内の
最左端P10と、領域W12内の最右端P11とのX座
標値からネジ山外径Hを算出する。
【0039】[スカート外径の測定]スカート外径Iの測
定は、カメラ52により行う。上述と同様にして、図1
6に示すように、スカート部24の一方の端と他端の端
とに、領域W13、W14をそれぞれ設定し、この領域
W13、W14内において、それぞれ輪郭線を補捉す
る。この輪郭線上における領域W13内の最左端P12
と、領域W14内の最右端P13とのX座標値から膨出
部外径Iを算出する。
【0040】[スカート谷径の測定]スカート谷径Jの測
定は、カメラ52により行う。上述と同様にして、図1
7に示すように、スカート谷部28の一方の端と他端の
端とに、領域W15、W16をそれぞれ設定し、この領
域W15、W16内において、それぞれ輪郭線を補捉す
る。この輪郭線上における領域W15内の最右端P14
と、領域W16内の最左端P15とのX座標値からスカ
ート谷径Jを算出する。
【0041】[スカート角度の測定]スカート角度θの測
定は、カメラ52により行う。上述と同様にして、図1
8に示すように、スカート部24の下端部側に領域W1
7を設定し、領域W17において輪郭線を補捉する。こ
の輪郭線の接線の延長線L6を設定し、上記L1とL6
との成す角度をスカート角度θとして算出する。
【0042】[ネジ始まり高さの測定]ネジ始まり高さK
の測定は、カメラ52により行う。上述と同様にして、
図19に示すように、ネジ始まり部27の近傍に領域W
18を設定し、領域W18において輪郭線を補捉する。
この輪郭線上における領域W18内の最突端部、すなわ
ち図19において最左端P14と、上記L1とのY座標
値からネジ始まり高さKを算出する。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明によれば、撮像手段により撮像した輪郭線
に基づき、ボトル缶の各部の寸法を測定するため、ボト
ル缶に物理的な測定子の接触等を付与することなく瞬時
に高精度な測定を実施することが可能になる。
【0044】請求項2に係る発明によれば、ボトル缶の
開口部天面を基準計測線とするため、ボトル缶特有の、
胴部の軸線に対して口金部の軸線がずれていた場合に
も、特に口金部各部における測定を高精度に実施するこ
とが可能になる。
【0045】請求項3に係る発明によれば、上記画像信
号の信号強度の変化に基づきボトル缶の輪郭線を検出す
るため、輪郭線を高精度で検出することができるため、
ボトル缶の各部の測定を高精度に実施することが可能に
なる。
【0046】請求項4に係る発明によれば、一の部分の
輪郭線と二の部分の輪郭線の交点を測定点とするので、
測定の基準が明確になるとともに、微細な部分の測定が
可能になる。
【0047】請求項5に係る発明によれば、上方から撮
像したボトル缶の内径及び外径を容易に測定することが
可能になる。
【0048】請求項6に係る発明によれば、測定の基準
をネジ部のネジ始まりとするため、測定の基準が明確で
常に高精度の測定を実施することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示したボトル缶測
定装置の概略構成図であって、要部を側面視したもので
ある。
【図2】 図1に示す実施形態のボトル缶測定装置の概
略構成図であって、要部を平面視したものである。
【図3】 カメラの位置関係及び測定個所を示す説明図
である。
【図4】 測定内容を示す説明図である。
【図5】 測定項目及び測定個所を示す説明図である。
【図6】 ボトル缶の全長を測定する方法を示す説明図
である。
【図7】 ボトル缶の位置を座標上で修正を行う際にお
ける説明図である。
【図8】 ボトル缶のネック長さを測定する方法を示す
説明図である。
【図9】 ボトル缶の首長を測定する方法を示す説明図
である。
【図10】 ボトル缶のスカート高さを測定する方法を
示す説明図である。
【図11】 ボトル缶のカール幅を測定する方法を示す
説明図である。
【図12】 ボトル缶のネジ山高さを測定する方法を示
す説明図である。
【図13】 ボトル缶のカール内径を測定する方法を示
す説明図である。
【図14】 ボトル缶のカール外径を測定する方法を示
す説明図である。
【図15】 ボトル缶のネジ山外径を測定する方法を示
す説明図である。
【図16】 ボトル缶のスカート外径を測定する方法を
示す説明図である。
【図17】 ボトル缶のスカート谷径を測定する方法を
示す説明図である。
【図18】 ボトル缶のスカート角度を測定する方法を
示す説明図である。
【図19】 ボトル缶のネジ始まり高さを測定する方法
を示す説明図である。
【図20】 ボトル缶のネジ始まり部を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ボトル缶 51、52、53 カメラ(撮像手段) L1 基準計測線 40、41 水平線 27 ネジ始まり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 150 G01B 11/24 K (72)発明者 田顔 正実 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社富士小山工場内 (72)発明者 鈴木 信雄 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社富士小山工場内 (72)発明者 高津 勝志 大阪府寝屋川市下木田町14番5号 倉敷紡 績株式会社電子応用システム部内 Fターム(参考) 2F065 AA12 AA20 AA21 AA24 AA26 AA27 AA48 AA51 BB05 BB08 BB22 CC04 DD06 FF04 FF41 GG17 HH13 HH14 HH15 JJ03 JJ05 JJ26 PP12 PP13 QQ21 QQ25 QQ28 QQ31 5B057 AA01 BA02 DA01 DB02 DB09 DC03 DC08 DC16 5L096 AA06 BA03 CA05 EA27 FA06 FA10 FA32 FA62 FA64 FA67

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル缶の各部の寸法を測定する測定方
    法であって、 上記ボトル缶を撮像手段により撮像して該ボトル缶の輪
    郭線を補捉し、該輪郭線に基づいて該ボトル缶の各部の
    寸法を測定することを特徴とするボトル缶の測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボトル缶の測定方法にお
    いて、 上記ボトル缶の開口部天面を基準計測線として補捉し、
    該基準計測線を基準として該ボトル缶の各部の寸法を測
    定することを特徴とするボトル缶の測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のボトル缶の測定
    方法において、 上記撮像手段により得られた画像信号について、該画像
    信号の一部を領域設定するとともに、該画像信号内にお
    ける信号強度の変化を検出し、該信号強度の変化による
    部分を該ボトル缶の輪郭線として検出することを特徴と
    するボトル缶の測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のボトル缶の測定方法にお
    いて、 上記画像信号の一の部分を領域設定して、該一の部分の
    輪郭線を検出し、上記画像信号の二の部分を領域設定し
    て、該二の部分の輪郭線を検出し、これら一の部分の輪
    郭線と二の部分の輪郭線とのそれぞれの延長線の交点を
    測定点とすることを特徴とするボトル缶の測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のボト
    ル缶の測定方法において、 上記ボトル缶を上方から撮像して、ボトル缶の開口部天
    面の画像を得、該天面の画像信号について、該ボトル缶
    の中心線を通るとともに、該ボトル缶の周方向に位置を
    ずらせた複数の水平線を設定し、該複数の水平線上にお
    ける該ボトル缶各部の内径または外径を測定し、これら
    内径及び外径を平均して該部分の内径または外径を測定
    することを特徴とするボトル缶の測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のボト
    ル缶の測定方法において、 上記ボトル缶の口金部に形成されたネジ部のネジ始まり
    部を基準として該ボトル缶の各部の寸法を測定すること
    を特徴とするボトル缶の測定方法。
JP2002052187A 2002-02-27 2002-02-27 ボトル缶の測定方法 Expired - Lifetime JP4001754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052187A JP4001754B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 ボトル缶の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052187A JP4001754B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 ボトル缶の測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003254720A true JP2003254720A (ja) 2003-09-10
JP4001754B2 JP4001754B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=28663955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002052187A Expired - Lifetime JP4001754B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 ボトル缶の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4001754B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005118428A1 (en) 2004-06-02 2005-12-15 Astrazeneca Ab Diameter measuring device
WO2007010636A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. 容器の外形検査装置
WO2007010635A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. 容器の外形検査装置
JP2007024769A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Universal Seikan Kk ボトル缶の測定方法
JP2008256647A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Showa Aluminum Kan Kk ねじ山形状検査方法及びねじ山形状検査装置
WO2012169472A1 (ja) 2011-06-06 2012-12-13 倉敷紡績株式会社 ボトル缶のねじ部検査装置
CN110201907A (zh) * 2019-07-10 2019-09-06 广东嘉铭智能科技有限公司 用于检测锚具的螺纹结构的检测装置
CN113432531A (zh) * 2021-06-22 2021-09-24 广东工业大学 一种瓶胚尺寸测量方法
JP7469935B2 (ja) 2020-03-30 2024-04-17 アルテミラ製缶株式会社 ボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005118428A1 (en) 2004-06-02 2005-12-15 Astrazeneca Ab Diameter measuring device
WO2007010636A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. 容器の外形検査装置
WO2007010635A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. 容器の外形検査装置
JP2007024775A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Nihon Yamamura Glass Co Ltd 容器の外形検査装置
JP2007024769A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Universal Seikan Kk ボトル缶の測定方法
JP2008256647A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Showa Aluminum Kan Kk ねじ山形状検査方法及びねじ山形状検査装置
WO2012169472A1 (ja) 2011-06-06 2012-12-13 倉敷紡績株式会社 ボトル缶のねじ部検査装置
JP2012251931A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Kurabo Ind Ltd ボトル缶のねじ部検査装置
KR20140053019A (ko) 2011-06-06 2014-05-07 구라시키 보세키 가부시키가이샤 보틀캔의 나사부 검사 장치
US9335278B2 (en) 2011-06-06 2016-05-10 Kurashiki Boseki Kabushiki Kaisha Inspection equipment for screw part of bottle-can
CN110201907A (zh) * 2019-07-10 2019-09-06 广东嘉铭智能科技有限公司 用于检测锚具的螺纹结构的检测装置
JP7469935B2 (ja) 2020-03-30 2024-04-17 アルテミラ製缶株式会社 ボトル缶のねじ部検査方法及びボトル缶のねじ部検査装置
CN113432531A (zh) * 2021-06-22 2021-09-24 广东工业大学 一种瓶胚尺寸测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4001754B2 (ja) 2007-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920004956B1 (ko) 도형인식장치
KR101900123B1 (ko) 보틀캔의 구금부 검사 장치
US20170160079A1 (en) Method for correcting surface shape data of annular rotating body and apparatus for inspecting appearance of annular rotating body
JP5698608B2 (ja) ボトル缶のねじ部検査装置
JPS62267610A (ja) 対象パタ−ンの回転角検出方式
JP2003254720A (ja) ボトル缶の測定方法
JP3920115B2 (ja) ボトル缶の測定検査方法
JPH09105608A (ja) 荷物の位置計測方法
JP2008294065A (ja) 電子部品の実装方法及び装置
CN106643483B (zh) 工件检测方法和装置
JPS63222245A (ja) びん口部の欠陥検査装置
JP4566686B2 (ja) 対象物の形状判別方法及び装置
JP2002267428A (ja) ランド外観検査装置およびランド外観検査方法
JP3590809B2 (ja) 重ね合わせ誤差の測定方法
JPH0324447A (ja) 瓶口検査方法
JP3942922B2 (ja) ボトル缶の測定装置及び測定方法
JP2004062784A (ja) 被検体の識別方法及び被検体の位置検出方法
JP5965939B2 (ja) ワーク形状特定装置
JP3590810B2 (ja) 重ね合わせ誤差の測定方法
JPS61182509A (ja) ぜんまい形状検査装置
JP4863029B2 (ja) マーク位置認識装置およびマーク位置認識方法
JP7182273B2 (ja) ラベルの検査方法及び検査装置
JPH0341577A (ja) 円形物の判別方法
JPH0894318A (ja) 光学式位置計測方法
JP2600027B2 (ja) 画像位置合わせ方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060519

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4001754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term